【今回レビューする内容】2025年 東プレのRealforce英語配列キーボードの性能とおすすめ・選び方:ビジネス・ゲーム向け高級ゲーミングキーボード 86 87 91 104 108キーUS配列 英語配列 アスキー
【比較する製品型番】東プレ REALFORCE R3シリーズ R3HB13 R3HD13 R3HB21 R3HB11 R3Sシリーズ R3SB13 R3SD13 R3SB11 R3SB31 R3SD11 R3SD31 REALFORCE TKL SA R2TLSA-US4-BK R2TLSA-US4-IV REALFORCE GX1 X1UD11 X1UD13 RC1 C1HK13 RC1 C1HK13 東プレ REALFORCE × 初音ミク GX1 X1UDM1 Blue-Green ラプラス・ダークネス モデル X1UDL1 KB0914 獅白ぼたん モデル GX1 X1UDL1 KB0914 ほか
今回のお題
東プレのリアルフォースキーボードのおすすめモデルはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2025年5月現在、最新の東プレのリアルフォースキーボードの比較です。
1・東プレ日本語キーボードの比較
2・東プレ英語キーボードの比較
3・Mac配列キーボードの比較
「1回目記事」では、東プレの日本語キーボードを「ほぼ全種類」紹介してきました。
今回の「2回目記事」では、東プレの英語配列キーボードを紹介していきます。
ただ、東プレキーボードの「選び方の基本」となる荷重やクリック感の違いについては、1回目記事の冒頭(こちら)に書きました。
お時間のある方は、そちらからお読み頂くとより分かりやすいかと思います。
よろしくお願いします。
キーの軽さ ★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★
静音性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように、各機種を個別に比較していきます。
そして、最後に「結論」では、上表のような観点から、目的別・価格別にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。
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1・東プレ高級キーボード【日本語】
2・東プレ高級キーボード【英語】
3・FILCO マジェスタッチ
4・キークロンのキーボード
5・Bluetooth無線キーボード
6・Mac配列のキーボード
7・プログラマー向けのHHKB
8・おすすめキーボードの選び方【結論】
今回の記事は、このブログの「高級キーボード比較シリーズ」の1つとして書きました。
1・東プレ日本語キーボードの比較
というわけで、ここからは、東プレの英語語キーボードを順番に見ていきます。
1-1・ALL30gモデル
1-2・ALL45gモデル
あらかじめお伝えしておけば、東プレの現在の日本でのラインナップ(R3シリーズ・R3Sシリーズ)は、キーの荷重(押した時の重さ)の部分で選択可能なのは、軽めのALL30gと少し重めのALL45gだけです。
1-3・変加重モデル
白: CG01000-290601
黒:CG01000-291001
1-4・ALL55gモデル
白: CG01000-290601
黒:CG01000-290801
キーの場所で荷重を変えている変加重は日本未発売です。
ALL55gも、日本でのラインナップから「外れて」います。
しかし、正確に言えば、Realforce R2 Keyboardとして、米国ではまだ販売があります。
あまりいないかと思いますが、どうしてもという方は、【アメリカのアマゾン】で直販(直送)なので、日本への個人輸入は可能です。
今回は、日本で(普通に)手に入るモデルの紹介になります。
1-1・ALL30g英語モデル
はじめに、東プレではもっとも軽量な「ALL30g」の英語キーボードからです。
スタンダードなPC用キーボードと言える、「変加重」のキーボードを紹介します。
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以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと感じる部分を青字で記していきます。
【2021年登場】
【軽め30g】【APC】【静音】【BT接続】
35・東プレ REALFORCE R3 R3HB13【黒/墨消】
¥37,180 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
R3HD13は、東プレの英語キーボードでは、もっとも軽量で、押し味の軽いモデルです。
キー配列は、英語108キーとなります。
詳しい方には聞き慣れない数字の刻みでしょう。
