【今回レビューする内容】2022年 最新の家電スマートリモコンの性能とおすすめ・選び方:IOTリモコン:音声やスマホで家電操作!エアコン TV レコーダー対応スマート家電コントローラー:値段や使い勝手 Google Assistant Amazon Alexa Apple Siri iPhone・Android対応
【比較する製品型番】LinkJapan eRemote 5 eRemote RJ-3 eRemote mini eRemote PRO EZCON Remocon ラトックシステム RATOC smalia RS-WBRCH1 RS-WFIREXU4 REX-WFIREX4 REX-WFIREX3 Nature Remo 3 Remo-1W3 Nature Remo mini 2 Premium REMO-2B2 mini2 IODATA HS-IRR01 SwitchBot Hub mini W0202200 W0202200-GH SONY MFL-2100S MFL-1100S Zigxico ZGXC-WR-IR1 Tuya Onepeak DZ00525-00B covia ORVIBO Magic Cube CT-10 キングジム エッグ EG10 シロ Meross MRC100-JP アイリスオーヤマ SMT-RC1 B BESTCON RM4C-Mate etife スマートリモコン SRC01 SRC04
今回のお題
スマート家電リモコンのおすすめ機種はどれ?
どもAtlasです。
今日は、2023年1月現在、最新のスマートリモコンの比較です。
スマホを家電リモコン化したい方や、Amazon Google AppleのAIスピーカーを利用して、家電を音声操作できるようにしたい方に向けて書いた記事です。
日本のデンキヤでトップシェアとなる、リンクジャパン(eRemote 5)とラトックシステム(smalia RS-WBRCH1)の製品を含め、各社の代表的な製品を網羅して紹介します。
Atlasは、(珍しい米国モデルを含め)20年近く学習リモコンの愛用者です。
7年にわたって「スマートリモコン」も色々試しているため、その経験をふまえて今回の記事を書きました。
スマホのリモコン化 ★★★★★
音声コントロール ★★★★★
外出先からの制御 ★★★★★
赤外線の強さ ★★★★★
高度な設定 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、各製品を個別に比較していきます。
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ製品を最終的に提案していくつもりです。
よろしくお願いします。
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1・Amazon Echoの比較
2・各社のスマートスピーカーの比較
3・スマート学習リモコンの比較
今回の記事は、このブログのスマート家電比較シリーズ全体としては、3回目記事として書きました。
1・スマートリモコンの比較
さっそく、具体的な製品比較に入ります。
1・スマートリモコンの比較 (1)
1-1:リンクジャパン〈日本〉
1-2:ラトック〈日本〉
1-3:Nature Remo〈日本〉
1-4:アイオーデータ 〈日本〉
2・スマートリモコンの比較 (2)
2-1:SwitchBot 〈中国〉
2-2:ソニー〈日本〉
2-3:SmartLIfe 〈中国〉
2-4:その他〈各社〉
2-5:最終的なおすすめ機種の提案
上表のようなメーカー順に、各社の製品を順番に見ていくつもりです。
なお、アイリスオーヤマの家電リモコンは、リンクジャパンのOEM提供品なので、そちらで同時にみています。
1-1・リンクジャパンのスマートリモコン
はじめに、日本のリンクジャパンのスマートリモコンです。
PC周辺機器メーカーとしてはあまり知名度はないですが、BtoBを含め、IOT関連のインフラを得意とする企業です。
家スマート家電リモコンは、日本の黎明期から製品を展開してきた「老舗」といえ、信頼度も高い企業です。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【Alexa対応】【Google対応】【Siri対応】
【2020年発売】
1・LinkJapan eRemote5
¥5,800 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
【2016年発売】
2・LinkJapan eRemote RJ-3
¥3,790 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
スマホ連携;iOS/Android
赤外線方位:垂直180度・水平360度
赤外線距離:最大8m
センサー:温度・湿度センサー
外出先からの操作:対応
IFTTT:
サイズ:37×66×66mm
eRemote 5は、日本の「リンクジャパン」の製品です。
2020年に、約3年ぶりに新機種になりました。
1・スマホGPS連動機能
2・湿度センサー
3・タイマー(時計)機能
旧機種(eRemote RJ-3)も引き続き売られています。
しかし3点の機能が省略されるため、凝った設定ができません。
新機種が良いでしょう。
本体サイズは、37×66×66mmです。
十分に小型で、設置において邪魔になりません。
LinkJapan HomeLink
¥0 Apple App Store
LinkJapan HomeLink
¥0 Google Play
対応するスマホは、iOS/ Androidです。
いずれのOSでも、スマホを「リモコン化」可能です。
また、タブレットでも操作可能です。
2020年から、デザイン性がかなり向上した新アプリになりました。
リモコンアプリは、メーカーごとに、使い勝手が異なる部分です。
