1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
最新ホットプレートのおすすめは結論的にこの機種!
1・ホットプレートの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:象印〈日本〉
1-3:タイガー〈日本〉
1-4;アラジン〈日本〉
1-5:バルミューダ 〈日本〉
2・ホットプレートの比較 (2)
2-1:デロンギ〈イタリア〉
2-2:パナソニック〈日本〉
2-3:アイリスオーヤマ〈日本〉
2-4:BRUNO〈日本〉
2-5:レコルト〈日本〉
3・ホットプレートの比較 (3)
3-1:山善〈日本〉
3-2:ザイグル〈韓国〉
3-3:その他の製品〈各社〉
4・ホットプレートの比較( 4)
4-1:最終的なおすすめの提案 【結論】
というわけで、今回は、3回にわたってホットプレートの比較をしてきました。
4回目記事では、最後に、いつものように、目的別・用途別に「おすすめ機種」を数種類あげていきます。
第1に、焼き肉・お好み焼き・たこ焼きとマルチに活躍できる、ファミリー向けホットプレートとしておすすめなのは、
【2022年発売】(後継機あり)
【深鍋+焼肉+たこ焼き】
1・象印 やきやき EA-KK30-BA
¥12,186 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
1・象印 やきやき EA-KK30AM-BA
¥17,500 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
1・象印 やきやき EA-KJ30-BA
¥8,900 楽天市場 (4/25執筆時)
対応人数:2-4人程度
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工: トリプルチタンセラミック
プレート寸法:幅40.5×奥行27cm
焼肉:波形プレート(傾斜)
たこ焼き:30個 (43mm)
焼肉の仕上がり ★★★★☆
煙・油はね対策 ★★★★☆
掃除のしやすさ ★★★★★★
収納性 ★★★★☆
温度ムラのなさ ★★★★☆
調理の多彩性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
象印のEA-KK30でしょう。
焼肉用、たこ焼き用、料理用と3種類のプレートが付属する定番タイプの中では、最も良くみえました。
本体サイズは、収納時に、幅48cm×奥行33cm×高さ14cmです。
小型ではないですが、このタイプのホットプレートとしては普通です。
焼肉プレートは、傾斜溝つき焼肉プレートです。
水受けのある穴あきプレートではないので、煙対策はイマイチです。
ただ、プレートが比較的洗いやすいほか、水受けや反射板などを洗う必要がないので、利用後の後片付けが、他方式より楽です。
結構な傾斜で油は溝に流れていくので、煙の出やすい味つき肉はさほど焼かないご家庭、あるいは、「肉奉行」がしっかり温度管理しながら上図に焼く場合は、この仕様が良いように思います。
平面プレートは、 煮る・炊くなどの調理パターンも対応できる、最近流行の深型構造です。
深型とはいえ、3.5cmなのでふつうに、お好み焼き・焼きそばも焼けます。
その上で(お肉を含めて)ガードが他回文、油などが飛び散りにくいので、最近の新製品は、ほとんど深型になっています。その点も、本機を推した理由です。
たこ焼きプレートも、「中の大」サイズを、30個作れます。
区切り線付きで、簡単に丸めやすくする工夫があります。
コーティングも、評価できます。
すべてのプレートがフッ素コートである上で、平面(深型)プレートは、遠赤トリプルチタンセラミックコートだからです。
大手で、「金属ヘラ」を使える水準のコートにしているのは、今だとタイガーと象印だけです。
実際、金属ヘラを使うかは別として、表面コートの堅牢性を示すものなので、すべりが長く続く点で、評価できます。
安全装備も、問題ないですし、お掃除も、水受けがないので楽です。
本体サイズは、それなりに大きい(幅48cm×奥行33cm×高さ14cm)ので、収納場所がある方に限られますが、そこが問題ないならば、本機は選んでOKでしょう。
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【2024年発売】
【深鍋+穴あき焼肉+たこ焼き】
4・象印 やきやき EA-HA30-HZ
¥16,415 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:2-4人程度
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工: トリプルチタンセラミック(平面)
プレート寸法:幅40.6×奥行27.2cm
焼肉:穴あきプレート
たこ焼き:30個 (43mm)
焼肉の仕上がり ★★★★★
煙・油はね対策 ★★★★★
掃除のしやすさ ★★★★☆
収納性 ★★★★☆
温度ムラのなさ ★★★★☆
コートの耐久性 ★★★★★
