1回目記事からの続きです→こちら
4-1・JAPAN NEXTのモニターの比較
4回目記事のトップバッターは、ジャパンネクストのモニターです。
格安モニターを海外工場から輸入販売している日本企業となります。機種の展開数では、日本でも有数になってきました。
1・27型フルHDモニターの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:イイヤマ〈日本〉
1-3:LG〈韓国〉
1-4:DELL〈米国〉
2・27型フルHDモニターの比較 (2)
2-1:ASUS〈台湾〉
2-2:ACER〈台湾〉
2-3:BenQ〈台湾〉
3・27型フルHDモニターの比較 (3)
3-1:HP〈米国〉
3-2:フィリップス〈欧州〉
3-3:アイオーデータ〈日本〉
4・27型フルHDモニターの比較 (4)
4-1:JAPANNEXT〈日本〉
4-2:Lenovo シャオミ ほか〈各社〉
4-3:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)でみた、「選び方の基本」に沿って解説していきます。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【27インチ】
【2024年発売】JN-i27F-C65W-HSPと同じ
70・JAPANNEXT JN-IPS27FHDR-C65W-HS
¥25,182 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS (AHVA) ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:8ms (GTG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:HDR10
USB給電:65W
接続端子:HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:75mm
スピーカー:2W×2
保証期間:1年
JN-IPS27FHDR-C65W-HSは、ジャパンネクストの27型モニターです。
格安モニターを海外工場から輸入販売してファブレス企業で、種類として言う場合、モニターの展開数は日本でも有数です。
パネルは、ノングレアのIPS (AHVA) です。
AHVAは、台湾のAUOが製造するパネルです。
ゲーミング用モニターでは、長年のプレゼンスがある企業です。一部PC周辺機器メーカーは、同社の製品をIPSとだけ表記して売っていることもありますが、いずれにしても、信頼性はあります。
輝度はしっかり300cd/uありますが、色域がsRGBで90%と平凡です。
HDRは、HDR10に対応です。
この点は、本機の見どころでしょう。
このクラスだと対応する機種は希ですので。映像美という意味で、ゲームなどの対応コンテンツの、輝度表現は高まるでしょう。
応答速度も、オーバードライブ時で8msです。
ゲーム用としても、一般向けとしても数字はあまり良くないです。
画像補正機能は、特に高機能ではないです。
ゲーム向けの調整機能ほか、FreeSyncには対応しますので、最低限のゲーム向けスペックはありますが。フリッカー対策もあります。
モニタースタンドは、フル稼動です。
調整幅は、チルト(上20度 下5度)、高さ11cm、左右60度と回転です。
さほど優秀な数字ではないですが、必要十分であり、及第点でしょう。。
接続端子は、 HDM・・Display Por・USB-Ctが1系統ずつです。
USB-C端子は、先述のように、ノートPCなどへの65W給電に対応します。
ケーブルは、HDMIとUSB-Cケーブルは付属です。
スピーカーは、総合4Wのステレオです。
保証期間は、1年です。
この部分は、はっきりとした弱点です。
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以上、ジャパンネクストのJN-IPS27FHDR-C65W-HSの紹介でした。
IPS (AHVA)で、出所のはっきりしたパネルを利用している上で、スタンドの可動性もあり、フリッカー対策も明示があるので、格安機ながら、スペックはしっかりしたモデルです。
ただ、細かく見ると、色域はともかく、応答速度の部分が弱めであることは目に付きます。主要ターゲットはゲーム好きという機種でしょうし、ここは問題点です。
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このほか、同社からは、IPS系の製品がほかにもあります。
順番にみておきます。
【27インチ】
【2024年発売】
71・JAPANNEXT JN-IPS27FHD-C65W
¥22,708 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS (AHVA) ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:14ms (typ)
リフレッシュレート:最大75Hz
HDR:
USB給電:65W
接続端子:HDMI USB-C
スタンド:チルト
VESA:75mm
スピーカー:2W×2
保証期間:1年
第1に、JN-IPS27FHD-C65Wです。
先ほどの機種と同じパネル(IPS -AHVA)ですが、輝度などのスペックが低い廉価版です。
スタンドも、チルトのみに簡素化しています。
同社はゲーミング用モニターに強い機種が多いですが、本機は、応答速度もあまり良くないので、その用途には特にですが、おすすめできません。
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【27インチ】
