【今回レビューする内容】2026年 強力なコードレス掃除機・スティック掃除機の性能とおすすめ・選び方:機種の違いと性能ランキング
【比較する製品型番】日立 PV-BH900SM(K) PV-BH900SL (K) PV-BH500J PV-BH500A1 W PV-BL50M C パナソニック MC-SB85K-H MC-SB85K-J MC-SB65J-HC MC-SB53K MC-SB33J MC-NX700K-W MC-NX810KM 東芝 VC-CLZ74DS VC-CLX73(C) VC-CLX72(H) VC-CLX52(H) シャープ RACTIVE Air POWER EC-SR10 EC-PR10 HR8 ダイソン Dyson V8 V10 V12 slim Origin V15 Dyson Gen5detect Shark PowerClean 360 IW4271JBK IW4171JCP 三菱電機 HC-JD2C-N バルミューダ C01A-WH C02A-WH Electrolux EFP71525 Tineco A10 A11 HERO アイリスオーヤマ i10 SBD-91P-T マキタ CL286FDRF ケルヒャー VCS 3 ほか
今回のお題
吸引力の強いコードレスの掃除機のおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2026年1月現在、最新のコードレス掃除機の比較です。
スティック型だと分かりにくい「吸引力の強さ」は、特に注意して説明します。
そのほか、軽量性・オプション・収納性にも注目しながら分析しました。

1・強力なコードレス掃除機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:日立〈日本〉
1-3:東芝 〈日本〉
1-4:シャープ〈日本〉
2・強力なコードレス掃除機の比較 (2)
2-1:パナソニック 〈日本〉
2-2:三菱電機〈日本〉
2-3:アイリスオーヤマ〈日本〉
2-4:バルミューダ〈日本〉
3・強力なコードレス掃除機の比較 (3)
3-1:ダイソン〈英国〉
4・強力なコードレス掃除機の比較 (4)
4-1:シャーク〈米国〉
4-2:ケルヒャー〈ドイツ〉
4-3:AQUA〈日本〉
4-4:マキタ〈日本〉
5・おすすめコードレス掃除機
5-1:おすすめ機種の提案【結論】
記事では、コードレス掃除機の「選び方の基本」をはじめに紹介したあと、メーカー順に各機を比較していきます。
吸引力の強さ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★★
ヘッドの性能 ★★★★★
センサー性能 ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
その上で、記事全体の「結論編」では、上のような観点で、目的別・価格別に「おすすめ機種」を具体的に提案していきます。
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なお、記事をお読みいただくにあたり、1点だけ「注意」をお願いします。

1・強力なコードレス掃除機の比較
主な用途:じゅうたん・畳も対応
重さ: 1.5kg〜3kg
2・軽量なコードレス掃除機の比較
主な用途:フローリング
重さ:0.8kg〜1.5kg(主に)
コードレス掃除機は、かなりの数があります。
そのため、このブログの場合、記事を2つに分けています。
今回の記事は(やや重くても)「じゅうたん対応」水準の機種を探している方のために書いています。
主にフローリング用として、あるいは、既にお持ちの掃除機のサブ機ととして、1.5kg以下の軽量モデルをお探しの場合、上のリンクの2番の記事(こちら)を、お読み頂ければと思います。-どちらから読んでも分かるようにいます。
一方、「目的まではっきり決めていない」という方は、とりあえず、次のコードレス掃除機の「選び方の基本」に目を通していただくのが良いかなと思います。
よろしくお願いします。
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1・サイクロン式の掃除機の比較
2・紙パック式の掃除機の比較
3・コードレス掃除機の比較
4・ロボット掃除機の比較
5・おすすめ掃除機の選び方 【まとめ】
なお、今回は、このブログ「モノマニア」の掃除機の比較シリーズ全体としては、3回目記事として書きました。
1-1・コードレス掃除機の選び方の基本
はじめに、コードレス掃除機の「選び方の基本」の説明をします。
ここ数年で、各社のコードレス掃除機は著しい技術進化を遂げています。
とくに以下の4つのポイントは、製品選びにおいて注目すべき重要な要素です。
1・吸引力(掃除機のパワー)
2・本体の軽さ(軽量性)
3・バッテリーの持続時間(稼働時間)
4・各種センサーの搭載(ゴミ検知など)
結論的にいえば、現代の技術水準をふまえ、時代遅れではないコードレス掃除機を選ぶためには、これら4点を重視する必要があります。
本編では、これらの要素について順に解説していきます。製品比較の前提として、まずはその基礎を押さえておきましょう。

第1に、掃除機のパワー(吸引力)です。
コードレス掃除機において吸引力を決定づけるのは、搭載されているモーターの性能です。
小型モーターの著しい進化により、この5年ほどで「カーペット対応」を謳う強力なモデルが、各社から登場しています。
しかし、コードレス機では軽量性を重視した高級モデルも多く、価格が高くても吸引力が弱く、じゅうたんでは、ほとんど使えない機種も少なくありません。
この点は、掃除機に詳しくない方が失敗しがちな部分であり、少し丁寧に解説しておきます。

掃除機の吸引力は、吸込仕事率・定格電圧・真空度などの数値から推測できます。
ただし、コードレス掃除機の場合、キャニスター型と違って「吸込仕事率(W)」を公開するメーカーがほとんどありません。
ダイソン製品の一部では、有志による測定値が出回っていますが、これは例外的です。
一方で、「定格電圧(V)」は多くの企業が公開しており、吸引力を判断する上での手がかりにはなります。もちろん、電圧が高ければ吸引力が強いとは一概に言えませんが、「手がかり」にはなります。

