【今回レビューする内容】2026年 打ちやすく疲れないMac対応キーボードの性能とおすすめ・選び方:Mac専用キーボード:リマップソフトKarabiner-Elementsを利用したWindowsキーボードの利用や設定方法など
今回のお題
打ちやすい!Mac向けのキーボードのおすすめはどの機種?
どもAtlasです。
今回は、2026年2月現在、最新のMac配列のキーボードの比較です。
Atlasは、仕事柄60機以上のキーボードをこれまで試しています。
これまでの経験を活かして、標準のApple Magic Keyboardより打ち心地の良製品をいろいろ提案していくつもりです。

1・Mac対応キーボードの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:Apple〈米国〉
1-3:ロジクール〈スイス〉
2-4:Matias 〈カナダ〉
2・Mac対応キーボードの比較 (2)
2-1:キークロン〈香港〉
2-2:東プレ〈日本〉
2-3:FILCO〈日本〉
3・Mac対応キーボードの比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、はじめに、Mac特有のキーボードの選び方の基本(注意点)を説明します。
その上でメーカーごと各製品を比較します。

また、東プレのRealForceや、FILCOのマジェスタッチほか、「仕事用」に向くWindows専用の高品質なキーボードをMacで利用する方法(ソフトマクロ)を含めて、これからキーボードを買う方に役立ちそうな情報も、いくつか提供するつもりです。
キーの軽さ ★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★
静音性 ★★★★★
打ちやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最後の「結論編」(こちら)では、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種も提案するつもりです。
よろしくお願いします。
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1・東プレ高級キーボード【日本語】
2・東プレ高級キーボード【英語】
3・FILCO マジェスタッチ
4・Bluetooth無線キーボード
5・Mac配列のキーボード
6・プログラマー向けのHHKB
7・おすすめキーボードの選び方【結論】
今回の記事は、このブログのキーボードの比較記事の、6回目記事として書きました。
1-1・Mac用キーボードの選び方の基本

はじめに、Mac対応キーボードの「選び方の基本」の紹介からです。
Atlasもですが、皆さんは(もともと付属していた)AppleのMagic Keyboardに「不満足」だからこの記事を開いているのだと思います。

ただ、他社機を選ぶ場合、大半の日本語配列のPC用キーボードは、Windows向けとして、キー配列と発信信号(HID信号)が出るよう設計されている点に注意が必要です。
例えば、Macの「日本語配列のキーボード」は、日本語入力と英語入力を切り替えるための「英数」「かな」キーがスペースの左右にあります。

しかし、Windowsはこの部分が「変換」「無変換」キーです。
WindowsKeyboardは、一般的にこのスイッチは「International4と5」というHID信号を発信するのですが、Macはこの信号を「英数」「かな」と認識する仕組みがありません。
そのため、キーは働きません。
ほかにも一部の記号(@)が、キーボードの刻印とずれるほか、Windows用の一部キー「半角/全角キーなど」も働きません。
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1・Mac専用キーボードの利用
2・Mac対応キーボードの利用
3・Windows用をリマップで利用
結論的に言えば、この問題を解決するためには、3つの方法が考えられます。
選び方において大事な部分なので、順番に解説しておきます。なお、配列は、それぞれ「英語配列」も市場にありますが、一般向けの記事なので、とりあえず「日本語配列」を前提に記事を進めます。

第1に、Mac専用設計KBの利用です。
Apple Magic Keyboard ほか、他社から高品質なメカスイッチを採用する高品質モデルも出ています。
Mac配列(日本語)なので、HDI信号はMacに最適化されておりキー刻印通り打てます。
一方、Windows OSで使うと、使えないキーや、キー刻印通りに打てないキーがあります。タブレットは、IPad OS(iPad OS 16.1以降)ならば、JIS配列のキーマップ対応なので問題ないです。
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第2に、Mac対応KBの利用です。
1万円以内の比較的安めのBluetoothでも選べる方式です。
ロジクールが比較的多くのタイプを展開します。
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このタイプは、キー刻印が、Windows・Mac配列双方が印字されます。
英数・かなキーもBluetoothならば未設定で使えるモデルが多いです。
仕組みは、公にはされません。
ただ、実際は、Bluetooth接続時に接続先のOSの種類を自動判定し、HID信号をWinもMacも理解できるHDI信号(LANG1 / LANG2)として発信していると推定できます。
後ほど見るように、本体スイッチで切り替えて「Macモード・Wiモード用」のHID信号をボタンやDIPスイッチで替える方式を採用する企業(富士通・キークロンほか)もあります。
誤判定なく確実なのは後者ですが、展開数としてはレアです。

第3に、Windows専用のキーボードをリマップ利用する方法です。
この場合、Windows配列の日本語キーボードでも「Mac配列化」できます。
以下、日本語配列のKBを出す企業について、対応例を挙げます。

