比較2018'【目に優しい】LEDデスクライト24機の特長とおすすめ(1) 山田照明 Zライト・パナソニック・NEC・ツインバード・ジェントスなど

2018年08月16日

比較2018'【目に優しい】LEDデスクライト24機の特長とおすすめ(1) 山田照明 Zライト・パナソニック・NEC・ツインバード・ジェントスなど

【今回レビューする内容】2017-2018年 明るいLEDデスクライトの人気24製品の性能とおすすめ・選び方:山田照明 パナソニック NEC ツインバード ジェントス自然光LEDデスクライト Wクランプ式やデスクスタンド式の違いや人気ランキング

【比較する製品一覧】山田照明 Z-LIGHT Z-1000 Z-10N Z-11N Z-80NW Z-80NB Z-81NW Z-81NB Z-63W Z-63B Z-70W Z-80 PRO B Z-ReF Z-G7000 Z-G7100GENTOS ルミリオン S56 DK-S56CWH S70 DK-S70CWH S83 DK-S83CWH TWINBIRD LE-H637W LE-H638B LE-H618B LE-H839B LE-H819B NEC HSD16012K-D12 Panasonic SQ-LD300 SQ-LD222SQ-LD517 SQ-LC518 SQ-LC516 SQ-LD515 Z-S5000 Z-N1100 Z-S7000 Z-80PROIIB 自然光 LEDデスクライト PRO B スワン電器 LEDICEXARM LEX-970WH

今回のお題
「目に優しい」LEDデスクライトのおすすめ機種はどれ?


 どもAtlasです。

 今日は、目が疲れないという観点からLEDデスクライト・LEDデスクスタンドを比較します。

 いつものように各製品を丁寧に比較し、最後にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

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1・LEDデスクライトの比較 【長形】
2・丸形LEDデスクスタンドの比較 【丸形】
3・シーリングライトの比較
4・LED電球の比較

 なお、このブログ「モノマニア」には、目に優しい照明器具の比較記事が4つあります。

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 このうち、今回の記事は1番の記事で、机の上を広く明るく照らせるLEDデスクライトを紹介します。

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 手元をスポット的に照らす、おしゃれタイプの丸形LEDデスクスタンドと、数が少なくなってきた蛍光灯を利用するデスクスタンドついては、2番の記事となります。

 ご面倒ですが、そちらをご覧ください。

1・LEDデスクライトの選び方の基本

 「目に優しいLEDデスクライトを選びたい場合、次の6つの要素に注意が必要です。

1・照度の高さ
2・演色値の高さ
3・多重影対策
4・調光機能の充実度
5・調色機能の充実度
6・アームの柔軟性

 これらを軽視すると「デザインはよい」が、「極端に見にくい」LEDライトを選んでしまう危険があります。

 そのため、具体的な製品を比較する前に、これらの点について簡単に紹介しておきます。

1・照度の高さ

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 第1に、照度の高さです。

 照明器具の「明るさ」については、国内基準があります。

 具体的には「光源30センチで500ルクス・50センチで250ルクス」を満たす製品が、JIS規格のAA水準をクリアしており、デスクライトとして「最高水準」であるとみなされます。

 しかし、蛍光灯に比べ、この基準をクリアするLEDデスクライトは限られるため、注意が必要です。

2・演色値の高さ

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 第2に、演色値の高さです。

 聞き慣れない言葉ですが、太陽の光をRa100として、どれだけそれに近いか、を表した値です。

 基本的に、この値が高いほど自然光に近く、「目に優しい」といえます。

3・多重影対策

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 第3に、多重影対策です。

 これは、LEDが超小型ランプを複数使う関係で、影が多重化してしまう現象です。従来、スリム蛍光管タイプのデスクライトに比べて、LEDのデメリットでした。

 しかし、これらについても、配置の工夫などから、問題が解消されたLEDランプが多く販売されてきました。そういったものを選ぶのが、重要となります。

4・調光機能の充実度

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 第4に、調光機能の充実度です。

 「目に優しい」デスクライトを選ぶには、眩しすぎない明るさに調節できることがかなり重要です。

 その点で言えば、多段階調光や、無制限調光機能をもつ機種を選ぶ必要があります。

5・調色機能の充実度

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 第5に、調色機能の充実度です。

 とくに、室内で利用する場合ですが、部屋のLEDシーリングライトなどの室内照明と、デスクライトの色温度を合わせることが重要です。

 もちろん、勉強の時は文字がみやすい昼白色にしたり、間接照明的に電球色にするなどの使い分けにも便利でしょう。いずれにしても、色温度が調整できる(=調色ができる)点は、蛍光管に較べてLEDの良い部分です。

