【今回レビューする製品】2026年 明るい!LEDシーリングライトの価格・性能とおすすめ・選び方:小部屋8畳用〜リビング用の天井照明:東芝 日立 NEC HotaluX パナソニック アイリスオーヤマ:1人暮らし ホームシアター用照明 目に優しい 目が疲れないシーリングライトの違いと性能ランキング
【比較する製品型番】パナソニック HH-CM0823CA HH-CF0820AZ LSEB1196K HH-CM0822CD HH-CF0820DZ LSEB1200K HH-CM0834A HH-CM0836A HH-CM0839A LGC32120 LGC32121 HH-CL0892A HH-CF0896A HH-CF0806A HH-CF0804A HH-XCH0809A HH-XCH0808A HH-XCK0860A HH-CF0871A ホタルクス HotaluX HLDC08401SG HLDC08402SG HLDZ08259 HLDZ08258 HLDC08258 HLDC08259A HLDC08201LSG HLDC08201BSG HLDZ08403SG HLDZ08402SG HLDCKB0899SG アイリス CLP-8DL CEA-AZ08DL CEA-AZ08D CEA-2208DLM CEA-2308DL CEA-2308D CEA8DL-5.0Q CEA8D-5.0Q ドウシシャLSV-Y08DX LSR-Y08DX LSA-Y08DX E40A-Z08DS E45A-Z08DX E45A-Z08DX MDAM-Z08DS ACC-A08CM ACCSW08ECA 東芝 NLEH08031D-LC NLEH08003E-LC NLEH08027B-LC Aladdin X2 Plus 2 Plus PA2P22U02DJ NLEH08011B-LC オーデリック OL251823R SH8334LDR OL291498CR OL291496CR ほか
今回のお題
目に優しいLEDシーリングライトのおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2025年8月現在、最新のLEDシーリングライトの比較です。
明るさ・演色性・デザイン性・電気代などに注目し、リビング用から小部屋・寝室向けまで、幅広く製品を紹介していきます。
とくにシーリングライトの「目への優しさ」は、Atlasとして強くこだわる部分なので、重視して解説します。

1・LEDシーリングライトの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
2・LEDシーリングライトの比較 (2)
2-1:ホタルクス(旧 NEC)
2-2:アイリスオーヤマ
3・LEDシーリングライトの比較 (3)
3-1:東芝
3-2:ODELIC
4・LEDシーリングライトの比較 (4)
4-1:popIn
4-2:ドウシシャ
4-3:他の企業
5・シーリングライトまとめ
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
記事の流れとしては、まず、LEDシーリングライトの「選び方の基本」を紹介し、その後にメーカー順で各社製品を見ていきます。
明るさ ★★★★★
演色性の良さ ★★★★★
調光と調色 ★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★
照明のデザイン ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最後の結論編では、上記のようなポイントをもとに、Atlasおすすめの機種を提案する予定です。
今回の記事をお読み頂くにあたって

1・ 8畳用シーリングライトの比較
2・10畳用シーリングライトの比較
3・12畳用シーリングライトの比較
4・14畳-20畳用シーリングライトの比較
5・6畳用シーリングライトの比較
6・和風シーリングライトの比較
7・シーリングライトまとめ 【結論】
今回の記事は、本ブログのシーリングライト記事全体の中で「1回目」にあたります。
最も売れ筋で、製品数も多い 8畳用シーリングライト(洋室向け) の比較が中心です。
他のサイズは、2回目以降の記事で紹介します。

また、和室向けや、和・洋室どちらでも使いやすいウッドフレーム調のものは、この畳数でも(原則的に)今回の記事では扱わず、全て6回目記事(こちら)でまとめて見ています。
一方、とりあえず、「畳数の決め方」を含むシーリングライト全般の 選び方の基本 を知りたいという方は、このまま次の項目をご覧ください。
よろしくお願いします。
1-1・シーリングライトの選び方の基本
はじめに、シーリングライトの「選び方の基本」について説明します。
とくに「明るさ」と「目への優しさ」に注目したい場合、知っておくと良いスペックを解説していきます。
1・明るさ(ルーメン)

第1に、明るさ(最大光束)です。
家電量販店の売り場では「8畳用」「6畳用」といった適用畳数の表示が目に入ります。

適用畳数は、業界団体(日本照明工業会)が定めた基準にもとづくものです。
畳数当たりに必要な光束(ルーメン=器具の明るさ)から算出されています(上表)。
ただし、適用畳数はあくまで「最低光束」を満たせば表示できるため、実際の明るさを厳密に示すものとは言いにくい部分があります。
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結論的にいえば、「明るいシーリングライト」が欲しい方は、を求めるなら、適用畳数だけでなく、各製品の光束値を確認することが基本です。
今回の記事でも、この点を重視しておすすめを提案していきます。
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さらに、適用畳数には、もう1点注意すべき点があります。
基準を「20代の目の良さ」を前提に必要光束を算出しているということです。
例えば新聞を読む場合、40代では約2倍、60代では約3倍の照度(ルクス=手元の明るさ)が必要とされます。
この不足は手元照明(デスクライトなど)で補えますが、天井照明が暗いと日常の読書や作業に支障が出やすくなります。

