【今回レビューする内容】2025年 疲れにくい!ワイヤレレスマウスの性能とおすすめ・選び方:デスクトップ用とモバイル用マウスの違い USB無線 Bluetooth:フルサイズ高級ワイヤレスマウス Mac対応
【比較する製品型番】 ロジクール Logicool MX Master 3S Advanced Wireless Mouse MX2300GR MX2300PG MX Master 3 MX2200s M705m M720r TRIATHLON MX Vertical MXV1s Signature M650 L M750 L M550L LIFT M800 M800GR LIFT for Mac M800M MX Master 2S バッファロー BSMBW510M BSMBW515M BSMBW510S BSMBW515S BSMBB540BK BSMBB540BK サンワサプライ MA-ERGWK10 MA-ERGBTK11 MA-EWBS513BK MA-ERGW22 MA-ERGBT24 MA-BBS523 MA-WBS524 400-MAWBT215BK 400-MAWBT196BK 400-MAWBT196LED MA-BBS529BK MA-BBS530BK エレコム M-SH30MBSKBK M-SH30MBSKXBK M-SH20MBSKBK M-SH20MBSKXBK M-SH31MBSKBK M-SH20MBSKBK M-SH30BBSK M-SH30BBSKBK M-SH30DBSK M-SH30DBSKBK M-SH10DBSKBK M-SH10BBSKBK M-XGL50MBSKBK M-XGM50MBSKBK M-XGS50MBSKBK M-XGXL50MBSKBK Razer Pro Click V2 RZ01-03900100-R3M1 RZ01-02990100-R3M1 Pro Click V2 Vertical RZ01-05250100-R3A1 ほか
今回のお題
疲れにくい!PC用マウスのおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今回は、2025年9月現在、最新のワイヤレスマウスの比較です。
「手が疲れにくい」と観点を重視して、各社のマウスを比べます。
基本となる握りやすさに加え、左右クリックの感触、スクロールホイール、センサーの精度、静音性といった要素も評価し、使いやすい製品を探していきます。

ビジネスからゲームまで快適に使えるマウスを、目的別・サイズ別に紹介します。
ロジクールやマイクロソフトといった大手メーカーの製品は、ほぼ全機種を扱います。
1・ワイヤレスマウスの比較
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:大きめフルサイズマウス
2・小型ワイヤレスマウスの比較
2-1:小さめモバイルマウス
3・ゲーミングマウスの比較
3-1:ゲーム用高解像度マウス
4・おすすめのマウスまとめ
4-1:最終的なおすすめの提案【結論】
なお、本シリーズは全5回に分けて紹介します。記事の流れをあらかじめ示しておきます。
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1回目記事(今回)は、マウス全体の「選び方の基本」をまず説明します。
その後、「フルサイズマウス」とも呼ばれる、やや大きめのマウスを比較します。持ち運ばずに自宅や職場で使う前提で、「握りやすさ」を重視したサイズです。
「疲れない」という観点で選ぶなら、このサイズがもっとも有利です。そのため最初に紹介しています。

2回目記事(こちら)は、小さめのマウスの紹介です。
「コンパクトマウス」と呼ばれるタイプで、手にすっぽり収まるサイズです。
ロジクールの Anywhere 3(MX1700)など、小型でも「疲れにくいマウス」は存在します。
ただし、あくまでモバイル用ですから、自宅で常用するならフルサイズを選んだ方が良いでしょう。

3回目記事(こちら)は、「ゲーム用」のマウスを扱います。
こちらは「疲れない」よりも「使いやすさ」がキーワードになります。
ゲーム用途だけでなく、多数のショートカットボタンを備えているため、Excel などでショートカットを多用するビジネスユーザーの一部にも愛用されています。
なお、ゲーム用は特殊性が高いため、この回だけは「完全な独立記事」として校正しています。この分野をお探しの場合は、3回目記事3回目記事(こちら)からご覧いただければと思います。
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疲れにくさ ★★★★★
動きの正確性 ★★★★★
ホイール性能 ★★★★★
ボタン構成 ★★★★★
持ちはこび ★★★★★
バッテリー ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、いつものように各製品を比較していきます
その上で、5回目記事の「結論編」(こちら)では、予算別・目的別に「最もオススメできるマウス」を提案していきます。
よろしくお願いします。
1-1・マウスの選び方の基本
はじめに、「ワイヤレスマウスの選び方の基本」の解説からです。
1・マウスの大きさ
2・センサーの正確性(追随性)
3・スクロールホイールの性能
Atlas の経験から言えば、「疲れずに」使うために最も重視すべきは上の3点です。
理由を順に説明します。
1・マウスの大きさ
はじめに、マウスの大きさについてです。

業界団体が定めたサイズ規格はありませんが、実務上は「フルサイズ型」と「コンパクト型」に区分されます。
それぞれに良い部分と、イマイチな部分があるので、詳しく見ていきましょう。 
第1に、フルサイズ型です。
このタイプは、おおむね12cm前後の長さがあります。
メリットは、正確に操作できる点です。
人間工学に配慮したモデルが多く、握りやすさに優れます。

