【今回レビューする内容】2024年 MacユーザーのためのMicrosoft Office 2024の選び方・買い方の解説:構成ソフト・ライセンス数・アクティベーション・インストール可能台数の違いなど:Office 365やMicrosoft Office for Mac 2021との違いなどの説明・アカデミック版・学生版について
【比較する製品型番】Microsoft Office Home & Business 2024 (最新 永続版) B0DFNW466C Mac対応Microsoft Excel 2024 Word 2024 PowerPoint 2024 Outlook 2024 Microsoft Office Home 2024 (最新 永続版) B0DFNMVW28 Microsoft Office 365 Personal (1年版) B00O2TXF8O Microsoft Office 365 Family (1年版) B0B5KJ3FXV
今回のお題
Macユーザーが、Office2024をお得に購入できるおすすめの方法は?
どもAtlasです。
今日は、2024年10月現在、最新のMicrosoft Office 2024の選び方をMacユーザー向けに紹介します。
2024年10月に、Office 2021から3年ぶりに新しいOffice 2024が登場したので、加筆しました。
記事では、各機のライセンス数や商用利用権などに注目しながら、(現状で)Macユーザーは、どのように購入するのがお買得なのかか、改めてまとめてみました。
1・Mac用 Officeソフトの比較記事
1-1:Office 2024 の新機軸
1-2:Microsoft Office 2024 通常版
1-3:Microsoft Office 2024 アカデミック版
1-4:Microsoft Office 365 個人版・ファミリー版
1-5:最終的なおすすめの提案【結論】
記事は、新しいOffice 2024の変更点を解説した後、永続版のOffice 2024(永続版)、サブスク版(1年版)のMicrosoft Office 365の順番で、純正Officeソフトの「選び方の基本」を説明していきます。
ライセンス数 1人・同時5台
ソフト構成 ★★★★★
付帯サービス ★★★★★
お買得度 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を、いくつか、提案していきます。
よろしくお願いします。
1-1・新しいOffice2024の新機軸
はじめに、Office 2021と比べて、Office 2024の進化したポイントの説明からです。
これについては、Microsoftが公式にまとめています(こちら)
ご利用のソフトによりますが、例えばエクセル(表計算)では、IMAGE 関数を含む、新しい関数の対応や、ブックの高速化・安定化などです。
ワード(ワープロ)は、ファイルの自動回復の仕様変更や、テーマの追加、パワーポイント(プレゼン)を事前にビデオ化する際の、使い勝手の改良などです。
正直、すでに完成の域のソフトなので、新機能に注目する場合、ここ3年間で、さほどの動きはない印象です。
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ただし、同社はセキュリティアップデートの提供は、発売後5年に限定しています。
使い続ける場合、2026年で10月で終わりです。
あと数年で(いずれにしても)更新は迫られるという部分が注意点と言えます。
1-2・Microsoft Office 2024(通常版)
はじめに、永続版ライセンスである、Microsoft Office 2024のラインナップの確認の確認からです。
なお、あらかじめお断りしておくと、ライセンス形態や、構成ソフトが2024年版から大きく変わり、「Mac版ライセンス」という形態は、廃止になりました。
すべて、Windowsとのクロスライセンスになったので、Macだけで使う場合、実質的に「ちょい値上げ」になっている部分があります。
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なお、以下では、いつものように、Atlasのおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。
【2024年発売】B0DFNW466C
1・Microsoft Office Home & Business 2024 (最新 永続版)
¥39,582 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
・ワード(ワープロ)
・エクセル(表計算)
・アウトルック(スケジュール管理)
・パワーポイント(プレゼン)
・ワンノート(高機能メモ)
Office Home & Business 2024は、永続版(=無期限の永久ライセンス)だと、現行製品で最も多機能になるライセンスです。
・Microsoft Excel 2024
・Microsoft Word 2024
・Microsoft PowerPoint 2024
・Microsoft Outlook 2024
¥18,871〜 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
構成ソフトは、表計算ソフト(Excel 2024)、ワープロソフト(Word 2024)、プレゼンソフト(PowerPoint 2024)、メール・スケジュール管理ソフト(Outlook 2024 )です。
これに、単品販売のないメモ・ノートソフト(OneNote 2024)という、ちょっとした「おまけ」も付きます。いずれのソフト、Macでも利用できます。
4本の有料ソフトは、単品で買えば7.5万を超えます。
その点で言えば、Office Home & Business 2024の「割引率」は結構大きいです。
【2024年発売】
