比較2017' MacでWindowsが動く!仮想化ソフト6本のおすすめと選び方:Parallels for Mac 13 Boot Camp VMware Fusion 10 CrossOver Mac 15

2017年12月09日

比較2017' MacでWindowsが動く!仮想化ソフト6本のおすすめと選び方:Parallels for Mac 13 Boot Camp VMware Fusion 10 CrossOver Mac 15

【2017-2018年】 Mac OSX用の仮想化ソフトのおすすめと選び方:Parallels Desktop 13 for Mac Parallels Desktop Mac Pro Edition・VMware Fusion 10 BootCamp CrossOver Mac 15 の違いやメリット・選び方:Mac 32bitアプリも対応 OSX 10.12 HighSierra対応:アクティベーション・ライセンス・バージョン・アップグレード・OSX10.11 10.10対応(パラレルズデスクトップ)

今回のお題
MacでWindows版のソフトを快適に動かすために必要な仮想化ソフトのおすすめはどれ?


 ども、Atlasです。

 今日は、Parallels Desktop 13VMware Fusion 10など、、Mac上でWindows 10やWindows用のソフトを動かすための仮想化ソフトの比較します。

費用かかからないBoot Camp

 さて、みなさんご存じだとは思いますが、Mac OSXでWindowsを動かしたい「だけ」ならば、仮想化ソフトを買う必要はありません

  201609041325.jpg

 1・Apple Boot Camp(OS標準)
  ¥無料

 なぜなら、OSに標準搭載されているBootCampを利用すれば、WindowsソフトをMac本体にインストールできるからです。

 Boot Campを使いたい場合、Macのフォルダから、「アプリケーション」→「アクセサリー」と辿った先にある「Boot Campアシスタント」というアプリケーションを起動し、インストール手続きをはじめます。

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 ただ、Boot Campには無料で使える点にメリットがある反面で、「Windowsを起動するか、Macを起動するかをパソコンの電源を入れる前に決める必要」があります。

 また、WindowsとMacで時計が合わないという問題や、その仕組み上、WindowsOSのライセンス認証をたびたび求められるなど、幾つかの固有の難点を抱えます。

 そこで、Boot Campを使う方法以外に、MacでWindowsを動かす使う3つの方法について、今回は紹介していきます。

仮想化ソフトの比較

 201510070016.jpg

 仮想化ソフトとは、写真のように、Windowsのアプリケーションを、Macのソフトと同じように使うことができるソフトです。

 例えば、ファイルやフォルダはマウスを動かすだけで移動できますし、プリンタや周辺機器の共有も簡単です。

 インターネット接続も設定が不要です。「Mac上でWindows10を動かせるソフト」なので、BootCampのようにいちいち起動し直す手間もなく快適です。

 以下では、現行製品の「仮想化ソフト」について、順番に紹介していきます。

   

 【2017年】

 【通常版】

 2・Parallels Desktop 13 for Mac
  ¥8,285 Amazon.co.jp
(12/9執筆時)

 【アップグレード版】

 2・Parallels Desktop 13 for Mac
  ¥6,730 Amazon.co.jp
(12/9執筆時)

 Parallels Desktop 13 for Macは、市販の仮想化ソフトとしては最も売れており、ポピュラーといえるソフトです。

 動作条件は、MacがOS X Yosemite(v10.10)以降であることです。最新のMacOS 10.13には公式対応します。

 インストール可能なソフトは、多様です。

ーー

 第1に、Windowsです。

 こちらについては、WindowsXP〜Windows10までメジャーなものは全て対応です。また、Windows 3.11〜Windows 95,98 NT MS-DOS 6.22といった過去のOSも起動します。

 第2に、LinuxなどのOSです。

 こちらについては、、Chrome OSLinux Android OSも、仮想環境で動作します。

 第3に、OSXについてです。

 こちらについては、OS X Lion 10.7以降の旧バージョンのMacが仮想環境で動かせます。

 2018年秋のOSX 10.14からは32bitアプリが未対応になるため、仮想環境で動作させざるを得ない「アプリ難民」が増えるでしょう。そういった場合に、過去のOSXが仮想環境にインストールできる機能は魅力です。

