1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
最新の除湿機でおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、除湿機の比較でした。

1・除湿機の比較 (1)
1-1・選び方の基本の説明【導入】
1-2・小型除湿機(衣類乾燥・小部屋向け)
:木造6畳・鉄筋12畳〜
2・除湿機の比較 (2)
2-1・中型除湿機(広めリビング向け)
:木造11畳・鉄筋20畳〜
3・除湿機の比較 (3)
3-1・大型除湿機(事業者向け)
:木造20畳・鉄筋40畳〜
4・除湿機の比較 (4)
4-1・冷風扇タイプ
:木造10畳・鉄筋20畳〜
4-2・衣類乾燥特化タイプ
:木造9畳・鉄筋18畳〜
5・除湿機の比較 (5)
5-1・除加湿空気清浄タイプ
:木造 6畳 鉄筋 13畳〜
5-2・除湿空気清浄タイプ
:木造 6畳 鉄筋 13畳〜
6・除湿機の比較 (6)
7-1・目的別のおすすめの提案【結論】
第1に、家庭向けの除湿機としておすすめできる小型の除湿機は、
【2026年発売】
16・シャープ CV-U71-W
¥34,094 楽天市場 (6/8執筆時)
【2025年発売】
17・シャープ CV-T71-W
¥21,470 楽天市場 (6/8執筆時)
【2024年発売】
18・シャープ CV-S71-W
¥19,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)
方式:コンプレッサー式
適用畳数:木造 〜8/9畳 鉄筋 〜16/18畳
消費電力:205W/210W
除湿量(1日): 6.3L/7.1L
静音性:36/40dB
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約2.5L
サイズ:幅303×奥行203×高さ524mm
夏の除湿力 ★★★★★
冬の除湿力 ★☆☆☆☆
衣類乾燥機能 ★★★★☆
電気代の安さ ★★★★★
静音性 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
シャープのCV-U71でしょう。
性能は変わらないので、旧機でも構いません。
同社の場合、ネットでは旧機が長く残り、かつ安いので、むしろ旧機を推します。

サイズは、幅303×奥行203×高さ524mmです。
高さはありますが、幅と奥行はコンパクトです。
見かけも良いので、どこにでも置きやすいです。リビングのほか、洗面所などにも置きやすいでしょう。

除湿方式は、コンプレッサー方式です。
この場合、冬場など寒い時期に能力が弱くなるため、年中を通した衣類乾燥目的での利用には向きません。
一方で、梅雨から秋口にかけての除湿は、低消費電力でありつつ、高い除湿効果を期待できます。

消費電力は、205Wです(西日本 60Hz地域は210W)。
デシカントの製品に比べて安めで、1時間あたり約6.4円(西日本は約6.5円)です。
センサーも、温湿度センサーです。
除湿運転では、単に湿度だけを見て一定値で止めるのではなく、室温に応じて目標湿度を変えながら、除湿と送風を切り換える方式です。この部分でも、省エネに貢献するでしょう。
また、湿度センサーのみの製品に比べて、快適な湿度を保ちやすい利点もあります。
水タンクも、2.5Lです。
小型機としては十分な容量です。

衣類乾燥も、夏場ならば、十分な水準でこなします。
本編で書いたように、オートルーバーは非搭載です。ただ、写真のような量にとどめるならば、問題は少ないように思います。
ただし、コンプレッサー式ですので、冬場の衣類乾燥にはあまりむきません。
本機の使用可能温度は4℃からですが、10℃を下回るような状況だと除湿効率は大きく落ちます。ここは、やはり本機の弱点です。
イオン発生機能も、プラズマクラスター7000が付属します。
風の当たる範囲で、衣類の付着臭対策や付着カビ菌の抑制効果が期待できますし、おまけとしては豪華です。

