【今回レビューする内容】2026年 軽量コードレス・スティック式掃除機の性能とおすすめ・選び方: フローリング向け
【比較する製品型番】パナソニック パワーコードレス MC-NX500K-A MC-NS100K-W MC-NS70F-H MC-SBV01-W MC-PB61J-A MC-PB60J-C MC-SB55K-A MC-SB35J-C MC-SB35J-A MC-SB54K-A MC-SB34J-C MC-SB34J-G MC-SB53K-HC MC-SB33J-W MC-SB33J-G MC-SB70KM-W MC-PB60JY-C
今回のお題
軽量なコードレス掃除機のおすすめはどれ?
ども!Atlasです。
今日は、2026年1月現在、最新の軽量なコードレス掃除機の比較の3回目記事です。
今回は、パナソニックの軽量タイプのコードレスをみていきます。
1・軽量コードレス掃除機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:シャープ〈日本〉
2・軽量コードレス掃除機の比較 (2)
2-1:日立 〈日本〉
3・軽量コードレス掃除機の比較 (3)
3-1:パナソニック〈日本〉
4・軽量コードレス掃除機の比較 (4)
4-1:東芝〈日本〉
4-2:シャーク〈米国〉
5・軽量コードレス掃除機の比較 (5)
5-1:マキタ〈日本〉
6・軽量コードレス掃除機の比較 (6)
6-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
7・軽量コードレス掃除機の比較 (7)
7-1:ダイソン 〈英国〉
7-2:AQUA〈日本〉
7-3:他の企業〈各社〉
8・おすすめのコードレス掃除機【結論】
8-1:最終的なおすすめ製品の提案
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」の説明に沿いながら説明していきます。
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今回も、以下では、いつものように、オススメできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな点は青字で書いていきます。
3-1・【軽量】パナソニック機の比較

続いて、パナソニックの軽量型の機種を紹介します。
誰でも知っている総合家電メーカーですが、軽量機については、2019年からの展開とわりと歴史は新しいです。

【2023年11月発売】MC-NS10K-W後継機
1・パナソニック パワーコードレス MC-NS100K-W
¥55,800 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
【2023年12月発売】
2・パナソニック パワーコードレスMC-NS10KE-K
¥57,460 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
重さ:1500グラム
定格電圧:14.4V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:15分
集塵方式:カプセル式
ヘッド: 自走式
センサー:ゴミ量(高感度)
充電時間:3時間
MC-NS100K は、パナソニックが発売する「パワーコードレス」シリーズの軽量コードレス機です。
シャープにもあった、ゴミ収集ステーション付きの製品です。正確には、パナソニックがこのタイプを初めてだした企業で、他社は後追いです。2021年からの展開で「セパレート型コードレススティック掃除機」という名前になります。

なお、黒モデル(MC-NS10KE)は再生プラスチックを利用したパナソニックストア系限定です。
通常製品はイオンプレートによる静電気の力で、細かなゴミを吸引しやすくする工夫の記載があります。「ふき掃除」に近い効果を狙ったもので、2010年代には多くの掃除機で採用され、一時代を築いた技術です。
一方、黒モデルは事情は不明ながらこの機能が省略です。ただ、高湿でない時期のフローリングでは一定の効果があり「あって損のない機能」と言えますし、あって損な装備ではないです。
それ以外は、外観色以外の仕様差は見られません。

本体の重さは、1500gです。

吸引力は、一方、本機は情報がないです。
電圧としては、DC 14.4Vです。
方式としては、本体はサイクロンではなく、「紙パックレス式(カプセル式)」ですので、数字は出せるかと思いますが、情報がないです
毎分11万回転のモーターとの記載のみみられます。
結論的にいえば、フローリング専用で、その範疇でも吸引力の部分を自慢とはしない機種です。

掃除機のヘッドは、自走式です。
また、2020年からパナソニックのいくつかの掃除機に導入された新型の「からまないブラシ」を採用します。
写真にあるように、円錐型ブラシが中心を境にダブルで搭載される不思議な構造です。これにより、ローラーへの「毛がらみ」という不快な現象が劇的に減る構造です。
ロボット型掃除機の技術を応用したものでしょうが、特にペットを飼われている方には有利です。