調理の多彩性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ただ、焼肉を中心に考える場合で、焼肉用、たこ焼き用、料理用と3種類のプレートを付属する伝統的なモデルを選びたい場合、象印の新作も候補です。
先ほどの機種と、プレート構成やサイズは、ほぼ変わりません。
ただ、焼肉プレートが、深型穴あき焼肉プレートです。
水受け皿がある方式なので、油がしっかり落ちます。
お肉自体の味のほか、無駄な油が焼肉における煙の主因なので、煙対策の部分が力強いです。
片付けは、本編で書いたように、水受けや反射板の追加掃除が必要です。
穴あきプレート構造なので、プレート洗浄も多少面倒な部分はあります。
しかし、 味つき肉をよく焼く場合、また、子供も自由に乗せて焼いているようなご家庭では、結局の、この方式が(片付けを含めて)良いように思います。
平面プレートは、こちらも、おなじ深型です。
先述のように、色々な料理に使う場合は、従来の浅型より、こちらのほうが良いです。
お好み焼きなど、平面プレートできるメニューも、普通に作れるでしょう。
第2に、焼肉用は不要で、ファミリー用で大きめの深型プレートのみ欲しいと考えている方におすすめできるのは、
【2019年発売】
11・象印 STAN. ホットプレート EA-FA10
¥14,082 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:2−4人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工: トリプルチタンセラミック
プレート寸法:幅36×奥行33cm
焼肉:
たこ焼き:(別売20個)
焼肉の仕上がり ★★★☆☆
煙・油はね対策 ★★★☆☆
掃除のしやすさ ★★★★★★
収納性 ★★★★★
温度ムラのなさ ★★★★☆
コートの耐久性 ★★★★★
調理の多彩性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
象印 STAN.が良いでしょう。
深皿プレートでの利用に特化した設計ですので、その使い勝手を含めて、評価できます。
深鍋のサイズは、幅36×奥行33cm×深さ4cmです。
このタイプの他機に比べてもしっかり深めです。
煮込む、炊くなどのメニューにしっかり対応できます。
このタイプは人気で、他社にも多くのラインナップがあります。
コートは、しかし、本機は、ディンプル仕上げをしたトリプルチタンセラミックコートです。
金属ヘラがOKなレベルで堅牢なコートを採用するのは、独自で、本機を選んだ大きな理由の1つです。
サイズも、幅44.5 x奥行30.5x高さ14 cmです。
薄めなので収納性も良いです。
同社の「デザイン家電」ブランドの STANシリー時なので「見かけ」が良いです。
キッチンの見える場所にちょっと出しておいても、気にならないといえます。
お手入れも楽ですし、深鍋構造の製品だと、最も良くみえます。
第3に、少人数家庭向けの、小型がホットプレートセットとしておすすめできるのは、
【2023年発売】
【深鍋+焼肉】
12・象印 デイリーコンパクトプレート EJ-DE30-BA
¥16,118 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:1−3人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工: トリプルチタンセラミック
プレート寸法:28.5×19cm
焼肉:
たこ焼き:(26個)
焼肉の仕上がり ★★★☆☆
煙・油はね対策 ★★★☆☆
掃除のしやすさ ★★★★★★
収納性 ★★★★★★
温度ムラのなさ ★★★★☆
コートの耐久性 ★★★★★
調理の多彩性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
象印のデイリーコンパクトプレート EJ-DE30-BAでしょう。
サイズは、幅35.5 x奥行26x高さ17,5cmです。
幅・奥行が狭いので、一般的なホットプレートと違って、置き場所に困らない部分が評価できますう。コンパクトなので、見える場所に置きっぱなしでも良いように思います。
プレートは、深鍋・平面・たこ焼きの各プレートです。
深鍋は、深さ5.5cmとかなり深めなので、煮込みなど柔軟にできます。
平面プレートも、幅28.5×奥行19cm×深さ2.8cmで、2人用ならば十分です。
コートも、堅牢で金属ヘラOKのトリプルチタンセラミックコートで、ディンプル仕上げですので、焦げ付きにくさに配慮があります。
ただ、焼肉用の溝はないので、焼けなくはないものの、そこは狙っていない製品であるのが注意点です。
その代わり、重いダイキャスト製のフタなので、人気の無水調理ができます。
無水カレーほか、様々な料理に使えます。
この方式は、野菜などの栄養分を残したまま色々な調理ができますし、レパートリーは拡げられるでしょう。無水調理は人気なので、一般ユーザーのレシピも割とあります。
安全面ほかも問題ないですし、少人数家庭向けには最もよさそうです。
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【2022年発売】CRL-A200-KI後継機
19・TIGER CRL-A201-KI
