【今回レビューする内容】2024年 超音波洗浄器（超音波洗浄機）の性能とおすすめ・選び方 ：眼鏡 時計 プラモデル アクセサリー 義歯 マウスピース コンタクトレンズ：人気機種の性能の違いや性能ランキング
【比較する製品型番】シチズン SWT710 SWS510 SW5800 SW5800-BK ツインバード EC-4548W EC-4518W LifeBasis CD2830 D-2000 LSUC010 LJUC006 鈴峯 CD-7920 サンワダイレクト CD-US1W 200-CD037 ドリテック UC-504WT UK-604BK UC-500WTD UK-600BKDI UC-503SVDI DIB0C1RRQ3T2 UC-505WT ソニックスリム UC-500WTD デントヘルス デンチャーケア ポリデント デンタルラボ 名古屋眼鏡 スマートクリーン Blumwa オーム電機 SEN-U210R kenko KHB-201UC ほか
今回のお題
性能面で超音波洗浄器のおすすめはどの機種？
どもAtlasです。
今日は、2024年9月現在、最新のメガネ・時計などを洗浄できる超音波洗浄器の比較です。
メガネ・コンタクトレンズの掃除から、ジュエリー・アクセサリー、あるいは、プラモデルのパーツや義歯の洗浄まで、色々に使える家電です。
Atlas自身も大きなメガネの洗浄や、時計バンドの洗浄に長いこと使ってきました。
メガネ ★★★★★
時計・宝石 ★★★★★
プラモデル ★★☆☆☆
ＤＶＤ・ＣＤ ★★☆☆☆
本体価格 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
いつものように、各製品を比較した後、最後に、「結論」として、Atlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。
よろしくお願いします。
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1・眼鏡・小物向き小型洗浄機
2・プラモデル/DVD向き中型洗浄機
3・義歯用の洗浄機
比較的点数が多いので、今回の記事では、以上の3つのカテゴリーに分けて、順番に製品を紹介します。
1・眼鏡・小物向きの超音波洗浄器
では、比較をはじめます。
はじめに、メガネほか、時計やアクセサリー類の洗浄に向く、小型モデルからです。
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なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2015年発売】
1・シチズン 超音波洗浄器 SWT710
￥7,709 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：650mL（W180×D87×H58mm）
桶の着脱：不可
振動子：2個
超音波周波数：40klHz
出力： 40W
SWT710は、日本のシチズンの超音波洗浄器です。
2015年の登場ですが、デンキヤでは最も人気のある超音波洗浄器であり、ロングセラーです。
洗浄桶のサイズは、W180×D87×H58mmです。
定格容量は650mL（満水時800mL、下限200mL）です。
幅広タイプですから、Atlasの大きな眼鏡でも対応できています。
パワーは、小型機では珍しく、振動子が2つです。
40kHz（毎分4万回振動×2）の周波数、40Wのパワーで汚れを落としていきます。
時計の洗浄は、アダプターを介すことで可能です。
完全防水の時計でも、文字盤部分に水がかかるのは良くないので、このようなアダプターを利用します。
洗った後は、金属製のバンドから「キュッ、キュッ」という感触、つまり手油のない真新しい感触が復活します。
ただし、形状的にDVDなどのメディアの洗浄はできません。
使用後のお手入れは、簡単です。
カゴが取り外せないのですが、タッチパネルを含めて防水対応なので、さほど問題ないでしょう。
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以上、シチズンの超音波洗浄器の紹介でした。
小型機では珍しく、振動子が2つで、強力です。
振動子の配置位置からして、メガネには実際良さそうです。また、他社製品に比べると、デザインが圧倒的に良いです。洗浄桶の容積も広く便利です。
メガネ・時計・小物・アクセサリー用としては、良い選択肢と言えるでしょう。
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【2018年発売】
【通常型番】
2・シチズン 超音波洗浄器 SWS510
3・シチズン 超音波洗浄器 SW5800
￥4,609 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：600mL（148×125×45mm）
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：42klHz
出力： 35W
なお、SW5800は、シチズンの下位機種になります。