【1m-10m】
タカギ 内径15mm ソフトホース
¥260〜 Amazon.co.jp (6/8執筆時)
そのほか、シャープ機の場合、ホースを利用した連続排水ができます。
例えば、日中に常時除湿したい部屋がある場合は便利な仕様です。
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【2026年発売】
1・シャープ CV-U60-W
¥23,200 Amazon.co.jp (6/8執筆時)
【2025年発売】
2・シャープ CV-T60-W
¥23,200 Amazon.co.jp (6/8執筆時)
【2024年発売】
3・シャープ CV-S60-W
¥18,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)
方式:デシカント式
適用畳数:木造 〜7畳/鉄筋 〜14畳
消費電力:480W/540W(510W/570W)
除湿量(1日): 5.1L /5.2L(5.4L/5.6L)
静音性:38〜51dB
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約1.5L
サイズ:高さ300×幅300×奥行323mm
夏の除湿力 ★★★★★
冬の除湿力 ★★★★★
衣類乾燥機能 ★★★★★
電気代の安さ ★★★☆☆
静音性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
なお、衣類乾燥目的で買われる場合で、冬場にも使いたい場合は、シャープのデシカント式が良いでしょう。
他社の「衣類乾燥特化型」と迷いましたが、形状がシンプルで、かつ温湿度センサーをしっかり搭載する点でこちらを選びました。
本機も、旧機が安い状況ならばそちらを選んで構いません

サイズは、高さ300×幅300×奥行323mmです。
背が低いので、物干しラックの下に設置しやすいです。

風も、360度全周吹き出しなので、60〜80cmほどの範囲には風を当てやすいでしょう。
除湿力は、除湿運転時で1日5.1L(60Hz地域は5.2L)です。
衣類乾燥の速乾運転では、1日5.4L(60Hz地域は5.6L)です。
この程度の力があれば、季節を問わず、比較的短い時間で衣類乾燥できると言えます。
静音性は、除湿時に38dB、衣類乾燥時51dBです。
衣類乾燥の速乾運転時は、扇風機の「強運転」ほどの騒音はあります。
しかし、温湿度センサーを搭載し、衣類が乾いたと判断したら自動停止するため、日中の不在時などに動かすならば問題ないでしょう。
光熱費は、除湿運転で1時間あたり約15〜17円、衣類乾燥の速乾運転で約16〜18円です。
この部分は、コンプレッサー式に大きく負けます。
ただ、主な目的が「衣類乾燥」ならば、使っても数時間でしょう。問題ないように思います。
水タンクの容量は、1.5Lです。
あまり大きくないですが、主な目的が衣類乾燥ならば問題ないです。
そのほか、プラズマクラスター7000で、付着臭対策に使える部分も本機の魅力でしょう。
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【2026年発売】(白・黒)
19・パナソニック F-YEX90D-W
19・パナソニック F-YEX90D-H
¥54,450 楽天市場 (6/8執筆時)
方式:エコ・ハイブリッド式
適用畳数:木造 〜10/11畳 鉄筋 〜20/21畳
消費電力:170/185W(160W/170W)
除湿量(1日): 7.8L/8.5L
静音性:39〜48dB
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約2.4L
サイズ:高さ355×幅470×奥行250mm
夏の除湿力 ★★★★★
冬の除湿力 ★★★☆☆
衣類乾燥機能 ★★★★★
電気代の安さ ★★★★★★
静音性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
一方、季節に左右されずに衣類乾燥へ除湿機を使いたい方で、光熱費が気になる場合は、パナソニックのF-YEX90Dが候補です。

除湿方式は、本編で書いたように、エコ・ハイブリッド式です。
ヒーターを使わない新方式で、コンプレッサー式に近い低消費電力と、通年で使いやすい除湿力を両立しています。

適用畳数は、東日本(50Hz)だと木造10畳、プレハブ15畳、鉄筋20畳です。
西日本(60Hz)だと、木造11畳、プレハブ16畳、鉄筋21畳です。
サイズは、高さ355×幅470×奥行250mmです。
横幅はありますが、背は低めです。洗濯物の下に置きやすい形状で、この用途では問題のないサイズです。

