【今回レビューする内容】 2025年 自作向けPC交換用内蔵SSDドライブの性能とおすすめ・選び方:ノートPCのSSD HDD交換用SSDほか、機種の違いと性能ランキング::2.5インチ S-ATA PCIe ノートPC用mini SATA SSD m.2 Type2280 PCI Express 4.0 高耐久WD RED SSD対応
【比較する製品型番】WD Green SATA SSD WDS250G5G0A WDS500G5G0A WDS100T5G0A WDS200T5G0A WD Blue WDS250G3B0A WDS500G3B0A WDS100T3B0A WDS200T3B0A WDS400T3B0A WD Red SA500 WDS100T1R0A-EC WDS200T1R0A-EC WDS500G1R0A-EC WDS500G3B0A-EC WDS100T3B0A-EC WD WDS100T2B0A WDS200T2B0A SANDISK Crucial CT1000MX500SSD1/JP CT500MX500SSD1/JP Samsung MZ-77E500B/EC Z-77E1T0B/EC MZ-77E2T0B/EC MZ-77E4T0B/EC Transcend TS256GSSD230S TS512GSSD230S TS1TSSD230S TS1TSSD225S S2TSSD225S SUPER TALENT TeraNova DX FTM2TN325R FTM1TN325R MSI SPATIUM S270 S78-4406NP0-P83 HD3824 S78-440N070-P83 HD3825 Silicon Power Ace A55 SP004TBSS3A55S25 SP004TBSS3A55S25 Synology SAT5221-480G SAT5220-960G SAT5220-1920G SAT5221-3840G SAT5210-7000G MSI SPATIUM S270 ADTEC AD-SSD25I-256G AD-SSD25I-512G AD-SSD25I-1TB ほか
今回のお題
高速で性能が良いSSDドライブのおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今回は、2025年11月現在、最新の内臓型SSDの比較です。

ノートPC・デスクトップPC、あるいはゲーム機などのSSDの交換を考えている方に向けて書いた記事になります。

外付け型も記事はあります。
しかし記事は完全に別にしているので、【ポータブルSSDの比較記事】のほうをご覧ください。
1・内蔵SSDドライブの比較 (1)
接続:SATA(2.5インチ)
用途:古めのデスクトップPCの修理
速度:〜560MB/s
2・内蔵SSDドライブの比較 (2)
接続:M.2 PCI-Express 3.0
用途:PC・ノートPCの修理・サーバー用
速度:2000MB/s〜
3・内蔵SSDドライブの比較 (3)
接続:M.2 PCI-Express 4.0
用途:PC・ノートPC用の高速化
速度:3200MB/s〜
4・内蔵SSDドライブの比較 (4)
接続:M.2 PCI-Express 5.0
用途:PC・ノートPCの超高速化(ゲーミング)
速度:10000MB/s〜
5・内蔵SSDドライブのまとめ 【結論】
=最終的なおすすめ製品の提案
今回の記事では、上記リンクのように、SSDの種類ごとにわけた、5回構成の記事です。

今回は1回目記事です。
SSDの交換に不慣れな方に向けて、インターフェイスの種類や速度などについての「選び方の基本」を説明します。
その上で、2.5インチのHDDと同じサイズ、同じ接続法で、HDDからそのまま交換できるS-ATAの内臓SSDを、メーカーごと比較していきます。

写真のような形状のPCIe M.2 スロット(Type2280) を使う内蔵SSDは、2回目記事以降で扱います。
このタイプで、現在「スタンダード」といえる第4世代(PCI-Express4.0)は、3回目記事(こちら)で扱っています。
PC用ほか、PS5(プレステ5)用としても最近注目されています。
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今回の記事は、(中級者ならば)どこから読んで貰っても分かるように書きました。
ただし、端子の違いや、速度など「内蔵SSDドライブの選び方の基本」が分からない方は、基本的な選び方も解説する、今回の記事からお読みいただければと思います。
よろしくお願いします。
読出速度 ★★★★★
書込速度 ★★★★★
耐久性 ★★★★★
保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、各社の製品を順番に比較します。
そして、最後に「結論」として、上表のポイントから目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
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1・ポータブルHDDドライブ
2・ポータブルSSDドライブ
3・Mac向きThunderbolt対応SSD
4・内蔵SSDドライブ
5・USBフラッシュメモリー
6・外付けハードディスク(電源付)
7・NAS(ネットワークディスク)
なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」のドライブ関係記事の4回目記事として書きました。
1-1・SSDドライブの選び方の基本
1・SATA(2.5インチ)
2・M.2 PCI-Express 4.0 3.0(第4・第3世代)
3・M.2 PCI-Express 5.0(第5世代)
具体的な製品紹介にはいる前に「SSDの選び方の基本」について書いておきます。
冒頭にも書きましたが、少し古い規格を含めて、最近のSSDの規格上の種類は上表の4つに分けられます。
順番にその違いを紹介しておきます。
1・SATA SSD

