1回目からの続き記事です→こちら
今回の結論
ホームシアター用スピーカーセットのおすすめは結論的にこれ!
1・シアタースピーカーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ヤマハ〈日本〉
1-3:ソニー 1〈日本〉
2・シアタースピーカーの比較 (2)
2-1:ソニー 2〈日本〉
2-2:JBL〈米国〉
2-3:DALI〈北欧〉
2-4:Polk Audio〈米国〉
3・シアタースピーカーの比較 (3)
3-1:Klipsch〈米国〉
3-2:ELAC〈ドイツ〉
3-3:ロジテック〈スイス〉
3-4:他社の製品
4・シアタースピーカーの比較 (4)
4-1:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、ホームシアター向けスピーカーの比較でした。
最終回となる4回目記事では、最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種を提案しておきたいと思います。
第1に、比較的低予算で組める入門用シアターシステムとしておすすめしたいのは、

【2018年発売】【セット】
1・YAMAHA NS-PA41
¥45,782 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
1・YAMAHA NS-PA41
¥49,863 楽天市場 (8/4執筆時)
チャンネル数:5.1ch
フロント:7cm×2+2.5cm(2WAY式)
センター:7cm
サラウンド: 7cm
サブウーファー:50W
重低音 ★★★☆☆
音場の立体感 ★★★★☆
音の個性 ★★★☆☆
声の聞きやすさ ★★★★☆
価格の安さ ★★★★★
総合評価 ★★★☆☆
YAMAHAのNS-PA41でしょう。

人気機種で予約が必要な機種ですが、メインとなるフロントスピーカーに「明確な主張」があり「AVシステムを構築した達成感」を得られるの製品としては最安です。

サブウーファーをふくめて設置性のよい小型構成ですが、単品で買うと1.5万円のサブウーファーを搭載するなど、コスパ面でも魅力があります。
もちろん、ヤマハ製品を含めて上位機とは主に音圧面で差があるのは間違いないです。
しかし、エントリークラスとしては、充実した構成です。入門用にはこれくらいで良いでしょう。
第2に、「単品購入」で、リビング用の本格的なシアターシステム構築を楽しみたい方には、

【2008年発売】
YAMAHA THEATER SOUND 483
(フロントスピーカー 1本)
3・ヤマハ NSF210 NS-F210(B)
3・ヤマハ NSF210 NS-F210(MB)
¥16,080 楽天市場 (8/4執筆時)
(センタースピーカー 1本)
3・ヤマハ NS-C210 NS-C210(B)
3・ヤマハ NS-C210 NS-C210(MB)
¥7,707 楽天市場 (8/4執筆時)
(サラウンドスピーカー 1本)
3・ヤマハ NS-B210 NS-B210(B)
3・ヤマハ NS-B210 NS-B210(MB)
¥7,253 楽天市場 (8/4執筆時)
(サブウーファー )
3・ヤマハ YST-SW050(B)
¥25,271 楽天市場 (8/4執筆時)
3・ポークオーディオ Monitor XT MXT10
¥34,000 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
チャンネル数:5.1ch
フロント:8cm×2+2.2cm(2WAY)
センター:10cm×2+3.0cm
サラウンド:8cm
サブウーファー:50W
重低音 ★★★★★
音場の立体感 ★★★★☆
音の個性 ★★★★★
価格の安さ ★★★★★
声の聞きやすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
単品で本格的に組んでみたい場合は、YAMAHAのTHEATER SOUND 483 5.1ch の構成が良いでしょう。

だいたい6万円台で組めるので、各社の単品構成のシアターシステムとしては「一段安い」ですが、音にスピード感がでるアルミコーンウーファーの利用など、しっかり「こだわり」があります。

同社のスピーカーは、普段使いでテレビを見る(聴く)のも問題ないですし、シアター用途でも、A-YSTU方式による低音の増幅で、しっかりしているので、映画にも向くでしょう。
いずれにしても、単品コンポーネントからシアターシステムを作ると、セット品では味わいにくい、シアターシステムを「組んだ」という達成感を得られると思います。
ケーブルも付属しますし、その点でもオススメできます。

