Top PC周辺機器 比較2025' PC用レーザーポインター33機の性能とおすすめ ・選び方 (2)

2025年05月22日

比較2025' PC用レーザーポインター33機の性能とおすすめ ・選び方 (2)

1回目記事からの続きです→こちら

2-1・PLUSのレーザーポインター

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 2回目記事のトップバッターは、つづいて、事務機大手のPLUSの製品です。

 コクヨ同様に文具・事務機方面からの発送でしょうが、ユニークな製品を出します。

1・レーザーポインターの比較 (1)
 
1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:CANON〈日本〉
 1-3:ロジクール〈スイス〉
 1-4:コクヨ 〈日本〉
 1-5:サンワサプライ〈日本〉
2・レーザーポインターの比較 (2)
 2-1:プラス 〈日本〉
 2-2:technologic 〈日本〉
 2-3:AMERTEER 〈中国〉    
 2-4:その他の企業〈各社〉   
 2-5:最終的なおすすめの提案【結論】

 なお、今回も、1回目記事の冒頭(こちら)に書いた「選び方の基本」に沿いながら、各機をみていきます。

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 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2018年発売】

 【レーザーポインターあり】

 23・プラス e-bow イーボー EB-R20 28-504
  ¥ 12,602 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 【レーザーポインターなし】

 24・プラス e-bow イーボー EB-10 28-503
  ¥ 9,283 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

無線操作の到達距離:
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単3電池1本
サイズ:210×28×126mm
重さ:115g   

 e-bowは、プラスのレーザーポインターです。

 2種類ありますが、下位機種はレーザーポインタ未付属です。

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 この製品の特徴は、伸縮式のサシ棒(指示棒)が内蔵される点でです。

 7段階で82.7cmまで伸ばせるので、アナログなサシ棒と同じ感覚で利用可能です。

 Atlasも実際、レーザーポインターよりサシ棒のが講義において便利なことがあるので、よく借りて使っていますが、この発送は「なかった」です。

 本体の形状は、収縮した状態ならば、普通のペンタイプ(サシ棒)の形状です。

 重さは、総重量で115gです。

 サシ棒内蔵と考えればありでしょう。

 電源は、単3電池を1本利用する仕様です。

 電池の保ちは、プレゼンで60時間、レーザー照射で20時間とされます。

 さほど長くはないですが、必要十分なレベルではあります。

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 無線操作の到達距離は、(見通しの良い場所で)30Mになります。

 本体と同じ赤色のUSB無線ドングル(2.4GHz)が付きます。

 加えて、Bluetoothにも対応できます。

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 レーザーの色は、赤色です。

 波長の情報はないですが、おそらく普通のものです。

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 マウス操作機能は、持ちません

 普通に「進む・戻る」などの操作は対応です。

 なおボタンは2つですが、長押しで、スライドショーの終了・開始、同時押しでブラックアウトも対応できます。

 パソコン側に付けるUSBレシーバーは、ミニサイズのドングルです。

 問題ないです。

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 以上、プラスのe-bowの紹介でした。

 サシ棒内蔵というアイデアは、アナログながら「斬新」だと思います。

 Atlasはおっちょこちょいなので、大学でサシ棒を借りては持ち帰ってしまうので、このタイプは、自分向きのように思います。ちなみに、ワイヤレスマイクもよく持ち帰ります。

2-2・テクノロジックのポインターの比較

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 続いて、テクノロジックの製品です。

 ALATAMAという日本のベンチャー系ファブレス企業が展開中するブランドです。元々は、クラウドファンディング初の製品ですが、日本メーカーなのでしっかりPSCマーク付きです。


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 【2014年発売】

 25・technologic TCG-001
  ¥(4,480) Amazon.co.jp (2/27執筆時)

無線操作の到達距離:30メートル
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:内蔵バッテリー式
サイズ:120×30×22mm
重さ:27g

