【今回レビューする内容】2025年 最新プロジェクターの性能とおすすめ・選び方:家庭用: ホームシアター向けほか:人気機種の違いと性能人気ランキング
【比較する製品型番】EPSON EH-TW850 dreamio EF-22 EF-22B EF-22N EF-21W EF-21R EF-21G EH-TW750 EH-TW750S Lifestudio Pop EF-61G EF-61W Lifestudio Flex EF-71 popIn Aladdin 2 Plus PA2P22U01DJ Aladdin X2 Plus PA2P22U02DJ popIn Aladdin X2 Light AX2P24U03DJ Acer Acer M511 M311
ASUS H1 JmGO N1SNebula Mars 3 D2333511 Hangzhou Dangbei Network Technology Dangbei N2 GRACBD01 db-n2 ほか
今回のお題
安くて画質の良いプロジェクターのおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2025年10月現在、最新のプロジェクターの比較です。
解像度・明るさなどの画質画の違いほか、設置距離や、ネットワーク部分の利便性に注目しながら比較します。

ホームシアター向けはもちろんのこと、業務用・モバイル用・照明兼用プロジェクターまで、目的別に分けて広く紹介しています。
解像度 ★★★★★
色表現 ★★★★★
黒の締まり ★★★★★
日中利用 ★★★★★
投影距離 ★★★★★
ゲーム利用 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、各社の「ホームシアター向け」製品を順番に紹介します。
その後、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。
よろしくお願いします。
1-1・プロジェクターの選び方の基本
はじめに、プロジェクターの「選び方の基本」の説明からです。
1・利用法によるタイプの違い
2・コントラスト比と明るさ
3・映像の傾き補正と焦点距離
4・鮮やかさと色再現性
はじめに、「基本中の基本」となる、プロジェクターのタイプの違いについて説明したあと、画質にかかわるスペックの「読み方」について解説していきます。
1・利用法によるタイプの違い
はじめに、プロジェクターのタイプについての説明からです。
プロジェクターは、各社合わせると現行機だけで100機以上あります。
この状態からだと「適切な製品は選びにくい」といえます。
しかし、「4つのカテゴリーに分けて」考えると、「選ぶべき機種」が整理できると言えます。

1・家庭用プロジェクターの比較
用途:ホームシアター(初級)
解像度:フルHD・WXGA のみ
重さ:2.5kg 〜
2・家庭用4Kプロジェクターの比較
用途:ホームシアター(上級)
解像度:4K・4K UHD のみ
重さ:3kg 〜
3・ビジネス用プロジェクターの比較
用途:プレゼン・会議室の据置
解像度:フルHD・WXGAほか
重さ:1.5kg 〜
4・小型ポータブルプロジェクターの比較
用途:寝室用・持ちはこび用
解像度:4K・フルHD・WXGAほか
重さ:300g 〜
上表は、今回の記事を書くにあたって採用する4区分です。
用途・重さ・値段で分けています。
このブログの記事自体もこれらに合わせて「4回の記事」としてに分けています。
以下、少し詳しく説明します。

第1に、フルHD・WXGAのシアター・プロジェクターです。
はじめて買う方に向けた入門用の安めのモデルが多いのが特徴です。
そのため、テレビ代わりに使うのに適したものから、バッテリー搭載型、天井照明型までバリエーションは多いです。
予算も、10万円以内で買える製品が多く、その部分を含め、最も売れているタイプです。
解像度は、多くの場合、フルHD(FHD:1920×1080)です。
要するに「地デジ・BS放送」相当の解像度です。
ただし入門機の場合、解像度が1つ下のWXGA(1280x800)の場合もあります。
今どきだと、液晶テレビは4Kであることは常識化しています。
プロジェクタの場合、しかし、今でも10円以内だとFHDであるのが普通です。
画質は、(液晶TVほどは)FHDと4Kとの画質差もないです。
プロジェクターは「投影方式」だからです。むろん、機種にもよりますが、フルHDでも映像は楽しめると考えてください。
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結論的にいえば、例えば、ちょっとTV録画した映画やNetflixなどの映画をみる程度ならば、FHD・WXGAでも十分以上の映像美が楽しめます。
10万円以上で良い機種も多くあるので、シアター用に初めて買う場合はこちらが良いでしょう。
こちらは、今回の1回目記事で詳しくみていきます。

第2に、4Kのシアター・プロジェクターです。
予算は、少なくとも10万円からと少し必要です。
解像度は、4K UHDです。
ただ、50万円以下の製品は「疑似4K」表示であるのが普通です。とくに、明るさを無理にあげている機種は、(真面目な)FHD解像度の機種より画質が劣る場合もあります。
4K機は、4K UHD対応の映画などを本格的に観たい方、あるいは、4K/120Hz対応の高リフレッシュレートで本格的にゲームを楽しみたい方などに売れています。
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結論的にいえば、中級者以上で、画質にこだわる場合は候補にできます。ただ、費用対効果という意味ではFHD機ほど良くないため、初めて買う方は、無理に4Kを選ばなくても良いでしょう。
なお、こうした機種は、このブログでは4K機だけを特集した2回目記事(こちら)で、詳しく扱います。説明するべきスペックがフルHDとは大きく異なるためです。

第3に、ビジネス用プロジェクターです。
多くの企業は、家庭用と分けて製品を出します。
とくに、仕事用はカーテンを引かず「日中」投影できないと駄目だので、要求スペックが異なるからです。
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こちらは、3回目記事(こちら)で、詳しく扱います。
仕事先まで持ち運べるものや、会議室などの据置・天井設置に向くものを含みます。

