【今回レビューする内容】2024-2025年 産地別・農園別のコーヒー豆の味の特長と選び方:土居珈琲の豆など:ブラジル・コロンビア・グアテマラ・ジャマイカ・エチオピア・モカ・クリスタルマウンテンNO1・マンデリンモンドノーボ バリアラビカ”神山” エルサルバドル パカマラ温泉 トラジャ トアルコトラジャ ジャバニカ 東ティモール ペルー ラオスなど
今回のお題
安くて美味しいコーヒー豆の選び方は?
ども!Atlasです。
今日は、2024年12月現在、最新の珈琲関連の話題で、コーヒー豆についてです。
このブログでは、コーヒー器具について以下のような比較記事を書いてきました。
1・紙フィルタコーヒーメーカーの比較
2・フィルタレスコーヒーメーカーの比較
3・全自動コーヒーメーカーの比較
4・カプセル式コーヒーメーカーの比較
5・エスプレッソメーカーの比較
6・コーヒーミルの比較
7・おすすめのコーヒーメーカー【結論】
しかし、コーヒー豆についての記事はしばらくなかったので、この話題について久しぶり(約10年ぶり)に書いてみることにします。
1・コーヒー豆の選び方の基本
コーヒー豆は、SCAA(アメリカスペシャルティコーヒー協会) による上記のようなランク分けが「世界基準」と言えます。
1・スペシャリティコーヒー
第1に、スペシャルティコーヒー(Specialty Grade)です。
これは、「どこの国の誰々が作ったのか」出自が追跡できる上で、専門家が試飲で「うまい!」と評価した特別なコーヒー豆です。
日本のコーヒー豆専門店でも簡単に手に入りますが、無数に農場がある点、年ごと・農園ごとで格付けが変わっていくという点と、高級すぎる点で、Atlasには手に負えない(比較しがたい)です。
地元の信頼できるコーヒー豆専門店と仲良くなるしかないでしょう。
2・プレミアムコーヒー
第2に、プレミアムコーヒー(Premium Grade)です。
こちらも、「どこの国の誰々が作ったのか」出自が追跡できる製品です。しかし、味の面での専門家の認定を経ていない点が、スペシャルティコーヒーと異なります。
3・コモディティコーヒー
第3に、コモディティコーヒーです。
これは、SCAAの定義に外れたコーヒー豆です。しかし、産地国での基準で、グレード分けされた「安くて良いコーヒー」です。
我々が日常見かける「産地国」が明示されたコーヒー豆のほとんどはこのグレードです。
そして、今回の記事で主に紹介するのは、このコモディティコーヒーグレードの製品の選び方です。
2・コモディティコーヒーの選び方
コモディティコーヒーは、生産国によって差異はあります。
しかし、上記の指標などを複数組み合わせて、生産国の豆の品質をランク分けしています。
ただし、ブラジルなど、これに味覚検査がはいる場合もあります。
例えば、高級豆の代名詞とも言えるジャマイカのブルーマウンテンは、「豆のサイズ」「豆の純度」「収穫地」による等級分類法をとり、「ブルーマウンテンNO.1」「NO.2」などにランク分けしています。
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ただし、今回の記事は「国内のグレード」までは深入りせず、「それぞれの国・農園のコーヒー豆の一般的な特長」を「広く浅く」紹介してしてみたいと思います。
では、産地別に、その味の傾向を具体的に見ていきましょう。
【古書】
珈琲焙煎士のぼくがコーヒーに教わった大切なこと
¥359〜 Amazon.co.jp (12/9執筆時)
なお、今回は、本格的なスペシャルティコーヒーを多く販売する、土居陽介氏が経営する土居珈琲店の豆を事例にしつつ、各地の商品を紹介しています。
土居氏は、『珈琲焙煎士のぼくがコーヒーに教わった大切なこと 』という著作でも知られます。
また、オルタナティブな選択肢として、Atlasも利用している京都西陣珈琲(アップスコーヒー)の販売する豆もいくつか紹介しています。
楽天市場に出展していて、メール便で送料無料で発送してくれます。
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3・南米地域のコーヒー
3-1:ブラジル
3-2:コロンビア
3-3:ペルー
4・中米地域のコーヒー
4-1:グアテマラ
4-2:エルサルバドル
4-3:ニカラグア
4-4:ジャマイカ(ブルマン)
4-5 :メキシコ
4-6 :コスタリカ
5・アフリカ地域のコーヒー
4-1:エチオピア(モカ)
4-2:タンザニア(キリマン)
6・環太平洋地域のコーヒー
5-1:インドネシア(マンデリン)
5-2:東チモール
5-3:ハワイ
5-4:ベトナム
5-5 :中国
5-6:インド
なお、今回は、以上の産地のコーヒー豆を見ていくつもりです。
どこも赤道に近い熱帯・亜熱帯です。