衣類乾燥は、センサーによるオートストップがあります。
送風範囲は、100cmの送風幅で、2kgの衣類で125分で乾きます。
オートルーバーの可動範囲も広く、衣類乾燥能力は高いです。
正確には、冬場の除湿力は、ヒーター加熱を伴う従来のハイブリッド式やデシカント式ほど強くありません。ただ、年間を通して「使える」水準はあると評価できます。

消費電力は、速乾・標準モードで、東日本175W、西日本185Wです。
電気代は、しがたって、速乾・標準モードで、東日本5.4円、西日本5.7円に止まります。
デシカント式のシャープ機よりかなり安めです。
ただ、価格差について言えば、例えば、2kgほどの衣類乾燥に週3回使う程度ならば、年間の電気代差は、年間でも3,000円程度に止まります。その点で言えば、衣類乾燥だけで使う場合、本体価格が高いぶん、費用対効果は高くありません。
一方、夏場のオンシーズンに1日12時間使うならば、デシカント式に比べて、月額で3,000〜4,000円ほど、本機のほうが低コストになります。
逆に、夏場の除湿にしか使わないならば、コンプレッサー式でも本機と近い電気代水準です。コンプレッサー式もヒーターを使わないため、夏場の室温上昇は比較的抑えやすい方式です。
ただ、価格差について言えば、例えば、2kgほどの衣料の乾燥に、週3回衣類除湿を使ったとしても、年間の電気代の差は3000円程度です。その点で言えば、衣類乾燥だけで使うならば、本体価格が高いぶん、あまり費用対効果は高くないです。一方、夏場のオンシーズンに1日12時間と買うとすると、月額で3000〜4000円ほど本機がお得です。
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結論的にいえば、こうした部分を勘案すると、本機を「買ってよい」のは、年間を通して衣類乾燥の補助に使いつつ、夏場は除湿目的で長時間使うような、ヘビーユーザーでしょう。
それ以外の方は、用途に応じて、デシカント式か、コンプレッサー式を選べば良いと思います。
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1・除湿機の比較 (1)
1-2・小型除湿機(衣類乾燥・小部屋用)
:木造10畳・鉄筋20畳以下
なお、これらの商品は、今回の1回目記事で紹介しています。
第2に、広めのリビングや続き間で、除湿や衣類乾燥を含めて色々使いたい場合におすすめな機種は、

【2024年発売】
26・パナソニック F-YEX120B -W
¥70,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)
方式:エコ・ハイブリッド式
適用畳数:木造 13/16畳 鉄筋 27/32畳
消費電力:205W/225W(205W/225W)
除湿量(1日): 10.5L(12.5L)
静音性:41〜49dB
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約3.2L
サイズ:高さ583×幅370×奥行225mm
夏の除湿力 ★★★★★★
冬の除湿力 ★★★★☆
衣類乾燥機能 ★★★★★★
電気代の安さ ★★★★★★
静音性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★
パナソニックのエコ・ハイブリッド式である、F-YEX120B -Wでしょう。
15畳前後までの広い空間の除湿を考える場合、1日の除湿量が10Lを超えるクラスがおすすめです。

本体サイズは、高さ583×幅370×奥行225mmです。
あまり小型ではないですが、奥行は狭めですし、除湿量10Lクラスの除湿力を持つリビング用としては、標準的なサイズです。
適用畳数は、東日本(50Hz)だと木造13畳、プレハブ20畳、鉄筋27畳までです。
西日本(60Hz)だと木造16畳、プレハブ24畳、鉄筋32畳です。
ここまでのスペックを必要する方は限られるでしょう。
ただ、15畳前後の空間を除湿する場合、除湿速度を考えれば、余裕のあるこのクラスを導入する価値はあります。
消費電力は、東日本で205W、西日本で225Wです。
ここはエコ・ハイブリッド式のポイントで、季節を問わず、1時間あたり6円台の水準で済みます。
梅雨から秋口のオンシーズンに、ほぼ毎日フル稼動させ、かつ、季節を問わず衣類乾燥にも利用する場合、同じ除湿量の他社機との本体価格差も吸収しやすいでしょう。

