Top PC用液晶モニター 比較2025'【結論】目に優しい!PCモニタ95機の選び方とおすすめ・選び方〈まとめ〉

2025年01月02日

比較2025'【結論】目に優しい!PCモニタ95機の選び方とおすすめ・選び方〈まとめ〉

【今回レビューする内容】 2025年 目が疲れない!PC用液晶ディスプレイの価格・性能とおすすめ・選び方:EIZO イイヤマ LG ASUS フィリップス DELL: 疲れにくいPCパソコンや動画・ゲーム向け口コミ:IPS液晶 VA TN ADS液晶の違いや人気ランキング Windows Mac

今回のお題
目に優しいPC用液晶ディスプレイのおすすめの選び方は?

 ども、Atlasです。

 今日は、2025年1月現在、最新のパソコン用液晶モニターの選び方の解説す。

 パネル・スタンド・画質補正などのスペック面に注目しつつ、皆さんの目的に合うモニターをどのように選ぶべきか?について解説します。

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1・31.5型 標準モニターの比較
2・27.0型 標準モニターの比較
3・24.1型 標準モニターの比較
4・23.8型 標準モニターの比較
5・21.5型 標準モニターの比較
6・4Kモニターの比較
7・WQHDモニターの比較
8・タッチパネルモニターの比較
9・ゲーミングモニターの比較
10・曲面モニターの比較
11・Mac向けPCモニターの選び方
12・液晶モニターの選び方【まとめ】

 このブログでは、最新モニターについて、11本の記事をこれまで書いてきました。

 今回の記事(12回目)は、全記事の「まとめ」的な位置づけです。

 どのようなモニターにするか迷っている方に向けた、モニター全体の「選び方の基本を主に紹介します。

液晶パネルの品質 ★★★★★★
スタンドの性能  ★★★★★
動画ゲーム対応  ★★★★☆
品質保証     ★★★★★★
総合評価     ★★★★★

 その上で(特にあまり詳しくない方に向けて)これならおすすめできる!という機種を「最終的」に提案します。

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 なお、このブログのモニター記事では、各製品の画質面の良さだけでなく、長時間モニターを眺めた際の「疲れにくさ」を特に重要視して比較してきました。

 仕事においてはもちろん、動画・ゲーム用でも重要な部分といえますから。

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 なお、既に「目当ての機種(型番)」がある場合は、ここまでの記事で、各ジャンルの執筆時の最新機は「だいたい網羅」したと思うので、Gooleほかの検索エンジンで「型番+家電批評モノマニア」で検索したほうが、素早くたどりつけるかもしれません。

1・目に優しいモニターの選び方の基本

 はじめに、「目に優しい」液晶モニターはどのような「基準」で選ぶべきかという話からです。

 ビジネス用・動画用・ゲーム用を問わず、目が疲れにくい液晶モニターを選ぶ場合、最も注意するポイントは4点あります。

 大事な部分ですから、以下、順番に紹介していきましょう。

1・適切なモニターサイズを選ぶこと

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 モニターサイズは、「画面が大きければ大きいほど目に良い」とはなりません。

 必要以上にモニターが大きいと、目線を移動させる回数が増えるため、眼精疲労が生じるからです。

 上表は、適切なモニターと目までの距離を示したものです。

 例えば、27型の場合、目から最低80cm以上24インチなら70cmは必要です。

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 事務机・学習机は、奥行65-70cmほどが標準です。

 あくまで「目とモニターまでの距離」ですが、平均より浅い机だと、30インチを超える大画面機の設置は厳しいことはあります。

 このあたりの話は、このブログの【パソコンデスクの比較記事】でもかきました。

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 結論的にいえば、椅子に座った状態で使う場合、27インチ以下のモニターがおすすめです。

 奥行が短い机を使っている方は、さらに小さい方が良いです。机に比して過度に大きいディスプレイは控えましょう。

2・スタンドの稼働性を重視すること

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 第2に、モニタースタンドの稼働性です。

 机で使う場合、上下・左右・高さ方向にモニターが稼働するかが重要なポイントになります。

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 各記事でも繰り返し書きました。「モニターと目線を水平にする」のが、目が最も疲れないポジションです。

 しかし、格安モニターは、画面のチルト(角度)の調整のみで、高さの調整ができないモデルが多いです。

 その場合、目線を水平にしようとすると、椅子の高さを不自然に調整せざるを得なくなり、今度は腰痛などの原因となってきます。本末転倒と言えるでしょう。

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 結論的に言えば、モニタースタンドの高さが柔軟に調整できるモデルを選ぶことが大切です。

3・液晶パネルのグレードを考えて選ぶこと

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 液晶パネルのは、大きく分けて、上表の4種類の方式あります。