また、最近のLEDシーリングライトは、明るさを約1.2倍にブーストできる機能を備える機種が増えています。この場合、業界団体が定める畳数あたりの最大光束を超える明るさを得られます。
ただし消費電力が増え、調光・調色ができない固定点灯になるため、常用というよりは「非常用」に適した機能と考えるのが現実的です。
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結論的にいえば、明るさを判断するときは、適用畳数とブースト前の器具光束の最大値を基準にしてください。
また、年齢を考慮する場合は「1段階(=2畳分)広い適用畳数」のシーリングライトを選ぶ意味があります。
なお、LED光源は約10年もつとされますが、明るさは経年劣化で約3割低下すると言われます。その意味でも余裕を持たせた選び方は有効です。
ただし畳数が広いモデルは消費電力も増えるため、選ぶのは最大でも1段階上までにとどめるのが現実的でしょう。
2・色温度の調整機能(調色)

第2に 色温度の調整機能(調色)です。
格安機を除けば、電球色(3000K)・昼白色(5000K)・昼光色(6500K) の範囲で調色できるのが、現在では一般的になっています。
夜間は電球色にすることで「目に優しく」、仕事や学習時には昼光色のほうが「文字を読みやすく集中しやすい」ため、調色機能は重要なポイントです。
そのため、時間に合わせて自動的に調色できる製品も、上位機では登場しています。

さらに最新機種では、色温度(青〜赤の軸)だけでなく、色偏差(緑〜赤紫方向のずれ) に注目し、「パソコンくっきり光」といった特殊モードを備える製品も出てきました。
また、従来は暗めになりがちな昼白色や電球色でも「最大光束」を出せる機種もあり、調色の性能や個性もメーカーごとに大きな違いが見られます。
今回の記事では、この部分もしっかり比較していきます。
3・色の鮮やかさ(演色性)

第3に 色の鮮やかさ(演色性:Ra)です。
調色に比べて「分かりにくい」概念ですが、できるだけ簡単に説明します。
演色性とは、光そのものの色(色温度)ではなく、その光を物や人に当てたときに色がどれだけ自然に見えるか を示す数値です。
演色性の高いLEDシーリングライトは、太陽光に近い色合いで、肌の色や食卓の彩りをより美しく見せられます。そのため、高級レストランや商業施設でも高演色照明がよく使われています。
演色性は「目への優しさ」にもかかわります。
光学や認知科学の研究によれば、太陽光に近い色合いの光が、目にとって理想的とされているためです。

LEDシーリングの演色性は、平均演色評価数(Ra値) で表されます。
これは「太陽光をRa100とした場合、どれだけ近いか」を数値化したものです。
スペック表には必ず記載され、Ra80以上であれば日常生活に問題ないとされており、各社の一般的な製品はこの基準を満たしています。

一方、「高演色タイプ」と呼ばれる、Ra90以上の製品も存在します。
これは先述の効果をより高められるため、肌や食事を美しく見せたい用途に向いています。
色合いは、少しだけ赤が強調される感じです。昔の白熱球やハロゲン球に近い印象を与えます。。

ただし「高演色タイプなら無条件に優れている」というわけではなく、いくつか注意点もあります。
LEDシーリングは調色のために2色のLEDを搭載しており、その組み合わせによってRa値が変わる可能性があるからです。
各社はJISの計測基準に基づき、白色系(昼光色〜昼白色)の色温度で演色性を表示しています。多くは昼白色(約5000K)での値です。
つまり、測定条件が限定されるため、どの色温度でも高演色かどうかは確認できないという点に注意が必要です。
Atlasの経験上、高演色タイプの多くは電球色でも実際にはRa90以上である印象です。
ただし昼光色では、3色目のLEDを搭載するタイプを中心に、Raが上がる場合(例:旧日立「ラク見え」)もあれば、逆に落ちる場合(例:オーデリック「サーカディアン照明」)もあります。
その点で言えば、昼光色(約6500K)や電球色(約2700K)でのRa値も明記してほしいところです。パナソニックやホタルクスは明記しており、その点で安心感があります。

また最近は、東芝やアイリスなど一部企業から、導光板を利用した「面発光」の薄型LEDシーリングも登場しています。
この方式は輝度が均一で、明るさムラを抑えられるため「目に優しい光」と言えます。一方で、光が乱反射・拡散して広がる構造のため、演色性は公称値よりもやや低く感じられることがあります。
良い部分の多い方式ですが、赤色成分(例:R9)のような詳細指標で測定すると差が出やすいと推定されます。詳しくは各機種の説明で触れます。
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以上、演色性に関する説明でした。
結論的にいえば、日常生活ではRa80以上あれば十分です。
ただし「目に優しい光」や「色鮮やかなリビング」を重視するなら、高演色タイプを選ぶ意味はあります。
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というわけで、ここまでは「シーリングライトの選び方の基本」の紹介でした。
消費電力など他にも触れるべき要素はありますが、それらは本編で適宜説明していきます。
1・8畳用シーリングライトの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
2・8畳用シーリングライトの比較 (2)
2-1:ホタルクス(旧 NEC)
2-2:アイリスオーヤマ
3・8畳用シーリングライトの比較 (3)
3-1:東芝
3-2:ODELIC
4・8畳用シーリングライトの比較 (4)
4-1:popIn
4-2:ドウシシャ
4-3:他の企業
5・シーリングライトまとめ
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
以下では、冒頭で触れた通り、メーカー順に8畳用シーリングライトを順番に見ていきます。
1-2・パナソニックのシーリングライト