第4に、ポータブルプロジェクター・モバイルプロジェクターです。
主に1.3kg以下の製品で、持ち運べるタイプです。
多くの場合、バッテリーを搭載します。
さらに細分すると家庭用と仕事用がありますが、双方とも扱っています。
なお、このタイプはたいていの場合、明るさの部分で「暗いところでの利用がマスト」になる点が注意点です。
解像度は、(1.5kgほどですが)4K対応機がでています。
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こちらは、4回目記事(こちら)で扱います。なお、バッテリー搭載機は(結構重めでも)こちらで全てみています。ーーー
以上、タイプ別のプロジェクターの「選び方」について書きました。
1・家庭用プロジェクターの比較
2・家庭用4Kプロジェクターの比較
3・ビジネス用プロジェクターの比較
4・小型ポータブルプロジェクターの比較
スペック面の説明に不安のない方は、どの記事から読んでも分かるようにしていますので、どの記事から読んでいただいても、OKです。
最後に「オススメ機種」も提案し、迷わないようにしています。
ただ、シアターに考えているが「どっから読んで良いのかサッパリ分からん!」という方は、このまま読んでください。
プロジェクター全体に共通するスペック面の「選び方の基本」を書いていきます。
2・コントラスト比と明るさ

つづいて、光学部分の明るさとコントラスト比の説明です。
主に画質に変わる部分の「選び方の基本」になります。
この2つのスペックは、いずれも画質に影響する重要な部分です。
コントラスト比は、ホームシアター用としては、特に重要なスペックです。
なぜなら、TVの場合と同じで、この値が低いと、映像の奥行き感・黒の引き締まりがない、味気ない映像になってしまうからです。
スペックとしては、最低でも13000:1以上のコントラスト比があると良いでしょう。

明るさは、ルーメン(光束)という値で表します。
ランプが発する場所の光の強さを示す数値で、大きいほど日中投影に強いと言えます。
ルーメン値は、(今回紹介するような大手はともかく)、出所が不明瞭な格安品だと怪しい場合があります。

なぜなら、レンズで照射角度を狭く限ることで、スクリーン周辺部の実際の照度(ルクス)が低く中心部だけが明るいという可能性もあるからです(左図)。
こうした「ずる」を防ぐため、一部企業はANSIルーメンという値で表記をします。
これは、投影面の明るさの平均(右図)なので「ずる」はできません。
この数字を出す場合、大手以外でもANSIルーメンならば信頼性があります。とくに、モバイル用ならば、そのように言えます。
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しかし、ホームシアターの場合「その限りではない」と言えます。
以下、ANSIルーメンについて、もう少し「深掘り」しておきます。
ただ、「測定方法の違い」や「国際競争」に関わる「ややこしい」話なので、ここだけ(区切り線で分けておくので)読み飛ばしても結構です。

ANSIルーメンの測定方法は、「全白(白色)」の光が、到達地点(=スクリーン)に着いたときの明るさをの平均を出すというやり方です。
つまり、全白の明るさでありRGBカラー全体の明るさではないと言えます。
各社の投影方式の違いは、後で、詳しく書きます。
しかし、先取りして言えば、白色(全白)だけで測るならば、DLP投影式(ベンキュー・Acerほか)だと、数字は高く出やすいと言えます。

エプソンの3LCD投影式の大御所である、「全白だけでDLPと比べられても困るよ!」という話になるので、ANSIルーメンの値を出しません。
なぜなら、3LD方式の利点はカラーも含めて「明るいこと」だからです。
そのため、別の国際基準(IDMS)を利用して、全白とカラーを両方とも計測して、ルーメンを表示しています。

基準が統一されないのは「国際競争」が絡む部分もあります。
IDMSは、世界最大の投影装置の学会であるSICが定めた規格ですが、ANSIルーメンは、米国の国家規格協会が定めた規格だからです。
DLP方式は、米国にそれに強い半導体企業(テキサスインスツルメンツ)があるので、表記基準の統一は難しいでしょう。
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面倒で難解な部分を、長々と書いてしまいました。
結論的にいえば、完全にTVの代わりとして日中もお使いならば、ANSI表記でも、IDMSでも良いので、最低3000ルーメン以上を基準に選ぶと良いです。
部屋を暗くして利用する場合、いずれの数値も(さほど)重要視しなくてもよいです。
いずれにしても、初心者には、用語などが多少難しい部分です。
詳しくは、具体的に製品を紹介しながら説明していくので、この時点で「分からなくても」大丈夫です!
3・映像の傾き補正と焦点距離

つづいて、映像の傾き補正機能と焦点距離です。
映像の傾き補正機能は、設置環境的に真正面からずれて投影せざるを得ない場合、重要視するべきスペックです。
焦点距離は、投影サイズに影響する部分です。
短焦点タイプのレンズを採用する高級品は、100インチサイズの投影でも1m以内で設置できますが、そうでない場合、平均では3m前後ないと100インチより小サイズでの投影となります。
とはいえ、2mでも60インチ程度の大画面にはなるため、過度には心配しないでください。100インチ投影に必要な距離についても、このブログでは簡単に紹介していきます。
4・鮮やかさと色再現性
つづいて、鮮やかさと色再現性です。
ホームシアターでは重要な部分です。
50万円以下のプロジェクターだと現状で大きく分けて、DLP・3LCD方式(=浸透型3LCD)という投影方式の選択肢があります。
順番に特徴を紹介しておきます。
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第1に、DLP方式はです。
RGBのカラーホイールを通してカラー表現させる仕組みです。
仕組み的に、色域を拡げやすい一方、明るさとコントラスト比の両立が課題です。
とくに明るい場所の投影だと、3LCD式より「黒が締まりにくい」部分があります。
加えて、30万円以下の製品は、色残像ノイズ(カラーブレーキング)を感じる人もいます。

