1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
燃費に優れた石油ファンヒーターは結論的にこの機種!

1・石油ファンヒーターの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:スタンダード機〈各社〉
1-3:省エネ型〈コロナ〉
2・石油ファンヒーターの比較 (2)
2-1:省エネ型〈コロナ〉
2-2:ハイブリッド型〈トヨトミ〉
2-3:速暖型〈ダイニチ〉
3・石油ファンヒーターの比較 (3)
2-4:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで今回は、石油ファンヒーターの比較でした。
3回目記事では、最後に、使用する部屋のサイズや目的別に、Atlasのおすすめの石油ヒーターを数機種選定してみたいと思います。
第1に、比較的値段が安いスタンダード機でおすすめできる機種は、

【木造〜9畳・コンクリート〜12畳】
〈2025年発売〉LC-S33P(W)
14・トヨトミ LC-S33P-W
¥17,950 楽天市場 (1/1執筆時)
サイズ: 高さ428×幅376×奥行296mm
暖房出力 :3.25〜0.79kw
消費電力:燃焼時11W
エコ性能:温度・人感センサー
静音: 弱燃焼時18dB・強燃焼時34dB
タンク:5リットル
保証期間:3年間
【木造〜10畳・コンクリート〜13畳】
〈2025年発売〉LC-S36P(W)
15・トヨトミ LC-S36P-W
¥26,370 楽天市場 (1/1執筆時)
15・トヨトミ LC-S36P-W
¥28,600 Amazon.co.jp (10/26
サイズ:高さ437×幅435×奥行き315mm
暖房出力 :3.60〜1.02kw
エコ性能:温度・人感センサー
静音: 弱燃焼時23dB・強燃焼時37dB
消費電力:燃焼時20W
タンク:7リットル
保証期間:3年間
【木造〜14畳・コンクリート〜19畳】
〈2025年発売〉LC-S53P(W)
16・トヨトミ LC-S53P-W
¥29,800 楽天市場 (1/1執筆時)
サイズ:高さ445×幅550×327.5mm
暖房出力 :5.25〜1.41kw
エコ性能:温度・人感センサー
静音: 弱燃焼時24dB・強燃焼時38dB
消費電力:燃焼時21W
タンク:7リットル
保証期間:3年間
速暖性 ★★★★★
省エネ(石油)★★★★★
省エネ(電気)★★★★★★
ニオイカット ★★★★★
タンクサイズ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
トヨトミのスタンダードモデルが良いでしょう。

このグレードの他社機に比べると、操作パネル部分は、さほど凝ったものではなく、「実用性重視」です。

本体価格は、そのぶん、同程度の他社機に比べても安めです。
とくに、木造9畳・コンクリ12畳用は、サイズも小型で、設置性も良さそうです。

適用畳数は、最も小型なモデルで木造9畳、コンクリ12畳まで対応する機種です。
より小さな7畳用もあります。
しかし、小さすぎる機種だとかえって光熱費がかかり、また、暖房出力の点で、速暖性も期待できないです。そのため、Atlasとしては、より小さな部屋を含めて「木造8畳・コンクリ10畳程度」の部屋までは、本機をおすすめとします。
気密性に(多少)難のある木造建築でも、(厳寒地でなければ)本機で問題ないでしょう。
逆に、部屋の気密性において不安な場合は、1サイズ大きな木造10畳、コンクリ13畳モデルをおすすめします。
畳数的には「僅差」に見えますが、「選び方の基本」で書いたように、大事な暖房出力で、しっかり「差」があります。
例えば、欄間があったり、障子だったり、気密性が良くない木造8畳程度の空間の場合、速暖性の部分で10畳用は、良い選択肢です。

灯油代は、トヨトミの場合、温度センサーの力で高度に節約できます。
とくにゆっくり温度を下げるという節電方法はトヨトミ独自で、自分や家族に無理を強いることなく節約が可能という点で優秀です。

電気代も、トヨトミのポット式は、小型機では主要3社で最も優秀で、この機種の節約効果も期待できます。

その上で、人感センサーを装備します。
付けっぱなしで数時間放置することが多いご家庭ならば、1シーズンでの節約量はより大きめでしょう。

耐久性も、ポット式は、シーズンオフに使い切れなかったような、不良油に対する耐性に強く、故障しにくいです。
その上で、高耐久性のエコバーナーを採用しているため、不具合が起こりにくいと言えます。
保証も3年付いていますので、この点も安心でしょう。
静音性も、ポット式は優秀です。
9畳用で強燃焼時に34デシベルという数字は、小型機種としても静かな部類です。