6・アームの性能

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 第6に、アームの性能です。

 デスクで使う場合、基本的に広範囲に照らせる明るいライトをできるだけ上方から照らすのが良いといえます。そのためには、アームの長さや柔軟性が重要になります。

ーーーー

 というわけで、今回は、上のような基準に注意しながら、日本の高級照明器具のトップブランドである山田照明のZライトを含め、LEDデスクライトを比較します。

1・調色ができない格安モデル【1万円以内】
2・調色のできる高機能モデル【1万円以上】
3・演色値が高い高級モデル【1.5万円以上】

 また、機種が多いので、以上の3つにカテゴリー分けして、順番に紹介します。

2・調色ができない格安デスクライト

 というわけで、紹介をはじめます。

 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチと思う部分を青字系で記していきます。


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 【下位機種】

 1・GENTOS ルミリオン S70 DK-S70CWH
  ¥2,896 Amazon.co.jp (8/16執筆時)

 【上位機種】

 2・GENTOS ルミリオン S83 DK-S83CWH
  ¥3,280 Amazon.co.jp (8/16執筆時)

 こちらは、国内照明メーカーであるジェントスのLEDデスクライです。下位機種上位機種があります。

 LEDの照度は、2機種で異なります。

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 下位機種DK-S70CWHは、「JIS規格AA水準」はもちろん、それよりも基準がゆるい「JIS規格A水準」もクリアしないレベルです多重影対策もなされていません。

 上位機種DK-S83CWHは、利用するLEDランプの変更と強化により、JIS規格AA水準の明るさをクリアします。また、多重影の問題も解決できています。

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 明るさ調整は、いずれの機種も3段階のみと低機能です。そのため、他社製品に比べると多少使い勝手が悪いような気もします。

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 アームの使い勝手や品質は、後述の山田照明などに比べると差があります。背丈も低いので、基本的にノートパソコンなどを照らす用途が限界でしょう。

 以上、ジェントスのLEDデスクライトの紹介でした。

 上位機種については、格安モデルでAA規格をクリアしている機種が少ないことから考えて、費用対効果が高いお買得モデルの1つでしょう。ただ、背丈が短い機種である点や、明るさの調整機能が弱い点など、価格相応の部分もあるので、注意が必要です。


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 3・TWINBIRD デスクスタンド LE-H637W
  ¥4,468 Amazon.co.jp
(8/16執筆時)

 4・TWINBIRD デスクスタンド LE-H617W  
  ¥5,480 Amazon.co.jp
(8/16執筆時)

 LE-H637W は、日本の中堅家電メーカーであるツインバード工業から販売されているLEDデスクライトです。

 こちらは、机の縁に固定する、クランプ固定式のデスクライトとスタンド型デスクライトの2種類があります。

 LEDの照度は、この機種は「JIS規格照度 A形相当」も満たさない水準です。セード直下の明るさは672ルクスです。

 「目に優しい」光源から30センチで300ルクス、50センチで150ルクスという最低限度の照度は確保されていないため、あまりオススメできません。

 多重影対策は、特殊なセード構造により対応します。

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 明るさ調整は、しかしながら、この機種は、5段階と先ほどの機種よりも細かく調整できます。

 ただし、最大照度でも、十分に明るいとは言えない点は注意でしょう。

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 アームの使い勝手や品質は、こちらも1アーム式ということでフレキシブルとは言えません。背も低いので、ノートパソコンなどに用途は限定されるでしょう。

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 以上、ツインバード工業LE-H635の紹介でした。

 白い筐体で、デザイン性はよい機種です。ただ、「JIS規格照度 A形相当」の明るさに満たない点は、考慮に入れるべきでしょう。


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 5・NEC ブラック HSD16012K-D12
 5・NEC ホワイト HSD16012W-D12
  ¥2,736 Amazon.co.jp
(8/16執筆時)

