Top PC用液晶モニター 比較2025'【WQHD】液晶モニター70機の性能とおすすめ:2.5Kモニター (4)

2025年05月07日

比較2025'【WQHD】液晶モニター70機の性能とおすすめ:2.5Kモニター (4)

1回目記事からの続きです→こちら

4-1・HPのモニターの比較

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 4回目記事のトップバッターは、米国のHP(ヒューレット・パッカード)のモニターです。

 DELLのライバル企業ですが、展開されるモニターについては、両社で方向性が異なる印象です。

1・2.5K液晶モニターの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:LG〈韓国〉
 1-3:EIZO〈日本〉
 1-4:フィリップス〈日本〉
2・2.5K液晶モニターの比較 (2)
 2-1:DELL〈米国〉
 2-2:ASUS〈台湾〉
 2-3:ACER〈台湾〉
 2-4:BenQ〈台湾〉
 2-5:イイヤマ〈日本〉
3・2.5K液晶モニターの比較 (3)
 3-1:アイオーデータ〈日本〉
 3-2:JAPANNEXT〈日本〉
 3-3:レノボ〈中国〉
4・2.5K液晶モニターの比較 (4)
 4-1:HP〈米国〉
 4-2:フィリップス・シャオミ ほか
 4-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた選び方の基本の説明に沿って解説をしていきます。 

ーー

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。 


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 【2023年発売】(在庫限り)

 【27インチ】

 67・HP E27u G5 6N4D3AA#ABJ
  ¥43,994 楽天市場 (5/7執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:75Hz(WQHD)
HDR:
USB給電:65W
接続端子: DP HDMI USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:
保証期間:3年

 E27u G5 は、米国のHPの高級モニターで、法人向けディスプレイの上位機です。

 価格コム限定モデルがありますが、性能は同じです。

 画面サイズは、27インチの大画面です。

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 パネルは、IPSです。

 輝度は少し高めの350cd/uです。ただ、こちらは、同社にしては珍しく、sRGBでの色域(色空間)の情報がないです。

 その点で、スタンダードなIPSの水準を超えると言えるかは、残念ですが分かりません。

 3辺フレームレスで、色を含めて、見かけが「格好良い」です。

 色空間は、情報がないです。

 自動画質調整は、一方、充実しません。

 米国メーカーは基本的に、ユーザーのマニュアル調整可、PC側の調整に任せる場合が多いです。

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 画像補正機能は、フリッカー対策・ブルーライトカットなどは網羅します。

 ただ、それ以上の機能は、搭載しません。

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 ディスプレイスタンドは、前後左右高さ回転をすべてフォローしています。

 調整幅は、高さ15cm、チルト角度(上20° 下5°)、スイーベル(90°)、ピボット(90°)です。

 EIZOほど稼働性はないですが、値段相応に高機能です。あえて言えば、スイーベル角度が若干他社より弱いですが、裏返して使うようなシーンは、個人用では(まあ)ないでしょう。

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 接続端子Display port・HDMI・USB-Cが装備です。

 ケーブルは、全種類とも1.8MのHDMIケーブルです。

 USB-C端子は、USB-PDにより、対応するノートPCなどに対して65W給電に対応です。

 EIZO機の説明でも書きましたが、この水準があれば(ゲーミング用を除けば)十分です。

 このほか、USBハブとして、USB-C(15W)が1つ、USB-A(USB3.0)が3つ、背面にあります。

 LAN端子も装備ですし、ビジネス用として充実します。

 スピーカーは、付属しません。

 保証は、3年間です。

 無輝点保証はただ同社にはありません。EIZOやDELLとの違いです。

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 以上、HP E27u G5の紹介でした。

 同社のコーポレートカラーの1つと言える「シルバー」貴重で、格好良いモニターです。

 一方、高性能スタンドや豊富な端子類を含めて、ビジネスに使いやすい工夫は多いです。

 これで安ければ良いのですが、発売時期や円安の関係もあるのか、EIZOの同級機と比べても、少し高めには思えます。


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 【2024年発売】【27インチ】

 68・HP Series 7 Pro 727pu QHD モニター
  ¥(107,120) 楽天市場 (5/7執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:400cd/u
液晶方式:Black IPS ノングレア
コントラスト比:2000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:120Hz(WQHD)
HDR:HDR400
USB給電:100W
接続端子: DP HDMI Thunderbolt4
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:
保証期間:3年