床質への対応度は、上表のように、まとめれます。
定格電圧でDC20V以上、吸込仕事率で100W以上あるならば、じゅうたんでも実用的な吸引力を備えていると考えられます。
ただし、多気筒サイクロンを搭載したモデルでは、特にゴミが溜まった状態でも吸引力の低下が少なく、実際の体感としては、スペック以上の性能を感じることもあります。
このため、本記事では、現物確認が可能だった大手製品については、実機を試用したうえで、実際の対応力を評価しています。
また、スペックや構造上に疑問がある製品については、懸念点をはっきり記載する方針です。
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ヘッド構造も、実際の吸引性能(吸塵力)に大きく関わります。
ローラーブラシの工夫や、モーターヘッドの有無、ゴミの絡みにくさ、床材に応じたかき出し能力など、各社が力を入れて開発している領域です。

風経路(風の通り道)も重要な要素です。
ゴミが溜まった状態でも吸引力を維持できるかどうかは、構造に大きく左右されます。
紙パック式はチリ落とし機構の有無、サイクロン式はゴミ分離構造(単気筒 or 多気筒)で、ランクが付きます。
こうした設計によって、製品の使い勝手や、とくにパワーの持続性に差が出ます。
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結論的にいえば、パワフルなコードレス掃除機を求めるなら、まず「十分なモーターパワー」を備えた機種を選ぶことが大前提です。
この点が不十分では、そもそも話になりません。
その上で、ヘッド構造、風経路、気筒数などの要素も総合的に判断しながら製品を選ぶべきです。
10年前と比べれば、「じゅうたんでもしっかり吸う」と言える製品も増えてきました。
本記事では、そうした「本当に強力なコードレス掃除機」を探していきます。
パワフルなコードレス掃除機が欲しい場合、一定度のモーターパワーがある機種を選ぶことが「大前提」です。
ここが基準に満たないと「話にならない」です。
その上で、「ヘッド」や「風経路」、サイクロンならば「気筒数」などの要素を総合して、選ぶことが重要です。
10年前と異なり、「じゅうたんでもしっかり吸う」と言える製品はあります。今回の記事では、そういった「強力なコードレス掃除機」を探していきます。

第2に、本体の軽量性です。
じゅうたん対応のコードレス掃除機は、どんなに軽くても約1.5kgの重さがあります。
フローリング専用モデルであれば、1.0kg〜1.3kgの軽量モデルが多数存在し、各社が最軽量を競っています。
そのため、両者を比べると、じゅうたん対応機はどうしても重く感じるのが実情です。
これは、モーター出力との両立が難しいためであり、ある程度はやむを得ません。
とはいえ、一昔前のダイソンのじゅうたん対応モデルでは、2.5kg前後が一般的でした。
それを考えれば、現在の製品は大幅に軽量化されているといえるでしょう。

実際、キャニスター型掃除機(上図参照)でも、スティック部分の重さは1.5〜1.7kg程度です。
この点から見ても、現代のじゅうたん対応スティック型を「重い」と決めつけるのは適切ではありません。
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結論的にいえば、一般家庭では「2kg以下」をひとつの目安に選ぶとよいでしょう。
それを超える機種では、重心バランスが良くても、使用時に「重さ」を感じやすくなります。
いずれにしても、本記事では、軽さを最重要項目のひとつとして扱います。
日本では「軽く使いたい」というニーズが非常に強いためです。

第3に、バッテリー稼働時間です。
近年では、モーターとバッテリーの効率が大きく改善され、コードレス掃除機の稼働時間は伸びてきています。
持続時間は「標準運転」で30分前後がパワー系コードレス機の平均的な目安です。
一方、カーペット対応の「メイン掃除機」として選ぶ場合は、「強運転」での持続時間にも注目が必要です。
中運転の出力でもカーペットをある程度吸えるダイソンなどの例外機種はあります。しかし、「強運転」が10分未満の製品は、メイン掃除機としては不向きと考えられます。
持続時間の問題は、ただ、別の解決策があります。
それが、バッテリー着脱式設計です。
片方のバッテリーを充電しながら交互に使用することで、連続使用時間を実質的に延ばせるほか、バッテリーの劣化対策にもなる方式です。
近年では、シャープ、マキタをはじめ、複数メーカーが採用しています。
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結論的にいえば、一般家庭のカーペット用(メイン機)として選ぶなら、 標準運転で30分前後の持続時間を備え、強運転で10分程度の吸引力を保てる機種を選ぶのが理想です。
そのうえで、バッテリー持続時間に不安がある場合は、交換式バッテリー搭載モデルを選ぶのも有効な選択肢でしょう。

第4に、掃除機のセンサー(自動運転)です。
これは、カーペット用として使用する場合に特に重要な要素です。
先述の通り、コードレス型は、バッテリー稼働時間に制約があるためです。
センサーが搭載されていれば、必要なときだけ自動的に「強運転」に切り替える自動運転モードが使えるため、効率的にバッテリーを活用できます。
床面検知センサー式
=床がじゅうたんと判断されたときに強運転へ切り替える
(例:日立・シャープなど)
ゴミ量センサー式
=ゴミの多さを検知して強運転へ切り替える
(例:ダイソン・パナソニックなど)
この自動運転には、それぞれ、主に2種類の方式があります。
それぞれに一長一短があります。

