【今回レビューする内容】 2026年 光熱費の安い温水洗浄便座の性能とおすすめ・選び方(combined toilets):ウォシュレット・シャワートイレ 瞬間式・貯湯式の違いや電気代ランキング:設置・取付工事費込モデル
【比較する製品型番】パナソニック ビューティ・トワレ DL-RT20 DL-RT40 DL-RT50 DL-ESX10 DL-ESX20 DL-PPSK10 DL-PPSK20 CH952S CH951S ERX10 ERX20 泡コート DL-AWM400 DL-AWM600 東芝 SCS-T162 SCS-TRS1-N SCS-TL3 SCS-TL3 SCS-TL2 SCS-TCU1020 SCS-TCK1020 SCS-T161 SCS-TRK2000 CS-T160 SCS-T260 SCS-S300 SCS-SRU7010 SCS-SRU71E3 SCS-SCK7010 SCS-SCK7020 SCS-SRU7020 SCS-SRA7020 TOTO SB KM KSシリーズ アプリコット F1 TCF4714 F2 TCF4724 F3 TCF4734 F4 TCF4744 TCF6623 TCF6553 TCF6543 TCF8CK68 TCF8FK35 TCF8FK57 TCF8FKM02 TCF8FKM12 TCF8FKM22 TCF8FKM32 TCF8FKM42 OTO SS2 TCF6544 SS3 TCF6554 SS1 TCF6624 リクシル INAX RG10 CW-RG1/BN8 CW-RG2/BN8 CW-RT2 CW-RT3 CW-KA31CW-KA32 ハイアール JB-SS01A-W JB-SS01A-C JB-SS01A ほか
今回のお題
電気代が安い!省エネ温水洗浄便座のおすすめはどれ?
ども!Atlasです。
今日は、2026年1月現在、最新の温水洗浄便座(ウォシュレット)の比較です。
快適性にかかわる諸機能ほか、意外と差が付く光熱費に注目しながら現行機をみていきます。
個人でも設置できる製品を多く紹介しました。

1・温水洗浄便座の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック〈日本〉
1-3:東芝〈日本〉
1-4:ハイアール〈中国〉
2・温水洗浄便座の比較 (2)
2-1:TOTO〈日本〉
3・温水洗浄便座の比較 (3)
3-1:LIXIL INAX 〈日本〉
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、はじめに「選び方の基本」を示します。
その後、本体が安めの「貯湯式」と、光熱費が安めの瞬間式に大きく区別しながら、各社の製品を具体的に説明していきます。
−−
清潔性 ★★★★★
経済性 ★★★★★
利便性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種」を提案していきます。
よろしくお願いします。
1-1・温水洗浄便座の選び方の基本
具体的な製品の比較にはいる前に、温水洗浄便座の「選び方の基本」を説明しておきます。
ここでは、電気代・節電機能ほか、水流や清潔面での「便利機能」などの部分で、選ぶ際にあらかじめ注目して置いた方が良い点について、順番に解説します。
1・電気代の違い
1・貯湯式
=貯水タンクにお湯を貯めておく方式
2・瞬間式
=湯沸かし器のように直前にお湯を作る方式
冒頭に少し書きましたが、温水洗浄便座は、大きく分けて、以上の2つ方式に分類できます。

第1に、貯湯式です。
沸かしたお湯をずっと貯めておく方式です。言いかえれば、あらかじめ貯めたお湯を利用者が使い切ると、お湯がでなくなる仕組みです。
外出先の公衆トイレや設備の古いホテルで、「冷たっ!!」と感じた経験があったら、それは貯湯式でしょう。
暖めるまで時間がかかるため、家庭用としても、はあまり向かない形式です。

第2に、瞬間式です。
湯沸かし器のように、利用の都度、短時間でお湯にする仕組みです。
したがって、お湯切れがない方式です。
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上表は、貯湯式と瞬間式を購入する場合の(最低)必要予算と、10年間の(最低)光熱費を示したものです(Atlasの試算)。
表にあるように、10年使った場合の「合計金額はだいたい同じ」です。
では、「どっちでも良いじゃない!」ということには、実はなりません。
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結論的にいえば、先述の「お湯問題」を含めて、利便性は瞬間式が優ります。そして、上表の光熱費は、あくまで「最低」の電気代なので、寒冷地ではより高いです。
さらに、次項で説明する「暖房便座の節電機能」の仕組みを理解すると、寒冷地以外でも、瞬間式がさらに有利と言えることが分かってきます。
2・節電機能の違い

というわけで、「便座暖房の節電機能」の説明にはいります。
ここも、貯湯式と瞬間式で、実は「差」が生じる部分です。
温水洗浄便座は、「便座の暖房」にこそ、電気代がかかっています。
断熱材(アルミ蒸着の発泡ポリエチレン)が進化したので、だいぶ良くなってはきましたが、今でもそうです。