洗浄桶のサイズは、148×125×45mmです。
眼鏡には対応できますが、大きめの眼鏡は厳しいでしょう。
148mmまでしか対応できません。
振動子の数や、出力も先ほどの機種に及びません。
時計の洗浄は、この機種も、アダプターが付属するため可能です。
使用後のお手入れは、防水仕様ではないので、外観を濡らさないように気をつけて洗浄する必要があります。
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結論的にいえば、こちらについては、パワー面ほかにさほど特徴はなくなる製品です。
ただ、シチズン製と考えれば安いですが、他社機との比較も必要でしょう。
【2016年発売】
4・TWINBIRD 超音波洗浄器 EC-4548W
￥4,173 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：330mL（W145×D70×H33mm）
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：
出力： 26W
超音波洗浄器 EC-4548Wは、日本のツインバード工業の製品です。
2016年登場の製品です。
少し前ですが、超音波洗浄器は、あまり改良の余地がないようで、滅多に新製品は出ません。
洗浄桶のサイズは、W145×D70×H33mmです。
容量で言えば、330mL（満水容量450mL）です。
ここまで紹介した中でも桶はかなり小型で、底浅です。
通常サイズの眼鏡でも男性用のサングラスなどは難しいでしょう。
時計の洗浄は、この機種も、アダプターが付属するため可能です。
アクセサリー用のバスケットも付属します。
外観のダイヤカット柄がオシャレで、鏡台などに化粧品などとおいても違和感がないデザインです。女性向きのこういった用途を狙っている製品です。
使用後のお手入れは、防水性が明示されません。
全体を水洗いするのではなく、布などで丁寧に拭く機種です。
シチズン ミクロマジック WL100
￥1,200 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
なお、超音波洗浄器には専用洗剤があります。
そういったものを利用する場合、このような丸洗いできないタイプは扱いが困難です。
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以上、ツインバード工業の超音波洗浄器 EC-4548Wの紹介でした。
外観のデザイン性は、確実に需要がある製品でしょう。
一方、丸洗いできない構造は、洗浄剤を使う場合には難点でしょう。もともとそのようなものを使えない宝石類の洗浄など向きでしょう。
【2006年発売】
5・TWINBIRD 超音波洗浄器 EC-4518W
￥5,421 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：600mL（W160×D90×H45mm）
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：
出力： 26W
なお、同社からは大きめのEC-4518Wの販売があります。
洗浄桶のサイズは、W160×D90×H45mmです。
洗浄桶は600mL（満水容量750mL）と実際大きめです。
幅自体は、16cmクラスなので、大きめのメガネでも対応できます。
ただ、振動子の数や、サイズ感からすると、ややパワーは低めです。
時計の洗浄は、アダプターが付属するため可能です。
アクセサリー用のバスケットも付属します。
使用後のお手入れは、丸洗い非対応で、布などで丁寧に拭く必要がある機種です。
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結論的にいえば、大きめのメガネに対応できる格安機としてプレゼンスがあります。
ただ、機能性から言えば、このタイプでもほかに良い機種があるとは言えます。
【2021年発売】UC-500WTD UK-600BKDI後継機
6・ドリテック ソニクリア UC-504WT
7・ドリテック ソニクリア UK-604BK
￥4,466 楽天市場 (9/4執筆時)
洗浄桶：約500mL（外形約 200×132×127mm）
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：43kHz
出力： 35W
ソニクリア UC-500WT は、日本のドリテックの販売する製品です。
格安の小型家電を得意とする日本の家電メーカーです。 
洗浄桶のサイズは、メーカー非公表です。
満水容量は約500mLです。
外形からみれば、普通サイズの眼鏡なら対応できるでしょう。
パワーは、振動子が1つで、
時計の洗浄は、専用のアダプターが付属します。
使用後のお手入れは、本体が一括計設計の製品なので、丸洗い非対応です。
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以上、ドリテックのUC-500WTDの紹介でした。
清潔感のある白の本体で、小物類には便利そうな機種です。
