比較2018'【実機所有!】ズボンプレッサー20機の性能とおすすめ・選び方

2018年11月07日

比較2018'【実機所有!】ズボンプレッサー20機の性能とおすすめ・選び方

【今回レビューする内容】2018年 最新の家庭用ズボンプレッサーの性能・価格・選び方:コルビー・東芝・パナソニック LG styler スチームウォッシュ&ドライ:人気機種の 能力の違いや性能ランキング

【紹介する製品型番】S3WER S3RER 3300JC BK 3300JC MG 4400JTC 4400 beech 3300JASC 7800JAMR MG HIP-T56(K) HIP-T36(S) HIP-T100(K) HIP-F001 SA-4625BL HIP-L36(S) ツインバードパンツプレス ブラック SA-D719B 4400JTBMG 3300JABK 3300JAMG

今回のお題
シワが伸びる!ズボンプレッサーのおすすめはどの製品?

 どもAtlasです。 

 今日は、2018年シーズン最新の家庭用のズボンプレッサーを比較します。

  201808101818.jpg

 Atlasは、2010年9月に、ズボンプレッサーの「名機」である、英国の「コルビー」を手に入れて以来、7年来のズボンプレッサー愛用者です。

 購入後、すぐ「ズボンプレッサーの比較記事」を書きはじめましたが、その間、高性能製品は、ほぼ全機種を利用・検証してきました。

 201811071311.jpg

 とくに、近年は(仕事で)年間の約2割は各地のビジネスホテルなどに宿泊するため、常備品として多い格安製品も多く実験できています。

 今回は、これまでの検証成果をふまえつつ、各製品を詳しく紹介します。また、最後に「結論」として、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

ーーー

1・高性能アイロン(T-Fal パナソニック)
2・高性能アイロン(東芝)
3・4000円以下の激安アイロン
4・衣類スチーマー
5・ズボンプレッサー

 なお、今回の記事は、このブログの「シワ伸ばし家電」シリーズ5回目記事として書きました。

1・ズボンプレッサーの選び方の基本!

 201808101553.jpg

 ズボンプレッサーは、身だしなみを整えるのには「便利な家電」です。1930年代にイギリスのジョン・コルビーの発明まで遡れる伝統ある家電です。

 一方、構造と仕組みは単純なので「何を基準に選べばよいか」分かりにくい家電です。

 ただ、8年来「研究」してきたAtlasとしては、次の3点が特に重要だと考えます。

1・設定できる温度と使用時間

 201808101616.jpg

 第1に、設定できる温度と連続使用時間です。

 上図は、各メーカーの代表的な機種の「温度」と「利用時間」を表示したものです。

 201808101620.jpg

 業界最大手の英国のコルビーは、低温・長時間で処理する仕組みです。

 同社は、時短より、衣類へのダメージを避けることを優先します。同社の製品はエグゼクティブ向けなので、高級紳士服での利用を想定するためです。

 201808101859.jpg

 東芝は、高温・長時間で処理する仕組みです。

 同社は、消臭・抗菌効果も期待を期待してこのような仕様にします。ただ、繊細な高級スーツの場合、衣類へのダメージの懸念があります。

 アイロン程の温度は出ないとは言え、長時間ですから。

 201808101621.jpg

 ツインバード工業は、高温・短時間で処理する仕組みです。

 同社は、ビジネスホテルでの販売を想定し、このような仕様にします。ただし、後述するように、同社の高級機は例外的に「高性能」です。

 201804081323.jpg

 なお、東芝・ツインバードなどの格安機の場合、定格時間(15分)終了後には、サーモスタットが働き、プレス不足でも連続利用ができません。そのため、厚手のズボンなどは「苦手」とします。

 ズボンプレッサーは、ジメジメした綿パン・ジーンの湿気をとり「さらさら」にするためにも利用できます。高温・短時間の機種は、連続使用ができない点で、こうした用途においては支障があります。

