1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
パソコンスピーカーのおすすめは結論的にこの機種!
1・PCスピーカーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:CREATIVE〈シンガポール〉
1-3:Edifier 1〈香港〉
2・PCスピーカーの比較 (2)
2-1:Edifier 2〈香港〉
2-2:フォスター〈日本〉
2-3:オーディオテクニカ〈日本〉
2-4:JBL〈米国〉
3・PCスピーカーの比較 (3)
3-1:クリプトン〈日本〉
3-2:パイオニアDJ〈日本〉
3-3:Mackie〈米国〉
3-4:サンワサプライ〈日本〉
3-5:Razer〈米国〉
3-6:EVE AUDIO〈ドイツ〉
4・PCスピーカーの比較 (4)
4-1:ロジクール〈スイス〉
4-2:FiiO〈中国〉
4-3:SONY〈日本〉
4-4:Audioengine〈米国〉
4-5:その他
5・PCスピーカーの比較 (5)
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、今回は、各社のPC用スピーカーを比較・紹介してきました。
最後に、いつものように、「Atlasのおすすめ機種!」を提案しておきたいと思います。
第1に、仕事用の机に便利なPCスピーカーといえるのは、
【2021年発売】
4・Creative T60 SP-T60-BK
¥10,727 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
ハイレゾ:
出力:15W+15W (RMS)
スピーカー:約7cm
高音域:★★★★☆ 20kHz
低音域:★★★★☆ 50kHz
小音量:★★★★☆
接続:USB-C Bluetooth アナログ
サイズ:幅9.2× 高さ19.9×奥行14.7cm
音質の良さ ★★★★★
重低音の迫力 ★★★★☆
小音量の音質 ★★★★★
ハイレゾ再生 ★★★★☆
設置スペース ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
Creative T60でしょう。
本体サイズは、幅9.2× 高さ19.8×奥行14.7cmです。
小机でも設置できるサイズです。
バスレフポートも前面ですし、ある程度壁に近くても問題ないです。
接続面では、USB接続がフォローできるほか、マイク端子を装備します。
しかも、スピーカーと連動してのノイズの低減や、通話音質の向上機能が利用できる点で「テレワーク時代」にはピッタリの製品です。
音質も、そこそこ大きな7cmのユニットである上で、総計30Wのパワー、また、バスレフポートもあります。
よりこの部分が優れる機種は他にもありますが、本機でも、低音域を含めて問題なく鳴るでしょう。
加えて、DTMの老舗として、Sound Blasterオーディオ処理技術を採用する部分もワンポイントです。
とくに中音域を強化して、ボーカルを聴きやすくするClear Dialogは、ビデオチャットほか、映画などのコンテンツ視聴においても、有効かと思います。
操作性も、フロントオペレーションできるため、この用途において問題ないです。
ーー
【2019年発売】
5・Creative T100 SP-T100-BK
¥12,727 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
ハイレゾ:
出力:20W+20W (RMS)
スピーカー:約7cm
高音域:★★★★☆ 20kHz
低音域:★★★★☆ 50kHz
小音量:★★★★☆
接続:Bluetooth 光 アナログ
サイズ:幅9.3× 高さ20.8×奥行13.0cm
一方、若干投資が可能ならば、CreativeのCreative T100をむしろおすすめします。
大きさは、幅9.3× 高さ20.8×奥行13.0cm です。
同社には2ウェイ式は背が高いですが、本機はボーズとほとんど変わらない設置性です。
バスレフポート(空気孔)が背面ですが、上向き配置の専用設計(BasXPort)なので、壁ぎわでもそこまでスペースは不要です。
音質面も、ほぼ同サイズの7cmのスピーカーユニットを装備した上で、総計40Wの出力のアンプを搭載します。
その上で、後部のバスレフポートを利用した低音強化など、性能が負けず劣らずに良いです。
実際聴いても、違和感はないので、音質面で本機を選んでも後悔しないと思います。
