【今回レビューする内容】2023年 Mac OS 12でWindows11が動く!仮想化ソフトのおすすめと選び方: Apple M1(Apple silicon M1 Arm)対応情報:Windows11macOS 12 Monterey macOS 13 Venture 対応:アクティベーション・ライセンス・バージョン・アップグレード・パラレルズデスクトップと無料のVMwareとの違い
【紹介する製品型番】Parallels Desktop 18 for Mac Parallels Desktop 17 Parallels Desktop 18 Pro Edition VMware Fusion 13.0 VMware Fusion Player 13 VMware Fusion Pro 13 BootCamp CrossOver Mac v19 CrossOver+ CrossOver Mac 21.1 Oracle VM VirtualBox 6.1
今回のお題
MacでWindowsソフトを快適に動せる仮想化ソフトのおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2023年5月現在、最新のMacユーザー向けの仮想化ソフトの比較です。
1・仮想化ソフト選びの基本
2・Boot Campの利用法と問題点
3・Parallels Desktopについて
3-1:Parallelsの使い方
3-2:最新版と旧製品の違い
3-3:通常版とPro版との違い
3-4:M1 M2プロセッサの対応状況
4・VMWare Fusionについて
5・CrossOver Macについて
6・WindowsOSの選び方と注意点
7・最終的なおすすめの提案
今回は、上表のような順番で、製品比較のほか、利用法・選び方の解説をしていきます。
ソフトとしては、無料のBootCampほか、新しいM1プロセッサに対応できるParallels Desktop 18や、老舗のVMWare Fusion 13などを紹介しています。
記事は、定期的に更新しているので、新しいAppleシリコン(M1 M2プロセッサ)の対応状況はもちろん、Windows11の対応情報も速報的に書き入れています。
そのほか、「32bitアプリ対応」のため、過去のOSXを仮想的にインストールしたい方にも対応できる情報です。
1・仮想化ソフト選びの基本
はじめに、仮想化ソフトを初めて利用する方のための「基本情報」から入ります。
「仮想化ソフト」とは、改めて言えば、MacOSを起動している状態で、「アプリ」としてWindowsOSを立ち上げるためのソフトです。
Windows版Officeなどが、MacOS起動中にも利用できます。
それだけではなく、ファイル・フォルダは、マウス操作でシームレスに移動でき、テキストなどのコピー機能も有効です。
さらに、インターネット接続・プリンタ・周辺機器・Wi-Fiすら、MacOSの設定さえあれば、(ほぼ)そのままの状態で、Windowsで利用可能です。
−−
結論的にいえば、「仮想化ソフト」というのは、「Windows版ソフトを「Mac版ソフト」のように操作できる仕組みです。
一方、仮想化は、Appleが無料で提供しているBootCampという仕組みがあります。
無料ですが、製品版と比較すると、良い部分と、イマイチな部分もあります。
(ただですし)導入として、まずは、BootCampの説明から入りましょう。
2・BootCampの利用方と問題点
BootCampは、AppleがOSに標準搭載する「無料の仮想化ツール」です。
しかし、BootCampは新しいApple M1プロセッサには、対応せず、今後も対応予定がないです。
開発予定もないので、近いうちの新OSで「打ち切り」でしょう。
とはいえ、皆さんのMacが、以前のインテル系プロセッサ採用機で、かつ、Mac OSでWindowsを動かしたい「だけ」ならば、まだ使えます。
1・Apple Boot Camp(OS標準)
¥無料
利用方法は、簡単です。
Boot Campを使いたい場合、Macのフォルダから、「アプリケーション」→「アクセサリー」と辿った先にある「Boot Campアシスタント」を起動し手ください。
その後に、指示に従いインストール作業を続けるだけです。
【DSPバンドル版】
・Windows 11 Home 日本語版 DSP版
¥19,395 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
・Windows 11 Pro 日本語版 DSP版
¥24,417 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
もちろん、WindowsのOSは別に用意する必要があります。
正規ライセンスより安い、DSP版で大丈夫です。
対応するMacは、Appleが自社サイト(こちら)で示します。
Windows10は、2012年以降ならば、古いMac OSでもOKです。
Windows 11は、ただ、その限りではありません。
2017年以前のMacBook iMacや2018年以前のMac Miniなどは、セキュリティに関わるTPM2.0に非対応なので、動作環境に合わないからです。
回避方法はありますが、複雑です。
一般向けに言えば、こうした場合は、Parallelsなど仮想化ソフトを頼るほうが良いかと思います
なお、Mac側のOSが10.10以降はWindows 8.1以上、MacOS10.15以降は、 Window10のみがインストール可能です。
ーーー
