【今回レビューする内容】2025年 MacユーザーのためのMicrosoft Office 2024の選び方・買い方の解説:構成ソフト・ライセンス数・アクティベーション・インストール可能台数の違いなど:Microsoft 365やMicrosoft Office for Mac 2021との違いなどの説明・アカデミック版・学生版について
【比較する製品型番】Microsoft Office Home & Business 2024 (最新 永続版) B0DFNW466C Mac対応Microsoft Excel 2024 Word 2024 PowerPoint 2024 Outlook 2024 Microsoft Office Home 2024 (最新 永続版) B0DFNMVW28 Microsoft Microsoft 365 Personal (1年版) B00O2TXF8O Microsoft Microsoft 365 Family (1年版) B0B5KJ3FXV
今回のお題
Macユーザーが、Office2024をお得に購入できるおすすめの方法は?
どもAtlasです。
今日は、2025年5月現在、最新のMicrosoft Office 2024の選び方をMacユーザー向けに紹介します。
2024年10月に3年ぶりに新しいOffice 2024が登場した上で、2025年1月に、サブスク版のMicrosoft 365のライセンス料の大幅な値上げもあったので、加筆しました。
記事では、各機のライセンス数や商用利用権などに注目しながら、(現状で)Macユーザーは、どのように購入するのがお買得なのかか、改めてまとめてみました。
1・Mac用 Officeソフトの比較記事
1-1:Office 2024 の新機軸
1-2:Microsoft Office 2024 通常版
1-3:Microsoft Office 2024 アカデミック版
1-4:Microsoft Microsoft 365 個人版・ファミリー版
1-5:最終的なおすすめの提案【結論】
記事は、新しいOffice 2024の変更点を解説した後、永続版のOffice 2024(永続版)、サブスク版(1年版)のMicrosoft Microsoft 365の順番で、純正Officeソフトの「選び方の基本」を説明していきます。
ライセンス数 1人・同時5台
ソフト構成 ★★★★★
付帯サービス ★★★★★
お買得度 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を、いくつか、提案していきます。
よろしくお願いします。
1-1・新しいOffice2024の新機軸
はじめに、Office 2021と比べて、Office 2024の進化したポイントの説明からです。
これについては、Microsoftが公式にまとめています(こちら)
ご利用のソフトによりますが、例えばエクセル(表計算)では、IMAGE 関数を含む、新しい関数の対応や、ブックの高速化・安定化などです。
ワード(ワープロ)は、ファイルの自動回復の仕様変更や、テーマの追加、パワーポイント(プレゼン)を事前にビデオ化する際の、使い勝手の改良などです。
正直、すでに完成の域のソフトなので、新機能に注目する場合、ここ3年間で、さほどの動きはない印象です。
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ただし、同社はセキュリティアップデートの提供は、発売後5年に限定しています。
使い続ける場合、2026年で10月で終わりです。
あと数年で(いずれにしても)更新は迫られるという部分が注意点と言えます。
1-2・Microsoft Office 2024(通常版)
はじめに、永続版ライセンスである、Microsoft Office 2024のラインナップの確認の確認からです。
なお、あらかじめお断りしておくと、ライセンス形態や、構成ソフトが2024年版から大きく変わり、「Mac版ライセンス」という形態は、廃止になりました。
すべて、Windowsとのクロスライセンスになったので、Macだけで使う場合、実質的に「ちょい値上げ」になっている部分があります。
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なお、以下では、いつものように、Atlasのおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。
【2024年発売】B0DFNW466C
1・Microsoft Office Home & Business 2024 (最新 永続版)
¥39,582 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
・ワード(ワープロ)
・エクセル(表計算)
・アウトルック(スケジュール管理)
・パワーポイント(プレゼン)
・ワンノート(高機能メモ)