・Parallels Desktop 20 for Mac
¥14,000 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
ライセンス数は、1人での個人利用に限り、最大2台まで利用可能です。
クロスライセンスなので、WindowsとMacと1台ずつでも構いません。
Macの場合、Parallelsのような仮想化ソフトで、Windows 11を動かしている場合でも、別ライセンスなので、2台まであるのは「嬉しい」部分でしょう。
なお、家族での分けることは不可です。
Microsoftの場合、クラウドサービスとアカウントの結びつきが強いので、実際やるとしても、プライバシー部分などで、相当不便だからです。
セキュリティ・品質更新プログラム期限は、永続版の場合、発売から5年です。
まだまだ先ながら、2029年10月までが、サポート期限です。
ここは、あとでみるサブスクリプション版との違いです。
各ソフトの機能性は、もちろん良いです。
Officeソフトは、Microsoft Officeが(あくまで)本元で、他のソフトはそれらを「真似た」互換製品になるからです。
歴史的なシェア率から言っても、こちらと互換しないと「仕事にならない」といえる「ビジネス界の標準ソフト」です。
なお、どの大学のリテラシー講義でも、必ずこのソフトの使い方は教えます。
Atlasも、過去には大学で教えたことがあります。
ビジネスでは「他人とファイルのやり取り」をするため、この2つのソフトを使いこなせることが「社会人としてのマスト」と言っても良いでしょう。
【2024年発売】B0DFNMVW28
2・Microsoft Office Home 2024 (最新 永続版)
¥31,023 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
・ワード(ワープロ)
・エクセル(表計算)
・パワーポイント(プレゼン)
・ワンノート(高機能メモ)
Office Home 2024は、永続版ライセンスの下位構成です。
構成ソフトは、表計算ソフト(Excel 2024)、ワープロソフト(Word 2024)、プレゼンソフト(PowerPoint 2024)の、「基本3点セット」です。
上位版と違い、Outlookは未付属です。
それに、単品販売のないメモ・ノートソフト(OneNote 2024)がある構成です。
つまり、ソフトが1本少ないかわりに、少し安いという構成です。
ライセンス数は、こちらも、1人での個人利用に限り、最大2台まで利用可能です。
同じく、MacとWindowsで使えるクロスライセンスです。
認証方法は、オンラインです。
アクティベーション式でかなり厳格な認証をなしています。
ライセンス番号とネットワークを紐つけて監視しており3台目はインストールできません。
また、別のパソコンに再インストールの場合も再認証が必要になります。
商用利用は、旧バージョンだと、このライセンスは不可でした。
しかし、今回は、商用利用権は、こちらにもあるので、問題ないです。
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結論的にいえば、新社会人、新大学生が「初めて」買う場合、こちらでも大きな問題はないように思います。
実際、メール・スケジュール管理ソフト(Outlook 2024 )は、企業や大学だと、企業内(学内)システムに組み込まれている場合が増えているからです。
実際、ワードで社内文書(提出レポート)をつくり、エクセルで、データの表計算をし、パワーポイントで、プレゼンできれば、たいていは「問題ない」でしょう。
むろん、引退したシニア世代で「もうワープロだけでよい」という場合は、先述の単品ソフトで構いません。
1-4・Officeアカデミック版(学生版)について
つづいて、アカデミック版についてです。
現バージョンで、アカデミック版(Microsoft Office Academic 2021 for Mac)の展開はないです。
あとから出る可能性は、今回は大学生協による特別なアナウンスもなかったので、Atlasの感触だと、今回はないように思います。
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結論的にいえば、おそらく廃止でしょう。
出るようならば、加筆しますが、見込みは薄いと感じます。
このほか、アップグレード版の類も、数世代前から廃止になっています。
1-4・サブスク版Office365 の紹介
つづいて、サブスク版のOffice 365にの解説です。
ここまでみたものと違い1年ごとの契約更新が必要です。
ただ、後述するような「独自特典」があるほか、ライセンス数の部分の融通性が良いのが注目点です。
【1ユーザー・Mac/Win計5台で利用可】
【1年版】
3・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥13,410 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
4・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥14,900 マイクロソフト直販 (10/30執筆時)
【15ヶ月版】(同時購入限定)
5・Microsoft Office 365 Personal (15ヶ月版)
¥16,931 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
【1ヶ月版】
6・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥1,490 マイクロソフト直販 (10/30執筆時)
(プライム会員限定)
7・Microsoft Office 365 Personal 1ヶ月更新版)
¥1,415 (初月無料) Amazon.co.jp (10/30執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
