Top PC周辺機器 比較2023'【最新】ポータブルHDD 52機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2023年06月30日

比較2023'【最新】ポータブルHDD 52機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2023年 最新USBポータブルハードディスクの性能とおすすめ・選び方: 5TB 4TB 3TB 2TB 1TB 500GB:軽量・耐衝撃モデルほか:速度や耐衝撃性なの違いや性能ランキング

【紹介する製品型番】バッファローHD-PCG1.0U3-BBA HD-PCG2.0U3-GBA HD-PCG3.0U3-GBA HD-PCG500U3-BA WD Elements Portable My Passport WD_Black P10 WDBA3A0040BBK-JESN トランセンド StoreJet 25M3 TS2TSJ25M3G TS1TSJ25M3S アイオーデータ HDPX-UTS2K HDPX-UTS1K HDPD-SUTB2 HDPD-SUTB1 HDPD-SUTB500 HDPT-UTS1K エレコム ELP-QEN2020UBK ELP-QEN2040UBK SGP-MZ010UBK SGP-LX010UBK SGP-LX020UBK Seagate STKM5000400 STKM4000300 STKM2000300 STKM1000300 ELP-PTV040UBK ELP-PTV020UBK ELP-PTV010UBK ELP-SHU020UBK LHD-PSA020U3BK 東芝 HD-TPA4U3-B/N HD-TPA2U3-B/N HD-TPA1U3/N LaCie STLP5000400 STLP4000400 Mobile Drive STHG2000402 Seagate Backup Plus Slim Silicon Power ほか

今回のお題
最新ポータブルハードディスクのおすすめはどの製品?

 どもAtlasです。

 今回は、2023年6月現在、最新のポータブルハードディスクを比較します。

 SSDが興隆ですが、容量・コスパ重視で選ぶ場合、まだまだ現役なストレージです。

 ポータブルは速度はさほど差がでないため、堅牢性・軽さ・防水防塵性などに特に注目しながら、各機を比較しました。

 TV用のHDDは、SeeQVault規格などの規格対応も示します。

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1・ポータブルハードディスクの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:バッファロー〈日本〉
 1-3:IODATA〈日本〉
 1-4:WD〈米国〉
2・ポータブルハードディスクの比較 (2)
 2-1:東芝〈日本〉
 2-2:エレコム〈日本〉
 2-3:LaCie〈フランス〉
 2-4:トランセンド〈台湾〉
 2-5:シリコンパワー〈台湾〉
3・ポータブルハードディスクの比較 (3)
 =最終的なおすすめの提案【結論】

 記事では、はじめにポータブルHDDの「選び方の基本」を説明します。

 その後、以上のようなメーカー順に、各社の製品を順番に比較していきます。

軽量性   ★★★★★
堅牢性   ★★★★★
PC利用  ★★★★★ 
TV利用  ★★★★★
保証    ★★★★★
総合評価  ★★★★★

 その上で、最後に「結論」として、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

 よろしくお願いします。

ーーー

1・ポータブルHDDドライブ
2・ポータブルSSDドライブ
3・USBフラッシュメモリー

4・外付けハードディスク(電源付)
5・NAS(ネットワークディスク)
6・Mac向きのドライブのまとめ

 なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」のPC周辺機器比較記事の1回目記事として書きました。

1-1・ポータブルHDDの選び方の基本 

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1・パソコン向けのHDD
2・テレビ・レコーダー向けのHDD

 はじめに、ポータブルHDDの「選び方の基本」からです。

 使われる用途別にポイントとなる部分が変わってきますので、順番に解説します。

1・パソコンで使う場合

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 第1に、パソコンで利用したい場合です。

 その場合、皆さんが気になるのは「転送速度」でしょう。

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 ポータブルHDDは、ほぼ全てがUSB3.0規格(別名USB3.1 Gen1)です。

 この規格の場合、理論上最大5Gbps(625メガバイト/秒)まで速度が出ます。

 しかし、ポータブルHDDの場合、ハードディスク内部の円盤の回転数の遅さがボトルネックで、そこまでの速度をを出せません。

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 上表は他のリムーバブルメディアと速度を比べたものです。

 ポータブルHDDの場合、120メガバイト/秒(=960Mbps)あたりにボトルネックがあります。

 WD(ウエスタンデジタル)のゲーム用HDDの140メガバイト/秒というのが、Atlasの知る限りでの最高速です。 

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 結論的にいえば、速度を重視したい場合ならば、現状では、ポータブルSSDを選んだ方が良いです。