eRemoteは、長い販売経歴があることもあり、他機と比較しても使い勝手は上々です。
例えば、ボタンの割り当ては、自由にカスタマイズできます。
また、ボタンを押した際に「バイブ」を設定できるので、物理的なボタンを押す感覚で操作できます。
登録方法も、主なメーカーには「プリセット設定」があります。
主要メーカーのテレビ・照明・エアコンはプリセットがあります。
ない場合も、(覚えさせたい)リモコンかのボタンを押し、eRemote本体の赤外線受信部向けて押すだけで、手動登録が可能です。
つまり、(赤外線リモコンならば)エアコンや映像家電に限らず、どの家電でも登録できるという製品です。
Atlasも、夏に扇風機と空調を連動させて利用するなど、便利に使っています。
複数機器の連動設定も、対応します。
Atlasは、TVをONにした際に、自動で、BS-TBSを出すようにプログラムしています。
応用的には、TV・アンプをオンにして、部屋の照明を消すなどのプログラムも可能です。
なお、TVを起動してから、チャンネル操作ができるまではタイムラグがあるので、「5秒後に次の動作」など、時差設定もできます。設定は、感覚的にできるため、非常に簡単です。
その上で、2020年新機種になって「時計・タイマー設定」が可能になったので、曜日や時間による設定も対応となりました。
通信の仕組みは、単純です。
スマホで入力した「電源ON」などの操作を、Wi-Fi経由でeRemote本体に送信されます。
そして、この本体が、TVやエアコンに向けて、赤外線信号を送るというものです。
後述するように、「外出先からエアコンを付けるなどの操作」も可能です。
音声操作は、本体単体では、できません。
しかし、Google Home・Amazon Echoと連携可能なので、それらを利用することで操作が可能です。
順番に解説しておきます。
第1に、Amazon Echo (Alexa)の場合です。
照明器具
・ON/ OFF
・ 明るさ
テレビ
・ON/OFF
・ チャンネル
・ ボリューム
エアコン
・ON/OFF
・温度(温度指定可)
・モード切替(暖房/冷房など)
他の家電
・ON/OFF
この機種の場合、「Alexa!なになにをして!」というシングルフレーズで、以上の操作が可能です。
全て、Amazon側が設定した公式スキル (SmartHome Skill)なので、Amazon Alexaアプリで設定するだけで、安定して実行可能です。
基本動作は、現状対応するコマンドは、上表の通りです。
最新の対応動作は、【対応動作表】(アレクサにできる操作のタブ)で確認が可能です。Amazon側が対応した動作のみ、今後増えていく、という形です。
例えば、2022年11月から、Amazon側で「時間指定」に対応したので、「Alexa 19時になったら テレビを付けて」など、時間・時刻をキーにした操作もできるようになっています。
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なお、照明・テレビ・エアコン以外の「他の家電」について、現状では、ON/OFF操作のみ対応可能です。
「扇風機・ダウンライト」など、それぞれに別の名前を付ければ、複数の家電のON/OFFICEに対応できます。
設定は、Amazon公式アプリ(Amazon Alexa)も利用します。
先述の自社アプリからシームレスに誘導されます。また、安定感のあるSmartHome Skillを利用する方式なので、簡単です。
第2に、Google Assistantの場合です。
照明器具
・ON/ OFF
テレビ
・ON/OFF
・ チャンネル
・ ボリューム
エアコン
・ON/OFF
・温度(温度指定可)
・モード切替(暖房/冷房など)
他の家電
・ON/OFF
こちらも、Google公式の「SmartHome Direct Action」 が認める、上表の動作だけフォローします。
たあだ、対応するコマンドは、Alexaと「同等レベル」です。
その上で、テレビは、Google系の場合、再生に関わる動作も音声で可能です。
この部分は、Amazonを上回る対応と言えます。
最新の対応動作は【動作表】で確認可能です。
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なお、これらの音声入力システムとの連携方法については、【スマートスピーカーの比較記事】 でも、別の角度から紹介しました。
第3に、Apple Siri (Home Pod)の場合です。
照明器具・テレビ・エアコン
・ほぼ全ての動作に対応可
この場合、他のデバイスとややニュアンスは異なるとは言え、原理的には、全てのリモコン動作に対応可能です。
iPhone用の「家電リモコンアプリ(HomeLink)」は、iOSの基本機能である「Siriショートカット」に公式対応します。
そのため、「家電リモコンアプリ」上で「siriに追加」して、「Hey Siri、テレビをつけて」など、利用したい音声コマンドを指定可能です。
したがって、基本的に、制限なくコマンドが作れます。複数の操作を並行する「マクロ(ショートカット)」にも対応します。
ただし、これは、あくまで「iPhone上のアプリの特定コマンドを、音声で入力できるようにしたシステム」です。
Appleスピーカー(HomePod mini)と本機がダイレクトにつながっているわけでないので、 HomePod miniが媒介となり、iPhoneを一度「呼び出して」、家電リモコンを操作させている、という感覚が正確です。
他のAIの場合と違って直接つながらない点は不便ではありますが、現状ではこの方法が唯一です。
外出先からの操作は、対応します。
エアコンを帰宅前に着けることなどができます。
仕組みは、ネット上のeRemoteのサーバーを経由させ、スマホから発せられたリモコン信号を、Wi-Fiで、自宅の本体に送る方式です。