上位機の場合、水銀ランプではなくRGBカラーLEDを利用し、ノイズ問題を解決した機種があります。
さらに、LEDを4セグ(4LED)にして広色域化したモデルもあります。色域(鮮やかさ)は、現状で3LCD式を超えています。

そのほか、強出力のレーザー光源を利用したり、水銀ランプ光源ながら、ホイールに白(W)を加えたRGBW式にしたりする方法で、明るさを強化した製品など、DLPはかなりのバリエーションもあります。
今回はこの部分も注意して、該当機を説明します。
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第2に、3LCD方式です。
光源を液晶パネルに透過させレンズで拡大する仕組みで、エプソンが採用します。
DLPと比べて画面を明るくしやすく日中利用に向く画質です。
加えて、カラーの表現力(=中間階調の表現)が良く、映像美が楽しみやすい形式です。ホイールがないので、シームレス(連続的)で滑らかな映像表現も可能といえます。

明るさ(光束)は、とくに強調できます。
DLPは、フィルターを通すので、カラーを発色する際、スペック表で示された最大限のルーメン値(白色)を発揮できません。しかし、3LCDは、光が行き渡るため、カラーでも白でも同じ明るさです。
弱点は、コントラスト比です。
室内でのシアター利用時、「黒表現力」が DLP式に較べて弱いです。
ただ、高級機の場合は例外です。各種の補正技術により、この部分が気にならなくなっており、同価格帯のDLPより黒レベルが良く感じるモデルもあります。
諸説ありますが、少なくとも、日中投影においては画質がよいと感じます。
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このほか、ソニーなどがが採用するLCOS (反射型3LCD式)があります。
3LCDの上位版で、ミラーではなく液晶(反射型)を使います。
この場合、、シームレスな映像表現という3LCDの良い部分を持ちつつ、「高解像度化」ができる方式です。
ただ、最近は100万円前後の予算が必要で、筐体も大きいので、天井設置などに向く本格派といえます。
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結論的にいえば、日中の明るい場所で使いたい場合は、3LCDが「おすすめ」です。
カラー色再現性も評価できるので、リビングで(完全にテレビ変わりに)使う場合、この方式に利点があります。
逆に、日中使わないならば、DLPが選択肢になります。
同程度の性能の製品が価格的に安めで買えますので。また、もともと「黒が締まる」性質があるので、暗い場所で画質を良く感じやすいでしょう。
応答速度・リフレッシュレートが高く設定できる製品も多いので、とくにゲームメインならば、DLPが良いです。
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1・家庭用プロジェクターの比較
2・家庭用4Kプロジェクターの比較
3・ビジネス用プロジェクターの比較
4・モバイルプロジェクターの比較
というわけで、家庭用プロジェクターを選ぶ場合に重要な3点を紹介しました。
これらの指標に沿いながら、具体的なおすすめ製品を比較していきます。
ただ、今回の記事(1回目記事)は、ホームシアター向けの「フルHD」の機種しか見ません。
ここまで読んでいただければ、あとはどの記事から読んでも同じなので、上のリンクから、それぞれの用途に適した記事をご覧ください。
よろしくお願いします。
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1・家庭用フルHDプロジェクターの比較(1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2: エプソン〈日本〉
1-3: Aladdin X〈日本〉
2・家庭用フルHDプロジェクターの比較(2)
2-1:ベンキュー〈台湾〉
2-2:Acer〈台湾〉
2-3:JMGO〈中国〉
2-4:アンカー 〈米国〉
2-5:ASUS 〈台湾〉
2-6:他の企業
3・家庭用フルHDプロジェクターの比較(3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
以下では、企業ごとに「フルHD」のホームシアター用プロジェクターを比較します。
よろしくお願いします。
1-2・エプソンのプロジェクター
はじめに、エプソンのプロジェクターからです。
とくに明るい場所での画質が良い3LCD液晶については、世界的シェアを持つ日本企業です。
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なお、以下では、高評価できる点は赤系の文字色で、イマイチな部分は青字で書いていきます。
【2025年発売】
1・EPSON 家庭用プロジェクター EH-TW850
¥130,719 Amazon.co.jp (10/17執筆時)
パネルタイプ:3LCD液晶 (0.61型)
光源:水銀ランプ
カラー:RGB
解像度:FHD 1920x1080
コントラスト:16000:1
色域:
明るさ:3400ルーメン
100インチ投影距離: 2.23〜2.7 m
重さ:2.8キロ
EH-TW850 は、エプソンの家庭用プロジェクターのスタンダード機です。
旧機(EH-TW750)はドリーミオというシリーズでしたが、今回は省略です。
現行品の同社のホームシアター向けではもう少し安めもありますが、「日中完全対応」といえるのは「こちら」なので、比較のため、最初に紹介しました。

重さは、2.8kgです。
サイズは、幅302x高さ87x奥行240 mmです。
シアター用として据え置いても、ふだんはしまっておいても構わないサイズです。
解像度は、フルHD(920x1080)です。
シアター用ならば入門機でもこれ以下の解像度だと、大画面に投影すると差を感じます。この解像度ならば、水準として問題ないです。
逆に10万円以上だと(疑似)4Kクラスも狙えるためそちらとの比較になります。どちらが良いかは、改めて最後にまとめます。