【2024年発売】
72・JAPANNEXT JN-IPS271FHD
¥18,432 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:280cd/u
液晶方式:ADSノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:14ms (typ)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
USB給電:65W
接続端子:HDMI D-sub
スタンド:チルト
VESA:75mm
スピーカー:2W×2
保証期間:1年
第2に、 JN-IPS271FHDです。
本機も、仕様的には廉価版です。
パネルは、本機は、IPS系ですがADSです。
平均的なIPS系パネルのスペックからわずかに輝度が高く(280cd/u)、色域もsRGBも100%カバーです。
ただ、引き続き、応答速度のスペック値が低いです。
リフレッシュレートも(問題ないレベルですが)ここまでの機種より低い75Hzです。
スタンドは、本機もチルトのみです。
加えて、接続端子について、USB-Cが不採用です。
HDMIとD-subという少しレトロな構成です。
そこまで安い製品でもないですので、本機も選択肢にはしにくいです。
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【27インチ】
【2024年発売】
73・JAPANNEXT JN-V27FHD-C65
¥20,891 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:VAノングレア
コントラスト比:4000:1
応答速度:16ms (typ)
リフレッシュレート:最大75Hz
HDR:
USB給電:65W
接続端子:HDMI1.4 USB-C
スタンド:チルト
VESA:75mm
スピーカー:2W×2
保証期間:2年
第3に、 JN-V27FHD-C65 です。
パネルは、VAです。
VAは(目が疲れるので)仕事に使いにくい部分がありますが、映像視聴用には良い部分があるパネルです。
実際、コントラスト比は4000:1です。
黒が締まるVAとしても数字が良く、優秀です。
ただ、輝度(250cd/u)、色域(sRGB 87%)は平凡です。
また、同社のパネルはHDR対応の場合が割とありますが、本機は未対応です。
応答速度は、オーバードライブ未搭載で、16msと遅いので、ゲーム向きではないです。
スタンドも、チルト稼働(上15° 下5°)のみです。
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結論的にいえば、コントラスト比の部分以外、見どころはない製品です。
映像視聴専用と考えてもイマイチおすすめしかねます。
4-2・他社の液晶モニター
最後に、ここまで紹介した以外のブランドの製品を「ざっくりと」まとめて紹介します。
【27インチ】
【2023年発売】
74・グリーンハウス GH-LCW27CH-BK
¥22,499 楽天市場 (5/8執筆時)
スタンド:前後左右高さ回転
【2022年発売】
75・グリーンハウス GH-LCW27C-BK
¥19,920 楽天市場 (5/8執筆時)
スタンド:チルト
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:HIS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:8ms (GTG)
リフレッシュレート:最大75Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI D-SUB
VESA:100mm
スピーカー:2W×2
保証期間:5年
GH-LCW27CHは、日本のPC周辺機器メーカーのグリーンハウスが販売する液晶モニターです。
下位機種として、スタンドの稼働性が劣るGH-LCW27Cも併売中です。
パネルは、ノングレアのHIS液晶パネルです。
HISパネルは、中国のHKC(恵科)の生産するIPS系パネルです。
上表は、家庭用PCモニターにおいて採用例が割と見られるIPS系を多く製造する大手5社を示したものです。
HKCは、VA系(HVA FSA)生産が主力でそちらのシェア率は相当です。日本だとKOORUIという格安ゲーム用モニターを直販しています。
ただ、IPSの生産量は少ないので上表に入ってきません。いずれにしても、家庭用だとあまり使われないので、基本的に調達コストの部分での採用だと思います。
応答速度は、本機は、オーバードライブ時で8msです(未使用時14ms)。
IPSとしても遅めですし、家庭向けに売られているパネルではないでしょう。
画像補正機能は、特に高機能ではないです。
フリッカー対策はあります。
モニタースタンドは、上位機だとフル稼動です。
高さも13cmと及第点です。チルト角はとくに他社より可動域が広いです。スイーベルは台座自体が回る不思議な構造で、180度回ります。
全体の安定性(固定力)は未知数なので、できればレビューをみてください。
接続端子は、 HDM・D-SUB・Display Portが1系統ずつです。
ケーブルは、全ての種類が付属します。長さは1.5mです。
スピーカーは、2Wのステレオです。
保証期間は、5年です。
長めの保証期間です。パネルは1年などの註記も見られません。
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以上、グリーンハウスのGH-LCW27Cの紹介でした。