Office Home & Business 2024は、永続版(=無期限の永久ライセンス)だと、現行製品で最も多機能になるライセンスです。
・Microsoft Excel 2024
・Microsoft Word 2024
・Microsoft PowerPoint 2024
・Microsoft Outlook 2024
¥20,336〜 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
構成ソフトは、表計算ソフト(Excel 2024)、ワープロソフト(Word 2024)、プレゼンソフト(PowerPoint 2024)、メール・スケジュール管理ソフト(Outlook 2024 )です。
これに、単品販売のないメモ・ノートソフト(OneNote 2024)という、ちょっとした「おまけ」も付きます。いずれのソフト、Macでも利用できます。
4本の有料ソフトは、単品で買えば7.5万を超えます。
その点で言えば、Office Home & Business 2024の「割引率」は結構大きいです。
【2024年発売】
・Parallels Desktop 20 for Mac
¥12,573 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
ライセンス数は、1人での個人利用に限り、最大2台まで利用可能です。
クロスライセンスなので、WindowsとMacと1台ずつでも構いません。
Macの場合、Parallelsのような仮想化ソフトで、Windows 11を動かしている場合でも、別ライセンスなので、2台まであるのは「嬉しい」部分でしょう。
なお、家族での分けることは不可です。
Microsoftの場合、クラウドサービスとアカウントの結びつきが強いので、実際やるとしても、プライバシー部分などで、相当不便だからです。
セキュリティ・品質更新プログラム期限は、永続版の場合、発売から5年です。
まだまだ先ながら、2029年10月までが、サポート期限です。
ここは、あとでみるサブスクリプション版との違いです。
各ソフトの機能性は、もちろん良いです。
Officeソフトは、Microsoft Officeが(あくまで)本元で、他のソフトはそれらを「真似た」互換製品になるからです。
歴史的なシェア率から言っても、こちらと互換しないと「仕事にならない」といえる「ビジネス界の標準ソフト」です。
なお、どの大学のリテラシー講義でも、必ずこのソフトの使い方は教えます。
Atlasも、過去には大学で教えたことがあります。
ビジネスでは「他人とファイルのやり取り」をするため、この2つのソフトを使いこなせることが「社会人としてのマスト」と言っても良いでしょう。
【2024年発売】B0DFNMVW28
2・Microsoft Office Home 2024 (最新 永続版)
¥31,023 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
・ワード(ワープロ)
・エクセル(表計算)
・パワーポイント(プレゼン)
・ワンノート(高機能メモ)
Office Home 2024は、永続版ライセンスの下位構成です。
構成ソフトは、表計算ソフト(Excel 2024)、ワープロソフト(Word 2024)、プレゼンソフト(PowerPoint 2024)の、「基本3点セット」です。
上位版と違い、Outlookは未付属です。
それに、単品販売のないメモ・ノートソフト(OneNote 2024)がある構成です。
つまり、ソフトが1本少ないかわりに、少し安いという構成です。
ライセンス数は、こちらも、1人での個人利用に限り、最大2台まで利用可能です。
同じく、MacとWindowsで使えるクロスライセンスです。
認証方法は、オンラインです。
アクティベーション式でかなり厳格な認証をなしています。
ライセンス番号とネットワークを紐つけて監視しており3台目はインストールできません。
また、別のパソコンに再インストールの場合も再認証が必要になります。
商用利用は、旧バージョンだと、このライセンスは不可でした。
しかし、今回は、商用利用権は、こちらにもあるので、問題ないです。
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結論的にいえば、新社会人、新大学生が「初めて」買う場合、こちらでも大きな問題はないように思います。
実際、メール・スケジュール管理ソフト(Outlook 2024 )は、企業や大学だと、企業内(学内)システムに組み込まれている場合が増えているからです。
実際、ワードで社内文書(提出レポート)をつくり、エクセルで、データの表計算をし、パワーポイントで、プレゼンできれば、たいていは「問題ない」でしょう。
むろん、引退したシニア世代で「もうワープロだけでよい」という場合は、先述の単品ソフトで構いません。
1-3・Officeアカデミック版(学生版)について
つづいて、アカデミック版についてです。
