1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
Android系タブレットのおすすめは結論的にこの機種!
1・Androidタブレットの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:NEC・レノボ
2・Androidタブレットの比較 (2)
2-1:NEC・レノボ〈続き〉
2-3:Google (pixel)
3・Androidタブレットの比較 (3)
3-1:サムスン (Galaxy)
3-2:アイリスオーヤマ
4・Androidタブレットの比較 (4)
4-1:TCL
4-2:シャオミ
5・Androidタブレットの比較 (5)
5-1:ファーウェイ
5-2:AIWA
5-3:他の企業
6・Androidタブレットの比較 (6)
6-1:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、今回は、タブレットPCを比較 してきました。
6回目記事(最終回)となる今回は、いつものように、目的別におすすめ機種を紹介していきたいと思います。
第1に、9インチ前後で、安めの小型のタブレットとしておすすめできるのは、
【2023年発売】
【レノボ版】(2023年発売)
1・Lenovo Tab B9 ZAC30212JP
¥19,800 レノボ直販 (5/27執筆時)
サイズ:9インチ
解像度:1340x800(173ppi)
CPU:MediaTek Helio G80(8コア)
カメラ:8+2メガ
記憶容量:32GB/64GB
バッテリー:5100mAh 13時間
サイズ:215.43×136.76×7.99mm
重さ:344g
持ちやすさ ★★★★★
処理速度 ★★★★☆
解像度 ★★☆☆☆
画質の良さ ★★★★☆
記憶容量 ★★★★☆(64GB)
バッテリー ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
レノボのTAB B9でしょう。
サイズは、本機は9インチですので、片手持ちも可能です。
より小さな8インチ機もありますが、本機も十分に小さいと言えます。
パネルは、視認性の良いIPSです。
解像度は、ただ、1340x800です。
つまり、フルハイビジョンに届かない水準です。
ただ、画面サイズが小さめなので妥協はできます。
CPUは、メディアテックのMediaTek Helio G80 です。
スコアは、本機は総合16GHzです。
OSを快適に動かすことを考えると、1回目記事の冒頭で書いたように、8コアで、クロック数の合計が15GHz前後でないと厳しいです。
しかし、本機はこの水準をクリアします。
搭載されるOSは、Android 12.0です。
GPSや加速度センサーも搭載ですから、そのほかの点で機能面で物足りない部分は少ないです。
カメラも、フロントは、2Mながら、顔認証に対応できます。
チャットなどの利用にも問題ない水準です。
センサーも、格安機ですが、GPSがしっかり装備です。
加速度(重力)センサーも付属です。あとは、電子コンパスが欲しいところですが、価格的に仕方ないでしょう。
ただし、価格面で言えば、Amazonのタブレット端末は「強力なライバル」です。
CPU性能などほぼ同等ながら、価格はかなり安いですから。
唯一の違いは、AndoridOSをAmazon独自で改良した「互換機」なのでGoogle Playではなく、Amazonからソフトをインストールする部分です。
ただ、例えば「ブラウジング」「動画閲覧」「メール確認」など手軽な目的ならば基本的に同じに使えます。
詳しくは、このブログの別記事となる【AmazonのFireタブレットの比較記事】で紹介しますので、激安で考えている方は、比較しても良いと思います。
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【2024年発売】
39・アイリスオーヤマ LUCA TM083M4V1-B
¥26,750 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
サイズ:8インチ
解像度:1920 x 1200
CPU:Heilo G99 MT8781(8コア)
記憶容量:128GB
バッテリー:5,000mAh
カメラ:5+5メガ
サイズ:209.4×127×8.7mm
重さ:370g
一方、8インチクラスで、パネル解像度がフルHDを超え、また、CPUも入門機の性能以上の製品としては、アイリスオーヤマの8型がわりと性能が良いです。
CPUは、MediaTekのHeilo G99 MT8781です。
スコアは16.4GHzクラスで、入門機と中級機の真ん中ほどの水準です。
パネル解像度も、しっかり、WUXGA(1920×1200
種類はIPS系である確証はないです。しかし、同社の表現から推測するに、TNということはなく、どこかの企業のIPS系パネルかと思います。
値段も安く、ストレージが多めで、センサー面でもGPSほかフル装備です。
ただし、本体が厚めで重め、周囲のベゼルも厚めなので、デザイン性や操作感も重視する場合は、若干選びにくいです。
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【2025年発売】