ニオイ対策は、ポット式では、率直に言って、課題です。
ただ、以前と異なり、点火と着火時のダブル消臭機能のほか、U字形送油管(優臭管)にすることで、消火後の不要な油たれをふせぐにおいません機構を装備します。
石油のニオイについて、今まで特に気になった経験がない方ならば、例えば、寝室用としても問題ない水準です。
ーーー

〈2025年発売〉
【木造〜9畳・コンクリート〜12畳】
17・トヨトミ LC-33P-W
¥17,180 楽天市場 (1/1執筆時)
サイズ: 高さ428×幅376×奥行296mm
暖房出力 :3.25〜0.79kW
消費電力:燃焼時11W
エコ性能:温度センサー
静音: 弱燃焼時18dB・強燃焼時34dB
タンク:5リットル
保証期間:3年間
速暖性 ★★★★★
省エネ(石油)★★★★☆
省エネ(電気)★★★★★★
ニオイカット ★★★★★
タンクサイズ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
なお、木造9畳のモデルだけ、人感センサーなしのモデルもあります。
利用時に特段不在にすることもなさそうならば、下位機種でも十分でしょう。
買われる際に、価格差が結構ある場合、こちらでも良いように思います。
第2に、木造家屋やマンションの広めのリビングにオススメの機種は、

【木造〜10畳・コンクリート〜13畳】
〈2025年発売〉FH-WZ3625BY(KG) FH-WZ3625BY(WG)
33・コロナ WZシリーズ FH-WZ3625BY-KG
33・コロナ WZシリーズ FH-WZ3625BY-WG
33・コロナ WZシリーズ FH-WZ3625BY-SG
¥38,910 楽天市場 (1/1執筆時)
(ルート限定型番)FH-CWZ36BYG(KG)
34・コロナ WZシリーズ FH-CWZ36BYG
¥32,300 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
〈2024年発売〉FH-WZ3624BY(KG) FH-WZ3624BY(WG)
35・コロナ WZシリーズ FH-WZ3624BY-KG
35・コロナ WZシリーズ FH-WZ3624BY-WG
¥42,000 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
サイズ: 高さ466×幅458×奥行338mm
暖房出力 :3.60〜0.59kw
エコ性能:温度・人感センサー
静音: 弱燃焼時21dB・強燃焼時36dB
消費電力:弱燃焼時4W(強燃焼時9.5W)
タンク:7.2リットル
保証期間:3年間
【木造〜12畳・コンクリート〜17畳】
〈2025年発売〉FH-WZ4625BY(KG) FH-WZ4625BY(WG)
36・コロナ WZシリーズ FH-WZ4625BY-KG
36・コロナ WZシリーズ FH-WZ4625BY-WG
¥45,800 楽天市場 (1/1執筆時)
(ルート限定型番)FH-CWZ46BYG(KG)
37・コロナ WZシリーズ FH-CWZ46BYG
¥41,818 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
〈2024年発売〉FH-WZ4624BY(KG) FH-WZ4624BY(WG)
38・コロナ WZシリーズ FH-WZ4624BY-KG
38・コロナ WZシリーズ FH-WZ4624BY-WG
¥46,500 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
サイズ: 高さ466×幅520×奥行338mm
暖房出力 : 4.62〜0.72kw
消費電力:弱燃焼時9.5W(強燃焼時4W)
エコ性能:温度・人感センサー
消費電力:弱燃焼時4W(強燃焼時9.5W)
タンク:7.2リットル
保証期間:3年間
【木造〜15畳・コンクリート〜20畳】
〈2025年発売〉FH-WZ5725BY(KG) FH-WZ5725BY(WG)
39・コロナ WZ ブラック FH-WZ5725BY-KG
39・コロナ WZ ホワイト FH-WZ5725BY-WG
¥52,481 楽天市場 (1/1執筆時)
(ルート限定型番)FH-CWZ57BYG(KG)
40・コロナ WZシリーズ FH-CWZ57BYG
¥48,990 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
〈2024年発売〉FH-WZ5724BY(KG) FH-WZ5724BY(WG)
41・コロナ WZ ブラック FH-WZ5724BY-KG
41・コロナ WZ ホワイト FH-WZ5724BY-WG
¥56,800 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
サイズ: 高さ466×幅520×奥行338mm
暖房出力 :5.65〜0.90kw
消費電力:弱燃焼時4W(強燃焼時9.5W)
エコ性能:温度・人感センサー
静音: 弱燃焼時23dB・強燃焼時40dB
タンク:7.2リットル
保証期間:3年間
速暖性 ★★★★★
省エネ(石油)★★★★★
省エネ(電気)★★★★★★
ニオイカット ★★★★★★
タンクサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
コロナの最上位機となる、WZシリーズをオススメします。

