【今回レビューする内容】2022年 Majestouch2(茶軸・青軸・黒軸・赤軸・ピンク軸・静音黒軸)の性能の違いとおすすめ・人気モデル・打ちやすさのランキング的考察: FILCOMajestouch 2 NINJACamouflage-R HAKUA Convertible2 Majestouch MINILA-R Convertible Majestouch Stingray Limi S Majestouch 2SS EditionMajestouch 2SC ASAGI 緑軸・
【紹介する主な製品型番】茶軸 FKBN108M/JB2 FKBN108M/NFB2 FKBN108M/JMW2 FKBN108M/NCSP2AG FKBN91M/JB2 FKBN91M/NFB2 FKBN91M/NCSP2AG FKBC108M/JB2 FKBC91M/JB2 黒軸 FKBN108ML/JB2 FKBN108ML/NFB2-PGS FKBN91ML/JB2 FKBN91M/NFB2-PGS FKBC108ML/JB2 FKBC91ML/JB2 青軸 KBN108MC/NFB2 FKBN108MC/NFB2-PGS FKBN91MC/JB2 FKBN91MC/NFB2 FKBC108MC/JB2 FKBC91MC/JB2 FKBC91MC/JMW2 赤軸 FKBN108MRL/JB2-PGS FKBN108MRL/NFB2 FKBN91MC/JB2 FKBC108MRL/JB2 FKBC91MRL/JB2今回のお題
軸色別に、マジェスタッチ2はどのように選ぶのがおすすめ?
ども、Atlasです。
今日は、2022年5月現在、最新のFilco(ダイヤテック)の マジェスタッチ2 キーボードを比較します。
Atlas自身の使用経験をふまえて書きました。
Convertible2のほか、 BlackシリーズやHAKUAシリーズなどを含めて、可能な限り「全機種を紹介」するつもりです。
1・マジェスタッチ2の比較【日本語】
2・マジェスタッチ2の比較【英語】
ただし、現行品だけで合計で100機種近くあります。
一度に紹介するには多すぎるため、以上の2記事に分けました。
今回は「日本語配列キーボード編」なので、ゲーム用などで、英語配列を探している方は、恐れ入りますが【2回目記事】をご覧ください。
よろしくお願いします。
キーの軽さ ★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★
静音性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように、各機種を個別に比較していきます。
そして、最後に「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・価格別にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。
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1・東プレキーボード
2・マジェスタッチ2キーボード
3・Bluetooth無線キーボード
4・Mac配列のキーボード
5・プログラマー向けのHHKB
6・おすすめ高級キーボードの選び方【結論】
なお、今回の記事は、このブログ「家電批評モノマニア」のキーボード比較シリーズの2回目記事として書きました。
0・マジェスタッチの選び方の基本!
はじめに、マジェスタッチに共通する「選び方の基本」について、簡単に説明しておきます。
0-1・軸色
0-2・キー刻印
0-3・USB接続とBluetooth接続
基本と言える「軸色」の話をはじめに済ませたあと、キー刻印と、接続方法の違いについて説明します。
0-1・軸色別の特長と欠点
マジェスタッチを選ぶ際に重要になるのは、キーの軸に使われているスイッチの素材の色です。
上表で示したように、軸の色で、キーボードの性質が変わります。
荷重が関係し、押し疲れに関係する「軽快感」、入力の正確性に関係する「クリック感」、押した際の「静音性」がポイントです。
そのため、キーボードを選ぶ際には、まず、「何色の軸のモデルにするのか」を決めておく必要があります。
この部分を最初に説明していきます。
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第1に、茶軸です。
キーの荷重は、標準的なキーの重さのモデルです(荷重55g)。
さほど指に力を入れずとも、「スコスコ」入力できます。