キューバ(クリスタルマウンテン)ほか、結構「落ちている」ところはあるので、美味しいコーヒーを試飲できたら、おいおい付け足していくつもりです。
なお、「味の傾向」グラフは、土居珈琲の製品に限っては、同社の農園ごとの味データを参考にしました。
その他の部分と、本文中の味の評価については、Atlasの試飲経験をふまえております。
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なお、現在、世界的なコーヒーの供給不足と価格高騰があり、全国的に銘柄的な取扱が減少傾向です。
高級銘柄は、引き続き「高値安定」です。
一方、2024年は、全世界的に比較的安めの銘柄の供給量が減っているようです。
お財布に優しい安めのモカ(エチオピアのレケンプチ・シダモほか)や、東南アジアの豆(マンデリンほか)は、円安による問屋の「買い負け」や、医療品や缶コーヒー向けの低品位種(ロブスタ種)の不作に連動した価格高騰で、一時的に手に入らないものが多いです。
比較的安く手に入るのは、ブラジルほか、中米(コロンビアやメキシコ)や、キリマンあたりといった印象です。ただ、24年秋の遅霜で不作との報道で、2025年もどうなるか微妙です。
なお、記事的に、在庫のない機種も紹介しますが、在庫がなかったものは、価格に「カギカッコ」を付けています。
3・南米地域のコーヒー豆
はじめに、南米地域(ラテンアメリカ)のコーヒー豆を国別に見ていこうと思います。
はじめに、世界最大のコーヒー豆の産地であるブラジルからです。
【200g】【浅煎り〜深煎り】
1・京都西陣珈琲 ブラジル NO.2
¥1,800 楽天市場 (12/9執筆時)
はじめに、南米のブラジルのコーヒー豆です。
ブラジルは、世界最大のコーヒーの生産地です。
栽培開始は奴隷制廃止以後の1880年代以降と新しいですが、軍政下の時代から機械を進めており、大規模なコーヒー農園も多いです。
コーヒーの味は、典型的な「ブラジル」風味です。
南米の他国のコモディティコーヒーに較べると、苦みやアロマはありますが、穏やかで酸味は控えめです。専門店の「マイルドブレンド」のような調合で使われる「ベース豆」として、コロンビアなどと同様に、重宝されています。
どちらかといえば「ブレンドにおける引き立て役」と言えます。多少酸味が控えめなコーヒーが好きな方は、「ストレート」でも良いでしょう。深煎りにも合います。
なお、ブラジルの場合、コモディティコーヒーの最高ランクは「NO.2」です。
先述のように、ブラジルの場合、欠格豆や味覚検査での査定ですが、「完全無欠のコーヒー豆などない」という「農民気質」からとのこと。
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【100g】
2・土居珈琲 ブラジル ダテーラ農園
¥1,435〜 楽天市場 (12/9執筆時)
なお、ブラジルにも特定農園でそだつ個性的な豆は多いです。
例えば、土居珈琲からは、ブラジルテーラ農園のコーヒー豆が売られています。
コーヒーの味は、こちらについては、ブラジルとしては、相当「個性的」です。
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【100g〜】
3・土居珈琲 モンドノーボ ドライオンツリー
¥(1,298) 楽天市場 (12/9執筆時)
3・ブラジル モンドノーボ
¥864〜 楽天市場 (12/9執筆時)
また、ブラジルの「モンドノーボ」もあります。
モンドノーボは、コーヒー豆を木の状態で完熟させた特別ものです。
Atlasは、以前、四日市で焼物を「調査」しているとき見つけた諏訪栄町焙煎所で初めて見つけました。
味の傾向は、酸味が控えめのブラジルの特長を持ったままで、甘みと苦みが強く感じられる重厚な飲み口でした。
個人的には、アロマ(香りは)はもうすこし上位の評価でも良いと感じます。Atlasの好きな味です。
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【200g】【中煎り】
4・京都西陣珈琲 フルッタメルカドン(果物市場)
¥(1,770) 楽天市場 (12/9執筆時)
4・フルッタメルカドン(果物市場)
¥1,860〜 楽天市場 (12/9執筆時)
一方、緑茶で言う「一番茶」のように、コーヒーの木から特定の豆だけ集めたものもあります。
コーヒーの果実に1つの豆しか入っていない果実(ピーベリー)だけから豆を取ったフルッタ・メルカドンです。
名前の通りに、フルーツ系の甘み(ワインとも表現)を感じられるので、ブラジル産としては、かなり特徴的です。
酸味も感じられますが、昔ながらのコーヒーの酸味(酸っぱい系)ではなく、香りを伴う華やかな酸味です。最近ちょくちょく見られてきた、アナエロビック(嫌気性発酵)をするためです。