この場合、テンキーの上にメディアキーが4つあるだけで、普通のUS 104キーと同じです。
Windowsキーが左右にあるタイプで、変則的な「クセ」はありません。
キーの重さは、「ALL30グラム」です。
先述のように、東プレではもっとも軽量なキーです。
軽快にタイピングでき、また、高速打ちにも適します。
そのほか、普通のキーボードだと重くて疲れやすい方にも、このタイプは向きます。
ただ、一般的には「軽すぎる」てかえって打ちにくいとも言える重さで、同社のキーボードのなかでは「特殊」です。
なお、押した際のクリック感(クリック音)はあるタイプです。(他社の黒軸や赤軸スイッチのように)磁石のようなリニアな感じではないです。
キートップは、本機は、ブラックキーにブラック刻印(墨消)です。
ゲーミング用に人気の仕様で「格好良い」です。
ただ、視認性が悪いです。
ブラインドタッチができる方でも、レアな記号キーまで覚えている方は少ないでしょうし、仕事用だとストレスに感じるシーンはあります。
キーの静音性は、【静音仕様】です。
東プレは、R3シリーズから、「静音キー」を標準にしてきました。
押し味は、昔の「標準キー」とおなじですが、キーを入れ込んだときの「カタカタ音」があまりしません。
古参のユーザーは違和感を感じる場合もありますが、それは音が打鍵終了のシグナルとなっていたからでしょう。
初めて東プレを使われる方は、おそらく違和感を感じないでしょうし、職場で使うならば、静音仕様が無難でしょう。
APCは、対応です。
APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)とは、 キーをを押した際に、入力を感知する場所を可変できる機能です。
専用ソフトで4段階(0.8mm・1.5mm・2.2mm・3.0mm)で、キー単位で変更可能です。
一般人は、いじらなくてOKです(その方が使いやすい)。
ただ、上級者は、底打ちせず高速にタイピングしたい派の方は浅く(0.8mm)、しっかり打鍵し正確性を担保したい派の方は深く(3.0mm)設定することも「あり」です。
キーボード本体に2種類記憶できるので、使い分けもできるでしょう。
そのほか、APC対応の場合、専用ソフト経由で、ファームウェアのアップデートや一部キーの入れ替えなどにも対応できます。
R3 キースペーサー 英語用 M0901U
¥2,090 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
キーストロークは、4mmです。
リアルフォースは「キースペーサー」を用意し、2mm・3mmで調整(底上げ)可能です。
英語用のスペーサーは、後ほど見る、イルミネーション付きのゲーミング用と共用です。
【5枚セット】M0601B
REALFORCE パネルデザインキット R3
¥2,640 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
【キーキャップ(5色)】
R3 / R3S Color Keycaps Set
¥7,040 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
カスタマイズは、可能です。
東プレリアルフォースの「カスタマイズ」とは、東プレ独特の言い回しです。これは、上面パネルを別売品で「着せ替え、コーデできる」という意味です。
家庭用プリンタで印刷してパネルデザインができるキットと、既製品双方が展開します。
キーキャップ自体も多色カラーで売られるので、こだわれば凝ったコーデは可能です。
無線接続は、USB接続ほか、Bluetooth5.0に対応です。
R3シリーズからの新機軸です。
Bluetooth接続は、単3電池2本の利用で、約3ヶ月の電池寿命とされます。
Bluetooth5なので、(PC側が対応していれば)通信安定性は高いですが、高音質の音楽をイヤホンで聴く場合は、Bluetoothはデータレートが細いので、接続は不安定になりがちです。
また、電子レンジなどのノイズにも弱いです。
結論的にいえば、スマホやタブレットなど、どうしても無線でないと困る場合を除けば、USB接続を利用する方法をオススメします。
Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプタ
¥999 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
エレコム Type-C やわらかケーブル 2M
¥1,349 Amazon co.jp (5/19執筆時)
付属ケーブルは、(キーボード側が)丸いUSB-C形状、(PC側が)四角いUSB-A形状です。着脱式で1.8mものが付きます。
バッテリーは、単3電池2本です。
USB-C接続(有線)の場合挿入しなくても使えます。アルカリ電池で約3ヶ月保ちます。これは、同社のBluetooth対応のハイブリッド型の場合、どれも共通仕様です。
