Top PC周辺機器 比較2024’ 疲れない!PCキーボード95機の選び方とおすすめ【まとめ記事】

2024年11月13日

比較2024’ 疲れない!PCキーボード95機の選び方とおすすめ【まとめ記事】

【今回レビューする内容】2024年 手や肩が疲れにくいパソコン用キーボードの性能とおすすめ・選び方

今回のお題
打ちやすく、疲れないPC用のキーボードのおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2024年11月現在、最新のPC用キーボードまとめです。

 キーの打ちやすさと、入力端末としての信頼性を持ちつつ、長時間入力しても疲れにくいキーボードをどのように選ぶべきかについて、解説します。 

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 Atlasは、約20年間で約60機の高品質なキーボードを仕事に使ってきました。

 その経験を活かしつつ、「すすめの選び方を基本からじっくり書くつもりです。

ーー

1・東プレ Real Force キーボード【日本語】
2・東プレ Real Force キーボード【英語】
3・FILCO マジェスタッチキーボード
4 ・キークロンのキーボード
5・各社のBuetoothキーボード
6・各社のMac配列のキーボード
7・プログラマー向けのHHKB
8・おすすめキーボードの選び方【結論】

 今回の記事は、家電批評モノマニア」のキーボードの比較記事では、最終回の9回目記事にあたります。

 結論として、手や肩が疲れないという観点での「キーボードの選び方」を改めて確認した上で、最終的な、おすすめキーボードを提案していくつもりです。

 よろしくお願いします。

1・キーボードの選び方の基本

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 はじめに、キーボードの「選び方の基本」の説明からです。

 打ちやすさに関わる、キー配列・サイズ面での選び方を説明したあと、入力機器としての信頼性に関わる要素、Bluetooth・USBなどの接続方式の甲乙を解説します。

 その上で、「疲れにくさ」に関わる、「キーの種類・荷重・押し味」などについての情報を、具体的な製品紹介を交えつつ説明していきます。

1-1・キー配列

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 第1に、キーボード配列についてです。

 これは打ちやすさに関わるポイントです。

 日本で市販されるキーボードは、配列の違いから「日本語配列(JIS)」と「英語配列(ASCII)」に分けられます。

 しかし、ネットやデンキヤでは両社を区別なく売られるので、初心者にはその違いが区別しにくい部分があります。

 どちらの配列でも日本語の入力は可能ですので、「使い勝手が悪い」状況に気づかない方も多そうです。

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 実際は、英語配列(ASCII)の場合、記号キーやショートカットキーの配置が異なります。日本語入力において、あまり便利な配置ではないです。

 例えば、ひらがな入力と英字入力を切替える、左上の「半角・全角ボタン」がありません(上図)複合キー(Alt + `Shift + CapsLock)での切替になるので、入力の切替が手間です。

 他にも、キーボード下部の「変換」「無変換」ボタンがない、「@」などの記号の配列が異なるなどの違いがあります。

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 結論的にいえば、特別な目的がない方は、「日本語配列」と明記されたキーボードを購入してください。

 英語配列(ASCII)は、プログラマーやゲーミング用に売れているもので、一般的な仕事での利用において、メリットはないと言えます。


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 一方、「日本語配列(JIS)のキーボードなら、一様に同じではありません。

 最下段のキー構成が大きく変わる点に注意してください。

 図のような大きなフルサイズのキーボードを例に、以下、簡単に説明します。

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 フルサイズの場合、一般的な配列は「日本語108キーボード」です(左図)。

 この場合、キーボードの下段の左側(2列目)に「Winキー」があります。 

 テンキー(数機キー)の上にメディアキー(右図)が追加で4つある「日本語112キーボード」も、下段は同じ配置で「Winキー」ありです。

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 しかし「Winキー」が省略された「日本語106キー」、あるいは、「Winキーが両側2個(+メニューキー)が追加された「日本語109キー」など、変速配置のキーボードがあります。

 Winキーは、現在だと便利なショートカットなのであった方が良いです。

 一方、下段にキー数が多い変則的なキーボードは、「スペースバー」のサイズが小型化することに注意してください(上図)。

 多用するキーなので、これだと使いにくくなります。

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 結論的にいえば、初めて本格的なキーボードを買う方は、「日本語108キーボード・日本語112キーボード」を選ぶのが良いでしょう。

 だいたいの製品の場合、パッケージにキーの数が書いてあり、区別は可能です。

1-2・キーボードの大きさ

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 第2に、キーボードの大きさです。

 右側にテンキー(電卓キー)がある大きなキーボードをフルサイズ、写真のように、テンキーのない機種をテンキーレスと呼びます。

 入力時に「疲れない」という観点で言えば、テンキーレスでも、フルサイズでも、違いはないです。

 皆さんの仕事上の要不要で選んでOKです。

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 なお、「テンキーレス」の場合 Winキーありは、「日本語91キーボード」という名前、Winキーなしは、「日本語89キーボード」という名前になります。

