今回のお題
パソコンで使うレーザーポインターのおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2023年3月現在、最新のレーザーポインターの比較の2回目記事です。
1・レーザーポインターの比較 (1)
1-1:CANON〈日本〉
1-2:ロジクール〈スイス〉
1-3:コクヨ 〈日本〉
2・レーザーポインターの比較 (2)
2-1:エレコム〈日本〉
2-2:サンワサプライ〈日本〉
2-3:その他の企業〈各社〉
2-4:最終的なおすすめの提案【結論】
2回目記事では、前回紹介しきれなかったエレコムやサンワサプライなど、各社の製品を見ていきます。
レーザーの明るさ ★★★★★
無線の到達距離 ★★★★★
マウス操作 ★★★★★
握りやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を進めていきます。
2-1・エレコムのレーザーポインター
はじめに、、日本のPC周辺機器メーカーのエレコムのレーザーポインターです。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2016年発売】【在庫限り】
【タイマー付き】
23・ELECOM ELP-RL13PMBK
¥5,720 楽天市場 (3/31執筆時)
【タイマーなし】
24・ELECOM ELP-RL08PMBK
¥------ 楽天市場 (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:10メートル
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4電池2本
サイズ:139.6×31.7×21.4mm
重さ:62g
ELP-RL13PMBKは、日本の周辺機器メーカーELECOMが販売する、プレゼンター機能付きレーザーポインターです。
ただし、いずれも、「在庫限り」で販売終了です。
本体形状は、やや丸みを帯びていますが、TVのリモコンのような形状です。
サイズは、125×32×27mmですし、決してコンパクトではないです。
重さも、総重量で62gです。
本体が38gに、アルカリ電池の重さ(12g×2)という計算です。
電源は、本機も、単4電池を2本利用する仕様です。
持続時間は、レーザー連続使用で32時間です。
下位機種は、タイマーがない分、40時間とやや長めです。
電池残量については、タイマー付きの上位機については、液晶で残量が確認できます。
無線操作の到達距離は、10メートルです。
同社は、USBドングルが小型なので、上位機となるこちらも、到達範囲は狭めです。
さほど動かない場合も、電波安定性にもかかわる部分なので、やはり、欠点ではあります。
レーザー光は、赤色です。
輝度(波長)は、旧来規格の650nmです。
同社では、100mとの評価ですが、出力も同等水準なので、他社の評価水準だと「50mクラス」です。
マウス操作機能は、一方、この機種は、対応します。
また、ロジクールのスポットライトのように、モーションセンサーを利用した「エアマウス」方式を採用します。
なお、ロジクールは、ポインターの制御にモーションセンサーを利用する形式でした。
しかし、こちらは、あくまで、マウスカーソル操作のためのものです。
そのため、使途は物理ボタンで操作する、キヤノンやコクヨのプレゼンターと同じです。
なお、マウスの左右クリック操作自体は、この製品も物理ボタンを用います。
ボタン構成は、「進む」・「戻る」・「開始」・「終了」「ブラックアウト」です。
これらは、Widows・Macに対応します。
パソコン側に付けるUSBレシーバーは、先述のように小型です。
本体内の収納も可能です。
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以上、ELECOMのELP-GL11PMBKの紹介でした。
ジャイロセンサー(モーションセンサー)でマウスを操作する面白い仕組みを取る機種です。
ただ、ロジクールのように、「ざっくりとポインターを動かす」のではなく、マウス操作を行うための仕組みなので、ある程度の精度が要求されます。
モーションセンサーを搭載して、空中で操作する「エアーマウス」が普及しなかったのと同じ欠点はあると言えます。少なくとも用途は選ぶでしょう。
【2016年発売】
25・ELECOM ELP-RL07PBK
¥3,946 楽天市場 (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:10M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4電池2本
サイズ:175.3×15.2×19.6mm
重さ:46g
ELP-RL07PBKは、エレコムサシ棒タイプの製品です。
本体の形状は、サシ棒タイプです。
形状的には、コクヨのようなペンクリップは付属しませんが、楕円形の形状で、ストラップホールはあります。
電源は、本機も、単4電池を2本利用する仕様です。
持続時間は、レーザー連続使用で40時間です。電池の残量警告ランプもあります。
レーザーの色は、赤色です。
また、波長は650nmなので、赤色でも旧来の暗めのタイプです。
到達距離の評価は同社によれば100mですが、他社基準だと50mクラスです。
マウス操作機能は、持ちません。
