【今回レビューする内容】2026年 軽量コードレス・スティック式掃除機の性能とおすすめ・選び方: フローリング向け
【比較する製品型番】東芝 トルネオ V VC-CL1700 VC-CL20 VC-SL130DS VC-SL130DS-K VC-SL130DS-W VC-CLW33-C シャーク Shark EVOPOWER SYSTEM STD CS100JBR CS100JGR CS102JGY EVOPOWER SYSTEM STD+ CS150JAE EVOPOWER SYSTEM BOOST LC600JGYNC LC600JGNNC LC600JGY LC600JGN Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST+ LC701JBKNC LC701JBK C751JLVNC LC751JLV EVOPOWER SYSTEM NEO II LC400JWH LC400JOR LC200JIV LC250JBR EVOPOWER SYSTEM NEO II + LC501JGY LC301JBK LC551JBK EVOPOWER SYSTEM FIT+ LC150JBL LC152JST LC100JGY Shark EVOPOWER DX WV517JST WV516JBK ほか
今回のお題
軽量なコードレス掃除機のおすすめはどれ?
ども!Atlasです。
今日は、2026年1月現在、最新の軽量なコードレス掃除機の比較の4回目記事です。
今回は、 東芝・シャークの軽量コードレスをみていきます。
1・軽量コードレス掃除機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:シャープ〈日本〉
2・軽量コードレス掃除機の比較 (2)
2-1:日立 〈日本〉
3・軽量コードレス掃除機の比較 (3)
3-1:パナソニック〈日本〉
4・軽量コードレス掃除機の比較 (4)
4-1:東芝〈日本〉
4-2:シャーク〈米国〉
5・軽量コードレス掃除機の比較 (5)
5-1:マキタ〈日本〉
6・軽量コードレス掃除機の比較 (6)
6-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
7・軽量コードレス掃除機の比較 (7)
7-1:ダイソン 〈英国〉
7-2:AQUA〈日本〉
7-3:他の企業〈各社〉
8・おすすめのコードレス掃除機【結論】
8-1:最終的なおすすめ製品の提案
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」の説明に沿いながら説明していきます。
4-1・【軽量】東芝の掃除機の比較

続いて、東芝の軽量タイプのコードレス掃除機からです。
同社は、新機種も多く出しますが、旧機種も長く残るので、それを含めて見ていきます。
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なお、以下では、いつものように、オススメできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな点は青字で書いていきます。

【2025年発売】(ふとん用ブラシなし)
1・ 東芝 トルネオ ヴイ コードレス VC-CLW34(C)
¥27,634 楽天市場 (1/14執筆時)
【2024年発売】
2・ 東芝 トルネオ ヴイ コードレス VC-CLW33(C)
¥22,800 楽天市場 (1/14執筆時)
【2023年発売】
3・ 東芝 トルネオ ヴイ コードレス VC-CLW32 H
¥28,466 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
重さ:1000グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:15分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド: 自走式
センサー:床面検知
充電時間: 2時間30分
VC-CLW33は、東芝のスティックタイプのコードレス掃除機です。
新旧両機種あります。
2025年機は、アクセサリーのうち、ふとん用ブラシが省略になります。
2024年機以前はそれらが装備されます。2023年機は、自動運転時にボタン長押しで、5秒間のみ強運転し、通常運転に戻る「ダッシュモード」がないですが、そこまで便利な機能ではないです。
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結論的にいえば、発売年にかかわらず、値段で決めてOKです。

本体の重さは、1000グラムです。
おそらく、ベンチマーク機は日立の「ラクかるスティック」で、それより軽くしています。
カーボン素材のパイプ採用や、本体の見直しでこの重さが実現しました。

吸引力は、仕事率が非公開です。
また、本機は2室のデュアルトルネード分離はしますが、多気筒ではないです。
定格電圧も公開がないです。
軽量性を追求したモデルですので、この部分は仕方ないでしょう。

ヘッドは、自走式のからみレス自走ヘッドです。
つまり、毛絡みしにくい編み方をしたブラシを採用したヘッドです。

一方、本機は、日立・ダイソンのようにLEDライトを装備します(ピカッとライト)。
較べる場合、ライトはゴミが視認しやすい緑色ではないです。
ただ、同社の場合、スティック部分にライトがつくので、ハンディで利用する場合もライトが使えるという部分で面白いです。

このほか、掃除機の取り回しも工夫があります。
東芝のキャニスター型でも採用例がある、カーブ形状で、どのような持ち方でも取り回せる「らくわざフリーグリップ」を装備します。
手元の動きに合わせて方向も変わりますし、すき間掃除も得意な壁ピタ設計です。
日立もですが、細かい取り回しは日本の企業は優れます。

センサーは、床面検知センサーです(床見極めセンサー)。
自動運転時、じゅうたんなどの場合、ブラシの回転数を最適化すます。
吸引力(強弱)までは調整されませんが、このクラスは「じゅうたんメイン」の機種ではないので、この程度で十分です。

バッテリー持続時間は、標準で30分、おすすめで15分、強で8分です。
本機の「標準」は(フローリングなどでも)弱いと感じる弱運転水準です。普通に使えるのは「15分目安」と考えるべきでしょう。
なお、先述のように、本機は床面検知センサー装備です。
ただ、強弱の「自動運転」には使われない仕様で、ブラシの回転数のみ制御する形式です。
バッテリーの充電時間は、2.5時間です。
なおバッテリーの着脱は本機も可能ですが、取り外しての交換利用は想定外です。