そのほか、リモコンを装備する点と、本体上部に操作部がある部分で、使い勝手も良いです。
ーーー
【2022年発売】SP-PBLPRO-WHA
7・CREATIVE Pebble Pro SP-PBLPRO-GR
7・CREATIVE Pebble Pro SP-PBLPRO-WH
¥8,900 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
7・CREATIVE Pebble Pro SP-PBLPRO-GRA
¥8,900 楽天市場 (6/19執筆時)
ハイレゾ:
出力:15W+15W(RMS)
スピーカー:5.72cm
高音域:★★★☆☆ 20kHz
低音域:★★★☆☆ 80Hz
小音量:★★★★★
接続:USB-C Bluetooth アナログ
サイズ:幅12.3x高さ12.3x奥行11.8cm
一方、デスクトップPCユーザーなどで、設置性を重視したい場合、CREATIVE Pebble Proは有利です。
上位機でより出力の高いモデルもありますが、どちらかといえば、ゲーミング用なので、一般的にはこちらでしょう。
幅は、12.3cmなので、さほどまで小型ではないです。
しかし、写真のように配置すれば、結構スマートに置ける可能性がある製品です。
音質も、小型機としては、総合30Wと強力です。
スピーカー自体のサイズは、さほど大きくもないですが、角度の工夫などで、近接視聴に最適化されています。
本編で書いたように、30WのUSB-C PD給電に、PCかモニターかが対応しないと、スペック通りの音がでない点だけ注意です。
エレコム MPA-ACCP30BK
¥3,300 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
対応しない場合も、30W以上のUSB-PD給電に対応できるアダプターを介して、コンセント経由で電源をとれば「使える」とはいえます。
しかし、本機の良いのは「配線のスマートさ」でもあるので、やはり、対応するPC環境で使うのが良いでしょう。
第2に、ある程度の口径があり、低音の迫力を感じやすい製品としておすすめできるのは、
【2020年発売】
39・JBL パワードモニター 104-BT-Y3
39・JBL パワードモニター 104-BTW-Y3
¥18,414 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
ハイレゾ:
出力:30W+30W
スピーカー:11.4cm+1.9cm
高音域:★★★☆☆ 20kHz
低音域:★★★☆☆ 60Hz
小音量:★★★★☆
接続:Bluetooth アナログ(3.5 RCA)
サイズ:幅15.3×高さ24,7×奥行12.5cm
音質の良さ ★★★★★
重低音の迫力 ★★★★★★
小音量の音質 ★★★★☆
ハイレゾ再生 ★★★☆☆
設置スペース ★★☆☆☆
総合評価 ★★★★★
JBLの104-Y3でしょう。
横幅が15.4cmある製品のため、普通の学習机・事務机サイズだと、圧迫感があります。
ただ、例えば、マルチメディア関係の作業用としてなど、設置面積がクリアできるとすると、かなり良い選択肢です。
繰り返し書いてきましたが、幅15cmクラスのスピーカー2機を、PCモニターの両サイドで運用する場合、(工夫しないと)窮屈になる点に注意してください。
ノートPCなら、問題ないですが。
スピーカーは、同軸配置という組む鵜もあり、その部分で見所もあります。
音の定位感の向上が期待できるほか、高出力アンプに、構造的に大きなウーハーが搭載できているので、低音も充実するでしょう。
ただし、無理に机に詰め込んでも音質は期待できないため、しっかり設置スペースを考えられる方におすすめします。
一方、本機は、バスレフポートが背面なので、壁から15〜20cmほど離して使った方が良いです。
とはいえ、本機の奥行自体は12.5mmと「浅め」なので、問題とならない場合も多そうです。
第4に、机上への設置に向く小型機で音質重視で選ぶならば、
【2024年発売】
23・Edifier ED-M60-BK
23・Edifier ED-M60-WH
23・Edifier ED-M60-CD
¥23,979 楽天市場 (6/19執筆時)
23・Edifier M60
¥18,980 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
ハイレゾ:対応
出力:33W+33W
スピーカー:10.1cm+1.9cm
