Top PC周辺機器 比較2025'【結論】東プレキーボード82機の性能とおすすめ・選び方:英語US配列 Real Force R3 (2-1)

2025年05月19日

比較2025'【結論】東プレキーボード82機の性能とおすすめ・選び方:英語US配列 Real Force R3 (2-1)

【今回レビューする内容】2025年 東プレのRealforce英語配列キーボードの性能とおすすめ・選び方:ビジネス・ゲーム向け高級ゲーミングキーボード 86 87 91 104 108キーUS配列 英語配列 アスキー

【比較する製品型番】東プレ REALFORCE R3シリーズ R3HB13 R3HD13 R3HB21 R3HB11 R3Sシリーズ R3SB13 R3SD13 R3SB11 R3SB31 R3SD11 R3SD31 REALFORCE TKL SA R2TLSA-US4-BK R2TLSA-US4-IV REALFORCE GX1 X1UD11 X1UD13 RC1 C1HK13 RC1 C1HK13 東プレ REALFORCE × 初音ミク GX1 X1UDM1 Blue-Green ラプラス・ダークネス モデル X1UDL1 KB0914 獅白ぼたん モデル GX1 X1UDL1 KB0914 ほか

今回のお題
東プレのリアルフォースキーボードのおすすめモデルはどれ? 

 どもAtlasです。

 今日は、2025年5月現在、最新の東プレのリアルフォースキーボードの比較です。

 201802152030.jpg

1・東プレ日本語キーボードの比較
2・東プレ英語キーボードの比較
3・Mac配列キーボードの比較

 「1回目記事」では、東プレの日本語キーボードを「ほぼ全種類」紹介してきました。

 今回の「2回目記事」では、東プレの英語配列キーボードを紹介していきます。

 202204301327.jpg

 ただ、東プレキーボードの「選び方の基本」となる荷重やクリック感の違いについては、1回目記事の冒頭(こちら)に書きました。

 お時間のある方は、そちらからお読み頂くとより分かりやすいかと思います。

 よろしくお願いします。

キーの軽さ  ★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★
静音性    ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 以下では、いつものように、各機種を個別に比較していきます。

 そして、最後に「結論」では、上表のような観点から、目的別・価格別にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

ーーー

1・東プレ高級キーボード【日本語】
2・東プレ高級キーボード【英語】
3・FILCO マジェスタッチ
4・
キークロンのキーボード
5・Bluetooth無線キーボード
6・Mac配列のキーボード
7・プログラマー向けのHHKB
8・おすすめキーボードの選び方【結論】

 今回の記事は、このブログの「高級キーボード比較シリーズ」の1つとして書きました。

1・東プレ日本語キーボードの比較

 というわけで、ここからは、東プレの英語語キーボードを順番に見ていきます。

1-1・ALL30gモデル
1-2・ALL45gモデル

 あらかじめお伝えしておけば、東プレの現在の日本でのラインナップ(R3シリーズ・R3Sシリーズ)は、キーの荷重(押した時の重さ)の部分で選択可能なのは、軽めのALL30gと少し重めのALL45gだけです。

201802151826.jpg 

1-3・変加重モデル
 白: CG01000-290601
 黒:‎CG01000-291001
1-4・ALL55gモデル
 
白: ‎CG01000-290601
 黒:CG01000-290801

 キーの場所で荷重を変えている変加重は日本未発売です。

 ALL55gも、日本でのラインナップから「外れて」います。

 202212161424.jpg

 しかし、正確に言えば、Realforce R2 Keyboardとして、米国ではまだ販売があります。

 あまりいないかと思いますが、どうしてもという方は、【アメリカのアマゾン】で直販(直送)なので、日本への個人輸入は可能です。

 今回は、日本で(普通に)手に入るモデルの紹介になります。

1-1・ALL30g英語モデル

 はじめに、東プレではもっとも軽量な「ALL30g」の英語キーボードからです。

スタンダードなPC用キーボードと言える、「変加重」のキーボードを紹介します。

---

 以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと感じる部分を青字で記していきます。


  202204301903.jpg

 【2021年登場】

 【軽め30g】【APC】【静音】【BT接続】

 35・東プレ REALFORCE R3 R3HB13【黒/墨消】
  ¥37,180 Amazon.co.jp (5/19執筆時) 