クリック感は、押し込む途中の段階で、「カチッ」というクリック感があります。
青軸ほどハッキリしていないものの、十分に感じられます。
静音性は、マジェスタッチの中では平均的な打鍵音です。うるさくも静かでもないです。
−
結論的にいえば、「最もオーソドックス」な軸がこちらです。
どこをとっても「平均点」なのが見所です。自分の好みが分からない方が最初に買う一台!としてオススメできます。
クリック感があるため底打ちしなくて良いですし、強めに押した場合も荷重が軽いので、いずれにしても、軽く疲れず入力できるでしょう。
キーを押し込んでしまいがちな、タイピング初心者向けにも良い機種です。
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第1に、黒軸です。
キーの荷重は、最も重いです(荷重60g)。
このタイプは、キーを深く押すほど、バネによる押し返しが重くなる性質があります。
クリック感は、全くないです。
キーを押し込んだ際に、(入力できたか分かる)「カチッ」というクリック感が全くありません。
静音性は、高いので、夜間などにタイピングしても、静かです。
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結論的にいえば、この製品は、「押した感」が強いため、キーボードを力強くしっかり叩きたい方に向きます。
また、しっかり重さがあり、押し間違いしにくいため、ゲームや、文字入力の仕事に向きます。しか、キーが重いため長時間利用する際は疲れるでしょう。
ーーー
第3に、青軸です。
キーの荷重は、重めです(荷重60g)。
ただし、仕組みが異なるため、黒軸ほど「ずっしり」した感触はないです。
クリック感は、押し込む途中の段階で、「カチッ」というクリック感があります。
この場合、底打ちせずに済みますから、重めでも割と疲れにくい軸です。
静音性は、しかしながら、この製品の課題です。
クリック感を出すため、打鍵音が「かちかち」かなりうるさいという欠点があります。
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結論的にいえば、「タイプミスを減らしたい!」ということが購入動機ならば最適な選択肢です。クリック感と押し味があるため、ブラインドタッチにおいて、タイプミスは黒軸に比べても少ない傾向です
一方、静音性は犠牲になるため、夜間などの利用や、相当静かなオフィスでの利用には向かない製品です。
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第4に、赤軸です。
キーの荷重は、茶軸より少し軽めですが、こちらも標準的なキーの重さのモデルです(荷重45g)。
クリック感は、一方、全くない機種です。
黒軸同様の磁石の同局を合わせたようなリニアな反発力です。
静音性は、うるさくも静かでもないです。
−
結論的にいえば、「指が疲れやすい方におすすめ」な軸がこちらです。
クリック感がないことは、「押したときの抵抗がない」ことを意味します。一方、キーの荷重も黒軸ほど重くないため、押す力も不要です。
これらの点で、指にかかる負担は最も少ない、長時間使っても疲れないキーボードと言えます。
ただし、クリック感とキーの重さの双方がないことは、タイプミスが増える懸念があります。あまりブラインドタッチが上手でない方には、オススメできない軸ですね。
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第5に、ピンク軸(サイレントレッド・静音赤軸)です。
キーの荷重は、こちらも標準的なキーの重さのモデルです(荷重45g)。
クリック感は、赤軸・黒軸と同じく、全くない機種です。
静音性は、特別な静音キーを採用しています。
打鍵音が30%ほど静かなキーボードです。赤軸の改良版なので 別名は「サイレントレッド」です。
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結論的にいえば、「静音性を最大限重視したい方におすすめ」な軸がこちらです。
赤軸の改良版ですから、ほぼと同じ特長と欠点となります。ただし、やや価格は高めですから、本当に静音性を重視したい方以外は不要でしょう。
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なお、提供元のチェリーのスイッチ自体は、ほかの軸もあります。
茶軸を基準とすると、特性はざっくり以上のようになります。