 HSDシリーズは、NECLIFELED’Sシリーズのデスクライトです。

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 LEDの照度は、「JIS規格照度」ではA型相当に止まります。ただ、色温度は、6600Kと昼光色を採用しているため、従来機に較べると文字の視認性は高い機種です。

 演色値(太陽の光を100とする数値)も公開されており、Ra85となります。高級機にはさらに自然光に近い機種もありますが、それでもこのクラスとしては、視認性は良いでいえるでしょう。ただし、多重影対策についてはメーカーの言及がありません。

 明るさ調整は、その一方で、3段階と弱いです。

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 アームの使い勝手や品質は、こちらはジェントス同様のフレキシブルアーム採用の機種です。ただ、やはりサイズとしては、高さ的な問題から、ノートパソコンなどを手元で照らす用途でしょう。

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 以上、NECHSDシリーズの紹介でした。

 価格が安いので、デンキヤではかなり売れている機種です。今モデルから、色温度もあがり、「目の疲れやすさ」の点で大幅な改善がありました。ただ、照度は「いま一歩」であるため、手元の簡単な作業を除けば、「目の優しさ」という点では、おすすめしかねる機種です。


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 【各色】

 6・Panasonic 児童向けライト SQ-LD300
   ¥6,120 Amazon.co.jp
(8/16執筆時)

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 7・Panasonic デスクスタンド SQ-LD222
   ¥3,284 Amazon.co.jp
(8/16執筆時)

 SQ-LD300SQ-LD222 は、パナソニック(電工)のLEDデスクライトです。スタイリッシュなデスクライトとして、デンキヤでは売れ筋のモデルの1つです。

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 LEDの照度は、この機種の場合も「JIS規格照度」ではA型相当に止まります。

 色温度は、しかしながら、文字のみやすい昼光色を採用します。数値的にも6200KとNECの昼光色よりもさらにはっきりしたコントラストです。パナソニックはこれを「文字くっきり光」と呼んでいます。

 ただし、演色値(太陽の光を100とする数値)は、Ra83ですから、自然光への近さだとNECに及びません

 明るさ調整は、その一方で、この機種については採用されません。くっきり見やすいライトではありますが、多くの場合、この点はネックと言えるでしょう。

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 アームの使い勝手や品質も多少注意が必要でしょう。なぜなら、アームはセード(傘)の部分しか動かせず、その点では、取り回しの自由さに難があるからです。どちらかといえば、パソコン用より、読書灯として向く機種です。

 以上、パナソニックSQ-LD300SQ-LD222 の紹介でした。「デザイン家電」としてオシャレな部屋にマッチしそうな人気機種です。ただ、調光できない点と、照度がJIS規格A形相当に止まるという点では、やや力不足ですね。


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 【各色 USB端子なし

 8・Panasonic SQ-LD517-K
  ¥8,980 Amazon.co.jp (8/16執筆時)
 8・Panasonic SQ-LC518-K
  ¥8,980 Amazon.co.jp (8/16執筆時)

 【各色 USB端子あり

 9・Panasonic SQ-LD515-K
  ¥11,800 Amazon.co.jp (8/16執筆時)
 9・Panasonic SQ-LC516-K
  ¥11,800 Amazon.co.jp (8/16執筆時)

 SQ-Lシリーズは、パナソニックLEDデスクライトです。

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 先ほどの機種と較べると背が高く、より本格的なモデルです。スタンド式とクランプ式があります。また上位機種は、図のように、前面に、スマホ充電用のUSB端子があります。

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 LEDの照度は、この機種は、AA形基準に適合します。

 色温度は、文字のみやすい昼光色(文字くっきり光=6200K)です。一方、演色値(太陽の光を100とする数値)は、Ra83ですから、最近の高級機にしては「低め」です。

 明るさ調整は、この機種は対応し、5段階調光に対応します。実用性として十分だと思います。

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アームの使い勝手や品質は、かなり自由度が高く高性能です。

