1回目記事からの続きです→こちら
3-1・JBLのヘッドホン

3回目記事のトップバッターは、アメリカのJBLのBluetoothヘッドホンです。
音質的には、伝統的に(迫力より)ボーカルの聴きやすさなど中音域を大事にしてきた印象があるメーカーです。
1・Bluetoothヘッドホンの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ソニー〈日本〉
1-3:BOSE〈米国〉
2・Bluetoothヘッドホンの比較 (2)
2-1:Apple〈米国〉
2-2:Beats〈米国〉
2-3:パナソニック〈日本〉
2-4:ヤマハ〈日本〉
2-5:オーディオテクニカ〈日本〉
3・Bluetoothヘッドホンの比較 (3)
3-1:JBL〈米国〉
3-2:Anker〈米国〉
3-3:SHURE〈米国〉
3-4:Scallcandy〈米国〉
4・Bluetoothヘッドホンの比較 (4)
4-1:ゼンハイザー〈ドイツ〉
4-2:B&W〈英国〉
4-3:ダイソン〈英国〉
4-4:B&O〈北欧〉
4-5:AKG〈北欧〉
5・Bluetoothヘッドホンの比較 (5)
5-1:NTTソノリティ〈日本〉
5-2:JVCビクター〈日本〉
5-3:AVIOT〈日本〉
5-4:final・Edifier・Sonos ほか
6・Bluetoothヘッドホンの比較 (6)
6-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら各機をみていきます。
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また、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2025年発売】
(トランスミッター付属):黒のみ
24・JBL TOUR ONE M3 TX JBLTOM3AVIBL
¥51,280 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
(トランスミッターなし)
25・JBL TOUR ONE M3 JBLTOURONEM3BLK
25・JBL TOUR ONE M3 JBLTOURONEM3
25・JBL TOUR ONE M3 JBLTOURONEM3LTT
¥42,550 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:10Hz-40kHz
ドライバー: 40mm
コーデック: SBC AAC LDAC LC3
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:対応
連続再生時間:30時間
ノイズキャンセル:Wマイク(自動)
有線接続:対応
重さ:278g
JBL TOUR ONE M3は、米国のJBLの発売するワイヤレスヘッドホンの上級機です。

こちらは、タッチディスプレイ付属のトランスミッター(JBL Audio Transmitter for JBL Tour One M3)が付属するモデルがあります。
スマホやゲーム機とUSB-C接続をして、電波をヘッドホンに飛ばせます。そのほか、パネルで一部の設定操作ができます。なお、トランスミッターも充電式になります。
飛行機などのエンタメ機器などのBluetooth非対応機器、あるいは、特定のコーデック非対応のパソコンなどに、つなげたい場合に便利でしょう。

なお、非対応機でも、本機はDAC内蔵なので、有線状況なら使えると言うことは付記しておきます。

本体の重さは、278gです。
大手の上級機と同じほどの重さです。若干カップは大きめに見えます。
再生周波数帯域は、10Hz-40kHzです。
ギリギリですが、ハイレゾ対応水準です。
旧機だと、ハイレゾはパッシブ(有線)時のみでしたが、今回はLDAC対応なので、問題ないです。

ドライバーは、40mmです。
以前だと「平均的」と書くところです。
しかし、最近だとカップが小さめの製品が多くなった関係で40mmない製品も多いですし、「少し大きめ」と言えるかもしれません。
素材は、旧世代は、PU(ポリウレタン)とLCP(液晶ポリマー)でしたが、軽量で剛性の高い発泡マイカに変わりました。
据置スピーカー素材としては古典的ですが、ヘッドホンだと珍しい気もします。
音質は、高音質は「きらびやかさ」重視です。若干「刺さる」感じで自然さはイマイチですが、元気があって良いです。微細音の再現性も十分です。
中音域は、JBLの特長であり、明晰感もあり質は良いです。
ただ、ボーカルはそこまで前には出ず、むしろ音場の広さが印象的です。
低音域は、重低音を含めて量感は十分です。質感は、多少余韻がのこる感じです。クロスは問題なく、音の分離も良いです。全体としては軽いV字形(ドンシャリ系)です。
音源は、やはり低音域のボリューム感がある製品ですし、EDMなどのほか、映画などの視聴にも向くと言えます。

Bluetooth規格は、Bluetooth5.3です。
コーデックは、SBC・AA・LDAC・LC3です。
先述のように、現行機はハイレゾ対応です。

音質のパーソナライズは、他社とはことなる方式ですが、充実します。
年齢・性別と「静か」と感じる騒音レベル、左右の周波数帯域ごとの聞こえ状況を入力し、細かいサウンドプロファイルをつくる機能があります(Personi-fi 3.0)。
この方式の場合、左右の耳、あるいは周波数帯域ごとの「聞こえ」の問題があるかたには、わりと重宝に感じるでしょう。
なお25年機からは、リアルタイムでの調整にも、ソニーなどとおなじで対応です(リアルタイム適応)。
なお、旧機のM2だと、プロファイル設定だけでした(Personi-fi 2.0)。

立体音響は、「JBL Spatial 360」という機能名で対応します。
専用の立体音響音源が必要というわけではなく、通常のステレオ音源を、イヤホン側の独自のDSP処理で「空間化」する方式です。
そのため、音楽・映画・ゲームなど、音源の種類を問わず利用できるのが利点です。

ヘッドトラッキングも、本機から対応です。
有効にすると、頭を動かしても仮想的な音場を空間上に固定するように補正します。映像視聴時などには、高い没入感が得られるでしょう。