床面検知センサー式は、じゅうたんを検知して自動的にパワーアップできることが利点です。
一方で、ゴミ残りの有無を把握できないのが弱点です。 
ゴミ量センサー式は、カーペットの目に見えないゴミを検知して強運転にできるのが利点です。
ただし、床質を判別できないため、手動で強運転に切り替えないと奥のゴミを取り切れない部分が弱点です。
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結論的にいえば、コードレス掃除機では、床面検知センサーのほうが使いやすいでしょう。
カーペットは「常に強く吸わせたい」対象であり、操作の手間が減るメリットがあります。
ただし、ペットを飼っているご家庭や、アレルゲン対策を重視する場合は、目に見えないゴミに反応できるゴミ量センサー式も有効です。
なお、両方式を搭載したモデル(ダイソンやシャークなど)も一部存在しますが、製品ごとにどちらかを選ぶケースが多いのが現状です。
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以上、コードレス掃除機の「選び方の基本」を解説してきました。
他にも触れたい点は多くありますが、詳細は各製品紹介の中で随時解説していきます。
このあとは、冒頭で述べたとおり、強力なじゅうたん対応モデルをメーカー順に見ていきましょう。
1-2・【強力】日立のコードレス掃除機の比較

はじめに、日立のコードレス掃除機の比較です。
昔から「モーターの日立」と呼ばれるメーカーで、掃除機には力を入れています。
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以下では、いつものように、オススメできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな点は青字で書いていきます。

【2024年発売】
(黒)PV-BH900SM-K
1 ・日立 パワーブーストサイクロン PV-BH900SM(K)
¥54,350 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
【2023年発売】
(黒)PV-BH900SL-K
2 ・日立 パワーブーストサイクロン PV-BH900SL(K)
¥38,497 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
重さ:1600グラム
定格電圧:25.2V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:40分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:床面検知
充電時間: 2時間
PV-BH900SMは、日立のパワーブーストサイクロンの「看板商品」で、最上位機です。
旧機種が数世代残ります。

2024年機は、ごみくっきりライトが新搭載です(右図)。
旧機(左図)に比べて、ゴミの見える範囲が狭いです。
あとは、後述する、4方向吸引に対応したこと(パワフル スマートヘッド plus)、ブラシの角度変更(2アングル形状)、拡張現実を利用する「ARおそうじ」に対応するようになったことが目立つ違いです。
2023年機は、したがって、これらの機能がないです。
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結論的にいえば、それなりに新機種は進化しましたが、やはり、新機種の登場で価格が下がった2023年機が良いでしょう。
あとは、だいたい同じなので、新機種をベースに紹介していきます。

本体の重さは、1600グラムです。
カーペットに対応する機種としては、ダイソンのスリムシリーズより軽量であり、優秀です。
高齢者の多い日本のニーズに合うでしょう。

吸引力は、仕事率が非公開です。
しかし、日立は、定格電圧は公開があり、25.2Vと相当強い電圧のバッテリーを装備します。
実機を操作しても「モーターの日立」らしく、吸引力で不満に感じることはないです。

モーターは、新世代のジェット3Dファンモーターです。
従来機(小型ハイパワーファンモーターX4)よりも風量が15%アップしています。
2022年機にもマイナーチェンジがありました。
モーターの改良で静圧(=吸い込み口で空気を吸いこむ力)を20%高めています。それに伴い、パワフル3Dファンモーターと名前も変えました。
全体としては、軽量化に主眼が置かれた改良です。しかし、サイクロン式は風量は吸引力に直結するため、パワーの面では大きな進化です。

掃除機のヘッドは、自走式です(パワフル スマートヘッド plus)。
後ほど見る、ダイソン機などの場合モーターはゴミをかき出すためのブラシの回転にのみ使います。
日立は、前への推進に使える出力です。この場合、(業界では)「自走式」と区別して呼ばれます。キャニスター式(車輪)の掃除機では珍しくないですが、スティック型では珍しいです。
力を入れずに操作できる点で、自走式は「モーター式の上位互換」とも言えます。
なお、2024年機から、左右からもゴミを吸引できる新構造(4方向吸引)になりました。壁ぎわのゴミを取りやすくするための工夫です。
ブラシも、こちらは23年機からでしたが、2アングル形状にしています。「吸い付きすぎ」を防ぎ、軽い操作性を担保するための工夫でしょう。

そのほか、ブラシ部分は、最近各社のトレンドなのですが、毛絡み防止を主軸におく「からまんブラシ」を採用します。

シンクロフラップ構造も特徴です。
従来機はヘッド前方に配置されていたフラップが、現在では後方に設けられるようになっています(上図)。
掃除機を前に押すときは、フラップが閉じた状態(左図)となり、ローラーが前方からかき込んだゴミを効率よく吸引します。
ローラーは常に正回転しているため、後退時でも後方のゴミを効果的に取り込むことが可能です。
この構造は、パワフルな自走によるカーペットへの吸い付きすぎを抑制する副次的なメリットも期待できます。

LEDヘッドライトは、緑色のものが搭載です。
3方向ごみくっきりライトという名前で、ゴミが見えやすい色にしています。
なお、ヘッドの稼働性の良さも日立の売りです。
キャニスター型でもお馴染みですが、ヘッドが直角に曲がるクルッとヘッドと、すきま対応が良いペタリンコ構造などが採用です。
こうした工夫は、日立や東芝がわりと強い印象です。

付属品は、上位機と下位機で異なります。
上位機種は、スマートホースが付属します。
高い場所や階段などで、キャニスター掃除機のように利用できます。従来的にあまりなかった発想で、面白いです。車の掃除などにも便利でしょう。
加えて、長さ調整できる伸縮すき間用吸口・延長パイプ、エアコンのフィルタ掃除に向くハンディブラシ、サッシ掃除などにつかえるほうきブラシと、先ほど書いた布用ブラッシングヘッドです。
付属品の多さは、日本独特の掃除機文化でしょう。日立はとくに重視していて「立体おそうじ」と表現します。