ロジクール(Gシリーズ)のKBの場合、Mac版の純正ユーティリティ(Logicool G HUB )を用意していて「全キーカスタム」できるため、Mac配列化が設定可能です。
ユーティリティの設定で、キーボード内のメモリ(FW)を書き換える形式になります。日本語化されている純正ユーティリティなので設定も楽です。
ただし、Gシリーズは主にゲーミング用なので、仕事用KBのユーティリティ(Logi Options+ )は、特殊キーのみの変更で、全キーカスタムは無理です。
対応機は、具体的に後ほど紹介します。
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キークロンは、キーボードをQMK+VIA対応にすることでMac配列にしています。
VIAというウェブアプリを利用し、キーボード内蔵のOS(QMK)を書き替える方式です。一部キーは、DIPスイッチ(物理スイッチ)でも切替えられます。
若干難易度高めですが、上級者には「確実性」があるやり方です。、Macの場合OSの更新に伴う諸問題もクリアできると言えますので。ただし、設定は(簡単ですが)英語です。
VIAは日本語独自の特殊キーも対応(Specialタブにある)ので、問題ないです。
後ほど、同社の「メカ式」のキーボードも紹介する予定です。
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一方、日本語配列のKBの販売がある企業で、何らかの方法でリマップを提供しているのは、Atlasが知る限り上記2社です。
非対応の場合Karabiner-Elementsという有志アプリ【こちら】を利用する形で、WindowsキーボードをMac配列にできます。
キーボードが発信するHID信号をアプリで受信し、Mac用信号に変換してMacOSに伝えます。遅延はないですし、アプリ常駐でMacが重くなることもないです。レジストリも書き換えないので、OSに危害を加えず安全です。
アプリは英語です。しかし、日本の方が作ったアプリなので、設定情報はネット上で多くあります。
Macでの日本語入力に重要な「カナ・英字」への変換の設定法は、今回の記事の最後で改めて補足します。なお、リマップは、USB有線でも、BT無線でも対応できます。
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以上、Mac用キーボードの「選び方の基本」の紹介でした。
一般的には「Mac専用」あるいは「Mac兼用」の製品を選ぶのが「楽」と言えます。
一方、荷重やストロークなど、キーボードの打ちやすさや、打鍵感の良さにこだわりたい場合、そうした機種だと、メカニカル方式の高品質な品が少ないのが現実です。

その場合は、好みに合うWindows用の「高品質」KBを買って、上で書いた「Karabiner-Elements」で仕様変更する方法が、最もストレスがないように思います。
とくに、Parallels Desktop利用者で、Windows OSをMac上で動かしている方で、キーボード部分の「挙動不審(認識不良)」に悩んでいる方は、この方式でMac対応させるのが良いかと思います。
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以上、Mac対応キーボードの「選び方の基本」の紹介でした。

1・Mac対応キーボードの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:Apple〈米国〉
1-3:ロジクール〈スイス〉
2・Mac対応キーボードの比較 (2)
2-1:KeyChron〈香港〉
2-2:Matias 〈カナダ〉
2-3:東プレ・FILCO〈日本〉
2-4:最終的なおすすめ機種の提案【結論】
以下の記事では、以上の順番でメーカーごと、各社の具体的な製品をみていきます。
よろしくお願いします。
1-2・AppleのMac用キーボード

はじめに、Appleの純正キーボードからです。
どちらかと言うと「純正が合わない」から探しているという方が多そうですが、 純正だけに「比較基準」となるため、最初に解説しておきます。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと感じる部分を青字で記します。

【2024年発売】
【指紋認証なし】
(日本語配列)
1・Apple Magic Keyboard MXCL3J/A
¥14,202 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
(英語US配列)
2・Apple Magic Keyboard MXCL3LL/A
¥14,202 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【指紋認証あり】
(日本語配列)
3・Apple Magic Keyboard MXCK3J/A
¥20,919 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
(英語US配列)
4・Apple Magic Keyboard MXCK3LL/A
¥20,919 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Mac, iPad OS
キー方式:パンタグラフ式
配列:日本語78キー・英語78キー
接続:Bluetooth 3.X
キーピッチ:19mm
キーストローク:1.3mm(推定)
Fキー:フルサイズ
電池: 充電式(1ヶ月)
サイズ:279x11.49x10.9mm
Magic Keyboardは、Appleが出している純正のキーボードです。

2024年に充電端子が変更(Lightning→USB-C)になった関係で、型番が変わりました。
なお、指紋認証付き(タッチID)がありますが、これは、最近のApple純正のM系プロセッサ搭載Macのみ対応です。

キーの方式は、パンタグラフ式です。
MacBookを含めた、一般的なノートPCと同じです。
この方式は安物の多いメンブレン方式と同じく、個別キーではなくラバーシートが入力関知する方式です。ただ、ひし形のバネ(パンタグラフ)が打鍵を支持するため軽快に打鍵できます。
耐久性もそこそこ良い上で、打鍵時の静音性は、高級キーボードに多いメカニカル方式と比べても、1段階「静か」です。

なお、本機はAppleがバネを独自改変をしているので「改良型シザー構造」と呼ばれます。
キーピッチ(キーとキーの間隔)は、Fキーを含め19mmと標準サイズです。
故スティーブ・ジョブズもこだわっていた部分で、広いです。
キーストローク(押し下げ幅)は、浅めです。
ただ、パンタグラフ式でもやや浅めで、1.0〜1.5mmクラスです。
なお、実測サイトの値はマチマチですが、1.3mmあたりとみるのが「筋」かと思います。
つまり、先ほどのキーの工夫は「浅くても同じ打ちやすさ」という方向の改良です。ノートPCの場合意味がありますが、据置キーボードとしては、「深くても心地よい打ちやすさ」を目指した方が良いようには思います。
打鍵感は、値段からすると良質です。
ただ、ストロークが短い点で、長時間使う場合には押し間違いが発生しやすいです。