サイクロン分離方式は、圧縮サイクロン式です。
本機は1/3程度に圧縮になります。
一方、同社のカーペット用と違って、多気筒式のサイクロンではなく、フィルターレスでもないです。
ただ、同じ方式の日立・シャープと比べると、デュアルトルネードシステムを採用する圧縮サイクロンなので、吸引力の持続性は担保されます。

清潔性は、ダストカップやブラシを含めて水洗い可能です。
ブリーツフィルターも洗えますし、良い仕様です。

本体の収納は、こちらは自立できない設計です。
しかし、スタンドは付属します。ただし、充電は自動ではないので、スタンドにおいたあと、コードを本体に取りつける必要はあります。

付属品は、丸ブラシ・隙間ノズルです。
丸ブラシをパイプの先につなげば高所掃除もできなくはないですが、できる掃除のレパートリーとしては、「可もなく不可もなし」です。
なお、2024年機以前は、これらに加えてふとん用ブラシも付属です。
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以上、東芝のVC-CLW33の紹介でした。
自走式で最軽量という部分では、日立が「すごかるスティック」とともに業界最高水準です。
ただ、日立でも書きましたが、フローリング専用のパワーの軽量機で自走式ではる必要があるったかはやや疑問です。
あって損というわけではないですが、本機の課題であるバッテリー持続時間の短さにはつながっています。
とはいえ、センサーの部分では、日立に勝ちますし、ライトやスタンドも東芝は付属するので、(1.3kg前後ではなく)1kg前後の重さの製品では、バランスの良い仕様に思います。
バッテリーにしても、利用後しっかり毎回充電するならば、問題ない水準といえます。
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【2024年発売】
4・ 東芝 トルネオ ヴイ コードレス VC-CLS13(K)
¥22,195 楽天市場 (1/14執筆時)
【2023年発売】
5・ 東芝 トルネオ ヴイ コードレス VC-CLS12(H)
¥26,154 楽天市場 (1/14執筆時)
【2022年発売】
6・ 東芝 トルネオ ヴイ コードレス VC-CLS11(S)
¥22,100 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1200グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:20分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド: 自走式
センサー:床面検知
充電時間: 4時間30分
なお、東芝は、本機の下位機としてVC-CLS12という機種を展開します。
旧機種があります。
2023年機は、明示的な違いはないです。
2022年機は、ただ、床面検知センサーと自走式ヘッドも省略です。

重さは、1200gです。
重くはないですが、素材面で上位機と差を付けます。
ヘッドは、自走式ヘッドです。
ブラシも、毛絡みしにくいものです。
先述の床面検知センサーも装備です。
バッテリー充電時間は、ただし、差があり、4.5時間です。
このほか、LEDライトとスタンドが未付属な上で、バッテリーの着脱もできない仕様です。
ハンドルも、旧式です(ラクわざグリップ)。
カーブ形状が不採用で、持ち方の柔軟さの部分で、上位機とは差を付けています。
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結論的にいえば、最新上位機と較べる場合、主に使い勝手の部分で細かい差をつけています。
価格は少し安めですが、利便性を重視するならば上位機でしょう。

【2020年発売】
7・東芝 トルネオ V VC-CL1700-R 【赤】
8・東芝 トルネオ V VC-CL1700-N 【金】
¥34,986 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1800グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率
標準駆動時間:20分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド: 自走式
センサー:ゴミ量
充電時間: 5時間00分
VC-CL1700も、東芝のトルネシリーズのコードレス掃除機です。
本機は、日立にもあった「じゅうたん対応」機との中間的な位置にある機種です。
現在は展開終了で在庫限りです。
本機の後継機は(見事)じゅうたん対応水準になりましたので【強力なコードレス掃除機の比較】のほうで見ています。

本体の重さは、1800グラムです。
吸引力は、仕事率は公開されません。
ただ、毎分11万回転・6気筒のサイクロンです。
この部分では(毛の短いじゅうたんなら)対応とも言ってよい水準です。

ヘッドも、自走式です
形状的には、現世代とさして変わりません。
ただ、装備面で言えば、現世代とやはり差があってLEDライトや、毛絡みしにくいブラシなどが不採用です。

サイクロン分離方式は、ゴミ捨ての頻度が減る効果のある圧縮サイクロン式です。
ゴミを半分〜1/3程度まで圧縮するので、ゴミ捨てが楽です。
清潔性も評価でき、フィルターを除けば水洗いできます。

掃除機のセンサーも、ゴミ量センサーが付属です。
東芝は、現世代だと「床面検知センサー」になりますが、この世代はゴミ量でした。
みえないゴミが残っている場合、ランプで教えてくれます。
バッテリー持続時間は、標準で30分、おまかせ20分、強運転は8分です。
本機の場合も「標準」は実際「弱運転」相当なので、フローリング用と考えても、持続時間は20分と考えた方が良いです。
なお、本機も、自動運転(強弱制御)はなく、ゴミ量で、ブラシの回転数のみ調整します。
充電時間は、ただ、5時間と長めです。
本体の収納は、こちらは自立できない設計です。
立てかける場合の安定性には配慮がありますが、スタンドは未付属です。

