Top 空気清浄機 比較2025’【花粉に強い】空気清浄機64機の性能とおすすめ:PM2.5・花粉対応(5)

2025年12月08日

比較2025’【花粉に強い】空気清浄機64機の性能とおすすめ:PM2.5・花粉対応(5)

【今回レビューする内容】2025-2026年 花粉に強い!空気清浄機の性能とおすすめ・選び方

【比較する製品型番】 LGエレクトロニクス PuriCare Pet AS657DST0 LG PuriCare AeroFurniture AS207PWU1 AS207PRU1 AS207PKU0 AS207PWU0 AS207PRU0 LG PuriCare AeroTower FS157PBP0 LG PuriCare Pet Hit AS607HWT0 LG PuriCare AeroBooster AS557GSY0 LG PuriCare AeroCatTower AS207CBZ0 コーウェイ Coway AIRMEGA 150 AP-1019C Coway NOBLE AP-2021A

今回のお題
花粉やPM2.5に強い空気清浄機のおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今回は、2025年12月現在、最新の空気清浄機の比較の5回目記事です。

 5回目記事では、韓国のLGの製品を紹介したあと、Cowayほかの空気清浄機を見ていきます。

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1・空気清浄機の比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:シャープ(日本)
 1-3:パナソニック(日本)
 1-4:ダイキン(日本)
2・空気清浄機の比較 (2)
 2-1:アイリスオーヤマ(日本)
 2-2:バルミューダ(日本)
 2-3:無印良品(日本)
 2-4:象印(日本)
 4-4:カドー(日本)
3・空気清浄機の比較 (3)
 3-1:ブルーエア(北欧)
 3-2:iRobot(米国)
 3-3:フィリップス(オランダ)
4・空気清浄機の比較 (4)
 4-1:ダイソン(英)
 4-2:エアドッグ (シンガポール)
 4-3:シャオミ(中国)
 4-4:Levoit(香港)
5・空気清浄機の比較 (5)
 5-1:LGエレクトロニクス(韓国)
 5-2:Coway(韓国)
6・空気清浄機の比較 (6)
 6-1:ドウシシャ(日本)
 6-2:他の企業
7・空気清浄機の選び方(まとめ)
 =最終的なおすすめの提案【結論】

 今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた『選び方の基本』に基づいて説明していきます。

 よろしくお願いします。

5-1・LGの空気清浄機

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 はじめに、韓国のLGエレクトロニクスの空気清浄機です。

 あまり空気清浄機のイメージはなかった会社ですが、2022年末から日本展開がはじまっています。

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 今回も、以下では、高評価できる部分を赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 51・LG PuriCare Pet Gen2 AS657DBY0
  ¥84,722 Amazon.co.jp (12/7執筆時)

適用床面積:洋室 37畳
清浄時間:(8分/8畳)
最大風量:最大8㎣/分
センサー:高感度ほこり ニオイ
フィルタ規格(寿命):HEPA(3年間)
静音性:強:53dB 静音:26dB
イオン:
サイズ:幅347×奥行347×高さ612mm