センサーは、床質センサー(床面検知)が搭載です。
これにより、床の種類にあわせて強さを(ターボを除く)2段階(標準・強)で自動調整する自動運転が可能です。「じゅうたんは強力」に、「フローリングは静かに」運転してくれます。
ゴミ量センサーがないので、床のゴミ残りは目視できません。ただ、部分的にじゅうたんがあるだけご自宅の場合、コードレス機では、ゴミ量センサーより、実用性は少し高いでしょう。
バッテリー持続時間は、標準、自動運転時とも最大40分です。
ヘッドを付けた状況でこの数字なので、他社に比べても優秀です。
日立機は、3段階の強弱調整です。標準・自動以外だと、強(15分)・ターボ(6分)です。
(毛の長めの)「じゅうたん対応水準」といえるのは強運転以上ですが、他社と比べても長めです。この持続時間は、わりと魅力です。
バッテリー充電時間は、ただ、約3.5時間です。
あまり速くないです。

サイクロンは、ゴミを圧縮するパワーブーストサイクロンが採用されています。
圧縮率などは非開示ですが、ゴミがまとまるので捨てるのがより簡単になります。
なお、圧縮時に髪の毛などがからみにくくなる「からまんプレス構造」も採用です。
一方、続いて見ていく、東芝・パナソニック・ダイソンなどと違って、サイクロンは、多気筒でも、フィルターレスでもないです。
この仕様でも、ゴミの分離はあまり問題ないにせよ、ゴミ(ほこり)が溜まると、すこし吸引力が落ちる部分と、2つのフィルタ(クリーンフィルタ・内筒フィルタ)と2箇所のメンテが必要な部分はあります。
とはいえ、手数が1つ増える位なので、過度の心配は不要です。

そのほか、スティックを持ったまま捨てられる「ゴミ捨てレバー」が付属しており、この部分の利便性は高いです。

本体の収納は、充電台を兼ねたスタンドが付属します。
直立での充電に対応できるほか、はめ込み式の中棒を外すことでハンディ充電にも対応します。
全てのアクセサリーが収納できる構造である点も、同社は売りとします。

ネットワークは、Wi-Fiほか、特段装備されません。
ただ、24年からAR(拡張現実)お掃除として、スマホカメラを利用しての軌跡表示ができます。
面白い「おまけ」ですが、つけるならばもう少しゲーム性が欲しいところです。
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以上、日立のPV-BH900SMの紹介でした。
運転強度をあげた場合は、毛の長いじゅうたんにも対応できる機種です。
バッテリー量も自動で40分、本格的な絨毯で強運転するとしても15分というのは、他社機と比べても、高スタミナです。
むろん、非コードレス機と比べると時間は限られますので、基本的は「毎回忘れる充電」が必要です。
付属品も仕様がよく、キャニスター式のように使えるほか、高所を含めた「立体おそうじ」が得意な部分が評価できます。
その部分で、普通のキャニスター型を使っている方が、メイン機を買い替える場合に良さそうです。
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【2023年発売】
3・日立 パワーブースト PV-BH500A1 W
¥49,800 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
重さ:1900グラム
定格電圧:25.2V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:40分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:
充電時間: 3時間30分
なお、AmazonからPV-BH500A1という製品の販売があります。
こちらは、1世代前(PV-BH900H)をはさみ3世代目の機種が元になる製品です。
ただ、現世代でモーターが新しくなった関係で、重さほか、風量の部分で15%劣ります。床面検知センサーもないので、自動運転もしません。
それでも、「毛の短いじゅうたん」までは十分にこなせます。Atlasもだいぶ前に試しましたが、当時の感覚だと長めでもいけそうな感触でした。
そのほか、ヘッドの毛絡み防止がない点(シンクロフラップはあり)、LEDが白色である点などが、先ほどの機種との差です。

付属品は、2世代前なので、ハンディブラシ・ほうきぶらし・2WAYすき間ブラシと、以前ののものになります。つまり「平面的なおそうじ」しかできない機種です。
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結論的にいえば、特別なセールがない限り、この値段差ならば、先ほどの選んだ方が良いように思えます。
1-2・【強力】東芝の掃除機の比較

続いて、東芝ライフスタイルのコードレス掃除機です。
同社はどちらかと言うと、軽量機が多いですが、カーペット向きもいくつかあります。
【2024年9月発売】
【上位機】VC-CLX73-C
4・ 東芝 トルネオ ヴイ コードレス VC-CLX73(C)
¥34,780 楽天市場 (1/14執筆時)
【2023年発売】
【上位機】
5・ 東芝 トルネオ ヴイ コードレス VC-CLX72(H)
¥41,800 楽天市場 (1/14執筆時)
【下位機】VC-CLX52-H
6・ 東芝 トルネオ ヴイ コードレス VC-CLX52(H)
¥32,900 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
重さ:1700グラム
定格電圧:
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:20分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:床面検知(LEDあり)
充電時間: 2時間30分
VC-CLX73は、東芝のじゅうたん対応の掃除機です。
同社の「じゅうたん対応」の軽量機という位置づけで、日立の「パワーブーストサイクロン」のライバル機と言えます。
旧機種が残ります。
2023年機(上位機)は、ブラシが旧型です。
最近の各社のトレンドである壁ぎわ対応力を強化するための変更です。
ただ、詳細はあとで書きますが、形状変更に弊害もありそうです。重さも増えました。
あとは、付属品(吸い拭き2WAYワイパー)が増えた程度です。
2023年機(下位機)は、さらに、モーターが下位仕様です。
その上で「床面検知センサー」の運転状況(強弱)を表示するインジケーターがヘッドにない仕様です。
カーペット対応というには仕様が弱めなので、こちらはあまりおすすめできません。
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結論的にいえば、現状だと2023年機が良いでしょう。
あとは、同じなので、同時に見ていきます。