はじめに、パナソニックのシーリングライトです。
同社はラインナップが豊富で、他社との比較基準にしやすいため、最初に取り上げます。
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なお、以下では、Atlasがオススメできるポイントは赤系の文字色で、イマイチと思う部分は青字で記していきます。
【2025年発売】(一部20年)
【8畳用】
【調色・調光対応】
(通常型番)高さ10.2cm (パソコンくっきり光)
1・パナソニック HH-CM0823CA
¥13,000 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
(Amazon限定型番)高さ11cm
2・パナソニック HH-CF0820AZ
¥10,430 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
(住設向け型番)10.9cm
3・パナソニック LSEB1196K
¥911689 楽天市場 (1/30執筆時)
明るさ:4299ルーメン(32.3W)
最大時:5158ルーメン (38.8W)
調色:昼光色〜電球色
【調光のみ】
(通常型番)高さ10.2cm
4・パナソニック HH-CM0822CD
¥12,000 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
(Amazon限定型番)高さ11cm
5・パナソニック HH-CF0820DZ
¥9,480 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
(住設向け型番)10.9cm
6・パナソニック LSEB1200K
¥10,577〜 楽天市場 (1/30執筆時)
明るさ:4299ルーメン(32.0W )
最大時:5158ルーメン (38.4W)
調色:昼光色(昼白色)
サイズ:直径45cm×高さ10.2cm
調光:100%〜約5%
演色性の値:Ra83
HH-CM0823CAは、パナソニックの「シンプルシリーズ」に属する同社の入門機です。

調色・調光対応モデルには「通常型番」ほか、「Amazon限定」「住設向け」の製品があります。
ただし、通常型番以外は5000K(昼白色)で色偏差を調整する「パソコンくっきり光」が非搭載で、その関係でリモコンも異なります。本体の高さも少し変わりますが、気にするほどではありません。
あとは本体の高さが変わりますが、わずかなので、ここは気にするほどではないでしょう。
一方、調色非対応の下位機もあります。ただし、いずれの流通ルートでも価格はやや高めで、下位機は選びにくい印象です。
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結論的にいえば、「パソコンくっきり光」が必要なら通常型番が良いでしょう。
不要であれば、調色対応モデルならどれを選んでも問題ありません。以下では調色モデルを基準に説明します。

明るさは、4299ルーメンです。
畳数あたりの基準で認められる最大値に達しています。
加えて、パナソニックは消費電力効率が良い点も特徴です。
また、本機は「ブースト機能(明るさアップ)」があります。
全灯ボタンを2秒押すと120%の明るさに強制アップでき、実質、5158ルーメンまで出せます。
調光・調色ができず固定で、かつ、消費電力も増えますが、非常時に、一時的に暗さを解消できるメリットはあります。

なお、他社機でもこのクラスで最大光量を達成しているモデルは多いです。
ただしパナソニックは昼光色(6500K)を全灯(最大光量)とする仕様が特徴で、その他の色温度では段階的に光束が落ちます(これは多くのメーカーも同様です)。

一方、他社機ではオフィス照明と同じ昼白色を全灯に設定する場合が多く、普段の明るさ重視の傾向があります。ただし、どちらが良いかは好みの問題です。
パナソニックも他の色温度を十分に出せるため、気にしすぎる必要はありません。

特別光色は、文字くっきり光が扱えます。
本機の場合、正確には昼白色寄りの約6200Kで最大光量となります。
これは「全灯」を「文字くっきり光」に設定し、文字を最も読みやすく調整しているためで、新聞や本をよく読む方には最適です。同社の特許です。

さらに「パソコンくっきり光(5000K・昼白色)」も利用できます。
5000K自体は他機でも出せますが、本機は色偏差に注目し、DUB-4(マイナス4)に設定しています。
色偏差はパナソニックが近年強調している指数です。色温度(青〜赤方向)ではなく、緑〜赤紫方向のズレを示すものです。
本機では赤紫寄りに調整することで、光の青白さを抑え、画面のコントラスト(黒の締まり)を高める狙いがあります。家庭用照明器具としては新しい試みで、興味深い技術といえます。
視認性については、第三者機関(北里大学)での実験も行われており、一定の信頼性があります。

なお、オフィス照明の多くは5000K(昼白色)が基準です。6200Kの「文字くっきり光」は集中力を高める効果がある反面、長時間使うと疲れやすいため、オフィス照明では通常使われません。
演色性の値は、Ra83です。
先述のように、太陽をRa100とする指標ですが、本機は業界平均的な水準です。
後ほど見る、同社の高演色タイプとなる「美ルック」とは差がありますが、昼光色から電球色まで一貫してRa83を維持しており、日常使用には問題ありません。
中心部までの明るさは、パナソニックの「売り」の1つです。
ただし直径は45cmで、次に紹介する上位機(60cmクラス)に比べると、光の広がりでは劣ります。
調光(明るさ調整)は、無段階での連続調光が可能です。
常夜灯も6段階で調整可能です。

調色(色の調整)は、上位モデルのみ対応します。
そちらは、電球色と昼光色の双方に色を切り替えることができます。
タイマーは、時計認識ができないため、「おやすみタイマー」が付くだけです。これは他社の格安機でも同様です。
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以上、パナソニックのシンプルシリーズの紹介でした。
機能面はシンプルですが、十分な明るさを備え、消費電力も低く、光熱費を含めて省エネ性に優れた機種といえます。
入門機ながら「明るさブースト」や「パソコンくっきり光」「文字くっきり光」といった上位機能を持つのも魅力です。
一方で、タイマー機能が弱い点と、シェード径が小さい点は注意が必要です。
特にリビング用途では、より配光の広い直径60cm前後の上位モデルを検討するのも良いでしょう。次に紹介します。