 LG PuriCare Pet Gen2 は、LGの販売する空気清浄機です。

 他社にもある「ペット向き空気清浄機」ですが、特化型でここまで高級なものは珍しいので、Atlasの関心が向いた製品の第2世代です。

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 適用床面積は、最大37畳まで対応です。

 外国企業ですが、しっかり日本のJIM1467基準での測定ですので、数字で比べられます。

 8畳あたりの浄化時間は、記載がないです。しかし、このスペックならば8分/8畳あたりと見込んで良いかと思います。

 本体サイズは、幅343×奥行343×高さ587mmです。

 やや直径がありますが、リビングで邪魔になるというほどでもないです。

 本体の風量は、JIM基準で、ターボ時8.0㎣/分です。

 強運転でも6.1㎣/分ですし、続きの大きなリビングでもこれ一台でいけそうです。

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 気流制御は、独特です。

 上部に、サーキュレーター(プロペラ)を装備させて、効果的に空気を循環させる仕組みです。これを、同社は「シューティングエアー」機能と呼びます。

 送風角度は、パネルほか、付属のリモコンで調整でき、スイングもします。 

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 この部分を利用した「ペットモード」は面白いです。

 空中に漂うペットの毛を捕捉しやすい気流制御を行い、プレフィルタで毛を集塵しやすくしています。

 ただ、ご家庭の部屋の間取り(とくに天井の高さ)の違いで捕捉率の差はでそうです。

 示される実験データも、他社機などとの比較ではなく、本機を別モード(スマートモード)で運用した際との比較ですので、現時点でどこまで有効か判断できません。

 同じ価格帯の、一般的な(他社の)角形と比べれば分かりやすいと思いますので、検証系の雑誌には、ぜひやって欲しいように思います。

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 一方、ファンについていえば、本機を角度を付けた状態で利用する場合、必ずしも浄化された風だけがファンを通って拡がる仕組みではないので、花粉だらけの帰宅直後は、(風に当たらないよう)注意です。

 さほど大きな問題ではないでしょうが、操作時に風が当たりやすい形状なので、すこし気になりました。

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 ほこり用フィルターは、捕捉力はHEPA水準です。

 値段相応の実力であり、問題ないです。

 プレフィルターも、備えます。

 ニオイ用フィルターは、ほこりフィルタと一体型です。

 本機は、脱臭は、カドー社の製品と同じで、光触媒式です。

 光触媒は、光(太陽や蛍光灯)を当てることで脱臭力を回復する便利素材です。

 LGの場合は光源を内蔵しないので、定期的に外して、日光にあてるメンテが必要です。日光ならば短時間で大丈夫です。蛍光灯でも約3時間です。

 なお、LGは、この部分について、2ヶ月に1回、3時間のメンテを推奨しています。

本機も円形で、脱臭フィルタと一体です。

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 LG PuriCare 交換フィルタ
  ¥9,980  (12/7執筆時)

 消耗品コストは、上記の通りです。

 なお市販はなく、カスタマーセンターからの購入との記載です。

 フィルタの保ちは3年です。

 10年寿命の他社機もあるわけですが、この形状のフィルタ採用機としては(すこし)長寿命とは思えます。価格もそうは高くないです。

 メンテは、このフィルタを囲むように備わるウォッシャブルプレフィルタの定期清掃は必要です。

 メーカーは目安期間は明示しませんが、ほこりほかペットの毛はここに絡まるので、(毎回洗うかは置いておき)ゴミ除去のメンテをしないと、フィルタ寿命も捕捉力も弱まるでしょう。

 構造が似ている他社機が示す基準をあてはめると、最初は4週間前後で、ゴミの程度をいったん「確認」するくらいが良いかと思います。

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 掃除箇所へのアクセスは、結構工夫があるので、そう手間ではないです。

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 センサーは、高感度のホコリセンサーと、ニオイセンサーを搭載です。

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 静音性は、最小で26dB、最大で53dBです

 ネットワーク機能は、Wi-Fiが搭載で、IOT対応です。

 LG ThinQアプリで制御でき、外出先からの操作も可能です。Alexa Skillsにもあるので、音声操作も可能にできます。

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 清潔面では、内部ファンに付くとされる雑菌除去のためLEDの紫外線ランプがみられます。やや過剰装備に思えなくもないですが、ペット向けということでの装備と理解します。

 写真だと外に漏れて見えますが、有害なので、これはビジュアルでしょう。

 以上、LGLG PuriCare Pet Gen2の紹介でした。

 先ほど書いたように、より具体的な検証が必要なようには思いますが、ペットの毛の捕集力がメーカーの示すほどの効果があるとするならば、実際、今までにない画期的な製品といえそうです。

 消耗品コストもこの手の形状の高級機としては、ビックリするほど高くないですし、センサーを含めて堅実な構成の製品に思えました。

 あとは、本機がサーキュレーターの変わりになるほどの風力があるかが気になる部分です。(すぐには無理ですが)機会があれば、手持ちの風力計でちょっと調べてみようかと思っています。

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 【2024年発売】(白と黒)

 52・LG PuriCare AeroFurniture AS207PWU1
  ¥51,515 Amazon.co.jp (12/7執筆時)

