Top 映像機器 比較2024'【目的別】プロジェクター93機の性能とおすすめ・選び方(1)

2024年02月12日

比較2024'【目的別】プロジェクター93機の性能とおすすめ・選び方(1)

【今回レビューする内容】2024年 最新プロジェクターの性能とおすすめ・選び方:家庭用: ホームシアター向けほか:人気機種の違いと性能人気ランキング

【比較する製品型番】EPSON ドリーミオ EB-W06 EH-TW750 EH-TW750S EH-TW5825 EF-12 BenQ HT2150ST TH685i TH671ST TH575 popIn Aladdin 2 PA20U01DJ popIn Aladdin 2 Plus PA2P22U01DJ Aladdin X2 Plus PA2P22U02DJ Acer H6542BDK Acer M511 M311 LGエレクトロニクス CineBeam PF610P PF50KS HF65LSAJL HF85LSAJL HF60LSR ANKER Nebula Nova D21605 Anker Nebula Cosmos Laser ASUS H1 DMM.com CINEMA LIGHT DKS-LGT1 JmGO N1 PRO JmGO N1

今回のお題
安くて画質の良いプロジェクターのおすすめはどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2024年2月現在、最新のプロジェクターの比較です。 

 解像度・明るさなどの画質画の違いほか、設置距離や、ネットワーク部分の利便性に注目しながら比較します。

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 ホームシアター向けはもちろん、業務用からモバイル用まで、目的別に分けて広く紹介しています。

画質(日中) ★★★★☆
画質(夜間) ★★★★☆
設置の容易さ ★★★★☆
軽量性    ★★★★☆
ネットワーク ★★★★☆
総合評価   ★★★★☆

 以下では、各社の「ホームシアター向け」製品を順番に紹介します。

 その後、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 よろしくお願いします。

1-1・プロジェクターの選び方の基本

 はじめに、プロジェクターの「選び方の基本」の説明からです。

1・利用法によるタイプの違い
2・コントラスト比と明るさ

3・映像の傾き補正と焦点距離
4・鮮やかさと色再現性

 はじめに、「基本中の基本」となる、プロジェクターのタイプの違いについて説明したあと、画質にかかわるスペックの「読み方」について解説していきます。

1・利用法によるタイプの違い

 第1に、プロジェクターのタイプについての説明からです。

 プロジェクターは、各社合わせると現行機だけで100機以上あります。

 この状態からだと「適切な製品は選びにくい」といえます。

 しかし、「4つのカテゴリーに分けて」考えると、「選ぶべき機種」が整理できると言えます。

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1・家庭用プロジェクターの比較
 用途:ホームシアター(初級)
 解像度:フルHD
 重さ:2.5kg〜
2・家庭用4Kプロジェクターの比較
 用途:ホームシアター(上級)
 解像度:4K画質
 重さ:3kg〜
3・ビジネス用プロジェクターの比較
 用途:プレゼン・会議室の据置
 解像度:〜フルHD
 重さ:1.5kg〜  
4・モバイルプロジェクターの比較 
 用途:持ちはこび・寝室用
 解像度:〜フルHD   
 重さ:300g〜

 上表は、今回の記事を書くにあたって採用する4区分です。

 用途・重さ・値段で分けています。

 このブログの記事自体もこれらに合わせて「4回の記事」としてに分けています。

 以下、少し詳しく説明します。

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 第1に、フルHD解像度のホームシアター用プロジェクターです。

 10万円以下の比較的安いモデルが多く、家庭で「テレビ代わり」に使うのに適したものです。最も「売れている」タイプです。

 解像度は、基本フルHDです。

 液晶テレビだと、格安機でも4Kが常識化しています。しかし、プロジェクターの場合、4K機は10万円以上の予算が必要です。

 ただ、プロジェクターは投影型になるので、(液晶テレビほどは)4Kとの画質差はないので、「フルHDでも十分リビングで使える」と考えてください。

 こちらについては、今回の1回目記事で詳しくみていきます。

ーー

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 第2に、4K解像度のプロジェクターです。

 予算は、最低でも10万円からと少し必要です。

 また、安めの機種は「疑似4K」表示であるのが普通です。また、明るさを無理にあげている機種は、(真面目な)フルHDより画質が劣る場合もあります。

 先述のように、プロジェクターは投影式なので、TVやNetflixなどの映画をみる程度ならば、フルHDプロジェクターでも、致命的な画質差はないです。

 ただ、ゲームや4K UHD対応の映画などを本格的に観る場合、当然、フルHD機と「画質差」はでるので、特にこだわる方向けに売れています。

 こちらについては、2回目記事こちら)で、詳しく扱います。

 説明するべきスペックがフルHDとは大きく異なるためです。

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 第3に、ビジネス用プロジェクターです。

 多くの企業は、家庭用と分けて製品を出します。

 とくに、仕事用はカーテンを引かず「日中」投影できないと駄目だので、要求スペックが異なるからです。

 こちらについては、3回目記事こちら)で、詳しく扱います。

 仕事先まで持ち運べるものや、会議室などの据置・天井設置に向くものを含みます。

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 第4に、モバイル用プロジェクターです。

 主に1.3kg以下の製品で、持ち運べるタイプです。

 多くの場合、バッテリーを搭載します。

 さらに細分すると家庭用仕事用がありますが、双方とも扱っています。

 なお、このタイプはたいていの場合、明るさの部分で「暗いところでの利用がマスト」になる点が注意点です。

 こちらは、4回目記事こちら)で扱います。なお、バッテリー搭載機は(結構重めでも)こちらで全てみています。

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 以上、タイプ別のプロジェクターの「選び方」について書きました。