ノイズキャンセリング機能は、搭載です。
旧機は左右合計6マイクでしたが、新機種から8マイクでの処理です。
長いですが、「リアルタイム補正機能付きハイブリッドノイズキャンセリング 2.0」という機能名です。
JBLの場合、旧機でもリアルタイム補正ができましたが、処理可能な情報量が増えた結果、キャンセル量がより高まりました。
パーツベースで言えば、旧機(TOUR ONE M2)の場合、クアルコムの「第4世代 Adaptive ANC」(QCC514x )だったと思われます。しかし、今回、「第3世代 Adaptive ANC」(QCC307x )に更新されたようです。
なお、既に見たソニーの最上位機や、2024年登場のクアルコムの「第5世代(QCC309x )」Socだと、6マイクでの処理も可能ですので、そちらには及びません。
とはいえ、それに次ぐ水準です。
オーバーヘッド型がそれ自体パッシブな「耳せん」の役割を果たしますし、一般的に言えば、これでも十分以上でしょう。

なお、マイク自体は通話用を含めた総計10個です。
外音取込モードは、対応です。
また、リアルタイムで状況が見れるので、チャットなどの短い会話の際に、音声に反応し、再生ボリュームを一時的に下げ、マイクを起動する機能(スマートトーク)が利用できます。音楽を消さずとも会話できるので、オンラインゲームなどをする場合も、楽でしょう。
連続再生時間は、ノイキャンONで40時間です。
そのほか、GoogleとAmazon系の音声AIに対応できる機種となります。
マイクは、通話用には4マイクを使います。
ビームフォーミング対応で、Soc由来ですがAIによるノイズ低減アルゴもあります。
通話品質は良好でしょう。
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以上、 JBL TOUR ONE M3 の紹介でした。
音響大手の製品で、大きめのドライバーを採用する機種です。
ノイキャンもソニーの最上位機を除けば、オーバーヘッド型では強いと言って良いです。
音質のパーソナライズ(Personi-fi 3.0)に対応する上で、ハイレゾほか、立体音響も、ヘッドトラッキングを含めて対応する点も、網羅的です。
大手各社の最上位機だけで言えば「安め」ですし、費用対効果は高そうです。選んでもよいでしょう。
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本機の下位シリーズとなる製品がいくつかあります。
違いを順番にみておきます。

【2026年発売】
(上位機)
26・JBL LIVE 780NC
¥23,774 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
【2023年発売】
(上位機の旧機)
26・JBL LIVE 770NC
¥16,000 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:10Hz-40kHz
ドライバー: 40mm
コーデック: SBC AAC LC3
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:対応
連続再生時間:50時間
ノイズキャンセル:Wマイク(自動)
有線接続:対応
重さ:256g
第1に、JBL LIVE 780NCです。
同社の中級機です。先ほどの機種と比べると下位機に当たる製品です。
先ほどの機種と違い、トランスミッター付(JBL LIVE 780NC)はないです。ただ、別売されるような書き方なので、今後登場する可能性はあります。
JBL LIVE 770NCは、そのの旧機になります。
パーソナライズ機能の部分で、リアルタイム適応ができない旧世代(Personi-fi 2.0)です。加えて、音周りの部分で、ドライバの周波数帯域(20Hz-20kHz)の表記が異なります。
そのほか、Bluetoothのバージョンほか、ANCの世代更新があったのが目立つ違いです。
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結論的にいえば、値段差がありますが、一定の性能差もあるため、新機種を選ぶ意味はあります。

一方、先ほどの上位機と比べる場合、最も目立つ違いは外装です。
バンド部分を含めて、若干「若者向き」というか、ポップなデザインにすることで、コストを下げています。
音質の部分では、ドライバーも40mmと同じです。
ただ、素材と構造は詳しい説明はないものの、上位機と替えているようです。
一方、新機種から周波数帯域的にハイレゾ対応(10Hz-40kHz)になり上位機と並びました。

コーデックは、一方、本機はハイレゾ対応コーデックがないです。
つまり、有線接続の場合に、ドライバ部分は「対応水準」という意味に止まります。それもあり、日本オーディオ協会のハイレゾ認定マークもみられません。
このあたりのJBLの書き方は執筆時に「曖昧」です。wirelessでもハイレゾ対応のような書き方が英語版の製品情報でみられますが、現状日本で発売がない先述のUSB-Cトランスミッターを介する場合の話かもしれません(要確認)
いずれにしても、Bluetoothだと非対応とみて良いかと思います。
空間オーディオは、本機も、対応です。
ただ、ヘッドトラッキングは非対応です。
音質のパーソナライズは、対応(Personi-fi 3.0)です。
現行機はリアルタイム補正もできるので、先ほどの上位機と差はないです。

ノイキャンは、本機もWマイク式(自動)とみて良いです。
アダプティブノイズキャンセリング2.0ですので、リアルタイム補正もなされる上位版です。
一方、マイク数の表記は、両側で6マイクという表記と、両側4マイクという表記が仕様書で混在します。
他機の事例をあわせて考えると、新機種は片側に内側1・外側2の3マイク構成で、外の1基は、通話専用に使われるという理解が自然だと思います。
いずれにしても、先ほどの上位機と比べると仕様差はあります。悪くないにせよ、騒音の減衰率はやや落ちるでしょう。
外音取り込みは、可能ですが、スマートトークは対応しません。
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結論的にいえば、上位機とは、ドライバ部分やノイキャン部分で、値段差分でしっかり差をつけています。
ただ、この価格帯の製品では堅実な構成です。空間オーディオも対応しますし、費用対効果の部分では、この価格クラスだと一定の魅力はあります。
ただ、若向きのデザインである点と、BTだとハイレゾ対応水準にならない部分は注意点です。
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【2026年発売】
27・JBL LIVE 680NC
¥17,090 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型(オンイヤー)
再生周波数帯域:10Hz-40kHz
ドライバー: 40mm
コーデック: SBC AAC LC3
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:対応
連続再生時間:33時間
ノイズキャンセル:Wマイク(自動)
有線接続:対応
重さ:231g
第1に、JBL LIVE 680NCです。
1つ上でみたLIVE 780NCと同じライブシリーズに属する製品です。