 52・LG PuriCare AeroFurniture AS207PKU0
  ¥42,955 楽天市場 (12/7執筆時)

 【2023年発売】(白と赤)

 52・LG PuriCare AeroFurniture AS207PWU0
 52・LG PuriCare AeroFurniture AS207PRU0
  ¥38,800 楽天市場 (12/7執筆時)

適用床面積:洋室 約12.5畳
清浄時間:
最大風量:最大2.6㎣/分
センサー:高感度ほこり
フィルタ規格(寿命):HEPA(3年間)
静音性:強:44dB 静音:21dB
イオン:
サイズ:幅275×奥行275×高さ561mm

 なお、AS207PもLGの販売する空気清浄機です。

 面白い台座形状の空気清浄機です。

 新旧ありますが、天井のテーブルが少し大きくなった以外は同じです。ただ、1年未満での改良なので、使い勝手の部分で新機種を選んだ方が良いかなと思います。

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 テーブルは、約2kgまでのものが置け、耐熱性もありつつ、照明(ムードライト)としても利用できるというコンセプトの機種です。

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 照明は、同社のThinQ アプリで、8色カラーで調色できるほか、上面はQi規格のワイヤレス充電器(15W)になっていて、iPhoneなどだとワイヤレス充電可能です。

 スタートアップ発らしい、利便性がある製品です。

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 空気清浄機としては、一方、12.5畳までで、風量も最大2.6㎣/分とさほど強くない点に注意が必要です。その代わり静音性は担保されます(21dB-44dB)。

 清浄までの時間は、他社の小型機ほどですから、寝室などに向きそうです。

 気流は、上面にパネルがある部分で、天井は使わず、360度方向に循環させる方式です。

 この部分の構造もあり、リビングだとかくはん(取り込み)効果は微妙かなと思います。ただ、本機は「テーブル」なので、帰宅直後にその近くにソファでも置いて「避難する」ようなイメージでは割と良いかもしれません。

 センサーも、高感度ほこりセンサーは装備しますが、においセンサーがない部分でも用途は限定されます。

 フィルターは、先ほどの機種と共通で、3年寿命です。 

 プレフィルターはある形式なので、そこのメンテは定期的にしください。

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 結論的にいえば、ハイブリッド製品として出来は「かなり良い」ように思います。

 スタートアップ発は、実験色が強く、当たり外れが大きいですが、これは「あたり」に思えます。

 ただし(最大)12.5畳用なので、基本的にはワンルーム住まいの方や、寝室を含む小部屋向きとは言えます。

 フィルターは同じですが、気流と風量の部分で、上位機ほど、清浄までには時間がかかる、という点は織り込んで選ぶべきでしょう。


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 【2024年発売】

 53LG PuriCare AeroTower FS157PBP0
  ¥59,900 楽天市場 (12/7執筆時)

適用床面積:洋室 14畳
清浄時間:
最大風量:最大3.01㎣/分
センサー:高感度ほこり
フィルタ規格(寿命):HEPA(20ヶ月)
静音性:強:45dB 静音:26dB
イオン:
サイズ:幅265×奥行265×高さ1120mm

 LG PuriCare AeroTowerは、LGの販売する空気清浄機です。

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 本体サイズは、幅265×奥行265×高さ1120mmです。

 写真のとおり、背が高いですが、ある種のインテリアですので、そこは問題ないと思います。

 本機は、空気清浄のほか、暖房+送風ファンの役目を兼ねたハイブリッド型空調家電です。

 したがって、このブログの【ダイソンの空調家電の比較】で書いた、同様のハイブリッド暖房家電の「ライバル」と言えます。

 適用床面積は、空気清浄機としては、最大14畳です。

 ただ、暖房としてはコンクリートで8畳、木造で6畳程度が限界です。1250Wですから、さほど広く暖房できません。

 メイン暖房ではなく、ピンポイントな「補助暖房」と考えてください。温度は16度から30度の設定ができます。

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 本体の風量は、CADR基準ですが、最大3.01㎣/分です。

 一方、空気清浄ではなく、ファンとして利用する場合は12.2㎣/分、温風時は最大7.8㎣/分です。コアンダ効果で、フィルタを通さず巻込む風の部分があるため、風量が強くなります。

