【今回レビューする内容】2025年 Mac OSでWindows 11が動く!仮想化ソフトのおすすめと選び方: Apple M1(Apple silicon M1 Arm)対応情報:Windows11 24H2 macOS 12 Monterey macOS 13 Venture Monterey macOS 14 Sonoma macOS 15 Sequoia 対応:アクティベーション・ライセンス・バージョン・アップグレード・パラレルズデスクトップと無料のVMwareとの違い
【比較する製品型番】Parallels Desktop 20 for Mac Parallels Desktop 20 Retail Box JP Parallels Desktop 19 Parallels Desktop 20 Pro Edition VMware Fusion 13.0 VMware Fusion Player 13 VMware Fusion Pro 17 BootCamp CrossOver Mac v19 CrossOver+ CrossOver Mac 21.1 Oracle VM VirtualBox 6.1
今回のお題
MacでWindowsソフトを快適に動せる仮想化ソフトのおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2025年5月現在、最新のMacユーザー向けの仮想化ソフトの比較です。
業界シェアトップであるParallels Desktop 20については、かなり詳しく説明します。
そのほか、個人利用において無償化した老舗のVMWare Fusion Pro 13を含めて、他社ソフトParallelsとの違いも、含めて紹介します。
1・仮想化ソフト選びの基本
2・Boot Campの利用法と問題点
3・Parallels Desktopについて
3-1:Parallelsの使い方
3-2:最新版と旧製品の違い
3-3:通常版とPro版との違い
3-4:M1 M2 M3プロセッサ利用時の注意点
4・VMWare Fusion Proについて
5・CrossOver Macについて
6・Windows 11 OSの選び方と注意点
7・最終的なおすすめの提案
記事では、上表のような順番で、各ソフトの機能面の違いや、利用法・選び方の解説を含めて、説明していきます。
主に、はじめて買われる初心者の方に向けて構成しました。
しかし、ある程度使いこなしている中級者以上で、旧バージョンのソフトからの更新を考えている方にも、現行バージョンの「新要素」が分かるように配慮しました。
記事は、毎年定期的に更新しています。
そのため、新しいAppleシリコン(M1 M2 M3 M4プロセッサ)の対応状況はもちろん、各年の新しいMac OSへの対応状況や、Windows11の最新アップデートへの対応状況も含めて、(Atlasの知る限り)解説できているかと思います。
よろしくお願いします。
1・仮想化ソフト選びの基本
はじめに、仮想化ソフトを初めて利用する方のための「基本情報」から入ります。
「仮想化ソフト」とは、改めて言えば、MacOSを起動している状態で、「アプリ」としてWindowsOSを立ち上げるためのソフトです。
Windows版Officeなどが、MacOS起動中にも利用できます。
それだけではなく、ファイル・フォルダは、マウス操作でシームレスに移動でき、テキストなどのコピー機能も有効です。
さらに、インターネット接続・プリンタ・周辺機器・Wi-Fiすら、MacOSの設定さえあれば、(ほぼ)そのままの状態で、Windowsで利用可能です。
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結論的にいえば、「仮想化ソフト」というのは、「Windows版ソフトを「Mac版ソフト」のように操作できる仕組みです。
一方、仮想化は、Appleが無料で提供しているBootCampという仕組みがあります。
無料ですが、製品版と比較すると、良い部分と、イマイチな部分もあります。
(ただですし)導入として、まずは、BootCampの説明から入りましょう。
2・BootCampの利用方と問題点
BootCampは、AppleがOSに標準搭載する「無料の仮想化ツール」です。
しかし、BootCampは新しいApples製のM系プロセッサ(アップルシリコン)には、対応せず、今後も対応予定がないです。
とはいえ、皆さんのMacが、以前のインテル系プロセッサ採用機で、かつ、Mac OSでWindowsを動かしたい「だけ」ならば、まだ使えます。
1・Apple Boot Camp(OS標準)
¥無料
利用方法は、簡単です。
Boot Campを使いたい場合、Macのフォルダから、「アプリケーション」→「アクセサリー」と辿った先にある「Boot Campアシスタント」を起動し手ください。
