1回目記事からの続きです→こちら
2-1・MEYERの料理用鍋の比較
2回目記事のトップバッターは、マイヤーの製品です。
アメリカの調理器具ブランドとなります。硬質アルマイト加工など堅牢な製品を展開し、日本でも一定の人気があります。アルミとステンレス双方の製品展開です。
1・人気ブランドの鍋の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ティファール〈フランス〉
1-3:ルクルーゼ〈フランス〉
1-4:ストウブ〈フランス〉
1-5:バーミキュラ〈日本〉
2・人気ブランドの鍋の比較 (2)
2-1:MEYER〈米国〉
2-2:フィスラー〈ドイツ〉
2-3:サーモス〈日本〉
2-4:遠藤商事〈日本〉
3・人気ブランドの鍋の比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた 「選び方の基本」に沿いながら各機をみていきます。
----また、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【片手鍋・16cm】
31・Meyer ミッドナイト 片手鍋 MNH-S16
¥5,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:897g(蓋あり)
満水容量:
【両手鍋・20cm】
32・Meyer ミッドナイト 両手鍋 MNH-W20
¥7,380 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:1365g(蓋あり)
満水容量:
タイプ:IH兼用
基材:アルミ(プレス/アルマイト処理)
コーティング:フッ素
蓄熱性:
ミッドナイトは、マイヤー(Meyer) のエントリークラスの鍋です。
従来の入門機だったサーキュロン ウルティマムの代わりに日本に投入された製品です。

タイプは、IH兼用のフッ素コートのアルミ鍋です。
アルミ鋳物ではなく、プレス加工でつくられた普及機です。底面はIH兼用にするためにステンレスにしています。
コーティングは、(無名の)フッ素加工です。
あまり詳しい説明はないです。
ただ、米国はFDA(連邦食品医薬品局)が調理器具用の塗料の認定もしているので、その部分で安心感があります。PFOAフリーです。
一方、基材のアルミは硬質アルマイト加工がなされます。いわゆるアルミナですが、同社は、これでアルミを通常より8倍に強度を高めたとされます。
今回は、フライパンの話ではないのでコートにはあまり「深入り」しませんが、セラミック加工のような硬度をもたせる工夫です
ラインナップは、2種類です。
18cmのガラス鍋と、20cmの両手鍋です。
重さは、いずれもふた込みの重さですので、軽めです。
プレスのアルミは素材的な利点で、他方式より利点があります。

なおマイヤーは、日本企業同様にコーティングの耐摩耗性を公開しますが、本機は、廉価版なので、非開示です。
食器洗い機は、利用可能です。
--
以上、マイヤーのミッドナイトの紹介でした。
メーカーとして信頼性の高い点では、T-Falに並びます。
とくに、片手鍋は軽量性をある程度担保しつつ、剛性を高めていますし、エントリークラスとはいえ、仕様に主張があり、良いと思います。
両手鍋は、軽くないですが、どこからでも汁物を注ぎやすいフレアリム(縁に向けてのカーブ)で、形状的な工夫もあります。ガラス蓋もしっかり密閉できそうですし、その部分でも良い製品に思えます。

【2016年発売】
【片手鍋 16cm】
33・マイヤー マキシム エスエス MXS-S16
¥4,680 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:864g(本体は588g)
満水容量: 2.1L(1.5L推奨)
【両手鍋 20cm】
34・マイヤー マキシム エスエス MXS-W20
¥11,560 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:1355g(本体は930g)
満水容量: 4.0L(2.7L推奨)
【両手鍋 24cm】
35・マイヤー マキシム エスエス MXS-W24
¥12,100 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:1815g(本体は1260g)
満水容量: 6.0L(4L推奨)
タイプ:IH兼用
基材:ステンレス
コーティング:なし
蓄熱性:
マキシム エスエスは、アメリカのマイヤーの販売する人気の鍋です。

タイプは、IH兼用のステンレス鍋です。
こちらも底面はアルミニウムも利用し、ステンレスの難点である、熱伝導性を高めています。このあたりのことは、甲乙を含めて「選び方の基本」で詳しく書きました。

サイズ構成は、16cmのみ片手鍋で、20cmからは両手鍋の3構成です。
なお、取っても含めて金属製となります。
重さは、マイヤーもT-Falと同じで「ふた込み」の重さです。
重層感があるふたなので、それを除外して考えれば、片手鍋については「軽め」です。
両手鍋の場合も、そう重くないですし、用途的にも問題ないです。

