Top 映像機器 比較2026’ スマート家電リモコン31機の性能とおすすめ・選び方:IOT家電の操作 (3)

2026年01月25日

比較2026’ スマート家電リモコン31機の性能とおすすめ・選び方:IOT家電の操作 (3)

1回目記事からの続きです→こちら

次回に続く!
スマートリモコンのおすすめ機種は結論的にこれ!

1・スマートリモコンの比較 (1)
 1-1:リンクジャパン〈日本〉
 1-2:ラトック〈日本〉  
 1-3:Nature Remo〈日本〉
2・スマートリモコンの比較 (2)
 2-1:SwitchBot 〈中国〉
 2-2:SmartLIfe 〈中国〉
 2-3:TP-LINK ほか
3・スマートリモコンの比較 (3)
 3-1:最終的なおすすめ機種の提案【結論】

 と言うわけで、今回は、スマートリモコンの比較でした。

 最後に、いつものように、Atlasのオススメ機種について書いておきます。


 第1に、比較的格安に導入できる製品で、スマホのリモコン化・音声操作に対応できる機種としては、

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 【2025年発売】

 1・LinkJapan eRemote5+
  ¥3,779 Amazon.co.jp (1/25執筆時)

対応音声AI:Alexa・Google・Siri
スマホ連携:iOS Android
赤外線方位:垂直180度・水平360度
赤外線距離:最大15m
センサー:温度・湿度センサー
ネットワーク:Wi-Fi4
外出先からの操作:対応
IFTTT:
Matter連携:
サイズ:直径66×高さ37mm

スマホのリモコン化 ★★★★★
音声コントロール  ★★★★★
外出先からの制御  ★★★★★
赤外線の強さ    ★★★★★
高度な設定     ★★★★☆
総合評価      ★★★★★

 LinkJapaneRemote 5+でしょう。

 値段面で、国内メーカーの主要機の中では「特に安い」部分がまず評価できます。

 入門用ならば、このくらいの額であることは嬉しいです。

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 スマホのリモコン化は、使い勝手を各社とも競う部分です。

 ただ、連動設定における細かいカスタマイズ性を含めて、使い勝手が良いです。

  連動設定など「実際あると凄く便利」といえる部分を集中して開発している印象で、現在日本で手に入るものでは、最も性能面で充実する機種の1つと言えます。

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 外出先からの操作は、本機の魅力です。

 新機種となって、スマホGPS連動に対応した自動運転、ないし通知ができるようになりました。

 こうした機能は、パナソニック製エアコンなどのIOT家電ですでに取り入れられていて、Atlasもこのような機能を利用しますが、実際かなり便利です。

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 音声操作も、Google系・Amazon系双方とも、メーカー側が提供する正規の「スマートホーム」に準拠した作りなので、操作に手惑うことなく、利用可能です。

 最近は、デフォルトで対応するスキルも増えたので、(カスタムスキルがない分)安定性の部分では、初心者に向きます。

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 赤外線の照射範囲は、小型機ですが、問題ないです。

 個人的な実験でも、10畳程度のリビングならば問題なく飛びます。

 壁などでも画鋲などで固定できますし、ピン止めもできるため、「設置後不意にズレる」ことが無い点も評価できます。

 なお USBケーブルで電源をとりますが、USB電源アダプタが付属するため、コンセントがあれば基本的にどこでも設置可能です。

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 LinkJapan 高精度CO2センサー eAir3
  ¥7,980 Amazon.co.jp (1/25執筆時)

 応用的で高度な設定は、周辺機器を導入すれば一定度まで可能です。

 温湿度・空気質(二酸化炭素)センサーをみれるeAirは、割と良いように思えます。

 少し予算を抑えるならば、温湿度センサーのみの下位機でも良いでしょう。

ーーー

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 【2024年発売】860005576845

 10・Nature Remo Lapis Remo-2W3
  ¥6,980 Amazon.co.jp (1/25執筆時)