付属品は、モーター反吐ではないですがふとん用ブラシと、ソファなどに便利な丸ブラシが付属です。
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以上、東芝のVC-CL1700の紹介でした。
先述のように、じゅうたん対応機との「中間的」な機種といえます。
実際、毛の短いじゅうたんならば、対応といっても良いです。ゴミ量センサーもあるので、(毛の短いじゅうたんの)「対応機」として、強力コードレス掃除機の比較の方で、紹介しても良かったような気も今更ながらしてきました。
実際、機能面ではさほど陳腐化もみられないので、今程度の値段ならば、「少しパワフルで、すこし軽めで、かつ安め」のアウトレット製品として、選択肢の1つにはできそうな気はします。
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【2020年発売】 (生産完了)
9・東芝 トルネオ ヴイ VC-CL20-W
¥18,810 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
重さ:2200グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:30分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:
センサー:
充電時間: 5時間00分
なお、VC-CL20-Wは、アウトレット在庫がある旧製品です。
目に付いたので、重めですが(じゅうたん対応でないので)こちらに組み入れました。
2020年発売機ですが、やはりだいぶ前の型式を元にしたアウトレットと言えます。

重さは、2200gです。
カーペット非対応水準の製品としてはだいぶ重いほか、圧縮サイクロン・ヘッドも、現在のトルネオのものとは完全に異なります。
これらの点で、おすすめできません。
【2025年10月発売】
10・ 東芝 VC-SL140DS(C)
11・ 東芝 VC-SL140DS(K)
¥47,980 楽天市場 (1/14執筆時)
【2024年7月発売】
12・ 東芝 VC-SL130DS(C)
13・ 東芝 VC-SL130DS(K)
¥30,303 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
重さ:1400グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:20分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド: 自走式
センサー:床面検知
充電時間: 3時間
VC-SL140DS も、東芝のスティックタイプのコードレス掃除機です。
シャープ・パナソニックでみた「ゴミ収集ステーション」付の東芝版です。

旧機種が残ります。
主な違いは、ゴミステーションの消臭面で、新機種のみフィルターが「ゼオライトフィルター」になります。加えて、ステーション用の紙パックも(新旧で互換性はありますが)新型(VPF-12)に更新され、抗菌消臭加工が示されるようになっています。
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結論的にいえば、新機種はステーション部分の消臭面の改良が加えられた点がポイントと言えます。
シンプルにこの部分を強化しただけの可能性と、24年に初登場の機種なので、昨年機でなにかしらの問題点がでて、念のため改良した可能性双方あります。
ユーザー側は断定できないので、慎重を期す場合は新機種を選ぶほうが良いでしょう。

本体の重さは、1400グラムです。
同じタイプで先行したパナソニック上位機より100gほど軽くなります。
ただ、こちらも、シングルハンドのスティック型です。
操作時、抵抗が少ない床と言えるフローリング専用として出されるので、各社ともこのタイプにしているのだと思います。

見映えは良いですし、グリップ面での工夫(フィットグリップ)はありますが、総じて普通のスティック型に倉ベット、操作性(グリップ感)はあまりないです。

吸引力は、仕事率が非公開です。
一方、モーターは、同社のじゅうたん用の下位機(VC-CLX52)よりも18%強いとされます。
そのため「じゅうたん対応機」とも言えますが、先述のスティック形状がじゅうたん向きではない点と、東芝のじゅうたん向け上位機は、多気筒の遠心分離サイクロンと本機よりスペックが良いHi-Power DC モーターの組み合わせです。
その部分をふまえると、(本格的な)じゅうたん用とは言えないため、こちらで見た感じです。ただ、ゴミ収集ステーション搭載タイプの他社機よりは、吸う力は少し強めでしょう。

ヘッドは、なめらか自走ヘッドです。
自走式で、毛絡みしにくい編み方をしたブラシをこちらも採用です。
先述のように、スティック形状の違いもあり「なめらか」で滑るような軽快性を重視した設計です。この部分の仕様を見ても「フローリング優先設計」に思います。
ただし、LEDライトは未装備です。

利便性の部分は、シングルハンドでもしっかりスイング連動ヘッドで、手元の動作とヘッドの向きが連動し、操作性は良いです。
サイクロン分離方式は、こちらは圧縮サイクロンは装備しません。
ゴミ収集ステーションがありますので、当然でしょうが、トルネオの名前が付いていない理由ではあります。

掃除機のセンサーは、床面検知センサーが搭載です(床見極めセンサー plus)。
じゅうたん向きのセンサーである点も、「じゅうたん用」とするか悩んだ点ですが、やはり、それメインで使える機種ではないです。
ちょっとしたラグなどは吸うでしょうが、スティック形状的に使いやすい(しっかり吸わせやすい)わけでもないです。
バッテリー持続時間は、標準で35分、自動で20分、強で7分です。
本機も、標準は(事実上)弱運転なので、フローリング用としても、稼働時間は20分を目安に考えると良いでしょう。短めです。
なお、こちらは「自動運転」時、ブラシ回転数だけでなく、強弱も調整する仕様です。同社の他機と微妙に異なります。この仕様のほうが、一般的で効果があるように思います。
バッテリーの充電時間は、3時間です。
同タイプのシャープ機より長めです。
なお、バッテリーは取り外しての並行利用は想定した作りではないです。