 下位機同様に、本機も、空気清浄フィルタを通る風全てがファンから出るわけではないので、その部分が注意点です。

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 気流制御は、下面給気で、上部から部屋に拡げる仕組みです。

 モードは3通りです。

 ただ、構造的に、そのままだと広範囲に風を送れないので、45度〜140度にスイングするような構造にしています。

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 AeroTower Air Purifying Fan 3-in-1 HEPA Filter PFSCQC01
  ¥6,182 Amazon.co.jp (12/7執筆時)

 ほこり用フィルターは、脱臭フィルタと一体です。

 こちらもHEPA水準ですが、フィルタの保ちは20ヶ月と少し短めです。

 10年間で、だいたい4万円強の消耗品費を見込んでください。

 プレフィルターは、本機も装備です。

 ニオイ用フィルターは、こちらも光触媒式です。

 センサーは、高感度のホコリセンサーを装備します。

 ニオイセンサーは未搭載です。

 そのほか、温湿度センサーも搭載ですが、これは暖房の温度設定用です。

 静音性は、最小で23dB、最大で52dBです。

 問題ないです。

 ネットワーク機能は、本機も、Wi-Fiが搭載で、IOT対応です。

 LG ThinQアプリで制御でき、外出先からの操作も可能です。

 以上、LGPuriCare AeroTowerの紹介でした。

 デザイン性の良さは高く評価できる機種です。実際、その部分に惹かれて購入を決める方も多そうです。実際、近未来的で、格好良いと思います。

 一方、14畳用というには暖房出力が弱めな部分と、花粉症対策という意味では、構造的にファンから出る風が、完全に清浄された風とはならない点が注意点です。

 送風ファンとしても、日本の暑い夏に「強風で涼める」といえるほどは強力ではないです。心地よい(自然な風)を演出するライトな感じに捉えてください。

 結論的にいえば、空調家電のハイブリッド化は、スペースが節約できる一方、それぞれの機能が、特化型の専門機を買うよりもどうしても劣ります。LGに限りませんが、ハイブリッド家電を選ぶ場合は、ハイブリッド化の弊害も承知したうえで、選ぶべきといえます。


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 【2025年発売】(加筆予定)

 54 ・LG PuriCare AeroBooster AS557GSY0
  ¥77,200 楽天市場 (12/7執筆時)

適用床面積:洋室 33畳
清浄時間:8畳/9分
最大風量:最大6.8㎣/分
センサー:ほこり(超高感度) ニオイ
フィルタ規格(寿命):HEPA(3年)
静音性:強:52dB 静音:21dB
イオン:
サイズ:幅240×奥行240×高さ997mm

 LG PuriCare AeroBooster は、2025年登場のPuriCareシリーズの高級機です。

 既に見た、ペット向けの「PuriCareシリーズ」に属するハイエンドで、主に、広い場所でペットなどを飼っている方に向けた製品です。

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 本体サイズは、幅240×奥行240×高さ997mmです。

 ようするに、背の高さは1m近くある変わりに、設置面積は低めとなります。

 重さは9kgです。ここまでせが高いと、バランスが若干不安です。ただ、カーペットの上に置く口絵は、そこは「問題ない」ことを示すためのように思います。

 現物を確認できるようなら、ここは補足します(補足予定

 適用床面積は、洋室 33畳です。

 風量は、6.8㎣/分ですので、高級な大畳数用としては「並」です。

 しかし、後述する独特の気流制御もあり、8畳あたりの清浄時間は9分の水準です。

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 ほこり用フィルターは、本機も(光触媒)脱臭フィルタと一体です。

 HEPA水準で、フィルタの保ちは、3年程度とされます。

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 【2個必要】

 AeroTower Air Purifying Fan 3-in-1 HEPA Filter PFSCQC01
  ¥5,668 Amazon.co.jp (12/7執筆時)