その上で、2世代前のトレンドといえる「ふき掃除」を再現する機能、1世代前のトレンドである、壁際のゴミを撮る「ガバとり機能」も省略せず搭載しています。
モーター部分で、フローリングようと言えますが、その範疇で言えば、綺麗にできると言えます。

一方、フローリングに利用する際の「ふき掃除」機能は、強化(現代化)されてます。
図のように、イオンプレートを利用して、帯電したハウスダストなどを引き剥がし、吸引力を高めるという工夫です。同社によれば、「フローリングの菌までふき掃除」できるとされます。

操作性は、若干特殊です。
握りが、ハンドル形状ではなく、スティックグリップ(シングルレバー)だからです。
重心が下部にあるので、写真のような前後操作は問題ないですし、滑るような不安定さもありません。
一方で、ハンディとして使用する場合や、細かい方向転換が求められるすき間掃除では、グリップ式の方が操作性に優れている印象です。
ただし、後述する「ラクスルアシスト」ヘッドを採用した機種では、スティックグリップであっても、細かな方向転換を「軽快に」行えるような工夫が施されています。

掃除機のセンサーは、パナソニックは、ゴミ量センサー(クリーンセンサー)が搭載です。
ダイソン機の場合高級機だけですが、この値段の機種に搭載される点は魅力でしょう。20μmまで補足できる精度ですし、掃除機としては「高感度なセンサー」と言えます。
ゴミが吸入していることを知らせるセンサーが搭載される場合、ハウスダストの取り残しがないです。
オートモードの際、ゴミ量センサーを使って、ゴミが多い場所だと、吸引力を上げます。
一方、床面検知センサーはないので、じゅうたんを検知した時、自動で吸引力が上がるわけではないです。
パナソニックは、ゴミ量センサーが高感度なので、(センサーを全面的に信頼できる方は)それで良いと感じるかもしれません。ただ、毛の長いじゅうたんは、強運転状態でないと、底のゴミは吸いにくいのも事実です。
バッテリー持続時間は、課題です。
自動運転時でも最大15分、高運転だと6分だからです。
バッテリーの充電時間は、約3時間で、交換もできないため、用途はかなり限られるでしょう。
やはり、デザイン性重視で、細いスティックにした弊害はあります。

本体の収納は、ダストボックスとの共通スタンドが付属です。
先述のように、本機はゴミ収集ステーションが付属する仕様です。ステーションにゴミ捨てがあり、掃除終了後に、ゴミを本体に吸いこむ構造です。ロボット掃除機の上位機で見られる方式をスティック型に応用した感じです。

紙パック(S型) AMC-U2 10枚
¥784 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
同じタイプを後からだしたシャープ同様に、ステーションは紙パック集塵です。
ゴミに触らず捨てられる点を含めて、基本的なシステムは同じと言えます。
一方、消耗品となる紙パックは、パナソニックは以前から販売のあるタイプの流用であり安めです。1年使ってだいたい600円で収まる水準です。
清潔性も、同社のマイナスイオン技術(ナノイーX)を内部に放射する仕組みで、消臭の配慮もなします。密閉空間なので、効果は期待できます。
正直、この仕組みは目の付け所がよく、軽量化に寄与するほか、スティックを細くできるという意味で、デザイン家電としても優れていると言えます。
静音性は、ステーション型の場合きになりますが、65dBという値です。
21年に若干改良が入りましたが、いまでもシャープ(60dB)より少し劣ります。
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以上、パナソニック MC-NS10K の紹介でした。
ステーション型は、パナソニックの独壇場でしたが、シャープや東芝も出してきたので比較が必要になりました。
ただ、吸引力やヘッドの工夫は、あるいは、ナノイーを利用したステーションの消臭面の工夫はパナソニックが特に優れるように思います。
一方、掃除機利用時やステーションへの吸引時の騒音や、バッテリー充電時間は、シャープに負ける部分があります。
一長一短ですが、総合的には、最初に独自開発した上で、1世代分の改良が加わっているパナソニックが良いように思います。類似機がない状況から開発した「オリジナルモデル」ですし、その部分を含めて評価したい思いもあります。
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なお、このシリーズには、以上の兄弟機があります。