 HP Series 7 Pro 727puは、HPの2.5Kモニターのフラッグシップです。

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 一般のビジネス用としては相当高級ですが、デザイナーモニターとしてみれば、それなりに納得感がある価格という製品です。

 画面サイズは、27インチです。

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 パネルは、Black IPSです。

 2022年1月の見本市(CES)で発表されたLGの上位パネルです。

 先述のように、IPSはスタンダード型でも、視野角が広く、目にも優しいという点で、仕事に向くパネルです。

 IPS Blackは、こうした良い部分を残しながら、IPSが従来弱かったコントラスト部分にメスをいれた製品です。

 実際、コントラスト比は2000:1というIPS液晶としては従来の2倍の水準の数値です。

 その点で、黒表現力を高めた映像(特に動画)向けたパネルです。

 バックライトに工夫のある超高性能製品(miniLEDモニターほか)を例外とすると、(普通のモニターでは)もっともこの部分の性能が良いです。

 「目の優しさ」の部分では、コントラストはあまり意味がないですが、映像美の部分の進化として意義深いです。

 輝度400cd/uですし、色域も、本格的なデザイナーモニターといえるレベルです。

 動画に重要なDCI-P3カバー率は98%です。静止画用のAdobeRGBは非公開で、sRGB100%とのみの記載です。

 その点で言えば、主に動画編集向けに出されたものです。

 むろん、出荷前のキャリブレーションの記述はあります。

 HDRは、しっかりピーク輝度はHDR400の域に達します。

 自動画質調整は、一方、環境光センサーの言及があります。

 この場合、明るさだけでなく、部屋の照明色もみて調整できます。

 画質向上(色精度の上昇)にもつながるでしょうが、どちらかといえば、明暗調整(アイケア)のほうを同社は強調します。

 画質補正は、米国メーカーは基本的に、ユーザーのマニュアル調整可、PC側の調整に任せる場合が多いです。

 画像補正機能は、OSDによる一通りの変更はできます。

 ただ、デザイナー向けの特定のモードなどは記載がないです。そのほか、フリッカー対策・ブルーライトカットなどの記載もみられません。


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 ディスプレイスタンドは、前後左右高さ回転をすべてフォローしています。

 調整幅は、高さ15cm、チルト角度(上20° 下5°)、スイーベル(90°)、ピボット(90°)です。

 つまり、先ほどの機種とここは同じです。

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 接続端子Display port1.4・HDMI2.0・USB-Cが装備です。

 USB-Cは、Thunderbolt4ですので、速度面で上位です。

 給電も、USB-PDで100Wですので、最高クラスです。

 そのほか、LAN端子が付属するほか、DP・Thunderboltはそれぞれ出力があるので、デイジーチェーンができます。

 USB-ハブも、付属です。

 USB-A(USB3.0)が3系統です。うち1ポートのみ7.5W給電対応です。

 また、1ポートが(マウスなどの共有のための)KVM仕様になります。

 USB-Cは、2ポートで、それぞれ15W給電対応です。

 スピーカーは、付属しません。

 保証期間は、3年です。

 本機は、「3年間翌営業日訪問修理、パーツ保証」との記載で、ここは手厚いです。

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 以上、HP Series 7 Pro 727pu の紹介でした。