 途中に間接がつくために、取り回しの自由度が高いからです。どちらかと言えば機能性重視ですが、デザインもスリムで良いです。

 以上、パナソニックSQ-LD521SSQ-LD521の紹介でした。

 デザイン面がかなり良く、価格も安いためお買得感がある製品です。USB端子付きは、とくに便利に使えそうです。LEDの明るさも、AA形相当に対応する上で、「文字くっきり光」に対応するなど優秀です。

 一方、照明専門メーカーの製品と比較するとRa値が物足りないほか、細かい照度情報の開示が不足しており、「AA形」に「ギリギリ」対応するのか、「余裕を持って」対応するのかという点が分からない機種ではあります。この部分は改善が必要に思えます。


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 10・Z-LIGHT Z-1000-W ホワイト
 10・Z-LIGHT Z-1000-B ブラック
  ¥7,819 Amazon.co.jp (8/16執筆時)

 Z-1000は、山田照明Zライトシリーズ入門用ライトです。

 山田照明は、高級照明器具メーカとして国内で有名です。東急ハンズなどの専門店でもよく見かけます。ただ、この機種については、後発でエントリー用に作られた廉価モデルのため、同社の製品としては性能は「イマイチ」です。

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 LEDの照度は、「JIS規格照度」ではA型相当に止まります。他社の場合は標準的ですが、山田照明の製品としてはあまりよろしくありません。

 色温度は、従来的な5000K昼白色で、演色値(太陽の光を100とする数値)は、Ra85です。

 明るさ調整は、しかしながら、こちらの場合、、5%〜100%の間で無段階で調光できます。この点は、他社よりもかなり高性能です。

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 アームの使い勝手や品質は、山田照明だけにエントリークラスでも多軸アーム採用で、可動範囲は広いです。ただ、Z-LIGHT特有のフレキシブルアームは、続くグレードからの採用であり、その点ではイマイチとなります。

 以上、山田照明Z-1000の紹介でした。アームの素材を含めて品質は高いのですが、エントリー用に開発されたもので、照度もA型相当です。基本的には、上位機種をおすすめします。


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 11・Z-LIGHT Z-10N-W ホワイト
 11・Z-LIGHT Z-10N-SL シルバー  
 11・Z-LIGHT Z-10N-B ブラック
  ¥9,770 Amazon.co.jp
(8/16執筆時)

 Z-10Nも、山田照明Zライトシリーズライトです。

 同社ではこのグレードから、性能面で高品質と言えるモデルになっていきます。

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 LEDの照度は、JIS規格照度AA形の基準を満たしています

 さらに、照明専門メーカーらしく、照度に関する細かいスペックデータも細かく公開されています。白熱灯換算で150Wの明るさである点から、かなり優れていると言えるでしょう。

 色温度は、従来的な5000K昼白色です。

 パナソニックのような「文字くっきり」とはいきませんが、室内の天井照明と調和が取りやすいので、調色できないモデルの場合、昼白色のほうが長時間利用時には「目には良い」と思います。

 演色値(太陽の光を100とする数値)は、Ra80です。やはり昼白色はこの部分は低く出てしまいます。

 明るさ調整は、こちらの場合、5%〜100%の間で無段階で調光できます。この点は、他社よりもかなり高性能です。細かく調整できるため、眩しすぎることもないでしょう。

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 アームの使い勝手や品質は、Zライトの「売り」といえる部分です。Zライトの伝統的な形状で、稼働範囲が広く、動きも安定しています。デザインもシンプルで非常に良い感じです。

 また、背が高いため、デスクトップPCの証明にも利用可能です。

 ちなみに山田照明は、浅原重明氏及び鴨志田厚子氏などの照明デザイナーがデザインしている会社です。上位機種から素材・形状などの変更もないようで、入門用でも高級感もあります。

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 Z-LIGHT デスクベース Z-B13 【黒】
  ¥6,950 Amazon.co.jp (8/16執筆時)

 なお、山田照明は、基本クランプ式であり、ねじ回しでデスクサイドに固定するのが標準です。

 ただ、デスクベースを追加購入すると、スタンドタイプとしても利用可能です。これは、同社の他機種も(ほぼ)同様です。

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 寸法はこのような感じです。同社の製品としては格安ですが、背が高く、机の上を広範囲に照らせます