ただ、タイマーがなく、5分間の定格運転だけなので、製品としては相当程度シンプルなモデルです。使い勝手はイマイチでしょう。
【2023年発売】
8・ドリテック ソニックスリム UC-505WT
￥4,800 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：250mL（外形約 W198×D82×H181mm）
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：48kHz
出力： 15W
ソニックスリム UC-505WTも、ドリテックの超音波洗浄機です。
洗浄桶のサイズは、容量のみ公開で約250mLです。
外形サイズは20cm幅ですが、電源スイッチ部分の余白がありますし、普通のメガネ向きです。
タイマーは半押しで3分、長押しで5分です。
カウントダウンなどはないシンプルな仕様です。
時計の洗浄は、専用のアクセサリホルダで対応です。
細かいアクセサリ類も使いやすい工夫があります。
使用後のお手入れは、本体が一括計設計の製品なので、丸洗い非対応です。
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以上、ドリテックのUC-500WTDの紹介でした。
機能面で特筆する部分はとくにないですが、奥行が狭めな形状なので、その部分が設置場所のニーズに合うならば、良いという製品です。
【2020年発売】
9・名古屋眼鏡 超音波洗浄器 スマートクリーン
￥8,112〜 楽天市場 (9/4執筆時)
洗浄桶：500mL（外形約 173×45×98mm）
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：45kHz
出力： 15W
スマートクリーンは、名古屋眼鏡が販売する超音波洗浄器です。
同社は、眼鏡屋さん向けの商品展開で、本機も「専門店」向けです。
相場からすると高級品ですが、店先においても違和感のない外観のデザインの部分が値段の理由かと思います。
超音波は45kHzとの記載と40kHzとの記載が並行しますが、どちらにせよ他機とあまり変わりません。
洗浄桶のサイズは、メーカー非公表です。
ただ、500mLで、幅が18.5cmなので、大きな眼鏡でも対応できます。
眼鏡屋向けなのでこの部分は問題ないでしょう。
時計の洗浄は、可能との表記ですが、特段アダプタなどの記載はないです。
使用後のお手入れは、本体が一括計設計の製品なので、丸洗い非対応です。
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以上、名古屋眼鏡のスマートクリーンの紹介でした。
サイズ的に横長で、滑り止めも付き、店舗などには置きやすい感じの製品です。
家庭用としては多少高いですが、家電ぽくないデザインで、どこにでも置きやすそうな部分は評価できます。
【2019年発売】【進化版】
10・Blumway コンタクトレンズクリーナー
￥4,299 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
【2017年発売】
11・Blumway コンタクトレンズクリーナー
￥5,604 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：58kHz
出力： 5W
Blumway 超音波洗浄器は、深圳の企業がAmazonで販売するコンタクトレンズ専用の超音波洗浄器です。
コンタクト洗浄に、超音波を利用するのは新しい発想で、ユニークです。
2019年登場の新モデルは、2017年登場の機種に比べると、洗浄力・防水能力の改善がなされたようです。
そのほか、ボタンデザインを変更し、充電ケーブルが、USB-Aタイプから、USB-Cに変更になっています。値段差から言っても、新モデル（進化版）が良いでしょう。
仕組みは、左右に個別に洗浄槽があり、中央の発振子が汚れを落としていくというものです。
無くしにくいですし、フタに鏡もあり便利です。
ハードレンズにもソフトレンズにも対応です。
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以上、Blumway 超音波洗浄器の紹介でした。
透過性コンタクトレンズは、孔が多いこともあり、手洗いだけでは機能性が落ちるとも言われます。
その場合の新機軸としては良いでしょう。欲を言えば、発振子が左右にあった方が良かった気もしますが、新分野の利用法として、面白く感じました。
【2023年発売】 LJUC012026後継品
12・LifeBasis S-1 B0C9T8Z22M【黒】
13・LifeBasis S-1 B0CSFPBTYT【桃】
￥5,016 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：500mL（W15.3xD7.3xH4.8cm）
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：42kHz
出力： 30W
LifeBasis S-1は、中国深圳の家電メーカーが販売する製品です。