 結論的にいえば、家庭用としては、「衣類に優しい温度」で、「持続時間も長め」の機種が良いと、Atlasは考えます。

2・シワの伸ばしやすさ

 201607082115.jpg

 第2に、シワの伸ばしやすさです。

 この点で言えば、写真のように中間に塩ビのシートがあるタイプは、不器用なAtlasとしては「最悪」です。

 プレス時にズボンの片側を挟み込んで利用するのですが、慣れるまで綺麗に仕上げるのが相当難しいです。上部のリングチェーンも、下手に扱うと切れます。

 201808101601.jpg

 実際のところ、しっかりした温度管理とプレス構造ができる製品は「こうしたシートは不要」です。

 日常の使い勝手をふまえると、「シートがないタイプ」をチョイスすることを「強く」オススメします。

 201804081309.jpg

 形状的には、収納を前提とした横置きタイプと、据え置きを前提とし縦置きタイプがあります。

 ただ、横置きタイプは、基本的に「ホテルの据え付け用」に売られている廉価版です。自宅に、疲れてかえってきたが、取り出してセットするのはたいへん面倒なので、自宅用としてオススメできません。

 結論的にいえば、「縦置きタイプ」で「シートが不要」なズボンプレッサーが、「Atlasのおすすめ」です。

3・外観の高級感

 201707051731.jpg

 第3に、外観の高級感です。

 ズボンプレッサーは、その歴史的背景から「家電」としての側面と「家具」としての側面もあります。据え置いて利用するのが一般的なので、家庭用としても、ある程度の「見映え」は重視するべきです。

 ポイントとなるのは、ハンガー取ってです。格安の製品は、この部分の作りが甘いです。ハンガーを外して利用しない選択肢はあり得ます。

 しかし、いずれにしても、この2つは重要なポイントです。

ーー

 以上、ズボンプレッサーの選び方の基本を3点紹介してきました。

 以下では、こうした要素を重要視しながら、各社の製品をより細かく紹介していきます。「ちょっと風変わりな機種」もオマケで紹介するつもりです!

2・コルビーのズボンプレッサーの比較

 最初に、英国のコルビーの縦置きのズボンプレッサーを紹介します。

 なお、以下では、高評価できる点は「赤字」でイマイチな点は「青字」で説明していきます。


 201808101644.jpg

 【通常型番】

 1・Corby ズボンプレッサー 3300JC BK
 2・Corby ズボンプレッサー 3300JC MG
 3・Corby ズボンプレッサー 3300JC WB
  ¥25,400 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

 【Amazon限定型番】【同一性能】

 4・Corby ズボンプレッサー 3300JABK
 5・Corby ズボンプレッサー 3300JAMG
 6・Corby ズボンプレッサー 3300JAWB
  ¥29,788 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

プレス温度60度(優しい)
プレス時間:30分
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅46×奥行 36×高さ109cm

 3300JCは、イギリスコルビーのズボンプレッサーです。日本でよく売れるズボンプレッサーの1つで、Atlasも所有しています。

 201808101652.jpg

 コルビーは、1930年創業の老舗メーカーです。

 1950年代に電気式ズボンプレッサーのトップメーカーとなって以来、今もその地位を保っています。

 技術の蓄積・安定感が抜群で、奇をてらわない商品構成が評価を受けているのでしょう。外国のホテルではこの製品がよく観られますし、日本でも数十年前から輸入がなされています。

 201808101651.jpg

 本体の外観は、「紳士の国」らしく、落ち着いた雰囲気のズボンプレッサーです。基本的には、部屋に置きっ放しにして使うのが前提の製品で、そのため、デザイン性を高めています。

 裏面は木製ではないのが残念ですが、見映えがする面はしっかりした作りで、インテリア性も高いです。上部のポケットに腕時計などの小物を置けるのも良い工夫です。

 サイズは、幅46cm×奥行 36cm×高さ109cmとなります。

  201804081334.jpg

 ジャケットハンガーは、後部に付属します。ジャケットハンガーは、邪魔なようならば着脱可能です。

 壁に沿って設置する場合は、外して利用したほうが良いでしょう。なお、脚もとってしまい壁に直付けすることも可能です。以前、そのように設置しているシティホテルに泊まったことがあります。

 201607082052.jpg

 プレスの方法は、ごく簡単です。

 折り目を合わせたスーツをそのまま入れ込むだけでプレスできます。国産メーカーの製品は、中間にプレスシートを入れる方式が多いですが、コルビーのモデルはこの操作が不要なので、利用がとても楽です。

