比較2016' 疲れないPC用キーボード15製品の性能とおすすめ・選び方【東プレのリアルフォースとFILCOのマジェスタッチ2の違い・まとめ記事】手指の疲れない・疲れにくい・打ちやすいPC用USBキーボードランキング!Windows10対応

2016年12月06日

比較2016' 疲れないPC用キーボード15製品の性能とおすすめ・選び方【東プレのリアルフォースとFILCOのマジェスタッチ2の違い・まとめ記事】手指の疲れない・疲れにくい・打ちやすいPC用USBキーボードランキング!Windows10対応

今回のお題
 打ちやすく、疲れないPC用のキーボードのおすすめはどれ?

 
 どもAtlasです。

 この記事は、2016年モデルの各種キーボードについてのまとめ記事になります。
 
 このブログ「モノマニア」では、2016年モデルのキーボードについて、いわゆる高級キーボードを中心に価格と性能の比較記事を6つ書いてきました。
  今回の記事では過去6回の記事をふまえて、高性能なUSB接続・無線接続のキーボードに関する記事をまとめたいと思います。

 なお、タブレットに向く5番無線キーボードと、特殊なキー配列である6番Mac向けのキーボードについては、やや観点が違います。

 そのため、今回の記事でなく、それぞれのリンク先の記事をご参考になさってください。よろしくお願いいたします。

キーボードの性質と選び方

  さて、日本において、「高品質なパソコン用キーボード」と認められている2大ブランドは、ダイヤテック社の販売する、「FILCO」マジェスタッチシリーズと、東プレの「リアルフォースシリーズ」です。

 201410082038.jpg

 FILCO マジェスタッチ2 FKBN108M/JB2
  ¥11,340 Amazon co.jp
(12/6執筆時)  
 東プレ リアルフォース 108UBK
  ¥17,190 Amazon.co.jp (12/6執筆時)  

 価格的に言えば、マジェスタッチ2が1万円台前半リアルフォースシリーズが1万円台後半です。省スペースキーボードの場合も、ほぼ同じ価格です。

 「この2つのモデルの性能は、どれほど違うのか?」「どちらが打ちやすいのか?」と良く聞かれます。

 201607021631.jpg

 キーやキートップの品質・耐久性の点で一日の長があるのは、東プレの「リアルフォースシリーズ」です。

 東プレは、内部のスイッチ部分を含めて自社生産できるプレスメーカーです。キーボードについて、機械接点のない静電容量方式という独自のスイッチ技術を持つため、耐久性や信頼性の点で優位です。

 ただし、この方式は、生産コストが高く、日本語キーボードの場合は108個ものスイッチが必要のため、キーボードが高価です。

 201607021636.jpg

 一方、FILCOマジェスタッチかなり優れたキーを採用します。

 ただし、キースイッチは自社生産ではなく、ドイツのチェリー社のスイッチ(Cherry MX)を輸入します。東プレの静電容量方式に対して、チェリー社のスイッチは「メカニカル方式」と呼ばれます。世界の銀行・企業向けキーボードの多くはこの方式で、静電容量方式に次ぐ信頼性があります。

 こちらも、計108個のスイッチが搭載されます。しかし、スイッチだけをパーツとして製造できる構造なので、大量生産効果で、性能が良い割に価格は安くなっています。

 なお、5000円以下の格安キーボードの多くは、メンブレン方式です。これは、メカニカル方式と異なり、個別スイッチを搭載せず、キーの下に敷かれた大きなラバーシートとの接触で、入力を感知します。耐久性は低く、押し味も悪いです。

 東プレや、フィルコ高級キーボードを初めて使う人が「感動する」のは、主にこのキー方式の違いからです。

リアルフォースとマジェスタッチの違い

 FILCOも、東プレも、かなり多くの種類のキーボードを販売しています。また、「見かけは同じ」でも、「実は性能が違う」という製品が多いのも特徴です。

  fazfa-11.jpg

 1・東プレ・Realforce108UBK SJ08B0【変荷重】
  ¥17,190 Amazon.co.jp
(12/6執筆時)
 2・東プレ・Realforce108UDK SJ38C0【ALL30g】
  ¥18,478 Amazon.co.jp (12/6執筆時)
 3・東プレ・Realforce 108UH SA0100【ALL45g】
  ¥16,700 Amazon.co.jp (12/6執筆時)