一方、Boot Campには、無料で使える点にメリットがある一方で、デメリットもあります。
第1に、Windowsを起動するためには、Macの電源を入れ直さないといけない点です。
Macを起動した状態で、シームレスに、Windows版ソフトを操れません。
第2に、時計のシステムの違いから、WindowsとMacで時計が合わないという問題です。
第3に、仕組み上、WindowsOSのライセンス認証をたびたび求められる点です。
---
こうした点を不便に感じる人は多いです。
そういった方が、今回紹介するParallelsなどの「仮想化ソフト」を選んでいます。
3・Parallels Desktopについて
というわけで、ここからは、市販の「仮想化ソフト」の紹介です。
いくつか紹介しますが、一般向けのシェアでは、Parallels Desktopが圧倒的ですので、まずは、このソフトについて、集中的に紹介します。
3-1・Parallelsの使い方
【2022年】
【パッケージ版(永続版)】
2・Parallels Desktop 18 for Mac
¥12,718 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
【ダウンロード版(永続版)】
3・Parallels Desktop 18 for Mac
¥13,999 ソースネクスト.com (5/18執筆時)
Parallels Desktop 18 は、市販の仮想化ソフトとしては最も売れており、ポピュラーといえるソフトです。
(あまりおかしな使い方をしない限り)安定度は仮想化ソフトの中でも抜群です。こちらは、「サブスク版(1年)」もありますが、まずは、永続版(リテイル版・永久ライセンス版)の説明から入ります。
現状の家庭向けで、Windows11に公式対応し、M1 M2プロセッサ(Apple Silicon)で動かせるのもこのソフトだけです。
今回は、18回目の更新でした(16.5をカウントするならば19回目)。
過去版(Parallels17とParallels16)との違いは、後ほどお知らせすることにして、まずは、はじめて買う方に向けた情報からです。
画面表示は、左図のように、全画面にWindowsOSを表示させることも可能です。
ただし、便利なのは、右図のように、Windowsをアプリ単位で表示して、「Macアプリ」のように利用できるCoherenceモードです。
もちろん、WindowsOS全体を、「ウィンドウ」として操作することもでき、その場合は、画面サイズをフレキシブルに替えることもできます。
インストールは、M1プロセッサ採用機は、少し特殊なので、後ほど別に説明します。
インテル系プロセッサ採用機は、自動インストール対応なので、ガイダンスに沿って行えば簡単です。
現行品は、Window11(Windows10)をワンボタンで自動的にインストールできるので、昔より初心者向けになりました。
Windowsが起動してから、ライセンス入力(ないし購入)すればよいということになります。英語表示もできますが、ソフトは完全に「日本語化」されています。
ソフトは、OSやソフトは、MacOSのHDDに単なる「ファイル」として収納されます。Boot Campのようにパーティションを区切る必要もなく、安定性も高いです。
なお、先述の「BootCamp」にインストールしたOSを利用することもできます。
しかし、この場合、(マイクロソフトがは別の2つのOSと認識するため)ライセンス認証が複雑化するので、全くおすすめしません。
CPUやメモリーは、「どの程度Windowsに貸すか」量的な設定もできます。
レンタル可能な最大値は、8GBのメモリー、4個の仮想CPUです。
よく分からない方は、いじらなくても最適化して貰えますし、複雑な設定は不要です。
なお、ご利用中のMacのグラフィックス性能次第ですが、DirectXを必要とするゲームも起動できます。
インストールに必要なスペックは、4GB以上のメモリです。
そのほか、600MBのストレージです。
CPU性能やグラフィックスの用件もありますが、実際的に2015年以降のMacならば、どれも対応水準ですので省きます。
インストール可能台数は、1ライセンス1台までとなります。
動作条件は、毎年変更になります。
最新機の場合、Macが、macOS Mojave(10.13以降)であることです。
2022年秋発表のmacOS Ventura(13.x)までは、公式対応します。
MacOSは毎年秋に更新されます。Parallelsもそれに合わせて毎年バージョンが上がりますが、次年の新OSには公式対応しないのが普通です。
ただし、「公式にサポートしない」という話です。Atlasの経験上、数年間は、(更新なしで)普通に利用可能です。
ようするに「不具合が生じてもサポート保証外だよ!」という話になります。
インストール可能なソフトは、多様です。
順番にみていきます。
ーー
第1に、Windowsです。
こちらについては、WindowsXP〜Windows11までメジャーなものは全て対応です。
さらに、Windows 3.11〜Windows 95,98 NT MS-DOS 6.22といった、「懐かしい」OSも起動します。
第2に、LinuxなどのOSです。
こちらについては、Chrome OSやLinux Android OSも、仮想環境で動作します。
M1 M2プロセッサ採用機は、Linux Mint・Androidなど一部対応できないOSがあります。
レアOSを含めた正確なリストは【Parallesのリソース情報】に記載があります。
第3に、Mac OSです。
