1回目記事からの続きです→こちら
3-1・JBLのヘッドホン

3回目記事のトップバッターはアメリカのJBLのBluetoothヘッドホンです。
音質的には、伝統的に(迫力より)ボーカルの聴きやすさなど中音域を大事にしてきた印象があるメーカーです。
1・ノイキャンヘッドホンの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ソニー〈日本〉
1-3:BOSE〈日本〉
1-4:Apple〈米国〉
2・ノイキャンヘッドホンの比較 (2)
2-1:Beats〈米国〉
2-2:ヤマハ〈日本〉
2-3:Ag.・Final〈日本〉
2-4:オーディオテクニカ〈日本〉
3・ノイキャンヘッドホンの比較 (3)
3-1:JBL〈米国〉
3-2:ANKER〈米国〉
3-3:SHURE〈米国〉
3-4:B&W〈イギリス〉
3-5:B&O〈デンマーク〉
4・ノイキャンヘッドホンの比較 (4)
4-1:ゼンハイザー〈ドイツ〉
4-2:他の企業〈各地〉
4-3・最終的なおすすめの提案【結論】
今回も1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら、以上のような順番で各社の製品をみていきます。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントについては赤系の文字色で、イマイチだと思う部分は青字で書いていきます。
【2025年発売】
(トランスミッター付属):黒のみ
19・JBL TOUR ONE M3 TX JBLTOM3AVIBL
¥52,000 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
(トランスミッターなし)
20・JBL TOUR ONE M3 JBLTOURONEM3BLK
20・JBL TOUR ONE M3 JBLTOURONEM3
20・JBL TOUR ONE M3 JBLTOURONEM3LTT
¥42,500 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:(10Hz-40kHz)
ドライバー: 40mm
コーデック: SBC AAC LDAC LC3
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:対応
連続再生時間:30時間
ノイズキャンセル:Wマイク(自動)
有線接続:対応
重さ:278g
JBL TOUR ONE M3は、米国のJBLの発売するワイヤレスヘッドホンの上級機です。

こちらは、タッチディスプレイ付属のトランスミッター(JBL Audio Transmitter for JBL Tour One M3)が付属するモデルがあります。
スマホやゲーム機とUSB-C接続をして、電波をヘッドホンに飛ばせます。そのほか、パネルで一部の設定操作ができます。なお、トランスミッターも充電式になります。
飛行機などのエンタメ機器などのBluetooth非対応機器、あるいは、特定のコーデック非対応のパソコンなどに、つなげたい場合に便利でしょう。

なお、非対応機でも、本機はDAC内蔵なので、有線状況なら使えると言うことは付記しておきます。

本体の重さは、278gです。
大手の上級機と同じほどの重さです。若干カップは大きめに見えます。
再生周波数帯域は、10Hz-40kHzです。
ギリギリですが、ハイレゾ対応水準です。
旧機だと、ハイレゾはパッシブ(有線)時のみでしたが、今回はLDAC対応なので、問題ないです。

ドライバーは、40mmです。
以前だと「平均的」と書くところです。
しかし、最近だとカップが小さめの製品が多くなった関係で40mmない製品も多いですし、「少し大きめ」と言えるかもしれません。
素材は、旧世代は、PU(ポリウレタン)とLCP(液晶ポリマー)でしたが、軽量で剛性の高い発泡マイカに変わりました。
据置スピーカー素材としては古典的ですが、ヘッドホンだと珍しい気もします。
音質は、高音質は「きらびやかさ」重視です。若干「刺さる」感じで自然さはイマイチですが、元気があって良いです。微細音の再現性も十分です。
中音域は、JBLの特長であり、明晰感もあり質は良いです。
ただ、ボーカルはそこまで前には出ず、むしろ音場の広さが印象的です。
低音域は、重低音を含めて量感は十分です。質感は、多少余韻がのこる感じです。クロスは問題なく、音の分離も良いです。全体としては軽いV字形(ドンシャリ系)です。
音源は、やはり低音域のボリューム感がある製品ですし、EDMなどのほか、映画などの視聴にも向くと言えます。

Bluetoothコーデックは、SBC・AA・LDAC・LC3です。
先述のように、現行機はハイレゾ対応です。
通信安定性の部分では、Bluetooth5.3なので、問題ないです。

音質のパーソナライズは、他社とはことなる方式ですが、充実します。
年齢・性別と「静か」と感じる騒音レベル、左右の周波数帯域ごとの聞こえ状況を入力し、細かいサウンドプロファイルをつくる機能があります(Personi-fi 3.0)。
この方式の場合、左右の耳、あるいは周波数帯域ごとの「聞こえ」の問題があるかたには、わりと重宝に感じるでしょう。
なお25年機からは、リアルタイムでの調整にも、ソニーなどとおなじで対応です(リアルタイム適応)。
なお、旧機のM2だと、プロファイル設定だけでした(Personi-fi 2.0)。