  TCG-001は、technologic(テクノロジック)が「電池がいらないレーザーポインター」として発売しているものです。

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 本体形状は、割と細めで小型なスティックタイプです。

 ロジクールの R800系に似ています。

 サイズは、120×30×22mmですので、ほぼ手のひらに収まります。

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 重さも、27gです。

 かなりのレベルで軽量です。

 電源は、内蔵バッテリー式です。

 フル充電で20時間の利用時間を持ちます。充電はPCから可能です。

 無線操作の到達距離は、30メートルです。

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 レーザー光は、 赤色レーザー採用です。

 輝度(波長)は、情報がありません。

 最大100メートル届くという情報がありますが、おそらくエレコムと同様の計算式なので、波長は650nmなので、到達距離は50mでしょう。

 マウス操作機能は、一方、この機種も持ちません

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 ボタン構成は、「進む」・「戻る」・「ブラックアウト」「全画面表示」です。

 ボタン数は少ないですが、長押しすることで、ボタンに複数の役割を付けています。

 パソコン側に付けるUSBレシーバーは、本機は小型タイプです

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 以上、TCG-001の紹介でした。

 発売から時間は経ちましたが、軽量なバッテリー式としてまだ存在感はある製品です。

 レーザー光の視認性に課題がありますが、値段の安さは一定の魅力があります。


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 【2020年発売】

 26・technologic TCG-005
  ¥3,480 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

無線操作の到達距離:30メートル
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:内蔵バッテリー式
サイズ:141×21×24mm
重さ:37g

  TCG-005は、technologic(テクノロジック)の販売するレーザーポインターです。

 「電池がいらないレーザーポインター Slim」という愛称があります。

 原型機を生産しているのは、中国広東省でワイヤレスプレゼンターを生産するVSONテクノロジーのようで、technologicが日本のPSCマークを付けて売る製品です。

 米国などでも、他社が同型の製品を輸入して売っていました。

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 前モデルもロジクール(Logitech)のR800t結構似ていました。

 本機も、形状と色については、ロジクールのスポットライトになんとなく似ているペンタイプです。

 考えてみれば、technologicLogitechと名前もなんとなしに似ています。

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 本体形状は、ペンタイプ(サシ棒タイプ)です。

 重さも、37gです。

 電源は、内蔵バッテリー式です。

 一方、バッテリー持続時間の詳細はありません。

 無線操作の到達距離は、本機も、30メートルです。

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 レーザー光は、 赤色レーザー採用です。

 輝度(波長)は、情報がありません.。

 射程距離は200Mとあるとの記載がある一方、レーザー距離は30Mとの記載も並行してあり、実際の仕様は「謎」が多いです。

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 マウス操作機能は、本機については「ワイヤレスマウス機能搭載」とあります。

 ただ、マウスを動かしたり、クリックできるというわけではないです。

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 ボタン構成は、「進む」・「戻る」「ウィンドウ切り替え」などの汎用ボタンです。

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 パソコン側に付けるUSBレシーバーは、本機は小型タイプです。

 磁石で吸着する仕様は、割と考えてられていると思います。

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 以上、TCG-005の紹介でした。

 サシ棒タイプの格安機として、需要はあると思います。色々な点で説明不足な製品ですが、海外の供給元が作る汎用モデルですが、日本のPSCマークを持つ点で、安心感はあるでしょう。

2-3・AMERTEERのポインターの比較

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 続いて、AMERTEERが販売するレーザーポインターです。

 このブランドは、中国深圳のファブレス企業となるShenzhen Lingkuer Technologyが展開し、Amazon倉庫に委託して販売しています。

 しっかりPSC認証済みとの記述があります。


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 【2017年発売】

 27・AMERTEER レーザーポインター 031
   ¥ 3,980 楽天市場 (2/27執筆時)

無線操作の到達距離:10M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4電池1本
サイズ:144×18×21mm
重さ:31g