旧機が残ります。
本編で書いたように、新機種は、においとり触媒の変更(酸化マンガン)で「仕上げ」の消臭力が強化されました。
価格差も現状ではないので、特別なセールがない限り新機種が良いでしょう。
また、「流通ルート限定」型番が安い場合が多いので、そちらのチェックも忘れないようにしてください。

デザイン性は、さすがに最上位機で、和室でも、洋室でも合いやすいでしょう。

リビングは多人数が集まる場所です。その場合「不快」となるのは、部屋の温度ムラです。
その点で言えば、ルーパースイングを含む「トリプルフロー」で効果的に気流を制御できるコロナの最上位機は、オススメできます。

適用畳数は、最も小型なモデルで木造10畳、コンクリ13畳まで対応する機種です。
「選び方の基本」で書いたように、本来的に「木造9畳用(コンクリ12畳用)」だったものを、「プチ強化」したものです。
特異なリビングでないならば、木造8畳・コンクリ10畳程度の部屋までならば、風質部分で、トリプルフローの仕組みがある点を含めて、十分な速暖性をもって温めてくれるでしょう。

燃焼方式は、ポンプ噴射式です。
各方式良い部分はありますが、総合的に、欠点が少ないと言って良い方式です。

灯油代は、人感センサーの搭載で、例えば、付けっぱなしでキッチンに言った場合などの節電効果が期待できます。
電気代は、とくに、DCモーター搭載で、業界最大級の節約水準です。
先述の気流制御は「家族の体感温度を高める」ことになりますので、必然的に温度設定は控えめにできるでしょう。
省エネ効果は、さらに期待できます。

消臭面は、コロナのポンプ噴射式も、方式的にニオイ対策なしでは石油臭はすると言えます。
しかし、プレミアム消臭「極」Plus(ニオイカットメカ・クリーン消火・酸化マンガン触媒)で、消臭時のニオイ対策がなさせます。
そのうえで消臭シャッターが搭載です。使用後に自動でシャッターが閉じることで石油臭の広がりを抑える仕組みがあります。
一方、下位機では、点火時の石油臭を抑える工夫がないですが、こちらは、点火時もシャッターを利用することで、25%の消臭を実現しています。

このほか、未使用時にシャッターが閉まるため、部屋がスッキリ見えるなど、デザイン性・インテリア性の部分でも評価できる機種です。
もちろん、消火後の消臭効果の面でもメリットがあります。

本体価格は多少高いですが、節電効果は高いため、1シーズンで下位機種との差額の元は取れそうです。
他社同様に、3年保証ですし、安心して買える点もメリットです。
サイズは、たいていの場合は木造〜10畳・コンクリート〜13畳で間に合うでしょう。
ただし、変則的な形状でかなり広い洋室リビング、気密性の低い和風建築の場合、心配ならば、1サイズ余裕をみて買われるのが良いと思います。
ーーー

【木造〜10畳・コンクリート〜13畳】
〈2025年発売〉黒:FH-VX3625BY(H) 白:FH-VX3625BY(W)
27・コロナ VXシリーズ FH-VX3625BY-H
27・コロナ VXシリーズ FH-VX3625BY-W
¥27,364 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
〈2024年発売〉黒:FH-VX3624BY(H) 白:FH-VX3624BY(W)
28・コロナ VXシリーズ FH-VX3624BY-H
28・コロナ VXシリーズ FH-VX3624BY-W
¥25,800 楽天市場 (1/1執筆時)
サイズ: 高さ466×幅458×奥行334mm
暖房出力 :3.60〜0.59kw
エコ性能:温度センサー
静音: 弱燃焼時21dB・強燃焼時36dB
消費電力:弱燃焼時4W(強燃焼時9.5W)
タンク:7.2リットル
保証期間:3年間
【木造〜12畳・コンクリート〜17畳】
〈2025年発売〉黒:FH-VX4625BY(H) 白:FH-VX4625BY(W)
29・コロナ VXシリーズ FH-VX4625BY-H
29・コロナ VXシリーズ FH-VX4625BY-W
¥34,640 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
〈2024年発売〉黒:FH-VX4624BY(H) 白:FH-VX4624BY(W)
30・コロナ VXシリーズ FH-VX4624BY-H
30・コロナ VXシリーズ FH-VX4624BY-W
¥37,653 楽天市場 (1/1執筆時)
サイズ: 高さ466×幅520×奥行334mm
暖房出力 : 4.62〜0.72kw
消費電力:弱燃焼時4W(強燃焼時9.5W)
エコ性能:温度センサー
静音: 弱燃焼時23dB・強燃焼時38dB
タンク:7.2リットル
保証期間:3年間
【木造〜15畳・コンクリート〜20畳】
〈2025年発売〉黒:FH-VX5725BY(H) 白:FH-VX5725BY(W)
31・コロナ VXシリーズ FH-VX5725BY-H
31・コロナ VXシリーズ FH-VX5725BY-W
¥40,100 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
〈2024年発売〉黒:FH-VX5724BY(H) 白:FH-VX5724BY(W)
32・コロナ VXシリーズ FH-VX5724BY-H
32・コロナ VXシリーズ FH-VX5724BY-W
¥39,800 楽天市場 (1/1執筆時)
サイズ: 高さ466×幅520×奥行334mm
暖房出力 :5.65〜0.90kw
消費電力:弱燃焼時4W(強燃焼時9.5W)
エコ性能:温度センサー
静音: 弱燃焼時23dB・強燃焼時40dB
タンク:7.2リットル
保証期間:3年間
速暖性 ★★★★★
省エネ(石油)★★★★★
省エネ(電気)★★★★★★
ニオイカット ★★★★★
タンクサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ただ、コロナのWZシリーズは、(セールを除き)売価が高いのも確かです。
そのため、少し予算の節約を考える場合は、それに次ぐVXシリーズが候補です。