【2025年6月発売】
【8畳用】(プレーン)
7・パナソニック HH-CM0834A
¥18,000 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
サイズ:直径60cm×高さ13.0cm

【8畳用】(ミストクリア・シルバーリング)
8・パナソニック HH-CM0836A
8・パナソニック HH-CM0839A
¥22,000 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
サイズ:直径72cm×高さ13.0cm
明るさ:4299ルーメン(28.9W)
最大時:5158ルーメン(34.3W)
調光:100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
HH-CM0834Aは、パナソニックの家電量販店向けスタンダードモデルです。
約3年ぶりに更新された、同社の定番機となります。

本体は、カバー種の違いで3種類です。
乳白色(プレーン)で直径は60cm、飾り枠付きは72cmです。
いずれもリビング向けの広配光タイプで、「すみずみまでの明るい」設計です。このクラス以上が、一般的にリビング用と言えるでしょう。

本体の厚みは、13cmです。
同社は前世代から「十分なカバー厚を保ちつつ、天井との隙間を抑え、見た目をすっきりさせる」改良を進めています。
他社にはより薄型の製品もありますが、本機は2025年の改良で0.6cm薄型化しました。
ただしリビング用では、アイリスオーヤマや東芝に導光板を利用したさらに薄いモデルはあります。

明るさは、4299ルーメンです。
業界基準で許される最大値を維持しています。
消費電力は28.9Wと優秀で、「明るさと省エネの両立」が特徴です。25年モデルではシェード形状の変更に伴いLED配置も一部変わりましたが、基本的な性能は同等です。
また、光の拡散性についても、近年の同社製品は極端な薄型化を避け、レンズや配置の工夫により、拡散性や色混ざり(白色系と電球色系の差)の違和感を軽減する仕組みを備えており、質は高いと言えます。

本機も、約1.2倍の明るさにブースト可能です。
この際は調色・調光はできませんが、JIS基準で定められた畳数当たりの最大光量を超えて明るくできます。
調光(明るさ調整)は、無段階での連続調光が可能です。
常夜灯も6段階で調光可能です。
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調色(色の調整)も、対応です。
特別光色は、本機も全灯ボタンを押した際の文字くっきり光(昼光色:6200K)が出せます。
また、下位機種同様に「パソコンくっきり光」(5000K・昼白色)も利用できます。
さきほど書いたように、こちらは色偏差をDUB-4(マイナス4)に設定し、黒のコントラストを高める光です。第三者機関による検証もあり、書斎やテレワーク環境で有効です。

なお、この機能は【LEDデスクライトの比較記事】で取りあげた同社のライトに先行搭載されています。色偏差は周囲の環境光に影響を受けやすいため、シーリングライトと合わせて導入を考えても良いでしょう。
演色性の値は、Ra83です。
同社の高演色タイプ(美ルック)とは差があり、ここは普通です。
とはいえ、昼光色〜電球色まで一貫してRa83を維持しており、日常使用には十分です。

掃除の手軽さも「虫ブロック」構造が特徴です。
光に引き寄せられる虫の習性を利用して隙間を抑え、防虫剤入りのパッキンも採用。清掃の手間を軽減する工夫がされています。

タイマーは、パナソニックの場合、格安機を除いて全機種に時計機能を搭載しています。
一般的なおやすみ・おはようタイマーのほか、17時〜22時に点灯する「留守番(防犯)タイマー」、さらに設定した時間に応じて色や明るさを自動調整する「おまかせモード」もあります。(写真)。
朝は白色全灯、日中は「普段のあかりボタン」で設定した明かり、夜は「暖色ボタン」で設定した明かりになるなど、時間に合わせた使い分けが可能です。
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以上、パナソニックのスタンダードモデルの紹介でした。
下位機種に比べて配光は広く、高さも抑えられており、スタンダード機としては完成度が高い印象です。実際には「ハイグレード」と呼んでも良いレベルでしょう。
下位機種同様、明るさブーストや「文字くっきり光(6200K・昼光色)」「パソコンくっきり光(5000K・昼白色)」が使える点は大きな特徴です。
さらに充実したタイマー構成、低消費電力である点も魅力といえます。
ただし演色性は標準的な水準にとどまります。
必要十分ではあるものの、リビングダイニングで食事を美しく見せたい場合は、高演色タイプも並行して検討すると良いでしょう。
また、書斎やリビングでテレワークを行う場合も、光源色に左右されにくい高演色型の方が有利に感じられます。このタイプについては次に紹介します。
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なお、スタンダード型には木調デザインの製品もあります。
洋室に合わせやすいだけでなく「和風モダン」な雰囲気もあります。
このタイプは類似機を含めて【和室向けLEDシーリングライトの比較記事】で、取りあげています。
【2025年6月発売】(住設向け)
【8畳用】(プレーン)
9・パナソニック LGC32120
¥20,757 楽天市場 (1/30執筆時)
サイズ:直径60cm×高さ13.0cm
【8畳用】(クリアフレーム)
9・パナソニック LGC32121
¥24,410 楽天市場 (1/30執筆時)
サイズ:直径72cm×高さ13.0cm
明るさ:4299ルーメン(30.8W)
最大時:5158ルーメン(37W)
調光:100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra93
LGC32120 は、パナソニックの高演色タイプのシーリングライトです。
「美ルック」というシリーズ名です。かつては家電量販店ルートでも販売されていましたが、2025年以降は住設ルート専用展開となっています。