現バージョンで、アカデミック版(Microsoft Office Academic 2021 for Mac)の展開はないです。
あとから出る可能性は、今回は大学生協による特別なアナウンスもなかったので、Atlasの感触だと、今回はないように思います。
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結論的にいえば、おそらく廃止でしょう。
出るようならば、加筆しますが、見込みは薄いと感じます。
このほか、アップグレード版の類も、数世代前から廃止になっています。
1-4・サブスク版Microsoft 365 の紹介
つづいて、サブスク版のMicrosoft 365にの解説です。
ここまでみたものと違い1年ごとの契約更新が必要です。
ただ、後述するような「独自特典」があるほか、ライセンス数の部分の融通性が良いのが注目点です。
【1ユーザー・Mac/Win計5台で利用可】
【1年版(買い切り)】
3・Microsoft 365 Personal (1年版)
¥21,300 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
【自動更新 1年版】(クーポンあり)
4・Microsoft 365 Personal
¥18,744 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
4・Microsoft 365 Personal (1年版)
¥21,300 マイクロソフト直販 (5/21執筆時)
【自動更新 1ヶ月版】
5・Microsoft 365 Personal (1年版)
¥2,130 マイクロソフト直販 (5/21執筆時)
5・Microsoft 365 Personal (1年版)
¥2,023 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
アクセス(データベース作成)(Win専用)
Microsoft Microsoft 365 Personalは、個人契約向けのサブスクリプション版だと、最も「売れている」構成です。
契約期間は、複数の選択肢があります。
はじめに、順番に「お買得度」を検証していきます。
第1に、1年版(買い切り)です。
最も分かりやすい購入法です。
価格は、普段は、マイクロソフトの自動更新(1年)と同じです。
ただ、Amazonのポイントが付く部分でわずかにお得です。
一方、セール期間(ブラックフライデー、プライム感謝祭など)の場合は、さらに割り引く場合も(まれに)あります。
ライセンス登録方法は、簡単です。
新規登録者は手順に沿って登録するだけです。
すでにMicrosoft アカウントをお持ちの方も、マイクロソフトでユーザー登録するような手間はないです。
既存ライセンス有効期限の「重ねがけ」での延長となるので、ライセンス重複機間が生じるなどの無駄もないです。
ーーー
第2に、1年版(自動更新)です。
価格は(初年度は)安いが、手続きがやや複雑という購入法です。
価格は、ふだん購入する場合、最も「安い」パターンといえます。
Amazonの場合、初年度契約については、マイクロソフトで正規価格より、10%ほど安いです。
その上で、ページ内クーポンが出ている時期があり、併用する場合、さらに安いです。
ただし、Amazonのプライム会員価格ですので、購入時に会員である必要はあります。また、2年目からは平常価格での更新です。
ライセンスは、契約期間中、マイクロソフトからAmazonのサブスクとしての管理に移行します。
つまり、自動更新の停止を含めた手続きは、Amazonのサブスク画面で行います。
Officeサイトでの契約延長や切替などは、契約期間中はできず、マイクロソフトのサイトで手続きをしようとすると、Amazonに「飛び」ます。
既存ライセンスの延長は、この契約方法でも可能です。
Microsoft アカウントに紐付いたOfficeライセンスにまだ、残りの契約期間がある場合も、付け足しができます。契約後、しばらくすると反映する仕組みのようです。
なされない場合も、正規の購入法なので、マイクロソフトに問い合わせれば処理してくれるでしょう。
今後のライセンス延長は、(止めない限り)自動更新です。
ただ、サブスク更新の停止は、いつでも簡単にできます
一方、Amazonなどのセール時に「より安い」買い切りの1年版を買いたい場合は、注意が必要です。
先述のように、1年自動更新版は、Amazon側のサブスク管理です。そのため、買い切りライセンスの「登録ID」の追加入力ができない仕様だからです。
追加したい場合、Amazon側でサブスクで自動更新(1年間契約が終わった後)終了するように設定し、契約終了後、Officeライセンスの管理がマイクロソフト側の管理に戻った段階で「IDを入力」して「更新」となります。
買い切りライセンスは、「IDの有効起源」は今のところないので、この方法で問題ないですし、契約が切れた状態でも、一定期間、マイクロソフト側のOfficeデータは残るので、作業にも支障は出ないでしょう。