本体の収納は、先述のように、ゴミ収集ステーションに据え置く形です。
東芝も、ステーションは紙パック式です。

【10枚入り】VPF-11後継品
東芝 抗菌・消臭機能付紙パック 5枚入 VPF-12
¥1,298 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
消耗品費は、パナソニックと同じで、伝統的な紙パック掃除機用と共通なので安いです。
1回で70日分ゴミ捨て不要(同社基準)ですし、ここは前者通してみても経済的です。ゴミに触れず捨てられれる構造も他社同様に搭載です。
清潔面でも、パナソニックのようなイオン(ナノイー)を使った処理ではないものの、2025年機からは紙パックの抗菌・消臭処理と、ゼオライトフィルターを装備することで、ニオイ対策もなされました。
ゴミステーション搭載が先行したロボット型掃除機も、消臭は課題になりやすい部分だった、配慮が加わった部分は高く評価できます。

付属品は、2WAYノズルと吸い拭き2WAYワイパーです。
このタイプでノズル類が付くのは、東芝の特色でしょう。
一方、吸い拭き2WAYワイパーは、ユニークな工夫です。
市販の床ふきシート(クイックルワイパーなど)を吸い付けて、固定せずに吸い付かせて、装着できるという工夫です。前方吸引もできるので、ゴミも吸わせられるという発想です。シートがビラビラしているのが気になる場合、上面に固定もできるようです。

一方、写真を見るに、ドライタイプのシート利用を前提としていそうで、ウェットタイプが使えるかは不定です(調査中)。
たしかに、固定用のマージンが不要なので、市販シート全体が無駄なく利用できそうな利点はあります。ただ、正直、専用ワイパーをそのまま使って掃除した方がだいぶ楽なような気はします。掃除用のヘッドを付け替える手間もあるわけですから。
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結論的にいえば、ロングヒットになるアクセサリーではないでしょう。面白さはありますが、どちらかといえば、大手の製品というより「スタートアップ」企業の製品でたまにみるアイデア製品という感じがします。
次年度モデルでは消える(あるいは付属しないモデルがでる)ような予感がします。
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以上、東芝の VC-SL140DSの紹介でした。
持ち手がシングルハンドに共通する問題点は、この記事でも他社機でも書いた通りです。
一方、ゴミ収集ステーション付きのスティック型をだす他社機(シャープ・パナソニック)と比べて従来弱かった、ステーション側の消臭(あるいは抗菌)面も、新機種になって、ある程度までは改善したように思えます。
ただ、(少なくとも、科学的に消臭効果を示せる)他社のイオン系の消臭技術に比べ、本機装備の「ゼオライトフィルター」は、具体的な効果の説明がない部分があるので、その部分で、あと一歩工夫が欲しい感じはあります。
もちろん、他社機でも書いたように、サブ機としてしか使えないサイクロン式の軽量コードレス機に、「ゴミステーション」が離して必要なのかは、いくぶん論争的には思えます。

【2025年7月発売】VC-CLP54-C
14・ 東芝トルネオ コードレス VC-CLP54(C)
¥45,475 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1500グラム
定格電圧:18V?
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:20分
集塵方式:紙パック式 (0.7L)
ヘッド: 自走式
センサー:床面検知
充電時間: 2.5時間
VC-CLP54も、東芝のスティックタイプのコードレス掃除機です。
同社の軽量モデルとしては、初めて紙パック式を採用しています。
最近では、各社とも一周回って紙パック式「復権」してきた印象があります。

本体の重さは、1500グラムです。
このようなシングルハンドル(スティックグリップ)型は、やや重めの機種が多く、本機も極端な軽量化はされていません。
本体(約1.0kg)と延長管・ヘッド(約0.5kg)とトータルで、1.5kgとなっています。
東芝は「らくわざフリーグリップ」と呼ばれる、やや傾斜のあるハンドル構造を採用しています。
この工夫により握りやすさは、このタイプの中では良好ですが、握りの柔軟度や、操作時の軽さは、一般的なハンドルグリップ式に比べてやや劣るといえるでしょう。
吸引力は、吸込仕事率が非公開のため不明です。
定格電力の記載もないため、パワーの評価は難しいところです。
Hi-Power DCモーターを搭載し、バッテリーが5セル構成であることから、18V駆動と推測されます。
カタログ上ではカーペット使用の映像も見られ、18V級であればそうした機種の「入口」には立っていると考えられます。ただ、本体形状などから判断すると、やはり、フローリングなどの「ハードフロア向け」の製品と位置づけるのが妥当でしょう。

ヘッドは、本機も、なめらか自走ヘッドです。
毛が絡みにくい「からみレスブラシ」の工夫も取り入れられています。
ただし、シングルハンド式のため、操作性を補う目的でローラーの構成が充実しており、ヘッドはやや大きく、重めです。
このあたりは好みによりますが、Atlasとしてはやや慣れにくい印象です。
最近のコードレス機に多い小型ヘッドと比べ、ローラー部の毛詰まりにはシビアな面があるため、注意が必要です。
なお、LEDライトは未搭載です。

利便性の面では、本機もシングルハンドながらスイング連動ヘッドを備え、手元の動きとヘッドの向きが連動するため、操作性は良好です。

紙パック VPF-31
¥1,212 楽天市場 (1/14執筆時)
紙パックは、本機と同時発売でした。
集じん容量は0.7Lとやや膨らむタイプであり、コードレス型としては大きめです。
ゴミがたまった際の集じん性能低下を抑えるため、パワーキープ風路の工夫が見られます。着脱も簡単そうです。1枚で3ヶ月保つとされ、3枚入りパックが標準販売です。
ただし、この「3ヶ月」はサブ掃除機としての使用を想定したものと思われ、たとえば2LDK(35畳)ほどのマンションで本機を主力として使う場合、交換頻度はこれより高くなるでしょう。
こうした点をふまえると、本機は「ハードフロア用の軽量サブ機」として適していると考えられます。ただ、公平に見れば、他社の紙パック式コードレス機よりも容量が多めであることは確かです。
掃除機のセンサーは、本機も床面検知センサーが搭載です(床見極めセンサー plus)。
バッテリー持続時間は、標準で45分、自動で10〜20分、強で8分です。