 R3HD13は、東プレの英語キーボードでは、もっとも軽量で、押し味の軽いモデルです。

 キー配列は、英語108キーとなります。

 詳しい方には聞き慣れない数字の刻みでしょう。

 この場合、テンキーの上にメディアキーが4つあるだけで、普通のUS 104キーと同じです。

 Windowsキーが左右にあるタイプで、変則的な「クセ」はありません。

 202204301327.jpg

 キーの重さは、ALL30グラムです。

 先述のように、東プレではもっとも軽量なキーです。

 軽快にタイピングでき、また、高速打ちにも適します。

 そのほか、普通のキーボードだと重くて疲れやすい方にも、このタイプは向きます。

 ただ、一般的には「軽すぎる」てかえって打ちにくいとも言える重さで、同社のキーボードのなかでは「特殊」です。

 なお、押した際のクリック感(クリック音)はあるタイプです。(他社の黒軸や赤軸スイッチのように)磁石のようなリニアな感じではないです。

 202204301909.jpg

 キートップは、本機は、ブラックキーにブラック刻印(墨消)です。

 ゲーミング用に人気の仕様で「格好良い」です。

 ただ、視認性が悪いです。

 ブラインドタッチができる方でも、レアな記号キーまで覚えている方は少ないでしょうし、仕事用だとストレスに感じるシーンはあります。

  201802151833.jpg

 キーの静音性は、【静音仕様】です。

 東プレは、R3シリーズから、「静音キー」を標準にしてきました。

 押し味は、昔の「標準キー」とおなじですが、キーを入れ込んだときの「カタカタ音」があまりしません。

 古参のユーザーは違和感を感じる場合もありますが、それは音が打鍵終了のシグナルとなっていたからでしょう。

 初めて東プレを使われる方は、おそらく違和感を感じないでしょうし、職場で使うならば、静音仕様が無難でしょう。

  202204301418.jpg

 APCは、対応です。

 APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)とは、 キーをを押した際に、入力を感知する場所を可変できる機能です。

 専用ソフトで4段階(0.8mm・1.5mm・2.2mm・3.0mm)で、キー単位で変更可能です。

 一般人は、いじらなくてOKです(その方が使いやすい)。

 ただ、上級者は、底打ちせず高速にタイピングしたい派の方は浅く(0.8mm)、しっかり打鍵し正確性を担保したい派の方は深く(3.0mm)設定することも「あり」です。

 キーボード本体に2種類記憶できるので、使い分けもできるでしょう。

 そのほか、APC対応の場合、専用ソフト経由で、ファームウェアのアップデートや一部キーの入れ替えなどにも対応できます。

 202204301448.jpg

  R3 キースペーサー 英語用 M0901U
  ¥2,090 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 キーストロークは、4mmです。

 リアルフォースは「キースペーサー」を用意し、2mm・3mmで調整(底上げ)可能です。

 英語用のスペーサーは、後ほど見る、イルミネーション付きのゲーミング用と共用です。

 202209061044.jpg

 【5枚セット】M0601B

 REALFORCE パネルデザインキット R3
  ¥2,640 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 【キーキャップ(5色)】

 R3 / R3S Color Keycaps Set
  ¥7,040 Amazon.co.jp (5/19執筆時)  

 カスタマイズは、可能です。

 東プレリアルフォースの「カスタマイズ」とは、東プレ独特の言い回しです。これは、上面パネルを別売品で「着せ替え、コーデできる」という意味です。

 家庭用プリンタで印刷してパネルデザインができるキットと、既製品双方が展開します。

 キーキャップ自体も多色カラーで売られるので、こだわれば凝ったコーデは可能です。

 202204301430.jpg

 無線接続は、USB接続ほか、Bluetooth5.0に対応です。

 R3シリーズからの新機軸です。

 Bluetooth接続は、単3電池2本の利用で、約3ヶ月の電池寿命とされます。

 Bluetooth5なので、(PC側が対応していれば)通信安定性は高いですが、高音質の音楽をイヤホンで聴く場合は、Bluetoothはデータレートが細いので、接続は不安定になりがちです。

 また、電子レンジなどのノイズにも弱いです。

 結論的にいえば、スマホやタブレットなど、どうしても無線でないと困る場合を除けば、USB接続を利用する方法をオススメします。

 202411121337.jpg

 Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプタ
  ¥999 Amazon.co.jp (5/19執筆時)  

 エレコム Type-C やわらかケーブル 2M
  ¥1,349 Amazon co.jp (5/19執筆時)