・ハヤミ工産 SB-981
¥10,800 Amazon.co.jp (6/4執筆時)
なお、サラウンドスピーカーにスタンドを付ける場合、純正ではないですが、ハヤミのSBシリーズのいずれかが良いでしょう。
第3に、10万円以内の予算で、リビング用の本格的なシアターシステムを構築するには、

・SONY CSシリーズ
【2025年発売】(初代は2014年)
(フロントスピーカー 1本)
6・SONY SS-CS3 SS-CS3M2
¥20,788 Amazon.co.jp (10/19執筆時)
(フロントスピーカー 1本)
6・SONY SS-CS8 SS-CS8M2
¥15,838 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
(サラウンドスピーカー 2本セット)
6・SONY SS-CS5 SS-CS5M2
¥23,309 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
(サブウーファー )(100W)
6・ポークオーディオ Monitor XT MXT10
¥33,660 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
チャンネル数:5.1ch
フロント:13+2.5+1.9cm(3WAY式)
センター:13cm+1.9cm
サラウンド:10cm+1.9cm
サブウーファー:115W
重低音 ★★★★★★
音場の立体感 ★★★★★
音の個性 ★★★★★★
価格の安さ ★★★★☆
声の聞きやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
SONYのCSシリーズが、おすすめです。
本編で書いたように、一部製品が2025年に新型番(末尾M2)に更新されています。
観やスピーカーユニットは大きく変わりませが、ペアで左右対称に配置するものについては、同じ世代で合わせた方が良いでしょう。
一方、サブウーファーは、セット構成ながら終売になったSA-CS9は115Wでした。一応それを目安だと、ポークオーディオあたりの製品がパワーが似ます。

価格的には、10万円台の予算で構築できる機種は人気なので、他社にも多くあります。
しかし、その中でも、ハイレゾ音源への対応力が高いのは魅力です。

最も重要なフロントスピーカーは、メインユニットに3WAY方式を採用します。高音域を担当するのが、スーパートゥイーターが単独ですから、ハイレゾに向きます。
その上で、ダブルウーハーですから、低音域も充実します。中音域も犠牲になっておらず、やや派手な音質ながら、良い出来です。
8万円前後で購入可能なユニットの中では、もっとも、次世代のシアター向きの音質と言えます。

【1メートル】
ZONOTONE SP-1700 Meister
¥2,090 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
Amazonベーシック 約15メートル
¥1,597 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
スピーカーケーブルが未付属なのは痛いですが、例えばゾノトーンの高級ケーブルを試すなど「遊ぶ」こともできますし、Amazonのケーブルなら「激安」です。同時に1巻買っておけば良いでしょう。
ーーー

(2025年発売)
7・SONY SS-CSE SS-CSEM2【ペア】
¥32,000 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
なお、ソニーは、イネーブルドスピーカーの販売もあります。
したがって、天井方向からの音を再現できるドルビーアトモス対応も可能です。
第4に、20万円強の予算で、音作りにワンポイントの個性がある本格的なシステムとしておすすめできるのは、