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1・ポータブルSSDの比較記事
2・USBメモリーの比較記事

 ポータブルSSDなどは、以上の別記事で、比較しています。

 そちらのほうが良さそうと思った方は、引き続き、そちらをお読みください。

ーー

 以上、PC用として「ポータブルHDD」を選ぶ場合のポイントについて書きました。

 改めて言えば、 ポータブルHDDは、PC用としては、1GBあたりの単価が「安い」点で、ある程度大きなサイズを欲しい場合のみ、PC用として選択肢になると言えます。

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1・軽量性
2・耐衝撃・防水性
3・信頼性・保証期間

 その場合、「選ぶ際のポイント」となるのは、以上の3点です。

 ポータブルHDDは、スピード面はどれもほとんど同じなので、(速度もみますが)今回はこうした部分の違い比重を置いて比較するつもりです。

2・テレビ・レコーダーで使う場合

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 第2に、テレビやレコーダー用途での利用する場合です。

 「録画用」として売っているものでなくても、ポータブルHDDならば、基本、どれでもこうした用途に使って「OK」です。

 ただし、注意点が2つあります。

ーー

 第1に、トラブルの際の保証についてです。

 メーカーが「推奨」しないモデルの場合、トラブルに際しての保証が自己責任になる点です。

 この点は、割と注意して、今回は比較するつもりです。

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 第2に、SeeQVault規格への対応です。

 2016年以降発売のレコーダーについては、概ねSeeQVaultという業界団体がさだめる新規格に対応しています。

 以前は、USBポータブルHDDに録画したTV映像は、録画した機種だけで再生可能でした。

 しかし、SeeQVault規格に対応するHDDを導入する場合、録画したテレビ・レコーダー以外でも映像が再生可能です。

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 そのため、対応機は、持ち運びの際や、TVが故障した際の買換にも便利と言えます。

 なお、この規格については、【ブルーレイレコーダーの比較記事】でも紹介しています。

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 ただ、2022年に各社ともポータブルだとSeeQVault規格に対応するポータブルHDDを廃止してしまいました。

 おそらく、小さな分、廃熱に難があるためだと思います。

 そのため、この部分に対応が必要な場合、このブログの【外付けハードディスクの比較記事】で、SeeQVault規格対応機をご確認ください。

ーーー

  以上、ポータブルHDDの選び方の基本の紹介でした。

 これらをふまえつつ、以下では、冒頭示したように、メーカーごと個別の製品を詳しく説明していきます。

1-2・BUFFALOのポータブルHDD

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 はじめに、日本のバッファローのポータブルハードディスクから比較します。

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 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思える部分を青字で記します。


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【2018年発売】

【2TB】

 1・BUFFALO HD-PCG2.0U3-GBA
  ¥8,981 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:240 g
寸法:75×19.5×117mm

【1TB】

 2・BUFFALO HD-PCG1.0U3-BBA
  ¥6,180 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:175 g
寸法:75×14×117mm

【500GB】

 3・BUFFALO HD-PCG500U3-BA
  ¥5,780 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:145 g
寸法:75×11.5×117mm
保証期間: 1年   

 最初に紹介するのは、バッファローの「ミニステーション」です。

 今回紹介するHDDの中では、価格が安く、「最もお財布に優しいHDD」の1つです。

 配色は、一般的なブラックのほか、各サイズともホワイト(HD-PCG2.0U3-GWA HD-PCG1.0U3-BWA HD-PCG500U3-WA)もラインナップされます。

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 堅牢性は、しかしながら、さほど重視されていないと言えます。また、排熱もさほど重視されていないため、パソコンに常時接続する用途には不向きです。

 底面に衝撃吸収剤を採用し、置いた際や、ずれた際の衝撃を緩和する仕組みはあります。

 ただ、これは、上位機のような落としても壊れにくいという設計ではなく、「おまけ」程度です。

 サイズも、同社のHDDとしては、厚みがある方ですね。

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 付属ソフトは、事後のダウンロード対応ですが、SecureLock Mobile2という暗号化ソフトが利用できます。

 そのほか、Windowsのみですが、データの圧縮転送で、バックアップ時間を削減するBackup Utilityと、論理フォーマットのための、Data Formatter 2が利用できます。。

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 ユーザーサポートは、最近の国内周辺機器メーカーは充実させてきている部分です。

 バッファローの場合、HDD故障復元のためのラボがあるため、軽度の論理障害の無償対応を売りにしています。

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 それに関連して、この製品には、OSのSMART機能を利用し、ハードディスクの故障を予測するLEDランプが付属します。