  201607082055.jpg

 衣類の安全性は、コルビーの場合、最も強調して良い部分です。

 プレス温度を高級スーツの生地が傷むとされる60度以上にならないように、サーモスタットが内蔵されます。30分かけてゆっくりしわを伸ばします。

  180810-0073-22%.png

 内装部分も十分なクッション性の素材が使われており「衣類を大事にしている」点がつぶさに伝わってきます。もちろん、塩ビのシートはなど使われません。

----

 以上、コルビーの3300JCの紹介でした。

 価格は多少高いですが、機能性とインテリア性を兼ね備えた良い機種だと思います。家庭用としては滅多に壊れることのない家電ですし、ある程度の価格のものを揃えるのも良いでしょう。

ーーー

 201808101702.jpg

 【ステンクローム】

 7・Corby ズボンプレッサー 3300JASC
  ¥27,000 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

プレス温度:60度(優しい)
プレス時間:30分
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅46×奥行 36×高さ109cm

 なお、コルビーの3300JCは数年に一度「限定数の限定色モデル」が出ることがあります。2018年も現在も、【サテンクローム】という色目が「限定」で登場です。

 性能面では、通常モデルと同等です。


  201808101703.jpg

 【通常型番】

 8・Corby ズボンプレッサー 4400JTC MG
  ¥29,280 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

 【Amazon限定型番】【同一性能】

 9・Corby ズボンプレッサー 4400JTBMG
  ¥32,400 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

プレス温度:60度(優しい)
プレス時間:15/30分
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅46×奥行 36×高さ109cm

  4400JTCも、コルビーのズボンプレッサーです。先ほどの機種の「上位機種」となります 

  201808101707.jpg 

 本体の外観は、こちらも木調です。

 ただ、下位機種と比べると、オシャレな「段落ち」加工がなされます。先ほど書いたように、この製品は、しまわず設置してこそ利便性を発揮する製品ですので、外観の高級感は重要です。

 サイズは、下位機種と同じです。

 201808101706.jpg

 ジャケットハンガーは、この機種も付属しており、着脱も可能です。構造的には下位機種と変わりません。

 プレスの方法も、下位機種と同じで、スーツをそのまま入れ込むだけでプレスするだけで、手順が最も簡単といえる機種です。

 201808101709.jpg

 衣類の安全性は、下位機種よりも増しており、こちらは、デリケートな記事について、標準的な30分運転のほか、15分運転も可能です。ただ、違いはその程度で、下位機種との決定的な差ではないですね。

 以上、コルビーの 4400JTCの紹介でした。

 下位機種に比べて外観のデザイン面はおしゃれになっています。しかし、タイマー以外の機能差はないため、デザインが気に入ったのでないならば、基本的に下位機種を選んでも良いと思います。

ーーーー

 201808101719.jpg

 【並行輸入品】

 10・Corby ズボンプレッサー 7700
  ¥75,013〜 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

プレス温度:60度(優しい)
プレス時間:15/30分
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅46×奥行 36×高さ109cm

 なお、イギリスでは、CORBY 7700という上位機が売られています。日本でも並行輸入品は入手可能です。

 201808101717.jpg

 機能面の相違点はわずかで、カウントダウンタイマーの搭載のみです。

 ただ、英国では、4400シリーズと2000円程しか変わらない機種です。使っている木材のグレードが高いなどではありません。


  201804081350.jpg

 【2018年】

 11・Corby ズボンプレッサー 7800JAMR
  ¥59,400 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

プレス温度:60度(優しい)
プレス時間:15/30分
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅46×奥行 36×高さ109cm

  CORBY Executive+ 7800JAMRは、コルビーのズボンプレッサーです。日本上陸25周年限定モデルとして売られます。

 201804081354.jpg

 本体の外観は、写真のように「ミラー」が付属する仕様です。

 角度的に、ズボンのシルエットは確認できますが、実用面からよりも「限定モデル」としての「遊び」に感じます。

 サイズは、幅が46.3cmで奥行 50cm、高さが106cmとなります。

 201804081453.jpg

 ジャケットハンガーは、この機種も付属しており、着脱も可能です。

 プレスの方法も、下位機種と同じです。

 衣類の安全性は、下位機種と同様です。ただ、15分と30分に加えて、45分のタイマースイッチが付属しました。厚めの生地なら有利な部分もあるかもしれませんが、「おまけ」的要素が強いです。

 以上、コルビーの 7800JAMRの紹介でした。ズボンプレッサーを「初めて」買うような方のための製品ではないでしょう。長いコルビーのファンや、デザイナーズホテルの備品などに向くものです。

