1回目からの続きです→こちら
2-1・シグマのデジタルカメラ

2回目記事のトップバッターは、シグマの単焦点のコンデジです。
交換レンズでむしろ有名ですが、結構ニッチなカメラも出していました。
1・単焦点の高級デジカメ(1)
1-1:リコー
1-2:富士フイルム
1-3:ソニー
2・単焦点の高級デジカメ(2)
2-1:シグマ
2-2:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も1回目記事でみた各社の製品と同じ基準で比較していきます。
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引き続き、以下ではAtlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思うポイントを青字で記していきます。

【2015年発売】(中古価格)
【焦点距離 21mm】
24・SIGMA dp0Quattro
¥108,127 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
【焦点距離 28mm】
25・SIGMA dp1Quattro
¥109,800 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
【焦点距離 45mm】
26・SIGMA dp2Quattro
¥119,500 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
【焦点距離 75mm】
27・SIGMA dp3Quattro
¥154,800 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
光学ズーム:1倍
撮像素子:APS-Cサイズ
広角側の明るさ:F2.8(dp0以外)
望遠側の明るさ:-----
画素数:2430万画素
焦点距離 :35mm(単焦点)
手ぶれ補正:なし
モニター:3型液晶(130万)
ファインダー:別売
AF:25点(コントラスト)
連写:約5コマ/秒
動画:4K非対応
重さ:410-500g(電池除く)
シグマのQuattroは、交換レンズで有名な日本のシグマが発売するカメラです。
本機もサイズによっては新品在庫がすでにない機種で、あっても高めです。
こちらは、焦点距離が異なる4種類の機種がラインアップされます。

本体の重さは、こちらは電池抜きの重さですが、410-500gです。
重さとしては、他機と同等クラスですが、16cmという横幅は非常に特徴的です。
なお、グリップ部分はバッテリーを搭載します。
割と電池を「喰う」機種のようで、面白い格好になっているようです。
ズーム倍率は、単焦点なので1倍です。
ただし、先ほど書いたように、焦点距離は4種から選べます。35mm換算値を載せておきましたが、売れ筋は、21mmと28mmの高各モデルです。実際、これくらいが使いやすいでしょう。

撮像素子は、APS-Cです。
こちらはシグマの米国の子会社が開発したFoveon X3センサーを採用します。
水平に配置する他社センサーと異なり、カラーフィルターを垂直に配列しているのが特徴で、セルごとに全ての色情報を記憶できます。
これにより、色や光の情報が残りやすいという特性や、モアレが発生しないなど優れた特性が得られます。
デジタルぽさがない、ヌメリを感じる解像感を得られることで一部に人気です。

レンズの明るさは、F2.0です。
手ぶれ補正は、採用しません。

オートフォーカスは、コントラスト式で、測距点9点と、この部分は他機より弱いです。
連写速度は、スペックは非公表です。
最大5コマ前後と思われます。

液晶モニターは、3インチの稼働しないタイプのモニターが付属します。
ファインダーは、付属しません。
別売で LCDビューファインダー(LVF-01)が用意されます。
Amazonの場合、セットとなるキットが選べますす。
ネットワーク機能は、Wi-Fiを含めて未搭載で、動画も未対応です。
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以上、シグマのQuattroの紹介でした。
Foveon X3センサーという明確な「主張」がある点で、興味深い機種です。
ややクセがある画質と、形状と使い勝手の悪さから、一般向けにはおすすめできません。自動で綺麗な写真がバッチリ撮れるカメラではないので。
しかし、写真を撮ることを芸術的な意味で「目的化」できる方は、考えても良い機種でしょう。
今回の結論
高級コンデジのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、単焦点の高級コンデジを比較してきました。
最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種を提案しておきます。
第1に、単焦点レンズを使って「ボケ味」のある芸術的な写真を撮影したい方向けにおすすめの高級カメラは、
【2024年発売】FF230003
12・富士フイルム X100VI X100VI-S
13・富士フイルム X100VI X100VI-B
¥569,239 楽天市場 (7/3執筆時)
光学ズーム:1倍
撮像素子:APS-C
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:-----
画素数:4020万画素
焦点距離 :23mm(単焦点)
手ぶれ補正:5軸(6段)
モニター:3型タッチパネル(162万)
ファインダー:有機EL(369万)+OVF
AF:ハイブリッドAF(425点)
連写:約8コマ/秒
動画:6.2K対応(30p)
重さ:471グラム(電池/カード込521g)
画質の良さ ★★★★★★★★
ズーム倍率 ★☆☆☆☆
フォーカスと連写 ★★★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★★
動画撮影 ★★★★★
軽量性 ★★☆☆☆
スマホ連携 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★
富士フイルムのX100VIでしょう。