重さは、231gです。
こちらはカップがやや小さめのオンイヤーになります。
主に外でも使いたい方に向けたラインです。
音質は、オンイヤーで、耳穴にドライバーが近いタイプなので、JBLの味付けの傾向を含めて、低音域の質感・量感は上位機とそこまで変わりません。
ただ、中音域は、ボーカルが前に出やすい一方、音場感や音の整理は、オーバーイヤーの上位機がやや強いです。低音も、深さという意味では差があると言え増す。
機能面では、ノイキャンを含めて大きな仕様差はみられません。
カップサイズの差で、バッテリー搭載量が変わる程度です。
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結論的にいえば、オンイヤー型だけでみると、ドライバーサイズが大きめです。
その上で、アダプティブなノイキャンほか、空間オーディオ、パーソナライズ機能と流行りの機能を網羅します。
持ち歩きを考えたい場合は、軽さと小ささは重要ですし、この価格帯の製品では、おすすめできる小型機です。
【2023年発売】JBLT770NCBLK JBLT770NCWHT
28・ JBL Tune 770NC
¥9,900 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
【2025年発売】(下位機:ノイキャンなし)
28・ JBL Tune 730BT
¥9,582 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC LC3
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:44時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:232g
JBL Tune 770NC は、米国のJBLの発売するワイヤレスヘッドホンです。
軽量性を重視した入門シリーズの1つです。
なお、 730BTは、ノイキャンと外音取り込み非搭載の下位機です。
発売年が新しい関係で(新しい)Bluetooth 6.0対応ですが、特に音質面への影響はありません。そのほか、有線接続もそちらは非対応です。
530BTはそのまた下位の廉価版です。
こちらは、152gの重量でオンイヤーの小型・軽量タイプです。
ただ、ドライバーは33mmで、低音域は、DSP技術(JBL Pure Bassサウンド)で強化する感じです。
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結論的にいえば、今回の記事の主旨である、音質や機能面を考えると、 Tune 770NCがおすすめです。
以下、Tune 770NCをベースに説明をしていきます。

本体の重さは、232gです。
本機のドライバーサイズを考えれば、割と優秀です。
ドライバーは、40mmです。
素材は不明ですが、最近はこのパターンがどこも多いです。
音質は、JBLについては、中音域を重視しつつ、低音を無理のない範囲で強化する方向性です。
これは、各機に共通します。
音質のパーソナライズは、特段機能性を持ちません。

Bluetooth規格は、Bluetooth5です。
コーデックは、SBCとLC3です。
なお、LC3は、LE Audioの標準規格になるコーデックで、SBCに置き換わるだろう、高圧縮率のコーデックです。
遅延が少ないことが特徴でゲームやTV向きですが、ハイレゾには対応しないです。もちろん、送信機器側の対応も必要です。
立体音響は、特別な対応表明はないです。
再生周波数帯域は、一方、20Hz-20kHzです。
ハイレゾにはしたがって非対応です。
連続再生時間は、ノイキャンを利用して、44時間です。

ノイズキャンセリング機能は、Wマイク式です。
ただ、アダプティブなリアルタイム分析は伴わないものです。
ただ、パッシブな遮音性もあるオーバーヘッド型ヘッドホンならば、この程度あれば、現行水準の中級機として問題ないでしょう。
マイクは、搭載です。
外音取込モードは、2モード搭載です。
一般的なヒアスルー(トークスルー)と、歩行時などに音を安全に下げる、アンビエントアウェアモードを搭載です。
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以上、JBL Tune 770NC の紹介でした。
比較的安めながら、40mmのドライバー、Wマイク式のある程度しっかりしたノイキャンを装備しつつ、わりと軽めです。
外観はカジュアルなので世代を選びそうですが、スペック的にバランスが取れていて良い製品に思います。
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【2025年発売】
29・ JBL Tune 530BT
¥6,746 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
【2023年発売】
29・JBL Tune 520BT
¥7,115 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
ドライバー: 33mmドーム型
コーデック: SBC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:76時間
ノイズキャンセル:
有線接続:
重さ:157g
一方、JBLについては、普及機でTune 530BTというラインもあります。
旧機が残りますが、こちらの場合、主にはBluetooth規格の更新(5.3→6.0)です。そのほか、連続再生時間の評価(57→76時間)が上がっています。
ドライバーは、ただ、33mmと小さめで、形状としても、小さめのオンイヤーです。
音質の傾向は、中音域重視で低音域もそこそこ出るタイプですが、ドライバサイズの限界もあり、低音域の量感ほか、高音域がやや「おとなしい」とは言えます。
【2022年発売】
30・JBL Quantum 910 Wireless
¥19,340 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:(20Hz-40kHz)
ドライバー: 50mm
コーデック: SBC Wi-Fi
3D音響:対応(JBL QuantumSPHERE 360)
個人最適化:
連続再生時間:39時間
ノイズキャンセル:1マイク式
有線接続:対応
重さ:420g
JBL Quantum 910 Wireless は、米国のJBLの発売するワイヤレスヘッドホンです。

