比較2017’ インク代が安いカラープリンタ15製品の性能とおすすめ(第1回):EPSON・CANON・ブラザー・HP:最新カラープリンター複合機・スマホ対応インクジェット複合機の人気や価格ランキング

2017年01月23日

比較2017’ インク代が安いカラープリンタ15製品の性能とおすすめ(第1回):EPSON・CANON・ブラザー・HP:最新カラープリンター複合機・スマホ対応インクジェット複合機の人気や価格ランキング

レビューする製品:2016-2017年 インク台が安いA4カラープリンター複合機最新15機の性能とおすすめ:A4インクジェト複合機:Wi-Fi対応 :エプソン カラリオ キヤノンピクサス ブラザー プリビオ HP EW-M660FT PX-045A PX-047A PX-437A PX-048A EW-M660FT EP-M570T PX-M160T PX-S160T DCP-J562N-W DCP-J762N DCP-J963N DCP-J983N ENVY 4520 Officejet 4650 ENVY5640 PIXUS MG3630 EP-808AW MG7730 DCP-J567N DCP-J767N DCP-J968N Colorio PX-049A インクの値段の違い・印刷コストなど「最強」機種の口コミとランキング

今回のお題
印刷コストの安いA4カラープリンターのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今回は、A4カラープリンター複合機の比較です。2017年最新モデルを、初心者の方でも、できるだけ分かりやすく比較しようと思います。

 201503270824.jpg

 細かく、機種ごと15製品全てを紹介した後、最後に「予算別」・「目的別」にAtlasの「おすすめ機種」を提案する形式で書きます。

 なお、このブログ「モノマニア」では、プリンターに関する比較記事を全部で8つ書いています。

1・A4インクジェット複合機(4色)→この記事!
2・A4インクジェット複合機(6色)

3・A3インクジェット複合機   
4・ビジネスインクジェット  
5・A4モノクロレーザー

6・A4モノクロレーザー 複合機

7・A4カラーレーザープリンタ

8・A3カラーレーザープリンタ

 今回は、1回目の記事で、4色インクの「A4カラーインクジェット複合機」を比較します。

 「複合機」というのは、プリント・コピー・スキャナ機能が全て付属する機種であることを意味します。現在のところ、1万円以下の格安プリンターは、ほぼすべてこの「複合機」タイプです。

 「インクジェット複合機」は、新製品だけでも30製品近くあります。そのため、今回は、印刷コストと本体価格が安い4色インクの複合機に限定して紹介します。インクコストの圧倒的安さで話題の「エコタンク搭載プリンター」も含みます。

 「年賀状に向いた高画質なA4複合機」をお探しの方は、お手数ですが、高性能機を扱った「2番の記事」をご覧ください。また、最近流行している「A3対応のインクジェット複合機」は、「3番の記事」をご覧ください。

 「どのグレードの製品にするか検討中の方」は、さしあたって、今回の記事から順番に読み進めて頂くと、分かりやすいと思います。

プリンターの比較基準

 今回、プリンター比較にあたって重要視したいポイントは、次の4点になります。

1・インクコスト(印刷コスト)
2・印刷や印字のクオリティ
3・スマホ・デジカメとの連携
4・WinやMacへのOS対応

 とくに、1番の「インクコスト」については、メーカーが出す推定価格ではなく、アマゾンにおけるインクの実売価格をふまえながらコストを比較しました。

 そのため、コストについての説明は、ある程度正確だと思います。

エプソンのカラープリンター

 さっそく、メーカー別に4色インクのカラープリンタを比較していきましょう。最初はエプソンからです。

 なお、以下の本文では、高評価できる部分は赤字系で、イマイチな部分は青字系で書いていくことにします。

 201608120815.jpg

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

1・EPSON プリンタ複合機 Colorio PX-045A
 ¥7,287 Amazon.co.jp
(1/23執筆時)

 高さ145×長さ390×奥行300mm (収納時)  