7・Lenovo Legion Tab (8.8”, 3) ZAEF0052JP
¥79,860 レノボ直販 (5/27執筆時)
画面:8.8インチ
解像度:2560x1600 (343ppi)
CPU:Snapdragon 8 Gen 3(8コア)
記憶容量:256GB (USF4.0)
バッテリー:6550mAh 約15時間
カメラ:13+2メガ / 8メガ
サイズ:208.5×129.5×7.6mm
重さ:350g
一方、予算制限をつけないならば、NEC LAVIE Tab T9 T0995/HASも選択肢です。
基本的に、ゲーミング用ですが、そこまで高リフレッシュレートにしないで使うなら、(発熱を気にせず)普通の仕事用にも使えます。
CPUは、8コアのSnapdragon 8 Gen 3(3.3GHz×1 + 3.2GHz×3 + 3.0GHz×2 +2.3GHz×2 )です。
本編で書いたように、高性能コアにArmののCortex-X4を使う、AI世代の統合型CPUです。
スコアは、今回の計算方法で、合計23.5GHzです。
今回の基準でこれ以上の性能のものはないです。
というより、Androidタブレットの場合、これまでこのレベルの小型機は出ておらず、稀少性があります。
パネルは、こちらも、2.5K相当の2560x1600の液晶パネルです。
リフレッシュレートも165Hzと高く、輝度も輝度は500ニトと明るいです(HBMモード時900ニト)。
色域は非公開ですが、この水準ならば、少なくとも、sRGBは100%カバーすると思います。いずれにしても、良質なパネルです。その上で、しっかり、軽量・薄型ですし、予算があれば選んで良い機種です。
第2に、5万円以下の価格のタブレットPCで、性能面で期待できる製品は、
【2024年発売】
【Wi-Fiのみ】
9・Lenovo Tab M11 ZADA0020JP
¥29,543 楽天市場 (5/27執筆時)
記憶容量:32GB (eMMC)
10・Lenovo Tab B11 ZADA0284JP
¥29,810 レノボ直販 (5/27執筆時)
11・NEC LAVIE Tab T11 T1155/HAS PC-T1155HAS
¥36,436 楽天市場 (5/27執筆時)
【SIMフリー版 】
12・Lenovo Tab B11 ZADB0291JP
¥32,450 レノボ直販 (5/27執筆時)
記憶容量:128GB (eMMC)
画面:10.95インチ
解像度:1920 x 1200 (208ppi)
CPU:MediaTek Helio G88(8コア)
バッテリー:7040mAh(10時間)
カメラ:8+8メガ
サイズ:272×182×7.2mm
重さ:465g
持ちやすさ ★★★★★
処理速度 ★★★★☆
解像度 ★★★★☆
画質の良さ ★★★★★
記憶容量 ★★★★★(128GB)
バッテリー ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
Lenovo Tab B11でしょう。
M10も安いようならば候補ですが、ストレージが少ないです。
128GBのストレージでありつつ安いそちらが良いと言えます。
いずれも、タッチペン(Lenovo Tab Pen)が付属するモデルです。
それをふまえても、価格はかなり安いです。
本編で書いたように、「お絵かき」まで行くレベルならば、アプリが充実するGalaxyのほうが良さそうですが、ビジネスや勉強用の「書込」というレベルで言えば、こちらでも賄えます。
実際、タッチペンもしっかりした4096レベルの筆圧検知ですし、十分な性能です。
画面は、中型の10.95インチです。
解像度もしっかり、WUXGA(1920x1200)で2K相当です。
フルHD(1920×1080)を超えています。
パネルも、視認性の良いIPS系でいえますので、しっかりしています。
IPSとしても、90Hzのリフレッシュレートと、400ニトが出せる点で性能は十分です。
CPUは、MediaTekのHelio G88(2GHz×2 + 6×1.8GHz)です。
スコアは、総合14.8Hzです。
ただ、普通の使い方ならば問題ない入門機水準です。
動画やウェブブラウザを利用する程度の利用法ならば十分です。
【Amazon限定】 [64GB〜1TB]
・Transcend マイクロSDカード
¥980〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
MicroSDカードを増設することで容量を増やせます(最大2TB)。
その部分も問題ないでしょう。
搭載されるOSも、Android 13です。
ここも問題ないです。
カメラも、フロント8メガ、リア8メガあれば、この価格帯の製品では優秀な方です。
格安機では珍しく4スピーカー構成ですし、家庭用としても割と良いようにみえます。
GPSも搭載で、各種センサー類もしっかり装備されます。こうした点で、3万円前後の予算で、Androidタブレットを探している方には、良い選択肢でしょう。
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【2024年発売】
45・TCL TAB 10 Gen 2 8496G1