  レーザーポインター 031は、AMERTEERが販売するレーザーポインターです。

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 本体形状は、ペンタイプ(サシ棒タイプ)です。

 重さは、31gという情報と68gという表記があります。

 おそらく前者だとおもいますが、電池の重さ(11g)とUSBドングルを収納した状態だと、後者ということかもしれません。

 電源は、乾電池式です。

 単3電池を1本利用します。

 無線操作の到達距離は、本機も、10メートルです。

 本機は、かなり短いの注意が必要です。

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 レーザー光は、 赤色レーザー採用です。

 輝度(波長)は、情報がありません.。

 値段的にも普通のレーザーで、到達距離は50M程度でしょう。

 マウス操作機能は、非対応です。

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 ボタン構成は、「進む」・「戻る」のほか、音量操作ボタンがサイドに付きます。

 ブラックアウトはページボタン長押しで対応です。

 一方、ハイパーリンクボタンがあり、選択してクリックすると有効化できます。そのほか、フルスクリーン化など、ボタンの押し方で色々対応できる製品です。

 ただ、ドライバ不要の仕組みを獲っているので、おそらくMacでは、対応しない動作は多いでしょう。

 パソコン側に付けるUSBレシーバーは、本機はやや小型といったところです。

 本体下部に収納スペースがある点も便利です。

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 以上、AMERTEER031の紹介でした。

 値段の安さが売りで、本体も高級感はないです。ただ、ボタン数は結構あるので、しっかり使えば結構便利に使えるでしょう。

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 このほか、AMERTEERからは、同じようなスティック型がいくつか出ています。

 順番にみておきます。

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 【2017年発売】

 28・AMERTEER 038 RF038
   ¥3,980 楽天市場 (2/27執筆時)

無線操作の到達距離:10M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:内蔵バッテリー式
サイズ:120×30×8mm
重さ:30g

 第1に、RF038です。

 似た形状ですが、内蔵バッテリー式にしたものです。

 クリップがない形状なので、形もスリムですので、こちらを選んでも良いでしょう。ハイパーリンクなどの多機能性はそのままです。

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 【2017年発売】

 29・AMERTEER RF053
   ¥3,980 楽天市場 (2/27執筆時)

無線操作の到達距離:15-20M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:電池式
サイズ:
重さ:30g

 第2に、RF053です。

 こちらは、電池式ですが、仕様が上位機です。

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 レシーバーが、USB-A・USB-Cのリバーシブル仕様(2in1)です。

 本体にUSB-C端子がないノートを利用している方には便利でしょう。無線の到達距離もわずかに長めです。

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 【2022年発売】

 30・AMERTEER 075 RF075
  ¥3,980 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

無線操作の到達距離:15-20M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:内蔵バッテリー式
サイズ:
重さ:30g

 第3に,RF075です。

 最も新しいモデルです。

 電源は、内蔵バッテリー式です。

 1.5時間の充電で、最大12時間連続使用ができるとされます。

 もちろん、通信時の話で、レーザーの使用量によります。

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 ボタンは、ハイパーリンクボタンが独特です。

 1回押しで選択モードにした後、クリックで、選択肢の移動、ダブルクリックでハイパーリンクでを開けます。他のアプリを利用後は、長押しでアプリを替えられるので、元のアプリに戻れるという仕様です。

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 かなり複雑な仕様ですが、ボタン操作で、Office・Keynoteのプリセットが切り替えられる仕様なので、ソフトなしでこうした操作が対応できるという触れ込みです。

 そのかわり、ブラックアウトは、ページ送りの「長押し」になるなど、「自分自身のカスタマイズ」は必要そうではあります。

 また、レーザーボタンが大きめなボタンとして手元にあるので、ブラインドだと誤操作しやすそうで、ここは改良の余地を感じます。

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 USB受信機は、USB-Cとのリバーシブルで、利便性において「ワンポイント」に思えます。


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 【2022年発売】

 31・AMERTEER H108
  ¥3,299 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

無線操作の到達距離:15-20M
ポインターの色 :
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:内蔵バッテリー式
サイズ:162×11×11
重さ:30g