そのため長時間使っても疲れにくく、男女を問わず、自宅や職場のデスクトップ用途に最も適したサイズといえます。
小さめマウスを使っている方なら、フルサイズに替えるだけで快適さが大きく向上するはずです。
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デメリットは、持ち運びに向かない点です。
Atlas自身は外出先で長時間作業する際にもこのサイズを持ち歩きますが、重さはさておきサイズ的に「かさばる」ため、一般にはあまりおすすめできません。
とくに、大型マウスは、13インチ前後のノートPCなど画面が小さい環境では、かえって操作性を損なう場合があります。この点も注意が必要です。

第2に、コンパクト型です。
メリットは、軽量で携帯しやすい点です。
サイズは、10cm前後の長さのものが多いです。

重さも、電池込みで100gを切るものが多く、スマホより軽量です。
ノートPCのタッチパッドが苦手な方でも、気軽に持ち運べます。
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デメリットは、小型という形状ゆえ、どうしても持ちにくい点です。
大きめのマウスなら、荷重を本体に分散できる「かぶせ持ち」が可能で、疲れにくいのが利点です。
しかしコンパクト型は、どうしても「つかみ持ち」や「つまみ持ち」になりやすく、結果的に疲れやすくなります。
男女問わず、自宅や職場で長時間作業をすると、かなり疲れるのが実情です。
ただし、コンパクト型でも「疲れにくい」機種が存在しないわけではありません。
優れたモデルを選べば、十分に快適さを確保することは可能です。
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手のサイズは、注意が必要です。
ロジクールによれば、手首のくるぶしから中指の先端までの長さが クレジットカード約2.5枚分(17.5cm)以下の方には、同社のフルサイズ(全長12cmクラス)は適さないとされています。
その場合は、小さめのフルサイズ(10cm前後)や高性能なコンパクト型を推奨します。
逆に 19cm(クレカ3枚強)以上の方は、フルサイズ(12cm前後)の利用をすすめています。
中間のサイズの方については、ロジクールはやや小さめを推す傾向にありますが、利用環境に応じて選んで問題ないでしょう。

(ざっくり)図表にすると以上のようになります。
もちろん、マウスの形状によっては例外もあるので、その点は留意してください。
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結論的に言えば、「疲れにくさ」を重視するなら、自宅や職場のデスクトップ、あるいは15インチクラスの大画面ノートではフルサイズ型を選ぶのがが基本です。手の大きさに問題がなければ快適に使えるでしょう。
一方、コンパクト型は、持ちはこび用に備えたい場合や、自宅の机などで設置環境上の制約がある場合に限って、選択肢に加えるのが現実的でしょう。
2・マウスセンサーの正確性
続いて、センサーの正確性についてです。
Atlasの調査では、マウスを買い替える動機の多くは「思ったとおりに動かない」という悩みに起因しています。
マウスの場合、動きの追随性や、マウスパッドがない環境などでの「悪条件対応力」は、トラッキングに用いられる光学部品の特性によってほぼ決まります。

光学部品は仕組みの違いによって、大きく5種類に分類できます。
以下、順番に解説していきます。

第1に、「赤色LED式」です。
昔からある方式で、安価な「光学式マウス」と表記されている製品の多くはこのタイプです。
価格は安いものの、追随性が低く、「安かろう悪かろう」といえる性能です。
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第2に、「ブルーLED式」です。
青色LEDを利用した方式で、赤色LED光学式の改良版にあたります。
赤色LEDより追随性が良く、ガラスなど反射する面でも動作可能という特長があり、マウスパッドがない環境(悪条件)にも強いのが利点です。
ただし、感度が高いため、凹凸のないフラットな机やホコリのある環境では、かえって性能が低下する場合があります。
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第3に、「LGT方式(レーザーグレードトラッキング式)」です。
近年は「アドバンス オプティカル トラッキング」や「高精度オプティカルトラッキング」と表記される場合もありますが、基本的には同じ方式です。
光学式の発展系であり、LEDの照射方式を工夫することで、レーザー方式に近い精度を実現することを意図しています。
LGT方式は、特定ブランド名を冠さない一般的なブルーLED式よりも精度が高い傾向があるのが特徴です。
一方で、ガラス面などの悪条件下ではやや弱いものの、マウスパッドを使う環境では違いがはっきり体感できます。
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第4に、「不可視レーザー」式です。
不可視レーザーは、読み取り面の種類を問わず高い精度を発揮するため、マウスの追随性という点で「最強」といえます。ビジネス用・一般用マウスでは「最高水準」の方式です。
ビジネス・一般用マウスでは「最高水準」の方式です。
なかでも、2つの不可視レーザーを利用して人工的に「暗視野照明」を作り出す方式が最新世代です。
ロジクールでは Darkfield レーザー と呼ばれ、他社では TOGレーザーセンサー、ULTIMATEレーザーなどの名称で展開されていますが、基本的に同じ原理に基づく技術です。
この技術により、ガラス面を含めマウスパッド以外の場所でも高い追随性を確保できます。
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第5に、「ゲーム用の光学式センサー」です。
反応速度が勝敗を左右する一部のゲームでは、「遅延」が致命的になるため、高い解像度(DPI)や加速度性能が求められます。
これに対応するため、従来の光学式を改良し高解像度化したのが、この種のセンサーの出自です。
仕事用マウスでも、一部に採用例があり、大画面・高解像度モニターを使ったデザイン作業などでは有利に働く場面が想定されます。
ただし、このセンサーはあくまで光学式なのでマウスパッドが必須です。それも質の良いものでなければ操作性が大きく低下します。
電池の持ちも短めです。
こうした長短があるため、AtlasはPCに詳しくない知人には仕事用として不可視レーザーをすすめることが多いです。どのような用途でも無難に対応してくれるからです。
不可視レーザー方式も最近では 4000dpi〜8000dpi に対応する製品が増えており、大画面での作業にも十分対応可能です。
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以上、読取センサーについて書いてきました。
結論的に言えば、「疲れにくさ」を重視するなら、少なくとも LGT方式以上 のグレードを選ぶのがおすすめです。できれば 不可視レーザー方式 を選んだ方が、安心して快適に使えるでしょう。
3・スクロールホイールの性能
最後に、スクロールホイールの性能についてです。