バッテリーの充電時間は、2時間です。
わりと短時間で充電可能です。
ただし、バッテリーは市販されておらず1.3万円のサービスパーツ(41479053)です。また、本体以外での充電もできないため、専用充電器が付属するシャープやマキタに比べると不便さがあります。
本体の収納は、専用スタンドが付属です。
掃除機自体は自動で充電されます。
付属品は、すき間ノズルと、ワンタッチブラシです。。
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以上、東芝のVC-CLP54の紹介でした。
あくまで「サブ掃除機」としての位置づけですが、紙パック容量は大きめで、毎日こまめに掃除するような方には適していると思われます。
バッテリーは実質的に交換式とは言いがたい仕様ですが、自動モードで20分保つならば、軽く使ってスタンドに戻す運用で十分対応できるでしょう。
一方で、シングルハンド式ゆえに、操作感がハンドルグリップ式とは異なる点と、ローラー部の掃除が欠かせない点とには注意が必要です。また、東芝は静音性に関するスペックを開示しておらず、その点は評価の難しい要素です。
4-2・【軽量】シャークの機種の比較

つづいて、アメリカのシャークの強力タイプのコードレス掃除機を紹介します。
本国では、シャークニンジャという名前ですが、日本では、この名前です。

【2022年発売】
(通常機)
15・Shark EVOPOWER SYSTEM STD CS100JBR
15・Shark EVOPOWER SYSTEM STD CS100JGR
¥30,300 楽天市場 (1/14執筆時)
16・Shark EVOPOWER SYSTEM STD CS102JGY
¥21,562 楽天市場 (1/14執筆時)
(上位機)ゴミ収集ドックあり
17・Shark EVOPOWER SYSTEM STD+ CS150JAE
¥37,428 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1900グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:13分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:
センサー:
充電時間:3時間30分
Shark EVOPOWER SYSTEM STD は、米国のシャークが販売する軽量コードレス掃除機の入門機です。

コードレス掃除機としてほか、ワンタッチで外れて、ハンディ掃除機になるので、その部分でも便利であり、人気です。

本体の重さは、1900グラムです。
ハンディ時は900gですが、床掃除においてはあまり軽くもないです。

吸引力は、同社の場合、仕事率などは非開示です。
以前の同社の調査では、ハンディ掃除機の部分が1kg未満の掃除機では業界最高の吸引力としていましたが、基本的には他社機同様にフローリング向きです。

掃除機のヘッドは、モーター式ですが、仕様は独特です。
他社機の多くのような植毛ブラシを使わず、ロボット掃除機のようなフィンを装備するからです。
この場合、フローリングなど凹凸のない面の掃除の効率は良く、ゴミの取り残しは少ないでしょう。また、不快な、毛がらみ問題からもある程度フリーというのも良い部分です。
ただし、ブラシと異なり、細かいゴミをかき出すという方向性や、簡易的な「ふき掃除」を再現する機能性はないので、一長一短はあるでしょう。
ややざっくり感を感じるのは、日本と米国の「掃除文化の違い」もあるかもしれません。
センサーは、未付属です。
バッテリー持続時間は、標準で最大12分です。
そこまで広範囲に使える仕様ではなく、あくまでサブ機の域を出ません。
バッテリーの充電時間は、約3.5時間です。

遠心分離サイクロンは、ゴミを圧縮する圧縮サイクロンは不採用です。
多気筒式でも、フィルターレスでもないです。
ただ、本機はワンタッチゴミ捨てに対応しますし、ここに大きな問題はないでしょう。

本体の収納は、スタンド収納式です。
また、上位機はゴミ収集ドック付きスタンドが付属する仕様です。収集したゴミは、ステーションのダストボックスに吸われる仕組みです。
ステーションは、紙パックではなく、ダストボックス方式です。さほど大きくはなく約1ヶ月のゴミの収容量とされます。

あまり大きくないのは、コンパクト化のためもありますが、おそらく、排気用のHEPAフィルターの目詰まりの問題もあり、1ヶ月ごとのメンテを要するからだと思います。
なお、ダストボックスほか、フィルタも水洗いできます。紙パック式でないのと、目詰まりしやすいHEPAの特性を考えると、実際、排気フィルタは、マニュアル通りの、月一の水洗いが必要な気はします。
もちろん本体内のフィルタもあるので、メンテの際は、2カ所の掃除を要する感じです。