さて、(効率の良い説明のために)少し話をそらします。
各メーカーは、温水洗浄便座の年間電気代という数値を必ず公開します。
ただし、この値、通常運転時の数値ではなく、各社とも8時間オフタイマーを利用した場合の電気代です。
8時間オフタイマーを使って、夜間の電源を毎日「完全カット」にして、「1日16時間」稼働とした場合の電気代ということです。
国の決めた「省エネ達成率」があるので、(阿呆なことですが)どのメーカーも、非効率的な8時間オフタイマーが付属させています。
繰り返しますが、それを利用した際の電気代が、温水洗浄便座の年間電気代です。
8時間オフタイマーは、初回に設定ボタンを押した直後の8時間、自動で「オフ」なり、それ以後16時間稼働、8時間オフを毎日繰り返すという、とても「原始的な機能」です。
停電になると(メモリが飛んで)やり直しで、再設定には「夜中に起きて電源を抜き差しする必要」があるという、今どきあり得ない、アナログな仕組みでもあります。
(不便なので誰も使わないだろう)この機能を利用した場合の電気代が、年間電気代とやらの正体です。

ただし、パナソニックやTOTOの瞬間式は、良心的です。
「8時間オフ機能」以外に、学習型節電を搭載するからです。
これは、着座センサーを使って、1週間単位で、使用頻度や着座時間を学習する仕組みです。
時計は内蔵されませんので、1週間の利用状況をみて、「夜(=使わない時間帯)」がいつか、少しずつ推測していきます。停電などで電源を切った場合はやり直しですが、「8時間オフ機能」と違って、すこしは「賢い」と言えます。
ただ、他社(東芝とLIXIL)は、今回紹介する瞬間式の上位機でも、この機能は未搭載です。
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さて、この「謎仕様」をふまえつつ、貯湯式と瞬間式の違いを、改めて考えます。

第1に、貯湯式の場合です。
8時間オフ(ないし学習型節電)での節電中は、電源OFFなので「タンクの水も暖めていない」ことになります。
当然ながら、「夜は便座も水も冷たい」ままです。
それを嫌って、8時間オフタイマーを使わない場合、年間1500円前後の光熱費のアップになります。
第2に、瞬間式の場合です。
先述のように、お湯だけは瞬間的に沸く仕組みです。したがって、節電中の時間でも利用時に、便座はともかく(少なくとも)「お湯は暖かい」です。
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結論的にいえば、瞬間式はこの部分でも有利です。
今回の記事では、「より穏やかで、賢い節電」ができる温水洗浄便座を、「おすすめ機種」にしていくつもりです。
3・利便性の違い
1・清潔性
水流・洗浄・脱臭などの機能
2・経済性
暖房便座・使用水量の節約機能
3・利便性
自動開閉・温風乾燥などの機能
最後に、温水洗浄便座の利便性の違いについて、簡単に説明します。
これは、瞬間式と貯湯式の違いではなく、値段による各製品の「グレード」といったほうが正確です。
しかし、実際のところ、瞬間式は、貯湯式の「上位製品(=高級品)」です。したがって、予算をかけて「良いもの」を買うと、瞬間式の場合は、上表の部分での機能性が向上します。
それぞれの機能については、各製品の紹介にて、おいおい説明します。
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というわけで、温水洗浄便座の「選び方の基本」でした。
今回は、これらの要素をふまえつつ、快適性・経済性・付加機能の点で各社の温水洗浄便座を比較します。

なお、電気代に関わる計算式は、どのメーカーも以上の数式を用いています。
これを利用して算出しました。
年間消費電力量:141kWh/ 194kWh
1年間の電気代:3,807円(5,238円)
また、以下の紹介では、各機の年間電気代も記します。
上表のように、「2種類の電気代」の値を書きますが、カッコ内のほうは、Atlasが計算した、(実質的に使わない)先述の夜間の8時間節電を切った時の電気代です。
その点で言えば、カッコ内の数値で比べた方が現実的かなとは思います。

なお、この部分についてですが、2022年に、大半の電化製品は、業界で定める1Kwhあたりの基準電気代が、27円から31円に改正がありました。
しかし、温水洗浄便座は、住設機器になる関係か、新型でも旧単価(27円)で計算したものが見られます。
これだと電気代の正確な比較にならないので、今回は、再計算した上で31円で統一して比べています。
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1・「貯湯式」温水洗浄便座
:本体は安いが、光熱費が高め
2・「瞬間式」温水洗浄便座
:本体は高いが、光熱費が安め
以上、温水洗浄便座の「選び方の基本」でした。
あらためて、貯湯式と瞬間式の違いについて(ざっくり)まとめれば、以上のように区分できます。
今回はどちらも見ますが、結構耐用年数が長い製品ですし、家庭用だと長い目で見ると瞬間式のほうが良いと思います。
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1・温水洗浄便座の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック〈日本〉
1-3:東芝〈日本〉
1-4:ハイアール〈中国〉
2・温水洗浄便座の比較 (2)
2-1:TOTO〈日本〉
2-2:LIXIL INAX 1〈日本〉
3・温水洗浄便座の比較 (3)
3-1:LIXIL INAX 2〈日本〉
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
ここからは、具体的な製品の比較にはいります。
冒頭書いたように、上表のような企業順で各機をみていきます。
どの企業の製品も基本的に貯湯式から瞬間式への並びで整理してあります。
1-2・パナソニックの温水洗浄便座

はじめに、パナソニックの瞬間式の温水洗浄便座です。
住設部門があることもありますが、瞬間式のラインナップは特に多く、デンキヤでも多く見かけます。
先述のように、安めの貯湯式から、高価な瞬間式への並びでみていきます。
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以下では、いつものように、オススメポイントについては赤系の文字色で、イマイチな点については青字で書いていきます。

