1回目記事からの続きです→こちら
2-1・PLUSのレーザーポインター
2回目記事のトップバッターは、つづいて、事務機大手のPLUSの製品です。
コクヨ同様に文具・事務機方面からの発送でしょうが、ユニークな製品を出します。
1・レーザーポインターの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:CANON〈日本〉
1-3:ロジクール〈スイス〉
1-4:コクヨ 〈日本〉
1-5:サンワサプライ〈日本〉
2・レーザーポインターの比較 (2)
2-1:プラス 〈日本〉
2-2:technologic 〈日本〉
2-3:AMERTEER 〈中国〉
2-4:その他の企業〈各社〉
2-5:最終的なおすすめの提案【結論】
なお、今回も、1回目記事の冒頭(こちら)に書いた「選び方の基本」に沿いながら、各機をみていきます。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2018年発売】
【レーザーポインターあり】
23・プラス e-bow イーボー EB-R20 28-504
¥ 12,602 Amazon.co.jp (2/27執筆時)
【レーザーポインターなし】
24・プラス e-bow イーボー EB-10 28-503
¥ 9,283 Amazon.co.jp (2/27執筆時)
無線操作の到達距離:
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単3電池1本
サイズ:210×28×126mm
重さ:115g
e-bowは、プラスのレーザーポインターです。
2種類ありますが、下位機種はレーザーポインタ未付属です。
この製品の特徴は、伸縮式のサシ棒(指示棒)が内蔵される点でです。
7段階で82.7cmまで伸ばせるので、アナログなサシ棒と同じ感覚で利用可能です。
Atlasも実際、レーザーポインターよりサシ棒のが講義において便利なことがあるので、よく借りて使っていますが、この発送は「なかった」です。
本体の形状は、収縮した状態ならば、普通のペンタイプ(サシ棒)の形状です。
重さは、総重量で115gです。
サシ棒内蔵と考えればありでしょう。
電源は、単3電池を1本利用する仕様です。
電池の保ちは、プレゼンで60時間、レーザー照射で20時間とされます。
さほど長くはないですが、必要十分なレベルではあります。
無線操作の到達距離は、(見通しの良い場所で)30Mになります。
本体と同じ赤色のUSB無線ドングル(2.4GHz)が付きます。
加えて、Bluetoothにも対応できます。
レーザーの色は、赤色です。
波長の情報はないですが、おそらく普通のものです。
マウス操作機能は、持ちません。
普通に「進む・戻る」などの操作は対応です。
なおボタンは2つですが、長押しで、スライドショーの終了・開始、同時押しでブラックアウトも対応できます。
パソコン側に付けるUSBレシーバーは、ミニサイズのドングルです。
問題ないです。
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以上、プラスのe-bowの紹介でした。
サシ棒内蔵というアイデアは、アナログながら「斬新」だと思います。
Atlasはおっちょこちょいなので、大学でサシ棒を借りては持ち帰ってしまうので、このタイプは、自分向きのように思います。ちなみに、ワイヤレスマイクもよく持ち帰ります。
2-2・テクノロジックのポインターの比較
続いて、テクノロジックの製品です。
ALATAMAという日本のベンチャー系ファブレス企業が展開中するブランドです。元々は、クラウドファンディング初の製品ですが、日本メーカーなのでしっかりPSCマーク付きです。
【2014年発売】
25・technologic TCG-001
¥(4,480) Amazon.co.jp (2/27執筆時)
無線操作の到達距離:30メートル
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:内蔵バッテリー式
サイズ:120×30×22mm
重さ:27g
TCG-001は、technologic(テクノロジック)が「電池がいらないレーザーポインター」として発売しているものです。
本体形状は、割と細めで小型なスティックタイプです。
ロジクールの R800系に似ています。
サイズは、120×30×22mmですので、ほぼ手のひらに収まります。
重さも、27gです。
かなりのレベルで軽量です。
電源は、内蔵バッテリー式です。
フル充電で20時間の利用時間を持ちます。充電はPCから可能です。
無線操作の到達距離は、30メートルです。
レーザー光は、 赤色レーザー採用です。
輝度(波長)は、情報がありません。
最大100メートル届くという情報がありますが、おそらくエレコムと同様の計算式なので、波長は650nmなので、到達距離は50mでしょう。
マウス操作機能は、一方、この機種も持ちません。
ボタン構成は、「進む」・「戻る」・「ブラックアウト」「全画面表示」です。
ボタン数は少ないですが、長押しすることで、ボタンに複数の役割を付けています。
パソコン側に付けるUSBレシーバーは、本機は小型タイプです
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以上、TCG-001の紹介でした。
発売から時間は経ちましたが、軽量なバッテリー式としてまだ存在感はある製品です。
レーザー光の視認性に課題がありますが、値段の安さは一定の魅力があります。
【2020年発売】
26・technologic TCG-005
¥3,480 Amazon.co.jp (2/27執筆時)