1・家庭用プロジェクターの比較
2・家庭用4Kプロジェクターの比較
3・ビジネス用プロジェクターの比較
4・モバイルプロジェクターの比較 

 スペック面の説明に不安のない方は、どの記事から読んでも分かるようにしていますので、どの記事から読んでいただいても、OKです。

 最後に「オススメ機種」も提案し、迷わないようにしています。

 ただ、シアターに考えているが「どっから読んで良いのかサッパリ分からん!」という方は、このまま読んでください。

 プロジェクター全体に共通するスペック面の「選び方の基本」を書いていきます。

2・コントラスト比と明るさ

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 第2に、光学部分の明るさとコントラスト比の説明です。

 主に画質に変わる部分の「選び方の基本」になります。

 この2つのスペックは、いずれも画質に影響する重要な部分です。

 コントラスト比は、ホームシアター用としては、特に重要なスペックです。

 なぜなら、TVの場合と同じで、この値が低いと、映像の奥行き感・黒の引き締まりがない、味気ない映像になってしまうからです。

 スペックとしては、最低でも13000:1以上のコントラスト比があると良いでしょう。

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 明るさは、ルーメン(光束)という値で表します。

 ランプが発する場所の光の強さを示す数値で、大きいほど日中投影に強いと言えます。

 ルーメン値は、(今回紹介するような大手はともかく)、出所が不明瞭な格安品だと怪しい場合があります。

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 なぜなら、レンズで照射角度を狭く限ることで、スクリーン周辺部の実際の照度(ルクス)が低く中心部だけが明るいという可能性もあるからです(左図)。

 こうした「ずる」を防ぐため、一部企業はANSIルーメンという値で表記をします。

 これは、投影面の明るさの平均(右図)なので「ずる」はできません。

 この数字を出す場合、大手以外でもANSIルーメンならば信頼性があります。とくに、モバイル用ならば、そのように言えます。

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 しかし、ホームシアターの場合「その限りではない」と言えます。

 以下、ANSIルーメンについて、もう少し「深掘り」しておきます。

 ただ、「測定方法の違い」や「国際競争」に関わる「ややこしい」話なので、ここだけ(区切り線で分けておくので)読み飛ばしても結構です。


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 ANSIルーメンの測定方法は、「全白(白色)」の光が、到達地点(=スクリーン)に着いたときの明るさをの平均を出すというやり方です。

 つまり、全白の明るさであり「RGBカラー」全体の明るさではないと言えます。

 各社の投影方式の違いは、後で、詳しく書きます。

 しかし、先取りして言えば、白色(全白)だけで測るならば、DLP投影式(ベンキュー・Acerほか)だと、数字は高く出やすいと言えます。

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 ライバルの3LCD投影式の大御所であるエプソンは、「全白だけでDLPと比べられても困るよ!」という話になるので、ANSIルーメンの値を出しません。

 なぜなら、3LD方式の利点はカラーも明るくできることだからです。

 そのため、別の国際基準(IDMS)を利用して、全白カラーを両方とも計測して、ルーメンを表示しています。

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 基準が統一されないのは「国際競争」が絡む部分もあります。

 IDMSは、世界最大の投影装置の学会であるSICが定めた規格ですが、ANSIルーメンは、米国の国家規格協会が定めた規格だからです。

  DLP方式は、米国にそれに強い半導体企業(テキサスインスツルメンツ)があるので、表記基準の統一は難しいでしょう。


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 面倒で難解な部分を、長々と書いてしまいました。

 結論的にいえば、完全にTVの代わりとして日中もお使いならば、ANSI表記でも、IDMSでも良いので、最低3000ルーメン以上の製品を買うのがおすすめです。

 部屋を暗くして利用する場合、いずれの数値も、最大限は重要視しなくてです。

 いずれにしても、初心者には、用語などが多少難しい部分です。

 詳しくは、具体的に製品を紹介しながら説明していくので、この時点で「分からなくても」大丈夫です!

3・映像の傾き補正と焦点距離

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 第3に、映像の傾き補正機能と焦点距離の説明です。

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 映像の傾き補正機能は、設置環境的に真正面からずれて投影せざるを得ない場合、重要視するべきスペックです。

 焦点距離は、投影サイズに影響する部分です。

 短焦点タイプのレンズを採用する高級品は、100インチサイズの投影でも1m以内で設置できますが、そうでない場合、平均では3m前後ないと100インチより小サイズでの投影となります。

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 とはいえ、2mでも60インチ程度の大画面にはなるため、過度には心配しないでください。100インチ投影に必要な距離についても、このブログでは簡単に紹介していきます。

4・鮮やかさと色再現性

 第4に、鮮やかさと色再現性です。

 いうまでもなくホームシアターでは重要な部分です。

 30万円以内のプロジェクターを買う場合、DLP方式3LCD投影方式(=浸透型3LCD)LCOS(=反射型3LCD式)という投影方式の選択肢があります。

 そのため、順番に特徴を紹介しておきます。


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 DLP方式は、鏡を利用して光の反射によって映像を投影する型式です。