 重要なので、その特長欠点を以下で紹介します。


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 第1に、IPSパネルです。

 目が疲れにくい点で、20年来の定評がある、PC用では最も高品質な液晶です。

 高評価の理由は、視野角が178度と広く、色味の変化が少ないこと、「ギラツブ」とも呼ばれる液晶の粒状感がないこと、などです。

 一方、IPSは応答速度がやや劣るため、速い画像だと残像が生じやすいです。

 この部分で、ゲームや動画視聴に(本質的に)向かないとも言われます。

 また、コントラスト比が上げづらく黒の締まり(黒表現)がイマイチです。

 そのため(TV的な意味での)他方式より「映像美」が得にくい部分があります。

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 一方、IPSパネルならば「どれも同じ」画質ではないです。

 上表は、IPS採用の入門機(格安機)の典型的な画質面のスペックです。

 高級機だと、これらの数値がより良いものを採用します。

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 また、2.5K・4Kの中級機以上に限定されますが、黒表現応答速度というIPSの弱点を高度に克服したパネルは「固有名」で呼ばれる場合が多いです。

 販売企業で名前は微妙に変わったり、「IPS」とだけ名乗る場合もあります。

 このブログの場合だと、広色域IPS(色域強化型)Black-IPS(色域・コントラスト比強化型)、Fast-IPS(応答強化型)、Nano-IPS(色域、応答速度強化型)に区分して、それぞれ紹介しています。

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 結論的にいえば、画質面での向上が著しいのがIPSパネルです。

 無印のIPSをふくめて、IPSを選べば(まず)「安心」です。ただ、「ランク」はあるので、記事では、そこもふまえて書いています。

1・オーバードライブ(応答速度)
2・リフレッシュレート
3・暗部補整(黒挿入)
4・チラツキ軽減(Sync)

 なお、特に「応答速度」は、ゲーム用にもモニターを使う方には、「気にした方が良い」ところです。

 ただ、主題が若干剃れるため、【ゲーミングモニターの選び方の記事】で詳しく説明しています。

 そのほか、上表にある、ゲーム用として「大事な4点」についても説明を加えています。


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 第2に、ADSパネルです。

 IPSパネルと、ほぼ同じ生産方式で作られる液晶です。

 したがって、性質は同じです。(正確には電界の利用法が異なります)

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 IPSが商標上があるので、それを名乗れるメーカーが限られます。

 一部の販売メーカーが、「IPS系パネル・IPS方式パネル・IPSテクノロジー」などと表示しているのは、そうした事情からです。

 ただ、ADSは、TVへの採用例もありPC用としても古参です。

 表記すれば信頼性は増すので、ADSパネルとしっかり表示して売られることも多く、品質も担保されます。ゲームミング用だと、AUO(AHVA)も強いです。

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 結論的にいえば、変な表記でも、上表のメーカー製と確定できるならば、大手なので品質は標準以上で「問題ない」でしょう。

 問題は、それ以外に産業用を主に生産している中小の生産メーカーがいくつもあることです。出所をボカしているものは、少し「疑ってかかる」くらいで良いです。


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 第3に、VAパネルです。

 IPSとは別の角度でで優れた液晶です。

 視野角は、IPSやADSとスペック上変わらない水準です(178度)。

 その上で、コントラスト比3倍以上(3000:1)だせるため「映像美」が楽しめるのが売りです。

 コントラスト比が高いと、黒が引き締まって見えるため、映画やゲームの暗いシーンが、はっきりと見えます。「映像美」の部分で優れるので、高級液晶テレビの採用例も多いです。

 ただ、VAパネルには、「ギラツブ」と呼ばれる独特の粒状感があります。

 TVと違い「近接視聴」になるPCモニターでは、不快感と「目の優しさ」に悪影響する場合が多いです。

 また、「Fast-VA」と呼ばれる特別なパネルを除けば、応答速度が遅く、激しく動く映像(ゲーム)に弱めという弱点もあります。

 とはいえ、テレビ的な用途、動画視聴優先と割り切るのならば、選択肢として良いです。しかし、長時間の仕事には、「難あり」といえます。

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 ちなみに、VA・IPSは、湾曲液晶パネルもあります。

 臨場感は期待できます。

 仕事には、目から、画面中央と、画面隅までの距離が等しくなるので「目に良い」という説もあります。実際「緩やかなカーブ」のモデルならば、(横置きのデュアルディスプレイに比べ)そのような要素はあります。

 ただ、直線が正確に表現できないため、デザイン関係には向かないですし、27インチ以下は曲率が高くなるので、逆に疲れやすい部分は感じます。

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 甲乙含めて興味のある方は、曲率を含め【曲面ゲーミングモニターの比較記事】の冒頭で、少し詳しめに書きました。