 WQHD解像度で、10万円前後のデザイナー用は(意外と)ないので、4Kまでは不要という方には、スペック面で選択肢にできそうな高級機です。

 静止画向けのスペックはないですが、HDRに対応する動画編集向けとしてプレゼンスがあります。

4-2・他社の液晶モニター

 最後に、ここまで紹介した以外のブランドの製品を「ざっくりと」ですが、まとめて紹介します。


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 【2021年発売】【27インチ】

 69・グリーンハウス GH-LCW27WB-BK
  ¥31,799 楽天市場 (5/7執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:300cd/u
液晶方式:ADS ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:75Hz(WQHD)
HDR:
USB給電:65W
接続端子: HDMI×2 DP
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間:5年

 GH-LCW27WBは、日本のPC周辺機器メーカーのグリーンハウスの製品です。

 2次組み立て工場を持たないOEM生産である点ではJAPANNEXTと同じですが、こちらのほうが少し老舗です。

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 液晶は、ADSです。

 先述のように、IPSと同じ性質のパネルで、中国のBOE系の生産するIPSです。

 スペックは、輝度(300cd/u)、コントラスト比(1,000:1)ですが、色域は非公開です。

 ただ、輝度は少し高めですし、それなりの品質ではあります。

 保証年数も、5年です。

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 これらの点で、おなじくADSを多く採用するアイオーデータとも「張れる」製品です。

 スタンドは、しかし、チルトのみです。

 画像補正も、ADS(IPS)の欠点である「黒の締まりのなさ」を改善できるDCR機能は装備するものの、画像補正はやはり、アイオーデータのほうが良い部分は感じます。


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 【27インチ】

 【2025年発売】B0DS54HLR5

  70・Xiaomi A27Qi ‎ELA5814US
  ¥18,980 Amazon.co.jp (5/6執筆時) 

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:6ms (GTG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI DP1.4
スタンド:チルト
VESA:75mm
スピーカー:
保証期間:1年

 Xiaomi A27Qiは、シャオミが販売する、27インチの2.5Kモニターです。

 スマホでは知らない人はいない中国の大企業です。同社は、24年頃からPCモニターの日本販売をはじめています。

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 3辺ベゼルレス仕様とスリムスタンドで、格好良い形状です。

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 液晶パネルは、ノングレアのIPSです。

 同社の場合、IPSが、ADSなどを含む「IPS系パネル」を意味するか、(商標としての)IPSなのかは不明瞭です。

 スペックは、輝度(250cd/u)、視野角(178°)、コントラスト比(1000:1)と、スタンダードなIPSのスペックです。

 ただ、色域(sRGB 99%)は、平均より少し良い値を出しています。

 応答速度は、6msです。

 平均値より多少落ちますが、問題ありません。

 画像補正機能は、特に言及ではないです。

 また、ブルーライトカットの言及はあるものの、フリッカー対策の部分が不明瞭です。

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 モニタースタンドは、チルトのみです。

 また、見た感じ、キーボードなどの振動で揺れ(ぐらつき)がありそうな感じです。

 ただ、新機種は、規格はVESA対応なので、問題があったら交換すれば良いでしょう。

 まあ、売りの「安さ」が削がれますが。

 接続端子は、 HDM・DP 1.4が1系統ずつです。

 問題ないです。

 スピーカーは、ありません。

 保証期間は、ただ、ディスプレイは1年とのことです。

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 以上、Xiaomi A27Qiの紹介でした。

 価格の安さと、本体の格好良さに「全振り」したモニターです。

 それ以外の部分は、IPS採用以外の部分で抜き出た個性はないですが、値段の安さは目立ちます。

今回の結論
WQHD液晶モニターのおすすめ結論的にこれ!

