1回目記事からの続きです→こちら
今回の結論
人気のブランド鍋のおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、各社の人気鍋を紹介しました。
1・人気ブランドの鍋の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ティファール〈フランス〉
1-3:ルクルーゼ〈フランス〉
1-4:ストウブ〈フランス〉
1-5:バーミキュラ〈日本〉
2・人気ブランドの鍋の比較 (2)
2-1:MEYER〈米国〉
2-2:フィスラー〈ドイツ〉
2-3:サーモス〈日本〉
2-4:遠藤商事〈日本〉
3・人気ブランドの鍋の比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
3回目記事では、最後にいつものように、Atlasのおすすめ機種!をあげておきます。
第1に、比較的低価格で品質も期待できる鍋としておすすめできるのは、

【2021年発売】
【18cm ソースパン】
1・T-Fal IHルージュ・アンリミテッド G26223
¥4,936 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:1269g(蓋込)
満水容量: 2.4L
【20cm シチューパン】
2・T-Fal IHルージュ・アンリミテッド G26244
¥4,957 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:1559g(蓋込)
満水容量: 3.2L
タイプ:IH兼用
基材:アルミ(プレス加工)
コーティング:フッ素
蓄熱性:
本体の軽さ ★★★★★
蓄熱性 ★★★☆☆
耐久性 ★★★★★
メンテしやすさ ★★★★★
無水調理 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
ティファールのIHルージュ・アンリミテッドでしょう。
タイプは、IH兼用のフッ素コートで、プレス加工アルミ鍋です。
入門機としてよくあるタイプですが、汎用性が高く、扱いやすいので、多くの方に向くタイプです。
コーティングは、4層コートのチタンインテンスです。
他社の同級より層数が多いうえで、同社の通常品(チタン)より堅牢です。
フライパンならば、もう少しグレードの高いものをオススメしますが、鍋はその調理法を考えれば傷みにくいため、このグレードの製品で十分です。
なお、IHルージュ・アンリミテッドシリーズは、【フライパンの比較記事】で紹介するように、フライパンのラインナップもあります。
そちらは、より優秀なコーティングを採用するので、トータルコーディネートする場合も良いと思います。

また、「ワンポイント」として、適切な加熱状態を教えてくれる「おしらせマーク」も同社の魅力です。
利用できる料理は、煮込む、揚げるです。「揚げる」は16cm以を除けば、T-Falは対応とします。
ただし、ハンドルは樹脂なので、オーブンは(当然)禁止です。
食器洗い機は、利用可能です。
第2に、煮込み料理に特化して考える場合に、おすすめと言えるモデルは、

【2023年発売】
【18cm両手鍋】深さ8.1cm
OP2R18S-PK OP2R18S-NV OP2R18S-WH
25・バーミキュラ オーブンポット2
¥26,179 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:2000g(蓋あり)
満水容量:1.9L
【22cm両手鍋】深さ9.8cm
OP2R22S-PK OP2R22S-NV OP2R22S-WH
26・バーミキュラ オーブンポット2
¥39,930 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:2500g(蓋あり)
満水容量:3.5L
【26cm両手鍋】深さ11.5cm
OP2R26S-PK OP2R26S-NV OP2R26S-WH
27・バーミキュラ オーブンポット2
¥39,930 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:4100g(蓋あり)
満水容量:5.6L
タイプ:IH兼用
基材:ホーロー鋳物(鋳鉄)
コーティング:ガラス(瞬間蒸発)
蓄熱性:高い
本体の軽さ ★★★☆☆
蓄熱性 ★★★★★★
耐久性 ★★★★★
メンテしやすさ ★★★★☆
無水調理 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
バーミキュラのオープンポット 2が良いでしょう。
ルクルーゼの上位モデル「シグニチャココットロンド」と迷いました。
ただ、開発年の新しさにも由来しますが、ふだん使いする場合の、ホーロー鋳物の弱点を、理論や数字として分かる形で改良している部分が、(スペック重視の)Atlasには好感が持てました。
Atlasも現在、こちらを所有して使っていますが、実際、作りも使い勝手も良好です。

タイプは、IH兼用のガラスコートのホーロー鍋です。
アルミのプレス加工の製品より、値段が高く、重さも重いです。
ただ、蓄熱性は抜群で、弱火で長時間煮込む場合、仕上がりも、光熱費も期待できる方式です。そちらと比べる場合、そこまで密に「見張って」いなくても良いのも利点です。