 フィルターは、1つ上で見たPuriCare AeroTowerと共通です。

 ただ、本機は、ツインフィルター構造なので、3年で2セットの交換です。

 それを勘案し、10年間でだいたい4万円強の消耗品費を見込んでください。

 一方、ダブルフィルターなので、構造的に、上下でフィルター寿命が変わりそうな感じはあります。1.5年ほどしたら、フィルターをじっくり「観察」し、場合によっては入れ替えたほうが長持ちする可能性はあるかもしれません。

 実際、本機の「交換お知らせ機能」は、そういった利用は想定せずに、「あと何%で交換」とでる仕様です。

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 気流制御は、デュアルエアフロ―という機能名で呼ばれる独特の仕組みです。

 吸引は、PuriCareシリーズの他機と同じ 本体真ん中の外周360度からです。

 放出は、しかし、上部(サーキュレーター)ほか、下部からも放出される仕組みです。

 同社の説明によると、上部は、強い風で部屋のすみまで風を届ける目的、下部は、近場に清浄された風を送る目的と、用途を分けているようです。

 なおファンの駆動(上下の風量)と空力的な発想は、ただ、イマイチ説明が明確でないです。発売後に現物を確認できたら、ここは改めてしっかり調べます(補足予定)。

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 モードは、本機は、自動運転(スマートモード)ほか、サーキュレーターの風量を調整できるブースターモード、ペットの毛をとりやすい気流にするペットモードと、おやすみモードが選べます。

 ペットモードがやはり「売り」です。おそらく、気流をデュアルエアフローにしたもの、床に堆積されたほこりやペットの毛をを舞い上げ、吸引させやすくする目的があるように思います。

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 ほこりセンサーは、高感度のホコリセンサーを装備します。

 PM1.0の検知を謳うので、上の区分だと「超高感度」タイプです。

 ニオイセンサーも、搭載です(ガスセンサー)。 

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 清潔性は、UV LEDを照射する工夫の言及があります。

 一方、フィルタ自体を除菌するダイキンの加湿空気清浄機と異なり、あくまで、本体中央部の「ファンに付く細菌を99%除去」という表記です。

 UV自体の波長も非開示となりますので、ここは「おまけ」的かなと思います。

 そのほか、放出型のイオン(イオナイザー)も装備します。

 メンテ性も、サーキュレーターの部分は簡単に外せますので、良いです。

 静音性は、一方、最低風量の際のみ公開です(21dB)

 最低風量以外の際は不明ですが、サーキュレーター方式である上で、デュアルエアフローなので、騒音値はかならずしも優秀ではないでしょう。

 ただ、この種の音は「ホワイトノイズ」ではあるので、昼間ならば個人的には気にならないです。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fiが搭載で、IOT対応です。

 このほか、サーキュレーター部分は、本機もLEDライトが仕込まれます。

 その上で、明るさと色の調整ができます。光量が多いので、夜などのムードライトとしての利用も想定します。

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 以上、LG PuriCare AeroBooster の紹介でした。

 発売前なので、改めて加筆予定ですが、LGらしい革新的な製品に思えます。

 見てみないと分かりませんがデュアルエアフローが、メーカーの示すような働きをするならば、省スペースでありつつ、高速に、花粉からペットの毛まで吸引できる、優秀な製品と言えるでしょう。

 とくに、360度吸引で、サーキュレーター自体も回転する、360度構造のファンですし、部屋の中央に置くような環境において、最大の効果を発揮しそうです。

 注意点は、先述のよ消耗品費の部分と(昼間の)騒音部分です。(ペットがびっくりする可能性を含め)後者が気になる方は、ユーザーレビューを気にしても良いかと思います。

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 【2025年発売】

  55・LG PuriCare AeroCatTower AS207CBZ0
  ¥99,000 楽天市場 (12/7執筆時)

適用床面積:17.9畳
清浄時間:
最大風量:最大3.3㎣/分(CADR)
センサー:ほこり(超高感度)
フィルタ規格(寿命):HEPA(2年)
静音性:
イオン:
サイズ:幅710×奥行800×高さ422mm

  なお、同時期に「猫向け」の空気清浄機が展開になります。

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 こちらは、上部がサーキュレーターではなく「ネコ鍋」になっている構造です。