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以上、リアルフォースのR3HD13の紹介でした。
先述のように、ALL30gは、一般的には軽すぎるてですが、手の疲れを抱えている人の「救世主」です。
Atlasは、基本的に、はじめて買う方には、(疲れる小指などの部分だけ軽い)「変加重」をオススメするのですが、R3シリーズの英語モデルでは、現状出ていないです。
その点で、このような目的で選ぶ場合(消極的ですが)最初からALL30gということになるでしょう。
【2022年発売】【直販限定】
【変加重】【APC】【静音】
36・東プレ REALFORCE R3S R3SB13【黒/金】
¥24,640 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
R3SB13は、東プレのR3Sシリーズに属する製品です。
本機は、Amazonを含む東プレ直営店のみの展開です。
キー配列は、英語108キーとなります。
1つ上でみた製品と同じです。
一方、本機の場合、Bluetooth用のユニットを搭載しないので、写真のように、とくに上部余白の見た目が、スリムになります。
キー刻印は、ただ、同じブラックながら、墨消しではなく、ゴールド刻印なので、あるていど見やすいデス。
カスタマイズは、R3Sシリーズの場合、パネルの交換は不可です。
高さを調整するスペーサーは、R3シリーズと互換なので、このシリーズでも利用ができます。
あとは、先ほどの製品と同じです。
したがって、キーの重さは、スタンダードな「変加重」で、キーストロークも、同じく、4mmです。
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以上、 R3SB13の紹介でした。
実質的に下位機種とは言え、Bluetoothが不要という考えならば、本機でしょう。
値段ほか、スリム形状の本体のデザイン性も近代的ですし、本機で良いかと思います。
【2021年発売】
【軽め30g】【APC】【静音】【BT接続】
37・東プレ REALFORCE R3 R3HD13【黒/墨消】
¥24,640 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
R3HD13も、東プレのR3シリーズに属する製品です。
キーの重さは、本機も「ALL30グラム」です。
キートップは、こちらもブラックキーにブラック刻印です。
キー配列は、英語87キーの省スペースキーボードです。
メインキーの部分は、両側にWindowsキーがあるオーソドックスな仕様です。
フルサイズと比較して、単純にテンキー(数字キー)と、その上の4つのメディアキーが省略されている機種と考えてください。
なお、リアルフォースは剛性が十分で、重さもあるので、省スペース型でも、しっかり机で安定します。
そのほかの部分は、APC対応・ 静音キー搭載、Bluetooth接続対応の部分を含めて、上で見た、フルサイズモデルと同じです。
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以上、R3HD13の紹介でした。
机が狭いなどの事情がある方、または、絶対テンキーは使わない!と断言できる方で、軽量なキーボードが欲しい方が候補でしょう。
ただ、本機の場合、メインは、(軽く)高速にキー連打したい方向けの「ゲーミング用」かなとは思います。値段は、フルサイズとさして差はないです。
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【2024年発売】
【軽め30g】【APC】【静音】【BT接続】
38・東プレ REALFORCE RC1 C1HK13 【黒】
¥35,860 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
このほか、BT対応のALL30gでは、70%省スペースキーボードがあります。
キー配列は、英語78キーです。
一部キーをなくすことで、写真のように、幅295×奥行30mmという サイズを実現します。
ただし、方向キーが右下に押し込められるほか、最下段キーのうち右AltやFNなど、一部のキーが省略です。
それ以外は、F1キーは独立配置ですし、キーピッチ・ストロークも同等で、片側性はないです。
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結論的にいえば、作業効率をある程度犠牲にしても、省スペース性が欲しい方向きです。
個人的にあまり好まないのですが、机が狭いなどの事情があるならば、選択肢になりえます。
【2022年発売】
【軽め30g】【APC】【静音】
39・東プレ REALFORCE R3S R3SD13【黒/金】
¥23,980 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