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このうち、FILCOから現在販売があるのは、クリア軸(スピードシルバー)と低背MX赤軸スイッチ(Low Profile MX Red)です。
いずれもストロークが短めで、ゲーム利用(連射)を重視したモデルです。
そのほか、静音黒軸(サイレントブラック)という軸がでています。
特性としては、赤軸と黒軸の中間的な特性という触れ込みですが、どちらかというと黒軸に近いです。ストロークが少し浅めなので、「30%静か」とという触れ込みです。
ただし、この軸だけは【フィルコの直販サイト】で、部品として売られるだけです。
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結論的にいえば、こうした軸は「クセが強すぎて」かなり使い込んだ方向けで、(ゲームニーズを除けば)一般向けではないです。
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以上、マジェスタッチの軸色を紹介しました。
このうちから自分の好みにあったものを皆さんは選ぶ必要があります。
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結論的にいえば、初心者の方におすすめなのは、軽くて使いやすい「茶軸」です。
マジェスタッチでは、最もオーソドックスなモデルで、クセがないと言えますので。
「黒軸」は、タイプミスを避けたいゲーマーや文字入力業務の方にオススメします。
「青軸」は、打鍵音が周りに迷惑にならない環境で、ブラインドタッチで文字入力をする方に向き合ます。
「赤軸」「ピンク軸」は、長時間タイピングする方で、タイプミスが少めなブラインドタッチ上級者におすすめです。
というわけで、以下、この軸の色に沿って商品ごとレビューしていきます。
0-2・キーボードの刻印について
続いて、キーボード上のキーの刻印についてです。
マジェスタッチの場合、刻印は大きく分けて「3形態」あります。
第1に、「かなあり」タイプです。
日本語の「ひらがな入力」用の刻印がある古くからあるタイプです。
見かけがごちゃごちゃして、スタイリッシュではないです。
ただ、日本語入力で使う一部の記号の刻印があるのもこれだけです。
その点で、ブラインドタッチをこれから覚えたいような初心者の方は、このタイプが良いかと思います。
第2に、「かななし」タイプです。
かな刻印がないので、スタイリッシュです。
一方で、先述のように、一部の特殊記号の刻印は省略されます。
慣れた方には問題ないでしょうが、注意点です。
第3に、「かななし・前面印刷」タイプです。
キー印字が上部ではなく、側面に印刷されるタイプです。
たいへん格好良いですが、特殊キーの刻印はさらに少ないので、ブラインドタッチができる人向けです。
なお、後ほど説明しますが、マジェスタッチは外装と色の違いで(大きく)6シリーズに分けられます。
各シリーズで、刻印が決まっているので、外観色で選ぶ場合、選べる刻印も連動することになります。(ややこしいので)詳しくは、本編でしっかり説明します。
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パーフェクトグリップシート FPGS3-MC2F
¥2,268 楽天市場 (5/1執筆時)
なお、マジェスタッチのフルサイズキーボードには、「専用設計」のグリップシートがあります。
必須ではありませんが、インシュレータを兼ねているので、グリップ性の向上の他、振動や反響音の抑制に(多少)効果があります。
0-3・Bluetooth接続について
最後に、Bluetooth接続についてです。
マジェスタッチの一部機種(コンバーティブル)は、USBとBluetoothとに対応する「ハイブリッド型」です。
Bluetoothは、乾電池が必要ではありますが、配線不要で使えるので、机がスッキリします。
ただ、マジェスタッチは、Bluetooth 3.0なので、待機電力が多く、必要な2本の電池が長期間保たないです。
他社機を見ても、最新規格のBluetooth5.0で遅延するとは思えないので、そのあたりは設計の古さでしょう。
また、これは、Bluetooth 5.0も含めての話です。
Bluetooth通信を使って(高解像度の)音楽を聴いている方は、データレートの限界で、キーボードとの通信が不安定になる場合がよくあります。また、電子レンジなどのノイズにもBluetoothは弱めです。