 格安でコントラスト比も高めやすいですが、彩度は3LCD投影方式に及ばないと言えます。

 また、(色を分離して投写しない)30万円以下の製品は、色残像ノイズ(カラーブレーキング)を感じる人も多いです。

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 ただ、DLPの高級機の場合、ランプ光源+ホイール式を廃し、カラーLEDを採用することで、色残像ノイズの問題の解決をはかる機種もあります。

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 そのほか、既存の方式のまま、ホイールのセグメント数を3セグメント(RGB)増加させた6セグメント機など、DLP式は色々バリエーションもあります。

 いずれも、画質が上がるので、今回はこの部分も注意します。


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 3LCD投影方式は、強い光源ランプの光を液晶パネルに透過させたものをレンズで拡大する型式です。

 エプソンが得意とする型式です。

 DLP方式と比べて光源が明るく、三原色を分離して透過させるため、色の鮮やかさでは上位です。また、ホイールがないので、シームレス(連続的)で滑らかな映像表現が可能です。

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 また、仕組み的に、DLP式は、フィルターを通すので、カラーを発色する際、スペック表で示された最大限のルーメン値(白色)を実際発揮できません。しかし、3LCDは、全光が行き渡るため、カラーでも白でも同じです。

 この方式の場合、比較的明るい場所での投影にも強く、発色も良く、綺麗に見えやすいです。以前はコントラスト比に難がありましたが、DLP方式と現在は差がありません。

 ただし、黒の引き締まりは「課題」です。真っ暗なシアター的な投影ならば、DLP方式と大きな差は感じないのも事実です。

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 LCOS (反射型3LCD式)は、基本的には50万円台クラスの高級機が採用する方式で、コントラスト比が高いです。

 ただし、本体が大型化して家庭向きとしてはやや煩わしいのが弱点です。なお、ソニーが小型短焦点機でこの技術を使っていますが、画質面での優位性は(このグレードでは)ない状況です。 

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 結論的にいえば、特に明るい場所でも見る場合は、3LCD投影方式が良く、暗くして利用する場合も、彩度の再現性の点では、3LCD投影方式がやや勝つ、と言えます。

 なお、4K対応機の場合は(方式的な問題から)DLPに有利な別の観点が出てきます。

 ただ、今回みていくフルHDまでに限れば、基本的に同価格帯の製品ならば、いずれの方式の場合も、3LCD投影方式が画質の上では、多少ですが「有利」といえます。

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1・家庭用プロジェクターの比較
2・家庭用4Kプロジェクターの比較
3・ビジネス用プロジェクターの比較
4・モバイルプロジェクターの比較 

 というわけで、家庭用プロジェクターを選ぶ場合に重要な3点を紹介しました。

 今回は、これらの指標に沿いながら、具体的なおすすめ製品を比較していきます。

 今回の記事(1回目記事)は、ホームシアター向けの「フルHD」の機種しか見ません。

 ここまで読んでいただければ、あとはどの記事から読んでも同じなので、上のリンクから、それぞれの用途に適した記事をご覧ください。

 よろしくお願いします。

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1・家庭用フルHDプロジェクターの比較(1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2: エプソン〈日本〉
 1-3:ベンキュー〈台湾〉
 1-4: Aladdin X〈韓国〉
2・家庭用フルHDプロジェクターの比較(2)
 2-1:Acer〈台湾〉
 2-2:JMGO〈中国〉
 2-3:LG 〈韓国〉
 2-4:アンカー 〈米国〉
 2-5:ASUS 〈台湾〉
 2-6:DMM.com 〈日本〉
 2-7:AREA〈日本〉 ほか
3・家庭用フルHDプロジェクターの比較(3)
 3-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 以下では、企業ごとに「フルHD」のホームシアター用プロジェクターを比較します。

 よろしくお願いします。

1-2・エプソンのプロジェクター

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 はじめに、エプソンのプロジェクターからです。

 とくに明るい場所での画質が良い3LCD液晶については、世界的シェアを持つ日本企業です。

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 なお、以下では、高評価できる点は赤系の文字色で、イマイチな部分は青字で書いていきます。


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 【2020年発売】

 1・EPSON ドリーミオ EB-W06
  ¥69,601 Amazon.co.jp (2/11執筆時)

パネルタイプ:3LCD液晶 (0.59型)
光源:水銀ランプ
解像度:1920x1080
コントラスト:15000:1
重さ:2.5キロ
明るさ:3700ルーメン
100インチ投影距離: 2.81〜3.38 m

  EB-W06 は、エプソンの「家庭用」ドリーミオシリーズでは最も安い製品です。

 正確に言えば、エプソンには、これより安い機種もあります。しかし、明るさなどの面で、それらはホームシアター用ではないものです。

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 解像度は、1280x800のワイド画面(16:10)です。

 地デジを含むフルHD信号は16:9の縦横比なので、シアター表示する場合、多少の黒帯が生じるでしょうが、実用上問題ないレベルです。

 コントラスト比は、15000:1で、明るさは、3700ルーメンになります。

 ホームシアター用として、余裕のあるスペックです。これらの点では、他のモデルと比較するための「基準」としてよいモデルといえます。

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 投影方式は、3LCD投影方式です。

 これは、他社標準のDLP方式などに比べて色再現性の高い投影方式です。

 この部分は、「エプソンを選ぶ大きなポイント」です。十分なコントラスト比を持つ機種であり、明るめの部屋でも十分対応できます。

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 さらにエプソンの場合は、明るさを画面が全て白色の「全白」状態(有効光束)だけでなく「カラー表示」状態(カラー光束)でも最大値(3700lm)を保証しています。