除湿方式は、エコ・ハイブリッド式です。
本編で書いたように、コンプレッサー方式の冷却器に加えて、空冷式熱交換器をさらに配置することで、二重に除湿する新方式です。
通常の除湿もパワフルになるうえ、ヒーターを使わないので、冬場でもエコです。適用畳数に対する消費電力水準も相当安くなる新技術です。
ここ20年間でみた除湿機の技術の中でも革新的に思えます。
衣類乾燥は、ただし、冬場の衣類乾燥除湿では、ヒーターを使わないため、シャープのハイブリッド式や、コロナのヒーター併用型のコンプレッサー式より、時間がかかる部分は否定できません。
ただ、2kgの洗濯物を乾かす目安時間は90分ですし、光熱費の利点をふまえれば、オンシーズンにほぼ毎日フル稼動するならば、本機を買う利点はあります。

ルーバーの工夫も充実しますし、約165cmのワイド送風に対応するため、大量の衣類乾燥もこなしやすいでしょう。
センサーも、温湿度センサー(カラッとセンサー)です。
視覚的に乾き具合が分かるエコドライナビ表示もありますし、もともと良い光熱費の部分が、さらに向上しそうです。

マイナスイオンは、同社の48兆の新ナノイーXです。
風の当たる範囲での消臭効果などが期待できるため、衣類乾燥も目的とする除湿機ジャンルでは相性が良いと言えます。

静音性は、除湿・衣類乾燥時の強運転で49dBです。
あえて言えば、本機最大の課題です。
弱運転なら37dBまで下がりますが、いずれにしても、夜間に利用する場合は、場所を少し選ぶでしょう。
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【2026年発売】
21・三菱 SARARI MJ-M120ZX-W
¥49,700 楽天市場 (6/8執筆時)
【2025年発売】
21・三菱 SARARI MJ-M120YX-W
¥49,700 楽天市場 (6/8執筆時)
【2017年発売】(Amazon限定)
21・三菱 SARARI MJ-M120MX-W
¥26,600 Amazon.co.jp (6/8執筆時)
方式:コンプレッサー式
適用畳数:木造 〜14/15畳 鉄筋 〜28/30畳
消費電力:325W/385W
除湿量(1日): 11L /12L
静音性:39-49dB
センサー:ムーブアイ・湿度・温度
タンク容量:約3.0L
サイズ:高さ534×幅360×奥行210mm
夏の除湿力 ★★★★★
冬の除湿力 ★☆☆☆☆
衣類乾燥機能 ★★★★★
電気代の安さ ★★★★★
静音性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
一方、パナソニックの場合、梅雨から秋口までフルシーズン除湿目的に使ううえで、年間を通して、少なくとも週1-2回ほどは衣類乾燥にも使う場合でないと、少しもったいない仕様に思います。
そのため、室温が15度前後を大きく下回らない季節に限定して使うならば、三菱電機のコンプレッサー式も選択肢です。
新旧で基本性能の部分は変わらないので、値段で決めてOKです。
Amazonで販売がある2017年仕様も、主要性能は同じです。電源コードは1.8mで、現行機の3.0mより短い点、現行機で確認できる水位目盛付タンクの表記がない点が相違点です。安い時期が多いので、価格面でも推せます。

本体サイズは、高さ534×幅360×奥行210mmです。
本機も、奥行が短いので、中型機としては設置性が良さそうです。
消費電力は、除湿時・衣類乾燥時とも325W(西日本385W)です。
光熱費は1時間で約10円ですし、問題ないです。