初期設定は、Home Linkアプリ上でユーザーIDとパスワードをするだけですので、誰でもできるでしょう。
良い部分は、「登録料なしで無料」で利用できる点です。課金がないのは魅力です。
また、本機は、スマホのGPSと連動し、指定した距離に近づいた段階で、オートコマンドが可能です。
例えば、自宅1km手前に付いた際、「エアコンを25度・除湿」で自動運転する、などの設定も可能です。
誤動作防止のため、完全に自動化はしたくない場合は、GPS・温度などをトリガーにして、スマホに通知を送るようにもできます。
しかる後、自分自身で、アプリ操作で付けるという方向性です。
赤外線の照射範囲は、他機に比べても「広い」です。
四方に赤外線ユニットを配置しているので、360度どの方向にも電波を飛ばせます。
赤外線の特性上、壁紙が白い部屋の場合、赤外線は壁紙で反射します。
そのため、部屋の大抵の部分には電波が届きます。構造的には、画鋲で壁固定も可能です。
搭載されるセンサーは、温湿度センサーが内蔵されます。
センサーを利用して、エアコンのON/OFFを室温と連動させることも可能です。
例えば、「湿度が80%を上回ったら」「除湿モードにする」などの設定もOKです。
LinkJapan 高精度CO2センサー eAir
¥14,800 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
LinkJapan 防犯カメラ eCamera2
¥13,800 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
応用的で高度な設定は、同社の製品の場合、自社の別売デバイスの利用を促します。
少し高価で、個人用のガジェットと言うより、専門性の高い展開です。
例えば、高精度CO2センサーの、eAirは、温度・湿度・二酸化炭素濃度の計測および表示ができます。
温湿度センサーは、リモコン本体にも内蔵です。
しかし、、エアコンなどと連動させるため、家電リモコンとは別の場所に置きたいシーンはあるでしょう。
LinkJapan - ePlug
¥1,940 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
また、Wi-FiでON・OFFできる電源スイッチも売られています。
この機器を利用すると、リモコンのない(単純な)家電の操作が可能になります。
例えば、先ほどみたeAirと連動させれば「空気質が悪くなったら」「換気扇を起動」という設定が可能でしょう。
LinkJapan eSensor
¥2,380 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
なお、以前は、eSensorというすこし安めの関連機器の展開がありました。
精度はともかく、温度・湿度・照度・音・空気質を計測できましたが、残念ながら、(在庫限りで)廃盤のようです。
LinkJapan eCurtain(イーカーテン)W1
¥42,980 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
ほかにも、LinkJapanは、住設関係にも力を入れるため、法人用を含めて、周辺機器がとても多いです。
例えば、182cmまでのレールと電動モーターをセットにして、片開きのカーテンの開閉が可能となるeCurtainもあります。
LinkJapan スマート電球 eLamp
¥1,980 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
こちらは、少しカジュアルな照明です。以前【フィリップスのHueの比較記事】を書きましたが、それと同じように調光できるタイプの電球です。
IFTTT
¥0 Apple iTunes Store
IFTTT
¥0 Google Play
IFTTTは、非対応です。
これは、「超上級者」向けの、サードパーティの英語アプリです。
普通の方は、先ほどみた純正アプリ( HomeLink)を使えば良いだけの話なので、気にしなくてもOKです。
それでも「確認したい!」方のために、以下、簡単に説明します。
IFTTTとは、スマートスピーカー・家電リモコン・スマホアプリ・センサーを「高度に結びつけるハブ」のようなサービスを提供しているアプリです。
「もし、○○になったら××を実行する」というコマンド(アプレット)を、各機器を連携させながら、高度に設定できます。
【温湿度・CO2・気圧・騒音計(屋外+室内)】
NETATMO ウェザーステーション
¥29,520 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
Netatmo Rain Gauge 追加雨量計
Netatmo Rain Gauge 追加風速計
¥13,280 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
例えば、Atlasも持っている、Netatmoという天気・環境センサー(室内の温湿度・空気質・騒音計と、屋外の温湿度・雨量・風量・気圧計のセット)があります。
IFTTTならば、これと対応できると言えます。
スマホアプリ(カレンダー・天気予報など)との連携も、IFTTTなら可能です。
例えば「雨量計が大雨を検知」したら、「注意のメールを出し」「天気予報アプリを起動し」、「エアコン除湿モードをON」と言ったような、複雑な機器連動設定ができます。
そのほか、フィリップスの電球(左図)やライトリボン(右図)などが、IFTTTに対応です。
間接照明から、TV照明・PC照明まで色々あるので、結構凝った連係が可能になりますので、おすすめです。このブログでは【Philips Hueの比較記事】で詳しく書きました。
そのほか、Google Assistant・Amazon Alexaとも連携できます。