R3SD1は、東プレのR3Sシリーズに属する製品です。
キー配列は、本機もTKL(テンキーレス)仕様の英語87キーです。
ただ、Bluetooth用のユニットを搭載しない機種です。
そのため、写真のように、とくに上段の見た目がスリムになります。
カスタマイズは、R3Sシリーズですので、パネル交換不可になります。
そのほかの部分は、先ほどの製品と同じです。
キーの重さは、軽いALL30グラムで、キーストロークも、同じく、4mmです。
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以上、R3SD1の紹介でした。
筐体バランスは(昔から合った)従来のTKLと同じです。
Bluetoothユニットが不要ならば、本機の方が「見栄えが良い」ので、新しいR3に違和感があったことは本機を選ぶと良いでしょう。
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【軽め35g】【静音】
・AKEEYO NiZ AKY-NIZ-TC84-DM-35G
¥27,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
なお、このほかに、(他社ですが)静電容量無接点方式で、プログラマブルなゲーミング用キーボードとしては、AKEEYO NiZというキーボードがネットでは見られます。
海外モデルは、ストロークが短いロープロが多いですが、本機は普通です。
以前、LancerTechからLancer NiZという製品がありました。
出所は同じ、中国の宁芝Nizです。グローバルではNIZ KEYBOARDとして売っています。
同社は、東プレスイッチ(Topre EC keyboards)と互換する、NIZ EC switchと、それを使った製品を販売しています。
本機は、USB-CとBluetooth接続のハイブリッド仕様です。
1-2・ALL45gモデル
つづいて、しっかり下押し味が人気のALL45gのキーボードを見ていきます。
【2021年発売】
【ALL45g】【APC】【静音】【BT接続】
40・東プレ REALFORCE R3 R3HB21【白】
41・東プレ REALFORCE R3 R3HB11【黒/墨消】
¥37,180 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
R3HB21と R3HB11など、これらの製品もR3シリーズに属するキーボードです。
これらは、キー荷重が全体的に「重め」で、しっかりしたタイプになります。
キー配列は、先ほどみたALL30gと同じで、英語108キーとなります。
繰り返せば、テンキーの上にメディアキーが4つあるだけで、普通の英語104キーと同じです。
Windowsキーは左右で、変則的な「クセ」はありません。スペースキーも広めです。
キーの重さは、ALL45グラムです。
ALL45グラムは、R3シリーズでは、一番「しっかりした打ち味」の製品です。
ただ、「はっきりとした打鍵感」が得られるので、入力ミスが少なく、押した感があります。
他社にはもっと荷重が重いモデル(60gクラス)がありますし、「激烈に重い」わけではなく、「気持ち重いかな」というレベルです。
キートップは、黒モデルはブラックキーにブラック刻印です。
ただ、本機は、視認性の良い白モデルもあります。
昇華印刷で摩擦で文字が消えにくいので、白でも長く綺麗に使えるでしょう。
キーの静音性は、【静音仕様】です。
先ほども書いたように、近年東プレは、「静音キー」を標準にしてきたと言えます。
昔の「標準キー」を使ったモデルは減ってきます。
往年のタイプライターぽい打鍵音は個人的に好きなので、残念ではあります。
ただ、押し味は同じですし、(Atlasのように20年来の「染みつき」がない方については)静音仕様のが良いかなと思います。
APCは、本機も対応です。
キーをを押した際に、専用ソフトで4段階(0.8mm・1.5mm・2.2mm・3.0mm)で、キー単位で変更可能です。
キーストロークは、4mmです。
先ほどのALL30g機種と変わりません。
無線接続も、同じで、USB接続ほか、Bluetooth5.0に対応です。
Bluetoothについては、先ほども書いたように、安定性の部分で課題があるので、できれば、USB接続をオススメします。
付属ケーブルは、(キーボード側が)丸いUSB-C形状、(PC側が)四角いUSB-A形状です。1.8mです。
こちらも、さきほどのALL30gの機種と同じです。
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以上、リアルフォースのR3HB21と R3HB11の紹介でした。
しっかりした打ち味ですので、入力ミスを少なくしたい方に向きます。
先述のように、ALL30gは、かなり特殊用途です。一般用でR3シリーズを選ぶ場合は、こちらのALL45gを基本に探すと良いかと思います。
