今回の結論
美味しく炊ける!小型炊飯器のおすすめは結論的にこれ!!

1・3合炊き炊飯器の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2: 象印
1-3:パナソニック
1-4:三菱電機
2・3合炊き炊飯器の比較 (2)
2-1:タイガー
2-2:東芝
2-3:T-Fal
2-4:バルミューダ
3・3合炊き炊飯器の比較 (3)
3-1:アイリスオーヤマ
3-2:バーミキュラ
3-3:シャープ
3-4:シロカ〈長谷園〉
3-5:無印・ツインバードほか
4・3合炊き炊飯器の比較 (4)
4-1:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、今回は、少量炊きの炊飯器を紹介してきました。
4回目記事では、最後にいつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案したいと思います。
第1に、1人暮らし向けで、比較的低価格の炊飯器のなかでおすすめできる炊飯器は、

【2020年発売】
36・アイリスオーヤマ RC-IK30-B
37・アイリスオーヤマ RC-IK30-W
¥12,100 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
炊飯方法:IH式
圧力炊飯:
内釜素材:極厚火釜
内釜厚さ:3.1mm
内釜保証:1年保証
保温機能:
堅さ調整:9通り+(銘柄炊き)
もちもち炊飯 ★★★☆☆
しゃっきり炊飯 ★★★★☆
ご飯の甘み ★★★★☆
保温性能 ★★★☆☆
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
1万円台で選ぶとすると、アイリスオーヤマのIH式の KRC-IK30でしょう。

内釜は、3.1mmの極厚火釜です。
定番の組み合わせですが、アルミ・ステンレスのプレスで、厚みもあり堅実な性能です。

炊飯方式は、IH式炊飯です。
上下のIHヒーターという仕組みは独特です。
ただ、3mmとしっかりした厚みのある内鍋を挟み込むことで、熱ムラを避けるための工夫でしょう。
火力も十分ありますし、入門機として、味のために絶対必要な工夫」は網羅されます。

炊き分けも、食感で9通りに調整でます
米の銘柄炊きが6コース(31銘柄)とも併用できますし、アレンジの面白さはあります。
ただし、保温機能が充実しない点は、注意してください。
6時間以上保温する場合はあまりおすすめしません。
冷蔵庫などにマメに移し換えることができない場合は、そもそも保温機能が充実した他機種が良いでしょう。
とはいえ、蒸し料理や、カレーなど煮込みに利用できるモードは、特に、若者世代が初めて1人暮らしをする場合には重宝すると思います。
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【2020年発売】
【極厚火釜 3.1mm】
43・アイリスオーヤマ 銘柄炊き RC-PD30-B
43・アイリスオーヤマ 銘柄炊き RC-PD30-W
¥16,780 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
【極厚火釜 3mm】(2023年追加)
44・アイリスオーヤマ 銘柄炊き RC-PDA30-B
44・アイリスオーヤマ 銘柄炊き RC-PDA30-W
¥14,970 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
炊飯方法:圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.25気圧
内釜素材:極厚火釜
内釜厚さ:3.1mm
内釜保証:1年保証
保温機能:
堅さ調整:9通り+(銘柄炊き)
もちもち炊飯 ★★★★☆
しゃっきり炊飯 ★★★☆☆
ご飯の甘み ★★★★★
保温性能 ★★★☆☆
手入れの手軽さ ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
ただ、アイリスオーヤマから、圧力炊飯器も結構安めで売られています。

圧力炊飯は、ご飯の甘みや粘りを引き出す力が強いほか、もちもちしたご飯が得意です。
そういった食感が好きな場合は圧力IH式である本機を選ぶ価値はあります。逆に、もちもちして、柔らかな食感が苦手ならば、あえてこちらを選ばず、先ほどのIH炊飯器で構いません。