高音域:★★★★☆ 40kHz
低音域:★★★★☆ 58Hz
小音量:★★★★☆
接続:USB Bluetooth アナログ
サイズ:幅10.0×高16.8×奥行14.7cm
音質の良さ ★★★★★
重低音の迫力 ★★★★☆
小音量の音質 ★★★★★
ハイレゾ再生 ★★★★★
設置スペース ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
エディファイヤーのED-M60でしょう。
2024年登場機ですが、VGAで早々に賞を取った部分を含めて、(特にハイレゾ的な)音質を重視する場合、現状で最も良くみえます。
Amazonで売られる直販モデルでも、プリンストンを通す代理店モデルでもどちらでもOKです。
Amazonのほうは、割引クーポンが表示されていることも多いので、値段は見てください。
サイズは、幅10.0×高16.8×奥行14.7cmです。
ハイレゾ対応モデルですが、非対応のモデルを含めても設置性が良い小型基です。
ただ、本編で書いたようにバスレフポート(孔)が後ろになるタイプなので、壁ぎわからは、少し離せる設置法がよいです。
接続も、LDAC対応のBluetoothほか、PCとは、USBでつなげられます。
ノイズ対策にもなりますし、USBでもハイレゾ(24bit/ 96kHz)に対応できます。
スピーカーも、7.6cmのアルミ製のウーファーと、2.7cmのシルクドーム型のトゥイーターという構成です。ウーファーはそこまで大きくはないですがアルミ製ですし、この部分で工夫があるのも見どころでしょう。
ーーー
【2018年発売】
77・Audioengine HD3 Wireless Speakers
¥55,000 楽天市場 (6/19執筆時)
ハイレゾ:(対応)
出力:30W+30W(RMS 30W)
スピーカー:7cm+1.9cm
高音域:★★★☆☆ 22kHz
低音域:★★★★☆ 65Hz
小音量:★★★★☆
接続:USB-C Bluetooth アナログ
サイズ:幅11× 高さ14.0×奥行14cm
音質の良さ ★★★★★★
重低音の迫力 ★★★★★★
小音量の音質 ★★★★★
ハイレゾ再生 ★★★☆☆
設置スペース ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
一方、もう少し予算を準備できる場合は、米国の音響メーカーAudioengineのA2+ワイヤレスが選択肢になります。
最近、PC向けのアクティブスピーカーで、高品質な小型は少なくなっています。
そのような中で、アラミド繊維を採用したウーハーをはじめ、本機は音質面を重視した設計です。
アンプも最大80Wと高出力です。
ユニットサイズ的に、音量を絞っても「聴ける」でしょう。
なお、本機は、バスレフポートは前側なので、ある程度、背面を壁寄せしても問題ないです。
ーー
【2024年発売】
72・FiiO SP3 BT FIO-SP3BT-B
72・FiiO SP3 BT FIO-SP3BT-W
¥63,892 楽天市場 (6/19執筆時)
接続:Bluetooth5.0 USB-C 光 同軸 アナログ
ハイレゾ:対応
高音域:★★★★★ 40kHz
低音域:★★★★☆ 65Hz
小音量:★★★★★
サイズ:幅12.0× 高さ16.3× 奥行13.2cm
このほか、FiiOのSP3も候補になります。
サイズは、若干幅広の12cmです。
「選び方の基本」に書いたように、机上に設置する場合は机の注意が必要です。
ただ、12cmならば、100cmほどの机の幅があれば置けるでしょうし、工夫すれば置ける方は多そうです。
接続面も、USB-Cを含めた、デジタル系端子がフル装備です。
DACも、96kHz/24bitで、ハイレゾ対応です。
Bluetoothも、ハイレゾ対応のLDAC・Aot-X Adaptiveをフォローします。最近(やっと)定額音楽サービスで音源も増えてきたこともありますし、この部分の仕様も良いです。
音質面も、アクティブスピーカーにしては工夫が多いです。
例えば、ノイズ対策部分では、アルミダイキャスト製の筐体や、回路設計、あるいは、オーディオグレードの付属ケーブルを含め、アンプ付きのどの機種よりも堅実な対策があります。
ノイズ対策は、PC用スピーカーについては、音質面において重要な要素です。電源供給力の部分も配慮があるので、この価格帯の製品の中では、「伝統に忠実」なオーディオといえるかと思います。
第5に、ハイレゾに規格対応する、大きめのPCスピーカーとしてオススメできる機種は、