 というわけで、今回は、2.5K液晶モニターを比較してきました。

 最終回となる4回目記事では、最後に、予算別・目的別に、Atlasのおすすめモニターを提案しておきます。


 第1に、一般的なビジネス向けの入門用2.5Kモニターとして、おすすめできるのは、

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 【2023年発売】

‎ (末尾-JPはドット抜け1ヶ月保証あり)

 【27インチ】‎GW2790QT

 31・BenQ GW2790QT【白】
  ¥49,090 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

 31・BenQ BL2790QT【黒】
  ¥53,100 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

 【27インチ】

 32・BenQ GW2790QT-JP【白】
  ¥56,460 楽天市場 (5/7執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(WQHD)
HDR:
USB給電: 65W
接続端子: HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間: 1年(本体は3年)

液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能  ★★★★★
動画ゲーム対応  ★★★★☆
品質保証     ★★★★☆
総合評価     ★★★★★

 BenQGW2790QTが良いでしょう。

 先述のように、GW2790QT-JPのみ1ヶ月間の無輝点保証が付きますが、期間の短さと、価格差から判断すると値段で決めてOKには思えます。

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 パネルは、IPSです。

 スペックも、輝度が350cd/uと明るめで、sRGB色域も99%カバーなので、冒頭示した「IPS+」の基準をクリアする上級品です。

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 加えて、フル稼動のスタンド・フリッカー対策と、「目の優しさ」で重要な部分が網羅的です。

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 そういった機種は他社機にもあります。

 しかし、ベンキューは、明るさ・色温度(照明色)がみれる環境光センサーを搭載する点で、この価格帯では独自です。

 また、単純に輝度を調整するだけでなく、表示コンテンツに合わせて調整するため、実用性が高いと言えます。

 B.I. Gen2世代なのでユーザーが設定した明るさを基準に調整されますし、「目の優しさ」の部分でプラスアルファもあります。

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 自動画質調整も、プログラム用、MacBook用など、割とユニークな仕様です。

 ニッチなニーズでしょうが、個人的にはここも見どころに思えます。

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 そのほか、スタンド底部の工夫や、内蔵スピーカーとマイク部分にノイズフィルタ・ノイキャンを搭載して、通話時の品質を上げるなど、こまごまとした部分に工夫がある点が、評価できます。

 こうした部分で、仕事用の「スタンダード機」として、本機はオススメできます。


 第2に、動画視聴やマルチメディア用途において良さそうな、高性能な2.5K機は、

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 【27インチ】

 【2023年発売】

 【USB-C 充電 90W】

 17・Dell U2724DE
  ¥66,875 楽天市場 (5/7執筆時)

 【USB-PD給電不可】

 18・Dell U2724D
  ¥54,500 楽天市場 (5/7執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式Black IPS ノングレア
コントラスト比:2000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:最大120Hz
HDR:
USB給電:90W
接続端子: HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:
保証期間:3年(無輝点保証)

 DELLのU2724DEは良い選択肢です。

 USB-C充電が不要ならば、下位機でもOKです。

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 液晶パネルは、こちらは、ノングレアのIPS-Black液晶です。 

 IPSの上位液晶の1つで、2000:1とコントラスト比の数字が良いのと、色域が広い(DCI-P3のカバー率98%)のが自慢です。

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 動画編集にも使えるスペックですが、むしろ、ユーザーとして「映像美」を重視して選ぶ場合に、本機は良さそうにみえます。 

 味付けは派手目にはなるので、書類仕事メインに考える場合は、BenQEIZOのほうがオススメできますが、そうでもないならば、こちらでしょう。

 スタンドの可動性もよいですし、接続もしっかり、USB-C(90W)に対応できます。

 保証も、「常時消灯(輝点)の交換保証」がありますし、安心感もあるでしょう。

ーーー

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 【27インチ】

 【2024年発売】

 53・JAPANNEXT JN-27iB120Q-H-C6
  ¥38,164 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式: IPS-Black(AHVA) ノングレア
コントラスト比:2,000:1
応答速度:8ms (GTG)
リフレッシュレート:120Hz(WQHD)
HDR:HDR10
USB給電:65W
接続端子:DP HDMI USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:2W×2
保証期間:1年