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 第4に、TNパネルです。

 最も安価に生産できる液晶です。

 視野角は、左右170上下160度劣る上で、独特の黄色系の色味の変化があります。

 この点で、「目に優しい」モニターとは言えない方式です。

 しかし、TNパネルは、応答速度が出しやすい特性があります。その点で、ゲームでは、残像感の軽減が期待できます。

 ただ、IPS液晶もこの部分が進化したので、値段以外にTNを選ぶ理由は減っています。

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 以上、液晶パネルの方式について説明しました。

 結論的に言えば、もっとも「目に優しく高品質」といえるのは、IPSパネル、ないし、その上位互換パネルです。

 視野角が広く「ギラツブ」問題もないからです。個人的には、とくに、定めた目的がないならば、IPSを選ぶのが最も良いと思います。


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 このほか、4K・2.5K機の高級機には、QLED(量子ドット液晶)パネル、及び、OLED(有機EL)パネルの展開もあります。

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 QLEDは、青色LEDと特殊フィルムを挟むことで、広色域化を狙った次世代パネルです。

 パネル自体はIPSの場合も、VAの場合もあり得ます。

 最上位クラスだと、バックライトにminiLEDを敷き詰めて「テレビ並みの高輝度」を達成している製品もあります。HDRに対応するような映画やゲームだと、相当の「映像美」を得られます。

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 OLED(有機EL)は、高級テレビでお馴染みの素材です。

 自発光できる素材でLED不要なので「真の黒」が表現できます。応答速度その他のスペックも「最強」と言って良く、消費電力も少なめです。

 ただ、輝度がやや高めにくい性質があるので、日差しのもとでの利用は苦手です。輝度強化された最新世代パネルだと改善がみられるとはいえ、液晶に比べれば「まだまだ」です。

 量子ドット技術を利用したQD-OLEDパネルほか、異なる方式(インクジェットプリント式)を採用するなどして改善を目指したパネルもあります。しかし、全体として、液晶パネルより「苦手」なのは、変わりません。

 このほか、亜種はたくさんあります「百花繚乱」な感じで、ここで全て説明はできないため、該当機の部分で、性能について紹介しています。

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 液晶テレビは、表面パネル処理にがグレア・ハーフグレア(光沢)です。

 液晶モニターは、例外はありますが、多くは「ノングレア(非光沢)」です。

 外光が入りにくいので、「目の優しさ」の部分で、その仕様でOKです。

 ただし、「映像美」という観点では、発色と黒の締まりの部分で、(本職の)テレビよりは、やや「落ちる」ことは、念のためにふれておきます。

4・適切な解像度のモニターを選ぶこと

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 第3に、液晶パネルの解像度についてです。

 ディスプレイで最も多いのは、フルHDとも呼ばれる、フルハイビジョン解像度(1920×1080)です。

 しかし、上位機だと、WQHD解像度(2560x1440)や、4K解像度(3840x2160)パネルもあるので、どれにするか迷っている方も多いでしょう。

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 上表は、画面密度(ppi)の細かさをしめしたものです。

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 スマホと同じで、同じ画面サイズなら、画面密度(ppi)の数字が大きなほど「細かく、キレイに」に表示できます。

 これがもたらす利点は、4K動画やゲームの画質アップという部分ほか、仕事における「目への優しさ」にもあります。

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 例えば、画面上で、書類(Word)を同じサイズで拡げたとします。

 その場合、4K解像度は、ドット単位で正確にフルHDの4倍(2×2)なので、同じ文字を2倍の高密度で描写できます。

 一般的なビットマップフォントなら「4倍キレイ」に文字が見えるわけで、相当程度「目の負担が減り」ます。

 一方、2.5K(WQHD)だと、フルHDとは、25%ほどの差に止まるので、この部分の利点はあまりないです。

 細かく表示しても文字が見えるので、「実作業領域が拡がる」というメリット性に止まります。

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 老眼世代の方も、4Kについていえば、同じ画面サイズでは、フルHDより「目の負担が減る」と言って良いです。

 実際、文字の「美麗さ」において抜群に優れるので、「目に最も優しい解像度のモニターは4K」と断言できます。

 スケーリングによる「ぼやけ」問題も、2015年以前から未更新のレトロソフトを除けば、Macほか、Windowsでも問題はなくなりました。

 もちろん、4Kモニターは値段が高いです。フルHDや2.5Kでも、良いディスプレイがたくさんありますから、それでも、十分満足されるでしょう。

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 画面の縦横比も、ゲームや動画をよくみる方は、注意が必要です。

 フルハイビジョン・2.5K4Kのディスプレイは、画面の詳細さは異なりますが、画面の縦横比は16:9という比であり、どれも同じです。

 しかし、一部細部のモニターは、WUXGA(1920×1200)という縦横比が16:10という縦長の画面を採用します。 

 縦長なので、ワープロ・表計算などは使いやすいです。

 しかし、映像やゲームで利用する場合、相性が良くありません。このサイズだけは、避けた方が良いでしょう。

5・デジタル接続でつなげること

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 第4に、モニターの接続方法についてです。

 現行水準のPCは、HDMI端子があります。

 基本、それで接続するのが良いでしょう。

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 WQHD(2560x1440)までならば、普通のHDMI端子(HDMI1.4)で接続可能です。