立体音響は、一方、本機は、「JBL空間サウンド」という名前で対応があります。
BOSE同様、専用音源が必要というわけではなく(イコライザ的な処理として)通常の音源を、独自の計算で「立体音響」にするというものです。
また。2025年モデルは、ヘッドトラッキング対応になりました。
映画やゲームでも立体音響を楽しみやすくなりました。
曽爾ともなって、ゲーム・音楽・映画と、空間サウンドのモード調整もできる用になっています。

ノイズキャンセリング機能は、搭載です。
旧機は左右合計6マイクでしたが、新機種から8マイクでの処理です。
長いですが、「リアルタイム補正機能付きハイブリッドノイズキャンセリング 2.0」という機能名です。
JBLの場合、旧機でもリアルタイム補正ができましたが、処理可能な情報量が増えた結果、キャンセル量がより高まりました。
パーツベースで言えば、旧機(TOUR ONE M2)の場合、クアルコムの「第4世代 Adaptive ANC」(QCC514x )だったと思われます。しかし、今回、「第3世代 Adaptive ANC」(QCC307x )に更新されたようです。
なお、既に見たソニーの最上位機や、2024年登場のクアルコムの「第5世代(QCC309x )」Socだと、6マイクでの処理も可能ですので、そちらには及びません。
とはいえ、それに次ぐ水準です。
オーバーヘッド型がそれ自体パッシブな「耳せん」の役割を果たしますし、一般的に言えば、これでも十分以上でしょう。

なお、マイク自体は通話用を含めた総計10個です。
外音取込モードは、対応です。
また、リアルタイムで状況が見れるので、チャットなどの短い会話の際に、音声に反応し、再生ボリュームを一時的に下げ、マイクを起動する機能(スマートトーク)が利用できます。音楽を消さずとも会話できるので、オンラインゲームなどをする場合も、楽でしょう。
連続再生時間は、ノイキャンONで40時間です。
そのほか、GoogleとAmazon系の音声AIに対応できる機種となります。
マイクは、通話用には4マイクを使います。
ビームフォーミング対応で、Soc由来ですがAIによるノイズ低減アルゴもあります。
通話品質は良好でしょう。
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以上、 JBL TOUR ONE M3 の紹介でした。
音響大手の製品で、大きめのドライバーを採用する機種です。
ノイキャンもソニーの最上位機を除けば、オーバーヘッド型では強いと言って良いです。
音質のパーソナライズ(Personi-fi 3.0)に対応する上で、ハイレゾほか、立体音響も、ヘッドトラッキングを含めて対応する点も、網羅的です。
大手各社の最上位機だけで言えば「安め」ですし、費用対効果は高そうです。選んでもよいでしょう。
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【2023年発売】
21・JBL LIVE 770NC
¥16,000 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:(20Hz-40kHz)
ドライバー: 40mm
コーデック: SBC AAC
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:対応
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:50時間
ノイズキャンセル:Wマイク(自動)
有線接続:対応
重さ:256g
なお、本機の下位機となるのが、JBL LIVE 770NCです。

大きく異なるのは、外装です。
バンド部分を含めて、若干「若者向き」というか、ポップなデザインにすることで、コストを下げています。
音質の部分では、ドライバーも40mmと同じです。
ただ、素材と構造は上位機と替えているようです。
低音部分の周波数帯域のスペックが20Hzとすこし「落ちて」います。
空間オーディオは、対応ですが、ヘッドトラッキングができない世代です。
音質のパーソナライズ)も、リアルタイム分析ができない旧世代(Personi-fi 2.0)です。
ノイキャンも、クアルコムの旧世代(第3世代 Adaptive ANC)で、片側4マイクです。
悪くないにせよ、騒音の減衰率はやや落ちるでしょう。
外音取り込みは、可能ですが、スマートトークは対応しません。
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結論的にいえば、1つ上でみた、上位機の旧機(JBL TOUR ONE M2)と比べても、とそこそこの値段差があり、安めです。
また、外観は大きく変わりますが、そちらとの機能差はそこまでないようにも思います。
この価格帯の製品としては、ノイキャンの精度も良く、空間オーディオも対応している部分で、費用対効果の部分で魅力があります。
ただし、若向きのデザインである点と、BTだと、ハイレゾ対応水準にならない部分は注意点です。
【2023年発売】JBLT770NCBLK JBLT770NCWHT
22・ JBL Tune 770NC
¥12,980 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC LC3
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:44時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:
重さ:232g
JBL Tune 770NC E は、米国のJBLの発売するワイヤレスヘッドホンです。
軽量性を重視した入門シリーズの1つです。

本体の重さは、232gです。
本機のドライバーサイズを考えれば、割と優秀です。
ドライバーは、40mmです。
素材は不明ですが、最近はこのパターンがどこも多いです。
音質は、JBLについては、中音域を重視しつつ、低音を無理のない範囲で強化する方向性です。
これは、各機に共通します。
音質のパーソナライズは、特段機能性を持ちません。