本体の重さは、1700グラムです。
新機種のヘッド変更で100g増えたので、日立には100g負けます。
とはいえ(しっかり)じゅうたん対応を表明する機種のなかでは、軽量水準と言えます。

吸引力は、仕事率は非公開です。
ただ、東芝は、ダイソンと同じ、本格的な多気筒のフィルタレスサイクロンで、ゴミの分離性能が良いです。吸引力の持続性も担保されます。
6気筒なので、ダイソンのスリムタイプと同等です。
なお、多気筒であることで吸引力自体が「パワフル」になるわけではないです。ただ、微細粉じんの分離性能が良くなるのでで、フィルターの目詰まりによる吸引力の低下が置きにくく、常に「強く吸える」といえます。
逆に、多気筒型はモーターパワーを強くしないと吸引力が弱くなりがちなので、「小型・軽量でもパワーが出せる」モーターの開発が重要になってきます。
その部分で言えば、上位機だけですが、新開発のHi-Power DC モーターを採用します。
この力で、軽量ながら「じゅうたんに対応」させています。
水準としては、日立同様に「毛の長いじゅうたん」もいけます。ただ、完璧主義の方に向けて「しっかり取れる」と言い切れるのは「毛の短いじゅうたん」までです。
日立も含めて、この重さの機種では、「毛の長いじゅうたん」対応と万人に言い切れる機種は、各社ともないです。

掃除機のヘッドは、自走式です。
この部分でも日立と並べており、性能は期待できます。
一方、ライトはゴミが発見しやすい緑色ではないです。
ただ、同社の場合、スティック部分にライトがつくので、ハンディで利用する場合もライトが使えるという部分で面白いです。

ブラシは、24年から仕様が変わりました(すみまでヘッド)。
以前トレンドである「毛絡みしにくさ」に加えて、最近のトレンドとなる「壁ぎわ掃除力」を強化するための新形状です。
新形状は、中央に保持層がありますが、おそらく吸引力に影響しないと思います。
ただ、右図のサイドブラシ(すみまでブラシ)は、繊維を見ましたが、おそらく数年で植毛がへたるタイプですので、機能性が落ちないか少し心配です。

掃除機の取り回しは、良いです。
東芝のキャニスター型でも採用がある、カーブ形状で、どのような持ち方でも取り回せる「らくわざフリーグリップ」を装備します。
手元の動きに合わせて方向も変わりますし、すき間掃除も得意な壁ピタ設計です。
日立と同じで、細かい取り回しは優れます。

付属品は、丸ブラシ・隙間ノズル・2WAYワイパーです。
24年からふとんブラシが省略で、2WAYワイパーが付属です。
ようするに、吸引力で市販のワイパーを吸い付けて、フローリングシートを使うという発想です。
ただ、これだと力が入らないですし、「前進かけ」しかできませんし、限りあるバッテリーも減るので、短命に終わるタイプのアクセサリーに思います。

センサーは、床面見極めセンサー Plusです。
じゅうたんなどやフローリングなど床質を検知して回転数・強弱を自動調整する方式です。
他社のゴミ量センサー型だとこうしたLED表示は(ゴミが見えないので)標準装備ですが、床面検知センサーだと珍しいです。ただ「必要か」と言われると微妙です。
モーター音の違いで「働いたな」と分かるからです。見やすい場所にあるわけでもないので、なんのために付けたのがイマイチ分かりません。

バッテリー持続時間は、自動運転で最大20分です。
標準は、30分ですが、実際的に「弱運転」で、フローリング用としても弱めです。
強運転の持続時間は8分です。
他社もですが、軽量機だと、「毛の長いじゅうたん」ばかりのご家庭だと厳しいといえるのは、この部分もあります。

着脱式リチウムイオンバッテリー 41479045
¥14,091 楽天市場 (1/14執筆時)
バッテリー充電時間は、約2.5時間で満充電となります。
十分な水準でしょう。なお、バッテリーは取り外した状態でも充電可能です。
保守部品扱いですが、ネットなら売っています。

サイクロンは、強力仕様です。
ゴミを圧縮するトルネードプレスが採用されます。ゴミを1/4まで圧縮するので、ダストカップが有効利用できるほか、ゴミ捨ても楽です。
本機も、それなりの量が吸えそうです。
その上で、東芝は、サイクロン自体にブリーツフィルタがないフィルターレスです。
パナソニック・ダイソンなどの仕様と同じですが、日立・シャープ機などは不採用ですので、ワンポイントです。
この仕様の場合、メンテが楽です。
また、ゴミ(ほこり)が溜まっても、吸引力が持続するの部分でも評価できます。
なお、完全にフィルターがないわけではなく、排気清浄フィルターがあります。ただ、これはメンテが楽で、洗えって繰り返し使えますので、。相対的にメンテが楽で、消耗品コストが低いのには変わりません。

本体の収納は、充電台が付属します。
直立での充電に対応できるほか、はめ込み式の中棒を外すことでハンディ充電にも対応します。
屈まずに全てのアクセサリーが収納できる構造である点も、同社は売りとします。
一方、掃除途中で壁に立て掛けても安定する構造ですが、本機だけで自立はしません。