  H108は、2022年に出たAMERTEERの新製品です。

 先行した、ロジクールの「スポットライト」と同じような製品です。

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 レーザーは、未搭載です。

 そのかわりモーションセンサー(エアマウス)でポインタを動かすタイプになります。

 軌跡を描く「マニュアルマーク」はわりとユニークで面白いかと思いました。

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 本体の形状は、ペン型です。

 スポットライトは棒型なので、サシ棒タイプになれている方には向くかと思います。

 ボタン構成は、次へ」「戻るのほか、ソフトによるカスタム対応できるボタンが付属します。

 その下が、ポイントボタンです。

 配置的にもうすこし分かりやすいところにあると、ブラインドでも使いやすいかなとおは思います。慣れれば問題ありません。

 重さは、30gと軽量です。

 ペン型ですが、一通りの動作ができます。

 バッテリーは、USB-A端子での充電式で、5時間でフル充電です。

 レシーバーの到達距離は、15-20Mです。

 多少短めかと思います。

 USBレシーバーは、比較的小型です。

 OSは、WindowsほかMacでも対応表示があります。USBを挿した際に、自動DLになるようでうs。

 この手のモーションセンサー型の場合、マウスとして認識されるためソフトがなくても、マウス機能と基本動作(ページ送りなど)は対応できます。

 ただ、ポインタ変更などは、専用ソフトが必要なので、こうした仕組みとなります。

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 以上、AMERTEER H108の紹介でした。

 サシ棒型で、モーションセンサータイプを試したい方には良い製品だと思います。ただ、ソフト部分の仕様について詳しい情報がなく、詳細が確認できませんでした。何か分かれば加筆します。

ーーー

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 【2022年発売】

 32・AMERTEER H101
  ¥3,299 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

無線操作の到達距離:15-20M
ポインターの色 :
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源;単4電池×1
サイズ:95×36×20
重さ:30g

 なお、同じく、「モーションセンサー」型のプレゼンターで、楕円形の形状のモデルもでています。

 こちらについては、電池式(単4電池)です。

 ただ、プレゼン終了時刻についての、カウントダウンタイマーが付属しますので、ノートPCの画面から離れてプレゼンをするような方には、むしろこちらが向くかと思います。

2-4・その他のポインターの比較

 最後に、ここまでみたメーカー以外の製品をみていきます。


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 33・Kensington K72426JP
   ¥ 8,979 楽天市場 (2/27執筆時)

無線操作の到達距離:30M
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:リチウムポリマー電池
サイズ:118×52.5×40mm
重さ:75g

  K72426JP は、米国のキングストンが販売する、プレゼンター機能付きレーザーポインターです。

 「ジョイスティック」として売られる、複雑な操作に対応するタイプです。

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 本体形状は、マウスとポインターの中間的な、丸みを帯びた形状です。

 重さは、総重量で75gです。

 あまり軽量ではないです。

 電源は、単4電池を2本利用する仕様です。

 持続時間や充電時間は、情報がありません。

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 無線操作の到達距離は、30メートルです。

 十分ですが、ドングルはすこし大きめです。

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 レーザー光は、 緑色レーザー採用です。

 輝度(波長)は最大では522nmですので、旧来の水準です。

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 マウス操作機能は、対応します。

 真ん中の「ジョイスティック」を操作する形式です。

 クリック操作も可能です。

 この部分はすこし値段の安さがでています。

 ボタン構成は、「進む」・「戻る」・「ブラックアウト」です。

 これらの操作は、Widows・Macに対応します。

 パソコン側に付けるUSBレシーバーは、先述のようにさほど小型ではないです。

 そのほか、ボタンにLEDバックライト搭載なので、暗くした場所での操作には配慮があります。

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 以上、キングストンのK72426JP の紹介でした。

 価格が割と安い多機能マウス式として存在感があります。

 設計が古いため、緑色の明るさは旧水準ですが、LEDバックライト搭載は、真っ暗な会場でのプレゼンには便利にも思えます。

今回の結論
レーザーポインターのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回はレーザーポインターの比較でした。

 最後に、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。


 第1に、マウスの操作もできる高機能なプレゼンテーションマウスとしておすすめできるのは、

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 【2018年発売】

 【緑色レーザー】

 1・Canon PRESENTER PR1-HY
  ¥19,000 楽天市場 (5/22執筆時)

