【今回レビューする内容】2023年 最新Microsoft Office for Mac 2021の選び方・ライセンス数 アクティベーション インストール可能台:Microsoft Office for Mac 2019との違い・互換するソフト:オンライン認証に関する情報 アップル社の互換ソフト・ダウンロード版・パッケージ版についての口コミ情報・アカデミック版の入手法
【紹介する製品名】Microsoft Office Mac Home Business 2021 Microsoft Office 365 Personal Microsoft Office 365 Family Microsoft Office Academic 2021 for Mac
今回のお題
最新のMac用Office 2021をお得に購入できるおすすめモデルは?
どもAtlasです。
今日は、2023年9月現在、最新のMicrosoft Office for Mac 2021の選び方を紹介します。
新機能について簡単に解説するほか、バージョンが複数あるため、Mac用オフィスの「最も安く、適切な購入法」について紹介します。
とくに、迷っている方も多いといえる、時限ライセンス版(Office365)と比較しながら、どのように選ぶのが「お得」なのか、説明します。
そのほか、アカデミック版の情報ほか、ライセンス数・認証方法についても、フォローします。
1・ワード(ワープロ)
2・エクセル(表計算)
3・パワーポイント(プレゼン)
4・アウトルック(スケジュール管理)
5・ワンノート(高性能メモ帳)
以下では、各製品の「付属ソフトの違い」などを含めて、各製品を詳しく紹介します。
そして、最後に「結論」では、Atlasのオススメ機種やお得な購入法についてまとめていきます。
よろしくお願いします。
1・新しいOffice2021の特徴
はじめに、過去バージョンやWindows版から更新する方のために、Office 2021の気になる部分について、4点をまとめておきたいと思います。
1・過去バージョンとの互換性
第1に、ソフトの互換性です。
2世代前のOffice2016ほか、過去バージョンでは、永続版の発売初期に、Windows版との互換性についての問題が多くでました。
しかし、Office2019以降は、定期更新する「Office365」でなした改良をフォローするだけになりました。
結果、互換性の部分で、問題はありません。
Windows版Officeとも、レイアウトを含めて互換性が強化されているので、OSの違いに由来する、レイアウト崩れなどの心配も「無用」です。
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結論的にいえば、互換性については、心配は不要です。
ただし、皆さんの利用しているMacOSが古い場合は、注意が必要です。
Office2021は、2018年登場のMac OS X 10.14 mojave以降のみインストール可能な仕様だからです。
加えて、同社はセキュリティアップデートの提供を過去3年分のOSに限定しています。
したがって、Mac OS X 10.14のフォローは2021年末まです。Mac OS X 10.15は、2022年末まで、Mac OS 12は、2023年末までのフォロー、ということになります。
つまり、使えるけど「セキュリティは自己責任」で、ということです。
何らかの事情でこれ以前のOSを利用せざるを得ない場合、【Mac用Officeソフトの比較記事】で取りあげた、他社製互換ソフトを利用するのが良いでしょう。
2・追加された新機能
第2に、追加された新機能についてです。
2019年登場のOffice2019と較べると、マイナーながら「進化」した部分はあります。
目立つのは、One Driveを利用しての書類の共有(共同編集)にかかわる部分です。
この3年間で、同じドキュメントを、同僚などと共時的に編集することができるようになりました。
目立つ部分としては、そのほか、例えば、エクセルにおける新しい関数(XLOOKUP・LET・XMATCH)の採用、WordやPowerPointにおける手描き風文字効果の充実などが挙げられるでしょう。
逆に(言われないと)気づかない部分は、各ソフトの処理速度の向上があげられます。
特に、エクセルで処理が重たくなりがちなIF関数については、処理速度が相当上がっています。
同じように、画像などで大きいサイズのWordファイル、PowerPointファイルの処理速度も、原理的に上がります。
速度面の改善は、M1 M2プロセッサ(Apple Silicon)時代になり、Mac OS側の環境が変わったからという部分もありそうです。
なお、Office2021は、(仮想環境を使わずとも)新Macに搭載される、M1 M2プロセッサにネイティブで対応するため、これまでのインテル系CPU機同様に、処理は快速です。
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結論的にいえば、今回の改編は、3年間の改良分のアップデートというレベルです。しかし、細かい所では便利な進化を遂げたと言えます。
3・Mac用Officeのラインナップ