 4K(3840x2160)は、高速なHDMI端子(HDMI 2.0)がPC側にないと接続できません。

 デスクトップPCは、少し古くても、Display Port(DP 1.4)はたいていあります。

 HDMI 2.0未対応でも、そちらでつながります。

 高性能ノートPCでも、HDMI 2.0USB-C(DP1.4互換、あるいはHDCP1.3表記)があれば、つながります。

 端子部分は、【Mac向け液晶モニターの比較】と【PC向け4Kモニターの比較】でもフォローしました。後ほどご覧ください。

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 結論的にいえば、面倒くさがりな方は、WQHDまでなら、たいていOKと思ってください。

 さらに、で、リスクを避けたいならば、フルHDなら「そこそこ古いPC」でも、問題はまずないと思ってくれてOKです。

 そのほか、4Kで考えている方で、TV的に使おうという方は、HDCP2.2規格に注意してください。ないと、TVや、ネット4K動画、Ultra HD Blu-rayなどで、著作権保護された4Kコンテンツを表示できないからです。

 詳しくは、【PC向け4Kモニターの比較】に書きました。

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 以上、「目に優しいモニター」を選ぶための重要な4点を説明しました。 

 これ以外にも、HDR機能、輝度、画面の調整機能、など色々あります。

 しかし、あまり項目を立てすぎると「ややこしい」ので、各機を解説で説明しています。

今回の結論
目に優しい液晶モニターのおすすめはこの機種!

 というわけで、全11回の記事の「総まとめ」として、ディスプレイサイズの選び方を紹介しました。

 それぞれの記事で、目的別・予算別に「Atlasのおすすめ機種」は提案しました。

 改めて「おさらい」として、選び方のポイントをふまえつつ「おすすめ」を示しておきます。

1・中・大型モニターのおすすめ


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 はじめに、中・大機のなかでの「おすすめ機種」の提案からです。


 第1に、仕事用の大きめ画面の入門機として、総合的にオススメできるのは、

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 【2024年発売】

 【27インチ】

 1・BenQ GW2786 GW2786TC
  ¥38,812 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

輝度:250cd/u

 【31.5インチ】

 2・BenQ GW3290QT
  ¥69,091 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

輝度:350cd/u

解像度:フルHD (1920x1080)
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1300:1
フレッシュレート:最大60Hz
HDR:
応答速度:5ms (GTG)
USB給電:65W
接続端子: HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:2.5W×2
保証期間:1年(本体は3年)

液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能  ★★★★★
動画ゲーム対応  ★★★★☆
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 ベンキューGW2786TCが良いと思います。

 用途的に、画面が大きい方が良いようならば、同じシリーズの31.5インチ機でも構いません。

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 パネルは、IPSです。

 視野角などの部分で、現状でもっとも「目に優しい」パネルです。

 コントラスト比が1300:1で、sRGBも99%ですので、その範疇では質が良いです。

 解像度は、(普通の)フルハイビジョンです。

 細かく美しい表示こそできませんが、大きめの文字表示です。

 とくに「シニア世代」には優しいでしょう。

 応答速度は、5msです。

 高速のため、ゲームや動画も対応できる実力です。

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 画質調整は、意外と「あっさり」なメーカーも多いです。

 しかし、本機は環境光センサーを搭載するため、最も目の負担になる、輝度オーバーを未然に防いでくれます。フリッカー対策もあります。

 モニタースタンドも、稼働性が優れます。

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 その上で、USB-PD対応のUSB-C端子を装備し、ノートPCに対する65W給電ができます。職場からノートPCを持ち込む場合になどに便利です。

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 なお、65W給電ができれば、ゲーミングノートPCを除けば、たいてい速度低下なしに充電できる水準です。

ーー

1・31.5型 標準モニターの比較
2・27.0型 標準モニターの比較

 なお、より安い機種を含めた27インチフルHD機の、より細かい条件に分けた「おすすめ」は、以上の記事でフォローしています。

 後ほど、お時間があれば、ご確認ください。


 第2に、2.5Kで「目に優しい」大きめモニターとして最も優れた製品は、

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 【2023年発売】

 【27インチ】

 3・BenQ GW2790QT
  ¥53,686 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【27インチ】‎(ドット抜け1ヶ月保証あり)

 4・BenQ GW2790QT-JP
  ¥53,631 楽天市場 (1/2執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(WQHD)
HDR:
USB給電: 65W
接続端子: HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm    
スピーカー:内蔵(2w×2)
保証期間: 1年(本体は3年)

液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能  ★★★★★
動画ゲーム対応  ★★★★☆
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 BenQ の出しているGW2790QTでしょう。