【2023年11月発売】
3・パナソニック MC-NS70F-H
¥42,023 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
重さ:1200グラム
定格電圧:14.4V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:15分
集塵方式:カプセル式
ヘッド:
センサー:ゴミ量(高感度)
充電時間:3時間
第1に、MC-NS70Fです。

重さは、1200gです。
軽量化ではこのシリーズで最も優秀ですが、ヘッドにローラーがないタイプです。
つまり、1回の往復でゴミをしっかり取りきる力はイマイチになります。

他方、本機は、羽根のようなヘッド左右の部分が、障害物との接触で自然と畳まれる仕様です(動くノズル)
1アクションで、細かいすき間も掃除できる点は大きな見どころに思えます。
最大運転時間は、ただ、オートで15分です。
付属品は、隙間ノズルのみです。
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結論的にいえば、すき間について小回りが効くので、使って便利に感じる方は、実際いるでしょう。
ただし、普通の「面の」床掃除は不得意で時間がかかる部分と、構造的に「フローリング・畳」はいけるものの、ヘッド構造的に、カーペットは(短時間・強モードでも)「無理」になるのが注意点と言えます。
こうした部分で、面白い機種である一方、かなりニッチな機種といえます。
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【2021年6月発売】
4・パナソニック MC-SBV01-W
¥14,960 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:2300グラム
定格電圧:18V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:36分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:パワーヘッド
センサー:
充電時間:3時間30分
第2に、MC-NS70Fです。
こちらは、おそらく「業務用」向けです。
集塵容量を多めにして、バッテリー寿命を2500回保証したかわり、じゅうたんに対応できない一般的な家庭用としては、重めになっています。
ゴミ量センサーもないです。
一般的に選択肢にしなくてOKです。
【2024年8月発売】
(通常モデル)
5・パナソニック パワーコードレス MC-PB61J-A
¥38,424 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
【2023年発売】
(通常モデル)
6・パナソニック パワーコードレス MC-PB60J-C
¥41,690 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
(ヤマダ電機系モデル)MCPB60JY
7・パナソニック パワーコードレス MC-PB60JY-C
¥52,009 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1300グラム
定格電圧:14.4V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:25分
集塵方式:紙パック式 (0L)
ヘッド: 自走式
センサー
充電時間:3時間
MC-PB61Jは、パナソニックが発売する「パワーコードレス」シリーズの軽量コードレス機です。日立の「かるパックスティック」のライバルとなる、紙パック式コードレスです。
旧機種が残りますが、こちらのみ縦置きスタンドが未付属です。ヤマダ系モデルは25年追加ですが、旧機をベースにしたもので、スタンドが付属しません。

本体の重さは、1300グラムです。
日立機より100gですが軽いです。
なお、グリップは、スティックグリップ(シングルグリップ)で、ハンドル形状になっていない形状です。「低重心タイプ」とも言えます。
吸引力は、一方、本機は仕事率の情報がないです。
扉口絵は、フローリングに加えて、カーペットの絵もあります。
正直なところ、パナソニックがどちらに「最適」と考えているか分からないです。
触った感じ、かるパックスティックと同じくらいの「吸い」だったのと、そこまで強くない定格電圧(14.4V)から判断して、こちらのカテゴリで紹介しました。
ただ、軽くならば、じゅうたんも対応できる吸引力はあるでしょう。

一方、紙パック式の場合、ゴミが詰まった際の吸引力の低下が課題です。
さすがに老舗企業らしく、この部分の形状的な配慮はあります。

掃除機のヘッドは、自走式です。
同社のV字形ブラシは採用されておらず、スタンダードなフラットブラシとなっています。
そのため、近年のトレンドである「毛絡み防止」や「壁ぎわ掃除」といった機能の搭載は見られません。また、「ふき掃除」機能も省かれており、やや旧来型の構成です。
一方で、操作性は非常に軽快で、この点に開発の重点が置かれている可能性があります。
本機では、ヘッド部のローラーの一部を同一方向ではなく、「斜め方向(回転軸方向)」に配置しています。これにより、横方向の移動や方向転換時の滑らかな動きを実現しています。これは、同社独自の特許技術であり、「ラクスルアシスト」と名付けられています。