【2023年発売】
【個人向け製品】(黄色)
1・Panasonic DE-ESX10 DL-ESX10-CP
¥19,200 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
【個人向け製品】(黄色)
2・Panasonic DE-ERX10 DL-ERX10-CP
¥28,980 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
【住設向け製品】(黄色と白色)
3・Panasonic CH951S CH951SPF
3・Panasonic CH951S CH951SWS
¥16,779 楽天市場 (1/6執筆時)
温水貯蔵方式:貯湯式
年間消費電力量:141kWh/ 194kWh
1年間の電気代:4,371円(6,014円)
リモコン:
オート開閉:
ウォシュレット節水:
温風乾燥:
オート脱臭:なし
泡洗浄:
DL-ESX10は、パナソニックの「ビューティ・トワレ」シリーズの下位機です。
本機は、一般販売店でも買える個人向けと、工務店さんなどが買う住設ルート向けと2つの型番があります。本体部分の仕様は同じです。旧機も違いはないです。
ただ、住設向けだと分岐金具以降のパイプ(口径G1/2)を別に購入することになります。アフターサービス面を考えても、DIYで自分で設置するかたは個人向けでしょう。
温水貯蔵方式は、貯湯式です。
先述のように、本体価格は安い一方、あとで書くように、光熱費に課題がでる方式です。
清潔性は、脱臭ほか、特別な機能を有しません。

利便性は、このグレードだとリモコンや自動開閉機能が未付属です。
水流は、一方で、ムーブ洗浄やリズム洗浄、3段階の強弱の調節が可能です。
上位機に比べる多様性は欠けますが、値段からすれば十分でしょう。

吐水水量は、最大0.65L/分です。
あまり少ないと、洗浄力に影響するので無理に減らしません。
強くして使わなければ減るでしょうが、それでも後ほど見る同社の上位機(瞬間式)とは、25%ほ差があります。
また、貯湯タンクは0..47Lですので、長時間あるいは連続利用は難しいと言えます。
厚み11cmとスリム化を重視している部分の弊害です。
年間の電気代は、(おまかせ節電機能を利用して)年に4,371円です。
ただ、「8時間オフタイマー」を使い、夜間暖房を「完全オフ」にした場合です。「夜は便座も冷たいし、出る水も冷たい場合」の数字です。
機能オフにした場合、最低6,014円ほどはかかるので、後ほど見る瞬間式と差があります。
なお、水道代は、瞬間式で年額で500円程度の差に止まるので、やはり貯湯式の問題点は電気代です。
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以上、「ビューティ・トワレ」の下位機種の紹介でした。
格安ですが、「貯湯式」は冒頭書いたような難点があります。
日中でも、貯めた水を使い切ったら「冷たい水が出る」ので、家族の連続使用にも問題があります。
これは他社の貯湯式ですが、(電気代を気にしない)賃貸で大家さんが付けるような製品だと思います。
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【2023年発売】
【個人向け製品】(黄色・白色・ピンク)
4・Panasonic EL-ESX10 DL-ESX20
¥23,000 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
【2022年発売】
【住設向け製品】(黄色と白色)
5・Panasonic CH952S CH952SPF
6・Panasonic CH952S CH952SWS
¥21,700 楽天市場 (1/6執筆時)
オート脱臭:付属
なお、本機の「プチ上位器」となるのがこれらです。

上で見た製品との違いは1点のみで、触媒式脱臭剤によるオート脱臭機能が付属するだけです。
ただ、色目は、黄色(DL-ESX20-CP)ほか、白色(DL-ESX20-WS)とピンク(DL-ESX20-P)があります。
あとは同じですが、やはり、貯湯式になるがネックでしょう。

【2025年発売】【個人向け製品】
(エコナビなし)
7・パナソニック ビューティ・トワレ DL-RT20
¥39,600 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
年間消費電力量:104kWh/ 140kWh
1年の電気代:3,224円 (4,340円)
アイボリー:DL-RT20-CP
ホワイト:DL-RT20-WS
ピンク:DL-RT20-P
(エコナビ・オート開閉)
8・パナソニック ビューティ・トワレ DL-RT40
¥51,480 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
年間消費電力量:83kWh/ 112kWh
1年の電気代:2,573円 (3,379円)
アイボリー:DL-RT40-CP
ホワイト:DL-RT400-WS
ピンク:DL-RT40-P
9・パナソニック ビューティ・トワレ DL-RT50
¥55,000 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
年間消費電力量:83kWh/ 112kWh
1年の電気代:2,573円 (3,379円)
アイボリー:DL-RT50-CP
ホワイト:DL-RT50-WS
ピンク:DL-RT50-P
温水貯蔵方式:瞬間式
リモコン:あり
オート開閉 :あり
ウォシュレット節水:あり
温風乾燥:
オート脱臭:あり
泡洗浄:
ビューティ・トワレ RTシリーズも、パナソニックの温水洗浄便座です。

温水貯蔵方式は、このグレードから、同社の場合、瞬間式です。
お湯を貯湯せず、水を瞬間的に湧かす方式です。
光熱費に優れる方式で、その方式の同社の入門機です。
また、本機は、デンキヤでも売られる「個人向け」です。

3グレードあります。
DL-RT20は、エコナビセンサーがないです。
そのため、光熱費の水準がこちらだけ悪いです。
便ふたのオート開閉も非対応です。
DL-RT40は、エコナビ・オート開閉が付属です。
DL-RT50は、ナノイーXによる消臭と水流の調整段階が増える点で上位です。
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結論的にいえば、DL-RRTK20を除いて、その他の機種を選ぶべきです。