だだし、正確には本機は「ゲーム用のヘッドセット」で、写真のような収納式のマイクが装備されるほか、遅延対策としてBluetoothほかWi-Fiも装備します。
このジャンルはソニーなども展開します。
「ヘッドセット」はヘッドホンとは違うジャンルとみなされるため、このブログでは見ていません。ただ、JBLのハイエンドは、現在、こちらになるため、試みに紹介しました。
本体の重さは、420gです。
軽くはないです。
再生周波数帯域は、20Hz-40kHzです。
ギリギリですが、ハイレゾ対応水準です。
ただ、パッシブでの表記なので、Wi-Fiで使う場合は、ヘッドホンのアンプを使う(アクティブ)なので、ハイレゾ非対応ということのようです。
3.5mmケーブルでつなげた場合の話です。
ドライバーは、50mmです。
ゲーミング用ということもあり、大きめです。
むろん、爆発的な低音域を出すためで、ゲーミング用に最適化されたチューンです。
一方、素材などの説明はないですが、ドライバの周波数特性自体はハイレゾ対応とのことです。
Bluetoothコーデックは、SBCのみです。
この部分で言えば、本機は、本質的にはWi-Fiでつなげる必要があると言えます。3.5mmステレオケーブルでもつながりますが。
音質のパーソナライズは、特段機能性を持ちません。

立体音響は、JBL QuantumSPHERE 360で対応です。
Apple系同様、頭の動きに追随するヘッドトラッキング対応です。
ジャイロとマイクを利用して、利用者の頭の向きに連動して、立体音響の方向性を正しく調整する技術です。
音源は、Netflixなどを含め、多チャンネルデータ(5.1ch 7.1ch)の仮想サラウンド再生(JBL QuantumSURROUND)もできます。
ただし、添付のドングルで、PC(Win)とつなげた上で、専用ソフトを介しての処理になります。したがって、ゲーム機やスマホでは対応できないことになります。
この部分は、Appleとの方向性の違いですが、本機はゲーミング用なので用途的にはこれでよいのかとも思います。
ノイズキャンセリング機能は、本機も搭載です。
同社の場合、Wマイク式はハイブリッドANCと記載されることからすると、1マイク式でしょう。
ただ、ゲーミング用、室内用なので、これで良いのかと考えます。

外音取込モードは、ないです。
ゲーム用なので、ライティングは可能です。
連続再生時間は、ライティングを利用しない状態で39時間です。
Wi-Fiでもあまり短くならないような書き方です。
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以上、 JBL Quantum 910 Wireless の紹介でした。
(当たり前ですが)ゲーム専用で、ゲームに最適化された音質です。多チャンネルデータやヘッドトラッキングを活かせるのも、実際PCだけである部分が注意点でしょう。
音質的にもヘッドセットは、ゲーム(没入感)重視なので、映画視聴との兼用は可能ですが、音楽用との兼用は、さほど向かないでしょう。
3-2・アンカーのヘッドホン

続いて、米国のアンカーのBluetoothヘッドホンです。
日本では、バッテリーメーカーとして知られますが、吸収した音響メーカーのZoloの製品を原点として、この分野でもプレゼンスがあります。
【2024年発売】
31・ANKER Soundcore Space One Pro A3062N11
31・ANKER Soundcore Space One Pro A3062N21
¥26,990 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-40Hz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC, AAC, LDAC
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:対応
連続再生時間:40時間
ノイズキャンセル:Wマイク式(自動)
有線接続:対応
重さ:287g
Soundcore Space One Proは、アンカーの密閉型ヘッドフォンの上位機です。
ワイヤレスが、有線接続も可能です。
充電池残量があれば、ノイキャンも利用可能です。

本体の重さは、287gです。
オーバーイヤー型の平均値といったところです。

再生周波数帯域は、20Hz-40Hzです。
業界のハイレゾ認証基準に達しています。
ドライバーは、40mmです。
ドライバーは、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)素材とPU(ポリウレタン)の三層複合振動板です。
イヤホンを含めて採用例が割と多く、例えば、このブログでもNoble Audioのイヤホンで見たことがあります。パナソニックも使っていました。
歪み率の少ない音質であることが強調されます。
音質は、低音域のボリューム感を重視した構成です。
高音域は「きらびやかさ」「自然さ」ともに、控えめで中庸です。低音域は、逆に、質感は普通ですが、量感重視です。重低音を含めたボリューム感は、相当強めです。
一方、中音域も低音のボリューム感が影響して明晰感は今一歩という感じです。高音域とのクロスもそこまで評価はできません。
音源的には、低音域のボリューム感の強さが活きるEDM・ヒップホップなどの再生は、1クラス上の製品と比べても良さそうです。

音質のパーソナライズは、同社のHear ID(HearID 2.0)に対応です。
同社のTWS型イヤホンで先行採用が見られました。
大手他社でもみられますが、アプリでの調音検査により、聴覚に合わせたフィッティングを行う物です。