コーティングは、なされません。
以前は、16cmの雪平鍋があり、そちらはフッ素加工がありました。
しかし、現在は、終売です。
あくまで、焦げ付かないような煮込み料理に向く製品といえます。
利用できる料理は、煮込むです。
揚げるについては明確に許可する文言はないです。
少なくとも16cmは(小さいので)避けた方が良いでしょう。オーブンは、禁止です。
食洗機は、はっきりとNGという記載はないです。
ただし、手洗いが推奨です。
---
以上、マイヤーのマキシムの紹介でした。
ハンドルも金属で、乱暴に使わなければ長持ちしそうな製品です。
デザイン面も優れますし、選んでも良いでしょう。ただし、繰り返しますが、「選び方の基本」で詳しく書いた ステンレス系に共通する「お約束」を守れるかたに向きます。

【片手鍋 16cm】
36・マイヤー ヘスタン ナノボンド HTN-S16
¥60,500 楽天市場 (12/1執筆時)
重さ:1050g(本体は795g)
満水容量:
【片手鍋 18cm】
37・マイヤー ヘスタン ナノボンド HTN-S18
¥66,000 楽天市場 (12/1執筆時)
重さ:1135g(本体は840g)
満水容量:
【片手鍋 20cm】
38・マイヤー ヘスタン ナノボンド HTN-S20
¥71,500 楽天市場 (12/1執筆時)
重さ:1442g(本体は1105g)
満水容量:
【両手鍋 20cm】
39・マイヤー ヘスタン ナノボンド HTN-W20
¥71,500 楽天市場 (12/1執筆時)
重さ:1330g(本体は995g)
満水容量:
タイプ:IH兼用
基材:ステンレス
コーティング:ナノボンド(チタン)
蓄熱性:
ヘスタン ナノボンドは、米国のマイヤーの日本におけるフラッグシップとなる鍋です。
23-24年に従来の2倍近くなる大幅に値上がりがあり、超高級品になりました。

タイプは、IH兼用のステンレス鍋です。
同社の「プレミアム」なラインですので、鍋自体も相当美しいフォルムです。
マイヤーは世界各地に工場がありますが、本製品は、イタリア製ということも売りです。
一方、明確な説明はないですが、本体価格と「多重構造」という説明からすれば、底面だけでなく、側面も3層の「フルクラッド3層ステンレス」になると思います。

コーティングは、一方、フッ素のようなものはコートないです。
ただチタン粒子を蒸着して作られたチタン層(ナノボンド)が表層です。
ステンレスの4倍の硬度で表面が傷つきにくい点、熱伝導性が良く強火でもオーブンでも利用できる点で優れます。
鍋の底面は、本機もアルミ層があり、ステンレスの欠点である熱伝導性の悪さの対策があります。
利用できる料理は、煮込む、揚げるです。
なお、オーブン加熱も対応できます。耐熱温度は700度なので、一般的なフッ素樹脂(300度前後)と違って、数字の上でもだいぶ強靱です。
なお、揚げ物は公式には対応といっていませんが、事実上可能でしょう。ただ、16cmは油の飛び散りを考えても、やめた方が良いです。
重さは、満水容量の公開がないので、他機と比較はできません。
片手鍋(16cm)の場合、内底面の直径が150mmで深さが76mmです。
下位機種のエスエスだと139mm×100mmです。
ただ、本機の方が上に向かって広がりがある形状なので、満水容量(適正容量)も、重さも下位機とそう変わらないように見えます。

耐久性は、一方、本機は、しっかりしたハンドル接合です。
その部分を含めて、「一生もの」系でしょう。
食洗機は、注釈付で対応です。
ただ、洗剤によってはツヤが落ちる危険性が指摘があります。
基本手洗いでしょう。
メンテナンスは、「ナノボンド加工」なので、通常のステンレスよりは汚れ落としは「楽」とされます。
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以上、マイヤーのヘスタンの紹介でした。
費用対効果の部分は高級調理器具なので置いておきますが、機能性と美しさを兼ね備えたプロ用製品をお探しの場合、良い選択肢です。
作りも外観も「一生もの」と言って良いもので、
値段はとびきり高いですが、見合った性能を期待できます。
2-2・フィスラーの料理用鍋の比較