第1に、2.5インチサイズのSATA接続のSSDです。
速度は、機種によって異なるものの、書込・読込とも400MB/秒以上です。
一般的なHDDドライブと比べると、だいたい4-5倍の速度になります。
インターフェースは、S-ATAです。
HDDと共通なので「ハードディスクの代わり」に楽に交換できます。SATAは世代があり、最速はSATA III (6Gb/s)規格です。
PC側とケーブルの対応が必要ですが、前世代まで(SATA II)と互換性があるため、Max速度が出ないだけです。
今回紹介していく現行のSSDはすべてSATA3になっていますし、買って無駄になることはないでしょう。

主な用途は、デスクトップPCやサーバー用の、2.5インチや3.5インチのHDDからの交換用です。
ただ、最近のデスクトップは、(より高速な)NVMeスロットがあるのが普通です。
そちらが埋まっていて「一杯」などの事情でない限り、選ぶ必要は少なくなっている感じです。その部分を含めて、このタイプの展開数は「少なく」なっています。
市場シェアも7割がNVMe SSDですし、一般向けには「古いデスクトップPCの延命」などの目的に売れているような感じでしょう。
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結論的にいえば、お使いのPCが)NVMeスロットがあるならば、次に説明するM2.SSDが良いように思います。ただ、

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一方、SSDに3.5インチという規格はないので、しっかり据え付けたい場合は、何かしらのアダプタ(マウンター)を利用します。
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1・内蔵SSDドライブの比較 (1)
接続:SATA(2.5インチ)
用途:古めのデスクトップPCの修理
速度:〜560MB/s
このブログでは、このタイプは、今回の1回目記事で見ていきます。
2・M2.SSD (PCIe gen4)

第2に、M.2 2280 SSD (PCI-Express 4.0)です。
一般的には「第4世代SSD」とも言われます。
形から分かりますが、普通の(四角い)SSDやHDDとの交換は不可です。PC(マザーボード)のm2スロットに挿入するタイプです。
速度は、S-ATAタイプよりかなり高速です。
第4世代の場合(理論上)HDDの50倍以上の速度です。
なかには、読出、書込とも7000MB/s以上出せるモデルもあります。
主な用途は、ノートPCやデスクトップPCの交換用です。
先述のように、現在の「標準」と言えるのはS-ATAではなく、こちらです。
世代で速度が変わります。スタンダードなのは今だと「第4世代」です。「第3世代」と下位互換性がある上で、この世代がずいぶんと値下がりしたからです。

発熱は、速度が速いモデルだと問題になります。
ただ、「第4世代」ならば技術革新で消費電力(発熱)が抑えられるようになってきたのと、特にソニーのPS5の販売で、「そこに収まる」ヒートシンクの開発が進んだことで、だいぶ小型化・省エネ化しました。
一部例外の製品はあるので、本編で、その場合は言及するつもりです。
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結論的にいえば、現状で最も「オーソドックスなSSD」は、このタイプの第4世代SSDと考えて良いです。
価格も消費電力も控えめでヒートシンクも不要といえる3000MB/s-5000MB/sあたりの速度の製品が、一般向けには良いでしょう。
3・内蔵SSDドライブの比較 (3)
接続:M.2 PCI-Express 4.0
用途:PC・ノートPC用の高速化
速度:3200MB/s〜
このブログでは、このタイプは、今回の3回目記事で見ていきます。
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一方、その1世代前となるのがPCI-Express 3.0(第3世代)です。
「第3世代」のパソコンでも、「第4世代」のSSDが使える(=下位互換性がある)ため、すでに販売が終息しつつあるといえる規格です。
一部、バルク品の「激安モデル」が残る感じです。
速度は、最大でも、読出・書込とも3400MB/sです。
HDDと比べて、20倍以上の速度ですし、決して遅くはないです。