 こだわりがないならば、オーソドックスな「日本語91キーボード」と表記のある機種を選ぶのが良いでしょう。


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 一方、ブラインドタッチに慣れた方、またそれを学びたい方で、テンキーレス機を選ぶ場合、キーの配列を、注意して確認してください。

 テンキーレス機は「コンパクトさ」を売りにして売られる機種が多いからです。

 同じ「91キー」でも、キーの配置が相当特殊な製品が結構あります。

 とくに、右下の4方向の矢印キーのサイズや位置、上段のFキーのサイズ、エンターキーのサイズや位置が特殊でないか、確認してください。

 俗に「変態配置」などというスラングで呼ばれますが、ブラインドタッチを覚える場合、変則的な配置であることは、習熟の上で障害になります。

 最初は、できるだけ「普通」なキーボードで慣れることをおすすめします。

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 あとは、各キーの、キーピッチ(キーとキーの間隔)キーのサイズ(形状)にまで注意を払えば「完璧」です。

 キーピッチは一般的に19mmが標準です。信頼できる製品だと普通、ピッチ幅の記載はあるので、そういった製品を選べば良いでしょう。

1-3・キーボードの対応OS

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 第3に、利用するOSについてです。

 この部分は、Windows系のOSだけに使うならば、ここは「読み飛ばしてOK」です。

 PC用キーボードの大半は「Windows用」に設計されたキーボードだからです。

 注意すべきは、Mac OSを利用する方、あるいは、タブレットで使いたい方です。



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 はじめにMacの場合です。

 接続すれば、Windows向けの日本語キーボードでも、キーボードとして認識します。

 これは、Bluetooth接続でも、USB接続でも同じです。

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 しかし、「問題」はあります。

 Macの独自キーである「英数」「かな」のキーです。Windows用はスペースバーの横は「変換」「無変換」キーですが、互換性がないので、キーが反応しないからです。

 これを解決したい場合、Mac用、あるいは、Mac対応と銘打つキーボードを選ぶか、あるいは(上級者向けですが)サードパーティのキーリマップソフトで、設定を変更して使う必要があります。

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6・Mac配列のキーボードの比較

 このあたりの話は、面倒なので、以上のリンク記事の方で、より詳しく書いています。

 Macユーザーは、後ほどご確認ください。


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 つづいてタブレットの場合です。

 iOS系Anroid系ともに、日本で売られている製品でも「英語配列(ASCII)」を基本に設計しています。

 そのため、Windows向けの「日本語配列キーボード」だと、「@」の位置などがキー刻印通りに打てません

 一部のキーボードは、この部分に配慮し、「切替スイッチ」をつけた上、キートップに「日本語配列」と「英語配列」双方の刻印し対応させている機種もあります。

 ただ、そういった製品はほとんど汎用品の格安機です。「打ちやすく」「疲れにくい」高品質なキーボードは(ほぼ)ないです。

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 結論的に言えば、タブレット用で考える場合は「PCと兼用」は考えず、素直に「タブレット専用キーボード」を買うのが良いです。

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5・iPad専用キーボードの比較記事

 とくに、iPadは、Appleやロジクールから専用のカバーキーボードが多く販売されて便利と言えます。

 上記のリンク記事で書いているので、興味のある方ご覧ください。

1-4・接続方法について

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 第4に、PCとキーボードとの接続方法についてです。

 とくに、USBの有線接続ではなく、Bluetooth接続を選びたいと考えている方にむけた、注意になります。

 ここは「打ちやすい」「疲れにくい」という観点とは関わらない部分です。

 ただ、「安定して使えるか」という「信頼性」に関わる話になります。


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 最も安定する接続方法は、間違いなく、USB有線式です。

 有線のUSBケーブルでPCとキーボードを直接つなぐ方法は、ありとあらゆる方法のなかで、一番、安定します。

 遅延も断線もしませんので。

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 Bluetooth接続は、しかし、机上の配線がすっきりする部分で、選びたい方は多いでしょう。

 最近は、Bluetooth規格の進歩で、Bluetooth5.0対応機ならば、断線や遅延もさほど問題にならない機種も出はじめました。

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 【USB+BT接続】

 1・東プレ REALFORCE R3 R3HA22【白】
 1・東プレ REALFORCE R3 R3HA12
黒/金】
  ¥37,180 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

 例えば、高級機の定番だと、東プレのReal Forceが、Bluetooth 5対応の上級機を出します。

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 【USB+BT接続】

 2・Fllco マジェスタッチ コンバーチブル 3 FKBC108M
   ¥21,827 Amazon co.jp (11/13執筆時)