Bluetoothコーデックは、SBCとLC3です。
なお、LC3は、LE Audioの標準規格になるコーデックで、SBCに置き換わるだろう、高圧縮率のコーデックです。
遅延が少ないことが特徴でゲームやTV向きですが、ハイレゾには対応しないです。もちろん、送信機器側の対応も必要です。
立体音響は、特別な対応表明はないです。
再生周波数帯域は、一方、20Hz-20kHzです。
ハイレゾにはしたがって非対応です。
通信安定性の面では、Bluetooth5.0に対応します。
連続再生時間は、ノイキャンを利用して、44時間です。

ノイズキャンセリング機能は、Wマイク式です。
ただ、アダプティブなリアルタイム分析は伴わないものです。
ただ、パッシブな遮音性もあるオーバーヘッド型ヘッドホンならば、この程度あれば、現行水準の中級機として問題ないでしょう。
マイクは、搭載です。
外音取込モードは、2モード搭載です。
一般的なヒアスルー(トークスルー)と、歩行時などに音を安全に下げる、アンビエントアウェアモードを搭載です。
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以上、JBL Tune 770NC の紹介でした。
比較的安めながら、40mmのドライバー、Wマイク式のある程度しっかりしたノイキャンを装備しつつ、わりと軽めです。
外観はカジュアルなので世代を選びそうですが、スペック的にバランスが取れていて良い製品に思います。
【2022年発売】
23・JBL Quantum 910 Wireless
¥31,200 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:(20Hz-40kHz)
ドライバー: 50mm
コーデック: SBC Wi-Fi
3D音響:対応(JBL QuantumSPHERE 360)
個人最適化:
連続再生時間:39時間
ノイズキャンセル:1マイク式
有線接続:対応
重さ:420g
JBL Quantum 910 Wireless は、米国のJBLの発売するワイヤレスヘッドホンです。

だだし、正確には本機は「ゲーム用のヘッドセット」で、写真のような収納式のマイクが装備されるほか、遅延対策としてBluetoothほかWi-Fiも装備します。
このジャンルはソニーなども展開します。
「ヘッドセット」はヘッドホンとは違うジャンルとみなされるため、このブログでは見ていません。ただ、JBLのハイエンドは、現在、こちらになるため、試みに紹介しました。
本体の重さは、420gです。
軽くはないです。
再生周波数帯域は、20Hz-40kHzです。
ギリギリですが、ハイレゾ対応水準です。
ただ、パッシブでの表記なので、Wi-Fiで使う場合は、ヘッドホンのアンプを使う(アクティブ)なので、ハイレゾ非対応ということのようです。
3.5mmケーブルでつなげた場合の話です。
ドライバーは、50mmです。
ゲーミング用ということもあり、大きめです。
むろん、爆発的な低音域を出すためで、ゲーミング用に最適化されたチューンです。
一方、素材などの説明はないですが、ドライバの周波数特性自体はハイレゾ対応とのことです。
Bluetoothコーデックは、SBCのみです。
この部分で言えば、本機は、本質的にはWi-Fiでつなげる必要があると言えます。3.5mmステレオケーブルでもつながりますが。
音質のパーソナライズは、特段機能性を持ちません。

立体音響は、JBL QuantumSPHERE 360で対応です。
Apple系同様、頭の動きに追随するヘッドトラッキング対応です。
ジャイロとマイクを利用して、利用者の頭の向きに連動して、立体音響の方向性を正しく調整する技術です。
音源は、Netflixなどを含め、多チャンネルデータ(5.1ch 7.1ch)の仮想サラウンド再生(JBL QuantumSURROUND)もできます。
ただし、添付のドングルで、PC(Win)とつなげた上で、専用ソフトを介しての処理になります。したがって、ゲーム機やスマホでは対応できないことになります。
この部分は、Appleとの方向性の違いですが、本機はゲーミング用なので用途的にはこれでよいのかとも思います。
ノイズキャンセリング機能は、本機も搭載です。
同社の場合、Wマイク式はハイブリッドANCと記載されることからすると、1マイク式でしょう。
ただ、ゲーミング用、室内用なので、これで良いのかと考えます。

外音取込モードは、ないです。
ゲーム用なので、ライティングは可能です。
連続再生時間は、ライティングを利用しない状態で39時間です。
Wi-Fiでもあまり短くならないような書き方です。
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以上、 JBL Quantum 910 Wireless の紹介でした。
(当たり前ですが)ゲーム専用で、ゲームに最適化された音質です。多チャンネルデータやヘッドトラッキングを活かせるのも、実際PCだけである部分が注意点でしょう。
音質的にもヘッドセットは、ゲーム(没入感)重視なので、映画視聴との兼用は可能ですが、音楽用との兼用は、さほど向かないでしょう。
3-2・Ankerのヘッドホン