続いて、ドイツのフィスラーの鍋です。
日本だとアウトレットモールなどでも店舗をよく見かけるドイツの著名ブランドです。
ここまで、ティファール(仏)・マイヤー(米)とステンレス系をみてきましたが、ドイツのフィスラーは、職人の国ドイツらしく、機能美重視のデザインです。

【2022年発売】
【16cm ソースパン】040-153-16-100/0
40・Fissler サンフランシスコ 040-153-16-100
¥4,840 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:600g(蓋なし)
満水容量: 1.35L(適正容量 0.75L)
【16cm シチューポット】040-113-16-000/0
41・Fissler サンフランシスコ 040-113-16-000
¥4,380 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:1000g(蓋あり)
満水容量: 2.1L(適正容量 1.5L)
【16cm キャセロール】040-123-16-000/0
42・Fissler サンフランシスコ 040-123-16-000
¥4,742 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:900g(蓋あり)
満水容量: 1.35L(適正容量 0.75L)
【20cm キャセロール】040-123-20-000/0
43・Fissler サンフランシスコ 040-123-20-000
¥4,448 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:1300g(蓋あり)
満水容量: 2.3L(適正容量 1L)
【20cm シチューポット】040-113-20-000/0
44・Fissler サンフランシスコ 040-113-20-000
¥6,280 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:1400g(蓋あり)
満水容量: 3.6L(適正容量 2L)
【24cm シチューポット】040-113-24-000/0
45・Fissler サンフランシスコ 040-113-24-000
¥9,900 楽天市場 (12/1執筆時)
重さ:2220g(蓋あり)
満水容量: 5.6L(適正容量 4L)
タイプ:IH兼用
基材:ステンレス
コーティング:なし
蓄熱性:
Fissler サンフランシスコは、ドイツのフィスラーの販売するステンレス製鍋です。

同社の、複数のステンレス製鍋を展開しますが、値段的に家庭向けと言えるのは、こちらの「サンフランシスコ」です。
入門機は「地名シリーズ」的な名前をつけるようで、以前は「ボン キャセロール」というものがありました。

タイプは、IH兼用のステンレス鍋です。
底面は3層(底厚三層カプセル構造)で、その部分は熱伝導性が良いアルミも使います。
その構成は、同価格帯の他社の場合と同じです。
コーティングは、本機もなされません。
重さは、20センチのキャセロール(両手鍋)で1.3kgです。
なお、16cmのソースパンだけ片手鍋ですが「とって」も金属で、軽めです。
ただし、こちらだけ、上ぶたが付かない点に注意してください。
利用できる料理は、煮込む、揚げるです。
「揚げる」はフィスラーはステンレス製品全体として許可する記述です。
ただ、一機ごとの話ではないので、16cmだと小さすぎる気がします。
オーブンも220度までなら対応です。ただし、ガラスふたの耐熱は80度です。

無水調理は、一方、対応の明記があります。
出てきた水蒸気でフタが「ウォーターシール」されるという説明に止まりますが、実際、野菜の無水調理は可能です。。
ただし、ステンレス製で蓄熱性があまり期待できないので、鍋素材に由来の火力のバッファーは、鋳鉄鋳物のホーロー鍋ほど期待できないでしょう。
つまり、1回目記事でみたホーロー系の2社(ストウブ・バーミキュラ)よりしっかりと、火加減は「見張る」必要はありそうです。
とはいえ、本格的ではないにせよ、水分率の高い野菜や少量の水で「アシスト」するならば、実用水準にありそうです。
食洗機は、対応です。
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以上、フィスラーのサンフランシスコの紹介でした。
一方、やや硬めのデザインは好みが分かれますが、こうした「職人魂」を感じるデザインは、個人的には好きです。
ステンレス系の鍋を探している方で、「無水調理」を試したい場合は候補になりそうな製品です。ただ、先述のように、ホーロー系2社ほど「専門特化」した仕様ではないので、あくまで「オプション」として、試してみたい場合の話です。
そちらを優先するならば、蓄熱性が担保されるそれらのほうが良いでしょう。
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【セット】040-113-05-000/0
46・Fissler サンフランシスコ 040-113-05-000
¥31,490 楽天市場 (12/1執筆時)
シチューポット 16,20,24cm
キャセロール 20cm
ソースパン 16cm
ガラスふた 16, 20,24cm
なお、このシリーズは入門向けということで、お得なセット販売があります。
個人的には、(アジア系の国の料理もするので)ステンレス鍋だけ多くても少し困る感じなのですが、一気に揃えたい場合はかなり安いです。