 ドット抜け保証が付くモデルがありますが、1ヶ月限定ですし、値段で決めて良いかと思います。 

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 パネル品質は、IPSです。

 その中でも、輝度が350cd/uと明るめで、sRGB色域も99%カバーなので、上表だと「IPS+」ともいってよい(プチ)上級品です。

 解像度は、2.5K解像度(WQHD)に対応します。

 フルHDに較べて、小さな文字表示でも視認できるため、書類を複数並べて行う作業には最適です。

 「老眼世代」の方を除けば、フルHD機の「上位互換」と言えます。

 応答速度も、5msです。

 仕事以外に、ゲームや動画も対応できる実力です。

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 画質調整は、同社の場合、環境光センサーを搭載し、部屋の明るさと色温度に合わせた調整ができ「目に優しい」です。

 これは画質面でも効果を発揮し、画面の輝度状態に応じて、露出オーバーにならないような自動調整もできます。

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 ディスプレイアームも、自由に効く構造です。

 ノートPCに対してUSB-C給電(65W)にも対応しますし、台座周りの使い勝手の工夫も評価できます。個人的には、4K不要ならば、最近の「ベスト」と言ってもよい機種です。

ーーー

1・WQHDモニターの比較【〜28インチ】
2・WQHDモニターの比較【31.5インチ】

 なお、これらのモニター以外を含めた、より細かい「おすすめ」は、以上の記事でフォローしています。31.5インチの記事は、フルHD解像度の31.5インチのモニターとの共通の記事です。


 第3に、4K解像度の大画面モニターとして最もオススメできるのは、

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 【2024年発売】

  【27インチ】

 5・LGエレクトロニクス 27UQ850V-W
  ¥64,700 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

輝度:350cd/u

 【31.5インチ】

 6・LGエレクトロニクス 32UQ850V-W
  ¥83,006 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

輝度:400cd/u

解像度:4K(3840×2160)
パネル:Nano IPS Blackノングレア
コントラスト比:2000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:60Hz(4K)   
HDR:HDR400
USB給電: 90W
接続端子:HDMI2.0x2 DisplayPort USB-C
スタンド:チルト 高さ 回転
VESA:100mm   
スピーカー:5W×2
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年

液晶パネルの画質 ★★★★★★
目の疲れにくさ  ★★★★★
動画・ゲーム対応 ★★★★★★
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 LGの4K解像度の27インチモデルの227UP650-W でしょう。

 本機の場合も必要に応じて、31.5インチ機を選んでも構いません。

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 パネルは、Black-IPSです。

 IPSの弱点だったコントラスト比にメスを入れた新世代パネルの1つです。

 コントラスト比(2000:1)は従来の水準の2倍で、「黒の締まり」はVAに近づきました。

  輝度(400cd/u)、色域(P3 98%)を含めて、現行製品の「ハイクラス」のLGパネルであり、文句はないです。

 解像度は、4Kに対応します。

 HDRは、HDR400の水準でフォローです。

 近年はこの規格にコンテンツは多く、光をより明るくリアルに表現できるため、映像美を楽しめます。

 HDMI2.0とHDCP2.2にも対応するので、著作権保護された4Kコンテンツにも、対応できます。

 応答速度も、5msとIPSの標準値をキープします。

 さすがに、高リフレッシュレート対応ではないですが、Radeon FreeSyncを利用して、チラツキを抑えられますし、ゲーム性能の部分では、同価格帯の他機に劣りません。

 画質調整も、TVでお馴染みの画質向上技術となる超解像度技術をはじめ、本機は充実します。

 ディスプレイアームも、高性能スタンドです。

 4K HDR・Black IPS・HDRを網羅しつつ、この価格を実現できているのは、パネル生産企業ならではであり、お買得感があります。

 保証も、LGは、3年間であるほか、3年の無輝点保証が付きます。

 ドットの常時点灯は他社だと「交換対象ではない」ので、割と重要です。

 なお、無輝点保証があるのは、LGを除けば、DELLとEIZOだけです。

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1・4Kモニターの比較
2・4Kゲーミングモニターの比較

 なお、4Kモニターは、1サイズ大きい31.5インチ機を含めて、上記の2記事で相当な数(100機以上)を比較しています。 

 パネル的にも、画質の良いBalck-IPSほか、先ほど書いた、QLED系を含めてかなりの選択肢があります。4Kの「選び方の基本」や、他サイズの「おすすめ機種」など色々と書いています。