2・東芝のズボンプレッサーの比較

 201808101859.jpg

 つづいて、東芝のズボンプレッサーの比較です。

 東芝は、実用性を重視したモデルを多くラインナップします。


  201808101732.jpg

 12・TOSHIBA ズボンプレッサー HIP-T100(K)
  ¥16,764 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

プレス温度:75度(除菌)
プレス時間:15/30分
プレス方法:シートプレス式
外形寸法: 幅51×奥行48×高さ107cm

 HIP-T56は、東芝のズボンプレッサー最上位機です。

 東芝は日本の大手家電メーカーとして古くからズボンプレッサーを作っていた会社です。そのため、この機種は、シティホテルなどでよく見かけます。

 201808101734.jpg

 本体の外観は、コルビーに比べると、シルバーが入りモダンなデザインです。都会的なデザインですが、黒の部分が落ち着いているため、自宅に置いても違和感はありません。

 コルビーと比較した場合、コンセントがあるのが便利そうです。ただ、設計的に古いので、小物入れに「スマホ」を収納することは難しいでしょう。

 201808101737.jpg

 また、移動用のストッパー付きのローラーが付属する点も注目です。ズボンプレッサーは10キロほどあるため、移動させて使う場合は便利です。

 サイズは、高さ約107cm×幅約51cm×奥行約48cmです。コルビーに比べると、多少奥行きが必要ですが、問題ないレベルでしょう。

 ジャケットハンガーは、コルビーと同じく付いており使い勝手は良いです。

 ただし、多少小さめで、高級感に多少かけます。ハンガーの着脱は可能です。

 201607082115.jpg

 プレスの方法は、注意点です。

 この機種の場合、写真のように、ズボンの間に塩ビのプレスシートを挟み込んで使います。

 これは、スーツの二重線を効果的に防いでくれるのですが、コルビーに比べるとコツが要ります。難しいので、Atlasは好きではありません。


201808101742.jpg

 衣類の安全性は、コルビーに比べると、あまり繊細な生地には対応しません

 なぜなら、プレス温度が75度だからです。時間は15分/30分から選択可能ですが、高温には違いないでしょう。

 東芝の場合、むしろ「プレス熱による除菌」を全面に打ち出します。実際のところ、アイロンなら「低温」でも100度以上出ているので、過度に「神経質」になる必要はないですが、ズボンプレッサーは長時間なので、高級生地ならば、少し心配ではあります。

 201607082140.jpg

 ズボンプレッサー用消臭フィルター HIP-F001
  ¥1,166 Amazon.co.jp
  (11/7執筆時)

 清潔性は、東芝はかなり重視します。製品には、消臭繊維が使われており、着臭の除去効果が期待できます。

 さらに、ジャケットハンガーに消臭ファンが搭載され、消臭フィルターで上着の消臭ができます。汗やタバコ臭に効果が期待できます。ただし、6ヶ月でフィルターの交換が必要です。

---

 以上、東芝HIP-T56の紹介でした。

 コルビーは、「高級スーツに優しい」製品でした。一方、東芝は、消臭・除菌に力をいれることで「忙しいビジネスマンに優しい」製品と評価できます。

 201808101756.jpg

 実際のところ、格安スーツに限定して考えれば、東芝の製品は魅力です。冒頭で「ネック」と書いた、塩ビの中間シートも慣れれば、「スーツの二重線」を防ぐのに効果を発揮するでしょう。

 Atlasは不器用なのでだめですが、ホテルなどでこの方式に使い慣れている方には、逆にこの機種は「最良」だと思います。

ーーーー

  201808101727.jpg

 13・東芝 ズボンプレッサー HIP-T56(K) 
  ¥14,964 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

プレス温度:75度(除菌)
プレス時間:15分(短い)
プレス方法:シートプレス式
外形寸法: 幅51×奥行48×高さ107cm

 なお、下位機種にあたる「姉妹機」として、 HIP-T56があります。サイズは、高さ106cm×幅48.5cm×奥行51.5cmとやや小ぶりです。

 この機種も75度の高温が出せる機種ですが、プレス時間は15分までで、利用後の連続使用は、サーモスタットが働き(冷めるまで)不可です。

 上着の消臭機能も未付属なので、選ばない方が良いと思います。


  201808101800.jpg

 14・東芝 ズボンプレッサー HIP-T36(S)  
  ¥10,540 Amazon.co.jp
(11/7執筆時)