2系統ありますが、本編で書いたように、3mmモデルは内釜の内部の層構造の説明がないです。ただ、5合炊きの仕様を参考にすると、構成は同じだと思われます。
買われる際に「安い」ほうで良いでしょう。
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【2025年9月発売】
1・象印 極め炊き NP-GS05-XT
¥18,412 楽天市場 (1/15執筆時)
【2024年発売】(2機の性能は同じ)
2・象印 極め炊き NP-GM05-XT
¥17,896 楽天市場 (1/15執筆時)
3・象印 極め炊き NP-GM05AM-XT
¥21,900 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
【2022年発売】
3・象印 極め炊き NP-GL05-XT
¥21,999 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
【2021年発売】NP-GW05-XT
4・象印 極め炊き NP-GK05-XT
¥18,900 楽天市場 (1/15執筆時)
炊飯方法:IH式
圧力炊飯:
内釜素材:黒まる厚釜
内釜厚さ:1.7mm
内釜保証:1年保証
保温機能:うるつや保温
堅さ調整:
もちもち炊飯 ★★★☆☆
しゃっきり炊飯 ★★★★☆
ご飯の甘み ★★★★☆
保温性能 ★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
一方、保温機能が「マスト」な方は、象印がよいでしょう。
旧機種が多数残りますが、本編で書いたように、ご飯の味はどれも変わらないので、基本的に値段で決めて良いでしょう。

保温は、「うるつや保温」です。
重量センサーを利用して残りの米の量から、最適な温度を判定して保温してくれます。
その点で「炊きたて」だけでなく「保温後のご飯」もある程度美味しく食べたいならば、こちらをおすすめします。

炊飯方式は、IH式式です。
圧力式ではないですが、全面加熱で火力に配慮があります。
ある程度の、沸騰温度の維持は期待できそうdす。

内釜も、5層の土鍋コーティングを施しており、総合能力は高めです。
なにより、「下面のみ剛火による、かまど炊きの再現」という、明確な思想・コンセプトがある点は、評価できます。
第2に、2万円〜3万円台の予算で買う場合、おすすめできる炊飯器は
【2025年7月発売】
14・三菱電機 炭炊釜 3.5合炊き NJ-SE06H-B
14・三菱電機 炭炊釜 3.5合炊き NJ-SE06H-W
¥44,077 楽天市場 (1/15執筆時)
【2023年7月発売】
14・三菱電機 炭炊釜 3.5合炊き NJ-SE06F-B
14・三菱電機 炭炊釜 3.5合炊き NJ-SE06F-W
¥34,000 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
(エディオン限定)(2022年機ベース)
15・三菱電機 炭炊釜 3.5合炊き NJ-S06E3-B
¥29,800 楽天市場 (1/15執筆時)
(ビック限定)(2022年機ベース)
16・三菱電機 炭炊釜 3.5合炊き NJ-SV06R-B
16・三菱電機 炭炊釜 3.5合炊き NJ-SV06R-W
¥27,523 楽天市場 (1/15執筆時)
炊飯方法:IH式
圧力炊飯:
内釜素材:炭炊釜
内釜厚さ:2mm
内釜保証:1年保証
保温機能:
堅さ調整:4段階
もちもち炊飯 ★★★☆☆
しゃっきり炊飯 ★★★★★
ご飯の甘み ★★★★☆
保温性能 ★★★☆☆
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
三菱 炭炊釜をおすすめします。
とくに、「しゃっきり」「かため」の食感が好みの方は、相性が良いでしょう。

旧機種もありますが、本編で書いたように、早炊き機能の部分ほかはほぼ変わりません。量販店もデルを含めて、買われる際の値段で決めて良いかと思います。

炊飯方式は、IH式炊飯式です。
本機は、全体で「5重」の全面加熱が可能で、火力が自慢の機種です。
遠赤効果が期待できる、2.0mmの炭炊釜も採用され、IH式炊飯器の「味の決め手」になる部分は高度にまとまっています。
一方、2万円前後となると、圧力IH炊飯器も射程に入りますが、「しゃっきり」「かため」の食感は、圧力をかけない方式の方が、一般的にできが良いです。圧力式は、どうしても「早炊き」風味になりがちなので。
そのほか、「こしひかり」「ゆめぴりか」など銘柄ごとのお米本来の味を楽しみたい方も、IH式炊飯式が良いでしょう。