キー配列は、英語配列78キーと日本語78キーが選べます。
配列は、Mac用のスタンダードなキー配列です。
言語的に必要なキーの違いで、リターン(エンター)のサイズが英語だと小さい一方、日本語配列だと下段のスペースバーが小さくなります。
とはいえ(用途が違うので)これらを比べても仕方ないでしょう。
一方、矢印キーは、MacBookと違って、左右キーだけ大きめです。
ただ、これによって使いにくくなるわけではないです。
上段のFキーはいずれも大きいフルサイズです。その他の、配列もMacBookと基本同じなので問題ないです。

各OSへの対応は、Apple系のみ対応です。
「選び方の基本」で書いたように、iOSは、JIS配列のキーマップに対応しました。
従来だと「iOSで使うならば英語配列が良い」状況でしたが、今だと「日本語配列でもOK」と言えます。
なお、本機はWindows系PCでも(原理的に)使用できます。ただ、記号はともかく印字通りに反応しないキー(変換・無変換など)はあるため、あえて使う必要はないでしょう。
ペアリングは、一方、切替スイッチがあるロジクールと違い1台までです。
つまりMacとiOS系端末の兼用で、(ほぼ)同時並行で使いたい場合、ロジクール製品が「適切」に思います。
充電方式は、USB充電式です。
端子形状はUSB-Cです。

接続方式は、Bluetoothになります。
本機の場合、バッテリーが1ヶ月ほどの保ちなので、旧機と同じBluetooth3世代のような気がします。
キーボードは情報通信量が少ないのでそれでも安定性は問題ないです。ただ、省電力面で課題がでます。おそらく(古く枯れている規格なので)逆に問題が出にくい点で採用されているような気はします。
バックライトは、非搭載です。
Appleの場合、MacBook搭載のキーボードの名前も(Magic Keyboard)ですが、外付けの場合は非搭載です。
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以上、Apple Magic Keyboardの紹介でした。
MacbookなどノートPCでの入力に慣れている方は、最も違和感なく利用できる製品です。
iPadを含めてMacユーザーには最適でしょう。(長時間のタイピングでないならば)そこそこ良質で打ちやすいです。
ただ、キーボードの傾斜が甘く、角度調整できない部分を含めて、Macで長時間のタイピングに使う場合、積極的には「おすすめ」しかねます。
その場合はもう少しストロークがあるメカ式の方が打ちやすいです。その場合は【Mac向けキーボードの比較記事】で紹介したような製品を選択肢に加えてください。
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【2025年発売】(指紋認証付は24年)
【指紋認証なし】
(日本語配列)白のみ
5・Apple Magic Keyboard MXCJ3J/A
¥(17,090) Amazon.co.jp (2/24執筆時)
(英語US配列)白のみ
6・Apple Magic Keyboard MXCJ3LL/A
¥(18,799) Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【指紋認証あり】
(日本語配列)
7・Apple Magic Keyboard MXK73J/A
7・Apple Magic Keyboard MXK83J/A
¥24,758 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
(英語US配列
8・Apple Magic Keyboard MXK73LL/A
8・Apple Magic Keyboard MXK83LL/A
¥26,677 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
キー方式:パンタグラフ式
配列:日本語・英語109キー
接続:Bluetooth 3.X
キーピッチ:19mm
キーストローク:1mm
Fキー:フルサイズ
電池: 充電式(1ヶ月)
サイズ:279x11.49x10.9mm
なお、本機は、テンキー付きのフルサイズもあります。
基本的に、省スペース型と同じで、角度調整ができない点と、キーストロークが短い点に、問題があります。
こちらは、AppleのMagic Trackpaと高さを合わせるため、このようなデザインになったのでしょう。
やはり、今回の比較の主旨からは、あまりおすすめできません。
1-3・ロジクールのMac用キーボード

続いて、ロジクール(Logicool)です。
スイスに本部を置く、世界的なPC周辺機器メーカーです。
同社の場合、安めを含めほぼ全てのキーボードについて、Mac対応が表明されます。
そのため、目に付いた代表的な機種だけを紹介し、それ以外は、このブログのキーボードのメイン記事への「リンク」として示すつもりです。

【2024年11月発売】
9・LOGICOOL Pop Icon keys K680 K680OW
9・LOGICOOL Pop Icon Keys K680 K680GR
¥7,400 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:パンタグラフ式
配列:日本語84キー
接続:Bluetooth 5.1 LE
キーピッチ:19mm
キーストローク:2mm
Fキー:サイズ小
電池: 単4電池×2(36ヶ月)
サイズ:: 幅325x奥行136x高さ22mm
Pop Icon keys K680も、ロジクールの販売するキーボードです。
以前販売されていた「POP KEYS K730」の後継機です。キー方式からして大きく変わりました。

重さは、530gです。
軽めで小さいので、持ち歩きもできそうなサイズと言えます。

キーボード形式は、Appleと同じパンタグラフ式です。
メンブレンという表現をされるサイトもありますが、ラバーシートの上に、シザーがある方式になります。

キーピッチ(キー間隔)は19mmで、キーストローク(沈み込み)は2mmです。
値はいずれも量販店側の情報です。
ロジクールはLaptop-like keysという表現をします。
バネのストロークを一般より「深め」にした、同社の改良型パングラフ式(シザー)です。深めのキーキャップで、凹みもあり、打ちやすさに一定の配慮が見られます。
打ちやすさは、パンタグラフの範疇では上々です。
Apple純正KBと比べて、Fキーなどは小さめですが、しっかりストローク(押し込み)を感じられる点で、く「ペタペタ」な押し味ではなく、「パチパチ」ほどのスイッチ感を感じられます。