本機も、DCモーター搭載ですので、消費電力は、WZシリーズの最新上位機と同じ水準です。
上位機より、本体が安めで、光熱費も安いということになるため、石油ファンヒーターの耐用年数(6年)分使えば、トータルコストについては、VXシリーズよりわずかに良いかと思います。

ただ、ルーパーはスイングしないので、その部分は上位機との差になります。
とはいえ、「ダブルフロー」送風機能は、ありますし、部屋を均一に暖める力はこのシリーズも良いです。

その上で、ニオイ対策のための消臭シャッターほか、上位機同様に、プレミアム消臭・極プラスにも対応します。
上位機に次ぐ水準のグレードの製品では、他社機より優れますし、本機を選ぶと良いかと思います。
第3に、超寒冷地の住宅の大広間で、1日中利用する方向けの強力・大型機種としては、

【木造〜10畳・コンクリート〜13畳】
〈2025年発売〉白:FW-3725SGX(W) 黒:W-3725SGX(K)
56・ダイニチ SGXタイプ FW-3725SGX-W
56・ダイニチ SGXタイプ FW-3725SGX-K
¥41,518 楽天市場 (1/1執筆時)
〈2024年発売〉白:FW-3724SGX(W) 黒:W-3724SGX(K)
56・ダイニチ SGXタイプ FW-3724SGX-W
56・ダイニチ SGXタイプ FW-3724SGX-K
¥31,798 楽天市場 (1/1執筆時)
サイズ: 高さ445×幅438×奥行366mm
暖房出力 :3.70〜0.74kw
消費電力:弱燃焼時62W(強燃焼時129W)
エコ性能:温度・人感センサー
静音: 弱燃焼時25dB・強燃焼時37dB
タンク:9リットル
保証期間:3年間
【木造〜12畳・コンクリート〜17畳】
〈2025年発売〉白:FW-4725SGX(W) 黒:W-4725SGX(K)
57・ダイニチ SGXタイプ FW-4725SGX-W
57・ダイニチ SGXタイプ FW-4725SGX-K
¥55,706 楽天市場 (1/1執筆時)
〈2024年発売〉白:FW-4724SGX(W) 黒:W-4724SGX(K)
57・ダイニチ SGXタイプ FW-4724SGX-W
57・ダイニチ SGXタイプ FW-4724SGX-K
¥39,600 楽天市場 (1/1執筆時)
サイズ: 高さ445×幅476×奥行366mm
暖房出力 :4.70〜0.91kw
消費電力:弱燃焼時70W(強燃焼時153W)
エコ性能:温度・人感センサー
静音: 弱燃焼時24dB・強燃焼時39dB
タンク:9リットル
保証期間:3年間
【木造〜15畳・コンクリート〜20畳】
〈2025年発売〉白:FW-5725SGX(W) 黒:W-5725SGX(K)
58・ダイニチ SGXタイプ FW-5725SGX-W
58・ダイニチ SGXタイプ FW-5725SGX-K
¥47,520 楽天市場 (1/1執筆時)
サイズ: 高さ445×幅476×奥行366mm
暖房出力 :5.70〜1.23kw
消費電力:弱燃焼時80W(強燃焼時191W)
エコ性能:温度・人感センサー
静音: 弱燃焼時25dB・強燃焼時41dB
タンク:9リットル
保証期間:3年間
速暖性 ★★★★★★★
省エネ(石油)★★★★★
省エネ(電気)★★★★☆
ニオイカット ★★★★★
タンクサイズ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
ダイニチのハイエンド機のSDXタイプでしょう。