 以上、山田照明Z-10Nの紹介でした。

 JIS規格照度AA形の照度を持つうえ、品質の良いアームを装備し、明るさ調整も細かくできる良い機種だと思います。その部分価格は高いですが、「目に優しい」という点を考慮にいれるならば、この価格が最低ラインといえます。LEDランプは寿命も長いですし、買って後悔しない機種でしょう。


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 12・Z-LIGHT Z-11N SLシルバー
  ¥11,770 Amazon.co.jp (8/16執筆時)

 Z11は、山田照明Z10シリーズの改良モデルです。

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 LEDの照度は、Z10Nと同様に、JIS規格照度AA形の基準を満たしており白熱灯150W相当とかなり優れている照度です。

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 一方、この機種の場合、色温度が珍しく4000Kという色温度です(図左)。通常の昼白色5000K(図右)に比べて、やや黄色がかった白色です。 4000Kは、蛍光灯の代替として使われているオフィスの長尺のLED天井照明と同色になります。そのため、この商品はオフィス用として開発されたものです。

 ただ、先述のように、オフィス用なので、自宅用のLEDシーリングライトとの相性を考えればZ10のほうが向いています

 アームの使い勝手や品質など、その他の部分は、Z10シリーズに準じます。詳しくは1つ上の記事をご覧ください。


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 13・Z-LIGHT Z-S5000B ホワイト
 13・Z-LIGHT Z-S5000SL シルバー  
 13・Z-LIGHT Z-S5000-B ブラック
  ¥9,770 Amazon.co.jp
(8/16執筆時)

 Z-S5000は、山田照明Zライトシリーズの大きめデスクライトです。

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 傘の部分だけで60cmあり、新聞などの閲覧に便利な仕様です。蛍光灯時代にあったニッチなモデルがLEDデスクライトとして復活したものです。

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 LEDの照度は、もちろんJIS規格照度AA形の基準を満たしています。読書に重要な30cm離れた場所の明るさは924ルクスと段違いに明るいです。その意味では、ある程度遠いところから机全体を照らす用途に向きます。

 色温度は、こちらの場合も、5000K昼白色です。室内の天井照明と調和が取りやすいでしょう。

 演色値(太陽の光を100とする数値)は、Ra80で、下位機種と同等です。

 明るさ調整は、こちらの場合、30%〜100%の間で無段階で調光できます。あまり暗くできないのは、そもそもの光量が大きいからですが、用途的に問題はありません。

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 アームの使い勝手や品質は、この機種も高いです。特に、こちらについては、アーム部分のスプリングが露出しないスマートなデザインです。山田照明としては、比較的新しいデザインです。

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 なおこちらの場合も、ベースを追加することが可能です。

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 寸法はこのような感じです。可動域は十分広いですね。

 以上、山田照明Z-S5000の紹介でした。おそらく、新聞を読むのを日課としているお年寄りには最適なモデルです。そのほか、デスク上で細かい作業を行う方などで、明るさを最重要視する場合は、とてもよい選択肢です。


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 14・SWAN LEDICEXARM LEX-970WH
 
14・SWAN LEDICEXARM LEX-970BK
  ¥9,979 Amazon.co.jp
(8/16執筆時)

 LEX-970WHは、日本のスワン電器が発売するデスクライトです。デンキヤでも一定の人気があるモデルです。

 LEDの照度は、ルクスに関する情報が非開示ですが、器具光束・全光束から判断すると、ゼットライトのZ-10N並の明るさはあるでしょう。演色値はRa83でやや優れます。

 色温度は、こちらの場合は、6500Kの昼光色です。文字がくっきり見える明るさです。

 明るさ調整は、しかしながら3段階のみと弱いのが難点でしょう。

 アームの使い勝手や品質は、山田照明と較べても問題ないです。ただ、スプリングの配置や形状は、クラシカルで、好みが分かれるところです。

 以上、スワン電気のLEX-970WHの紹介でした。1万円以下で買えるエントリーモデルはライバルも多いです。その中で、昼光色が出せる機種は限られるため、その部分を重視した場合は、こちらは魅力でしょう。