 付属ケーブルは、(キーボード側が)丸いUSB-C形状、(PC側が)四角いUSB-A形状です。着脱式で1.8mものが付きます。

 バッテリーは、単3電池2本です。

 USB-C接続(有線)の場合挿入しなくても使えます。アルカリ電池で約3ヶ月保ちます。これは、同社のBluetooth対応のハイブリッド型の場合、どれも共通仕様です。

----

 以上、リアルフォースのR3HD13の紹介でした。

 先述のように、ALL30gは、一般的には軽すぎるてですが、手の疲れを抱えている人の「救世主」です。

201802151826.jpg

 Atlasは、基本的に、はじめて買う方には、(疲れる小指などの部分だけ軽い)「変加重」をオススメするのですが、R3シリーズの英語モデルでは、現状出ていないです。

 その点で、このような目的で選ぶ場合(消極的ですが)最初からALL30gということになるでしょう。


 202209061002.jpg

 【2022年発売】【直販限定】

 【変加重】【APC】【静音】

 36・東プレ REALFORCE R3S R3SB13【黒/金】
  ¥24,640 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

   R3SB13は、東プレのR3Sシリーズに属する製品です。

 本機は、Amazonを含む東プレ直営店のみの展開です。

 キー配列は、英語108キーとなります。

 1つ上でみた製品と同じです。

 一方、本機の場合、Bluetooth用のユニットを搭載しないので、写真のように、とくに上部余白の見た目が、スリムになります。

 キー刻印は、ただ、同じブラックながら、墨消しではなく、ゴールド刻印なので、あるていど見やすいデス。

 202212161324.jpg

 カスタマイズは、R3Sシリーズの場合、パネルの交換は不可です。 

 高さを調整するスペーサーは、R3シリーズと互換なので、このシリーズでも利用ができます。

 あとは、先ほどの製品と同じです。

 したがって、キーの重さは、スタンダードな変加重で、キーストロークも、同じく、4mmです。

---

 以上、 R3SB13の紹介でした。

 実質的に下位機種とは言え、Bluetoothが不要という考えならば、本機でしょう。

 値段ほか、スリム形状の本体のデザイン性も近代的ですし、本機で良いかと思います。


 202204301901.jpg

 【2021年発売】

 【軽め30g】【APC】【静音】【BT接続】

 37・東プレ REALFORCE R3 R3HD13【黒/墨消】
  ¥24,640 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 R3HD13も、東プレのR3シリーズに属する製品です。

 キーの重さは、本機もALL30グラムです。

 202204301931.jpg

 キートップは、こちらもブラックキーにブラック刻印です。

 キー配列は、英語87キーの省スペースキーボードです。

 メインキーの部分は、両側にWindowsキーがあるオーソドックスな仕様です。

 フルサイズと比較して、単純にテンキー(数字キー)と、その上の4つのメディアキーが省略されている機種と考えてください。 

 なお、リアルフォースは剛性が十分で、重さもあるので、省スペース型でも、しっかり机で安定します。

 そのほかの部分は、APC対応 静音キー搭載Bluetooth接続対応の部分を含めて、上で見た、フルサイズモデルと同じです。

---

 以上、R3HD13の紹介でした。

 机が狭いなどの事情がある方、または、絶対テンキーは使わない!と断言できる方で、軽量なキーボードが欲しい方が候補でしょう。

 ただ、本機の場合、メインは、(軽く)高速にキー連打したい方向けの「ゲーミング用」かなとは思います。値段は、フルサイズとさして差はないです。

ーーー

 202411121430.jpg

 【2024年発売】

 【軽め30g】【APC】【静音】【BT接続】

 38・東プレ REALFORCE RC1 C1HK13 【黒】
  ¥35,860 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 このほか、BT対応のALL30gでは、70%省スペースキーボードがあります。

 202411121358.jpg

 キー配列は、英語78キーです。

 一部キーをなくすことで、写真のように、幅295×奥行30mmという サイズを実現します。

 ただし、方向キーが右下に押し込められるほか、最下段キーのうち右AltやFNなど、一部のキーが省略です。

 それ以外は、F1キーは独立配置ですし、キーピッチ・ストロークも同等で、片側性はないです。

---

 結論的にいえば、作業効率をある程度犠牲にしても、省スペース性が欲しい方向きです。

 個人的にあまり好まないのですが、机が狭いなどの事情があるならば、選択肢になりえます。


 202212161342.jpg

 【2022年発売】

 【軽め30g】【APC】【静音】

 39・東プレ REALFORCE R3S R3SD13【黒/金】
  ¥23,980 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 R3SD1は、東プレのR3Sシリーズに属する製品です。