ここからは、現在手に入るOffice2021 for Macのラインナップを細かく紹介します。

【1ユーザー・Mac2台で利用可】
【オンラインコード版(永続版)】
1・Office Mac Home and Student 2021
¥24,284 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【パッケージ版(永続版)】
1・Office Mac Home and Student 2021
¥29,981 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
パワーポイント(プレゼン)
Microsoft Office Home & Student 2021 for Macは、最もオーソドックスなMac用のOfficeと言えます。
主なターゲット層は、「家族向け」「学生向け」です。
家族用と共用なので、購入時、「学生証」などの提示も求められません。
一方、商用利用は、禁止されていません。
以前は禁止されていて、現在も国によってはそうなのですが、Microsoftの【日本版の規約】では、「Home」「Family」などの文字が入るOfficeでも認められています。
付属ソフトは、Mac用のWordとExcelとPowerPointがパッケージされています。
ライセンス数は、1ユーザー・2ライセンスです。
Office2021は、旧バージョンと違い「1ユーザー用」と全ての製品で明記されました。
家族でアカウントを分けず「全員用」として使うような場合は例外ですが、基本的に「1ユーザー・2台まで」のライセンスになります。
オンラインでのアクティベーション(認証)により台数を管理するので、ライセンスキー1つで2台までインストール利用できるという仕組みです。
製品の形態は、パッケージ版とダウンロード版があります。
パッケージ版といっても、認証コードが書かれた紙が付属しているだけで、インストール用のメディアは添付されません。
ご存じのように、最新のMacbookやiMacは、CD/DVDドライブが搭載されないようになっていますので、このような方式は時代の流れなのでしょう。
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以上、Office for Mac Home and Student 2021の紹介でした。
基本的に、個人で持っているMacにインストールするならば、この製品で問題ありません。所定の率ですが、Amazon割引もあり、直接買うより安めです。
【1ユーザー・Mac/Win計2台で利用可】
【オンラインコード版】
2・Office Mac Home Business 2021
¥35,624 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【パッケージ版】
2・Office Mac Home Business 2021
¥43,040Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
パワーポイント(プレゼン)
アウトルック(スケジュール管理)
ワンノート(高性能メモ帳)
Microsoft Office Home & Business 2021は、主に、法人向けと言えるOfficeです。
主なターゲット層は、「家庭向け」「ビジネス向け」です。
だれでも購入できますし、先述のように、商用利用権も認められています。
ライセンス数は、本機も、1ユーザー・2ライセンスです。
しかし、こちらは、クロスライセンスです。
つまり、Windows・Macにかかわらず2台までインストール利用できます。
付属ソフトは、 Word・Excel・PowerPointのほか、メールソフトのOutlookと高性能なメモ帳といえるOneNoteパッケージされています。
製品の形態は、こちらも、パッケージ版とダウンロード版です。
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以上、Office for Mac Home and Business 2021の紹介でした。
ライセンス対象と規約の部分で「ビジネス用」になる永久ライセンスです。
構成ソフトが多いだけ、価格もすこし上がりますので、必要に応じて選ぶべき製品です。また、このグレードについては、価格面で、時限ライセンス版(Office366)と競合するので、比較も必要です。
後ほど説明します。
【1ユーザー・Mac2台で利用可】
【アカデミック版】
3・Microsoft Office Academic 2021 for Mac
¥34,800(19,138) Amazon.co.jp (9/1執筆時)
3・Microsoft Office Academic 2021 for Mac
¥21,250 大学生協 (9/1執筆時)
※カッコ内はAmazon Prime Student加入割引実施時の価格
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
パワーポイント(プレゼン)
アウトルック(スケジュール管理)