 中級の定番機でも、FILCOのマジェスタッチでBluetooth 5.1を搭載する機種が見られます。

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 ただし、それでも、注意点もあります。

 Bluetoothは、(Wi-Fiと違い)非常に細い回線です。

 そのため、高ビットレートの音楽などを、PCからBluetooth端末で転送して聴くような方の場合、キー入力に遅延が起こることが多いです。

 そのような極端な利用をしない場合でも、起動時など不意にペアリングが切れることもあるので、信頼性が完全に担保されるとは言い切れません。

 トラブルは「気が散るので」、Atlasは仕事用は有線を利用しています。


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 【2023年発売】

 【日本語配列】

 3・ ロジクール MX KEYS S KX800sGR
  ¥19,800 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

 USB無線方式は、もうひとつの選択肢です。

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 例えば、ロジクールのキーボードは、Logi Boltという端末(上図)で、PCとキーボードを「専用回線」でつなぐことで、(音楽などの)混雑問題を避けられる仕組みをとります。

 他社でも、似た仕組みをとる機種があります。

 良い仕組みです。

 しかし、「打ちやすさ」「疲れにくさ」の部分で、最大級に評価できるキーボードが、残念ながらこのタイプに展開されません

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 結論的に言えば、今回のブログ記事の主題である「疲れにくい」打ちやすい」キーボードをPC用に選ぶ場合、ベストは「USB有線」のキーボードと言わざるを得ません。

 ただ、音楽など重いデータをBluetoothで使わない場合で、PCとキーボード双方とも、Bluetooth 5以上に対応しているならば、選んでも良いかなと思います。

 その場合、上で挙げた東プレやFILCOの製品が選択肢になるでしょう。

 これらの製品は、「打ちやすさ」「疲れにくさ」の部分でも優れる上で、購入後、仮にBluetooth回線の安定性で不満が生じた場合、「USB有線接続」でも使えるので。

1-5・スイッチの種類と打鍵感

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 第5に「キースイッチ形式の違い」です。

 こちらは、キーボードの「打ちやすさ」にも「疲れにくさ」にも関係する項目です。

 重要なので、方式ごとに、少し詳しめに説明しておきます。

ーーー

1・メンブレン式
2・パンタグラフ式
3・メカニカル式
4・静電容量無接点方式

 まず、キーボードのスイッチの仕組みは、構造的に上記の4種類に区分されます。

 順番に紹介していきます。


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 【静音仕様】

 4・バッファロー BSKBU320BK
   ¥1,183 楽天市場 (11/13執筆時)

 【抗菌仕様】

 5・バッファロー BSKBU520BK
   ¥3,698 楽天市場 (11/13執筆時)

キーの軽さ  ★★★★☆
打鍵の正確さ ★★☆☆☆
静音性    ★★★★★

 第1に、メンブレン式です。

 3000円以下の格安のキーボードに多い方式です。

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 メンブレン式は、キーごとに個別スイッチを搭載しません。

 キーボードの下に全体敷かれた大きなラバーシートとの接触で、入力を感知する方式です。 そのため。耐久性は低く、押し味も「ベコベコ」で悪いです。

 ただし、この方式は、打鍵時の静音性と、キーストローク(押し上げ高)が採れる点、あるいは、エルゴノミクス形状のキー配置がしやすい点で、あえて採用する中級機もあります。


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 6・エレコム TK-FBP102XBK
   ¥3,245 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

 7・ ロジクール MX KEYS mini KX700GRd
  ¥16,700 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

キーの軽さ  ★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★☆
静音性    ★★★★★

 第2に、パンタグラフ式です。

 ノートPCのキーボードで採用されるお馴染みの方式です。

 したにメンブレンシートがあるのは同じですが、その上に、電車のパンタグラフのようなバネ(シザー)を搭載したスイッチを採用します。

 薄型でも一定の打鍵感を得られるので、メンブレン式よりは安定しています。

 格安モデルから高級モデルまで採用されています。

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 技術的には、Appleが開発したシザー式新型パンタグラフなどの「上位製品」もあります。

 しかし、基本的に(ランクと言えるほどの)技術的差異はなく、どれも平均的な打ちやすさと言えます。


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 【USB接続】

 8・FILCO マジェスタッチ3 FKBN108M/NMB2
  ¥15,413 Amazon co.jp (11/13執筆時)

キーの軽さ  ★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★
静音性    ★★★★★

 第3に、メカニカル式です。

 それなりに高級と言えるキーボードだと、ほぼこの方式です。

 「FILCO」マジェスタッチシリーズも、この種のスイッチを採用します。

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 上図のように、キー1つ1つに個別スイッチが備わります。そのため、他方式より、打鍵の安定性・正確性が高い高級品です。