パネルが「ジェネリック」なのはおいておくとしても、応答速度の低さなどをみると、もともと、家庭用PCモニターに向けたパネルではないように思えます。
その部分では、多少選びにくい部分と言えます。
【2023年発売】
【27インチ】【Amazon.co.jp限定】
76・ Xiaomi モニター A27i
¥14,980 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:6ms (GTG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI DP
スタンド:チルト
VESA:75mm
スピーカー:
保証期間:1年
A27i は、シャオミが販売するモニターです。
3辺ベゼルレス仕様で、格好良い形状です。
パネルは、ノングレアのIPSです。
スペックは、輝度(250cd/u)、コントラスト比(1000:1)、視野角(178°)、色域(sRGB:99%)です。
輝度はすこし高めですが、(普通の)スタンダードクラスのIPSパネルです。
なお、同社の場合、IPSが、ADSなどを含む「IPS系パネル」を意味するか、(商標としての)IPSなのかは不明瞭です。
ただ、スペック的に問題ないですし、値段も値段なので、出所はあまり心配しなくても良いかなとは思います。
応答速度は、6msです。
平均値より多少落ちますが、問題ありません。
画像補正機能は、特に言及ではないです。
また、ブルーライトカットの言及はあるものの、フリッカー対策の部分が不明瞭です。
モニタースタンドは、チルトのみです。
また、見た感じ、キーボードなどの振動で揺れ(ぐらつき)がありそうな感じです。
ただ、新機種は、規格はVESA対応なので、問題があったら交換すれば良いでしょう。
まあ、売りの「安さ」が削がれますが。
接続端子は、 HDM・DPが1系統ずつです。
問題ないです。
ケーブルは、HDMIのみ付属です。
スピーカーは、ありません。
保証期間は、ただ、ディスプレイは1年とのことです。
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以上、 Xiaomi モニター A27i の紹介でした。
価格の安さと、本体の格好良さに「全振り」したモニターです。
それ以外の部分は、IPS採用以外の部分で抜き出た個性はないですが、値段の安さは目立ちます。
【27インチ】
【2025年発売】VTF27011BT後継機
77・富士通 VTF27012BT
¥27,679 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms (GTG)
リフレッシュレート:最大75Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:HDM×2 D-SUB
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:2W×2
保証期間:5年
VTF27011BT は、富士通の販売する27インチモニターです。
パネルは、ノングレアのIPSです。
輝度(250cd/u)、コントラスト比(1000:1)、色域(sRGB 88%)ともごく普通のスタンダードなIPSです。
応答速度などの部分も、そういった機種とほぼ変わりません。
スタンドは、前後左右高さ回転と全方向対応です。
チルト(上17° 下6°)、左右(60°)、高さ(15cm)と縦回転です。
上チルトがやや弱いですが、まあ、問題ないです。
あとは、HDMI端子が2系統ある部分、保証期間が5年と長い部分が目に付いたところです。フリッカー対策は本機も採用です。
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以上、富士通のVTF27011BT の紹介でした。
そつのない構成で「目の優しさ」の部分で最低限欲しい要素(IPS液晶・スタンド・フリッカー対策))は網羅します。
米国勢と同じで、画質補正の部分での工夫が見られず、余分なものをいれず、必要最低限でまとめた機種とは言えます。
スタンドも無個性で「実用重視」な部分はあるので、「値段勝負」となりますが、標準で「5年保証」がある点をふまえると、意外に「勝負できている」と感じました。
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【2023年発売】【23.8インチ】
78・NEC LCD-AS274F 【白】
¥33,420 楽天市場 (5/8執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:VA ノングレア
コ前後左右ト比:4000:1
応答速度:6ms (GTG)
リフレッシュレート:最大75Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:HDM D-SUB DP
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:1W×2
保証期間:5年
一方、NEC(日本電気)も法人向けですが、23.8インチ機を出します。
こちらは、3辺ベゼルレスでスマートな外観です。
保証も長めで、スタンドも高さ12cm、チルト(上25°・下5°)と調整幅は狭めとはいえ、フル稼動です。
このように良い部分もありますが、仕事用に向かない「VA液晶」を法人向けとして選択した理由が、コスト面以外の部分で、富士通同様、イマイチ不明です。
目は疲れるでしょう。
【27インチ】
【2025年発売】
79・Lenovo ThinkVision T27i-30 63A4MAR1JP
¥39,600 Lenovo直販 (5/8執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1500:1