付属品は、充電スタンドと、ブラシ付き隙間用ノズルです。
ゴミステーションのない下位機でも、充電は本体に戻すだけで開始です。
清潔性も、ダストカップやフィルターを含めて水洗いできる仕様であり、問題ないでしょう。
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以上、シャークのShark EVOPOWER SYSTEM STDの紹介でした。
ハンディとして利用する場合、使いやすい上で、ハードフロアならば床にも使えるというコンセプトの製品です。
ヘッドのブラシレス構造は一長一短がありそうです。また、バッテリー持続時間の短さも課題でしょう。
とはいえ、ハンディ掃除機としては20分保ちますし、主軸をそちらに置く製品と言えるかもしれません。
【2025年発売】
18・Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST LC600JGYNC
18・Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST LC600JGNNC
¥62,359 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
19・Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST LC600JGY
19・Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST LC600JGN
¥51,700 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1500グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:25分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:モーター式
センサー:ゴミ量+床面検知+エッジ
充電時間:3時間30分
Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST は、米国のシャークコードレス掃除機の上位機です。
Amazon販売の型番は、末尾にNCがつきますが性能は同じです。
また、このシリーズにもゴミステーション付きがあるのですが、そちらは、このモデルを見た後、次に説明する予定です。
本体の重さは、1500グラムです。
パナソニックのようなシングルアームの持ち手です。
吸引力は、仕事率などは非開示です。
同社の場合(明確な)じゅうたん対応機もありますが、もう少し重いクラスです。
下位機と違って一時的に出力を上げられるブーストモードはあるものの、基本的には、本機もフローリング向けです。
実際、本機もハンディにしやすいので、パワーより小回りを重視したい方に向きます。

掃除機のヘッドは、360インテリジェントノズルと同社が呼ぶ特殊なヘッドです。
2025年登場で、同社の「じゅうたん向け」強力タイプと同じ名前です。
とくに、アクティブフラップは同社はこのモデルで強調します。
これは、日立の「シンクロフラップ」にも類似する仕組みで、ヘッドの前後動作に連動して、フラップが開閉することで吸引効率を高める構造です。

本機では、フラップが斜めに配置されているのが特徴です。
後退時には、この斜めフラップが大きく開いて後方の広い範囲のゴミを巻き込む気流を生み出し、効率的に吸引します(左図参照)。
従来機(右図)では、後退時にゴミを押し出してしまうことで取り残しが生じる場面がありました。これに対し、本機はフラップ形状の工夫により、取り残しリスクを抑える設計となっています。
前進時には、このフラップが(おそらくですが)自重や接地圧により閉じる構造になっており、前方のゴミを従来通りしっかり吸引できる仕組みです。
この構造は、先行した日立の方式と思想的には近い部分もあります。
ただ、補助ローラーが大きい本機のような構造に合わせ、フラップを斜め配置としたことで、より前後方向の空気の流れに沿った吸引効率を高める設計になっている部分が独自性として評価できます。

ブラシは、ソフトローラー系です。
(ブラシは回るが)自走はしないモーター式です。
太めのマイクロファイバー系素材と思われ、微細な粉じんを効率的にかき込める構造になっています。
若干、毛足の長いカーペットには不向きと思われますが、コードレス型の場合は、強力モデルであっても多かれ少なかれ同様の傾向があります。
このほか、静音性も高い仕組みとされますが、実際そうでしょう。植毛は、本機も毛が絡みにくい配慮がなされます。

ヘッドは、青色のLED灯が搭載です。
ただ、光の波長でいえば、日立・ダイソンのように緑色LEDのほうがゴミを発見しやすいでしょう。若干、「演出的」とは思いますが、見やすいのには変わらないので、OKとします。
このほか、最近は、各社とも配慮がありますが、本機も毛絡み防止に対する配慮もあります。

センサーは、3つ付属です。
第1に、ゴミ量センサー(iQセンサー)です。
状況に応じて、モーターとブラシの回転数を可変させつつ、自動運転します。
なお、感度自体の情報は非開示なので、パナソニックなどのような高感度センサーかは不明です。

第2に、床面検知センサー(フロアセンサー)です。
じゅうたんなどの床質を検知するセンサーで、検知するとブラシ回転数を上げます。
他社の場合、ゴミ量センサーかこちらか片方の搭載で、両方搭載するのは珍しいです。

第3に、エッジセンサーです。
2024年機からの搭載で、壁ぎわ走行を検知すると、吸引力を上げるために付きます。
最近のトレンドは「壁ぎわのゴミとり」ですが、ヘッド構造ではなく、センサーでここに手を入れたのがシャークの独自性です。
バッテリー持続時間は、自動運転(IQモード)で7.5分〜30分との表記です。
ただ、30分の値は全てエコモード(弱)で運転した場合の時間と同じですので、実際はもう少し短いでしょう。ブーストモード(強)だと7分30秒です。
充電は、3.5時間と長くかかります。
遠心分離サイクロンは、ゴミを圧縮する圧縮サイクロンは不採用です。
ただ、本機もワンタッチでゴミ捨ては簡単なので、まめに捨ててもあまり苦ではありません。

本体の収納は、スタンド収納式です。
スタンドで充電可能です。

付属品は、ふとんが掃除できるミニモーターヘッドと、ブラシ付き隙間用ノズルと、ファブリック向けのマルチノズルです。下位機種より豪華です。
清潔性も、ダストカップやフィルターを含めて水洗いできる仕様です。
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以上、Shark EVOPOWER SYSTEM BOOSTの紹介でした。
冒頭で見た入門機と比べ、ヘッド部分とセンサー部分において特に高度です。メインマシンと考えればバッテリー持続時間は課題ですが、ハードフロア用のサブ機としては問題ない水準です。工夫のあるヘッドと、複数のセンサーの採用でゴミの取り残しも少なく、掃除時間も短くできそうです。
家庭に置く2台目の掃除機としては、割と完成度が高く、デザイン性も良いように思います。
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なお、このシリーズには、上位機や、1世代前の旧機もいくつか残ります。
先ほどの機種との違いをみておきます。