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結論的にいえば、PCの場合、可能な限りは有線USB接続を利用したほうが、ストレスを溜めないと思います。
スマホ・タブレットの場合など、どうしようもない場合に使うのが良いでしょう。
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1・マジェスタッチ2の比較 (1)
1-1:茶軸
1-2:黒軸
1-3:青軸
1-4:赤軸
2・マジェスタッチ2の比較 (2)
2-1:ピンク軸
2-2:低背赤軸
2-3:シルバー軸
2-4:そのほか〈ミニラ〉
2-5:最終的なおすすめの提案
というわけで、ここまでは、マジェスタッチの「選び方の基本」を説明してきました。
ここからは、以上のような順番で、軸色別に、具体的に製品を紹介していきます。
1-1・茶軸キーボードの比較
はじめに、最も「オーソドックス」な、茶軸を採用するキーボードの紹介です。
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以下の記事では、いつものように、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチな部分を青字系で記していきます。
【USB接続】
1・かなあり FKBN108M/JB2
¥12,092 Amazon co.jp (5/1執筆時)
Majestouch BLACK 茶軸
1・かななし 前面印刷 FKBN108M/NFB2
¥10,499 Amazon co.jp (5/1執筆時)
マジェスタッチ2 HAKUA 茶軸
1・かなあり FKBN108M/JMW2
¥12,480 Amazon co.jp (5/1執筆時)
マジェスタッチ2 Camouflage-R 茶軸
1・かななし FKBN108M/NMR2
¥15,260 Amazon co.jp (5/1執筆時)
Majestouch Lumi S 茶軸
1・かななし FKBN108M/NCSP2LS
¥14,869 Amazon co.jp (5/1執筆時)
【2022年新色】Majestouch 2SC ASAGI 茶軸
1・かななし FKBN108M/NCSP2AG
¥16,800 楽天市場 (5/1執筆時)
これらは、マジェスタッチ2の茶軸モデルです。
茶軸は、押し味が比較的軽く、クリック感もあるため、初心者におすすめのキーボードです。マジェスタッチ2のなかでは売れ筋のキーボードです。
本体色は、2016年末に白色モデル(マットホワイト)、2017年に迷彩柄、2020年にLUMI S、2022年に浅黄色がいうバリエーションが販売されました。
LUMI Sは、蛍光塗料が仕込まれていて、蓄光時にぼんやり光る仕様です。
ゲーミング用のLEDイルミネーションの「簡易版」みたいなものでしょう。
なお、迷彩柄とLUMI S、は、「ゲーミングキーボード」として発売されました。
ただ、A/S/D/Wキーの交換パーツが付属するほかは、打鍵に関わる基本は全部同じです。
キー荷重は、45gです。
冒頭で書いたように、マジェスタッチでは「茶軸」が最もオーソドックな性質のキーボードです。
クリック感も、青軸ほど出ないにせよ、標準以上にあります。
キー配列は、もっともオーソドックスな配置と言える日本語108キーです。
下段にWindowsキーがあるタイプです。
また、キーストローク・キーピッチ共に、「業界標準」の大きさがあるため、ブラインドタッチのできる方にも向きます
キー刻印は、記事の冒頭で説明したように、種類によって異なります。
かな印字もある「かなあり」と、ローマ字・記号印字のみの「かななし」、印刷がキーの前面(側面)となる「かななし・前面印刷」があります(Majestouch BLACK )。
なお、区別が付くように、今回の記事では、各機がどれに該当するかを商品名に書き入れています。
打鍵音は、「うるさく」はないですが、静かでもありません。
接続方式は、USBのみとなります。
【USB接続】
マジェスタッチ2 テンキーレス 茶軸
2・かなあり FKBN91M/JB2
¥12,480 Amazon co.jp (5/1執筆時)
Majestouch BLACK テンキーレス茶軸
2・かななし前面印刷 FKBN91M/NFB2
¥9,782 Amazon co.jp (5/1執筆時)
マジェスタッチ2 HAKUAテンキーレス 茶軸
2・かなあり FKBN91M/JMW2
¥9,991 Amazon co.jp (5/1執筆時)
マジェスタッチ2 Camouflage-R 茶軸