ライセンス契約は、自身のプライム会員に紐付くものです。
そのため、会員でないとお得な価格で更新できないだろうこと、安い時期に、2個同じライセンスを買っても「2年以上の契約」にはできない点、が注意点です。
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結論的にいえば、(とりあえず)1年間「安く」使いたい場合の選択肢です。
1年以降は自由に解約はできるので、期間を終えた後は、サブスク期間を終えた日に、マイクロソフト側でIDを入れることが面倒に思わないならば、(今期はサブスクを買っても)問題ないでしょう。
また、期近の「セール」で買い切りライセンスが安かった場合、買っておいて、ライセンスキーをその時入力すれば「完璧」でしょう。
なお、Amazonのプライム会員は年会費がかかります。
ただ、基本送料が無料になるほか、映画や音楽などのコンテンツの視聴権など、相当充実した「おまけ」がつきます。
現在キャンペーン中の【Amazonプライム会員】の「30日間の無料体験登録」を利用してためすのも良いでしょう。
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第3に、1ヶ月版です。
ようする、月極ののサブスク契約です。
Microsoft直販とAmazonのプライム会員限定のサブスクで選べます。
Amazonの場合、初月無料(無料体験)で、1ヶ月後から1月ごとに2,023円です(執筆時)
ようするに、初年度は、1年目は1年で22,253円、2年目からは、24,276円です。
Amazonだとマイクロソフトの月額正規価格より5%安い価格です。
しかし、もとから1年契約する場合と比べると、やはり割高です。
とはいえ、例えば、事情で、短期間だけオフィスサービスが必要な場合、あるいは、互換Officeを使っているが、少し試したいなどの際は、良い部分があります。
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結論的にいえば、後ほど見る他の契約形態も層ですが、Microsoft 365の場合、1年契約のAmazon版が、ほぼ全ての時期において、最安です。
それを基準に、必要な時期に値段を比べると良いでしょう。
・Microsoft Excel 2024
・Microsoft Word 2024
・Microsoft PowerPoint 2024
・Microsoft Outlook 2024
¥18,871〜 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
構成ソフトは、単品販売のあるものは、5種つ替えます。
つまり、表計算ソフト(Excel 2024)、ワープロソフト(Word 2024)、プレゼンソフト(PowerPoint 2024)、メール・スケジュール管理ソフト(Outlook 2024 )です。
・Microsoft Access 2024
¥18,718 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
正確には、データベースソフト(Access 2024)も使えます。
ただ、Windows専用ソフトなので、Mac(だけ)ユーザーには(損ではないですが)無意味です。
おまけソフトは、先述のメモ書きソフト(OneNote 2024)ほか、AIによる文章校正などができるMicrosoft Editor(有料版)の使用権が付きます。
Macでも、ブラウザのCrhrome(のアドオン)で使えます。
そのほか、動画編集用のClipChamp(有料版)も付きますが、こちらは、Windows専用です。
ストレージは、サブスク版独自の特典です。
同社のクラウドストレージとなるOneDriveが1TB分、利用できます。
同種のサービスを買う場合、例えば、iCloudは(1TBの刻みがないですが)200GBで、月額400円、2TBで、月額1,300円です。
DropBoxなども、年間1万円以上の利用料金を課しています。
それを考えれば、Microsoft Microsoft 365 は、「1年間のオンラインストレージ利用権」におまけで「Officeソフトが付いている」とも言えます。
オンラインストレージを利用している方は、Microsoft Microsoft 365 が良いかもしれません。
使い方は、簡単です。
Windowsはもちろん、Mac OSでも、同じように使えます。
基本的に、保存したいファイルをドラックアンドドロップするだけです。フォルダ上のファイルを上書き保存れば、自動更新(同期)もできます。設定フォルダーの自動的な同期も可能です。
インストール可能台数は、無制限です。
クロスライセンスなので、Macでも、WindowsでもOKです。
1ユーザー限定で、同時使用(サインインできる台数)は5台までです。