Bluetooth規格は、Bluetooth5.3に対応です。
マルチポイント接続にもしっかり対応します。
コーデックは、SBCとAACのほか、LDAC対応です。
したがって、ワイヤードでも、ワイヤレスでも「ハイレゾ対応」です。
立体音響は、本機の注目点で、対応です。
正確には「Dolby Audioによる3Dオーディオに対応」との表現です。
Dolby Atmosのような専用の立体音響データを前提とする方式ではなく、本機側のDolby Audioによる信号処理で、ステレオ感や空間的な拡がりを強調する仕組みです。
そのため、通常のステレオ音源にも利用できます。Ankerは、オンラインライブや映画などでの利用に向く機能として説明しています。
なお、Dolby Audio自体にはヘッドホン向けのバーチャライザ技術がありますが、本機が具体的にどの処理を利用して3Dオーディオを生成しているかまでは、公式資料では説明がありません。
この方式でも、以前の「2Dサラウンド」との違いはしっかり分かります。
なお、通信容量の限界で、LDACとの併用は不可です。
ヘッドトラッキングは、非対応です。
連続再生時間は、ノイキャンを利用した場合、50時間です。
LDACとノイズキャンセリング利用時の数字だと37時間ですが、長いと言えます。
バッテリーメーカーらしいと言えます。

ノイズキャンセリング技術は、搭載されます。
「ウルトラノイズキャンセリング3.5」という名前です。
型番の付け方からすると、2020年登場のクアルコムの「第3世代 Adaptive ANC」(QCC307x )の改良版でしょう。
いずれにしても今回使っている区分では、Wマイク式(自動)です。
片側3つのマイク(内側・外側1)を装備し、搭載AIがその情報を解析します。周囲の状況にあわせて、毎分180回をスキャンできる、Adaptive ANCの水準ですので、ヘッドホンだと高度です。
先述のHear IDのデータの付け合わせまではしませんが、ヘッドホンの場合、それでも良い気がします。
外音取込は、可能です。強度は5段階調整です。
右耳にタッチでの切替です。マイク搭載でハンズフリー通話もできます。
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以上、アンカーのSoundcore Space One Proの紹介でした。
性能面では、空間オーディオとパーソナライズ部分で、大手各社に見られる上位装備を備えます。その上で、アンカーらしく新技術を安めに楽しめるようにした部分でお買得感もあります。
音質は、一方、低音域のボリューム感を重視する構成です。迫力重視ならば、マッチするでしょう。一方、ハイレゾ再生にはそこまで向かない印象です。ボーカル曲も中音域の性質的に、もう少しマッチするヘッドホンは他にありそうです。
3Dサラウンドの部分は、ただ、音源のもつ立体音響をふまえた処理・調整に言及がない部分で(言い方が難しいですが)「真の空間オーディオ」と言えない部分はありま。
それでも、安いことは間違いないですので、低音域のボリューム感を重視しつつ、新技術を値頃な値段で楽しみたい場合、こうほにできるでしょう。
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なお、ANKERはもう少し安めの下位機が他にもあります。
簡単に見ておきます。

【2026年発売】D1402N11 D1402N21 D1402N61
32・ANKER Soundcore Space 2
¥16,990 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-40Hz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC, AAC, LDAC
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:対応
連続再生時間:50時間
ノイズキャンセル:Wマイク式(自動)
有線接続:対応
重さ:260g
第1に、 Soundcore Space 2 です。
先ほど機種の下位機です。

本体の重さは、260gです。
先ほどの上位機とさほど変わりません。
ただ、折りたたんでの携帯性は、上位機と少し差が付きます。

ドライバーも、同じ40mmのダイナミック型です。
ただし、素材は変わり、こちらはシルク素材とメタルセラミックの二層複合振動板です。
定量的な性能差は示されませんが、上位機はPEEK+PUの三層複合振動板ですので、ドライバー部分ではグレード差を付けていると言えるでしょう。
音質のパーソナライズは、HearID 3.0です。
聴覚をふまえて音質を個人に合わせる基本的な機能性は上位機のHearID 2.0と同じですが、発売が新しい本機の方がバージョンは新しいです。
ただ、2.0から3.0への具体的な機能差について、同社は詳しい説明をしていません。
立体音響は、本機も対応です。
ヘッドホン側の変換システムは、上位機の「Dolby Audio」由来の仕組みではなく、Anker独自の「3Dオーディオ」になります。
ただ、これだけで性能差やコストカットとは言えません。同社はTWS型イヤホンなどでも独自の3Dオーディオを展開しており、その系統の技術とみるのが自然でしょう。

Bluetooth規格は、Bluetooth 6.1です。
ノイズキャンセリング技術は、リアリティ補正のあるWマイク式(自動)です。
本機も、「ウルトラノイズキャンセリング3.5」です。
ただし、上位機は6つのサウンドセンサーを明記する一方、本機はセンサー数の開示がないので、全く同じ仕様かは判断できません。
外音取り込みは、本機も対応です。
ただ、通話に使うマイクは3マイクですので、Proより1つ少ない仕様です。
あとは、言及したい大きな違いはないです。
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結論的にいえば、音周りは振動版の違いで、上位機とは差をつけている印象です。
一方、3Dオーディオ部分は仕様差はありますが、発売時期の違いもふまえると、上下関係があるとまでは断定できない感じです。
一定の価格差はあるので予算によっては本機を候補にしても良いでしょう。ただ、ドライバー回りの作り込みを重視するならば、上位機を選ぶ意味はあります。
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【2022年発売】
黒 A3040011 白 A3040021 青 A3040031
33・ANKER Soundcore Space Q45 A3040011
¥13,491 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-40Hz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC, AAC, LDAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:50時間
ノイズキャンセル:Wマイク式(自動)
有線接続:対応
重さ:293g
第2に、ANKER Soundcore Space Q45 です。
2022年発売で、現在では、Space 2の下位機に位置づけられる製品です。