2・かななし FKBN91M/NMR2
¥14,685 Amazon co.jp (5/1執筆時)
Majestouch Lumi S Tenkeyless 茶軸
2・かななし FKBN91M/NCSP2LS-AKP
¥17,578 Amazon co.jp (5/1執筆時)
【2022年新色】
Majestouch 2SC ASAGI Tenkeyless 茶軸
2・かななし FKBN91M/NCSP2AG
¥15,500 楽天市場 (5/1執筆時)
こちらは、USB接続のマジェスタッチ2茶軸のテンキーレスモデルです。
キー配列は、日本語91キー配列なので、Windowsキーがあります。
一方、テンキー(数字キー)が省略されている分、コンパクトな形状です。
キーの間隔・大きさ・配列は、テンキーの付いたモデルと同じですので、打ちやすさは変わりません。
キー刻印は 本機の場合もシリーズ(外観色)によって決まってきます。
打鍵音は、茶軸の特性として、「うるさく」はないですが、静かでもありません。
接続方式は、USBのみとなります。
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Majestouch 2 Metal SUS Tenkeyless 茶軸
¥33,000〜
マジェスタッチ2
:FMKBN91M/JB2SUS
HAKUA
:FMKBN91M/JMW2SUS
Black
:FMKBN91M/NFB2SUS
なお、FILCOの30周年企画で、メタル仕様の省スペース型キーボードの展開があります。
過去にもあっメタル仕様の最新版で、今回はステンレスになりました。
(書きませんが)以上の茶軸モデル以外に、他の軸でも限定数でます。
ただ、個人的に思うのは、ノートPCのようなパンタグラフ式でない、メカニカルスイッチを金属の筐体に入れる場合、(経年変化などで)共振(金属の響き)生じやすい部分があるで、あまり好みません。
キーはあくまでプラスチックなので、太さ割ったとき金属特有の質感(冷感)も、作業の邪魔になりやすいとも感じます。
基本的に、普通の強化プラスチックのほうが良いかなとは思っています。
マジェスタッチコンバーチブル2 茶軸
【USB+BT接続】
3・かなあり FKBC108M/JB2
¥14,730 楽天市場 (5/1執筆時)
マジェスタッチコンバーチブル2 HAKUA 茶軸
【USB+BT接続】FKBC108M/JMW2-AKP
3・かなあり FKBC108M/JMW2
¥15,248 Amazon co.jp (5/1執筆時)
こちらは、マジェスタッチコンバーチブル2の茶軸モデルです。
キー配列は、他機と同じです。
接続方式は、USB接続に加えて、Bluetooth無線でも接続できるキーボードになります。
冒頭書いたように、有線の方が接続が安定し、遅延もないので、デスクに置いて使う分には、USB接続をおすすめします。
その他の部分は、上で紹介した、マジェスタッチ2の茶軸モデルに準じます。
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マジェスタッチコンバーチブル2 テンキーレス茶軸
【USB+BT接続】
4・かなあり FKBC91M/JB2
¥13,460 Amazon co.jp (5/1執筆時)
マジェスタッチコンバーチブル2 テンキーレスHAKUA 茶軸
【USB+BT接続】FKBC91M/JMW2-AKP
4・かなあり FKBC91M/JMW2
¥14,101 Amazon co.jp (5/1執筆時)
こちらも、テンキーレスの省スペース型があります。
1-2・黒軸のキーボードの比較
続いて、「リニア」な押し返し感がある、黒軸キーボードを比較します。
【USB接続】
マジェスタッチ2 黒軸
5・かなあり FKBN108ML/JB2
¥12,430 Amazon co.jp (5/1執筆時)
Majestouch BLACK 黒軸
6・かななし 前面印刷・FKBN108ML/NFB2
¥10,454 Amazon co.jp (5/1執筆時)
【Amazon限定】(おまけつき)
6・かななし 前面印刷・FKBN108ML/NFB2-PGS
¥12,180 Amazon co.jp (5/1執筆時)
こちらは、マジェスタッチの黒軸モデルです。
キー荷重は、60gです。
茶軸より荷重が5g重く、押せば押すほどキーが重くなるタイプのキーボードです。
その分、しっかり、確実に押せるので、押し間違いが少ないキーボードです。
クリック感は、皆無です。