¥18,000 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
サイズ:10.36インチ
解像度:2000x1200
CPU:MediaTek MT8768 (8コア)
記憶容量:128GB
バッテリー:6,000mAh 9時間
カメラ:8+5メガ
サイズ:244×154.7×7.35mm
重さ:425g
もう一機挙げるとすると、 TTCL TAB 10 Gen 2 8496G1です。
同じほどの画面サイズですが、本機は244×154.7×7.35mmとより薄い上で、軽量です。
軽量金属ボディを採用する工夫で、軽い理由もあります。
CPUは、8コアのMediaTek MT8768(2GHz×4 1.5GHz4)です。
スコアは、総合14GHzです。
ここで、レノボ機に少し負けるのですが、1コアの最大クロックを考えるとだいたい同じ水準でしょう。入門機の水準としてですが、快適さはあるでしょう。
パネルも、しっかりIPSとの表記です。
ストレージも、128GBと十分なので、そこも魅力です。
さらに、最大1TBまでのMicroSDカードにも対応します。
カメラ・ネットワーク・センサー部分も、必要と思われる部分はしっかり網羅します。
簡単なフリップケースもつきますし、そこを含めてコスパは良いです。
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【2023年発売】
53・Xiaomi Redmi Pad SE 4GB+128GB
¥19,620 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
53・Xiaomi Redmi Pad SE 6GB+128GB
¥28,800 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
サイズ:11インチ
解像度:1920 x 1200 (208ppi)
CPU:Snapdragon 680 4G(8コア)
記憶容量:128GB(eMMC)
バッテリー:8,000mAh 13時間
カメラ:8+5メガ
サイズ:255.5×167.8×7.36mm
重さ:478g
一方、CPUパワーに注目するならば、シャオミのXiaomi Redmi Pad SE も候補です。
とくに、下位機はコスパが良いです。メモリー量も4GBあれば、入門機ならば十分でしょう。
本体のサイズは、255.5×167.8×7.36mmです。
わりと薄めと言って良いです。
Xiaomiの場合、OSが独自仕様のMIUI 14 です。
ただ、Google Android 13互換なので、ここは問題ないです。
CPUは、8コアのSnapdragon 680 4G(2.4GHz×4+1.8GHz×4)です。
スコアは、合計16.8GHzなので、最近の製品では中級機といえるものです。
この価格では、贅沢に思えます。
液晶パネルは、IPS明記はないです。
しかし、本編で書いたように、パネルスペックをみると、実際はTianmaのIPS系でしょう。
ストレージも、eMMCながら128GBですし、バッテリー量も問題ないです。
ただ、Xiaomiは、仕様面で、GPSが未装備です。
外回りで利用しないにしても、位置情報を用いる操作(外出時・紛失時など)や、それを必要とするアプリ(カーナビアプリなど)は便利に利用できないことは、利用方法によっては注意点です。
第3に、5万円以上の中級機で、入門機より「1クラス上」の性能を期待したい場合におすすめの製品は、
【2025年発売】
55・Xiaomi Pad 7 8GB+128GB VHU5505JP(灰)
55・Xiaomi Pad 7 8GB+128GB VHU5462JP(青)
55・Xiaomi Pad 7 8GB+128GB VHU5507JP(緑)
¥49,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
サイズ:11インチ
解像度:3200x2136 (345ppi)
CPU:Snapdragon 7+ Gen 3 (8コア)
記憶容量:128GB(UFS4.0)
バッテリー:8,850mAh 20.4時間
カメラ:13+8メガ
サイズ:251.2×173.4×6.18mm
重さ:490g
持ちやすさ ★★★★★
処理速度 ★★★★★
解像度 ★★★★★★
画質の良さ ★★★★★★
記憶容量 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
総合評価 ★★★★★
XiaomiのXiaomi Pad 7 の128GBモデルしょう。
比較的価格が安い上で、仕事用として必要なスペックが高レベルでまとまっている上で、映像視聴、ゲーミング用と考えても、十分以上の性能を保つ点を評価しました。
本体のサイズは、251.2×173.4×6.18mmです。
しっかり薄めで持ちやすそうです。
外観も、アルミニウム合金で、値段の安さを感じさせない、しっかりした仕様です。
物理ボタンの配置は、若干クセを感じますが、(まあ)慣れれば平気でしょう。
搭載されるOSは、シャオミのXiaomi HyperOS 2です。
Google Android 15をシャオミ仕様にしたものですので、アプリ対応を含めて問題ないです。