 最初に、エプソンプリンター複合機「カラリオ」PX-045Aを紹介します。次に紹介する「後継品」が出ていますが、このモデルは2016年現在でも製造されている現行機種で、エプソンでは最も「格安」な機種です。

 また、格安な機種ですが、スキャナとコピーも付いたプリンター「複合機」です。なお、最近は「プリンタ機能」だけのプリンタは、格安機種では「ほぼ」ありません。

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 EPSON 純正インク 4色パック IC4CL69
  ¥3,720 Amazon.co.jp
  (1/23執筆時)
 EPSON 純正インク 大容量ブラック ICBK69L
  ¥1,623 Amazon.co.jp
  (1/23執筆時)

 純正インクの単価は、以上です。また、2016年9月のインクコストをふまえた場合、そのコストは以下のようになります。

メーカー公表印刷コスト
  L判光沢紙 約26.8円(うち用紙代4.5円)  
実際の印刷コスト
  
L判光沢紙   約17.0円     
   A4Photoカラー 約96.4円
  
A4普通紙カラー約25.0円  

 インクのコストパフォーマンスは、純正品のインクを使う場合については他社より安いとはいえません

 普通紙A4にカラー印刷した場合にかかるコストは、エプソンの場合は情報を公表していません。しかし、表面積からコストを計算すれば、1枚25円前後だと思います。A4白黒印刷の場合は、約10円程度です。A4の光沢紙に写真印刷をした場合については、1枚約96円余りです。

 インク代は、他メーカーの平均よりも10%ほど高コストといえます。ただし、エプソンは再生品が多く出回っています。リサイクルインクを使えば安くすむでしょう。ただし、純正以外のインクを使うと本体保証が効かなくなるので、1年間が終わったら、再生インクを使うのが良いでしょう。

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 カラー印刷のクオリティは、その一方で、今回紹介する機種の中では優れています。エプソンの場合、このような4色インクの入門機でもインクの耐水性能が強いので普通紙でもあまり「にじみ」ません。

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 エプソンの4色インクプリンターの黒色のインクは「顔料インク」です。そのため、文字印刷に強いです。エプソンの6色インク採用の高画質機だと、黒色は「染料インク」のため、「にじみ」やすく、文字印刷に弱いと言われます。しかし、4色の場合は、それに該当しません。

 印刷速度は、あまり重要視されません。カラーの印刷速度が約105秒と入門機としても遅めです。また、普通紙へのA4のビジネス文書(黒・カラー)の印刷の場合、実測値で15秒/枚ほどで、毎分4枚印刷できる速度です。印刷スピードに期待するならば、ブラザーやキヤノンの方が数倍速いです。

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 本体の使い勝手は、入門機のため結構省かれています。例えば、上位機には必ず搭載される液晶パネルがが搭載されません。SDカードスロットもないため、デジカメなどからの直接印刷には未対応です。

 また、最近は、他社では入門機でも搭載される、Wi-Fi(無線LAN)も未搭載です。USBケーブルでの接続のみの対応で、ワイヤレスな自由な配置には未対応です。

 以上、EPSONの入門機 PX-045Aの紹介でした。戦略的(他社対抗的)に価格を安くしている機種で、印刷クオリティも高いので、入門機としてはお買得感があります。ただし、印刷速度は並で、Wi-Fi対応、デジカメスマホ対応などで劣ります。コストを最優先する場合を除けば、他機種の方が良いと思います。


 201602111310.jpg

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 2・EPSON プリンタ複合機 Colorio PX-049A  【2016】
  ¥8,995 Amazon.co.jp 在庫あり (1/23執筆時)
 2・EPSON プリンタ複合機 Colorio PX-048A 【2015】
  ¥6,710 Amazon.co.jp 在庫あり (1/23執筆時)

 高さ145×長さ390×奥行300mm (収納時)  