同社は日本では、Amazonで結構長いこと売っています。
ラインナップ数もかなり多く、このジャンルが「得意」と言えます。
洗浄桶のサイズは、W15.3xD7.3xH4.8cmです。
同社の旧機（LJUC012026）より少しコンパクトですので、大きめのメガネは少し注意です。
形状は、本体に、液晶タイマーが付属され、残り時間が分かる仕様です。
90秒、180秒、280秒、380秒、480秒から選択可能です。
パワーは、振動子が1つ（42kHz）ですので、普通です。
ただ、メガネや小物・アクセサリー用ならば必要十分です。
時計の洗浄は、専用のアダプターが付属します。
全体に広めの、洗濯かごが付属するので、大きめのアクセサリも使いやすそうです。
使用後のお手入れは、本体が一括計設計の製品なので、丸洗い非対応です。
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以上、LifeBasis 超音波洗浄器の紹介でした。
続いて見ていくように、同社は、大型機の展開もあり、そちらではかなり独自性を発揮しています。
一方、眼鏡用はあまり独自の特長はないですが、値段が安いため、その部分で選択肢にしても良いでしょう。
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【2019年発売】LJUC0024後継機
14・LifeBasis LSUC010 600ml
￥4,680 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
15・LifeBasis CDS-100 600ml
￥4,880 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：600mL（16.1x8.5x5.0cm）
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：42kHz
出力： 30W
なお、本機の別デザインといえる2機があります。
洗浄桶のサイズは、先ほどの機種より多少ですが広めです。
形状以外は、タイマー設定時間の違いほどで、時計ホルダーや洗浄かごも付きます。
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結論的に言えば、設置スペースをふまえて、形状の好みでこちらを選んでもOKだと思います。
ただ、形として言えば、水捨ては先ほどの機種のほうがしやすいでしょう。
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【2020年発売】
16・LifeBasis D-2000
￥4,680 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：420mL
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：45kHz
出力： 30W
このほか、同社からは D-2000というやや小型なモデルもあります。
こちらの方が、振動子がすこし強いのですが、桶が狭めです。タイマーもないので、選ぶならば、上位機が良いでしょう。
【2023年発売】
17・サンワダイレクト CD-US1W
￥10,582 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
【2018年発売】
18・サンワダイレクト 200-CD037
￥6,980 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：600mL(W150×D125×H45mm）
桶の着脱：対応
振動子：1個
超音波周波数：42kHz
出力： 26W
CD-US1W は、日本のサンワダイレクトが発売する超音波洗浄器です。
原型機となるのは旧東芝のTKS-210です。
人気機種でAtlasも所有していましたが、現在は終息しており、実際的にその後継機と言えます。
また、2023年に後継機が出ましたが、後述する強弱調整が付きました。
あとは、本体が違うだけで、サイズ面を含めて変わりません。
形状は、注目点です。
このタイプの場合、洗浄桶を外して丸洗いできます。
そのため、お手入れが割と楽にできるメリット性があります。
洗浄桶のサイズは、W150×D125×H45mmです。
容量は600mL（満水容量750ml）です。
横幅が十分あるため、大きめのメガネにも対応できる製品です。
周波数は、42kHzで、発振子は1つです。
サイズ的にも、小物・アクセサリー用ですので問題ないです。
定格時間は、ありません。
ただ、他機もそうですが、小型機は、連続使用を前提としていない（3回運転で10分休止）ので、この部分は気をつけてください。
一方、先述のように、新機種から強弱調整が付きました。
割と珍しいです。
性質上、最大パワーでもものは傷むことがないでしょう、メディアの洗浄で慎重を期す場合は、それなりに意味はあるかもしれません。
時計の洗浄は、専用のアダプターが付属します。
十分なサイズがあるので、CDなどの洗浄も可能です。