 いずれも、「ユーザーの利便性向上」と「企業の利益増進」の総取りを目指した、同社らしい「Win-Win」的なシステムです。

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 録画機器への対応は、【こちら】で動作確認済みの機種が検索できます。

 冒頭に書いたように、最近の大手製(ソニー・シャープ・東芝・日立・Panasonic・三菱)ならば、未記載でも(原理的にはですが)利用可能です。

 ただし、冒頭で書いたような、SeeQVaultには対応できません

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 以上、バッファローの「ミニステーション」の紹介でした。

 他機種と比較すると「値段の安さ」は圧倒的です。外観や堅牢性などあまりこだわらないならば、コスパのよいこちらを選ぶのが最善でしょう。

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 【Amazon専用型番】

【5TB】

 4・BUFFALO HD-PCFS5.0U3-GBA
  ¥16,020 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【4TB】

 4・BUFFALO HD-PCFS4.0U3-GBA
  ¥13,618 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:225g
寸法:75×19.5×115mm

【2TB】

 5・BUFFALO HD-PCFS2.0U3-BBA
  ¥8,708 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【1TB】

 5・BUFFALO HD-PCFS1.0U3-BBA
  ¥6,555 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:175g/150g
寸法:75×14×115mm
保証期間: 1年    

 なお、Amazon専用型番の「ミニステーション」もあります。

 こちらは、旧筐体を使うことで、「さらにお財布に優しいHDD」としたものです。

 重さやサイズは少し異なりますが、容量に比してかなり安いので、値段重視ならば、選んで良いでしょう。

 保証も1年です。

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 ただし、ランプによる「みまもり合図」がないほか、軽度論理障害の無料保証や、暗号化保証は付属しません。また、TV用でもないので、利用の可否は自己責任となります。

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【2TB】

 6・BUFFALO HD-PUS2.0U3-SVD
 6・BUFFALO HD-PUS2.0U3-RDD
  ¥ 9,950 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【1TB】

 7・BUFFALO HD-PUS1.0U3-SVD
 7・BUFFALO HD-PUS1.0U3-RDD
  ¥8,700 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:130g
寸法:79×8.6×116mm
保証期間: 1年    

 また、BUFFALOからは、HD-PUSU3-Dシリーズという、ミニステーションの姉妹品も販売中です。

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 この製品は、本体にアルミを利用することで、軽量化が図られるほか、とくに、厚みの部分で8.6mmと、下位機種より相当程度薄くなっています。

 その点で、身軽に持ち歩きたい場合に便利ですが、外観が金属製とはいえ、耐衝撃・落下性は期待できないため、どちらを取るかという「選択」となります。

 また、(原理上、使えはしますが)PC/Mac専用として売られており、映像機器用ではない点も注意点です。


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 【2019年発売】

【耐衝撃・5TB】

 8・BUFFALO HD-PGF5.0U3-GBKA
  ¥16,000 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【耐衝撃・4TB】

 8・BUFFALO HD-PGF4.0U3-GBKA
  ¥14,800 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:250 g
寸法:79.5×21.5×119mm

【耐衝撃・2TB】

 9・BUFFALO HD-PGF2.0U3-BBKA
  ¥10,450 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:180 g
寸法:79.5×21.5×119mm

【耐衝撃・1TB】

 10・BUFFALO HD-PGF1.0U3-BKA
  ¥7,300 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:150g
寸法:79.5×16×119mm
保証期間: 1年    

 HD-PGFシリーズも、バッファローのポータブルHDDです。

 価格帯で言えば、一つ上のディスクよりも高い価格のモデルです。

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 配色は、基本的にはホワイト/ブラック色ですが、売れ筋の1TBモデルに限っては、他のカラーモデルも選べます。

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 堅牢性は、この機種のもっとも「売り」の部分です。

 先ほどの機種よりも耐衝撃性能が向上し、落としたときなどに壊れにくくなっているといえます。

 内部にゴム材を入れることで、落下時の衝撃を和らげています。

 サイズは、堅牢性を高めるため、下位機種よりも0.2cm程度厚みが増しています。

 重さは、一方、下位機とほとんど変わらず、軽量です。

 その点でいえば、持ち歩き用途にするHDDで予算が許せばこちらが良いと思います。

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 付属ソフトは、下位機種が持つソフトは全て網羅します。

 その上で、「おでかけロック」というHDDにパスワードをかけられる機能が提供されます。他のPCにつなげた場合も、ロックは有効ですから、持ちはこびに便利です。

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 ユーザーサポートは、下位機種同様で、特に復旧サービスにかかわる部分が充実します。