応答速度:4ms (GTG)
リフレッシュレート:最大120Hz
HDR:
接続端子:HDMI1.4 DP1.2 D-SUB
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:2W×2
保証期間:3年
ThinkVision T27i-30 は、レノボの販売する27インチモニターです。
米国のIBMからThinkPadとThinkVision を引き継いだ中国企業で、PC供給ではNECなどと連携関係にもある企業です。
パネルは、今回の基準だとIPS+です。
輝度(300cd/u)コントラスト比(1500:1)、視野角(178°)、色域(sRGB 99%)です。
IPS+と今回定義した製品だけで言っても、特にコントラスト比が高めといえ、スペック的に良質なパネルを使っているといえます。
応答速度は、オーバードライブ時最大で4msです。
ノーマルでも6msなので、この部分は普通のパネルです。
リフレッシュレートも、最大120Hzとやや良いです。
仕事向けのディスプレイではありますが、カーソルを「なめらかに表示したい」などのニーズには、叶うかと思います。
画像補正機能は、ただし、特段の説明はなく、「あっさり」です。
フリッカー対策はなされます。
スタンドは、上位機は、上下左右高さ回転と全方向対応です。
稼動性も、チルト(上23.5° 下5°)、左右(90°)、高さ(15.5cm)と縦回転です。
画面サイズからして、この部分のスペックも良いです。
やはり、旧IBMからの流れで、ThinkVisionとしてこだわる部分です。
質実剛健です。
接続は、HDMI1.4、DP1.2、D-SUBです。
アナログ端子があるのは、オールドファンが多いからでしょうか。
USB-C接続はないです。
USBハブは、一方、装備です。
構成は、USB-A(USB 3.0)が3ポートと、USB-C(USB 3.0)が1ポートです。
USB-Cは、15W給電もできますし、スマホの充電には便利です。
可動性も良いです。
上位機の場合、HDMI D-SUB DPです。
その上で、USB-A形状のハブが4ポート付属です。速度は、USB3.0なので、マウス類ほか、ストレージでもそれなりに大丈夫でしょう。
デイジーチェーンは非対応です。
【型番:4XC1J05150】
ThinkVision MC60 (ロング)モニター Webカメラ
¥11,000 Lenovo直販 (8/20執筆時)
【型番:4XD1J05151】
ThinkVision MS30(ロング) モニター サウンドバー
¥3,850 Lenovo直販 (8/20執筆時)
スピーカーは、4Wですが付属です。
また、同社は、ThinkVision用に純正サウンドバーとノイキャンマイク内蔵のフルHDカメラが用意しています。増設により、特にビデオ通話などに対応できます。Windowsならば顔認証も対応です。
特にカメラは、オートフォーカス・オートフレーミング対応の新世代ですので、導入効果は高いでしょう。いずれも専用設計で、背面の端子にささるような設計なので、他社製品を導入するよりスマートでしょう。
保証期間は、3年です。
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以上、 Lenovo ThinkVision E22-30 の紹介でした。
調整力の部分では「あっさり」ですが、パネルは、現行の一般向けのフルHD用のIPSだと最上位クラスのスペックです。その上で、スタンド・フリッカー対策という、ビジネス用に重要な部分は網羅します。
特にスタンドは、IBM時代からの伝統もあってか、上位機はしっかり堅牢な作りです。
4辺フレームレスとIBM調のアクセントでデザイン部分にも個性があります。
とくに、別売の専用カメラは性能を期待できるため、カメラ付きを考える場合、良い候補となるでしょう。
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【27インチ】
【2023年発売】62C7MAR4JP
80・Lenovo ThinkVision T27i-30 63A4MAR1JP
¥39,980 Lenovo直販 (5/8執筆時)
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
リフレッシュレート:最大60Hz
接続端子:HDMI D-SUB DP
【2024年発売】
81・Lenovo ThinkVision S27i-30 63DFKAR4JP
¥29,980 Lenovo直販 (5/8執筆時)
スタンド:チルト
リフレッシュレート:最大100Hz
接続端子:HDMI×2 DP
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms (GTG)
HDR:
VESA:100mm
スピーカー:2W×2
保証期間:3年
なお、本機の旧世代となるのが、ThinkVision T27i-30 です。 2機種あります。
第1に、 T27i-30です。
スタンドの可動性が良いタイプです。
一方、端子構成は新機種と同じ構成で、リフレッシュレートの低めです。
第2に、 S27i-30 です。
こちらは、スタンドがチルトのみとなる一方、リフレッシュレートは(新機種に及ばないものの)やや高めです。端子もHDMがI2系統と、使い勝手が良さそうな構成になります。
あとは、2機種で違いはないです。
パネルは、一方、新機種と同じで、今回の基準だとIPS+です。
スペックは、輝度(300cd/u)、コントラスト比(1000:1)、視野角(178°)、色域(sRGB:99%)です。