ただ、上位機は、パワーポイントの「進む・戻る」などの操作は対応です。
パソコン側に付けるUSBレシーバーは、長さ1.8cmの小型タイプです。
Macにも対応します。
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以上、エレコムのELP-RL07PBKの紹介でした。
サシ棒タイプは、他社では格安機がほとんどないので、このタイプをできるだけ安く探している場合は候補でしょう。
レーザーの明るさと、無線の到達距離の問題はありますし、性能を重視して選ぶ機種でもないです。しかし、値段が安いですし、電池の持続時間は延びているため、ある程度使い勝手は良いでしょう。
2-2・サンワダイレクトのマウス
続いて、日本のPC周辺機器メーカーのサンワサプライ(サンワダイレクト)の製品です。
高級品はないですが、「一芸」のあるマウスが多いです。
【2018年発売】
26・サンワダイレクト 400-MA095
¥5,480 Amazon.co.jp (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:20m
ポインターの色:
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4×2
サイズ:103×34×17mm
重さ:約50g(電池含む)
400-MA095は、日本のサンワダイレクトが販売する、プレゼンターです。
方向性は、ロジクールのスポットライトと同じです。
ポインターの表示はレーザーではなく、マウス操作で行う方向性です。
本機も、ジャイロ(モーションセンサー)を搭載するので、動かしたい方向にスティックを動かすと、マウスカーソルが追随して動きます。
スポットライトの「ジェネリック」というより、同社が昔からでしてきた、「空中マウス」というシリーズの進化形です。
本体形状は、スティック型です。
重さは、電池を含めた総重量で、約50gです。
軽量といえます。
電源は、単4電池で2本です。
電池の持続時間は非開示です。
無線操作の到達距離は、20メートルです。
小型のUSBドングルにしては「そこそこは」飛ぶ製品です。
レーザー光は、先述のようにありません。
また、スポットライトのように、プレザンター側では、カーソルのサイズや強調表示の変更はできないので、この部分は注意です。
ソフトの方で考える必要があります。
マウス操作機能は、原理的には可能です。
ジャイロでカーソルを合わせて、ボタンで左右クリックできますので。
ただ、使いやすいかは微妙でしょう。
ボタン構成は、上図の通りです。
ジャイロを切ったうえで、ボタン操作です。ボタンが詰め込まれているので、ブラインドでは操作できないでしょう
パソコン側に付けるUSBレシーバーは、小型で、本体内の収納も可能です。
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以上、サンワダイレクトの400-MA095の紹介でした。
先述のように、進化の過程は異なりますが、「スポットライト」と似ている製品です。
ボタンが多く、デザイン的にスマートでないですが、何らかの事情、フィジカルなボタンとしてカーソルや各種ボタンが欲しい方には、選択肢になります。
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【2020年発売】
【直販限定】
27・サンワダイレクト 400-MAW151BK
28・サンワダイレクト 400-MAW151GM
¥3,480 Amazon.co.jp (3/31執筆時)
【通常型番】(性能は同じ)
29・サンワダイレクト MA-RING2BK
¥3,436 Amazon.co.jp (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:10m
ポインターの色:
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:バッテリー式
サイズ:W32.9×D60.4×H35.6mm
重さ:約16g(電池含む)
なお、サンワダイレクトの「空中マウス」の最小機は、「リングマウス」と呼ばれるこちらです。
装着方法は、本機の場合、指に嵌めるような方式です。
一方、操作はジャイロなら格好良いのですが、残念ながら、真ん中のカーソルセンサーを利用する光学式です。操作のしやすさや追随性の部分ではイマイチです。
ただ、小型である部分と、充電後に15時間バッテリーが保つ点など、シーンによっては便利に感じることはあるでしょう。
【2019年発売】
30・サンワサプライ MA-WPR13BK
¥12,649 楽天市場 (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:15m
ポインターの色:赤色
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:充電式
サイズ:136×34×23.5mm
重さ:約48g(電池含む)
MA-WPR13BKは、日本のサンワダイレクト(サンワサプライ)が販売する、プレゼンターの上位機です。
本機も、先ほど見た製品と同じジャイロ搭載の「空中マウス」です。
本体形状は、スティック型です。
重さは、電池を含めた総重量で、約48gです。