先述のように、ユーザーアカウントと各ソフト、あるいはクラウドサービスは密接に結びつくので、家族でもアカウントを共有するのは不適格です。
その上で、タブレット・スマホ用のMicrosoft 365も有料版として使えます。ここは、永続版にない「おまけ」ですのでわりと大きいでしょう。
注意点は、あくまで「個人用(personal)」ということです。
「家庭用(home)」の名を冠していないことから分かるように、Microsoft 365 Personal は、ユーザーIDに紐付くライセンスとなるので、家族での共用はできません。
商用利用も、OKです。
セキュリティ更新期限は、(むろん)ないです。
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以上、Microsoft 365 Personal の紹介でした。
Macで利用する場合、Accessほか、一部ソフトが使えないのは損には思いますが、それでも、豪華な、ストレージ特典を含めて、永続版にはない見どころもあります。
契約は、最初の1年はAmazonで買う1年契約(自動更新)がお得です。
2年目以降に備えて、セール時期などに「安い」買い切り版を探しておき、期限終了後に、そのIDを入力して使うのが、今のところ「最安」でしょう。
ただし、永続版Office 2024とのコスパは比較した方がよいでしょう。どちらがお得かは、最後の「結論」で、費用を比べます。
【6ユーザー・Mac/Win5台(計30台)で利用可】
【1年版(買い切り)】
6・Microsoft 365 Family (1年版)
¥27,400 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
6・Microsoft 365 Family (1年版)
¥27,400 マイクロソフト直販 (5/21執筆時)
【自動更新 1年版】(クーポンあり)
7・Microsoft 365 Family (1年版)
¥24,112 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
【1ヶ月版】
8・Microsoft 365 Family (1年版)
¥2,740 マイクロソフト直販 (5/21執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
アクセス(データベース作成)(Win専用)
Microsoft Microsoft 365 Familyは、名前通り、家族のいるご家庭に向く契約形態です。
契約期間は、1つ上の「パーソナル」と同じで、基本となるのは3種類です。
同じ説明になるので詳しくは繰り返しません。
簡単に言えば、プライム会員に限りますが、1年版(自動更新)のAmazonモデルが、初めて買う場合、あるいは、ライセンス延長を考えている場合、お買得と言えます。
ページ内クーポンが出ていて追加割引の時期もあるので、そこも見てください。
一方、特別なセール時には、買い切り版が安い場合もあります。
・Microsoft Excel 2024
・Microsoft Word 2024
・Microsoft PowerPoint 2024
・Microsoft Outlook 2024
¥20,336〜 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
構成ソフトも下位機と同じです。
つまり、有料ソフトとして、表計算ソフト(Excel 2024)、ワープロソフト(Word 2024)、プレゼンソフト(PowerPoint 2024)、メール・スケジュール管理ソフト(Outlook 2024 )です。
・Microsoft Access 2024
¥21,133 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
こちらも、データベースソフト(Access 2024)は、Windows専用です。
それを除いても、永続版を単品で買う場合、1本あたりで約1.9万円×4本になりますので、サブスクの価値は、やはり高いです。
むろん、単品販売のないメモ・ノートソフト(OneNote 2024)も付属です。
インストール可能台数は、無制限です。
利用人数は、最大6人です。
つまり、本人とそれ以外の5人の家族というかなり手厚いライセンスです。
ライセンスは代表者が持ち、代表者が家族にメールなどでリンクを使って「招待」する形で、他の5人が利用できるようになります。
同時使用は、共有相手を含めて、1人5台までです(合計最大30台)です。
利用の上では、「パーソナル版×6人分」と考えて問題ないです。
利用条件は、「家族」です。
これは、例えば「三親等以内」など、日本の法的な意味ではないです。「Microsoft Family」という同社のサービスへの登録メンバーと理解した方が分かりやすいです。
Microsoft Familyは、Microsoft Family Safetyという同社のサービスの登録メンバーになります。