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 録画機器への対応は、下位機種で説明したのと同様の意味で、利用は可能です。

 ただし、SeeQVaultには対応できません

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 以上、耐衝撃HD-PGFシリーズの紹介でした。

 「ミニステーション」に比べると、重さはそのままで耐久性が上昇している点、外観デザインが綺麗な点が見所です。持ち運んで利用するならば、こちらが良いでしょう。


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【2018年発売】

【耐衝撃 2TB】

 11・BUFFALO HD-PZF2.0U3-BKA
   ¥11,281 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【耐衝撃 1TB】

 11・BUFFALO HD-PZF1.0U3-BKA
   ¥9,100 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:300 g
寸法:90×21×141mm
保証期間: 1年    

 HD-PZNシリーズは、Buffaloでは最も高価で最も堅牢なポータブルハードディスクです。

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 堅牢性は、このモデルの「売り」です。

 なぜなら、米軍納入品規格である「MIL-STD-810F 516.5 procedure IV」準拠で、 1.2mの落下に耐える性能を持つからです。

と 市販のハードディスクの中でもとくに「堅牢なモデル」です。

 サイズは、下位機種より一回り大きいです。

 また、堅牢性を売りにしているため、本体重量も重めです。

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 ただ、持ちはこびの点で言えば、本体の中にUSBケーブルが収納できる構造になっている点が便利です。

 また、セキュリティスロット(ケンジントンスロット)もあるため、据置時の盗難防止にも役立ちます。

 その他の部分は、ソフト・ユーザーサポート・TVの利用の部分を含めて、下位機種と同じです。

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 以上、HD-PZNシリーズの紹介でした。

 持ちはこびなどが多い方で「とにかく頑丈なモデル」であることを重視するならば、最高の選択肢です。

1-3・アイオーデータのポータブルHDD

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 つづいて、日本のアイ・オー・データのポータブルHDDです。

 バッファローのライバル企業で、同社も多くのハードディスク関連製品を展開します。


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【2019年発売】【カクうすLite】

【5TB】

 12・アイオーデータ HDPH-UT5DKR/E
 12・アイオーデータ HDPH-UT5DKR
  ¥20,800 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【4TB】

 12・アイオーデータ HDPH-UT4DKR/E
 12・アイオーデータ HDPH-UT4DKR
  ¥14,800 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【2TB】

 12・アイオーデータ HDPH-UT2DKR/E
  ¥10,480 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 12・ アイオーデータ HDPH-UT2DKR
 12・ アイオーデータ HDPH-UT2DWR
 12・ アイオーデータ HDPH-UT2DNVR
  ¥10,000 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:230g
寸法:76×15×114mm

【1TB】

 13・アイオーデータ HDPH-UT1DKR/E
  ¥7,980 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 13・アイオーデータ HDPH-UT1KR
 13・アイオーデータ HDPH-UT1WR
 13・アイオーデータ HHDPH-UT1NVR

  ¥6,780 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【500GB】

 13・アイオーデータ HDPH-UT500KR
 13・アイオーデータ HDPH-UT500WR
 13・アイオーデータHDPH-UT500NVR
  ¥6,750 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:160g
寸法:76×20×114mm
保証期間: 1年    

 かくうすliteシリーズは、アイオーデータでは、最も安いポータブルハードディスクです。

 複数の型番がありますが、末尾に「E」が付くのは、Amazon限定型番です。性能は同じで、少し安いのですが、黒モデルのみとなります。

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 配色は、一部の容量を除いて、ブラック以外にホワイトブルー(ミレニアム群青)も選べます。


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 サイズは、2TBまでのモデルは厚みが15mm、2TB以上は厚みが20mmです。

 「かくうすlite」という商品名ですが、BUFFALO機に比べて、薄さ部分でさほど優秀とも言えないです。

 重さも、同じです。

 一般的な意味では、十分軽いとは言え、比較した場合とくに軽量でもありません。

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 堅牢性は、特段、この機種は強調しません

 一方、ドライブの静音性が強調されますが、実際のところは、さほど他社と変わりません。

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 付属ソフトは、アイオーデータの場合、強調できます。

 ダウンロード対応ですが、【IO APPsというアプリ群】が無料で提供されるからです。

 Sync Connectというバックアップソフトのほか、データ消去アプリ・データ抹消アプリなど充実します。

 パスワードロックについては、フォルダ単位のロックをフォローします。

 なお、多くのアプリがありますが、一部は試用版です。

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 ユーザーサポートは、一方、土日のサポート電話対応など、同社は充実していることで有名です。