続いて、米国のアンカーのノイキャンヘッドホンです。
日本では、バッテリーメーカーとして知られますが、吸収した音響メーカーのZoloの製品を原点として、この分野でもプレゼンスがあります。
【2024年発売】
24・ANKER Soundcore Space One Pro A3062N11
25・ANKER Soundcore Space One Pro A3062N21
¥26,990 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-40Hz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC, AAC, LDAC
3D音響:対応(自社方式)
個人最適化:対応
連続再生時間:40時間
ノイズキャンセル:Wマイク式(自動)
有線接続:対応
重さ:287g
Soundcore Space One Proは、アンカーの密閉型ヘッドフォンの上位機です。
ワイヤレスが、有線接続も可能です。
充電池残量があれば、ノイキャンも利用可能です。

本体の重さは、287gです。
オーバーイヤー型の平均値といったところです。

再生周波数帯域は、20Hz-40Hzです。
業界のハイレゾ認証基準に達しています。
ドライバーは、40mmです。
ドライバーは、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)素材とPU(ポリウレタン)の三層複合振動板です。
イヤホンを含めて採用例が割と多く、例えば、このブログでもNoble Audioのイヤホンで見たことがあります。パナソニックも使っていました。
歪み率の少ない音質であることが強調されます。
音質は、低音域のボリューム感を重視した構成です。
高音域は「きらびやかさ」「自然さ」ともに、控えめで中庸です。低音域は、逆に、質感は普通ですが、量感重視です。重低音を含めたボリューム感は、相当強めです。
一方、中音域も低音のボリューム感が影響して明晰感は今一歩という感じです。高音域とのクロスもそこまで評価はできません。
音源的には、低音域のボリューム感の強さが活きるEDM・ヒップホップなどの再生は、1クラス上の製品と比べても良さそうです。

音質のパーソナライズは、同社のHear ID(HearID 2.0)に対応です。
同社のTWS型イヤホンで先行採用が見られました。
大手他社でもみられますが、アプリでの調音検査により、聴覚に合わせたフィッティングを行う物です。

通信安定性の面では、Bluetooth5.3に対応です。
最近多い、マルチポイント接続にもしっかり対応します。
Bluetoothコーデックは、SBCとAACのほか、LDAC対応です。
したがって、ワイヤードでも、ワイヤレスでも「ハイレゾ対応」です。
立体音響は、本機の注目点で、対応です。
正確には「Dolby Audioによる3Dオーディオに対応」との表現です。
ようするに(コンテンツに高さ方面の情報データがある)Dolby Atmosを使える「空間オーディオ」と違い、2Dのデータがイヤホンに入り、独自計算で、3Dサラウンドに仮想化させている独自方式になると思います。
Apple・Sony系以外の大手各社は、自社、あるいは、他社システムを利用して、こうした3Dサラウンド機能を実装してきており、その流れです。
他社でもみられますが、この方式でも、むろん2Dとの違いは分かります。
なお、通信容量の原型で、LDACとの併用は不可です。
連続再生時間は、ノイキャンを利用した場合、50時間です。
LDACとノイズキャンセリング利用時の数字だと37時間ですが、長いと言えます。
バッテリーメーカーらしいと言えます。

ノイズキャンセリング技術は、搭載されます。
「ウルトラノイズキャンセリング3.5」という名前です。
型番の付け方からすると、2020年登場のクアルコムの「第3世代 Adaptive ANC」(QCC307x )の改良版でしょう。
いずれにしても今回使っている区分では、Wマイク式(自動)です。
片側3つのマイク(内側・外側1)を装備し、搭載AIがその情報を解析します。周囲の状況にあわせて、(あま多くないですが)毎分180回をスキャンできる、Adaptive ANCの水準ですので、ヘッドホンだと高度です。
正確に言えば、毎分180回という分析回数は、リアルタイム分析としては、さほど多くもないです。ただ、この部分のスペックは、全企業が出しているわけではないですし比較はできません。分析する部分はやはりワンポイントです。
先述のHear IDのデータの付け合わせまではしませんが、ヘッドホンの場合、それでも良い気がします。
外音取込は、可能です。強度は5段階調整です。
右耳にタッチでの切替です。マイク搭載でハンズフリー通話もできます。
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以上、アンカーのSoundcore Space One Proの紹介でした。
性能面では、空間オーディオとパーソナライズ部分で、大手各社に見られる上位装備を備えます。
その上で、アンカーらしく新技術を安めに楽しめるようにした部分でお買得感もあります。
3Dサラウンドの部分は、ただ、音源のもつ立体音響をふまえた処理・調整に言及がない部分で(言い方が難しいですが)「真の空間オーディオ」と言えない部分はありま。
それでも、安いことは間違いないですので、新技術を値頃な値段で楽しみたい場合、こうほにできるでしょう。
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なお、ANKERはもう少し安めの下位機が他にもあります。
簡単に見ておきます。

