Top 研究道具(その他) 比較2023'【疲れない】PC用デスク48点の性能とおすすめ・選び方 (1)

2023年07月15日

比較2023'【疲れない】PC用デスク48点の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2023年 目が疲れにくい!パソコンデスク・PC向き事務机の性能とおすすめ・選び方:家庭用・テレワーク向けPCデスク・事務机・オフィスデスク・ゲーム用ゲーミングデスクなど

【紹介する製品リスト】プラス 平机 SH-107H Garage fantoni GT-129H GT-149H GF-128H GL-127D TKG-B127SAWPAW Bauhutte バウヒュッテ BHD-800CM BHD-1200SA BHD-1000M BHD-1200M オカムラ クルーズ デスク MY10BD MJ64アイリスオーヤマ PDN-7038サンワダイレクト 100-002 100-DESK064 100DESK-065 100-DESK080W 100-DESKH45M 100-DESKH035M DORIS ナカバヤシ HDA-8045NM HDA-1045NM FLEXISPOT E7 FLEXISPOT EG1 FLEXISPOT EC1 ほか

今回のお題
疲れにくい!PC向けデスクのおすすめはどれ?

 ども!Atlasです。

 今日は、2023年7月現在、最新のパソコン向けのデスクの比較です。

 「目や体が疲れにくい」という部分をキーワードにしながら、現在手に入る製品だけで、40点以上のPCデスクを比べていきます。

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 仕事でPCを利用する場合疲れにくいモデルを「どのような基準」で選ぶべきか、「選び方の基本」も解説します。

 15年以上、1日の大半を机でPCに向かい合っているAtlasの経験をふまえています。 

1・PC用デスクの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:プラス/ Garage〈日本〉
 1-3:コクヨ 〈日本〉
 1-4:バウヒュッテ〈日本〉
 1-5:FLEXISPOT〈米国〉
 1-6:サンワダイレクト〈日本〉
2・PC用デスクの比較 (2)  
 2-1:オカムラ〈日本〉
 2-2:山善 ほか
 2-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 今回は、上表のような順番で、話を進めます。

 はじめに、「選び方の基本」と机の高さと奥行に関する説明をすませたあと、各社のPC用デスクの順番に紹介していきます。

高さ調整    ★★★★★
作業面積    ★★★★★
堅牢性     ★★★★★
大画面モニター ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 その上で、最後の「結論」では、上表のような観点から、Atlasのおすすめ商品を提案するつもりです。

 よろしくお願いします。

ーー

1・疲れないPCデスク
2・疲れないPCチェア
3・目が疲れない液晶モニター
4・目が疲れないデスクライト
5・手が疲れないマウス
6・手が疲れないキーボード
7・PC向けモニターアーム

 なお、今回の記事は、このブログのデスク周り製品の比較シリーズの、1回目記事として書きました。 

1-1・PC向けデスクの選び方の基本!

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 はじめに、PCデスクの「選び方の基本」を説明します。

 具体的には、疲れないために重要な机の高さと奥行決め方の解説です。

 書類仕事だけでなく、PC用として考える場合注意すを要する部分が多いので、はじめに書いておくことにしました。

1・デスクの高さの選び方

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 第1に、デスクの高さの選び方です。

 事務机の話として言えば、日本のJIS規格高さは70cmと規格化しています。

 家庭向けのPCデスクも、この規格を踏襲しているモデルがほとんどです。

 ただ、この規格に「問題点」があります。

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 なぜなら、70cmは、1970年代頃の日本人の平均身長に合わせた基準だからです。

 米国だと74cmです。

 加えて、70年代はPCもない時代でしたので、書類などの「事務作業」に合わせた数字です。

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 結論的にいえば、70cmという規格は、日本人の「平均身長」が伸び、かつ、「PC作業」が中心の時代では、陳腐化しています。

 そのまま「合わない」身長の人は多いといえます。

 以下、もう少し「深掘り」して解説します。

ーー

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 上表は、人間工学(エルゴノミクス)的に見た場合、「PC作業」「事務作業」において、どの程度の机の高さが「適切」なのかを示したものです。

 Atlasが勝手に決めたものではなく、日本オフィス家具協会もつかう数字です。

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 結論的にいえば、70cmという高さの机で、「PC作業」「事務作業」双方を行いたい場合、「やや甘め」に見積もっても165cm〜175cm程度の身長ではないと疲れやすいと言えます。

 身長が175cm以上だと「事務作業」が、165cm以下だと「PC作業」がしんどく感じることが多くなるでしょう。

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 身長に対して適切な高さを求める計算式は、ネットで「自動計算」できるものが結構増えています。

 個人的には【机の高さと椅子の座面の高さの関連性 】という 、家具会社のBauhutteのページが解説を含めて「おすすめ」です。自分の背丈を入力するだけで、最適なサイズが分かります。