 なお、この価格帯の最終的なおすすめ機種は、最後にまとめて紹介します。


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 15・TWINBIRD ブラック LE-H839B
  ¥12,800 Amazon.co.jp  (8/16執筆時)
 16・TWINBIRD ブラック LE-H819B
  ¥12,380 Amazon.co.jp  (8/16執筆時)

 LE-H839Bは、ツインバード工業のLEDデスクライトの上位機種です。

 こちらも、クランプ式スタンド式双方の選択肢がありますが、照度は同等です。

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 LEDの照度は、JIS規格照度AA形の照度基準を満たします。他社の場行きと同じで、かなり明るいLEDランプです。もちろん、LEDの致命的弱点である多重影対策はなされています。

 明るさ調整も、10段階調光に対応します。

 またこの機種は、照度センサーを搭載するため、周囲の明るさに応じて、自動調光させることも可能です。

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 アームの使い勝手や品質は、こちらも1アーム式ということで、さほどフレキシブルとは言えません。

 そのため、背の高さから判断すると、23インチ未満のディスプレイに限って利用可能です。

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 そのほか、左右に限定して点灯できるハーフ点灯機能を持ちます。ただ、実用性はあまりないでしょう。

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 以上、ツインバード工業のLE-H839Bの紹介でした。

 他社の上位機と比較した場合、照度センサーの搭載が魅力です。ただ、デスクライトの場合、あくまで「天井照明の補助」となるため、他社機に比べて「抜群に便利」といかないとは言えます。

3・調色に対応するデスクライト

 つづいて、ここからは調色が可能な高級モデルを数機種紹介していきましょう。


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 17・TWINBIRD ブラック LE-H638B
  ¥4,445 Amazon.co.jp
(8/16執筆時)

 18・TWINBIRD ブラック LE-H618B
  ¥5,345 Amazon.co.jp
(8/16執筆時)

 LE-H638Bは、国内の照明器具メーカーのツインバード工業のデスクライトです。

 調色ができるタイプとしては、格段に安いので、量販店では非常に売れ行きの良い商品です。

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 色温度は、(2700K〜5000K)の範囲で調色が可能です。電球色で言えば、昼白色系と電球色系が調色可能ということになるでしょう。

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 LEDの照度は、その一方で、「JIS規格照度」ではA型相当にも満たない明るさです。

 「セード直下320mmで500ルクス」ですので、仕事には使い物にならないレベルと言えます。同社のサイトでも「PC作業や、読書など趣味の補助照明に最適な明かりです」と断りをいれています。

 アームの使い勝手や品質は、多軸アーム採用で良さそうですが、照明としての実力は低いので、この機種は選ばない方が良いでしょう。


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 【人感センサー無】

 19・山田照明 Z-LIGHT Z-80NW 【ホワイト】
 19・山田照明 Z-LIGHT Z-80NB 【ブラック】

  ¥16,860 Amazon.co.jp
(8/16執筆時)

 【人感センサー付】

 20・山田照明 Z-LIGHT Z-81NW 【ホワイト】
 20・山田照明 Z-LIGHT Z-81NB
【ブラック】
  ¥18,990 Amazon.co.jp
(8/16執筆時)

 Z-80は、山田照明のLEDランプの中でも売れ筋な商品です。

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 こちらも、電球系のオレンジ色蛍光灯系の白の2色の調色が可能です。実はAtlasも愛用しているもので、非常によくできたデスクライトです。

 Z-81は、Z80の上位モデルにあたり、新機能として人感センサーが搭載されます。

 これは、設定しておけば、人がいなくなってから自動で5分後に消灯させる機能です。その他の仕様は、変更ありませんので、両方一緒に紹介しました。

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 LEDの照度は、この機種はJIS規格照度AA形の基準を満たしている機種です。白熱灯に換算すると150W相当の明るさとなり、広範囲に明るく照射が可能です。多重影対策はもちろんなされています。

 また、別の角度から「目の優しさ」について言えば、明るすぎず、暗すぎず、読書に適した明るさは300ルクスから750ルクスです。その点で、30センチ離れた場所で731ルクスのこの蛍光灯は基準に適っています

 50cmだと254ルクスと基準に満たないですが、デスクライトは基本的に部屋の蛍光灯を補うものですし、LEDは直線的に明るい性質を持つので、むしろ十分な性能だといえます