キー配列は、日本語配列88キーの省スペースキーボードです。
84キーの配列に、カスタマイズできるアクションキー(Win/Mac)を4つ加えた構成です。
スペースバーは広めですし、使いやすそうです。安定性・耐久性とバーターですが、この部分についての不評は(調査の限り)ないです。
配置は、矢印キー部分ごちゃごちゃしているのが気になります。
各OSへの対応は、Win Mac, iPad OS, Androidと全て公式対応です。
キー刻印も、デザイン的に邪魔にならない程度にそれらの利用に配慮されています。
「選び方の基本」で書いたように、Bluetooth接続時にOSの種類を判定し、Macでも読める信号(LANG1 / LANG2)に調整する方式を取っていると推定できます。
Bluetooth規格は、Bluetooth 5.1(LE)です。
Easy-Switchキーの切替で、最大3台の機器と同時に利用できることができます。
充電方式は、単4電池2本で、約3年もつ仕様です。
台座は、溝への挿入式のものが付属します。
バックライトは、未付属です。
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以上、ロジクールの Pop Icon keys K680の紹介でした。
5000円強のキーボードの予算で選ぶ場合、Mac用としても信頼性の高いキーボードの1つです。
小型で、方式的にも静かに打てるので、どこでも使えると言えます。キーボードの角度もある程度ありますし、キーも構造的に下位機より打鍵感を考えた作りです。たしかに、配置に多少「ごちゃごちゃ感」はありますが、ここはあるていど「慣れ」でしょう。
最終的な「おすすめ」は最後に改めて書きますが、この価格帯では良い製品に見えます。
ベストではないですが「ベター」な製品と言えます。同社のスイッチは定評もありますし、そこを含めておすすめできます。

【2021年発売】
【通常型番】(保証2年)
10・ ロジクール MX KEYS mini KX700GR
10・ ロジクール MX KEYS mini KX700PG
10・ ロジクール MX KEYS mini KX700RO
¥14,784 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【Amazon限定】(保証1年)
11・ ロジクール MX KEYS mini KX700GRd
¥12,980 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:パンタグラフ式
配列:日本語83キー
接続:Bluetooth 5.0 (Logi Bolt)
キーピッチ:19mm
キーストローク:1.8mm
Fキー:中サイズ
電池: 充電式(5ヶ月)
サイズ:幅296x高さ20.97x奥行132mm
MX KEYS mini KX700も、ロジクール小型のBluetoothキーボードの上位機です。
なお、Amazon限定は、保証が1年短くなる以外は同じです。

「MX」 は同社の高級ラインに付く冠詞ですが、小型キーボードでは初めて付きました。
重さは、506.4gです。
普段持ち運ぶには、少し重いでしょう。

キーボードの形式は、こちらも、パンタグラフ式です。
キーピッチは、19mmで、キーストロークは、1.8mmです。
キートップは、打鍵面に溝(凹)をつけたディッシュキーです。
指先のカーブにあわせ、自然に中央を打鍵できるような工夫で、打鍵の安定性を高めるための良い工夫です。
低価格品とは品質面で一定の差があります。
キー配列は、日本語83キーの省スペースキーボードです。
ここまでみた84キーに比べ、Fnキーが少ないタイプです。
ただ、クセのある配置はないですし、Fキー列も上段にあります。
先述のように、小型だと、ノートPC搭載のキー配列とほぼ同じですので、最上段・最下段・矢印の配置は、ある程度まで妥協する必要があります。

むしろ、絵文字用のショートカットなどがメイン表記ですし、やはり、スマホ・タブレット用に売られています。
矢印キーは、小型とはなりますが、ある程度独立配置です。経験的に、ブラインドタッチ時に押し間違いには少ないです。

各OSへの対応は、Win Mac, iPad OS, Androidと全て公式対応です。
各OS用の刻印もあるので、違和感なく使えるでしょう。
とはいえ(英語用と比べて)文字刻印が多すぎるので、その面でわかりにくい部分、デザイン面でやや煩雑に見える部分はあります。
使う方は、ブラインドタッチはできるでしょうし、かな刻印は時代的にもう不要ではないかと、改めて思いました。
Bluetoothは、上図のように、Fnキーにて最大3台まで登録できます。
充電方式は、バッテリー式で、最大5ヶ月です。
バックライトを常時使うと最大10日間です。
もちろん、普通の使い方ならば、あまり気にしなくて良いです。

LOGI BOLT USB RECEIVER LBUSB1
¥1,200 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
なお、Bluetoothが安定しない場合やセキュアな接続を望む場合は、別売のUSBドングルを利用できます。
同社のLOGI BOLT対応のキーボードならば、同じ受信機で共有できます。

バックライトは、高級機らしく搭載です。
割と工夫があり、近接センサーでユーザーを認識した際だけ点灯する仕組みです。なるべく、バッテリー量を節約しつつ、利便性を高める工夫です。
本機は、文字部分が光るので、視認性も良いです。