 この部分が、温熱シート(温度2段階)なっていて、居心地に配慮があります。

 気流は、写真のように、中段360度吸引で、ネコカゴの横から出ていく形です。

 カゴの部分は、「はかり」になっています。体重が量れるほか、乗っている時だけ「暖か」にする検知温熱モードにすることもできます。

 また、ネコの体重自体も最大15kgまで計測できます。

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 静音性は、最小21dB、最大52dBです。

 ネコを検知すると静音運転になるので、音にビックリしにくいとされます。

 サイズは、幅710×奥行800×高さ422mmです。

 キャットステップがある関係で、大きめです。本体形状や、ボタンなども、ネコが登ることを前提の設計です。

 適用畳数は、洋室で17.9畳です。

 空気清浄機としては中級機的な仕様で、8畳の清浄時間は、15分前後と言えます。

 ただ、本機は、部屋全体の空気清浄というより、ペットがよく居る場所の、除臭や毛などを収集することを意図したものですし、これでも十分でしょう。

 センサーは、本機も、PM1.0が検知できる超高感度のニオイセンサーです。

 ニオイセンサーは、未付属です。

 フィルターは、先ほどの機種と共通です。

 ただ、2つではなく1つです。

 その違いももあり、寿命は2年とされます。

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 ネットワーク機能は、本機も装備します。

 温熱モードを含めたタイマー設定なども可能です。

 カメラはないので、留守中の様子はみられないものの、体重検知で、ペットの状況は確認できます。

 そのほか、ファンのUVケアは備えますが、イオナイザーの記載はないですう。

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 結論的にいえば、完全に「目的特化型」なので、用途に合う方が買えば良いでしょう。

 ネコがその場所が「嫌い」だったら悲惨ですが、居心地は良さそうに見えます。

5-2・COWAYの空気清浄機

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 つづいて、韓国のコーウェイの製品です。

 大きな電気店で見かけることがあるブランドです。日本では、PC周辺機器ではお馴染みのアーキサイトの取扱とのことです。


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 【2020年発売】

 56・Coway AIRMEGA 150 AP-1019C
  ¥18,838 Amazon.co.jp (12/7執筆時)

適用床面積:洋室 20畳
清浄時間:
最大風量:最大4.6㎣/分
センサー:ほこり
フィルタ規格(寿命):HEPA(1年)
静音性:強:48dB 静音:20dB
イオン:
サイズ:幅340×奥行165×高さ469mm

 Coway AIRMEGA は、コーウェイが販売する空気清浄機です。

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 本体色は、ホワイトのAP-1019C (W)ほか多色展開です。

 モダンな外観のCoway AIRMEGA Artシリーズも展開します。

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 本体サイズは、幅340×奥行165×高さ469mmです。

 伝統的でオーソドックスな形状です。

 適用床面積は、最大20畳まで対応です。

 本体の風量は、4.6㎣/分です。

 8畳あたりの清浄時間は非開示ですが、風量から言えば、15分あたりです。

 格安機ですし、十分かと思います。小部屋向きです。

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 気流制御は、前面給気で、上方排気です。

 ある程度、床から離れた場所にファンがありますし、舞い上がる花粉の吸引には、一定の配慮があります。

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 AIRMEGA 150 MAX2 Green
  ¥6,910 Amazon.co.jp (12/7執筆時)

 ほこり用フィルターは、抗菌GreenHEPAフィルターです。

 目を引く色でHEPA水準の補足性能のほか、方式は不明ですが、抗菌・抗ウイルス加工をなします。

 効果については、第三者機関(日本食品分析センター)ほかのデータが示されます。測定環境の詳細は不明なので、この部分の判断は保留します。

 プレフィルターは、本機も備えます。

 ニオイ用フィルターは、一体型です。

 しっかり活性炭系の脱臭機能があります。VOC対応の表記もありますし、性能はよいでしょう。

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 加えて、掃除機で吸ったり、洗えったりできるプレフィルター付きです。