書込耐久性は、ただ、ポイントとなります。
WDのサーバー向けで人気のWD REDは、現在だと、このグレードのみの展開ですので。
その点で言えば、過度な速度は不要だが、書込耐久性は重視したい方には、「第3世代」の導入を検討する意味はあるでしょう。
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2・内蔵SSDドライブの比較 (2)
接続:M.2 PCI-Express 3.0
用途:PC・ノートPCの修理・サーバー用
速度:2000MB/s〜
3・M2.SSD (PCIe gen5)

第3に、M.2 2280 SSD (PCI-Express 5.0)です。
一般的には「第5世代SSD」と呼ばれます。
2023年あたりから普及しはじめた新規格です。
速度は、(理論上)HDDの100倍以上の速度です。
最大で、15,000MB/sまで出せるものが出はじめました。
ゲーミング用だとハイエンドはすでにこの世代に到達しました。
一般向けも2024年末あたりから、消費電力(発熱)がそこそこでゴツいヒートシンクなしで使えるモデルが出はじめました。

発熱は、一部の機種で「課題」があります。
とくに2024年以前だと、完全にゲーミング用だったので、消費電力の水準が高く、ヒートシンクも、専用の「ゴツい」ものが必要でした。

ただ、2025年前後に技術革新がありました。
結果、速度が、10,000MB/sまでの水準ならば、ヒートシンクなしでも運用できる薄型タイプが出ています。
10,000MB/s以上でも、PS5にもはいる「薄型」ヒートシンクの製品もではじめています。
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結論的にいえば、このタイプは「次世代の速度」が欲しい場合、選択肢にできます。
2024年以前に比べて、廃熱面の「しきいは低く」なった感じですし。
ただ、価格はそれなりに高くなるのと、消費電力の水準は10Wを切るようになってきたとはいえ、(スタンダードな)第4世代よりやや高めです。
発熱水準を考えると、基本は、プロゲーマーやデザイナーなどが速度目当てに選ぶSSDであり、まだまだ一般向けではないです。
4・内蔵SSDドライブの比較 (4)
接続:M.2 PCI-Express 5.0
用途:PC・ノートPCの超高速化(ゲーミング)
速度:10000MB/s〜
なお、このブログでは、このタイプは、今回の4回目記事で見ていきます。
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というわけで、「選び方の基本」として、基本的な、内蔵SSDの「区分け」を説明しました。このほか「相当昔のノートPC」だと、また別の接続規格の場合もありますが、最近だと、それは例外的かと思います。
1-2・WDとサンディスクのSSD

というわけで、ここからは、「ハードディスクの代わり」に利用する、S-ATA(6GB/s)対応の内蔵SSDをみていきます。
はじめに、米国のWestern Digital連合の販売するS-ATAタイプのSSDからです。
実質的に同会社である米国のSandiskのものも同時に紹介します。
1・SSDの比較 (SATAIII-1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:WD &Sandisk〈米国〉
1-3:キオクシア〈日本〉
1-4:サムスン〈韓国〉
1-5:トランセンド〈台湾〉
1-6:シリコンパワー〈台湾〉
2・SSDの比較 (SATAIII-2)
2-1:マイクロン〈米国〉
2-2:Synology〈台湾〉
2-3:MSI ほか〈各社〉
3・内蔵SSDドライブのまとめ
=最終的なおすすめの提案【結論】
S-ATAのドライブだけでも割と数があるので、今回は、上表のように、(主に)中身のSSDを製造する企業別にわけながら、順番に見ていくこととします。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントについては、赤系の文字色で、イマイチと思う部分については青字で、本文を記していきます。

【2025年発売】
【SANDISK SSD PLUS シリーズ】
【250GB】
1・WD Green SATA SSD WDS250G5G0A
¥ 5,000 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
【500GB】
2・WD Green SATA SSD WDS500G5G0A
¥ 10,526 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
【1TB】(WDS100T5G0A-00CPT
3・WD Green SATA SSD WDS100T5G0A
¥ 14,998 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
【2TB】WDS200T5G0A-00CPT0
4・WD Green SATA SSD WDS200T5G0A
¥ 37,270 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:545MB/s
書込速度:
ランダム:不明
メモリ:3D NAND
I/F:S-ATA
書込耐久性:400TBW/ 1TB
保証:3年間
WD Greenシリーズは、米国のSanDiskのS-ATA型のSSDの入門機です。

