比較2018'【全部で100機】家庭/仕事用プリンターの選び方の解説書:写真印刷・文書印刷

2018年07月22日

比較2018'【全部で100機】家庭/仕事用プリンターの選び方の解説書:写真印刷・文書印刷

【今回レビューする内容】 2018年 種類・メーカー別のプリンターの賢い選び方の紹介【まとめ】複合機の選び方・メーカーごとの特長(ブラザー エプソン キヤノン)カラーインクジェット・モノクロレーザー・カラーレーザープリンターの機能の違いなど

今回のお題
目的に沿ったプリンターは、どのように選ぶのがおすすめ?

 ども、Atlasです。

 今日は、最新プリンターの選び方の「基本」の解説です。

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 年賀状やレポートの印刷に最適な「カラーインクジェットプリンター」から、オフィス用としても使える「カラーレーザープリンター」まで、「最適な最新プリンター」を見つけるための「お手伝い」をするための記事となります。

1・A4インクジェット複合機(4色)
2・A4インクジェット複合機(6色)

3・A3インクジェット複合機
4・A4ビジネスインクジェット  
5・A3ビジネスインクジェット  
6・エコタンク搭載ビジネスプリンタ

7・A4モノクロレーザープリンタ

8・A4モノクロレーザー 複合機

9・A4カラーレーザープリンタ

10・A3カラーレーザープリンタ

 このブログ「モノマニア」では、以上10本の記事で「100機を上回る」数のプリンターを「1機種ずつ」比較してきました。

 個人でやっているブログで、個別解説を加える形式では、おそらく「日本一の網羅数」ではないかと思います。

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 今回は、主に「初めて買う初心者」・「新しく買い直す中級者」の方にむけての補足記事です。

 「写真・年賀状を印刷したい」「レポートを印刷したい」「オフィスでプリンタ共有したい」など、目的に沿ってどのプリンタを選べばよいのかを、順序立てて、詳しく解説します。

1・写真印刷が得意なプリンター

  

 さしあたって、皆さんにお聴きしたいことは、「写真印刷」に関する希望です。

1・写真・年賀状印刷をする
2・写真・年賀状印刷は不要

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 お答えが、「写真・年賀状印刷をする」ならば、選ぶべきプリンターのジャンルは、インクタンクを利用する「家庭用インクジェットプリンター」しか選択肢はありえません。

 レーザープリンターの場合、厚みのある「写真専用紙の搬送に対応しないから」です。 

1・A4インクジェット複合機(4色)
2・A4インクジェット複合機(6色)
3・A3インクジェット複合機

 このブログでは、「家庭用インクジェットプリンター」は、3つの記事に分けて紹介してきました。

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 このうち、デジカメを引き延ばして「A4用紙に印刷するのに向く」プリンタは、1番で紹介した、6色以上のインクジェット複合機です。このブログでは、2番(A4サイズ)と3番(A3サイズ)の記事で、それぞれ紹介しています。

 これらの製品は、ブラックシアンイエローマゼンダというCMYKカラーのほか、薄めの中間色や、黒・グレー系のインクを加えて、写真の彩度を増す工夫がなされています。

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 とくに、最近のデジカメ・一眼レフの高性能に対応するため、「グレー」などの黒系のインクを新しく加えることが流行しています。

 なぜなら、TVの場合もそうですが、黒の表現力(深み)が増すと、カラー部分の階調性が高まるため、綺麗に印刷ができるからです。

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2・A4インクジェット複合機(6色)

 こうした写真が得意な機種を「狙う場合」、上記の2番のリンク先の記事で紹介した各機種で、「ある程度決め打ち」で良いと思います。

 一方、「写真」以外、特に「文字」も印刷したいというかたは多いでしょう。

 そこで、以下では、そうした場合、機種選びをどうするべきかについて、もう少し考えていきます。

2・写真/文書の印刷に対応できるプリンタ

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 ここで、皆さんにお聴きしたいことは、「文書印刷」に関する希望です。

1・写真・年賀状「を」印刷する
2・写真・年賀状「も」印刷する

  「写真」もだが、「文字中心の文書」も印刷するという方は、とくに家庭用と考えている方には多いでしょう。

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 この場合は、注意が必要です。

 なぜなら、写真に向く、「6色インクジェット」のうち、エプソンの「カラリオ」は(数機の例外を除き)全ての色で「染料インク」を利用しているからです。

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 染料インク水性なので、普通紙にプリントアウトした文字は「にじみ」ます。写真には強い方式ですが、文字は「からきし」です。 

 エプソンもは良心的なので、「カラリオ」については、「フォト向きのプリンタ」として売っています。


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 一方、キヤノンは、「6色インクジェット」についてエプソンとは異なる方針を取っています。