 MacOSの場合、Mac購入時にインストールされているOSより古いバージョンはインストールできない仕組みですので。

ーー

 つづいて、Parallels Desktop 13の 昨年バージョンのParallels 12と比較した場合の違いを3点解説しておきます。


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 第1に、Macbook Proのtouch Barに対応した点です。


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 第2に、Parallels上の解像度が動的に変更できる点です。従来、ゲームなどにおけるスクリーン切替は「挙動不審」な部分があったので、この機能は魅力的です。

 第3に、Windowsファイル・ドキュメントに対する47%のアクセス速度の向です。

 一方、Parallels 11と比較した場合、これらに加えてサスペンドの速度の60%の向上と、Retinaへ完全対応が、大きな違いとなります。

 なお、例年のことですが、次期、macOS High Sierra(10.13)Windows 10 Fall Creators Update のサポートは、最新版のParallels Desktop 13のみとなります。これは古いバージョンでは全く動かないという意味ではなく、「不具合が生じた場合はサポート保証外」ということです。

 以上、説明してきたように、Parallelsは、かなり快適にWindowsを動かせるソフトです。。ただ、OSそれぞれに別にメモリーを別に使うため、インストールには、4GB以上のメモリーを搭載している必要があります。CPUの性能よりもこの点がボトルネックになっています。

 製品は2種類ありますが【アップグレード版】は、過去バージョンのParallelsならば、どのバージョン・どの買い方でも対応できます。ただし、現状でインストールされていない方は、ライセンスキーでの確認がなされます。


  

 【2017年】

 3・Parallels Desktop Mac Pro Edition
  ¥9,342 Amazon.co.jp (12/9執筆時)

 Parallels Desktop Mac Pro Editionは、Parallelsの上位機です。

 通常版との違いは、【こちら】で説明があります。

 用途的には、仮想マシン領域の圧縮に対応するほか、128 GBまでの仮想メモリと32コアまでのCPUに対応できる製品です。なお通常品は、8GB・4コアです。

 ただ、いずれにしても、iMacやMacbook proの水準ではオーバースペックです。

 こちらは、開発者・プログラマー以外はこちらを選ぶメリットはないでしょう。ただ一点、このエディションのみ、電話・メールでの24時間無休のサポートが1年間受けられる(通常版は30日間)ので、その面でのサポートを期待するならば、こちらでも良いでしょう。


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 4・VMware Fusion 10
  ¥9,925 VMware直販
(12/9執筆時)

 つづいて、VMware Fusion10 を利用する方法を紹介します。

 VMwareは、現行バージョンが「8」ですが、元々はParallelsよりも老舗の仮想化ソフトです。ただ、パッケージ版として市販するのをやめてしまい、日本ではやや知名度が劣ってしまったソフトです。

 動作条件は、最新のMacOS 10.13には公式対応ですが、こちらは、macOS Sierra 10.12.5 以降のみ正式サポートと水準はやや厳しいです。

 インストール可能なソフトは、Windows系についてはXP以降で、OSXについては、10.11以降がサポート対象です。選択肢の幅はParallelsに比べると狭いです。

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 性能面では、現状ほとんどParallelsと同様で実用上の差はほぼ感じません。ただ、画面解像度調整周りと、DirectX 10.1 のサポート、利用するディスクの圧縮周りについては、Parallelsが秀でるでしょう。

 なお、Parallelsは、【こちら】で同社のParallels Desktop 13 (最新バージョン)と、VMware Fusion 10に対する優秀性を比較し、こちらにに対する優秀性を強調しています。

 特に、VMware Fusion 8.5は、パッケージ版を売らなくなったこともあり、マニュアルの部分で、初心者向けの配慮にやや難があります。そういった部分も含めての「使い勝手」はやや劣りそうです。

ーー


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 5・VMware Fusion 10 Pro
  ¥19,753 VMware直販
(12/9執筆時)

 なお、上位機として、VMware Fusion10 をというソフトが併売中です。

 Parallelsの場合と同じく、開発者向けの仕様であり、OS間をシームレスに使えるアプリを開発する際の利便性の向上が主な変更点です。基本的に選択肢としなくて良いでしょう。