ワンノート(高性能メモ帳)
Microsoft Office Academic 2021 for Mac は、学生と教職員用に販売される製品です。
ライセンスの形態は、一般的に言う「アカデミックライセンス」です。
大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生と教職員が対象です。
「最も安く買う方法」は、学生の場合と、教職員の場合で異なります。
順番にみていきます。
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第1に、大学生・大学院生の場合、Amazonで安く購入できます。
皆さんがブラウザで見ても、おそらく、ビジネス版と同じ価格になっていると思います。
ただ、時期によりますが【リンク先】に「プロモーション情報」との表記が出ている場合、割引価格になります。
割引を受けるためには、「Prime Student会員」になる必要はあるのですが、Office Mac Home and Student 2021より、割安に購入可能です。
Amazon Prime Student会員 とは、「アマゾンプライム会員 」の「学生版」です。
「お急ぎ便送料無料」や「本の10%ポイント還元」「アマゾンビデオ・ミュージック使い放題」などの特典が付属する有料サービスです。
年会費は2,950円ですが、6ヶ月無料で退会自由ですので、大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生ならば、この買い方が最もお得です
【Amazon Studentの特典について詳しくは→こちら
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第2に、教職員の場合、Amazonでは割引が適用になりません。
大学生協・アップルストア・大手デンキヤで手に入れる必要があります。
価格はAmazonの「学割」よりもやや高めの水準です。もちろん、学生証・職員証などが必須です。

付属ソフトは、基本的に、Mac Microsoft Office Mac Home Business と同じです。
Outlook・OneNoteまで付属します。
ライセンスの数は、こちらも1ユーザー・2台までのインストールが可能です。
ただし、Windowsとのクロスライセンスではなく、Mac専用です。
なお、購入時の資格が問題なので、卒業しても継続利用できます。また、先述のように、商用利用してもOKです。
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以上、Microsoft Office Academic 2021 for Macの紹介でした。
振り返ると、2016年ごろから販売条件が相当厳しくなり、入手方法はかなり限定的です。
ただ、基準外となってしまった方も、Office for Mac Home and Student 2021でまかなえるため、全体としては、さして問題ないでしょう。
【1ユーザー・Mac/Win 計5台で利用可】
4・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥12,069 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
パワーポイント(プレゼン)
アウトルック(スケジュール管理)
ワンノート(高性能メモ帳)
Microsoft Office 365 Personalは、永続ライセンスではなく、1年間の時限ライセンスで更新が必要な製品です。
今回は永続ライセンスの紹介ですが、比較のために出しました。
価格面で損なようですが、メリット性もあります。
いくつかあるので、順番にみていきます。
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第1に、クロスライセンスである点です。
ビジネス版と同じで、Mac2台での利用も可能ですが、ライセンスをWindowsにも割り当てられる仕様です。
とくに、Windows用としては、(永続版の)Professional版と同等なので、Acces・Publisherを含めて、Mac版にないソフトも利用できます。
そのため、例えば、Parallelsユーザーなどにはオススメできます。
先述のOneNote(Windows版)も利用できます。
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第2に、OneDriveという同社のオンラインストレージ(1TB)の利用権です。
OneDriveの利用権は大きいです。
例えば、同様の機能を持つDropboxの場合、1TBで年間1万円以上の利用料が必要です。
Microsoft Office 365 はオンラインストレージに「おまけ」で、Officeソフトが付いているとも言えるでしょう。
オンラインストレージの契約や乗り換えを考えている方は、Microsoft Office 365 が良いかもしれません。
OneDriveは、Dropboxと同じような仕組みです。