 先ほど「おすすめ」にあげた機種より安い機種も多いので、よろしければ、以上のリンク記事もお読みください。


 第4に、大きめ画面で、本格的なゲーム用としておすすめできるのは、

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 【31.5インチ】【2024年発売】

 7・ LG UltraGear 32GS75Q-B
  ¥50,300 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:400cd/m
パネル: Fast-IPSノングレア
コントラスト比:1000:1
同期技術: FreeSync& G-SYNC Compatible
応答速度:1ms (GtoG)
リフレッシュレート:最大180Hz
HDR: HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI2.0 ×2 DP1.4
スタンド:チルト 高さ 回転
VESA: 100mm   
スピーカー:
保証期間: 3年間

液晶パネルの品質 ★★★★☆
スタンドの性能  ★★★★★
動画ゲーム対応  ★★★★★★
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

  LG UltraGear 32GS75Q-Bでしょう。

 解像度は、2.5Kです。

 現行のゲーミングモニターの標準担ってきているので、(少し奮発しても)それを選んだ方が、表示領域と美麗さの部分で「投資効果」が高いでしょう。

 パネルサイズは、31.5インチです。

 「ゲーム専用」ならば、これくらいあったほうが良いかと思います。

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 ゲーム専用モニターは、応答速度・リフレッシュレートが重要です。

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 液晶パネルは、先ほど少し説明した、応答速度を向上させたFast-IPSの系統です。

 目に優しい上で、ゲームに必要な応答速度を「1ms(GtoG)」まで高めています。

 加えて、リフレッシュレートも165Hzと高くできる機種です。

 この場合、映像のコマ数が多くなるので、ゲームにおいて、残像感軽減につながるほか、キャラが「なめらかに」動くなどの、利点があります。

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1・ゲーミングモニターの比較
2・2.5Kゲーミングモニターの比較
3・4Kゲーミングモニターの比較
4・曲面ゲーミングモニターの比較

 その辺の事情を含めて、以上の記事で、様々なタイプに分けつつ「100機以上」見ています。また、もう少し「細かめ」の条件での、おすすめも提案しています。

 ゲーム用モニターの「選び方の基本」も書いています。よろしければ、上記リンク記事をお読みください。 

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 とくに、最近、PS5が「高リフレッシュレート対応」になった関係で、ライトユーザーも「ゲーミング用」に関心を高めています。

2・中画面モニターのおすすめ

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 続いて、中画面サイズのモニターの中から「おすすめ機種」を提案してみます。      


 第1に、24.1インチ機で、ビジネス用としておすすめできるのは、

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 【2020年発売】

 【24.1型】

 8・EIZO FlexScan EV2495
  ¥62,455 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

解像度:WUXGA (1920×1200)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:最大60Hz
HDR:
USB給電:70W
接続端子: HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:5年

液晶パネルの品質 ★★★★★★
スタンドの性能  ★★★★★
動画ゲーム対応  ★★★★☆
品質保証     ★★★★★★
総合評価     ★★★★★★

 EIZOEV2456でしょう。

 パネル品質は、目に優しい、IPSパネルです。

 水準としては、プチ上級のIPS+水準です。

 品質管理もしっかりしており、画質面において個体差が少ない点で高品質です。

 202010150838.jpg

 解像度は、WUXGAです。

 フルHDよりも画面が縦方向に長いです。

 そのため、ワープロ作業などが快適です。

 一方、ゲームや動画のフル画面表示には向きません。兼用で考えたい場合は、のちほど、同社の23.8インチ機を紹介するので、そちらが良いです。

 応答速度も、5msです。

 動画コンテンツなど、仕事以外にも使える水準です。

 画質調整は、EIZOらしく、輝度をしっかり2cd/uまで落とせる機種です。

 ま低輝度表示時のチラツキを防止する機能も付属しており、実際、ワープロなどの実務中心で考えるならば、この機種が最も「おすすめ」と言えるでしょう。

 利便性の面でも、USB-C給電(70W)にも対応できます。


 201611181147.jpg

 ディスプレイアームも、高さの調節や角度の調整・縦表示など自在です。

 EIZOがこだわる部分であり、優秀です。

 とはいえ、やや値段が高めです。

 しかし、5年間保証と、6ヶ月間の無輝点保証が付属します。

 長期的に考えるならばそうでもないです。

ーーー

3・24.1型フルHDモニターの比較

 なお、本機のように「縦長」に使える24.1インチ機について、より細かい「おすすめ」は、以上の記事でフォローしています。


 第2に、23.8インチ機で、仕事・ゲーム・動画などマルチに対応できる家庭向きモニターは、   

 202104241347.jpg

 【2021年発売】

 【23.8インチ】

 9・LGエレクトロニクス 24QP750-B
  ¥36,117 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS+ ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:75Hz(最大)
HDR:HDR10
USB給電:65W
接続端子:HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:
保証期間:3年

液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能  ★★★★★
動画ゲーム対応  ★★★★★★
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 LG24QP750-Bでしょう。