このグレードは以前は、サンディスクブランド(SANDISK SSD PLUS シリーズ)として出ていましたが、2025年からWDの入門用(の色)となる「WDのグリーン」になりました。
ドライブの速度は、読出速度のみ公開で545MB/sです。
書込は入門用なので非公開です。ただ、旧機や海外の販売店情報からして(キャッシュがある状況で)420〜430MB/sあたりでしょう。
耐久性は、SSDの場合、いくつかの指標があります。
耐衝撃は、正直どの機種も「良い」としか言えません。
比較おいて特に重要なのは書込耐性を示すTBW(テラバイトライト)の値です。
値が大きなほど、装置寿命が長いと言えます。例外はあるものの、この数値は、おなじシリーズならSSDの容量に応じて「2倍増」します。
例えば、500GBが100TBWならば、1TBは、200TBWといった具合です。
一方、本機は、この数値も非公開です。
保証期間は、3年間です。
正確には、「3年またはTBW上限のいずれか早い方」との表記ですが、TBWの表記自体がないのが「謎」です。
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以上、WD Greenシリーズの紹介でした。
重要なスペックの多くが非公開の製品です。値段は安いですが、信頼性を含めて言えば、次に見る、スタンダード(WDのブルー)が良いでしょう。
【2022年発売】(23年追加)
【WD Blue SA510シリーズ】
【250GB】WDS250G3B0A-EC
5・WD Blue WDS250G3B0A
¥ 6,880 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:555MB/s
書込速度:440MB/s
ランダム:80K/78K IOPS
【500GB】WDS500G3B0A-EC
6・WD Blue WDS500G3B0A
¥ 8,080 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:560MB/s
書込速度:510MB/s
ランダム:90K/82K IOPS
【1TB】WDS100T3B0A-EC
7・WD Blue WDS100T3B0A
¥ 12,980 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
【2TB】WDS200T3B0A-EC
8・WD Blue WDS200T3B0A
¥ 24,780 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
【4TB】WDS400T3B0A-EC
9・WD Blue WDS400T3B0A
¥ 43,882 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:560MB/s
書込速度:520MB/s
ランダム:90K/82K IOPS
【共通の仕様】
メモリ:3D TLC
I/F:S-ATA
保証期間:5年間
書込耐久性:400TBW/ 1TB
WD Blue SA510シリーズは、WD(ウエスタンデジタル)が発売する製品です。

WDはサンディスクと同系列(同連合)の会社ですが、WDブランドでも製品を出します。
ドライブの速度は、1TBで、読出が560MB/s、書込が520MB/sです。
HDDに比べれば数倍ですし、そちらからの換装ならば、十分な改善効果を感じられます。
しっかり、ランダムアクセスの数字も出しますし、全体として信頼感があります。
耐久性は、1TBで、400TBです。
他社を含めて考えても、平均値をクリアします。
保証も、5年と長いです。

なお、WDの場合、SSDを含むストレージ全般について、「色」で目的を分けてくれているので「分かりやすい」です。
本機はBlueなので、普及用の標準タイプです。のちほど「Red」も紹介します。
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以上、WD Blue 3D NAND シリーズの紹介でした。
あっさりした紹介でしたが、基本的に、先ほどみたSANDISKの上位機と差がないので、購入時の値段を比べて、安いようならば、こちらを選んでも良いと思います。

【2019年発売】
【WD Red SA500 NAS SATA シリーズ】
【500GB】
10・WD WDS500G1R0A
¥13,483 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
10・WD WDS500G1R0A-EC
¥12,380 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
【1TB】
11・WD WDS100T1R0A
¥19,450 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
11・WD WDS100T1R0A-EC
¥19,480 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
【2TB】
12・WD WDS200T1R0A
¥44,400 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
12・WD WDS200T1R0A-EC
¥39,980 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:560MB/s
書込速度:530MB/s
ランダム:95K/82K IOPS
メモリ:3D TLCI/F:2.5インチ S-ATA III
I/F:2.5インチ S-ATA III
保証期間:5年間
書込耐久性:600TBW/ 1TB
WD Red SA500シリーズは、米国のWDのSSDです。
なお、型番の最後に「EC」が付く製品は、実質的にAmazon限定のE-commerce版ですが、性能は同じです。