台座は、付属しません。
なお、ロジクールは、標準でAppleなどよりキーボードに傾斜があるため、個人的には打ちやすいです。

利便性の部分では、MXシリーズの製品はLogicool Flowに対応します。
このブログでは【ワイヤレスマウスの比較記事】でも紹介した仕組みです。
同じシリーズのキーボード、マウスを利用する場合、マウスカーソルで2台のPC(Mac含む)をシームレスに行き来(入力環境の移行)ができる同社のソフトです。
ファイル・画像・ドキュメントは、MacとWindows間でもやり取りできます。連動して現在マウスで操作している方のデバイスに、Bluetooth入力が自動で切り替わる仕様です。
同時利用は結構「便利」に思えます。
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以上、ロジクールのMX KEYS miniの紹介でした。
打ちやすさは、値段相応に上質です。Fキーがフルサイズでない部分に問題がないならば、他に欠点はみあたらず、良い仕様だ思います。
その上で、複数のPCを同時に利用しているような方は、Logicool Flowを上手く使うことで利便性の向上が見込めるでしょう。
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【2023年発売】
12・ ロジクール MX KEYS S KX800sGR
12・ ロジクール MX KEYS S KX800sPG
¥19,391 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Win Mac,Android
キー方式:パンタグラフ式
配列:日本語112キー
接続:Bluetooth 5.0 (Logi Bolt)
キーピッチ:19mm
キーストローク:1.8mm
テンキー:あり
Fキー:フルサイズ(ほぼ)
電池: 充電式(5ヶ月)
なお、MXシリーズのメカニカルは、テンキーのフルサイズにもあります。

キー配列は、日本語112キー配列です。
クセがない配置です。本機も、キートップはディッシュ構造で打ちやすいです。
キーピッチ、ストロークとも下位機種と同じで「打ちやすい」です。
筐体も陽極酸化アルミを採用し、値段相応の外観であるうえ、しっかりした重みもあるので、打鍵も安定します。本体に適度な傾斜も付いてます。

本機も、先述のLogicool Flowにも対応しますし、バックライトも搭載です。
こうした部分の利便性を重視して、デスクトップ用で考えるならば、本機を選んでも良いように思います。

【2024年発売】
【タクタイル(茶軸)】G915WLX-TCBK G915WLX--TCWH
13・ロジクール G915 X LIGHTSPEED
13・ロジクール G915 X LIGHTSPEED
¥29,400 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【リニア(赤軸)】G915WLX-LNBK
14・ロジクール G915 X LIGHTSPEED
¥29,400 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【クリッキー(白軸)】G915WLX-CKBK
15・ロジクール G915 X LIGHTSPEED
¥(32,700) Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:メカニカル式
配列:日本語112キー
接続:Bluetooth 5.0 USB無線/有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.2mm
Fキー:フルサイズ
電池: 36時間(バッテリー)
G915 X LIGHTSPEED TKLは、ロジクール(Logitech)が販売するキーボードです。

G915 Xは、同社の高級な「ゲーミングキーボード」として売られるものです。
そのため、LEDバックライトほか、ゲーム特有の機能が付加されます。ただ、ライトはOFFにもできますし、性能が良いので、ゲーム以外に多用途に使えるでしょう。

本体は、5052アルミニウム合金(マグネシウムとの合金)と鋼板です。
高級ゲーミングキーボードの例に漏れず、安定性と耐久性を高めています。
キーボードの形式は、メカニカル式ーボードです。
各社とも「最上位」は(静電容量無接点式を含めた)メカニカルになります。
このタイプはキー1つ1つに個別スイッチが備わります。円すい形のスプリングが内蔵で、しっかりした「押し返し」がある構造です。

そのため、他方式より打鍵感(押し味)・打鍵の正確性・耐久性の部分で性能が格段に高くなります。
一方、本体が大きく厚めにならざるを得ない点と、価格の高さ(1万円以上)、あるいは、静音性の部分では、他方式より課題があります。

なお、メカ式は、軸の性質を変えることで、様々な押し味を出せます。
本機の場合も、3種類の軸が選べます。
一方、メカ式の場合ストロークは4mmが標準です。
しかし、このシリーズは、「高速タイピング」重視のゲーミング用ということでストロークが浅めの3.2mmで、スイッチが入る作動点(AP)も1.2mmと浅めです(通常は2mmほど)。
メカし機の中でも「ロープロファイルキー」と呼ばれる種類です。