 同社のデスクもいくつかあとで見ます。

ーー

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 高さ問題の解決法は、いくつか考えられます。

 第1に、昇降可能な机を選ぶ方法です。

 具体的な製品はあとで見ます。しかし、都度に高さを変えられる、電動昇降式・ガスシリンダー昇降式のデスクがあります。

 ただ、少し大げさで価格も高くもなります。

 そのため、柔軟に都度には動かせないが、「PC作業」「事務作業」でもちょうど使える高さに「ちょい上げ(ちょい下げ)」して固定できる、ロックレバー昇降式の机を選ぶのが方法の1つと思います。

 割と安めで買えますので。あとで対応機を詳しく見ます。

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 ・サンワサプライ フットレスト MR-FR1 N
  ¥4,720 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 第2に、フットレストで補う方法です。

 とくにJIS規格準拠の70cmの机だと「背が低くて使いにくい」といえる、身長165cm以下の方の場合には、安価な解決法です。

 こうしたものを利用せず、椅子の座高を調整して使っている方をオフィスでたまに見かけます。しかし、不自然な姿勢だったり、足が浮いてしまうようだと足腰が疲れますので、この方法がおすすめです。

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 第3に、キーボード用の棚があるデスクを選ぶ方法です。

 対応機は、後ほどいくつか見ます。

 この形式だと、キーボードだけ低めに置けるので、「PC作業」の際も、「事務作業」の際も、変な姿勢にならず、ある程度自然な体系で使えます。

 しかし、格安製品だと、キーボード部分がタイピング時に揺れやすい点に注意です。また、例外もありますが、たいてい「事務作業」に使える面積が少ない点もネックです。

ーー

 以上、机の「高さ」について、いろいろ解説しました。

 繰り返せば、最も多い70cm前後の机は、身長が高い、あるいは低い場合は、なにかしら「工夫」が必要と言えます。

 職場の机の場合「どうしようもない」という結論は、あり得ます。

 しかし、家庭の書斎用ならば、あとで見るように、問題を「解決できるデスク」はあるので、諦めないようにお願いします。

2・デスクの奥行の選び方

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 第2に、デスクの奥行の選び方です。

 この部分は、ノートPCの利用を前提にする方は「問題にならない」ので、読み飛ばして貰っても構いません。

 関係するのは、PCモニター、とくに、27インチを超える大画面のPCモニターを使いたい方です。iMacのような一体型PCの利用者も対象です。

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 奥行の場合も、高さと同じでJIS規格の定めがあります。

 数字として言えば「奥行70cm」という規格です。

 平成初期の(大きな)ブラウン管モニター時代には80cmほどの机も一時増えましたが、ノートPCや薄型の液晶モニター時代になり、家庭の書斎向けも含めて、70cm、あるいは、60cmがほとんどです。

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 上表は、このブログの【目に優しいPCモニターの選び方の記事】でも利用した表です。

 画面サイズごと、目が疲れないために目とモニター間で「必要な視聴距離」を示したものです。

 モニター設置に必要な奥行(10cm-20cm)と、机に腰掛けた場合の目と机の距離(10cm-20cm)はだいたい同じなので、数字は「必要な机の奥行」と読み替えてもらって結構です。

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 結論的にいえば、奥行70cmの机の場合、27インチ以上のモニターだと(工夫しないと)「目が疲れやすい」と言えます。

 大画面機や4K機を売りたいメーカーなどの別説は豊富にあります。しかし、視点の移動などを考えると、Atlasは上表あたりが妥当だと考えています。

 したがって、70cm幅の机で大画面を利用したい場合も、少し工夫が必要になります。

 高さ問題の解決法も、いくつか考えられます。

 こちらも順番に提案していきます。

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 ・エルゴトロン LX 45-241-026
  ¥18,245 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 第1に、モニターアームを利用する方法です。

 スチール製鋼板や、メラニン合板など丈夫な天板の机なら、机を傷めずに導入できます。多軸アームの製品場合、際まで寄せやすい構造です。

 導入する場合、70cmの奥行の机でも、27インチクラスが置けます。

 このブログでは【おすすめモニターアームの比較記事】で色々比較しています。

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 ・Garage fantoni GT-129H
  ¥55,758 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 第2に、奥行に余裕がある机を買う方法です。

 先述のように、PCデスクは(JIS規格もあるため)奥行のあるモデルは、ほぼありません。

 しかし、海外製品や、ミーティング用デスクなどで、奥行が広く、PCデスクとして利用できるものがあります。

 今回も、あとでプラス(Garage)の輸入商品を具体的に見るつもりです。

ーー

 以上、PCデスクの奥行面での選び方の基本の紹介でした。

 「目への優しさ」を考える場合、奥行が70cm以下の机ならば、25インチ以下のモニターに止めことを「おすすめ」します。とくに、長時間作業する場合はそのように言えます。