炊き分けや保温機能は、この機種は充実しません。ただ、可変超音波吸水で、「浸し時間」の時短が図れるため、炊飯に要する時間は短いです。
その点で言えば「炊いたら食べきって、時短でまた炊く!」という使い方ができます。もちろん、冷蔵庫などで保存しても良いでしょう。
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【4合炊き】
【2025年発売】NW-MB07(BZ)
8・象印 豪熱大火力 4合 NW-MC07-BZ
¥71,280 楽天市場 (1/15執筆時)
【2023年発売】NW-MB07(BZ)
8・象印 豪熱大火力 4合 NW-MB07-BZ
¥40,180 楽天市場 (1/15執筆時)
【2021年発売】NW-MA07(BZ)
8・象印 極め炊き 4合 NW-MA07-BA
¥35,500 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
炊飯方法:圧力IH式
圧力炊飯:1.3気圧
内釜素材:鉄器コート黒まる厚釜
内釜厚さ:2.2mm
内釜保証:3年保証
保温機能:うるつや保温
堅さ調整:49通り
もちもち炊飯 ★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★☆
ご飯の甘み ★★★★★
保温性能 ★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ただ、「もっちり」「やわらかい」系のお米が好きな方は、圧力IHが良いでしょう。
若干高いので、予算が厳しいようならば、先ほど挙げたアイリス機でも良いと思います。

ただ、型落ちならばそれなりに安めで手に入ります。
本編でも書きましたが、2023年、2021年機は、新機種で省略されたプラチナコートがなされます。甘みを引き出す効果が見込めるので、そこを含めて旧機は推せます。

かけられる圧力は、1.3気圧です。
他社機に比べても、最大気圧は高いです。しっかり加圧することで、「甘さ」「粘り」をよく出せるため、この食感を出す場合は重宝するでしょう。
想定「4重式」のヒーターも作用して、「お米の味を引き出す」効果が期待できます。

内鍋も、象印の上位仕様の2.2mmと厚い鉄器コート厚釜です。
圧力式ならば、ここまでの厚みがあれば十分以上です。
象印が重要視する鉄系(鉄器コート)素材も使われますし、メーカーとしての個性もしっかり見られます。

炊き分けも、「しゃっきり」「もちもち」が7段階、「かため」「やわらかめ」が7段階でそれぞれ設定できる仕組みです。
この点で言えば、「もっちり」「やわらかい」系以外も無難にこなせる機種とも言えます。実際、象印は、可変圧力ではなく、粘りと甘さを引き出す目的以外に圧は使わないので、(得意ではないにせよ)他の食感も値段相応にしっかり表現できます。
保温機能は、このクラスでは高度と言える「うるつや」保温機能が搭載です。
同社の公称である「最大30時間」とまではいかずとも、次の日の朝ごはんほどまでならば、味の低下を抑えられます。
第3に、3合炊き前後の上級機として、ご飯の味を重視して選びたい場合、性能面でおすすめできる炊飯器は、

【2018年発売】
12・パナソニック SR-JW058-KK
12・パナソニック SR-JW058-W
¥43,170 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH式
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:ダイヤモンド竈釜
内釜厚さ:2.4mm
内釜保証:3年保証
保温機能:
堅さ調整:6段階+銘柄炊き
もちもち炊飯 ★★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★★
保温性能 ★★★☆☆
手入れの手軽さ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
このグレードは、各社とも個性があるので、複数の「おすすめ」があります。
ただ、ご飯の味に関わる技術について、搭載技術のバランスが良く、多くの方に合いそうという意味では、パナソニックの SR-JW058シリーズを推します。

炊飯方式は、可変IH圧力式です。
この方式は、味を落とさず、柔軟に食感が調整できるため、「高い機種をかったが好みではなかった」という失敗を最も避けられる機種です。

機能面も、1.2気圧まで加圧できる圧力機構のほか、小型機種では唯一「4段IH式」を採用し、IHヒーターによる全面加熱を実現している点に、パナソニックの「哲学」を感じます。

その上で、IHヒーターの切替で相互対流を起こす「大火力おどり炊き」に対応します。
「可変圧力」+「大火力おどり炊き」を合わせて、「Wおどり炊き」は、パナソニックの大きいサイズの炊飯器でも高級機では重要視される機能性です。
ご飯の甘みも、蒸発する水蒸気を「おねば」としてご飯に還元できるため、通常の圧力IH式よりも高水準です。

内釜は、2.4mmのダイヤモンド竈釜です。
「伝統工芸系」ではなく、プレス技術を高度化する方向性ですが、(あまり費用をかけず)高品質な釜を目指す方向性で、性能の良い内釜を低価格で実現できています。
また、その方向性では、中空層が入るかなり『凝った」構造で、上級です。
保証も、3年間と長いです。