 東プレの場合、フルサイズの日本語キーボードだけでも、3種類のキーボードがあります。

 このうち、1番【変荷重】というモデルが最も一般的な「売れ筋」モデルです。

 「荷重」とは、キーボードのスイッチを押し込む際に必要な力です。変荷重とは、普通のキーは、45gの重さだが、小指で押す位置にあるものは軽め(30g)に、親指で操作するキーは重め(50g)と差を付けて、快適性を高める工夫です。

 一方、2番のように、荷重を全てのキーで30gに統一したモデル3番のように、45gに統一したモデルもあります。

 2番のモデルは、とくに「キーボードを押すのが疲れる人」向けに発売されている「特注」モデルです。

 3番のモデルは、とくに「ある程度キーが重くても、正確に打ちたい」人向けの「特注」モデルです。

 いずれにしても、一般的には【変荷重】が最も一般的で、使いやすいというのがAtlasの意見です。

 なお、東プレのキーボードは共通して、キーを押し込んだ際に「カチッ」と言う音がします。これを専門用語で「クリック感」と言います。

 キーが入力されているかを音で確認できるため、タイプミスが少ないという利点があります。東プレの場合、この打鍵音は、さほど大きくなく、あまり気になりません。


 201510251148.jpg

 マジェスタッチ2・FKBC108ML/JB2【黒軸】
 マジェスタッチ2・FKBC108MC/JB2青軸
 
マジェスタッチ2・FKBC108M/JB2茶軸
 
マジェスタッチ2・ FKBC108MRL/JB2赤軸
  ¥13,753 Amazon co.jp (12/6執筆時)  

 FILCOのマジェスタッチの場合、採用しているドイツのチェリー社のスイッチの種類で、茶軸黒軸青軸赤軸と、4つに種類が分かれます。

ーー

 黒軸は、キーが最も重いモデルです(荷重60g)。言い替えれば、高級キーボードでは最も重いキーを採用します。キーが重いと「押した感」があるため、誤入力が少ないという利点があります。一方、長時間使うと疲れやすいという欠点もあります。この点で、半日など長時間キーボードを打たない方や、ゲーム用に売れています。

 なお、黒軸の場合、先ほど説明した「カチッ」というクリック感が全くありません。そのため、東プレにくらべて打鍵音はさらに静かです。この点が、このキーのもう一つの特長です。

ーー

 青軸は、キーが2番目に重いのモデルです(荷重50g)。一方、東プレのように、キーを押し込んだときに「カチッ」というクリック感がある機種です。

 クリック感キーの重さが両方あるモデルのため、ブラインドタッチにおけるタイプミスは少ないです。ただ、クリックの際の音が、東プレを含めたどの機種よりも大きいため、職場でうるさがられる危険があります。自宅での夜間の利用にも向きません。

ーー

 茶軸は、標準的なキーの重さのモデルです(荷重45g)。この機種は、青軸ほど強くはないですが、押し込んだことが分かる「カチッ」というクリック感があります。

 つまり、キーの軽さとクリック感が両立したモデルと言えます。東プレの【変荷重】キーボードの特性に最も似たキーボードで、高級キーボードの入門用に最適です。

ーーー

 赤軸も、標準的なキーの重さのモデルです(荷重45g)。ただ、この機種は、黒軸と同じく、キーを押し込んだ際のクリック感がありません。つまり、キーの軽さと、クリック感(抵抗)のなさゆえ、FILCOではもっとも手の疲れないキーボードです。東プレの機種と比べるならば、【ALL30g】と同レベルの軽さと言えます。

 一方、この機種はクリック感も重さもないので、タイプミスが生じやすいという欠点があります。ブラインドタッチが正確にできる方以外は、茶軸などが無難です。

201607021738.jpg

 ここまでの内容を「ざっくり」まとめれば、以上のようになると思います。つまり、

 キーが重いほど、打ち間違いは減るが、長時間の利用時には疲れる

 クリック感があると、打ち間違いは減るが、打鍵音が大きくなる

 この2つの法則基本に考えると、良いとか思います。

選ぶ際に重要なその他の要素

 なお、これ以外に、購入時迷う部分があるとすると以下のことでしょう。

1・省スペースか、フルサイズキーボードか?

 

 第1に、テンキー(数字キー)付のモデルを買うか、テンキーレスの省スペースモデルを買うかです。結論的に言えば、打ちやすさや、疲れにくさの点では、「どちらでも良い」といえます。

 高級キーボードの場合、省スペースキーボードでも、キーストローク(キーが押せる深さ)キーピッチ(キーの大きさ)キーの配置はフルサイズと同じです。そのため、小型化で打ちにくくなることはないからです。

 ただし本体が大きいと、設置時に安定しますので、邪魔にならず置けるならば、フルサイズキーボードをおすすめします。

2・Bluetooth無線か?、USB接続か?