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このほか、ALL45gのテンキーレスは、以下のようなラインナップもあります。
【2022年発売】【直販限定】
【ALL45g】【APC】【静音】
42・東プレ REALFORCE R3S R3SB11【黒/金】
¥24,640 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
【ALL45g】【APC】
43・東プレ REALFORCE R3S R3SB31【黒/金】
¥22,440 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
第1に、R3S R3SB11などです。
同じALL45gですが、Bluetoothを省いた「スリム型」のUSB接続専用になります。
仕様は、Bluetoothの部分を除くと同じですが、先述のパネルデザインキットは、筐体形状が異なるため使えなくなっています。
一方、こちらは、「静音スイッチでないタイプ」があります。
今では、通常スイッチが逆に珍しくなっていますが、重めのALL45gはオールドファンの「タイプライター」的なニーズがあるので、残したのかとも思います。
APCはこのシリーズでも対応です。専用ソフトでのキーの入替もBluetoothモデル同様にできます。
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【2024年発売】
【ALL45g】【APC】【静音】【BT接続】
44・東プレ REALFORCE RC1 C1HK13 【黒】
¥35,860 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
第2に、RC1 C1HJ11です。
ALL30gにもあった、英語78配列の70%省スペースキーボードになります。
方向キーが右下に押し込められるほか、最下段キーが通常より小さめで、一部は省略です。
そのる代わりに幅295×奥行30mmです。
それ以外は、F1キーは独立配置ですし、キーピッチ・ストロークも同等で、片側性はないです。
机が狭い用途に合えば良いでしょうが、作業効率を考えると個人的にはあまり好みません。
【2021年登場】
【ALL45g】【APC】【静音】【BT接続】
45・東プレ REALFORCE R3 R3HD21【白】
46・東プレ REALFORCE R3 R3HD11【黒/墨消】
¥36,520 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
R3HD21とR3HD11も、東プレのR3シリーズに属する製品です。
キーの重さは、こちらも「ALL45グラム」です。
キー配列は、日本語91キーの省スペースキーボードです。
こちらの場合も、テンキーとメディアキーがない部分を除くと、フルサイズと変わりません。
キートップは、黒モデルは刻印がみにくい(代わりに格好良い)ブラック刻印(炭刻印)ですが、視認性の良い白モデルも用意されます。
そのほかの部分は、APC対応・ 静音キー搭載、Bluetooth接続対応の部分を含めて、1つ上でみた、R3シリーズのフルサイズ機と同じです。
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以上、R3HD21とR3HD11の紹介でした。
先述のように、リアルフォースは、省スペース型でも、堅牢で、動きにくい安定感があります。
テンキーを確実に使わない方で、机のスペースを有効利用したい方は、選んでもOKです。
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【2022年発売】【直販限定】
【ALL45g】【APC】【静音】
47・東プレ REALFORCE R3S R3SD11【黒/金】
¥23,980 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
【ALL45g】【APC】
48・東プレ REALFORCE R3S R3SD31【黒/金】
¥21,780 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
なお、テンキーレスのALL45gにも、Bluetoothを省いたUSB接続専用モデルがあります。
他機の場合とおなじで、スリム型なので、不要ならば、こちらでも良いかと思います。
【2023年発売】
【ALL45g】【静音】【Dual-APC対応】
49・REALFORCE GX1 X1UD11
¥33,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
【軽め30g】【静音】【Dual APC対応】
50・REALFORCE GX1 X1UD13