19・TIGER CRL-A201-WC
¥12,738 楽天市場 (4/25執筆時)
対応人数:1−2人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工::フッ素コーティング
プレート寸法:幅26×奥行19.6cm
焼肉:グリルプレート
たこ焼き:
焼肉の仕上がり ★★★☆☆
煙・油はね対策 ★★★☆☆
掃除のしやすさ ★★★★★★
収納性 ★★★★★★
温度ムラのなさ ★★★★☆
コートの耐久性 ★★★☆☆
調理の多彩性 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
ただ、もう少し小型なものが良いという場合は、タイガーのダイニングプレート、CRL-A200が良いと思います。
デザイン性の部分では、本編で見たBRUNOなども優秀です。
ただ、タイガーの場合、鍋として利用できる部分のほか、(焼き目を付けられる)グリルプレートが標準添付である点が評価できます。
一般的に、少人数家庭に「ホットプレートを複数台」所有することは考えにくいので、汎用性を考えた場合、この機種が、深皿タイプでは、最も使えるシーンが多いでしょう。
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【2022年発売】CAG-MG7A
22・アラジン グラファイトミニグリラー
¥17,980 楽天市場 (4/25執筆時)
対応人数:1−2人
加熱方式:グラファイト
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:34cm×23cm
焼肉:波形プレート(穴あき)
たこ焼き:
焼肉の仕上がり ★★★★★
煙・油はね対策 ★★★★★
掃除のしやすさ ★★★★★
収納性 ★★★★★
温度ムラのなさ ★★★★★
コートの耐久性 ★★★★☆
調理の多彩性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
一方、1人焼肉などを考える場合は、アラジンのグラファイトミニグリラーが良さそうです。
ザイグルなどの他社機もありますが、価格がやすい部分と、収納性の部分ではこちらでしょう。
サイズは、幅35.5×奥行×25.5×高さ12.2cmです。
焼肉用としては、かなり小さめです。1人暮らしでも十分置き場所は確保できそうです。
火力は700Wながら、遠赤グラファイトですので、熱浸透性が期待できます。
お肉も、水受けのあるタイプですが、アラジンは、その部分を含めて、メンテ性が良いので、問題ないです。
小型機ですが、この部分で、煙も出にくく、肉の脂落ちもよいと言えます。
焼肉特化型の小型機として、おすすめできます。
第4に、パーティー対応の大きめのホットプレートでおすすめできるのは、
【2021年発売】
【プレート2枚】WHPK-022
32・アイリスオーヤマ WHPK-022-B
¥16,800 楽天市場 (4/25執筆時)
【プレート1枚】WHPK-021
32・アイリスオーヤマ WHPK-021-B
¥15,951 楽天市場 (4/25執筆時)
対応人数:2−4人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:約幅48.5×奥行32cm
焼肉:平面プレート(溝あり)
たこ焼き:20個
焼肉の仕上がり ★★★☆☆
煙・油はね対策 ★★★☆☆
掃除のしやすさ ★★★★★
収納性 ★★★★★
温度ムラのなさ ★★★★☆
コートの耐久性 ★★★☆☆
調理の多彩性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
アイリスオーヤマのWHPK-022-Bでしょう。
本体サイズは、幅59.6x奥行39.7x高さ9.4cmです。
大きめですが、タテ収納できるので、多くのご家庭では問題ないでしょう。
同社には、2つ織りでもう少しコンパクトなモデルもあります。
ただ、鉄板を外して丸洗いできる点で、こちらが良いように思います。
プレートは、平面プレートは、幅51.8×奥行35.1cmです。
普通のファミリー用より大きいので、ちょっとしたパーティにも対応できます。
温度は、左右独立制御できるので、別の料理を同時にも作れます。
暖かさの目安も、視認できるので便利です。
上位機だと、たこ焼き+平面プレートが付きます。
家庭用として使う場合、例えば、たこ焼きとお好み焼きの同時調理ができます。
ただし、波板プレート・穴あきプレートがないので、焼き肉にはあまり向きません。
そういった用途で利用する場合は、冒頭「おすすめ」した、象印の「3枚のプレート」が良いように思います。
第5に、焼き肉専用ホットプレートとして、その味・利便性を重視して選ぶとすると
【下位機種】
21・グラファイトグリラー AEG-G13A-W
¥10,100 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
【上位機種】CAG-G13B-G
20・アラジン グラファイトグリラー CAG-G13B-G
¥17,580 楽天市場 (4/25執筆時)
対応人数:2−4人
加熱方式:グラファイト