【2024年発売】
・JBL STAGE 2シリーズ
(フロントスピーカー 1本)
11・JBL STAGE 260F 260FBLK
¥68,200 楽天市場 (8/4執筆時)
フロント:16.5cm×2+2.5cm(2.5WAY式)
(フロントスピーカー 1本)(上位版)
11・JBL STAGE 280F 280FLBK
¥82,500 楽天市場 (8/4執筆時)
フロント:20cm×2+2.5cm(2.5WAY式)
(センタースピーカー 1本)
11・JBL STAGE 245C 245CLBK
¥49,953 楽天市場 (8/4執筆時)
センター:13.3cm×2+.2.5cm
(サラウンドスピーカー 2本セット)
11・JBL STAGE 240B BLK
¥34,780 楽天市場 (8/4執筆時)
センター:13.3cm×2+.2.5cm
(サラウンドスピーカー 2本セット)(上位版)
11・JBL STAGE 250B BLK
¥47,140 楽天市場 (8/4執筆時)
サラウンド:11.4cm+2.5cm
(サブウーファー )
11・JBL STAGE 200P 200PBLKJN
¥60,170 楽天市場 (8/4執筆時)
チャンネル数:5.1ch
サブウーファー:150W
重低音 ★★★★★★
音場の立体感 ★★★★★
音の個性 ★★★★★★
価格の安さ ★★★☆☆
声の聞きやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
JBLのStage 2シリーズでしょう。

伝統のホーン型のウェーブガード(HDIウェーブガイド)という、見かけ上も、音質上も、はっきりした個性がある点を評価しました。
本編で書いたように、この仕組みは、回折を防ぎつつ、指向性(音の拡がり)の改善する効果があります。

構造は、本機の旧機(2019年)とそう大きく変わりません。
ただ、この間で、特に3D音響(イマーシブオーディオ)の部分で業界全体で革新があったことをふまえると、発売時期(設計)の新しい部分は、一定度評価できそうです。
音質は、仕組み的に、中・低音域が充実するシステムですが、高音域が負けずに、広いレンジを鳴らせると言えます。
スピーカーユニットの口径は不揃いですが、このあたりの調整は抜かりなく、また、最近のAVアンプならば、問題なくしっかり鳴らしてくれるでしょう。
フロントとリアは、複数から選べます。
そこまで目立った価格差はないので、下位機でも良いでしょう。どちらか片方上位にしたいならば、むろん、フロントでしょう。

(ハイトスピーカー )
11・JBL STAGE 240H 240HBLK
¥49,953 楽天市場 (8/4執筆時)
ハイトスピーカーも用意されるので、3D立体音響も対応できます。
最近は、そちらがブームですし、導入したい方にも対応できます。
第5に、部屋の配線をスッキリできる、ワイヤレスシステムを構築したい場合は、

【2025年発売】
(フロント+リア+コントローラー)
8・SONY ホームスピーカーシステム HT-A9M2
¥242,088 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
(サブウーファ)200W
8・SONY サブウーファ SA-SW3
¥45,000 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
(サブウーファ)300W
8・SONY サブウーファ SA-SW5
¥79,211 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
チャンネル数:4.1.2ch
フロント:6+8.5+1.9+3.6×7.9cm
センター:
サラウンド:6+8.5+1.9+3.6×7.9cm
サブウーファー:200W/300W
重低音 ★★★★★★
音場の立体感 ★★★★★★
音の個性 ★★★★☆
価格の安さ ★★★★☆
声の聞きやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
ソニーのHT-A9M2でしょう。
やはり、ワイヤレスで配線がしやすい部分が評価できます。
その上で、特に、流行の3D立体音響(イマーシブオーディオ)を、あまり考えずに、初心者でも楽しみやすそうなところが評価できます。
実際、Atlasも、その手の設定を詰めるのが得意でない(というか興味のない)遠くの友人に「オススメ」するならば本機で、実際にそうしました。

スピーカーユニットも、ルーター的な形状で、壁設置が容易にできそうなので、スマートです。

4.1.4chながら、フロントを含めて「総ワイヤレス」にできますので。
TV内蔵スピーカーを「センター代わり」とできる、最新のソニー製テレビだと、センタースピーカーを組み込んで、5.1.4chです。
ハイレゾもしっかり対応水準です。