【2022年発売】
黒 A3040011 白 A3040021 青 A3040031
26・ANKER Soundcore Space Q45 A3040011
¥14,990 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-40Hz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC, AAC, LDAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:50時間
ノイズキャンセル:Wマイク式(自動)
有線接続:対応
重さ:293g
第1に、ANKER Soundcore Space Q45 です。
先ほどの機種がでるまで、同社の上位機だった製品です。

本体の重さは、293gです。
先ほどの上位機とさほど変わりません。
ドライバーも、同じ、40mmです。
ただし、素材的な説明はない二層振動板ドライバーです。
音質のパーソナライズ・立体音響は、非対応です。

ノイズキャンセリング技術は、搭載されます。
こちらはWマイク式(自動)です。
ただし、旧式で、ウルトラノイズキャンセリング2.0という名前です。。
本機もクアルコムのBluetooth Socの機能性を利用しますが「 第2世代 Adaptive ANC」です。
この場合も、ヘッドホンの装着状況はふまえますが、リアルタイム分析は騒音部分のみで、装着状況のリアルタイム分析はなしませんので、性能面で差があります。。
あとは、言及したい違いはないです。
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結論的にいえば、上位機と比べると、3Dオーディオが楽しめない部分はありますが、値段は相当安めです。
ハイレゾ対応水準で、ドライバーも大きめである上で、Wマイク式のノイキャンですし、この価格帯の炊きと比べても、機能面でお買得感を感じます。
入門機で言えば、割と良い選択肢と思います。
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【2024年発売】
青 A3035011 白 A3035021 青 A303503
27・ANKER Soundcore SPACE ONE
¥10,990 Amazon.co.jp (3/13執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-20Hz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC, AAC, LDAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:55時間
ノイズキャンセル:Wマイク式(自動)
有線接続:対応
重さ:270g
第2に、Soundcore Space Oneです。
Space Q45の下位機ですが、発売が新しいので、別ラインと理解するべき製品です。

Q45と較べる場合、外装部分が少しカジュアルです。
音質部分は、一方、ドライバサイズは同じです。
周波数帯域の部分の数字がことなり、高音域がハイレゾ水準表記ではないです。
販売店側の情報だと(おそらくLDAC採用の関係で)ハイレゾともありますが、振動板自体の構造(二層振動板ドライバー)表記もないので、音質部分では、上位機に及ばないようです。
ノイズキャンセリングは、一方、Wマイク式で、自動調整に対応(ウルトラノイズキャンセリング 2.0)ですので、この部分では、Q35以上で、Q45と同等です。
あとは、発売時期の関係で、Bluetooth 5.3対応で、安定度が増した部分が目につく程度です。
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結論的にいえば、外観のカジュアルさとノイキャン部分の優秀さはありますが、音質に注目するならば、やはりQ45と言えます。
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【2024年発売】
黒 A3028013 青 A3028033 赤 A3028053
28・ANKER Soundcore Life Q30 第2世代
¥8,990 Amazon.co.jp (3/13執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:16Hz-40kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC, AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:50時間
ノイズキャンセル:1マイク式
有線接続:対応
重さ:260g
第3に、Soundcore Life Q30です。
こちらは、LDACに対応しない機種です。
ドライバーは、同じサイズですが、コーデックの関係で、有線接続のみハイレゾ対応水準になります。
ノイキャンは、「ウルトラノイズキャンセリング」の記載がないです。
「2マイク」とありますが、ハイブリッド式(Wマイク)か、両側に片方で2つか、書き方が微妙です。おそらく1マイクだと思います。
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【2023年発売】
黒 A3004Z11 青 A3004Z3 白 A3004Z
29・ANKER Soundcore Q20i
¥6,990 Amazon.co.jp (3/13執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC, AAC
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:40時間
ノイズキャンセル:本文参照
有線接続:対応
重さ:246g
第4に、Soundcore Life Q21iです。
型番からすると下位機種ですが、ドライバーサイズなどの仕様はLife Q30と似ます。
一方、本機は、片側に2つのマイク(総計4)という記載でです。
ただ、イヤホンの内側と外側にそれぞれ配置される(ハイブリットな)Wマイク式なのかは不明です。
また、 交通機関、屋外、屋内などの状況の切替には対応しません。ノイキャン部分のSOCが(ソニー系でなく)クアルコムのユニットなのかなと思います。
ノイズ除去についても、「自動車や飛行機のエンジン音などの低周波ノイズを除去」との表現だけなので、フルレンジのノイキャンではないのかもしれません。
3-3・SHUREのヘッドホン

続いては、米国のShureのノイキャンヘッドホンです。
同社もコアなファンが多いです。従来、Bluetooth方式には保守的でしたが、近年、音質向上が見られて以降は、多く展開をはじめています。
【2023年発売】
30・SHURE AONIC 50 GEN 2 SBH50G2-BK-J
¥46,600 Amazon.co.jp (3/13執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-22kHz
ドライバー:50mm
コーデック: SBC AAC aptX HD LL LDAC
個人最適化:
3D音響:
連続再生時間:45時間
ノイキャン:Wマイク式
有線接続:対応
重さ: 334グラム
SHURE AONIC 50 GEN 2 は、米国のShureの発売する、ノイキャンヘッドホンです。