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 それは、文字がにじみにくい「顔料黒インク」と写真に強い「染料黒インク」を「ダブルで搭載する方式」です。

2・A4インクジェット複合機(6色)

 これにより「文字にも、写真にも」ある程度強いというのが同社のプリンターの「強み」となっています。

 したがって、「写真印刷」「文書印刷」を両方とも!という方は、上記のリンクから「キヤノン決め打ち」でお探しになると良いでしょう。

3・カラー文書の印刷が得意なプリンタ

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 続いて、「写真はほぼ印刷しない というかたについてお聴きします。

1・カラービジネス文書は印刷する
2・カラービジネス文書も印刷しない

 「YES」の場合、今度は「普通紙(コピー用紙)へのカラー文書の印刷が上手にできるプリンタ」を探す必要があります。

 このような機種を選ぶ場合、3つの選択肢が考えられます。


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1・A4インクジェット複合機(4色)

 第1に、本体価格やインクの安さを基準に選ぶ場合です。

 この場合は、1万円前後の予算で買える「4色インクジェット複合機」を購入するのが良いでしょう。

 

 家庭用の4色機は、ブラックシアンイエローマゼンダというCMYKカラーを混ぜるだけの仕組みです。

 しかし、ブラックインクについては、文字に強い「顔料ブラックインク」を利用します。

 また、シアンイエローマゼンダは、多くの機種で染料インクを利用する方式をとるため、「そこそこの文書印刷」と「そこそこの写真印刷」が両立しています。

 201807181900.jpg 

 印刷速度も、例えば、ブラザーは、1分間に10枚前後の印刷速度を出せる高速なプリンターも出しています。

 他にも、インクコストの安い機種もあるので、「コスト最優先」の場合は、【4色インクジェット複合機の比較記事】で紹介した機種を「決め打ち」で良いと思います。


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4・A4ビジネスインクジェット  
5・A3ビジネスインクジェット  

 第2に、インクのランニングコストのほか、ビジネスカラー文書のクオリティにもこだわりたい場合です。

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 この場合は「ビジネスプリンター(ビジネスインクジェット)」が選択肢となります。

 ビジネスプリンターは、この分野の開拓者であるエプソンのほか、ブラザーとキヤノンが力を入れるジャンルです。

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 ビジネスプリンターも、家庭用と同様にインクを利用します。

 しかし、ブラックシアンイエローマゼンダの全色が「顔料インク」です。(カラー染料インクに「こだわり」があるブラザーは例外)

 B_business_018_img01.jpg   

 「顔料インク」は、写真印刷には弱いが、耐水性・にじみにくさの点では、「最強」です。

 そのため、カラービジネス文書に関しては、6色以上のインクを採用する家庭用の高級機を凌駕するクオリティを得られます。

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 また、ビジネスプリンターは、ビジネス用として主に設計されており、基本的にすべて「複合機」です。

 単に「ファックス・コピー」ができるだけでなく、ファックス機能やADF(原稿自動送り装置)など、「プラスアルファ」の利便性を持つ機種が多いです。

 印刷速度も、少なくとも毎分20枚以上が普通です。

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 本体の大きさも、小型機を選べば、設置性も確保できます。

 こうした点から、ビジネスマン個人事業主などの方が選ぶ「家庭用機」として、ビジネスインクジェットがは最適です。

 このブログの【ビジネスプリンターの比較記事】では、書斎向きの機種も多く紹介しています。よろしければ、ご覧ください。


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9・A4カラーレーザープリンタ
10・A3カラーレーザープリンタ

 第3に、カラー文書のクオリティに最大限こだわりたい方です。

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 印字品質は、顔料インクを採用したビジネスインクジェットもたいへん優秀です。

 しかし、「普通紙」に「カラー印刷」した場合の「インクの乗り」は、ビジネスプリンターでは、レーザープリンターに敵わないというのが、Atlasの(現在の)結論です。

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 本体の大きさは、カラーレーザーの場合は、大問題です。

最小クラスのカラーレーザー
 幅410×奥行465×高さ240mm
最小クラスのレーザー複合機
 幅410×奥行483×高さ410mm

 いずれの場合も、学習机や事務机に置くのは「無謀」です。

 とはいえ、サイズさえ都合がつけば、これほどビジネス文書に向くプリンタは、他にありません。

 印刷速度は、30枚/分を超える機種が多く、自動両面印刷機能も、基本装備されます。

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 ランニングコストも、他機種に「勝負」できます。

家庭用インクジェットの印刷コスト
  A4普通紙カラー 約8.4円
  A4モノクロ 約2.7円
ビジネスインクジェットの印刷コスト
  A4普通紙カラー 約6.1円
  A4モノクロ 約1.8円
カラーレーザーの印刷コスト
  A4普通紙カラー 約10円
  A4モノクロ 約1.9円