仮想サラウンドも、「360 Spatial Sound Mapping」は優秀で、7.1.4ch相当にアップスケールできます。
実際、一般的な住宅の設置環境の場合、特にリアとサイドは、適切な位置に設置するのが難しいです。
しかし、本機はマイクを利用する調整をする上で、高度な計算で「仮想スピーカー」を置くので、コンテンツの音の立体感の再現性は、(小型システムでも)良いと言えます。
本編で書いたように、左右スピーカーは、より幅広に、上部スピーカーは真上に仮想スピーカー(ファントムスピーカー)を計算で表現できるので、「映画館に近い」音場表現にできます。
映像ソース自体も、あまり考えずとも、普通のテレビ音声(ステレオ)も計算で、3D化してくれるので、家族誰でも楽しめそうな製品です。

また、元から、総合504Wのアンプが付属するので、別にAVアンプなどを用意せずとも、テレビさえあれば、すぐ使えるのも良いでしょう。

(サブウーファ)200W
8・SONY サブウーファ SA-SW3
¥45,000 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
(サブウーファ)300W
8・SONY サブウーファ SA-SW5
¥79,211 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
一方、サブウーファーは別売ですが、付属ユニットは小型なので、増設した方が良いように思います。むろん、あとから、低音が足りないと思った時の増設でもOKです。
第6に、50万円前後の予算で、3D立体音響の再現性を重視したシアターシステムを組みたい場合は、

【2026年発売】
(フロントスピーカー2本+センター+上向きスピーカー)
10・SONY BRAVIA Theatre Trio HT-A8
¥277,198 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
(サラウンドスピーカー 2本)
10・SONY BRAVIA Theatre Rear 9 SA-RS9
¥89,098 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
(サブウーファー)300W
10・SONY BRAVIA Theatre Sub 8 SA-SW8
¥56,800 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
(サブウーファー)600W
10・SONY BRAVIA Theatre Sub 9 SA-SW9
¥98,892 Amazon.co.jp (5/5執筆時)
チャンネル数:5.1.2ch
フロント:100mm +20mm
フロント上向き:80mm
センター:45x108mm+25mm
サラウンド:80mm +16mm
リア上向き:80mm
サブウーファー:300W/600W
ソニーのBRAVIA Theatre Trio HT-A8 でしょう。
BRAVIA Theatre Trioだけでも利用できます。ただ、同時発売されたワイヤレスリアスピーカーとサブウーファーを追加する前提で考えるべき製品だと思います。
とくに、その構成にしないと IMAX Enhancedに対応にはならないですし、本機の美点である「立体音響面の臨場感」を楽しむならば、必要と思います。

本機は、アンプ内蔵型で、AVアンプが不要なタイプです。
とはいえ、アンプは、実用最大出力として、Theatre Trioが総合405Wです。
リアスピーカーは総合180Wですので、ウーファー部分(300W・600W)を加味すれば、相当強力です。これだけあれば、内蔵型でも文句はないと言えます。

スピーカー構成は、リアスピーカーとサブウーファーを増設すれば、総合5.1.4ch相当です。
向きスピーカーは、フロントとリアと合計で4本という贅沢な構成で、天井方面の音場感を効果手に機に再現する仕組みがあります。

その上で、ソニーは、自社独自の「360 Spatial Sound Mapping」技術を備えます。
最大24個のファントムスピーカー(仮想音源)を生成し、実際それが「鳴っているように」調整します。
最近は、サウンドバーをはじめとして、仮想的な立体音響(イマーシブ)の再生に対応する機種が増えました。しかし、自社で開発したシステムを使う部分において、ソニーは個性的です。
また、一般的な地デジ放送などの2chステレオ音声をアップミックスし、3次元の立体音響として再生する技術も搭載します。
加えて、一部の4K動画コンテンツは、音源がハイレゾ相当の場合がありますが、その部分でも、本機はしっかり、ハイレゾ対応を謳っています。

キャリブレーションも、スマホアプリを利用しながら、付属する専用USB Type-Cマイクを用いて行う方式が利用できます。
自動音場調整機能は、立体音響の再現性を高めるうえでかなり重要な部分です。各社とも工夫する部分であり、配慮があります。
TVとの接続は、HDMI(eARC)です。
4K/120Hz・8K/60Hz、HDRほか、3Dパススルーも対応です。問題ありません。