IFTTTは、しかし、リモコンを発売するメーカー側がこのアプリに対応させて、初めて使えるようになる仕組みです。
本機は、未対応となりますので、これを試したい方は他社製品を選ぶ必要があります。
旧アプリ(eHome)利用できたのですが、現在はサービス終了です。
ただ、先ほども書いたように、超上級者以外は、IFTTTの有無はあまり気にしなくて良いかと思います。
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以上、LinkJapanのeRemote 5の紹介でした。
スマホ利用型の学習リモコンは数多くあります。
しかし、こちらは、機能が最もまとまった製品です。日本企業である点も、(自宅にアクセスできる)「パスワードを預ける」という部分では、ポイントになります。
利便性の面でも、赤外線リモコンの受信範囲は、正しく設定すれば現行機種の中でも範囲が広いため、この点でも「おすすめ」です。
値段も安めですし、最初に買う1台としては適当といえる機種です。
【2016年発売】
【Alexa対応】【Google対応】【Siri対応】
【Amazon.co.jp限定型番】
3・EZCON スマートリモコンEZCON
¥2,897 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
【通常型番】
4・LinkJapan eRemote mini
¥2,380 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
【アイリスオーヤマ版】
> 5・アイリスオーヤマ SMT-RC1
¥2,380 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
スマホ連携;iOS/Android
赤外線方位:垂直180度・水平360度
赤外線距離:最大8m
センサー:
外出先からの操作:対応
IFTTT:
サイズ:55mm×55mm×65mm
eRemote miniは、LinkJapanから販売されている、小型機です。
本機は、Amazonでは、EZCONというブランド名で販売もしています。しかし、リンクジャパンがAmazonで販売するPVブランドで、外観の色以外は同じです。
以前は、別アプリでしたが、現在は、HomeLinkに統一され、明示的な違いはなくなっています。
なお、アイリスオーヤマが提供するSMT-RC1は、実際には本機であり、利用するアプリも同じです。
これら2機種は、先ほど見たeRemote 5より前に登場していたものです。
その際は、旧製品(黒色)のeRemoteの小型の廉価版という位置づけでした。
現状では、小型化したeRemote5がでたため、単純に「廉価版(下位機種)」という位置づけです。
eRemote5と比較すると温湿度センサーを搭載しないほか、新機種のほうは、(旧製品に比べて)「通信の安定性・レスポンスの改良」も表明されてもます。
値段差もありますが、性能で選ぶならばやはり上位機でしょう。
【Alexa対応】【Google対応】
6・LinkJapan eRemote PRO
¥26,500 LINK JAPAN (1/27執筆時)
スマホ連携;iOS/Android
赤外線方位:垂直180度・水平360度
赤外線距離:最大8m
センサー:電流センサー
機器名の呼び出し:不要
外出先からの操作:対応
IFTTT:
サイズ:73mm×70mm×70mm
eRemote PROは、LinkJapanの法人専売品です。
本機は、電流センサーの搭載し、(付属コンセントを利用する限りにおいて)電流量が分かりあす。実際にエアコンが付いているかどうかをスマホで把握できるという点が新機軸となります。
家庭用では、お年寄りやペットの「見まもり」用途に良いかと思いますが、売ってはいません。
ただ、先ほど紹介した(普通の)eRemote本体だけでも、温湿度センサーで部屋の状況は、外出先からチェックできます。
一般家庭は、基本的には従来機でカバーできるでしょう。
1-2・ラトックシステムのスマートリモコン
続いて、日本のラトックシステムの製品です。
PCパーツ店ではお馴染みの周辺機器メーカーです。ネットワーク関係を得意とする関係で、同社もスマートリモコンに早くから参入しています。
日本市場においては「リンクジャパン」のライバルであり、2強を形成します。
【2022年発売】
【Alexa対応】【Google対応】【Siri対応】
7・ RATOC smalia RS-WBRCH1
¥7,980 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
スマホ連携;iOS/Android
赤外線方位:垂直180度・水平360度
赤外線距離:最大25m
センサー:温度・湿度・照度センサー
外出先からの操作:対応
IFTTT:
サイズ:60mm×60mm×20mm
smalia スマートリモコンは、ラトックシステムのスマートリモコンです。
2017年に初号機が発売され、2022年6月末にでたばかりの本機で「6世代目」です。
Atlasは、(最新機ではないですが)この系統も所有しています。本機も近々入手するつもりです。
大きさは、直径6cmです。
eRemoteより一回り以上小型です。
後述するセンサーが飛び出す形ですが、邪魔ではないでしょう。
台座もしっかりです。ストラップホルダで壁掛けにもできます。
対応するスマホは、iOS/ Androidです。
いずれでも、スマホを「リモコン化」できます。
また、同社の場合は、(使いやすさはともかく)iPad用アプリも用意されます。
smaliaスマートリモコン
¥無料 Apple App Store
smaliaスマートリモコン
¥無料 Google Play
リモコンアプリは、自社製の以上のアプリです。
2022年発売の新機種から、アプリも全面更新になりました。
やや古風でポップなUIだったのが、かなりスッキリしました。