 上表は、「家庭用のインクジェット」・「ビジネスインクジェット」・「カラーレーザー」に関する各記事で、Atlasがそれぞれ「おすすめ」とした機種の印刷コストを表したものです。

 結論的にいえば、しっかりと機種を選べば「他方式並のコストのレーザープリンターはある」と言えます。

 下手なインクジェット複合機より「安い」場合もあるので、コスト面だけで、レーザープリンターを除外して考える必要はないでしょう。

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 設置についても、無線LAN【Wi-Fi】搭載機も多いため、例えば、書斎以外の場所に置いて、リモート印刷など、設置はフレキシブルに考えることができます。

 いずれにしても「カラー文書」を綺麗に印刷したい場合、とくに「勝負に使う!」ビジネス文書・レポートの印刷は、レーザープリンタが「一番よい」です。

 この方式で考えたい方は【A4カラーレーザープリンタの比較記事】に、多くの機種を紹介しました。

 複合機も同時に紹介しています。

4・モノクロ印刷が得意なプリンター

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 最後に、「カラー印刷はそもそも不要」という方についてです。

1・A4モノクロレーザープリンタ
2・A4モノクロレーザー 複合機

 この場合は、上記のいずれかの機種を選べばよいでしょう。

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 第1に、設置スペースを優先したい場合、モノクロレーザープリンタを選ぶとよいでしょう。

 本体のサイズは、幅364×奥行249×高さ199mmと、家庭用インクジェットより小型と言える機種もあります。 

 印刷速度は、20枚前後が平均値で、家庭用インクジェットの2倍は高速です。印字品質も、こと文字に特化して考えるならば、ビジネスプリンターを上回る鮮明度です。

 印字品質も、レーザー式は、レーザーやLEDでトナーを定着させる方式ですから、「にじまない」ため、「ビジネス文書」の印刷としては最もクオリティが出せます。

家庭用インクジェットの印刷コスト
  A4モノクロ 約2.7円
ビジネスインクジェットの印刷コスト
  A4モノクロ 約1.8円
モノクロレーザーの印刷コスト
  A4モノクロ 約1.8円

 印刷コストも、顔料黒インクを採用する、家庭用のインクジェット複合機よりも、1枚あたりの印刷コストは安いです。コスパの面からも十分おすすめできます。

 なお、こうした製品については【モノクロレーザープリンタの比較記事】で詳しく書きました。

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 一方、印刷は白黒でも、スキャナ・コピー機能は欲しいという方は、モノクロレーザー複合機を選ぶとよいでしょう。

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 本体の大きさは、小型機でも、幅409×奥行399×高さ317mmと、ある程度のサイズ感があります。

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 そのため、省スペース化を狙う場合は、【フラッドベッドスキャナの比較記事】で、比較したようなコンパクト型のスキャナを別に買うという選択肢も「あり」でしょう。

 いずれにしても、モノクロレーザー複合機については【モノクロレーザー複合機の比較記事】で、詳しく説明しました。

今回の結論
目的に応じた適切なプリンターの選び方は結論的にこれ!

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 というわけで、今日は、モノマニアの関連記事の紹介をしながら、おすすめのプリンターについて紹介してきました。

1・A4インクジェット複合機(4色)
2・A4インクジェット複合機(6色)

3・A3インクジェット複合機
4・A4ビジネスインクジェット  
5・A3ビジネスインクジェット  
6・エコタンク搭載ビジネスプリンタ

7・A4モノクロレーザープリンタ

8・A4モノクロレーザー 複合機

9・A4カラーレーザープリンタ

10・A3カラーレーザープリンタ

 具体的な「おすすめメーカー・機種・型番」については、詳しくは、種類ごとにその機能を紹介した「上記リンク集の個別記事を見て欲しい」と思います。


 最後に、まだ迷っている方ですが、次のような指標から、ざっくりと決めましょう。

1・家庭で、文書から年賀状までマルチに使う方は、
 ・写真画質の良い=A4インクジェット複合機(6色)

2・仕事用で、コスト削減を最重要視したい方は、
 
・コスパと画質の両立する=ビジネスインクジェット  

3・仕事用で、カラー印刷を使わない方には、
 
・低コストで文字が鮮明な=モノクロレーザー複合機

4・仕事用で、十分な設置スペースがある方には、
 ・カラーの発色が強い=カラーレーザー

 基本的にはこれで良いと思います。

ーーー

 最後になりましたが、ここまでの記事がもしお役に立っているようならば、Twitter Facebook はてなブックマーク などで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは、

posted by Atlas at 01:21 | プリンター

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