アクセス(データベース作成)(Win専用)
Microsoft Office 365 Personalは、個人契約向けのサブスクリプション版だと、最も「売れている」構成です。
契約期間は、複数の選択肢があります。
はじめに、順番に「お買得度」を検証していきます。
第1に、1年版です。
価格が最も「お得」なのは、基本的に、1年版です。
また、直接Microsoftで契約するより、Amazonでは少し「安売り」しています。
なお、既に契約している場合も(自動更新せず)Amazonでライセンスを買う方が安いとも言えます。契約期間(1年)終了後、Microsoftまかせの自動更新する場合、上で示した(少し高めの)価格だからです。
基本的に、自動更新せず、1年ごと定期的にAmazonほかでライセンス額を調べ、安いようならば購入し、契約期限を延長していくのが良いでしょう。
なお、最近のサブスクはたいがいそうですが、Microsoftも、既存の契約期間が終わる前に、新しく店で買ったライセンスキーを入力しての「重ねがけ(延長)」は可能です。
あらためて、ユーザー登録するような手間はないです。ライセンスカードを、(契約期間間際あたりに)1年ごとに忘れずに買っていく場合、自動更新をするよりも、年間10%ほど安上がりです。
第2に、15ヶ月版です。
Amazonで選べる、15ヶ月版(1年間+3ヶ月無料特典)です。
ただし特定の製品(パソコンなど)とのセット購入に限られます。
同時購入の場合、リンク先にあるプロモーションで、割引価格が表示されます。
計算して、1年版より安くなりそうならば、選択しても良いでしょう。
第3に、1ヶ月版です。
ようする、月極ののサブスク契約です。
Microsoft直販とAmazonのプライム会員限定のサブスクで選べます。
Amazonの場合、初月無料(無料体験)で、1ヶ月後から1月ごとに1,415円です(執筆時)
ようするに、初年度は、1年目は1年で15,655円、2年目からは、16,980円です。
Amazonだとマイクロソフトの月額正規価格より5%安い価格です。
しかし、1年契約とするとやはり割高です。
とはいえ、例えば、事情で、短期間だけオフィスサービスが必要な場合、あるいは、互換Officeを使っているが、少し試したいなどの際は、良い部分があります。
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結論的にいえば、後ほど見る他の契約形態も層ですが、Office 365の場合、1年契約のAmazon版が、ほぼ全ての時期において、最安です。
それを基準に、必要な時期に値段を比べると良いでしょう。
・Microsoft Excel 2024
・Microsoft Word 2024
・Microsoft PowerPoint 2024
・Microsoft Outlook 2024
¥18,871〜 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
構成ソフトは、単品販売のあるものは、5種つ替えます。
つまり、表計算ソフト(Excel 2024)、ワープロソフト(Word 2024)、プレゼンソフト(PowerPoint 2024)、メール・スケジュール管理ソフト(Outlook 2024 )です。
・Microsoft Access 2024
¥18,871 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
正確には、データベースソフト(Access 2024)も使えます。
ただ、Windows専用ソフトなので、Mac(だけ)ユーザーには(損ではないですが)無意味です。
おまけソフトは、先述のメモ書きソフト(OneNote 2024)ほか、AIによる文章校正などができるMicrosoft Editor(有料版)の使用権が付きます。
Macでも、ブラウザのCrhrome(のアドオン)で使えます。
そのほか、動画編集用のClipChamp(有料版)も付きますが、こちらは、Windows専用です。
ストレージは、サブスク版独自の特典です。
同社のクラウドストレージとなるOneDriveが1TB分、利用できます。
同種のサービスを買う場合、例えば、iCloudは(1TBの刻みがないですが)200GBで、月額400円、2TBで、月額1,300円です。
DropBoxなども、年間1万円以上の利用料金を課しています。
それを考えれば、Microsoft Office 365 は、「1年間のオンラインストレージ利用権」におまけで「Officeソフトが付いている」とも言えます。
オンラインストレージを利用している方は、Microsoft Office 365 が良いかもしれません。
使い方は、簡単です。
Windowsはもちろん、Mac OSでも、同じように使えます。
基本的に、保存したいファイルをドラックアンドドロップするだけです。フォルダ上のファイルを上書き保存れば、自動更新(同期)もできます。設定フォルダーの自動的な同期も可能です。
このほか、オンライン通話(Skype)の60分無料利用権も付属です。
インストール可能台数は、無制限です。
クロスライセンスなので、Macでも、WindowsでもOKです。
1ユーザー限定で、同時使用(サインインできる台数)は5台までです。
先述のように、ユーザーアカウントと各ソフト、あるいはクラウドサービスは密接に結びつくので、家族でもアカウントを共有するのは不適格です。
その上で、タブレット・スマホ用のOffice 365も有料版として使えます。ここは、永続版にない「おまけ」ですのでわりと大きいでしょう。
注意点は、あくまで「個人用(personal)」ということです。
「家庭用(home)」の名を冠していないことから分かるように、Office 365 Personal は、ユーザーIDに紐付くライセンスとなるので、家族での共用はできません。
商用利用は、むろんOKです。