本体の重さは、293gです。
ドライバーも、同じ、40mmです。
振動板は、シルク素材とセラミック素材を組み合わせた二層構造です。
音質のパーソナライズ・立体音響は、この世代は非対応です。
この部分がここまでの機種とのはっきりした違いです。

ノイズキャンセリング技術は、Wマイク式(自動)です。
ただし、旧式で、ウルトラノイズキャンセリング2.0という名前です。
この世代も、ヘッドホンの装着状況はふまえますが、リアルタイム分析は騒音部分のみで、装着状況のリアルタイム分析はなしませんので、性能面で差があります。
あとは、言及したい違いはないです。
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結論的にいえば、上位機と比べると、3Dオーディオが楽しめない部分が違いです。
そこまでの価格差はないので、今選ぶならば、先ほどの機種がおすすめです。
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【2024年発売】
青 A3035011 白 A3035021 青 A303503
34・ANKER Soundcore SPACE ONE
¥8,490 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-20Hz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC, AAC, LDAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:55時間
ノイズキャンセル:Wマイク式(自動)
有線接続:対応
重さ:270g
第3に、Soundcore Space Oneです。
Space Q45の下位機ですが、発売が新しいので、別ラインと理解するべき製品です。

Q45と較べる場合、外装部分が少しカジュアルです。
音質部分は、一方、ドライバサイズは同じです。
周波数帯域の部分の数字がことなり、高音域がハイレゾ水準表記ではないです。
販売店側の情報だと(おそらくLDAC採用の関係で)ハイレゾともありますが、振動板自体の構造(二層振動板ドライバー)表記もないので、音質部分では、上位機に及ばないようです。
ノイズキャンセリングは、一方、Wマイク式です。
自動調整に対応(ウルトラノイズキャンセリング 2.0)ですので、この部分では、Q35以上で、Q45と同等です。
あとは、発売時期の関係で、Bluetooth 5.3対応で、安定度が増した部分が目につく程度です。
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結論的にいえば、外観のカジュアルさとノイキャン部分の優秀さはありますが、音質に注目するならば、やはりQ45と言えます。
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【2025年発売】
黒 A3028N14 青 A3028N34 赤 A3028N54
35・ANKER Soundcore Q30i
¥6,990 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-40kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC, AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:50時間
ノイズキャンセル:1マイク式
有線接続:対応
重さ:260g
第3に、Soundcore Q30iです。
2024年登場の Life Q30 第2世代の後継機です。
こちらは、LDACに対応しない機種です。

ドライバーは、同じサイズですが、Bluetoothコーデックの関係で有線接続のみハイレゾ対応水準になります。
ノイキャンは、「ウルトラノイズキャンセリング」の記載がないです。
おそらく、一般的な1マイク方式だと思います。
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【2023年発売】
黒 A3004Z11 青 A3004Z3 白 A3004Z
36・ANKER Soundcore Q20i
¥5,490 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC, AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:40時間
ノイズキャンセル:本文参照
有線接続:対応
重さ:246g
型番からすると下位機種ですが、ドライバーサイズなどの仕様はLife Q30と似ます。
一方、本機は、片側に2つのマイク(総計4)という記載でです。
ただ、イヤホンの内側と外側にそれぞれ配置される(ハイブリットな)Wマイク式なのかは不明です。
また、 交通機関、屋外、屋内などの状況の切替には対応しません。ノイキャン部分のSOCが(ソニー系でなく)クアルコムのユニットなのかなと思います。
ノイズ除去についても、「自動車や飛行機のエンジン音などの低周波ノイズを除去」との表現だけなので、フルレンジのノイキャンではないのかもしれません。
3-3・SHUREのヘッドホン

続いては、米国のShureのBluetoothヘッドホンです。
同社もコアなファンが多いです。従来、Bluetooth方式には保守的でしたが、近年、音質向上が見られて以降は、多く展開をはじめています。
【2023年発売】
37・SHURE AONIC 50 GEN 2 SBH50G2-BK-J
¥40,687 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-22kHz
個人最適化:
3D音響:
ドライバー:50mm
コーデック: SBC AAC aptX HD LL LDAC
連続再生時間:45時間
ノイキャン:Wマイク式
有線接続:対応
重さ: 334グラム
SHURE AONIC 50 GEN 2 は、米国のShureの発売する、ノイキャンヘッドホンです。

本体の重さは、334gです。
少し重いです。
形状は写真のように、本機は口径がやや大きなオーバーイヤー型です。
ドライバーは、カスタム仕様の50mmです。
最近のヘッドホンとしては「大きめ」と言って良いです。
接続方法は、Bluetoothです。有線接続も可能です。

Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・aptX-HD LL Adaotive ・ LDACと、ほぼフル対応です。
立体音響や、音質のパーソナライズは、非対応です。
連続再生可能時間は、最大45時間です。
再生周波数帯域は、20Hz-22kHzというスペックです。
音質は、ドライバサイズから想像できますが、豊かな低音を特徴とします。
高音域は、総じて「明るい」印象です。ただ、少なくともBTで再生した場合ですが、ハイレゾ向きの「きらびやかさ」は感じませんし、それム機でもないです。「自然さ」もそこまで感じません。中音域は、明瞭感は十分です。低音が評価される機種ですが、中音域も良いです。
低音域は、量感重視です。重低音も強めで、ここはブランド特性が出ています。一方、低音域の質感(スピード感)は、そこまで強調できず、余韻は残る感じです。
一方、各帯域のクロスの自然さと、音の分離は多少課題がある感じです。
バッテリーは、40時間まで保ちます。