 ただし、PC用HDDについては窓口が別であり、とくに強調するべき部分はありません。

 故障診断もBUFFALO機のように、SMART機能とリンクするランプなどはありません。

 録画機器への対応は、「PC用」として特化しているため、原理上は使えますが、動作保証はとっていません

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 なお、アイオーデータは、初期値ではFAT32ではなく、NTFS形式でフォーマットしています。

 そのため、Macで使うには、再フォーマットしないと使えない仕様です。

 NTFS-3G for Mac I-O DATA」というMacでもNTFS形式を扱えるアプリを付属させていますが、Macは1年ごとにOSが更新される性質があるため、初心者には、この仕様は微妙です。

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 以上、かくうすliteシリーズシリーズの紹介でした。

 基本的に「PC専用」である点、さらに、WindowsPC向きである点に、注意が必要です。

 ただ、Windowsならば、便利なアプリも多めであり、割と良い選択肢でしょう。

 なお、特に500GBモデルは、やや重め・大きめである点に注意が必要です。

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【2TB】(2021年)

 14・アイオーデータ HDPX-UTSC2K
 14・アイオーデータ HDPX-UTSC2S

  ¥14,927 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【2TB】(2017年)

 14・アイオーデータ HDPX-UTS2K
 14・アイオーデータ HDPX-UTS2S
  ¥12,995 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【1TB】(2021年)

 14・アイオーデータ HDPX-UTSC1K
 14・アイオーデータ HDPX-UTSC1S

  ¥10,900 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【2TB】(2017年)

 14・アイオーデータ HDPX-UTS1K
 14・アイオーデータ HDPX-UTS1S
  ¥9,725 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:130g
寸法:76×8.6×114mm
保証期間: 1年    

 なお、BUFFALOにもありましたが、通常機にアルミを採用して、軽量・省スペース化を図った製品が、アイオーデータにもあります。

 新旧両機種ありますが、性能は同じです。

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 こちらについては、Mac Time Machine対応という部分が強調されます。

 ただ、本機に限らずどのポータブルHDDでもTime Machine機能(Macのバックアップ機能)は利用できる点に注意です。

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 BUFFALOの軽量機と比較して、重さも薄さも同等です。

 ただ、縦横のサイズだけ、ほんのわずかですが、アイオーデータの方が薄いです。とはいえ、明確な機能差があるわけでもないです。

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 結論的にいえば、「薄型・小型」という点で選ぶ場合は、両機から、値段とデザインで決めてしまって良いでしょう。


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【2019年発売】

【2TB】

 15・アイオーデータ HDPT-UTS2K/E
 15・アイオーデータ HDPT-UTS2K
  ¥11,480 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:160g
寸法:75×14×112mm

【1TB】

 16・アイオーデータ HDPT-UTS1K/E
 16・アイオーデータ HDPT-UTS1K
  ¥8,311 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【500GB】

 16・アイオーデータ HDPT-UTS500K
  ¥7,142 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:160g
寸法:75×14×112mm
保証期間: 1年    

 HDPT-UTSシリーズも、アイオーデータの製品です。 

 同社の「中位機」ですが、堅牢性・軽量性のスペックは、下位機種とほとんど変わりません

 また、/Eで終わる型番のものは【アマゾン限定型番】です。パッケージだけ「エコ包装」にすることで、値段を抑えたモデルとなります。サポートも、同水準です。

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 相違点は、ブルーレイやTVなどの家電との接続にも公式対応する点です。

 もちろん、PCでも使えます。

 BUFFALOを含めて他社の場合、ポータブルHDDについては製品をPC向けと、TV・レコーダー向けに、しっかり分けません。

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 一方、アイオーデータが分けるのは、ユーザーサポートが大きな理由です。

 同社の場合、録画対応HDDについては、メーカー動作確認を取った上で、「土日も電話サポート」をするなど、サービス面で充実します。

 その分のサービス料を価格に組み込むため、PC用と録画機器用に明確に区分していると思われます。

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 本体色は、3色展開です。

 カーボンブラックのほか、セラミックホワイト(HDPT-UTS1W)とブリックブラウン(HDPT-UTS1BR)が展開されます。 

 ブラウンは割と珍しい配色です。

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 堅牢性は、先述のように、下位機種と、明確な差は無いです。