 この構造で、フィルタ寿命を延ばすタイプです。約110時間運転ごとです。

 指定時間経過後、お手入れを促すランプが付きます。

 消耗品コストは、一方、全開運転毎日8時間で1年で交換ランプという表示です。

 その場合1年間で6000円ほどなので、本体価格が安めな分、ランニングコストが発生するタイプと言えます。

 本機の場合、先述の「抗菌・抗ウイルス」加工があります。方式不明ながら、塗布方式の場合、そちらの持続性を考えると、寿命自体1年と考えた方が良いといえるかもしれません。

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 センサーは、ほこりセンサーが搭載です。

 高感度ではないようですが、ランプの色でよごれ具合はわかります。

 ニオイセンサーは未搭載です。

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 静音性は、一方、最大運転時48dBです。

 わりと静音性は担保される機種です。

 以上、Coway AIRMEGA 150 の紹介でした。

 海外モデルでは普通のフィルタは1年寿命です。本機は、プレフィルタ式ですので、喫煙などをしない場合、もう少し「保つ」感じもあります。

 ただ、先述のように、抗菌方向の機能性のあるフィルタですので、「原則1年」として、トータルコストを考えるべき製品と言えます。


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 【2023年発売】

 57・Coway NOBLE AP-2021A
  ¥82,590 Amazon.co.jp (12/7執筆時)

適用床面積:洋室 40畳
清浄時間:約7分/8畳
最大風量:最大9.5㎣/分
センサー:ほこり
フィルタ規格(寿命):HEPA(1年)
静音性:強:53dB
イオン:
サイズ:幅320×奥行320×高さ805mm

 NOBLE AP-2021A は、コーウェイが販売する空気清浄機のフラッグシップ機です。

 競合するのはおそらく、既に見た北欧のブルーエアの上位機(プロテクトシリーズ)です。機能性と、デザイン面からそのように思えます。

 比較しながらみていきます。

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 本体サイズは、幅320×奥行320×高さ805mmです。

 Cadoの空気清浄機を思わせるような格好良いデザインです。

 産業デザインとしての完成度は高いように思えます。

 形状的に見えない部分にキャスターがあったり、ただ格好良いだけではないです。

 適用床面積は、最大40畳まで対応です。

 本体の風量は、9.5㎣/分です。

 ブルーエアの高級機静音性の向上のため、最近は気流制御に舵を切りました。

 そのため本機の方が強力です。

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 静音性は、したがって、最大53dBです。

 とはいえ、昔のブルーエア機を含む、他社空気清浄機の平均値ではあります。

 問題ないです。

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 気流制御は、下部の4面給気で、上部の全方位排出です。

 この方式の場合、壁隅に置くより、部屋の中央部などに置いた方が、効果的に取り込めます。

 ケーブル問題もあるのでなかなか難しいですが、配置に心がけると良いでしょう。

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 一方、ホップアップ式のフラップは、単一方向に送風を限ることができます。

 ようするに、エアコンの「風あて」「風よけ」にあたる所作ができる部分が「面白み」です。

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 しかも、このフラップは、ほこりセンサー連動で、自動で動きます。 

 自動モード(おまかせモード)では、空気が汚れている場合、前面・背面にそれぞれに2分ずつ強力に送風してから、全方向送風に戻す仕組みがあります。

 ただ、この気流制御がどうして「効果的」なのか説明がなく、「」でした。

 ただ、次に見る、手動の「ターボモード」の仕組みをみると、なんとなく「理由は分かった」気はしました。

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 ターボモード(手動)は、本機の場合、フラップ全開にした状態で、強力に吸引する構造です。

 先述の自動モードも、そのように運転したほうが短時間で取り切れるのは確実でしょう。

 しかし、おそらく、「エグゼクティブ向け」ということで、自動運転時に(勝手に)「うるさく」なるのは「よろしくない」という思想があり、この方式にしていないのだと思います。

 なお、他社の自動モードは、普通に「ターボ」する場合が多いです。本機の場合、「購買ターゲット」の違いが反映されているとすれば、さきほどの「」は解けるといえます。

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 フラップは、一方、逆に静かに使いたい場合は下がります(おやすみモード)。

 ただ、その場合の騒音値は非公開ですので、風量に比して静かなのかは分かりません。

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 そのほか、ペットの抜け毛などの吸引に最適な気流(マイペットモード)も選べます。