新機種(1500:1)に比べると、コントラスト比が多少ですが落ちます。
この種のパネルは2024年末に登場したものなので、その関係です。
あとは、新機種に対して、そこまで大きな違いはないです。
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結論的にいえば、執筆時特別に安いわけでもなかったので、先ほどの新機種を選ぶとよいでしょう。
ただ、セール時で、旧機の上位仕様が安いようならば、仕事用ならば、こちらでも良いでしょう。コントラスト比の違いはありますが、仕事用には(まあ)不要な部分ですし。
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【2024年発売】
【27インチ】
82・ Lenovo L27i-4A 67BEKAC1JP
¥16,480 Lenovo直販 (5/8執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1500:1
応答速度:4ms (GtoG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI×2 D-SUB
スタンド:チルト
VESA:75mm
スピーカー:3W×2
保証期間:3年
一方、ThinkVisionブランドではないですが、 レノボの「最安」となるのが、Lenovo L27i-4Aです。
こちらは、4辺ベゼルレスのスタイリッシュなスタンドです。
外観的には、ThinkPadより、ThinkBookに近いでしょうか。
パネルは、今回の基準だとIPS+です。
輝度が300cd/uと水準より高い上で、色域もsRGB 99%です。
その上で、コントラスト比も1500:1と、本機もIPSとしては水準が高いパネルを使用します。
この仕様のパネルは、LGほか、BOEなども生産しています。
レノボは、パネルタイプとしてIn-Plane Switchingと表記のため特定はできないものの、いずれにしても素性は良さそうです。
スタンドは、ただ、チルトのみです。
剛性もそこまでない設計なのですが、VESA対応のアーム交換ができるので、その用途には割と良さそうです。
ライバルは、フィリップスやシャオミの格安機でしょう。格安機では特に重要なパネル部分は、本機が少し良くみえます。
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結論的にいえば、「とにかく安く」という方向性ならば、本機は良い候補の1つになります。
パネルの素性が良い上で、フリッカーなどのアイケアに重要な最低減の機能性もありますので。4辺フレームレスで、外観もモダンです。
【27インチ】
【2025年発売】
83・MSI PRO MP275W E2
¥19,800 楽天市場 (5/8執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1500:1
応答速度:4ms (GTG)
リフレッシュレート:最大120Hz
HDR:
接続端子:HDMI1.4 DP1.2 D-SUB
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:2W×2
保証期間:3年
MP275W E2 は、台湾のMSIの製品です。
同国大手のPC周辺機器メーカーで、日本でも、マザーボードなどで知られます。
外観は、4辺フレームレスで、カジュアルな感じです。
仕様を含めて、先ほどみたレノボの下位機と似る機種です。
パネルは、上表だとIPSです。
輝度(300cd/u)コントラスト比(1500:1)、視野角(178°)、色域(sRGB 93%, P3 87%)です。
先ほどみた、レノボ採用の製品とスペックは似ますが、色域が若干落ちるため、IPS+には至らない感じです。
ただ、コントラスト比ほか、IPSの水準で「悪くない」とは思える数字です。
ちょっと面白いのは、Eye-Q Check機能です。
パネル自体の機能性で、(目の疲れによる)乱視などの確認ができるというものです。
ただ、すぐ使わなくなる類の機能性だとも思います。
応答速度は、オーバードライブ時最大で4msです。
リフレッシュレートも、最大120Hzです。
このあたりの仕様は、例えば、レノボ機と同じほどでやや良いです。
画像補正機能は、同社も、「あっさり」です。
フリッカー対策はなされます。
スタンドは、ただ、チルト(下5° 上20°)です。
台座にスマホスタンドがあるのは、ちょっとした工夫ですが、稼動性はあまり良くないです。
接続は、HDMI1.4、DP1.2、D-SUBです。
アナログ端子がありますが、デジタルも2つですし、問題ないです。
スピーカーは、総合4Wですが付属です。
保証期間は、3年です。
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以上、 MSI PRO MP275W E2 の紹介でした。
基本的には、値段の安さで選ぶ機種です。
パネルは、ただ、色域に多少弱さを感じるものの、現行のIPSとして標準以上の性能があります。
外観もモダンですが、スタンドの稼働性は期待できない部分はやはりネックに思います。
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【2023年発売】
【27インチ】MSI PRO MP273後継機
84・ MSI PRO MP273AP
¥22,567 楽天市場 (5/8執筆時)
【Amazon限定】(白)
85・ MSI PRO MP273AW