対応音声AI:Alexa・Google・Siri
対応スマホ:iOS Android
赤外線方位:
赤外線距離:30畳程度
センサー:温度・温度
ネットワーク:Wi-Fi4 BT LE
外出先からの操作:対応
IFTTT:
Matter連携:20端末まで
サイズ:幅57×奥行69×高さ26mm

スマホのリモコン化 ★★★★★
音声コントロール  ★★★★☆
外出先からの制御  ★★★★★★
赤外線の強さ    ★★★★☆
高度な設定     ★★★★★
総合評価      ★★★★★

 ただ、Mac・iPhoneユーザーほか、Apple HomeKit(=iPhone / Siri)を組んだ方が便利に思う方は、やはり、Matter対応であるほうが良いでしょう。

 普通の家電操作ならば、先ほどの機種で十分ですし、周辺機器や装備の面でも、iPhoneユーザーなどには「おすすめ」です。

 ただ、特に「音声による家電操作」を目的とする場合、やはり、中間にスマホの介在なしでシステムが組めるMatter対応しないと不便です。

 その部分で本機を推しました。

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 サイズは、幅57×奥行69×高さ26mmです。

 再生プラスチックを利用して、小石のようなデザインにしたモデルです。

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 Matter送信できる家電数も、20台までです。

 電源プラグやカーテンなど、様々なIOT家電を「まとめる」のには十分な容量です。

照明器具
 ・ON/ OFF
テレビ
 ・ON/OFF
エアコン
 ・ON/OFF
 ・温度
 ・モード切替(暖房/冷房など)
他の家電
 ・ON/OFF

  仕組み上、Apple Homeで制御できるのは、(Hue連携はMatterに使えないので)赤外線で登録した機器に限られる上で、Matterで扱えるコマンドリスト【こちら】も、そこまで多くはないです。

 とはいえ、スマホで介在させないと実質何もできなかった従来から考えれば、大幅な進歩です。

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 本編で書いたように、同社は、日本企業である上で、サーバーも日本で、セキュリティ認証も2段階にするなど、この部分の「堅牢度」も評価できます。

 Appleもその方面は「超重要視」する企業ということをふまえると、親和性が高いかなと覆いました。


 第2に、多少値段は高めながら、機能面・性能面でワンランク高い機種としておすすめできるのは、

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 【2022年発売】

 【スマートリモコン単品】

 5・ RATOC smalia RS-WBRCH1
  ¥6,783 Amazon.co.jp (1/25執筆時)

 【スマートボタンセット】

 6・ RATOC smalia RS-WBRCH1-BT2ST
  ¥8,483 Amazon.co.jp (1/25執筆時)

対応音声AI:Alexa・Google・Siri
対応スマホ:iOS Android
赤外線方位:垂直180度・水平360度
赤外線距離:最大25m
センサー:温度・湿度・照度センサー
ネットワーク:Wi-Fi5 BT  
外出先からの操作:対応
IFTTT:
Matter連携:  
サイズ:直径60×高さ20mm

スマホのリモコン化 ★★★★★
音声コントロール  ★★★★★
外出先からの制御  ★★★★★
赤外線の強さ    ★★★★★★
高度な設定     ★★★★☆
総合評価      ★★★★★

 ラトックシステムスマリアRS-WBRCH1でしょう。

 LinkJapan eRemote5と比べると、多少値段は上がるものの、基本部分の性能が、値段相応に良いです。

 スマートボタンは、必要に応じてで良いでしょう。

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 ネットワークは、Bluetooth LEWi-Fi5に対応です。

 先述のように、Wi-Fi5は「マスト」ではないですが、2.4GHz帯だけのWi-Fi4とくらべて、電波のなにかしら問題が生じた際、5GHz帯に逃せるといういう意味での「保険」にはなるかと思います。