グリップ部分は、本機もスティックレバー(シングルグリップ)を採用しています。
個人的にはこのタイプには慣れませんが、構造的に方向転換はスムーズで、前述のラクスルアシスト構造と相まって、多数のローラーによるアシスト効果が期待できます。ハードフロアでは、「すべる」ような軽快な操作感があります。
ただし、ローラー部の毛詰まりには弱いため、定期的なメンテナンスは欠かせません。
掃除機のセンサーは、未搭載です。
おそらく、搭載しようとすれば出来たはずですが、近年、「マスユーザーが使わない機能」はそぎ落としているようなので、省略なのかと思います。
バッテリー持続時間は、標準運転で25分です。
強運転で8分ですし、この部分でも、本質的には「カーペット」用ではないと思います。
また、センサーがないので、自動運転はできません。
バッテリーの充電時間は、約3時間です。

紙パック(S型) AMC-U2 10枚
¥784 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
紙パックは、同社のS型が対応です。
昔からあるタイプで、消耗品が安いのは見どころです。
集塵容量としては、0.5Lなので、割と入ります。
静音性は、最大69dB、最小63dBです。
あまり配慮がないです。
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以上、パナソニックMC-PB61J の紹介でした。
(不器用だからでしょうが)シングルレバーが「苦手」なAtlasなので、操作性は評価できません。
ただ、センサーがない部分や、ブラシに見るべき工夫がない点など、無個性な製品であると思います。見かけ以外、どこを売りにしているのか分かりにくいのが、本機のネックです。

【2025年8月発売】
【上位機種】
8・パナソニック パワーコードレス MC-SB55K-A
¥50,001 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
【下位機種】
9・パナソニック パワーコードレス MC-SB35J-C
9・パナソニック パワーコードレス MC-SB35J-A
¥44,000 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
重さ:1200グラム
定格電圧:14.4V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:15分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:ゴミ量(高感度)
充電時間: 3時間30分
MC-SB55は、パナソニックのコードレス掃除機です。

本シリーズの旧機(MC-SB55K)は、スティックグリップ(シングルグリップ)形状でしたが、今回は伝統的なハンドル型グリップに戻りました。
なお、下位機種があります。下位機種は後述する「置くだけ充電スタンド」が未付属で、充電時にコードを差し込む必要がある仕様となります。利便性があまり良くないので、上位機が良いと思います。

本体の重さは、1200グラムです。
シングルグリップ機とは異なり、多重ローラー(ラクスルアシスト)や、重めのヘッドで低重心化を図る必要がなくなったため、全体としても大きく軽量化されました。
個人的には、この変更は好ましく、掃除機の重心バランスはやはりハンドル型の方が自然に操作しやすいと感じています。戻って正解だったと思います。
個人的には、この変更には好感していて、掃除機の重心バランスはやはりこの形状が心地よく動かせると思えます。戻って良かったです。
このほか、カーペットなどのゴミをかき出しやすい、ブラシの植毛の工夫(混毛ブラシ)など、この部分の技術的な工夫の説明は、かなり充実します。

吸引力は、仕事率は非公開です。
ただ、定格電圧(14.4V)からすれば、メインはフローリングまででしょう。
サイクロンも、同社のじゅうたん対応タイプのような、2段分離の多気筒式ではないですから。

ヘッドは、自走式です。
先述のように、旧機(上図)は多重ローラーを装備した「ラクスルアシスト」対応ヘッドで、低重心化のため、やや重めでした。
一方、新機種(下図)は、かなりスリムな形状となりました。ローラーを前方に寄せることで壁際のゴミを取りやすくしています。

さらに形状は異なるものの、V字ブラシで中央に毛を集め、リブでこそげ落とすことで毛絡みを避ける「からまないブラシPlus」を新採用し、この部分での吸引力の維持にも配慮されています。
一方、ラクスルアシスト構造は採用されていません。しかし、本機のようなグリップハンドル形状の場合、軽量で操作しやすい新型ヘッドの方が、全体としての扱いやすさに優れると言えるでしょう。
一方、かつて多くの機種に見られた「ふき掃除(イオンプレート)」機能は非搭載ですが、現在ではさほど問題視されないと思われます。

LEDゴミライトは、本機は装備です。
こちらも、近年のトレンドの1つです。はだ、ゴミの見つけやすい波長である緑色LEDは、日立などと違い不採用です。
ここは、特許絡みかもしれません。