無線操作の到達距離:30メートル
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:内蔵バッテリー式
サイズ:141×21×24mm
重さ:37g
TCG-005は、technologic(テクノロジック)の販売するレーザーポインターです。
「電池がいらないレーザーポインター Slim」という愛称があります。
原型機を生産しているのは、中国広東省でワイヤレスプレゼンターを生産するVSONテクノロジーのようで、technologicが日本のPSCマークを付けて売る製品です。
米国などでも、他社が同型の製品を輸入して売っていました。
前モデルもロジクール(Logitech)のR800tに結構似ていました。
本機も、形状と色については、ロジクールのスポットライトになんとなく似ているペンタイプです。
考えてみれば、technologicとLogitechと名前もなんとなしに似ています。
本体形状は、ペンタイプ(サシ棒タイプ)です。
重さも、37gです。
電源は、内蔵バッテリー式です。
一方、バッテリー持続時間の詳細はありません。
無線操作の到達距離は、本機も、30メートルです。
レーザー光は、 赤色レーザー採用です。
輝度(波長)は、情報がありません.。
射程距離は200Mとあるとの記載がある一方、レーザー距離は30Mとの記載も並行してあり、実際の仕様は「謎」が多いです。
マウス操作機能は、本機については「ワイヤレスマウス機能搭載」とあります。
ただ、マウスを動かしたり、クリックできるというわけではないです。
ボタン構成は、「進む」・「戻る」と「ウィンドウ切り替え」などの汎用ボタンです。
パソコン側に付けるUSBレシーバーは、本機は小型タイプです。
磁石で吸着する仕様は、割と考えてられていると思います。
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以上、TCG-005の紹介でした。
サシ棒タイプの格安機として、需要はあると思います。色々な点で説明不足な製品ですが、海外の供給元が作る汎用モデルですが、日本のPSCマークを持つ点で、安心感はあるでしょう。
2-3・AMERTEERのポインターの比較
続いて、AMERTEERが販売するレーザーポインターです。
このブランドは、中国深圳のファブレス企業となるShenzhen Lingkuer Technologyが展開し、Amazon倉庫に委託して販売しています。
しっかりPSC認証済みとの記述があります。
【2017年発売】
27・AMERTEER レーザーポインター 031
¥ 3,980 楽天市場 (2/27執筆時)
無線操作の到達距離:10M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4電池1本
サイズ:144×18×21mm
重さ:31g
レーザーポインター 031は、AMERTEERが販売するレーザーポインターです。
本体形状は、ペンタイプ(サシ棒タイプ)です。
重さは、31gという情報と68gという表記があります。
おそらく前者だとおもいますが、電池の重さ(11g)とUSBドングルを収納した状態だと、後者ということかもしれません。
電源は、乾電池式です。
単3電池を1本利用します。
無線操作の到達距離は、本機も、10メートルです。
本機は、かなり短いの注意が必要です。
レーザー光は、 赤色レーザー採用です。
輝度(波長)は、情報がありません.。
値段的にも普通のレーザーで、到達距離は50M程度でしょう。
マウス操作機能は、非対応です。
ボタン構成は、「進む」・「戻る」のほか、音量操作ボタンがサイドに付きます。
ブラックアウトはページボタン長押しで対応です。
一方、ハイパーリンクボタンがあり、選択してクリックすると有効化できます。そのほか、フルスクリーン化など、ボタンの押し方で色々対応できる製品です。
ただ、ドライバ不要の仕組みを獲っているので、おそらくMacでは、対応しない動作は多いでしょう。
パソコン側に付けるUSBレシーバーは、本機はやや小型といったところです。
本体下部に収納スペースがある点も便利です。
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以上、AMERTEERの031の紹介でした。
値段の安さが売りで、本体も高級感はないです。ただ、ボタン数は結構あるので、しっかり使えば結構便利に使えるでしょう。
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このほか、AMERTEERからは、同じようなスティック型がいくつか出ています。
順番にみておきます。
【2017年発売】
28・AMERTEER 038 RF038
¥3,980 楽天市場 (2/27執筆時)
無線操作の到達距離:10M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:内蔵バッテリー式
サイズ:120×30×8mm
重さ:30g
第1に、RF038です。
似た形状ですが、内蔵バッテリー式にしたものです。
クリップがない形状なので、形もスリムですので、こちらを選んでも良いでしょう。ハイパーリンクなどの多機能性はそのままです。
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【2017年発売】
29・AMERTEER RF053
¥3,980 楽天市場 (2/27執筆時)
無線操作の到達距離:15-20M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:電池式
サイズ:
重さ:30g