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:34×20cm
焼肉:波形プレート(穴あき)
たこ焼き:
焼肉の仕上がり ★★★★★★
煙・油はね対策 ★★★★★★
掃除のしやすさ ★★★★★
収納性 ★★★☆☆
温度ムラのなさ ★★★★★
コートの耐久性 ★★★★☆
調理の多彩性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
アラジンのグラファイトグリラーの下位機種であるAEG-G13Aでしょう。
ただ、現状だと、上位機がわりと安めです。
ラウンド型のマジックプレートが付きますし、この値段差ならば、そちらを推します。
遠赤加熱は、肉を美味しく焼くという点では、IHや電熱線のホットプレートよりも上位です。
また、この機種は、上からの熱だけで焼くため、下に落ちた油が気化せず煙が出にくいというメリット性があります。家庭での焼肉の最大の問題点を克服している点でも魅力です。
お手入れは、水受け式です。
しかし、アラジンの場合、水受け部分のメンテはさほど面倒ではないです。
この仕組みの方が、余分の油が落ちますし、煙も(さらに)少なくできますので、本機の場合、メリットでしょう。
形状的に、2-3人程度までに向く製品ですが、既存の製品と明確に異なり、思想もある製品ですので、「新しい物好き」の方には特にオススメです。
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【2021年発売】
44・山善 XGRILL +PLUS YGMB-X120
¥5,800 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
プレート寸法:約40×25cm
【大きめ】(2023年発売)
45・山善 XGRILL GRANDE YGMD-WX130(B)
¥7,600 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
プレート寸法:約47×24cm
対応人数:2−4人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:フッ素コート
焼肉:波形プレート(穴あき)
たこ焼き:
焼肉の仕上がり ★★★★★
煙・油はね対策 ★★★★★★
掃除のしやすさ ★★★★★
収納性 ★★★☆☆
温度ムラのなさ ★★★★☆
コートの耐久性 ★★★☆☆
調理の多彩性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
一方、多少価格を抑えるならば、山善の減煙焼き肉グリル YGMB-X120がよいでしょう。
本体サイズは、幅48.5×奥行28.5×高さ8.5cmです。
上位機のYGMD-WX130は、幅58×奥行30×高さ8cmとかなり大きいので、一般的には下位機で良いように思います。
本機の場合、低価格ながら、底面構造の工夫で、煙や油ハネがしにくい点が評価できます。
油が効果的に落ちるので、焼肉の味の面での期待値も高いです。
ただ、プレートのコーティングの部分は値段相応です。
丁寧に扱うことと、また、無駄に温度設定を上げすぎないのが、本機を便利に長く使うコツといえます。
第6に、グリル部分を重視して、「焼き目」がつけやすい部分を重視したい場合は、
【2024年発売】
24・ブラウン マルチグリル 7 CG7040
¥33,800 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:1-4人
加熱方式:電熱ヒーター(改良型)
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:29cm×23cm(×2枚)
焼肉:平面プレート/波形プレート
たこ焼き:
焼肉の仕上がり ★★★★★★(BBQ)
煙・油はね対策 ★★★★☆
掃除のしやすさ ★★★★★
収納性 ★★★☆☆
温度ムラのなさ ★★★★★
コートの耐久性 ★★★★☆
調理の多彩性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ブラウンのマルチグリル 7 CG7040でしょう。
サイズは、収納時、幅370×奥行320×高さ170mmです。
本編で書いたように、新型になって、日本の家庭向けと言って良いサイズになりました。
プレートは、平面プレートと波形プレートを2枚並行にならべて使う形です。
本体側は、油受け付で、普通に焼肉にも使えます。
その上で、コンタクトポジションにすることで、上下同時に「焼く」ことができます。
お肉やお魚に焼き目を付けられるので、味も見た目も豪華にできます。
加えて、少し上ぶたを上げて固定することで、グリル(上火焼)にもなるので、食卓で、ピザなどを焼くという、目をひく面白い使い方もできます。
温度調整も、最大230度で、2つのプレートそれぞれに調整できます。
20度刻みの温度設定に対応するほか、マイコン制御で設定温度幅のズレが少ないと言えます。
2枚分の面積をパワフルに加熱する構造なので、1400Wとブレーカーには注意する必要がありますが、それをふまえても見どころが優ります。