一方、本編で書いたように、基本的に本機は、2026年発売の「BRAVIA 9 II」および「BRAVIA 7 II」と同時に発表した製品で、BRAVIAユーザーを主なターゲットにした製品といえます。
ただ、ブラビアで利用して便利な機能は、人の声だけを聞き取りやすく調整する「ボイスズーム3」と、テレビリモコンでのサウンドバーの設定(クイック設定)の部分に止まります。
その点で言えば、現在他社テレビを利用している方も問題は少なく、安心して買える製品に思います。選んで良いでしょう。
第7に、AVアンプを除き、ユニットだけで予算50万円以上かけられる場合におすすめできるのは、
【2022年発売】
・ELAC Uni-Fi Referenceシリーズ
(フロントスピーカー 2本)
23・ELAC Uni-Fi Reference UFR52
¥244,800 楽天市場 (8/4執筆時)
(センタースピーカー 1本)
23・ELAC Uni-Fi Reference UCR52
¥79,475 楽天市場 (8/4執筆時)
(サラウンドスピーカー 2本)
23・ELAC Uni-Fi Reference UBR62
¥(122,400) 楽天市場 (8/4執筆時)
(サブウーファー )
23・ELAC SUB2030
¥(107,525) 楽天市場 (8/4執筆時)
チャンネル数:5.1ch
フロント:10cm+2.5cm+13cm×3(3WAY)
センター:10cm+2.5cm+13cm×2
サラウンド:10cm+2.5cm+16.5cm
サブウーファー:350W
重低音 ★★★★★★
音場の立体感 ★★★★★★★
音の個性 ★★★★★★★
価格の安さ ★☆☆☆☆
声の聞きやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
スピーカーだけで「50万円以上」となると、正直(名の知れたブランドならば)どこも音は良いです。
そのため「個人用にAtlasが選ぶ」ならば、という観点になりますが、ELACのUni-Fi Referenceシリーズが、現状では良さそうに思えます。

高級シアターシステムを構築する場合、スピーカー本数を揃えないといけないので、ステレオ構成と同じ予算だと、スピーカー1本あたりの質がどうしても落ちるのが難点です。

ただ、本機は、メインのフロントスピーカーだけ見ても、「3ウェイ」「同軸ドライバー」「新設計のアルミ系の振動板」と、単品オーディオとしてもしっかり評価できる「哲学」的な要素が多いです。
いずれにしても、現状で20万円以上のステレオスピーカーを使われている方で、今後も、音楽などをステレオ構成でも同じ水準で聴きたいと買い換えを考えている場合、予算的にこのクラスからと思えます。
値段面で、一般向けではもちろんないです。
特に、映像を含めた音楽コンテンツを再生するために「シアターシステム」を作ろうと考えている方に、主にスペック面で、本機をオススメします。
ーーー

・DALI SONIKシリーズ (180mm構成)
(フロントスピーカー 2本)
16・DALI SONIK7 SONIK7/NO【Nオーク】
¥79,200 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
SONIK7 SONIK7/BA ブラック
SONIK7 SONIK7/NO ナチュラルオーク
SONIK7 SONIK7/WA ウォルナット
SONIK7 SONIK7/WH ホワイト
(センタースピーカー 1本)
16・DALI SONIK CINEMA/BA 【黒】
16・DALI SONIK CINEMA/NO 【Nオーク】
16・DALI SONIK CINEMA/WA 【ウォルナット】
16・DALI SONIK CINEMA/WH【白】
¥76,328 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
(サラウンドスピーカー 2本)
16・DALI SONIK3 SONIK3/BA【黒】
16・DALI SONIK3 SONIK3/NO【Nオーク】
16・DALI SONIK3 SONIK3/WA【ウォルナット】
16・DALI SONIK3 SONIK3/WH【白】
¥105,138 Amazon.co.jp (3/21執筆時)
(サブウーファー )
16・DALI SUBE-12N
¥111,681 楽天市場 (8/4執筆時
チャンネル数:5.1ch
フロント:18cm×2+2.9cm+プレーナーTW
センター:13cm×2+.2.9cm
サラウンド:18cm+2.9cm
サブウーファー:220W(推奨170W)
一方、DALIのSONIKシリーズの上位構成も魅力です。
予算はこちらだと、5.1chが40万ほどの予算で組めますし、値ごろ感もあります。

