Top 美容家電 比較2022'【快適】イオンドライヤー52機の風量とおすすめ・選び方 (Hair Dryer-1)

2022年10月22日

比較2022'【快適】イオンドライヤー52機の風量とおすすめ・選び方 (Hair Dryer-1)

【今回レビューする内容】2022年 マイナスイオンドライヤーの性能とおすすめ 男女対応:大風量高級ターボドライヤー 美容師業務用対応:ナノイー プラズクラスターの効果:機種の違いと性能・人気ランキング

【比較する製品の型番Panasonic ナノケア EH-NA2J EH-NA0G EH-NA9G EH-NA9F EH-NA2G EH-CNA0E EH-NA2E EH-CNA2E イオニティ EH-NE7J EH-NE6J EH-NE5J EH-NE7G EH-NE6G EH-NE5G EH-NE4E EH-NE2E EH-NE1E EH-NE5C  Dyson Supersonic HD08 ULF N IIF BBN N BNBC   HD08 ULF BBN ENT HD08 ULF VBR BXBR シャープ beaute A IB-RP9 IB-RP7-W IB-WX3 IB-NP9 IB-MP9 IB-NP7 IB-MP7 IB-WX1 IB-HP9-A IB-HP9-R IB-HP9-N IB-GP9-N

今回のお題
大風量で強力なマイナスイオンドライヤーのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今回は、2022年10月現在、最新のマイナスイオンドライヤーの比較です。

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1・イオンドライヤーの比較 (1)
 1-1:Panasonic〈ナノケア〉
 1-2:Dyson〈スーパーソニック〉
 1-3:シャープ〈beaute A〉
2・イオンドライヤーの比較 (2) 
 2-1:コイズミ〈モンスター〉
 2-2:テスコム〈Speedom〉
 2-3:クレイツイオン〈エレメア〉
 2-4:アイリス〈Moist Pro〉
 2-5:VS〈マジックシャイン〉
3・イオンドライヤーの比較 (3)【結論】
 3-1:Philips〈プレステージ〉
 3-2:日立〈イオンケア〉
 3-3:ヤーマン〈スカルプ〉
 3-4:その他〈各社〉
 3-5:最終的な「おすすめ」の提案

 「髪に優しい(髪ケア)」をキーワードにしながら、全3回の記事で各社のイオンドライヤーを比較していきます。

 スペックの比較ですが、個人的な使用感のほか、美容院や百貨店イベント取材などを通じて記事を書きました。

 1万円以上の高級ヘアドライヤーから、5000円以下の大風量のドライヤーまで広く扱います。

風量の強さ  ★★★★★
髪への優しさ ★★★★★
本体の軽さ  ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 というわけで、以下では、いつものように、各機種を比較していきます。

 そして、記事の「結論」部分では、上表のようなポイントから、目的別・予算別におすすめ機種!を提案していきます。

ーーー

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1・イオンドライヤーの比較
2・くるくるドライヤーの比較
3・ヘアアイロンの比較

 なお、今回は、美容家電の比較記事の1回目記事として書きました。

 なお、カールドライヤー(くるくるドライヤー)タイプをお探しの方は、記事が別となります。

 お手数ですが、2番のリンク【こちら】をご覧ください。よろしくお願いします。

0・イオンドライヤーの選び方の基本!

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 イオンドライヤーは、ドライヤーの種類としては最も多いです。今回紹介する製品だけでも50機以上あります。

 メーカー間で、「個性の違い」もかなりありますが、「選び方の基本」と言えるのは、以上の3点です。

0-1・風量設定の柔軟性

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 第1に、風量の強さ設定の柔軟性です。

 風量については、最も性能の良いドライヤーで「2.4立方メートル/分」です。

 基本的に、風量が強いほど速く乾きますが、「1.3立方メートル/分」ほどあれば、現行水準では「十分な強風」と言えます。

 ただし、強ければ強いほど、「使いやすい」わけではありません。

 髪のまとまりを考慮すれば、(弱風以外でも)「風量が1.0立方メートルほどまで段階的に弱められる」と便利です。

 今回の記事では、こうした「風量設定の柔軟さ」も考慮して紹介するつもりです。

0-2・風温設定の柔軟性

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 第2に、風温設定の柔軟性です。

 風温については、どの機種も100度以上の高温(ホット)を出せます。

ダイソン:100度
パナソニック:125度
シャープ:115度
日立:110度

 ダメージを受けない最大温度については、メーカーによって主張はマチマチです。

 例えば、ダイソンは100度、パナソニックは125度程度が、キューティクルを痛めないという意味での「最大温度」と言っています。

 ただ、最近は、パーマやカラーのダメージケア・頭皮ケアのため、「低温が可変的にうまく出せるかどうか」のほうがが重要です。

 上位機種は、低温が出せるだけではなく、各種センサーで、「髪に優しい温度」を自動で出せます

 なお、速乾性は、温度よりも風量のが重要なので、温度はあまり問題となりません。

 こうした機能についても、今回は重視して、比較します。

0-3・マイナスイオンの効果

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 第3に、マイナスイオンの効果の違いです。

 高級ヘアドライヤーでは、パナソニックの「ナノイー(ナノケア)」とシャープの「プラズマクラスター」が「2強」です。

 ただ、同じマイナスイオン発生装置でも、発生方式が異なります。

 目的に適った効果を得られる製品を購入できるよう、この部分も重視して比較します。

0-4・サロン用製品との違い

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 第4に、サロン専用品と個人用の違いす。

 デンキヤやネットでは「サロン専用品・サロン設計」としても売られているドライヤーがあります。

 そういった機種は、「自分以外の頭を乾かすこと」に主眼を置かれて、形状や重さのバランスが設計されている場合があります。

 そのため、「個人用」としては使いにくい場合も多いです。

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 とくに、パワフルな「サロン専用品」の一部は、消費電力が1200Wを超える場合があります。