最近は、「酸味」で表せる表現が多様化してきて表現が難しいですが、この処理をした製品は「ワインのような」香りがする場合もあります。
【100g〜】【浅煎り〜深煎り】
5・土居珈琲 コロンビア エメラルドマウンテン
¥2,016〜 楽天市場 (12/9執筆時)
続いてコロンビアのコーヒー豆です。
同国では、コーヒーは1840年代からの栽培開始となりますので、ブラジルより「老舗」です。
こちらの場合も、黒人奴隷制廃止に呼応して生産が広まったという経緯があります。
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コーヒーの味は、栽培地の標高の関係もあり、コクがブラジルより強い傾向にあります。
一般的には酸味も強いと言えます。(土居珈琲のロットはやや控えめです)。ほどよい甘みもあるため、「日本人が好む典型的な味」に近いと言えるでしょう。
そんなわけか、コロンビアの「最上級」である大粒の「コロンビア・スプレモ」は、全国のコーヒー豆屋でもわりと見かけます。美味しいものだと、フルーツ系の甘みも強いです。
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【200g】【浅煎り】
6・京都西陣珈琲 コロンビアハニー
¥1,340 楽天市場 (12/9執筆時)
なお、京都西陣珈琲では、浅煎りの「コロンビアハニー」を販売しています。
Atlasもたまに買いますが、こちらも、豆のサイズで最高等級の「スプレモ」です。
ハニー製法というわけでなく、甘みを出すように焙煎したことが名前の由来の要です。
豆は酸味が強いタイプですが、コロンビアは、浅煎りだと甘みもあるため、次に紹介するグアテマラと同様に、女性にも人気です。
また、最近店頭にいったら、同じくスプレモ・水洗の「コロンビア・エスメラルダ」があったので、ネットでも販売されるかもしれません。中煎りで、コーヒー豆からして果実感が強かったです。
【200g】【浅煎り〜深煎り】
7・京都西陣珈琲 ペルー チャンチャマイヨ
¥1,840 楽天市場 (12/9執筆時)
続いて、南米のペルーのコーヒー豆です。
ブラジル同様に、日系移民つながりで縁のある地域です。特にアンデスの、標高の高い地域で、コーヒー畑が見られます。
本製品は、品種名としては不明ですが、同国はティピカ種の古くからの産地です。
コーヒーの味は、浅煎りでの評価です。
濃厚系の甘みが強調でき、酸味もほどよく乗っています。全体として、バランスが良いです。
香りは、夏の潮風を感じるようなカラッとした印象です。一方、焙煎度にもよりそうですが、苦みはさほどなく、飲みやすいです。
割と見逃していた地域ですが、コモディティでも実力は高いと感じます。
4・中米地域のコーヒー豆
つづいて、グァテマラやメキシコなど、中米・カリブ海地域のコーヒー豆を見ていきます。
【100g〜】【浅煎り〜深煎り】
8・土居珈琲 グァテマラ カペティロ農園
¥1,435〜 楽天市場 (12/9執筆時)
続いて、中米のグアテマラです。
同国での栽培の歴史は古く、18世紀半ばに由来します。20世紀にはアメリカが事実上の保護国としますが、コーヒーについては、(プランテーションではなく)家族単位の農場が多いと言われます。
コーヒーの味は、他地域に較べて「香りが強い」という特長があります。深煎りしても香りが飛びにくいという特長があります。また、酸味も強いと言えます。
同国は、標高が高い地域が多いので、こうしたコーヒー向けの個性が生まれます。また、総じて標高の高い場所の品質が多いことから、同国のコーヒーの等級分けは「標高」のみで行っています。
一方、家族農場という形態や気候的な問題から、産地や農場による個性の違いは大きいです。そのため、産地別のスペシャルティコーヒーについては、以上のような傾向が当てはめにくい場合もあります。
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【300g】【中煎り】【深煎り】
9・京都西陣珈琲 グアテマラ SHB
¥1,840 楽天市場 (12/9執筆時)
なお、お手頃価格のコモディティコーヒーとして、グアテマラ最高グレードのSHB規格の豆が京都西陣珈琲からでています。
中・浅煎りがオススメで、こちらは、グアテマラらしいというか、土居珈琲よりかなり強い酸味です。昔からある系の「酸味」になります。
一方、深煎りは、逆に固定観念を覆すようなコクがあり、別の意味で美味しいのです。
いずれも、結構安いので、普段飲みに良いでしょう。
ちなみに、お店では、二種を混ぜたプレミアムなブレンドもあります。
【100g〜】【浅煎り〜深煎り】
10・土居珈琲 エルサルバドル ラ・レフォルマ農園