長さは、下位機種より少し長めですが、形状的には本機のが握りやすいです。
電源は、本機は、USBケーブルにての充電式です。
2.5時間の充電で、プレゼン機能で18時間の電池の保ちです。
無線操作の到達距離は、15メートルです。
レーザー光は、本機は赤色レーザーです。
波長は635nmなので、明るい赤色のほうです。
マウス操作機能は、原理的には可能です。
本機については、カウントダウンタイマーがあることもあり、ボタン構成は下位機種と結構違います。
ただ、タイマー関係の配置は、間違わないような配慮はあります。
USBレシーバーは、小型で、本体内の収納も可能です。
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以上、サンワダイレクトのMA-WPR13BKの紹介でした。
下位機種より持ちやすく、機能面では、キャノン機と、コクヨ機と、ロジクール機をミックスしたような「てんこ盛り」といえる製品です。
その分、ボタンが多いので、ブラインドでつかうには自分自身をこの端末に合わせるように「カスタマイズ」する面倒さはありますが、それをなせば、わりと便利に使えそうです。
【2022年発売】
31・サンワサプライ MA-WPR14BKN
¥13,314 楽天市場 (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:30メートル
ポインターの色:赤色
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windowsのみ
電源:単4×2
サイズ:幅121×奥行26×高さ14mm
重さ:約44g(電池含む)
MA-WPR14BKNも、日本のサンワサプライ(サンワダイレクト)が販売する、プレゼンターです。
方向性は、本機もロジクールのスポットライトと同じです。
ジャイロ(モーションセンサー)を搭載しており、「空中マウス」として操作ができます。
この部分について言えば、フロントボタンで、形状や色を変更できるため、スポットライトにかなり近い運用も可能でしょう。
マウスカーソルで指し示す「ソフトウェアレーザー機能」があります。 本体形状は、スティック型です。
重さは、電池を含めた総重量で、約44gです。
電源は、充電池(リチウムポリマー)です。
USB(USB-A)による給電で1.5時間でフル充電されます。
レーザーの照射時間として約10時間、マウスの連続操作時間として約40時間と長寿命です。
(ロジクールもないものの)逆に充電をし忘れそうですので、督促機能があって欲しい感じはします。
レシーバーの到達距離は、最大半径30Mとの表記です。
2.4GHz帯の無線を利用しますが、送信機は小型なので、あくまで「最大」の値でしょう。
レーザー光は、本機は赤色レーザーです。
ただ、波長は650nmなので、普通の赤色のほうです。
この部分はイマイチでしょう。
マウス操作機能は、本機も可能です。
ただ、ボタン配置がそれ用に最適化はされないので、使いにくいとは言えます。
ボタン構成は、上図の通りです。
ボタンほか、キヤノンのようにプレゼンタイマーがあるのが特徴です。
終了時間を振動で伝える機能もあります。
パソコン側に付けるUSBレシーバーは、W12×D25×H5mmです。
本体に収納しての利用が可能です。
Macについては、本機は対応で、Keynote 7.2以降が利用できます。
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以上、サンワダイレクトのMA-WPR14BKの紹介でした。
同社の製品のなかでは、デザインの部分でもっとも「スッキリ」した外観の製品と言えます。
ただ、赤色レーザーの視認性、左右クリックの位置、タイマーの視認性ほか、多少残念な部分も目立つ印象です。
6・他社の注目するべきポインターの比較
続いて、さほどの点数は展開していないながら、個性のある製品を紹介していきます。
【2014年発売】
32・technologic TCG-001
¥3,184 Amazon.co.jp (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:30メートル
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:内蔵バッテリー式
サイズ:120×30×22mm
重さ:27g
TCG-001は、technologic(テクノロジック)が「電池がいらないレーザーポインター」として発売しているものです。
ALATAMAという日本のベンチャー系ファブレス企業が展開中するブランドです。元々は、クラウドファンディング初の製品ですが、日本メーカーなのでしっかりPSCマーク付きです。
本体形状は、割と細めで小型なスティックタイプです。
ロジクールの R800系に似ています。
サイズは、120×30×22mmですので、ほぼ手のひらに収まります。
重さも、27gです。
かなりのレベルで軽量です。
電源は、内蔵バッテリー式です。
フル充電で20時間の利用時間を持ちます。充電はPCから可能です。
無線操作の到達距離は、30メートルです。
レーザー光は、 赤色レーザー採用です。
輝度(波長)は、情報がありません。
最大100メートル届くという情報がありますが、おそらくエレコムと同様の計算式なので、波長は650nmなので、到達距離は50mでしょう。