 家庭の利用でも問題ないのですが、家庭用の洗面台のコンセントは1200Wまでの場合が多いです。自宅で問題ない場合も、外出先で使う方は注意が必要です。

 そういった機種は注意が必要なので、該当機は、今回の記事でも言及していきます。

ーーー

 というわけで、今回は、これら4点を重視しながら、各メーカーのマイナスイオンドライヤーを比較します。

1-1・パナソニックのナノケアの比較

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 では、比較に入りましょう。

 最初に、日本の最も売れているイオンドライヤーである、パナソニックの「ナノケアシリーズ」の紹介からはじめます。

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 なお、以下の本文では、おすすめできるポイントを赤字で、イマイチな点は青字で書いていきたいと思います。


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 【2021年発売】

 【通常型番】【各色】

 1・Panasonic ナノケア EH-NA0G
  ¥31,680 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

最大風量:1.5㎣/分
最大風温:約125度
風温調整:5段階
イオン:高浸透ナノイー
本体の重さ:595g

 EH-NA0Gシリーズは、パナソニックの「ナノケア」の上位機です。

 次に見る最上位機が出たので「2番目に高い」グレードの製品です。

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 2021年機が最新です。旧機(EH-NA0E・EH-CNA0E)と比較すると、風力あがったほか、後述する「ミネラルマイナスイオン」の発生量に差が尽きました。

 風量部分は、速乾性の向上に、ミネラル部分は、UV対策効果は、旧機種よりの向上がデータとして示されます。。

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 本体のデザインは、珍しい流線型のデザインを採用しています。

 プラスチックの質感も良く、高級感があるドライヤーです。

 本体色は、年度ごとかわります。

 新モデルは、ディープネイビー(EH-NA0G-A)・モイストピンク(EH-NA0G-P)・ウォームホワイト(EH-NA0G-W)の3色です。

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 風量は、最大で1.5立方メートル/分です(ターボ時)。

 先述のように、新機種でパワーアップした部分です。旧機種でも強めでしたが、さらに強くなっています。速乾性は高いと言って良いです。

 むやみに風量を強くすると、静電気が発生しやすくなるのですが、後述するようなイオンの強化でバランスをとっているので、問題ないでしょう。

 ターボ・ドライ・セットと、風量は3段階で調節可能です。

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 パナソニックの場合、図のように強弱が調整された5つの経路で吹きます。

 これは、毛束をほぐれやすくするための気流の工夫です。

 この部分の工夫がない同社の機種と比較すると、風量はそのままで、乾燥スピードの15%ほどの向上が期待できます。

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 風温は、最大125度です。

 パナソニックによれば、この温度は毛髪にダメージを与えない最大の温度です。

 センサーでこの温度以上を出さないようにしています。

 風も相当強いため、乾燥時間は短いです。温度も、5種類の切替が可能です。ホット・コールドの他に、次の5つのモードを搭載します。

ーー

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 第1に、スカルプモードです。

 これは、地肌ケアのための低温モードを意味します。約60度の温風に制御することで、毛根へのダメージを軽減する効果があります。


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 第2に、毛先ケア集中モードです。

 これは、温風と冷風を交互に出すモードです。これにより、髪のつやが約1.2倍向上するほか、髪のうねりを抑える効果があるようです。

 美容院でも、最後に冷風で髪をまとめてセットする美容師さんがいます。同じような作用ですが、室温センサーを利用し、室温に合わせた運転ができる点で、「素人でも扱いやすい」です。

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 第3に、インテリジェント温風モードです。

 これは、「周囲の温度をセンサーで検知し、季節に合わせてドライヤーの温風を自動調整」させる機能です。

 これを利用すると、「夏場でも風量を確保したまま、自動で風温の熱さを低減しつつ、しっかり髪を乾かすこと」が可能です。

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 このほか、仕上げ用の温冷リズムモードと肌にナノイーを照射するためのスキンモードで、総計5種類です。

ーー

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 マイナスイオン機能は、「ナノイー」が搭載されます。

 「ナノイー」とは、静電霧化技術を利用して空気中から水なしでミスト(マイナスイオン)を作り出す技術です。これは、専門用語では「ペルチェ方式」と呼ばれています。

 ペルチェ方式の場合次の3つの効果を期待できます。

ーー

 第1に、髪の補修効果です。

 髪に水分を浸透させられるので髪が傷んだ状態の際に、水分を補う効果が期待できます。

 第2に、頭皮のケア効果です。

 同じく水分を補修して皮脂を正常な状態に戻す効果が期待できます。

 第3に、静電気の抑制効果です。

 マイナスイオンの効果で、静電気が抑えられ、髪の毛がまとまりやすくなる効果があります。

 ナノイーは「縮毛矯正をあてた人」には「効きにくい」と言われます。しかし、私でもそこそこ効きました。

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 一方、ナノイーは、その発生量でグレードがありますが、本機は「高浸透ナノイー」です。水分自体の発生量が18倍と格段に多くなります。

 結果、毛質水分増加量も、(普通の)ナノイーに対して1.9倍というデータです。

 技術的に言えば、従来のコロナ放電式から、マルチリーダー放電式を換えたことによる効果となります。

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 加えて、プラチナミネラル発生機能(ダブルミネラル)も搭載します。こちらは、亜鉛とプラチナでできた電極から放出されるイオンのことです。