センサーは、スゴ取れセンサー(高感度ゴミ量センサー)が付属です。
高速赤外線センサーとされ、約20 μmの検知力です。高感度です。
一方、従来はクリーンセンサーという名前でしたが、強モード以外の設定時、ゴミを見つけると、自動的に強にブーストする設計になり、名前が変更されました。
バッテリー持続時間は、自動運転時で8〜30分という記載です。
強運転の持続時間は、8分です。
先述のように、ブラシ部分の植毛の工夫などで「カーペット対応」をにおわせる表現があります。
ただ、持続時間ほか、14.4Vとそこまで強くない電圧のモータなので、あくまでハードフロア用の軽量機です。

バッテリーの充電時間は、約3時間です。
一方、ユーザーが、工具でバッテリー交換ができる形式です。
ただ、電池切れの際に、交換しながら使うという発想ではなく、あくまで、摩耗時の交換を容易にするための工夫です。
そういった使い方ができる、シャープやマキタとは異なります。

付属品は、ブラシ付隙間ノズルと、おくだけ充電スタンドです。
ただし、下位機の場合、充電はできない簡易的な収納スタンドです。
遠心分離サイクロンは、こちらもゴミ圧縮などの機能性はないです。
0.13Lのカップなので、その都度捨てる感じでしょう。

清潔性も、問題ないです。
サイクロン機構ほか、ローラーブラシを含めて水洗い可能です。
ゴミ捨ても、1アクションではないものの簡単ですし、問題ないです。

静音性は、一方、最小63dB、最大67dBです。
ふつうに「うるさい程度」ではありますが、静かではないです。
ただ、このグレードの同社の旧機よりはだいぶ「まし」にはなってきました。
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以上、パナソニックのMC-SB55Kの紹介でした。
1200g前後の軽量モデルで、ハードフロア向けに「パワフルさ」を訴求する製品は、他社にもライバルが多く存在します。
本機は、ハンドルグリップを採用したことで「標準的な操作性」に戻り、そうした競合機と比較しても「張り合える」立ち位置の製品になったと評価できます。
一方で、静音性に配慮しつつ、バッテリー交換にも対応するシャープの軽量モデルや、緑色LEDライトでゴミの視認性を高めた上で、高電圧でパワフルなモーターを搭載の日立の軽量モデルと比べると、一歩譲る印象もあります。
とはいえ、「からまないブラシPlus」による毛絡み低減や、高感度のゴミ量センサーは注目に値します。
これらの要素により、室内でペットを飼っているご家庭には比較的適した製品といえるでしょう。
ただ、そのような用途では、より強力な吸引力を持つカーペット対応機種の方が適しているようにも思われ、やや物足りなさも感じられます。
特に、運転音については改良されたとはいえ最大67dBであり、さらなる静音化の余地はあるでしょう。
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なお、本機には、旧機および、クリーンドッグつきの上位機の展開があります。
順番に違いを確認しておきます。

【2024年8月発売】
【上位機種】
10・パナソニック パワーコードレス MC-SB54K-A
¥27,700 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
【下位機種】
11・パナソニック パワーコードレス MC-SB34J-C
11・パナソニック パワーコードレス MC-SB34J-G
¥19,400 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
【2022年11月発売】
【上位機種】
12・パナソニック パワーコードレス MC-SB53K-HC
¥34,580 楽天市場 (1/14執筆時)
【下位機種】
13・パナソニック パワーコードレス MC-SB33J-W
13・パナソニック パワーコードレス MC-SB33J-G
¥40,233 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1600グラム
定格電圧:14.4V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:15分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:ゴミ量(高感度)
充電時間: 3時間30分
第1に、 MC-SB54はなどです。
先ほどの製品の本機の旧世代になります。
グリップは、先述の通りシングルグリップ構造です。

ヘッドは、この構造に合わせて低重心化が求められるため、下位機でも採用されていた「ラクスルアシスト」対応の厚みと縦幅のあるタイプが使われていました。
本体重量は、そのため1600gと、新機種よりも約400g重くなっています。
シングルグリップ機では操作方法が異なるため、この重量でも「操作性に大きな支障はなかった」とは言えます。
ただ、同じ14.4V駆動のモーターでこの重さでは、ややバランスに難があった印象もあり、今回の仕様変更は妥当だったと思われます。
一方、下位機(MC-SB34J)は、ヘッドの仕様がさらに簡略化されています。
ローラーや壁ぎわ清掃の工夫はあるものの、通常ブラシであり「からまない」構造の利点はありません。