¥18,800 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:1ms (MPRT)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI DP D-SUB
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:75mm
スピーカー:3W×2
保証期間:3年
このほか、同社からは、MP273APという製品展開があります。
先ほどの機種の旧機に当たると言えます。
Amazon限定モデルは、本体が白色ですが、性能は同じです。
少し安めの場合が多いので、色にこだわりがない場合、選んで良いように思います。
パネルは、IPSです。
輝度(300cd/u)、コントラスト比(1000:1)、色域(sRGB 99%)です。
コントラスト比は旧水準ですが、sRGBの色域は広めなので、今回の基準だと「IPS+」に相当します。
ただ、先ほどの機種より明確に優れるとは言いがたいです。色域も(動画向けの)DCI-P3でいえば、新機種のがカバー率は広めなので。
応答速度は、基準の緩いMPRT値なので、実際の値はMSIについては非公開です。
スタンドは、一方、フル稼動です。
高さ11cm、左右60°、チルト(上20°・下5°)と回転と、稼動幅は狭いですが、問題ないです。
接続は、HDMI・DP・D-subです。
問題ないです。
スピーカーは、少し強めの総合6Wです。
画質調整は、本機も、あっさりです。
ただ、フリッカー対策はあります。
--
結論的にいえば、スタンドの稼働性がよい、IPS+水準の機種として、格安機では現状でプレゼンスを感じる機種の1つです。応答速度は、先述のように不定で、画質補正は「あっさり」ですが、一般の仕事だと必ずしも必要ないでしょう。
他社と比べる必要はありますが、安めで探している場合、候補にできる機種の1つです。
今回の結論
27型液晶モニターのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、フルHD解像度の27型モニターを比較してきました。
最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種を提案しておきます。
第1に、「目への優しさ」を重視した場合、総合的におすすめできるのは、
【27インチ】
【2024年発売】
(本体白)
36・BenQ GW2786 GW2786TC
¥35,455 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
36・BenQ GW2786 GW2786TC-JP
¥35,455 楽天市場 (5/8執筆時)
USB給電:65W
接続端子: HDMI DP USB-C
スタンド:前後左右高さ回転
(本体黒)
37・BenQ GW2790 GW2790T
¥27,091 Amazon.co.jp (8/20執筆時)
37・BenQ GW2790 GW2790T-JP
¥27,091 楽天市場 (8/20執筆時)
USB給電:
接続端子: HDMI DP
スタンド:前後左右高さ回転
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1300:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
VESA:100mm
スピーカー:2W×2
保証期間: 1年(本体は3年)
液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
動画ゲーム対応 ★★★★☆
品質保証 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ベンキューのGW2785TCでしょう。
複数の機種がありますが、USB-C給電の有無の違いになります。
ここは要不要で良いかと思います。
パネルは、しっかりIPSです。
その上で、しっかり稼働するスタンドを装備し、フリッカー対策もあります。
上位機ならば、USB-C給電とDP出力に対応ですから、ビジネス無機の仕様としても「上位」です。
そういった機種はほかにもあります。ただ、ベンキュー機は、環境光センサーを搭載するなど、EIZOを除けば目の優しさへの配慮は高いです(ブライトネスインテリジェンス(B.I.)テクノロジー Gen2)。
また、この部分の設定が、、Eye-CareUアプリで、WINでもMacでも(面倒な)ボタンでの設定なしにできるのが魅力です。
映像美についても、このセンサーを利用した輝度調整をするなど、独自性もあります。
利便性の部分でも、上位機は、USB-C端子を装備します。
最近のトレンドですし、本機の便利な部分です。使わない場合も、スマホ・タブレットなどの急速充電などにも良いでしょう。
保証は、ビジネス向け型番(BL)のみ、パネルを含めて3年です。
欲を言えば、他機(家庭向け)もパネル部分の3年保証は欲しいところです。
しかし、値段重視ならば、十分、選択肢になります。
なお、末尾-JPで終わる製品は、本編で書いたように、「ドット抜け1ヶ月保証」があります。初期不良への保険にはなるでしょうが、1月だけなのでなくても良い気もします。
第2に、家庭用として、仕事にも、ゲーム・動画視聴にも使いたい方には、
【2024年発売】
【27インチ】
6・LG Electronics 27MS570B-B
¥25,330 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
接続端子: HDMI×2 USB-C
USB給電:65W
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1300:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:最大100Hz