 耐久性も高く、長く壊れないキーとも言えます。

 パンタグラフ式と比較すると、薄型にできないという欠点がありますが、それを凌ぐ入力の快適性をえられます。

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 メカニカル式のキーは、ドイツのチェリー社のスイッチ(Cherry MX)が有名です。

 打鍵感や押し返し圧の違いで、(主要なものだけで)5種類のラインナップがあります。正確には、ニッチな性質のスイッチがもっとありますが、ゲーム用などの特殊用途になります。

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 軸の性質の違いは、後ほど詳しく説明します。

 なお、日本語キーボードの場合は、キーの数として、108個の個別スイッチが搭載されます。

 部品代は相当高くなりそうですが、メカニカル式はスイッチだけをパーツとして製造できる構造なので、大量生産効果で、性能が良い割に価格は比較的安くなっています。

ーー

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 メカニカル式を選ぶ場合、キーストローク(=キーをどれだけ押し込めるか)が、「打ちやすさ」(打鍵の正確性・安定性に)に大きく関係します。

 打ちやすいと評判のあるキーボードは4mmほどが基本です。

 FILCOや東プレなど、信頼性の高い高級機の場合、たいていがこのサイズです。

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 ただ、最近は主に「ゲーム用」として、ロープロ(低身長)の製品が出ています。

 ゲームに重要なキー反応(反射)を重視するためです。

 逆に言えば、仕事用として、ロープロである部分は、入力の快適性の部分で利益にならないと言えます。

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 結論的にいえば、仕事用としては、一般的に4mmサイズ前後のモデルをおすすめします。

 メカニカル式で、かつ、それより極端に薄いものは、「ゲーム用に最適化されているのでは?」という疑ってみてください。 


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 【2021年発売】

 【USB+BT接続】 【変荷重】

 9・東プレ REALFORCE R3 R3HA22
 10・東プレ REALFORCE R3 R3HA12
  ¥37,180 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

キーの軽さ  ★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★★
静音性    ★★★★★

 第4に、静電容量無接点方式です。

 メカニカル式の仲間ですが、その「上位」といえます。

 高級キーボードの「代名詞的存在」といえる。東プレの「リアルフォース」が採用するスイッチです。

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 東プレは、内部のスイッチ部分を含めて自社生産できるプレスメーカーです。

 機械接点のない静電容量無接点方式という独自のスイッチ技術を、自社のキーボードに利用しています。

 多少不正確な角度の打鍵でも心地よくキーを返す点で、仕事用としては、これ以上のものはないといえます。

 また、スイッチもケースも含めて自社生産なので、品質が安定しており、がたつきもほとんどないです。

 この部分で、昔から極限レベルの正確性が必要な銀行の入力業務などに多く採用されてきたキーボードです。

 とはいえ、生産コストが高く、競合も少ないため、高価なのが難点です。

ーーー

 以上、4つのキースイッチの違いについて解説しました。

 結論的にいえば、今回重視するキーの「打ちやすさ」、入力端末としての「信頼性」、そして、長時間入力しても「疲れにくい」という観点を重視したい場合、メカニカル式か、静電容量方式が、良いと言えます。

 それをふまえて、以下、この種の製品の代表格となる、東プレ(リアルフォース)と、FILCO(マジェスタッチ)について、それぞれ、もう少し詳しく、「選び方」を深掘りすることにします。

 両機種とも、製品展開数数が50種を軽く越えていて、「見かけは同じ」でも、「実は性能が違う」という製品が多く、選ぶ際に分かりづらい部分が多いからです。

2・東プレのキーボードの選び方

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 【USB+BT接続】

 【変荷重】

 11・東プレ REALFORCE R3 R3HA22
 12・東プレ REALFORCE R3 R3HA12
  ¥37,180 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

 【ALL30g】

 13・東プレ REALFORCE R3 R3HA23
 14・東プレ REALFORCE R3 R3HA13
  ¥37,180 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

 【ALL45g】

 15・東プレ REALFORCE R3 R3HA21
 16・東プレ REALFORCE R3 R3HA11
  ¥37,180 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
配列:日本語112キー
接続:USB有線 Bluetooth5.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:フルサイズ
電池: 単3電池×2(3ヶ月)

 はじめに、東プレリアルフォースの「選び方」からです。

 先述のように、ビジネス用の高級機で、価格的にも最高級機といえる製品です。 

 東プレ機を選ぶ場合、重要なのは「荷重」というスペックです。

 「荷重」とは、キーボードのスイッチを押し込む際に必要な力です。これが、大きいほど、押し下げる際の圧力が高くなります。

 そのため、疲れやすい人は「軽め」、打鍵の正確性を重視する人は「重め」を選ぶのが原則となります。

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 「リアルフォースシリーズ」の場合、「日本語108キーボード」だけでも、「荷重」の違いで、3種類のスイッチがあります。