清潔性は、サイクロンの機構が全部が丸洗いできる点で配慮があります。
また、ダストカップも、粉ゴミが舞い上がらない構造を採用するなど工夫が多いです。
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以上、東芝のVC-CLX73の紹介でした。
若干バッテリー持続時間の部分が課題に思いますが、モーターやサイクロン機構は評価できる部分で、しっかりじゅうたんでも吸ってくれそうです。メンテ性も良く、清潔性の部分も評価できます。
しかし、2024年機はヘッド植毛の寿命が懸念材料です。
アクセサリーの実用度も、日立に比べるとやや劣るように思います。自走式ながら、重さを増したのもマイナスです。
ただ、他社との値段差次第ですが、2023年機ならばおすすめできる感じです。
【2025年発売】
7・ トルネオ コードレス VC-CLZ74DS(C)
7・ トルネオ コードレス VC-CLZ74DS(K)
¥57,748 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:2300グラム(本体は1.6kg)
定格電圧:
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:10〜30分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:ゴミ量&床面錦地(LEDあり)
充電時間: 2時間30分
VC-CLZ74DSは、東芝のじゅうたん対応の掃除機です。

2025年からの展開されるゴミステーション付の新型です。
本体の重さは、2300グラムです。
ここは注意点で、近年の軽量化を重視してきた国内メーカーのスティック式掃除機とは蛍光が異なります。延長管以下を付けない本体のみだと1.6kgですので、手元に荷重はしっかりかかります。
「軽々使いたい」という方には向かないでしょう。

吸引力は、仕事率も定格電圧も非公開です。
ただ、本格的な8気筒のフィルタレスサイクロンです。
下位機(6気筒)より重量の重い理由の1つですが、2倍出力のハイパワージェットモーターのパワーを含めて、「吸う力」は重さの分だけ強いです。
フィルターレスなので、フィルタの詰まりでの吸引力の低下もなく、良く吸うと言えます。

この水準ならば、しっかり「毛の長いじゅうたん」も十分パワフルです。
サンプルを操作しましたが、実感ベースでもそう感じます。

掃除機のヘッドは、自走式です。
下位機同様の「すみまでヘッド」で「壁ぎわ掃除力」を得意とする形状です。
また、本体荷重の関係もありそうですが、従来機(下位機)で問題に感じたサイドブラシ(灰色部分)の植毛もそれなりに強そう(へたりにくそう)になっていたのは、好感触です。

LEDライトは、引き続き装備ですが、LED数が増えて明るくなっています(ピカッとライト plus)ただし、ゴミの視認性のよい、緑色LED灯は、引き続き未搭載です。
掃除機の取り回しは、下位機種同様に良いです。
カーブ形状で、どのような持ち方でも取り回せる「らくわざフリーグリップ」もを装備です。

付属品は、ワンタッチブラシ・すきま間ノズル・吸い拭き2WAYワイパーです。
下位機と比べると、丸ブラシにLED灯がついた仕様(ピカッとライト plus)にパワーアップしています。フローリングシートを吸い付かせる2WAYワイパーも、下位機種同様に装備です。

センサーは、注目点です。
下位機と同じく、床質を検知する床面見極めセンサー Plusは装備です。
その上で、ゴミ量センサー(ゴミ残しまセンサー plus)も装備する、ダブルセンサー方式です。
運転強度と、ゴミ残り双方の状況は、本体下部のLEDで視覚的に分かるような仕組みもあり実用的です。
一方、ゴミ量センサーの感度(性能)については、詳しい情報がなです。そのため、パナソニックなどのように、細かいダストまで検知する高感度タイプは不明です。
とはいえ、ダブルセンサー方式である点はやはり目を引く要素です。
バッテリー持続時間は、自動運転で10分〜30分という表記です。
標準運転ではヘッド利用時50分ですが、最大の強運転は6分です。
つまり、本機自慢の最大出力での運転は10分前後が目処となります。「毛の長いじゅうたん」ばかりのご家庭だと、やはり限界はあります。
バッテリー充電時間は、本機も約3時間で満充電となります。
一方、バッテリーは外せますが、日常的なバッテリーの交換利用は想定されていません。

東芝 抗菌・消臭機能付紙パック 5枚入 VPF-12
¥1,298 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
本体の収納は、 ゴミステーション兼用の充電台が付属です。
なお、サイクロン式は、ダストカップが満量近くになるまで、比較的吸引力が持続しやすい方式です。その点で紙パック式より優れるのですが、それでも、ゴミが満量線近くになると吸引力が急激に落ちやすい部分はあります。
その点をふまえれば、充電時に自動でダストカップ内のゴミが都度捨てられる点は、ご自宅のメイン機として毎日使うようなご家庭の場合、吸引力の持続性を担保できる部分で、一定の意味はあるでしょう。
同社の場合、ゴミ収集は紙パックで、ゴミに手を触れず捨てられる仕様になります。
1パックで3ヶ月分の収納力とされます。ただ、5枚パックなので消耗品費はそこまで高くない印象です。