¥33,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
REALFORCE GX1は、東プレの発売する省スペースキーボードです。
見て分かるように、LEDイルミ付のゲーミング用になります。
ただ、消灯は可能ですので、ニーズがあれば、普通にも使えます。
キー配列は、いずれも、テンキーのない英語87キーです。
Windowsキーがある普通のタイプです。
キーの重さは、ALL45gとALL30gと選択肢が用意されます。
好みで選べば良いでしょう。
ジャンルによりますが、FPSゲーム用は、しっかり打てる前者が良いようには(個人的に)思います。
実際、ゲーム用に東プレを選ぶ方は、(東プレはロープロがないので)割としっかりした押し味を好む方が多い気はします。
キートップは、バックライトカラーの変更が可能な、特殊仕様です。
Windows用の専用ソフトで、キーのバックライト色がカスタマイズできます。
なお、本機以外の東プレキーボードはバックライトがないです。
派手なRGBカラーにせず常時単色設定もできるため、なんらかの事情でライトが欲しい場合は、仕事用でも選択肢になるかもしれません。
また、キーは、摩耗して文字の視認性が低下しないよう、印刷ではなく二色成形にしています。キーの文字が消えていくのを「美観的に気に入らない」方にも向きます。
APCは、本機も対応です。
また、先述のように、ゲーム用ということもありDual APCです。
4段階(0.8mm 1.5mm・2.2mm・3.0mm)で可変できる部分はビジネス用と同じです。
違いは、自動的に作動点が可変調整されるダイナミックモードが利用できる点です。
打鍵時のキーストロークに応じて、キーのON/OFF位置を可変させるというものです。
ようするに、底打ちした際あらかじめ設定したAPCポイント(例えば0.8mm)まで戻さなくても、近い場所(例えば1.5mm・2.2mm・3.0m)にAPCが自動で下がるので、高速入力がしやすいという感じです。
オフにもできますが、仕事用には不要のため、今後もゲーム用だけでしょう。
なお、普通のAPCと同じで、ソフトでキーごとに設定できるので、ゲームならば、割と利用できるシーンはありそうです。
GX1 キースペーサー 英語用 M0901U
¥2,090 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
キーストロークも、4mmです。
キースペーサーはオプションです。2mmと3mmです。
キーの静音性は、本機は静音仕様です
無線接続は、非対応です。
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以上、東プレREALFORCE RGBの紹介でした。
耐久性の高い静電容量無接点方式のスイッチは、ハードな打鍵に耐えるため、ゲーミング用には向くと思います。
一方、それ以外の方は、あまり購入のメリット性はなさそうです。
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【2024年発売】
【ALL45g】【静音】【Dual-APC対応】
51・東プレ REALFORCE GX1 X1UDM1
¥43,333 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
なお、「初音ミクコラボ」など、タイアップで販売されるモデルも、ゲーミングのGX1シリーズの英語87配列の有線USBキーボードです。
キャップは、マジェスタッチなどゲーミング用で近年割と見るPBT2色成形キーキャップです。
本体は先述の「パネルデコ」ではなく、しっかりメタルプレートに「ブルーグリーン」塗装です。
なお、イルミネーションには非対応で、有線専用ですが、Dual-APCなどGX1シリーズの共通機能はこちらも持ちます。
意外と本格的な仕様です。外観もさほど「ちゃらちゃら」していないので、置きやすいかなと思います。矢印キーの部分はまあ個性でしょう。
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【2024年発売】
【ALL45g】【静音】【Dual-APC対応】
【 ラプラス・ダークネス モデル 】
52・東プレ REALFORCE GX1 X1UDL1 KB0914
¥48,889 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
【 獅白ぼたん モデル 】
53・東プレ REALFORCE GX1 X1UDL1 KB0914
¥48,889 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
そのほか、これらも、有線専用のコラボモデルです。
こちらは、イルミも対応です。
今回の結論
東プレの英語キーボードのオススメは結論的にこれ!