 PX-049A は、エプソンのプリンターです。入門機 PX-045Aの上位機として販売されている、4色タンクのカラリオの上位機です。

 こちらについては、2015年モデルである、PX-048Aが【在庫限り】で発売されています。新機種の場合、印刷速度が20%程高速化しています。ただ、同じインクを使っており、画質も同じなので、スピードが不要な方は値段で考えても良いでしょう。

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 EPSON 純正インク 4色パック RDH-4CL
  ¥3,633 Amazon.co.jp
(1/23執筆時)
 
EPSON 純正インク 大容量ブラック RDH-BK-L

  ¥1,541 Amazon.co.jp
(1/23執筆時)

 純正インクの単価は、上記の通りです。新型のインクタンクなので、下位機種よりも多少高めです。

メーカー公表印刷コスト
  L判光沢紙 約27.5円(うち用紙代4.3円)  
実際の印刷コスト
  
L判光沢紙   約23.2円     
   A4Photoカラー 約126.1円 

 インクのコストパフォーマンスは、新発売のインクであるため、2016年初頭段階の現状では高コストです。ただし、価格の改定があるため、しばらくすれば、旧機種とのコスト面での差はなくなると思います。

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 カラー印刷のクオリティは、下位機種よりも高いです。ドライバーの改良で、印字品質が従来機よりも改善されました。とくに、デジカメ写真などの「黒つぶれ」などのコントラスト調整の部分は、力を入れて改良されています。加えて、文字印刷について、文字の輪郭を鮮明化させる「文字クッキリモード」の搭載が目新しい部分です。

 また、「領域判定コピー」という機能が付属しています。これは、文字と画像とを区別して認識し、それに合わせた適切な印刷を行う技術です。エプソンプリンターの核心的技術なので、クオリティを期待するならば、この上位機の方が良いかと思います。

 印刷速度は、下位機種とほぼ同じです。ビジネス文書ならば、1分で4枚程度でしょう。他社に比べると高速とは言えません

 201608120833.jpg

 Epson iPrint(スマホアプリ)
  ¥0 iTunes Store
 Epson iPrint(スマホアプリ)
  ¥0 Google Play

 ネットワーク機能は、この機種の場合、Wi-Fi(無線LAN)が搭載されます。そのため、スマホアプリから直接印刷ができます(iPrint機能)。一方、この機種は、液晶パネルとSDカードスロットがないので、デジカメなどのSDカードからの印刷には未対応です。

 以上、PX-048Aの紹介でした。下位機種に較べてさほど価格は変わりませんが、無線LANが搭載され、印刷のクオリティも向上しています。現状では多少インクコストが高いですが、時間が経てば下位機種並みには下落するでしょう。他社と比べても、5000円前後のモデルでは、最も画質の高いモデルでしょう。

ブラザーのカラープリンター

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 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 【2016年冬モデル】

 3・BROTHER PRIVIO DCP-J567N 【下位機種】
  ¥8,380 Amazon.co.jp
在庫あり (1/23執筆時)
 4・BROTHER PRIVIO DCP-J767N 【中位機種】
  ¥12,917 Amazon.co.jp 在庫あり  (1/23執筆時)
 5・BROTHER PRIVIO DCP-J968N 【上位機種】
 
 ¥12,670 Amazon.co.jp 在庫あり  (1/23執筆時)

 【2015年冬モデル】

 3・BROTHER PRIVIO DCP-J562N 【下位機種】
  ¥9,800 Amazon.co.jp
在庫あり (1/23執筆時)
 4・BROTHER PRIVIO DCP-J762N【中位機種】
  ¥12,475 Amazon.co.jp 在庫あり (1/23執筆時)
 5・BROTHER PRIVIO DCP-J963N【上位機種】
 
 ¥14,999 Amazon.co.jp 在庫あり (1/23執筆時)

 高さ151×奥行341×横幅400mm   

 つづいて、ブラザー工業の4色プリンターであるプリビオの紹介です。

 この機種も【2015年冬モデル】【2016年冬モデル】が現在併売されています。ただ、2016年モデルはほとんど進化が無く、スマホの年賀状プリント機能が強化された位の違いです。本体の形も、利用するインクも、印刷総度も全て同じなので、純粋に値段の安い機種を選べば問題ありません。