 これは、DLP式のようにフィルターを通さず、RGBカラーを合成するため、光源の光を全て利用できるという、3LCDのメリット性ゆえです。

 公の測定基準が「全白」であるため、カラー状況の明るさを表示するのは、企業の品質への自身の表れでしょう。

 端子は、HDMI端子を1つ装備します。

 そのほか、PC・映像機器用のアナログ端子などが一通り揃います。HDMIでつなげる場合は、音声も伝送できます。

 重さは、2.5kgです。

 ケースなどはなく、外出先までの持ちはこびは前提に考えられている機種ではないですが、家庭内や企業内の持ちはこびには支障の無い重さです。

 投影距離は、100インチサイズで投影したい場合、約3m必要です。

 短焦点ではなく、このあたりは10万円オーバーの機種には及びません。

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 傾き補正は、縦方向は自動補整、横方向はレバー式(手動補整)です。

 他社は横方向を補整できない機種もあり、その場合正面からしか投影できません。しかし、エプソンは手動ながら対応でき優秀です。また、縦方向については、ワンボタンで調整できるのも魅力です。

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2020年機用

 EPSON 無線LANユニット ELPAP11
  ¥10,575 楽天市場 (2/11執筆時)

 Wi-Fi機能は、オプションです。USB接続式の無線LANユニットを装着すると使えます。

 この場合、スマホアプリ経由で、スマホやタブレットもプロジェクターに接続できます。

 Android系・iOS系に対応します。また、スマホをプロジェクター用のリモコンとして利用することも可能となります。

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 ただ、Apple TV・Chromecast・Amazon Fire TVなどの端末との接続も可能です。

 このブログの【STB機器の比較記事】で紹介していますが、こうした端末をつなげた方が、純正を買うより家庭用としてはむしろ利便性は高いでしょう。

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 以上、エプソンのEB-W06の紹介でした。

 低予算で考えたとき、明るさや利便性の面で、まさに「基準」としたいプロジェクターです。


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 【2020年発売】

 【本体のみ】

 2・EPSON EH-TW750
  ¥104,999 Amazon.co.jp (2/11執筆時)

 【本体+80型スクリーン付】

 3・EPSON EH-TW750S
  ¥10
7,950 楽天市場 (2/11執筆時)

パネルタイプ:3LCD (0.61型)
光源:水銀ランプ
解像度:1920x1080
コントラスト:16000:1
重さ:2.8キロ
明るさ:3400ルーメン
100インチ投影距離: 2.27〜2.75 m

 EH-TW750 は、EPSONのホームシアター専用モデルです。 

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 解像度は、1920x1080対応のワイド画面(16:9)の表示です。

 そのため、フルハイビジョンに対応できる機種です。

 他社のフルハイビジョン画質対応機に比べると、価格は高いですが、スペックは良いです。

 明るさは、3400ルーメンです。

 フルHD画質である部分を考慮しても優秀な水準でしょう。

 一方、部屋の照度を落とすのが普通であるホームシアター用の場合、明るさよりも、画面のメリハリ(コントラスト)が重要です。

 コントラスト比は、その部分で重要なスペックですが、16000:1は、この価格帯の製品としては、必要十分です。

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 投影方式は、しかし、エプソンの場合は、3LCD投影方式です。

 AcerやBenQなどのDLP方式などに比べて色再現性の高いので、コントラスト比を込みで考えても、フルハイビジョンクラスのシアター用途では、こちらの方が美麗でしょう。

 端子は、HDMI端子を2つと、PC・映像機器用のアナログ端子という構成です。

 ネットワークは、Wi-Fiなど、装備しません

 重さは、2.8kgです。

 あまり軽くないですし、据え置いて使うのに適したモデルです。本体の形状も持ち運ぶことを前提にはなってません。

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 投影距離は、100インチサイズの投影でも2.27mからと、十分短焦点です。

 そのため、あまり大きくない部屋でも設置性は良いと思います。実際、エプソンは「6畳間でも100型大画面シアター」というキャッチフレーズで、この商品を売っています。

 傾き補正は、本機も、縦方向は自動補整、横方向はレバー式(手動補整)です。

 便利な作りと言えます。

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 Wi-Fi機能は、本体に内蔵されます。

 また、Bluetoothが内蔵されるため、スピーカーなどにワイヤレス転送することも可能です。

 もちろん、PC/Macからのワイヤレス投写にも対応できます。スマホ用の投写アプリ(iOS/Android)も用意されます。

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 以上、エプソンのEH-TW750 の紹介でした。

 フルハイビジョンサイズに対応するのはもちろんのこと、3LCD投影方式を利用した上で、かなりの高コントラスト比を実現するなど、画質についてもこだわりのある上位機です。

 価格は高いですが、この投影方式を採用するのはエプソンだけであり、画質重視の方にはおすすめできるモデルと言えます。


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 【2022年発売】

 4・EPSON EH-TW5825
  ¥98,000 Amazon.co.jp (2/11執筆時)

パネルタイプ:3LCD (0.61型)
光源:水銀ランプ
解像度:1920x1080
コントラスト:70000:1(最大)
重さ:3.5キロ
明るさ:2700ルーメン
100インチ投影距離: 2.95〜4.78 m