 201510251148.jpg

 2・マジェスタッチコンバーチブル2 茶軸
 
かなあり・FKBC108M/JB2【USB+ブルートゥース接続】
  
¥12,339 Amazon co.jp 在庫あり (12/6執筆時)

 第2に、Bluetooth接続か?、USB接続か?です。特に、マジェスタッチシリーズには、各軸色ともに、USBとBluetooth無線を双方搭載する「マジェスタッチコンバーチブル2」シリーズがあるため、この部分は悩みどころです。

 ただ、Bluetooth無線は、USB接続に比べると、入力データの遅延がゼロではありません。電子レンジなど、家庭や職場の妨害電波の影響を受けるからです。その点、快適な入力環境を得たいならば、USB接続は必須です。また、できれば、USBハブなどを介さず、直接PCにつなげることをおすすめします。

 なお、Bluetooth無線を使う場合は、乾電池が2本必要(3ヶ月ほどで交換)です。

3・パームレストは必要かどうか?

 

 FILCO ウッドパームレスト Lサイズ 幅(440mm)  
 FILCO ウッドパームレスト Mサイズ 幅(360mm)
 
¥3,445 Amazon co.jp 在庫あり (12/6執筆時)

 第3に、パームレストの必要性です。この部分は、「人それぞれ」ですが、腱鞘炎などの疲れの予防になるのは確かです。

 東プレも、FILCOも、キーボードの底部の突起を起こせば、キーボードに角度を付けられます。その上で、パームレストを利用すると、疲れは軽減できます。

 ジェル式のパームレストは、蒸れて不快になったりしますので、木製かレザー製で、できるだけ硬質なものが良いと思います。なお、上のFILCOのパームレストは、マジェスタッチや東プレのキーボードにに対応します。フルサイズキーボードならば、Lサイズが合いますね。

 同時に買うのも手ですが、とりあえずキーボード単体で使ってみて、「違和感があったら導入を考える」感じで良いと思います。

今回の結論
打ちやすく、手や指の疲れないパソコン用のキーボードはこの機種!

 
 というわけで、今回は、疲れないPC用キーボードについて、いくつかの側面から考えてみました。
 
 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。


 第1に、初めての「高級キーボード」として、全ての人におすすめしたいキーボードは、

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 東プレ Realforce108UBK 変加重 日本語配列SJ08B0
  ¥17,190 Amazon.co.jp
(12/6執筆時)
 東プレ Realforce108UBK 変加重 日本語配列SJ08B0
  ¥17,200 楽天市場
  (12/6執筆時)

 キーの軽さ  ★★★★★★
 打鍵の正確さ ★★★★★★
 静音性    ★★★★★★
 総合評価   ★★★★★★

 東プレのRealforce108UBK【変荷重】モデルでしょう。

 普通のキーボード(例えば5000円以下やパソコンに最初から付いていたもの)を使っていて、手が疲れて買い換えようと考えている人の1台目としては、東プレの「変加重」モデルが最適です。

 先ほども書いたように、「変加重というのは、キーの列によって加重を変えたキーボードです。例えば、小指で押す位置にあるものは軽め(30g)に、親指で操作するキーは重め(50g)というようにバランス良く作られています。

 このモデルは、一般的なキーボードに較べると押し味は十分軽いですし、押し込んだ際のクリック感もあります。際だった「クセ」もないので、初心者にもおすすめできる良いキーボードです。仕事でもゲームでも万能にこなせるでしょう。

ーーー

  

 東プレ Realforce91UBK NG01B0 日本語配列 変加重
  ¥15,210 Amazon.co.jp (12/6執筆時)  
 東プレ Realforce91UBK-S 静音仕様 日本語配列 変加重
  ¥19,931 Amazon.co.jp (12/6執筆時)  

 キーの軽さ  ★★★★★★
 打鍵の正確さ ★★★★★
 静音性    ★★★★★★★
 総合評価   ★★★★★★

 ただし、テンキー(電卓のような配置の数字キー)必要ない場合は、【変荷重】の省スペースキーボードでも良いでしょう。オーソドックスな8番の91UBKがオススメです。

 また、この機種には【静音仕様】もあります。クリック感はありますがクラス最高の静けさを持ちます。

1・東プレ高級キーボード(日本語)
2・
東プレ高級キーボード(英語)

 ※なお、東プレのリアルフォースシリーズについては、種類が多いため、より詳しくは以上の記事でまとめてあります。



 第2に、指の疲れが酷い方、半日を超える長時間入力する人に最もオススメできるキーボードは、

  201505051545.jpg

 Realforce108US ALL30G SJ38D0ALL30グラム】
  ¥17,755 Amazon.co.jp  
(12/6執筆時)  