こちらは、家族での予定共有、ペアレンタルコントロール、位置情報の共有(子供の安全管理)など、家族に便利なサービスアプリです。
詳しくは、【同社の説明サイト】で紹介されています。
このサービスを使ってもらう目的もあり、「Microsoft Family」は、家族用を少し割安にしている部分があります。
よくあるサブスクと違いこうしたサービスの利用料は「不要(Office部分に込み)」なので、使わずとも損はないです。
商用利用権は、こちらもありです。
あとの部分は、先ほどの機種と同じです。1TBのOneDriveの利用権ですも
付帯サービスは、こちらも1TBのOneDriveの利用権です。
家族で分けるのではなく、1TB×6人分です。
プライバシーの問題にもならない仕様です。
あとは、変わりません。
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結論的にいえば、家族2人以上で利用するならば、Macでも、ありとあらゆるライセンス形態と比べても、最も安い契約形態でしょう。
もちろん、「職場で家族になる」みたいな使い方はやってはいけません。登録者は、他の登録メンバーになれない仕組ですし、アカウントはマイクロソフトが管理するわけですし、「二重生活」は実際にも無理です。
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なお、定額制Microsoft 365 Personalと、年払いのOffice 366の総コストの違いについては、詳しい別記事を書いています。
コスト面で細かく比較して考えたい方は、このブログの、上記のリンク記事をご覧ください。
今回の結論
Macユーザは、Office 2024をこのように買うのがおすすめ!
というわけで、今回は、Macユーザー向けのOffice 2024の選び方ついて紹介しました。
最後に、いつものように、目的別・用途別に、Atlasのオススメ購入方法を書いておきます。
第1に、家族2人以上でラインセンスを共用できる場合、おすすめといえるのは、
【6ユーザー・Mac/Win5台(計30台)で利用可】
【1年版(買い切り)】
6・Microsoft 365 Family (1年版)
¥27,400 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
6・Microsoft 365 Family (1年版)
¥27,400 マイクロソフト直販 (5/21執筆時)
【自動更新 1年版】(クーポンあり)
7・Microsoft 365 Family (1年版)
¥24,112 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
アクセス(データベース作成)(Win専用)
ライセンス数 同時5台×6人
ソフト構成 ★★★★★
付帯サービス ★★★★★
お買得度 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
Microsoft Microsoft 365 Familyでしょう。
家族3人以上で共用するならば、どのパターンでも無条件でこちらが安いです。
家族2人の共用する場合も、MacでもWindowsでもですが、この方法が永続版より「お得」に思えます。
正確に言えば、Office2024を2本買った上で、次期「Office 2027」をスルーし、Office 2025のセキュリティ期限(2029年)まで5年使うほうが、安い場合はあり得ます。
しかし、将来的なPCの買換(増設)などの不定要素もあるわけですし、2人で共用できるならば、やはりファミリーライセンスが良いように思えます。
この契約の場合、家族全員が、同時に5台まで利用できるライセンスがあるのに加えて、全員がそれぞれ持てる1TBのストレージ利用権、永続版にはない、スマホ・タブレット版の利用権など、が得られます。
永続版にはどれもないものであり、かなりお買得感があります。
商用利用も、先述のように、この契約形態で、問題ないです。
価格面では、本編で書いたように、プライム会員ならば、Amazonで買う1年版(サブスク)が、初年度はお買得です。
一方、期限のない永続版のOfficeと比べる場合、正確に言えば、2年目からの「値上げのリスク」はあります。ただ、2024年に「値上げ」したばかりですし、極端な経済変化がなければ大丈夫かと思います。
仮にあっても、付帯サービスの充実度からして、損にはならないと思います。
ーー
なお、この契約が「どうして安いと言えるのか?」もう少し詳しく知りたい方は、以上の記事で、価格面で「どちらがお得といえるか?」を、額面ベースで比べています。
興味のある方は、上の記事もご覧ください。
第2に、基本のOfficeソフトだけで足りる方で、できるだけ安く使いたい方は、
2・Microsoft Office Home 2024 (最新 永続版)