スクロールホイールにも複数の方式がありますが、大きく4種類に分類できます。
上級マウスになるほど、通常のスクロール(低速回転)の精度が向上するだけでなく、とくに縦長の書類やWebサイトを扱う際に便利な 高速スクロール性能 に差が出てきます。
ここでも順番に解説していきます。

第1に、「メカ式」です。
もっとも古くからあるシンプルな構造で、ローラを回すたびに抵抗が加わるラチェット式(クリック・トゥ・クリック・スクローリング)が一般的です。
精密に1行ずつ操作できる利点がある一方で、Excelなどで大量の行を高速にスクロールする場面はやや苦手です。
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第2に、「ハイブリッド式」です。
メカ式を進化させた方式で、ロジクールが最初に採用しました。
カチカチとしたクリック感のある、通常のスクロール機能(=クリック・トゥ・クリック・スクローリング)に加えて、ローラを回すときに無抵抗になる、高速スクロール(ハイパー・ファースト・スクローリング)を搭載します。
ただし現在、ロジクールの高級機は次に紹介する MAGSPEED(電磁式)に移行しており、この方式を採用するのは、ホイール切替ボタンでの手動切替を要する中級機(例:マラソンマウス、トライアスロンマウス)のみです。
かつては、ボタン切替が不要な自動シフト(SmartShift)搭載機も存在しました。初期はクラッチで切り替える MX Revolution、後期はロータリーエンコーダで回転数を監視する Performance MX などが代表例です。

一方、エレコムやサンワサプライも現在、高速・低速スクロールを自動で切り替えられる機種を展開しています。こちらはマイコンで回転数を検知して速度を調整していると思われます。
この方式は高速スクロール時には慣性でスピンするため、Excel作業などには十分快適です。しかし、低速時にはクリック感がなく、精密な操作感に欠けます。
言うなれば「簡易ハイブリッド式」であり、普段よく使う低速スクロールにおいては注意が必要です。。
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第3に、「MAGSPEED電磁気スクロール」です。
ここまで紹介してきたメカ式スクロールとは異なり、電磁石を利用することで「リニア」な追随性を実現する高級仕様です。
電磁石でホイールの回転を制御しており、ホイールの回転をセンサーが検知し、その情報に応じて磁力を自動調整する仕組みです。
低速スクロールでは磁力が強まり、クリック感のあるラチェットスクロールになります。 高速スクロールでは磁力が弱まり、無抵抗のフリースピンに切り替わります。
静音性・速度・正確性・耐久性のいずれも向上しており、より高品質な操作感を得られます。
ロジクールが開発した技術で、同社の最上位機にのみ搭載されています。
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第4に、「静電パッド式」です。
ようするに、ホイールの代わりにタッチパッドを搭載する方式です。Apple や Microsoft の一部高級マウスに見られます。
ただし反応が鈍かったり誤動作が多かったりするため、価格のわりに快適さには欠ける仕様です。
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というわけで、ここまで、ワイヤレスマウスの「選び方の基本」を紹介してきました。
なお、メーカーや機種によっては、各方式固有の課題を例外的に克服している製品もあります。そこで以下では、1製品ずつ詳しく見ていきます。

1・フルサイズマウスの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ロジクール〈スイス〉
2・フルサイズマウスの比較 (2)
2-1:バッファロー〈日本〉
2-2:エレコム〈日本〉
2-3:サンワサプライ〈日本〉
2-4:Razer〈シンガポール〉
3・おすすめのマウスまとめ
=最終的なおすすめの提案【結論】
今回は、上表のようなメーカー順で、フルサイズマウスをみていきます。
1-2・ロジクールのマウス

はじめに紹介するのは、スイスのロジクール(Logicool)です。
世界的なPC周辺機器メーカーで、高性能マウスの「代名詞」的な企業です。
グローバルでは、Logitech(ロジテック)という名前です。日本では、ロジテック(Logitec)というPCブランドがあるので、日本法人はロジクールで売ります。
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なお、以下の本文では、高評価できる部分を赤系の文字色で、イマイチと思う部分は、青字で書いていきます。

【2022年発売】
【上位機】
1・ロジクール Signature M750 L
¥4,700 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【中位機】
2・ロジクール Signature M650 L
¥4,355 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
3・ロジクール Signature M650 for Business L
¥4,998 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【下位機】
4・ロジクール Signature M550 L
¥3,880 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
(保証1年)
5・ロジクール Signature M550 M550LMBKs
¥3,360 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
重さ:115g
無線方式:USB (Bolt)+Bluetooth
最大解像度: 4000dpi
センサー: レーザーグレード(LGT)
スクロール:ハイブリッド式(フリック)
電池のもち:2年間
ボタン数:6(上位機)
Signatureシリーズは、ロジクールを代表する入門用マウスです。「クリック音が静か」という部分で一定の人気があります。