 EH-TW5825も、EPSONのホームシアター専用モデルです。

 先ほどの製品と比べるとグレードの高いといえる製品です。

 解像度は、1920x1080のフルHD画質対応のワイド画面(16:10)の表示で、下位機種と同じです。

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 明るさは、一方、2700ルーメンとスペックとして見ると下位機種より落としてあります。

 ただ、これは部品代を「ケチった」わけではないです。

 コントラスト比を最大70000:1と高めるための工夫です。

 ここまで高められるならば、明るい部屋で、日常的な「テレビ代わり」として使っても問題ないでしょう。

 投影方式は、もちろん、美麗な3LCD投影方式です。


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 画像処理も、この機種の「売り」です。

 こちらは、実際には存在しない画像と画像の間のフレームを再計算で作り出すことで、画像を「なめらか」に再生するフレーム補間技術のほか、ノイズリダクションなどの機能が標準搭載されます。

 ノイズリダクションは、【ブルーレイレコーダーの比較記事】で紹介したような、高性能なが総処理技術を持つブルーレイレコーダーをお持ちなら、必ずしも必要ではありません。

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 なお、フレーム補完技術は、TV側(プロジェクター側)の処理に任せるほかない部分です。

 高級液晶TVの「倍速液晶」に相当するもので、モータースポーツなどスピードのある映像の残像感の軽減に有用です。

 端子は、HDMI端子を2つと、PC・映像機器用のアナログ端子という構成です。

 ネットワークは、Wi-Fiなど、装備しません

 重さは、3.4kgです。

 据え置いて使うのに適した製品と言えるでしょう。本体の形状も持ち運ぶことを前提にはなってません。

 投影距離は、100インチサイズの投影でも2.95mからと、こちらも、十分に短焦点です。

 傾き補正は、縦方向は自動補整、横方向はレバー式(手動補整)です。

 他社と異なり、真正面以外からの投影にも対応する点で、優秀と言える機種です。

 ネットワークは、本機は、Android TV用のUSBスティックが同梱され、そちらにWi-Fiが内蔵されます。そのため、マイナーなものを含めて、動画配信サービスは一通り利用できます。

 加えて、Apple TV・Chromecast・Amazon Fire TVなどの端末との接続も公式にフォローします。

 そのほか、Bluetoothが内蔵されるため、スピーカーなどにワイヤレス転送することも可能です。もちろん、PC/Macからのワイヤレス投写にも対応できます。スマホ用の投写アプリ(iOS/Android)も用意されます。

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 以上、エプソンのEH-TW5750 の紹介でした。

 プロジェクターは上を見たらキリがないのですが、本機は、フルHDに対応した上で、最大70000:1とコントラスト比が高いです。

 その上で、画質補正の部分が値段相応に進化しているため、ある意味、一般的な「液晶テレビ画質面で並べる」のは、このグレード以降と言えそうです。


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 【2020年発売】

 5・エプソン dreamio EF-12
   ¥118,982 Amazon.co.jp (2/11執筆時)

パネルタイプ:3LCD液晶 (0.62型)
光源:レーザー
解像度:1920×1080
コントラスト:250万:1
重さ:2100g
明るさ:1000ルーメン
100インチ投影距離:2.24-3.04mm

 dreamio EF-12は、エプソンの少し特殊な形状のプロジェクターです。 

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 本体サイズは、175mm×175mm×128mmですが、重さは2kgを越えます。

 寝室などに置いて利用することを前提にした製品です。

 明るさは、したがって、1000ルーメンです。

 本機は、明るくしやすいレーザー光源ですが、本機は、少しコンセプトが違うので暗めの設計です。

 解像度は、1920 x 1080で、フルHD画質です。

 また、本機はHDR10とHLGには対応するため、HDR輝度信号があるコンテンツは、綺麗にみれます。

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 その上で、ディテール強調・暗部補正など、高画質化技術の言及があります。

 値段なりの技術は積んでいます。

 投影方式は、もちろん、3LCD投影方式です。

 端子は、HDMI端子1つです。

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 Android TV ELPAP12
  ¥10,010 Amazon.co.jp (2/11執筆時)

 ネットワークは、ただし、本機にはWi-Fiが内蔵されません。

 ただ、純正のAndroid TVドングルが用意されます。

 それを差し込めば、Android TVが利用できるため、Netflixほか、Amazon系のネット動画サービスなどに対応可能です。

 また、ミラキャストアプリを利用し、スマホ画像の投写にも対応可能です。

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 そのほか、本機は、ヤマハのスピーカーユニットが搭載となります。

 2基のフルレンジスピーカーを搭載するステレオ構成で、低音域を補うためにパッシブラジエータがある構成です。総合10Wなので、さほど音圧は期待できないでしょうが、使途を考えると十分でしょう。

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 以上、エプソンのdreamio EF-12の紹介でした。

 初心者にターゲット層を絞りつつ、フルHDスペックを実現した小型機として面白いです。

 ルーメン値が低いので、今回の記事の趣旨からは「選外」となる機種ですが、寝室などでわりとカジュアルに利用できそうな部分では、わりと良いと思える機種です。

1-3・ベンキューのプロジェクター

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 続いて、ベンキューのプロジェクターです。

 DLP式を採用する世界的な台湾企業で、日本でも人気です。


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 【2021年発売】

 6・BenQ DLPプロジェクター TH685i
  ¥138,000 Amazon.co.jp (2/11執筆時)