投影方式は、3LCDです。
性質は冒頭の「選び方の基本」でも書きました。
日中でも明るくしやすい性質を持ちつつ、階調の表現も良いので「日中利用に最適」な方式です。格安のシアター用だと3LCDはエプソンのみの展開なので、「エプソンを選ぶ大きなポイント」です。
明るさは、3400ルーメンです。
3LCDらしく、全白でも、カラーでもこの値です。しっかり明るく、日光に負けにくいです。

コントラスト比は、16000:1です。
3LCDは(高級機を除けば)「黒表現」は、DLPに負けます。
暗くした時の黒の表現力は、同じコントラスト比の製品でもそうです。ただ、最近はだいぶ改善しました。。
ネットでは、昔のステロタイプのような説明もありますが、DLPの格安機に比べて、暗くした場合の画質が悪いわけではないです。

映像調整は、ダイナミック・ビビッド・シネマ・ナチュラルと4種類です。
あまり考えず、テレビの感覚で調整できます。
一方、動く画像に強くなるフレーム補間は、非対応です。
同社の場合、もう少し上位の製品からになります。

端子は、HDMIを2つ装備します。
そのほか、USB-A端子があります。ただSTB機器の接続(給電用)です。
Apple TV・Chromecast・Amazon Fire TVなどの端末を直接HDMI端子につなげる場合の、給電用が主な用途でしょう。
これらは、このブログの【STB機器の比較記事】で紹介しています。
なお、USBメモリに保存した動画データの再生は、AVI(Motion JPEG)なら可能です。しかし、解像度に制限がありますしその用途は想定していないです。

投影距離は、100インチサイズで投影したい場合、2.23〜2.7mです。
短焦点ではなく、通常の設置距離が必要です。

傾き補正は、縦方向は自動補整、横方向はレバー式(手動補整)です。
横方向を補整できない一部機種がありますが、こちらは、横補正スライダー装備であり、可能です。
縦方向については、ワンボタンで調整できます。

ネットワーク機能は、Wi-Fiが内蔵です。
Wi-Fi経由で、PCからのキャスト(ミラーリング)もできます。
MacもAirPlay2に公式対応されます。
スマホアプリ(Epson iProjection)が用意され、そちらから直接キャストもできます。スマホをプロジェクター用のリモコンとして利用することも可能となります。
スピーカーは、2W×2のステレオです。
あまり強力ではないので、テレビやレコーダーからの出力前提で使う感じです。なお、Bluetoothは非搭載で、Wi-Fiも、サウンドの送信を前提としません。
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以上、エプソンのEH-TW850の紹介でした。
フルHDに対応する3LCD機が欲しい場合、本機が「最安」です。。3LCDで、画面も明るく昼間でも使える上で、カラーも鮮やかです。夜も水準以上の画質を得られると言えます。
画質も「ナチュラル志向」です。モード設定もあり「シャープさやエッジ感」を抑えられますので、TV変わりのふだん使いにも向きます。虹色分離(レインボー)の問題もないのも良いところでしょう。
地デジ放送や定額動画のHD画質などの気軽なコンテンツの視聴において、高画質を楽しみたい方に向きます。
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【2020年発売】
【本体のみ】
2・EPSON EH-TW750
¥118,000 Amazon.co.jp (10/17執筆時)
【本体+80型スクリーン付】
3・EPSON EH-TW750S
¥139,480 楽天市場 (10/17執筆時)
パネルタイプ:3LCD (0.61型)
光源:水銀ランプ
カラー:RGB
解像度:FHD 1920x1080
コントラスト:16000:1
色域:
明るさ:3400ルーメン
100インチ投影距離: 2.27〜2.75 m
重さ:2.8キロ
なお、本機の旧機となるのがEH-TW750です。限定数ですが、市場に残ります。
仕様差はほぼないです。
若干の投影距離の違いがあるほか、旧機には端子にアナログ系と音声入力があったこと、新機種は、Apple系のAirPlay2への公式対応が見られることです。
色再現性は、一方、旧機はフル10bitカラーでした(新機種は8bit)。
旧機のほうが仕様は良いのですが、FHD解像度だと10bitであることにそこまで意味性がないので、仕様を変えたのであり、ここは問題ないと思います。
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結論的にいえば、値段が安いようならば、旧機でも良いと思います。
ただ、Apple系デバイス(Mac・iPhone・iPad)からキャストする場合は、旧機だと、Apple TV経由でないと難しいですし、新機種が良いでしょう。経由させると、音の遅延もあるので。

【2024年発売】
(フットあり)
4・エプソン dreamio EF-22 EF-22B
4・エプソン dreamio EF-22 EF-22N
¥125,000 Amazon.co.jp (10/17執筆時)
(フットなし)
5・エプソン dreamio EF-21 EF-21W
5・エプソン dreamio EF-21 EF-21R
5・エプソン dreamio EF-21 EF-21G
¥99,000 Amazon.co.jp (10/17執筆時)
パネルタイプ:3LCD液晶 (0.62型)
光源:レーザー
カラー:RGB
解像度:FHD 1920x1080
色域:
コントラスト:250万:1
明るさ:1000ルーメン
100インチ投影距離:2.24m
重さ:2.3kg, 3kg
dreamio EF-22などは、エプソンのホーム向けのコンパクトモデルです。

2機種ありますが、みたとおり角度調整用のフットの有無です。
フットなしは、傾斜角度を9度まで調整する脚(右図)はあるので、普通の正面設置ならば問題ないです。
フットありは、高さマイナス30°〜プラス120°までと、全周回るため、設置性においてより柔軟といえます。