  一方、大画面機が「便利」なのは確かなので、その部分を重視したい場合は、上で書いたような対処法を併用すると良いかと思います。

ーー

 というわけで、ここからは、冒頭書いたようなメーカー順に、各社の具体的な製品をみていきます。

1-2・プラスのPCデスク

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 はじめに、日本の事務機器メーカーのプラスの製品からです。 

 同社の取扱ブランドとなる、ガラージも同時にみます。

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 なお、Atlasが高評価する部分は赤字系で、イマイチと思っている部分は青字系で表していきます。


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 1・プラス 平机 SH-107H
  ¥19,910 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅100×奥行70cm
机の高さ:70cm
天板耐荷重:100kg

 2・プラス 片袖机 SH-107D-3
  ¥36,300 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅120×奥行70cm
机の高さ:70cm
天板耐荷重:100kg

 3・プラス 両袖机 SH-147D-33
  ¥70,510 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅140×奥行70cm
机の高さ:70cm
天板耐荷重:100kg

 プラス オフィスデスク は、事務機大手のプラスが発売している机です。

 基本的にオフィス用に販売される事務机です。

 しかし、家庭の書斎などでも使える色合いもあるので、書斎用としても主にネットで人気です。

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 ラインナップは、平机(左図)ほか 引きだしのある片袖机、(右図)の選択肢もあります。

 両袖机もありますが、自宅用には重めの外観(昔の重役室ぽい)です。

 机の幅は、100cm・120cm・140cmから選択可能です。

 先ほど、事務机のJIS規格を解説しました。

 幅にはふれませんでしたが、各社とも100cmを基準に、20センチ間隔にラインナップがある場合が多いです。本機もそうです。

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 机の高さは、70cmです。

 JIS規格に準拠しています。

 冒頭の「選び方の基本」で説明したように、PCにも、書類仕事にも使うとすると(甘く見て)165cm-175cmほどの身長に適切です。

 その他の場合は、先述の「対策」を考えてください。

 机の奥行は、70cmです(60cmもあり)。

 こちらも、先ほど書いた通りで、27インチのPCモニターを利用する場合は、目が疲れない」ことを重視するならば、先述の「対策」が必要と言えます。

 ノートPCならば全く問題ないです。

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 天板の耐荷重は、100kgです。

 プラスやコクヨやオカムラなど、事務機器大手の事務机を買う場合、剛性が高いのが普通です。本機もスチール製で頑丈です。

 例えば、【モニターアームの比較】で書いた製品を付けても「びくともしない」ほど頑強です。

 なお、耐荷重が低めの机は、キーボードを売っただけでも「変な振動」がでるようなものもあるので、堅牢にこしたことはないです。

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 以上、プラス事務机の紹介でした。

 冒頭ではJIS規格の事務机についての問題点をいろいろ書きました。

 しかし、事務机型が、全面的に「」ではなく、165cm〜175cmほどの身長の場合、あまり考えなくても「普通に使える」と言えます。

 とくに、(事務用ではなく)格安の家具の1つとして設計されたような机と違い、スチール製で頑丈で、ガタつく問題なども起きにくい点でも優秀です。

 オフィス用として、ある程度需要があるから安くできるともいえるので、あまり予算をかけずに、家庭用で考える場合、大手什器メーカーのスチール製事務机はおすすめできます。


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 4・Garage fantoni GT-129H
  ¥55,758 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅120×奥行90cm
高さ:72cm
天板耐荷重:80kg

 5・Garage fantoni GT-149H
  ¥58,900 楽天市場 (7/15執筆時)

サイズ:幅140×奥行90cm
高さ:72cm
天板耐荷重:80kg

 6・Garage fantoni GT-169H
  ¥63,434 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅160×奥行90cm
高さ:72cm
天板耐荷重:80kg

 Garage fantoni GTは、Plusが「ガラージ」ブランドでだす製品です。

 大学関係者では、生協で取扱があるブランドですし、おなじみかと思います。

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 正確には、イタリアのファントーニ社の輸入デスクになります。

 幅広なので、ミーティングデスクとしても売られますが、大きめのPCデスクとも言えます。個人的に、仕事場ではその用途で使っています。

 2本脚だとたまに「がたつき」を心配される方がいます。しかし、この程度高級な製品ならば。重心設計的に問題ないです。

 一方、下部の脚が短めで、軸が細い格安品ならば、ここに注意が必要です。

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 ・Garage fantoni サイドワゴン3段 GF-046W3
  ¥48,400 楽天市場 (7/15執筆時)