1・解像度切替ボタン(中位/下位機)
2・Easy-Switch(中位/下位機)
3・進む・戻るボタン(下位機)
機能面で、3グレードあります。 M750 L(左図)に対して削られるのは上表の機能です。
Signature for Business(M650BBLGR L)は、法人向けの型番ですが、通常機と差はないです。
あとは、保証1年と短いだけ安い「Amazon限定モデル」があるだけです。
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結論的にいえば、この値段差ならば、M750 Lで良いでしょう。
1ボタンで利用するデバイスを切り替えられるEasy-Switchと、大画面での利用に便利な解像度切替ボタンは、デスクトップPCで利用するならば便利でしょうし、フルサイズはそうした利用形態が多いでしょうから。
あとは、重さもサイズもほぼ変わらないため、3機同時に説明をしていきます。

センサーは、LGT方式(レーザーグレードトラッキング式)です。
「アドバンス オプティカル トラッキング式」との記載ですが、LGTと同じものです。

LGT方式は、追随性・正確性が優れたロジクール独自の技術です。
LEDを用いる光学式ですが、センサーとLEDを従来より鋭角にすることで、不可視レーザークラスの追随性・正確性を担保しています。
ただ、ロジクールの上位機に採用される「Darkfield レーザー」には及ばないのは確かです。

本体形状は、エルゴノミクス形状です。
左右対称に近い形ですが、右サイドにボタンがあるので右利き用です。
なお、「左利き用(両利き対応)」は、普通のマウスだとあまりないのですが、【ゲーミングマウスの比較記事】では、(それなりの品質のものが)多少存在します。
本機は、約119cmでサイズ的には「フルサイズ」です。
一般的なフルサイズより「少しだけ小さめ」なので「中型サイズ」というのが正確です。
形状はエルゴノミクス(人間工学)をふまえますが、握りは、同社のモバイルマウスを基本にした形状で、上位機とは違います。
本体色は、各機とも、同じ構成です。
グラファイト(M750LGR 650LGR)とオフホワイト(M750LOW M650LOW )・レッド(M750LRD M760LRD)のほか、ブルー・ローズの5色です。

左右クリックは、「静音仕様」です。
左右クリック部分が、格安機(M170)に対して90%静かです。
同社によるとクリック感は「同じ」とされます。ただ、クリックは「カチッ」という音を含めて五感で感じる部分はあるので、「押した感」は異なります。
ただ、本機については、同社の上位機と同じで、さほど違和感は感じませんでした。
自宅での音声スライド(ビデオ)作成など、音を気にする必要がある場合は、特に良いでしょう。

無線方式は、ロジクールの場合、製品によって複数の接続方法があります。
本機は、上表のLogi Bolt式とBluetoothに対応します。
順番にみていきます。

第1に、Logi Bolt方式です。
上図のようなUSBドングル(USB子機)をPCにつなげて使う方法です。
通信は、BT無線(Bluetooth LE)です。
ただ、PC内蔵のBluetoothを介さない単独回線ですから、他のBluetooth機器との干渉はないです。そのため、接続は安定的です。
主に業務用ですが、高度な通信保護にも対応します。

第2に、Bluetooth方式です。
PC側にBluetooth機能が内蔵される場合、子機なしで接続可能です。
一方、レシーバー不要で便利ですが、Bluetoothは回線がかなり細いです。
そのため、【Bluetoothイヤホンの比較記事】で書いたような、ワイヤレス音楽機器を併用する場合、双方に回線トラブルを抱える場合があります。
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結論的にいえば、環境が許せば、Logi Boltでの単独接続をオススメします。

スクロールホイールは、ハイブリッド式です。
低速回転と高速回転が切り替えられます。
ロジクールはハイブリッド式の中でも、いくつかの方式があります。

本機は「SMARTWHEELスクロール」式(フリック式)です。
通常は(回す際クリック感がある)低速回転ですが、強く弾くと、高速回転に切り替わる方式です。
この方式は、切替がやや不正確で、スピンも少し重くなるので、同じハイブリッド式でも、次にみていく上位機とは「差」はあります。
上位機はボタンで低速・高速を切り替える仕様で、ホイールの円滑性もより良いですので。ただ、価格からすれば「大健闘」でしょう。

ボタン数は、M750 Lは6つです。
マウスの場合、「左右クリック」も「2ボタン」と数えます。
それ以外に、サイドボタン(進む/戻る)と、ホイールを押し込むことによるミドルクリックと、マウス解像度の切替のためのミドルボタンです。
サイドボタンは、付属ソフトで、ボタンの役割変更が可能でです。
また、中位機以下は、先述のように、ボタンが少なくなります。
電池の持ちは、最大2年間です。
バッテリーは単3電池1本です。
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以上、Signature Wireless Mouse Lシリーズの紹介でした。
職場や仕事環境のため、静音性が「マスト」の場合、選択肢にできるフルサイズです。
ただ、ホイール部分についていえば、同社の上位機とは「差」があります。一般的なフルサイズとしては、次に紹介する「マラソンマウス」以降で考えると良いかと思います。