 解像度は、2.5K(WQHD)です。

 年代的に「老眼世代」の方は(細かいので)おすすめしません。

 しかし、ゲーム用として、または、仕事用として、文字を細かく表示しても「文字が見える」ので、それ以外の方は、だいたいフルHDより「使いやすい」と感じるでしょう。

 202405131257.jpg

 パネル品質は、しっかりIPS+水準のパネルです。

 輝度(300cd/u)、色域(sRBG 99%)とフルHDのIPSパネル平均より少し良く、品質も良いです。

 応答速度は、5msと十分です。

 画質調整も、超解像度技術・コントラスト強化ほなど、動画再生やゲーム関係に強い仕様です。

 ディスプレイアームも、フルスペックで柔軟性があります。

 ふだん使いに便利な機能が網羅されている上で、この解像度の製品として安めなので、このモニターが「ベストバイ」と言えます。もちろん、仕事利用にも、問題はみられない仕様です。

ーーーー

  202204121339.jpg

 【2022年発売】

 【23.8インチ】(フルHD)

 10・EIZO FlexScan EV2480
  ¥37,845 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u

 【23.8インチ】(WQHD)

 11・EIZO FlexScan EV2760-WT
  ¥65,517 Amazon.co.jp
(1/2執筆時)

解像度:WQHD (2560x1440)
輝度:350cd/u

液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:最大60Hz
HDR:
USB給電:70W
接続端子: HDMI DP USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:5年

 ただ、「仕事優先」で考えたい場合、EIZOの23.8インチ機がよさそうです。

 解像度は、WQHDもありますが、価格的にフルHDで良いかなと思います。

 縦横比はいずれも、16:9という一般的な縦横比です。

 仕事以外の利用と兼用がしやすく「使いやすい」です。

 接続も、USB-Cによる70W給電で、ノートPCに給電もできます。

 その部分で、テレワークにも良いでしょう。

 201804111331.jpg

 目の優しさは、全方位的に「最上位」です。

 スタンドも高性能である上、EIZOは照度センサーを利用した輝度調整が可能である上で、輝度をしっかり1cd/u水準まで落とせる部分でも評価できます。

 他社の場合、バックライトを十分に絞れないものもあるので。

 保証も長く、無輝点保証もあるので、隙のない機種です。

 また、ゲームや動画向けに弱い要素はないので、汎用用途で選んでもOKです。

ーーー

1・23.8型フルHDモニターの比較
2・23.8型WQHDモニターの比較

 なお、このサイズのモニターも人気があるので、結構多く(50機以上)を紹介しています。また、解像度の違いで、2記事に分けています。

 フルHDは、単独記事ですが、WQHDの方は、他の画面サイズとも共通の記事です。

 ビジネスや動画視聴やゲームそのほか、より細かい「おすすめ」も、以上の記事で書きました。


 第3に、23.8インチ機で、4Kモニターとしておすすめできるのは、

 202501020039.jpg  

 【2024年発売】【23.8インチ】

 12・JAPANNEXT JN-IPS2380UHDR-C65W-HSP
  ¥38,164 楽天市場 (1/2執筆時)

解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
パネル:ADS ノングレア
コントラスト比:1,300:1
リフレッシュレート:60Hz(4K)
HDR:HDR10
応答速度:8ms (GTG)
USB給電:65W
接続端子:HDMI 2.0 DP1.4 USB-C
スタンド:チルト 左右 高さ 回転
VESA:75mm
スピーカー:
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:1年

液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能  ★★★★☆
動画ゲーム対応  ★★★★★
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 ジャパンネクスト24UD58-B でしょう。

 解像度は、4K画質です。

 202501142028.jpg

 パネルは、ADSです。

 BOEの生産するIPS系パネルです。

 輝度(300cd/u)、コントラスト比(1,300:1)、色域(P3 95%)と、(広色域IPSまではいかないものの)IPSの範疇で高品質で、素性も良いといえます。

 応答速度は、若干課題がありますが、ゲーム用に使わないならば、問題ないです。

 動画でも大丈夫です。

 ただ、目には「キツい」サイズであり、解像度です。「シニア世代」の方だと、本格的な仕事にはきついでしょう。逆に、シニア世代も、iMacを「文字拡大して」常用すれば、ブラウジングなどふだん使いには支障はないです。

 スタンドは、フル稼動ですし、フリッカー対策もあり、全体的にしっかりした製品と言えます。

ーーー

6・PC用4Kモニターの比較

 このサイズを含めて、4Kモニターは、以上の記事でフォローしています。

3・小画面モニターのおすすめ

 202108101112.jpg

 最後に、小画面サイズのモニターを紹介します。

 上図は、画面サイズの比ですが、横幅は、どれも3cm未満の差です。

 この3サイズからなら、基本、どれを選んでもほぼ同じです。


 第1に、小画面機で、費用対効果に優れた機種としておすすめなのは、

  202007011626.jpg

 【2018年発売】 【21.5インチ】

 13・BenQ GW2283
   ¥15,944 楽天市場 (8/20執筆時)