本体の形状は、乳白色(プレーン)で直径は60cm、クリアフレームで72cmです。
1つ上でみた、スタンダードモデルと同じです。
住設向けとして他にも多様なフレーム展開がありますが、飾り枠が光を遮るため、畳数当たりの最大光量となるのはこの2タイプだけです。

明るさは、4299ルーメンです。
1.2倍ブースト(昼光色:6200K)も対応します。本機も、昼光色が「最大光量」という仕様です。
こちらも、パソコンくっきり光、文字くっきり光にも対応しますから、スタンダードモデルの上位互換といえる構成です。
演色性の値は、Ra93です。
パナソニックの場合、昼光色・電球色もこの値であることを示します。
高い演色性により料理を美しく見せられるほか、テレワーク用途でも目が疲れにくいとされます。高品質なデスクライトでも演色性が重視されており、その考え方と同じです。
消費電力は通常よりやや高めですが、気になるほどではありません。
調光は無段階、調色にも対応します。
掃除のしやすさでは「虫ブロック」やキレイコートといった、ここまでのパナソニック機と同様の機能を備えます。タイマー機能も、時計機能つきであり、同等です。
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以上、パナソニックの「高演色タイプ」の紹介でした。
家電量販店用のスタンダードモデルの性能に、演色性の高いLEDを搭載した上級機といえます。
同社の高級機は、次から見ていくように特殊形状です。普通形状の上位製品を好む方は、本機が最も良いでしょう。
なお、住設向けなので、購入はネット通販が現実的でしょう。

【2024年発売】
【8畳用】
10・Panasonic HH-CL0892A
¥33,000 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
明るさ:4299ルーメン(34.6W)
サイズ:直径60cm×高さ8.5cm
調光:調光100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値: Ra 83
AIR PANEL LED も、パナソニックの製品です。

本体形状は、中心部の光源の「出っ張り」が引っ込んだスタイリッシュな形状になっています。
また、中心の光源の周囲に、クリアパネルがあります。
導光管を利用してそちらも光るような仕組みがあり、間接照明的につかえるようにしています。
高さは8.5cmですし、天井の低めのご家庭にもよさそうです。

明るさは、4299ルーメンです。この畳数の最大光量です。
ただし、明るさアップ(ブースト)機能はないです。
調光(明るさ調整)は、いずれも、無段階で連続調光が可能で、常夜灯の調光できる製品です。

調色(色の調整)も可能です。
その上で、外縁部・内周部だけ照射し、間接照明的にライトが使える点が魅力です。
パネル光だけを用い、電球色(2700K・明るさ20%)でろうそくのような光を演出する「ゆらぎモード」など、寝室に適した機能も備えます。
さらに、本機も文字くっきり光、パソコンくっきり光も備えるので、室と書斎を兼用する環境でも活用できます。
演色性の値は、Ra83です。
リビング用途に十分な水準ですが、高演色と呼べるほどではありません。
消費電力は、特殊な形状のモデルのため、多少ながら劣ります。
趣味的な機能を持つモデルであることを考えると妥当でしょう。

タイマーは、時計認識が可能です。
「おめざめモード」として、徐々に明るくなり最後にアラーム音がなる機能は、とくに寝室用には便利でしょう。
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以上、Panasonic AIR PANEL の紹介でした。
シアタールームや寝室用の照明として打ち出された製品で、雰囲気のある光を演出できる点が魅力です。
リラックス空間に適しており、デザイン性の高さも買い替えの動機となりやすいでしょう。

【2020年発売】
【8畳】
11・パナソニック HH-CF0896A
¥35,539 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
11・パナソニック HH-CF0885A
¥35,640 楽天市場 (1/30執筆時)
明るさ:4299ルーメン(36.5W)
サイズ:W55cm×D55.6cm×H9.9cm
調光:調光100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
HH-CF0896Aは、パナソニックの角型パネルの製品です。AIR PANEL LEDというシリーズに属します。
同じ製品がHH-CF0885Aという型番で販売されることもありますが、性能は同一です。

外観デザインは、独特です。
光源は中央部にあり、左右のパネルは透明なプラスチックパネルになっています。
天井の壁紙が透けて見えるため、おしゃれな印象を与えます。
明るさは、4299ルーメンです。
角形ですが、本機の照度は最大で変わりません。
調光(明るさ調整)は、無段階で連続調光が可能です。
常夜灯の調光もできる製品です。

調色(色の調整)は、昼光色〜電球色に対応します。
特別光色は、一方、文字くっきり光は出せますが、パソコンくっきり光は、発売時期の関係もあり、非対応です。

間接照明利用は、3パターンの発光パターンを組み合わせた調光に対応します。
左右のパネルの部分については、中央パネルの「パネル用LED」からの拡散光で照らされる仕組みです。広々照らせられるので、雰囲気があります。
タイマーは、本機もパナソニックの上位仕様(時計機能付)です。
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以上、パナソニックのAIR PANEL LEDシリーズの紹介でした。
Atlas自身も寝室(兼シアタールーム)にこのシリーズを設置しています。十分な光量を持ちながら、天井反射による間接照明的な使い方ができ、昼夜ともに便利です。
ただし、光の広がり方からすると書斎やリビングでの読書用途にはやや不向きです。用途を絞って選べば、デザイン性も含めて魅力のある製品と言えるでしょう。