本体の重さは、334gです。
少し重いです。
形状は写真のように、本機は口径がやや大きなオーバーイヤー型です。
ドライバーは、カスタム仕様の50mmです。
最近のヘッドホンとしては「大きめ」と言って良いです。
接続方法は、Bluetoothです。有線接続も可能です。

Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・aptX-HD LL Adaotive ・ LDACと、ほぼフル対応です。
連続再生可能時間は、最大45時間です。
再生周波数帯域は、20Hz-22kHzというスペックです。
音質は、ドライバサイズから想像できますが、豊かな低音を特徴とします。
高音域は、総じて「明るい」印象です。ただ、少なくともBTで再生した場合ですが、ハイレゾ向きの「きらびやかさ」は感じませんし、それム機でもないです。「自然さ」もそこまで感じません。中音域は、明瞭感は十分です。低音が評価される機種ですが、中音域も良いです。
低音域は、量感重視です。重低音も強めで、ここはブランド特性が出ています。一方、低音域の質感(スピード感)は、そこまで強調できず、余韻は残る感じです。
一方、各帯域のクロスの自然さと、音の分離は多少課題がある感じです。
バッテリーは、40時間まで保ちます。

ノイズキャンセリング機能は、対応です。
こちらは、アダプティブな自動処理はしないWマイク式にです。
かかりは4段階で調整できますが、リアルタイム分析などの部分で、新機種には劣ります。
ただ、パッシブな遮音性はメーカー柄、高いと言えそうです。。。
マイクは、搭載です。
外音取り込みも対応です。
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以上、SHURE AONIC 50 GEN 2の紹介でした。
低音域がしっかりありつつ、味付け少なめのモニターヘッドホンという印象です。ノイキャンをマックスに欠けて、音に没入して聴きたい場合、向きそうな製品です。
パッシブな遮音しかなかった時代からのシュアの「特長」といえるこうした要素を、アクティブなノイキャン時代に合わせて構成としたという意味で「シュアらしい」と思いました。
3-4・B&Wのヘッドホン

続いて、イギリスの音響メーカーとなる Bowers & Wilkins のヘッドホンです。
【2025年発売】Px7 S3/AB Px7 S3/CW x7 S3/IB
31・Bowers & Wilkins B&W PX7 S3
¥61,380 Amazon.co.jp (11/5執筆時

【2023年発売】Px7S2E/AB
32・Bowers & Wilkins B&W PX7 S2e
¥40,000 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:
ドライバー:40mm
コーデック:SBC AAC Apt-X HD Adpt
3D音響:空間オーディオ
個人最適化:
連続再生時間:30時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:300g
PX7S3は、イギリスの音響機器メーカ Bowers & Wilkins のヘッドホンです。
2023年登場の B&W PX7 S2eの後継機です。
今回は、立体音響(空間オーディオ)への対応ほか、外観形状と装着感の変更(カップの小型化)最も目立つ改良点です。
若干重めなので、装着感の改善は大きいでしょう。それに伴ってドライバー回りの再設計もされましたが、振動板の素材などの変更はないです。
そのほか、後述するコーデックの追加と、ノイキャンユニットのアップグレードが見られます。
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結論的にいえば、それなりに値段差がありますが、装着感を高めた上で、対応音源的な「現代化」もみられますし、予算がある場合は、新機種が良いでしょう。
以下では、新機種をベースに見ていきます。

本体の重さは、300gです。
軽くはないです。
ただ、オーバーイヤー式ですので、これほどでしょう。
再生周波数帯域は、非開示です。
ハイレゾ再生について、対応の名言もないです。

ドライバーは、40mmです。
振動板は、従来と同じくバイオセルロース素材です。
エッジは固定せずフリーエッジにしていて、歪みを抑える構造です。
同社のスピーカーのような構造です。
音質は、音域の広さが強調できます。
高音域は、ハイレゾ対応水準かは不明です。ただ、音は自然で、「きらびやかさ」な輝きもクラス相応にある印象です。
中音域は、品質が良く、明瞭感も上々です。ゼンハイザー最上位機と変わりません。
低音域は、量感も質感もあります。ただ、重低音やや限られます。
クロスの品質も良いです。一方、音場と定位感は、そこまで広くないと言えます。
総じて、しまった低音と、明晰な中音域、刺さりにくい自然な高音域を特徴とする「聴きやすさ」重視の、昔ながらの「ハイファイ」という印象です。
音質のパーソナライズは、特段、機能性を持ちません。