炊き分けは、6段階から可能です。

銘柄炊き分けも、東日本でメジャーな銘柄は網羅されるので、オマケとしては豪華でしょう。

Jコンセプトシリーズとして、とくにお年寄りに配慮のある機種ですので、味などの点だけでなく、文字盤や掃除の使い勝手を含めて、子育ての終わった2人世帯のご家庭に最もおすすめできる製品です。
プレゼントとしても良いでしょう。
欠点は、充実した保温機能がない点です。
ただ、3合炊飯機という容量を考えると、この部分は度外視してもよいでしょう。
冷蔵庫や冷凍庫を上手く使ってください。
第4に、3合炊き前後の高級機のなかで性能面でおすすめできる炊飯器は、

【2025年発売】NW-UU07(BZ)
9・象印 炎舞炊き4合 NW-UU07-BZ
9・象印 炎舞炊き4合 NW-UU07-WZ
¥132,000 楽天市場 (1/15執筆時)
【2023年発売】NW-UT07(BZ)
10・象印 炎舞炊き4合 NW-UT07-BZ
10・象印 炎舞炊き4合 NW-UT07-WZ
¥74,505 楽天市場 (1/15執筆時)
炊飯方法:圧力IH式
圧力炊飯:1.3気圧
内釜素材:業炎かまど釜
内釜厚さ:2.2mm
内釜保証:3年保証
保温機能:うるつや保温
堅さ調整:81通り
もちもち炊飯 ★★★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★★
保温性能 ★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★
2機種のおすすめがあります。
まず、味の面で、「甘みと粘り」の部分をより強く引き出せしたいと考える方は、象印の「炎舞炊き」NW-UU07がおすすめです。
旧機種が残りますが、こちらも旧機のみプラチナコートがあるので、値段差を含めて旧機を推します。

炊飯方式は、業界最大値と言える1.3気圧の圧力IH炊飯です。
その上で、本機は「大火力ユニット」を搭載することで、沸騰の持続性の部分でも、上位の工夫が見られます。

搭載されるIHヒーターは、象印は独自のローテーションIH式です。
底IHヒーターを4つ搭載し、2組で切り替えつつ独立制御させる方式です。これにより、内釜の中に複数の複雑な対流が生じさせ、米を激しくおどらせるという発想です。
発熱体の部分でここまで工夫をなす企業は他になく、本機の大きな優位点です。
Atlasは、ローテーション式の「炎舞炊き」は、利用経験がありますが、甘みがとくに際立つ美味しさでした。

使われている釜は、2.2mmの鉄(くろがね)業炎かまど釜です。
アルミ・鉄・ステンレス複数素材を利用したハイブリッドなプレス釜です。炊飯に重要な蓄熱性、熱伝導性を共に高めています。
パナソニックと方向性は同じですが、8mmの「ふち」を付ける「羽釜形状」は独自であり、やはり、ご飯の甘さを引き出すための工夫といえます。

ご飯の堅さは、総計で121通りの炊き分けが可能です。
前回の炊飯結果の感想を入力することで、微調整していく「わが家炊き」を含めて、この部分も配慮がある製品です。保温も、象印だと、「うるつや保温」がありますし、3合炊きでは期待値が高めです。
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【2025年8月発売】
(通常型番)
24・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-S060-KS
24・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-S060-WS
¥79,700 楽天市場 (1/15執筆時)
(直販型番)
24・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-S060K
24・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-S060W
¥154,000 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
堅さ調整:5段階+銘柄炊き
【2024年7月発売】
25・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-G060-KG
25・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-G060-WG
¥71,182 楽天市場 (6/18執筆時)
【2023年7月発売】(Wi-Fiあり)
25・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-T060-KT
25・タイガー 土鍋ご泡火炊き JRX-T060-WT
¥57,400 楽天市場 (6/18執筆時)
堅さ調整:3段階
炊飯方法:可変圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.25気圧
内釜素材:本土鍋
内釜厚さ:5mm(最大)
内釜保証:3年保証
保温機能:おひつ保温
もちもち炊飯 ★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★★
ご飯の甘み ★★★★★★★
保温性能 ★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
一方、甘く粘るご飯というより「外皮が硬めで、中が甘い」という特徴をもつ「しゃっきり系」の食感が好きな方は、タイガーの土鍋ご泡火炊きの最上位シリーズを、「おすすめ」します。
実際、Atlasが(炊飯器が壊れて)購入するとすれば、本機を選ぶと思います。そうした食感が好きな上で、プログラムが、とにかく「理詰め」というか、説明が理路整然としており、納得感がありますので。