一方、吸引時にローラーに絡んだ毛ゴミを内蔵トリマーでカットする仕組み(オートヘッドクリーニング)があります。
加えて、ステーションが作る気流で、サイクロン機構の細かいゴミを落とす「オートエアー洗浄」機能も独自です。ダストカップ回りのメンテが完全に不要になるわけではないものの、その頻度は減らせると思います。
清潔性は、サイクロンの機構が全部が丸洗いできる点で配慮があります。
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以上、東芝のVC-CLZ74DSの紹介でした。
じゅうたんに強力に対応できるようにモーターを最大限に強化した上で、じゅうたん向きなセンサー仕様にしている部分などが評価できます。
ゴミステーションも、近年のロボット掃除機に見られる独自技術を取り入れつつ、独自に工夫をした感じで、ここも好印象です。
課題はやはりその重さです。また、カーペット中心に運転強度を強めに使う場合、パワーに反比例して、持続時間が短めになるのも少し課題でしょう。
あえて言えば、重さが問題ない方で、そこまで広くないが毛の長いカーペットの部屋ががご自宅にある場合には候補にあげられる機種でしょう。ゴミステーションにふだん置き、気になった際に、短時間使う感じでは、便利に感じる方はいるかもしれません。
ただ、重さ、吸引力、バッテリー量のバランスは、やはり、実用面であまり良くはみえないです。
1-3・【強力】シャープの掃除機の比較

つづいて、日本のシャープの強力タイプとなるRACTIVE Air POWERシリーズです。
同社の場合、軽量性のほか、バッテリー部分の仕様に強い個性があります。

【2025年8月発売】(ホワイトとブラック)
8・シャープ RACTIVE Air POWER EC-SR11-W
8・シャープ RACTIVE Air POWER EC-SR11-B
¥52,804 楽天市場 (1/14執筆時)
【2024年発売】
9・シャープ RACTIVE Air POWER EC-SR10-W
9・シャープ RACTIVE Air POWER EC-SR10-B
¥49,400 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1700グラム
定格電圧:25.2V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:35分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:床面検知
充電時間: 100分
EC-SR11は、シャープのRACTIVE Air POWERシリーズの最上位機です。
旧機種が残りますが新機種とスペック上の性能差はないです。
値段が安いようならば、選んでもOKです。

重さは、1700グラムです。
明示的に「カーペット対応」を表明する機種としては、最軽量クラスの1つです。
モーター・パイプほかの構造の見直しでの軽量しています。

吸引力は、非公開です。
しかし、定格電圧25.2Vですので、日立のじゅうたん用と同等のパワフルと推定してよい製品です。
ただ、2021年機以降は、高出力モーター搭載で、じゅうたんに対応します。
3世代前の2019年機もじゅうたん対応機でした。それに比べて、強モードで40%強力ですので、この部分で問題はより感じにくいでしょう。
なお、シャープの場合、サイクロンは多気筒式ではないです。
ゴミ分離は、ダイソンほか、他社に負けます。

静音性は、シャープは配慮した開発です。
吸引部に遮音にかんする複数の工夫があります。
騒音値は、最大60dBです。実感音て12.4SONEです。
いずれも「カーペット対応」水準の製品としてはかなり静かで、耳障りな音がしにくいと言えます。
後ほど見る、ダイソンは(パワー競争が一段落したあと)静音化を強化してきました。
同社もその流れと同じ方向での進化と言えます。

掃除機のヘッドは、パワフルスリムヘッドと言う名前で、自走式ヘッドです。
2022年機からは、ヘッドの隅までブラシを拡げることで、壁ぎわの吸引力を高めています。
最近の各社のトレンドである「毛絡みしにくいブラシ」も採用されます(からみにく〜いブラシ)。

サイクロン分離方式は、ただし、ゴミの圧縮機能を持たないものです。
とはいえ、ゴミは外してからボタンを押すだけで1アクションで捨てられます(そこポイ)。
一方、東芝と違って、サイクロンはフィルターレスではないです。
ゴミが溜まると吸引力が多少落ちるのと、ブリーツフィルタのメンテが(たまに)必要になります。ただ、さほど面倒ではないです。
センサーは、日立・東芝と同じで、床面検知センサーです。
圧の変化でじゅうたんを検知すると、自動でパワーを上げてくれます。
床面検知センサー連動の自動運転を利用する場合、平均35分の稼動となります。
繰り返し述べているように、センサーは一長一短があります。
ただ、じゅうたんとフローリングが同じ部屋に「半々」ほどならば、いちいちスイッチで切り替えなくても、パワーを上げてくれる床面検知センサーは悪くないと思います。
その場合、フローリング走行は「自動で静かに」できるわけですし、この部分でも、本機の静音性は強調できるでしょう。

バッテリー持続時間は、センサー利用の自動運転で最大35分です。
他社と比べて平均より少し長めで、日立に匹敵します。
運転強度は低い方から、標準(45分)、自動(35分)、強(15分)です。
シャープの場合、標準は、自動より弱いモードを意味しており、フローリングやカーテンなどに用途は限定されます。
その点で、一般的利用においては自動の「35分」が目安です。ただ、強運転でも15分の持続ですし、バッテリー面では結構優秀と言えます。
そのほか、強ボタン長押しで、「フルパワー(ブースト)」も可能です。
また、シャープの場合、モニター上で残りの運転時間表示も可能です。これができるのは、本機を除けば、ダイソンの高級機ほどでしょう。
【25.2V・2500mAh】
SHARP バッテリー BY-7SC25
¥13,980 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
SHARP バッテリー BY-7SB25
¥15,460 楽天市場 (1/14執筆時)
バッテリー充電時間は、100分です。
容量の割に、かなり短時間で充電できるのも本機の売りです。
バッテリーは取り外して充電できるため、別売バッテリーを購入して、交換しながら使うという使用法が可能です。
バッテリーは2023年に型番が変更になりました。ただ、確認したところ、新旧とも同じバッテリーです。
本体の収納は、取り立てて革新的でもないですが、「ちょいかけフック」があり、自立して置いておきやすい構造です。