こちらは、OS X Lion 10.7以降のMac OSが仮想環境で動かせます。
既報のように、2019年秋の macOS 10.15 Catalinaからは、Appleの方針で、昔の32bitアプリが動かなくなっています。
そういった場合に、過去のOSXが仮想環境にインストールできる機能は魅力です。ちなみに、Appleの場合、Mac購入時にインストールされているOSより古いバージョンは、インストールできない仕組みです。
第4に、現行のMac OSについてです。
Macに重ねる形で、macOS 13.0もインストール可能です。
---
ただ、M1 M2プロセッサ採用機は、状況が少し異なります。
この部分は、M1プロセッサの項目で改めて説明します。
---
以上、Parallesの基本的な部分を説明しました。
結論的にいえば、この手のソフトの中では最も一般的で、かなり快適にWindowsを動かせるソフトです。
説明書やソフト構造も分かりやすく、インストール時に完全に「迷子」になることは、ほとんどないでしょう。
Atlasが初心者に「おすすめ」する製品としては、イチオシです。
ーーー
【2022年】
【ダウンロード版(1年版)】
4・Parallels Desktop 18 for Mac
¥11,500 ソースネクスト.com (5/18執筆時)
なお、Parallesは、1年間契約のサブスクリプション版もあります。
通常版と比べると、Parallels ToolboxとParallels Accessの利用権が付くのが違いです。
Parallels Toolboxは、ドライブクリーニング・メモリ解放など(他社でもよくある)総合ユーティリティソフトの類と言えます。
あえて言えば、WindowsとMac双方のユーティリティが使えるのが良い部分です。
Parallels Accessは、スマホ・タブレットから、Macへのリモートアクセスするためのソフトです。外出先からのアクセスを想定します。
---
結論的にいえば、仮想化ソフトだけ欲しいならば「永続版」でOKです。
いずれも、単品契約で2000円くらいなので、もし、使うようならばサブスクでも「お得」に思います。
一方、同種のソフトはほかにないわけではないですし、そうでもなければ、普通の製品版(永続版)で良いでしょう。
3-2・最新版と旧製品の違い
つづいて、買い換えユーザーのために、Parallels Desktop 18と過去バージョンの違いを説明しておきます。
はじめに、Parallels Desktop 18 を1年落ちのParallels Desktop 17と比べた場合です。
最も大きいの違いは、2022年秋登場のmacOS 13 Montereyの公式サポートです。
先ほど説明した通り、最新OSに公式対応するのは、その年発表された最新バージョンのParallelsだけです。
しかし、このほかは「マイナーチェンジ」に止まります。
1・Xbox ・PS用ゲームコントローラーの利用
2・USB3.0 サポート機器の増加(WEBカメラほか)
3・マウスの正確性の向上(ゲームモード)
4・メニューバーの改良(Paralles iconの廃止)
Intel Mac利用の場合は、上表のように、ゲーム利用時の改良が目立ちますが、その程度です。
1・インストール作業の簡易化
2・ファイル・フォルダ共有の最適化
M1 Macは、これらに加えて、以上の2点が追加です。
特に2点目は注目点です。
フォルダ共有に関わる部分で、制御ドライバ(Parallels Tools)が、ARM向けに再設計されたからです。Parallesの利点である、「シームレスな、ファイル・フォルダ共有」の部分で、利便性が向上しています。
あとは、Linux系のゲストOSとの互換性と、(超高級な)ProMotion displayを利用している方向けの互換性への配慮が新機軸といったところで、一般人にはさほど関係ない部分です。
これ以外の細かい部分の改良は、詳しく【米国のParallesでの説明】をご覧ください。(英語サイト)。
---
結論的にいえば、Parallels Desktop 17からの買換は、M1 Macユーザーについては、フォルダ共有の部分である程度、意味はありそうです。
あとは、ゲーム用に使わないならば、さほど違わないように思えます。
ただし、「2年落ち」となるParallels Desktop 16と比べた場合は、とくにM1 Macユーザーは、かなり性能向上を見せています。
順番に説明していきます。
第1に、基本性能の向上です。
上表のように、起動時間を含めて相当の速度向上がありました。
インテル系Macの場合も、M1が使えないVirtIO ネットワークドライバに対応するため、ネットワーク速度が60%向上しています。
CPUの種類に関わらない部分でもそのように言えます。
レジューム時間の38%短縮、ディスプレイドライバの改良で、UIの応答性とビデオ再生環境の向上など、大きな変化ありました。
第2に、ユーザビリティの向上です。
いくつかありますが、大きいのはドラッグ&ドロップやコピー機能の改良です。
Windows側のアプリで、画像・テキストを選択し、MacOS側のQuick Noteに貼り付けられるようになりました。
そのほか、ショートカットで、プレーンテキスト(書式なし)のコピーができるようになったのは、Atlasのような「物書き」には重要な更新です。
第3に、USB対応の強化です。
USB3.1に対応となり、【ポータブルSSDの比較記事】で紹介したような高速ストレージの利用が便利になりました。
ーーー
結論的に言えば、この世代からの買換は、変更点がとてもが多いので「オススメ」といえます。