  【Amazon限定型番】【同一性能】

 15・東芝 ズボンプレッサー HIP-T35(S)
  ¥11,800 Amazon.co.jp
(11/7執筆時)

プレス温度:75度(除菌)
プレス時間:15分(短い)
プレス方法:シートプレス式
外形寸法: 幅48.5×奥行40.5×高さ105cm

 HIP-T36は、東芝の「格安」なズボンプレッサーです。

 本体の外観は、完全に実用性重視でインテリア性は皆無です。

 サイズは、高さ105cm×幅48.5cm×奥行40.5cmです。

 ジャケットハンガーは、上位機とほ同グレードのものが採用されています。ハンガーの着脱はこちらも可能ですね。

 201808101807.jpg

 プレスの方法も、上位機と同じで、塩ビのプレスシートを挟み込んで使う方式です。

 衣類の安全性は、かけ面温度が75度で「除菌対応」ですが、最大プレス時間が15分までで、連続使用はできません。

 清潔性も、消臭繊維を使っていない点で、上位機種に及びません。

 以上、東芝HIP-T36の紹介でした。各地のビジネスホテルで見かける機種です。ただ、家庭用としてはあまり魅力的ではありません。



 

 16・東芝 ズボンプレッサー HIP-L36(S)
  ¥10,100 Amazon.co.jp  
(11/7執筆時)

プレス温度:75度(除菌)
プレス時間:15分(短い)
プレス方法:シートプレス式
外形寸法: 幅53.8×奥行85.3×高さ75cm

 HIP-L30は、東芝の横置きタイプのズボンプレッサーです。日本で販売される横置き型としては唯一の現行製品です。

 サイズは、高さ75×幅538×奥行853mmです。押し入れに収納することができます。

 201607082155.jpg

 プレスの方法は、真ん中に塩ビの「プレスシート」を入れる方式です。

 また、縦置きのように「重力」を利用できないため、セットにはかなりのコツが要ります。構造上、さほど厚みのあるズボンも対応しません。

 衣類の安全性は、タテ型と同等です。

 プレス温度は、75度の15分間です。比較的高温が出せるため、除菌効果が期待できます。一方、消臭繊維などは使われていません

 以上、HIP-L36(S)の紹介でした。

 収納スペースの限られるビジネスホテルなどで、各部屋に備え付けてある機種です。ただ、ユーザー視点で言えば、横型は、プレスが面倒ですので、家庭用としては、縦置きできるタイプをAtおすすめしたいところです。

4・ツインバードのズボンプレッサー

 つづいて、日本のツインバード工業のズボンプレッサーです。

 格安家電のイメージがありますが、ズボンプレッサーは見所のある高級機も出しています。


 

 17・TWINBIRD パンツプレス SA-4625BL
   ¥8,980 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

プレス温度:70度(除菌)
プレス時間:10分(短い)
プレス方法:シートプレス式
外形寸法: 幅43×奥行40×高さ90cm

 SA-4625BL は、ツインバード工業では最も売れているズボンプレッサーです。

  201808101813.jpg

 本体の外観は、こちらも実用性重視で、インテリア性はあまりないです。

 サイズは、約43cm × 40cm × 90cmやや小ぶりです。そのため、キャスターは付属しません。

 ジャケットハンガーも、未搭載です。

 201808101814.jpg

 プレスの方法は、東芝と同じ方式で、中間にプレスシートを挿入して使う形式で、利用には「コツ」が必要な機種です。

 途中でよれていないか確認できる二段ロックは便利なのですが、(シワのない状態ならともかく)シワの寄ったパンツを上手く入れるのは、コツが必要です。

 衣類の安全性は、サーモスタットがあるため、安全性は高いです。プレス温度は、一方で70度で、プレス時間は、10分です。

 衣類へのダメージはある程度防止できるとしても、冷めるまで連続使用に制限がかかるため、厚手の生地はやはり面倒といえる製品です。

 清潔性は、特段の機能は見られません。

---

 以上、ツインバードの SA-4625BLの紹介でした。

 機能を絞り込んでシンプルな構成にして価格を抑えた製品です。ただ、価格差はさほどないため、低価格機として積極的に「おすすめ」するまではいかない、中途半端な機種です。