上表は、この軸の特性を「Atlas基準」でまとめたものです。
なお、メンブレン式・パンタグラフ式は考慮にいれていない、各社のメカ式だけの評価値です。
第1に、タクタイル(茶軸)です。
ストロークが浅めで、荷重も軽めなので、押した時クリック感(カチカチ感)があるタイプです。クリック感が強めなタクタイル方式では、入力が高速にできるタイプのキーです。
クリック感が強めな方式では、入力が高速にできるタイプのキーです。
底打ち音とクリック音を総合しても、メカ式では静音性は高めです。
第2に、リニア(赤軸)です。
スイッチ音(クリック音)がなく、底付き音のみで仕様です。
入力開始から底打ちまで同じ荷重が続く、軽い磁石の反発のような触感です。このタイプは、キーの戻りもより良好で、さらに「高速タイピングしやすい」点で「より」ゲーム向きです。
一方、クリック感が薄いので、入力の正確性は課題で、ミスタイプや、チャタリング「ぽい」誤入力は多めになる傾向です。
静音性は、メカ式の中では上位クラスの静かさです。ただし、先述のように、このクラスでも(ノートPCのような)パンタグラフ式と比べれば1段階落ちますが。
第3に、クリッキー(白軸)です。
こちらは、クリック感(打鍵音)が強いタイプです。
静音性に課題がでるのと、強めのクリック機構がある関係で、軽快性や、高速入力の部分では他方式に負けます。
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結論的にいえば、「高速タイピング」ができるゲーム向けのロープロ機の「ロジクール」版といえる仕様のキーです。
ただ、ストローク3.2mmは、最近増えた「極短ロープロ」ではなく「ほどほどロープロ」なので、入力時の快適差も、ある程度配慮があるタイプです。
仕事用としては、本体が薄めですしノートPCのパンタグラフ式に慣れていて、手首を反らさず、タイピングしたい方に向くでしょう。比較的軽いタッチで高速入力がしたい方にはおすすめです。
疲れにくさは、一般的に、手首が反りにくく、また、「キートラベル」が少ない点で、ロープロが優るとする見解が多いです。一方、ストロークが短く、クッション性が低めなので、底打ち時の衝撃が強めにでやすく、その部分で疲れる感じはあります。
ただ、ここは軸の性質の方が影響しますし、適切なパームレストを使うか否かでも変わる部分です。
Atlasは、ロープロであることで「疲れにくい」わけではないが、「疲れやすく」なるわけでもないという感じに考えています。

キー配列は、日本語112配列キーボードです。
そのほか、上部に丸いキーが8つあります。
この部分は、Bluetoothの切替ほか、キー配列の切替(ゲームモード)ほか、音量や、ライティングの輝度、音量などのメディアコントロールのために用意されます。
なお、ライティングはOFFにもできますし、仕事用に単色にもできます

充電方式は、内蔵バッテリー式です。
ライティング最大で42時間、オフで1000時間です(約125日)。
ゲーム用キーボードは、反応速度を上げなければならない特殊仕様である点と、暗い環境でのシアター対応をする関係で、バッテリーを消費します。
数日にに1度は充電が必要です。

ネットワークは、Bluetoothほか、USB無線(2.4GHz)にも対応です。
本機はLIGHTSPEEDと呼ばれるUSB無線ドングルを利用して接続が本筋です。
本格的なゲーミング用は、ほぼこの仕様です。
各OSへの対応は、USB無線だと、WindowsとMacに対応です。
Macの場合は付属Mac用ユーティリティソフト(G HUB)でキーの入替設定は必要ですが簡単にできます。記号キーなどの配列も問題なく同じにできます。
未設定だと「半角/全角」は効きません。日本語/英語切替に使う、スペースバー左右の「かな・英数」キー部分も、そのままだと反応しないでしょう。
Bluetoothだと、そのほか、iOS(10以降), Android(4.3以降)に対応表記があります。
ただ、タブレットについては、完全にキー対応するかは不明瞭です。既に見た、タブレット向けに売られる、同社の小型Bluetoothキーボードとは表記が変わりますので。

ハードウェアマクロは、対応です。
キー設定のプロファイルは、最大3種の登録・切替が可能です。
ライティングの調整などのためのボタンが多いのも、ゲーミングの高級機らしいです。
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以上、ロジクール(Logitech)のG915の紹介でした。
Fキーも付いた、高級キーボードを探している場合、候補になるでしょう。値段相応に、正確で高品質な打鍵が得られますから。ストロークもそこまで浅くないので、ゲーミング用と仕事用との兼用も問題ないです。
仕事用として選ぶ場合も、途中で書いたように、ノートPCの「パンタグラフ式」のような、手のトラベル(動き量)が少なめのほうが、打ちやすく、疲れにくいと感じるタイプの方ならば、相性は良いと思います。
軸は、タクタイル(茶軸)ならば、クセがない性質で、軽めで高速入力もしやすくおすすめです。
なお、Atlasは4mmのストロークの通常キーの方が、「クッション性」と「押した感」があって個人的には好みなのですが、こちらも(使って見れば)悪くない感触でした。
なお、4mmのメカ式はロジクールにもありますが、キー配置が変則的だったり、Mac対応が不明瞭(使えるが仕様に書いてない)などするので、今回紹介しませんでした。他社機で見る予定です。
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【2024年発売】
【タクタイル(茶軸)】G915WLX-TKL-TCBK・G915WLX-TKL-TCWH
16・ロジクール G G915 X LIGHTSPEED TKL
17・ロジクール G G915 X LIGHTSPEED TKL
¥28,500 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【リニア(赤軸)】TKL G915WLX-TKL-LNBK
18・ロジクール G G915 X LIGHT-SPEED
¥28,500 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:メカニカル式
配列:日本語91キー
接続:Bluetooth 5.0 USB無線 USB有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.2mm
Fキー:フルサイズ
電池: 1000時間(ライトオフ)
なお、このシリーズは、テンキーなしの80%テンキーレスもあります。
配置はフルサイズと同じでテンキー(数字キー)が内だけです。
安定性も問題ないですし、選んでも良いと思います。