アプリは、設定の仕方から(お節介なほど)親切な設定で、しきいが高いと感じていただろう、初心者にかなり配慮した跡がみられます。
電話での無休サポートについても強調され、新規ユーザーの開拓に力を入れた機種に思えます。実際「とっつきやすさ」では、ライバル機以上です。
一方、時差連動設定など、中・上級者向けの設定はeRemoteと比べると未装備です。
ただ、指定ワードで家電を一斉にオン/オフすること、あるいは、時計機能を利用し、朝の起床時などのタイマー設定は可能です。
通信の仕組みは、本機はWi-FiとBluetoothを装備する方式です。
Wi-Fiは、11ac対応のWi-Fi5であり、通信安定性が高いです。
Bluetoothは、Bluetooth LEを装備です。
eRemoteには未装備だったので、Bluetoothを搭載する部分は本機の特長と言えます。
スマホの初期設定時に利便性を発揮するほか、(赤外線やWi-Fi機能を装備しない)一部のBluetooth家電も操作できるでしょう。
最近一部の照明で、Bluetoothリモコンを装備する事例があるので、それらにも対応できそうです。
赤外線の照射範囲は、最大25メートルという表記です。
ハイパワータイプのIRを装備するため、かなり強いです。
赤外線は壁に反射しつつ飛んでいくので、この部分が強いのが意味があります。
方向性は、水平方向に最大360°垂直方向に最大180°ですから、eRemoteと同じです。
音声操作は、単体ではできません。
しかし、Google Assistant・Amazon Alexa・Apple Siri搭載端末と連携可能です。
それらを利用することで、操作が可能です。
一方、eRemoteと比べて、どのような操作ができるか、比較しておきましょう。
第1に、Amazon Echo (Alexa)の場合です。
照明器具
・ON/ OFF
・ 明るさ
テレビ
・ON/OFF
・ チャンネル
・ ボリューム
エアコン
・ON/OFF
・温度(温度指定可)
・モード切替(暖房/冷房など)
他の家電
・ON/OFF
RS-WFIREX4は、eRemoteと同様に、Amazon (SmartHome Skill)に対応する上表の動作は、面倒な設定なしに可能です。
ほかの家電も、家電名の登録(扇風機・照明など)で、ON/OFFは利用できます。
ただ、設定可能なコマンドは、先ほどみたeRemoteとそう大きくは変わらない印象です。
対応する動作は、同社による【発話例の説明】をご覧ください。
第2に、Google Assistantの場合です。
照明器具
・ON/ OFF
・ 明るさ
テレビ
・ON/OFF
・ チャンネル
・ ボリューム
エアコン
・ON/OFF
・モード(暖房/冷房)
・温度(温度指定可)
本機も、Google (SmartHome Direct Action) が公式に許可する、上表の動作をフォローします。
対応する動作は、同社による【発話例の説明】に詳しいです。
第3に、Apple Home Pod mini (siri)の場合です。
照明器具・テレビ・エアコン
・ほぼ全ての動作に対応可
こちらの場合も、eRemoteと同じで、「Siriショートカット」に公式対応します。
この部分もeRemoteで説明したのと同じです。
スマホを中継点にせざるを得ないという限界があります。
Appleは個人情報保護を重視するため、この仕様なのかと思います。
外出先からの操作は、対応します。
特に費用もかからず、外出先からエアコンなどが操作できます。
eRemoteと比較する場合、スマホへの通知ほか、新機種になってGPS連動で「自宅1km手前で、エアコンを自動的にON」のような操作には対応するようになりました(ジオフェンス)
搭載されるセンサーは、温度・湿度・照度センサーです。
先述のように、センサーは、アンテナ形状の先端にあるので、本体の発熱の影響を受けにくいと言えます。
先述の自社アプリで、湿度・温度を条件に設定を自動化できます。
smalia 環境センサー RS-BTEVS1A
¥13,580 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
応用的で高度な設定は、同社も別売のセンサーを用意します。
温湿度と、二酸化炭素濃度(空気質)のセンシングが可能です。
リモコンの設置場所と測りたい場所がことなる場合に便利です。
空気質に合わせて自動化させることも可能です。
ただ、eRemoteと比べると純正のコンセント(電源タップ)はみられませんので、換気扇などシンプルな機器との連携は難しいです。
IFFTTは、eRemoteと同じく、非対応です。
その部分を含めて、ターゲット層は、初級〜中級者においた製品と思えます。
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以上、ラトックシステムのsmalia スマートリモコンの紹介でした。
最新機の登場で、eRemoteとの差は詰まった印象です。とくに、サポート面をふくめ、初心者でも惑わずに設定できる方向性にしたのは、良い部分です。
中級者についても、内蔵センサーの多さと、IFFTTを利用しなくても、ある程度細かい連動設定ができるようになったので、オススメしたい機種になりました。
エアコンやオーディオ機器中心に細かい調整をしたいなど、上級者は引き続きeRemoteが良い部分はあります。それ以外は、予算が許せばこちらかなと思います。
基本機能も、BluetoothとWi-Fi5に対応させた上で、センサーを熱の影響を受けないように、アンテナの先に分離させたこと、赤外線が強力な部分など、良い改良が多いです。
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【2019年発売】
8・ラトックシステム REX-WFIREX4