 キー配列は、本機もTKL(テンキーレス)仕様の英語87キーです。

 ただ、Bluetooth用のユニットを搭載しない機種です。

 そのため、写真のように、とくに上段の見た目がスリムになります。

 202212161324.jpg

 カスタマイズは、R3Sシリーズですので、パネル交換不可になります。 

 そのほかの部分は、先ほどの製品と同じです。

 キーの重さは、軽いALL30グラムで、キーストロークも、同じく、4mmです。

 ---

 以上、R3SD1の紹介でした。

 筐体バランスは(昔から合った)従来のTKLと同じです。

 Bluetoothユニットが不要ならば、本機の方が「見栄えが良い」ので、新しいR3に違和感があったことは本機を選ぶと良いでしょう。

ーーー

 202204302029.jpg

 【軽め35g】【静音】

 ・AKEEYO NiZ ‎AKY-NIZ-TC84-DM-35G
  ¥27,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 なお、このほかに、(他社ですが)静電容量無接点方式で、プログラマブルなゲーミング用キーボードとしては、AKEEYO NiZというキーボードがネットでは見られます。

 海外モデルは、ストロークが短いロープロが多いですが、本機は普通です。

 202005081139.jpg

 以前、LancerTechからLancer NiZという製品がありました。

 出所は同じ、中国の宁芝Nizです。グローバルではNIZ KEYBOARDとして売っています。

 同社は、東プレスイッチ(Topre EC keyboards)と互換する、NIZ EC switchと、それを使った製品を販売しています。

 本機は、USB-CBluetooth接続のハイブリッド仕様です。

1-2・ALL45gモデル

 つづいて、しっかり下押し味が人気のALL45gのキーボードを見ていきます。



 202204301941.jpg

 【2021年発売】

 【ALL45g】【APC】【静音】【BT接続】

 40・東プレ REALFORCE R3 R3HB21【白】
 41・東プレ REALFORCE R3 R3HB11
【黒/墨消】
  ¥37,180 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 R3HB21R3HB11など、これらの製品もR3シリーズに属するキーボードです。