黒軸の場合、磁石の反発を思わせるリニアな感じです。なお、重いので、長時間のタイピングはやや疲れます。
ただ、ゲーマーや、正確な文字入力をしたい人には向くキーボードです。
キー配列は、日本語108キーなので、Windowsキーがあります。
こちらも、キーストローク・キーピッチ共に、「業界標準」の大きさがあるため、ブラインドタッチのできる方に向きます。
キー刻印は、黒軸の場合もシリーズ(外観色)によって決まってきます。
ただ、この軸はニッチなラインナップなので、黒軸で選べるのは、通常版のほかは、前面印刷のBlackだけです。
打鍵音は、黒軸の場合、リニアなので、かなり静音性は高いです。
接続方式は、USBのみとなります。
【USB接続】
マジェスタッチ2 テンキーレス 黒軸
7・かなあり FKBN91ML/JB2
¥9,809 Amazon co.jp (5/1執筆時)
Majestouch BLACK テンキーレス茶軸
8・かななし 前面印刷 FKBN91ML/NFB2
¥10,637 Amazon co.jp (5/1執筆時)
【Amazon限定】(おまけつき)
8・かなあり FKBN91M/NFB2-PGS
¥11,803 Amazon co.jp (5/1執筆時)
これらは、マジェスタッチ黒軸のテンキーレスモデルです。
キー配列は、日本語91キー配列で、Windowsキーがあります。
キー刻印は、かな印字がある「かなあり」と、印字がない「かななし・前面印刷」の2モデル展開です。
打鍵音は、フルサイズと同じで、無音ではないですが、静かなタイプです。
接続方式は、USBのみとなります。
【USB+BT接続】
マジェスタッチコンバーチブル2 黒軸
9・かなあり FKBC108ML/JB2
¥13,064 Amazon co.jp (5/1執筆時)
マジェスタッチコンバーチブル2 HAKUA 黒軸
10・かなあり FKBC108ML/JMW2
¥13,382 Amazon co.jp (5/1執筆時)
こちらは、マジェスタッチコンバーチブル2の黒軸モデルです。
キー配列は、他機と同じです。
接続方式は、USB接続に加えて、Bluetooth無線でも接続できるフルサイズキーボードです。
これ以外の点は変わりません。
ただ、マジェスタッチ2の場合、Bluetooth 3.0とバージョンが相当古いので、通信安定性がイマイチなほか、バッテリー(単3電池2本)の保ちも良くないです。
個人的には、有線接続をおすすめします。
ーーー
【USB+BT接続】
コンバーチブル2 テンキーレス黒軸
11・かなあり FKBC91ML/JB2
¥12,618 Amazon co.jp (5/1執筆時)
コンバーチブル2 テンキーレスHAKUA 黒軸
12・かなあり FKBC91ML/JMW2
¥14,409 Amazon co.jp (5/1執筆時)
やはり、テンキー付きと、テンキーレスがそれぞれの色ごとあります。
1-3・青軸のキーボードの比較
つづいては、クリック感があり、打ち間違いが少ない青軸のキーボードの比較です。
【USB接続】
マジェスタッチ2 青軸
13・かなあり FKBN108MC/NFB2
¥11,800 Amazon co.jp (5/1執筆時)
Majestouch BLACK 青軸
14・かななし 前面印刷 FKBN108MC/NFB2
¥10,449 Amazon co.jp (5/1執筆時)
【Amazon限定】(おまけつき)
14・かななし 前面印刷 FKBN108MC/NFB2-PGS
¥12,168 Amazon co.jp (5/1執筆時)
マジェスタッチ2 Camouflage-R青軸
15・かななし・FKBN108MC/NMR2
¥15,260 Amazon co.jp (5/1執筆時)
こちらは、マジェスタッチ2の青軸モデルです。
本体色は、通常モデルと迷彩柄から選べます。
キー荷重は、60gです。
黒軸と同等に重いです。
ただ、(磁石のような)リニアな感じではないですので、黒軸と比べて、強い重さは感じません。
クリック感も、黒軸と異なり、押し込んだ際「カチッと」した感触がしっかりあります。
茶軸よりも強いので、底打ちせずに、軽快・高速・正確にタイピングできます。
そのため、マジェスタッチの中では、打ち間違えが起こりにくいのが青軸です。
クリック音でスイッチが確認できる部分も含めて、このように言えます。
研究者・プログラマー・ブロガーなど、ブラインドタッチにおいて、長時間タイピングをする場合は、タイプミスが起こりにくい点で、青軸は生産性が高いです。