方式は、コンプレッサー式です。
方式的に冬場に弱い部分はあります。
しかし、冬場の衣類乾燥まで重視しないならば、本機でも良いでしょう。
また、冬場でも石油ファンヒーターなど、水分を出す燃焼系暖房ではなく、エアコンのように空気を乾燥させる暖房手段と併用すれば、しっかり効果を発揮できます。
もっとも、エアコンを使うぶん光熱費は高く付くため、そこを度外視して「緊急に乾かしたい」場合の使い方です。暖房後の暖かさが残る夜のリビングで乾かすのも良いでしょう。

センサーは、注目点で、「部屋干しおまかせムーブアイ」を搭載します。
衣類乾燥時は、前方529エリアの温度変化をみられる精度の良い赤外線センサーです。
乾いていない洗濯物を検知し、ピンポイントで送風できます。
通常の除湿時も、湿気がたまりやすい場所を見分けて風を送るため、部屋全体の除湿でも効果を発揮します。窓付近の結露が問題の場合などにも効きそうです。

センサーが作動しているかは、光ガイドで視認できます。
「効いている」か確認できるのは、安心感があります。

湿気の場所が分かるセンサーを活かした 「ふとんサラリモード」も、割とおもしろい工夫でしょう。
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2・除湿機の比較 (2)
2-1・中型除湿機(広めリビング向け)
:木造11畳・鉄筋20畳〜
なお、これらの商品は、今回の2回目記事で紹介しています。
第3に、パワフルに除湿できる大型除湿機として、おすすめできる製品は、

【2026年発売】
30・コロナ CD-WH1826(W)
30・コロナ CD-WH1826(K)
¥57,029 楽天市場 (6/8執筆時)
【2025年発売】
30・コロナ CD-WH1825(W)
30・コロナ CD-WH1825(K)
¥53,110 楽天市場 (6/8執筆時)
【2024年発売】
30・コロナ CD-WH1824-W
30・コロナ CD-WH1824-K
¥40,900 楽天市場 (6/8執筆時)
方式:コンプレッサー式(ヒーター併用)
適用畳数:木造 20/23畳 鉄筋 40/45畳
消費電力:305W/355W(605W/655W)
除湿量(1日): 16L/18L
静音性:35-50dB
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約5.5L
サイズ:高さ657×幅378×奥行235mm
夏の除湿力 ★★★★★
冬の除湿力 ★★★★★
衣類乾燥機能 ★★★★★
電気代の安さ ★★★★☆
静音性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
コロナのコンプレッサー式のCD-WH1826でしょう。
衣類乾燥に使う場合静音性に課題がみられる機種ですが、冬場にも利用できる除湿力と、行き届いたメンテナンス性への配慮を評価しました。
一方、光熱費の部分だけではパナソニックの上位機(F-YEX200D)もスペックは良いですが、本編で書いたように、シーズンを問わずフル活用しても、本体価格と光熱費の差を吸収するのは、10年単位では難しそうです。
費用対効果も勘案して、本機を推しました。

本体サイズは、高さ657×幅378×奥行235mmです。
適用畳数は、木造20畳、プレハブ31畳、鉄筋40畳までです。
60Hz地域(西日本)は、木造23畳、プレハブ35畳、鉄筋45畳までです。
除湿量は、16L/日です(西日本は18L)。
しっかりしたスペックで、広い面積の場所でも効果的に湿気を取ってくれそうです。
消費電力は、部屋の除湿目的に使う場合、305Wです(西日本は355W)。
これならば、1時間9.5円ほどです。ヒーターを使っての衣類乾燥は、2kgの乾燥1回あたり約19.8円です。
水準として安くはないですが、冬場を含めて使える仕組みがある大型除湿機としては、先述のパナソニックの高級機を除けば、かなり良い水準といえます。

静音性は、衣類乾燥時の強運転で最大50dB、除湿時で最大44dBです。
衣類乾燥運転時はそれなりに音が大きいのが欠点です。
ただ、除湿運転ならば控えめです。夜などで音を控えたい場合は、低出力の調整が上手なDCモーター採用の利点で、最小運転時は35dBまで抑えられます。