¥5,100 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
スマホ連携;iOS/Android
赤外線方位:垂直180度・水平360度
赤外線距離:最大30m
センサー:温度・湿度・照度センサー
外出先からの操作:対応
IFTTT:対応
サイズ:45mm×45mm×15mm
なお、本機の旧機種(第4世代)となるのが、 REX-WFIREX4です。
少し安くて、小型です。
スマホアプリは、ただし、旧型(名称:スマート家電コントローラー)です。
ネットワークも、Wi-Fi4でBluetooth非対応です。
センサーは、同じ構成です。
しかし、独立したアンテナ構造ではないので、温湿度センサーが機器の温度に影響されやすいと言えます。
音声操作は、Amazon系・Google系・Apple系とも、新機種と同じく対応です。
旧機種は、コマンドについて「カスタムスキル」が利用できました。
この部分について、すこし解説しておきます。
Amazon・Googleは、双方とも、家電操作時のコマンドを自社で設定しています。
リモコンを出しているメーカーは、両社が用意したコマンドの一部を利用し、家電の音声操作に対応させています。これを「スマートホームスキル」と言います。
本機の場合、上表の動作に対応できます。先ほどみた新機種と同じです。
一方「カスタムスキル」は、Amazon・Googleが設定していない、独自の音声コマンドです。
例えば、「テレビのボリュームを一気に3あげて!」など、「スマートホームスキル」にないコマンドを作り、搭載しています。
テレビ以外の、この社のスキルの違いは、メーカーによる【Amazon Alexaのコマンド】と【Google Homeのコマンド】の表に詳しいです。
一方、「カスタムスキル」には問題点もありました。
Amazon Echo (Alexa)の場合、「Alexa!家電リモコンを使って、チャンネルを1にして!」など、起動するスキルの名前(家電リモコン)を指定し、呼びかける必要があります(=カンバセーション・アクション)。
この場合、フレーズが複雑化するため、音声認識の失敗が増えます。
失敗すると、柔軟に言葉を理解してくれない「おばかなAI」が尋ねかえしてくるので、余計なストレスもかかります。
Google Assistantの場合も、通常「OK!Google、家電リモコンを使って、テレビをチャンネルを1にして!」と、機器名を追加で発話する必要があります。
ただ、こちらについては、「ルーティン設定」で複数の発話(フレーズ)を1フレーズまとめる機能があるので、利用すれば、この問題は回避可能ではありました。
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結論的にいえば、手順も認識率もあまり良くなかったので、「無くても良い機能」だから消えたのだと思います。「スマートホームスキル」だけで十分でしょう。
IFTTTは、(将来は不明ながら)現状では「対応」のようです。
そのほか、GPSに連動させた帰宅設定に標準対応できない部分などに差が見られます。
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結論的にいえば、現状では少し選びにくいと言えます。
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【2021年発売】
9・ラトックシステム RS-WFIREXU4
¥2,070 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
スマホ連携;iOS/Android
赤外線方位:垂直360度・水平360度
赤外線距離:最大20m
センサー:温度
外出先からの操作:対応
IFTTT:対応
サイズ:70mm×15mm×34mm
一方、本機の第5世代となるのがRS-WFIREXU4です。
「REX-WFIREX5」という名前ではないのは、実際的に下位機種だったからです。
本機も、Wi-Fi5とBluetoothに非対応になります。
超小型機なので、同社の製品としては電波の飛びで少し劣るほか、センサーが温度センサーのみになります。
設置性はかなり良いですし、スマートスピーカーの連携や、外出先からの操作は可能なので、その部分では「おすすめ」できます。
ただ、先述のように、2022年機からアプリ部分で大幅な改善があったので、基本アプリでは、スマホのGPS(位置情報)に連動したON/OFFができないなど、制限もでます。
やはり、同社の製品から今選ぶならば、最も新しい製品でしょう。
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【旧製品】
10・ラトックシステム REX-WFIREX3
¥2,980 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
11・ラトックシステム REX-WFIREX2
¥4,435 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
【外出先からの操作に非対応】
12・ラトックシステム REX-BTIREX1
¥3,973 楽天市場 (1/27執筆時)
13・ラトックシステム REX-BTIREX2
¥4,378 ドコモ限定 (1/27執筆時)
ラトックシステムは、1年ごとに新製品を更新してきたため、(さらに昔の)旧製品が多く市場に残っています。
ただ、形状の割に、電波の飛びが悪いほか、2019年機で示した弱点も当然ですが持ちます。。
REX-BTIREXシリーズについては、外出先からの操作ほか、スマートスピーカー連携にも非対応になります。選ばない方が良いでしょう。
1-3・Natureのスマートリモコン
続いて、日本のNatureが販売するスマートリモコンです。