¥1,298〜 楽天市場 (12/9執筆時)
続いて、中米のエルサルバドルです。
グアテマラの「お隣さん」の国で、味の傾向は大まかには似ています。
コーヒーの味は、グアテマラと傾向は似ています。品種は非開示ですが、恐らく農園から判断するに、「ブルボン種」になると思います。
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【100g】
11・エルサルバドル パカマラ
¥1,200〜 楽天市場 (12/9執筆時)
なお、エルサルバドル産では、パカマラ種という豆の方が、おそらく「独特」の味を楽しめると思います。
特定の温泉地の製品は「パカラマ温泉」という名前が付けられており、そちらでもしられます。
「地場産」の改良品種で、非常に大粒です。スペシャリティコーヒーとしても、一時期わりと見かけました。
【300g】【中煎り】【深煎り】
12・京都西陣珈琲 ニカラグア パカマラ
¥1,500 楽天市場 (12/9執筆時)
Atlasもニカラグア産のパカマラもありました。(現在はなし)
チョコレート系の香りとコクがあり、品種のよい特長がでています。
コーヒーの味は、「Atlas評価」ですが、ブルボン種に比べると、「グッと」コクを感じられる仕上がりです。
【200g】
13・京都西陣珈琲 ジャバニカスイートレモン
(¥1,660) 楽天市場 (12/9執筆時)
【400g】
13・ニカラグア ジャバニカ
¥1,830〜 楽天市場 (12/9執筆時)
続いて、中米のニカラグアです。
日本ではあまり聞かない国ですが、中米の南端に近い場所にある国です。
珍しいイエローブルボンのほか、複数の栽培種がみられますが、今回紹介したのは、ティピカ系の「ジャバニカ」です。
インドネシアから持ち込まれたあとに改良された品種です。ニカラグアとカメルーンのみの栽培とのこと。
コーヒーの味は、総合力の高さが光ります。
なかでも、十分なコーヒーのコクと甘みが光りますが、酸味・苦みもあります。
バランスが良いので、Atlasも最近リピートしました。なお、商品名の「スイートレモン」はこの酸味が、柑橘系であることから付けたそうです。
【100g〜】【浅煎り〜深煎り】
14・土居珈琲 ジャーニーズエンド農園
¥9,017〜 楽天市場 (12/9執筆時)
続いて、中米・カリブ海のジャマイカのコーヒー豆の紹介です。
日本における高級コーヒーの代名詞と言える「ブルーマウンテン」の産地です。
ジャマイカは、もとは英国領です。そのため、イギリス王室が愛飲していたといういわれから「高級品」として、日本でもプレミアが付いています。
生産量自体も、相当少ないため、希少価値があります。なお、ブルーマウンテンは、栽培地自体が国策で限られているので、「豆の純度」と「豆のサイズ」で選別しています。
厳格に選別された最高グレードの「ブルーマウンテンNo1」は国の管理下で、独自の樽に詰められるため、偽物が生じにくいと言えます。厳格な品質管理も高値の要因でしょうが、それだけに、品質安定性は高いです。
ジャーニーズエンド農園のものは、最近のブルマンでは珍しく単一農園系です。
コーヒーの味は、この農園になってから注文したことはないです。
ただ、同社によると、香りと甘みが強めとのことです。
評価値としては、酸味がブルマンにしては高いですが、浅煎りだからという部分もありそうです。そのほうが、味が引き立てられるのでしょう。
もうすこし安いと良いのですが。
【300g】【中煎り】
15・京都西陣珈琲 メキシコ アルツーラオーガニック
¥2,650 楽天市場 (12/9執筆時)
続いて、北中米メキシコのコーヒー豆です。
19世紀からの古い歴史がある産地ですが、日本での知名度はイマイチでしょうか。
ただ、この豆もですが、オーガニック(JAS認定)に力を入れる地域としてでわりと知られていて、今回は範囲外ですが、スペシャリティではよく見かけます。
コーヒーの味は、煎り方で性質が大きく変わります。
深煎りは、良い感じの甘みと苦みが美味しいです。
中煎りだと、以外に(発酵系ではなく昔ながらの)酸味が出ます。
モカと言うよりも、キリマンに近い感じです。
【200g】
【ストレート】
16・京都西陣珈琲 コスタリカトレスエルマナス・ワイニー
¥2,160 楽天市場 (12/9執筆時)
【100g】
17・コスタリカ・トレスエルマナス・ワイニー
¥890〜 楽天市場 (12/9執筆時)
続いて、北中米コスタリカのコーヒー豆です。
小規模な農園単位で独自の生産処理場を持つ場合が多く、個性的な豆が多い国です。
作付けは、アラビカ種のカツーラが多いですが、こちらもそうです。
コーヒーの味は、「酸味系」です。
名前通りで、アナエロビック(嫌気性発酵)でワイン系の香りを出します。むろん、コスタリカ全体がそうというわけではなく、この農園のマイクロミルがそのような作りです。