【オリジナルプロフィコレクション】
【2021年発売】
【16cm ソースパン】
47・Fissler プロフィ 084-158-16-100
¥24,431楽天市場 (12/1執筆時)
重さ:1000g(蓋なし)
満水容量: 1.6L(適正容量 1L)
【16cm キャセロール(両手鍋)】
48・Fissler プロフィ 084-138-16-000
¥30,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
48・Fissler プロフィ 084-138-16-000 PS
¥24,100 楽天市場 (12/1執筆時)
重さ:1400g(蓋あり)
満水容量: 1.6L(適正容量 1L)
【16cm シチューポット】
49・Fissler プロフィ 084-128-16-000-A
¥28,710 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
49・Fissler プロフィ 084-128-16-000 PS
¥22,330 楽天市場 (12/1執筆時)
重さ:1400g(蓋あり)
満水容量: 2.2L(適正容量 1.5L)
【20cm キャセロール(両手鍋)】
50・Fissler プロフィ 084-138-20-000-A
¥30,690 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
50・Fissler プロフィ 084-138-20-000 PS
¥34,100 楽天市場 (12/1執筆時)
重さ:2000g(蓋あり)
満水容量: 2.9L(適正容量 1.5L)
【20cm シチューポット】
51・Fissler プロフィ 084-128-20-000-A
¥35,200 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
51・Fissler プロフィ 084-128-20-000 PS
¥35,200 楽天市場 (12/1執筆時)
重さ:2200g(蓋あり)
満水容量: 4.2L(適正容量 3L)
【24cm キャセロール(両手鍋)】
52・Fissler プロフィ 084-138-24-000-A
¥35,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
52・Fissler プロフィ 084-138-24-000 PS
¥39,600 楽天市場 (12/1執筆時)
重さ:2900g(蓋あり)
満水容量: 4.9L(適正容量 3L)
【24cm シチューポット】
53・Fissler プロフィ 084-128-24-000-A
¥35,800 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
53・Fissler プロフィ 084-128-24-000 PS
¥40,700 楽天市場 (12/1執筆時)
重さ:3200g(蓋あり)
満水容量: 6.7L(適正容量 5L)
タイプ:IH兼用
基材:ステンレス
コーティング:なし
蓄熱性:
オリジナルプロフィコレクションは、ドイツのフィスラーの販売するステンレス製鍋のハイエンド機です。
旧名は「フィスラープロコレクション」でしたが、2021年から名称をドイツ風に変更し、デザインも少し変えました。
なお、Amazon系は型番製品を含めて、同じサイズならば性能は同じです。

タイプは、IH兼用のステンレス鍋です。
「プレミアムスチール」という名称を使っていますが、(詳細は不明ながら)ステンレスの仲間です。
外装は、サテン仕上げです。
同社を代表する高級鍋として、後述するように独自の工夫が色々あります。

底面は、3層の「クックスター底面」です。
3層構造である点などは、下位機種を踏襲します。
ただ、アルミ層の厚みを2mmほど強化した8mmで、熱伝導性を高めています。
一方、側面までアルミがあるフルクラッド3層ではないと思います。
重さは、20センチのキャセロール(両手鍋)で2kgです。
ふた込みの重さとは言え、軽量性はあまり重視しないといえます。
ただ、本機はプロ向けそこは問題とならないと言えます。長く使えるでしょう。

利用できる料理は、煮込む、揚げるです。
本機も、ウォーターシールの工夫で無水料理は(同社基準で)対応水準とします。
その上で、底面中央に凹みを持たせることで、熱対流を促す工夫(凝縮プラス曲率)もみられます。
中が見えない金属ふたを採用したのは、この部分を重視したためでしょう。
食洗機は、対応です。
保証は、15年です。
下位機(1年)と違い、このクラスはさすがに長いです。
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以上、フィスラーのプロフィコレクションの紹介でした。
下位機と比べて、外観は1ランク上です。機能的には、熱伝導性ほか、とくに無水調理の部分がやや強化しています。
若干重めなのが難点ですが、ハンドル部分を含めて耐久性は良さそうです。「一生もの」グレード」といって良いでしょう。
ただし、冒頭の「選び方の基本」に書いたような、調理面、メンテ面での、ステンレス特有の「注意点」を守れるかたに向くのは変わりません。
2-3・サーモスの料理用鍋の比較