同社は、スマートリモコンで「名を挙げた」ベンチャー企業といえます。最近は、新電力にも参入し、同社のスマートリモコンとの「コラボ」を図っています。
【Alexa対応】【Google対応】【Siri対応】
【2020年8月発売】
14・Nature Remo 3 Remo-1W3
¥11,919 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
スマホ連携;iOS/Android
赤外線方位:
赤外線距離:
センサー:温度・湿度・照度・人感
外出先からの操作:対応
IFTTT:対応
サイズ:70mm×70mm×18mm
Nature Remo 3は、日本のNatureが販売するスマートリモコンです。
大きさは、直径70mm x 高さ18mmです。
本機も、かなりの小型と言えます。
Nature Remo
¥0 Apple App Store
Nature Remo
¥0 Google Play
対応するスマホは、こちらの場合も、iOS/ Androidです。
既存の他社に比べると、UIがとても美しいのが特長です。
思わず使いたくなるデザインであり、ここ10年で成功しているデザイン系家電メーカーの特長をしっかり持ち合わせています。
タイマー設定や、センサーを利用したトリガー設定など、感覚的に処理できます。
通信の仕組みは、他社と同様です。
Wi-Fiを利用する型式で、スマホをリモコン化する仕組みが取られます。
また、外出先からの操作のために、ID・PWの提供が必要な点も同様です。
mornin’ plus
¥7,220 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
なお、Bluetoothも搭載です。ただ、操作利用できるのは、mornin’ plusという、電動カーテンシステムに限られます。
赤外線の照射範囲は、詳しい説明はありません。
ただ、本体の形状を確認すると、この部分での優位性はあまりないでしょう。
外出先からの操作は、こちらも対応します。
エアコンなどを帰宅前にONにできます。
GPSとの連動もできますが、UIの作り方がうまいので、ルールの設定が簡単です。
ここが本機に人気がある理由の1つです。
音声操作は、Amazon Echo・Google Home・Apple HomePodに公式対応です。
こちらも、順番にざっとみておきます。
照明器具
・ON/ OFF
・ 明るさ
・ 常夜灯
テレビ
・ON/OFF
・ チャンネル(BS/CS/地デジ切替)
・ ボリューム
・再生・一時停止操作
エアコン
・ON/OFF
・温度
・モード切替(暖房/冷房など)
・風量
・スイングのON/OFF
他の家電
・ON/OFF
第1に、Amazon Echo (Alexa)の対応操作です。
上表の茶色で示した部分は、他社機のスキルではみられなかった対応動作です。
他社機でも、アプリで細かい設定をすれば対応できる部分もありますが、スマートスキルとして多く対応してくれるほうが「楽」でしょう。
詳しくは、同社の【スキル一覧】に現段階のリストがあります。
照明器具
・ON/ OFF
・ 明るさ
・ 調色
テレビ
・ON/OFF
・ チャンネル(BS/CS/地デジ切替)
・ ボリューム
エアコン
・ON/OFF
・温度(温度指定可)
・モード切替(暖房/冷房など)
・風量
・スイングのON/OFF
他の家電
・ON/OFF
第2に、Google Assistantの対応操作です。
こちらも表の茶色で示した部分は、調査時他社が対応していないものと言えます。
詳しくは同社の【スキル一覧】に、現段階のリストがあります。
一方、AppleのHomePod mini(seri)については、本機も、Siriショートカットを介する形式で可能です。
ただし、純正アプリから設定するのではなくiOS自体の設定を利用する方式なので、やや「上級者向け」です。
搭載されるセンサーは、温度・湿度・照度・人感センサーが内蔵です。
センサーによるエアコン周りの設定は、他社機を無双しています。
別売のセンサーを買わずに済む点も、親切です。人感センサーでは「人がいるとき○○する」も設定が可能です。
Nature Remo E lite
¥17,820 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
そのほか、各社のスマートメーカー(電気メーター)の使用料を見れる、少し面白い周辺機器も用意されます。
最近は、電力会社各社のサイトでも見れますが、「リアルタイムで確認できる」という部分に、一定の価値があります。
一方、別売の外部センサーやコンセント類などは、ここまで見た主要2社と違って、未発売です。
そのため、例えば、リモコンのある場所以外の温湿度などは把握できません。
しかし、IFTTTを使うことで、対処は可能です。
IFTTT
¥0 Apple iTunes Store
IFTTT
¥0 Google Play
IFFTTは、先ほど他社機でも説明しました。
サードパーティー製の、各社の家電リモコン・スマートスピーカー・アプリ・センサーなどの連携サービス(アプリ)です。
「もし、○○」になったら「××」を実行するという操作が、メーカー横断的にできます。
本機は、IFTTTに、公式対応します。
そのため、設定の手間さえ考えなければ、他社のセンサー類と自由に連携可能です。
その点で、他社機より自由度が高い一方で、IFTTTが英語アプリ・課金アプリである部分で、上級者向けの製品とも言えます。
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以上、Nature Remoの紹介でした。
IFTTTに対応する部分と内蔵センサーの数が多い点で、超上級者でも面白く使える部分がある機種です。
この部分を重視したい方には、現状とくに向く機種です。
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【2021年発売】