専用のスタンド台も付属します。
付属品は、ヘッド内蔵で外すだけで利用できる「スグトルブラシ」が便利です。
ちょっと掃除したい場合、脚で押さえて手元レバーを引くだけで、ヘッドが外れ、ブラシが使えるからです。ハンディノズルとはたきノズルも装備されます。

非自走式ながら、ベッド・ソファ用の「コンパクトふとん掃除ヘッド」も付くので、日立などと比べても「豪華」です。

使い勝手の部分では、足で押さえながらの手元スイッチで、ハンディ(あるいは、すき間掃除)への転換が容易な構造は言及に値します。
また、取り外したヘッド(あるいはパイプ付きヘッド)が自立する構造です。そのため、利用後、床掃除に「すばやく戻れる」ようになりました(新スグトル構造)。
これはシンプルなようでいて、かなり便利な進化に思えます。
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以上、シャープのRACTIVE Air POWERの最上位機の紹介した。
高出力新型モーターの採用と新型ヘッド形状「じゅうたん対応」をしっかり表明する製品です。また、じゅうたん対応機としては軽量ですが、素材面で「軽い理由」はしっかりとありますし、実際、よく吸います。
試しましたが、値段相応の機能は期待して良いです。少なくとも、「畳や毛の短めのじゅうたん」ならば、全く問題ないです。また、バッテリーは複数あった方が良いものの、運転強度を上げれば「毛の長いじゅうたん」でもいけそうでした。
しかし、その用途で利用する家庭用の「メイン機」と考える場合、ゴミ箱容量が小さく圧縮機能を持たない点は、ややネックに思えます。
吸引もダイソンの(2kgを超える)強力タイプと比べれば、差があります。
それらの点で言えば、メイン機というよりも、「家庭用のサブ機」として、じゅうたんにも強力に対応したい!という方に向く機種だと思います。
電磁残量が「時間」で示されるのも良いところです。
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このほか、シャープの「じゅうたん対応」クラスは下位機がいくつかあります。
順番にみておきます。

【2024年8月発売】
10・シャープ RACTIVE Air POWER EC-PR10-B
¥33,800 楽天市場 (1/14執筆時)
重さ:1600グラム
定格電圧:25.2V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:28分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:床面検知
充電時間: 100分
第1に、 EC-PR10です。
先ほどの機種の下位機です。
旧機が残りますが、こちらも「どこでもライト」の有無です。なくても良いと思います。

こちらの場合も、静音化技術は採用ですが、上位機と仕様が違います。
そのため、デシベル値で、64dB、SONE値で17.3です。つまり、上位機の型落ち(2021年機)より多少(約13%)静かなレベルになります。
そのほか、標準搭載のバッテリー容量が小さいので、標準駆動時間が28分と20%ほど短くなります。また、充電規格は共通ですが、電池の残量メーターがないです。
そのほか、ダストカップが0.2Lと小さくなるほか、ゴミ捨て方法が先述の「スルッとポイ」になる点、残りの運転時間表示がない(給電督促のみ)であるのが、目立つ違いです。
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結論的にいえば、シャープの場合、上位機の型落ちが比較的長く残ります。
こちらも型落ちは安めですが、基本的にはそちらが良いように思います。
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【2022年8月発売】白: EC-HR8-Wは終売
11・シャープ RACTIVE Air POWER EC-HR8-B
¥35,800 Amazon.co.jp (1/14執筆時)
重さ:1400グラム
定格電圧:25.2V
吸い込み仕事率:
標準駆動時間:35分
集塵方式:サイクロン式
ヘッド:自走式
センサー:床面検知
充電時間: 100分
このほか、今回の1.5kg以上という基準を超えて軽量になるのですが、本機の下位機も強力タイプに分類できます。
上位機とは、モーターの種類が違う点で吸引力において差があります。
また、ヘッドの部分のからみにくい構造は上位機と同じですが、サイクロン部分のそれは省略です。

ゴミ捨ても2アクション必要な旧式で、アクセサリ類も、ふとん用ヘッド、はたきノズルなどが省略となります。残りの運転時間表示もありません。
そのほか、静音化処理の部分の言及がないのが、目に付く違いと言えます。
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結論的にいえば、本機は、軽めですが、(モーターに差がある以上)毛の短いカーペットや畳向きの軽量型と、フローリング専用型との中間的な位置づけと言えます。
今回の比較基準だと、中途半端感はあります。
次回に続く!
強力なコードレス掃除機のおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、強力なコードレスの掃除機の比較の1回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

2・強力なコードレス掃除機の比較 (2)
2-1:パナソニック 〈日本〉
2-2:三菱電機〈日本〉
2-3:アイリスオーヤマ〈日本〉
2-4:バルミューダ〈日本〉
3・強力なコードレス掃除機の比較 (3)
3-1:ダイソン〈英国〉
4・強力なコードレス掃除機の比較 (4)
4-1:シャーク〈米国〉
4-2:ケルヒャー〈ドイツ〉
4-3:AQUA〈日本〉
4-4:マキタ〈日本〉
5・おすすめコードレス掃除機
5-1:おすすめ機種の提案【結論】
続く、2回目記事(こちら )では、パナソニックなど日本企業のコードレス掃除機をみていきます。
吸引力の強さ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
掃除機の軽さ ★★★★★
ヘッドの性能 ★★★★★
センサー性能 ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後の「結論編」(こちら)では、全てのコードレス掃除機について、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