【2022年6月発売】
【タクタイル(茶軸)】Tactile Quiet KX850CT
19・ロジクール MX MECHANICAL MINI KX850CT
¥17,973 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【リニア(赤軸)】Linear KX850CL
20・ロジクール MX MECHANICAL MINI KX850CL
¥17,673 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
【クリッキー(青軸)】Clicky KX850CC
21・ロジクール MX MECHANICAL MINI KX850CC
¥17,200 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Win Mac, iPad OS, Android
キー方式:メカニカル式
配列:日本語89キー
接続:Bluetooth 5.0 USB無線
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.2mm
Fキー:フルサイズ
電池: 10ヶ月(バッテリー)
MX MECHANICAL MINIも、ロジクールが販売するBluetoothキーボードです。
MXシリーズは、同社のビジネス系のPC周辺機器の「ハイエンド」に冠せられる名前です。したがって、本機は「仕事向けの高級機」です。
ただ、本機は、かなり省スペースな75%TKLほどのサイズの製品です。

重さは、612gです。
持ちはこびは前提としていません。一方、バックライトは装備されます。

キーボードの形式は、こちらもメカニカル式です。
本機も、特性の異なる3系列が用意されます。
ロープロキーで、Kailh Choc V2に近い特注のようです。
一方、ストロークを除き、APや荷重などの情報をロジクールが公開していません。そのため、海外のレポートサイトの情報を参考にして書きました。

第1に、タクタイル(茶軸)です。
荷重は、45g、APは1.3mm、ストロークは3.2mmです。
クリック感はありますが、ストロークが短いの、打ち味は軽快です。
高速タイピングには向き、静音性も評価できる水準です。
第2に、リニア(赤軸)です。
荷重は、43g、APは1.3mm、ストロークは3.2mmです。
クリック感がないリニアな押し味です。チェリーの赤軸(ロープロ仕様)と似ます。
軽快で、高速タイプにタクタイルより向きます。静音性は底打ちも少なめですが、各社チェリーの「静音赤軸」ほど徹底して静かではないです。
第3に、クリッキー(青軸)です。
荷重は、43g、APは1.3mm、ストロークは3.2mmです。
クリック音が大きいタイプです。一方、荷重は同じ性質のチェリー青軸などより軽く、また、ストロークも浅いので、「軽い」が「音大きめ」という性質の軸です。
高速タイピングはスイッチの引っかかりはあるので、ロープロですがそこまで得意ではないです。このシリーズのタクタイル(茶軸)よりも悪いです。

キー配列は、日本語89キー配列です。
Fキーはフルサイズですが、Winキーがないタイプです。
75%レイアウトの省スペース「詰め込み型」なので、矢印キーあたりが相当特殊な配置で使い辛そうです。
また、キートップに日本語のかな印字があるタイプなので、見映えもイマイチです。

接続は、Bluetooth5(LE)です。
また、USBドングル(LOGI BOLT USB RECEIVER)も同梱です。
従来のロジクールのUSBドングルとは違って、USB無線(2.4GHz)ではなく、Bluetoothで通信するものです。
不要にも思えますが、PC内蔵のBluetoothと違ってセキュアにできるので、主に企業向けに付けています。
なお、先述のゲーミング用ドングル(USB LIGHTSPEEDワイヤレス)ではないので、1msはでません。
ペアリングは、3台まで登録できます。
各OSへの対応は、Win Macに公式対応です。
タブレットも、Bluetoothだと、iPad OS, Androidの対応が確認できます。
キーマップにはLogi Options+というユーティリティで調整できます。
Gシリーズのユーティリティ(G Hub)と違ってキーのリマップは非対応ですので、入替はサードパーティアプリが必要です。
ただ、本機は未設定でもMacで使えるような仕様でMac刻印もあるため、そのままでもMacで利用できます。対応方式は「選び方の基本」で書いた接続時の判定で、信号を自動で変え、Macでわかる信号で出す方式です。

利便性の部分では、OS間を超えてファイルなどの移動ができるお馴染みのLogicool Flowも対応です(上記写真)。
なお、Logicool Flowの詳細は、マウスを使って便利な機能なので【ワイヤレスマウスの比較記事】のほうで説明しました。
充電方式は、内蔵バッテリー式です。
フル充電後最長10ヶ月です。ただし、バックライトを利用する場合、15日間です。
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以上、ロジクール(Logitech)のMX MECHANICAL MINIの紹介でした。
ゲーム用でない、仕事用のメカニカルキーボードで、未設定でも及第点クラスのMac対応機は割と少ないため貴重です。
装備として、バックライトがある点と、Bluetoothより安定する、USB無線方式の接続が利用できる点も、魅力です。
Logi Options+を含めたソフト周りの出来も良いため、同社のMXシリーズのマウスと一緒に使う場合、便利に使えると言えます。
一方、キー自体、同社のゲーミング向けと違い、機能面がそこまで強調されない(情報も公開されない)部分ほか、日本語89キーの75%TKLになる点で、配置面で、やや「ごちゃごちゃ感」が強めなのが難点でしょう。
とくに、矢印キーあたりのキーの配置がかなり特殊で、「キーボードに自分をカスタマイズ」するタイプである部分は注意点です。
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【2022年発売】
【英語Mac配列】(Mac専用)
【タクタイル(茶軸)】KX850MSB KX850M
22・ ロジクール MX MECHANICAL MINI for Mac
22・ ロジクール MX MECHANICAL MINI for Mac
¥18,181 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Mac
キー方式:メカニカル式
配列:Mac英語配列84キー
接続:Bluetooth 5.0 USB無線
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.2mm
Fキー:フルサイズ
電池: 10ヶ月(バッテリー)
なお、このシリーズはMX MECHANICAL MINI for Mac」として、Mac配列にした、キーボード展開があります。
キー配置は、ただ、英語84キーです。
日本語配列とは、記号キーなどの半値が異なるので、特定の目的がある方が選ぶものです。購入する場合は、注意してください。
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以上、ロジクールのBluetoothキーボードの説明でした。
1・小型Bluetoothキーボードの比較
:PCやタブレット向け格安・小型機
2・中型Bluetoothキーボードの比較
:PC向けのテンキーレス機
3・大型Bluetoothキーボードの比較
:PC向けのフルサイズ機
先述のように、ロジクールは、原則的にどのキーボードも「Mac対応」表記があります。
Atlasがある程度「打ち味」を評価している製品は(だいたい)今回記事であげました。ただ、もう少し範囲を拡げて考えたい場合、以上の記事でも他機を紹介してます。
よろしければ、ご覧ください。
2-2・MatiasのMac用キーボード