キー配列は、他機種と同じく、日本語108キーです。
そのため、Windowsキーがあります。
キーストローク・キーピッチ共に、「業界標準」の大きさがあるため安心でしょう。
キー刻印は、本機の場合も外観色(シリーズ)に依拠します。
ただ、青軸も全シリーズが展開されないですが、(外観にこだわらなければ)一応冒頭で紹介した3タイプは網羅します。
打鍵音は、注意点ですです。
お世辞にも「静か」と言えないレベルですので、夜間のタイピングは家族の迷惑になるでしょう。
音が気になるならば、特性が似て、音が抑えられた茶軸をおすすめします。
接続方式は、USBのみとなります。
【USB接続】
マジェスタッチ2 テンキーレス 青軸
16・かなあり FKBN91MC/JB2
¥9,629 Amazon co.jp (5/1執筆時)
Majestouch BLACK テンキーレス 青軸
17・かななし 前面印刷 FKBN91MC/NFB2
¥9,782 Amazon co.jp (5/1執筆時)
マジェスタッチ2 Camouflage-R 青軸
18・かななし・FKBN91MC/NMR2
¥13,349 Amazon co.jp (5/1執筆時)
【Amazon限定】(おまけつき)
18・かなあり FKBN108MC/NFB2-PGS
(¥12,243) Amazon co.jp (5/1執筆時)
こちらは、マジェスタッチ2の青軸テンキーレスモデルです。こちらも、ゲーミングキーボードとして「迷彩柄」がラインアップされますが、性能は同等です。
キー配列は、日本語91キー配列で、Windowsキーがあります。
キー刻印は、かな印字がある「かなあり」と、印字がない「かななし・前面印刷」の2モデル展開です。
打鍵音は、フルサイズと同じく、うるさいと言えます。深夜などの利用は向かないでしょう。
接続方式は、USBのみとなります。
マジェスタッチコンバーチブル2 青軸
【USB+BT接続】
19・ かなあり FKBC108MC/JB2
¥13,973 Amazon co.jp (5/1執筆時)
マジェスタッチコンバーチブル2 HAKUA 青軸
【USB+BT接続】FKBC108MC/JMW2-AKP
20・かなあり FKBC108MC/JMW2
¥20,108 Amazon co.jp (5/1執筆時)
こちらは、マジェスタッチコンバーチブル2の黒軸モデルです。
キー配列は、他機と同じです。
テンキー付きと、テンキーレスがそれぞれの色ごとあります。
接続方式は、USB接続に加えて、単3電池2本にてBluetooth無線でも接続できるフルサイズキーボードです。
これ以外の点は変わりません。ただ、Bluetooth 3.0とバージョンが相当古いので、基本的には、有線接続をおすすめします。
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コンバーチブル2 テンキーレス青軸
【USB+BT接続】
21・かなあり FKBC91MC/JB2
¥12,827 Amazon co.jp (5/1執筆時)
コンバーチブル2 テンキーレスHAKUA 青軸
【USB+BT接続】FKBC91MC/JMW2-AKP
22・かなあり・FKBC91MC/JMW2
¥13,204 Amazon co.jp (5/1執筆時)
本機についても、テンキーレス版があります。
1-4・赤軸のキーボードの比較
続いて、黒軸と茶軸の「中間的」な性質を持つ、赤軸モデルの紹介です。

マジェスタッチ2 赤軸
【USB接続】
23・かなあり FKBN108MRL/JB2
¥11,707 Amazon co.jp (5/1執筆時)
【Amazon限定】(おまけつき)
23・かなあり FKBN108MRL/JB2-PGS
¥11,707 Amazon co.jp (5/1執筆時)
Majestouch BLACK 赤軸
【USB接続】
24・かななし 前面印刷 FKBN108MRL/NFB2
¥11,809 Amazon co.jp (5/1執筆時)
【Amazon限定】(おまけつき)
24・かななし 前面印刷 FKBN108MRL/NFB2-PGS
¥16,747 Amazon co.jp (5/1執筆時)
【2022年新色】Majestouch 2SC ASAGI 赤軸
【USB接続】
25・かななし FKBN108MRL/NCSP2AG
¥16,800 楽天市場 (5/1執筆時)
これらは、マジェスタッチ2の赤軸モデルです。
軸色別で言えば、赤軸は「押し心地が最も軽い」と言われるモデルです。
キー荷重は、45gです。