続いて、日本のサーモスの鍋です。
もとは米国由来の日本企業で、どちらかといえば水筒などの保温器具にプレゼンスがある会社です。しかし、調理器具の展開もあります。

【片手鍋・16cm】KNA-016S R
54・サーモス KNA-016S-R
¥2,127 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:500g(蓋なし)
満水容量: 1.4L
【片手鍋・18cm】KNA-018S R
55・サーモス KNA-018S-R
¥2,273 Amazon.co.jp (12/1執筆時
重さ:600g(蓋なし)
満水容量: 2.0L
【片手鍋・20cm】KNA-020S R
56・サーモス KNA-020S-R
¥2,409 Amazon.co.jp (12/1執筆時
重さ:700g(蓋なし)
満水容量: 2.7L
タイプ:IH兼用
基材:アルミ(プレス加工)
コーティング:フッ素
蓄熱性:
デュラブルシリーズ クックパンKNAは、サーモスの販売するハンドル付の鍋です。
タイプは、IH兼用のフッ素コートのアルミ鍋です。
ティファールにもあった普通のフッ素コーティングをなした、プレスのアルミ鍋です。
扱いやすい初心者向きの鍋とも言えます。

コーティングは、耐摩耗性 デュラブルコートです。
3層コートです。層数だけで言えば4層だったT-Fal(アンリミテッド)に及びません。
トップコートは硬質フィラーを配合したとの表記です。
詳しい説明がないですが、フッ素コートにみられる何かしらの粒子を含有させることで、コートの堅牢性(ハゲにくさ)を高めたものでう。
種類は不特定ですが「硬質」とあるので、炭素系・チタン系・セラミック系の何かしらだとは思います。
なお、底面はIH兼用にするために、ステンレスの張り地があります。
ラインナップは、3種類です。

【18cm 20cm対応】(16cmもあり)
折りたたみスタンド式フタ KLG-001
¥1,655 Amazon.co.jp (12/1執筆時
重さは、18cmの片手鍋で600gです。
T-Falより軽いくて安いですが本機はガラスふたが別売で、重さに入りません。
とはいえ、純正を利用する場合、重さが300gなので、サイズ(満水容量)で比べても、T-Falよりは、やや「軽め」とは言えます。
一方、鍋の内径が同じでも、注ぎ口がある関係で満水容量はT-Falに対して「差」があるので、汁物を多めに作る場合、注意してください。
利用できる料理は、煮込むです。
揚げ物は、18cm以上はできるとの記載ですが、IHでは禁止とされます。
オーブン利用は、禁止されています。冷凍庫も禁止です。
食器洗い機も、非対応です。
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以上、サーモスのデュラブルシリーズ クックパンKNAの紹介でした。
本体が軽めなのが良い点です。一方、揚げ物ほか、食洗機やオーブンに対応しないなど、割と制限がある部分をふまえると、若干耐久面にしわ寄せがいっていそうな仕様です。
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【片手鍋・16cm】KNB-016S GY
57・サーモス KNB-016S-GY
¥1,782 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:500g(蓋なし)
満水容量: 1.4L
【片手鍋・18cm】KNB-016S GY
58・サーモス KNB-018S-GY
¥2,000 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:600g(蓋なし)
満水容量: 2.0L
【片手鍋・20cm】KNB-016S GY
59・サーモス KNB-020S-GY
¥2,273 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:700g(蓋なし)
満水容量: 2.7L
タイプ:ガス火専用
基材:アルミ(プレス加工)
コーティング:デュラブル(3層)
蓄熱性:
なお、サーモスは、本体色がグレーの製品(クックパンKNBシリーズ)もあります。
こちらは「ガス火専用」です。
底面にステンレスの張り地がない分軽い(はず)ですが、同社の場合、重さを100g単位で四捨五入するので、表記は変わりません。
見た感じ、極薄で20-30gの張り地なので実際そうなるでしょう。
なお、揚げ物は(ガス火なので)先ほどの機種同様16cm以外は対応です。オーブンは禁止で、食洗機も同様に禁止です。
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結論的にいえば、重さなどより本体の値段面で、ガス火ユーザーの場合選択肢にできると言えます。
2-2・TGK遠藤商事の料理用鍋の比較