 なお、Fantoni GT は平机ですが、ラックは別売で対応されます。

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 奥行は、最大の特長であり、90cmです。

 先述のように、JIS規格は70cmですので、かなり奥行があります。冒頭書いたような「細工」をせずとも、27インチモニターを目が疲れずに利用できます。

 最近で、この奥行は希少です。

 は、120cmからなのでやや大きめです。

 しかし、家庭用のPCデスクとして無理なく使えます。T字の脚ですが、合板が相当重いので、グラつかず安定的です。

 Atlasも、仕事場の1つで愛用しています。

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 高さは、はっきりと難点と言えます。

 JIS規格より高い72cmですから、

 「ミーティングテーブル」としても提案されている製品なので、やや高めの設計になっていると言えます。

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 先ほどの基準で言えば、「事務作業デスク」としては、身長175cm以上の方が、「PC用のデスク」としては、185cm以上の方が向きます。

 平均を取れば、だいたい180cm以上だと、快適に使えます。

 それ以下の場合、先ほど紹介したフットレストを利用する必要はでます。

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 ・メトロ フットヒーターMFH-321ET
  ¥8,844 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 一方、このブログの【オフィスやキッチンの足元暖房の比較 】で紹介したメトロ製品は、こたつユニットが組み込まれたフットレストと言えます。

 背の高さが10cmほどあり、兼用の暖房器具としてオススメです。

 いずれかの「工夫」をすれば、165cm程度身長でも問題なく使えるでしょう。

 耐荷重は、60lgです。

 天板はメラミン仕上げの強化パーティクルボードです。

 安っぽさはないです。

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 以上、Garage fantoni GTの紹介でした。

 「目への優しさ」を最大限に担保しながら、大画面のPCモニターを利用したい方に向く、上級品と言えます。先述のように、奥行きのあるPCデスクはあまりないため、かなり希少だと思います。

 (工夫をしない場合)高身長向けの製品である点に注意は必要ですが、問題ないならば、確実に選べる品と言えます。

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 7・Garage PCデスク fantoni GF-128H 木目
  ¥44,000 楽天市場 (7/15執筆時)

 8・Garage PCデスク fantoni GF-148H 木目
  ¥49,800 楽天市場 (7/15執筆時)

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 9・Garage PCデスク fantoni GL-127D 白木
  ¥40,100 楽天市場 (7/15執筆時)

 10・Garage PCデスク fantoni GL-147D 白木
  ¥45,600 楽天市場 (7/15執筆時)

サイズ:幅120,140×奥行80cm
高さ:72cm
天板耐荷重:80kg

 なお、もうすこし「机っぽい」製品としてfantoni GFシリーズも展開されます。

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 デザインは、木目と白木のモデルがあります。

 前方に目隠し(幕板)がある点から分かるように、テーブルではなく、「デスク」として専用設計された製品です。

 高さは、同じく72cmです。

 奥行は、これでも80cmです。

 これでも27インチでも問題なく設置できるでしょう。

 デザイン上の好みで、選んでも問題ないかと思います。

1-3・コクヨのPCデスク

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 続いて、プラス同様日本の大手事務機器メーカーとなるコクヨ・ファーニチャーの机です。 


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 11・コクヨ インベント 平机 TKG-B127SAWPAW
  ¥26,400〜 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅80-140×奥行60,70cm
高さ:70cm
天板耐荷重:60kg

 インベント オフィスデスクは、コクヨの販売する事務机です。

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 形状は、横のワゴンのない平机です。

 基本的にオフィス用ですが、プラス製品と同じで、書斎でも違和感はないです。

 片袖机の展開がありますが、結構高めです。

 机の幅は、80cm・100cm・120cm・140cmから選択可能です。

 机の高さは、70cmです。

 机の奥行は、70cmです(60cmもあり)。

 このあたりは、JIS規格に準拠していますので、プラスと同じです。

 天板の耐荷重は、一方、150kgです。

 本機も合金鋼,・スチールを複合的に利用していて、堅牢性はプラスより高いです。

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 以上、コクヨ事務机の紹介でした。

 平机同士で較べた場合のプラスとの値段差の理由は堅牢性の高さでしょう。

 プラスも十分に頑丈でしょうが、重さがあって、堅牢な製品ほど「グラつきにくい」部分はあるので、値段の理由はあると言えます。

 ただ、プラスの方が、ネット向けにお値段を「勉強」している感じはあります。


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 【電動式 】(幅115 - 175cmもあり)

 12・コクヨ デスク シークエンス
  ¥223,483 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅155cm×奥行67.5cm
高さ: 63-129cm
天板耐荷重:約60kg

 デスク シークエンスもコクヨのオフィスデスクです。

 値段が開きますが、SEQUENCE(シークエンス)は、電動昇降対応です。

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 高さは、 63-129cmで昇降可能です。

 したがって、160cm以上の身長ならば、書類でもPC利用でも、最適化できます。

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 しっかりした構造で、高さのメモリー機能などもあります。

 奥行は、67.5cmです。

 上で見た70cmクラスと、だいたい同じモニター対応幅と考えられます。 

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 横幅は、上では、155cmを出しました。

 ただ、10cm刻みで115 - 175cmまで選べるので、選択肢は多いです。

 耐荷重は、60kgです。

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 なお、本機のバリエーションの1つで、角度調整もできるTILT SEQUENCEというものがあります。