 これらは、キー荷重が全体的に「重め」で、しっかりしたタイプになります。

 キー配列は、先ほどみたALL30gと同じで、英語108キーとなります。

 繰り返せば、テンキーの上にメディアキーが4つあるだけで、普通の英語104キーと同じです。

 Windowsキーは左右で、変則的な「クセ」はありません。スペースキーも広めです。

 202204301327.jpg

 キーの重さは、ALL45グラムです。

 ALL45グラムは、R3シリーズでは、一番「しっかりした打ち味」の製品です。

 ただ、「はっきりとした打鍵感」が得られるので、入力ミスが少なく、押した感があります。

 他社にはもっと荷重が重いモデル(60gクラス)がありますし、「激烈に重い」わけではなく、「気持ち重いかな」というレベルです。

  202204301956.jpg

 キートップは、黒モデルはブラックキーにブラック刻印です。

 ただ、本機は、視認性の良い白モデルもあります。

 昇華印刷で摩擦で文字が消えにくいので、白でも長く綺麗に使えるでしょう。

  201802151833.jpg

 キーの静音性は、【静音仕様】です。

 先ほども書いたように、近年東プレは、「静音キー」を標準にしてきたと言えます。

 昔の「標準キー」を使ったモデルは減ってきます。

 往年のタイプライターぽい打鍵音は個人的に好きなので、残念ではあります。

 ただ、押し味は同じですし、(Atlasのように20年来の「染みつき」がない方については)静音仕様のが良いかなと思います。

  202204301418.jpg

 APCは、本機も対応です。

 キーをを押した際に、専用ソフトで4段階(0.8mm・1.5mm・2.2mm・3.0mm)で、キー単位で変更可能です。

 キーストロークは、4mmです。

 先ほどのALL30g機種と変わりません。

 202204301430.jpg

 無線接続も、同じで、USB接続ほか、Bluetooth5.0に対応です。

 Bluetoothについては、先ほども書いたように、安定性の部分で課題があるので、できれば、USB接続をオススメします。

 付属ケーブルは、(キーボード側が)丸いUSB-C形状、(PC側が)四角いUSB-A形状です。1.8mです。

 こちらも、さきほどのALL30gの機種と同じです。

----

 以上、リアルフォースのR3HB21R3HB11の紹介でした。

 しっかりした打ち味ですので、入力ミスを少なくしたい方に向きます。

 先述のように、ALL30gは、かなり特殊用途です。一般用でR3シリーズを選ぶ場合は、こちらのALL45gを基本に探すと良いかと思います。

ーーー

 このほか、ALL45gのテンキーレスは、以下のようなラインナップもあります。

 202212161351.jpg

 【2022年発売】【直販限定】

 【ALL45g】【APC】【静音】

 42・東プレ REALFORCE R3S R3SB11【黒/金】
  ¥24,640 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 【ALL45g】【APC】

 43・東プレ REALFORCE R3S R3SB31【黒/金】
  ¥22,440 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 第1に、R3S R3SB11などです。

 同じALL45gですが、Bluetoothを省いた「スリム型」のUSB接続専用になります。

202212161324.jpg

 仕様は、Bluetoothの部分を除くと同じですが、先述のパネルデザインキットは、筐体形状が異なるため使えなくなっています。

 一方、こちらは、「静音スイッチでないタイプ」があります。

 今では、通常スイッチが逆に珍しくなっていますが、重めのALL45gはオールドファンの「タイプライター」的なニーズがあるので、残したのかとも思います。

 APCはこのシリーズでも対応です。専用ソフトでのキーの入替もBluetoothモデル同様にできます。

ーー

 202411121430.jpg

 【2024年発売】

 【ALL45g】【APC】【静音】【BT接続】

 44・東プレ REALFORCE RC1 C1HK13 【黒】
  ¥35,860 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 第2に、RC1 C1HJ11です。

 ALL30gにもあった、英語78配列の70%省スペースキーボードになります。

 方向キーが右下に押し込められるほか、最下段キーが通常より小さめで、一部は省略です。

 そのる代わりに幅295×奥行30mmです。

 それ以外は、F1キーは独立配置ですし、キーピッチ・ストロークも同等で、片側性はないです。

 机が狭い用途に合えば良いでしょうが、作業効率を考えると個人的にはあまり好みません。



 202204302004.jpg

 【2021年登場】

 【ALL45g】【APC】【静音】【BT接続】

 45・東プレ REALFORCE R3 R3HD21【白】
 46・東プレ REALFORCE R3 R3HD11【黒/墨消】
  ¥36,520 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 R3HD21R3HD11も、東プレのR3シリーズに属する製品です。

 キーの重さは、こちらもALL45グラムです。

 キー配列は、日本語91キーの省スペースキーボードです。

 こちらの場合も、テンキーとメディアキーがない部分を除くと、フルサイズと変わりません。

 キートップは、黒モデルは刻印がみにくい(代わりに格好良い)ブラック刻印(炭刻印)ですが、視認性の良い白モデルも用意されます。

 そのほかの部分は、APC対応 静音キー搭載Bluetooth接続対応の部分を含めて、1つ上でみた、R3シリーズのフルサイズ機と同じです。

 ---

 以上、R3HD21R3HD11の紹介でした。

 先述のように、リアルフォースは、省スペース型でも、堅牢で、動きにくい安定感があります。

 テンキーを確実に使わない方で、机のスペースを有効利用したい方は、選んでもOKです。

ーーー

 202212161436.jpg

 【2022年発売】【直販限定】

 【ALL45g】【APC】【静音】

 47・東プレ REALFORCE R3S R3SD11【黒/金】
  ¥23,980 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 【ALL45g】【APC】

 48・東プレ REALFORCE R3S R3SD31【黒/金】
  ¥21,780 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 なお、テンキーレスのALL45gにも、Bluetoothを省いたUSB接続専用モデルがあります。

 他機の場合とおなじで、スリム型なので、不要ならば、こちらでも良いかと思います。


 202305281544.jpg

 【2023年発売】

 【ALL45g】【静音】【Dual-APC対応】

 49・REALFORCE GX1 X1UD11
  ¥33,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 【軽め30g】【静音】【Dual APC対応】

 50・REALFORCE GX1 X1UD13
  ¥33,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時) 