マジェスタッチではもっとも軽いキーです。
クリック感は、一方で、黒軸と同じくないです。
磁石のようにリニアな押し返しがあるタイプです。
つまり、黒軸の「ずっしりとした重さ」がなく、クリック感なしに、軽快に打てるモデルです。
ただ、この仕様だと、タイプミスを抑制する部分(押し返しとクリック感)が皆無とも言えるので、ブラインドタッチなどで、打ち間違いはほかの軸より多いです。
ある程度軽快で、クリック感もある「茶軸」のほうが一般的に思えます。
とはいえ、正確な入力ができる器用な上級者は、長時間のタイピングで疲れにくい点で、赤軸との親和性は高いでしょう。
キー配列は、日本語108キーです。
そのため、Windowsキーがあります。
キー刻印は、赤軸の場合も外観色(シリーズ)に依拠します。
ASAGIが出たので、天面印刷の「かななし」も最近選べるようになりました。
接続方式は、USBのみとなります。
マジェスタッチ2 テンキーレス 赤軸
26・かなあり・FKBN91MC/JB2
¥9,629 Amazon co.jp (5/1執筆時)
Majestouch BLACK テンキーレス 赤軸
26・かななし・前面印刷 FKBN91MC/NFB2
¥9,782 Amazon co.jp (5/1執筆時)
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【2022年新色】
Majestouch 2SC ASAGI Tenkeyless 赤軸
【USB接続】
26・かななし FKBN91MRL/NCSP2AG
¥15,500 楽天市場 (5/1執筆時)
こちらは、マジェスタッチ2の赤軸テンキーレスモデルです。
キー配列は、日本語91キー配列で、Windowsキーがあります。フルサイズと同様のキーストローク・キーピッチです。
キー刻印は、本機についても3パターンです。
打鍵音は、マジェスタッチとしては「ちょうど真ん中」程度です。
接続方式は、USBのみとなります。
コンバーチブル2 赤軸
【USB+BT接続】
27・かなあり・FKBC108MRL/JB2
¥13,064 Amazon co.jp (5/1執筆時)
コンバーチブル2 HAKUA 赤軸
【USB+BT接続】FKBC108MRL/JMW2-AKP
28・かなあり・FKBC108MRL/JMW2
¥15,116 Amazon co.jp (5/1執筆時)
こちらは、マジェスタッチコンバーチブル2シリーズの赤軸モデルです。
キー配列は、他機と同じです。
やはり、テンキー付きと、
接続方式は、USB接続に加えて、Bluetooth無線でも接続できるフルサイズキーボードです。
ただ、先述のように、Bluetooth 3.0とバージョンが相当古いのがネックです。通信安定性とバッテリーの保ちはあまり期待できないでしょう。
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コンバーチブル2 テンキーレス赤軸
【USB+BT接続】FKBC91MRL/JB2-PGS
29・かなあり FKBC91MRL/JB2
¥13,371 楽天市場 (5/1執筆時)
コンバーチブル2 テンキーレスHAKUA 赤軸
【USB+BT接続】FKBC91MRL/JMW2-AKP
30・かなあり FKBC91MRL/JMW2
¥14,101 Amazon co.jp (5/1執筆時)
他の軸色同様に、テンキーレス機もラインナップされます。
次回に続く
マジェスタッチ2のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今日は、FILCOのマジェスタッチの現行製品を全機種比較しました。
しかし、記事はもう少しだけ続きます。
1・マジェスタッチ2の比較 (1)
1-1:茶軸
1-2:黒軸
1-3:青軸
1-4:赤軸
2・マジェスタッチ2の比較 (2)
2-1:ピンク軸
2-2:低背赤軸
2-3:シルバー軸
2-4:そのほか〈ミニラ〉
2-5:最終的なおすすめの提案
続く後半記事(こちら)では、ゲーム・省スペース型向けを含め、少し特殊な製品を追加で紹介します。
1・キーの軽さ ★★★★★
2・打鍵の正確さ ★★★★★
3・静音性 ★★★★★
4・総合評価 ★★★★★
その上で、、いつものように、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
後半記事は→こちら
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ではでは!