Bluetoothコーデックは、一方、SBC・AAC・Apt-X・Apt-X HD・Apt-x Adaptiveに対応します。LDACを除けばほぼフルカバーです。
コーデック的には「ハイレゾ対応機」といえます。
このほか、サポート規格のApt-X Lossless(CD音質)にも、25年機からは対応表記です。
立体音響は、空間オーディオに対応予定(25年下半期)です。
自社の独自処理のようですが、詳細は搭載後加筆します。
ただ、ヘッドトラッキングには、非対応です。
通信安定性の面では、Bluetooth5.2に対応します。

ノイズキャンセリング機能は、搭載です。
一方、リアルタイムな自動処理(Adaptive ANC)については、旧機同様言及がないです。
普通のWマイク式でしょう。
マイクは、片側について外側2基、内側1基の3マイクです。
そのほか、通話専用に1マイクが装備です。
ただ、かかりの方向性としては、BOSEに近く、完全に無音にして音楽に集中できる「没入感」を重視するタイプです。
逆に言えば、常に周囲の騒音状況が変化する移動中(歩行中)で、「外音」の聞きとりを必要とするような場所での利用は、あまり向かないでしょう。

外音取り込みモードは付属です。
ただし、先述のように、本機のノイキャンの仕様だと騒音状況による調整は行いません。
そのほか、カップを上げると、音楽が自動的に停止するように、センサーが付いています。
連続再生時間は、30時間です。
マイクは、本機も搭載です。
新機種は、片側4基のマイクを全て使うという記述です。
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以上、 B&W PX7 S3の紹介でした。
このメーカーは、全体的に外観が格好良いので、個人的には好きです。一方、個性としては、豊かな低音域が強調できます。
その傾向が好きな方ならば、選んで良いでしょう。ただ、ノイズキャンセリングは、かかりの強度はともかく、状況対応力がイマイチなので、移動しながらの利用には向かない部分はありそうです。
ただ、そうした使い方でないならば構いませんし、設計からして、そういった用途を中心に考えている方は、そもそも選ばないともいえます。
音源的にも空間オーディオにも対応予定ですし、音源対応も(はっきりしないハイレゾ部分を除けば)問題ないです。

【2025年発売】
33・ Bowers & Wilkins PX8 Px8 S2/OB
33・ Bowers & Wilkins PX8 Px8 S2/WS
¥118,000 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
【2022年発売】
34・ Bowers & Wilkins PX8 Px8/B
34・ Bowers & Wilkins PX8 Px8/T
¥80,000 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:
ドライバー:40mm
コーデック:SBC AAC Apt-X Adptive
3D音響:
個人最適化:
連続再生時間:30時間
ノイズキャンセル:Wマイク式
有線接続:対応
重さ:320g
Bowers & Wilkins PX8 S2は、Bowers & Wilkins のフラッグシップです。
旧機種が残ります。
新機種は、USB-Cケーブルによるハイレゾ品質の有線接続(24bit/96kHz)に対応したほか、内蔵マイクが増量(片側3→4)しています。そのほか、上位機同様に、新機種のみ、2025年末のアップデートで、空間オーディオに対応予定です。

本体の重さは、310gです。
決して軽くはないです。ただ、装着した感じでは疲れにくそうな印象です。
デザイン的には、アームが鋳造アルミニウム、上部はナッパレザー(牛革のなめし)ですし、値段相応に贅沢です。

再生周波数帯域は、非開示です。
ドライバーは、下位機と同じで40mmです。
ただ、素材的にカーボンコーンであることが下位機種とスペック上判別できる違いです。加工が面倒な素材ですが、剛性がある点でむく素材でしょう。歪みが少なく、スピード感もある音質です。
ドライバを斜めに付ける独自の工夫も見られます。
音質は、ただ、音源との接続条件を平等にすれば、そこまで差はないでしょう。
高音域は、カーボン振動版の効果で、「きらびやかさ」は多少「プラス補正」があるでしょう。中音域は、明晰感はやや高まるでしょうが、価格差を反映するほどではないと思います。低音域も、同様です。
音質のパーソナライズは、特段機能性を持ちません。

Bluetoothコーデックは、一方、SBC・AA・Apt-X・Apt-x Adaptiveに対応します。
したがって、コーデック的にはハイレゾに対応できる水準です。
立体音響は、特別な対応表明はないです。
通信安定性の面では、Bluetooth 5.2に対応します。
ノイズキャンセリング機能は、搭載です。
こちらも詳しい説明はないですが、内側と外側のWマイク式だと思われます。
マイク数は6つと言うことですが、ノイキャン時は4マイクで、2つは通話用のようです。
マイクは、搭載です。
外音取り込みモードも付属です。
連続再生時間は、30時間です。
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以上、 Bowers & Wilkins PX8の紹介でした。
印象的には、B&W PX7 S2の改良機で、ドライバ部分の工夫で音質の改善を図った機種に思えます。
ただ、主な値段差は外観の豪華さにあると言え、音質部分では下位機種と同傾向です。個人的には、ここまでは出さなくても良いかとは思います。
なんとなくですが、下位機の「空間オーディオ」が後日対応(2025年後半)とのアナウンスなので、それに合わせて、こちらも新機種が出そうな機はします。
3-5・B&Oのヘッドホン