「キューティクルの密着性を高め、さらに摩擦ダメージに強い髪」へと改善する効果が期待できます。

 カタログでは、ヘアカラーの退色や、UVケアに効果があることが、数値として示されています。

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 以上、パナソニックのナノケアEH-NA0Gシリーズの紹介でした。

 風量や温度を細かく調節できる点で、最も優秀と言える機種です。高額ではありますが、ヘアサロンというよりヘッドスパに近い、気持ちの良さ・快適性を得られます。

 価格面のほか、多少本体の重さがあるのが難点ですが、浸透型も効果が期待できますので、予算が許せば選んで間違いない機種でしょう。


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 【2022年発売】【各色】

 2・Panasonic ナノケア EH-NA0J
  ¥38,610 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

最大風量:1.6㎣/分
本体の重さ:550g
最大風温:約95度
風温調整:3段階
イオン:高浸透ナノイー
本体の重さ:55g

 EH-NA0Jシリーズは、パナソニックの「ナノケア」の「最上位機」です。

 2022年初登場のモデルです。

 報道のようにパナソニックの家電上位機の多くは(Appleのような)「メーカー指定価格制」を取ったので、今のところどこで買っても(ほぼ)同じ値段です。

 高料率ポイント制度のデンキヤは(値引き原資の販促奨励金がメーカーから出ないので)ポイント分(お得ではなく)割高になっているのが、最近の高級家電選びにおける注意点です。

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 本体のデザインは、同社の他機と変わります。

 ノズルを付けない状態だと、後ほど見るダイソン機のように胴が短いです。

 髪量(密度)が多い方は根元が乾きにくい部分があるので、一般的なセットノズルのほか、上図のような「根元速乾ノズル」を添付します。

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 同社によると、正しい使い方(根元→中間→毛先)と乾かしていけば問題ありません。

 さほど髪が長くない場合や、多くの男性ならばこれのが良いと思います。

 本体色は、ディープネイビー(EH-NA0J-W)・ラベンダーピンク(EH-NA0J-P)・ウォームホワイト(EH-NA0J-W)の3色です。

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 風量は、最大で1.6立方メートル/分です(強運転・ノズル未使用時)。

 先ほど機種より数字的にはわずかに強めなだけです。ただ、吹き出し口が大口径になったことで、風の届く範囲は広くなり、速乾性は向上すると見込めます。

 強風と弱風を同時に出す仕組みは、3系統分けるだけなので、先ほどの機種(5系統)よりは細かくないですが、髪をほぐしやすくする工夫はあります。こうした工夫で、速乾性は先ほどの機種より高い見込みが可能です。

 ただ、髪量(密度・重さ)が高く、なかなか乾きにくい方については、ノズル部分を含めて、先ほどの下位機(2番目に高い機種)より逆に時間がかかるとも言えそうです。

 使い方にもよれば逆のことも言えそうですが、少なくとも満足度の個人差はあるでしょう。

 強・中・弱と、風量は3段階で調節可能です。

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 風温は、95度です。

 先述のように、同社は125度までは髪を傷めないという従来の主張でした。しかし、本機は、最上位機ながら95度になります。

 「風で水を飛ばす」ほうが髪を傷めにくいという発想だと思います。同社によれば、このほうが温度ムラは少ないとしますが、温度が低いのですし、それは当然そうなるでしょう。

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 一方、面白い部分は、本機の場合、室温センサー(環境温度センサー)だけでなく、風温センサーも搭載したことです。

 各種モードは、下位機と一部共通します。

 つまり、地肌ケアのための60度のスカルプモード、温風・冷風を交合に出す毛先集中ケアモード、肌にナノイーを照射するスキンモード、仕上げ用の温冷リズムモードです。

 季節(温度)に応じて温風を調整するインテリジェント温風モード省略ですが、先述のように、 最大温度が下がったためで、問題は感じません。

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 マイナスイオン機能は、本機も高浸透ナノイー+ミネラルです。

 ナノイー発生量は同じです。ただ、先述の送風機構の改良と、イオンの吹き出し口を送風口に近づけたことで、同社によると「頭皮のうるおいが20%アップ」とのことです。

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 最近、ダイソンとパナソニックは、ナノイーの効果について喧嘩(係争)になっています。

 ただ、少なくとも(マイナスイオンならば)静電気除去の効果はありますし、同社によれば、個人差はあるものの、通常のナノイーより、水分増加の効果はあるようです。

 なんとなし、この喧嘩に対するパナソニックの「反論」として出された機種にも思えました。

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 以上、パナソニックのナノケアEH-NA0Jシリーズの紹介でした。

 先ほどの(2番目に高い)上位機と較べる場合、速乾性が高まった上で、風温と風量のバランス調整とナノイー機構の調整で、髪のダメージケアの部分に手を入れた印象です。

 だいたいの方については、先ほどの機種について本機の方が、お持ちのドライヤーとの「違い」を感じられるでしょう。とくに、男性をふくめた髪量がさほど多くない方には、かなり相性が良い製品にも思います。

 ただ、本文でも書いたように、髪量が多く乾きにくい方については、先ほどの機種のほうがより向くようには思います。そのため、旧機にあたる先ほどの機種を廃止せずに残している感じはしました。


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 【2021年7月発売】

 【通常型番】EH-NA9E・ EH-CNA9E後継品

 3・Panasonic ナノケア EH-NA9G
  ¥21,780 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