16世代では、Windowsを利用していない時に仮想領域をMacに開放できる自動最適化機能も加わっているので、それ以前からだと、さらに「オススメ」です。
3-3・プロ版のParallelsについて
【1年版】
5・Parallels Desktop Pro Edition
¥10,856 楽天市場 (5/18執筆時)
Parallels Desktop Mac Pro Editionは、Parallelsの上位機です。
この製品は、永続版ではなく「1年間の時限ライセンス」となります。
通常版との違いは、【こちら 】に説明があります。
企業のIT管理者向けのアクセス制御や複数台のライセンス管理などに対応します。
開発環境としてMicrosoft Visual Studioを利用したい場合は、こちらのみの対応です。
機能面では、仮想マシン領域の圧縮に対応するほか、128 GBまでの仮想メモリと32コアまでのCPUに対応できる製品です。なお、通常品は、8GB・4コアです。
---
結論的にいえば、iMacやMacbook proの水準ではオーバースペックです。
こちらは、開発者・プログラマー以外はこちらを選ぶメリットはないでしょう。
ただ一点、このエディションのみ、電話・メールでの24時間無休のサポートが1年間受けられる(通常版は30日間)ので、その面でのサポートを期待するならば、こちらでも良いでしょう。
なお、さらに上位の製品として「Parallels Desktop for Mac Business Edition」があります。
これは、大学などの法人などが、皆が使える複数のPCを管理するような場合に買うものですから、選択肢としては、除外できます。
3-4・M1プロセッサの対応方法
続いて、M1 M2プロセッサ(Apple Silicon)で利用する場合の注意点です。
2020年11月から、iMac・Macbook・Macminiなど全てのApple製品の搭載CPUが、Intel社製CPUから、Arm系のM1 M2プロセッサ(Apple Silicon)に漸次変更されています。
Parallelsを含め、仮想化ソフトについて言えば、これは大問題でした。
なぜなら、これまで、「同じインテル系プロセッサ」だからこそ、Windowsがこれまで「動かせていた」と言えるからです。
先述のように、新Macでは、Appleが無料提供してきた、無料の仮想環境であるBootCampは、M1プロセッサ非対応になりました。
一方、マイクロソフトは、Windows10時代(2019年頃)からM1プロセッサと同じ、ARM系プロセッサ(Microsoft SQ1)を動くようなOSの改良を進めてきました。
この点でわかるように、Windows11は、Arm系CPUにも対応できるOSとして進化していく予定です。
そして、2021年にParallelsもその仕組みを利用して動かすことに成功しました。
正確には 2021年4月発表のParallels Desktop 16.5から、M1プロセッサに、仮想化ソフトでは初めて公式対応しました。
そして、2021年9月発表のParallels Desktop 17は、同時期に発売になったWindows11に初対応するバージョンとして登場しました。
Parrallelsは、M1 M2プロセッサ機の場合、市販されている通常のWindows10やWindows 11 では、動きません。
ARMプロセッサ向けのWindows OSとなる「Windows 11 on ARM 64」のみ仮想化が可能です。
インストール方法は簡単です。
基本的に、Parallelを起動したMacがM1搭載Macならば、ダイヤログが開いて説明通りにやっていけばOKです。
Parallels Desktop 18からは、インストールするOSの種類もあらかじめ選択可能になりました。
概略だけ言えば、Microsoftのβ版テスター(Windows Insider Program)に登録します。そして、イメージファイル(WindowsクライアントARM64 Insider Preview VHDX)を落とし、インストールします。
その後で、システム上でライセンスを購入していくことになります。
ここまでのやり方は【Parallelsによる説明】も参考になるかと思います。
【パッケージ版】 HAV00213
・Windows 11 Pro 日本語版
¥24,101 楽天市場 (5/18執筆時)
【DSPバンドル版】LGY-PCI-TXD 付属
・Windows 11 Pro 日本語版 DSP版
¥24417 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
気になるのは、市販ライセンスが使えるかです。
結論的にいえば、Windows11のPro版(あるいは無償アップデート対象のWindows10)の新品ライセンスならば普通に通過しました。
公式情報はParallelsからはないので(あくまで)「自己責任」ですが、他の方の情報を見ても、問題の報告は見られません。
実際、Microsoftはインテル系とArm系のラインセンスは別立てには考えていないようです。
新規インストールならば、普通にパッケージ買った方が安いかと思います。ただ、格安のWindows11 homeは、Armの場合は(下位互換ですので)駄目のようです。
パフォーマンスは、良いです。
2021年4月発表のParallels Desktop 16.5の状況のデータですが、2020年のインテルベースのMacBook Airに対して、Windows OSの起動やレジュームも20%の高速化し、250%の省電力化しています。