第2に、RF053です。
こちらは、電池式ですが、仕様が上位機です。
レシーバーが、USB-A・USB-Cのリバーシブル仕様(2in1)です。
本体にUSB-C端子がないノートを利用している方には便利でしょう。無線の到達距離もわずかに長めです。
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【2022年発売】
30・AMERTEER 075 RF075
¥3,980 Amazon.co.jp (2/27執筆時)
無線操作の到達距離:15-20M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:内蔵バッテリー式
サイズ:
重さ:30g
第3に,RF075です。
最も新しいモデルです。
電源は、内蔵バッテリー式です。
1.5時間の充電で、最大12時間連続使用ができるとされます。
もちろん、通信時の話で、レーザーの使用量によります。
ボタンは、ハイパーリンクボタンが独特です。
1回押しで選択モードにした後、クリックで、選択肢の移動、ダブルクリックでハイパーリンクでを開けます。他のアプリを利用後は、長押しでアプリを替えられるので、元のアプリに戻れるという仕様です。
かなり複雑な仕様ですが、ボタン操作で、Office・Keynoteのプリセットが切り替えられる仕様なので、ソフトなしでこうした操作が対応できるという触れ込みです。
そのかわり、ブラックアウトは、ページ送りの「長押し」になるなど、「自分自身のカスタマイズ」は必要そうではあります。
また、レーザーボタンが大きめなボタンとして手元にあるので、ブラインドだと誤操作しやすそうで、ここは改良の余地を感じます。
USB受信機は、USB-Cとのリバーシブルで、利便性において「ワンポイント」に思えます。
【2022年発売】
31・AMERTEER H108
¥3,299 Amazon.co.jp (2/27執筆時)
無線操作の到達距離:15-20M
ポインターの色 :
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:内蔵バッテリー式
サイズ:162×11×11
重さ:30g
H108は、2022年に出たAMERTEERの新製品です。
先行した、ロジクールの「スポットライト」と同じような製品です。
レーザーは、未搭載です。
そのかわりモーションセンサー(エアマウス)でポインタを動かすタイプになります。
軌跡を描く「マニュアルマーク」はわりとユニークで面白いかと思いました。
本体の形状は、ペン型です。
スポットライトは棒型なので、サシ棒タイプになれている方には向くかと思います。
ボタン構成は、「次へ」「戻る」のほか、ソフトによるカスタム対応できるボタンが付属します。
その下が、ポイントボタンです。
配置的にもうすこし分かりやすいところにあると、ブラインドでも使いやすいかなとおは思います。慣れれば問題ありません。
重さは、30gと軽量です。
ペン型ですが、一通りの動作ができます。
バッテリーは、USB-A端子での充電式で、5時間でフル充電です。
レシーバーの到達距離は、15-20Mです。
多少短めかと思います。
USBレシーバーは、比較的小型です。
OSは、WindowsほかMacでも対応表示があります。USBを挿した際に、自動DLになるようでうs。
この手のモーションセンサー型の場合、マウスとして認識されるためソフトがなくても、マウス機能と基本動作(ページ送りなど)は対応できます。
ただ、ポインタ変更などは、専用ソフトが必要なので、こうした仕組みとなります。
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以上、AMERTEER H108の紹介でした。
サシ棒型で、モーションセンサータイプを試したい方には良い製品だと思います。ただ、ソフト部分の仕様について詳しい情報がなく、詳細が確認できませんでした。何か分かれば加筆します。
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【2022年発売】
32・AMERTEER H101
¥3,299 Amazon.co.jp (2/27執筆時)
無線操作の到達距離:15-20M
ポインターの色 :
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源;単4電池×1
サイズ:95×36×20
重さ:30g
なお、同じく、「モーションセンサー」型のプレゼンターで、楕円形の形状のモデルもでています。
こちらについては、電池式(単4電池)です。
ただ、プレゼン終了時刻についての、カウントダウンタイマーが付属しますので、ノートPCの画面から離れてプレゼンをするような方には、むしろこちらが向くかと思います。
2-4・その他のポインターの比較
最後に、ここまでみたメーカー以外の製品をみていきます。
33・Kensington K72426JP
¥ 8,979 楽天市場 (2/27執筆時)
無線操作の到達距離:30M
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:リチウムポリマー電池
サイズ:118×52.5×40mm
重さ:75g
K72426JP は、米国のキングストンが販売する、プレゼンター機能付きレーザーポインターです。
「ジョイスティック」として売られる、複雑な操作に対応するタイプです。
本体形状は、マウスとポインターの中間的な、丸みを帯びた形状です。
重さは、総重量で75gです。
あまり軽量ではないです。
電源は、単4電池を2本利用する仕様です。
持続時間や充電時間は、情報がありません。