【2018年発売】
6・LOGICOOL マラソンマウス M705m
7・LOGICOOL マラソンマウス SEB-M705
¥5,020 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
重さ:135g
無線方式:USB(Unifying)
最大解像度: 1000dpi
センサー: レーザーグレード(LGT)
スクロール:ハイブリッド式(切替)
電池のもち:3年間
ボタン数:5
マラソンマウス M705mは、ロジクールのビジネス用フルサイズの人気機種です。
同社の「フルサイズ」では、費用対効果という点では最もオススメできるマウスです。
なお、SEB-M705は、上面の色が微妙に違う以外は同じ製品です。

センサーは、本機もLGT方式です。

本体形状は、エルゴノミクス形状です。
長さは10.9cmほどなので、誰でも合いやすいです。
品質的にも、プラスチックに安っぽさがないデザインです。
握りも、人間工学的な配慮があります。

無線方式は、 Unifying方式です。

先ほどみたLogi Boltと同じ、USBドングルでの接続です。
古くからロジクールに搭載されてきたレシーバーですので、見覚えある方も多いかと思います。
通信に.2.4GHz無線を使います。
通信安定性は、規格が違うだけでBluetoothも「2.4GHz帯」なので、Logi Boltと変わりません。
企業でセキュリティ面の制約がないならば、こちらで問題ないです。
ただ、Bluetooth接続は非対応となりますので、必ずUSBドングルは必要です。

スクロールホイールは、快適性が高いハイブリッド式(切替式)です。
下位機種(フリック式)と違い、ボタンで2種類のスクロールに切替えられる機種です。
利用シーンに合わせて、次の2つの方式を選んで使用できます。
第1に、「ハイパーファーストスクロール」です。
ローラを回すときに無抵抗になり、長いスクロールに有利です。
第2に、「クリックトゥクリックスクロールです。
ローラを回すごとに抵抗が入り、短く正確なスクロールが可能です。
ハイブリッド方式は、この価格帯のフルサイズでは唯一の搭載です。
この点でも、費用対効果が高い無線マウスです。

ボタン数は、5つです。
サイドの「進む・戻る」ボタンと、ホイールを押し込むことによるミドルクリックです。
付属ソフトで、ボタンに対してコマンドを自由に割り当てられます。
電池の持ちは、最大3年間です。
なお、「マラソンマウス」という商品名の由来はここにあります。
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以上、マラソンマウス M705mの紹介でした。
最も高級でベストなマウスを選ぶとすれば、この機種は選定対象にならないでしょう。
しかし、予算が限られている中で、最高に近い性能を得たい人には「ベストマッチなマウス」だと思います。

8・ロジクール トライアスロンマウス M720r
¥9,100 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
重さ:135g
無線方式:USB(Unifying)+BT
最大解像度:1000dpi
センサー: レーザーグレード(LGT)
スクロール:ハイブリッド式(切替)
電池のもち:2年間
ボタン数:8
トライアスロンマウス M720rは、ロジクールのフルサイズマウスの中級機です。

センサーは、LGT式です。
先ほど見たマラソンマウスと同じです。
本体形状は、本機も、エルゴノミクスなデザインです。
長さは、11.9cmほどですので、やや大きめです。
ボタンの耐久性も1000万クリックと高いです。

無線方式は、USBドングルを使うUnifying方式と、PC側内蔵のBluetoothを利用しての接続に対応します。
Bluetoothは、本体の握りの部分に3つのボタンがあり、それで接続機器を3種類まで登録できる仕様です。複数の機器で利用される方には便利でしょう。

スクロールホイールは、マラソンマウスと同じハイブリッド式です。
「ハイパーファースト」・「クリックトゥクリック」の2種が、利用可能です。

ボタン数は、8つです。
左右クリックほか、サイドに「進む・戻る」と、親指部分を押し込む「サムクリック」が可能です。
加えて、PCとタブレットの併用など、複数のデバイスを1ボタンで切り替えるためのEasy-Switchがあります。
あとは、ホイールを押し込むことでのミドルクリックと、Bluetoothのペアリング用のボタンで、8ボタンです。
いずれも、プログラムで好きな動作に割り当て変更可能です。
電池の持ちは、2年間です。
「マラソンマウス」よりも1年短いですが、Bluetooth搭載モデルとしては、相当長いです。
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以上、トライアスロンマウス M720の紹介でした。
USB接続のほか、Bluetoothに対応し、比較的格安なフルサイズマウスを探している方は、バランスが取れたマウスと言えそうです。
ただし、機能面では、同社の上位機種とは、明らかな差があります。

【2022年発売】(2年保証)
9・ロジクール MX Master 3s MX2300GR
9・ロジクール MX Master 3s MX2300PG
¥15,045 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【Amazon限定】(1年保証)
9・ロジクール MX Master 3s MX2300GRd
¥13,980 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
重さ:141g
無線方式:Logi Bolt(Bluetooth)
最大解像度:8000dpi
センサー:不可視レーザー(Darkfield)
スクロール:MAGSPEED
電池のもち:70日間(充電式)
ボタン数:7
MX Master 3S Advanced Wireless Mouse(MX2300)は、ロジクールのフルサイズの最上位機です。
以前あった旧シリーズ(MX Master 3)と同型状ですが、先述のLogBoltが搭載となったほか、後述するように、左右クリックの静音化がなされています。
なお、Amazon限定は保証が1年となりますが、時期によって安い場合があるという型番です(壁紙おまけ付)。あとは同じです。