清潔性は、便座開閉が付属する中位機以上は、オート脱臭機能が付属します。
「お迎えオート脱臭」として、着座時から、使用後まで自動で脱臭をする仕組みです。
オート脱臭は、10%風力を強くするパワー脱臭も付属します(手動)。

また、先述のように、上位機はナノイーX発生機能があります。
マイナスイオンの放出、便器内の菌の抑制効果と、トイレ内の不着臭の除去効果が謳われます。
トイレは比較的密閉度の高い空間ですので、消臭効果はある程度期待できるでしょう。
抗菌効果は諸説あるところで、実空間試験ではないです。ただ、原理的に減菌はなされるようですし、そもそも便座は抗菌加工です。

水流は、一方、新旧で変わります。
新機種は、強さの調整(3段階)、リズム洗浄の調整(3種類)が可能です。
リズム洗浄は、柔らかめのソフト洗浄、気泡を含み「癒やし」を感じるとされるバブル洗浄、水をかたまりで出すことで強さをより感じやすくする(同社の洗濯機と同名の)パワービート洗浄です。
そのほか、TOTOと同じで、洗浄位置の調整(3段階)も可能です。ムーブ洗浄もできます。
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結論的にいえば、この部分は、新機種で「改悪」されたと言うより、「整理」されたとみるほうが個人的には適切かなと思います。
吐水水量は、パナソニックは、最大で0.45L/分です。
平均的な数字ですが、空気を含めるノズルの仕組みで、水の勢いはかなり強くできます。
この点で、洗浄力の部分を優先する場合、パナソニックは良いです。
ただ、ソフトは、別の専用ノズルで太い水流の調整ができるTOTO(瞬間式)「やさしい水流」対応機に比べれば、及ばないでしょう。

あまり機能性が多いと使いにくそうに思えますが、実際はボタンも大きく、設定は容易です。

利便性は、両機種共ワイヤレスリモコンが付属です。
いずれも人感センサーも付属しており、中位機以降だと、人の気配を察知して便ふたがオートで自動開閉できます。
入室直後にふたが開き、退室後3分で閉まります。

経済性は、便座の暖めにかかる費用を含めて、年間で約2573円です。一方、(夜間の)「8時間オフタイマー」をオフにした場合も3,379円です。

なお、冒頭でも書いたように、パナソニックの場合は、(阿呆な)「8時間オフ節電」以外に、利用時間をもとに、賢く節電を学習していく機能があります。
「8時間オフ」もできますが、(時間を学習せず)初回に押した際から「8時間オフ」を毎日繰り返すだけなので、「学習型節電」を利用した方が便利です。

パナソニックによると、これを利用する場合、さらに(親2人・子2人の家庭)約34%節電とします。

使用水量は、最大流量時、貯湯式の下位機種より25%ほど節水(0.45L/分)です。
電気代ほどは光熱費に差が出ない(年間500円程度)ので、光熱費の部分ではさほど意識しなくても良いです。
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以上、パナソニックのビューティ・トワレ RTシリーズの紹介でした。
光熱費の安い瞬間式の製品としては、同社の現行機としては「最安」です。
貯湯式比べても「びっくりするほど」高い製品ではないですし、水道代も節約できる点を考慮すれば、エントリークラスでは最も「おすすめ」できる製品の1つです。
ただ、下位機種は、光熱費が少し増えるほか、オート便座開閉がないです。
エコナビ(人センサー)が付属しないためですが、Atlasとしては、オート便座開閉機能はある方が良いと思います。
この機能は、オート脱臭機能とも連動していて、使用後にふたを自動的に閉じ、その状態で脱臭ができるため、脱臭効果が高まりなど、多くの部分に関係するためです。
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なお、このシリーズは、旧型や、流通ルートが異なる製品展開がいくつかあります。
順番に確認しておきます。

【2021年発売】【住設向け製品】
(脱臭なし)
10・パナソニック ビューティ・トワレ CH845
¥37,932 楽天市場 (1/6執筆時)
(オート脱臭)
11・パナソニック ビューティ・トワレ CH844
¥53,000 楽天市場 (1/6執筆時)
(オート開閉+脱臭)
12・パナソニック ビューティ・トワレ CH843
¥72,009 楽天市場 (1/6執筆時)
年間消費電力量:104kWh/ 140kWh
1年の電気代:3,224円 (4,340円)
(エコナビ+オート開閉+温風乾燥)
13・パナソニック ビューティ・トワレ CH842
¥62,800 楽天市場 (1/6執筆時)
年間消費電力量:87kWh/ 112kWh
1年の電気代:2,697円 (3,472円)
温水貯蔵方式:瞬間式
リモコン:あり
オート開閉 :あり
ウォシュレット節水:あり
温風乾燥:あり(上位機)
オート脱臭:あり
泡洗浄:
第1に、MSシリーズ(S瞬間式)です。
同社の住設向けの製品です。
経済性は、こちらは最上位機以外はエコナビ非対応です。
電気代が高めです。上位機もごくわずか、ここまでみた他機より電気代が高いですが、これは、発売開始年によるものです。
機能面では、このグレードの通常機にはない温風乾燥が付く点がワンポイントとなります。
ただ、先述のように、住設向けはパーツが一部未付属であること、また、必ずしも安くないことから、個人設置の場合、選ばなくて良いかと思います。
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【2023年発売】【個人向け製品】
(脱臭なし)
14・Panasonic DL-PSTK10
¥24,350 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
アイボリー:DL-PSTK10-CP
ホワイト:DL-PSTK100-WS
(脱臭あり)
15・Panasonic DL-PSTK20
¥30,456 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
アイボリー:DL-PSTK20-CP
ホワイト:DL-PSTK20-WS
温水貯蔵方式:瞬間式
年間消費電力量:104kWh/ 140kWh
1年の電気代:3,224円 (4,340円)
リモコン:
オート開閉 :
ウォシュレット節水:
温風乾燥:
オート脱臭:あり(上位機)
泡洗浄:
第2に、PSTKシリーズです。
こちらは、個人向けですが、別ラインの製品になります。