 今回の比較基準(座り仕事)では意味は持ちませんが、高さ以外、チルト角度の調整もできるので、立ち姿勢の場合便利でしょう。

 ただし、そちらの耐荷重だけは15kgです。

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 以上、デスク シークエンスの紹介でした。

 予算を限らないならば、高さ面の問題が「完全解決」できる製品です。

 個人的には、もう少し奥行のあるモデルがでたら「即買い」でも良いのですが、なかなかニーズはないようです。

1-4・バウヒュッテのPCデスク

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 続いて、BauhuttePCデスクです。

 ドイツ語っぽい社名でが、ゲーミング家具に強い大阪の企業です。


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 【型番: BHD-800CM-BK】

 13・Bauhutte BHD-800CM
  ¥25,264 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅80×奥行50cm
机の高さ:64-85cm
天板耐荷重:40kg

 14・Bauhutte BHD-1000M
 15・Bauhutte BHD-1000M-WH
  ¥25,624 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅100×奥行65cm
机の高さ:59-80cm
天板耐荷重:40kg

 16・Bauhutte BHD-1200M
 17・Bauhutte BHD-1200M-WD
 18・Bauhutte BHD-1200M-WH
  ¥26,991 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅120×奥行65cm
高さ:59-80cm
天板耐荷重:40kg

  BHD-800CMなどは、バウヒュッテの人気のPC用デスクです。

 オフィス用と言うより、家庭用の「PCデスク」ないし「ゲーミングデスク」として人気がある製品です。

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 高さは、本機の最大のポイントです。

 ロックレバー式の昇降式のデスクだからです。

 80cm幅の机だと、64-85cm、それ以外は59-80cmの範囲で調整できます。

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 64cmに調整する場合、PC・書類で兼用するとしても(甘く見て)160cm以下の身長でも「目などが疲れない」水準と言えます。

 逆に、80cmまで伸ばせるので、背の高い方も全く問題ない状況に調整できます。

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 奥行は、しかし、広めのモデルでも65cmです。

 キーボードを打つ前提で言えば23.8インチ、モニタアームを利用して、ギリギリで25インチあたりが、「目が疲れない」点を大事にするならばですが、限界です。

 むろん、ノートPCならば問題ないですし、ゲームなどをコントローラで操作する場合も(椅子が下げられるので)少し話は変わります。

 設置は、ロックレバー式ですので、手間がかかります。

 天板にそれなりの重さがあるため、レバー操作は「2人での作業が基本」です。

 1人でも、やり方は工夫すればあろうかとは思います。ただ時間はかかるでしょう。基本は設置したら、その高さで固定して使うのが普通と言えます。

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 耐荷重は、40kgです。

 剛性は先述のように、事務机タイプのほうが「最強」です。ただ、モニターアームを利用しても問題ない剛性はあります。

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 以上、バウヒュッテの BHD-800CMなどの紹介でした。

 仕事用として見る場合、事務机で(甘く見て)対応できる身長幅(165cm〜175cm)を超える方への「救世主」的な製品でしょう。

 奥行はもうすこし欲しいところですが、専らノートPCを利用する方などには、問題ないです。

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 【型番:BHD-1200HDM-BK】

 19・Bauhutte BHD-1200HDM
  ¥35,232 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅130×奥行55cm
高さ:59.5-81cm
天板耐荷重:100kg

 このほか、同社の自動昇降型としては、奥行が55cmと狭めですが、BHD-1200HDMがあります。

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 設置は、上下がロックレバーではなく、自転車のサドルのような「クイックリリース式」です。

 水平固定のために2人で調整しなければならない点では、先ほどの機種と同じで、一度ポジションを決めたら、それで使うものでしょう。


 

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 【2パーツの合計金額】

 【ガス式 】

 20・Bauhutte BGD-1200
  ¥(76,208) Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅100×奥行65cm
高さ:70-108cm
天板耐荷重:40kg

 BGD-1200も、バウヒュッテの自動昇降型のPC用デスクです。

 本機は2パーツ構成の製品で天板(BGD-1200-WH)と脚は別売です。

 なお、生産終了ではないですが、執筆時、販売休止でした。

 

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 高さは、ただし、70cm108cmの対応幅です。

 言うまでもなく、「立ち机=スタンディングデスク」兼用として開発されたものです。

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 座った場合は、70cm以下にはできない仕様です。

 その点で言えば、座り仕事だけで言えば、175cm以上の高身長の方が、書類仕事・PC仕事で「適切な高さに都度変更できる」のが便利という製品です。

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 ちなみに、立った状態で、184cmまでに対応するとされます。 