個人的にかなり好きなタイプで、昔とは違う酸味を感じたい場合、こちらがよいです。ストレートでも美味しいですが、個性強めなので、ブレンドもオススメします。
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【100g】【ストレート】
18・京都西陣珈琲 リベリカ・ワイニー
¥(1,630) 楽天市場 (12/9執筆時)
なお、こちらも「ワイニー」ですが、リベリカ種です。
コーヒーは(原種として言えば)アラビカ種・ロブスタ種(カネフォラ)・リベリカ種の3種類です。
ロブスタは(高級豆の世界では)基本的にエスプレッソ用ですから、基本今回紹介している製品は(モカであれ、ブルマンであれ)アラビカ種です。
リベリカ種は「ごく希に」栽培されている品種です。味は、苦みが強調できますが、かなり独特の(スパイシー系の)酸味です。こちらも、アナエロビック加工です。
ここまで個性の強いものは希ですので、なにかしらの「風味付」には良いかと思います。
5・アフリカ・中東地域のコーヒー豆
ここからは、アフリカ・中米地域のコーヒー豆です。
中東は、コーヒー豆の原産地であり、度々の禁止令にも負けず、中世から愛飲されている地域です。
【200g】【浅煎り〜深煎り】
19・土居珈琲 エチオピア モカ イルガチェフェ
¥---- 楽天市場 (12/9執筆時)
【300g】【中・深煎り】
20・京都西陣珈琲 モカ イリガチェフェ
¥3,130 楽天市場 (12/9執筆時)
21・京都西陣珈琲 モカ ハラー
¥(2,230) 楽天市場 (12/9執筆時)
21・京都西陣珈琲 モカレケンプチ
¥(1,680) 楽天市場 (12/9執筆時)
【200g〜】
21・エチオピア モカレケンプチ
¥980〜 楽天市場 (12/9執筆時)
【400g〜】
20・エチオピア モカ シダモ
¥1300〜 楽天市場 (12/9執筆時)
続いて、モカのコーヒー豆の紹介です。
モカは、北アフリカのエチオピアとイエメンで栽培されているコーヒーの総称です。
コーヒーは、新大陸で栽培が始まる前の時代からイスラム圏で飲まれており、この植物の原産地もこの近辺です。
土居珈琲は、高級豆の代表的な産地で、水洗式をとる モカ・シダモ(イルガチェフェ村)産です。
京都西陣珈琲は、伝統的な非水洗式で生産される、モカハラー・レケンプチもあります。
個人的には、コスパ良く、昔ながらの酸味が得られるレケンプチのファンです。同社のブレンドのベースにも、最近よく使われている感じです。
なお、冒頭書いたように、レケンプチほか、エチオピアの非水洗式のモカは、世界で「取り合い」になっている関係もあり、日本の流通在庫が極端に少なくなってきています。
エチオピアは、ソマリアのお隣の海のない国ですが、ご存じのような世界情勢の関係もあり、出荷が滞っているという理由もありそうです。
コーヒーの味は、「優しい酸味と甘さ」が特長です。
コクはあまり感じられないので、ブレンドにされることも多いです。上等なものは、フルーツ系の風味が強いため、日本でも「ストレート」や「ブレンド」ともに人気があります。
【100g】【浅煎り〜深煎り】
22・土居珈琲 タンザニア モンデュール農園
¥1,435〜 楽天市場 (12/9執筆時)
【200g】【中煎り】
23・京都西陣珈琲 キリマンジャロ
¥2,290 楽天市場 (12/9執筆時)
続いて、キリマンジャロの紹介です。土居珈琲のものは、特定農園仕入れのプレミアムコーヒー、西陣珈琲は、コモディティコーヒーですが、最高ランクのAAです。
キリマンジャロは、アフリカのタンザニアで栽培されている品種です。
コーヒーの味は、「強い酸味が際立つ」のが特長です。標高の高い生産地ですから、こうした個性が出ているのでしょう。
一方、香りはさほど強調されない品種です。
こうした点で言えば、「コーヒーの酸味が好きか」を試したい場合に、ストレートで飲んでみると、面白いでしょう。最近は酸味の強い珈琲は減っていて、貴重です。
6・環太平洋地域のコーヒー豆の特長
続いて、東南アジアやハワイなど環太平洋地域のコーヒー豆です。
大航海時代がオランダが持ち込んで栽培をはじめた地域ですね。
【100g】【浅煎り〜深煎り】
24・土居珈琲 マンデリンG1
¥1,298〜 楽天市場 (12/9執筆時)
【300g】【中・深煎り】
25・京都西陣珈琲 マンデリン
¥2,550 楽天市場 (12/9執筆時)
続いて、マンデリンです。
マンデリンは、インドネシアで栽培されているコーヒーです。スペシャルティコーヒーではよく見かける豆産地で、レベルは高いです。
歴史を辿れば、17世紀にアラビアから苗をオランダ人が持ち出して、栽培をはじめたというもので、新大陸よりも古い産地の1つです。