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 第1に、【変荷重】です。

 これは、普通のキーは、45gの重さだが、小指で押す位置にあるものは軽め(30g)に、親指で操作するキーは重め(50g)と差を付けているモデルです。

 「リアルフォースシリーズ」では、入門者向けに最も「売れ筋」モデルです。

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 第2に、【ALL30g(軽め)】です。

 これは、全てのキーの荷重を30gに統一したモデルです。

 とくに「キーボードを押すのが疲れる人」向けに発売されている特別な製品となります。

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 第3に、【ALL45g(普通)】です。

 これは、全てのキーの荷重を45gに統一したモデルです。変加重とさほど変わらないですが、多少重めなキーボードです。

 一般目的(家庭用・ビジネス用)として使っても全く問題ないですが、全キーの圧がフラットなので、(色々な指で変わった打ち方をする)ゲームにも適応性が高いとされます。

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 以上、東プレのリアルフォースの選び方の解説でした。

 結論的にいえば、高級キーボードの初心者には【変荷重】【普通45g】のどちらかが、最も一般的で、使いやすいというのがAtlasの意見です。

 東プレのキーボードは共通して、キーを押し込んだ際に「カチッ」と言う音がします。

 これを専門用語で「クリック感」と言います。キーが入力されているかを音で確認できるため、タイプミスが少ないという利点があります。

 東プレの場合、この打鍵音は、さほど大きくなくあまり気になりません。また、最近は、打鍵時の静音性をより強化した「静音キー」を採用するモデルもでています。

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1・東プレキーボードの比較記事

 なお、ここで見た荷重の点以外にも、ここまで説明してきた「英語配列と日本語配列」・「省スペースとフルサイズ」・「静音性」・「Bluetooth対応の有無」などの部分の違いで、50機種を大きく超えるラインナップがあります。

 仕様によっては、ここで紹介した機種より安い機種もあります。

 詳しくは、上記のリンク記事で詳しく説明しています。

3・FILCOのキーボードの選び方

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 【USB接続】

 【茶軸】

 15・FILCO Majestouch3 FKBN108M/NMB3
   ¥15,413 Amazon co.jp (11/13執筆時)

 【青軸】

 16・FILCO Majestouch3 FKBN108MC/NMB3
  ¥17,000 Amazon co.jp (11/13執筆時)

 【赤軸】

 17・FILCO Majestouch3 FKBN108MRL/NMB3
  ¥15,576 Amazon co.jp (11/13執筆時)

 【ピンク軸】

 18・FILCO Majestouch3 FKBN108MPS/NMB3
  ¥19,893 Amazon co.jp (11/13執筆時)

キー方式:メカニカル式(チェリー)
配列:日本語108キー
接続:USB有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:フルサイズ
バッテリー:不要


 つづいて、FILCOのマジェスタッチシリーズの選び方です。

 東プレ機とは、価格帯で「住み分け」ができているといえる製品で、比べると、少し安めで手に入る製品です。

 マジェスタッチを選ぶ場合、「軸色」の区別がが重要になります。

 これは、同社が採用しているドイツのチェリー社のメカニカルスイッチの種類で、茶軸青軸赤軸静音赤軸など、いくつかの種類があります

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 軸の違いで「荷重」が異なるほか、押したときの「クリック感」が異なります。

 以下では、このうち、展開数の部分でメジャーと言える4種について詳しく解説します。

ーーー

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荷重:55cN±15cN
クリック感:あり
ストローク:4.0mm -0.4mm
作動点:2.0mm±0.6mm
静音性:ふつう

 第1に、茶軸です。

 キーの荷重は、55±15gです。

 値が大きいほどずっしり感があります。こちらは、数字として言えば重めです。 

 ただ、実際は、さほど指に力を入れずとも、「スコスコ」入力できます。

 クリック感は、押し込む途中の段階で、「カチッ」というクリック感があります。

 同社の青軸ほどハッキリしていないものの、十分に感じられます。

 ストロークは、4mmです。

 メカニカルキーボードの場合、各社ともこのあたりが平均値(ふつう)です。

 静音性は、平均的な打鍵音です。うるさくも静かでもないです。

 結論的にいえば、「最もオーソドックス」な軸がこちらです。

 どこをとっても「平均点」なのが見所です。自分の好みが分からない方が最初に買う一台!としてオススメできます。

 クリック感があるため底打ちしなくて良いですし、強めに押した場合も荷重が軽いので、いずれにしても、軽く疲れず入力できるでしょう。

 キーを押し込んでしまいがちな、タイピング初心者向けにも良い機種です。

ーーー

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荷重:60cN±15cN
クリック感:強め
ストローク:4.0mm -0.4mm
作動点:2.2mm±0.6mm
静音性:うるさい