さきほど同社の「青色」をみましたが、「赤色」は、業務用サーバーやこのブログの【NASの比較記事】で紹介したような、常時稼働製品向けの「高耐久モデル」となります
ちなみに、WDは、ハードディスクでも同じく「赤色」を発売していますが、そちらも堅牢なモデルです。
ドライブの速度は、読出が560MB/s、書込が530MB/sです。
この部分は、WD Blueとほぼ変わりません。

耐久性は、一方、サーバー用だけに期待したい部分です。
書込耐性を示すTBW(テラバイトライト)は、1TBで600TBWです。
先述のように、容量によって倍増していくため、2TBならば、その2倍です。
一方、特段「サーバー用」を銘打たない他社製品でも、1TBあたり600TBWは達成しています。
HDDの場合、「WD Redは他機より堅い」イメージがありますが、SSDだとそこまで違わないと言えます。
とはいえ、サーバーで運用するための高負荷の試験をしっかり行っていますし、同社の長年の信頼性は、侮れないでしょう。
保証期間は、5年間です。
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以上、WD Red SA500シリーズの紹介でした。
サーバーなどの常時稼働製品で高速化を図りたい場合、選択肢でしょう。
他社にも同等の堅牢性の製品もありますが、長年の実績を考えると、こちらを選んだほうが無難に思えます。
ただ、通常ラインと比べると、値段はそれなりの値段差があるのが悩みどころでしょう。
1-3・キオクシアのSSD
続いて、日本のキオクシアと、同社が他社に供給しているS-ATAタイプのSSDです。

【2022年発売】
【480GB】(2つは同じ性能)
13・キオクシア EXCERIA SATA SSD-CK480S/N
¥5,580 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:555MB/s
書込速度:540MB/s
ランダム:82K/88K IOPS
【980GB】(2つは同じ性能)
14・キオクシア EXCERIA SATA SSD-CK960S/N
¥8,880 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
14・キオクシア EXCERIA SATA SSD-CK960S/J
¥8,333 楽天市場 (11/13執筆時)
読出速度:555MB/s
書込速度:540MB/s
ランダム:81K/88K IOPS
メモリ:BiCS FLASH TLC
I/F:S-ATA
保証期間:3年間
書込耐久性:240TBW /960GB
EXCERIAシリーズは、日本のキオクシアが販売する、SATA型のSSDです。
もともとは、東芝メモリーという社名でした。そちらの方で知られているかと思います。
最近は、バッファローが委託販売しています。
ドライブの速度は、上表の通りです。
基本的にサンディスク機とさほど変わらないです。
耐久性は、1TBモデルに相当する/960GBで240TBWとあまり良くないです。
中身は、同社のBiCS FLASH TLCで、製造元が生産する部分で信頼性はありますが、スペック面ではすこし選びにくいです。
保証期間は、3年間です。
---
以上、キオクシアの EXCERIAシリーズの紹介でした。
先述のように、若干耐久性の部分のスペックが見劣りします。
ただ、値段は安めで、信頼性も担保されるので、その部分を重視するならば本機で良いでしょう。とくに、常時稼動させるような使い方でないならば、本機でも良いかなと思います。
1-4・サムスンのSSD

続いて、韓国のサムスンが中身を製造するS-ATAタイプのSSDです。

【2021年発売】
【サムスン 870 EVOシリーズ】
【500GB】
15・Samsung MZ-77E500B/EC
¥10,586 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
15・Samsung MZ-77E500B/IT
¥10,590 楽天市場 (11/13執筆時)
【1TB】
16・Samsung MZ-77E1T0B/EC
¥17,152 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
16・Samsung MZ-77E1T0B/IT
¥17,152 楽天市場 (11/13執筆時)
【2TB】
17・Samsung MZ-77E2T0B/EC
¥34,323 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
17・Samsung MZ-77E2T0B/IT
¥34,330 楽天市場 (11/13執筆時)
【4TB】
18・Samsung MZ-77E4T0B/EC
¥65,636 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
18・Samsung MZ-77E4T0B/IT
¥55,820 楽天市場 (11/13執筆時)
読出速度:560MB/s
書込速度:530MB/s
ランダム:98K/90K IOPS
メモリ:3D TLC (MLC)
I/F:2.5インチ S-ATA III
保証期間:5年間
書込耐久性:600 (TBW) /1TB
860 EVO は、韓国のサムスンが販売する内蔵SSDドライブです。
同社も、中身のNAND型メモリーを自社で生産できる企業です。型番はAmazon限定型番ですが、販路によっては、末尾がITとなりますが性能は同じです。
なお、2018年発売のサムスン 860 EVOシリーズの後継機となります。