メディア用のホルダーも付属です。
使用後のお手入れは、洗浄桶だけを分離できるので、現行製品の中でも最も手軽と言えます。
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以上、サンワダイレクトの200-CD037の紹介でした。
DVDや大きめのメガネに対応でき、さらに洗いやすい製品です。とくに、最先端というわけではないのですが、堅実で使いやすいので、オススメしたい機種のひとつです。
なお、最終的なおすすめ機種については、記事の最後で改めてまとめます。
【2021年発売】YEMENREN1
19・YEMENREN 超音波洗浄機 600ml
￥6,980 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：600mL（W155×D95×H52）
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：48kHz
出力： 35W
YEMENREN1は、Amazonで販売がある、輸入モデルです。
洗浄桶のサイズは、長さ155×幅95×深さ52mm です。
LifeBasisの600mLもでると同じほどの大きさです。大きなサングラスなどでも入りそうです。
時計の洗浄は、専用のアダプターが付属します。
小物用の洗濯かごも付属になります。
使用後のお手入れは、一方、洗浄桶だけの取り外しはできません。
そのほか、90秒から480秒まで5段階のタイマーが付属します。
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以上、YEMENREN1の紹介でした。
ノンブランド系ですが、割と長いこと販売があるので、その部分である程度安心感があります。発振子の出力も公開されており、ある程度信頼性がありそうなので、取りあげました。値段面では、実際安いですし、その部分で選択肢にしやすいでしょう。
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このほか、500ML前後の眼鏡・小物用は、他社からもいくつか出ています。
以下で、簡単に確認しておきます。
【2021年発売】
20・オーム電機 OHM 超音波洗浄器 SEN-U210R
￥4,932 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：500mL（W15.3xH4.7xD8.6cm）
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：43kHz
出力： 35W
第1に、オーム電機の SEN-U210Rです。
家電パーツではお馴染みの日本企業です。
サイズは、W15.3xH4.7xD8.6cmです。
幅広ではないので、一般的なサイズのメガネまで対応できる、よくある仕様です。
時計アダプタとカゴが付属するのも、ここまで見てきた多くの企業の製品と変わりません。
とはいえ、タイマー付属で、振動子も、1つですが、43kHz（35W）と問題ない仕様です。
国内企業の製品を希望する場合は、類似機と価格を比べて安いようならば、選択肢になります。
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【2023年発売】
21・Kenko 超音波洗浄器 KHB-201UC
￥6,700 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：600mL（W15.5xH5.0xD9.5cm）
桶の着脱：対応
振動子：1個
超音波周波数：40kHz
出力： 40W
第1に、ケンコー・トキナーのKHB-201UC です。
カメラ周辺機器で有名な日本企業ですが、超音波洗浄機もラインナップにあります。
サイズは、W15.5xH5.0xD9.5cmです。
やはり、15cmの普通サイズのメガネまでの対応です。
時計ホルダやカゴの付属など仕様は他社機と同じです。
ただし、タイマーはなく5分固定です。
発振子は、40Hzで、出力は35Wです。問題ないです。
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結論的にいえば、割としっかりした外観ではありますが、販売価格は少し高めという印象です。
2・プラモ・DVD向きの超音波洗浄器
つづいて、中型の音波洗浄機です。
メガネや小物と言うよりも、プラモの洗浄や、理美容器具や、実験機材の洗浄に人気があるタイプです。
【2019年発売】（執筆時在庫なし）
22・LifeBasis CD-7920 850ml
￥(5,140) Amazon.co.jp (9/4執筆時)
23・鈴峯 CD-7920 01C-00740
￥(9,049) 楽天市場 (9/4執筆時)
洗浄桶：850mL
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：42kHz
出力： 38W
CD-7920は、深圳のLifeBasisが販売する中型の超音波洗浄器です。
先述のように、Amazonでの販売歴が長く、展開数も多い海外企業です。