最大風量:1.3㎣/分
最大風温:約125度
風温調整:5段階
イオン:ナノイー
本体の重さ:575g

 EH-NA9Gシリーズは、パナソニックのナノケアシリーズの中級機です。

 2021年モデルが最新です。

 2020年モデルの旧機種(EH-NA9E・ EH-CNA9E)は色違いで性能は同じでした。しかし、終売で売価も現在の製品より高いので、掲載していません。

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 本体のデザインは、1つ上でみた最上位機と重さ・形状を含めてほぼ同じです。

 本体色は、今年度は、ゴールド(EH-NA9G-N)とピンクゴールド(EH-NA9G-PN)の2色です。

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 風量は、1.3立方メートル/分です。

 新しい上位機と異なり、風量は旧水準です。

 ただ、先述のように一般的にこれでも十分以上に思えます。

 風温は、本機も、最大125度です。

 本機も最上位機で説明したものと同じ、5つのモードを搭載します。

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 マイナスイオン機能は、一方、最上位機との「違い」です。

 本機も、ナノイー+ミネラルマイナスイオンは発生しますが、上位の「浸透型ナノイー」が不採用であるほか、ミネラルマイナスイオンの発生量も半量となります。

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 ただ、2018年までは、もともと水準が「最上位機」の仕様であったことからも示されるように、静電気ケア・くせ毛の伸び・キューティクルケアなどは、これでも十分な性能です。

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 以上、パナソニックのナノケアの上位機のEH-NA9Gシリーズの紹介でした。

 美容家電は、「上を見ればキリがない」部分がありますが、費用対効果で考えると、ナノケアについては、「このグレードが最もお買得」に思えます。

 最上位機との違いは「イオン効果」に集約されますが、程度の差こそあれ、本機レベルでも静電気を含めて、十分な対策ができますので。

 ただ、最上位機の「型落ち(旧機種)」が安い場合は、むしろ、そちらを選んだ方が良いかと思います。


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 【2021年モデル】

 4・Panasonic ナノケア EH-NA9F
  ¥22,800 Amazon.co.jp (10/22執筆時)
 

最大風量:1.1㎣/分
最大風温:約100度
風温調整:2段階
イオン:ナノイー
本体の重さ:620g

 EH-NA9Fは、パナソニックのナノケアシリーズでは、唯一の海外電圧対応製品です。

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 100〜120V/200〜240Vの変圧ができるため、海外でも使える仕様です。

 本体色は、ルージュピンク(EH-NA9F-RP)とピンク(EH-NA9F-PN)です。

 風量は、1.1立方メートル/分です(120V地域は1.2㎣/分)。

 決して弱くはないですが、上位機と比較する場合、僅かに弱い風量になります。

 こちらも3段階で風量の調整は可能です。

 風温は、この機種は注意が必要です。

 日本で利用する場合の温度は、最大100度と弱いからです(120V地域は125度)。

 モードは、本機も5種類選択可能です。

 マイナスイオン機能は、1つ上でみたEH-NA9Gシリーズと同じでナノイー+ミネラルマイナスイオン発生機能が付きます。  

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 以上、パナソニックのEH-NA9Fの紹介でした。

 本機は、海外旅行や出張の多い人向けの製品です。性能面が弱いため、兼用を考えないならば、他機で良いでしょう。


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 【2022年9月発売】

 5・Panasonic ナノケア EH-NA2J
  ¥13,109 Amazon.co.jp (10/22執筆時) 

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 【2021年7月発売】

 5・Panasonic ナノケア EH-NA2G
  ¥11,980 楽天市場 (10/22執筆時)
 

 【特定量販店限定】(性能は同じ)

 5・Panasonic EH-CNA2G
  ¥12,550 Amazon.co.jp (10/22執筆時) 

最大風量:1.3㎣/分
最大風温:約110度
風温調整:2段階
イオン:ナノイー
本体の重さ:475g

  EH-NA2Gは、パナソニックナノケアシリーズでは最も安いドライヤーです。

 新旧3系統ありますが、性能はどれも同じです。

 本体色は、ただ変わります。

 新作はホワイト(EH-NA2J-W)とピンクゴールド(EH-NA2J-PN)です。

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 軽量・コンパクト性は、この機種の大きな魅力です。

 重さが500グラムを切りますので、重いドライヤーが苦手な方にはおすすめしたい機種と言えます。

 風量は、1.3立方メートル/分です。

 最上位機を除けば最高クラスで問題ないです。

 ただ、スカルプケアなど5つのモードは、非搭載です。

 風温は、ホット・コールドの切替のシンプルな仕様です。

 ただ、ターボ時の風音が110度であり、最上位機種の120度に迫る風温があります。そのため、小型機ならば、冬場の速乾性が期待できます。

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 マイナスイオン機能はナノイーです。

 ただ、本機については、ミネラルマイナスイオンが付属しないので、UVケアとカラーヘア対策は明示されません。

 ただ、静電気対策や、保水によるくせ毛ケアは、上位機同様の機能性を持ちます。

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 以上、EH-NA28の紹介でした。

 「ナノケア」シリーズでは格安な機種ですが、風量・風温は十分です。この点で、「髪を乾かす」という実用面では上位機に近い機種です。

 一方、小型・軽量で旅行にもって行くのも苦にならないモデルですが、こちらは電圧が海外対応していない点は旅行用としてはネックです。

 また、家庭用として、最上位機種と比べると、温度センサーがなく、モードが選べないのは残念な部分です。

 ただ、ナノイーで髪をいたわりつつも、普通に乾燥できれば良いという方には、価格も値頃であるこの機種は良い選択肢でしょう。


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 【2022年モデル】

 6・Panasonic イオニティ EH-NE7J
  ¥8,900 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 【2021年モデル】