価格は高いです。
しかし、大きな撮像素子と明るいレンズを採用した上で、フォーカス速度・連写機能・動画の画質・手ぶれ補正など、基本機能がどれも高レベルです。

その上で、ファインダーが、便利な、アドバンスト・ハイブリッドビューファインダーである点も評価できます。

オートフォーカスも、しっかりハイブリッドAFである上で、画像エンジンの更新で、近年進歩が著しい被写体検出の部分が、ミラーレス機並みに高度と言えます。
本編で書いたように、単焦点のデジカメでは、相当「贅沢な」装備におもえます。
その分高いですが、値段の理由は十分にあると言えます。上級者には良いかと思います。

液晶プロテクター X100VI用 KLP-FX100M6
¥980 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
FUJIFILM 充電式バッテリー NP-W126S
¥6,930 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
液晶プロテクターや予備のバッテリーはこちらです。
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【2020年発売】(中古含む)
14・富士フイルム X100V X100V-S
15・富士フイルム X100V X100V-B
¥259,800 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
光学ズーム:1倍
撮像素子:APS-C
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:-----
画素数:2610万画素
焦点距離 :23mm(単焦点)
手ぶれ補正:なし
モニター:3型タッチパネル(162万)
ファインダー:有機EL(369万)+OVF
AF:ハイブリッドAF(425点)
連写:約11コマ/秒
動画:4K対応(30p)
重さ:428グラム(電池込478g)
画質の良さ ★★★★★★★★
ズーム倍率 ★☆☆☆☆
フォーカスと連写 ★★★★★★
手ぶれ補正 ★☆☆☆☆
動画撮影 ★★★☆☆
軽量性 ★★☆☆☆
スマホ連携 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★★
一方、中古でも構わない場合で、状態の良さそうな製品があった場合、型落ちも候補でしょう。

手ぶれ補正がないですが、単焦点ならばそこは良いかと思います。
また、新機種に比べると、エンジンが旧式で、被写体検出の部分で明らかに下位ですが、そう動く被写体を撮らないならば、こちらで良いかと思います。
GRと比べても、レンズやドライブほかの部分も良いので、1ランク上をねらうならば、こちらでしょう。
第2に、カジュアルに毎日持ち歩くのによさそうな、普段使いの単焦点カメラとしては、

【2025年発売】
【通常版(HDF版】
1・リコー RICOH GR IV HDF
¥257,089 楽天市場 (7/3執筆時)
【モノクロ版】
2・ リコー RICOH GR IV Monochrome
¥272,000 楽天市場 (7/3執筆時)
光学ズーム:1倍
撮像素子:APS-Cサイズ
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:-----
画素数:2574万画素
焦点距離 :28mm(単焦点)
手ぶれ補正:5軸(6段補正)
モニター:3型液晶(約123万)
ファインダー:なし
AF:ハイブリッドAF (25点)
連写:約4枚/秒
動画:4K非対応
重さ:228グラム(電池込262g)
画質の良さ ★★★★★★★★
ズーム倍率 ★☆☆☆☆
フォーカスと連写 ★★★★☆
手ぶれ補正 ★★★★★
動画撮影 ★★★☆☆
軽量性 ★★★★☆
スマホ連携 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
リコーのGRIIIでしょう。