  REALFORCE GX1は、東プレの発売する省スペースキーボードです。

 見て分かるように、LEDイルミ付のゲーミング用になります。

 ただ、消灯は可能ですので、ニーズがあれば、普通にも使えます。

 キー配列は、いずれも、テンキーのない英語87キーです。

 Windowsキーがある普通のタイプです。

 キーの重さは、ALL45gALL30gと選択肢が用意されます。

 好みで選べば良いでしょう。

 ジャンルによりますが、FPSゲーム用は、しっかり打てる前者が良いようには(個人的に)思います。

 実際、ゲーム用に東プレを選ぶ方は、(東プレはロープロがないので)割としっかりした押し味を好む方が多い気はします。

 202305281450.jpg

 キートップは、バックライトカラーの変更が可能な、特殊仕様です。

 Windows用の専用ソフトで、キーのバックライト色がカスタマイズできます。

 なお、本機以外の東プレキーボードはバックライトがないです。

 派手なRGBカラーにせず常時単色設定もできるため、なんらかの事情でライトが欲しい場合は、仕事用でも選択肢になるかもしれません。


 201703030842.jpg

 また、キーは、摩耗して文字の視認性が低下しないよう、印刷ではなく二色成形にしています。キーの文字が消えていくのを「美観的に気に入らない」方にも向きます。

 APCは、本機も対応です。

 また、先述のように、ゲーム用ということもありDual APCです。

 202305281457.jpg

 4段階(0.8mm 1.5mm・2.2mm・3.0mm)で可変できる部分はビジネス用と同じです。

 違いは、自動的に作動点が可変調整されるダイナミックモードが利用できる点です。

 打鍵時のキーストロークに応じて、キーのON/OFF位置を可変させるというものです。

 202305281512.jpg

 ようするに、底打ちした際あらかじめ設定したAPCポイント(例えば0.8mm)まで戻さなくても、近い場所(例えば1.5mm・2.2mm・3.0m)にAPCが自動で下がるので、高速入力がしやすいという感じです。

 オフにもできますが、仕事用には不要のため、今後もゲーム用だけでしょう。

 なお、普通のAPCと同じで、ソフトでキーごとに設定できるので、ゲームならば、割と利用できるシーンはありそうです。

 202204301448.jpg

  GX1 キースペーサー 英語用 M0901U
  ¥2,090 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 キーストロークも、4mmです。

 キースペーサーはオプションです。2mmと3mmです。

 キーの静音性は、本機は静音仕様です

 無線接続は、非対応です。

---

 以上、東プレREALFORCE RGBの紹介でした。

 耐久性の高い静電容量無接点方式のスイッチは、ハードな打鍵に耐えるため、ゲーミング用には向くと思います。

 一方、それ以外の方は、あまり購入のメリット性はなさそうです。

---

 202404031158.jpg

 【2024年発売】

 【ALL45g】【静音】【Dual-APC対応】

 51・東プレ REALFORCE GX1 X1UDM1
  ¥43,333 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 なお、「初音ミクコラボ」など、タイアップで販売されるモデルも、ゲーミングのGX1シリーズの英語87配列の有線USBキーボードです。

 キャップは、マジェスタッチなどゲーミング用で近年割と見るPBT2色成形キーキャップです。

 本体は先述の「パネルデコ」ではなく、しっかりメタルプレートに「ブルーグリーン」塗装です。

 なお、イルミネーションには非対応で、有線専用ですが、Dual-APCなどGX1シリーズの共通機能はこちらも持ちます。

 意外と本格的な仕様です。外観もさほど「ちゃらちゃら」していないので、置きやすいかなと思います。矢印キーの部分はまあ個性でしょう。

ーーー

 202502271221.jpg

 【2024年発売】

 【ALL45g】【静音】【Dual-APC対応】

 【 ラプラス・ダークネス モデル

 52・東プレ REALFORCE GX1 X1UDL1 KB0914
  ¥48,889 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

  獅白ぼたん モデル

 53・東プレ REALFORCE GX1 X1UDL1 KB0914
  ¥48,889 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 そのほか、これらも、有線専用のコラボモデルです。

 こちらは、イルミも対応です。

今回の結論
東プレの英語キーボードのオススメは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、東プレのキーボード(英語配列)の比較でした。