15・Nature Remo mini 2 Premium REMO-2B2
16・Nature Remo mini 2 Premium REMO-2N2
¥8,980 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
【2020年発売】
17・Nature Remo mini2 Remo-2W2
¥6,480 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
スマホ連携;iOS/Android
赤外線方位:
赤外線距離:
センサー:温度
外出先からの操作:対応
IFTTT:対応
サイズ:70mm×70mm×18mm
なお、下位機種として、Nature Remo mini2 の販売もあります。
サイズは、5.8cm四方とやや小型な機種です。
新旧両機種あります。
2021年モデルは「プレミアムモデル」として、塗装をマット調のブラックにした上で、旧型より、1.5倍の赤外線飛距離を謳います。それ以外は、2020年モデルと同じです。
ただ、2021年機にしても、Nature Remo との比較ではない点と、センサーが温度センサーだけという点には注意です。
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いずれにしても、豊富なセンサーが自慢のシリーズなので、できれば上位機種を選びたいところです。
1-4・IO-DATAのスマートリモコン
続いて、日本のPC周辺機器メーカーのアイオーデータのスマートリモコンです。
誰でも知っている大手のPC周辺機器メーカーです。2020年からの参入と新しいので、他社に対して、どの部分が優位なのかが重要になります。
【Alexa対応】【Google対応】
【2020年発売】
18・IODATA HS-IRR01
¥1,732 Amazon.co.jp (1/27執筆時)
スマホ連携;iOS/Android
赤外線方位:360度
赤外線距離:7メートル
センサー:温度
外出先からの操作:対応
IFTTT:
サイズ:73mm×73mm×33mm
おうちスマートHS-IRR01は、アイオーデータの販売する製品です。
形状的には後ほどみる中国のSWEなどと似ていますが、アプリやサーバーは、自社製です。
日本では知られたPC周辺機器メーカーですので、IDを預ける部分での安心感はあります。
大きさは、直径73mm x 高さ33mmです。
小型と言えます。
おうちスマート
¥0 Apple App Store
おうちスマート
¥0 Google Play
対応するスマホは、本機もiOS/ Androidです。
大手が自社名で出すアプリですし、UIを含めてしっかりしています。
1アクションでの連動設定(一括操作)も設定できます。ただ、AV機器の連動設定については、リンクジャパンほど、細かい設定はできません。
家電の登録作業も、各社のプリセットがありますし、もちろん、学習機能もあるため、問題ないです。
音声操作は、GoogleとAmazon Alexa双方に対応します。
ただし、対応するアクションについては、説明書を含めて情報非開示です。
実際的に、エアコンとテレビの電源操作以外は、少なくとも保証されないと言えます。
通信の仕組みは、Wi-Fiを利用する型式です。
外出先からの操作のために、ID・PWの提供が必要な点も他社と同様です。
赤外線の照射範囲は、360度で、7メートルです。
必要十分でしょう。ただ、図解の仕方をみると、センサー全方向に向けてという意味ではないようです。
外出先からの操作は、本機も対応します。
他社同様に、スマホのGPSと連動させての「自動化」も可能です。
そのほか、自宅内外で、地域の天気や日没・日照時間・時刻などを利用した設定も可能です。
この部分は、多機能であり、問題ないです。
搭載されるセンサーは、温度センサーです。
シンプルによく使うセンサーだけ載せた印象です。
IFTTTは、対応情報がないです。
加えて、純正の周辺機器の展開もありません。
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以上、IODATA HS-IRR01 の紹介でした。
OSや、ID管理を含めて、大手メーカーが出す部分で信頼性はあります。
一方、「スマホのリモコン化」の部分では、本機は問題ない性能ですが、AIスピーカーを利用する音声コントロールの部分は、大きな課題です。
その部分に注目する場合は、候補にはなりません。
次回に続く!
スマートリモコンのおすすめ機種は結論的にこれ!
とううわけで、今回は、スマートリモコンの比較でした。
しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。
2・スマートリモコンの比較 (2)
2-1:SwitchBot 〈中国〉
2-2:ソニー〈日本〉
2-3:SmartLIfe 〈中国〉
2-4:その他〈各社〉
2-5:最終的なおすすめ機種の提案
続く2回目記事(こちら)では、以上各社のスマートリモコンを紹介します。
ソニーの「照明一体型」など、一風変わった各社のスマート家電リモコンも紹介するつもりです。スマホのリモコン化 ★★★★★
音声コントロール ★★★★★
外出先からの制御 ★★★★★
赤外線の強さ ★★★★★
高度な設定 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、ここまで紹介してきた全機種から、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を改めて提案します。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
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