その上で、先ほど示したように、Parallels Desktop 17以降、(旧バージョンに対して)さらに、パフォーマンスをあげています。
懸念だったDirect X11やOpen-GLについても、Apple Metal を利用する形ですでに対応です。
CPUパワーの向上で、これらも従来よりも高速化しています。
アプリ対応は、「Windows 11 on ARM 64」のOSで動く限りは、(原理上)動くと言えます。
マイクロソフトやAdobeのビジネス向けの基本アプリは、問題ないです。
なお、「Windows 10 on ARM 64」は2020年末に、Arm用に調整(コンパイル)されたアプリだけでなく、ネイティブなIntel系アプリの稼働(x64エミュレーション)に成功しています。
そして、Windows 11 on ARMでは、開発環境を共通化する、ARM64EC (Arm 64bit Emulation Compatible)を実装化されました。
その点で言えば、動かないソフトや動作不良のソフトは(現状ではあるにせよ)、徐々に「少なくなっていく」という明るい見込みがあります。
Microsoft Visual Studio プラグインの実行も、Parallels Desktop 17 Proは対応になりました。
利用できない機能は、M1プロセッサ機の場合、いくつかあります。
第1に、一部のゲストOSです。
Windows系は、Windows 11 Windows 10のARM版以外は「非対応」です。
Mac OSも、macOS 12以前は無理です。
(32bitアプリ問題など)何らかの事情で、過去のOSを利用したい場合、インテル系Macを選ぶしかない状況です。
Linuxも制限があります。
第2に、機能面では、インストールに関わる部分を除けば、M1プロセッサ機だけで使えない機能は少ないです。
M1で対応していないのは、周辺機器が関与しない部分では、通信技術(VirtIO)くらいで、「フル対応」と言えるかと思います。
懸念材料は、「Windows 11 on Arm」が将来もMacで使えるかです。
ただ、マイクロソフト側は、(Apple同様)Parrallelsの開発に「協力的」だったようで。悪いことにはならないとは思います。(逆の観測記事もあるにはありますが)
両メーカーのOSシェア上のパワーバランスや、大きくは政治に絡む問題あるでしょうし、未来は不確定です。
Apple側はM1プロセッサの進化で、Microsoft側は、Windows on Armの改良で、使えなくことはありえるでしょう。長いスパンでは、動きがあるかもしれません。
1・Macbookの比較
2・iMacの比較
3・Mac miniの比較
4・Mac Studioの比較
結論的にいえば、「基本アプリが使えないと困る」というレベルのライトユーザーは、M1プロセッサを採用した、Parrallelsを導入して、M1プロセッサのMacを買ってOKだと思います。
これから買うという方は、以上のリンク記事で、最新機を比較しています。
一方、32bitアプリを含めて、レアソフトなどを利用し、仮想化ソフトをどうしても動かしたい、(しばらくでも)動かせないと困る方は、IIntel Macを「確保」しても良いでしょう。
4・VMWare Fusionについて
つづいて、Parallelsのオルタナティブとなる、VMware Fusion 13の紹介です。
【2022年発売】(M1系CPU対応)
【個人利用版】
6・VMware Fusion 13.0
¥0 VMware直販 (5/18執筆時)
【通常版】
7・VMware Fusion Player 13
¥22,440 VMware直販 (5/18執筆時)
【アップグレード版】
8・VMware Fusion Player 13
¥11,880 VMware直販 (5/18執筆時)
VMware Fusion 13は、元を辿れば、Parallelsよりも老舗の仮想化ソフトです。
ただ、パッケージ版として市販するのをやめてしまい、やや知名度が下がってしまったソフトです。
現行バージョンは「13」です。
Parallelsから数年遅れでしたが、Appleシリコン(M1系)対応になりました。
本機のポイントは、個人利用だと「無料」という点です。
アップルシリコン対応の新バージョンが無償になるか個人的には懐疑的でしたが、引き続き「無料」だったので、けっこう驚きました。
ただし、無償版は、ビジネス(商用)には一切使ってはいけない点は、注意してください。
また(当然ですが)ノーサポートです。
画面表示は、現状では、Parallelsとほぼ同様です。
フルスクリーン表示も対応します。一方、今回からは、DirectX 11 OpenGL 4.1もフォローしました。
ただし、画面の解像度調整まわりの仕様は、Parallelsが秀でるといえます。
Parallelsとの違いは、気になる部分でしょう。
いずれのメーカーも、当然ですが「自社の製品がすごいこと」を宣伝します。
Parallelsは【こちら】で、VMwareに対する優秀性を示します。
VMwareも【こちら】で、Parallelsに対する優位性を示します。
Atlasがこれらを見た限り、両ソフトの違いとして注意するべきは、以下の部分だと思います。
第1に、DirectX 11の対応です。
ここはゲームの起動ほかに関わる部分で、家庭用としては見逃せない部分です。
Parallesは、M1を含めて対応です。しかし、VMwareは、Intel プロセッサーのみ対象となる部分でちがいがあります。