 最後に「おすすめ機種」を書いておきます。


 第1に、初めてリアルフォースを買う方にオススメの英語キーボードは、

 202204301941.jpg

 【2021年発売】

 【ALL45g】【APC】【静音】【BT接続】

 40・東プレ REALFORCE R3 R3HB21【白】
 41・東プレ REALFORCE R3 R3HB11
【黒/墨消】
  ¥37,180 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 202212161351.jpg

 【2022年発売】【直販限定】

 【ALL45g】【APC】【静音】

 42・東プレ REALFORCE R3S R3SB11【黒/金】
  ¥24,640 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

キーの軽さ  ★★★★☆
打鍵の正確さ ★★★★★★★
静音性    ★★★★★
総合評価   ★★★★★★

 ALL45gが良いでしょう。

 接続は、先述のように、Bluetoothは完全に安定しているとは言いがたいので、USB接続をオススメします。

 202212161324.jpg

 また、Bluetoothを利用しないというならば、安めのR3Sシリーズで良いかと思います。

 Bluetooth以外の部分は、パネル交換(カスタマイズ)に関わる部分の違いだけなので。

201802151826.jpg

 先述のように、英語キーボードでは、変加重モデルが未発売です。

 旧機種はまだ残りますが、今変えても(慣れたあと)後継機がでるか心配です。

 一方、ALL30gは先述のように特殊ですし、そうなるとALL45gかと思います。

 キーの重さは、45gです。

 現行機種では、もっとも間違いなく、正確に押せるといってよいモデルです。

 先述のように、45gは、他社の高級キーボードを含めて考えると、過度に重いわけではないグレードなので、一般的にはこれで良いかと思います。

 なお、BT付属のR3シリーズのキートップは「ブラック刻印(墨消し)」で視認性があまり良くない点派、注意してください。


 第2に、省スペースタイプの英語キーボードを探している方は、

 202204302004.jpg

 【2021年登場】(執筆時、黒在庫なし)

 【ALL45g】【APC】【静音】【BT接続】

 43・東プレ REALFORCE R3 R3HD21【白】
 44・東プレ REALFORCE R3 R3HD11【黒/墨消】
  ¥36,520 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

キーの軽さ  ★★★★☆
打鍵の正確さ ★★★★★★★
静音性    ★★★★★
総合評価   ★★★★★★

 この場合も、ALL45gが良いでしょう。

 本体色は、ブラインドタッチができるならば、ブラック刻印の黒モデルでもよいですが、そうでもないならば、白モデルが良いでしょう。


 第3に、打鍵感ほか、タイプライターのようなしっかりした「打鍵音」も欲しい方にオススメなのは、

 202212161351.jpg

 【2022年発売】【直販限定】

 【ALL45g】【APC】

 42・東プレ REALFORCE R3S R3SB31【黒/金】
  ¥22,440 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 202212161436.jpg

 【2022年発売】【直販限定】

 【ALL45g】【APC】

 46・東プレ REALFORCE R3S R3SD31【黒/金】
  ¥21,780 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

キーの軽さ  ★★★★☆
打鍵の正確さ ★★★★★★★
静音性    ★★★★☆
総合評価   ★★★★★

 R3Sシリーズの、通常スイッチタイプでしょう。

 201802151833.jpg

 とくに、古参のユーザーの買換の場合で、強めの打鍵音も「気に入っている」かたは、現状ではこちらが適すると言えます。

 個人的には、静音スイッチも違和感はないですが、(おそらく長年の慣れもあり)しっかり音がする方が「打っている感」は感じます。

 同じような方は一定数いると思います。

 なお、初めて東プレという方は、静音スイッチが良いかと思います。今後、長いこと、通常スイッチが続くかは、世の中の変化をふまえると微妙ですので。


 第4に、できるだけ手の疲れない日本語キーボードを探している方は、

  202204301903.jpg

 【2021年登場】

 【軽め30g】【APC】【静音】【BT接続】

 35・東プレ REALFORCE R3 R3HB13【黒/墨消】
  ¥37,180 Amazon.co.jp (5/19執筆時) 

 202209061002.jpg

 【2022年発売】【直販限定】

 【変加重】【APC】【静音】

 36・東プレ REALFORCE R3S R3SB13【黒/金】
  ¥24,640 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

キーの軽さ  ★★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★
静音性    ★★★★★★
総合評価   ★★★★★★