CPUは、8コアのSnapdragon 7+ Gen 3(2.6GHz+2.6GHz×4+1.9GHz×3)です。
定評のあるCortex-X4(2.6GH)をメインコアにした世代の新しいCPUです。
CPUの積み上げでみても18.9GHzとこの価格帯では優秀で、上級クラスです。
この部分は、この価格帯の製品ではとても優秀です。
パネルも、3.2K相当の3200x2136 (345ppi相当)です。
もちろん、IPS系で、144Hzまでだせる、本格的なゲーミング用パネルです。
リフレッシュレートの部分は、ペンタブとしても重要な部分ですし、仕様は良いです。
最大輝度も800ニトと優秀です。
Xiaomi フォーカスペン
¥14,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
なお、タッチペンは、別売ですが、純正が用意されます。
こうした部分のスペックが良い上で、周辺的なスペックもとても良いです。
ネットワークは、例えば、Wi-Fi6EとBluetooth5.4を搭載です。
【無線LANルーターの比較記事】で詳しく書いたように、新しく開放された6GHz帯に対応できる世代です。
まだ、近所で混んでいない回線ですので、通信速度、安定性を高められます。
カメラも、リアが13MPで、フロントが8MPです。
AFも対応しますし、チャットに便利な、センターフレームほか、性能は充実します。
Anker Nano II 45W
¥2,990 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
充電も、USB-PDの、45W給電に対応するので、専用充電器があれば、高速です。
センサーは、ただ、GPSがない部分はあります。
ただ、ここはWi-Fiタブレットならば、多くの方は問題ないでしょう。
ただ、外出先などでの仕事で、GPSあった方が良い場合は、やはり注意点です。また、ゲームについて言えば、位置情報を必要とするゲームはできない可能性はあるので、そのあたりだけは、確認してください。
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【2025年発売】
57・Xiaomi Pad 7 Pro 8GB+128GB VHU5427JP(青)
57・Xiaomi Pad 7 Pro 8GB+128GB VHU5421JP(緑)
57・Xiaomi Pad 7 Pro 8GB+128GB VHU5388JP(灰)
¥67,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
サイズ:11インチ
解像度:3200x2136 (345ppi)
CPU:Snapdragon 8s Gen 3 (8コア)
記憶容量:128GB(UFS4.0)
バッテリー:8,850mAh 19.8時間
カメラ:50+32メガ
サイズ:251.2×173.4×6.18mm
重さ:500g
一方、予算がもう少し出せる方で、「仕事用」に考える場合、このシリーズの上位機を選ぶのは「あり」です。
CPUは、8コアのSnapdragon 8s Gen 3(3.0GHz×1 + 2.8GHz×4 + 2.3GHz×3)です。
積み上げスコアは、21.1GHzです。メインコアも3.0GHzですし、先ほどの機種よりワンランク上です。
ネットワークも、最新のWi-Fi7です。
理論上5760Mbps(=720メガバイト秒)という速度が出せる最新版です。
【Wi-Fi7対応ルーターの比較記事】で、色々書いていますが、この部分で陳腐化することは、(本体が壊れるまで)ないでしょう。
その上で、セキュリティ面で、リアルタイム顔認証に対応する上で、サイドに指紋センサーも付くため、仕事にも利用する場合、有利に思います。
全体としてまとまっていますし、重さや薄さも、高レベルです。
こうした部分で言えば、一般的な仕事用として11型の上級機を探している方も、メイン部分のスペック面を重視するならば、候補にできるでしょう。
GPSは、本機も未装備ですので、衛星からの位置情報の取得がが必要な場合は、その点だけ注意してください。
ただ、最近のiPadも(Wi-Fiモデルは)未装備ですし、不要な方は不要だと思います。
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【2022年発売】
【NEC版】(256GBメモリ)
21・NEC LAVIE Tab T11 T1195/FAS PC-T1195FAS
¥58,000 楽天市場 (5/27執筆時)
画面:11.5インチ(OLED)
解像度:2530x1536 (264ppi)
CPU:MediaTek Kompanio 1300T(8コア)
記憶容量:128GB/256GB (USF3.1)
バッテリー:8000mAh 約14時間
カメラ:13+8メガ
サイズ:263.7×166.7×6.8mm
重さ:480g
また、他社からオルタナティブをあげるとすれば、NEC LAVIE Tab T11が候補です。
とくに、パネルの表示性能を採用したい場合で、あまり、外に持ち出して使わないならば、こちらは良いように思います。
本体サイズは、285.6×184.5×5.6mmです。
薄さはと重さは、シャオミに比べても優秀です。