  201808101819.jpg

 【2017年】【通常型番】

 18・TWINBIRD パンツプレス SA-D719B
   ¥20,480 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

プレス温度:60度(優しい)
プレス時間:15分前後
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅45.5×奥行40.5×高さ90cm

  SA-D719Bは、ツインバード工業から2017年に新発売した新しいズボンプレッサーです。

 Atlasは、ズボンプレッサーの記事を10年近く更新していますが、他社を含めて新製品を見たのはかなり久しぶりです。コモディティ化を打ち破る製品ですね。

 201707051731.jpg

 本体の外観は、この機種の特長で、美観に優れるガラスパネルを採用します。

 コルビーの木目も厳粛な雰囲気がありますが、モダンな部屋のインテリアとしてはやや合わない場合もありました。その点、シンプルなデザインなこちらは、光の入るような明るい部屋でもマッチしそうです。

 201707051735.jpg

 また、ガラスであるため、シワの状態が目視できるのも利点です。ツインバード工業は、家電にガラスを使うのが巧く、その特性をズボンプレッサーにも活かしています。


 201808101823.jpg

 サイズは、約45cm × 40.5cm × 90cm です。日本製品ゆえか、やや丈が短いです。身長185cmを超える方は、やや注意ですね。

 上部に小物入れがあり、スマホなどを置くこともできます。コルビー・東芝にも小物入れはありますが、こちらは後発のメリット性を活かし、スマホなどに便利な深めの小物入れにしています。

 ジャケットハンガーは、この機種も未搭載です。

 ジャケットハンガーは、衣服を掛けていない状態だとインテリアとしての見映えが非常に悪いので、あえて付けなかったのだと思います。Atlasもコルビーでそれを感じており、外して使っていました。

 201808101828.jpg 

 プレスの方法は、価格の高い製品であるためか、十分なクッション材があるため、コルビーと同じく、中にプレスシートを入れずに利用できる仕様です。

 セットはこの方法が最も用意ですし、ガラスのためセット状況が確認できるのもあって、使い勝手はかなり優れます。

 衣類の安全性は、こちらもサーモスタットがあるため、安全性は高いです。

 プレス温度は、コルビーと同じ「衣類に優しい」60度です。また、標準所要時間は13分ですが、温度センサーによる判定で、プレス時間が4-5分前後します。

 ただし、連続使用に制限がかかるので、ジーンズなどの「汗の乾燥」には向きません。

 消臭シート SA-SP30GY
  ¥-------- Amazon.co.jp (11/7執筆時)

 清潔性は、ズボン用の消臭シートが2枚同封されています。東芝ほどは根本的ではないですが、配慮があります。なお、交換備品は、発売当初のため、現在は市場にないようです。

 以上、ツインバードのSA-D719Bの紹介でした。

  201808101834.jpg

 コルビー製品を日本のメーカーがモダンに再設計したとも言える、優れたズボンプレッサーだと思います。

 ガラスを採用した部分が最大のポイントで、実用性とインテリア性を兼ねた産業デザインとしても高評価できます。小物入れ部分の使い勝手も含めて良い製品です。Atlasも買い換えを検討したいと考えています。

5・LGのスタイラー

 最後に、冒頭で予告した「ちょっと風変わりな機種」を紹介します。

 LGの発売する「次世代型ズボンプレッサー」です。


201709031251.jpg

 19・LG スチームウォッシュ&ドライ styler S3RER
 20・LG スチームウォッシュ&ドライ styler S3RBF
    ¥138,239 Amazon.co.jp (7/25執筆時)

 LG stylerは、LGエレクトロニクスが発売する新しいタイプの「ズボンプレッサー」です。

 より正確には、ズボンだけでなく、スーツやシャツ全体を整えられるので、ホームクリーニング機と呼ぶ人もいます。

 いずれにしても、約100年近く進化のなかった家庭用プレッサーの「革新」とも言える製品です。

  201710021904.jpg

 本体のサイズは、幅44.5cm×高さ185cm×奥行58.5cmです。

 家庭用のドレッサーの横などに据置くような大型製品です。ズボンは、上図のドアの部分に掛けられる構造です。

 201710021905.jpg

 プレスの方法は、下部の水タンクに補充した水が気化して、衣服やズボン全体にスチームをし、シワを取っていく構造です。

 実演を見ましたが、確かに「プレスグレード」のシワ取りが可能でした。なお、余った水分は、別の水タンクに改宗されるシステムです。

 201808101837.jpg

 ズボンについては、ズボンハンガーにフタがあり、これをズボンプレッサーの被せることで、折り目のケアもできる仕様です。

 使用できる衣類は、熱に弱いストレッチ性の素材やビニール製品です。また、革・毛皮・シルクは、スチームを用いないエアリフレッシュのみ可能です。つまり、ズボンプレッサーで使えるような素材なら大抵OKです。