セキュリティ更新期限は、(むろん)ないです。
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以上、Microsoft Office 365 Personal の紹介でした。
Macで利用する場合、Accessほか、一部ソフトが使えないのは損には思いますが、それでも、豪華な、ストレージ特典を含めて、永続版にはない見どころもあります。
契約は1年契約がお得で、先述のように、Amazonで買うのがお得な場合が多いです。2年目以降も、契約更新期限の前に、ライセンスを買って、契約期間を「延長する」のが、最もコスパが良いと言えます。
ただし、永続版Office 2024とのコスパは比較した方がよいでしょう。どちらがお得かは、最後の「結論」で、費用を比べます。
【6ユーザー・Mac/Win5台(計30台)で利用可】
【1年版】B0B5KJ3FXV
8・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥18,900 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
9・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥21,000 マイクロソフト直販 (10/30執筆時)
【15ヶ月版】
10・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥23,864 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
【1ヶ月版】
11・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥2,100 マイクロソフト直販 (10/30執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
アクセス(データベース作成)(Win専用)
Microsoft Office 365 Familyは、名前通り、家族のいるご家庭に向く契約形態です。
契約期間は、1つ上の「パーソナル」と同じで、3種類です。
同じ説明になるので繰り返しませんが、1年版のAmazonモデルが、初回に買う場合、あるいは、2年目に契約を延長する場合も、お買得と言えます。
・Microsoft Excel 2024
・Microsoft Word 2024
・Microsoft PowerPoint 2024
・Microsoft Outlook 2024
¥18,871〜 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
構成ソフトも下位機と同じです。
つまり、有料ソフトとして、表計算ソフト(Excel 2024)、ワープロソフト(Word 2024)、プレゼンソフト(PowerPoint 2024)、メール・スケジュール管理ソフト(Outlook 2024 )です。
こちらも、データベースソフト(Access 2024)は、Windows専用です。
それを除いても、永続版を単品で買う場合、1本あたりで約1.9万円×4本になりますので、サブスクの価値は、やはり高いです。
むろん、単品販売のないメモ・ノートソフト(OneNote 2024)も付属です。
インストール可能台数は、無制限です。
利用人数は、最大6人です。
つまり、本人とそれ以外の5人の家族というかなり手厚いライセンスです。
ライセンスは代表者が持ち、代表者が家族にメールなどでリンクを使って「招待」する形で、他の5人が利用できるようになります。
同時使用は、共有相手を含めて、1人5台までです(合計最大30台)です。
利用の上では、「パーソナル版×6人分」と考えて問題ないです。
利用条件は、「家族」です。
これは、例えば「三親等以内」など、日本の法的な意味ではないです。「Microsoft Family」という同社のサービスへの登録メンバーと理解した方が分かりやすいです。
Microsoft Familyは、Microsoft Family Safetyという同社のサービスの登録メンバーになります。
こちらは、家族での予定共有、ペアレンタルコントロール、位置情報の共有(子供の安全管理)など、家族に便利なサービスアプリです。
詳しくは、【同社の説明サイト】で紹介されています。
このサービスを使ってもらう目的もあり、「Microsoft Family」は、家族用を少し割安にしている部分があります。
よくあるサブスクと違いこうしたサービスの利用料は「不要(Office部分に込み)」なので、使わずとも損はないです。
商用利用権は、こちらもありです。
あとの部分は、先ほどの機種と同じです。1TBのOneDriveの利用権ですも
付帯サービスは、こちらも1TBのOneDriveの利用権です。
家族で分けるのではなく、1TB×6人分です。
プライバシーの問題にもならない仕様です。
あとは、変わりません。Skypeの利用権も付きます。
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結論的にいえば、家族2人以上で利用するならば、Macでも、ありとあらゆるライセンス形態と比べても、最も安い契約形態でしょう。
もちろん、「職場で家族になる」みたいな使い方はやってはいけません。登録者は、他の登録メンバーになれない仕組ですし、アカウントはマイクロソフトが管理するわけですし、「二重生活」は実際にも無理です。
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なお、定額制Office365 Personalと、年払いのOffice 366の総コストの違いについては、詳しい別記事を書いています。
コスト面で細かく比較して考えたい方は、このブログの、上記のリンク記事をご覧ください。
今回の結論
Macユーザは、Office 2024をこのように買うのがおすすめ!