本機は、便座がフラットで、また厚みのないタイプです。
コンパクトで設置性が良く、凹凸がない分、少しですが掃除しやすいです。
経済性は、ただ、学習節電はありますが、エコナビ非対応ですので、年間電気代の水準は、全機とも少し悪いです。
また、リモコンが付属しない機種ですし、どちらかというと、賃貸住宅や業務用として売られるものかと思います。オート開閉などの上位機能を搭載したものも展開がないです。
やはり、少し選びにくいです。

【2018年発売】【個人向け製品】
(オート脱臭・開閉)
16・Panasonic 泡コート DL-AWM400
¥56,968〜 楽天市場 (1/6執筆時)
アイボリー:DL-AWM400-CP
ホワイト:DL-AWM400-WS
ピンク: DL-AWM400-P
(オート脱臭・開閉・温風乾燥・ナノイー)
17・Panasonic 泡コート DL-AWM600
¥78,080〜 楽天市場 (1/6執筆時)
アイボリー:DL-AWM600-CP
ホワイト:DL-AWM600-WS
ピンク: DL-AWM600-P
温水貯蔵方式:瞬間式
年間消費電力量:66kWh/ 92kWh
1年の電気代:2,046円 (2,852円)
リモコン:あり
オート開閉:あり(上位機)
ウォシュレット節水:あり
温風乾燥:あり(上位機)
オート脱臭: ナノイー脱臭(上位機)
泡洗浄: 泡コート洗浄あり
AWMシリーズは、パナソニックの「最上位グレード」の温水洗浄便座です。
2016年から展開したシリーズの2代目で「泡コート・トワレ」というブランド名が付いています。
温水貯蔵方式は、もちろん、瞬間式です。

清潔性は、こちらの機種の場合、「泡コート洗浄機能」が付属します。

こちらは、タンクに家庭用の中性洗剤(食器用洗剤)の投入口があります。
洗剤が作り出す泡の膜により、便器の汚れを落としたり、泡コートの力で汚れや小水の飛びはねを防止させるという仕組みを取っています。
台所用の洗剤を利用するというアイデアは、画期的だと思います。
そのほか、オート脱臭機能も付属します。

加えて、DL-AWM600に限っては、マイナスイオンの放出で、トイレの付着臭を消すことができるナノイーX脱臭機能が装備されます。
トイレは比較的密閉度の高い空間ですので、効果は期待できるでしょう。
一方、「ナノイー除菌」という機能性も謳われますが、除菌効果については諸説あるところで、実空間試験ではないです。
水流は、先ほどの瞬間式と同じで、特別な工夫はないです。
吐出する水の量なども同じ(最大0.45L/分)です。

経済性の点では、年間電気代が、約1782円とさらに安くなっています。
8時間オフタイマーを利用した場合も2,484円で済みます。
「下位グレード」よりも電気代が安いのは、「シャワー」だけでなく、「便座の暖め」についても、人感センサーを利用して使用時だけ暖めるからです。
このため、パナソニックは、この機種を「W瞬間式」と名付けています。
利便性の点では、両機種ともリモコンが付属します。
また、オート便座開閉機能とリモコンによる便座とふたの開閉操作に対応します。
一方、DL-AWM600には、上位仕様で、使用後の温風乾燥にも対応です。
この機能は、「ファン」が一定数いるため、需要がありそうです。
使用水量の部分は、下位機と同等です。
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以上、AWMシリーズの紹介でした。
価格は高いですが「泡コート洗浄」という明確な見どころがあります。この点だけ考えても、この機種を選ぶ価値はあるでしょう。
なかでも「オススメ」は、値ごろ感のあるDL-AWK400ですオート便座開閉機能が付属しますし、利便性も十分です。
加えて、温風乾燥機能が欲しいならば、上位機種を選ぶとよいでしょう。
1-3・東芝の温水洗浄便座

続いて、東芝ライフスタイルの温水洗浄便座です。
昔から瞬間暖房便座を売っていますが、少し安めで売られることが多い印象です。「クリーンウォッシュ」という名前です。
ハイアールの製品も東芝と仕様が同じなので、同時にみます。