 6・Panasonic イオニティ EH-NE7G
  ¥6,218 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

最大風量:2.0㎣/分
最大風温:80度
風温調整:2段階
イオン:ミネラルマイナスイオン
本体の重さ:580g

  EH-NE7Jは、パナソニックの「イオニティ」シリーズの製品です。

 同社の「ナノケア」とは名前が違いますが、イオンドライヤーの下位シリーズです。

 新旧両機種ありますが、色以外は同じ性能です。

 本体色は、新機種はブラウン(EH-NE7J-K)とピンクゴールド(EH-NE7J-P)です。

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 風量は、2.0立方メートル/分です。

 低価格製品では、パナソニック機のなかでは大風量が得られるターボドライヤーです。

 風を使った速乾性を売りにした機種になります。

 風温は、ターボ時の温風温度は80度です(ホット時100度)。

 温度面では、同社のナノケアの方が強力です。風による乾燥だけで十分で、さほど髪のボリュームのない方向けの製品といえます。

 その点で言えば、強風と弱風が同時に出る独自の構造は、速乾性の点で優れた機構です。

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 マイナスイオン機能は、一方、ナノイーではない通常のマイナスイオンです。

 ただ、ナノイーと違って、電極に使われる素材は分かりませんが、ミネラルの要素は本機もあります。

 左右2カ所から出る点で強力ですが、ミネラルの要素がやや不確定なので、期待できるのは静電気の抑制効果だけでしょう。

 要するに、20年ほど前からあるのとイオンドライヤーと同じです。

 ただし、こちらは温冷ツインフロー機能を搭載し、温風と同時に冷風が両サイドから出る構造になっています。

 ナノケアの「温冷リズムモード」ほど高度ではないですが、それに準じるヘッドスパ効果を期待できます。

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 以上、パナソニックの EH-NE7Jの紹介でした。

 新デザインになって、低価格機ではダントツに「格好良い」製品になりました。

 また、この価格帯の製品としては風量が強いのが自慢という機種です。風温についても、ユニークが機能が搭載され面白いです。

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 【2022年モデル】

 7・Panasonic イオニティ EH-NE6J
  ¥7,300 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 【2021年モデル】(同じ性能)

 7・Panasonic イオニティ EH-NE6G
  ¥5,106 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

最大風量:1.9㎣/分
最大風温:85度
風温調整:2段階
イオン:マイナスイオン
本体の重さ:530g

 一方、パナソニックの「イオニティ」シリーズは下位機種がいくつかあります。

 EH-NE6KJは、1グレード下の機種となります。

 本体色は、ブラック(EH-NE6J-K)とペールピンク(EH-NE6J-P)です。

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 上位機と比べると、風量が少し落ちるほか、イオン発生部分でミネラルの要素が省かれます。

 それ以外は、ほぼ性能差がないのですが、さほど値段差がない点と、外観デザインが(10年以上変わらない)旧式ですこし野暮ったいので、選ぶならば上位機が良いかと思います。

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 【2022年モデル】

 8・Panasonic イオニティ EH-NE5J
  ¥5,000 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 【2021年モデル】(新機と同じ性能)

 8・Panasonic イオニティ EH-NE5G
  ¥3,400 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

最大風量:1.9㎣/分
最大風温:80度
風温調整:2段階
イオン:マイナスイオン
本体の重さ:475g 

 さらに、もう1つグレードが下位となるのがEH-NE5KJです。

 本体色は、ブラック(EH-NE5J-K)とペールピンク(EH-NE5J-P)です。

 先ほどの機種と風量は同じですが、弱風と強風が同時に出る仕組みは不採用です。

 風温も多少落ちます。やや工夫に欠けますし、選ぶならば上位機でしょう。

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 【2021年モデル】

 9・Panasonic イオニティ EH-NE5C
  ¥6,280 楽天市場 (10/22執筆時)

最大風量:1.2㎣/分
最大風温:105度
風温調整:2段階
イオン:マイナスイオン
本体の重さ:470g 

 一方「騒音抑制タイプ」として売られるのがEH-NE5Cです。

 構造的に騒音が出にくくしていますが、風量をかなり弱めています。

 本機は、側面にイオンチャージパネルがあり、手で触れてマイナス耐電を体から逃がすことで、イオン効果を高める工夫が本機にだけあります。

 ただ、値段はすこし割高ですし、速乾性が大きく犠牲になる点で、用途としては特殊でしょう。


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 【2021年モデル】【各色】

 10・Panasonic イオニティ EH-NE4E
  ¥2,698 楽天市場 (10/22執筆時)

最大風量:1.6㎣/分
最大風温:1000度
風温調整:2段階
イオン:マイナスイオン
本体の重さ:480g

 EH-NE4Eは、パナソニックの「イオニティ」シリーズの下位機種です。

 本体色は、年度ごとに変わります。

 今年は、ピンクゴールド(EH-NE4E-PN)・ピンク(EH-NE4E-P)・ブラウン(EH-NE4E-T)という構成です。

 風量は、1.6立方メートル/分です。

 イオニティシリーズとしては、かなり風量が出ないモデルです。

 風温は、風量が弱い分だけ温度が減衰しないため100度ですが、速乾性は期待できないでしょう。

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 マイナスイオン機能は下位機種と同等ランクで、同社の「ナノイー」は採用されず、普通のタイプです。