センサーは、クリーンセンサー(高感度ゴミ量センサー)を搭載していました。
約20μmの微細ゴミの検知が可能で、新機種と同等の性能です。
ただし、ゴミ量に応じて吸引力を自動調整する機能は非搭載でした。
付属品は、24年機(上位機)のみスタンドが付属ですが、充電ドッグとしての機能はありませんでした。
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結論的にいえば、ハンドル構造やヘッド形状に起因する操作性の高さを考慮すると、価格差はあるものの、パナソニック製品では、先ほどみた新機種を選ぶのがおすすめです。
なお、2022年モデルの旧機は、さらに騒音値が高く(最大69dB)、この点からも積極的におすすめできません。
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【2025年12月発売】
14・パナソニック パワーコードレス MC-NX500K-A
¥69,865 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1200グラム
定格電圧:14.4V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:15分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:ゴミ量(高感度)
充電時間: 3時間30分
第2に、MC-NX500K-Aです。
こちらは、現行機の上位版で、クリーンドック(ゴミステーション)が付属するモデルです。

本体部分は、ほぼ仕様差はありません。
あえて言えば、ダストボックス下部からステーションにゴミを吸い出す構造(マグネット式のフタ)がある関係で、微妙に集じん容量が多くなる程度です。

クリーンドックは、紙パック式です。
置くだけでマグネット式のフタの部分から、ドック側にゴミが自動で吸引されます。
サイクロン式は、カップにゴミが溜まると吸引力が落ちやすいので、メンテ頻度が減る部分ほか、吸引力の持続性の部分では、ステーションの搭載は一定の意味があります。もちろん、ゴミ捨ての頻度が減るのも良い点です。

紙パック(S型) AMC-U2 10枚
¥784 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
一方、消耗品となる紙パックは、パナソニックは以前から販売のあるタイプの流用であり安めです。同社によると3.5ヶ月に1回のゴミ捨て頻度です。
利用量にもよりますが、コストはそこまで気にしなくて良いレベルです。
静音性は、本体は、通常モデルと同じです。
ステーションは、約69dBとそれなりに騒音ですが、短時間ですし、問題ないです。
付属品は、スタンドほか、こちらもブラシ付きすき間ノズルがつきます。
あとは、ゴミステーションのない通常モデルとの仕様差はないです。
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結論的にいえば、ゴミステーションが便利に感じる場合で、予算に都合がつくならばこちらが良いでしょう。
利便性が向上するほか、サイクロン式はゴミが満量に近いと吸引力が低下するので、その予防にもなります。家族にあまり家電に詳しくない方がいる場合も、この方式なら、ゴミすてを怠られても「自分のストレスを溜めにくい」感じはあります。

【2024年発売】MC-SB70KM(W) B0DHZ7MKRZ
15・パナソニック パワーコードレス MC-SB70KM-W
¥49,800 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
重さ:1700グラム
定格電圧:14.4V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:20分
集塵方式:カプセル式
ヘッド: 自走式
センサー:ゴミ量(高感度)
充電時間:3時間
MC-NX810KMは、パナソニックが販売する新コンセプトの製品です。
同時期に同じコンセプトの「じゅうたん対応型」もでましたが、本機は出力的に、ハードフロア向けです。

仕組みは、同社ではお馴染みの、サイクロン式(フィルタレスサイクロン)です。
ただ、ヘッドからマイクロミストを放出するオリジナル機能があります。
ホームセンターでみかえる植物の水やり用の霧吹きのうち、極小タイプに相当するミストです(10 μm)。
パナソニックによると、揮発性が高いので、床材がじゅうたんや畳でも使えるとされます。
ただし、基本的にフローリング用で、水によってフローリングの極小凹凸に入り込んだゴミを、水でこそぎ落とすかんじにとらえてください。