マウス操作機能は、一方、この機種も持ちません。
ボタン構成は、「進む」・「戻る」・「ブラックアウト」「全画面表示」です。
ボタン数は少ないですが、長押しすることで、ボタンに複数の役割を付けています。
パソコン側に付けるUSBレシーバーは、本機は小型タイプです
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以上、TCG-001の紹介でした。
発売から時間は経ちましたが、軽量なバッテリー式としてまだ存在感はある製品です。
レーザー光の視認性に課題がありますが、値段の安さは一定の魅力があります。
【2020年発売】
33・technologic TCG-005
¥2,784 Amazon.co.jp (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:30メートル
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:内蔵バッテリー式
サイズ:141×21×24mm
重さ:37g
TCG-005は、technologic(テクノロジック)の販売するレーザーポインターです。
「電池がいらないレーザーポインター Slim」という愛称があります。
原型機を生産しているのは、中国広東省でワイヤレスプレゼンターを生産するVSONテクノロジーのようで、technologicが日本のPSCマークを付けて売る製品です。
米国などでも、他社が同型の製品を輸入して売っていました。
前モデルもロジクール(Logitech)のR800tに結構似ていました。
本機も、形状と色については、ロジクールのスポットライトになんとなく似ているペンタイプです。
考えてみれば、technologicとLogitechと名前もなんとなしに似ています。
本体形状は、ペンタイプ(サシ棒タイプ)です。
重さも、37gです。
電源は、内蔵バッテリー式です。
一方、バッテリー持続時間の詳細はありません。
無線操作の到達距離は、本機も、30メートルです。
レーザー光は、 赤色レーザー採用です。
輝度(波長)は、情報がありません.。
射程距離は200Mとあるとの記載がある一方、レーザー距離は30Mとの記載も並行してあり、実際の仕様は「謎」が多いです。
マウス操作機能は、本機については「ワイヤレスマウス機能搭載」とあります。
ただ、マウスを動かしたり、クリックできるというわけではないです。
ボタン構成は、「進む」・「戻る」と「ウィンドウ切り替え」などの汎用ボタンです。
パソコン側に付けるUSBレシーバーは、本機は小型タイプです。
磁石で吸着する仕様は、割と考えてられていると思います。
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以上、TCG-005の紹介でした。
サシ棒タイプの格安機として、需要はあると思います。色々な点で説明不足な製品ですが、海外の供給元が作る汎用モデルですが、日本のPSCマークを持つ点で、安心感はあるでしょう。
【2017年発売】
34・AMERTEER レーザーポインター 031
¥ 3,980 楽天市場 (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:10M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4電池1本
サイズ:144×18×21mm
重さ:31g
レーザーポインター 031は、AMERTEERが販売するレーザーポインターです。
このブランドは、中国深圳のファブレス企業となるShenzhen Lingkuer Technologyが展開し、Amazon倉庫に委託して販売しています。
ただ、しっかりPSC認証済みとの記述があります。
本体形状は、ペンタイプ(サシ棒タイプ)です。
重さは、31gという情報と68gという表記があります。
おそらく前者だとおもいますが、電池の重さ(11g)とUSBドングルを収納した状態だと、後者ということかもしれません。
電源は、乾電池式です。
単3電池を1本利用します。
無線操作の到達距離は、本機も、10メートルです。
本機は、かなり短いの注意が必要です。
レーザー光は、 赤色レーザー採用です。
輝度(波長)は、情報がありません.。
値段的にも普通のレーザーで、到達距離は50M程度でしょう。
マウス操作機能は、非対応です。
ボタン構成は、「進む」・「戻る」のほか、音量操作ボタンがサイドに付きます。
ブラックアウトはページボタン長押しで対応です。
一方、ハイパーリンクボタンがあり、選択してクリックすると有効化できます。そのほか、フルスクリーン化など、ボタンの押し方で色々対応できる製品です。
ただ、ドライバ不要の仕組みを獲っているので、おそらくMacでは、対応しない動作は多いでしょう。
パソコン側に付けるUSBレシーバーは、本機はやや小型といったところです。
本体下部に収納スペースがある点も便利です。
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以上、AMERTEERの031の紹介でした。
値段の安さが売りで、本体も高級感はないです。ただ、ボタン数は結構あるので、しっかり使えば結構便利に使えるでしょう。
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【2017年発売】