鈴峯が売っているものも同じ製品です。ただ、時期的な問題か、両機とも執筆時在庫なしでした。
洗浄桶のサイズは、非公表です。
ただ、満水容量（850m）が公開されます。
実際大きめなので、小物用と言うより、実験用具などの洗浄など、ある程度まとめてのパーツ洗浄をしたい方に向くと言えます。
振動子は、ただし1つです。
周波数は、42kHz（38W）なので、1分間に発生する泡の数は小型と同じです。
強力に洗浄できるようにしています。
時計の洗浄は、少し大きめですが、アダプタは付くので対応します。
CDメディアや、アクセサリー用のパーツもあるので、色々に使えます。
使用後のお手入れは、ただ、桶だけ外しての丸洗い非対応です。
ある程度気をつけて洗浄する必要があります。
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以上、LifeBasisなどの超音波洗浄器の紹介でした。
とくに、800ml以上の製品は、市場のニッチニーズに応える良い製品でしょう。一定の需要がありそうです。
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【2023年発売】
24・アルゴファイルジャパン UT SUT990
￥5,480 楽天市場 (9/4執筆時)
洗浄桶：750mL（W16.5xD13.0x6.5cm）
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：43kHz
出力： 35W
このほか、日本のアルゴファイルジャパンから、 ソニックウォッシャーUT SUT990という製品がでています。
歯医者さんや専門工具関係の輸入商社のようなので、その関係での展開と言えます。
洗浄桶のサイズは、W16.5xD13.0x6.5cmで、満水容量は600mLです。
1つ上の製品より多少小さめですが、形状的に丸形なので、パーツの洗浄などには同じく利用できます。
周波数は、43kHz（35W）水準なので、パワーも問題ないです。
5段階のタイマーも付属です。
機能面では、ワンポイントがあり「デガッシング（脱ガス）機能」の言及があります。
ようするに、蛇口などから水を入れたときの大きな気泡を、間欠運転であらかじめ除く機能です。大きな気泡がパーツに付くと、超音波のかかりが悪くなるための対策とのことです。
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結論的にいえば、洗浄面でのワンポイントの工夫もありますし、「選ぶ理由」はある機種だと言えます。価格次第ですが、大きめサイズでは選択肢にできる機種の1つでしょう。
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【2019年発売】POOLPO JP-4820同型品
25・セブンエステ 超音波洗浄器
￥18,832 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：2500ml
桶の着脱：
振動子：2個
超音波周波数：42kHz
出力： 130W（湯沸かし）
一方、無骨な業務用を除いて、ほぼ最大容量といえるのが本機です。
洗浄桶のサイズは、 24cm×13.5cm×:7.5cmです。
海外製品ですが、メインターゲットは、写真からすると、食品の洗浄のようです。
なお、満水容量は、2100MLです。2.5Lというのは庫内容量になります。
実際、それ用に作られているので、本体は他機よりかなり大きい部分に注意してください。
構造は、42kHz（130W）振動子が（おそらく）2つという構成です。
一方、65℃ほどまでの加熱機能（湯沸かし）機能があり、温水で洗浄力が強化できる仕様です。湯沸かしができない環境ならば、何らかのニーズがあるかもしれません。
3・義歯向きの超音波洗浄器の比較
続いて、義歯（入れ歯）や、マウスピースに特化した超音波洗浄器を紹介します。
【2023年発売】LJUC016後継品
26・LifeBasis B0C1RRQ3T2 200ml
￥4,950 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：200mL
桶の着脱：対応
振動子：1個
超音波周波数：42kHz
出力： 20W/21W
こちらは、LifeBasisが販売する義歯用の超音波洗浄器です。
出力は、42kHzで、発振子は1つです。
次に見ていく他社機と変わりませんが、これで問題ないです。
洗浄桶のサイズは、非公表です。
ただ、形状は義歯に特化しており、やはり問題ないです。
5分間で停止してクリーニングが完了する仕組みです。
使用後のお手入れは、洗い桶が着脱式なので、利便性は高い製品です。
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以上、LifeBasisの製品の紹介でした。
義歯用・マウスピース用は、次に見ていくように洗浄剤メーカーも出します。
ただ、洗浄機部分の利便性はさほど工夫がないので、本機は目立つと言えます。