というわけで、今回は、東プレのキーボード(英語配列)の比較でした。
最後に「おすすめ機種」を書いておきます。
第1に、初めてリアルフォースを買う方にオススメの英語キーボードは、
【2021年発売】
【ALL45g】【APC】【静音】【BT接続】
40・東プレ REALFORCE R3 R3HB21【白】
41・東プレ REALFORCE R3 R3HB11【黒/墨消】
¥37,180 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
【2022年発売】【直販限定】
【ALL45g】【APC】【静音】
42・東プレ REALFORCE R3S R3SB11【黒/金】
¥24,640 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
キーの軽さ ★★★★☆
打鍵の正確さ ★★★★★★★
静音性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
ALL45gが良いでしょう。
接続は、先述のように、Bluetoothは完全に安定しているとは言いがたいので、USB接続をオススメします。
また、Bluetoothを利用しないというならば、安めのR3Sシリーズで良いかと思います。
Bluetooth以外の部分は、パネル交換(カスタマイズ)に関わる部分の違いだけなので。
先述のように、英語キーボードでは、変加重モデルが未発売です。
旧機種はまだ残りますが、今変えても(慣れたあと)後継機がでるか心配です。
一方、ALL30gは先述のように特殊ですし、そうなるとALL45gかと思います。
キーの重さは、45gです。
現行機種では、もっとも間違いなく、正確に押せるといってよいモデルです。
先述のように、45gは、他社の高級キーボードを含めて考えると、過度に重いわけではないグレードなので、一般的にはこれで良いかと思います。
なお、BT付属のR3シリーズのキートップは「ブラック刻印(墨消し)」で視認性があまり良くない点派、注意してください。
第2に、省スペースタイプの英語キーボードを探している方は、
【2021年登場】(執筆時、黒在庫なし)
【ALL45g】【APC】【静音】【BT接続】
43・東プレ REALFORCE R3 R3HD21【白】
44・東プレ REALFORCE R3 R3HD11【黒/墨消】
¥36,520 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
キーの軽さ ★★★★☆
打鍵の正確さ ★★★★★★★
静音性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
この場合も、ALL45gが良いでしょう。
本体色は、ブラインドタッチができるならば、ブラック刻印の黒モデルでもよいですが、そうでもないならば、白モデルが良いでしょう。
第3に、打鍵感ほか、タイプライターのようなしっかりした「打鍵音」も欲しい方にオススメなのは、
【2022年発売】【直販限定】
【ALL45g】【APC】
42・東プレ REALFORCE R3S R3SB31【黒/金】
¥22,440 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
【2022年発売】【直販限定】
【ALL45g】【APC】
46・東プレ REALFORCE R3S R3SD31【黒/金】
¥21,780 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
キーの軽さ ★★★★☆
打鍵の正確さ ★★★★★★★
静音性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
R3Sシリーズの、通常スイッチタイプでしょう。
とくに、古参のユーザーの買換の場合で、強めの打鍵音も「気に入っている」かたは、現状ではこちらが適すると言えます。
個人的には、静音スイッチも違和感はないですが、(おそらく長年の慣れもあり)しっかり音がする方が「打っている感」は感じます。
同じような方は一定数いると思います。
なお、初めて東プレという方は、静音スイッチが良いかと思います。今後、長いこと、通常スイッチが続くかは、世の中の変化をふまえると微妙ですので。
第4に、できるだけ手の疲れない日本語キーボードを探している方は、
【2021年登場】
【軽め30g】【APC】【静音】【BT接続】
35・東プレ REALFORCE R3 R3HB13【黒/墨消】
¥37,180 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
【2022年発売】【直販限定】
【変加重】【APC】【静音】
36・東プレ REALFORCE R3S R3SB13【黒/金】
¥24,640 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
キーの軽さ ★★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★
静音性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