解像度:フルHD(1920×1080)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:最大75Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI×2 D-Sub
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間: 1年(本体は3年)

液晶パネルの品質 ★★★★★
スタンドの性能  ★★★☆☆
動画ゲーム対応  ★★★★☆
品質保証     ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 台湾のBenQ の21.5インチが良い選択肢です。

 パネルは、IPSです。

 フリッカー対策もありますし、目の優しさの部分で優れます。

 応答速度も、5msです。

 ディスプレイスタンドは、ただ、チルト角度調整のみで、弱いです。

 この部分は課題です。使ってみて問題を感じたら、アーム交換を考えても良いかと思います。

 202007011330.jpg

 一方、「目の優しさ」は、本機は、明るさセンサーを備えます。

 部屋の明るさに合わせて、輝度が自動調整されるので、その部分も評価できます。

 加えて、このセンサーは、バックライト制御にも使われていて、「映像美」の部分でも本機は性能が良いです。

ーーーー

  202104241139.jpg

 【2020年発売】

 【22.5インチ】

 14・EIZO FlexScan EV2360
  ¥35,126 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

解像度:WUXGA(1920×1200)
輝度:250cd/u
パネル:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
リフレッシュレート:最大60Hz
HDR:
USB給電:
接続端子:DVI HDMI D-sub
スタンド:前後左右高さ
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(1w×2)
保証期間:5年

 ただ、予算があり、ストイックに仕事中心に考える場合、EIZOの22.5インチ機となる、EV2360が良いでしょう。

 202108072304.jpg

 解像度は、WUXGA(1920×1200)です。

 縦長サイズなので、動画やゲームには向きません。

 ただ、仕事優先で考えると、モニター上部空間が有効利用できるといえます。

 液晶パネルは、IPSです。 

 その上で、室内照度をみて調整できる明るさセンサーを備えるほか、低輝度に調光できる点で「目の優しさ」の部分において、とても高度です。

 ディスプレイスタンドも、稼働性が良いです。

 保証も5年と長い上で、無輝点保証もあります。

 値段の高さをカバーするサービスもありますし、仕事用ならば、本機が良いでしょう。

5・21.5型フルHDモニターの比較

 なお、このサイズの小型機については、以上の記事で、フォローしています。

補足:モニター関連機器について

   201808140915.jpg

 というわけで、今回は、全11回の記事の「総まとめ」として、ディスプレイサイズごとのオススメ機種を紹介してみました。

1・31.5型フルHDモニターの比較
2・27.0型フルHDモニターの比較
3・24.1型フルHDモニターの比較
4・23.8型フルHDモニターの比較
5・21.5型フルHDモニターの比較
6・4K解像度のモニターの比較
7・WQHD解像度のモニターの比較
8・タッチパネルモニターの比較
9・ゲーミングモニターの比較
10・曲面モニターの比較
11・Mac向けPCモニターの選び方

 はじめにお伝えしたように、今回の記事は、ここまで書いた、第1回〜第10回目の記事を「まとめ」たものです。

 それぞれの記事では、より多くの製品を紹介・比較しています。

 より詳しく「オススメの理由」を知りたい方は、上記のそれぞれの記事にジャンプしていただければ幸いです。

 最後にいくつかおまけで周辺機器の紹介です。


 201810050906.jpg

 第1に、モニターアームについてです。

 「目への負担の軽減」をお考えならば、モニターアームを導入は効果的です。

 今回の比較記事で出した、スペック表に、Atlasが【VESA100mm】などと書き入れているものは、VESA統一規格のネジ穴があるモニターです。

 そのため、高性能モニターアームに交換することもできます。

1・PC向けモニターアーム
2・疲れないPC向けデスク
3・疲れないPC向けチェア
4・目が疲れない液晶モニター
5・目が疲れないデスクライト
6・手が疲れないマウス
7・手が疲れないキーボード

 上記の1番のリンク記事で詳しく紹介しています。

 同時に買う必要はないかと思います。買った後、もし駄目だったとき、後日、ご覧くださ

 また、今回同様に「疲れない」という観点で、チェア・入力機器・デスクライトなどの記事もありますので、こちらも、よろしくお願いします。

ーーー

 201601121611.jpg

 第2に、スピーカーについてです。

 モニター内蔵スピーカーの音質は全く期待できません

 PC用の場合、基本的に「OSの警告音を出すだけの装備」と考えてください。

8・PCスピーカーの比較
9・Bluetoothスピーカーの比較

 音にこだわりたい方は、外部スピーカーを買われると満足度が高いと言えます。

 有線、無線とも、1万円ほどの予算から購入可能です。

 よろしければこれらのリンク記事もご参考になさってください。

ーーー

 最後になりましたが、この記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、幸いです。

 ではでは。

posted by Atlas at 14:42 | PC用液晶モニター

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