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【2023年発売】
23・BALMUDA The Plate Pro K10A-BK
¥44,500 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
対応人数:2−4人
加熱方式:電熱ヒーター
表面加工:(ステンレス)
プレート寸法:46cm×29cm
焼肉:(対応)
たこ焼き:(18個)
焼肉の仕上がり ★★★★★★(ステーキ)
煙・油はね対策 ★★★☆☆
掃除のしやすさ ★★★★★
収納性 ★★★★☆
温度ムラのなさ ★★★★★★
コートの耐久性 ☆☆☆☆☆ (ステンレス)
調理の多彩性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
逆に、室内で、友人などを呼んで料理をするならば BALMUDA The Plate Proも候補でしょう。
極厚6.6o厚の3層クラッドプレートは、お客さんの目を惹き付けるでしょう。
機能性も、熱伝導性の良いアルミと蓄熱性が良いステンレス素材を併用することで、電熱ヒーター式ながら、プレート温度の安定性(熱の均一性)も期待できます。
型番: MTB2069-QW006-0
・BALMUDA Griddle & Cover
¥10,120 楽天市場 (4/25執筆時)
型番: K10-B100
・BALMUDA たこやきプレート
¥7,150 楽天市場 (4/25執筆時)
基本的には肉焼専用でしょう。
しかし、あとからでもオプションプレートを買えば、多用途に使えて、メニュー面の発展性もありそうです。
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【2021年発売】
【フラット+たこ焼きプレート】
42・レコルト RHP-1(R) [レッド]
42・レコルト RHP-1(GY) [グレー]
42・レコルト RHP-1(W) [クリームホワイト]
¥13,200 楽天市場 (4/25執筆時)
【フラットプレートのみ】(コストコ向け)
43・レコルト RHP-3(RGY) [ホワイト/レッド]
43・レコルト RHP-3(WBE) [ホワイト/ベージュ]
¥9,800 楽天市場 (4/25執筆時)
対応人数:1−2人
加熱方式:電熱ヒーター(埋込)
表面加工:フッ素コート
プレート寸法:幅30×奥行20cm(推定)
焼肉:グリルプレート(別売)
たこ焼き:15個(大)
焼肉の仕上がり ★★★☆☆
煙・油はね対策 ★★★☆☆
掃除のしやすさ ★★★★★
収納性 ★★★★☆
温度ムラのなさ ★★★★★★
コートの耐久性 ★★★☆☆
調理の多彩性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、普段の家族での利用でグリル的な「表面火力」を重視したいならば、レコルトの RHP-1が良さそうです。
火力は、プレートにヒーターを埋め込む工夫で、しっかり表面火力が上がるような工夫があります。
その上で、サイズが差ほど大きくない製品ですので、1-2人世帯に向くと言えます。
普通の「深め」のホットプレートとして、いろいろな料理に使えそうです。
レコルト グリルプレート RHP-1GP
¥4,400 楽天市場 (4/25執筆時)
レコルト セラミックスチーム深鍋
¥4,400 楽天市場 (4/25執筆時)
レコルト クリアスチーマー
¥3,300 楽天市場 (4/25執筆時)
大きめのたこ焼きプレートが作れる専用プレートが付属するほか、手頃な値段で、蒸し料理、あるいは、焼肉に使えるプレートも揃いますし、家族向きでしょう。
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対応人数:2-4人程度
加熱方式:シートヒーター
表面加工:フッ素樹脂
プレート寸法:約幅47×奥行27.5cm
焼肉:
たこ焼き:
逆に、火力は必要なく、食卓映えするシンプルなホットプレートとしては、ラドンナのK-GP2-PAは候補でしょう。
予算があれば、同じ薄型で先発のabien MAGIC GRILLLも良いでしょう。
ただ、主に価格面を考えると、こちらが一般家庭向けに思います。
プレートサイズは、大きめで、2-4人対応できます。
その上で、薄型の本機もシートヒーターを利用することで、ホットプレートでは従来あり得なかった薄さを出せた製品です。
スッキリした見た目で、デザイン性が良く、食卓映えするでしょう。
火力は、ただ、最大220Wと少し弱めです。
また、フチはあるものの、構造的に飛び散るので、焼肉にはあまり向きません。
油受けもないです。
ただ、あまり飛び散らない食材なら、通常の電熱線ヒーターの製品と同じ感覚で利用できるかと思います。
手入れも楽で、収納性も良いので、その部分でも問題ないです。
ーー
というわけで、今回は、ホットプレートの紹介でした。
なお、「焼き肉」や「お好み焼き」だけでなく、鍋を使った調理を中心にする場合ですが、ホットプレートに類似する「グリル鍋」という調理家電があります。
基本的に丸形になります。
上の記事で紹介していますので、よろしければ、こちらもご覧ください。
ではでは。