 第2に、青軸です。

 キーの荷重は、60±15gです。

 数値から言えば、押し下げに要する力は必要といえます。

 ただ、仕組み的に底打ちしなくてもよいタイプですので、実感として言えば、茶軸より重く感じる方は少ないかと思います。

 少なくとも、同じほどの荷重だった(激重の)旧黒軸とは性質が異なります。

 クリック感は、押し込む途中の段階で、「カチッ」というクリック感があります。

 本機はここが良いところです。

 指で入力した感触をはっきり得やすいので、タイプミスが生じにくい特質があります。

 ストロークは、標準的な4mmです。

 静音性は、しかしながら、この製品の課題です。

 クリック感を出すため打鍵音が「かちかち」かなりうるさいという欠点があります。

 結論的にいえば、青軸は「タイプミスを減らしたい」ということが購入動機ならば最適な選択肢です。

 クリック感と押し味があるため、ブラインドタッチにおいて、タイプミスは黒軸に比べても少ない傾向です

 ただ、静音性は犠牲になるため、夜間などの利用や、相当静かなオフィスでの利用には向かない製品です。

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荷重:45cN±15cN
クリック感:リニア
ストローク:4.0mm -0.4mm
作動点:2.0mm±0.6mm
静音性:ふつう

 第3に、赤軸です。

 キーの荷重は、45±15gです。

 茶軸より少し軽めです。

 例えば、東プレの30gの荷重のキーボードのように劇的に軽いわけでもないですが、しっかり軽さは感じます。

 ストロークは、4mmです。

 クリック感は、一方、全くない機種です。

 磁石の同じ極を合わせたような(軽めの)リニアな反発力です。

 ある意味、ノートPCのキーボード(パンタグラフ式)に最も近い感じのメカニカルキーボードといえるかもしれません。

 静音性は、うるさくも静かでもないです。

 結論的にいえば、赤軸は、マジェスタッチの中では「指が疲れやすい方におすすめ」な軸です。

 クリック感がないことは、「押したときの抵抗がない」ことを意味します。一方、キーの荷重もさほど重くないため、押す力も不要です。

 これらの点で、指にかかる負担は最も少ない、長時間使っても疲れないキーボードと言えます。

 ただし、クリック感とキーの重さの双方がないことは、タイプミスが増える懸念があります。あまりブラインドタッチが上手でない方には、オススメできない軸です。

ーーー

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荷重 :45cN±15cN
クリック感:リニア
ストローク:3.7mm -0.4mm
作動点:1.9mm±0.6mm
静音性:静か

 第4に、静音赤軸(サイレントレッド・ピンク軸)です。

 キーの荷重は、45±15gです。

 クリック感は、全くない機種です。

 赤軸と同じです。

 ストロークは、少し浅めの3.7mmです。

 その部分で、赤軸よりも、多少軽めの打ち味に思えます。

 静音性は、特別な静音キーを採用しています。

 打鍵音が30%ほど静かなキーボードです。赤軸の改良版なので 別名は「サイレントレッド」です。

 −

 結論的にいえば、「静音性を最大限重視したい方におすすめ」な軸がこちらです。

 赤軸の改良版ですから、ほぼと同じ特長と欠点となります。

 ただ、若干、作動点、ストロークとも、平均より多少浅めにはなります。Atlasは感じませんが、他軸の4mmに慣れた方は、すこし違和感があるかもしれません。

ーーー

 以上、フィルコのマジェスタッチの紹介でした。

 いろいろな種類があって、便利な一方、迷ってしまうという方も多いでしょう。

 ただ、

 キー荷重が重いほど、打ち間違いは減るが、長時間の利用時には疲れる

 クリック感が強いと、打ち間違いは減るが、打鍵音がうるさくなる

 この2つの法則を軸に好みに合う機種を選べば、さほど難しくないと言えます。これは、先ほどみた、東プレ機についても言えます。

 個人的には、最もオーソドックスなものが茶軸であると思うので、迷った方にはそれをおすすめしています。

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1・マジェスタッチキーボードの比較

 なお、マジェスタッチの場合も、「荷重とクリック感」以外にも、ここまで説明してきた英語配列と日本語配列」・「省スペースとフルサイズ」「Bluetooth対応の有無などの違いがあります。

 詳しくは、以上のリンク記事で詳しく紹介しています。

今回の結論
打ちやすく疲れないPC用キーボードは結論的にこれ

 というわけで、今回は「打ちやすく」「信頼性があり」「疲れにくい」という観点からの、キーボードの選び方について、、いくつかの側面から考えてみました。    

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種を提案しておきたいと思います。


 第1に、初めての「高級キーボード」として、全ての人におすすめしたいキーボードは、

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 【変荷重】【静音】

 11・東プレ REALFORCE R3 R3HA22
 12・東プレ REALFORCE R3 R3HA12
  ¥37,180 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
配列:日本語112キー
接続:USB有線 Bluetooth5.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:フルサイズ
電池: 単3電池×2(3ヶ月)