【2024年発売】
【個人向け製品】
(ウルトラファインバブル洗浄あり)
18・東芝 SCS-TCU1020 SCS-TCU1020(N)
¥23,290 楽天市場 (1/6執筆時)
(ウルトラファインバブル洗浄なし)
19・東芝 SCS-TCK1020 SCS-TCK1020(N)
¥18,480 楽天市場 (1/6執筆時)
温水貯蔵方式:貯湯式
年間消費電力量:133kWh/ 191Wh
1年間の電気代:4,123円 (5,921円)
リモコン:
オート開閉:
ウォシュレット節水:
温風乾燥:
オート脱臭:あり
泡洗浄:ウルトラファインバブル
SCS-TCU1020などは、東芝の「クリーンウォッシュ」シリーズの温水洗浄便座です。
温水貯蔵方式は、貯湯式です。
一方、2種類あります。

上位機は、ウルトラファインバブル発生装置が付属です。
これは、同社の【ドラム型洗濯機の比較記事】で取りあげた同社の洗濯機にも使われる、同社の「イチオシ」技術です。
いわゆるナノバブル技術の1つで、1㎛クラスの微細な泡を作り出して、汚れの隙間に入り込み汚れを落とすという技術です。ミストの泡の粒状を通常より「相当細かく」噴射します。
同社の洗濯機にも使われる最近東芝が「売り」としている技術です。各社のシャワーヘッドほか、精密機械の洗浄などにも使われる、各業界で最近注目されている技術になります。

名前からすると「魔術的」に思うのですが、ファインバブルは、東芝以外も産業界で広く洗浄に使われる注目の技術です。ノズル洗浄にも使います。
パナソニックのように、実際「洗剤」で洗う場合と違い、便器洗浄だけでなく、ノズルから出る水にも使えるのが、メリット性です。
下位機はそれがないですので、機能的にはだいぶ差があります。
あとは、消費電力を含めて同じです。

清潔性は、ナノバブルに関わる部部以外に、着座してから立ち上がるまで自動的に脱臭するオート脱臭機能が付属です。
格安品では珍しく、ワンポイントです。
利便性は、リモコンが未付属です。
水流は、ムーブ洗浄のほか、リズム洗浄に対応です。
ノズル位置は7段階で調整できますが、水圧調整はできません。
吐水水量は、0.46L/分〜0.75L/分です。ウルトラファインバブルの工夫がある機種も同じです。
東芝は「たっぷり」の水で洗うのが伝統的な「売り」です。
ただ、この部分は、エアーやノズルの工夫があれば水は減らせるので、水が多いのは良かれ悪しかれです。
経済性は、電気代・水道代とも、パナソニックと大差ないです。
貯湯式である以上、仕方ないでしょう。
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以上、東芝の「クリーンウォッシュ」シリーズの紹介でした。
やはり貯湯式は、光熱費の部分では選びにくい機種です。
ウルトラファインバブルの工夫は面白いですが、後述するリモコン付きの瞬間式でもあるため、特段の事情がない場合、家庭ではそちらが良いでしょう。
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なお、東芝は、次のような貯湯式の下位機も出ています。
順番にみておきます。

【個人向け製品】
【リモコンあり】(2019)
20・東芝 SCS-TRK2000
¥29,590 楽天市場 (1/6執筆時)
年間消費電力量:135kWh/ 193kWh
1年間の電気代:4,185円 (5,983円)
リモコン:(上位機のみ付属)
オート開閉:
ウォシュレット節水:
温風乾燥:
オート脱臭:あり
泡洗浄:
第1に、SCS-TRK2000です。
貯湯式の下位機で、実際的には旧機になります。
この時代は、ウルトラファインバブルはありません。
一方、リモコンが付く一方、リズム洗浄がないです。
機能面は、新機種に比べて、リモコン付がある部分を除けば、そこまでは変わりません。
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【2010年発売】
(リモコンあり)600W/ 貯湯量0.6L 吐水量 -0.67L
21・東芝 SCS-T260
¥21,400 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
年間消費電力量:146kWh/ 208kWh
1年間の電気代:4,526円 (6,648円)
【2021年発売】
(リモコンなし)600W/ 貯湯量0.6L 吐水量 -0.75L
22・東芝 SCS-T161
¥19,318 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
22・東芝 SCS-T160S
¥21,500 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
22・東芝 SCS-TL2
¥18,670 楽天市場 (1/6執筆時)
年間消費電力量:152kWh/ 215kWh
1年間の電気代:4,712円 (6,665円)
【2025年発売】
(リモコンなし)ヒーター300W 貯湯量0.4L 吐水量 -0.46L
23・東芝 SCS-T162 SCS-T162(W)
23・東芝 SCS-T162 SCS-T162(N)
¥16,480 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
23・東芝 SCS-TRS1-N
¥18,690 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
23・東芝 SCS-TL3
¥18,980 楽天市場 (1/6執筆時)
年間消費電力量:157kWh/ 217kWh
1年間の電気代:4,867円 (6,727円)
温水貯蔵方式:貯湯式
リモコン:(上位機のみ付属)
オート開閉:
ウォシュレット節水:
温風乾燥:
温風乾燥:
オート脱臭:あり
泡洗浄:
第2に SCS-T260などです。
扱いとしては、廉価版と言えるグレードです。
いずれも、機能性ほか、節電性もやや弱めです。