無線操作の到達距離は、30メートルです。
十分ですが、ドングルはすこし大きめです。
レーザー光は、 緑色レーザー採用です。
輝度(波長)は最大では522nmですので、旧来の水準です。
マウス操作機能は、対応します。
真ん中の「ジョイスティック」を操作する形式です。
クリック操作も可能です。
この部分はすこし値段の安さがでています。
ボタン構成は、「進む」・「戻る」・「ブラックアウト」です。
これらの操作は、Widows・Macに対応します。
パソコン側に付けるUSBレシーバーは、先述のようにさほど小型ではないです。
そのほか、ボタンにLEDバックライト搭載なので、暗くした場所での操作には配慮があります。
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以上、キングストンのK72426JP の紹介でした。
価格が割と安い多機能マウス式として存在感があります。
設計が古いため、緑色の明るさは旧水準ですが、LEDバックライト搭載は、真っ暗な会場でのプレゼンには便利にも思えます。
今回の結論
レーザーポインターのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回はレーザーポインターの比較でした。
最後に、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。
第1に、マウスの操作もできる高機能なプレゼンテーションマウスとしておすすめできるのは、
【2018年発売】
【緑色レーザー】
1・Canon PRESENTER PR1-HY
¥19,000 楽天市場 (5/22執筆時)
ポインターの色 :緑色
【2021年】
【赤色レーザー】
2・Canon PRESENTER PR7-HY
¥11,300 楽天市場 (5/22執筆時)
ポインターの色 :赤色
無線操作の到達距離:30M
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4電池2本
サイズ:125×32×25mm
重さ:63g
レーザーの明るさ ★★★★★★
無線の到達距離 ★★★★★
マウス操作 ★★★★★
握りやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
キヤノンのPRESENTER PR1-HYでしょう。
緑色レーザーは、他社にも採用されます。
しかし、新しいダイレクト式の採用で、その輝度は515nmと、現在においては、緑色のレーザーポインターとしても、全メーカーで最も明るい製品です。
その点で、選ぶ価値は高いでしょう。
下位機種のPR7-HYも、635nmの波長の明るい赤色なので、予算面ではこちらでも良いかと思います。
USBレシーバーの到達距離が30メートルと余裕があります。到達距離が30メートルも不要な場合でも、電波の安定性が高まるというメリットもあります。
その上で、本体の重さも短く、マウス操作時は、ボタン構成やカスタマイズも洗練されていると思います。
主にはレーザーポインターとして利用し、TV会議の際や、大講義室でのマルチスクリーン環境でのみ、マウス操作(プレゼンター機能)を利用する程度ならば、こちらをオススメします。
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【2009年発売】
12・コクヨ プレゼンテーションマウス ELA-MGU91
¥41,590 楽天市場 (5/22執筆時)
無線操作の到達距離:30M
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windowsのみ
電源:単4電池2本
サイズ:125×32×27mm
重さ:76g
レーザーの明るさ ★★★★★
無線の到達距離 ★★★★★
マウス操作 ★★★★★★
握りやすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ただし、法人などの備品としては、コクヨのELA-MGU91でもよいでしょう。
充実したボタン構成で、「プレゼンの達人」にも、「文句のない」ショートカット数です。
この製品は、家電と言うより事務機としての剛性を重視した造りであり、本体の剛性が高いです。
ちょっとやそっとで壊れないので、不特定の多人数で共用する場合に向きます。こうした点では、会社や学校としては最適でしょう。
第3に、できるだけ軽量で、持ちやすいレーザーポインターを選びたいならば、
【PC対応】
16・コクヨ ペンタイプ ELP-GP30
¥35,189 楽天市場 (5/22執筆時)
無線操作の到達距離:30M
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4電池2本
サイズ:169×14.6×14.6mm
重さ:80g
レーザーの明るさ ★★★★★
無線の到達距離 ★★★★★
マウス操作 ☆☆☆☆☆
握りやすさ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
ELP-G30でしょう。
サシ棒タイプで、新型の515nmの波長の緑色レーザーを採用している点を評価しました。
サシ棒になれた先生などには、握りを含めて一番フィットするかもしれません。
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【2019年発売】
【緑色レーザー】
4・Canon PR80-GC JPN HPB
¥11,980 楽天市場 (5/22執筆時)
【赤色レーザー】【Amazon限定】
5・Canon PR1100-R
¥6,210 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