 また、ブラザーは、例年【上位機種】【中位機種】【下位機種】3機種ラインナップを出してきます。

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 【中位機種】 は、以下で紹介していく基本機能に加えて、CDのレーベル印刷機能USBメモリーからの印刷機能が付属します。

 【上位機種】 は、CDのレーベル印刷機能と、コピー機のようなADF(複数の原稿の自動送り装置)が搭載され、スキャニングやコピーの利便性が高くなっています。

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 これ以外の機能は、3機種とも同じです。つまり、ブラザーの場合は、CDのレーベル印刷とADF機能の要不要で選ぶのが基本です。いずれも「省スペース」を売りにした設置しやすいモデルです。

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 Brother お徳用4色パック LC211-4PK
  ¥3,647 Amazon.co.jp
(1/23執筆時)
 Brother お徳用ブラック2個 LC211BK-2PK
  ¥1,837 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 純正インクの単価は、上記の通りです。よく使う黒インクに2本入りの「お徳用パック」などもあり、利便性は高いです。

 また、ブラザーは、本体をモデルチェンジしても、インクについてはあまり型番を変更しません。そのため、新製品が出てすぐも、純正や再生品のインク価格が安定して安価な傾向です。消耗品のコストパフォーマンスはブラザーが勝ります

メーカー公表印刷コスト
  L判光沢紙 約17.9円
  A4カラー 約8.1円 
実際の印刷コスト
  L判光沢紙      約12.7円     
  A4Photoカラー   約70.0円
  A4普通紙カラー  約7.0円

 インクのコストパフォーマンスは、2016年初頭のインクの実売価格からすれば、エプソンと比べると、純正インクを利用した場合、総じて1割〜2割ほど印刷コストが安いです。特に普通印刷(カラー・白黒)は、抜群に安いです。そのため、日常に使用するプリンターとしておすすめできます。

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 カラー印刷のクオリティは、ブラザーは4色インクでの写真画質に力を入れており画質はかなり高いです。エプソンの場合、最上位(高級)モデルは6色インク(以上)です。そのため、4色インクの画質改善は、さほど力を入れない向きもあります。一方、ブラザーは、4色インクが最上位ですから、技術革新の頻度も多いように思います。

 たしかに、写真の鮮明度ではEPSONに一日の長があります。しかし、ブラザーもカラー文書の印刷力は水準以上です。光沢紙を使っての凝った年賀状や写真プリントをされないならば、十分以上の性能があります。黒インクでの印刷は、とくに良好です。こちらも顔料インク使用ですからにじみにくいですし、品質は十分です。

 印刷速度は、全機種共通です。1分間でカラー6枚(モノクロ12枚)印刷ができるスピードを公開しているのは、同社の自信の表れです。エプソンのカラリオシリーズよりも約2倍は高速です。そのため、家庭で大量印刷を考えている方はブラザーがおすすめです。

 Brother iPrint&Scan(スマホアプリ)
  ¥0 iTunes Store
 Brother iPrint&Scan(スマホアプリ)
  ¥0 Google Play

 ネットワーク機能は、この機種もWi-Fiが搭載されます。スマホから直接的に印刷できるため、今の時代には便利な機種だと思います。

 mfcj955dn_touchscreen.jpeg

 操作も、ブラザーは全機種ともタッチパネル式です。直感的な操作が可能です。液晶パネルが付属し、SDカードスロットもあるため、デジカメからの直接印刷にも便利です。

 自動両面印刷機能も、搭載されます。これは、エプソンの場合、4色印刷の入門機では不採用でした。職場などに持って行く書類のかさが2分の1にできるため、人によってはかなりメリット性があります。年賀状などの印刷にも便利ですね。紙コストの削減にもなります。  