続いて、北欧デンマークの老舗となるBang&Olufsenのノイキャンヘッドホンです。
その暖かみのある独特の音質は、ファンも多いです。

【2018年発売】
35・Bang&Olufsen B&O Play HX
¥77,182 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-22kHz
ドライバー:40mmドーム型
コーデック: SBC AAC Apt-X Adpt
個人最適化:
3D音響:
連続再生時間:35時間
ノイズキャンセル:1マイク式
有線接続:対応
重さ:285g
B&O Play HXは、デンマークのバング&オルフセンの製品です。
高級オーディオメーカーで、ヘッドホンでも高級機(Beoplay H100)を出しますが、20万円以内だと、本機が最上位になります。

本体の重さは、285gです
Bluetooth搭載モデルで、オーバーイヤーの高級機としては軽量です。
再生周波数帯域は、20Hz-22Hzです。
CD音質レベルまではそつなくこなしますが、ハイレゾは非対応です。
また、インピーダンスは、33Ωと高めですので、スマホよりも音楽機器用でしょうか。
ドライバーは、クラス平均の40mmを確保します。
これ以上の仕様の詳細の説明はないです。
音質は、全体的にフラットで、聴き疲れない音質です。
高音域は、過度な「きらびやかさ」はなく、自然さを大事にする印象です。
中音域は、明晰性はほどほどで聴きやすさ重視と言えます。
低音域も、質感、量感ともにこの価格帯の高級機としては自制的です。
音場と定位感も広いと言うより、ボーカルが近く感じる傾向です。
音源的には、中域を重視したいボーカル曲や、小編成の室内楽などに向く感じです。
音質のパーソナライズは、特段機能性を持ちません。

Bluetoothコーデックは、SBC・AACに対応します。
加えて、可変ビットで遅延が少ない、新しいApt-X Adaptiveに対応するのが、技術的な見どころです。
立体音響は、特別な対応表明はないです。
通信安定性の面では、一方、Bluetooth5.1に対応します。
問題ありません。
ノイズキャンセリング機能は、アクティブノイズキャンセルが搭載です。
詳しい説明はないものの、1マイク式で、さほど高度ではないです。
ヒアスルー(透過モード)も搭載です。
連続再生時間は、35時間です。
割と長めです。
そのほかは、イヤーカップ部がタッチセンサーとなり、ボリュームやノイキャンを含む各種操作に対応する部分が、違いと言えます。
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以上、B&O Play HXの紹介でした。
音質は、ハイレゾ音源の視聴や、低音域のボリューム感を重視して聴くような感じではない印象です。むしろ、落ちついた音色で、長時間聴いても疲れにくい、ある種「大人向けののモデル」でしょう。う。
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【2022年発売】
【PS・PC】
36・Bang&Olufsen B&O Beoplay Portal
¥58,943 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
【XBOX】
37・Bang&Olufsen B&O Beoplay Portal
¥38,677 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:20Hz-22kHz
ドライバー:40mmドーム型
コーデック: SBC AAC Apt-X Adpt.
個人最適化:
3D音響:
連続再生時間:35時間
ノイズキャンセル:1マイク式
有線接続:対応
重さ:282g/279g
なお、Bang&Olufsenは、同じ価格帯で、Beoplay Portalという製品も出しています。
こちらは「ゲーミング用」という位置づけです。

【USB-C to USB-A変換端子付属】
SENNHEISER BTD-600
¥7,009 Amazon.co.jp (11/5執筆時)
Bluetoothも搭載です。
ただ、基本的には、同梱のUSBドングル(USB-C to USB-A変換アダプタ付き)をペアリングさせ、無線接続させることで遅延を防ぐ方式です(XBOX向けはXbox Wireless Connect)。

ユニットは、B&O Play HXと同じですが、パッド部分を通気性・耐久性のよい竹素材にしているほか、全体として、圧迫感を避けて、長時間プレイに対応できるようにしています。
用途特化型なので、ニーズに合わせて選択すればOKです。
次回につづく
ノイキャン対応ヘッドホンのオススメは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、各社のノイズキャンセリング対応ヘッドフォンの比較の3回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

4・ノイキャンヘッドホンの比較 (4)
4-1:ゼンハイザー〈ドイツ〉
4-2:他の企業〈各地〉
4-3・最終的なおすすめの提案【結論】
音質の良さ ★★★★★
重低音 ★★★★★
ノイズキャンセル ★★★★★
ハイレゾ再生 ★★★★★
空間オーディオ再生 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く4回目記事(こちら )は、ゼンハイザーほか、残りの企業のノイキャンヘッドホンを紹介します。
その上で、全体の結論として、ここまで紹介した全機種から、予算別・目的別に「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
3回目記事は→こちら