第2に、コピー&ペーストとファイル共有です。
Parallesは、M1を含めて対応です。しかし、VMwareは、AppleシリコンだとOSをまたいで実行できません。
第3に、ディスク領域の節約です。
Parallelsは、同じOS・ソフト・ファイルをインストールした場合、HDDを利用する量が節減されます。後からでも実行可能で、便利です。
VMwareは、しかしこの機能がありません。
第4に、Windowsのインストール方法です。
はじめて導入しようとするかたが最初に躓く部分でしょう。
Parallesは、(分かりにくい)Windows OSのインストール部分について、ほぼ指示に従っていけばインストールできる仕様です。
VMwareは、しかし、こうした部分についての説明が甘く、ある程度自己解決できる上級者用と言えます。
---
結論的にいえば、一般向きの機能の充実度は、やはりParallelsです。
VMwareにだけ固有とされる機能は、完全に「開発者向け」の色合いなので、個人が家庭用で利用して便利!という部分の、優位性はほとんどない印象です。
CPUやメモリーは、VMwareも、「どの程度Windowsに貸すか」量的な設定もできます。
レンタル可能な最大値は、128GBのメモリー・8GBのVRAM・32個コアCPUです。
この部分で、パラレルズプロ並なのは、やはり、法人をターゲットに開発されたと言えます。
インストール可能台数は、VMware Fusionの「売り」です。
製品版だと、3台分のライセンスが付与されるからです。
動作条件は、MacOS 12以降を搭載したのApple製品です。
それ以前のOSはサポート外なので、古いOSだと対応はやや厳しいです。
インストール可能なソフトは、Windows系は、Arm系のWindows10以降のみです。
過去のMac OSをゲスト起動することは、Appleシリコン(M1)だと不可です。
これができるのは、Intel系CPU搭載機のみです。
---
以上、VMware Fusion Playerの紹介でした。
Parallelsと比べると、開発者向けの要素が強い専門的なソフトです。
ニーズはあると思いますが、(普通の)Macユーザーが使う分には、Parallelsのほうが間便であり、ユーザーフレンドリーで気が利く機能が多いと言えます。
ただし、個人ならば「無料で試せる」という部分は本機の魅力です。
先述のように、Appleシリコン(M1)だと、機能的限界があるのですが、Intel系CPU搭載機をお持ちの方で、余っているWindowsライセンスと、余っている時間があるようならば、試しても良いでしょう。
ただ、無償版はノーサポートですので、時間と自信がある上級者以外は、素直にParallelsをオススメします。
なお、VMwareは、2023年から(別製品となる)VMware Workstationの日本語サポートを切るそうです。Mac用はフォローですが、今後についてはよく分からない部分はありそうです。
ーー
【通常版】
9・VMware Fusion Pro 13
¥29,975 VMware直販 (5/18執筆時)
【アップグレード版】
10・VMware Fusion Pro 13
¥14,905 VMware直販 (5/18執筆時)
なお、上位機として、VMware Fusion Pro 13とが併売中です。
Parallelsの場合と同じく、開発者向けの仕様です。
主な機能面の違いは、同社の【こちらの表】に詳しいです。
企業の仮想ネットワーク構築に関わる部分ですし、家庭向きでは基本的に選択肢としなくて良いでしょう。
ーー
9・Oracle VM VirtualBox 6.1
¥0 Oracle (5/18執筆時)
また、類似ソフトで、MacでWindows 10を動かす環境を作れるものとして、主に開発者向けとはなりますが、オラクルのVrtualBoxもあります。
ただ、先述のように、個人向けにカスタマイズされたVMware Fusion 13 Playerが出たので、(一般的には)試さなくても良いかと思います。
5・CrossOver Macについて
【1年版】(サポートあり)
11・CrossOver +
$74.00 コードウィーバー(5/18執筆時)
【永年版】
12・CrossOver Life
$494.00 コードウィーバー(5/18執筆時)
【トライアル版】(14日)
13・CrossOver Life
$0 コードウィーバー(5/18執筆時)
CrossOver+(Mac用としては、CrossOver Mac 21.1)は、やや知名度の劣る仮想化ソフトです。
ParallelsやVMwareなど他の仮想化ソフトの場合、Windowsのソフトを動かすためには、WindowsのOSを別途購入する必要があります。
CrossOver+(は、しかしながら、WindowsOSなしにWindowsソフトをMacで動かすためのソフトです。
挑戦的なソフトだと思います。
しかし、利用できるソフトに限界があります。
例えば、ライセンス認証が求められるソフトは未対応なので、Office2013は利用できず、Office2010までしか使えません。
それでも、一太郎は2015までは使えますし、VOCALOIDや、日本ファルコムのゲームや、STEAMの一部ゲームについては、稼働するようです。
公式な動作確認リストは【こちら 】から、アルファベットで検索すればでます。
かなり難易度の高いソフトなので、初心者は注意が必要です。
最新バージョン(CrossOver 21.1)は、Mac OSX11.12〜OS 12の動作確認済です。また、Appleシリコンにでも動くようになりました。