 ユーザサポートについても、ブラザーはその親切さ・わかりやすさで定評があり、Atlasの経験からも、エプソンと共にオススメできる企業の1つです。また、ブラザーは、やはり、エプソンと同じくMacフレンドリーな企業です。MacのOSが更新されると、ほぼすぐにドライバーを提供してくれます。

 以上、ブラザーの4色インク採用モデルの紹介でした。4色インクモデルだけで比べれば、印刷スピード・品質・コストの点で最も総合力が高いといえます。仕事・プライベート・年賀状の利用を勘案した総合力ではブラザーのプリビオが間違いなくオススメできます。


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 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 6・BROTHER PRIVIO DCP-J983N
  ¥33,114 Amazon.co.jp
在庫あり (1/23執筆時)

 横幅420×奥行341×高さ172mm

 DCP-J983Nは、ブラザーの大容量インクタンク搭載モデルです。大容量モデルとは言え、本体サイズとしては、横幅は他機種と同じで、数センチ高さが増しているだけなので、十分省スペースですね。

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 インクカートリッジ お徳用4色パック LC21E-4PK
  ¥5,940 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 純正インクの単価は、上記の通りです。セットインクは、通常の倍の価格ですが、その分大容量で、交換頻度が少なくて済みます

メーカー公表印刷コスト
  A4普通紙カラー 約4.6円
  A4モノクロ 約1.0円 
実際の印刷コスト
  A4普通紙カラー 約4.0円
  A4モノクロ文書 約0.9円 

 インクのコストパフォーマンスは、2016年夏のインクの実売価格からすれば、以上の通りです。大容量モデルだけあって、カラービジネス文書の印刷は、約4円と従来機の半値で業界全体でも最安水準です。モノクロ印刷は1円を切る安さです。一方、L判光沢紙への印刷コストは非公表ですが、高くても8円前後と想定され、こちらも安いです。

 単純計算で、インク交換無しに1500枚以上印刷できるので、「インク替えの煩わしさ」から解放されたい方にも向きます。

 カラー印刷のクオリティは、下位機種と同じです。大容量インク搭載のビジネスモデルだからといって妥協された作りではないですね。

 印刷速度は、カラー印刷で10枚/分モノクロで12枚/分です。下位機種と同じ機構を採用しているようで、このあたりのスペックも同じですね。

 その他の点、つまり、ネットワーク機能としてWi-Fi(無線LAN)が搭載される点や、自動両面印刷機能が搭載される点、CDのレーベル印刷が可能な点、ADF(自動原稿送り装置)が搭載される点などは、下位機種のDCP-J963Nと同じです。

 以上、 DCP-J983Nの紹介でした。本体価格がやや高額な分、インク価格は「負けに負けている」というモデルです。例えば、PTA活動で大量のチラシの印刷が想定されるなどの場合は、総コスト面でこの機種は有利でしょう。ただ、数年間の使用期間中に5000枚を越えない水準ならば、下位機種で良いと思います。

キャノンのプリンター

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 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.11対応

 7・Canon プリンタ複合機 PIXUS MG3630 【各色】
  ¥6,975 Amazon.co.jp
在庫あり (1/23執筆時)

 高さ152×長さ449×奥行304mm

 キヤノンは、格安の4色インクモデルについては、MG36301シリーズだけの展開です。

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 CANON BC-341XL 3色カラー(大容量)
  ¥2,475 Amazon.co.jp
(1/23執筆時)
 CANON BC-340XL ブラック(大容量)
  ¥2,286 Amazon.co.jp
(1/23執筆時)

 純正インクの単価は、上記の通りです。大容量タンクが利用できるのでお買得です。

 ただ、キヤノンは、「4色独立タンク」を採用しておらず、「3色タンク」+「黒インクタンク」の構成です。カラーインクの1つがなくなると、すなわち4つのタンク丸ごと交換になるため、インクの価格が割高です。

メーカー公表印刷コスト
  L判光沢紙 約19.5円(うち用紙代4.5円)
  A4普通紙カラー 約13.0円 
実際の印刷コスト
  L判光沢紙    約13.7円     
  A4Photoカラー   約71.0円
  A4普通紙カラー  約11.1円