¥31,023 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
・ワード(ワープロ)
・エクセル(表計算)
・パワーポイント(プレゼン)
・ワンノート(高機能メモ)
ライセンス数 1人・同時2台
ソフト構成 ★★★☆☆
付帯サービス ★★★☆☆
お買得度 ★★★★★★
総合評価 ★★★★☆
Office Home 2024でしょう。
個人契約の場合は、現状では、こちらが最も「安上がり」です。
基本の3ソフトだけつ買いたいだけならば、これでOKです。
【1年版】
7・Microsoft 365 Personal (1年版)
¥21,300 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
個人版Microsoft 365の1年版を、Amazonで買う場合、現状で2.1万円ほどです。
節約できる金額は、Microsoft 365と比べる場合、2通りの考え方がありえます。
第1に、セキュリティ更新期限の5年間、使う場合です。
この場合、Office2024の価格を5で割って1年あたり6,000円の「使用料」といえます。
Microsoft 365を1年契約する場合と比べて、1年あたり約16,000円ほどお買得です。
第2に、次期Officeソフトが出るだろう3年間使う場合です。
この場合、Office2024の価格を3で割って1年あたり10,000円の「使用料」といえます。
Microsoft 365を1年契約する場合と比べて、1年あたり約11,000円ほどお買得です。
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結論的にいえば、ようするに、3年間使うならば、いずれれの期間で買い直すとしても、永続版のほうがだいぶ安めと考えて良いです。
その上で「買い切り」ですから、今後、利用料金が上がることがない点でも、値段重視で、かつ、基本ソフト意外利用する必要が無いならば、今だと、選ぶ意味は「ある」と言えます。
この部分をふまえると、先述のクラウドストレージなどの「おまけ」が不要ならば、永続版で良いかと思います。
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【上位構成】
1・Microsoft Office Home & Business 2024 (最新 永続版)
¥39,582 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
・ワード(ワープロ)
・エクセル(表計算)
・アウトルック(スケジュール管理)
・パワーポイント(プレゼン)
・ワンノート(高機能メモ)
ライセンス数 1人・同時2台
ソフト構成 ★★★★☆
付帯サービス ★★★☆☆
お買得度 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
一方、Macユーザーだとあまり多くないでしょうが、Outlook 2024が使いたい場合は、上位版を選ばざるを得ないです。
こちらの場合も、先ほどと同じ計算式だと、3年使うとして1年あたり12,000円前後、5年使うとして、1年あたり8,000円ほど、単年契約のMicrosoft 365を毎年買うより安いと言えます。
3年で次期「Office 2027」に更新する場合、そこまでお得感はない感じは正直あります。ただ、先ほど書いたストレージなどのおまけが確実に不要ならば、こちらでも良いかと思います。
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【1ユーザー・同時5台のPC/Mac】
【1年版(買い切り)】
7・Microsoft 365 Personal (1年版)
¥21,300 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
【自動更新 1年版】(クーポンあり)
8・Microsoft 365 Personal
¥18,744 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
アクセス(データベース作成)(Win専用)
ライセンス数 1人・同時5台
ソフト構成 ★★★★★
付帯サービス ★★★★★
お買得度 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
なお、永続版については、Officeソフトに(実用的な)新ソフトが登場するリスク、あるいは、将来的に皆さんの利用するパソコンの台数が増える可能性などは、加味していません。
そういったリスクが心配な方は、素直にAmazonでは「ちょっと安い」Microsoft 365を1年ごと買って、更新していくのが(精神衛生的にも)良いかと思います。
むろん、Microsoft 365の年間利用料が、将来また値上がりするリスクはあります。