ノイズキャンセリング機能は、対応です。
こちらは、アダプティブな自動処理はしないWマイク式にです。
かかりは4段階で調整できますが、リアルタイム分析などの部分で、新機種には劣ります。
ただ、パッシブな遮音性はメーカー柄、高いと言えそうです。
マイクは、搭載です。
外音取り込みも対応です。
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以上、SHURE AONIC 50 GEN 2の紹介でした。
低音域の量感はしっかり感じる「シュアらしい」品質のヘッドホンです。全体的に、元気で明るいサウンドで、ハイレゾのような高解像度音源の再生にあまり向かないです。管楽器など「きらびやかさ」が活きるような音源も微妙なところでしょう。
逆に、低音域の強さもあり、EDMや映画などにはやはり向きます。
ノイキャンをマックスにかけて、音に没入して映画を見るなどの用途には向きそうな製品です。
パッシブな遮音しかなかった時代からのシュアの「特長」といえるこうした要素を、アクティブなノイキャン時代に合わせて構成としたという意味で「シュアらしい」と思いました。
3-4・Skullcandyのヘッドホン
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続いて、アメリカのスキャルキャンディのBluetoothヘッドホンです。
ドクロのロゴで有名な、ストリート系のヘッドホンで、2003年ユタ州で創業された比較的新しいメーカーです。

【2023年発売】
38・SKULLCANDY Crusher ANC 2 S6CAW-R740
¥29,400 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
ブラック:S6CAW-R740
ホワイト: S6CAW-R740
ブルー: S6CAW-S795
ピンク:S6CAW-S987
レッド:S6CAW-S801
【2020年発売】
38・SKULLCANDY Crusher Evo S6EVW-N740-E
38・SKULLCANDY Crusher Evo S6CPW-M685-EE
¥19,200 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:
ドライバー:40mmドーム型
コーデック: SBC AAC
個人最適化:対応
3D音響:
連続再生時間:50時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:332g
SKULLCANDY Crusher ANC 2 は、アメリカのSkullcandyのノイキャン対応ヘッドホンの上位機です。
同シリーズのSKULLCANDY Crusher Evoは本機の旧機です。ただ、ノイキャンに対応しない機種となります。
後述するように、本機はノイキャン部分も「音質に大きくかかわる仕様」なので、新機種のが良いように思います

本体の重さは、332gです。
300gは重さを感じ始める境目なのですが、ややオーバー気味です。

ドライバーは、40mmのドライバーが採用される点以外、情報非公開です。
その上で、Crusher Bassを搭載します。
専用の専用のハプティックドライバー(振動アクチュエーター)を低音(10Hz-200Hz)に同期させるSkullcandy独自の「Sensory Bass」技術です。ドライバーが発する低音に物理的な振動を加えるため、低音を耳だけでなく身体でも感じられます。
耳だけでなく身体でも低音を感じさせる仕組みともいえ、同社のヘッドホンの特徴で、人気の秘密です。
音質は、メーカーとしては、ストリート系に好まれるような、低音域に力を入れる傾向があります。
逆に、高音域はあまり伸びず、中音域の明晰性もイマイチですので、重低音に、音質性能の部分を注力した機種です。クロスも特に中低域が膨らみやすく、そこが課題です。

音質のパーソナライズは、「パーソナルサウンドプロファイル(パーソナルサウンド by Mimi)」が言及に値します。
アプリ上の聴覚テストに基づいて、音源再生を最適化できる機能です。こうしたカスタマイズ機能は、搭載する企業が一部に限られるので、ワンポイントと言えます。

Bluetoothコーデックは、SBC・AACに対応します。
立体音響は、特別な対応表明はないです。
通信安定性の面では、Bluetooth5.2に対応です。
問題ないです。

ノイズキャンセリング機能は、搭載です。
Wマイク式(デジタルハイブリッド式アクティブノイズキャンセリング)ですが、騒音の種類の違いや、装着状況のリアルタイム分析処理はなしません。
本機の場合、Crusher Bassの反響音を打ち消す意味もあり、音の邪魔をしない「振動」を味わえる、と言うのが1つの売りになります。
外音取り込み機能は、搭載です。
マイクも搭載です。
ノイズリダクションも対応します。

稼働時間は、50時間です。
一方、ユニークといえる機能は、忘れ物防止タグの「Tile」内蔵です。スマホとペアリングしておけば、Bluetoothの送信範囲(45m)ほどで、置き忘れた場所を探すことが可能です。
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以上、SkullcandyのSKULLCANDY Crusher ANC 2 の紹介でした。
センサリーベース技術の作用で、音楽を体感するという部分で、オリジナリティがある製品です。重低音の「楽しさ」を感じたい場合、候補になります。
高度なノイズキャンセラで没入感を高めつつも、音の振動を感じたい人にはとくにおすすめです。
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このほか、同社からは次のようなヘッドホンの展開もあります。
順番に確認していきます。

【2025年発売】
(上位機)
39・SKULLCANDY Aviator 900 ANC S6AVW-T740
¥53,800 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
(下位機)
39・ SKULLCANDY Hesh 540 ANC
¥22,865 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:
ドライバー:40mmドーム型
コーデック: SBC AAC LC3
個人最適化:対応
3D音響:THX 空間オーディオ
連続再生時間:60時間
ノイズキャンセル:Wマイク(自動)
有線接続:対応
重さ:332g
第1に、SKULLCANDY Aviator 900です。
こちらも、Skullcandyのノイキャン対応機です。
同時期にでた、 SKULLCANDY Hesh 540 ANCはその下位機にあたります。
こちらは、マイク数(4→6)が少ないほか、空間オーディオにおいてヘッドトラッキンに対応しないなどの部分で仕様差があります。そうなると、後述のドライバほどしか目地的な個性はないので、値段差の理由はあると言えます。