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 パネルは、本機も、Black-IPSです。

 2.5Kの27インチだと、この種のパネルを採用してこれ以上安いモデルはないでしょう。

 画像補正部分は、「あっさり」です。

 ただ、パネル自体のスペックが良いですし、そこまで気にしなくても良いでしょう。

 スタンドも、しっかりフル稼動です。

 応答速度は、GtoGで最大8msです。

 まあ、MPRTでは1msです。本機は、相応の速さを必要とする、本格的なEゲーム用というわけではないですし、ここはこれで良いでしょう。

 逆に、DELLが非対応のHDRにも対応する点、また、リフレッシュレートが120Hzに達している点、そして、Black-IPSの採用で、(普通の)ゲームなどの「映像美」の部分は、むしろ楽しみやすいと言えます。

 ただし、本機は、DELL同様に、マルチメディア用途をより重視した設計です。(見つめるような)書類仕事用メインで考える場合は、やはり他機が良いと言えます。


 第3に、比較的安めの予算で、購入できるお買得モデルは、

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 【2022年発売】

 【27インチ】

 14・フィリップス 27E1N5500E/11
  ¥25,800 Amazon.co.jp
(5/7執筆時)

 【23.8インチ】

 15・フィリップス 24E1N5500E/11
  ¥21,800 Amazon.co.jp
(5/7執筆時)

スタンド:チルト 高さ 回転

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms (GTG)
リフレッシュレート:75Hz(WQHD)
HDR:
USB給電:65W
接続端子: HDMI USB-C DP
VESA:100mm
保証期間:5年

液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能  ★★★★☆
動画ゲーム対応  ★★★★☆
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★☆

 フィリップス7E1N5500E/11が良いでしょう。

 小型画面の24E1N5500E/11でも構いません。

 いずれも、今回みた製品の中では、最安水準である上で、性能が良いと言えます。

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 液晶パネルは、IPS液晶です。

 輝度は、300cd/uで、色域も、sRGB113.4%ですので、上表の「IPS+」の水準を超える水準で、この価格と考えれば割と良いです。

 おそらく、サムスンのPLS-IPSパネルかなと思います。

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 画質補整も、同社のSmartImage・SmartContrastとを搭載で、それなりに充実します。

 スタンドの稼働性も、必要十分です。

 フリッカー対策もあるため、「目への優しさ」という部分も、わりと性能が期待できるかと思います。5年間と長めの保証が得られる部分も、本機の魅力です。

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 【27インチ】

 【2024年発売】67C0UAC6JP

 65・ Lenovo L27h-4A QHD 67C0UAC6JP
  ¥24,980 Lenovo直販 (5/7執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1500:1
応答速度:4ms (GTG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:HDR10
USB給電:75W
接続端子:HDM2.1I×2 -DP1.4 USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:3W×2
保証期間:3年

 一方、パネル部分のスペックを重視する場合、レノボのL27h-4Aはわりと良い選択肢に思います。

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 パネルは、IPSとの表記です。

 ただ、コントラスト比は1500:1と、一般的なIPSの1.5倍です。

 輝度も350cd/uで、色域も、(sRGBより基準が厳しい)動画向けのDCI-P3で90%です。

 リフレッシュレートも100Hzと高めで、パネル周りは「今どき」です。

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 スタンドは、上下左右高さ回転と全方向対応です。

 可動幅もチルト(上 22度 下5度)、左右(360度)、高さ(15cm)ですから、27インチとしては十分です。

 接続も、75W給電付きのUSB-C端子を装備しますし、3万円以内だと性能面のバランスの良さが目立ちます。

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 【2024年発売】【27インチ】

 (Amazon限定)

 55・JAPANNEXT JN-i27QR-C65W-HSP
  ¥28,480 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:400cd/u
液晶方式: IPS+ (AHVA) ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:8ms (GTG)
リフレッシュレート:75Hz(WQHD)
HDR:HDR10
USB給電:65W
接続端子:DP HDMI USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:2W×2
保証期間:1年