【2020年5月】
【8畳】HH-CF0802A同等品
12・パナソニック HH-CF0806A
¥57,994 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
(工務店ルート)TV送信機なし
12・パナソニック SNCX38300
¥94,800 楽天市場 (1/30執筆時)
明るさ:4299ルーメン(36.5W )
サイズ:W55×D71.2×H9.9cm
調光:調光100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
HH-XCF0807Aは「The Soundシリーズ」に属するパナソニック製品です。
照明自体の形は上で見たHH-CF0896Aと同じですが、名前通り、「音楽を聴ける」という特徴を持ちます。
なお、SNCX38300は、工務店ルートの製品です。
後述するTV送信機が付属していません。価格も高めなため、一般家庭向けには通常モデルのほうが適しています。
本機は、いわゆる「IOT家電」です。
Bluetoothを内蔵しており、スマホ(iPhone/Android)から照明操作が可能です。そのため初期設定にはスマホが必須となります。
また、無線トラブルやペアリング変更が必要な場合は電源を切る必要があります。
そのため、壁コンセントがない部屋では操作が難しく、ブレーカーを落とす必要が生じる点には注意が必要です。壁コンセントのない環境では実用性が低いでしょう。

明るさは、8畳用で4299ルーメンです。
照らしわけを含めての照明のスペックは、1つ上で説明したAIR PANEL LEDシリーズと同じです。そちらをご覧ください。
スピーカー構成は、3×9cmのフルレンジユニットを2基搭載するステレオです。
総合出力は10Wです。独立したバスレフポートを備え、低音を強化しています。
このブログには、【Bluetoothスピーカーの比較記事】もありますが、構成的には、大体1万円以下のグレードです。
高音質を期待する製品ではありませんが、天井からの「振り下ろしサウンド」はBGM用途には十分で、日常的に楽しむ分には実用的といえるでしょう。

Bluetoothのコーデックは、SBC と Apt-X LL に対応しています。
低遅延のApt-X LLを利用できるため、テレビ視聴時も音声と映像のズレ(口パクずれ)が少ないのが特長です。

ただし、Bluetoothは原理的に音声と映像に遅延が生じやすいため、本機には、低遅延のApt-X LLに対応するワイヤレス送信機(HK8900)が最初から付属しています。
一方、スマホ音楽からテレビ音声に切り替えるなどペアリングを変更する場合は、一度壁スイッチをオフにする必要があり、やや手間がかかります。
リモコンは、Bluetoothではなく赤外線式です。
タイマーなど、同社のスタンダード機以上の機能は普通に扱えます。
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以上、「The Soundシリーズ」のHH-XCF0807Aの紹介でした。
スピーカーとしてはオーディオやテレビ用のメイン機材として「聴き入る」グレードではありません。
ただし、寝る前のひとときやキッチンで作業しながらテレビ音声を聞く、あるいはBGMを流すといった用途には十分な音質で、有用な製品といえるでしょう。
テレビ用途としては制約もありますが、ライトとスピーカーの一体型という特性にニーズがあるのは確かです。
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【8畳】
【2020年発売】HH-CF0800A同等品
13・パナソニック HH-CF0804A
¥59,400 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
明るさ:3800ルーメン(34.8W)
最大時:4560ルーメン(42.8W)
サイズ:直径73.5cm×高さ9cm
調光:調光100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
なお、同じ「The Soundシリーズ」ですが、オーソドックスな丸形形状のモデルもあります。
明るさは、3800ルーメンです。
畳数当たりの最大光量には届きません。
文字くっきり光と1.2倍までの明るさアップにも対応です。
配光の広がりという点では、最大光量を達成できる製品に比べ差が出るでしょう。

一方、本機はパナソニックでは薄型設計となっており、高さは9cmとかなり薄いです。天井が低いマンションなどでは設置性のメリットがあります。

音質面では、本機も総合10W+バスレフ仕様です。ただし、バスレフポートが独立構造ではないため、角形モデルよりは音質面でやや劣ると考えられます。
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結論的にいえば、特に照明として考えた場合、スピーカー搭載に向くのは角形のほうと言えそうです。間接照明的な面白い使い方もできますし、選ぶならばそちらかと思います。

【2022年発売】
【8畳】
14・パナソニック HH-XCH0809A
¥80,190 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
明るさ:4299ルーメン(36.7W)
サイズ:W55×D71.2×H9.9cm
調光:調光100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
HH-XCF0805Aは「ライフコンディショニングシリーズ」に属するパナソニック製品です。

外観は、ここまでみた角形の2機と同じです。
本機は「高度なIoT家電」であり、説明がやや複雑になります。
純粋にシンプルな照明器具を求める方は、この部分は読み飛ばしても構いません。

本機は、1つ上でみたThe Soundシリーズと同じで、Bluetoothを内蔵する製品です。
コーデックは、SBC・AACという組み合わせです。
AACはiPhoneで対応できるコーデックなので、iPhoneでの音楽再生においては、「The Soundシリーズ」やや有利といえます。

テレビからの音声送信は、Bluetooth経由で行い、専用の送信機(トランスミッター)が標準付属します。
The Soundシリーズと異なり、本機は、壁コンセントのオン/オフに頼らず、送信機のスイッチでBluetoothペアリングを切り替え可能です。
スマホ音楽からテレビ音声への切替は容易です。