というわけで、今回は、マイクロソフトのOffice 2021 for Macについて紹介しました。
最後に、いつものように、目的別・用途別に、Atlasのオススメ購入方法を書いておきます。
第1に、家族2人以上でラインセンスを共用できる場合、おすすめといえるのは、
【6ユーザー・Mac/Win5台(計30台)で利用可】
4・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥18,900 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
アクセス(データベース作成)(Win専用)
ライセンス数 同時5台×6人
ソフト構成 ★★★★★
付帯サービス ★★★★★
お買得度 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
Microsoft Office 365 Familyでしょう
永久ライセンスのOffice2024を含めて、家族2人以上で共用する場合は、Macでも、Windowsでもですが、現状ではこれ以上「お得」になる構成はないです。
家族全員が、同時に5台まで利用できるライセンスがあるのに加えて、全員がそれぞれもてる1TBのストレージ利用権、永続版にはない、スマホ・タブレット版の利用権など、現状ではこれ以上に家族向けの構成はないでしょう。
商用利用も、先述のように、この契約形態で、問題ないです。
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なお、同社のサブスクリプション系の契約形態は、ビジネス用を含めて、以上の別記事でも書いています。
なお、Office 365の場合、次年度からMicrosoftで定期自動更新するより、次年度も(Amazonなどで)ライセンスを継ぎ足す方が、圧倒的に安いという仕組みです。
その部分を含めて、興味のある方は、上の記事もご覧ください。
第2に、基本のOfficeソフトだけで足りる方で、できるだけ安く使いたい方は、
2・Microsoft Office Home 2024 (最新 永続版)
¥31,023 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
・ワード(ワープロ)
・エクセル(表計算)
・パワーポイント(プレゼン)
・ワンノート(高機能メモ)
ライセンス数 1人・同時2台
ソフト構成 ★★★☆☆
付帯サービス ★★★☆☆
お買得度 ★★★★★★
総合評価 ★★★★☆
Office Home 2024でしょう。
基本の3ソフトだけつ買いたいだけならば、これでOKです。
先述のように、この製品の更新期限は2029年10月(5年後)です。
そこまで粘って使うとすると、(価格を5年で割り算して)年額6000円強という計算なので、サブスク版となる、Office 365と比べても、それなりにお買得感があります。
ただ、次の永続版が出るのは、通例からすれば(おそらく)3年後の2027年(Office Home 2027)です。その時点で、最新のOfficeに更新したい場合でも、(価格を3年で割り算して)年間10,000円です。
Office 365を契約するより多少安めですし、「買い切り」ですから、今後、利用料金が上がることがない点でも、現時点では、値段重視で、かつ、基本ソフト意外利用する必要が無いならば、選ぶ意味は「ある」と言えます。
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【上位構成】
1・Microsoft Office Home & Business 2024 (最新 永続版)
¥39,582〜 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
・ワード(ワープロ)
・エクセル(表計算)
・アウトルック(スケジュール管理)
・パワーポイント(プレゼン)
・ワンノート(高機能メモ)
ライセンス数 1人・同時2台
ソフト構成 ★★★★☆
付帯サービス ★★★☆☆
お買得度 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
一方、Macユーザーだとあまり多くないでしょうが、Outlook 2024が使いたい場合は、上位版を選ばざるを得ないです。
その場合、同じ計算式で、セキュリティ更新期限の5年使うとして年額8000円前後です。
ただ、次期Officeソフトが出るだろう3年使うだけならば、13000円前後です。
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【1ユーザー・同時5台のPC/Mac】
3・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥13,410 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
アクセス(データベース作成)(Win専用)
ライセンス数 1人・同時5台
ソフト構成 ★★★★★
付帯サービス ★★★★★