ただ、2025年1月(記憶の限り初めての)大幅な値上がりがあったばかりなので、当分、大丈夫かなと思います。
仮に、再値上げがあっても、スマホ・タブレット版の利用権、あるいは、1TBのストレージ利用権など、おまけの部分が結構「大きい」ことをふまえると、そこまで損には感じないでしょう。
先述のように、Microsoft 365は、(定期更新の定額より)Amazonなどで戦略的に安めに売っています。更新が面倒と思わないならば、毎年、Amazonで買い増していくのが良いように思います。
契約終了前にライセンスコードを入れれば、残りの期間終了後から1年の延長になるため、無駄もないです。
ーー
なお 先述のように、定額制Officeの話は、この記事ではなく、以上の記事がメインです。
記事の内容は重複する部分が多いですが、ビジネス用などを含めて比較していますので、興味のある方は、後ほどご覧ください。
補足1:MacでWindows版Officeを利用する方法
というわけで今回は、Office 2021 for Macの選び方についてした。
最後に「補足」として、WindowsのOfficeソフトに関する補足です。
・Microsoft Access 2024
¥20,133 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
Windowsからの乗り換えユーザーで、たとえば、Microsoft Accessなども使っているために、どうしてもWindows用Officeが使えないと困るという方もいるでしょう。
また、操作が慣れているWindows版のOfficeがオフラインでどうしても使いたいという方もいると思います。
その場合、MacでもWindowsソフトを手軽に動かす方法があります。
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【2024年発売】
・Parallels Desktop 20 for Mac
¥12,573 Amazon.co.jp (5/21執筆時)
Parallels Desktopというエミュレーションソフトを利用すると、MacのOS上でMacのアプリケーションを操作しているかのように、Windows版Officeを操作することができます。
もちろん、周辺機器を使って、印刷やデータの保存も普通に可能です。Officeソフト以外にも、ゲームでも何でもWindowsソフトを動かせます。
必要なのは、Officeソフトのほか、このエミュレーターソフトと、Windows系のOSです。もし興味のある方は【Paralles Desktopの比較記事】で紹介しましたので、よろしければご覧ください。
Atlasも年に1回、どうしてもMacだと罫線がずれる官公庁のワード書式の申請書があるため、仕方なしにこちらを年に1度だけ使っています・・・。
補足2:Macの古いOSでWindows版Officeを利用する方法

Officeの場合、新機能とセキュリティ更新は、その年の最新のMacOSと、それ以外の過去2バージョンのみフォローですので、対応状況は年々変わります。
例えば、2021年登場のMac OS 12は、2023年末までのフォロー、Mac OS 13は、2024年末までのフォローです。
普通のユーザーの場合、MacはOSの更新が無償なので、アップグレードすればOKです。
ただ、ソフトや周辺機器の事情でそれが難しい場合も、過去バージョンならば、(セキュリティ更新期限はともかくとして)Microsoft 365では、仕組み上利用可能です。
例えば、Macでは32bitアプリ対応の最後の世代だったMac OS X 10.14 は、使わざるを得ない方は、少数いると思います。
このOSは、2018年登場でした。そのため、2021年10月12日の更新データまでは更新可能でした。しかし、2022 年11月16 日のアップデート(16.55)から更新できなくなりました。
ただ、【MicrosoftのMac用Microsoft 365の過去バージョンのダウンロードサイト】で、対応の最終バージョンを落せば、インストール自体はできます。10.14の場合は先述のように、ver. 16.54です。
ニッチな情報ですが、一応残しました。
補足3:Apple製品関連記事について
そのほか、このブログには、Appleのパソコンやタブレットについて以下のような記事もあります。
1・Macbook Air Macbook Proの比較
2・iMacの比較
3・Mac miniの比較
4・Mac向きのディスプレイの比較
5・Mac向きのキーボードの比較
6・Mac向きのプリンターの比較
7・Mac向きのDVD・BLドライブの比較
8・Mac用のテレビチューナーの比較
興味のある方は、これらの記事もご覧ください。
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最後になりますが、今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。