【2025年発売】
(標準仕様)
20・Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST+ LC701JBKNC
¥87,032 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
21・Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST+ LC701JBK
¥57,329 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1600グラム
(Flex仕様)
22・Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST+ LC751JLVNC
¥87,599 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
23・Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST+ LC751JLV
¥51,000 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1700グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:25分×2
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:モーター式
センサー:ゴミ量+床面検知+エッジ
充電時間:3時間30分
第1に、Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST+ です。
先ほどの機種と同じ2025年登場ですが、ゴミステーションがつくタイプです。

2系統ありますが、LC751系のみ同社伝統の(途中で曲がる)Flexパイプです。
パイプの半ばにあるロック解除ボタンを推すことで写真のように曲がります。立った姿勢ですき間掃除ができる点で楽ですが、重さは100gだけ増えます。

こちらは、自動ゴミ収集ドックが付属です。
スタンドに約30日分のゴミを吸い出せるため、ゴミ捨てが月1回で済むという触れ込みです。下位機種にも付属機がありましたが、やはり紙パック不要なので、1ヶ月ごとの、ダストボックスとHEPAフィルターの水洗いメンテは必要です。
ただし、他社のゴミステーション搭載機でも書いたように、サイクロン式掃除機は、ダストカップのゴミ量が満量近くまでは吸引力が落ちにくい上で、ゴミ捨てもワンタッチで簡単です。その点でいえば、サブ機運用前提の軽量コードレス掃除機に、ゴミステーションの装備が必要なのかは、論争的ではあります。
バッテリーは、両機ともバッテリーが2個付属です。
合計で約50分稼動ですので、下位機で示した稼働時間面の弱点は緩和されています。
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結論的にいえば、バッテリーにせよ、ゴミ収集ドックにせよ、本機をメイン機として、毎日のように使いたい場合に、有利になる部分です。
月イチほどに、それなりのメンテ時間は必要そうですが、そうした運用法をしたい場合有利でしょう。カーペット対応水準でない部分はありますが、そこを問題としない場合は、選んで良い機種です。実際、シャークのコードレス掃除機では、最も「性能がまとまった」機種に思います。
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【2024年発売】
(標準仕様)
24・Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II LC400JWH
24・Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II LC400JOR
¥54,780 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
【2023年発売】
25・Shark EVOPOWER SYSTEM NEO LC200JIV
¥34,692 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1500グラム
(Flex仕様)
【2023年発売】
26・Shark EVOPOWER SYSTEM NEO LC250JBR
¥64,900 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1700グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:25分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:モーター式
センサー:ゴミ量+床面検知+エッジ
充電時間:3時間30分
第3に、Shark EVOPOWER SYSTEM NEO IIです。
こちらは、ゴミステーションがつかない現行機(EVOPOWER SYSTEM BOOST)の1世代前の製品です。
新旧ありますが、2024年のみ後述するエッジセンサーが付属です。
2023年機のみですが、先述のFlexパイプ採用機もあります。
上位機は、写真のような、ボタン操作で、かけ続けの状態で、パイプの継ぎ目が曲がるというものです。隙間掃除は便利です。

一方、新機種(VOPOWER SYSTEM BOOST)と大きく変わるのはヘッド部分です。
旧機もローラーは同じくソフトローラー系でした。
ただ、こちらは先述のアクティブフラップがない旧式ですので、一度の往復で取り切れるゴミ量について、新機種とは差があります。同社もこの部分の機能差は強調する部分です。
そのほか、LED灯も青色LEDではない、普通の白色LEDになります。
静音性も、同社によると、新機種の方が「2倍静か」と表現しています。
あとは大きくは変わりません。
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結論的にいえば、新機種とそこまで大きな価格差はない状況です。
今年のヘッドの改良は割と大きな変更といえ、実際、掃除の時短につながりやすい工夫に思います。選ぶならば、新機種だと思います。
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(標準仕様)
【2024年発売】
27・Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II + LC501JGY
¥51,000 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
【2023年発売】
28・Shark EVOPOWER SYSTEM NEO+ LC301JBK
¥47,800 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1600グラム
(Flex仕様)
【2024年発売】
29・Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II + LC551JBK
¥54,400 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
重さ:1700グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:25分×2
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:モーター式
センサー:ゴミ量+床面検知+エッジ
充電時間:3時間30分
第3に、Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+ です。

こちらは、ゴミステーションが付属するタイプの1世代前の旧機になります。
2世代前の旧モデルも残りますが、違いは、こちらもエッジセンサーの有無です。
上位機と下位機の違いは、先ほど書いた(曲がる)Flexパイプ構造の有無だけの違いです。
自動ゴミ収集ドックは、新機種と仕様は変わりません。
あとの部分は、1つ上のゴミステーションなしの製品で説明したヘッド構造が、2025年登場の新機種との違いです。
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結論的にいえば、やはり、ゴミステーション付きも、ヘッドは旧式ですし、選ぶならば新機種といえます。
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【2025年発売】
(ゴミステーションあり)
30・Shark EVOPOWER SYSTEM FIT+ LC150JBL
¥45,021 楽天市場 (1/14執筆時)
31・Shark EVOPOWER SYSTEM FIT+ LC152JST
¥39,800 楽天市場 (1/14執筆時)
(ゴミステーションなし)
32・Shark EVOPOWER SYSTEM FIT LC100JGY
¥31,490 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1700グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:34分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:モーター式
センサー:ゴミ量
充電時間:3時間30分
第4に、Shark EVOPOWER SYSTEM FIT+ です。
このシリーズの下位モデルです。
ゴミステーション「あり」と「なし」のモデルが展開です。付属モデルは複数の型番がありますが、流通ルートの違いで性能は変わりません。