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 以上、パナソニックの下位機種の紹介でした。

 ドライヤーは一度買ってしまえば壊れず長期間使うものなので、ワンランク高いモデルを考えても良いと思います。

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 【2021年モデル】

 【下位機種】

 11・Panasonic イオニティ EH-NE2E
  ¥2,364 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 【最下位機種】

 11・Panasonic イオニティ EH-NE1E
  ¥2,028 楽天市場 (10/22執筆時)

最大風量:1.3㎣/分
最大風温:110度
風温調整:2段階
イオン:マイナスイオン
本体の重さ:420g

 なお、本機の下位機種にあたるのが、EH-NE2Eです。

 Atlas自身は所有していません。しかし、出張先のビジネスホテルや、温泉などで、頻繁に見かけるのでなじみはあります。

 本体色は、今年度は、ピンクゴールド(EH-NE2E-PN )・ゴールド(EH-NE2E-P )という構成です。

 風量は、1.3立方メートル/分とさらに落ちますので、家庭用ではオススメしません。

 ただ、軽量で、畳んだとき小さいため、例えば、ビジネスホテルの備品などとして、収納スペースを抑えたい場合には、選択肢となるでしょう。

 ちなみに、値段面ではEH-NE1Eという機種が最安ですが、こちらは、同じ風量で、マイナスイオンも搭載ですが、吹き出し口部分が単純化されており、風質が、他のイオニティシリーズと異なります。

 (備品として置くにしても)できれば、上位機が良いでしょう。

1-2・ダイソンのsupersonicの比較

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 続いて、イギリスのダイソンのドライヤーです。

 独特のデザインの掃除機や空調家電などを出しているメーカーですが、得意とするデジタルモーター技術を活かしてドライヤーにも参入しています。


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 【2021年モデル】

 12・Dyson Supersonic HD08 ULF IIF N
 12・Dyson Supersonic HD08 ULF BBN N
  ¥42,599 楽天市場 (10/22執筆時)

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 【Dyson直販限定モデル】

 (スタンド付き)

 13・Dyson Supersonic HD08 ULF BNBC
  ¥45,760 楽天市場(ダイソン) (10/22執筆時)

 (収納ボックス付)

 13・Dyson Supersonic HD08 ULF VBR BXBR
  ¥45,760 楽天市場(ダイソン) (10/22執筆時)

 【廉価版】

 13・ Dyson Supersonic Oribin HD08 ULF BBN ENT
  ¥45,760 楽天市場(ダイソン) (10/22執筆時)

最大風量:2.4㎣/分
最大風温:100度
風温調整:5段階
イオン:ナノサイズイオン
本体の重さ:720g

 つづいて、イギリスのダイソンDyson Supersonic Ionic ヘアドライヤーです。

 ドライヤーの「常識」的な形状を否定する斬新なデザインで発売された製品の「3代目」となる製品です。

 超小型のデジタルモーターV9の恩恵で、この形が実現できました。

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 本機は4世代目ですが、新しく「浮き毛抑制ツール」を採用しました。

 同社の空調でも使われるコアンダ効果を利用し、髪の毛を引き寄せつつブローできる新ツールです。

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 本機については、たまに「おまけ付き」が出ますが、現在も、通常別売(6600円)の収納ケースに、コームとブラシのおまけ付きのモデルが出ています。

 直販(楽天市場ダイソン店含む)だと、さらに、スタンド(5500円)がおまけに付く桃もあります。

 スタンドは、パーツとしては「地味」ですが、本機はアクセサリーが多いので、実際あると「かなり便利」です。

 廉価版となるDyson Supersonic Originは、本機の自慢の多様なアタッチメントが未付属(スムージングノズルのみ)です。

 あとは、同じなので、全機種を同時に紹介していきます。

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 本体重さは、720gです。

 軽く見えますが、他社機と較べると重量はあります。

 ただ、重心設計が良いので、あまりこの部分は問題に感じません。

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 アタッチメントは、多いです。

 ポイントブローができるようなノズルディフューザーなどのアタッチメントが付属します。通常のドライヤーと同じように使えます。

 先ほど見た「浮き毛抑制ツール」が最新です。1世代前からは、風量・温度をよりおさえられるジェントルエアーリング(左上)が加わっています。

 そのほかは、もともと付いていた3種類ですが、それぞれ風向に特長があります。

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 風量は、2.4立方メートル/分です。

 パナソニックの最上位機の約1.7倍の風量で、業界最高風量です。

 風量調整は、3段階の調整が可能です。

 最大風速で試しましたが、実際、今までのドライヤーより強力で、乾き残しはまずありません。

 実際、短髪の方ならば、熱を入れずに風だけで乾くレベルです。風量だけ見れば「最強のドライヤー」と言えます。

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 その上で、前髪のブローなどとくに風量を抑えたい場合、最小風量を弱めに、温度を高め(最高100度)に設定できるようになっています。

 これは、日本人のニーズに合わせた「第二世代」時の改良でした。

 風温の調節も、ボタンにより2段階で調整可能です。

 風温は、「熱い」設定の際には、弱風=100度、中風=88度、強風=78度となります。

 また、「熱くない」設定の際は、45度低温モード28度冷風(常温)モードが利用できます。

 ただし、センサーで、風温を切り替えるようなモードは搭載されず、エステ的な楽しみは、パナソニックの方があります。

 一方、インテリジェントヒートコントロール機能が搭載され、髪の乾かしすぎを防止する機構が備わります。

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 マイナスイオン機能も搭載です。

 「ナノサイズイオン」という名前です。パナソニックと異なり、ペルチェ式ではないようです。

 それでも、静電気を除去する効果は十分です。

 この機種は、強風を生かして、熱をさほど入れず、ムラのない髪の乾燥ができるため、この部分を過度に強調しなくても良いのでしょう。

 このほか、通常のドライヤーに比べて静音性の高いのが売りです。個人的には、この部分がこの機種の一番のポイントなのではないかと思います。

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 以上、ダイソンのスーパーソニックドライヤーの紹介でした。