トライアル版があるので、事前に試せばOKです。
6・WindowsOSの選び方と注意点
Parallelsなどの「仮想化ソフト」を使う場合ですが、CrossOver Mac 14を除き、Windows10などのOSは、別に購入する必要があります。
その際、購入するWindowsのバージョンや、インストール台数について、幾つか注意点があります。
6-1・WindowsOSの選び方
第1に、Windows 11についてです。
先述のように、Parallelsの場合、OSの自動インストールに対応します。
その後、指示に従って、お持ちのライセンス番号を入力します。ない場合は、ライセンス認証の過程で、マイクロソフトから、新ライセンスを直接購入することもできます。
【パッケージ版】
・Windows 11 Home 日本語版
¥16,533 楽天市場 (5/18執筆時)
・Windows 11 Pro 日本語版
¥24,101 楽天市場 (5/18執筆時)
ただ、パッケージ版のが安いので、そちらでもOKです。
上位のWindows11 Proもありますが、家庭で使う場合で、M1Macユーザーでないならば、安いWindows11 Homeを選んで良いです。
OSのダウングレード権を除けば、企業ネットワークを前提にした機能しか追加されていないからです。
ーーー
【DSPバンドル版】
・Windows 11 Home 日本語版 DSP版
¥19,395 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
・Windows 11 Pro 日本語版 DSP版
¥24,417 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
ただ、一点だけ「注意」です。
ハードとセット販売のみ許可される、自作PC用のライセンスとしてDSP版Windowsというものがある点です。
マイクロソフトはDSP版の仮想環境での利用を認めていて、ライセンス認証は通ります。
ただ無償サポートの対象外にはなってしまいます。
----
結論的にいえば、Macで「仮想化ソフト」を利用する場合、正規版のフルパッケージ製品が良いかと思います。
Homeならば、DSP版と価格差もあまりないですから。
なお、Windows11の詳しい買い方の情報は、このブログでは【Windouw11のライセンス数と購入法に関する記事】で別に執筆しています。
よろしければ、後ほどご覧ください。
ーーー
【DSPバンドル版】
・Microsoft Windows10 Home 64bit
¥21,516 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
・Windows 10 Pro 64bit
¥39,316 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
第2に、Windows 10についてです。
基本的には、Windows 11と同じです。こちらは、DSP版しかもう手に入らなそうです。
Windows10は「64ビット版」と「32ビット版」が別ですが、どちらを選んでもParallelsもVMwareも対応できます。
--
「64ビット版」は、処理速度的に勝るが、古い周辺機器やソフトが起動しない場合、または不安定な場合があります。
「32ビット版」は、安定性が抜群ですが、扱えるメモリーが4GBまでになっています。
--
結論的にいえば、近年のMacは64bitの作りなので、「64ビット版」が良いと思います。Parallelsの公式でも、基本的には64bitでと指示があります。
第3に、「アップグレード版」のWindows OSについてです。
何かしらの事情で、Windows10よりも古いOSを利用する方むけの、ニッチな注意点です。
仮想化ソフトの場合、「XP・VISTA・WIN7」があらかじめインストールされていれば、原理的にはできるはずです。しかし、Parallelsはそれを推奨していません。
そのため、アップグレードはやめた方が無難だと思います。
マイクロソフト側も、仮想環境へのアップグレード版の使用を認めていないようです。
6-2・ライセンス認証とライセンス数
つづいて、ライセンス認証(アクティベーション)とライセンス数についてです。
仮想化ソフト側は、先ほど述べたようにライセンス数の制限があります。
例えば、Parallelsの場合「1 ライセンスあたり 1 台の Mac のみで有効」、VMWareは「1つのキーで3台の個人用Mac」という規約です。
Parallelsはユーザーとパスワードだけの認証なので、ユーザーがインストールした台数をParallels側は「実際は管理していない」ようです。
Windows10・Windows11のOSライセンス数は、どれも「パソコンないし、仮想環境1台まで」です。
言いかえれば、Macでは、BootCampとParallelsを1台のMacで両方利用したい場合、2つの別のライセンスが必要となります。
Parallelsは、BootCampドライブを起動ドライブにもできます。
しかし、この場合も同じです。
別のライセンスキーでないと、アクティベーションの確認が求められます。
最悪の場合マイクロソフトのオペレーターに電話することになるでしょう。
こうした点で、Atlasは、BootCamp環境に依存せず、ParallelsやVMwareだけで利用することをおすすめしています。
今回の結論!
快適な仮想化ソフトのおすすめは、結論的にこの機種!