 Bluetooth、同社の関連製品のみの連携ではありますが、無駄ではないです。

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 センサーは、温度・湿度・照度センサーと、3センサーです。

 温度センサーが本体から離れた位置にある工夫で、機器自体の発熱に影響されにくい工夫もあり、好印象です。 

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 smalia 環境センサー RS-BTEVS1A
  ¥13,568 Amazon.co.jp (1/25執筆時)

 その上で、温湿度と、二酸化炭素濃度(空気質)がセンシングできる、別売の純正デバイスを増設すれば、設定できることはより増えるでしょう。

 赤外線の照射範囲は、最大25メートルと強力で、方位面でも問題ないです。

 その点で言えば、Amazon系、Google系のユーザー双方とも、とくに広い部屋への設置のほか、部屋の隅にしか配置できない中規模な部屋で、壁掛けして使う場合にはメリット性を感じます。

 音声操作は、Amazon系、Google系ともに、eRemoteと較べて現状で互角です。

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 スマホのリモコン化も、2022年機からは新アプリとなり、デザイン性が向上しました。

 外出先からの操作も、GPS連動設定が基本アプリでできるようになったので、eRemoteと差がなくなりました。

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 アプリ設定の部分も、初心者でも、かなり分かりやすい仕様です。

 とっつきやすいので、純正アプリで安定的に使いたい初心者・中級者は、予算が許すようならば、こちらが良いでしょう。

ーー

  202511231527.jpg  

 【2020年8月発売】865164000361

 7・Nature Remo 3 Remo-1W3
  ¥9,480 Amazon.co.jp (1/25執筆時)

対応音声AI:Alexa・Google・Siri
対応スマホ:iOS Android
赤外線方位:
赤外線距離:(30畳)
センサー:温度・湿度・照度・人感
ネットワーク:Wi-Fi4 BT LE
外出先からの操作:対応
IFTTT:
Matter連携:
サイズ:直径70 x 高さ18mm

スマホのリモコン化 ★★★★★
音声コントロール  ★★★★★
外出先からの制御  ★★★★★
赤外線の強さ    ★★★★☆
高度な設定     ★★★★★★
総合評価      ★★★★★

 一方、同じく少し高めで候補とできそうなのはNature Remo 3 です。

 本体部分のスペックは、Wi-Fiは2.4GHz帯のみの仕様ですし、さほど強調はできません。

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 センサー部分は、しかし、充実します。

 特に、本体に人感センサーが内蔵されるので、そこを活かせる使い方を考えられるならば、良いかと思います。

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 ただ、この手の搭載家電の常として、検知範囲が狭い(1.5mほど)と、外出時の誤検知もあり得るので設置場所は選びますので、あえてというほどではないです。

 若干、純正の別売センサーなどの展開数において、弱い部分はありますが、センサー系周辺機器は「本体以外は買うつもりない」ならば、本機は良いです。

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 セキュリティは、先述のように、Nature Remoは、情報安全性(セキュリティ)の部分では、日本企業をふくめて全社通しても良い仕様なので、そこを最重要視する場もは、本機が候補です。


 第4に、スマート家電リモコンとして多機能で、上級者に向く製品と言えるのは、

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 【2025年発売】

 (通常型番)

 19・SwitchBot ハブ3 W7202101
  ¥11,980 楽天市場 (1/25執筆時)

 (Amazon限定型番)

 20・SwitchBot ハブ3 W7202100
  ¥11,980 Amazon.co.jp (1/25執筆時)

対応音声AI:Alexa・Google・Siri
対応スマホ:iOS Android
赤外線方位:
赤外線距離:最大30m+α
センサー:温湿度・照度・人感
外出先からの操作:対応
IFTTT:対応
Matter連携:30端末まで(他社システムと連携可)
サイズ:65mm×65mm×20mm