本体の重さは、電池込みで262グラムです。
画質重視の単焦点のコンデジとしては、軽量・コンパクトです。
普段持ち運べる重さである部分は高く評価できます。

撮像素子は、APS-Cサイズの撮影素子です。
単焦点の利点で大きなものを詰めています。
解像度や、ISO感度も小型機としては優秀です。

手ぶれ補正も、単焦点には「贅沢すぎる」レベルですし、適当に持って撮ってもブレにくい仕様です。

レンズの明るさは、F 2.8です。
悪くないものの、明るさだけで言えば、富士フイルムに負けます。
ただ、同社の場合、この明るさに止めることで、「軽さ」を出している部分があります。その上で、世代ごと、レンズ由来の画質強化の工夫もなされているため、単純に数字だけで語れない部分はあるように思えます。

・リコー RICOH GV-1 172780
¥21,800 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
ファインダーは、ただし、別売です。

ネットワーク機能も、Wi-Fi6とBluetooth 5.3 LEが搭載されます。
Bluetoothを使ったスマホとの連携面も気の利いた仕様ですので、お出かけ時に持ち運んで、スマホを介して、SNSなどに配信する用途にも便利そうです。

オートフォーカスも、ハイブリッド方式です。
顔認識も、瞳レベルの検出はしますし、問題ないです。
動く被写体もある程度は対応できます。

こうした部分で言えば、いわゆる「ガジェット」として持ち歩いて、日常的に利用する場合はこの機種は相当優れます。
イメージコントロール系も多彩なので、いわゆる「芸術的な写真」が楽しめるでしょう。使い込めば、その便利さが分かってくる類の機種として、オススメできます。
なお、リコーのGR4は2025年発売モデルからMicroSDになっているので、その部分も注意しましょう。

バッテリー DB-120
¥4,632 楽天市場 (7/3執筆時)
バッテリーは、予備を揃える場合はこちらです。

(32GB〜512GBもあり)
キオクシア microSDカード 128GB
¥2,680 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
記憶メディアは、こちらの機種はMicroSDカードです。
【2025年6月発売】
9・富士フイルム FUJIFILM X-HF1-BJP
10・富士フイルム FUJIFILM X-HF1-SJP
11・富士フイルム FUJIFILM X-HF1-CSJP
¥88,372 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
光学ズーム:1倍
撮像素子:1.0型原色フィルター
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:-----
画素数:1774万画素
焦点距離 :32mm(単焦点)
手ぶれ補正:
モニター:2.4型タッチパネル(92万)
ファインダー:光学式
AF:コントラスト式(9点)
連写:なし
動画:フルHD(3:2)/24P
重さ:191g(電池/カード込240g)
ただ、撮影した写真の「面白み」という部分では、FUJIFILM X-HF1も候補にできるでしょう。

こちらは、X halfシリーズでとて、3:4 縦構図の「縦撮り」と、2-in-1の2コマ1組の写真撮影に特化したカメラです。
撮像素子は、一方、横長の1型素子です。
この点での「限界」はみられます。

ただ、(ギリギリですが)値ごろと言って良い価格で、手頃といえるサイズで出せたのは、やはり評価するべき点です。
「横撮り」が仕組み的にできない点と、動画撮影はあまり実用的でない点、連写ができない点などが問題ないならば、選んでも良いかと思います。
手ぶれ補正がない部分も、単焦点機ですし、何とかなります。
第3に、解像感を最大限重視したい方が、持ち歩くのに便利な高級な単焦点カメラとしては、