テレビ利用は、重視されており、スポーツ中継や映画でサラウンド感を強める「スタジアムモード」も搭載されています。
一方、注意点もあります。
本機はApt-X LLに対応していないため、映像と音声のズレがThe Soundシリーズより大きくなる可能性があります。また、EDR非対応のBluetooth 5を採用したため、データレートがやや低下している印象もあります。
独自の低遅延処理を行っている可能性もありますが、特に、ゲーム用にも使う場合は、あまり向かないと言えます。
ネットワークは、Wi-Fiも装備です。
テレビ音声伝送に利用するのかと思われましたが、実際には送信機との通信はBluetoothのみを使用します。
Wi-Fiは以下のような用途に活用されます。

第1に、スマホでの照明操作です。
専用アプリ「あかリモ+」(iOS/Android対応)を利用すれば、スマホを照明リモコンとして使えます。
また、パナソニックが提供するクラウドサーバーを通じて外出先から点灯/消灯の操作や照明状況の確認も可能です。帰宅確認や防犯用途として便利です。

第2に、照明の音声操作です。
本機自体にマイクや音声AI(Google Assistant・Amazon Alexa・Apple Siri)は搭載されていません。

そのため、他社製のスピーカーは必要(Google or Amazon対応)なりますが、導入すれば、点灯・消灯や調光・調色といった音声操作が可能です。
例えば、Amazon Alexaの場合、以上の操作ができます。
ただし、本体にAIを内蔵していればより便利だったと言えるでしょう。なお、対応機機は【スマートスピーカーの比較記事】で取りあげましたので、ご覧ください。

第3に、音声プッシュ通知です。
パナソニックの「CLUB Panasonic」アプリを利用し、ゴミ出しや薬の時間など、登録したリマインダーを照明から音声で通知してくれます。

また、同社のIoT対応家電(洗濯機、レンジ、エアコン、ロボット掃除機、空気清浄機、加湿器など)と連携し、各機器の情報を知らせてくれます。

さらに、天気予報(ウェザーリポート社)や宅配便(ヤマト運輸)の配送情報を音声で伝える機能も備えています。
ただし他社の音声スピーカー(Amazon・Android)の管理する情報は流せません。

壁スイッチ操作は、Wi-Fi搭載機の場合、制約もあります。
Wi-Fiは常時通電を必要とするため、壁スイッチをOFFにするとWi-Fi機能は利用できません。さらに、壁スイッチの早押しによるモード切替も使えません。
そのため、壁スイッチ主体で使う方には不向きです。ただしリモコンやスマホ、スマートスピーカーで操作した方が快適であり、次世代的な使い方といえるでしょう。
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結論的にいえば、本機は「IoT家電のハブ」として非常に高度に作り込まれています。
BGM用途としての音楽再生も便利です。テレビ用としては遅延が残る可能性がありますが、この価格帯を選ぶユーザーであればテレビ自体のスピーカー環境も良いケースが多く、必要に応じて併用すれば大きな問題にはならないでしょう。

明るさは、8畳用で4299ルーメンです。
調光・調色・演色性の値や照らしわけなどの部分は、上で紹介した機種と同じです。
説明はそちらをご覧ください。

ただし、本機には独自の機能として「癒やし系モード」が搭載されています。
BGMと連動させつつ、瞑想に適した光の揺らぎを演出する「マインドフルネスモード」や、ろうそくの炎を模した「ゆらぎモード」が用意されています。
照明としてはユニークなアプローチで、リラックス空間づくりに向いています。

タイマーも、基本は下位機種と同じです。
ただ、スピーカーが付属し、Wi-Fi経由でお知らせ設定ができるので、BGMや通知と組み合わせて生活スタイルに合わせた細かいプログラムを組むことができます。
曜日認識機能を備え、休日専用の設定を作れる点も実用的です。
スピーカーの音質は、The Soundシリーズと同じく、総合10W+バスレフ構成です。
質も同等で、高音質志向ではないもののBGM用途であれば十分満足できるレベルです。
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以上、「ライフコンディショニングシリーズ」のHH-XCH0809Aの紹介でした。
この製品は「照明」というよりも「IoT家電のハブ」としての性格が強いといえます。テレビのメインスピーカーとしては遅延の懸念がありますが、家事をしながらニュースや音楽番組の音声を流すなど「ながら用途」には非常に実用的です。
また、天気予報や各種情報を取得できる点も魅力です。
こうした部分で、高度に自宅をIoT化したい方に向く製品であり、発想そのものに「スゴいものを出した」という印象を受けました。
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なお、ライフコンディショニングシリーズには、別形状の製品があります。
順番にみておきます。