重さは、1700gです。
この部分は、上位モデルと変わりません。
片手で着脱し、簡単にハンディにできるシャークの機能性は本機もしっかり持ちます。

センサーは、こちらは、IQセンサー(ゴミ量センサー)のみになります。
エッジセンサーほか、床面検知もありません。
ゴミ量を示すランプもやや小さくなります。

ブラシも、ソフトローラー的な植毛がない、ブラシレスパワーフィンです。
毛絡み防止などの配慮がある形状で、カーペットも(一応)対応するヘッドとされますが、細かいゴミの捕捉力、あるいは、1往復で取りきる力は、上位機と差はありそうです。
そのほか、ヘッドのLEDも省略になります。
付属品は、一方、上位機と変わりません。
「ゴミステーションあり」のモデルは、バッテリーは2個です。
あとは、センサーやLED周りの仕様の違いで、バッテリー持続時間が、上位機より多少長い部分を除けば、目立つ違いはないです。
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結論的にいえば、機能面で、上位機で「良い」と思う部分の多くが省略されています。
とくに、ブラシ部分は「ロボット掃除機」的な構造です。毛絡みしにくい一方、短時間にゴミを取りきる力においては、上位機と差があるでしょう。
センサーやLEDの省略は要不要ですが、ここだけは「上位仕様」だったら、また別の評価はあったかもしれません。
価格差をふまえても、今だと選択肢にしにくい製品です。

【2024年6月発売】
【上位機】
33・ Shark EVOPOWER DX WV517JST
¥28,060 楽天市場 (1/14執筆時)
【下位機】
34・ Shark EVOPOWER DX WV516JBK
¥27,280 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1170グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:20分
集塵方式:カプセル式
ヘッド:モーター式
センサー:
充電時間: 3時間30分
Shark EVOPOWER DXは、米国のシャークのスティックタイプの掃除機です。
ここまでの製品とは、コンセプトが変わる別ラインの製品です。
こちらは、どちらかというと「ハンディ」で使うと便利な機種で、フロア掃除は「おまけ」という感じのラインです。
2機種ありますが、上位機のみ後述する「フロア用電動ノズル」が付属です。
結論的にいえば、本格的に、フロア掃除用運用する場合、上位機を選ぶ意味はあります。

ハンディ掃除機としての利用は、専門的でメインです。
なぜなら、本機はもともとは「ハンディ掃除機」だからです。
フローリング掃除はあくまで「オプション」の1つで用意されます。
重さは、上位機でフロア掃除用のノズルを利用する場合、1170gです。
ハンディとして利用する場合、680gですから、この場合は「超軽量」と言えます。
吸引力は、非公開です。
ただ、21年の機種更新で、スティック式と同等のモーターとの記載がありました。
その上で、24年機は、その世代の製品に対して2.5倍のパワーとの記載です。
実際、超小型のハンディ掃除機としては「かなり吸う」といえます。

掃除機のヘッドは、上位機は、「フロア用電動ノズル」です。
自走アシストはないものの、ブラ時が高速回転するモーター式です。
同社によれば、これによりじゅうたんに対応できる水準とされます。
ただ、機構とモーター部分を合わせて言えば、本格的に対応できるとは言いがたいでしょう。とはいえ、ブーストモード(8分)ならば、毛がほどほどのじゅうたんならば、それなりに吸うでしょう。

一方、LEDライトはヘッドではなく、上部に付きます。
ハンディとして利用する場合に最適化されています。
なお、下位機は、ローラーもないタイプです。
センサーは、未付属です。
じゅうたん用と考えると物足りないです。
バッテリー持続時間は、標準運転で20分です。
充電時間は、3.5時間です。

本体の収納は、デザイン性の高い充電ドックが付属です。
付属品は、本機の場合は、すき間用ノズルとマルチノズルです。
その上で、ベッド掃除などに便利なミニモーターヘッドも付属です(ただし本体直付けでの運用)。
サイクロンは、本機は未搭載です。
モーターの起こす風による気圧差で吸塵する、昔ながらの普通のカプセル式です。
また、ダストボックスも小さめです。
清潔性は、ただ、ダストカップは水洗いできますし問題ないです。
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以上、シャークのShark EVOPOWER DXの紹介でした。
冒頭に書いたように、「パワフルなハンディ掃除機」が欲しい方で、「フローリングも掃除できればいい」という感じの方人にオススメの製品です。
意図が逆の場合は、全くオススメはできませんが、ニーズはあるでしょう。
次回に続く!
コードレス掃除機のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、軽量なコードレスの掃除機の比較の4回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ続きます。

4・軽量コードレス掃除機の比較 (4)
4-1:東芝〈日本〉
4-2:シャーク〈米国〉
5・軽量コードレス掃除機の比較 (5)
5-1:マキタ〈日本〉
6・軽量コードレス掃除機の比較 (6)
6-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
7・軽量コードレス掃除機の比較 (7)
7-1:ダイソン 〈英国〉
7-2:AQUA〈日本〉
7-3:他の企業〈各社〉
8・おすすめのコードレス掃除機【結論】
8-1:最終的なおすすめ製品の提案
続く5回目記事(こちら)では、ここまで見れなかった、人気のマキタの製品を追加でみていきます。
個性的なラインアップが中心です。
吸引力の強さ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★★
ヘッドの性能 ★★★★★
センサー性能 ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
引き続きよろしくお願いします。
5回目記事は→こちら!