旧機もありますが、予算がある場合、新機種が良いかと思います。
今回から採用された 匠火センサーの効果で、お米の質や、水量などの環境にそこまで左右されず、より安定した炊飯が可能でしょうから。

ただ、個人的には2024年機は「悪くない」と思います。
本編で書いたように、仕組みとして、この世代だとハリつやポンプが(保温だけでなく)炊飯過程にも使われています。
沸騰時に泡が生じることによる吹きこぼれを、外からの風を吹き付けることで抑制し、沸騰時間を伸ばすという機能性です(連続ノンストップ加熱)。
新機種は、この制御が省略です。
「かまど」の木ふたの再現を目指したもので、実際、旧機の方が(昔の)「かまど炊き」に近い部分があります。
本編で書いたように、環境や米質に左右されにくい点では新機種の方式(匠火センサー)が選ばれた部分はありそうです。
ただ、(各社の)炊飯器が目指している「昔ながらの炊飯」を目指す旧機も「悪くない」と個人的には思います。

2023年機も、安いようならば、選択肢にしてOKです。
こちらだけは、Wi-Fiも搭載で、スマホの操作もできますので。
このあとの世代だと、内鍋の底部素材と釉薬の工夫で遠赤効果(速熱性)が高められましたが、そこまでの差もないでしょう。

内鍋は、本機を選ぶ場合のポイントです。
他社は「かまどで炊くご飯」を理想と書く場合が多いです。
しかし、タイガーは、下面火力の強化とホンモノの土鍋(萬古焼)の採用で「土鍋ご飯」の再現を長年突き詰めてきました。

おこげご飯は、タイガーがこだわる部分です。
炊き上がりの味は、タイガーは、伝統的に土鍋で炊いたご飯を理想とします。
強い底面火力で土鍋ご飯特有の「おこげの美味しさ」の再現力、または、「表面にハリのあって甘いご飯」の再現力は屈指でしょう。
おこげの焦げ目が、多段階で調整できるは、同社だけですし。
実際、この部分を含めて、コンロで土鍋で炊いたご飯の味に最も近いのはこちらかと思います。
いずれにしても、「ハリがあって甘い」ご飯の炊飯を、ある種「極めた」製品です。
かため炊飯が好きで、かつ、おこげも大好きな方に、特に合うでしょう。

炊飯方式は、可変圧力IH炊飯です。
IHは下面過熱重視で、周囲に全周ヒーターやふたヒーターはないです。
底面火力だけで加熱するのは、むろん「土鍋炊飯」の再現のためで、三菱電機ほかよりも「ストイック」です。

ただ、底面の発熱体を2重にする工夫で、熱周りをよくするような工夫もあります。
下面の2段IH双方とも250℃の加熱を実現しています。
底面を強火力にしつつ、ゆっくり熱が回る土鍋の性質を利用し、内鍋の中でに上下の温度差を作り、お米の対流を促すという発想です。「かまど」での土鍋炊飯の再現を目指す方向性として、高度です。
旧機をしばらく使いましたが、個人的に「ハリ重視の食感」が好きですので、個人的には合いました。

タイガーの従来的な課題といえた「長時間保温」も、木製おひつのふたに見られる調湿機能をハリつやポンプで再現する「おひつ保温」が見どころです。
この工夫によって、およそ弱点がない機種になったと言えます。
とくに、ある程度表面に「ハリがあって甘い」ご飯の炊飯が好きな方は、本機を第一の選択肢にして良いかと思います。
消費電力も、タイガーは低めですので、ご家庭の「ブレーカー問題」が深刻な場合、高級機としては、有利な選択肢にもなります。
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高級機はどれも良くみえるので、象印機やパナソニック機とは迷います。
ただ、しっかりお米にハリのある食感といえるかためのご飯でも、甘みをしっかり引き出して炊きたい場合、タイガーが優秀だと思います。
一方、甘みや粘りを(とにかく)引き出したいならば、象印でしょう。
その「真ん中あたり」の傾向だが、若干、技術的に新味が欠けるのがパナソニックです。
ただ、安定した作りのロングセラーである上で「費用対効果」の部分も良いので、友人に薦めるならば、そちらにすると思います。
第5に、3合炊き前後だが、ご飯は保温するという方に「おすすめ」の保温に強い上級機は、