スマホのリモコン化 ★★★★★
音声コントロール  ★★★★★
外出先からの制御  ★★★★★
赤外線の強さ    ★★★★★★
高度な設定     ★★★★★★
総合評価      ★★★★★

 SwitchBotハブ 3でしょう。

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 こちらは、IFTTTアプリに対応です。

 本編で書いたように、家電リモコンは基本、自身でコントロールできる家電のみ、オートメーション化が可能です。

 そのため、ご自宅に多いだろうWi-Fi家電(IOT家電)との連動はできない点に、このアプリの存在意義があります。

 そのほか、EメールやSNSなどとの連動設定もできるので、相当こだわって「自動化」したい場合有利です。ただし、3種類以上設定する場合有料(370円)で、アプリも英語ですので、上級者向けです。

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 加えて、Matterの完全対応を表明しています。

 Matter送信できる家電数も、30台までと多めです。

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 スイッチボットの場合、かなりの純正周辺機器が販売されており、多くのMatter対応製品もあります。センサー系を「Matter世界」に組み入れたい場合、有利でしょう。

 なお、非対応の純正家電(カーテンなど)もありますが、Hub3を介せば「BT機器」としてMatterに紐付けすることは可能です。

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 その上で、本機はCSAのMatterブリッジ認証を取っている部分で、同社の下位機、あるいは、他社機との差があります。

 他社のMatter対応家電(Philips HueやIKEAのライトなど)のブリッジもでき、それらをSwitchBotのシステムで一括管理できるからです。

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 もっとも、現状では、Philips HueやIKEAのライトなどほどしか、Matter対応家電が普及していないので、ニーズは限定的です。

 しかし、Google・Apple・Amazon三強が傘下、推進している規格で将来性はあるため、将来的に家電全般に規格化が進んだときにおいて「有利」に思います。

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 センサー部分も、本体内に温度・湿度・照度ほか、人感センサーも加わっています。

 別にセンサー機器を買う場合も、同社は製品展開が多いですし、上級者には魅力です。

 機能面でも、特に「赤外線の強化」が光ります。

 Matterの部分を除いても、上級者向けには良い機種に思います。

ーーー

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 【2024年発売

 (単品)

 21・SwitchBot 学習リモコン W4600000
  ¥5,180 Amazon.co.jp (1/25執筆時)

対応スマホ:iOS Android
赤外線方位:
赤外線距離:
センサー:
外出先からの操作:
IFTTT:対応
Matter連携:対応
サイズ:65mm×65mm×20mm

 なお、本機は単独でも使えますが、こちらの(物理的な)学習リモコンとセットに利用するとより便利に思います。

 「学習リモコン」型の周辺機器があるのが、珍しいです。

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 スマホ・AIスピーカー不要で、リモコンとして登録家電が操作できるリモコンです。

 大きな有機EL画面が付いており、操作系も、最近のSTB機器にみられるような感じなので、操作性は良さそうです。

 エアコンテレビといった、家電ほか、Amazon Fire TV・Android・Apple TVの操作もできます。実際、(スマホでなく)大きなパネルが付いた便利な高機能リモコンが欲しいニーズはあるでしょう。

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 このリモコンは、単独でも「学習リモコン」として便利です。

 しかし「ハブ3」とセットで使う場合、ハブ3で設定した自動化設定(オートメーション・シーン)を、リモコンボタンに落とし込むことができます。

 凝った設定をしたい場合、セットで買うと発想が拡がるでしょう。

おまけ:関連記事の紹介

 というわけで、今回は、家電リモコンの比較でした。 

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1・スマートスピーカーの比較記事
2・Amazon Echoの比較記事

 なお、冒頭にも書きましたが、このブログには、スマートスピーカー関連の比較記事が他にもあります。

 そちらでは、リモコン操作以外の部分も含めて詳しく説明していますので、よろしければご覧ください。なお、Amazon系端末については単独の記事もあります。

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 ではでは。

posted by Atlas at 17:43 | 映像機器

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