パネルタイプ:DLP
光源:水銀ランプ(RGBWYC)
解像度:1920×1080
コントラスト:10000:1
重さ  :2.8キロ
明るさ :3500ルーメン
100インチ投影距離:2.45〜3.23m

  TH685iは、ベンキューが販売する、フルHDクラスの高級機です。

 解像度は、1920 x 1080で、フルHD画質です。

 しかし、価格は、もう少し出せば4K機が買えてしまうような値段です。

 これは、本機が「ゲーム用」として設計されているからです。

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 応答速度は、動きのあるゲームを行う場合重要なスペックです。

 本機は8.3msと、【ゲーミングモニターの比較記事】で紹介したような機種には遠く及ばないものの、プロジェクターとしては最高速です。

 リフレッシュレートについても、同じDLP形式の他社機と同じく120Hzのリフレッシュレートに対応します。ベンキューは、Eゲーム関係に強い会社なので、こうした商品も出していることになります。

 なお、本機は、2020年に登場したTH685と筐体部分は同じです。

 ただ、新しくAndroid TV9.0を搭載し、各社のVODGoogle Play Storeのゲームを本機だけで実行でような改良がなされています。

 202110031935.jpg

 投影方式は、DLP方式です。

 こちらは、RGBカラーに以上の色を足した6セグメントカラー(RGBWYC)です。

 この場合、6セグメント(RGBRGB)には画質は劣りますが、普通のDLPの3セグと比べればですが、色再現性の部分で上位とみて良いです。

 202007301232.jpg

 HDR10も、対応です。

 詳しくは4Kプロジェクターの項目で紹介しますが、最近の一部ゲームが対応する、輝度の拡張情報に対応します。

 明るさは、3500ルーメンです。

 コントラスト比はさほどスペックが出ていませんが、明るい日中の対応度は高いです。

 端子は、HDMI端子を2つと、PC・映像機器用のアナログ端子という構成です。

  202105241535.jpg

 ネットワークは、本機についてはWi-Fiが、本体に内蔵されます。

 正確には、本体後部に写真のようなドングル(QS01 HDMI Media Streaming)が入っていて、ドングルにWi-Fi機能があります。

 ようするに、このドングルがAndroid TV9.0 用受信機器で、それを利用して、YouTubeほか、アマゾンのプライムビデオや、Netflixをはじめとしたアプリが、アプリとして利用できます。

 いわゆる、「スマートテレビ」として利用できるため、家族で楽しむのは、相当考えられた製品です。

 なお、基本的にメジャーなVODは網羅するのですが、Netflixだけは、認証デバイスではないので(スマホなどからキャストするなど以外は)非対応です。

 重さは、2.8kgです。

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 投影距離は、それなりの短焦点です。

 100インチ投影で2.5mで済みますので。デジタルレンズシフト対応ですので、宙づり設置などにした場合も調整もしやすいでしょう。

 傾き補正も、垂直方向だけですが、自動補整機能があります。

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 以上、ベンキューのTH685の紹介でした。

 業界最高クラスの応答速度を持つほか、6セグメントカラー・HDR対応の部分を含めて、画質面でも値段相応に期待できる製品です。

 アクション・RPGを含めて、「ゲームも高度かつ、快適に行いたい」という方には、有効な選択肢といえます。

 とくに、応答速度の面で言えば10万円台前半の4K機を選ぶよりも、本機を選んだ方がゲームには良いでしょう。

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 なお、同社の「ゲーム関係に強い機種」については、いくつかの下位シリーズがあります。

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 7・BenQ DLPプロジェクター TH671ST
  ¥127,500 Amazon.co.jp (2/11執筆時)

パネルタイプ:DLP (0.48型)
光源:水銀ランプ
解像度:1920×1080
コントラスト:10000:1
重さ  :2.7キロ
明るさ :3000ルーメン
100インチ投影距離:1.52〜1.84 m

 第1に、TH671STは、100インチ投影距離をさらに短くした「ゲーム用短焦点機」です。

 ニッチですが、応答速度が16.67msと落ちます。これでも、普通のプロジェクターよりは応答速度は速いので「ゲーム用」といえますが、上位機とは差があります。

 HDRコンテンツにも非対応です。

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 【2023年発売】TH585後継機

 8・BenQ DLPプロジェクター TH575
  ¥89,800 Amazon.co.jp (2/11執筆時)

パネルタイプ:DLP
光源:水銀ランプ
解像度:1920×1080
コントラスト:15000:1
重さ  :2.5キロ
明るさ :3800ルーメン(ANSI)
100インチ投影距離:3.30〜3.63m

 第2に、TH575は、上位機のTH685iの下位機種です。

 価格差があまりない時期が多いですが、これは両者の発売時期の関係であり、繰り返しますが、本機が下位機種です。

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 応答速度が、16msと落ちるほか、普通のレンズなので、100インチ投影距離が長めです。

 明るさは(ANSI表記ですが)3800lmで、コントラスト比も値も良いのですが、ゲーム用ならば、暗くしてやるので、明るさは要らないかと思います。

 ただ、本機はゲーム用としては「入門グレード」なので、ほかの用途にも使いやすいように調整しているとも植えます。

 そのぶん安いですし、しっかり自動台形補正も採用します。

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 結論的にいえば予算があれば上位機が良いでしょう。

 ただ、「プロジェクターで、映画も見たいし、ゲームもしたい」という程度の方には、本機も悪くないです。

 とくに、皆さんが買われる際に(納得がいく)値段差がついているならば、値段面で本機は良い選択肢になるでしょう。

1-4・Aladdin Xのプロジェクター

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 続いて、韓国の Aladdin X が販売するプロジェクターです。