というわけで、今回は、ParallelsなどMac用の仮想化ソフトを比較しました。
最後にいつものようにAtlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。
第1に、MacにWindows 11の導入を考えている方は、
【2022年】
【パッケージ版(永続版)】
2・Parallels Desktop 18 for Mac
¥12,718 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
【ダウンロード版(永続版)】
3・Parallels Desktop 18 for Mac
¥13,999 ソースネクスト.com (5/18執筆時)
最新版のParallelsと、Windows11 Homeの組み合わせが良いでしょう。
安定性を重視すればParallelsがイチオシです。
【パッケージ版】
・Windows 11 Home 日本語版
¥16,533 楽天市場 (5/18執筆時)
【DSPバンドル版】
・Windows 11 Home 日本語版 DSP版
¥19,395 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
【DSPバンドル版】
・Windows10 Home 64bit
¥21,516 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
選ぶべきWindowsのバージョンは、Window11 Homeが良いと思います。
Windows10を買う場合も、Window10 Homeがよいでしょう。
マイクロソフトは、DSP版の仮想環境での利用を認めていますので、安価なDSP版で良いでしょう。ただ、パッケージ版(リテール版)の場合、ユーザーサポートが得られます。
ーーー
【パッケージ版】
・Windows 11 Pro 日本語版
¥24,101 楽天市場 (5/18執筆時)
【DSPバンドル版】
・Windows 11 Pro 日本語版 DSP版
¥24,417 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
ただ、M1 M2 Macユーザーは、本文で詳しく書きましたが、Arm系のOSはHome版がないので、認証中にマイクロソフトから直で購入するか、Windows11 Proを選んで下さい。
こちらは、DSP版が安いです。
ーーー
Parallels Desktop 12 for Macスタートアップガイド
¥1,528 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
なお、2017年に詳しいガイドが発売されました。
パラレルスは1年ごとバージョンが代わります。
都度ガイドが更新されるとは限りません。そのため、こちらは数バージョン前のものですが、基本操作の参考にはなるでしょう。
第2に、「アフターフォロー不要」の上級者で、経費節減を考えたいならば、
【2022年発売】(M1系CPU対応)
【個人利用版】
6・VMware Fusion 13.0
¥0 VMware直販 (5/18執筆時)
無料のVMware Fusion 13を利用する方法でしょう。
ただし、商用利用ができない点と、アフターフォローがない点は注意点ですが、節約できそうな部分はやはり魅力です。
先述のように、Parallelsからの「転籍」の場合は、仮想領域をそのまま移行できません。
有志の移行ソフトもありますが、Windows OSを最初からインストールし直したほうが、最終的には手っ取り早いでしょう。
ちなみに、「仮想化ソフト」は1台のPCとしてマイクロソフト社に認識されています。
あちこちのソフトにライセンスを移動させまくっていると、Windowsライセンス(シリアル)が「ブラック」になり、特別な認証が必要になる可能性がある点には、十分に注意してください。
【2022年発売】
【パッケージ版(永続版)】
2・Parallels Desktop 18 for Mac
¥12,718 Amazon.co.jp (5/18執筆時)
【ダウンロード版(永続版)】
3・Parallels Desktop 18 for Mac
¥13,999 ソースネクスト.com (5/18執筆時)
一方、初心者で、「仮想化」の意味があまり分かっていない方や、中級者でも、初めて仮想環境を構築する方は、(お金を出してでも)VMWareの有償版か、Parallels Desktopを導入する意味は、あると思います。
仮想化ソフトは、一般的なソフトと比較すると、システム(ハード)にも直結的に関わるので、問題が起きやすく難易度は高めです。
そのため、メーカーが「ノーサポート」な部分に「懸念」があります。個人的に、あまり詳しくない方の環境構築フォローして「とんでもなく無駄な苦労をした経験」が何度もあります。
---
結論的にいえば、Atlasとしては、やはり、Parallels Desktop 16を「推奨」します。
1年間のサポートが付きますし、動作安定の部分で定評があり、かつ、「ほぼ自動」で初期環境が構築できるといえるからです。
補足:Parallels関連記事の紹介
第1に、ウイルス対策ソフトについてです。
また、仮想空間でもWindowsを使う場合は、ウイルス対策が必須です。
1・Windows向けウイルス対策ソフト
2・Mac向けウイルス対策ソフト
対策ソフト購入も考えている方は、上記のブログ記事もご覧ください。
なお、皆さんは基本的にMacユーザーなので、2番の記事を参考に、クロスライセンスで、【MacでもWindowsでも使えるウイルス対策ソフト】を選ぶと良いと思います。
第2に、Windows用のOfficeについてです。
仮想環境を構築する方で、Windows用のOfficeソフトの購入を考えのかた、Officeソフトのラインアップや、仮想ソフトを使う場合のライセンス数の考え方を紹介した記事があります。
このブログ「モノマニア」の【Office 2021に関する記事 】をご参照ください。
ーー
というわけで、今回は仮想化ソフトについての話でした。
今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークボタンなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。