ボタンの配置や、安定した押しやすさへの配慮もあります。このあたりは、(目立ちませんが)レノボ・NEC系の良い部分の1つだと感じます。
パネルは、OLED(有機EL)です。
日光下にやや弱いですが、仕事用として主に室内で利用する場合、黒の締まり(コントラスト比)や色域の広さの部分では、タブレットの場合、あらゆる液晶に優れると言って良いです。
室内利用で、光がしっかり制御できる環境ならば、この方式が適当です。
リフレッシュレートも、120Hz対応です。
さらに、本編でも書いたように、ゲームやペンタブ、あるいは、OSの基本操作の部分で有利な部分も、優れます。
本体のサイズは、264×171×6.8mmです。
しっかり薄く、重さも問題ない本体です。
CPUは、台湾のMediaTekのKompanio 1300T (3GHz×1, 2.6GHz×3, 2GHz×4)です。
2022年登場のCortex-A78 / A55をベースにした製品です。
スコアは、総計18.8ですし、しっかり、上級機と言えます。
(今回の定義法だと)AI世代のCPUではないですし、スペックはシャオミには、及ばないのですが、仕事用として、十分な性能です。
一般的な処理において、問題は感じないでしょう。
指紋認証はないものの、顔認証に対応できます。
スピーカーも、4スピーカーで、立体音響規格の「ドルビーアトモス」対応のJBL製スピーカーの採用も良い部分です。
記憶容量は、128GBです。
いざとなったら、マイクロSDカードが増設もできます(最大1TBまで)
いずれにしても、Android搭載タブレットで、費用対効果をある程度重視するならば、本機が最もおすすめです。機能面で、AppleのiPad Proに張り合える数少ない機種です。
【専用カバー付キーボード】
NEC LAVIE Tab T11 PC-AC-AD035C
¥12,700 楽天市場 (5/27執筆時)
専用カバー付きキーボードも増設できますし、仕事用に良さそうです。
GPSも、装備なので、必要とされている方には良いかと思います。
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【2025年発売】
(Amazon型番:グレー)SM-X520NZAAXJP
31・サムスン Galaxy Tab S10 FE
¥71,247 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
(通常型番:シルバー)SM-X520NZSAXJP
31・サムスン Galaxy Tab S10 FE
¥87,325 楽天市場 (5/27執筆時)
画面:10.9インチ
解像度:2304x1444 (249ppi相当)
CPU:Exynos 158(8コア)
記憶容量:128GB
バッテリー:8000mAh 20時間
カメラ:12メガ / 13メガ
サイズ:254.3×165.8×6.0mm
重さ:497g
逆に、外に持ち出して使う場合、あるいは、自宅でもキッチンなど「水気」がある場所で使う場合は、サムスンの Tab S10 FEが良いでしょう。
防水性は、防塵等級も付く形でIP68です。
Android系タブレットの場合、明示的に(生活防水以上の)「防水」を示すのは、サムスンを除くと少ないです。
格安機だと端子周りの作りがイマイチな機種もありますが、本機はそれらとは異なり、本体の作り自体がしっかりしていると言えます。
いずれにしても、剛性は、同社のタブレットのワンポイントです。
CPUは、8コアのExynos 1580(2.9GHz×1+ 2.6GHz×3 + 1.95GHz×4)です。
2025年機らしく、高性能コアは2.9GHzと高いです。
その上で、8コアの積み上げも、合計で18.5GHzですし、性能は十分です。
カメラも、フロント12M、リア13Mです。
(スマホレベルの)シャオミは除くとして、本機も、4K/30P動画も撮れますし、AF対応で十分な性能です。
スタミナも、持続時間は、動画視聴で20時間ですので、持ちはこびにも問題ないです。
ネットワークは、Wi-Fi6とBluetooth 5.3を搭載です。
GPSも、ワイドバンドは非対応ですが、各国の衛星にフル対応です。
若干価格は高いですが、純正のSペンが初期付属という部分をふまえれば、ある程度お買得感も感じられるでしょう。
第4に、12,7インチクラスの大画面機で、PC代わりに使えるタブレットPCとしておすすめできるのは、
【2024年発売】
25・Lenovo Yoga Tab Plus ZAEG0149JP
¥89,980 レノボ直販 (5/27執筆時)
画面:12.7インチ
解像度:2944x1840 (273ppi)
CPU: Snapdragon 8 Gen 3 (8コア)
記憶容量:256GB(UFS 4.0)
バッテリー:10200mAh(12時間)
カメラ:13+2メガ / 13メガ
サイズ:291 ×188.3 × 6.7mm
重さ:640g
持ちやすさ ★★★★★
処理速度 ★★★★★★
解像度 ★★★★★★
画質の良さ ★★★★★★
記憶容量 ★★★★★★
バッテリー ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
Lenovo Yoga Tab 11でしょう。