本体サイズは、2機で変わります。
フットなしで、幅197×奥行191×高さ110.5mmです。
フットありで、幅236×奥行191×高さ191mmです。
重さは、フットなしでも2.3kgで、フットありは3kgです。。
小さな米袋ほどの重さで自宅外利用は想定しません。
しかし、家庭内の持ちはこびは余裕でしょう。
後述するように、本機は動かして使っても設置時の補正がかなり楽なので、そういった使い方にも向きます。
解像度は、1920 x1080で、フルHDです。
加えて、HDR10・HLGに対応するので、HDR対応の映画やゲームコンテンツは、輝度表現力が高まり、より綺麗にみれます。

投影方式は、3LCDです。
しかし、光源が水銀ランプではなく、レーザーです。
光源寿命が長いほか、暗くして利用する場合光が漏れにくく、消費電力も少なめという利点があります。

明るさは、1000ルーメンです。
レーザーでも明るいものはありますが、高出力タイプではないためです。「部屋を暗くしなくてもクッキリ鮮やか」とされますが、基本的に日差しは遮ってこその画質です。
昼間で遮光なしで100インチ投影するならば、おそらく115nitほどですから。
画質補正は、シンプルです。
自動モード(ダイナミック・ビビット・ナチュラル・シネマ)の調整と、色温度調整ほどです。
ノイズリダクションほか、ディテール強調・暗部補正など、映像美を高める方向での機能性はないです。フレーム補間もありません。
色再現性は、フル10bitではなく、8bitカラー(約1677万色)です。
次に見る上位機と仕様が変わるのですが、そこまで問題ないように見えます。
端子は、HDMI端子1つです。

ネットワーク機能は、無線LAN内蔵です。
また、本機はGoogle TV搭載ですので、スマホなどからキャストせずとも、定額動画サービスなどが利用できます。
スピーカーは、総合10Wのステレオです。
さらに、フット付きは、パッシブラジエータで低温強化する仕組みもあります。
先述のように「使うときに持ち運んで利用する」という使い方に向くので、スピーカーもそこそこのものにしています。
むろん、本宅的なオーディオや一般的なテレビ(総合20W〜)に比べればさほど音圧は期待できないでしょうが、使途を考えると十分でしょう。
投影距離は、100インチサイズの投影でも2.24mです。
レンズは単焦点で、ズームはデジタルになります。

設置性は、一方、強調に値します。
下位機でも、自動台形補正や、オートフォーカスはできます。
しかし、本機の場合、起動時にこれらの自動調整がなされます。
その上で、画像のサイズも、障害物に合わせて自動調整されます(写真)。手動のサイズ調整もむろん可能です。

加えて、自動スクリーンフィットも対応ですので、スクリーン投影の場合も簡単です。
もちろん、(うまく行かない場合)手動での台形補正なども可能です。
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以上、エプソンの dreamio EF-22などの紹介でした。
自動設置機能は、家庭用プロジェクタなど中国企業がかなり先行していた印象ですがこの部分の利便性で追いついた感じがあります。
設置が容易である点と、Google TV搭載である部分を含めて、普段は閉まっておいて、映画など見る場合、さっと取り出してみるような使い方に良さそうです。日本の住宅環境や、値段を含めて、ホームシアター用に初めてプロジェクタを考えている個人には向きそうな製品です。
ただ、2025年にレーザーではなく、LEDを採用する類似機がEPSONから出ています。つぎにみますが、そちらとの比較は重要で宇。
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【2020年発売】
6・エプソン dreamio EF-12
¥70,000 Amazon.co.jp (10/17執筆時)
パネルタイプ:3LCD液晶 (0.62型)
光源:レーザー
カラー:RGB
解像度:FHD 1920x1080
色域:
コントラスト:250万:1
明るさ:1000ルーメン
100インチ投影距離:2.24mm
重さ:2.1kg
なお、同じコンセプトの旧機となるのがdreamio EF-12です。
本体サイズは、175×175×128mmです。
比較する場合、画質に関わる仕様は、ほとんど同じです。
正確には、本機はフル10bitカラーで、画質のマニュアル調整の幅はよりあったのですが、家庭ようなカジュアルな使い方においては、新機種とあまり変わりません。
設置性は、ただ、あとからの自動台形補正などのみで、「設置してすぐみれる」ような新機種にみられる利便性はないです。
搭載されるのも(旧式の)Android TVですので、各社の動画サービス串刺しでの「おすすめコンテンツ」の提案などは対応できない世代です。
あとは、言及したい違いはないです。
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結論的にいえば、固定利用ならばそこまで新機種とは変わらないとは言えますが、設置時の利便性を重視する場合、上位機を選ぶ意味は大きいと言えます。

【2025年発売】
(フットなし)
7・エプソン Lifestudio Pop EF-61G
7・エプソン Lifestudio Pop EF-61W
¥99,000 Amazon.co.jp (10/17執筆時)
(フット・LEDライトあり)
8・エプソン Lifestudio Flex EF-71
¥144,900 Amazon.co.jp (10/17執筆時)
パネルタイプ:3LCD液晶 (0.62型)
光源:3LED
カラー:RGB
解像度:FHD 1920x1080
色域:
コントラスト:500万:1
明るさ:700ルーメン
100インチ投影距離:2.67m
重さ:1.6kg, 4.6kg
Lifestudio Pop EF-61は、エプソンのホーム向けのコンパクトモデルです。

なお、Lifestudio Flex EF-71は本機の兄弟機で、フット付であるほか、本機のLED光源を活かした、間接照明利用ができるコンセプトモデルです。詳しくは後ほど書きます。
その他の部分は同じですので、同時にみていきます。
本体サイズは、2機で変わります。
フットなしで、幅199×奥行190×高さ68mmです。
フットありで、幅248×奥行190×高さ190mmです。