本体形状は、相当凝ったエルゴノミクス形状です。
次にみる、MX Verticalほどではないですが、疲れにくい「タテ握り」に近づいており、長時間の利用で、疲れにくい仕様です。
サイズは、長さ12.5cmです。
大きいです。ただ、握り形状が特殊だからなので、実際は、相当手が小さい方(17.7cm以下)以外は「問題ない」です。ロジクールも特段注意していません。

センサーは、不可視レーザー式です。

同社は「Darkfield レーザー」と呼びます。
冒頭書いたように、正確性の上では最も現状でグレードの高い方式であり、ガラスの上でもなんでも動きます。
とにかく追随性が良いので、一度慣れたら「やめられない快感性」です。
マウス解像度も、200dpi-8000dpiの間でユーザーが設定できます。
デフォルトは1000dpiです。
一般人は、この部分をいじらないほうが(むしろ)快適に使えます。

無線方式は、Bluetooth接続ほか、ロジクールの新しい「Logi Bolt 」USBレシーバーを選択できます。
従来のUSBドングル(UNIFYING)ではなく、Bluetooth LEで通信する新しい方式です。
PCのBluetooth通信とは分けられるため、安定性は担保されています。
従来のUNIFYINGと(使う周波数は2.4GHz帯である点は変わらないので)通信安定性は変わらりません。ただ、企業向けの情報セキュリティ規格に対応させるため、新機種では随時入替をはじめています。

Bluetoothは背面にある切替ボタンで、3台までペアリングも可能です。
ただ、先ほども書きましたが、Bluetooth回線は細いので、音楽機器などに利用している場合、安定性の面で劣ります。USBドングルを利用した方が良いです。

スクロールホイールは、現状で最高峰といえる「電磁気式」です。
前後スクロールと左右チルトに分けて詳しく説明します。

第1に、前後のスクロールホイールです。
下位機種にくらべて革新的に変化します。
本機は、「機械式」でなく電磁石を用いる、MAGSPEED電磁気スクロールだからです。
リニア化でホイール回転音の「静音化」したのに加え、スクロール時の追随性(正確性)が、レベルアップしました。
回転は、本機も、長いスクロールの際に速度面で有利な「ハイパーファースト」と、短く正確なスクロールに有利な「クリックトゥクリック」が、ボタン選択可能です。

その上で、「クリックトゥクリック」利用中でも、ホイールを勢いよく回すと自動でハイパーファーストスクローリングに移行するギミックを搭載します。
ボタンでいちいち切り替える必要がないので、例えるならば、クラッチ操作が不要なオートマ車になったような便利さです。
とくに左右クリックは、押した時の「渋み」が購入当初からなく快適と感じます。
そのほか、クリック部の押し味や、人間工学的な持ちやすさなども、下位機種よりもかなり改善しており高評価できます。

第2に、親指で操作する、左右操作用のサムホイールです。
これは、左右方向のスクロール用のボタン(サムホイール)です。
従来機より大型化して操作性が良くなりました。
「進む」「戻る」ボタンも下部に回り、大型化したので、親指で操作する領域については、より高度化したと言えます。
今回から、ホイール部分のチルト機能は省略されるため、左右のスクロールは、このサムホールを用います。
ただ、総合的には使いやすくなったので、問題ありません。

ボタン数は、7ボタンです。
左右クリックとミドルクリック(ホイール)、サイドの「進む・戻る」と、先述のスクロールモードを変えるモードシフトボタンです。
親指の握りの部分を押し込む「サムクリック」は、本機の場合「ジェスチャボタン」という名前で、4つのマウスジェスチャを任意で割り当てられます。
また、マクロ登録(Smart Action)もできます。

また、アプリごとのボタンのカスタマイズ機能があり、カスタマイズ性は相当です。
著名ソフトは、標準で便利ボタンが設定されていますし、変更も可能です。

静音性は、もうひとつの特徴です。
2022年機から、左右ボタンが従来より90%音量減の「静音仕様」になりました。職場ほかでは結構気にされる方も多いための改良です。
スクロールホイールも本機は静かですし、最も「慣らす」左右クリックも静音なので、大きな進歩でしょう。
押し心地は心配でしたが、ロジクールはかねてから入門機で「静音クリックの実験」をしてきたこともあり、個人的に問題ありません。出来は良いと思います。

このほか、Logicool Flowにも対応します。
複数のPCを同時に使っている方が、マウスをシームレスに移動させたり、PCをまたいでコピー・ペーストを可能にする、ソフト的なシステムです。
ファイル・画像・ドキュメントは、MacとWindows間でもやり取りできます。
なお、同社のBluetooth式のキーボード(MXシリーズ)を利用する場合、キーボードも連動して切り替わります。詳しくは、【Bluetoothキーボードの比較記事】で書きました。