 挑戦的な機種で、Atlasも滞在したホテルで何回も試し、自分用にかなり欲しくなった機種です。

 大風量で、地肌から乾いていく感じがあるほどのドライヤーですから、髪の乾かしすぎによるダメージは最も防げる機種でしょう。高価ですが、この点でオススメできるヘアドライヤーです。

 一方、重さ部分も重心が持ち手の部分にあるため、使い勝手は良い印象でした。そうなると、価格が高いのが唯一の難点でしょう。

1-3・シャープのプラズマクラスターの比較

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 つづいて、シャープのドライヤーの比較です。

 ナノイーのライバルであるプラズマクラスターを搭載するドライヤーです。


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 【2022年モデル】

 14・シャープ beaute A IB-RP9
  ¥23,840 楽天市場 (10/22執筆時)

 【2021年モデル】

 14・シャープ beaute A IB-NP9
  ¥14,976 楽天市場 (10/22執筆時)

 【2020年モデル】

 14・シャープ beaute A IB-MP9
  ¥14,800 楽天市場 (10/22執筆時)

 【Amazon限定】(GB-GP9後継)

 14・シャープ beaute A IB-HP9
  ¥7,280 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

最大風量:1.7㎣/分
最大風温:約115度
風温調整:4段階
イオン:プラズマクラスター
本体の重さ:590g

 IB-RP9シリーズは、シャープの「プラズマクラスター」ヘアードライヤーです。

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 なお、本機については、過去2年分の旧モデルほか、(実質的な)Amazonモデルもあります。いずれも補修部品として残しておいたもののアウトレット的販売かと思います。

 性能はどれも同じなので、値段で選んで良いでしょう。

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 本体色は、年度ごとに異なります。

 例えば、新機種だとサーブルベージュ( IB-RP9-C)とピンク(IB-RP9-P)です。

 Amazon限定ものは、ブルー(IB-HP9-A)・レッド(IB-HP9-R)・ゴールド(IB-HP9-N)です。

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 風量は、ターボ時に1.7立方メートル/分です。

 風の強さだけで言えば、パナソニックのナノケアより強風です。

 なお、シャープは最近、鳥の翼や昆虫の羽根などの研究が盛んで、その構造を扇風機などの家電に応用しています。

 この製品もアマツバメの翼を応用したファンを採用しており、強い直進風が得られる構造です。

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 風温は、最高約115℃です。

 ただし、通常は、95度に設定される「ホット」の他に、75度の「いたわりドライ」と50度の「地肌ドライ」を使います。

 パナソニックの最上位機種並の高機能ですが、風量が強い分、各温度設定は10度ほど低めになっており、髪に優しいです。

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 また、温度切り替えボタンは、ナノケア同様にワンボタンで操作できます。

 風温に関わるこれ以外の機能としては、温度センサーを利用して、周囲の温度に合わせた、温度の異なる温風を交互にだしながら、熱による髪や頭皮へのダメージを軽減できるビューティーモードが付属します。


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 マイナスイオン機能は、シャープのほとんどの家電に搭載される、プラズマクラスターを採用します。

 パナソニックのナノイーと同様のマイナスイオンですが、メカニズムが異なります。

 ナノイーの場合、「ペルチェ方式」で、髪に「水分を浸透させる」という効能がありました。

 しかし、プラズマクラスターは、ペルチェ方式ではないので、「水分子で表面をコート」という多少微妙な表現になっています。保湿性などの効果は原理上あまり期待できません。

 効果条件も、縮毛矯正だけではなく、カラーリングやパーマなどの髪については条件が厳しく書かれています

 キューティクルでなく、表面コートと言う原理だからです。

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 また、プラズマクラスターは「冷風」モードでないと効果がありません。温風時も放出されていますが、効果は低減されます。「冷風での使用時」と説明書に記載があります。

 ただ、冷風と温風を交互に出すビューティーモード利用時は、プラズマクラスターの効果も期待できます。そのため、時間をかけて髪を乾燥する場合は、この弱点は問題にならないと言えます。

 また、プラズマクラスターも、静電気の発生を抑えることが可能です。タバコの付着臭についても、(冷風で使う限り)同等の効果が期待できるでしょう。

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 以上、シャープのIB-RP9の紹介でした。

 パナソニックのナノケアに比べると風量が強いのが魅力と言える機種です。その分、風温設定が総じて低くて済むため、髪への優しさにも十分な配慮がみられます。

 一方、温風時にフル性能を発揮できないプラズマクラスターの特性は、多少弱い部分とは言え、ビューティーモードは、この部分の利便性をある程度改善していると言えます。

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 【2022年モデル】

 15・シャープ beaute A IB-RP7-W
  ¥14,000 楽天市場 (10/22執筆時)

 【2021年モデル】

 15・シャープ beaute A IB-NP7-W
  ¥12,800 楽天市場 (10/22執筆時)

 【2020年モデル】

 15・シャープ beaute A IB-MP7-P
  ¥11,707 楽天市場 (10/22執筆時)