重さは、フットなしで1.6kgで、フットありは4kgです。
脚がないモデルは軽めですし、ふだんは収納しておく場合に良さそうです。
解像度は、1920 x1080で、フルHDです。
こちらは、HDR映像には対応しません。

投影方式は、3LCDです。
光源は、LED(RGB)です。
明るさは、光源部分の限界があり700ルーメンです。
LEDは【小型プロジェクターの比較記事】で書いたような超小型だと主流ですが、家庭用としては、光源の弱さから採用する企業は少ないです。
3LCDといえども、本機は画質を得たい場合「遮光はほぼマスト」でしょう。実際「フット付」が間接照明利用もできる設定ですし、暗い場所で使って欲しいというコンセプトです。

暗い場所だと、EPSONの3LCDより、他社のDLP方式のほうが、コントラスト比が高いので一般的に「映像美」は優れます。
ただ3LCDは「カラーが明るい」ため、コンテンツ(アニメなど)によっては、総合的な画質は良いと感じる方はいるでしょう。
また、EPSONによると、同社のレーザー式と比べて「ホワイトバランス・色ズレの少なさ」も改善されたとされます。レーザー系は色ムラがしばしば指摘されますので、その部分の改善は納得感があります。
色再現性も、この方式だとフル10bitです。
HDR10も、HLGを含めて対応です。

画質補正は、本機は充実します。
HDRエンハンス(SD画像を含む輝度拡張)、ローカルコントラスト(黒のしまり強化)、ダイナミックカラーブースター(広色域化)などの映像補正が充実します。

画像補正は、動く画像に強くなるフレーム補間に対応します。
テレビでも使われる技術です。むろん「倍速パネル」ではないですが、モータースポーツなどスピードのある映像の残像感の軽減に有効です。

一方、画質補正が充実すると応答速度が遅くなるので、本機はゲーム向けに低遅延モードが用意されます。ALLM(Auto Low Latency Mode)にも対応です。
そのほか、本機も自動モード(ダイナミック・ビビット・ナチュラル・シネマ)の調整が可能です。
端子は、HDMI端子1つです。
ネットワーク機能は、Wi-Fi6とBluetooth5.2です。
Bluetoothは、コーデックがSBCです。
本機のスピーカーにスマホなどから音を送るための装備です。逆に、スピーカーなどに本機の音声も飛ばせますが、SBCなので音ズレがあります。

ネット動画視聴は、Google TV搭載です。

スピーカーは、総合10Wのステレオです。
BOSEの監修で、トゥイーターありの2WAY構成で、低音を補うためのパッシブラジエータも2基備えます。
詳しい、スピーカー配置は非公開ですが、写真からは「360°サラウンド」ぽい印象を受けます。実機を確認したら加筆します。
ただ、本機の場合、外部スピーカーなしで単独で使ってもそれなりに良音を得られそうで宇。
BOSEが他社監修するのは割と「珍しい」感じがあります。本機がちょっと「高め」なのは、ライセンス料もあるかもしれません。

投影距離は、100インチサイズの投影でも2.67mです。
レンズは単焦点で、ズームはデジタルになります。
一方、フット付の上位機は、縦105°横180°と自由に動きます。寝室などの運用には便利でしょう。
フロアスタンド ELPFS01
¥10,000 Amazon.co.jp (10/17執筆時)
なお、フルカラーの間接照明利用ができる部分で、伸縮対応のフロアスタンドの販売もなされます。
設置性は、良いです。
自動台形補正、自動スクリーンフィット、時計など障害物回避、自動スクリーンフィット、壁色の自動判別などです、
このあたりの機能性は、中国系企業に水をあけられていた状況でしたが、2024年以降のEPSON上位機も充実してきました。
自動台形補正や、オートフォーカスほか、障害物に合わせての自動調整なども対応です。
なお「台座付」は、縦105°横180°と稼動しますが、それに追随して自動補正します。先行した中国系企業ほどの可動幅ではないものの十分でしょう。
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以上、エプソンのLifestudio Pop EF-61などの紹介でした。
フットなしは「リビングのナイトシアター」、フット付は「寝室用」に向きそうな仕様です。ただ、ユーザーが悩むのは、先ほどみたレーザー光源のEF-22・EF-21と本機の「どちらを選ぶべきか」でしょう。
「映像美」という観点では、補整機能や3LEDの特性からして、本機の方がだいぶ良いでしょう。
日中の半遮光状況だと若干レーザーのが有利に思えますが、いずれにしても明るい日中には向かない仕様ですので、個人的に選ぶなら、こちらのLEDモデルかなと思います。
3LCDの発色傾向との相性も、こちらの方がだいぶ良いように思います。
1-3・Aladdin Xのプロジェクター

続いて、日本の Aladdin X が販売するプロジェクターです。
日本のベンチャー発で、以前はPopInという社名でした。今は、中国のXGIMI(ジミー)傘下になり名称が変更になっています。
日本市場をターゲットにした、照明を兼ねたユニークなシリーズが人気です。

【2023年発売】PA2P22U02DJ
8・popIn Aladdin X2 Plus
¥129,800 Amazon.co.jp (10/17執筆時)
パネルタイプ:DLP (0.33型)
光源:LED
カラー:RGBB
解像度:FHD 1920x1080
コントラスト:
色域:
明るさ:900ANSIルーメン
100インチ投影距離:約1.78m
重さ:4.9キロ
Aladdin X2 Plusは、天井照明型のプロジェクターです。
キックスターター初のプロジェクターの「第4世代」機です。