旧機種が残ります。
比較的安めですが、栓が写真のようなキャップが自立する「ワンタッチ汚れんキャップEX」です。本編で書いたように、上位機能なのですが、搭載されてから数世代で撤回されて元に戻された機能性です。

現在では、それ以前の機種、あるいは、現行の同社の下位機と同じ、取り外し式の「ワンタッチ汚れんキャップ」です。こちらでも、取り外しやすいキャップで便利です。
本編で書いたように、なぜ戻されたのかの理由が不鮮明です。個人的には、従来からの採用で定評もある「ワンタッチ汚れんキャップ」を採用した新機種のほうが、一般ユーザーには「安心」かなと思います。
とはいえ、説明書をしっかり読んでそれに従って適切に使える方ならば、旧機でも良いでしょう。

適用畳数は、最も小型なモデルで木造10畳、コンクリ13畳まで対応する機種です。
本編で書いたように、ダイキンは、パワフルで、暖房出力がどのサイズでも、平均値より強めです。
その上で、風質部分で、トリプルフローの仕組みがある点を含めて、1サイズ大きめを考えずとも、十分な速暖性をもって、部屋を温めてくれそうです。
設置性も、木造10畳ならば、高さ445×幅438×奥行366mmです。
幅をあまり取らないので、どこでも使いやすそうで、良いように思います。

燃焼方式は、一方、ブンゼン気化式です。
先述のように、とにかくパワフルで、着火時間も短く、速暖性がよい方式です。

暖かさと速暖性は、したがって、今回紹介した機種の中で、最も高いです。
完全に寒冷地仕様の暖房家電が要求される北海道を除いて、本州で冬に零下10度以下を記録する地域にお住まいで、昔ながらの建築で、気密性に不安のある場合、ダイニチのブルーヒーターは「心強い味方」になるでしょう。
暖房出力の面で能力が高く、とくに電気を効果的に併用することでの速暖性については「折り紙付き」です。
伝統的な同社の「売り」であるパワーを犠牲にせず節電効果を高める方向性は、好感が持てます。とくに、今年度機能面で「進化」したのは、ダイニチだと思います。

消費電力は、この方式の、課題です。
このグレードの場合、先述のフラップによる気流制御ほか、人感センサーも搭載します。そのため、電気代が余計にかかるというダイニチの欠点が、少し緩和されます。
むろん、他社のハイエンド機と比べると、灯油代と電気代を総合しての省エネ効果は及ばないです。
お手入れは、課題です。
課題だった、大風量ゆえのフィルターメンテの面倒さは、かんたんフィルタークリーナーの採用で、問題ない水準になりました。

ただ、ブンゼン気化式は、不良灯油に弱い欠点があります。
メーカーの言うように、月一回で、油フィルタの点検は織り込んで買った方が良いでしょう。メンテ不足に由来する不良は保証対象外ですから。
点検だけでメンテが必要なない場合も灯油に触る必要はあります。この部分が嫌いな方は結構いそうですし、その場合はあまり向かなと思います。
とはいえ、「特に寒い地域で、速暖性に期待したい場合」は、こうした問題点を越えて、選ぶ意味はあるでしょう。
補足:その他の暖房家電記事の紹介
というわけで、今回は、石油ファンヒーターの紹介でした。
最後にオマケで、ファンヒーターの「周辺機器」を紹介しておきます。

ヒーター・コタツ用パイプ トンネル型
¥2,580 Amazon.co.jp (1/1執筆時)
地方によっていろいろな呼び方があるようですが、ファンヒーターの暖気をコタツに流すダクトがあります。
これは、実際かなり有用で日中ならば、コタツユニットの電源を入れずとも「十分に暖かい」です。
寒冷地ならば「おなじみ」なのですが、それ以外の地域はそうでもないと思います。ふと思いついたので、紹介しました。
なお、本ブログ「モノマニア」では、最新の暖房器具について、以下のような記事もあります。
1・セラミックファンヒーターの比較
2・遠赤外線ヒーターの比較
3・オイルヒーターの比較
4・石油ファンヒーターの比較
5・ガスファンヒーターの比較
6・冬の暖房記事全体のまとめ記事 【結論】
例えば、6番の記事など、今回紹介した製品を含めた全体のまとめ記事もあります。よろしければ、これらもご覧ください。
最後になりましたが、もしこの記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ幸いです。
ではでは。