ドライブの速度は、いずれも、読出速度が560MB/s、書込速度が530MB/sです。
コントローラーも変わり、旧機種よりシーケンシャルは少しだけアップしました。
ランダムアクセス速度も、98K/88K IOPS と他社より速いです。
もちろん、実感できるほどの差ではないですが、キャッシュに利用するメモリ量も公開しており、この部分は自信がありそうです。
耐久性は、本機も、3D TLC(Samsung V-NAND 3bit MLC)なので、他社と同じ水準です。
一方、書き込み耐久性は、1TBモデルで600 TBWという数値を公開します。結構頑丈と言えるでしょう。
保証は、5年保証です。
---
以上、870 EVO の紹介でした。
S-ATAのSSDも、昔のHDDと同じで、製造メーカーであまり性能差が付かない点で、コモディティ化してきたようにも思えます。
一方、サムソンの利点は、「ここまでか」というほど、スペックを細かく開示している点です。
これは、比較的新興ブランドで、HDD時代から名を馳せた米国系メーカーに比しても信頼性では劣らないのだ、ということを示すためでしょう。
良いことと思います。
1-5・トランセンドのSSD
続いて、台湾のトランセンドのS-ATAタイプのSSDです。
同社は、SSDの中身は自社生産出来ないため、どこからかの企業からの調達して、自社工場で表面実装しています。ただ、調達先は非開示であることと、展開数が多く人気なので、別に見ています。

【2017年発売】
【128GB】
19・Transcend TS128GSSD230S
¥4,518 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:560MB/s
書込速度:400MB/s
ランダム:35K/70K IOPS
【256GB】
20・Transcend TS256GSSD230S
¥5,927 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:530MB/s
書込速度:400MB/s
ランダム:65K/85K IOPS
【512GB】
21・Transcend TS512GSSD230S
¥8,973 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:560MB/s
書込速度:500MB/s
ランダム:80K/85K IOPS
【1TB】
22・Transcend TS1TSSD230S
¥14,282 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:560MB/s
書込速度:500MB/s
ランダム:85K/85K IOPS
【2TB】
23・Transcend TS2TSSD230S
¥29,800 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:560MB/s
書込速度:520MB/s
ランダム:85K/89K IOPS
メモリ:3D TLC
I/F:2.5インチ S-ATA III
保証期間:5年間
書込耐久性:560 TBW /1TB
SSD230Sシリーズは、台湾のTranscendが販売する製品です。

ドライブの速度は、2TBで読出速度が560MB/s、書込速度が520MB/sと、他社の上位機並です。
ただし、256GB以下はかなり遅いです。
耐久性は、同社もTBW値を出しますが、1TBで560TBWと水準としては良いです。
保証は、自社で中身を生産しない企業としては、5年間と長めです。
---
以上、TranscendのSSDの紹介でした。
以前は、割安のSSDと言えたのですが、最近は、SSDの中身を自社で生産する他社も値段が下がってきたので、やや競争力が低下したかなと思います。
ただ、アルミ筐体という「ワンポイント」のほか、耐久性・信頼性は引き続き評価はできるでしょう。
ーー

【2022年発売】
【250GB】
24・ トランセンド TS250GSSD225S
¥5,074 楽天市場 (11/13執筆時)
読出速度:500MB/s
書込速度:380MB/s
ランダム:40K/75K IOPS
【512GB】
25・ トランセンド TS500GSSD225S
¥8,769 楽天市場 (11/13執筆時)
読出速度:530MB/s
書込速度:480MB/s
ランダム:55K/75K IOPS
【1TB】
26・トランセンド TS1TSSD225S
¥14,800 楽天市場 (11/13執筆時)
読出速度:560MB/s
書込速度:500MB/s
ランダム:55K/72K IOPS
【2TB】
27・トランセンド TS2TSSD225S
¥41,448 楽天市場 (11/13執筆時)
読出速度:550MB/s
書込速度:500MB/s
ランダム:55K/80K IOPS
メモリ:3D TLC
I/F:2.5インチ S-ATA III
保証期間:5年間
書込耐久性:360 TBW /1TB
なお、2022年にTranscendは、SSD225Sシリーズを発売しました。
こちらについては、シリーズ名の数字が小さいことから分かるように、先ほどの機種より、速度・耐久性の面で劣ります。
先ほどの機種の「後継機」かもしれませんが、値段差がない状況で、そちらの在庫があるようならば、本機は今のところ選択肢にしなくて良いでしょう。
1-6・シリコンパワーのSSD
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続いて、台湾のシリコンパワーのS-ATAタイプのSSDです。
トランセンドほどではないですが、老舗のPC周辺機器メーカーです。やはり表面実装を主体とする企業です。