なお、インドネシアのマンデリンは、不良豆の含有率で等級分けされています。G1は「最高グレード」ですね。
コーヒーの味は、(例外もありますが)酸味はわりに弱く、苦みがかなり強いタイプです。熱帯産の香辛料を思わせるボディが強めの味つけで、個性豊かです。
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【100g〜】【浅煎り〜深煎り】
26・土居珈琲 ゴールデンマンデリン
¥1,640〜 楽天市場 (12/9執筆時)
なお、土居珈琲からは、マンデリンがもう一銘柄出ています。
こちらは、手で選別した良質豆を、3ヶ月以上熟成したものです。スペシャリティコーヒーではないですが、手間がかかったものです。値段が高いのは、こうした手間ゆえでしょう。
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【100g】【浅煎り〜深煎り】
27・土居珈琲 バリアラビカ”神山”
¥1,298〜 楽天市場 (12/9執筆時)
また、インドネシア産ながら、マンデリンではない品種として「バリアラビカ」という豆種があります。バリ島で生産された水洗式の豆です。
苦みが強いご当地色を出したまま、香りが強調された豆で、マンデリンに欠ける「高級感」がある味です。
マンデリンは、正直ブレンドにしたほうが好きですが、こちらは混ぜずに飲みきりました。
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【300g】
28・京都西陣珈琲 南十字星 トラジャ
¥(2,350) 楽天市場 (12/9執筆時)
【400g】
29・キーコーヒー トアルコトラジャ
¥5,370 楽天市場 (12/9執筆時)
なお、京都西陣珈琲では、希少種のスラウェシ島のトラジャが割と安く手に入ります。
日本では、40年前にキーコーヒーが絶滅しかかっていたトラジャを復活させたこともあり、昔から「トアルコトラジャ」という名称で、「高級豆」として知られています。
コーヒーの味は、近い産地のマンデリンと比べると、酸味が相当強く感じます。
Atlasがルーティンに加えているストック豆種のなかでも、酸味は最大です。この部分で極端なので、(酸味という)味を知るには適した豆です。
ただ、一般的には、酸味が強すぎるので、マンデリンなどとブレンドして飲む方が、穏やかに飲めます。
【200g】【中煎り】
30・京都西陣珈琲 東チモール カフェ・チモール
¥1,820 楽天市場 (12/9執筆時)
東ティモールは、インドネシアのお隣の国です。
コーヒー生産の歴史は古く、独立する遙か以前、ポルトガル植民地時代からティピカ種系が作られていました。
2002年の独立後、コーヒー豆の栽培について日本が支援したこともあり、生産者に適切なお金が入るフェアトレード豆が、日本に入ってくるようになっています。
世界的にはさほど大きなシェアはないけれど、日本でたまに見かける理由です。
コーヒーの味は、京都西陣珈琲が販売する中煎りの豆(フルウォッシュ・天日乾燥)の場合、香り・甘みが強いです。
苦み・酸味・コクは、さほど感じられず、「スッキリ飲める」爽やかなコーヒーです。
豆の種類のほか、水洗を数回繰り返す手法で、お隣のインドネシアとは製法が異なります。今、これを飲みながら記事を書いていますが、ホッとする味です。
【100g〜】【浅煎り〜深煎り】
31・土居珈琲 ハワイコナ
¥6,900〜 楽天市場 (12/9執筆時)
続いて、ハワイコナです。
ハワイコナは、太平洋のハワイのハワイ島で作られるコーヒーです。
品種としては他地域でもみられるティピカ種です。歴史的には19世紀に欧米人が持ち込んだ苗木を、宣教師の家族が商業ベースに乗せて、栽培を広めていきました。
ハワイの場合、豆の大きさと欠格豆の少なさで3等級をつけており、最高グレードは「エクストラファンシー」等級となります。続くのが「ファンシー」で2等級の豆です。
ただ、こちらについては、グレード情報がないです。
なお、ハワイのお土産の定番の1つとなっているため、公平を期して言えば、味に対して価格は割高です。
コーヒーの味は、その強い香りが特長です。
淹れ立ての際の香り立ちと、飲んだ瞬間の酸味、飲み応え、三拍子揃っています。
(例外もありますが)酸味はわりに弱く、苦みがかなり強いタイプです。熱帯産の香辛料を思わせるボディが強めの味つけで、個性豊かです。
同じく高級豆のジャマイカのブルーマウンテンもティピカ種ですが、比較すると酸味もあるため、その味の傾向が好きな方に向くでしょう。
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【100g】
32・京都西陣珈琲 マウイモカ