 ただ、外観にハードコーティング加工・ラバー素材の採用があるので、傷が付きにくく、滑りにくいと言えます。

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 そのほかは、筐体のサイズも性能も、ほとんど変わりません。

 USB3.0で接続できているかを示すLEDを搭載する点と、PC向けの30cmのケーブルの他、TV向けの1mケーブルが付属するのが相違点です。

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 以上、HDPT-UTSシリーズの紹介でした。

 堅牢性などの部分で、PC向けではオススメしません。一方、映像機器用としては、土日を含めて電話サポートが充実する点で、割と良い選択肢と思います。ゲーム用にも良いでしょう。

 ただし、録画機器用を銘打った製品ですが、冒頭で紹介したような、SeeQVault規格には対応できませんので、注意が必要です。


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 【2016年発売】

 【耐衝撃 2TB】

 17・アイオーデータ HDPD-SUTB2
  ¥19,373 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 【耐衝撃 1TB】

 17・アイオーデータ HDPD-SUTB1
  ¥12,389 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 【耐衝撃 500GB】

 17・アイオーデータ HDPD-SUTB500
  ¥10,397 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:180 g
寸法:84×19×120mm
保証期間: 1年    

 HDPD-SUTBシリーズは、アイオーデータでは、最も堅牢なポータブルハードディスクです。

 堅牢性重視のモデルは、BUFFALOでもありました。

 しかし、アイオーデータは堅牢性を担保しつつ、ある程度は、軽量性も追求した方向性の製品となります。

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 堅牢性は、アイオーデータの場合、外装のTPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)と内装のポリカーボネートが担います。

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 剛性と弾力性を併用することで、BUFFALOの最上位機と同じ「MIL-STD-810F 516.5 procedure IV」準拠の資格を得ています。

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 サイズは、その上で、BUFFALO機より、一回り小さいです。

 重さも、BUFFALOはケーブル収納式である点を割り引かないといけないものの、180gと、100g超軽量です。

 スマホとだいたい同じ重さで、持ちはこびの利便性は良さそうです。

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 付属ソフトは、アイオーデータは、このグレードから、BUFFALOでみたハードウェア暗号化(AES256bit)をフォローします。パスワードロックをかけて持ち運べる仕様です。

 セキュリティスロット(ケンジントンスロット)もあるため、据置時の盗難防止にも役立ちます。

 その他の部分は、同社の(PC向け)下位機種と同じです。ただし、

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 以上、HDPD-SUTBシリーズの紹介でした。

 堅牢性を重視したい場合は、BUFFALOの最上位機か、こちらが良いでしょう

 比較した場合、MIL-STD-810F 516.5 procedure IV」準拠の部分は同等ですが、その上で、ある程度「軽い」ので、持ち運びを考えた場合は、こちらがオススメと言えます。

1-4・WDのポータブルHDD

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 続いて、アメリカのウエスタン・デジタルのハードディスクです。

 古くから日本市場でシェアがあるHDDメーカーで、信頼度の高いブランドです。


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 【2019年発売】

 【My Passportシリーズ】

 【5TB】

 18・WD WDBPKJ0050BBK-WESN
  ¥18,176 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 【Mac版 5TB】(2つは同じ製品)

 18・WD WDBA2F0050BBL-WESN
  ¥20,200 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 18・WD WDBA2F0050BBL-JESE
  ¥20,223 楽天市場 (6/30執筆時)

 【4TB】

 18・WD WDBPKJ0040BBK-WESN
 18・WD WDBPKJ0040BBL-WESN
 18・WD WDBPKJ0040BRD-WESN
  ¥16,350 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:210g
寸法:107.2 x 19.15 x 75 mm

 【2TB】

 19・WD WDBYVG0020BBK-WESN
 19・WD WDBYVG0020BBL-WESN
 19・WD WDBYVG0020BRD-WESN
  ¥11,150 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:120g
寸法:107.2 x 11.15 x 75 mm
保証期間: 3年

 WD My Passportは、アメリカのWD(ウエスタンデジタル)のハードディスクです。

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 同社は、同社は、世界的なハードディスクのメーカーで、「中身のHDD」自体を自社生産できる企業です。

 そのため、特に2TB以上のハードディスクは、かなり安めの値段で買えることで有名です。

 最近は、日本のアイオーデータが販売面で提携し、商品サポートも充実してきました。

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 配色は、基本の黒のほか、サイズによっては赤と青も選べます。