【2025年発売】
18・富士フイルム FUJIFILM GFX100RF-SJP
19・富士フイルム FUJIFILM GFX100RF-BJP
¥654,000 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
光学ズーム:1倍
撮像素子:中判サイズ
広角側の明るさ:F4
望遠側の明るさ:-----
画素数:1億2000万画素
焦点距離 :28mm(単焦点)
手ぶれ補正:
モニター:3.15型タッチパネル(210万)
ファインダー:有機EL(576万)
AF:ハイブリッドAF(425点)
連写:約6コマ/秒
動画:4K対応(30p)
重さ:654グラム(電池/カード込735g)
画質の良さ ★★★★★★★★★
ズーム倍率 ★☆☆☆☆
フォーカスと連写 ★★★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★★
動画撮影 ★★★☆☆
軽量性 ★★☆☆☆
スマホ連携 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★★
富士フイルムの、X100Vでしょう。

撮像素子は、先述のように、中判(43.8×32.9mm)です。
約1億画素のセンサーで、三脚で固定して撮影する場合の解像感は、これまでなかった水準と言えます。

レンズは、F値4.0です。
ただ、むしろ、このサイズが、この筐体に乗せられたこと自体を評価するべきです。
そこまで暗いシーンで利用することも想定しにくいですし、筐体サイズに妥協しなかった部分に、むしろ好感を覚えます。
ファインダーも、センサーの優秀さに応じて、同社の従来機より1ランク上のものをソ舐めますし、快適に撮れそうです。
なお、ファイルサイズが大きくなる点は、承知で、カードや、接続の際の周辺機器は準備してください。
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【2025年発売】
20・SONY サイバーショット RX DSC-RX1RM3
¥598,449 楽天市場 (7/3執筆時)
光学ズーム:1倍
撮像素子:フルサイズ
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:-----
画素数:6100万画素
光学ズーム: なし
焦点距離 :35mm(単焦点)
手ぶれ補正:なし
モニター:3型(246万ドット)
ファインダー:有機EL(約236万)
AF:ハイブリッドAF(693点)
連写:約5コマ/秒
動画:4K対応 (30p)
重さ:454グラム(電池込498g)
ただ、富士フイルムの中判は、持ち歩いてカジュアルにスチル撮影に使う感じでは重くて大きめではあります。

その部分をふまえれば、ソニーのフルサイズは、有力な候補でしょう。
重さは、バッテリー込みで498gです。
軽くはないですが、心理的な節目である500gは切っています。
比べる場合、レンズのF値やISO感度の部分で、明るさに左右されず高画質を得られる部分では、富士フイルムに比べても優れます。

解像感も、フルサイズならば、一般的に言って十分に思います。
フォーカス性能も、富士フイルムと同じく、「AI世代」であり、高度です。
その上で、富士フイルムの動画機能が、若干「あっさり味」だった一方、ソニー機は、割と充実した仕様ですし、動画も撮るという場合はとくにおすすめです。
ソニー NP-FW50
¥7,898 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
補足:SDカードの選び方など
というわけで、今回は単焦点のコンデジを見てきました。
最後におまけと注意です。

SDカードについてです。
今回紹介したカメラには、撮影用のSDカードが付きません。
とくに、4K動画を撮影する場合の注意ですが、スペックの低いカードだと、録画ができません。対応するカードを買う必要があります。
1・ SDカードの比較
2・ MicroSDカードの比較
興味のある方は、以上の記事でみています。
なお、2025年発売モデルのGR4はMicroSDカードです。注意してください。
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1・高画質な小型デジカメの比較【3倍-】
2・高倍率な中型デジカメの比較【25倍-】
3・単焦点のデジカメの比較
4・入門用の格安デジカメの比較
5・高耐久の防水デジカメの比較
6・Vlog動画向けデジカメの比較
7・ミラーレス一眼の比較
8・一眼レフカメラの比較
9・デジカメ全体の選び方【解説】
このほか、 このブログ「モノマニア」には、デジカメ関連記事が全部で9本あります。
とくに、9番の記事は、デジカメ全般の選び方について基本的な情報をまとめました。興味のある方はぜひご覧ください。
ではでは。
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