この機種は、要するに、プロジェクター機能のほか、天井照明と、Bluetoothスピーカーが組み合わさった、ハイブリッドな製品です。
誰もが考えそうでやらなかったことを実行した、ユニークな製品です。後ほどみるANKERも、同じタイプをだしましたが、こちらが先発です。

照明としては、調色対応の8畳用で、器具光束が、標準で3800ルーメン、最大で4300ルーメンというスペックです。
【LEDシーリングライトの比較記事】で紹介したように、 8畳用としての最大光量(4299ルーメン)は出せます。
ただし、演色値はRa80とあまり良くない点と、光源配置の面で、どちらかというと、寝室兼用のシアタールームなどに向きます。

スピーカーは、内蔵式で、米国のHarman/lkardonのものを採用します。
音響分野では有名ブランドですが、TV向けユニットを出しているので、その類だと思います。総計16Wで出力のステレオですので、音質は「テレビ相当」です。
3Dのドルビーアトモスではないですが)ドルビーオーディオに対応です。それでも上からの振り下ろしなので、感じは異なり面白いでしょう。
解像度は、しっかり、フルHDです。

投影方式は、DLP方式です。
DLPの素子サイズは、0.33型であり、この部は「モバイルプロジェクター」相当です。
光源は、LEDです。
LEDはセグメントに工夫がある機種が多いですが、本機そうで、RGBBです。
青(B)を重ねることで色域などを強化できる記述です。
ただ、色域もコントラスト比も、値の公表がないので、詳しい効果は不明です。

LEDはただ、光源寿命ほか、良い部分はあるので、採用はいずれにしてもプラスです。
とくに発熱しにくいため、天井向きの光源でしょう。

明るさは、一方、900ANSIルーメンです。
シアターの用に暗くして利用する専用で、その用途でカジュアルに使うならば、問題ないです。
先述のように、照明器具としても「寝室向け」なので、家族で、夜にシアターを気軽に楽しむという用途で利用に最適化されています。
画質補正は、フレーム補間(MEMC)は非搭載です。
動く映像については、対策が少ないと言えます。

ネットワークは、Bluetooth5と共にWi-Fi6が、本体に内蔵されます。
その上で、この製品も、Android TV 9.0を装備するため、YouTubeほか、アマゾンのプライムビデオや、Netflixをはじめとしたアプリが、アプリとして利用できます。

・Aladdin X Connector 2 S004D
¥18,799 Amazon.co.jp (10/17執筆時)
端子は、基本的にHDMIなどはありません。
ただ、Aladdin Connectorという、ステーションが用意されていて、無線伝送の提案があります。
この方法ならば、【サウンドバーの比較記事】で書いたような(もう少し良い)スピーカーをあとから付けることもできそうです。

重さは、4.9kgです。
家庭用の引っかけシーリングの耐荷重が5kgなので「ギリギリOK」に設計しています。
ただ、相当古い部材の場合、この部分は3kgが限界だったので、注意しましょう。

投影距離は、サイズ固定なので、投影距離で決まります。
85cm以上壁から離れての利用が原則です。100インチ投影の場合は、1.78mです。
寝室サイズの部屋の真ん中に照明用コンセントがあるとして、設計されているので、たいていの場合は、「大画面」となるでしょう。

投影角度は、天井設置型の場合、考える必要があります。
しかし、32度までと、前モデルより相当柔軟になりました。たいていOKでしょう。
傾き補正は、手動ながら水平40度, 垂直40度に対応します。
そのほか、待機電力は余分にかかりますが7秒の高速起動モードが搭載です。
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以上、 Aladdin X2 Plusの紹介でした。
アイデアとして、とても優れており、相当人気のある理由も分かります。
家族のリビングに使うには、照明の部分と、画質(素子サイズと光量)の部分であまりおすすめしません。しかし、寝室のような専用室や、1人暮らしの方が、気軽に楽しむには最適でしょう。
値段差にもよりますが、(あとで見る)ライバルのAnker Nebula Novaより「明るい」のもポイントです。

【2024年発売】
9・popIn Aladdin X2 Light AX2P24U03DJ
¥99,800 Amazon.co.jp (10/17執筆時)
パネルタイプ:DLP (0.23型)
光源:LED
カラー:RGBB
解像度:FHD 1920x1080
コントラスト:
色域:
明るさ:700ANSIルーメン
100インチ投影距離:約2m
重さ:4.7キロ
popIn Aladdin X2 Lightも、アラジンの天井照明型のプロジェクターです。
値段的に下位機で、画質部分でもそう言えるのですが、照明としてはより明るく、多機能というモデルです。

照明としては、本機は、最大5500ルーメンです。
14畳用として売りますが、日本の規格だと、実際的には「12畳用の最大光量」相当あたりです。
それでも、リビング用としては明るいです。

ただ、本機は、別にムードライトとして、カラーLED(46灯)が内蔵です。
それを利用して、雰囲気のある調光ができるのがむしろポイントです。
音楽・映画・睡眠・パーティほか、いくつかのモードもあります。
演色値はRa80とあまり良くないですが、この手の、フルカラー照明は今だと同社くらいしか出しませんので、その部分で評価できます。
照明としての評価は【14畳以上のシーリングライトの比較記事】のほうで、別に書いてます。
スピーカーは、本機も内蔵です。
米国のHarman/lkardonのもので、総合16Wですので、先ほどの機種と変わりません。
解像度も、フルHDです。