【3.5合】
【2025年11月発売】
29・東芝 IHジャー炊飯器 RC-6MGX-K
29・東芝 IHジャー炊飯器 RC-6MGX-W
¥39,743 楽天市場 (1/15執筆時)
炊飯方法:可変圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:備長炭かまど丸釜
内釜厚さ:7mm(最大)
内釜保証:5年保証
保温機能:真空保温
堅さ調整:5段階+銘柄炊き
東芝のRC-6MGXでしょう。
保温機能は、3.5合機は、あまり保温を多用するサイズではない「食べきり」なので、各社とも「スルー」してきた感じがあります。
しかし、本機は、真空技術を利用した保温機能があります。
0.6気圧の低圧で保存するため、長時間(最大40時間)までの保温に対応します。さすがに、そこまで長い時間保温するのは、光熱費を含めておすすめできませんが、朝ご飯にたべて、夜に食べきりたい場合などに、やはり便利でしょう。

保温面では、真空機能を活かした「できたて保温」機能は、見どころがあります。炊き上がりから3時間後までは80度でキープしつつ、その後は、通常の真空保温になります。
この場合、温かいご飯が3時間後まで食べられるので、ご飯の時間が家族で違う場合などに良い仕様です。

炊飯方式は、本機も、可変圧力IH方式です。
底面に強力なIHヒーターを配置しつつ、内鍋の下面に7本のWAVE加工をなすことで、吹き上がり気泡が細かくし、熱対流を促す工夫があります。

そのほか、真空ひたし、追い真空など 1気圧以上だけでなく、1気圧以下に気圧調整ができる独自の方向で、ご飯を美味しく炊き上げます。
食感調整は、可変圧力である上で、浸水時間の賢い調整もできる機種なので、それなりに「万能」と言えます。
いずれにしても、「炊き上がり」すぐでは、より「美味しい」炊飯器があるにせよ、時間経過後の味では、本機が「最も優秀」と言えます。
朝が忙しくて、ご飯を冷蔵したり、冷凍したりする時間がない現行世代におすすめできます。
補足・その他のジャンルの炊飯器

以上、今回は、3合炊きの炊飯器の話題でした。
1・5合炊きの高級炊飯器
予算:3.5万円 〜
2・5合炊きの格安炊飯器
予算:1万円 〜
3・一升炊きの高性能炊飯器
予算:3.5万円 〜
4・一升炊きの格安炊飯器
予算:1万円 〜
5・3合炊き小型炊飯器
予算:1万円 〜
6・玄米・麦飯・糖質カット向け炊飯器
予算:1万円 〜
7・おすすめ炊飯器の選び方 【まとめ】
また、しっかり納得して選びたい方で、スペック面からの炊飯器の比較方法を、もう少し突っ込んで知りたい方は、上記7番の記事もよろしくお願いします。

1・特Aブランド米の比較〈全国〉
2・コシヒカリの比較〈全国〉
3・各地のお米の比較 〈北海道・東北〉
4・各地のお米の比較 〈関東・中部・北陸〉
5・各地のお米の比較 〈西日本〉
6・おすすめブランド米まとめ 【結論】
続いて「お米」についてです。
このブログでは、そういったお米のうち、今年度の検定で【食味値特A評価をうけたお米】も紹介しています。興味のある方は、上のリンク記事をご覧ください。
そのほか炊飯の味を変えることができる【市販のミネラルウォーター】については、【こちら】で、アマゾンで取り扱われている約20種類の天然水ペットボトルを比較する記事を書いています。

ツインバード MR-E520W
¥13,365 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
また、自宅用で、玄米から毎日お米を挽きたいと思っている方、【信頼性の高い精米器】を【こちら】で紹介しています。よろしければご覧ください。
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ではでは。