続いて、カナダのマティアスのキーボードです。
Mac向けのキーボード開発はかなりの歴史がある企業です。

【2025年発売】
【日本語配列】(Space Gray と White)
23・ Matias Wired Aluminum KB FK418BTB-JP/3
23・ Matias Wired Aluminum KB FK418BTS-JP/3
¥13,934 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
OS対応:Mac
キー方式:パンタグラフ式
配列:日本語109キー
接続:USB有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:2mm
テンキー:あり
Fキー:中サイズ
バッテリー:充電式(1年)
Matias Wireless Aluminum Keyboardは、Matiasが販売する製品です。
実質的にMacユーザー向けに売られているモデルです。
キー配列は、日本語のMac配列です。
Windows用の余分な刻印もない点で、「Apple純正」の日本語キーボードに最も近い配置と言えます。
キー数は、109キーです。
Mac仕様(F13-15)、Ejectなどを加えた一般的な配列であり、Apple純正に揃えています。日本語Mac配列の独自キー(かななど)もしっかりあります。

接続方式は、Bluetoothです。
充電のためのUSBケーブルは付属ですが、PC充電時もデータはあくまでBTで飛びます。また、Bluetoothのバージョンが非公開です。恐らく、BT3世代で、省電力非対応の世代でしょう。
それもあってか、相当昔のOS(OS 10.6.8 )まで対応機種としています。
バッテリーは、533時間〜1600時間の保ちとの記載です。
1日3-4時間程度の利用で約1年間の保ちとされます。。
キーの方式は、パンタグラフ式です。
キーピッチ(キー間の幅)は、19mmで、キーストロークは2mmです。
純正と差をつけているのは、ストロークの部分で、やや深めの2mmです。
パンタグラフ式としては深めであり、この部分にこだわった作りです。どこかに、この部分は特注したようです(Matias scissor switches.)。
バックライトなどはありません。
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以上、Matias Wireless Aluminum Keyboardの紹介でした。
形状や配列はAppleの純正フルサイズとほぼ同じで、やや安めです。純正ユーザーが付属キーボードを壊したなどの際に、似た形を少し安めに備える感じでは選択肢になります。
Apple純正のUSB-Cより深めのストロークでパンタグラフとしては打ちやすいです。角度調整用のツメはないですが、傾斜はしっかりありますし問題ないです。
Bluetoothのバージョンが(おそらく)Bluetooth3世代と古いのも、Appleの純正に「あわせて」安定させていると思われますし、全体として(本家にあわせた)「真面目」な作りと言って良いです。
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【2017年発売】(フルサイズは終売)
【日本語配列】(Space Gray)FK308B-JP/2
24・ Matias Wired Aluminum Tenkeyless keyboard for Mac
¥8,690 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
配列:日本語87キー
【英語Mac配列】(シルバー)FK308S/2
24・ Matias Wired Aluminum Tenkeyless keyboard for Mac
¥9,480 Amazon.co.jp (2/24執筆時)
配列:英語87キー(Mac配列)
キー方式:パンタグラフ式
接続:USB有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:2mm
テンキー:あり
Fキー:中サイズ
電池:
なお、テンキーレス機ですが、同じ配列で、BluetoothなしのUSB接続の機種があります。
同じUSB接続で、テンキー付の「フルサイズ」型も以前あったのですが、先んじて終売になっています。本機も、在庫が終われば販売終了でしょう。

形状は、テンキー部分がないことを除けば、(TKLでない)Appleの純正のフルサイズキーボードと配列は同じです。
先述のように、現行のApple純正(USB-C)キーボードは、USB接続モデルがなく、全てBluetooth接続だけです。その点で言えば、安定性の部分で「USB有線接続」を選びたい場合、本機は候補にできそうです。
もっとも、他社のUSB接続のメカ式のほうが、打鍵感の部分でより本格的といえます。「Apple純正に似た形状と、同じキー方式」に必ずしもこだわらないならば、比較しても良いでしょう。
次からみていきます。
次回に続く
Mac向け高級キーボードのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、Mac向けのキーボードの比較の1回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

2・Mac対応キーボードの比較 (2)
2-1:キークロン〈香港〉
2-2:東プレ〈日本〉
2-3:FILCO〈日本〉
3・Mac対応キーボードの比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
続く2回目記事(こちら)は、ここまで見ていない各社のMac用キーボードを追加で紹介します。
また、冒頭書いたように、リマップソフト(Karabiner Elements)を利用し、Windows向けの高級キーボードを流用する方法についても、詳しい解説をします。
キーの軽さ ★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★
静音性 ★★★★★
打ちやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、全体の「結論編」として、今回紹介した製品全てから、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