押し心地の軽いALL30gをオススメします。
こちらの場合も、Bluetooth不要ならば、R3Sシリーズで良いかと思います。
キーの重さは、ALL30gでもっとも軽いです。
これで疲れるようならば、病院に行くしかないという意味での「最終兵器」と言えます。
ただ、一般的な水準から言えば「軽すぎる」レベルなので、試打ができない場合は、ALL45g(新機種がでるなら変加重)が良いでしょう。
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【2021年発売】
【軽め30g】【APC】【静音】【BT接続】
37・東プレ REALFORCE R3 R3HD13【黒/墨消】
¥24,640 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
【2022年発売】
【軽め30g】【APC】【静音】
39・東プレ REALFORCE R3S R3SD13【黒/金】
¥23,980 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
キーの軽さ ★★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★
静音性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
こちらについても、もちろん、省スペース型でもOKです。
第5に、ゲーミング用としておすすめできる製品は、
【2023年発売】
【ALL45g】【静音】【Dual-APC対応】
49・REALFORCE GX1 X1UD11
¥33,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
キーの軽さ ★★★★☆
【軽め30g】【静音】【Dual APC対応】
50・REALFORCE GX1 X1UD13
¥33,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
キーの軽さ ★★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★
静音性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
REALFORCE GX1でしょう。
ゲーミング用は、他社の場合(一般的に)ストロークが短いロープロがメインに思います。
作動点の短さを考えると、その方が向いている部分は感じます。
・Bluetoothキーボードの比較 (2)
形状:PC専用キーボード(テンキー無)
・Bluetoothキーボードの比較 (3)
形状:PC専用キーボード(テンキー有)
実際、このブログでも、以上の記事でそういった機種を「おすすめ」にしています。
ただ、東プレは、ストロークが短いロープロスイッチを出さないので、この用途にはロープロの他社機より向かないなと思って、あまり「おすすめ」はしないでいました。
そうしたところ、今回Dual-APC採用機がでました。触ってみると、実際作動しますし、これならば「おすすめ」あげて良いかなと思えました。
機能をオフにもできますから、ジャンルを問わずゲームその他に使えます。
GX1 キースペーサー 英語用 M0901U
¥2,090 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
アクセサリー類も、純正で割と充実する企業です。
そもそも、基本となるスイッチは、メカ系では「これ以上はない」品質ですし、色々カスタマイズして楽しむのには良いかと思います。
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【2024年発売】
【ALL45g】【静音】【Dual-APC対応】
51・東プレ REALFORCE GX1 X1UDM1
¥43,333 Amazon.co.jp (5/19執筆時)
なお、「初音ミクコラボ」も、イルミネーションがない部分を除けば仕様はGX1シリーズなので、使い方によっては、こちらでも良いかと思います。
補足:このブログの関連記事の紹介
というわけで、今回は、東プレのUSBキーボードについてでした。
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高級キーボードで結構「高い」ですが、保守体制がしっかりしています。
キーのオーバーホールも生産終了後も7年は対応してくれるようですし、価格も定額(調査時:3300円)です。
長く、安心して使える部分を含めて、個人的には「おすすめ」しています。
1・東プレキーボード
2・マジェスタッチ2キーボード
3・Bluetooth無線キーボード
4・Mac配列のキーボード
5・プログラマー向けのHHKB
6・おすすめ高級キーボードの選び方【結論】
一方、このブログには、他社製品の紹介記事もあります。
とくに、6回目記事は、東プレ機を含めて、他メーカーの高級キーボードと比較して考える記事となります。
全体の「結論編」ともなるので、よろしければ、ぜひご覧ください。
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