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 6・CrossOver Mac 15
  $ 59.95 コードウィーバー(12/9執筆時)

 CrossOver Macは、やや知名度の劣る仮想化ソフトです。

 ParallelsやVMwareなど他の仮想化ソフトの場合、Windowsのソフトを動かすためには、WindowsのOSを別途購入する必要があります。一方、CrossOver Macは、WindowsOSなしにWindowsソフトをMacで動かすためのソフトです。

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 挑戦的なソフトだと思いますが、利用できるソフトに限界があります。例えば、ライセンス認証が求められるソフトは未対応なので、Office2013は利用できず、Office2010までしか使えません。

 それでも、一太郎2015が使えますし、VOCALOIDや、日本ファルコムのゲームは稼働するようです(動作確認リストは【こちら 】)

 こうした点で、「安定して」使うのはやや難しいので、とくに初心者は注意が必要です。なお、こちらはOS X 10.7〜10.11までのMacにインストール可能です。

仮想化ソフトを利用する場合の注意点

   

 【2017年】

 【通常版】

 2・Parallels Desktop 13 for Mac
  ¥8,285 Amazon.co.jp
(12/9執筆時)

 【アップグレード版】

 2・Parallels Desktop 13 for Mac
  ¥6,730 Amazon.co.jp
(12/9執筆時)

 さて、Parallelsなどの仮想化ソフトを使う場合ですが、CrossOver Mac 14を除き、Windows10などのOSは、別に購入する必要があります。

 その際に購入するWindowsのバージョンについてですが、幾つか注意点があります。

 第1に「アップグレード版」のWindowsですが、仮想化ソフトの場合、「XP・VISTA・WIN7」があらかじめインストールされていれば、原理的にはできるはずです。しかし、Parallelsはそれを推奨していません

 fringe43.png

 アップグレードはやめた方が無難だと思います。マイクロソフト側も仮想環境へのアップグレード版の使用を認めていないようです。

 

 【DSPバンドル版】

 ・Microsoft Windows10 Home 32bit
  ¥18,144 Amazon.co.jp (12/9執筆時)

 【DSPバンドル版】
 ・Microsoft Windows10 Home 64bit
  ¥12.980 Amazon.co.jp
(12/9執筆時)

 仮想環境にインストールする場合は、クリーンインストールできる上記のような正規版のフルパッケージである必要があります。

 なお、Windows10については「64ビット」と「32ビット」が別ですが、どちらを選んでもParallels9もVMwareも対応します。

 「64ビット」は、処理速度的に勝るが、古い周辺機器やソフトが起動しない場合、または不安定な場合があります。

 「32ビット」は、安定性が抜群ですが、扱えるメモリーが4GBまでになっています。

 近年のMacは64ビットの作りなので、64ビットが良いと思います。Parallelsの公式でも、基本的には64bitで!と指示がありました。


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 なお、Windows10の場合、今年度から【USBドライブ版】【オンラインコード版】【DSPバンドル版(DVD版)】の3種類あります。基本的にはバンドル版で問題ありません。

 Windows10についての詳しい情報は【Windouw10のライセンス数と購入法に関する記事】で別に執筆しましたので、よろしければご覧ください。

 Windows10 HomeProfessionalについては、家庭で使う場合は安いHomeを選んで良いです。

 なぜなら、企業ネットワークを前提にした機能しか追加されていないからです。ただし、購入後にWindows7やWindows8.1にダウングレードして使える権利がProfessional版だけに付属します。必要な方はProfessional版を選びましょう。

ライセンス認証とライセンス数について

  

 つづいて、ライセンス認証(アクティベーション)とライセンス数についてです。

 仮想化ソフト側については、「1 ライセンスあたり 1 台の Mac のみで有効」という規約です。ただ、Parallelsはユーザーとパスワードだけの認証なので、ユーザーがインストールした台数をParallels側は実際管理していないようです。

 一方、Windows8.1Windows10のインストールパソコンの台数は、「パソコンないし仮想環境1台まで」です。とくに仮想環境の取り扱いが以前と違っています。