予算10万円以内で考える場合、これ以上の機種は見あたらないです。
画面サイズは、12.7インチです。
一般的なモバイルノートPCほどの画面サイズです。
パネル解像度も、2944x1840ppiと3K水準です。
作業領域も広くできますし、画面密度も十分で、表示も詳細です。
パネルについて言えば、(sRGBより基準が厳しい)DCI-P3カバー率で100%ですから、IPS系の広色域パネルで確定です。
Lenovo Precision Pen 2
¥9,900 Lenovo直販 (5/27執筆時)
輝度も最大900ニトですし、ペンタブ運用に欠かせないリフレッシュレートも最大144Hzです。
CPUは、8コアのSnapdragon 8 Gen 3(3.3GHz×1 + 3.2GHz×3 + 3.0GHz×2 +2.3GHz×2 )です。
本編で書いたように、Cortex-X4を高性能コアとして搭載するAI世代です。
スコアは、今回の指標で合計23.5GHzです。
一般的なユーザーベンチで見ても、他社の20万円以上の製品よりスコアは良く、この部分も次世代的です。
ストレージも、高速なUFS4.0で、256GBです。
ネットワークも、アンテナ2本(+WB)対応のWi-Fi7ですから、文句はないです。
カメラ、スピーカーも、高水準です。
こうした部分で、仕事用だけでなく、普通に、動画視聴やゲームなどに使いたい場合も、本機は性能が期待できそうです。
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【2025年発売】
23・Lenovo Idea Tab Pro ZAE40096JP
¥54,780 レノボ直販 (5/27執筆時)
(お得セット)完全ワイヤレスイヤホン・ケースおまけ
23・Lenovo Idea Tab Pro ZAE40096JPS334
¥55,891 レノボ直販 (5/27執筆時)
画面:12.7インチ
解像度:2944x1840 (273ppi)
CPU: MediaTek Dimensity 8300 (8コア)
記憶容量:256GB(UFS 4.0)
バッテリー:10200mAh(12時間)
カメラ:13+2メガ / 13メガ
サイズ:291 ×189× 6.9mm
重さ:620g
多少予算が厳しい場合は、 Idea Tab Proが良いでしょう。
本機は、4096段階の筆圧検知が付いてこの値段ですので、お買得感があります。
CPUは、8コアのMediaTek Dimensity 8300 (3.2GHz×4+2.2GHz×4)です。
(アームの)AI世代の1つ前にはなりますが、スコアは、今回の計算法だと21.5GHzです。
上級機なので、ローカルファイルのAIによる解析を「ヘビーに」運用したいのでないならば、十分以上の性能です。
パネルも、400ニトの輝度がありつつ、解像度は、こちらも3K(2944x1840ppi)です。
上位機と比べると、色域やリフレッシュレートは普通とは言え、この価格クラスでは上質です。
ストレージも、UFS4.0で256GBです。ネットワークも、Wi-Fi6(アンテナ2本)なら、個人的に文句もないです。
少し予算抑えめで、大画面機狙いならば、本機はとても良いでしょう。
第5に、12型を超える大画面機をPC代わりに使う方で、性能面を最大に重視したい場合は、
【2024年発売】
(256GB)
35・サムスン Galaxy Tab S10+
¥159,324 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
(512GB)
35・サムスン Galaxy Tab S10+
¥148,008 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
CPU:MediaTek Dimensity 9300+(8コア)
記憶容量:256GB/ 512GB
カメラ:13+8メガ / 12メガ
バッテリー:10900mAh 16時間
重さ:581g
【2023年発売】
(256GB)
35・サムスン Galaxy Tab S9+
¥162,111 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
CPU:Snapdragon 8 gen2(8コア)
記憶容量:256GB
カメラ:13+8メガ / 12メガ
バッテリー:10900mAh 16時間
重さ:581g
画面:12.4インチ(OLED)
解像度:2800x1752 (266ppi相当)
サイズ:285×185×5.7mm
持ちやすさ ★★★★★
処理速度 ★★★★★★★
解像度 ★★★★★★
画質の良さ ★★★★★★★
記憶容量 ★★★★★★
バッテリー ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★★
Galaxy Tab 10+ あるいは、その23年旧機でしょう。
本体のサイズは、285×185×5.7mmです。
高級機らしく、フレーム部分が薄く、本体の厚みも薄めです。
画面も広めですので、分割利用しても使いやすいでしょう。
パネルも、映像美の部分で利点がある有機EL(OLED)です。