なお、過年度モデルがあります。
流通ルートで型番が変わりますが、同じ年度ならば、基本性能は同じです。
2010年モデルは、こちらのみ、リモコンがあります。
ただ、ノズルがステンレスではない仕様です。先ほどの機種と同じビデが別な「2段ノズル」ですが、他機より清潔性はイマイチです。
2021年モデルは、ステンレスですが、共通ノズルです。
2025年モデルも、ノズルはステンレスです。
その上で、便器周りのデザインも変わっています。
ただ、21年モデルまでに対して、ヒーターが弱く(600W→300W)、貯湯量も少なく(0.6L →0.4L )なります。
吐水水量(0.75L→0.46L)は、おそらく「捨て水」をしなくて良い仕様にすることで、節水性を高めたと思われます。ここは進化が見られると言えます。ヒーターも、便座の仕様変更で弱くても問題ないようにしているようには見えます。
ただ、年間電力量ほぼ変わらない(逆にわずかに悪い)ですし、そこまでの機能向上はみられないです。
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結論的にいえば、どれも、おすすめできません。
また、個人的には東芝でも後で見る「瞬間式」がおすすめです。
本体の値段で考える場合は候補ですが、機能面で注目する場合、やはり、貯湯式でも「ウルトラファインバブル」がある方が、魅力的です。

【2025年発売】SCS-SCK7020(N)
24・東芝 SCS-SRA7020
¥55,980 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
オート開閉:あり
25・東芝 SCS-SRU7020
¥41,110 楽天市場 (1/6執筆時)
【2023年発売】(旧型リモコン)
25・東芝 SCS-SRU7010
¥41,780 楽天市場 (1/6執筆時)
25・東芝 SCS-SRU71E3
¥(37,800) 楽天市場 (1/6執筆時)
オート開閉:
温水貯蔵方式:瞬間式
年間消費電力量:84kWh/ 120kWh
1年の電気代:2,604円 (3,720円)
リモコン:あり
ウォシュレット節水:あり
温風乾燥:
オート脱臭: あり
泡洗浄:ウルトラファインバブル
SCS-SRA7020 は、東芝の「クリーンウォッシュ」シリーズの温水洗浄便座です。
複数ありますが、上位機のみ、リモコンに人感センサーがあり、便座の自動開閉があります。

一方、下位機は旧機が残ります。
新機種は横長の新型形状ですが、旧機は従来の縦長形状になります。
配置以外は変わりませんが、新型の方が、形状はモダンです。
温水貯蔵方式は、こちらは瞬間式です。
東芝は、このグレードから、上位方式になっています。

清潔性は、多重の工夫があります。
まず、上位機では各社とも基本となる、着座時のオート脱臭機能は付属します。
その上で、東芝が強調するのがウルトラファインバブルプレケアミストが搭載です。
プレケアミスト(プレミスト)は、後ほど見るTOTOも採用です。
TOTOの場合汚れ付を防止するため、着座時に内壁に水を出す機能です。
東芝の場合は、写真のように水流が強いので、着座前にリモコンボタンで噴射させるか、あるいは、自動噴射設定にする場合、「利用後と約1時間ごとの定時」です。
一長一短ですが、しっかり洗う部分では「(軽い)おそうじ」的な意味合いを東芝の場合は保たせているとは言えます。
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結論的にいえば、洗剤自体を使うパナソニックの「泡洗浄」ほど根本的ではないですが、汚れ予防に効果的です。
そのほか、掃除しやすいステンレス製のノズルも採用しています。
利便性は、オートふた開閉機能に未対応など、上位機としてはやや魅力には欠けます。
リモコンは、付属します。

水流は、ムーブ洗浄のほか、リズム洗浄に対応です。
一方、下位機種同様に、ウルトラファインバブルはノズルから出る水にも使われます(ウルトラファインバブル おしり洗浄)。
他社同様に、エアーを入れて使用水量に対して洗浄力(水圧)を上げる工夫ともいえますが、バブルの細かさが洗浄力の強化にもつながるニュアンスでの説明です。
具体的に「ナノバブル」であることの効果性は明言しませんが「優しくすっきり洗う水流」であるのは確かでしょう。
リズム洗浄や、洗浄の強さ(4段階)や位置調整(7段階)にも対応できます。
吐水水量は、0.4L/分-0.55L/分です。
水流が弱めでも0.4Lですので、節水性は(まあ)イマイチと言えそうです。
ただ、水道代の部分では(電気代ほどは)差を生みませんし、洗浄力を無理に弱くして節水するよりは良いかと思います。
空気を含めて、勢いを強める工夫もありますし、問題ありません。
経済性は、他社の中級機とだいたい同じです。
8時間オフタイマーを利用するとして、2,604円という水準です。
プレケアミストの自動噴射は電気代の計算に入っていませんが、使ってもそう変わらないと思います。