スピーカーは、ウーファーの口径が18cmです。
サイズに余裕がある上で2.5WAYで、低音域の表現力には余裕がある構成です。
木繊維系の新しいSMCウッドファイバー・クラリティ・コーン・ドライバーを採用する新型ドライバーは、共振を抑えやすい設計です。
今回は、SMC磁気回路の改良もあり、同社の個性と言える、聴き疲れしにくいクリアな中音域は高く評価できます。
トゥイーターも、29mm Low Lossソフトドームと17×45mmプレーナー型を加えたハイブリッド構成です。
高音域がより「伸びる」音質です。業界のハイレゾ基準には満たないのですが、実際的には、36Hz–30kHzですので、高解像度音源の音も活かしやすいといえます。

サブウーファーは、同社のSUBE-12Nを合わせています。
本機の、メインシステムの音場感に負けない程度のサブウーファーとなると、このクラスほどが良いと思います。
一方、総じて、昔ながらの2Dサラウンド向きの構成で、3D立体サラウンドを「リアル」で再生する用途は主要な目的にはしていない印象です。
純正のハイト系スピーカーも用意されませんから。
ただ、コンサート映像などを含む音楽コンテンツを、視聴する高さにおいてハイクオリティで出したいような用途には、一般家庭用としても、音質を含めてかなり効くシステムと言えます。この部分を優先するならばおすすめできます。
第8に、リアルに天井スピーカーを複数増設する場合におすすめなのは、

【2017年発売】
(5.1chセット)
25・ イクリプス TD307THMK3WH
25・ イクリプス TD307THMK3BK
¥252,800 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
(単品)
26・イクリプス TD307MK3WH
26・イクリプス TD307MK3BK
¥24,768 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
チャンネル数:5.1ch
フロント:6.5cm
センター:6.5cm
サラウンド:6.5cm
サブウーファー:125W(定格)
重低音 ★★★★☆
音場の立体感 ★★★★★★★(増設時)
音の個性 ★★★★★
価格の安さ ★★☆☆☆
声の聞きやすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
イクリプス TD307THMK3でしょう。

本編で書いたように、ユニット自体が小型である上で、制振対策・可動性も備え、しかも2kgと軽量な製品です。
そのため、リアルに3D立体音響を再現できる「イマーシブシアター」がわりと手軽に構築できそうです。
天井6スピーカーなど高度な設計にする場合、大きなスピーカーユニットだと、広めの間取りが必要でしょうし、その意味でも、本機は気軽かと思います。
壁や天井反射を前提としないで構築できる点で本格的ですし、そうした構成を前提とする、AURO-3D環境を構築するのも面白いかと思います。
補足:ホームシアター関連記事の紹介
というわけで、今回は、ホームシアター用スピーカーの比較でした。
なお、このブログには関連記事として、以下の比較記事があります。

1・AVアンプの比較
2・サウンドバーの比較
3・小型スピーカーの比較
4・シアター用スピーカーの比較
5・ミニコンポの比較
6・プリメインアンプの比較
7・ブルーレイプレーヤーの比較
8・ブルーレイレコーダーの比較
9・液晶テレビの比較
10・家庭用プロジェクターの比較
これらの記事もよろしくお願いします。とくに、同時に必要だろうアンプの記事は、かなり詳しく書いたつもりです。
---
また、最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。
(1回目からの続きとなりますので、1回目記事をご紹介いただけると、いっそう嬉しいです!)
ではでは。