 つまり、Macで言えば、BootCampとParallelsを一台のMacで両方利用したい場合は2つのライセンスが必要となります。Parallelsの場合は、BootCampドライブを起動ドライブにもできますが、この場合も同じです。2つ別のライセンスキーがないと、BootCampとParallelsを起動するたびに、アクティベーションが求められます。結果、マイクロソフトのオペレーターに電話することになるでしょう。

 こうした点で、Atlasは、BootCamp環境に依存せず、ParallelsやVMwareだけで利用することをおすすめします。その方が便利ですし、ハードディスクの容量も圧縮できます(ParallelsはWindowsパーテションの量の圧縮が得意です!)

 なお、OSX 10.10 yosemite以降は、Boot Campで動かしたい場合、Windows8, 8.1以上の64bit版のみインストール可能である点を注意してください。

今回の結論!
MacでWindows版のソフトを快適に動かすために必要な仮想化ソフトのおすすめはこの機種!


 というわけで、Mac用の仮想化ソフトを3種類比較しました。

 最後にいつものようにAtlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。


 第1に、MacにWindows10の導入を考えている方は、

   

 【2017年】

 【通常版】

 2・Parallels Desktop 13 for Mac
  ¥8,285 Amazon.co.jp
(12/9執筆時)

 【アップグレード版】

 2・Parallels Desktop 13 for Mac
  ¥6,730 Amazon.co.jp
(12/9執筆時)

 最新版のParallelsと、Windows10のHomeエディションの組み合わせが良いでしょう。安定性を重視すればParallelsがイチオシです。

 【DSPバンドル版】

 ・Microsoft Windows10 Home 32bit
  ¥18,144 Amazon.co.jp (12/9執筆時)

 【DSPバンドル版】
 ・Microsoft Windows10 Home 64bit
  ¥12.980 Amazon.co.jp
(12/9執筆時)

 選ぶべきWindowsのバージョンについては難しい部分もあります。ただ、(実際はできますが)アップグレードインストールやダウングレード権の行使をParallelsが推奨していないことを考えると、Windows 10 Homeを購入して64bitでインストールするのが現状最も良いでしょう。


 第2に、MacにWindows8.1やそれ以前のOSの導入を考えている方は、 

   

 【2017年】

 【通常版】

 2・Parallels Desktop 13 for Mac
  ¥8,285 Amazon.co.jp
(12/9執筆時)

 【アップグレード版】

 2・Parallels Desktop 13 for Mac
  ¥6,730 Amazon.co.jp (12/9執筆時) 

 最新版のParallelsと、手持ちのOSとの組み合わせが良いでしょう。


 第3に、果たしてインストールできるか相当不安がある初心者の方や、本格的に使いこなしたい上級者の方には、

 

 Parallels Desktop 12 for Macスタートアップガイド
 ¥1,500 Amazon.co.jp (12/9執筆時)

 2017年に、詳しいガイドが発売されました。

 パラレルスは1年ごとバージョンが代わりますが、都度ガイドが更新されるとは限りません。そのため、こちらは1バージョン前のものですが、基本操作の参考になるでしょう。


 なお、Widowsの導入に合わせて、Windows版のOffice2016の導入も考えている方、

 201507041547.jpg

 Officeソフトのラインアップや、仮装ソフトを使う場合のライセンス数の状況を紹介した記事があります。

 このブログ「モノマニア」の【Office2016に関する記事 】をご参照ください。

ーー

 また、仮想空間でもWindowsを使う場合は、ウイルス対策ソフトが必須です。

 購入も考えている方は、【MacでもWindowsでも使えるウイルス対策ソフト】を選ぶと良いと思います。

 

 ESET ファミリー セキュリティ

 オススメは、キヤノンの対策ソフトです。なお、Mac用のセキュリティソフトについては、信頼性や年間経費などの観点から「比較記事」を書きました

 よろしければ【Mac用ウイルス対策ソフトの比較記事】をご覧ください。

ーー

 というわけで、今回は仮想化ソフトについての話でした。

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