 キーの軽さ  ★★★★★★★★
 打鍵の正確さ ★★★★★
 静音性    ★★★★★★
 総合評価   ★★★★★★

 東プレ・RealFroceの「ALL30グラム」モデルが良いでしょう。FILCOのマジェスタッチを含めて、キータッチは最も軽い機種です。

 フィルコ社の赤軸など軽さで有名なキーボードは他にもあります。しかし、クリック感、入力の確かさ、キーの戻りの感覚・静音性を総合すれば、やはりこちらが優位です。

 ただ、この機種や、赤軸は、言い替えれば、必要以上に「軽い」モデルとも言えます。そのため、高級キーボードが初めての方には、上で紹介した「変加重」のモデルが良いでしょう。

1・東プレ高級キーボード(日本語)
2・
東プレ高級キーボード(英語)

 ※なお、このキーボードや、これ以外の英語配列や省スペースモデルについて、より詳しくは、以上のページをご覧ください。


第3に、しっかりとした押し味でミスタイプも減らせるキーボードとしては、

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 Realforce108UG-HiPro SJ38C0 ALL45グラム】
  ¥23,980 Amazon.co.jp
在庫あり (12/6執筆時)  

 キーの軽さ  ★★★★★
 打鍵の正確さ ★★★★★★★★
 静音性    ★★★★★
 総合評価   ★★★★★★★

 やや高級ですが、Realforce108UG-HiProをおすすめします。この機種は、リアルフォースシリーズのなかでは「プレミアムモデル」に属し、キートップのデザインが異なります。

 Atlasも現在愛用していますが、独自の凹タイプのキートップと、ALL45グラムと押し味のあるキーの採用で、ミスタイプが少ない正確な打鍵を確保できるでしょう。

 ややキーは重めですが、黒軸青軸に比べれば軽いです。黒軸では長時間のタイピングが疲れてしまうAtlasの場合も、これなら長時間使っていても疲れないレベルです。

 ただし、今現在使われているキーボードで指が相当疲れている方は、この機種は適切ではありません。標準的な重さのキーボードが良いでしょう。

1・東プレ高級キーボード(日本語)
2・
東プレ高級キーボード(英語)

 ※なお、このキーボードや、これ以外の英語配列や省スペースモデルについて、より詳しくは、以下のページをご覧ください。


第4に、比較的安価に手に入る、高性能なキーボードとしておすすめなのは、

 201510251148.jpg

 1・マジェスタッチ2 茶軸

  かなあり・ FKBN108M/JB2【USB接続】
   ¥11,340 Amazon co.jp
在庫あり (12/6執筆時)  
  かななし・ 前面印刷・FKBN108M/NFB2【USB接続】
   ¥11,290 Amazon co.jp
在庫あり (12/6執筆時)

 2・マジェスタッチコンバーチブル2 茶軸
  
かなあり・FKBC108M/JB2【USB+ブルートゥース接続】
  
¥13,640 Amazon co.jp 在庫あり (12/6執筆時)

 201607021152.jpg 

 3・マジェスタッチ2 テンキーレス 茶軸

  かななし・ FKBN108M/NFB2【USB接続】
   ¥11,480 Amazon co.jp
在庫あり (12/6執筆時)  
  かなあり・ FKBN91M/JB2
【USB接続】
   ¥12,251 Amazon co.jp
在庫あり (12/6執筆時)  

 キーの軽さ  ★★★★★
 打鍵の正確さ ★★★★★
 静音性    ★★★★★
 総合評価   ★★★★★

 マジェスタッチ2 (Convertible2)の、茶軸が採用されたモデルが良いと思います。リアルフォースシリーズの【変荷重】モデルと似た特性で、クリック感と、キーの軽さが両立したバランスの良いモデルです。打鍵音も静かな部類です。

 ※このキーボードや、これ以外の英語配列や省スペースモデルについて、より詳しくは、以上のページをご覧ください。

ーーーーーー


 なお、現在1万円以上のキーボードを使っていないのならば、ここで紹介したどのモデルを買っても、疲労軽減を感じることができると思います。
 
 というわけで、今回はキーボードの話でした。


 41XzDkawWQL.jpeg
 なお、手指の疲れない「無線マウス」 も同時に探している方は【こちら】にまとめ記事を書きました。こちらもよろしくお願いいたします。

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posted by Atlas at 17:32 | Comment(0) | PC周辺機器

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