サイズ構成は、18cm、22cm、26cmが基本です。
重さは、特に22cmまでの製品ははっきり「軽め」です。
26cmは深さもあるので、ずっしり重いですが、これは例外的でしょう。
22cmあたりが使い勝手が良さそうです。

無水調理は、初代のバーミキュラもでしたが、得意です。
上部のピコ(突起)を利用して蒸気を循環させる工夫と底面のリブの2つの工夫で、発生した水分をしっかり管理します。

とくに、鋳物技術を活かしたテーパーエアタイト構造は、0.01mmの精度でルクルーゼと比べても密閉性が高い方式で、水分を逃さずシールドしていきます。

蓄熱性は、軽量化のために、鋳鉄が(ルクルーゼなどより)やや薄めなので、純粋な蓄熱性でいえば負けると思います。
ただその分軽いほか、熱伝導性は逆に良くなっています。ふだんの使い勝手におけるバランスはこちらのほうがやや良いように思います。蓄熱性もおそらく、実仕様時、比べておいても分からないレベルの違いでしょう。

利用できる料理は、煮込む、炊く、揚げるです。
オーブンも300度に対応しているのは、ホーローでは最高です。日本のオーブンレンジは300度出せる機種も割とあるので、ここは安心感があります。
無水ベイクも面白い発想です。
ホーローを同社のホーローフライパン技術で培った「瞬間蒸発ホーロー」の工夫を取り入れ、加熱時に「焦げ目が付きやすい」仕様にしています。
オリーブ油などであらかじめ底面で「焼いて」からフタをして無水調理をはじめる方法を可能にするためで、この方向性で公式レシピを拡充しています。
実際は、セラミック系のフライパンなどを併用すればホーロー鍋でも再現可能でしょうが、手間ですし、温度がいったん変わる点で(アレンジしないと)完全に再現は難しいでしょう。良い工夫だと思います。
食器洗い機も、対応です。
ふたを含めて競合他社より「軽い」点は強調できます。

毎日の「バーミキュラ」レシピ
¥1,430 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
専用レシピは、ネットレシピを含めてかなり多いといえます。
ルクルーゼも同じですが、負けていないでしょう。
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【2024年発売】
【18cm両手鍋】深さ5.9cm
OP2S18S-PK OP2S18S-NV OP2S18S-WH
28・バーミキュラ オーブンポット2 shallow
¥24,200 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:1900g(蓋あり)
満水容量:1.4L
【22cm両手鍋】深さ7.1cm
OP2S22S-PK OP2S22S-NV OP2S22S-WH
29・バーミキュラ オーブンポット2 shallow
¥30,579 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:2600g(蓋あり)
満水容量:2.5L
【26cm両手鍋】深さ8.3cm
OP2S26S-PK OP2S26S-NV OP2S26S-WH
30・バーミキュラ オーブンポット2 shallow
¥26,179 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:3600g(蓋あり)
満水容量:4.0L
タイプ:IH兼用
基材:ホーロー鋳物(鋳鉄)
コーティング:ガラス(瞬間蒸発)
蓄熱性:高い
本体の軽さ ★★★☆☆
蓄熱性 ★★★★★★
耐久性 ★★★★★
メンテしやすさ ★★★★☆
無水調理 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
一方、底浅モデルの展開もあります。

こちらは、先ほど書いた「無水ベイク」や、炒め調理などに向く仕様です。
個人的にこちらの22cmを持っています。
無水調理もできますが、容量としては、(多めの)2人前ほどまでになります。また、カレーやシチューなど汁ものは、市販の素の「6皿分」だとやや厳しい感じでした。
ただ、鍋としては便利なサイズで、すき焼き用の鍋などと兼ねる場合にも良いと言えます。
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【両手鍋:16cm】(10cm〜34cmもあり)
22・ストウブ ココット ラウンド
¥17,100 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:2340g(蓋あり)
満水容量:1.2L
【両手鍋:20cm】
23・ストウブ ココット ラウンド
¥20,922 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:3600g(蓋あり)
満水容量:1.5L
【両手鍋:22cm】
23・ストウブ ココット ラウンド
¥23,209 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:3900g(蓋あり)
満水容量:2.6L
タイプ:IH兼用
基材:ホーロー鋳物(鋳鉄)
コーティング:ガラス
蓄熱性:高い
本体の軽さ ★★☆☆☆
蓄熱性 ★★★★★★
耐久性 ★★★★★
メンテしやすさ ★★★★☆
無水調理 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、バーミキュラだと、やや予算オーバーという場合はあるでしょう。
その場合で「無水調理」に挑戦したい場合は、ストウブを推します。