投影方式は、DLP方式です。
ただ、素子サイズが0.23型とかなり小さいです。
こちらもLED光源(RGBB)ですが、明るさは700ANSIルーメンと、先ほどの機種に及びません。
この部分で、プロジェクタとしては、先ほどの機種と一定の差があります。
おそらく、天井シーリングの耐荷重の問題か、消費電力の問題から、仕様を上位に合わせられなかったのかなと思います。
画質補正は、ただ、こちらは、フレーム補間(MEMC)が搭載です。
同社の場合、2024年発売の本機からの搭載でした。
動く映像にはある程度強いです。

ネットワークは、Bluetooth5.1と共にWi-Fi5となります。
その上で、Android 11.0(Android 11 on Android TV)です。
YouTubeほか、アマゾンのプライムビデオや、Netflixをはじめとしたアプリが、アプリとして利用できます。
端子は、本機も、基本的にHDMIなどはありません。
無線での接続方法などは、上位機と変わりません。
投影距離は、100インチで2mmです。
上位機よりも(気持ち)距離が必要です。

投影角度は、最大19度です。
ここも上位機との差でしょう。本機も高速起動モードはあります。
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以上、 popIn Aladdin X2 Lightの紹介でした。
同社も提案するように、「カラオケボックス」的に照明で遊べるのが面白いところでしょう。
一方、プロジェクタとしての性能は若干落ちるわけですが、カラオケを含めて、そこまで画質を重視しない使い方ならば、こちらでも良いように思います。
ただ、普通のシアター用途の照明ならば、(少し高いですが)上位機の方がしっかりした仕様です。

【2023年発売】
10・ Aladdin X Aladdin Marca XM03F
¥149,800 Amazon.co.jp (10/17執筆時)
パネルタイプ:DLP (0.33型)
光源:LED+レーザー
カラー:RGB
解像度:FHD 1920x1080
コントラスト:
色域: DCI P3 82.48%
明るさ:1000 ANSI ルーメン
100インチ投影距離: 24cm
重さ:5.31キロ
Aladdin Marca XM03F は、アラジンの新型のフルHDプロジェクターです。

こちらは、照明的な要素はないです。
投影距離は、100インチサイズの投影でも24cmで、ここがポイントの機種です。
その代わり、「テレビ直下」に、おける超短焦点機になります。
重さは、5.3kgです。
据え置いて使うのに適したモデルです。
解像度は、1920x1200のフルHDです。

投影方式は、DLPです。
素子サイズはこちらも0.33インチです。

光源は、一方、LED+レーザーです。
一部の企業が使う方式です。
細かい方式は非開示ですが、他社機で言えば、RGBのうち赤色のみレーザーで、緑色と青色のLEDと組み合わせる方式があります。
主に、色域(鮮やかさ)拡張のためにこの仕様にします。
色域は、本機は、DCI P3カバー率が82.48%と公開です。
広色域プロジェクターというほどではないですが、このクラスではワンポイントとは言えます。
明るさは、1000 ANSI ルーメンです。
数字は良くないですが、短焦点で特殊な機種ですし、暗くして利用するならば許容範囲です。シアター専用、あるいは、寝室用という感じです。
コントラストは、情報非開示です。
HDRも、HDR10に対応ですし、良い仕様です。
画質補正も、しっかりと、フレーム補間(MEMC)は搭載です。
端子は、HDMI2.1が2つです。
USB2.0端子も2つありますが、HDDなど外部デバイスをつけるためのものです。
このほか、光デジタル端子と、ヘッドホン端子があります。用途的に1人で近接視聴する場合も多いので、そこに配慮した構成です。

ネットワークは、LANとWi-FiとBluetoothを備えます。
一方、本機はGoogle TVではなく、独自のAladdin OSを備えます。
一応、上図のメジャーな定額動画サービスは対応しますが、(発売時)DAZNなどはみられないです。このほか、ラジコは対応するようです。
わざわざ独自のOSにした理由は、おそらく、独自アプリの部分で、他社との差をつけるためだと思います。詳しくは(こちら)に対応コンテンツがありますが、Google Playで公開してしまうと、他社機でも使えることになるので。
一長一短ですが、問題があれば、他製品同様に、【セットトップボックスの比較記事】で紹介したような、Amazonや、Googleの専用端末を(後から)つなげれば良いでしょう。

傾き補正は、縦・横とも、自動補正に対応です。
壁色補正や、オートフォーカス、凹凸の補正など、最近の海外機によく見られる「初心者に優しい」仕様です。
スピーカーは、総合31Wです。
普通のステレオですが、2ウェイ式になっています。
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以上、Aladdin Marca XM03Fの紹介でした。
短焦点のオールインワン型として、手軽に設置できる部分が魅力です。ターゲット層は明らかに入門者で、気軽に楽しく使えそうな製品に思えました。
設置や設定は簡単な方式ですし、割と良いコンセプトの製品に思えました。
次回に続く!
入門用のプロジェクターのおすすめは結論的にこちら!
というわけで、今回は、ホームシアター向けのプロジェクターの比較の1回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。

2・家庭用フルHDプロジェクターの比較(2)
2-1:ベンキュー〈台湾〉
2-2:Acer〈台湾〉
2-3:JMGO〈中国〉
2-4:アンカー 〈米国〉
2-5:ASUS 〈台湾〉
2-6:他の企業
3・家庭用フルHDプロジェクターの比較(3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
次回の2回目記事(こちら)では、ベンキュー・Acer・パナソニック・LGなどのホームシアター向けプロジェクターを紹介します。
解像度 ★★★★★
色表現 ★★★★★
黒の締まり ★★★★★
日中利用 ★★★★★
投影距離 ★★★★★
ゲーム利用 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の3回目記事(こちら)に入ります。結論編として、今回紹介した全機種から、Atlasのおすすめ機種を最終的に提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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