液晶に比べて日光下が少し苦手と言えますが、タブレット型の場合、わりと柔軟に場所(角度)は調整できますので、主には室内で利用するならば、問題ではないと思います。
加えて、2023年機以降ははDynamic AMOLED 2Xパネルで、ある程度日光に強いとされます。
機能的にも(これは従来からありますが)「ビジョンブースター」として、日差しの強さを(色を含めて見て)調整する機能も付きます。
いずれにしても、解像感がある美麗な画面が利用できるメリット性が優るでしょう。
CPUは、新機種はMediaTek Dimensity 9300+です。
本編で書いたように、CPUの積み上げ計算だとそこまで目立たないのですが、これは(このブログの)比較の仕方が悪いだけです。実際、AI世代のエンジンで、今回紹介したCPUの中でも屈指の性能です。旧機とは、PU18%、GPU28%、NPU14%の差ですので、値段差ほどの差はあります。
ただ、ここまでのCPUが、タブレットで必要とされている方は、実際少ないように思います。
その点で言えば、新機種登場で値下がりしてきた、 Galaxy Tab S9+が魅力です。
こちらでも、AI世代であり、処理面はともかく、AI(Galaxy AI)によって「できること」については同じです。
カメラも、チャットや会議を含めた仕事利用に向く工夫が多いです。
上位機としてまとまった性能なので、予算が許せば、買って後悔の少ないだろう製品です。
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【2024年発売】
(256GB)
36・サムスン Galaxy Tab S10 Ultra
¥186,252 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
(512GB)
36・サムスン Galaxy Tab S10 Ultra
¥190,182 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
(1TB)
36・サムスン Galaxy Tab S10 Ultra
¥186,252 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
CPU:MediaTek Dimensity 9300+(8コア)
記憶容量:256GB/ 512GB/1TB
カメラ:13+8メガ / 12メガ
重さ:718g
【2023年発売】
(512GB)
37・サムスン Galaxy Tab S9 Ultra
¥201,027 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
CPU:Snapdragon 8 gen2(8コア)
記憶容量:512GB
カメラ:13+8メガ / 12+12メガ
重さ:732g
画面:14.6インチ(OLED)
解像度:2960x1848 (239ppi相当)
バッテリー:11,200mAh 16時間
サイズ:326.4×208.6×5.5mm
一方、15インチ前後の画面サイズが、仕事に必要な場合は、その上位機でも良いです。
CPUの性能差は、下位機種の場合と同じです。
したがって、こちらの場合も旧機でも良いでしょう。
正確に言えば、こちらだけ、新機種のは、ネットワーク面でWi-Fi7対応です。ただ、まだ完全に普及していない規格です。
旧機でもWi-Fi6ですし、問題は感じません。
第6に、家庭に据え置いて、汎用の情報端末として運用したい場合は、
【2023年発売】(24年追加)
【128GB】(白・緑)
26・Google Pixel Tablet Hazel GA06156-JP
26・Google Pixel Tablet Porcelain GA06158-JP
¥62,000 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
【256GB】(白・緑)
27・Google Pixel Tablet Wi-Fiモデル 256GB
27・Google Pixel Tablet Wi-Fiモデル 256GB
¥74,500 楽天市場 (5/27執筆時)
サイズ:10.95インチ
解像度:2560x1600 (276ppi相当)
CPU:Google Tensor G2 Titan M2(8コア)
記憶容量:128GB/256GB
バッテリー:12時間
カメラ:8+8メガ
サイズ:258×169×8.1mm
重さ:493g
持ちやすさ ☆☆☆☆☆
処理速度 ★★★★☆
解像度 ★★★★★★
画質の良さ ★★★★★★
記憶容量 ★★★★★(128GB)
バッテリー ★★★★★
総合評価 ★★★★★
Google Pixel Tablet でしょう。
専用の、磁気ドッキングの専用台座(=充電スピーカーホルダ)を利用し、固定利用しつつ、必要に応じて、台所なり、好きなところに持ち運んで使えます。
置いた状態では、音声AI(Google Assistant)を呼び出し情報端末にできますし、家電操作のハブにもできます。
さらに、Chromecast搭載で、タブレットに対してスマホから映像などをキャストできます。
ライバルはむしろ、このブログの【スマートスピーカーの比較記事】で紹介したような、Google純正品(Nest TV)を含めた(画面付き)AIスピーカーです。