35・AMERTEER レーザーポインター 038
¥ 3,980 楽天市場 (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:10M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:内蔵バッテリー式
サイズ:120×30×8mm
重さ:30g
同社は、内蔵バッテリー式にしたレーザーポインター 038というモデルもあります。
クリップがない形状なので、形もスリムですので、こちらを選んでも良いでしょう。ハイパーリンクなどの多機能性はそのままです。
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【2017年発売】
36・AMERTEER RF053
¥ 4,980 楽天市場 (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:15-20M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:電池式
サイズ:
重さ:30g
こちらは電池式ですが、上位機と言えるものが、もう一機あります。
本機については、レシーバーが、USB-A・USB-Cのリバーシブル仕様(2in1)です。
本体にUSB-C端子がないノートを利用している方には便利でしょう。無線の到達距離もわずかに長めです。
【2022年発売】
37・AMERTEER H108
¥3,699 Amazon.co.jp (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:15-20M
ポインターの色 :
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:内蔵バッテリー式
サイズ:162×11×11
重さ:30g
H108は、2022年に出たAMERTEERの新製品です。
先行した、ロジクールの「スポットライト」と同じような製品です。
レーザーは、未搭載です。
そのかわりモーションセンサー(エアマウス)でポインタを動かすタイプになります。
軌跡を描く「マニュアルマーク」はわりとユニークで面白いかと思いました。
本体の形状は、ペン型です。
スポットライトは棒型なので、サシ棒タイプになれている方には向くかと思います。
ボタン構成は、「次へ」「戻る」のほか、ソフトによるカスタム対応できるボタンが付属します。
その下が、ポイントボタンです。
配置的にもうすこし分かりやすいところにあると、ブラインドでも使いやすいかなとおは思います。慣れれば問題ありません。
重さは、30gと軽量です。
ペン型ですが、一通りの動作ができます。
バッテリーは、USB-A端子での充電式で、5時間でフル充電です。
レシーバーの到達距離は、15-20Mです。
多少短めかと思います。
USBレシーバーは、比較的小型です。
OSは、WindowsほかMacでも対応表示があります。USBを挿した際に、自動DLになるようでうs。
この手のモーションセンサー型の場合、マウスとして認識されるためソフトがなくても、マウス機能と基本動作(ページ送りなど)は対応できます。
ただ、ポインタ変更などは、専用ソフトが必要なので、こうした仕組みとなります。
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以上、AMERTEER H108の紹介でした。
サシ棒型で、モーションセンサータイプを試したい方には良い製品だと思います。ただ、ソフト部分の仕様について詳しい情報がなく、詳細が確認できませんでした。何か分かれば加筆します。
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【2022年発売】
38・AMERTEER H101
¥3,699 Amazon.co.jp (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:15-20M
ポインターの色 :
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源;単4電池×1
サイズ:95×36×20
重さ:30g
なお、同じく、「モーションセンサー」型のプレゼンターで、楕円形の形状のモデルもでています。
こちらについては、電池式(単4電池)です。
ただ、プレゼン終了時刻についての、カウントダウンタイマーが付属しますので、ノートPCの画面から離れてプレゼンをするような方には、むしろこちらが向くかと思います。
39・Kensington K72426JP
¥ 17,980 楽天市場 (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:30M
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:リチウムポリマー電池
サイズ:118×52.5×40mm
重さ:75g
K72426JP は、米国のキングストンが販売する、プレゼンター機能付きレーザーポインターです。
「ジョイスティック」として売られる、複雑な操作に対応するタイプです。
本体形状は、マウスとポインターの中間的な、丸みを帯びた形状です。