HDR:
VESA:75mm
スピーカー:なし
保証期間:3年
液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
動画ゲーム対応 ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
LGの上位機となる、27BP450Y-Bでしょう。
パネルは、ノングレア(非光沢)のIPSです。
スペック的に、コントラスト比が1300:1と高めの(プチ)上位品です。
その上で、フリッカー対策・稼働性の良いスタンドという「目の優しさ」に関わるスペックは、クリアしますので、仕事用としても問題ありません。
画質補正も、超解像度技術の採用など、他社よりやや性能が良いとも言えます。
ここだけで言えば、アイオーデータやASUSなど他社機と大差があるわけでもないですが、値段部分で、しっかり安いですし、選んで損は感じないでしょう。
端子構成も、HDMIが2系統と、USB-Cという現代的な構成です。
対応ノートPCなどに65WのUSB-PD給電もできます。
マウスやキーボード用ではありますが、USBハブもつきます。
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【2021年発売】【27インチ】
〈4辺フレームレス+高さ調整〉
46・フィリップス 272E2FE/11
¥18,800 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
【2020年発売】
〈4辺フレームレス〉
47・フィリップス 272E2F/11
¥14,980 楽天市場 (5/8執筆時)
【2019年発売】
〈3辺フレームレス〉
48・フィリップス 271E1D/11
¥17,800 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
解像度:フルHD (1920x1080)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms(GTG)
リフレッシュレート:最大75Hz
HDR:
USB給電:
接続端子: D-SUB HDMI DP
スタンド:チルト 高さ
VESA:100mm
スピーカー:なし
保証期間:5年
ただ、スペックや費用対効果で言えば、フィリップスの製品も良いです。
スタンドの調整がイマイチなので次点にしましたが、パネル部分はむしろ見どころが多いです。
液晶パネルは、IPSです。
しかし、フルHDモニターとしては、輝度が最高クラスの350cd/uです。色域も、sRGBで113.4%です。
先述のように(Atlasが便宜的にIPSの上級の名称とした)「IPS+」の水準を超えます。
仕事用で「目の疲れにくさ」利用する場合、先述のように、輝度が高ければ高いほど良いというわけでもなく、むしろ、しっかり輝度をむらなく落とせることとのが重要です。
ただ、映像視聴をメインに考えるならば話は別なので、こちらでも良いような気はします。
その上で、フィリップスは、独自の暗部補正機能も持ちますので、IPSパネルの弱い部分(黒の締まり)に対して対策があります。
LGと迷う部分はありますが、ほとんど「仕事には使わない(=文字を見つめる仕事はしない)」が、目が疲れにくいIPSが良い場合、こちらが良いかなと思います。
なお、フィリップスはサムスンと関係性が深いので、パネルは、テレビ用に生産されるサムスンのIPS-PLSなのかなと思っています。他社にあまりみられないスペックなので。
もちろん、大手ですし、問題ないです。
第3に、テレワーク等の際に、Web会議利用がある方にオススメできる一体型は、
【27インチ】
【2025年発売】
29・Acer Vero B7 B277D6bmiprczx
¥35,409 楽天市場 (5/6執筆時
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1500:1
応答速度:4ms (GTG)
リフレッシュレート:最大120Hz
HDR:
USB給電:
接続端子: D-SUB HDMI1.4 DP1.2
スタンド:前後左右高さ回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵 (2W×2)
保証期間:1年(本体は3年)
液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能 ★★★★★
動画ゲーム対応 ★★★★☆
品質保証 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
Acer Vero B7のカメラ付きモデルでしょう。。
コロナ期には、DELLやHPほか、セット販売のものが他にもありましたが、今の27インチのFHD解像度モニターだと、Acerくらいです。
カメラ一体型なので、別に揃えるよりも「配線がスッキリ」します。
しっかりプライバシーシャッターもありますし、マイクも内蔵です。
スタンドの稼働性も良く、パネルも、(無理に輝度強化していない)スタンダードクラスのIPSです。
仕事用としてバランスも良いと言えます。
画像調整は淡泊ですが、フリッカー対策はありますし、及第点です。
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【27インチ】
【2025年発売】
79・Lenovo ThinkVision T27i-30 63A4MAR1JP
¥39,600 Lenovo直販 (5/8執筆時)