本編で書いたように、そちらだと、汎用的なOSが未装備で、アプリが好き勝手にインストールできるものでもないので、定額の音楽や動画サービスの利用に不便を感じるシーンはあります。
しかし、本機の場合、実際的に「Androidタブレット」なので、こうした部分の制約なしに、いろいろできるのは、大きな魅力です。個人的にもかなり欲しいです。
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【2024年発売】
【256GB】(メモリ8GB)
18・Lenovo Tab Plus ZADX0061JP
¥42,350 Lenovo直販 (5/27執筆時)
画面:11.5インチ
解像度:2000 x 1200 (220ppi)
CPU:MediaTek Helio G99 (8コア)
記憶容量:256GB
バッテリー:8600mAh 12時間
カメラ:8+8メガ
サイズ:268.3×174.3×7.8-13.6mm
重さ:650g
ただ、少し予算を節約したい場合は、Lenovoの Tab Plusは良い候補です。
本機は、チルトスタンドを装備するので、寝室やキッチンに置きやすい仕様です。
液晶パネルも、11.5インチのIPS系で、解像度も2K相当(2000 x 1200)はあります。
CPUも、8コアのMediaTek Helio G99(2.2GHz×2+2.0GHz×6)です。
積み上げ算で、16.4GHzですので、しっかり中級機の性能はあります。
スピーカーは、とくに、8スピーカーです。
トゥイーター4基と、ウーファー4基という構成で、高音域を出せる洋にしているので、音源として、高音質なハイレゾ対応です。
映画を見る場合も、ドルビーアトモス対応ですし、据置タイプでは豪華な構成に思います。
補足1:Andoridタブレットの購入法
というわけで、今回はAndroidタブレットの紹介でした。
今回の記事の他に、このブログには、Andorid以外のスマホ・タブレット端末の比較記事として次の4つがあります。
1・Android系タブレットの比較
2・AppleのiPadの比較
3・AmazonのFireタブレットの比較
4・Microsoft Surfaceの比較
他の端末と比較して考えたい方は、上記の記事もご覧ください。
特に、Android系の格安機種を探している方は、同じくAndroid系のOS(FireOS)を搭載する3番の記事を確認しておく意味はあるでしょう。
逆に、高性能機で考えているならば、異なるOSを搭載するタブレットが候補となります。
補足2:タブレット周辺機器の記事の紹介!
というわけで、今回はAndroid系のタブレット端末について書きました!
なお、このブログにはタブレットに関連する記事として3つの記事があります。
【Amazon限定】 [64GB〜1TB]
・Transcend マイクロSDカード
¥980〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
第1に、マイクロSDカードの比較記事です。
今回「おすすめ」したタブレットは、すべて、マイクロSDカードスロットが採用されています。
メモリー容量が少ない機種も多いので、同時に購入しておくのも良いでしょう。
なお、速度や耐久性などの詳しいスペックは、【MicroSDカードの比較記事】が別にあります。よろければご覧ください。
・小型Bluetoothキーボードの比較記事
:PCやタブレット向け格安・小型機
第2に、無線キーボードの比較記事です。
各社とも専用製品を用意する場合も多いですが、汎用的に使いたい場合など、ニーズに合わない場合もあります。
以上の記事で、割と安めの製品を含めて、いろいろ紹介しているので、よろしければ、こちらの記事もご覧ください。
1・標準の無線LANルーターの比較
速度: 2402Mbps(最大)
予算:7500円〜
用途:2LDK・一戸建て
2・安めの無線LANルーターの比較
速度:1300Mbps(最大)
予算:3千円〜
用途:1LDK・ワンルーム向け
3・高速なWi-Fi 6ルーターの比較
速度: 4803Mbps(最大)
予算:1.5万円〜
用途:大家族・ゲーマー・トレーダー
4・最速なWi-Fi 7 ルーターの比較
速度: 11520Mbps(最大)
予算:3万円〜
用途:高速10G回線ユーザー
5・メッシュWi-Fiルーターの比較
速度: 11520Mbps(最大)
予算:3万円〜
用途:旅館・自営業・3F建ての家庭
第3に、無線LANルーターの比較記事です。
中級機以上で、Wi-Fi6や、Wi-Fi7に対応する機種を狙う場合、ルーターが対応しない場合、そのスペックを活かせません。
使えないわけではなく、Wi-Fi5の速度(〜100MB/秒)でつながるだけですので、問題はありません。
ただ、5年以上ルーターを買い替えた経験がない場合、買換で、ご自宅全体の通信環境は、端末の複数接続時の安定性の改善が見込めます。
最近は、(動き回って持ち歩くことの多い)スマホやタブレットに適した機能を持つ製品も多くでまわっており、技術確信は大きいです。
詳しくは、上記のリンク記事をご覧ください。さしあたっては、1回目記事が良いかと思います。
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ではでは。