¥2,200 楽天市場 (12/9執筆時)
なお、ハワイのマウイ島では、イエメンから持ち込まれたモカも栽培されています。
味の傾向はイエメンのモカマタリとやはり似ていますが、土地柄か、割と香り高いです。高温多雨の環境がそうさせているのか分かりませんが、コナと傾向は似てきている気がします。
お値段もリーズナブルなので、南国の香りを感じたい方にはオススメですね。
【200g】
33・京都西陣珈琲 ベトナム アラビカNO1
¥(1,190) 楽天市場 (12/9執筆時)
【100g】
33・ベトナム アラビカNO1
¥570〜 楽天市場 (12/9執筆時)
続いて、ベトナムです。
20世紀後半に世界銀行の支援でコーヒー生産量を大幅に伸ばした地域です。どちらかというと、カフェイン飲料などに使う(格安の)ロブスタ種(カネフォラ種)の栽培が盛んです。
ただ、こちらは、ストレートでの試飲に適したアラビカ種です。
200gで1000円以下と「お財布に優しい豆」ですが、味は良く、Atlasもよく飲みます。
コーヒーの味は、適度な酸味と苦みを特長とします。
コクもあるため、カフェオレなどにも向きますが、Atlasはブラックで飲むことが多いですね。フルーティな甘みや香りはさほどないのですが、仕事をしながら「がぶがぶ」飲んでいます。
等級的にはG1でベトナムでは最高級ですし、値段以上の味は保証できます。
【300g】
34・京都西陣珈琲 雲南シーサンパンナ・ハニー
¥2,380 楽天市場 (12/9執筆時)
続いて、中国の雲南省です。
同国はお茶の生産地のイメージがありますが、南では大規模にコーヒーが栽培されています。
「飲みものにこだわる」お国柄らしくj、品質の良いアラビカ種です。細かくは、カチモールという品種です。現在は、天日・ハニー(ハーフウォッシュド)仕様です。
コーヒーの味は、豊かなコクを特長とします。
反面、酸味はないので好き嫌いは分かれますが、1杯で満足感を得られる力強さはたいした物です。
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【200g】
35・京都西陣珈琲 ラオス・カチモール・ハニー
¥(1,240) 楽天市場 (12/9執筆時)
【200g】【中煎り】
36・京都西陣珈琲 ラオス・ティピカ プルメリア
¥1,380 楽天市場 (12/9執筆時)
なお、カチモール種は、ラオスでも生産されています。
最近、京都西陣珈琲では、雲南が品切れですが、ラオスのコーヒー豆を結構推しており、焙煎パターンを含めて色々あります。
【200g】【浅煎り・深煎り】
37・京都西陣珈琲 インドモンスーン
¥1,760 楽天市場 (12/9執筆時)
続いて、インドです。
この国も同国はお茶の生産地のイメージがありますが、17世紀にはアラビア地域からコーヒーの木が移植され、栽培がはじまっています。
かなり珍しく、Atlasも浅煎りで仕上げたここのものしか飲んだことがないです。
モンスーンドナチュラルは、コーヒーの乾燥方法で、長時間自然風で乾燥させたものです。モンスーン(季節風)にさらすという意味か、モンスーンにのって欧州市場に運ばれたか、どちらかの意味でしょう。
コーヒーの味は、珍しい系統で、(なんかちょっと異なる傾向の)甘みと香りを感じます。酸味はなく、あまり苦みもないように思えます。
7・焙煎度について
以上、産地別に、コーヒー豆を比較してきました。
最後に焙煎度について書いておきます。
土居珈琲店(アマゾン店)の場合、それぞれの豆ごとに、焙煎度は、中煎り(シティロースト)・深めの中深煎り(フルシティロースト)・深煎り(フレンチロースト)を選択できます。
コーヒー豆専門店でブレンドを買う場合などは、「店主にお任せ」で良いわけです。しかし、ネットの場合、なまじ「選べるだけに難しい」と言えます。
基本的にはシティロースト(中煎り)が一般的で、苦みとコクを強くしたい場合だけ、それ以外を選ぶと良いでしょう。ただ、酸味系の個性が消えるので、最初に勝って試す際は、やはりシティローストでしょう。
なお、品種によっては、ハイロースト(浅煎り)で酸味を強調する場合もありますが、コーヒーの味(苦み)は逆に消えてしまいます。
8・豆の挽き方について
最後に、コーヒー豆の挽き方です。これは、使われる機器で決定する部分です。
エスプレッソ用の場合は「極細引き」、ペーパーフィルターでハンドドリップする場合は「細挽き」、金属フィルターやコーヒーメーカーは「中挽き」、カフェプレスなどは「粗挽き」を頼んでください。
なお、挽き具合で、苦みと酸味はある程度調整できますので、できれば豆で配達して貰って、このブログの【コーヒーミルの比較記事】で紹介したようなミルで色々試すのが「面白い」でしょう。
今回の結論
安くて美味しいコーヒー豆は、結論的にこれ!