お買得度 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
そのため、サブスクリプションで、1年ごと、Microsoft Office 365 Personalを、3年使うのと、そう大きな差はないといえます。
むろん、年間利用量が今後値上がりするリスクはありますが、スマホ・タブレット版の利用権、あるいは、1TBのストレージ利用権など、おまけの部分が結構「大きい」ことをふまえると、損にはならないでしょう。
実際、Microsoftは、(Adobeのように)サブスク制に完全に移行したいが、Officeは完全にインフラ化しているので、それは(なかなか)できないようです。
そのため、Office 365は、(定期更新の定額より)Amazonなどで戦略的に安めに売っているようにも思うので、更新が面倒と思わないならば、この方式で良いように思います。
ーー
なお 先述のように、定額制Officeの話は、この記事ではなく、以上の記事がメインです。
記事の内容は重複する部分が多いですが、ビジネス用などを含めて比較していますので、興味のある方は、後ほどご覧ください。
補足1:MacでWindows版Officeを利用する方法
というわけで今回は、Office 2021 for Macの選び方についてした。
最後に「補足」として、WindowsのOfficeソフトに関する補足です。
・Microsoft Access 2024
¥18,871 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
Windowsからの乗り換えユーザーで、たとえば、Microsoft Accessなども使っているために、どうしてもWindows用Officeが使えないと困るという方もいるでしょう。
また、操作が慣れているWindows版のOfficeがオフラインでどうしても使いたいという方もいると思います。
その場合、MacでもWindowsソフトを手軽に動かす方法があります。
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【2024年発売】
・Parallels Desktop 20 for Mac
¥14,000 Amazon.co.jp (10/30執筆時)
Parallels Desktopというエミュレーションソフトを利用すると、MacのOS上でMacのアプリケーションを操作しているかのように、Windows版Officeを操作することができます。
もちろん、周辺機器を使って、印刷やデータの保存も普通に可能です。Officeソフト以外にも、ゲームでも何でもWindowsソフトを動かせます。
必要なのは、Officeソフトのほか、このエミュレーターソフトと、Windows系のOSです。もし興味のある方は【Paralles Desktopの比較記事】で紹介しましたので、よろしければご覧ください。
Atlasも年に1回、どうしてもMacだと罫線がずれる官公庁のワード書式の申請書があるため、仕方なしにこちらを年に1度だけ使っています・・・。
補足2:Macの古いOSでWindows版Officeを利用する方法
Officeの場合、新機能とセキュリティ更新は、その年の最新のMacOSと、それ以外の過去2バージョンのみフォローですので、対応状況は年々変わります。
例えば、2021年登場のMac OS 12は、2023年末までのフォロー、Mac OS 13は、2024年末までのフォローです。
普通のユーザーの場合、MacはOSの更新が無償なので、アップグレードすればOKです。
ただ、ソフトや周辺機器の事情でそれが難しい場合も、過去バージョンならば、(セキュリティ更新期限はともかくとして)Office365では、仕組み上利用可能です。
例えば、Macでは32bitアプリ対応の最後の世代だったMac OS X 10.14 は、使わざるを得ない方は、少数いると思います。
このOSは、2018年登場でした。そのため、2021年10月12日の更新データまでは更新可能でした。しかし、2022 年11月16 日のアップデート(16.55)から更新できなくなりました。
ただ、【MicrosoftのMac用Office365の過去バージョンのダウンロードサイト】で、対応の最終バージョンを落せば、インストール自体はできます。10.14の場合は先述のように、ver. 16.54です。
ニッチな情報ですが、一応残しました。
補足3:Apple製品関連記事について
そのほか、このブログには、Appleのパソコンやタブレットについて以下のような記事もあります。
1・Macbook Air Macbook Proの比較
2・iMacの比較
3・Mac miniの比較
4・Mac向きのディスプレイの比較
5・Mac向きのキーボードの比較
6・Mac向きのプリンターの比較
7・Mac向きのDVD・BLドライブの比較
8・Mac用のテレビチューナーの比較
興味のある方は、これらの記事もご覧ください。
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最後になりますが、今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。