バッテリーは、内蔵バッテリーの充電池式です(約70日)。
充電中でも、USBケーブルで充電をはじめると即座にマウスは使えるようになります。
マウスを使えないで困ることは、短時間でも生じません。
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以上、MX MASTER 3Sの紹介でした。
予算が許すならば、「これを買えば間違いない」と言って良い製品です。
「狙った場所にカーソルがすんなりいくことの快感」は、普通の光学マウスを使っている方は、実際に使ってみないと分からない部分です。
値段は高いですが、保証は2年間付きますし、初めての方も安心だと思います。とくに、マウスの動きに不満を感じている方は、これ以上のグレードの製品を試して欲しいです。
一方、旧機種のユーザーに向けて言えば、大きな違いは、「スクロールホイール」の部分です。実機を比較するとリニア式の採用で、速度部分と精度の部分は、格段に向上しました。
機械式を止めたことは、静音性のほかホイールの耐久性(使用感の経年変化)にも好影響を与えています。
いずれにしても、(他社が真似しにくい)相当な進化ですし、既存ユーザーも購入を検討しても良いでしょう。

【Mac向け仕様】
【2020年発売】
【静音スイッチ】
11・MX Master 3s for Mac MX2300MSG
11・MX Master 3s for Mac MX2300MPG
¥15,517 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【通常スイッチ】
12・MX Master 3 for Mac MX2200sSG
¥16,325 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
重さ:141g
無線方式:Bluetooth
最大解像度:4000dpi
センサー:不可視レーザー(Darkfield)
スクロール:MAGSPEED
電池のもち:70日間(充電式)
ボタン数:7
MX Master 3s for Mac MX2300Mは、1つ上でみた、MX MASTER 3SのMac向けとされる兄弟機です。
基本仕様は、MX MASTER 3Sと同じです。
ただし、旧機種(MX2200s)は、左右クリックが静音スイッチではない、旧来のタイプです。

一方、いずれの機種も、「Logi Bolt 」(レシーバー)の添付を省略しています。
つまり、Mac内蔵のBluetoothと直でつなげる前提の製品です。
同社によれば、Bluetooth接続の安定性を「Macに最適化」したとのことです。
ただ、利用するMac側の世代でBluetoothはコントローラーが違います。実際のところは、通常モデルの搭載Bluetoothと仕様は変わらないように思います。

Bluetoothについて言えば、たしかに、Bluetooth5.0登場以降、接続安定性は見違えるほど高まっています。
しかし、Mac内蔵のBluetoothを使う場合、他のBT機器との混在利用(AirDrop・音楽機器・キーボードほか)になります。安定的に使うならば、「マウス専用回線」にできる「Logi Bolt 」付のほうが安心感があると思います。
とくに、Bluetoothを(イヤホンなどの)音楽などの送信にも使っている方のうち、高解像度音源(CD・ハイレゾ)を聴く方は、あまりおすすめできません。
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以上、ロジクールのMX Master 3s for Macの紹介でした。
結論的にいえば、MacBookユーザーも、変換端子を利用してでも、1つ上でみた通常版を選ぶべきだと思います。

【2018年発売】
13・ロジクール MX Vertical MXV1s
¥12,900 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
重さ:135g
無線方式:USB(Unifying)+BT
最大解像度:4000dpi
センサー:高性能光学センサー
スクロール:精密ホイール
電池のもち:120日間(充電式)
ボタン数:6
MX Vertical MXV1sは、通称「 アドバンス エルゴノミックマウス」と呼ばれる、変わった形状のマウスです。

Atlasの愛用マウスです。
「疲れない」という1点で、相当完成度が高いと言えます。
Atlasは、マウス形状においては、相当「保守的」です。もとは、レビューのために期待薄で買ったのですが、結局「普段使いマウス」の1つになっています。

本体形状は、見た目通りの特異な「タテ形状」です。
57度の傾斜角で、握手の様に握る形状ですが、これにより筋肉の「緊張が10%減る」と同社は説明します。
最初に利用した際、マウス操作からキーボードによるタイピングに手を動かす際、手を後ろに引くか、手を上に上げるかして「マウスを迂回」する必要があるため、ワンクッションで、キーボード作業に入れない点に、違和感がありました。
ただ、1時間ほどするとこの部分は慣れてしまいます。疲れもしません。

さらに、「タテ握り」の場合、操作時に「肩を前に突き出す格好」でのマウス操作にならず、逆に「肩を後ろに下げ気味での操作」になります。
不自然な格好にならないため、(ロジクールが強調するように)「疲れにくい」と言えます。

また、上部の銀色のボタンで、マウス解像度(カーソル速度)を替えられます。
デフォルトは1000dpiですが押すと「4倍速」です。慣れれば、(疲れに関係する)手の動きを減らすことも可能でしょう。

センサーは、高性能光学センサーです。
同社のビジネス用最高峰の不可視レーザー(Darkfield)は不採用です。
加速度などが自慢というわけではないですが、ゲーム用グレードの上位の高解像度の光学式に近いと思います。
1000dpiのLGT方式よりは解像度があり、追随性も良い印象です。
本機は4000dpiと1000dpiの切替利用のしやすさを基本とします。カーソルを高解像度で動かす際の精度を優先したため、このセンサーを採用したようです。
高性能光学センサーは、ガラスなどでは全く無力ですが、マウスパッドの上ならば、全く支障はありません。

無線方式は、USBドングルを使うUnifying方式とBluetoothの2通りです。
PCにBluetoothが内蔵されている場合Bluetooth接続も可能ですが、先述のように、回線が共用となるので接続安定性はイマイチでしょう。