 もう一機挙げるとすると、ジャパンネクストのJN-i27QR-C65W-HSPです。

 こちらは、コントラスト比は普通ですが、輝度は、400cd/uと少し高めで、色域も、DCI-P3 98%と優秀です。

 個人的には、コントラスト比を重視した方が「映像美」は得やすいと思いますが、ゲーム的な「派手さ」を重視する場合、この構成も悪くないような気がします。

 ただ、保証年数の部分と応答速度は、本編で書いたように「課題」なので、その部分をふまえると、レノボでしょうか。


 第4に、デザイン向けの向けの入門用2.5Kモニターとしておすすめできるのは、

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 【2020年発売】

 ‎(末尾-JPはドット抜け1ヶ月保証あり)

 【27インチ】

 30・BenQ AQCOLOR PD2705Q
  ¥60,000 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

 30・BenQ AQCOLOR PD2705Q-JP
  ¥60,000 楽天市場 (5/7執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(WQHD)
HDR:HDR10
USB給電: 65W
接続端子: HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間: 3年

液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能  ★★★★★
動画ゲーム対応  ★★★★☆
品質保証     ★★★★☆
総合評価     ★★★★★

 BenQPD2705Q が良いでしょう。

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 液晶パネルは、本機もIPS液晶です。

 もちろん、冒頭示した「IPS+」の基準をクリアする上級品です。

 色空間は、sRGB色域の100%をカバーです。

 DCI-P3のカバー率が示されないので、現行の動画的な編集には適さないにせよ、「(静止画の)デザイナー向け」の入門機の水準はあるでしょう。

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 自動画質調整も、写真向けの「sRGBモード」ほか、主立ったものは網羅されます。

 先述の環境光センサーも搭載しているので、部屋の照明色にある程度左右されずに仕事ができるかと思います。もちろん、書類仕事の際にも便利です。

 スタンドもしっかり「フル稼動」ですし、その部分でも評価できます。

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 【2025年発売】【27インチ】

 33・BenQ AQCOLOR PD2706QN
  ¥63,000 Amazon.co.jp (5/1執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1,000:1
応答速度:5ms(GTG)
リフレッシュレート:100Hz(WQHD)
HDR:HDR10
USB給電: 90W
接続端子: HDMI2.0 DP1.4 USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:3w×2
保証期間: 3年

 ただ、完全にデザイン専用で考える場合、同社の PD2706QNの方が良いでしょう。

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 液晶パネルは、今回の定義ではIPS+に相当します。

 高めの輝度であるほか、色域がDCI-P3で95% です。

 本格的なデザイナー向けだと、もっと数字が良い製品はあります。

 ただ、この価格では優秀でしょう。

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 画質調整機能は、完全にデザイナー特化型です。

 同社のソフトウェアキャリブレーションに対応ですし、簡単に色合わせしたい場合などにも、こちらならば対応できます。

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 一方、本編で書いたように、明るさセンサーが未付属ですので、ストイックなデザイナー用です。

 とはいえ、IPS液晶で、フリッカー対策がありつつ、スタンドの稼働性も良いので、普通に使うにしても、水準は高いように思います。

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 【2024年発売】【27インチ】

 68・HP Series 7 Pro 727pu QHD モニター
  ¥(107,120) 楽天市場 (5/7執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:400cd/u
液晶方式:Black IPS ノングレア
コントラスト比:2000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:120Hz(WQHD)
HDR:HDR400
USB給電:100W
接続端子: DP HDMI Thunderbolt4
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:
保証期間:3年