というわけで、今回は、コーヒー豆の産地別の比較でした。
いざ執筆してみると、「分かっていないこと」だらけでしたので、今後も適宜、加筆を続けていきたいと思っています。
最後に、いつものように、Atlasのおすすめコーヒーを提案します。
第1に、珈琲の上質の酸味を堪能されたいかたにオススメのコーヒー豆は、
【300g】【中・深煎り】
20・京都西陣珈琲 モカ イリガチェフェ
¥3,130 楽天市場 (12/9執筆時)
エチオピアのモカでしょう。水洗式のイリガチェフェがおすすめです。
「優しい酸味と甘さ」が特長のモカですが、現品を試飲したところ、その個性は十分でていました。
なお、深煎りよりも、中深煎り(シティロースト)にいたほうが、その個性を引き出しやすいでしょう。
第2に、新しいタイプの酸味を試したいという方オススメのコーヒー豆は、
【200g】
【ストレート】
16・京都西陣珈琲 コスタリカトレスエルマナス・ワイニー
¥(2,160) 楽天市場 (12/9執筆時)
【100g】
17・コスタリカ・トレスエルマナス・ワイニー
¥890〜 楽天市場 (12/9執筆時)
コスタリカのトレスエルマナス農園のワイニー、をオススメします。
新しい傾向の「ワインのような」酸味です。アナエロビック(嫌気性発酵)だと、だいたい、このような味になるようでうs。
従来的な(モカやキリマンの)酸味とは方向性が違う酸味です。、これはこれで、美味しいですし、面白いです。ぜひ飲み比べてみてください。
この系統は、個性が強すぎるものがありますが、こちらはほどよいです。コスタリカの別農園のものも飲みましたが、だいたい同じ傾向でした。
第3に、質のよい香りとコクを楽しみたい方にオススメなのは、
【200g】【浅煎り】
6・京都西陣珈琲 コロンビアハニー
¥1,340 楽天市場 (12/9執筆時)
コロンビアでしょう。
結構焙煎の手際うまさで味が変わる地域ですが、これらは安心して頼めます。
コーヒーの味は、コクと香りが強調されます。
ブルーマウンテンの傾向に割と近くて、それでいて安いので、普段のみに良く用いています。
なおかつ、ほどよい甘みもある点が「マウンテン三強」の一角として、「日本人受けしやすい」のでしょう。バランスもいいので、オススメできます。
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【200g】【浅煎り〜深煎り】
3・土居珈琲 モンドノーボ ドライオンツリー
¥(1,298) 楽天市場 (12/9執筆時)
3・ブラジル モンドノーボ
¥864〜 楽天市場 (12/9執筆時)
ただ、最近呑んだもののなかでは、ブラジルの「モンドノーボ」も面白いと思います。
年度による部分もありますが、感じるアロマはスペック以上だと感じました。繊細な味なので、シティかイタリアンローストくらいの浅煎りがオススメです。
第4に、最近流行しているフルーツ系の香り・酸味が特徴的な豆としては、
【200g】【中煎り】
4・フルッタメルカドン(果物市場)
¥1,860 楽天市場 (12/9執筆時)
果実に1つの豆しか入っていない果実(ピーベリー)だけから豆を取った、ブラジルのフルッタ・メルカドンでしょう。
最近は、スペシャリティでも、フルーツ系・ワインの甘み・さわやかな酸味の豆がわりと評価されます。
新しいアナエロビック(嫌気性発酵)製法で、割と安めでその傾向を感じられるコーヒーです。
多品種(モンドノーボ・カトゥアイ・ブルボン)の混合的なピーベリーですが、濃密な香りで、美味しいです。
個人的には、最近飲んだなかでも、特に新味を感じたものですね。万人に好まれる味だと思いました。
第5に、カフェイン独特の「苦み」を感じられる点でオススメできるのは、
【200g】【浅煎り〜深煎り】
27・土居珈琲 バリアラビカ”神山”
¥1,298〜 楽天市場 (12/9執筆時)
インドネシアのバリアラビカ”神山”でしょう。
「良質な苦み」で、固定ファンが多い、マンデリンも候補ですが、ブレンドせず単独で飲むならば、こちらの方が良いと思います。
通年で安定的にあるとも限らないため、在庫があるうちに試すと良いと思います。
補足:コーヒー関連記事の紹介など
以上、今回は、コーヒー豆の紹介でした。
土居珈琲店 楽天市場ストアフロント
楽天市場
なお、今回紹介した「土居コーヒー」は、Amazonでは4000円以上で送料無料になります。そのため、個性の違う、上記の三銘柄を購入して、飲み比べても良いでしょう。
京都西陣珈琲 楽天市場ストアフロント
楽天市場
また、京都西陣珈琲は、200g単位でメール便発送(送料込)に対応してくれます。
補足:コーヒー関連記事の紹介
1・紙フィルタコーヒーメーカーの比較
2・フィルタレスコーヒーメーカーの比較
3・全自動コーヒーメーカーの比較
4・カプセル式コーヒーメーカーの比較
5・エスプレッソメーカーの比較
6・コーヒーミルの比較
7・おすすめのコーヒーメーカー【結論】
なお、このブログでは、コーヒー器具について上記のような比較記事もあります。これらもよろしくお願いします。
続いて、コーヒーに向いている市販のミネラルウォーターについてです。
このブログでは、【おすすめミネラルウォーターの比較記事】を書いています。これは、アマゾンで取り扱われている約20種類の天然水ペットボトルを比較したものです。
日本の水道水はの大半中硬水(軟水よりの硬水)ですが、市販のペットボトルの国産天然水には軟水が、外国産天然水には硬水が多いです。
軟水でいれるとコーヒーがよりまろやかで甘くなり、硬水で入れると苦みが強調されます。つまり、コーヒーメーカー同様にコーヒーの味に変化が付けられますの。この点にもご興味ガレ場【おすすめミネラルウォーターの比較記事】もご覧ください。
また、水があまり美味しくない地域では、より美味しいコーヒーを入れるために、水道水フィルターを導入するのは有効です。詳しくは【家庭用浄水器の比較記事】で紹介しています。
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ではでは。