スクロールホイールは、精密スクロールという名前です。
上表では、スピード切替に非対応の単純なメカ式に分類されます。
ホイールの回し心地や軽量感は良いですが、機能面では負けます。
サムホイール・チルト機能もないため、横スクロールにも非対応です。
ボタン数は、6です。
左右クリックほか、サイドの「進む・戻る」と、ホイールを押し込む「ミドルクリック」、そして、先述のマウス解像度を切り替える、頭頂部のDPIボタンとなります。
左右クリック以外の、4ボタンは、カスタマイズ可能です。

電池の持ちは、本機は良いです。
ただ、Bluetooth LE対応で、最大120日と長持ちです。
1分の充電で3時間分利用ができる、高速充電にも対応します。
また、本機も、EASY-SWITCHとLogico Flowにも対応します。
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以上、MX Vertical MXV1sの紹介でした。
「肩が前に出ない」所作で動かせるので、長時間のマウス疲労が緩和ができます。MX MASTER 3 に比べても、「長時間利用時の疲れにくさ」は優れるので、疲れにくさを最重要視するならば、Atlasはこのマウスを推します。
ただ、チルト(サムホイール)未対応である点や、ハイパーファーストスクローリングに未対応である点などで、スクロールホイールの利便性は、MX MASTER系列とは、大きな機能差があります。
結論的にいえば、この点で、エクセル作業を含む一般的な事務作業には、スクロール部分に強い、従来のMX MASTER系列が良いでしょう。
ただし、すでに、MX MASTER系列を愛用している「上級者」で「疲れの問題をより高度に解決したい」場合は、この機種は「新しい救世主」になるでしょう。
Atlasも、表計算・数値入力作業を利用する以外、現在はこのマウスを利用しています。
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【2022年発売】
【Win/Mac用】(Logi Bolt付属)
14・ ロジクール LIFT M800
¥8,900 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【Mac用】(Logi Boltなし) M800M
15・ ロジクール LIFT fo Mac M800M
¥10,205 楽天市場 (9/1執筆時)
重さ:125g
無線方式:Logi Bolt(Bluetooth)
最大解像度:4000dpi
センサー:高性能光学センサー
スクロール:ハイブリッド式(切替)
電池のもち:24ヶ月(単3×1)
ボタン数:6
なお、2022年に、本機の「S/Mサイズ」と言える、Vertical Ergonomic Mouse LIFT M800がでました。

レシーバーは、発売時期の関係で、こちらは「Logi Bolt 」です。
Mac用(LIFT for Mac M800M)は、「Logi Bolt 」を省略している部分以外同じです。
先述のように、Macでもこれを利用したほうが、接続安定性は高いので、Macユーザーでも普通のモデルを選ぶことをAtlasはオススメしています。

形状は、「握る形状」となる57度の角度を含めて、MX Vertical のコンセプトを踏襲します。
本体色は、黒(M800GR)ほか、ホワイト(M800PG)と珍しいピンク(M800RO)です。
色構成からも、ターゲット層が「明確」と言えます。

サイズは、縦108mmです。
小さめなので「コンパクトマウス」として紹介しようか迷いました。
しかし、サイズ的に持ち運べないですし、こちらに出しました。
手のサイズは、ロジクールは、くるぶしから中指の長さで19cm以下(クレカを横に並べて3枚以下)の場合、MX Vertical よりも本機を推奨しています。

スクロールホイールは、「SMARTWHEEL」です。
通常は(回す際クリック感がある)低速回転で、強く弾くと、高速回転に切り替わる方式です。
利用者のニーズに合わせた形でしょう。利便性は本機の方が少し上でしょう。
ボタンは、こちらは静音仕様です。
クリック音があまりしないので、個人的には(感覚的に)好みではないです。
ただ、職場ニーズが多いでしょうし、ロジクールの静音ボタンは、先述のように「優秀」です。
その他は、USBドングルが、先述のLogi Boltになる部分と、バッテリーが、単3乾電池式になるのが主な違いです(24ヶ月の保ち)。
実電池の部分を考慮すると、マウス自体の重さは、MX Vertical MXと同じくらいです。
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結論的にいえば、手の小さい方で、疲れの部分に抜本的な対策をなしたい方は、本機の方が良いです。
逆に、そうでもない方は、MX Verticalのほうが疲れにくいです。
次回につづく
無線マウスのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、フルサイズのワイヤレスマウスを紹介の1回目記事でした。
記事は、まだまだ、続きます。

2・フルサイズマウスの比較 (2)
2-1:バッファロー〈日本〉
2-2:エレコム〈日本〉
2-3:サンワサプライ〈日本〉
2-4:Razer〈シンガポール〉
3・おすすめのマウスまとめ
=最終的なおすすめの提案【結論】
つづく、2回目記事(こちら )は、引き続き、フルサイズマウスを紹介します。
Razer Pro Clickほか、ロジクールにはない面白い製品も見るつもりです。
疲れにくさ ★★★★★
動きの正確性 ★★★★★
ホイール性能 ★★★★★
ボタン構成 ★★★★★
持ちはこび ★★★★★
バッテリー ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、このブログで紹介したマウス全体の「結論編」となる3回目記事(こちら)では、全機種から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
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