ポインターの色 :緑色

 【2021年】

 【赤色レーザー】

 2・Canon PRESENTER PR7-HY
  ¥11,300 楽天市場 (5/22執筆時)

ポインターの色 :赤色

無線操作の到達距離:30M
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4電池2本
サイズ:125×32×25mm
重さ:63g

レーザーの明るさ ★★★★★★
無線の到達距離  ★★★★★
マウス操作    ★★★★★
握りやすさ    ★★★★★

総合評価     ★★★★★★

 キヤノンのPRESENTER PR1-HYでしょう。

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 緑色レーザーは、他社にも採用されます。

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 しかし、新しいダイレクト式の採用で、その輝度は515nmと、現在においては、緑色のレーザーポインターとしても、全メーカーで最も明るい製品です。

 その点で、選ぶ価値は高いでしょう。

 下位機種のPR7-HYも、635nmの波長の明るい赤色なので、予算面ではこちらでも良いかと思います。

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 USBレシーバーの到達距離が30メートルと余裕があります。到達距離が30メートルも不要な場合でも、電波の安定性が高まるというメリットもあります。

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 その上で、本体の重さも短く、マウス操作時は、ボタン構成やカスタマイズも洗練されていると思います。

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 主にはレーザーポインターとして利用し、TV会議の際や、大講義室でのマルチスクリーン環境でのみ、マウス操作(プレゼンター機能)を利用する程度ならば、こちらをオススメします。

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 【2009年発売】

 12・コクヨ プレゼンテーションマウス ELA-MGU91
  ¥41,590 楽天市場
(5/22執筆時)

無線操作の到達距離:30M
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windowsのみ
電源:単4電池2本
サイズ:125×32×27mm
重さ:76g   

レーザーの明るさ ★★★★★
無線の到達距離  ★★★★★
マウス操作    ★★★★★★
握りやすさ    ★★★★☆

総合評価     ★★★★★

 ただし、法人などの備品としては、コクヨのELA-MGU91でもよいでしょう。

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 充実したボタン構成で、「プレゼンの達人」にも、「文句のない」ショートカット数です。

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 この製品は、家電と言うより事務機としての剛性を重視した造りであり、本体の剛性が高いです。

 ちょっとやそっとで壊れないので、不特定の多人数で共用する場合に向きます。こうした点では、会社や学校としては最適でしょう。


 第3に、できるだけ軽量で、持ちやすいレーザーポインターを選びたいならば、

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 【PC対応】

 16・コクヨ ペンタイプ ELP-GP30
  ¥35,189 楽天市場 (5/22執筆時)

無線操作の到達距離:30M
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4電池2本
サイズ:169×14.6×14.6mm
重さ:80g   

レーザーの明るさ ★★★★★
無線の到達距離  ★★★★★
マウス操作    ☆☆☆☆☆
握りやすさ    ★★★★★★

総合評価     ★★★★★

  ELP-G30でしょう。 

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 サシ棒タイプで、新型の515nmの波長の緑色レーザーを採用している点を評価しました。

 サシ棒になれた先生などには、握りを含めて一番フィットするかもしれません。

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 【2019年発売】

 【緑色レーザー】

 4・Canon PR80-GC JPN HPB
   ¥11,980 楽天市場 (5/22執筆時)

 【赤色レーザー】【Amazon限定】

 5・Canon PR1100-R
  ¥6,210 Amazon.co.jp (5/22執筆時)

無線操作の到達距離:20M
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, MacOSX
電源:単4電池1本
サイズ:135×22×23mm
重さ: 39.5g   

レーザーの明るさ ★★★★★
無線の到達距離  ★★★★☆
マウス操作    ☆☆☆☆☆
握りやすさ    ★★★★★

総合評価     ★★★★★

 ただし、相当程度価格が高いので、個人で持つならばキヤノンの製品の方が良いでしょう。

 無線の到達距離が20Mである点だけ、注意してください。


 第4に、近未来的なモーションセンサーを利用した新型のプレゼンマウスを試したい方は、

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 【2017年発売】

 6・ロジクール スポットライト R1000GD
 7・ロジクール スポットライト R1000SL

  ¥15,300 Amazon.co.jp (5/22執筆時)