 調整は、椅子のようなガス圧式(ガスシリンダー)なので、1人でも調整はできます。

 ロックレバー式は、2人で動かすのが基本でしたが、ガス式は異なります。

 奥行は、65cmです。

 先述のように、このサイズだと、「疲れにくさ」を重視した場合、大画面のPCモニターは限界があります。

 耐久性は、本機も40kgです。

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 以上、バウヒュッテのBGD-1200の紹介でした。

 先述のように「スタンディング」での利用を前提にした製品ですが、座り仕事メインでも「高身長の方」は便利に使えそうなモデルです。

 ガス圧式で、昇降調整は1人でできますから。あえて言えば、問題は予算でしょう。

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 【2パーツの合計価格】

 【天板部分】

 21・Bauhutte BHD-1200SAT-BK
  ¥14,400 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【脚部分】

 22・Bauhutte BHD-1200SAM-BK
  ¥33,600 楽天市場 (7/15執筆時)

サイズ:幅120×奥行60cm
高さ:55-80cm
天板耐荷重:80kg

 一方、バウヒュッテは、ガス圧式の製品を他にも出しています。

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 高さは、55-80cmの昇降に対応します。

 座り利用が前提と言える製品で、背の高さはほとんど関係なく使えます。

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 ガス圧式なので、当然1人でも調整できます。

 耐荷重も、80kgです。

 奥行は、ただ60cmです。

 さすがに狭いので、基本的にはノートPC用と言えるかと思います。


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 23・Bauhutte PCデスク 昇降式 BHD-700
  ¥14,141 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅70×奥行45cm
高さ: 75-117.5cm
天板耐荷重:40kg

 24・Bauhutte PCデスク 昇降式 BHD-1000H
 25・Bauhutte PCデスク 昇降式 BHD-1000WH
 26・Bauhutte PCデスク 昇降式 BHD-1000WD
  ¥21,692 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

幅100×奥行45cm
高さ:75-117.5cm
天板耐荷重:40kg

 27・Bauhutte PCデスク 昇降式 BHD-1200H
 28・Bauhutte PCデスク 昇降式 BHD-1200WH
  ¥25,102 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅120×奥行45cm
高さ:75-117.5cm
天板耐荷重:40kg

 BHD-700などは、バウヒュッテの比較的安めの製品です。

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 形状は、冒頭で少し説明した、スライド式のキーボード置きが付属するタイプです。

 サイズは、幅100cmと120cmの2種類が用意されます。

 高さは、こちらは、スイッチによる高さ調整に対応します。

 そのため、75cm〜117..5cmの間で高さがフレキシブルに調整できます。

 調整幅は、「スタンディングディスク兼用」です。また、ガス圧昇降式でないため、1人での上げ下げは難しいです。

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 キーボード置きの高さは、一方、66.2cm-108.2cmの幅で対応可能です。

 通常のデスクより下に配置されるので、通常の机とは背の高さの対応幅が変わります。

 座り姿勢で利用する場合、168cm以上ならば、無理のない姿勢でPCが操作できるといえます

 それ以下の方は、フットレストがあった方が良いでしょう。

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 奥行は、デスクの部分が45cm、スライド式キーボード置きの部分が30cmです。

 棚板を全部出した状態で75cmほどです。

 それをふまえると、25インチモニターならば、モニターアームを利用せずとも目に無理なく使えるでしょう。

 天板の耐荷重は、40kgです。

 面積としてさほど広くない机なので問題ないでしょう。

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 以上、バウヒュッテのBHD-700の紹介でした。

 奥行はさほどないのですが、幅に余裕が持たせられるのが売りです。

 モニターアームを利用すれば、ある程度の作業スペースも確保できます。書類を山のように置くことは不可能ですが、使い回しは良さそうです。

 構造的には、キーボード置きの部分をふくめて全体の剛性が欲しいところですが、値段を考えると十分以上でしょう。

1-4・FLEXISPOTのPCデスク

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 続いて、FLEXISPOTPCデスクです。

 米国が拠点の中国系の企業となり、世界的に格安なPCデスクを販売しています。

 日本にも拠点があるようです。


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 【電動式:140×70cm】

 29・FLEXISPOT E7 セット
  ¥73,500 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

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 【電動式:140×70cm】(曲面)

 30・FLEXISPOT E7 セット
  ¥79,000 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅140×奥行70cm
高さ:58-123cm
天板耐荷重:125kg

 E7 セットは、FLEXISPOTが販売する製品です。

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 FLEXISPOTは、日本にショールームがないので、Atlas的には実物を見れていません。

 近年はデンキヤで流通があるので、遠からず見ることはできそうです。

 天板は、2種類あり、曲面タイプも選べます。

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 高さは、58-123cmまでの電動自動昇降に対応です。