 以前は、PopInという社名でしたが、変更になっています。

 照明を兼ねたユニークなシリーズは特に人気です。


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 【2023年発売】‎PA2P22U02DJ

 9・popIn Aladdin X2 Plus
  ¥104,280 Amazon.co.jp (2/11執筆時)

パネルタイプ:DLP (0.33型)
光源:LED (RGB)
解像度:1920×1080
コントラスト:
重さ:4.9キロ
明るさ:900ANSIルーメン
100インチ投影距離:約1.78m

  Aladdin X2 Plusは、天井照明型のプロジェクターです。

 キックスターター初のプロジェクターの「第4世代」機です。

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 この機種は、要するに、プロジェクター機能のほか、天井照明と、Bluetoothスピーカーが組み合わさった、ハイブリッドな製品です。

 誰もが考えそうでやらなかったことを実行した、ユニークな製品です。後ほどみるANKERも、同じタイプをだしましたが、こちらが先発です。

 201904101306.jpg

 照明としては、調色対応の8畳用で、器具光束が、標準で3800ルーメン、最大で4300ルーメンというスペックです。

 【LEDシーリングライトの比較記事】で紹介したように、 8畳用としての最大光量(4299ルーメン)は出せます。

 ただし、演色値はRa80とあまり良くない点と、光源配置の面で、どちらかというと、寝室兼用のシアタールームなどに向きます。

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 スピーカーは、内蔵式で、米国のHarman/lkardonのものを採用します。

 音響分野では有名ブランドですが、TV向けユニットを出しているので、その類だと思います。総計16Wで出力のステレオですので、音質は「テレビ相当」です。

 3Dのドルビーアトモスではないですが)ドルビーオーディオに対応です。それでも上からの振り下ろしなので、感じは異なり面白いでしょう。

 解像度は、フルHD出力に対応となります。

 投影方式は、DLP方式です。

 一方、素子サイズは、0.33型であり、この部分では、モバイルプロジェクター系列です。

 202211161108.jpg

 光源は、LEDです。

 LEDはセグメントに工夫がある機種が多いですが、本機は普通にRGBです。

 ただ、光源寿命がはしっかり長く、発熱もしにくいため、天井向きの光源です。

 コントラスト比は、情報非開示です。

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 明るさは、一方、900ANSIルーメンです。

 シアターの用に暗くして利用する専用です。

 先述のように、照明器具としても「寝室向け」なので、家族で、夜にシアターを気軽に楽しむという用途で利用に最適化されています。

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 ネットワークは、Bluetooth5と共にWi-Fi6が、本体に内蔵されます。

 その上で、この製品も、Android TV 9.0を装備するため、YouTubeほか、アマゾンのプライムビデオや、Netflixをはじめとしたアプリが、アプリとして利用できます。

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 ・Aladdin Connector
  ¥15,800 楽天市場 (2/11執筆時)

 端子は、基本的にHDMIなどはありません。

 ただ、Aladdin Connectorという、ステーションが用意されていて、無線伝送の提案があります。

 この方法ならば、【サウンドバーの比較記事】で書いたような(もう少し良い)スピーカーをあとから付けることもできそうです。

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 重さは、4.9kgです。

 家庭用の引っかけシーリングの耐荷重が5kgなので「ギリギリOK」に設計しています。

 ただ、相当古い部材の場合、この部分は3kgが限界だったので、注意しましょう。

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 投影距離は、サイズ固定なので、投影距離で決まります。

 85cm以上壁から離れての利用が原則です。100インチ投影の場合は、1.78mです。

 寝室サイズの部屋の真ん中に照明用コンセントがあるとして、設計されているので、たいていの場合は、「大画面」となるでしょう。

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 投影角度は、天井設置型の場合、考える必要があります。

 しかし、32度までと、前モデルより相当柔軟になりました。たいていOKでしょう。

 傾き補正は、手動ながら水平40度, 垂直40度に対応します。

 そのほか、待機電力は余分にかかりますが7秒の高速起動モードが搭載です。

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 以上、 Aladdin X2 Plusの紹介でした。

 アイデアとして、とても優れており、相当人気のある理由も分かります。

 家族のリビングに使うには、照明の部分と、画質(素子サイズと光量)の部分であまりおすすめしません。しかし、寝室のような専用室や、1人暮らしの方が、気軽に楽しむには最適でしょう。

 値段差にもよりますが、(あとで見る)ライバルのAnker Nebula Novaより「明るい」のもポイントです。

ーーー

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 【2022年発売】PA2P22U01DJ

 10・popIn Aladdin 2 Plus
  ¥109,800 Amazon.co.jp (2/11執筆時)

 【2020年発売】

 【フルHD画質】【700ルーメン】

 11・popIn Aladdin 2 PA20U01DJ
  ¥75,800 楽天市場 (2/11執筆時)

パネルタイプ:DLP (0.33型)
光源:LED (RGB)
解像度:1920×1080
コントラスト:
重さ:4.9キロ
明るさ:900ANSIルーメン
100インチ投影距離:約1.78m