例えば、ウェットのクイックワイパーをかけたあとの「さらっと」した質感を、掃除機で実現できるという工夫です。皮脂汚れも取れるとのことです。

給水は、本体を開け、キャップを開けて行います。
その上で「ヘッドの」ミストスイッチをONにすると噴霧されます。注意点は、この操作は、ハンドルでできないという点です。水を受け付けない白木などの床質で止めたい場合、面倒です。
加えて、仕組み上、水が余ったら捨てる必要もあります。真水でも、ほこりに近い場所にあるので、ニオイの原因になるからです。
メンテは、一方、先述のように、(原則的に)水分は揮発するので、吸いこんだゴミが湿るというようなことはないようです。

ただ、別紙で「お願い書」が添付されており、そちらによると、(水を纏いやすい)粉末状のゴミ、土埃を大量に吸いこんだ場合、お手入れランプが点滅し、ダストボックスのメンテが要求される場合があるようです。
手入れは、わりと面倒である上で、乾燥を要するので結構面倒です。
加えて、ミストの噴霧口もしっかり確認して、(綿棒で)メンテをしないと、液だれの原因になります。ここは、場所的に、ほこりを「まとい」やすそうな場所ですし、少し不安です。
また、仕組み上、壁ほか1カ所に一定時間当て続けると、水滴が落ちる可能性も注意としてなされます。
本体の重さは、1700グラムです。
これに、水の分(約150g)が加わるので、下に重心がかかるタイプです。

掃除機のヘッドは、自走式です。
重さは、この部分である程度解決されます。
仕組み的には、同社の多くの掃除機にみられる、V字形の「からまないブラシ」です。
ヘッドは、日立のようなゴミが発見しやすい緑LEDではないですが、ホワイトLEDが装備です。
また、ローラーを壁に近い位置に配置し「壁際のゴミを取りやすく」という、最近のトレンドに配慮があるほか、毛絡み防止に関する工夫もあります。
総合的に、ヘッドは、高性能と言えます。
操作性は、ただ、水を含めた場合のヘッドの重さもあり、ミスト非搭載機のような柔軟性はあまりないと言えます。
すき間掃除のしやすさや、方向転換の柔軟性などは強調されません。
掃除機のセンサーは、高感度タイプのゴミセンサーが搭載です。
ゴミ残りがあれば、ランプでお知らせがあります。
バッテリー持続時間は、自動運転時で最大20分、高運転だと8分です。
ここは課題です。
バッテリーの充電時間は、約3時間です。
バッテリー切れ時の交換は想定しません。

本体の収納は、付属のスタンドを利用します。
付属品は、一般的な隙間ノズルと、ふとん用の(モーター非搭載の)ふとん清潔ノズルです。
静音性は、掃除の際は64dB、ステーション吸引は69dBです。
あまり静かではないです。
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以上、パナソニックMC-NX810KMの紹介でした。
革新的で、野心的で、若々しい発想の製品に思いました。懸念されるポイントは繰り返しませんが、こういう「考えさせる」製品は市場には重要に思います。
ただ、本機は、じゅうたんに対応するスペックでない割に重いほか、水を使う部分での先述の但し書きが、不安要素です。
フローリングを、加熱ミストで「さらさら」にできるのは魅力ですが、結局、面倒で、その部分を使わなくなるリスクはあるでしょう。正直、水を使うリスクは、不快な「ニオイ」がでやすいので、この部分に最大限の対策がない限り、個人的にはあまり評価できません。
次回に続く!
コードレス掃除機のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、軽量なコードレスの掃除機の比較の2回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ続きます。

3・軽量コードレス掃除機の比較 (3)
3-1:パナソニック〈日本〉
4・軽量コードレス掃除機の比較 (4)
4-1:東芝〈日本〉
4-2:シャーク〈米国〉
5・軽量コードレス掃除機の比較 (5)
5-1:マキタ〈日本〉
6・軽量コードレス掃除機の比較 (6)
6-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
7・軽量コードレス掃除機の比較 (7)
7-1:ダイソン 〈英国〉
7-2:AQUA〈日本〉
7-3:他の企業〈各社〉
8・おすすめのコードレス掃除機【結論】
8-1:最終的なおすすめ製品の提案
続く3回目記事(こちら)では、東芝・シャークの製品を追加でみていきます。
やや個性的なラインアップが中心です。
吸引力の強さ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★★
ヘッドの性能 ★★★★★
センサー性能 ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
引き続きよろしくお願いします。
3回目記事は→こちら!