こちらの場合、「フタの重さ」という物理的な方法ですが、密閉性を高めての無水調理に対応します。
内部のフタのピコ(突起)により、水分を食材に雨のように還元するアロマレイン構造もバーミキュラ同様に、備えます。

利用できる料理は、無水調理を含む煮込むのほか、揚げる、炊くです。
バーミキュラと違い「無水ベイク」はできませんが、あとはそこまで変わりません。
オーブンも250度までは対応できます。
難点は、本体とフタの重さです。
そこが妥協できるならば、コスパもよくおすすめできます。
一方、これ以上安い製品で「無水調理」をしたい場合は、「フィスラー」ステンレス鍋が選択肢です。ただ、使い勝手を考えるとこちらを選ぶ意義はあるかと思います。
第4に、鍋料理用に一台ストックしておきたい製品は、

【20cm シチューポット】
3・T-Fal キャストラインアロマプロ E25144
¥6,473 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:1575g(蓋あり)
満水容量:3L
【28cm シャローパン】
4・T-Fal キャストラインアロマプロ E25172
¥7,433 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:2450g(蓋あり)
満水容量:4.5L
タイプ:IH兼用
基材:アルミ(鋳物)
コーティング:フッ素
蓄熱性:高い
本体の軽さ ★★★★☆
蓄熱性 ★★★★★
耐久性 ★★★★☆
メンテしやすさ ★★★★★
無水調理 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★☆
ティファールのキャストライン アロマ プロでしょう。

タイプは、IH兼用のフッ素コートの「アルミ鋳物」の鍋です。
アルミプレスの製品と違って、鋳物なので必要に応じた場所を「分厚く」できています。
そのため、鋳鉄製のホーロー鍋と比べて、同サイズでは「だいぶ軽い」仕様です。
その上で、表面はフッ素加工があります。
ホーローやステンレス系より格段に「扱いが楽」ですから、その部分も評価できます。

重さは、28cmシャローパンでも(ふた込み)2.4kgですから。
利用できる料理は、無水調理を含む煮込むのほか、揚げる、炊くです。
ただ、シチューポッドは「煮る」、シャローパンは「炒める」もある程度想定しているでしょう。
オーブンは、対応明記がないですが、まあ良いかと思います。

コーティングは、そのため、シャローパンは、同社の鍋系のフッ素加工では良いものとなる4層のチタンフォースですから。
食器洗い機も、利用可能です。
第5に、見栄えと耐久性を重視してステンレス系の鍋を探している方には、

【2022年発売】
【16cm ソースパン】040-153-16-100/0
40・Fissler サンフランシスコ 040-153-16-100
¥4,468 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:600g(蓋なし)
満水容量: 1.35L(適正容量 0.75L)
【16cm シチューポット】040-113-16-000/0
41・Fissler サンフランシスコ 040-113-16-000
¥4,350 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:1000g(蓋あり)
満水容量: 2.1L(適正容量 1.5L)
【16cm キャセロール】040-123-16-000/0
42・Fissler サンフランシスコ 040-123-16-000
¥10,360 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:900g(蓋あり)
満水容量: 1.35L(適正容量 0.75L)
【20cm キャセロール】040-123-20-000/0
43・Fissler サンフランシスコ 040-123-20-000
¥6,660 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:1300g(蓋あり)
満水容量: 2.3L(適正容量 1L)
【20cm シチューポット】040-113-20-000/0
44・Fissler サンフランシスコ 040-113-20-000
¥5,680 Amazon.co.jp (1/10執筆時)
重さ:1400g(蓋あり)
満水容量: 3.6L(適正容量 2L)
【24cm シチューポット】040-113-24-000/0
45・Fissler サンフランシスコ 040-113-24-000
¥9,900 楽天市場 (1/10執筆時)
重さ:2220g(蓋あり)
満水容量: 5.6L(適正容量 4L)
タイプ:IH兼用
基材:ステンレス
コーティング:なし
蓄熱性:
本体の軽さ ★★★★☆
蓄熱性 ★★★☆☆
耐久性 ★★★★★
メンテしやすさ ★★☆☆☆
無水調理 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
フィスラーのサンフランシスコしょう。
もうすこしランクの上の製品もありますが、ステンレス系の場合、調理スタイルによって「向き不向き」があるので、とりあえず、このあたりから試していくのが良いように思いました。
予算に無理がないようならば、フィスラーの項目で紹介した本機の上位機が良いです。
そちらの方が機能面では、熱伝導性、無水調理の部分がよいほか、外観の高級感と保証年数(15年)がかなり伸びるのでそちらを推します。