 なお、この機種には、3種類の旧機種が存在します。

 第1に、popIn Aladdin 2 Plusです。

 先ほどの機種の1世代前の製品です。

 プロジェクター部分ではなく、ライトの部分で「常夜灯の色味」の改善と、「おはようタイマー」の進化(色温度を変えながら徐々に明るくなる)がポイントです。

 常夜灯は、「色ムラの改善」との表記です。使う場合気になるところなので、新機種を選んだ方が良いと思います。値段差もありませんので。

 第2に、popIn Aladdin 2 です。 

 2世代前の機種ですが、近年まで「下位機」として売られていたものです。

 こちらの場合、(プロジェクター部分の)明るさが700ANSIルーメン落ちます。

 新機種にしても、暗くしないと使えないレベルではありますので、予算によってはこちらは選べるかもしれません。

 ただ、搭載されるネットワークが、Wi-Fi5とBluetooth4.2と規格が古い部分と、高速起動モードない点もあるので、おすすめかと言われると微妙な部分はあります。


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 【2023年発売】

 12・ Aladdin X Aladdin Marca XM03F
  ¥149,800 Amazon.co.jp (2/11執筆時)

パネルタイプ:DLP (0.33型)
光源:LED+レーザー
解像度:1920x1200
コントラスト:
重さ:5.31キロ
明るさ:1000 ANSI ルーメン
100インチ投影距離: 24cm

 Aladdin Marca XM03F は、アラジンの新型のフルHDプロジェクターです。

 202402111442.jpg

 こちらは、照明的な要素はないです。

 投影距離は、100インチサイズの投影でも24cmで、ここがポイントの機種です。

 その代わり、「テレビ直下」に、おける超短焦点機になります。

 重さは、5.3kgあるため、据え置いて使うのに適したモデルです。

 解像度は、1920x1200のフルHDです。

 投影方式は、DLPです。

 素子サイズを含めて、先ほどの機種と同じです。

 明るさは、1000 ANSI ルーメンです。

 ここは課題です。昼間の日光下で利用できる感じはないので、シアター用、あるいは、寝室用という感じです。

 コントラストは、一般的なプロジェクター用の仕様としては、情報非開示です。

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 色域は、一方、DCI-P3で82.5%カバーなので、プロジェクターとしてはですが、それなりに広色域です。

 本機の場合、バックライト光源がLED+ レーザーの複合光源ですので、色域にそこそこ余裕が出る形です。その形式としては、明るさはですが、短焦点で特殊な機種ですし、ここは例外的です。

 HDRも、HDR10に対応ですし、良い仕様です。

 端子は、HDMI2.1が2つです。

 USB2.0端子も2つありますが、HDDなど外部デバイスをつけるためのものです。

 このほか、光デジタル端子と、ヘッドホン端子があります。用途的に1人で近接視聴する場合も多いので、そこに配慮した構成です。

 202402111453.jpg

 ネットワークは、LANとWi-FiとBluetoothを備えます。

 一方、本機はGoogle TVではなく、独自のAladdin OSを備えます。

 一応、上図のメジャーな定額動画サービスは対応しますが、(発売時)DAZNなどはみられないです。このほか、ラジコは対応するようです。

 わざわざ独自のOSにした理由は、おそらく、独自アプリの部分で、他社との差をつけるためだと思います。詳しくは(こちら)に対応コンテンツがありますが、Google Playで公開してしまうと、他社機でも使えることになるので。

 一長一短ですが、問題があれば、他製品同様に、【セットトップボックスの比較記事】で紹介したような、Amazonや、Googleの専用端末を(後から)つなげれば良いでしょう。

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 傾き補正は、縦・横とも、自動補正に対応です。

 壁色補正や、オートフォーカス、凹凸の補正など、最近の海外機によく見られる「初心者に優しい」仕様です。

 スピーカーは、総合31Wです。

 普通のステレオですが、2ウェイ式になっています。 

---

 以上、Aladdin Marca XM03Fの紹介でした。

 短焦点のオールインワン型として、手軽に設置できる部分が魅力です。ターゲット層は明らかに入門者で、気軽に楽しく使えそうな製品に思えました。

 設置や設定は簡単な方式ですし、割と良いコンセプトの製品に思えました。

次回に続く!
入門用のプロジェクターのおすすめは結論的にこちら!

 というわけで、今回は、フルHD解像度のホームシアター向けのプロジェクターの比較の1回目記事でした。

 しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。

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2・家庭用フルHDプロジェクターの比較(2)
 2-1:Acer〈台湾〉
 2-2:JMGO〈中国〉
 2-3:LG 〈韓国〉
 2-4:アンカー 〈米国〉
 2-5:ASUS 〈台湾〉
 2-6:DMM.com 〈日本〉
 2-7:AREA〈日本〉 ほか
3・家庭用フルHDプロジェクターの比較(3)
 3-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 次回の2回目記事こちら)では、今回扱わなかった、パAcer・パナソニック・LGなどのホームシアター向けプロジェクターを紹介します。

画質(日中) ★★★★☆
画質(夜間) ★★★★☆
設置の容易さ ★★★★☆
軽量性    ★★★★☆
ネットワーク ★★★★☆
総合評価   ★★★★☆

 その上で、最終回の3回目記事こちら)に入ります。結論編として、今回紹介した全機種から、Atlasのおすすめ機種を最終的に提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

ーー

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posted by Atlas at 01:23 | 映像機器

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