 一方、この水準を超えるものだと、HP Series 7 Pro 727puが候補になります。

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 画面サイズは、27インチです。

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 液晶パネルは、Black IPSです。

 WQHD解像度のパネルだと、これ以上は望めないパネルです。

 コントラスト比は2000:1でIPSの限界を超えています。輝度も高めで、色域もしっかりDCI-P3カバー率は98%です。

 静止画用のスペックはないですが、今どきだとこれでも良いように思います。

 自動画質調整は、一方、環境光センサーの言及があり、照明色などの状況を見れますし、しっかり、キャリブレーションもなされています。

 個人が、常識的な値段で買える、デザイナー用としては最も良いように思います。


 第5に、比較的予算に余裕がある方が、仕事用に「目に優しい」2.5Kモニターを選ぶならば、

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 【27インチ】

 【2025年発売】

 4・EIZO FlexScan EV2720S-WT
 4・EIZO FlexScan EV2720S-BT
  ¥68,830 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1500:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:61Hz(最大)
HDR:
USB給電:70W
接続端子: HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:5年

液晶パネルの品質 ★★★★★★
スタンドの性能  ★★★★★
動画ゲーム対応  ★★★★☆
品質保証     ★★★★★★
総合評価     ★★★★★★

 EIZOのV2720Sでしょう。

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 パネルは、しっかり(IPS+水準の)IPSです。

 スペックも輝度(350cd/u)、コントラスト比(1500:1)と新世代です。

 色域は、正確な値は示しませんが、その他のパネルスペックからしてsRGB 100%でしょう。

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 一方、輝度が高すぎるパネルは、最低輝度が十分に落とせない仕様の液晶モニターは割と多いです。

 しかし、映像は、1cd/uいう低輝度まで落とせます。部屋の照度によらず、制御しやすいです。

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 実際、EIZOは、照度センサーを利用した調光部分でより精密です。

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 タイピングが多い「文字仕事」用は、高輝度ほか高いパネルスペックは不要です。むしろ「低輝度」時の視認性に配慮した本機が、目への優しさの部分で「ワンランク性能が良い」と言えます。

 EIZOは検品体制がしっかりしているので、「液晶ムラ」などの問題に遭遇するリスクが低いと言えます。

 動画性能も他機種に引けを取りませんが、やはり、強調するべきはこちらです。

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 5年保証に加えて、無輝点保証が無料で付属する点も見逃せません。

  

 スタンドも、稼動性や安定性は全体を通してもみても、評価できます。

 値段が高いのが難点ですが、伝統的に評価が高い同社のスタンド性能を含めて、効果は確実に期待できます。フリッカー対策もなされます。

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 【27インチ】

 【デイジーチェーン非対応】(2022年)

 6・EIZO FlexScan EV2781-BK
 7・EIZO FlexScan EV2781-WT
  ¥70,300 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

 【デイジーチェーン対応】(2020年)

 8・EIZO FlexScan EV2795-BK
 9・EIZO FlexScan EV2795-WT
  ¥80,863 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:61Hz(最大)
HDR:
USB給電:70W
接続端子:HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:5年

 ただし、USB-C端子からの給電が必要ならば、同社の上位機を選択しましょう。

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 しっかり、USB-C端子で70W給電できるのは、EIZOではこのグレードからなので。

 図のように、モニターを2台つなげて使わないならば、EV2781で問題ありません。


 第6に、設置場所の関係で、小型の2.5Kモニターを選びたい方におすすめなのは、

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 【2021年発売】

 【23.8インチ】

 3・LGエレクトロニクス 24QP750-B
  ¥34,927 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:75Hz(最大)
HDR:HDR10
USB給電:65W
接続端子:HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:
保証期間:3年

液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能  ★★★★★
動画ゲーム対応  ★★★★★★
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 LG24QP750-Bでしょう。

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 解像度が、23インチならばフルHDでも問題ないですが、やはりWQHD(2560x1440)解像度が出せる場合、書類を広げられる場合有利です。

 仕事はもちろん、輝度も300cd/uですから、最近のゲームコンテンツの傾向にもマッチします。

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 その上で、本機は、小型機としては珍しく、HDRコンテンツに対応するため、対応する動画やゲームの鮮やかさは、格段に上昇するでしょう。