なお、東芝は、「時間を学習できない」ので、冒頭で書いた「8時間オフ」を利用するか、温度を常に低温(28度)に通電させておく、簡易的な節電モードしか、節電方法がないです。
OFF時間は5-8時間調整できますが、(初回や、停電などしたら)「消したい時間に起きて、一度、電源を抜き差しする」という不便さがあります。
節水機能は、先述のように、最大水量だけで言えば、0.55L/分と他社より多めです。
ただ、水勢は、0.4L/分〜0.55L/分の調整幅なので、使用方法によって大きな差にはならないでしょう。
また、エアインマイルド洗浄という名前ですが、空気を混入することで、節水しつつ、泡を利用して汚れを落としを強化しています。そのため、洗浄力に比して、通常の約半分の使用水量ということになります。
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以上、東芝のSCS-SRU7010の紹介でした。
清潔性にかかわる「ウルトラファインバブル」がやはり目立ちます。機能性としては、TOTOのプレミストより、パナソニックの「泡洗浄」に近いといえます。そちらと比較する場合、本体価格が安いほか、洗剤投入の手間いらずと言えます。
ただ、上位機としてみると、オート開閉付がない部分と、学習型節電機能がない点については、多少物足りない感じはあります。
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【個人向け製品】
【2025年発売】SCS-SCK7020(N)
26・東芝 SCS-SCK7020
¥30,200 楽天市場 (1/6執筆時)
【2023年発売】
26・東芝 SCS-SCK7010
¥38,779 楽天市場 (1/6執筆時)
【2010年発売】
26・東芝 SCS-S300
¥27,500 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
温水貯蔵方式:瞬間式
年間消費電力量:84kWh/ 120kWh
1年の電気代:2,604円 (3,720円)
リモコン:
オート開閉:
ウォシュレット節水:あり
温風乾燥:
オート脱臭: あり
泡洗浄:
なお、東芝の場合、瞬間式で、リモコン未付属となる機種の展開もあります。
ただ、ウルトラファインバブル発生機能はもちろん、プレミストの発生機能自体がない機種となります。
3世代分の旧機が残ります。

2023年機は、便座の形状が旧式です。
新方式の方が、多少小型で薄くなりました。
25年機の場合、小型化伴う弊害は、形状面の工夫で解決されています。
2010年機は、リズム洗浄・メモリ機能がないほか、パネルデザインも旧式になります。
旧東芝時代の結構前のものですが、Amazonにアウトレット的に卸しているようです。おそらく、保守用の部品を使ったものでしょうし、問題ないと思います。
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結論的にいえば、どの世代も、光熱費は上位機と同じ水準で良いので、本体が低価格でランニングコストも良い機種を探している場合、候補の1つになるでしょう。
1-4・ハイアールの温水洗浄便座

続いて、ハイアールの温水洗浄便座です。
東芝と同系列であり、本体部分の基本仕様(消費電力など)はだいたい同じです。
ただ、差はあるので、別に見ておきます。

【個人向け製品】
【2023年発売】
(上位機)リモコン・プレウォッシュあり
27・ハイアール JB-SR01A
¥34,363 楽天市場 (1/6執筆時)
(下位機)リモコン・プレウォッシュなし
28・ハイアール JB-SS01A
¥23,686 楽天市場 (1/6執筆時)
ホワイト: JB-SR01A-W
アイボリー: JB-SR01A-C
ホワイト: JB-SS01A-W
アイボリー: JB-SS01A-C
温水貯蔵方式:瞬間式
年間消費電力量:82kWh/ 120kWh
1年の電気代:2,542円 (3,720円)
リモコン:(上位機のみ)
オート開閉:
ウォシュレット節水:あり
温風乾燥:
オート脱臭:(上位機のみ)
泡洗浄:
JB-SS01Aは、ハイアールの販売する温水洗浄便座です。
先述のように、既に見た東芝の瞬間式と仕様は似ます。

なお、下位機もありますが、リモコンは上位機のみ搭載です。
下位機は便座部分に操作パネルがありますが、水勢とノズル位置調整が単独キーではないため、若干使いにくそうです。そのほか、下位機のみプレウォッシュ機能が省略になります。
あとは同じなので、同時にみていきます。
温水貯蔵方式は、瞬間式です。光熱費にメリット性があるタイプです。ただし、オート開閉はありません。

清潔性は、東芝同様にプレウォッシュとオート脱臭には対応します。
着座センサー連動でこれらが作動します。
このほか、ステンレスノズルも東芝同様に装備され、便座とノズルには銀イオンによる抗菌加工もなされます。
ただし、東芝と比べるとウルトラファインバブルは非対応です。
水流は、ムーブ洗浄はありますが、リズム洗浄は非対応です。
吐水水量は、洗浄時0.49L/分です。
経済性は、8時間オフタイマーを利用するとして2,542円 です。
水量も電気代も東芝とは表記は変わりますが大差はありません。
ハイアールも本体に時計機能がないので8時間オフを利用しない場合の節電は、28度で継続保温になるので、省エネ差異がそこまであまり高くないのが難点です。
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以上、ハイアールのJB-SS01Aの紹介でした。
ここまでみた東芝の瞬間式とは、ウルトラファインバブルの部分を除けば、そこまで大差がない印象です。やはり節電部分の仕様が、若干課題になります。
特別な機能性はあまりない(あえて言えば、LED補助ライトがあるほど)なので、賃貸向けなど安めのものを探している方向けの展開かなとは思います。
とはいえ、瞬間式である点で、貯湯式に較べれば光熱費部分での利点はあるため、貯湯式で可能な限り値段が安い製品を探している場合は、候補にできます。
次回に続く
おすすめ温水洗浄便座は結論的にこれ!
というわけで、今回は、温水洗浄便座の比較の1回目記事でした。
しかし記事は、まだまだ「続き」ます。

2・温水洗浄便座の比較 (2)
2-1:TOTO〈日本〉
2-2:LIXIL INAX 1〈日本〉
3・温水洗浄便座の比較 (3)
3-1:LIXIL INAX 2〈日本〉
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
続く2回目記事(こちら)では、今回紹介できなかったTOTOの製品を順番にみていきます。
清潔性 ★★★★★
経済性 ★★★★★
利便性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
その上で、3回目記事(こちら)では「結論」として、紹介した全機種から、いつものように、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案します。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
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