 毛はプレフィルターに引っかかるので、処理は必要でしょうけれど。

 しかし、(ダイキンと違い波長は不明ながら)UV−C殺菌灯を照射することで、清潔性の問題を担保する仕組みはあり、安心です。

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 ほこり用フィルターは、抗菌GreenHEPAフィルターです。

 仕組みは下位機種と同じです。

 ただ、黄砂・新築(VOA)・ダブル脱臭・ダスト・ペット・アレルギーのカスタムフィルタが別売で用意されます。

 前後2組セットの増設で、「最大2種の機能性」を追加できます。追加フィルタは、どれも1組1500円位です。

 「高いな」あと思わせない価格設定は「絶妙」に思います。

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 一方、本機は4面給気ですから、掃除が必要なプレフィルターは、図のように4面あります。

 メンテ性は必ずしも良くはないです。

 海外向けでもあるエグゼクティブモデルですし、おそうじは「他人任せ」という開発方向なのかなとも思います。

 ニオイ用フィルターは、一体型です。

 カスタムフィルタで追加できますが、付属品だけでも賄えます。

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 NOBLE 4D MAX2 Greenフィルター
  ¥12,000

 消耗品コストは、4面なので、安くはないです。

 目安12ヶ月なので、消耗品費は折り込んでください。

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 センサーは、PM2.5対応の高感度センサーです。

 ニオイセンサーは付きません。

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 IOT化の部分では、Wi-Fi搭載です。

 IoCareという専用アプリが用意されます。

 Amazon Alexaシステムに対応ですので【Amazon Alexa対応スピーカーの比較記事】で紹介したAIスピーカーほか、対応端末をお持ちならば、音声制御も可能です。

 空気状況の通知や、風量やモードの調節ほかに対応できます。

 以上、Coway NOBLE AP-2021Aの紹介でした。

 値段・維持費共に高い機種です。ただ、そもそも、本機は「経済性」を意識した機種ではないので、そこは問題ないでしょう。

 実際、そのような方に向けたラグジュアリーモデルです。その部分で言えば、外観は格好良いですし、フラップのギミックもユニークさがあり、評価できます。

 もちろん、「機能美」という観点、つまり、フラップのギミックに、どこまで「実用性(意味性)」があるかは、説明不足であり、疑問の余地も多いです。

 開発段階で、フラップを活かしたい!という開発者の発想が「先に」あって、その「意味性」をあとから「付け足した」感じはしなくもないです。

 しかし、そうした部分をひっくるめて評価しても、「工夫が面白い製品」という部分は否定しがたいです。この手の工夫は、高級家電としては「あり」と言えますし、こうした製品が、今の日本企業の製品からは(なかなか)出にくいのも事実ですから。

 その上で、空気清浄機として重要な基本スペックは満たしていますので、思想の破綻も感じません。

 あえて言えば、4面もあるプレフィルターのメンテが手間なのと、センサーにニオイの検知機能がない点は、日本市場の場合に限っては、後継機への課題かなとは思いました。

次回に続く!
空気清浄機でおすすめは結論的にこの機種!!

 というわけで、今回は、空気清浄機の比較の5回目記事でした。

 記事はもう少しだけ続きます。

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6・空気清浄機の比較 (6)
 6-1:ドウシシャ(日本)
 6-2:他の企業
7・空気清浄機の選び方(まとめ)
 =最終的なおすすめの提案【結論】

 次回の6回目記事こちら )では、日本のドウシシャほか、ここまで見ていない各社の空気清浄機をまとめて見ていきます。

フィルター性能 ★★★★★
集塵スピード  ★★★★★
センサー運転  ★★★★★
加湿力     ★★★★★
消耗品コスト  ★★★★★
お手入れ    ★★★★★
コンパクトさ  ★★★★★

総合評価    ★★★★★

 その上で、最終回記事となる、結論編こちら】では、これまでの記事内容をふまえて、サイズ別のAtlasのおすすめ空気清浄機・加湿空気清浄機を選定し、提案していきます。

 大長編となりましたが、引き続きよろしくお願いします。

 6回目記事は→こちら

posted by Atlas at 00:37 | 空気清浄機

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