つまり、ウェブブラウザに依存せずにフォルダ単位で同期可能です。
フォルダに保存したいファイルをドラックアンドドロップするだけです。
また、フォルダ上のファイルを上書き保存(つまりファイルを保存する場所をワンドライブのフォルダに設定)すれば、自動更新もできます。
ーーー
第3に、ライセンス数が多い点です。
こちらは、1ユーザーが「同時使用台数5台まで」という制限しかないです。
つまり、「本人なら、どこで、どうやって使ってもOK」なフリーパスのようなものです。
また、Officeの場合、スマホ用・タブレット用オフィスがありますが、ライセンス数はそちらも含みます。
正確に言えば、iPhoneやiPadは、Word・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNoteなどのアプリを(買わずとも)無料で使えます。
ただ、無料版だと機能が限定されます。
例えばパワポでは、発表者ノートが表示できないほか、ワードでは、ヘッダー・フッターを改編できないなどです。
そういった制限を「解除」できる点で、このライセンスを得る意義があります。
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第4に、新しいオフィスソフトが出た場合、無料でアップグレードできる点です。
常に最新版に買い換えている方は、こちらのほうが出費が減るでしょう。
こうした点に魅力を感じるならば、時限ライセンス版を選ぶのは大いに「あり」でしょう。
ーーー
そのほかにも、Microsoft エディターの利用権、Skypeの60分/月の無料通話、Microsoft Teamsの連携機能などが、こちらだけの特典です。
【6ユーザー・Mac/Win5台(計30台)で利用可】
5・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥17,010 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
パワーポイント(プレゼン)
アウトルック(スケジュール管理)
ワンノート(高性能メモ帳)
なお、2022年に「家族用」の6ユーザーライセンス付属のMicrosoft Office 365 Family が登場しています。
ここまで見てきた製品は、Office2021を含めて「1ユーザー」用ライセンスでした。
こちらは、本人とそれ以外の5人の家族(合計6人)というかなり手厚いライセンスです。しかも、1人について「5台までの同時利用」をみとめます。
次期バージョンが出るだろう年(2024年)まで使う場合、2人家族でもこの契約形態が最も費用が安いです。1人あたり、年額4,000円ですので。
もちろん、3人以上ならば、さらに安いと言えます。
ただし、セキュリティ更新期限(2026年)まで使うのならば、Macの場合、永久ライセンスのOffice2021を(2人分)買った方が安いです。
ただ、 Office 365 Familyが、Windowsとのクロスライセンスである部分ほか、先ほど書いた「Office365だけの特典」の部分を含めて言えば、決して「損ではない」でしょう。
機能面でも、通常有料となる「Microsoft Family Safety」という同社のサービスが無料で利用できます。
家族での予定共有、ペアレンタルコントロール、位置情報の共有(子供の安全管理)など、家族に便利なサービスアプリです。
なお、繰り返しの言及になりますが、商用利用は、「Family」文字が付く製品ですが、日本では可能です。
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なお、定額制Office365と、永久ライセンス版のOffice2021とをコスト面で比較して考えたい方は、別に詳しく書いた記事があります。
このブログの、上記のリンク記事をご覧ください。
3・インストールとアクティベーション
【1ユーザー・Mac2台で利用可】
【オンラインコード版(永続版)】
1・Office Mac Home and Student 2021
¥24,284 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
インストール可能台数は ここまででも確認してきました。
例えば、基本となるHome and Student 2021では、1ライセンスで2台という規約です。
Mac Officeは、過去においては3つ以上のライセンス数だった時代もありますが、現在は、Windows用と同じです。過去バージョンユーザー向けのアップグレード割引はありません。
アカウント数も、Office2021からは「1ユーザー用」と(はっきり)明記されています。
ライセンス認証(アクティベーション)は、Windowsと同じように、不正インストール防止のためのアクティベーション(オンライン認証)があります。
これは、インストール後に、マイクロソフトアカウントを入力することで規定台数認証される仕組みです。
機種やOSのバージョンが送信されるので、制限台数は厳格に管理されています。
今回の結論
Office for Mac 2021はこのように買えばお得!