解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1500:1
応答速度:4ms (GTG)
リフレッシュレート:最大120Hz
HDR:
接続端子:HDMI1.4 DP1.2 D-SUB
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:2W×2
保証期間:3年
一方、パネルスペックや、カメラ性能を重視する場合、ThinkVision T27i-30 は候補でしょう。
米国のIBMからThinkVision を引き継いだレノボの製品で、外観も仕様もしっかりしています。
パネルは、ノングレア(非光沢)のIPS+です。
細かく見ても、輝度(300cd/u)・コントラスト比(1500:1)・色域(sRGB 99%)と、各スペックがバランス良く良いといえます。
2025年登場のフルHDの新型パネル採用の効果でしょう。
スタンドも、上下左右高さ回転と全方向に動きます。
接続は、HDMI D-SUB DPです。
加えて、USB-A形状のハブも4ポート付属です。
【型番:4XC1J05150】
ThinkVision MC60 (ロング)モニター Webカメラ
¥11,000 Lenovo直販 (8/20執筆時)
【型番:4XD1J05151】
ThinkVision MS30(ロング) モニター サウンドバー
¥3,850 Lenovo直販 (8/20執筆時)
カメラは、本機の場合「オプション」です。
本機はUSB-C接続は未対応なのですが、専用設計なので、本内にケーブルなしで綺麗に設置できます。
オートフォーカス・オートフレーミング対応の新世代です。カメラに内蔵されるマイクも、ノイキャン対応ですし、導入効果は高いでしょう。カメラ解像度もしっかりフルHD水準ですし、Windowsならば顔認証にもつかえます。
比較的安めの純正サウンドバーもカメラと一体設置できる仕組みなので一緒に導入するのも良いように思います。
補足:液晶モニター関連記事の紹介
というわけで、今回は、27インチのフルHD液晶モニターを紹介しました。
1・27型FHD液晶モニターの比較
・解像度:フルHD
・予算:2万円〜
2・27型2.5K液晶モニターの比較
・解像度:WQHD
・予算:4万円〜
3・4K液晶モニターの比較
・解像度:4K 5K
・予算:5万円〜
4・ゲームミングモニターの比較
・解像度:フルHD〜4K
・予算:3.5万円〜
もう少し、解像度が高いモニターなども比較したい場合は、上記リンクをご利用ください。。
1・31.5インチ液晶モニターの比較
=TV兼用にも使える超大型
2・27インチ液晶モニターの比較
=個人用に最も人気の大きめ
3・24インチ液晶モニターの比較
=ビジネスに最適な中くらい
4・23.8インチ液晶モニターの比較
=テレワークに人気な小さめ
5・小型液晶モニターの比較
=奥行のない机で使える超小型
また、次回の3回目記事【こちら 】では、24インチ・25インチの小型ディスプレイを紹介します。
さほど大きなモニターが不要と考えている方は、引き続き第3回目の記事もご覧ください。
【まとめ記事】
6・Mac向けの液晶モニターの選び方
7・液晶モニターの選び方とおすすめ
そのほか、上の2つの「まとめ記事」では、主にモニターサイズの観点から、このブログの全10回のモニター関連記事を横断的にまとめています。
サイズの部分で決めかねている方などは、こちらもぜひご覧ください!
補足:PCモニター関連製品について
最後に「おまけ」で、液晶ディスプレイに関係する周辺機器についてです。
第1に、モニターアームです。
より「目への負担の軽減」をお考えならば、新しいモニターと同時に、別売のモニターアームを導入するのも効果的です。
予算としては+1万円ほどです。このブログの【モニターアームの比較記事】で詳しく紹介していますので、興味があれば、ぜひご覧ください。
なお、今回の記事のスペック表記の部分で【VESA100mm 75mm】などと書いてある製品には、モニターアーム用の統一規格のネジ穴があるため、こうしたモニターアームが利用可能です。
ーーー
第2に、PC用スピーカーです。
ここで挙げたディスプレイの一部には内部スピーカーが付属します。しかし、スピーカーの口径が圧倒的に小さく、音質は全く期待できません。
・おすすめPCスピーカーの比較記事
・おすすめBluetoothスピーカーの比較記事
そのため、少しでも音にこだわりたい方は、上記の記事で紹介しているような外部スピーカーを買われると満足度が高いでしょう。
ーーー
ディスプレイ用クリーニングリキッド
¥755 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
第3に、PC用液晶クリーナーです。
液晶モニターを手入れする場合、普通のティッシュペーパーなどで拭かないでください。
液晶に傷がつきますので、専用のクリーニング・リキッドの使用をおすすめします。
アルコール・界面活性剤を使っていませんので、モニター表面のコーティング塗装に影響しないからです。
【サンワ DK-KC5】
液晶画面用ハイテククロス DK-KC5
¥567 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
ドライクリーニングティッシュ60枚入り
¥785 Amazon.co.jp (5/8執筆時)
これを、ハイテククロスに吹きかけて使うのがオススメです。
ただ、スプレー式のクリーナーは拭いた後に「ふき跡」が画面に白く僅かに残ります。
拭いた後が気になる人は、仕上げにドライクリーニングティッシュを使うのが良いです。
皮脂汚れはあまりとれませんが、拭き跡をとるための仕上げにはもってこいです!
ではでは。