最大風量:1.7㎣/分
最大風温:約90度
風温調整:4段階
イオン:プラズマクラスター
本体の重さ:535g

 なお、シャープからは、このモデルの下位機種が売られています。

 しかし、こちらは冷風と温風を交互に出すビューティーモードが利用できないドライヤーです。

 また、プラズマクラスター発生機能は持ちますが、温風の最高温度が90度と低いです。

 値段を見ても、あまり魅力的ではないと言えます。


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 【2022年モデル】

 16・シャープ beaute A IB-WX3
  ¥27,000 楽天市場 (10/22執筆時)

 【2019年モデル】

 16・シャープ beaute A IB-WX1
  ¥19,100 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

最大風量:1.1㎣/分
最大風温:(約90度)
風温調整:3段階
イオン:プラズマクラスター
本体の重さ:610g

 IB-WX3も、シャープの製品です。

 特徴的な形ですが「プラズマクラスタードレープフロードライヤー」と名付けています。

 旧機種が残ります。

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 主な違いは、ジェントルモードの新設です。

 後述するように、本機は「子供に使いやすい」ドライヤーですが、風量・温度・騒音などをおさえた上で、(後述するセンシングにより)近づきすぎると冷風に切り替わります。

 あとは、変わりません。乳幼児くらいの年齢のお子さんがいなければ、旧機でOKです。

 本体色は、リネンゴールド(IB-WX3-N)とフローズンホワイト(IB-WX3-W)です。

 旧機種は、ピンク(IB-WX1-P)とホワイト(IB-WX1-W)です。

 重さは、610gですから、小型のように見えますが、しっかりした重さはあります。

 ただし、重心設計は良好です。

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 風量は、ターボ時に1.1立方メートル/分です。

 この部分だけで言えば、「能力が低い」と見えてしまいます。

 ただ、本機は吹き出し口を2つ備えて、髪を名前の通り「ドレープ状」になびかせることで、速乾させる新方式です。

 吹き出し口を部品で区切り、二重気流のようにする仕組みはナノケアなどでもあります。ただ、物理的に完全に二重に区切ってしまった点で、この製品は独自です。

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 同社の調査では、ターボ時に1.7立方メートル/分に較べて、乾燥時間を25%短くなったとのことなので、速乾性は逆にアップしていると言います。

 美容院での「Wドライヤー」での感想にヒントを得たという新方式となります。

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 風温は、最高温度は非公開です。

 ただし、速乾のできる「HOT」では90度、「スカルプ」では50度の温度が出ます。

 そのほか、周辺温度に合わせて温度を調整する「BEAUTYモード」が下位機種同様に搭載です。

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 一方、ヘアケアの部分では、ドライヤーに「距離センサー」を搭載しての「センシングドライモード」が、もうひとつの「売り」です。

 吹き出し口に(人体に影響がないとされる)クラス1のレーザー光線投射機があり、それが、距離センサーとしてドライヤーと髪との距離を把握する仕組みです。

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 ようするに、温度によるダメージを減らす仕組みです。

 ここは、お子さんを含めた自分以外のスタイリングの際には特に良いでしょう。

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 温度切り替えボタンは、デザイン性重視のためか、やや小さめです。

 「売り」である、距離センサーは、「センシングモード」利用時しか有効でないため、HOTモードなどと頻繁に切り替える必要がある点をふまえると、改良の余地があるでしょう。

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 ネットワーク機能は、シャープは、メーカーとしての「強み」のある領域ですが、こちらもBluetoothを搭載し、スマホと連携します。

 とくに、ドライモードの運転温度と運転時間を、秒単位で設定できる点は、ダメージヘアのケアに重きを置きたい方には、良い部分です。

 マイナスイオン機能は、先ほどの製品と同様に、プラズマクラスターを採用します。

 この部分については、下位機と変わらないため、そちらの紹介をご覧ください。

---

 以上、シャープのIB-WX3の紹介でした。

 仕組み上、速乾性は熱ではなく風を原動力にするため、(前髪など)熱による速乾性を重視したい部分には、値段ほどの能力は期待できない製品です。

 また、吹き出し口が2つなので、通常使わないで済む場合も、セットノズルが必要とされるシーンも多いかもしれません。

 一方、「熱の管理」については、レザーを用いたセンシングを含めて、「業界最高レベル」にこだわりがあるため、ドライヤーの熱によるダメージヘアの方は、先述のように、子供への用途を含めて、期待値が高い製品です。

次回につづく
イオンドライヤーのおすすめは結論的にこれ! 

 というわけで、今回は、イオンドライヤーの比較の1回目記事でした。

 しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。

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2・イオンドライヤーの比較 (2) 
 2-1:コイズミ〈モンスター〉
 2-2:テスコム〈Speedom〉
 2-3:クレイツイオン〈エレメア〉
 2-4:アイリス〈Moist Pro〉
 2-5:VS〈マジックシャイン〉
3・イオンドライヤーの比較 (3)【結論】
 3-1:Philips〈プレステージ〉
 3-2:日立〈イオンケア〉
 3-3:ヤーマン〈スカルプ〉
 3-4:その他〈各社〉
 3-5:最終的な「おすすめ」の提案

 次回の2回目記事こちら】では、引き続き、以上のメーカーの製品を紹介していきます。

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風量の強さ  ★★★★★
髪への優しさ ★★★★★
本体の軽さ  ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 その上で、「結論編」となる3回目記こちら)では、今回紹介する全機種から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案したいと思います。

 引き続き、よろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら!

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posted by Atlas at 13:03 | 美容家電

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