メジャーブランド製でないですが、1年保証が付属しますし、同社の日本での販売歴も長いので、割と安心して買えるかと思います。
【Amazon限定】
27・デントヘルス デンチャーケア 超音波入れ歯洗浄キット
￥7,280 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶： 76x76x3.2cm
桶の着脱：非対応
振動子：1個
超音波周波数：42kHz
出力： 17W
音波入れ歯洗浄キットは、ライオンが、デントヘルスブランドで出している製品です。
【50回分】
デントヘルス デンチャーケア250ml
￥439 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
こちらは【Amazon限定製品】です。
超音波洗浄器専用の洗浄剤がオマケで2本付いている製品です。
仕組み的に、他社製品にもこの洗浄剤は使えます。
出力は、本機も42kHzです。
5分で洗浄が終わります。
洗浄桶のサイズは、76x76x3.2cmです。
こちらも、形状は義歯に特化しています。
使用後のお手入れは、注意点です。
台座部分が取り外せない構造なので、後始末が面倒に思います。
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以上、ライオンのデントヘルスの洗浄機の紹介でした。
本体部分は、簡単な構造で見どころはないです。
ただ、別売の洗浄剤は「超音波洗浄器専用」ですし、これを他社機で利用するのは「あり」でしょう。
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28・ポリデント デンタルラボ
￥10,800 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶： 11.0x11.0x12.4cm
桶の着脱：対応
振動子：1個
超音波周波数：
出力：
そのほか、「ポリデント」も、「ポリデント デンタルラボ 超音波入れ歯洗浄器」として、類似のものが出ています。
こちらは、マウスピースの洗浄も意図します。
構造的にも、桶だけ取り外せる部分で、ライオン機より多少便利に思えます。
【72錠】
デンタルラボ 超音波洗浄器用洗浄剤
￥1,490 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
同社の場合、専用の錠剤タイプの洗浄剤も出ました。
単価は、ライオンの液状タイプとほぼ変わりません。
一般的な普通の入れ歯洗浄用より高いですが、需要が違うのでこれは仕方ないです。
今回の結論
超音波洗浄器のおすすめは結論的にこれ！
というわけで、今回は超音波洗浄器の比較でした。
最後に、いつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案しておきます。
第1に、眼鏡や時計の洗浄用として現在最もおすすめできる超音波洗浄器は、
【2015年発売】
1・シチズン 超音波洗浄器 SWT710
￥7,709 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：650mL（W180×D87×H58mm）
桶の着脱：不可
振動子：2個
超音波周波数：40klHz
出力： 40W
メガネ ★★★★★
時計・宝石 ★★★★★
プラモデル ★☆☆☆☆
ＤＶＤ・ＣＤ ★☆☆☆☆
本体価格 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
シチズンの超音波洗浄器 SWT710でしょう。
本体サイズは、家庭用に最適化されます。
基本的にメガネ用に使いやすい設計ですので、その用途には特に合うでしょう。
パワーも、小型機では珍しく、42kHzの振動子が2つです。
とくに、メガネのレンズの位置に2つなので、その用途では良さそうです。
加えて、ニーズが多いだろう時計バンドやアクセサリー用に便利なアダプターも、しっかりしたものが付属です。
デザイン性も、コンパクトで、シンプルなデザインで、家庭向きです。
縦長なので、CDなどのメディア洗浄ができない点だけ気をつければ、サイズもコンパクトですし、良い製品に思います。
国産メーカー製で信頼できる製品を探している方には、おすすめできます。
第２に、少し大きめの眼鏡ほか、DVDなどのメディアの洗浄を考えているならば、
【2023年発売】
17・サンワダイレクト CD-US1W
￥10,582 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
【2018年発売】
18・サンワダイレクト 200-CD037
￥6,980 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：600mL(W150×D125×H45mm）
桶の着脱：対応
振動子：1個
超音波周波数：42kHz
出力： 26W
メガネ ★★★★★★
時計・宝石 ★★★★★
プラモデル ★★★☆☆
ＤＶＤ・ＣＤ ★★★★★
本体価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