キーの軽さ  ★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★★
静音性    ★★★★★
総合評価   ★★★★★★

 東プレのRealforce R3【変荷重】モデルでしょう。

 普通のキーボード(例えば5000円以下やパソコンに最初から付いていたもの)を使っていて、手が疲れて買い換えようと考えている人が、初めて買う場合に、最適です。

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 先ほども書いたように、「変加重というのは、キーの列によって加重を変えたキーボードです。

 例えば、小指で押す位置にあるものは軽め(30g)に、親指で操作するキーは重め(50g)というようにバランス良く作られています。

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 このモデルは、一般的なキーボードに較べると押し味は十分軽いですし、押し込んだ際のクリック感もあります。

 際だった「クセ」もないので、初心者にもおすすめできる良いキーボードです。

 仕事でもゲームでもなんでも万能にこなせるでしょう。

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 なお、東プレキーボード(上位モデル)は、USB接続ほか、Bluetooth5.0での接続対応になっています。

 ただ、途中でも書いたように(可能ならば)USB接続をした方が安定的に使えます。

ーーー

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 【変荷重】【静音】

 11・東プレ REALFORCE R3 R3HC22
 12・東プレ REALFORCE R3 R3HC12
  ¥36,520 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
配列:日本語91キー
接続:USB有線 Bluetooth5.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:フルサイズ
電池: 単3電池×2(3ヶ月)

 なお、本機は、テンキーレス仕様の機種もあります。

 東プレキーボードは、省スペース型でも剛性があり、安定するため、机が狭いなどの事情がある方は、こちらでもOKです。


 第2に、文章や表計算などの入力業務で、打鍵の正確性を重視するならば

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 【USB+BT接続】(日本語配列)

 【ALL45g】 【静音】

 15・東プレ REALFORCE R3 R3HA21
 16・東プレ REALFORCE R3 R3HA11
  ¥37,180 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
配列:日本語112キー
接続:USB有線 Bluetooth5.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:フルサイズ
電池: 単3電池×2(3ヶ月)

キーの軽さ  ★★★★☆
打鍵の正確さ ★★★★★★★
静音性    ★★★★★
総合評価   ★★★★★★

 東プレのALL45gでしょう。

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 先述のように、変加重とALL45gは主要キーの重さは同等です。

 ただ、どのキーの荷重も等しく、クリック感も強いので、間違いにくさには定評があります。

 他社には60gクラスの荷重のモデルもありますが、本機はそこまでは重くないので、数時間で終わるレベルの入力業務には適します。


 第2に、指の疲れが酷い方、半日を超える長時間入力する人に最もオススメできるキーボードは、

 202204301749.jpg

 【USB+BT接続】(日本語配列)

 【ALL30g】 【静音】

 13・東プレ REALFORCE R3 R3HA23
 14・東プレ REALFORCE R3 R3HA13
  ¥37,180 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
配列:日本語112キー
接続:USB有線 Bluetooth5.0
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:フルサイズ
電池: 単3電池×2(3ヶ月)

キーの軽さ  ★★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★
静音性    ★★★★★★
総合評価   ★★★★★★

 東プレ・RealFroceの「ALL30グラム」モデルが良いでしょう。

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 高級キーボードで、最低限のクリック感があるタイプでは、キータッチ(押すのに必要な力)が最も軽い機種です。

 フィルコのマジェスタッチの赤軸など、軽さで有名なキーボードは他にもあります。

 しかし、押した時の「カチッ」としたクリック感がないタイプですので、入力業務にはあまり適しません。

 ただ、この機種は、一般ユーザ-には、必要以上に「軽い」モデルです。

 高級キーボードが初めての方には、上で紹介した「変加重」のモデルのが良いでしょう。

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1・東プレ日本語キーボードの比較
2・東プレ英語キーボードの比較
3・Mac配列キーボードの比較

 なお、東プレのリアルフォースはバリエーションが結構多い(50種以上)です。

 Bluetoothなどを削いだ多少安めの直販モデルもあるので、もっと細かく検討したい場合は、以上のリンク記事で、(Atlasが知る限りの)全機種を説明しています。


 第3に、1万円台で手に入る、高性能なキーボードとしておすすめなのは、

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 【茶軸・かな刻印あり】

 ・FILCO Majestouch3 FKBN108M/NMB3
   ¥15,413 Amazon co.jp (11/13執筆時)

配列:日本語108キー

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 【茶軸・かな刻印あり】

 ・FILCO マジェスタッチ FKBN91M/NBM3
   ¥17,683 Amazon co.jp (11/13執筆時)

配列:日本語91キー

キー方式:メカニカル式(チェリー)
接続:USB有線
キーピッチ:19mm
キーストローク:4mm
Fキー:フルサイズ
バッテリー:不要

キーの軽さ  ★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★
静音性    ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 マジェスタッチ (Convertible)の、茶軸が良いと思います。