 インクのコストパフォーマンスは、普通紙印刷は平均的なコストですが、カラー印刷コストが相当高いといえます。

 印刷速度は、A4普通紙へのカラープリントは1分間に5.7枚、モノクロは、1分間に9.9枚と、ブラザーよりやや落ちますが、実用レベルでしょう。

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 カラー印刷のクオリティは、エプソンやブラザーに及びません。というのも、インクの最小サイズが2ピコリットルと、1.5ピコリットルの他社よりも粗いからです。一方、顔料インクで耐水性の高い独自のインクを使っていますので、黒インクの品質は同等でしょう。

 ネットワーク機能は、無線LAN搭載です。ただ、本体に液晶パネルが付属しないため、デジカメなどの直接印刷には不便です。ブラザーに較べるとやや落ちますね。自動両面印刷機能は、搭載です。 

 以上、PIXUS MG3630の紹介でした。独立タンクの不採用と、画質の点でやや魅力に欠ける機種です。基本的には他モデルが良いと思います。ただ、キヤノンのプリンター全般が劣るわけではないことをは記しておきます。次回紹介するような5色以上のモデルについては、高品質モデルが多いです。4色に力を入れていないというだけです。

HPのカラープリンター

  201512201308.jpg

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 8HP ENVY 4520 F0V63#ABJ
  ¥8,226 Amazon.co.jp 在庫あり (1/23執筆時)
 9・HP Officejet 4650 F1H96A#ABJ
  ¥9,454 Amazon.co.jp 在庫あり (1/23執筆時)

 幅445 ×奥行 367 × 高さ128 mm

 こちらは、アメリカヒューレット・パッカードの入門機です。

 8番のHP ENVY4520と9番のHP ENVY4650の2機があります。これらは「姉妹機」であり、9番のHP ENVY4650のみ、上部に業務用コピー機のようなADF(原稿自動読み取り装置)が付属する点が相違点です。以下で説明していく、その他の点は2機種とも同じです。

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 HP 63XL インク 黒 増量カードリッジ  
  ¥2,003 Amazon.co.jp
(1/23執筆時)
 HP 63XL 増量インクカートリッジ
  ¥2,013 Amazon.co.jp
(1/23執筆時)

 純正インクの単価は、上記の通りです。エプソン・ブラザーと異なり、こちらの機種は、「4色独立タンク」を採用していません。「3色タンク」+「黒インクタンク」の構成であることには注意が必要です。つまり、カラーインクは、利用した色に偏りがあっても、一色がなくなれば「交換」です。

メーカー公表印刷コスト
  L判光沢紙 約22.9円
  A4カラー 約12.3円 
実際の印刷コスト
  L判光沢紙     約15.7円     
  A4Photoカラー   約86.6円
  A4普通紙カラー  約12.5円

 インクのコストパフォーマンスは、上述のように、2016年初頭段階での実際のインクコストは、ブラザーと横並びです。しかし、独立タンクではないので、実際のコストはより高くなる可能性があります。

 ただ、HPには他機種にないメリット性が1点あります。それは、カラーインクを差さずとも、黒タンクだけあればモノクロの印刷ができる点です。

 他社の場合は、エプソンやブラザーは、「カラーインクの残量が限界値を下回った場合、(最長5日間)ブラックインクだけを使用してモノクロ印刷できる」という、黒だけで「臨時的に」印刷ができる機能はあります。しかし、黒タンクのみで利用し続けることはできません。黒しか使わない方にはその点で良いメーカーです。

 201503051517.jpg

 カラー印刷のクオリティは、は、こちらも顔料インクを利用した水に強いインクが使われます。カラー印刷については、デュアルドロップボリューム テクノロジーが採用され、文字については高品質に印刷できます。ただ、品質は、ブラザーやエプソンに多少届かない感じです。