重さは、総重量で75gです。
あまり軽量ではないです。
電源は、単4電池を2本利用する仕様です。
持続時間や充電時間は、情報がありません。
無線操作の到達距離は、30メートルです。
十分ですが、ドングルはすこし大きめですね。
レーザー光は、 緑色レーザー採用です。
輝度(波長)は最大では522nmですので、旧来の水準ですね。
マウス操作機能は、対応します。
真ん中の「ジョイスティック」を操作する形式です。
クリック操作も可能です。
この部分はすこし値段の安さがでています。
ボタン構成は、「進む」・「戻る」・「ブラックアウト」です。
これらの操作は、Widows・Macに対応します。
パソコン側に付けるUSBレシーバーは、先述のようにさほど小型ではないです。
そのほか、ボタンにLEDバックライト搭載なので、暗くした場所での操作には配慮があります。
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以上、キングストンのK72426JP の紹介でした。
価格が割と安い多機能マウス式として存在感があります。
設計が古いため、緑色の明るさは旧水準ですが、LEDバックライト搭載は、真っ暗な会場でのプレゼンには便利にも思えます。
今回の結論
レーザーポインターのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回はレーザーポインターの比較でした。
最後に、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。
第1に、マウスの操作もできる高機能なプレゼンテーションマウスとしておすすめできるのは、
【2018年】
【緑色レーザー】
1・Canon PRESENTER PR1-HY
¥15,965 楽天市場 (3/31執筆時)
ポインターの色 :緑色
【2021年】
【赤色レーザー】
2・Canon PRESENTER PR7-HY
¥9,022 Amazon.co.jp (3/31執筆時)
ポインターの色 :赤色
無線操作の到達距離:30M
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4電池2本
サイズ:125×32×25mm
重さ:63g
レーザーの明るさ ★★★★★★
無線の到達距離 ★★★★★
マウス操作 ★★★★★
握りやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
キヤノンのPRESENTER PR1-HYでしょう。
緑色レーザーは、他社にも採用されます。
しかし、新しいダイレクト式の採用で、その輝度は515nmと、現在においては、緑色のレーザーポインターとしても、全メーカーで最も明るい製品です。
その点で、選ぶ価値は高いでしょう。
下位機種のPR7-HYも、635nmの波長の明るい赤色なので、予算面ではこちらでも良いかと思います。
USBレシーバーの到達距離が30メートルと余裕があります。到達距離が30メートルも不要な場合でも、電波の安定性が高まるというメリットもあります。
その上で、本体の重さも短く、マウス操作時は、ボタン構成やカスタマイズも洗練されていると思います。
主にはレーザーポインターとして利用し、TV会議の際や、大講義室でのマルチスクリーン環境でのみ、マウス操作(プレゼンター機能)を利用する程度ならば、こちらをオススメします。
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【2009年発売】
12・コクヨ プレゼンテーションマウス ELA-MGU91
¥32,505 楽天市場 (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:30M
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windowsのみ
電源:単4電池2本
サイズ:125×32×27mm
重さ:76g
レーザーの明るさ ★★★★★
無線の到達距離 ★★★★★
マウス操作 ★★★★★★
握りやすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ただし、法人などの備品としては、コクヨのELA-MGU91でもよいでしょう。
充実したボタン構成で、「プレゼンの達人」にも、「文句のない」ショートカット数です。
この製品は、家電と言うより事務機としての剛性を重視した造りであり、本体の剛性が高いです。
ちょっとやそっとで壊れないので、不特定の多人数で共用する場合に向きます。こうした点では、会社や学校としては最適でしょう。
第3に、できるだけ軽量で、持ちやすいレーザーポインターを選びたいならば、
【PC対応】
17・コクヨ レーザーズーム ペンタイプ ELP-R30
¥14,652 楽天市場 (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:30M
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4電池2本
サイズ:169×14.6×14.6mm
重さ:80g
レーザーの明るさ ★★★★★
無線の到達距離 ★★★★★
マウス操作 ☆☆☆☆☆