というわけで、今回は、マイクロソフトのOffice 2021 for Macについて紹介しました。
最後に、いつものように、目的別・用途別に、Atlasのオススメ購入方法を書いておきます。
第1に、一般の方に最もオススメの購入方法といえるのは、
【1ユーザー・Mac2台で利用可】
【オンラインコード版(永続版)】
1・Office Mac Home and Student 2021
¥24,284 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【パッケージ版(永続版)】
1・Office Mac Home and Student 2021
¥29,981 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
パワーポイント(プレゼン)
Office for Mac Home and Student 2021 のダウンロード版で良いでしょう。
メールソフトのOutlookは付属しませんが、Mac純正のメールソフトがありますし、個人では問題ないでしょう。
価格面でも、Macについては、Windowsより構成ソフトが少ない関係で、Office365を買うよりもだいぶ安いです。
セキュリティ更新期限(2026年)まで使うとすると、約2万円ほどの差を生みますので。
注意点は、Windowsとのクロスライセンスではない点と、「1ユーザー」ライセンスである点です。ただ、Macに使いたいだけならば、問題ありません。
ーーー
【6ユーザー・Mac/Win5台(計30台)で利用可】
5・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥17,010 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
パワーポイント(プレゼン)
アウトルック(スケジュール管理)
ワンノート(高性能メモ帳)
ただし、「家族2人以上」いる場合は、現状では、Office 365 Family を契約してしまう方が良いように思えます。
次期「Office2024」発売まで使うとすれば、2人分の総コストは、Office2021を「2パック」買う場合とさほど変わらないからです。
にもかかわらず、Windowsとのクロスライセンスになりますし、クラウドを利用して、タブレット等の作業にも、こちらなら対応できます。
つまり、同じほどの経費で、Office365のほうが利便性の部分でメリット性が大きいと言えます。
3人家族ならば(問答無用)でこちらが「お買得」です。
2人家族でも(Parallelsなどの仮想環境を含め)PC3台以上を利用する場合は、やはりOffice 365の契約が「お買得」といえるでしょう。
こちらが「損」といえるパターンは、2人家族でセキュリティパッチの更新期限(2026年)までOffice 2021を頑張って使おうと考える場合くらいかと思います。
その場合は、Office 365の契約は1万円ほど割高ですから
そのため、クロスライセンスを得られるメリット性などを勘案し、皆さんの予算とニーズにあわせて考えてみてください。
ーー
「家族の定義」を含めた、この契約形態の詳細は、以上の別記事で書いています。Office2021の契約とも比較しています。
結論的にいえば、ユーザーが不利になるような要素はないと思います。
あえて言えば、更新を自動更新にせず、1年ごとに、Amazonでライセンスを買った方が「安い」ことを忘れないようにする、といった程度です。
詳しくは上の記事で書いています。
第2に、学生・教育関係者にオススメなのは、
【1ユーザー・Mac2台で利用可】
【アカデミック版】
3・Microsoft Office Academic 2021 for Mac
¥34,800(19,138) Amazon.co.jp (9/1執筆時)
3・Microsoft Office Academic 2021 for Mac
¥21,250 大学生協 (9/1執筆時)
※カッコ内はAmazon Prime Student加入割引実施時の価格
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
パワーポイント(プレゼン)
アウトルック(スケジュール管理)
ワンノート(高性能メモ帳)
Microsoft Office Academic 2021 for Macが最も安いです。
大学生などの場合は、Amazon Studentに体験入会し、割引で買っても良いでしょう。
それ以外の場合や、教育関係者で大学生協がある場合、さほど急ぎでなく、かつ、証明書類が用意できる場合は、そちらで買えばよいでしょう。
ただし、ライセンス的にビジネスに使ってはならない点は、気をつけましょう。
ーー
【1ユーザー・Mac2台で利用可】
【オンラインコード版(永続版)】
1・Office Mac Home and Student 2021
¥24,480 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【パッケージ版(永続版)】
1・Office Mac Home and Student 2021
¥29,981 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
パワーポイント(プレゼン)