衣類乾燥機能は、2kgの洗濯物の乾燥に58分です。
少量の衣類ならば、給食着1枚相当で約14分です。
先述のように、衣類乾燥をフルパワーで行うとやや稼働音が大きめですが、1時間ほどの運転で済むと考えれば、許容範囲と考えられる人は多そうです。

ルーバーも、上下方向に自動で動き、左右は手動で調整できます。
ワイド送風でそれなりの量を乾かせる上で、少量の「スポット」乾燥も選べます。
水タンクの容量は、5.5Lです。
十分な容量です。

清潔性は、内部乾燥に対応する上で、熱交換器にカビ対策となるクリアフィンコートがあるのもワンポイントです。

メンテナンス部分も、アクアドロップ洗浄Selfとして、コップ1杯の水を注入し、レバーを引くだけで、熱交換器の汚れを洗い流す機能があります。
今回見た除湿機の中では、この部分の工夫はコロナが目立ちます。長期間使用時の能力低下に対処しやすく、この点も本機を推した大きな理由です。
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3・除湿機の比較 (3)
3-1・大型除湿機(事業者向け)
:木造20畳・鉄筋40畳〜
なお、この商品は、今回の記事の3回目記事で紹介しています。
第4に、冷風機タイプの除湿機としておすすめできるのは、

【通常モデル】
(2026年発売)
36・コロナ どこでもクーラー CDM-1026(AS)
¥35,174 楽天市場 (6/8執筆時)
(2025年発売)
36・コロナ どこでもクーラー CDM-1025(AS)
¥31,800 楽天市場 (6/8執筆時)
【家電量販店モデル】
(2026年発売)
37・コロナ どこでもクーラー CDM-F1026(A)
¥41,999 楽天市場 (6/8執筆時)
(2025年発売)
37・コロナ どこでもクーラー CDM-F1025(A)
¥34,018 楽天市場 (6/8執筆時)
【Amazonモデル】(本体黒)
37・コロナ どこでもクーラー CDM-10A3(K)
¥29,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)
方式:コンプレッサー式
適用畳数:木造 11/13畳 鉄筋 23/25畳
消費電力:185W /200W(200W/225W)
除湿量(1日): 9L/10L
静音性:42dB-48dB
センサー:
タンク容量:約5.8L
サイズ:高さ600×幅250×奥行386mm
夏の除湿力 ★★★☆☆
冬の除湿力 ★☆☆☆☆
衣類乾燥機能 ★★★☆☆
電気代の安さ ★★★★★
静音性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
コロナの「どこでもクーラー」でしょう。
複数の機種がありますが、基本性能は同じです。
「家電量販店モデルのみ、実売700円ほどの除菌・脱臭シート(CD-DS2)が付属します。ただし、1年交換の消耗品ですので、基本的には価格で決めてよいでしょう。

冷風機は、一般的な除湿機能に加えて、前方に室温より最大約10度低い冷風を届ける機能があります。
ただし、エアコンと違って熱を屋外へ排出する構造ではないため、そのまま使うと室内全体の温度は上がります。

しかし、こちらは、95cmの排気ダクトが付属です。
排熱を廊下側や窓方向に逃がせれば、室内の温度上昇を抑えやすくなります。

【他サイズもあり】
コロナ 標準ダクトパネル HDP-70M
¥7,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)
専用のダクトパネルも販売されています。DIYが得意な方なら、簡易的なスポット冷房機のように設置することもできます。
消費電力は、除湿時で、東日本では185Wです。西日本では200Wです。
コンプレッサー式らしい低消費電力で、電気代も1時間10円を下回る水準です。
衣類乾燥は、対応します。
衣類乾燥用のランドリールーバーを備え、除湿した温風を洗濯物に当てる構造です。これにより、衣類乾燥にも使えます。
乾燥時間は、日本電機工業会の基準では、洗濯物2kgで約119分です。
このクラスの冷風・衣類乾燥除湿機としては、十分な水準です。
静音性は、除湿運転時、最大42dBです。
衣類乾燥時でも48dBです。このタイプとしては静かな水準です。