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 色温度は、左側の電球色から、右側の昼白色程度まで、色温度換算で2700K〜4200Kまでの無段階での調整ができます。蛍光灯の色で言えば、電球色と昼白色まで調光できることになります。ただし、演色値は、Ra80なので太陽のような自然光には近い色ではありません。ただ、さほど気にする必要もないと思います。Atlasも利用経験がありますが、価格相応に十分に見やすいです。

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 明るさ調整は、無段階調整が可能です。こちらは色温度が変更できるタイプなので、連動しながら照度が変更されます。

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 アームの使い勝手や品質は、下位機種同様にZライト独自のシステムが使われるため、能力が高いです。

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 デザインも浅原重明氏及び鴨志田厚子氏などの照明デザイナーがデザインしている山田照明のものらしく、洗練されています。

 スイッチは、傘の裏にあり、手元で操作できて便利です。なお、こちらもクランプ式で机に固定するタイプですが、別売りの台座Z-B13などを使えば、スタンドライトにもなります。

 以上、山田照明のZ-80Z-81の紹介でした。Z-80は、調色できるモデルのなかでは山田照明では最も人気の高いモデルですね。価格もそれなりに安いので、調色できるというLEDの特性を楽しみたい方には、最もおすすめしたい機種です。


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 21・Z-LIGHT N-1100W ホワイト
 21・Z-LIGHT N-1100B ブラック   
 21・Z-LIGHT N-1100BR ブラウン
  ¥8,472 Amazon.co.jp
(8/16執筆時)

 Z-N1100は、山田照明のLEDデスクライトの小型の入門向けモデルと言える製品です。

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 写真のように、シェード部が短く、20cmほどです。手元などを部分的に照らすタイプです。 

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 LEDの照度は、一方、小型ゆえにJIS規格照度A型です。スリムタイプですから、仕方ない側面はありますが、目の疲れを考えると、やや不利と言えるでしょう。

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 色温度は、固定式で、3000k・4000k・5000K・6200Kに対応です。読書向きとも言える6200Kの昼光色に対応するのは、この機種の特長です。演色値は、Ra80ですので、太陽のような自然光には近い色ではありません

 明るさ調整は、こちらも、30%〜100%の範囲で無段階調整が可能です。。

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 アームの使い勝手や品質は、スプリングが露出する伝統的なタイプです。エントリーモデルですし、この部分は妥協するべき部分と言えます。

 以上、山田照明Z-N1100の紹介でした。

 「目に優しい」という観点では、こうしたスリムタイプはあまりおすすめできません。ただ、十分明るい室内照明がある環境下で、ピンポイント的な作業に用いる場合は、格安で、昼光色まで発光できるこの機種は良いと思います。


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 22・Z-LIGHT Z-7000W ホワイト
 22・Z-LIGHT Z-7000SL シルバー   
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  Z-S7000シリーズは、山田照明の調色対応のモダンデザインなモデルです。

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 写真のように、アームの間接が1カ所で、スマートに見えるのが「売り」です。

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 LEDの照度は、こちらも、この機種はJIS規格照度AA形の基準を満たしている機種です。中心直下は1255ルクスとさほど高くないですが、重要な30cm照度はさほど減衰せず、明るさの部分では、及第点です。

 色温度は、色温度換算で2700K〜6200Kまでの無段階での調整ができ、昼光色も発色できます。また、明るさ調整も30--100%の範囲で無段階で可能です。このあたりは、Z-N110と同等です。

 演色値は、Ra80ですので、太陽のような自然光には近い色ではありません.