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 荷重は、55gです。

 しっかりした打ち味で、東プレのALL45gと似ています。

 フィルコ機ではもっともオーソドックスで、クリック感と、キーの軽さが両立したバランスの良いモデルです。

 打鍵音も(そこそこ)静かな部類です。

 サイズは、マジェスタッチも、省スペース型があります。

 キーストロークやピッチもフルサイズと同じで、剛性も安定性もあるので、テンキー不要ならば、こちらでもOKでしょう。

ーー

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1・マジェスタッチキーボードの比較

 なお、マジェスタッチは外観色を含めて相当のバリエーションがあります。

 他色モデルを含めて、以上の記事で詳しく書きましたので、同社の製品を選びたい場合は、ご覧ください。Bluetooth対応モデルもあります。


 第4に、スタイリッシュな薄めのキーボードとして、打鍵感に期待できるのは、

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 【2023年発売】

 11・ ロジクール MX KEYS S KX800sGR
 12・ ロジクール MX KEYS S KX800sPG
  ¥19,800 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

キー方式:パンタグラフ式
配列:日本語112キー
接続:Bluetooth(Logi Bolt)
キーピッチ:19mm
キーストローク:1.8mm
テンキー:あり
Fキー:フルサイズ(ほぼ)
電池: 充電式(5ヶ月

キーの軽さ  ★★★★★
打鍵の正確さ ★★★☆☆
静音性    ★★★★★
総合評価   ★★★★☆

 どうしても「薄め」が良いと考える場合は、ロジクールの MX KEYS KX800sが良いと思います。

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 キーの種類は、ノートPCのようなパンタグラフ式にはなります。

 筐体に剛性の高いアルミ素材を使うほか、中心に凹みを付けて、打鍵の安定性・正確性を確保する仕組みが評価できます。

 また、重量感もあるため、薄型では格別に打ちやすいと言って良いです。

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 接続は、Bluetoothも対応ですが、USB無線(Logi Bolt)接続も可能です。

 この方式の方が安定するため、できればこちらの方式が良いかなと思います。

ーーー

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 【日本語配列】

 【茶軸】 【赤軸】 【白軸】

 34・ロジクール G915 LIGHTSPEEDシリーズ
   ¥32,700 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

配列:日本語112キー

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 【2024年発売】

 【茶軸】 【赤軸】

 22・ロジクール G915 X LIGHTSPEED TKL シリーズ
 ¥31,700 Amazon.co.jp (11/13執筆時)

配列:日本語91キー

キー方式:メカニカル式
接続:Bluetooth 5.0 USB無線
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.2mm
Fキー:フルサイズ
電池: 40時間(バッテリー)

一方、ロジクール G913シリーズも選択肢になります。

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 こちらは、メカスイッチですが、薄型でキーストロークが短め(2.7mm)にしています。

 そのため、パンタグラフ式ほどではないですが、それなりに薄いです。その上で、打鍵感は、パンタグラフ以上に良いです。

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 マジェスタッチと同じで、キーの種類で打鍵傾向が変わるので、自分の好みに合わせて選べるのも良い部分です。

ーー

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2・中型Bluetoothキーボードの比較
 :PC向けのテンキーレス機
3・大型Bluetoothキーボードの比較
 :PC向けのフルサイズ機

 なお、こうした薄型の製品は、ほぼBluetooth対応機になります。

 テンキーレス機は2番の記事、テンキー付きのフルサイズは、3番の記事で、より多くの機種を比較しています。

補足1・疲れにくい机環境について

 以上、今回は「疲れにくさ」などをテーマに、キーボードの選び方を解説しました。

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1・疲れにくいマウスの比較
2・疲れにくいPCチェアの比較
3・疲れにくいPCデスクの比較
4・目の疲れないデスクライトの比較
5・目に優しいPCモニターの比較

 このブログには、机上環境について「疲れない」体制を作りたい場合について、以上のような記事を別に書いています。

 とくに、2番と3番の机とデスクの記事は、キーボードにも関わるので(長期的には)合わせて検討されても良いかなと思います。

 最後に、このブログのキーボード関連記事の紹介です。

1・東プレ高級キーボード【日本語】
2・東プレ高級キーボード【英語】
3・FILCO マジェスタッチキーボード
4・ キークロンのキーボード

5・Bluetooth無線キーボード
6・Mac配列のキーボード
7・プログラマー向けのHHKB
8・おすすめキーボードの選び方【結論】

 キーボードについては、今回紹介した以外の機種を含め、個別の機種のより詳しい性能を書いています。より、詳しめに各機の性能を知りたい方は、上記の個別記事をご覧ください。

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 最後になりましたが、もし皆さんのお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 20:46 | PC周辺機器

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