タイプは、IH兼用のステンレス鍋です。
ステンレス製品では同社の「入門用」で安めです。
ただ、しっかり底面は、6mm厚の3層(底厚三層カプセル構造)で、ステンレスの弱点である、熱伝導性への配慮があります。
コーティングは、なされません。
火加減など「選び方の基本」で書いた「ルール」を守って使えば問題ないですが、それに外れる使い方をすると、後始末がたいへんです。
いい加減な火加減などを(フッ素系アルミパンほどは)大目に見てくれないので、しっかり取り組む方向きです。
もっとも、「お湯くらいしか沸かさない」ならば、問題のない話です。
重さは、どれも軽めです。
ただし、こちらだけ、上ぶたが付かない点に注意してください。
オーブンも220度までなら対応です。ただし、ガラスふたの耐熱は80度です。

利用できる料理は、無水調理を含む煮込むのほか、揚げる、炊くです。
水蒸気でフタが「ウォーターシール」される構造で、ある程度密閉するからです。
蓄熱性の部分ほか、鋳物のホーロー鍋ほど徹底しては以内ので、どちらかと言えば、水分の多い素材での「無水カレー」などのレシピに限られるでしょうが、対応できます。
ただ(ルクルーゼと同じで)多少、水分は補って上げる必要はありそうです。
食洗機も、対応です。
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【セット】040-113-05-000/0
46・Fissler サンフランシスコ 040-113-05-000
¥26,400 楽天市場 (1/10執筆時)
シチューポット 16,20,24cm
キャセロール 20cm
ソースパン 16cm
ガラスふた 16, 20,24cm
なお、このシリーズは入門向けということで、お得なセット販売があります。
一気に揃えたい場合は安めです。
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【片手鍋 16cm】
36・マイヤー ヘスタン ナノボンド HTN-S16
¥60,500 楽天市場 (1/10執筆時)
重さ:1050g(本体は795g)
満水容量:
【片手鍋 18cm】
37・マイヤー ヘスタン ナノボンド HTN-S18
¥66,000 楽天市場 (1/10執筆時)
重さ:1135g(本体は840g)
満水容量:
【片手鍋 20cm】
38・マイヤー ヘスタン ナノボンド HTN-S20
¥71,500 楽天市場 (1/10執筆時)
重さ:1442g(本体は1105g)
満水容量:
【両手鍋 20cm】
39・マイヤー ヘスタン ナノボンド HTN-W20
¥71,500 楽天市場 (1/10執筆時)
重さ:1330g(本体は995g)
満水容量:
タイプ:IH兼用
基材:ステンレス
コーティング:ナノボンド(チタン)
蓄熱性:
一方、ある程度予算がある方で、「一生もの」のステンレス鍋を選ぶならば、ヘスタンのナノボンドが良いでしょう。

外観グレードが、数ランク良く見栄えがする上で、表面にチタン素材(ナノボンド)の蒸着があり、耐久面で利点があるので。
その上で、側面が「フルクラッド3層ステンレス」で確定できれば(さらに)推せますが、本編で書いたように、その部分は残念ながら確定できません。
補足:調理器具の関連記事の紹介
というわけで、今日は、各社の鍋の紹介でした。
1・インジニオ・ネオの比較
2・フライパンの比較
3・鍋・ソースパンの比較
4・圧力鍋の比較
5・電気圧力鍋の比較
6・ジューサーの比較
7・肉の筋切り器の比較
なお、T-Falには、着脱式のハンドルを採用する鍋のセットが別にあります。

セットで揃える場合、こちらの方が選びやすいです。上の1番のリンク記事【こちら】で紹介しています。他の記事とあわせて、よろしければご覧ください。
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ではでは。