 アームの使い勝手や品質は、こちらは、先述のように間接が1カ所です。

 スタイリッシュな一方で、事務机のどこでも動かして使えるような利便性はありません。山田照明の「売り」とも言える稼働性の良さは、デザインの犠牲になっています。

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 寸法は以上の通りです。どちらかといえば、ノートPCむけのサイズです。

 以上、山田照明のZ-638の紹介でした。

 アームやセードのデザインは、たいへんオシャレです。ただ、今回最も重要視している「目への優しさ」という観点から言えば高く評価できないですが、デザイン重視で選ぶならばありでしょう。また、デスクトップPCというよりもノートパソコンを照らすならばこちらで良い気もします。

4・高演色値対応のデスクライト

 最後に、演色値の高いLEDデスクライトを紹介します。

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 冒頭にも書きましたが、演色値とは、太陽の光をRa100とみなし、その光にどれだけ近いか?を表す数値です。

 ここまで見てきたように、従来、デスクライトは、「目の優しさ」において、照度(ルクス)が重要だと考えられていました。しかし、最近は、演色値も注目されています。

 通常のLEDデスクライトの場合Ra80台後半ほどですが、以下で紹介する機種は、演色値がそれより高く、「より自然で、目に優しい光」を得ることができます。


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 23・山田照明 Z-LIGHT Z-80PROIIB
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 Z-80PROIIは、山田照明のデスクライトでは、機能性の面で最上位モデルです。形的には、Z-80/Z-81上位モデルで、形状もほぼ同様ですが、演色値が高いモデルです。

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 LEDの照度は、JIS規格照度AA形の基準を満たしている機種です。中心直下で1906ルクスと山田照明のデスクライトでも大型のZ-10Nに続き明るいです。白熱球で150W相当となります。

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 演色値は、この機種の場合Ra97となります。太陽の光に近い自然に近い色味を出すことができます。これは、「目に優しい」という利点があるほか、写真関係の仕事をする場合、色合わせがしやすいというメリットもあります。

 明るさ調整無段階で可能です。色温度は、その一方で、5000K(昼光色)に固定で、調色はできません。演色値を最大限重視した製品なので、このあたりは仕方ない部分です。

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 アームの使い勝手や品質は、Z-80シリーズと同様で、こちらもZライトの多軸アーム採用します。もちろん、別売りの台座を買えば、スタンドライトとしても利用可能です。

--

 以上、Z-80 Proの紹介でした。

 「目に優しい」「目が疲れない」という点では、Ra指数は無視できません。ここまで高い数値を持つのは、現行ではこの機種だけでしょう。自然な色の再現性という点でこの機種を上回る機種は見あたりません。

 一方、調色できないのは残念な部分ですが、室内の天井照明(メイン照明)が昼光色系の光を出せるご家庭ならば、こちらの機種がむしろ良いと思います。


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 24・自然光 LEDデスクライト PRO B
 24・自然光 LEDデスクライト PRO W
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 自然光 LEDデスクライト PRO は、コスモテクノの販売する演色値の高いライトです。こちらは、Softech-LED (ソフテック)というメーカーがアメリカで生産しているDL-90  という製品の日本版になります。

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 LEDの照度は、DL-90のスペックから判断すると、「JIS規格照度」ではA型相当と言えます。ただ、こちらはスタンド式で背の高くないモデルなので、ノートパソコン程度の手元を照らすには十分な照度です。多重影対策もなされています。

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 演色値は、この機種の場合Ra90となります。Ra96だった山田照明に較べると、いくぶん落ちます。ただ、この機種は、山田照明で対応しない、調色に対応できるため、一概に比較することはできなそうです。色温度は、1500K〜6500Kと、電球色から昼光色まで幅広い調整が可能です。 

 明るさ調整は、山田照明と異なり無段階ではありませんが、5段階で可能です。実用面では十分と言えます。  

 アームの使い勝手や品質は、山田照明に及びませんが、それなりに稼働する仕様です。また、手元の操作部は、タッチパネル式でオシャレですね。US給電ができるのも「今どき」でしょう。

 以上、自然光 LEDデスクライト PROの紹介でした。演色値と照度は山田照明に及ばない機種ですが、ノートパソコンなど、手元を照らす用途に限定すれば便利に使えそうな機種です。ただ、机全体をムラ無く照らした方が「目に優しい」ので、基本的にはJIS規格照度AA形の基準を満たしている機種を選んだ方が良いでしょう。

後編につづく!
目に優しいLEDデスクライトのおすすめは結論的にこれ!


 というわけで、今日は色温度が調整可能なLEDデスクライトをレビューました。

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 続く後篇記事【こちら】では、ここまで紹介してきた全機種から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきたいと思います。

 ひきつづき、よろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

posted by Atlas at 10:50 | 照明器具

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