無線操作の到達距離:20M
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, MacOSX
電源:単4電池1本
サイズ:135×22×23mm
重さ: 39.5g
レーザーの明るさ ★★★★★
無線の到達距離 ★★★★☆
マウス操作 ☆☆☆☆☆
握りやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ただし、相当程度価格が高いので、個人で持つならばキヤノンの製品の方が良いでしょう。
無線の到達距離が20Mである点だけ、注意してください。
第4に、近未来的なモーションセンサーを利用した新型のプレゼンマウスを試したい方は、
【2017年発売】
6・ロジクール スポットライト R1000GD
7・ロジクール スポットライト R1000SL
¥15,300 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
無線操作の到達距離:20M
ポインターの色 :
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:リチウムイオン電池
サイズ:131.3×28.1×12.1mm
重さ:49.2g
レーザーの明るさ ★★★★★(ポインタ)
無線の到達距離 ★★★★★
マウス操作 ★★★☆☆
握りやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
ロジクールのスポットライトでしょう。
空中でスティックをフルだけで、カーソルが上下左右に操作できるのは、使ってみれば「快感」で、周囲へのインパクトもあります。
まだ新しい製品で、改良の余地はたしかにあるのですが、ソフトウェア的な進化も期待できます。
使えば、ビジネス上のプレゼンなどで、ガジェットをネタに話題が広がる、という意味でも、先行者利益が期待できます。
待機時の即効的な利用の点で多少ネックはありますが、慣れれば問題ないでしょう。Atlasもこの機種とMacbookのコンビでプレゼンを利用しています。
本体も軽量ですし、とくに、モーションセンサー自体の動きは素晴らしく、画面をなぞるようにポインターを動かせるので、おそらく、最初使われたときの感動は大きいでしょう。
Bluetoothで利用できる形式である点や、充電式で、短時間で充電終わる点も魅力です。
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【2018年発売】
【レーザーポインターあり】
23・プラス e-bow イーボー EB-R20 28-504
¥ 12,602 Amazon.co.jp (2/27執筆時)
【レーザーポインターなし】
24・プラス e-bow イーボー EB-10 28-503
¥ 9,283 Amazon.co.jp (2/27執筆時)
無線操作の到達距離:
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単3電池1本
サイズ:210×28×126mm
重さ:115g
逆に「アナログ・デジタル併用志向」な方で、物理的なサシ棒機能が欲しい場合は、プラスの製品でしょう。
伸縮式で、80cmまで伸ばせるため、このやり方のプレゼンを併用する方には結構便利です。
個人的には、ポインターの発色がもう少し良いとより良いと思っています。
第5に、低予算で、できるだけ多機能なワイヤレスプレゼンターを探している方は、
【2016年発売】
3・Canon PR-500-RC
¥ 6,768 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
無線操作の到達距離:半径30M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4電池2本
サイズ:115×29×24mm
重さ: 53g(電池含)
レーザーの明るさ ★★★★☆
無線の到達距離 ★★★★★
マウス操作 ☆☆☆☆☆
握りやすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
キヤノンのPR-500-RC でしょう。
赤色レーザーながら、高輝度の赤色レーザー採用モデルで視認性も良いですし、USBの到達距離も30メートルと高性能です。
新製品でデザイン性も優れています。バックライト付き液晶パネルや、バイブレーション機能など、機能面での水準も高く、利便性の面では最もオススメできる機種です。
ただ、マウス操作ができない点だけ、注意してください。
補足:プレゼン関連の比較記事の紹介
以上、今回は、PC用レーザーポインターを紹介しました。
また、このプレゼンテーション用マウスを使うために、もし最新のパワーポイントやMicrosoft Officeの購入を考えている方がいましたら、このブログに関連記事があります。
1・Win版 Office 2024の選び方
2・Mac版 Office 2024の選び方
3・定額制 Office 365の選び方
よろければ、これらの記事もご覧ください!

1・ビジネス用プロジェクター
2・モバイル小型プロジェクター
3・シアター用プロジェクター
また、プレゼンに利用できるモバイル可能なプロジェクターに興味のある方は、これらの記事もご覧ください。
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最後になりましたが、この記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。
ではでは。