 電気代は、さほど電力は使わず、1回の運転で13円ほどの電気代です。

 201808101841.jpg

 細かい部分では、ハンガーの部分が振動する構造で、花粉などのほこりをあらかじめ払う機能が面白いです。スーツも対応します。また、スチームを吹き替える仕様ですので、綿やウール・化繊などについては脱臭効果も期待できます。

---

 以上、LG styleの紹介でした。

 アクリル・ナイロン・レーヨンなどの化繊や綿との合繊ならば、ズボン・シャツを問わず、ほぼ完全にシワが取れます。綿100%などは残る場合がありますが、これはズボンプレッサーでもやや難易度が高いわけえ素材的に仕方ないでしょう。

  201808101839.jpg

 問題は、その価格と設置面積です。Atlasもどうしても導入したいのですが、設置スペースがなく、「自宅整理」を検討中です。予算があれば、検討しても良いと思いますが、実際のところ、日本の住宅事情にマッチしたもう少し小型機種がほしいですね。

今回の結論
ズボンプレッサーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、ズボンプレッサーを紹介しました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきます。


 第1に、インテリアとしても優れる高機能ズボンプレッサーとしておすすめしたいのは

  201808101819.jpg

 【2017年】【通常型番】

 18・TWINBIRD パンツプレス SA-D719B
   ¥20,480 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

プレス温度:60度(優しい)
プレス時間:15分前後
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅45.5×奥行40.5×高さ90cm

 使いやすさ ★★★★★
 熱の優しさ
 ★★★★★
 除菌消臭 
 ★★★★★
 高級感   
★★★★★
 
総合評価  ★★★★★

  インバード工業がの最新機、SA-D719Bでしょう。

 201707051731.jpg

 表面にガラスを採用したことで、プレス状態の確認を容易にし、また、インテリア性も高めるという着想は、マンネリ化したズボンプレッサー市場に、一石を投じる「大発明」だと思います。

 使い勝手の部分でも、コルビーと同じ、、内部に「プレスシート」を不要にするクッション構造にし、衣類の安全性の部分でも、センサーとサーモでプレス時間を調整する構造を取っています。

 細かい部分でも、スマホ対応の小物入れの採用などかなりレベルの高い家電ですので、買い換えユーザーにもオススメです。

 新規ユーザーには結構な額の投資となります。しかし、ズボンプレッサーは滅多に壊れず、長年使えるものですから、無駄遣いとは一概に言えないと思います。  

ーーー

 201808101644.jpg

 【通常型番】

 1・Corby ズボンプレッサー 3300JC BK
 2・Corby ズボンプレッサー 3300JC MG
 3・Corby ズボンプレッサー 3300JC WB
  ¥25,400 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

 【Amazon限定型番】【同一性能】

 4・Corby ズボンプレッサー 3300JABK
 5・Corby ズボンプレッサー 3300JAMG
 6・Corby ズボンプレッサー 3300JAWB
  ¥29,788 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

プレス温度60度(優しい)
プレス時間:30分
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅46×奥行 36×高さ109cm

 使いやすさ ★★★★★★
 熱の優しさ
 ★★★★★
 除菌消臭 
 ★★★★☆
 高級感   
★★★★★
 
総合評価  ★★★★★

 イギリスのコルビー社の3300JCシリーズも同じくらいにオススメです。

 プレスの機能や使い勝手、衣類への配慮はSA-D719B同等以上で、さすがに伝統を見せつける機種です。長年のユーザーとしても、服に優しく、安定して、しっかり伸ばせることは身をもって感じています。

 とくに、上着ハンガーが必要と考える方や、ガラス製がモダンすぎると感じる方背が185cm以上の方は、こちらを選んだほうが満足すると思います。


 第2に、プレスだけではなく、スーツ上下の消臭もしたい場合は、

  201808101732.jpg

 12・TOSHIBA ズボンプレッサー HIP-T100(K)  
  ¥16,764 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