サンワダイレクトの 200-CD037が良いでしょう。
眼鏡用としては、シチズン機と同じで、サングラスを含めて、結構大きめのメガネでも対応できます。
時計やアクセサリー用のアダプタも付くので、シチズン機の洗えるもので、本機で洗えないものはないといえます。
その上で、こちらは奥行も広いので、DVD・CDまで対応できる汎用性があります。
パワーは、振動子の数ではシチズンに及ばないので、洗浄力（時間）という部分では負けます。
ただ、逆に、弱めに設定できる個性はあるので、メディアなど、あまり強力には洗浄したくない場合は、良い部分があります。
利便性の部分では、洗浄桶だけが取り出せる仕様であることは言及に値します。
とくに、中性洗剤などで泡立てて洗いたい場合や、汚れ物を扱う場合、この方式のが「片付けが圧倒的に楽」ですから。
外観デザインは、お世辞にも「オシャレ」ではないのが難点です。
サイズもすこし大きいので、そこが妥協できるならば、選べる製品です。
第３に、業務用・プラモデル用などの目的で超音波洗浄器が欲しい方には、
【2023年発売】
24・アルゴファイルジャパン UT SUT990
￥5,480 楽天市場 (9/4執筆時)
洗浄桶：750mL（W16.5xD13.0x6.5cm）
桶の着脱：不可
振動子：1個
超音波周波数：43kHz
出力： 35W
メガネ ★★★★☆
時計・宝石 ★★★☆☆
プラモデル ★★★★★
ＤＶＤ・ＣＤ ★★★★★
本体価格 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
アルゴファイルジャパンの UT SUT990 が良いでしょう。
機能面ではデガッシング（脱ガス）機能」という、ワンポイントがある部分を評価しました。
先述のように、パーツに大きな気泡が付くと、洗浄力が落ちる部分があるので、その部分の対策がある点を評価しました。
洗浄桶も横幅が広いタイプですし、汎用性もあるでしょう。
第４に、義歯用の超音波洗浄器としておすすめできるのは、
【2023年発売】LJUC016後継品
26・LifeBasis B0C1RRQ3T2 200ml
￥4,950 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶：200mL
桶の着脱：対応
振動子：1個
超音波周波数：42kHz
出力： 20W/21W
義歯 ★★★★★
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
LifeBasisのLJUC016が良いでしょう。
専用機はほかにもありますが、洗浄桶が外し洗いできる部分が評価できます。
価格も安めです。
ーー
28・ポリデント デンタルラボ
￥10,800 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
洗浄桶： 11.0x11.0x12.4cm
桶の着脱：対応
振動子：1個
超音波周波数：
出力： 義歯 ★★★★★
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ただ、ポリデントの製品も同じことができ、設置性も多少良く小型です。
発振子の性能も同じなので、こちらでも良いように思います。
設置性を選ぶか、取り出しやすさを選ぶかで決めればOKです。
ーー
デントヘルス デンチャーケア250ml
￥439 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
【72錠】
デンタルラボ 超音波洗浄器用洗浄剤
￥1,490 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
なお、LIONやポリデントの超音波洗浄器専用洗浄剤は、どの製品でも使えるので、合わせて利用すると良いでしょう。
補足：一緒に揃えると便利な製品
というわけで、今回は、超音波洗浄器の比較でした。
最後に、消耗品について少し書いておきます。
シチズン ミクロマジック WL100
￥1,200 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
はじめに、洗浄剤についてです。
超音波洗浄器は、水（ぬるま湯）だけでも洗浄可能です。
また、食器用の中性洗剤を使っても構いません。
ただ、メガネや時計のバンドなどについては、シチズンが専用洗浄液を出します。
混ぜる際に泡立ちにくい部分を含めて、導入する価値はあると思います。汚れ落ちも良いですので。たまに、メガネなどに使うだけならば、ほとんど減らないですし、経済性も問題ないです。
超極細繊維クリーニングクロス DK-KC5
￥757 Amazon.co.jp (9/4執筆時)
つづいて、クロスについてです。
大きめのクリーニング専用のクロスがあれば、レンズを痛めずにさっとメンテを済ませられるので「おすすめ」です。
こちらは、デジカメのレンズ掃除にも使えるほどなので、レンズを傷めることもないでしょう。
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ではでは。