握りやすさ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
ELP-G30でしょう。
サシ棒タイプで、新型の515nmの波長の緑色レーザーを採用している点を評価しました。
サシ棒になれた先生などには、握りを含めて一番フィットするかもしれません。
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【2019年発売】
【緑色レーザー】
4・Canon PR80-GC JPN HPB
¥11,450 楽天市場 (3/31執筆時)
【赤色レーザー】【Amazon限定】
5・Canon PR1100-R
¥4,058 Amazon.co.jp (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:20M
ポインターの色 :緑色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, MacOSX
電源:単4電池1本
サイズ:135×22×23mm
重さ: 39.5g
レーザーの明るさ ★★★★★
無線の到達距離 ★★★★☆
マウス操作 ☆☆☆☆☆
握りやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ただし、相当程度価格が高いので、個人で持つならばキヤノンの製品の方が良いでしょう。
無線の到達距離が20Mである点だけ、注意してください。
第4に、近未来的なモーションセンサーを利用した新型のプレゼンマウスを試したい方は、
【2017年発売】
6・ロジクール スポットライト R1000GD
7・ロジクール スポットライト R1000SL
¥10,409 Amazon.co.jp (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:20M
ポインターの色 :
マウスとしての機能:あり
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:リチウムイオン電池
サイズ:131.3×28.1×12.1mm
重さ:49.2g
レーザーの明るさ ★★★★★(ポインタ)
無線の到達距離 ★★★★★
マウス操作 ★★★☆☆
握りやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
ロジクールのスポットライトでしょう。
空中でスティックをフルだけで、カーソルが上下左右に操作できるのは、使ってみれば「快感」で、周囲へのインパクトもあります。
まだ新しい製品で、改良の余地はたしかにあるのですが、ソフトウェア的な進化も期待できます。
使えば、ビジネス上のプレゼンなどで、ガジェットをネタに話題が広がる、という意味でも、先行者利益が期待できます。
待機時の即効的な利用の点で多少ネックはありますが、慣れれば問題ないでしょう。Atlasもこの機種とMacbookのコンビでプレゼンを利用しています。
本体も軽量ですし、とくに、モーションセンサー自体の動きは素晴らしく、画面をなぞるようにポインターを動かせるので、おそらく、最初使われたときの感動は大きいでしょう。
Bluetoothで利用できる形式である点や、充電式で、短時間で充電終わる点も魅力です。
第5に、低予算で、できるだけ多機能なワイヤレスプレゼンターを探している方は、
【2016年発売】
3・Canon PR-500-RC
¥ 5,145 Amazon.co.jp (3/31執筆時)
無線操作の到達距離:半径30M
ポインターの色 :赤色
マウスとしての機能:なし
対応OS:Windows, Mac OSX
電源:単4電池2本
サイズ:115×29×24mm
重さ: 53g(電池含)
レーザーの明るさ ★★★★☆
無線の到達距離 ★★★★★
マウス操作 ☆☆☆☆☆
握りやすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
キヤノンのPR-500-RC でしょう。
赤色レーザーながら、高輝度の赤色レーザー採用モデルで視認性も良いですし、USBの到達距離も30メートルと高性能です。
新製品でデザイン性も優れています。バックライト付き液晶パネルや、バイブレーション機能など、機能面での水準も高く、利便性の面では最もオススメできる機種です。
ただ、マウス操作ができない点だけ、注意してください。
補足:プレゼン関連の比較記事の紹介
以上、今回は、PC用レーザーポインターを紹介しました。
また、このプレゼンテーション用マウスを使うために、もし最新のパワーポイントやMicrosoft Officeの購入を考えている方がいましたら、このブログに関連記事があります。
1・Win版 Office 2021の選び方
2・Mac版 Office 2021の選び方
3・定額制 Office 365の選び方
よろければ、これらの記事もご覧ください!

1・ビジネス用プロジェクター
2・モバイル小型プロジェクター
3・シアター用プロジェクター
また、プレゼンに利用できるモバイル可能なプロジェクターに興味のある方は、これらの記事もご覧ください。
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(今回は後編の記事なので、できれば、前半記事にブックマークを頂くとなお嬉しいです)
ではでは。