水タンクは、注目点で、5.8Lと大きいです。
カビ対策として、熱交換器にはクリアフィンコートが施されており、内部乾燥にも対応します。
ただし、本編で書いたように、除湿機の「上位互換」として、オマケで冷風が出せる製品ではありません。
あくまで、冷風を出せることを主眼に選ぶ方向けです。センサー運転も確認できません。また、ダクトを使わない場合は、当然ながら室内温度も上がります。
もっとも、ダクト設置を前提に、例えば、酷暑の時期に独立したキッチンなどで簡易的なスポット冷房が欲しい場合には、わりと相性がよいでしょう。
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4・除湿機の比較 (4)
4-1・冷風扇タイプ
:木造10畳・鉄筋20畳〜
なお、これらの商品は、今回のの4回目記事で紹介しています。
第5に、マルチ空調タイプの除湿機としておすすめできるのは、

【2025年9月発売】
44・ダイキン MCZ706A-T
¥172,640 Amazon.co.jp (6/8執筆時)
方式:コンプレッサー式
適用畳数:木造 10/11畳 鉄筋 20/23畳(除湿)
消費電力:203W/218W
除湿量(1日): 8L/9L
静音性:38-44db
センサー:下で説明
タンク容量:約3L(除湿・加湿各)
サイズ:高さ690×幅415×奥行360mm
夏の除湿力 ★★★★★
冬の除湿力 ★☆☆☆☆
衣類乾燥機能 ★★★☆☆
電気代の安さ ★★★★★
静音性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ダイキンのMCZ704Aでしょう。

マルチ空調といえる製品の中では、除湿・加湿・空気清浄とフル装備となる点をまず評価しました。

本体サイズは、高さ690×幅415×奥行360mmです。
適用畳数は、除湿空気清浄運転時で、東日本(50Hz)だと、木造10畳、プレハブ15畳、鉄筋20畳です。
西日本(60Hz)では、木造11畳、プレハブ17畳、鉄筋23畳です。
空気清浄運転は32畳まで、加湿空気清浄運転は、木造11畳、プレハブ18畳です。一方、この除湿能力の製品として考えると、本体はかなり大きいです。
本機は、除湿機能までしっかり使う前提で選ぶ製品です。設置できる場所があるかは、購入前に必ず確認してください。
スペックは、リビング用としてしっかりまとまっています。す。
除湿量は8L/9L、加湿量は680mL/h、空気清浄は8畳を約9分ですから、
電気代も、除湿空気清浄運転時で1時間あたり約6〜7円に収まります。
これは、除湿がコンプレッサー式である利点です。加湿運転時も気化式なので、コスト面でメリットがあります。

フィルターも、高性能です。
高性能なHEPAフィルターに、撥水・撥油効果の高い素材を使い、集じん性能を長く保つ仕組みがあるTAFUフィルターです。
活性炭系の脱臭用フィルターも装備しており、この部分では、問題ありません。