【2023年発売】
【128GB】
28・Silicon Power Ace A55 SPJ128GBSS3A55B
¥2,602 楽天市場 (11/13執筆時)
28・Silicon Power Ace A55 SP128GBSS3A55S25
¥2,680 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:460MB/s
書込速度:360MB/s
ラランダム:不明
【256GB】
29・Silicon Power Ace A55 SPJ256GBSS3A55B
¥4,232 楽天市場 (11/13執筆時)
29・Silicon Power Ace A55 SP256GBSS3A55S25
¥5,965 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:460MB/s
書込速度:450MB/s
ランダム:不明
【512GB】
30・Silicon Power Ace A55 SPJ512GBSS3A55B
¥7,651 楽天市場 (11/13執筆時)
30・Silicon Power Ace A55 SP512GBSS3A55S25
¥6,180 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:500MB/s
書込速度:450MB/s
ランダム:不明
【1TB】
31・Silicon Power Ace A55 SPJ001TBSS3A55B
¥16,458 楽天市場 (11/13執筆時)
31・Silicon Power Ace A55 SP001TBSS3A55S25
¥21,447 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:500MB/s
書込速度:450MB/s
ランダム:不明
【2TB】
32・Silicon Power Ace A55 SPJ002TBSS3A55B
¥29,249 楽天市場 (11/13執筆時)
32・Silicon Power Ace A55 SP002TBSS3A55S25
¥18,680 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:500MB/s
書込速度:450MB/s
ランダム:不明
【4TB】
33・Silicon Power Ace A55 SP004TBSS3A55S25
¥35,880 楽天市場 (11/13執筆時)
33・Silicon Power Ace A55 SP004TBSS3A55S25
¥35,880 Amazon.co.jp (11/13執筆時)
読出速度:500MB/s
書込速度:450MB/s
ランダム:不明
メモリ:3D TLC
I/F:2.5インチ S-ATA III
保証期間:3年間
書込耐久性:500 TBW /1TB
Ace A55シリーズは、台湾のシリコンパワーが販売する製品です。
他社に比べて、割と安めという製品です。
なお、下段(Amazon)のほうは旧型番です。同サイトでのスペック表記は新機種より良いです。ただ、シリコンパワーの方が同等のような書き方でした。
結論的にいえば、いずれにしても、安いならば、旧機でOKです。
ドライブの速度は、上表の通りです。
書込速度は、若干低めとはいえ、どのサイズも450MB/sは上回りますし、値段から考えれば、優秀です。
ただし、ランダムアクセスの数字は非公開です。
耐久性は、同社もTBW値を出します。1TBで500TBWですので及第点です。
保証は、3年間です。
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以上、Ace A55シリーズのSSDの紹介でした。
価格次第ですが、容量の小さめは「安い」場合もおおいので、他社にくらべて安い用ならば、候補にできます。耐久性の部分も示される評価値は良い方です。
ただし、トランセンドほどはデータ公開されないため、信頼性はそちらにも負けるでしょう。主には値段で選ぶ製品と言えます。
次回に続く
内蔵タイプのSSDドライブのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、SATA 規格の内蔵SSDドライブの比較の1回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。

2・SSDの比較 (SATAIII-2)
2-1:マイクロン〈米国〉
2-2:Synology〈台湾〉
2-3:MSI ほか〈各社〉
3・内蔵SSDドライブのまとめ
=最終的なおすすめの提案【結論】
続く2回目記事(こちら)では、ここまで見ていないマイクロン(Crucial)ほかの製品を追加でみていきます。
読出速度 ★★★★★
書込速度 ★★★★★
耐久性 ★★★★★
保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回となる、5回目記事(こちら)では、「結論」として、いつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