 20世紀の米国をイメージする外観で、日本にはない感じで、割と個性的です。。

 重さは、2TBまでのモデルは、120gと軽量です。

 しかし、4TB以上は、210グラムとなかなか重量があるため、持ち運んでの利用には多少難があると言えます。

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 堅牢性は、「故障しにくさ」という側面において、この機種は期待できます。

 なぜなら、WDグループ(WDか旧日立系のHGST)の生産したHDDで確定しているからです。

 WD系は、他社製HDDより技術的信頼性が高いです。

 ただし、「落としても壊れにくい」という意味では、国内2社の「耐衝撃・落下モデル」に及ばないでしょう。

 サイズは、従来WDのポータブルは「大きめ」でした。

 しかし、このモデルからは、日本メーカー同様のサイズです。

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 付属するソフトは、割と多めです。

 通常、ハードディスク内のパーティションの一部にWD Backupなどがはいっています。また、消した場合も、【WDのダウンロードサイト】からフォローできます。

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 録画機器への対応は、原理上は使えますが、動作保証はとっていません

 ユーザーサポートは、日本的な意味での電話サポートは、充実しません。

 ただし、他社では通常1年の保証期間が、WDの場合は3年保証です。

 排熱関係のトラブルでハードディスクはよく壊れるので、長期保証がついているのはかなりのメリット性があります。

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 以上、WDMy Passportの紹介でした。

 中身のHDDが「信頼のWD製で確定」している点が「売り」です。

 価格としてみても、他社の廉価機種並みに安いです。中身が自社生産できるメーカーの強みでしょう。保証期間の長さも、もちろん「売り」です。

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 202001231339.jpg

 【My Passportシリーズ】

 【5TB】

 20・WD WDBPKJ0050BBK-JESN
  ¥20,781 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 【4TB】

 20・WD WDBPKJ0040BBK-JESN
  ¥ 18,782 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:210g
寸法:107.2 x 11.15 x 75 mm
保証期間: 3年

 なお、WDのハードディスクは、型番が2系統あります。

 先ほど紹介したモデルは、末尾が「WESN 」、こちらは、「JESN」です。

 前者は、グローバル型番で、後者は、日本専用型番で、主に電気店に卸される際のものです。

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 結論的にいえば、同社は、国際保証ですから、保証面を含めて、どちらを選んでも構いません。値段で決めましょう。

ーー

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 【2019年】

 【My Passportシリーズ】

 【Mac版 4TB】(2つは同じ製品)

 21・WD WDBA2F0040BBL-WESN
  ¥ 16,749 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 21・WD WDBA2F0040BBL-JESE
  ¥19,275 楽天市場 (6/30執筆時)

重さ:210g
寸法:107.2 x 19.15 x 75 mm

 【Mac版 2TB】(2つは同じ製品)

 22・WD WDBA2D0020BBL-WESN
  ¥11,550 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 22・WD WDBA2D0020BBL-JESE
  ¥13,535 楽天市場 (6/30執筆時)

重さ:120g
寸法:107.2 x 11.15 x 75 mm
保証期間: 3年

 一方、本機については、Mac版として売られるモデルもあります。

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 2つ型番がありますが、こちらも、国際型番と日本型番の違いです。同社は国際保証なので問題ないでしょう。

 一方、通常版と比較すると、色が異なるほか、USB-Cケーブルも付属している点でMacBookユーザーなどに便利な仕様です。

 その他は、あらかじめMac用フォーマットがなされているだけですので、Macユーザーでも、先ほどの通常版を買っても良いです。


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 【2019年発売】

 【6TB】

 23・WD WDBA3A0050BBK-WESN
  ¥ 19,980 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 【4TB】

 23・WD WDBA3A0040BBK-JESN
  ¥ 22,800 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 23・WD WDBA3A0040BBK-WESN
  ¥ 18,480 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 【2TB】

 23・WD WDBA2W0020BBK-JESN
  ¥ 15,900 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

 23・WD WDBA2W0020BBK-WESN
  ¥ 12,980 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:230g/140g
寸法:118 x 20.8/.12.8 x 88 mm
保証期間: 3年

 WD_Black P10 Game Driveは、WDが販売する、ゲーム用ドライブです。

 先ほど紹介したように、末尾が「WESN 」はグローバル型番、「JESN」は日本専用型番です。

 性能は保証面は同じなので、値段で決めましょう。

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 重さや堅牢性などは特徴はないのですが、「一点突破型」の製品で、最大140MB/秒の高速アクセスが唯一の自慢と言えます。