 印刷速度は、カラー6.8枚/分(モノクロ9.5枚/分)というスペックです。ブラザーほど印刷は高速ではないですが、それに次ぐスピードです。

 HP ePrint(スマホアプリ)
  ¥0 iTunes Store
 
HP ePrint(スマホアプリ)
  ¥0 Google Play

 ネットワーク機能は、Wi-Fi(無線LAN)が搭載されます。他社同様に、専用アプリを使えば、スマホから直接印刷することが可能です。液晶パネルも付属しており、デジカメからの印刷にも対応できますね。

 自動両面印刷機能も搭載です。インクコストのほか、用紙のコストも削減できる点が嬉しいです。

 以上、HPのENVYシリーズの2機種を紹介しました。印刷速度印刷コスト、品質の面では、国産機種に及ばないと思います。ただ、黒タンクだけで印刷ができるのは他社にないメリットです。モノクロ印刷専用として使うならば、ローコストといえるでしょう。


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 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 10・HP ENVY5640 B9S58A#ABJ
  ¥14,004 Amazon.co.jp
(1/23執筆時)
 
11・HP Officejet 5740 B9S78A#ABJ
  ¥16,500 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 幅454×奥行410×高さ161mm

 こちらは、HPの4色インク採用の上位機種です。HP ENVY5640HP Officejet 5740は、インクや印刷速度は同じです。しかし、後者のみ、ファックス機能と、原稿自動送り装置(ADF)NFC(お財布ケータイを通した印刷機能)付属します。

 両機種共に、さきほど紹介した下位機種と同様に、スマホ印刷両面印刷に対応します。無線LANも付属します。

 下位機種との相違点は、次の2点です。

 第1に、印刷速度です。こちらの方が高速で、モノクロ12枚/分(カラー8枚/分)と、ブラザーとほぼ同じほどの印刷速度を誇ります。

 201503051536.jpg

 HP HP62XL インク黒増量 C2P05AA
 HP HP62XL インク カラー 増量 C2P07AA
  ¥2,200 Amazon.co.jp
在庫あり (1/23執筆時)

メーカー公表印刷コスト
  L判光沢紙 約14.5円
  A4カラー 約11.0円 
実際の印刷コスト
  L判光沢紙     約8.9円     
  A4Photoカラー   約49円
  A4普通紙カラー  約11.0円

 第2に、印刷コストです。下位機種に比べて、とくにカラー写真印刷時のコストが安いことが分かります。ブラザーに比べても、モノクロの印刷価格は高いですが、カラーは半値です。

 こちらのモデルは、HPの下位機種が、「本体価格は安いが、インクが高いモデル」なのに対して、「本体価格はある程度高いが、インク価格は抑えてあるモデル」といえそうです。

 しかし、ブラザーに比べてHPがお得かは判断できません。なぜなら、こちらの機種も「4色独立タンク」を採用しておらず、「3色タンク」+「黒インクタンク」の構成だからです。

 カラーインクの1つがなくなると、すなわち3つのタンク丸ごと交換になるため、実際のコストはさらに高くなる可能性があるからです。独立タンクの方がコスト圧縮効果があるので、実際的にはブラザーの機種と同じほどのコストだと思います。

 ただ、黒だけ利用する分には「黒インクは独立」しているため低コストで印刷が可能でしょう。

 なお、こちらも4色の顔料インクの採用で印刷品質については、下位機種と変わらないため、説明は省略します。

第2回目記事につづく!
インク代の安いカラープリンター複合機のおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、第1回目の記事では、エプソン・ブラザー・キヤノン・HPインクジェットプリンター複合機について見てきました。

 201602111208.jpg

 続く第2回目【こちら】では、今回紹介できなかった、エプソンEW-M660FT EP-M570Tエコタンク搭載プリンターの紹介をします。

 その後、結論として、ここまでに見た4色インクの機種すべてから、価格別・目的別に「Atlasのおすすめ機種」を提案していきたいと思います。その後、6色インクタンクの機種の紹介に入ります。

 第2回目記事は→こちら!

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