 対応幅は、58cmからですので、PC・書類仕事を問わず、背の高さに関係なく、適切に調整できます。

 奥行は、70cmです。

 JIS規格と同じです。問題点はすでに示しました。

 は、140cmなので、わりと幅広になります。

 耐荷重は、125kg というスペックです。

 かなり堅牢です。天板はメラニン樹脂です。樹脂系では剛性が出せる素材です。

 本機は、天板と脚が別売なので、DIYできる方は、天板を別に考えても良いかと思います。

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 以上、FLEXISPOT E7の紹介でした。

 便利な電動昇降式で比較的安く買える製品です。高さ対応力も問題ないです。

 現物を見ないと、電動モーターの具合天板の剛性(というより振動)、水平などが分からないのでなんとも言えません。

 ただ、レビューを見る限り、個体差はあるものの、検品に由来しない、設計上の問題と思える欠点はあまり報告されていないと思います。

 欧米含めてグローバルの販売規模も広く、PSE認証・モーター2年保証など基本はありますので、(自己責任ですが)試す価値はあるかと思います。

 奥行が70cmであるのは、このタイプでは貴重です。

ーーー

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 【電動式】

 【120×60cm】

 31・FLEXISPOT EG1 セット
  ¥33,300 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【100×60cm】

 32・FLEXISPOT EC1 セット
  ¥33,300 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅120cm×奥行60cm
高さ: 71-121cm
天板耐荷重:70kg
※EG1のスペック

 このほか、同社からは、 オフィステーブル EG1 セットという製品もあります。

 こちらも電動昇降式ですが、奥行が60cmであるほか、高さが 71-121cmですので、バウヒュッテにもあった「スタンディング兼用型」である部分に注意してください。

1-5・サンワダイレクトのデスクの比較

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 つづいて、日本のサンワダイレクト(サンワサプライ)の製品です。

 事務机タイプではなく、あくまで「PCサプライ」的な製品ですが、展開数は多いです。


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 【幅120cm】 白 100-DESKF004 黒 100-DESKF004BK

 33・サンワダイレクト シンプルワークデスク
  ¥10,800 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【幅140cm】 白 100-DESKF005 黒 100-DESKF005BK

 34・サンワダイレクト シンプルワークデスク
  ¥12,480 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【幅160cm】 白 100-DESKF006 黒 100-DESKF006BK

 35・サンワダイレクト シンプルワークデスク
  ¥14,480 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅60-180×奥行60cm
高さ:70cm
天板耐荷重:50kg

 サンワダイレクトの「シンプルワークデスク」は、人気の格安デスクです。

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 サイズは、上では120cm 140cm 160cmだけ挙げました。

 実際は、60cmから180cmまでの9段階から選べます。

 本体色も、白・黒のほか、ブラウン系など選択肢があるので、「自宅環境に合わせやすい」シンプルな製品です。

 この部分で、人気と言えます。

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 奥行は、60cmです。

 45cmモデルもありますが、ノートPC用でないならば60cmが良いかと思います。

 高さは、70cmです。

 JIS規格準拠の事務机とおなじです。

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 耐荷重は、50kgです。

 格安品で十分な耐荷重をだすため、建物の耐震補強工事と同じで、後ろに「バッテン」のバックフレームを装備します。

 堅牢性の部分では、モニターアームの装備も「可能」としています。

 上図のように、補強パイプをやや内側に配置していて、背面にアーム(クランプ)が付けられるようにしています。

---

 以上、サンワダイレクトのシンプルワークデスクの紹介でした。

 支柱が多く、外観があまり美しくない部分のほか、下部の支柱が掃除の際の邪魔になりやすい部分を含めて「値段相応」の部分はあります。

 ただ、値段の安さを重視する場合は、選択肢にできます。

 下部に支柱もあるので、足先のアジャスターでうまく調整すれば、組み立て後の水平もそれなりにとりやすそうです。


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 【幅75cm】

 36・サンワダイレクト 100-002
  ¥13,675 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅76cm×奥行50+21cm
高さ:75cm
天板耐荷重:30kg

 【幅75cm】(奥行狭め)

 37・サンワダイレクト 100-DESKH035M
  ¥12,800 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅76×奥行45+30cm
高さ:75cm
天板耐荷重:20kg

 【幅90cm】

 38・サンワダイレクト 100DESK-065
  ¥24,800 楽天市場 (7/15執筆時)

サイズ:幅90×奥行50+29cm
高さ:75cm
天板耐荷重:40kg

 100-DESKH035Mなどは、サンワダイレクトの販売する省スペースタイプのPCデスクです。

 デザインは、よく見る形状です。

 最初に開発した企業は分からないですが、事実上「ジェネリック化」しています。

 そのため、同社以外でもAmazonで【スライド PDデスク】で検索すると、似た形状のものはそれなりの点数が検索されます。

 本体のサイズは、幅75cm・幅90cmが用意されます。

 201904211543.jpg

 高さは、キャリーが付く分、やや高めで75cmです。

 ただし、バウヒュッテにもあったようなスライド式のキーボード置きが付属します。

 その部分の高さは、約67cmです。

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 したがって、姿勢の良い方ならば、「事務作業デスク」「PC用のデスク」として、無理なく使えるでしょう。