重さは、本機も、332gのオーバーイヤー型です。
ただ、本機は先述のセンサリーベース技術は未搭載になります。

ドライバーは、40mmです。
サスペンション型の専用ドライバとの表記で、振動版の実効面積を19%増やしたとの記載です。
主に低音域に効きそうです。
ただ、同社によると、音の歪みや濁りを解消し、全レンジで音のクリアさを担保するための工夫だとされます。中音域の濁りも改善しそうです。
DSP技術でのバスアップは強められるので、低音域は、重低音的な深さや量感については、期待値が高いです。低音の質感も、同ブランドの製品としてはでsぐあ、ある程度、質も伴うタイプです。
空間オーディオは、対応です。
Razer傘下のTHXが開発した空間化技術となる、THX Spatial Audioを採用しています。
この仕組みは、ヘッドトラッキングも対応でです。
ステレオ音源の「空間化」も対応します。
Dolby Atmosなどの立体音源利用する際の「重ね掛け」に対する注意を含めて、ここまで説明してきたAnkerやBOSEなどに見られる仕組みと、基本的には同じです。
音質のパーソナライズは、対応です。
「Personal Sound by Mimi」という名称で、左右の聴力を測定し、個人の聴こえ方に合わせて音を補正するタイプです。
一方、THX社は、耳や頭部の形状からHRTFそのものを個人化する「Personal HRTF」という技術も持ちます。
本機がこの機能まで利用しているかは、公式資料からは確定できません。個人の耳や頭部形状を取得する設定フローが見られないため、おそらくTHXの汎用的なHRTF(General HRTF)を利用していると考えられます。

ノイキャンは、日本サイトだと6マイクアクティブ ノイズキャンセリングという機能名です。
ただ、海外だと、Premium 6-mic adaptive ANCとの表記なので、リアルタイム補正はある上位版です。
片側について3マイクで打ち消しを行う方式です。
Bluetoothコーデックは、本機は、 SBC AACほか、LC3にも対応です。
あとは、通話時のノイズ低減、着脱時に音が自動で止まる装着検出、ゲーム時の低遅延モードの搭載などが機能的に目立つ部分です。
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結論的にいえば、やはり低音域の量感を最優先した製品ですので、豊かな低音が欲しい方に向けた製品です。
一方やはりメーカー独自の「個性」という部分では、センサリーベースがある先ほどの機種のほうが打ち出しは強く思います。
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【2026年発売】
40・ SKULLCANDY Crusher 540 Active
¥33,800 Amazon.co.jp (8/23執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:
ドライバー:40mmドーム型
コーデック: SBC AAC
個人最適化:対応
3D音響:
連続再生時間:40時間
ノイズキャンセル:
有線接続:対応
重さ:308g
第2に、 Crusher 540 Active です。
こちらは、スポーツ向けに出されるラインです。

重さは、308gです。
外装にナノコーティングをなすなど、汗や水に強い仕様にしています。
イヤークッションも通気性に配慮し、長時間の室内ジムワークでも、不快になりにくい工夫があります。側圧は強めで、動いても外れにくい仕様にしています。
防水等級は、一方、非開示です。
この部分や重さを考えると、ランニングなどより、ジムワークやダンスなどでの利用に向くでしょう。
ドライバーは、本機も40mmです。
低音を振動で表現できるCrusher Bassは本機も搭載です。
ノイズキャンセリングや3Dオーディオは、一方、省略されます。
音質のパーソナライズは、ただ、本機も「Personal Sound by Mimi」に対応します。
簡単な聴力テストを行い、個人の聴こえ方に合わせて音を補正する仕組みです。
マイクは搭載ですが、外音取り込みは対応が確認できません。
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結論的にいえば、はっきりした利用目的が想定された製品ですので、ジムワークなど用途に合う方が選ぶと良い機種です。
スポーツ特化型のオーバーヘッド型はあまり展開数が多いとは言えませんし、Crusher Bassというはっきりした特徴もあるため、一定のニーズはありそうです。
次回の予告
Bluetoothヘッドホンのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、Bluetoothヘッドフォンの比較の3回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。

4・Bluetoothヘッドホンの比較 (4)
4-1:ゼンハイザー〈ドイツ〉
4-2:B&W〈英国〉
4-3:ダイソン〈英国〉
4-4:B&O〈北欧〉
4-5:AKG〈北欧〉
5・Bluetoothヘッドホンの比較 (5)
5-1:NTTソノリティ〈日本〉
5-2:JVCビクター〈日本〉
5-3:AVIOT〈日本〉
5-4:final・Edifier・Sonos ほか
6・Bluetoothヘッドホンの比較 (6)
6-1:最終的なおすすめの提案【結論】
続く4回目記事(こちら)では、ゼンハイザーなどの海外ブランドのBluetoothヘッドホンを引き続きみていきます。
音質の良さ ★★★★★
重低音 ★★★★★
ノイズキャンセル ★★★★★
ハイレゾ再生 ★★★★★
空間オーディオ再生 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の結論編(こちら)では、ここまで紹介してきたBluetoothヘッドホン全てから、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
4回目記事は→こちら