 押し心地の軽いALL30gをオススメします。

 こちらの場合も、Bluetooth不要ならば、R3Sシリーズで良いかと思います。

 キーの重さは、ALL30gでもっとも軽いです。

 これで疲れるようならば、病院に行くしかないという意味での「最終兵器」と言えます。

 ただ、一般的な水準から言えば「軽すぎる」レベルなので、試打ができない場合は、ALL45g(新機種がでるなら変加重)が良いでしょう。

----

 202204301901.jpg

 【2021年発売】

 【軽め30g】【APC】【静音】【BT接続】

 37・東プレ REALFORCE R3 R3HD13【黒/墨消】
  ¥24,640 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 202212161342.jpg

 【2022年発売】

 【軽め30g】【APC】【静音】

 39・東プレ REALFORCE R3S R3SD13【黒/金】
  ¥23,980 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

キーの軽さ  ★★★★★★
打鍵の正確さ ★★★★★
静音性    ★★★★★★
総合評価   ★★★★★★

 こちらについても、もちろん、省スペース型でもOKです。


 第5に、ゲーミング用としておすすめできる製品は、

 202305281544.jpg

 【2023年発売】

 【ALL45g】【静音】【Dual-APC対応】

 49・REALFORCE GX1 X1UD11
  ¥33,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

キーの軽さ  ★★★★☆

 【軽め30g】【静音】【Dual APC対応】

 50・REALFORCE GX1 X1UD13
  ¥33,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時) 

キーの軽さ  ★★★★★★

打鍵の正確さ ★★★★★
静音性    ★★★★★★
総合評価   ★★★★★★

 REALFORCE GX1でしょう。

 ゲーミング用は、他社の場合(一般的に)ストロークが短いロープロがメインに思います。

 作動点の短さを考えると、その方が向いている部分は感じます。

Bluetoothキーボードの比較 (2)
 形状:PC専用キーボード(テンキー無)
Bluetoothキーボードの比較 (3)

 形状:PC専用キーボード(テンキー有)

 実際、このブログでも、以上の記事でそういった機種を「おすすめ」にしています。

  202305281512.jpg

 ただ、東プレは、ストロークが短いロープロスイッチを出さないので、この用途にはロープロの他社機より向かないなと思って、あまり「おすすめ」はしないでいました。

 そうしたところ、今回Dual-APC採用機がでました。触ってみると、実際作動しますし、これならば「おすすめ」あげて良いかなと思えました。

 機能をオフにもできますから、ジャンルを問わずゲームその他に使えます。

 202204301448.jpg

  GX1 キースペーサー 英語用 M0901U
  ¥2,090 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 アクセサリー類も、純正で割と充実する企業です。

 そもそも、基本となるスイッチは、メカ系では「これ以上はない」品質ですし、色々カスタマイズして楽しむのには良いかと思います。

ーーー

 202404031158.jpg

 【2024年発売】

 【ALL45g】【静音】【Dual-APC対応】

 51・東プレ REALFORCE GX1 X1UDM1
  ¥43,333 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 なお、「初音ミクコラボ」も、イルミネーションがない部分を除けば仕様はGX1シリーズなので、使い方によっては、こちらでも良いかと思います。

補足:このブログの関連記事の紹介

 というわけで、今回は、東プレのUSBキーボードについてでした。

ーー

 202312011902.jpg

 高級キーボードで結構「高い」ですが、保守体制がしっかりしています。

 キーのオーバーホールも生産終了後も7年は対応してくれるようですし、価格も定額(調査時:3300円)です。

 長く、安心して使える部分を含めて、個人的には「おすすめ」しています。

 201806021509.jpg

1・東プレキーボード
2・マジェスタッチ2キーボード
3・Bluetooth無線キーボード
4・Mac配列のキーボード
5・プログラマー向けのHHKB

6・おすすめ高級キーボードの選び方【結論】

 一方、このブログには、他社製品の紹介記事もあります。

 とくに、6回目記事は、東プレ機を含めて、他メーカーの高級キーボードと比較して考える記事となります。

 全体の「結論編」ともなるので、よろしければ、ぜひご覧ください。

---

 最後になりましたが、もし今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどから話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 10:37 | PC周辺機器

 このブログ家電批評モノマニアには家電やモノの比較記事が約400本あります。

 よろしければ、各記事へのリンク集をご利用ください!

 家電批評モノマニアは、「家電ブログランキング」に参戦中です。右のリンクから「クリックで応援」お願いします!  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「家電批評モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!





          




 今後の記事は、【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png