センサーも、温湿度センサーのほか、ニオイセンサーと高感度の「ホコリ/PM2.5センサー」を備えます。

そのうえで、加湿機能搭載機で最も課題となる、水まわりのヌメリとニオイ対策にも、多重の工夫があります。

このように、良い部分は多い製品です。
繰り返し書いていきたように、本体がかなり大きい点は注意点です。
また、オートルーバーは装備されますが、本編で書いたように、衣類乾燥機能は専用の衣類乾燥除湿機に比べるとやや弱めです。
とくに大きさが課題と感じる方は多いでしょう。
その場合は、Atlasとしては【加湿空気清浄機の比較記事】で書いたダイキン機を導入したうえで、除湿機は衣類乾燥などに強い単機能機を別に買うことをおすすめします。
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【2026年発売】
47・ 三菱電機 MJ-PHDV24ZX-W
¥116,549 楽天市場 (6/8執筆時)
方式:コンプレッサー式
適用畳数:木造 30畳 鉄筋 61畳
消費電力:415W
除湿量(1日): 24L
静音性:26-46db
センサー:温湿度 ニオイ 高感度ほこり
タンク容量:約5.5L
サイズ:高さ650×幅410×奥行285mm
夏の除湿力 ★★★★★
冬の除湿力 ★☆☆☆☆
衣類乾燥機能 ★★★★★
電気代の安さ ★★★★★
静音性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、加湿は不要という場合は、三菱電機の美空感シリーズの本機は候補にできます。
とくに、除湿部分に注目する場合、ダイキンよりだいぶパワフルなので、その機能性を中心に据える場合、むしろこちらが良いです。

本体サイズは、高さ650×幅410×奥行285mmです。
加湿機能がないぶん、ダイキン機よりサイズは抑えられています。
適用畳数は、除湿機として木造30畳、鉄筋61畳です。
空気清浄機としても、最大21畳まで対応するため、リビング用として問題ありません。
除湿量は、 1日24Lです。
広めのリビングでも全体をしっかり除湿できるスペックです。

【ほこり・ニオイフィルタセット】
三菱電機 交換フィルター MJPR-PHDVFT
¥13,200 楽天市場 (6/8執筆時)
空気清浄機としても、性能は良いです。
フィルターは、高性能静電フィルターです。
HEPA基準の除去率ではないもの、PM2.5対応の説明もあり、花粉やハウスダスト対策としては十分に強力です。
脱臭も、活性炭フィルターで対応できています。
センサーも、しっかり、高感度ダスト/ホコリセンサーとニオイセンサーを備えます。
あえて言えば、フィルタが3年交換である部分がネックです。ただ、本機の価格帯の製品を選ぶならば、この部分は受け入れられる方が多いでしょう。

本編で書いたように、本機はスマートフラップで除湿と空清・脱臭の風路を切り替える構造です。
除湿を強く効かせている間は、空清・脱臭専用運転と同じ清浄力にはなりません。ただ、ホコリやニオイを検知すると自動で切り替えるため、普段使いではあまり意識せず使えるでしょう。

衣類乾燥機能も、対応します。
一方、本機もコンプレッサー式なので、基本的に、寒い季節の衣類乾燥は苦手です。
ただ、インバーター制御と霜取り運転により、低温時にもある程度使える仕様です。10℃前後でも一定の除湿量は出せるため、真冬以外は使いやすいでしょう。
オートルーバーも備え、最大8kgまでの洗濯物に対応できます。
消費電力は、除湿をフルパワーで使って415Wです。
1時間あたりの電気代は約12.9円です。
安定湿度到達後は中運転で245W、弱運転で135Wですし、本機のパワーを考えれば、水準として納得感はあります。
とくに、空気清浄だけ利用する場合は、1時間1.5円です。

【1m-10m】
タカギ 内径15mm ソフトホース
¥260〜 Amazon.co.jp (6/8執筆時)
水タンクは、5.5Lです。
容量は大きく、水捨て頻度は少なく済みます。
市販の内径15mmホースを使えば、連続排水にも対応できます。
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5・除湿機の比較 (5)
5-1・除加湿空気清浄タイプ
:木造 6畳 鉄筋 13畳〜
5-2・除湿空気清浄タイプ
:木造 6畳 鉄筋 13畳〜
なお、これらの商品は、今回の5回目記事で紹介しています。
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というわけで、今回は、除湿機・除湿乾燥機について書いてみました。

なお、このブログ「モノマニア」には空調家電に関する他の記事もあります。
1・除湿器の比較
2・エアコンの比較
3・扇風機の比較
4・サーキュレーターの比較
これらの記事もよろしくお願いします。
ではでは。