 スタンドの稼働性も十分で、IPS液晶採用ですし、基本スペックも優れます。

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 映像補正も、ブラックスタビライザーや超解像技術をふくめて、大事な部分は網羅されます。 

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 スタンドの稼働性もよいですし、USB-C給電も対応ですから、ゲームだけでなく、仕事などにも使い安いかと思います。

補足:液晶モニター関連記事の紹介

 というわけで、今回は、27インチの2.5K液晶を中心に紹介しました。

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2・31.5インチ液晶モニターの比較
 =TV兼用にも使える大きめサイズ
3・25インチ液晶モニターの比較
 =ビジネス向けに人気の中型
4・23.8インチ液晶モニターの比較
 =テレワークでも人気なコンパクト型

 他のサイズの2.5K対応機を見直したい方は、以上のリンクをご利用ください。

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1・27インチ液晶モニターの比較
 ・解像度:フルHD
 ・予算:2万円〜
2・27インチ2.5K液晶モニターの比較
 ・解像度:WQHD
 ・予算:4万円〜
3・4K解像度の液晶モニターの比較
 ・解像度:4K 5K
 ・予算:5万円〜
4・ゲームミングモニターの比較
 ・解像度:フルHD〜4K
 ・予算:3.5万円〜

 一方、27インチにこだわりを持ちつつ、解像度の違う製品を見たい場合は、以上の記事をご利用ください。

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【まとめ記事】
1・Mac向けの液晶モニターの選び方
2・液晶モニターの選び方とおすすめ

 そのほか、上の2つの「まとめ記事」では、主にモニターサイズの観点から、このブログの全10回のモニター関連記事を横断的にまとめています。

 サイズの部分で決めかねている方などは、こちらもぜひご覧ください!

補足:PCモニター関連製品について

 最後に「おまけ」で、液晶ディスプレイに関係する周辺機器についてです。


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 第1に、モニターアームです。

 より「目への負担の軽減」をお考えならば、新しいモニターと同時に、別売のモニターアームを導入するのも効果的です。

 予算としては+1万円ほどです。

 このブログの【モニターアームの比較記事】で詳しく紹介していますので、興味があれば、ぜひご覧ください。

 なお、今回の記事のスペック表記の部分で【VESA100mm】と書いてある製品については、モニターアーム用の統一規格のネジ穴があるため、こうしたモニターアームが利用可能です。

ーーー

 201810201107.jpg

 第2に、PC用スピーカーです。

 ここで挙げたディスプレイの一部には内部スピーカーが付属します。しかし、スピーカーの口径が圧倒的に小さく、音質は全く期待できません

おすすめPCスピーカーの比較記事
おすすめBluetoothスピーカーの比較記事

 そのため、少しでも音にこだわりたい方は、上記の記事で紹介しているような外部スピーカーを買われると満足度が高いでしょう。

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 ディスプレイ用クリーニングリキッド
  ¥755 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

 第3に、PC用液晶クリーナーです。

 液晶モニターを手入れする場合、普通のティッシュペーパーなどで拭かないでください

 液晶に傷がつきますので、専用のクリーニング・リキッドの使用をおすすめします。

 アルコール・界面活性剤を使っていませんので、モニター表面のコーティング塗装に影響しないからです。

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 【サンワ DK-KC5】

 液晶画面用ハイテククロス DK-KC5
  ¥567 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

 ドライクリーニングティッシュ60枚入り
  ¥819 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

 これを、ハイテククロスに吹きかけて使うのがオススメです。

 ただ、スプレー式のクリーナーは拭いた後に「ふき跡」が画面に白く僅かに残ります。

 拭いた後が気になる人は、仕上げにドライクリーニングティッシュを使うのが良いです。

 皮脂汚れはあまりとれませんが、拭き跡をとるための仕上げにはもってこいです!

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 また、最後になりましたが、この記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで記事を共有していただければ嬉しいです。

 ではでは。

posted by Atlas at 17:39 | PC用液晶モニター

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