無線操作の到達距離:20M
ポインターの色 :
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:リチウムイオン電池
サイズ:131.3×28.1×12.1mm
重さ:49.2g  

レーザーの明るさ ★★★★★(ポインタ)
無線の到達距離  ★★★★★
マウス操作    ★★★☆☆
握りやすさ    ★★★★★

総合評価     ★★★★★★

 ロジクールスポットライトでしょう。

 空中でスティックをフルだけで、カーソルが上下左右に操作できるのは、使ってみれば「快感」で、周囲へのインパクトもあります。

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 まだ新しい製品で、改良の余地はたしかにあるのですが、ソフトウェア的な進化も期待できます。

 使えば、ビジネス上のプレゼンなどで、ガジェットをネタに話題が広がる、という意味でも、先行者利益が期待できます。

 待機時の即効的な利用の点で多少ネックはありますが、慣れれば問題ないでしょう。Atlasもこの機種とMacbookのコンビでプレゼンを利用しています。

 本体も軽量ですし、とくに、モーションセンサー自体の動きは素晴らしく、画面をなぞるようにポインターを動かせるので、おそらく、最初使われたときの感動は大きいでしょう。

 Bluetoothで利用できる形式である点や、充電式で、短時間で充電終わる点も魅力です。

ーーー

 202307181550.jpg

 【2018年発売】

 【レーザーポインターあり】

 23・プラス e-bow イーボー EB-R20 28-504
  ¥ 12,602 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 【レーザーポインターなし】

 24・プラス e-bow イーボー EB-10 28-503
  ¥ 9,283 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

無線操作の到達距離:
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単3電池1本
サイズ:210×28×126mm
重さ:115g

 逆に「アナログ・デジタル併用志向」な方で、物理的なサシ棒機能が欲しい場合は、プラスの製品でしょう。

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 伸縮式で、80cmまで伸ばせるため、このやり方のプレゼンを併用する方には結構便利です。

 個人的には、ポインターの発色がもう少し良いとより良いと思っています。


 第5に、低予算で、できるだけ多機能なワイヤレスプレゼンターを探している方は、

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 【2016年発売】

 3・Canon PR-500-RC
  ¥ 6,768 Amazon.co.jp (5/22執筆時)

無線操作の到達距離:半径30M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4電池2本
サイズ:115×29×24mm
重さ: 53g(電池含)

レーザーの明るさ ★★★★☆
無線の到達距離  ★★★★★
マウス操作    ☆☆☆☆☆
握りやすさ    ★★★★☆

総合評価     ★★★★☆

 キヤノンのPR-500-RC でしょう。

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 赤色レーザーながら、高輝度の赤色レーザー採用モデルで視認性も良いですし、USBの到達距離も30メートルと高性能です。

 新製品でデザイン性も優れています。バックライト付き液晶パネルや、バイブレーション機能など、機能面での水準も高く、利便性の面では最もオススメできる機種です。

 ただ、マウス操作ができない点だけ、注意してください。

補足:プレゼン関連の比較記事の紹介

 以上、今回は、PC用レーザーポインターを紹介しました。


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 また、このプレゼンテーション用マウスを使うために、もし最新のパワーポイントMicrosoft Officeの購入を考えている方がいましたら、このブログに関連記事があります。

1・Win版 Office 2024の選び方
2・Mac版 Office 2024の選び方
3・定額制 Office 365の選び方

 よろければ、これらの記事もご覧ください!

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1・ビジネス用プロジェクター
2・モバイル小型プロジェクター
3・シアター用プロジェクター

 また、プレゼンに利用できるモバイル可能なプロジェクターに興味のある方は、これらの記事もご覧ください。 

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 ではでは。

posted by Atlas at 20:18 | PC周辺機器

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