 身長は、特に170cmあたりならば、フットレストなしでも快適だと思います。

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 奥行は、デスクの部分が、50cm、キーボードが22.5cmです。

 重なる部分を含めると70cm強です。

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 25インチ程度のモニターならば、目に無理なく使えるでしょう。

 27インチでもギリギリ大丈夫と言えます。

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 ただし、100-DESKH035Mだけは、奥行スリムタイプですので、上段が45cmです。

  24型モニターの写真ですが、目との距離を考えると大きすぎるように思えます。

 21.5型あたりが限界でしょう。

 モニターアームを使ったとしても、壁ぎわ設置なら同じです。

 耐荷重は、サイズにより、20kg/30kgです。

 なお、棚を含めた総耐荷重は、もう少しあります。

---

 以上、サンワダイレクトパソコンラックの紹介でした。

 キーボードに段が付くため、「事務作業デスク」「PC用のデスク」として無理のない体制で使えるのが「売り」です。

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 ただ、以前【疲れない!高級キーボードの比較記事】で紹介したような、しっかりとした重さのある高級メカニカルキーボードを利用する場合、完全に「引き出す」と形状的にグラつく可能性があります。

 一方、【Bluetoothキーボードの比較記事】でノートPCのような、静かに打てるパンタグラフ式を採用するキーボードならば、あまり気にならないでしょう。

 また、この成否が、上にプリンタを置く配置になることを考えれば、横方面に安定感の出る90cm以上のモデルに限定してオススメと言えます。

ーーー

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 【幅75cm】

 39・サンワダイレクト 100-DESKH061M
  ¥17,800 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅90×奥行43+30cm
高さ:80cm
天板耐荷重:20kg

 このほか、サンワは、似た形状の製品が他にも色々あります。

 たとえば、100-DESKH061Mの場合、高さが80cm(キーボード部分70cm)で若干背が高い仕様です。

 つまり、ここまで見てきたような一般的な事務机と、キーボード部分の高さは同じでので、注意してください。

−−

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 40・山善 GHP-65HC(MBR/MBR)
  ¥5,200 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅65×奥行49cm
高さ:65cm
天板耐荷重:18kg

 そのほか、スライド式は、山善も発売しています。

 ただ、ラック自体の面積が狭く、耐荷重も低めです。言いかえれば、安定感に乏しいため、積極的にはオススメできません。


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 【執筆時在庫切れ】

 41・サンワダイレクト PCデスク 100-DESKH45M
  ¥(16,800) Amazon.co.jp (7/15執筆時)

サイズ:幅100×奥行65cm
高さ:70cm
天板耐荷重:50kg

 100-DESKH45Mは、奥に机上棚があるタイプの製品です。

 執筆時在庫がありませんでしたが、生産終了ではなく生産中のようです。

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 サイズは、メイン天板の部分について、幅100×奥行60cmです。


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 ただ、写真のように、PCを机上棚に載せる配置もできます。

 この配置だと、奥行が40cmですが、下に収納ができて、便利そうです。

 23.8インチの見本図ですが、実際このサイズまでならば、目が疲れずに使えそうです。

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 高さは、上図のどちらの使い方でも、70cmです。

 先ほどの表を再掲しておけば、PC利用だと170cm以上はある背が高い方に向くと言えます。


 202205111617.jpg

 天板の耐荷重は、50kgです。

 本機は、公式的にモニターアームの利用に対応するとの表明です。

 なお、27インチのモニターを設置する事例も示されるのですが、モニターアームの利用の有無にかかわらず、目との距離が十分には取れないでしょう。

 すこし後ろに下がり気味で、視聴するなら別ですが、あまり使い勝手は良くないと思います。

---

 以上、サンワサプライの100-DESKH45Mの紹介でした。

 PC利用の場合、23.8インチ程度のモニターを使う用途で、背の高さが170cm以上の方ならば、結構合うでしょう。

 メイン天板にキーボードを置く仕様なので、先ほどみた「引き出しタイプ」より、キーボードがグラつかず、タイプはしやすいと思います。

次回に続く
疲れにくいPC向けデスクのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、パソコン用デスクの比較でした。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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2・PC用デスクの比較 (2)  
 2-1:オカムラ〈日本〉
 2-2:山善 ほか
 2-2:最終的なおすすめの提案【結論】

 続く2回目記事こちら)では、すこし高級なオカムラのクルーズデスクを含めて、ここまで見ていない製品を追加でみていきます。

高さ調整    ★★★★☆
作業面積    ★★★★★
堅牢性     ★★★★★
大画面モニター ★★★☆☆
総合評価    ★★★★☆

 その上で、紹介した全製品から、目的別・予算別に、Atlasのおすすめを提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は、→こちら

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posted by Atlas at 13:33 | 研究道具(その他)

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