一方、証明書などでの確認が無理な場合は、この方法を選べません。
同じく2台までインストール可能な、Office for Mac Home and Studentのダウンロード版が良いでしょう。
第3に、個人利用で、Windowsと併用したい方、大容量のクラウドストレージが欲しい方には、
【1ユーザー・Mac/Win 計5台で利用可】
4・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥12,069 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
パワーポイント(プレゼン)
アウトルック(スケジュール管理)
ワンノート(高性能メモ帳)
大容量のオンラインストレージが欲しい場合や、3台以上のライセンスが欲しい場合、Windows用のOfficeも併用したい場合は、時限ライセンス版のMicrosoft Office 365を購入するのが最も良い選択肢です。
ただし、「Home やFamily」ではなく、あくまで「個人用(Personal)」として売られているので、家族でのライセンス共用はできません。
実際、ライセンスとMicrosoft ID全体と紐付いているので、同じPC(=同一アカウント)で使うにしても、面倒は生じやすいです。
定額制Officeについてより詳しく知りたい方は、上記の記事をご覧ください。
ーーー
【1ユーザー・Mac/Win計2台で利用可】
【オンラインコード版】
2・Office Mac Home Business 2021
¥35,624 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【パッケージ版】
2・Office Mac Home Business 2021
¥43,040 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
パワーポイント(プレゼン)
アウトルック(スケジュール管理)
ワンノート(高性能メモ帳)
一方、Windowsとのクロスライセンスが欲しい方で、永久ライセンスが「マスト」という場合は、Home Business 2021が候補となります。
価格面では、ただ、セキュリティ更新の期限となる2026年まで「目一杯」使った場合でも、1万円以内の差に止まります。
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
その部分と、Windowsでは、上の2つのソフトもOffice365ならば使える部分、あるいは、クラウドストレージほかの「オマケ要素」を勘案すると、やはり、Office365を選んでしまったほうが良いかと思います。
補足1:MacでWindows版Officeを利用する方法
というわけで今回は、Office 2021 for Macの選び方についてした。
最後に「補足」として、WindowsのOfficeソフトに関する補足です。
Windowsからの乗り換えユーザーで、たとえば、Microsoft Accessなども使っているために、どうしてもWindows用Officeが使えないと困るという方もいるでしょう。
また、操作が慣れているWindows版のOfficeがオフラインでどうしても使いたいという方もいると思います。
その場合、MacでもWindowsソフトを手軽に動かす方法があります。
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【2022年発売】
・Parallels Desktop 18 for Mac
¥10,174 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
Parallels Desktopというエミュレーションソフトを利用すると、MacのOS上でMacのアプリケーションを操作しているかのように、Windows版Officeを操作することができます。
もちろん、周辺機器を使って、印刷やデータの保存も普通に可能です。Officeソフト以外にも、ゲームでも何でもWindowsソフトを動かせます。
必要なのは、Officeソフトのほか、このエミュレーターソフトと、Windows系のOSです。もし興味のある方は【Paralles Desktopの比較記事】で紹介しましたので、よろしければご覧ください。
Atlasも年に1回、どうしてもMacだと罫線がずれる官公庁のワード書式の申請書があるため、仕方なしにこちらを年に1度だけ使っています・・・。
補足2:Apple製品関連記事について
また、このブログには、Appleのパソコンやタブレットについて以下のような記事もあります。
1・Macbook Air Macbook Proの比較
2・iMacの比較
3・Mac miniの比較
4・Mac向きのディスプレイの比較
5・Mac向きのキーボードの比較
6・Mac向きのプリンターの比較
7・Mac向きのDVD・BLドライブの比較
8・Mac用のテレビチューナーの比較
興味のある方は、これらの記事もご覧ください。
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最後になりますが、今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。