【2018年発売】
【直販型番】ED-S880DB
27・Edifier ED-S880DB
¥39,990 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
ハイレゾ:対応
出力:42W+42W
スピーカー:9.5cm+1.9cm
高音域:★★★★☆ 40kHz
低音域:★★★☆☆ 55Hz
小音量:★★★☆☆
接続:USB Bluetooth 光 アナログ
サイズ:幅13.7× 高さ17.0×奥行23.6cm
音質の良さ ★★★★★★
重低音の迫力 ★★★★★★
小音量の音質 ★★★★☆
ハイレゾ再生 ★★★★★
設置スペース ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
Edifier ED-S880DBでしょう。
クリプトンのハイレゾ対応の最上位機も良いかと思いますが、やはり、PC用で10万を超えるのは、(一般人には)高いように思いました。
そうした機種の中で、値ごろ感を感じたのが本機です。
サイズは、幅13.7× 高さ23.0×奥行16.8cmです。
大きいかわりに、搭載のスピーカーユニットや、ボックス自体に余裕があります。
同じほどの値段のスピーカーならば、スピーカーの口径や、本体サイズが大きい方が、実際、音に余裕があり、音質面での「副作用」も少ないです。
その点で、例えば、机上棚ほかで工夫できるならば、大きめのスピーカー導入は(むろん)意義があります。
デスクトップだと、大きめの27インチモニターを使う場合は、100cmの横幅の机がないと窮屈でしょう。
近接視聴になるデスク用で大きすぎるスピーカーはおすすめしません。ただ、設置面で、先述のような工夫ができそうならば、良い選択肢です。
なお、バスレフポートは、右スピーカーのみ後ろなので、背面は10〜15cm程度は壁から離しましょう。
業界規格は、高音域のスペックが40Hzを超えている機種が、ハイレゾ対応機です。
かつ、デジタル接続する場合は、アンプ部分で、96Hz/24bit以上に対応している必要があります。
本機は、そうした機種のなかでは、価格も安いため、現状ではかなり「おすすめ」です。
音質は、片側42Wという十分なアンプ出力を持ちつつ、PCMで192kHz/24bitのハイレゾに対応できる製品です。
Bluetoothの利用は「イマイチ」な製品ですが、USBや光デジタル、同軸などデジタルでPCとつなぐとすると、相当な実力を発揮するでしょう。
なお、定額聴き放題サービスでも、「Amazon Music」で、ハイレゾを含むHD音源の配信がはじまっています。
本機でも対応できます。
Amazon Music Unlimitedは、月額1,080円(プライム会員980円)ですが無料で試せるので、あらかじめ楽曲の程度などをみておいても良いでしょう。
詳しくは、同社の説明サイト(こちら)をご覧ください。
ーー
【2024年発売】
26・Edifier ED-S880DBMK2
¥49,800 楽天市場 (6/19執筆時)
【直販型番】(執筆時クーポンあり)
26・Edifier S880DB MKII
¥44,982 Amazon.co.jp (6/19執筆時)
ハイレゾ:対応
出力:44W+44W
スピーカー:8.9cm+3.2cm
高音域:★★★★☆ 40kHz
低音域:★★★☆☆ 50Hz
小音量:★★★☆☆
接続:USB Bluetooth 光 アナログ
サイズ:幅14.7× 高さ23.7×奥行19.2cm
一方、予算がある場合、本機の新機種は良い選択肢です。
大きさは、幅14.7× 高さ23.7×奥行19.2cmです。
少し大きくなりますが、設置性はそこまで変わらないので、置ける環境は多いかと思います。
旧機に比べると、BluetoothでLDACに対応になるほか、スピーカー構成が新しくなります。
低音再生用のウーハーは8.9cm、高音再生用のツイーターは3.2cmです。
特に今回は、トゥイーターが大型化しており、ハイレゾ再生という部分で、性能の強化が見られます。
大きな改良があった「第2世代」ですし、追加で予算を出す「値打ち」は、とくに、ハイレゾ音源を良く聴く方にはあるかと思います。
第6に、ゲーム・映画専用に重低音を最大限に重視して考えたいならば、
40・JBL Quantum Duo JBLQUANTUMDUOBLK
¥29,700 楽天市場 (6/19執筆時)
ハイレゾ:
出力:10W×2(RMS)
スピーカー:6.3cm+1.9cm