続いて、日本のTGK 遠藤商事の鍋です。
新潟の燕三条のキッチンウェアの会社です。
業務用が多いですが、面白い雪平鍋があったので、取りあげます。

【16cm】
60・遠藤商事 業務用 TKG 雪平鍋 AYK7301
¥\3,264 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:470g(蓋なし)
満水容量: 1.2L
【18cm】(19〜24cmもあり)
61・遠藤商事 業務用 TKG 雪平鍋 AYK-7302
¥3,498 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:530g(蓋なし)
満水容量: 1.7L
タイプ:ガス火専用
基材:アルミ(プレス加工)
コーティング:フッ素
蓄熱性:
AYK7301などは、遠藤商事が発売する鍋です。
基材は、プレス加工されたアルミです。

テフロンクラシック ★★☆☆☆
テフロン(無印) ★★★☆☆
テフロンプラチナ ★★★★☆
プラチナプラス ★★★★★
プロファイル ★★★★★★
コーティングは、テフロン加工明記です。
テフロンはコートの強度でグレードがありますが、入門用のクラシックです。
筑前煮など炒めにも多用する場合は少し注意ですが、先述のように鍋なら、この程度でも良いような気もします。
鍋の底面は、ガス火なので張り地はない(アルミ)です。
本体は、いずれもガス火専用です。
ラインナップは、16cm・18cmほか、19cm・20cm・24cmもあります。
重さは、16cmで470g、18cmで530gです。
ガラスふたは付かない製品ですが、同サイズのT-Falと較べた場合でも、約40%ほどは軽いと言えそうです。
ただ、尻つぼみの形状なので、満水容量は鍋サイズに対して少なめです。とはいえ、雪平鍋の用途としては問題ないですし、普通の鍋よりも軽量と言えます。す。

テフロンクラシック ★★☆☆☆
テフロン(無印) ★★★☆☆
テフロンプラチナ ★★★★☆
プラチナプラス ★★★★★
プロファイル ★★★★★★
コーティングは、フッ素加工です。
テフロンとの表記なので、米国ケマーズ社のコーティング技術が使われています。
テフロンはコートの強度でグレードがありますが、入門用のクラシックです。
筑前煮など炒めにも多用する場合は少し注意ですが、先述のように鍋なら、この程度でも良いような気もします。
利用できる料理は、煮込むです。揚げる用途や、オーブンは想定していません。
食器洗い機も、対応可否の明記はありません。
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以上、遠藤商事AYK7301などの紹介でした。
軽量な雪平鍋で、フッ素系加工がある製品は珍しいです。とくに、1.2Lの16cmは超軽量なので、ちょっとだけ出汁をとりたいなどの場合に割と便利に思います。
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【16cm】
62・遠藤商事 業務用 TKG 雪平鍋 AYK7101
¥3,456 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:490g(蓋なし)
満水容量: 1.2L
【18cm】(19〜24cmもあり)
63・遠藤商事 業務用 TKG 雪平鍋 AYK-7102
¥3,825 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
重さ:560g(蓋なし)
満水容量: 1.7L
タイプ:IH兼用
基材:アルミ(プレス加工)
コーティング:フッ素
蓄熱性:
重さ:1.3kg/18cm(蓋なし)
なお、遠藤商事のTKG 雪平鍋は、IH兼用タイプがあります。

鍋の底面素材は、ステンレス張り地ですが極薄型で、軽量性重視です。
ガス火に対して20g-30gほど重いだけですし、優秀に思えます。あとは同じです。
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【IH兼用】【18cm】(15cm-24cmもあり)
13・ 業務用 IHセレクト2層クラッド 雪平鍋 AYK8302
¥3,950 Amazon.co.jp (12/1執筆時)
このほか、遠藤商事からは、ハンドル部分がプラスチックの製品もあります。ハンドルが熱くなりにくい点で安全ですが、雪平鍋の利用法を考えると不要と言えば不要です。
こちらは、左右の注ぎ口と目盛りがない点、ハンドルの分、重さもある点が注意点です。
これならば、T-Falのソースパンで良い気もします。
次回に続く!
人気のブランド鍋のおすすめは結論的にこれ!
というわけで、各社のブランド鍋の比較の2回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ続きます。

3・人気ブランドの鍋の比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
本体の軽さ ★★★★★
蓄熱性 ★★★★★
耐久性 ★★★★★
メンテしやすさ ★★★★★
無水調理 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
最終回の3回目記事(こちら)では、ここまで紹介してきた全ての鍋から、いつものように、Atlasのおすすめ機種!をあげていきます。
引き続きよろしくお願いします。
3回目記事は→こちら