【8畳】(Wi-Fi+Bluetoothあり)
【2022年発売】
(通常型番)
15・パナソニック HH-XCH0808A
¥75,240 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
(住設・工務店向け型番)送信機なし
15・パナソニック SNCX31300
¥84,500 楽天市場 (1/30執筆時)
明るさ:3800ルーメン(36.8W)
最大時:4560ルーメン(44.8W)
サイズ:直径73.5cm×高さ9cm
調光:調光100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
第1に、 HH-XCH0808Aです。
ライフコンディショニングシリーズの丸形モデルです。
ネットワーク機能は、Wi-FiとBluetoothとも、角形モデルと同じ仕様です。
明るさは、The Soundシリーズの丸形と同じ3800ルーメンです。
この畳数の最大光束には届きません。スピーカーを配置する都合で制約があったと言えます。
「文字くっきり光」や1.2倍の明るさアップ機能には対応しますが、光の広がりという点では角形モデルに及ばないでしょう。
スピーカーも、下位機種と同じ総合10W+バスレフ構成ですが、ポートの配置の関係で角形モデルよりは不利と見られます。
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結論的にいえば、やはり、スピーカー搭載型としては、やはり角形モデルのほうが照明性能・音質の両面で相性が良いといえるでしょう。
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【8畳】
【2023年発売】(Wi-Fi)
16・パナソニック HH-XCK0860A
¥29,000 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
明るさ:4299ルーメン(27.7W)
最大時:5158ルーメン(35.6W)
サイズ:直径60cm×高さ9cm
調光:100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
第2に、HH-XCK0860Aです。
丸形形状のライフコンディショニングシリーズ下位モデルにあたります。
本機はスピーカーを省略しており、「お知らせ機能」には対応しません。
つまり、スマートスピーカーとの連携や、生活リズムタイマーといった基本機能は利用可能ですが、音声通知やBGM再生といった部分は非対応です。
マインドフルネスモード自体は搭載されていますが、スピーカーがないため音源はスマホなどでの自主再生に依存します。実際にはあまり使われないでしょう。

形状は、普通の丸形シーリングです。
ただ、同社のWi-Fi非搭載スタンダード機と比べると省エネ性が若干向上しており、厚みも9cmと薄型です。天井の低い住宅では設置しやすいという利点があります。

なお、パナソニックの薄型9cmタイプの場合、下位機種とLEDの配置が異なります。
導光プリズム(図の3)で反射させ拡散させる仕組みがとられます。
これは一世代前のスタンダード機で使われていた仕組みで、Wi-Fiユニット搭載や消費電力低減のために再び採用されたと考えられます。
薄型では中間色でわずかに色ムラを感じる場合もありますが、実用上は気にならないレベルです。
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結論的にいえば、本HH-XCK0860Aは「天井が低い家庭」に向くスリムな製品として魅力があります。導入自体は問題なくおすすめできますが、シリーズ共通の「壁スイッチ操作のクセ」には注意が必要です。
メーカーの狙いとしては、スマホやスマートスピーカーでの操作に価値を感じる層をターゲットにしています。
ただし、この部分は、【スマート家電リモコンの比較】で紹介したサードパーティ製のスマートリモコンでも代替可能です。たしかに、外出先から正確な点灯状況を確認できる点は差別化要素ですが、シーリングライトという特性上、大きな利点とは言いにくいでしょう。

【2020年発売】(在庫限り)
【8畳】
17・パナソニック HH-CF0871A
¥31,700 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
明るさ:4000ルーメン(33.5W )
サイズ:直径63cm×高さ11.4cm
調光:100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
HH-C871シリーズは、特定の用途を想定して開発されたパナソニックの特別モデルです。

デザインは、「リネン柄」です。
子供部屋や添い寝向けに設計されています。
通常の調色機能に加えて、絵本の読み聞かせに適した2000Kの光にワンタッチで切り替えられる点が特徴です。
形状上、間接光は出せませんが、薄型設計で高さが抑えられている点は強調できます。

さらに、2ルクスの「夜間モード」を搭載しています。
これはJIS規格で夜間に最適とされる照度で、真っ暗ではなく、夜中の移動や子供の様子確認に便利です。
明るさは、8畳用で4000ルーメンです。
このクラスの最大光束には届きませんが、寝室用としては十分です。なお最大光量は昼光色(5200K)時に発揮されます。
調光(明るさ調整)は、無段階で連続調光が可能で、常夜灯の調光できる製品です。
調色(色の調整)は、昼光色〜電球色に対応し、文字くっきり光も出せます。

タイマーは、「お目覚めモード」が搭載されます。
設定時刻に合わせて光が変化します。さらに、アラーム音を鳴らすこともできるため、朝の起床をサポートします。子供を自然に起こす工夫といえるでしょう。
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以上、パナソニックのHH-C870シリーズの紹介でした。
エアパネルシリーズをベースに、子供部屋向けに特化した非常にユニークなコンセプトモデルです。
ここまで寝室用に機能を絞ったシーリングライトは珍しく、専用の子供部屋があるご家庭で、機能性を重視するなら魅力的な選択肢といえます。
次回に続く!
LEDシーリングライトのおすすめは、結論的にこれ!!
というわけで、今回は、LEDシーリングライトの比較の1回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

2・8畳用シーリングライトの比較 (2)
2-1:ホタルクス(旧 NEC)
2-2:アイリスオーヤマ
3・8畳用シーリングライトの比較 (3)
3-1:東芝
3-2:ODELIC
4・8畳用シーリングライトの比較 (4)
4-1:popIn
4-2:ドウシシャ
4-3:他の企業
5・シーリングライトまとめ
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
次回の2回目記事(こちら )では、NEC・アイリスオーヤマと、今回見れなかった各社の8畳用のシーリングライトを引き続き紹介します。
明るさ ★★★★★
演色性の良さ ★★★★★
調光と調色 ★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★
照明のデザイン ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、今回の比較記事の結論編【こちら】に入ります。
そちらでは、全ての畳数の製品から、「Atlasのおすすめ機種!」を、価格別・目的別・部屋サイズ別に提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら ; ;
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