高音域:★★★☆☆ 20kHz
低音域:★★★☆☆ 60Hz
小音量:★★★★☆
接続:USB-C Bluetooth アナログ
サイズ:幅8.9×高さ21×奥行17.6cm
音質の良さ ★★★★☆
重低音の迫力 ★★★★★★
小音量の音質 ★★★★☆
ハイレゾ再生 ★★★☆☆
設置スペース ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
JBL Quantum Duoでしょう。
音質的には、本機は、音域を広く出しやすい、2ウェイ型を採用します。
ドライバーの口径も大きく、デスクトップ用として十分だと思います。
ただ、本文に書いたように、少しドンシャリ感はありますので、(セリフなど中音域も重要な)映画用というより、ゲームのBGMや効果音の迫力を重視する場合に、とくに向くでしょう。
視聴しましたが、サブウーファーを増設しない前提で、低音がそれなりに出ていました。
仮想的な5.1chサラウンド機能もありますし、値段相応に楽しめそうです。
ーーー
【2016年発売】
14・Creative Sound BlasterX Katana SBX-KTN
¥29,800 楽天市場 (6/19執筆時)
ハイレゾ:
出力:45W+30W (RMS)
スピーカー:6.35cm×2 3.4cm×2 13.3cm
高音域:★★★★☆
低音域:★★★★★
小音量:★★★☆☆
接続:USB・Bluetooth4.2・光
サイズ:幅60× 高さ6×奥行7.9cm
一方、バータイプならば、Creativeの Katana SBX-KTNが、音の面では期待値が高いです。
サブウーファー込みの5スピーカー構成で、2.1chサラウンドがリアルでできますので。その上で、仮想的に、7.1ch再生もできるため、音の部分で面白みがあります。
サイズ的に、どうしてもTV用が流用できない場合、主にサイズ面で有利とも言えます。
一方、31.5インチなど、PC用の大きめのモニターを利用している場合、デスクトップでも使えるようなTV用のうち、USB対応でPCでも使える小型タイプ設置する方法もあり得ます。
サラウンド感が出しやすい点で、(設置スペースが許せば)こうした製品でも良いでしょう。【TV用サウンドバーの比較記事】で色々比較しています。
第6に、ゲーム用の高級PCスピーカーとしておすすめできるのは、
【2024年発売】
64・Razer Leviathan V2 Pro RZ05-04160100-R3A1
¥71,940 楽天市場 (6/19執筆時)
ハイレゾ:
出力:
スピーカー:5.1cm×5+14cm
高音域:★★★☆☆ 20kHz
低音域:★★★★★ 40Hz
小音量:★★★☆☆
接続:USB-C Bluetooth
サイズ:幅60.0×高さ9.1×奥行90.1cm
音質の良さ ★★★★★★(ゲーム)
重低音の迫力 ★★★★★★
小音量の音質 ★★★★☆
ハイレゾ再生 ★★★☆☆
設置スペース ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
Razer Leviathan V2 Proでしょう。
大きさは、幅60.0×高さ9.1×奥行90.1cmです。
PCモニターの下に収納しやすいサイズで、邪魔になりにくいと言えます。
音質は、総計5スピーカーと、サブウーファーで、ゲーミング用として重要な音圧も十分です。
その上で、IRカメラを利用して、顔(耳)の位置をトラッキングし、ビームフォーミングすることで、3Dサラウンドを高度に実現する工夫が評価できます。
これにより、仮想的な、ヘッドセットの再現、あるいは、多チャンネルサラウンドを再現するという、新世代の工夫もあります。
方式的に、ふだんの音楽・動画視聴には向かないでしょうが、ゲーム的な没入感は、値段相応に高度だと言えます。
あえて言えば、入力時のデータでも多チャンネルを活かせる方法にして欲しいのと、ウーファもワイヤレスにして欲しい部分はあるのですが、「ライバル不在」ですし、現行ではベストでしょう。
ーーー
というわけで、今回は、PCスピーカーの話でした。
なお、このブログモノマニアには、スピーカー関係の記事は以下の3つがあります。
1・PC用スピーカーの比較
2・ミニコンポの比較
3・Bluetoothスピーカーの比較
4・サウンドバーの比較
5・ブックシェルフスピーカーの比較
これらの記事もよろしくお願いします。
とくにPCで使うならば、3番・4番の選択肢も「あり」だと思います。
ーー
ではでは。