プレス温度:75度(除菌)
プレス時間:15/30分
プレス方法:シートプレス式
外形寸法: 幅51×奥行48×高さ107cm

 使いやすさ ★★★★☆
 熱の優しさ
 ★★★★☆
 除菌消臭 
 ★★★★★★★
 高級感   
★★★★☆
 
総合評価  ★★★★★

 東芝の最上位機 HIP-T100(K)が良いでしょう。

 清潔性の面では、これ以上の機種はありません。プレス時にパンツを消臭繊維の働きで消臭できるだけでなく、ハンガーに掛けた上着も消臭できるため、このような目的に最も適ったモデルと言えます。

 帰宅したら、上下スーツをセットして、身だしなみを整える習慣を付けたい方にはこの機種が良いでしょう。


 第3に、役員室や高級ホテルのインテリアとして通用する「大人の高級感」がある製品は、 

 201808101703.jpg  

 【通常型番】

 8・Corby ズボンプレッサー 4400JTC MG
  ¥29,280 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

 【Amazon限定型番】【同一性能】

 9・Corby ズボンプレッサー 4400JTBMG
  ¥32,400 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

プレス温度:60度(優しい)
プレス時間:15/30分
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅46×奥行 36×高さ109cm

 使いやすさ ★★★★★★
 熱の優しさ
 ★★★★★
 除菌消臭 
 ★★★★☆
 高級感   
★★★★★★
 
総合評価  ★★★★★★

 コルビー社4400JTC MGでしょう。木目があるデザインは、寝室などの洋室に置くと、高級感があり、「インテリア」としての美しさもありますから。

 機能面では15分タイマーが付く点しか、下位機種との差はありませんが、中落ちが入るデザインはたいへん高級感があるため、こうした用途ならばこちらの機種をおすすめします。

 先ほど書いたように、コルビーは60度以上の高温にならず、生地に優しいため、高級スーツに適しています。また、インテリアにこだわったご家庭ならマッチしやすいデザインです。また、構造的に、ある程度厚みのある生地でも、対応できる点も良い部分です。

 一方、タイマーは30分だけで、上位機種に装備される15分タイマーが搭載されませんが、基本30分はプレス時間が必要であるため、大きな問題ではありません。


第4に、普段使いのスーツのシワを伸ばしを比較的安価でしたい方は、

  201808101800.jpg

 14・東芝 ズボンプレッサー HIP-T36(S)  
  ¥10,540 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

  【Amazon限定型番】【同一性能】

 15・東芝 ズボンプレッサー HIP-T35(S)
  ¥11,800 Amazon.co.jp (11/7執筆時)

プレス温度:75度(除菌)
プレス時間:15分(短い)
プレス方法:シートプレス式
外形寸法: 幅48.5×奥行40.5×高さ105cm

 使いやすさ ★★★★☆
 熱の優しさ
 ★★★★☆
 除菌消臭 
 ★★★★☆
 高級感   
★★★☆☆
 
総合評価  ★★★★☆

 HIP-T35でしょう。実用性重視の入門機としては、ツインバード工業のパンツプレス SA-4625BL が安いですが、堅牢性を考慮に入れると、こちらが良いと思います。

 1万円前後の価格で比較的導入しやすい製品ですが、厚みのある生地などでなければ、その効果は高級機とは劇的には変わらず、お買得です。結構頑丈なので、ビジネスホテルなどの備品にも向くでしょう。

補足:ズボンプレッサーの関連記事

 以上、今回はズボンプレッサーの話でした。

  201712181023.jpg

1・高性能アイロン(T-Fal パナソニック)
2・高性能アイロン(東芝)
3・4000円以下の激安アイロン
4・衣類スチーマー
5・ズボンプレッサー

 なお、このブログの「シワ伸ばし家電」シリーズとして、以上の記事もあります。

 これらの関連記事もよろしくお願いします!

--

 最後になりましたが、もし、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

 ではでは。

posted by Atlas at 13:18 | 生活家電

今回の記事はいかがだったでしょうか?

モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

よろしければ、下部のリンク集もご覧ください。

<広告>

 この記事がお役に立てたようならば、右のリンクから「家電ブログランキング」にクリック投票お願いします。  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!

<PR>

約350記事の完全なリンク集は、【トップページ】の下部にあります。

今後の
記事は【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png