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 ディスク回転数は、7200RPMです。

 本機については、WDのゲーム用の2.5インチドライブ(WD-Black)を搭載です。

 回転速度ほかキャッシュが多く、本機はポータブルHDDでは例外的に、1-2割の速度向上が見込めます。

 ゲーミングPCのほか、PS4 Xbox Oneを含めたゲーム機用として出されたものとなります。

 SSDはまだ高いので、容量と速度を、可能な限り低価格で高めたいというニーズに叶うでしょう。

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---

 以上、WD_Black P10 Game Driveの紹介でした。

 ポータブル型で「高速」というのは、ここ10年近く不在だったので、面白い存在でしょう。

 ベンチマークを見ても改善効果はあるため、ゲーム機用には良い選択肢に思えます。


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【Elements Portableシリーズ】

【5TB】

 24・ WD WDBU6Y0050BBK-WESN
  ¥16,368 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【4TB】

 24・ WD WDBU6Y0040BBK-WESN
  ¥13,700 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【3TB】

 24・WD WDBU6Y0030BBK-WESN
  ¥22,400 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:230g
寸法:82 x 21 x 112 mm
保証期間: 2年

【2TB】

 25・WD WDBU6Y0020BBK-WESN
  ¥10,192 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【1TB】

 25・WD WDBUZG0010BBK-WESN
  ¥5,980 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:130g
寸法:82 x 15 x 111 mm
保証期間: 2年

 WD Elements Portableも、WDの製品です。

 位置づけ的には「格安の廉価版」であり、筐体の設計が2017年と少し古くなります。

 201904141632.jpg

 その関係で、本体が少しだけ、重めで大きめになっています。

 価格は少しずつ安いですが、保証が1年短いこともあるので、現在選ぶならば、通常機が良いと思います。


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【2021年発売】

【5TB】

 26・ WD SDPH81G-005T-GBAND
  ¥27,071 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【4TB】

 26・ WD SDPH81G-004T-GBAND
  ¥24,645 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:350g
寸法:88x 30 x 132 mm
保証期間: 3年

【2TB】

 27・WD SDPH81G-002T-GBAND
  ¥17,752 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

【1TB】

 27・WD  SDPH81G-001T-GBAND
  ¥14,079 Amazon.co.jp (6/30執筆時)

重さ:230g
寸法:87 x 21 x 130 mm
保証期間: 3年

 WESTERN DIGITAL G-DRIVE ArmorATDは、WDのElements Portableシリーズの製品です。

 アマゾンでは、サンディスク(SanDisk)製として売っていますが、現在は、WDとSanDiskは同グループですので、同じことです。

 一方、速度面では、同社の他機と変わりませんが、本機については、タフ性能が付与されています。

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 MILスペックなどではないですが、1.2mの落下試験(5TBは1m)をクリアするほか、耐振・耐衝撃性などの試験をクリアしています。

 一方、他社機と較べる場合、IP54の防水防塵なので、野外利用に耐えられる点が見どころと言えます。

 3年保証も付きます。

---

 以上、WDG-DRIVE ArmorATDの紹介でした。

 日本各社の耐衝撃モデルにはない防水防塵性をもつのがポイントとなる製品です。

 ただ、重さが結構あるため、この部分で、注意が必要です。

 また、「重いが頑丈」な機種を伝統的に出してきたフランスのラシーは、IP67とより上位の防水・防塵性をもつため、それとの比較も必要でしょう。

次回の予告!
おすすめのポータブルハードディスクは結論的にこれ!

 以上、今回は、ポータブルハードディスクの比較の1回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

  202005071617.jpg

2・ポータブルハードディスクの比較 (2)
 2-1:東芝〈日本〉
 2-2:エレコム〈日本〉
 2-3:LaCie〈フランス〉
 2-4:トランセンド〈台湾〉
 2-5:シリコンパワー〈台湾〉
3・ポータブルハードディスクの比較 (3)
 =最終的なおすすめの提案【結論】

 2回目記事こちら) では、東芝やエレコムなどのポータブルHDDを追加で紹介します。

軽量性   ★★★★★
堅牢性   ★★★★★
PC利用  ★★★★★ 
TV利用  ★★★★★
保証    ★★★★★
総合評価  ★★★★★

 その上で、全体の結論編となる3回目こちら】で、全機種から、価格別・用途別に、Atlasが最もおすすめできる機種を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→【こちら

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posted by Atlas at 12:29 | PC周辺機器

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