その後に、指示に従いインストール作業を続けるだけです。
【正規版・パッケージ版】
・Windows 11 Home 日本語版
¥17,034 楽天市場 (5/20執筆時)
・Windows 11 Pro 日本語版
¥24,101 楽天市場 (5/20執筆時)
もちろん、WindowsのOSは別に用意する必要があります。
対応するMacは、Appleが自社サイト(こちら)で示します。
Windows10は、2012年以降発売モデルならば、古いMac OSでもOKです。
Windows 11は、ただ、その限りではありません。
2017年以前のMacBook iMacや2018年以前のMac Miniなどは、セキュリティに関わるTPM2.0に非対応なので、動作環境に合わないからです。
回避方法はありますが、複雑です。
一般向けに言えば、こうした場合は、Parallelsなど仮想化ソフトを頼るほうが良いかと思います
なお、Mac側のOSが10.10以降はWindows 8.1以上、MacOS10.15以降は、 Window10のみがインストール可能です。
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一方、Boot Campには、無料で使える点にメリットがある一方で、デメリットもあります。
第1に、Windowsを起動するためには、Macの電源を入れ直さないといけない点です。
Macを起動した状態で、シームレスに、Windows版ソフトを操れません。
第2に、時計のシステムの違いから、WindowsとMacで時計が合わないという問題です。
第3に、仕組み上、WindowsOSのライセンス認証をたびたび求められる点です。
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こうした点を不便に感じる人は多いです。
そういった方が、今回紹介するParallelsなどの「仮想化ソフト」を選んでいます。
3・Parallels Desktopについて
というわけで、ここからは、市販の「仮想化ソフト」の紹介です。
いくつか紹介しますが、一般向けのシェアでは、Parallels Desktopが圧倒的ですので、まずは、このソフトについて、集中的に紹介します。
3-1・Parallelsの使い方
【2024年10月発売】
【パッケージ版(永続版)】
1・Parallels Desktop 20 for Mac
¥12,573 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
【オンラインコード版(永続版)】
2・Parallels Desktop 20 for Mac
¥12,600 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
【バージョンアップグレード版(永続版)】
3・Parallels Desktop 20 for Mac
¥6,750 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
Parallels Desktop 20は、市販の仮想化ソフトとしては最も売れており、ポピュラーといえるソフトです。
(あまりおかしな使い方をしない限り)安定度は仮想化ソフトの中でも抜群です。
パッケージ版よりオンラインコード版のが安いです。
その上で、今年から、小売でも「バージョンアップグレード版」が出ています。
Parallels Desktop12以降のライセンスを持っている方が対象です。お使いのMacに旧版がインストールされている必要はなく、コードの入力だけでOKです。
いずれも、最新版のWindows11( 24H2)を含めて公式対応します。また、M1 M2 M3プロセッサ(Apple Silicon)で動かせる製品です。
今回は、20回目の更新でした(16.5をカウントするならば21回目)。
過去版(Parallels10とParallels18以前)との違いは、後ほどお知らせすることにして、まずは、はじめて買う方に向けた情報からです。
画面表示は、左図のように、全画面にWindowsOSを表示させることも可能です。
ただし、便利なのは、右図のように、Windowsをアプリ単位で表示して、「Macアプリ」のように利用できるCoherenceモードです。
もちろん、WindowsOS全体を、「ウィンドウ」として操作することもでき、その場合は、画面サイズをフレキシブルに替えることもできます。
インストールは、ガイダンスに沿って行えば簡単です。
以前のバージョンと違い、M1 M2 M3系CPU、インテル系CPU採用のMac双方ともに、Windows 11をワンボタンで自動的にインストールできるようになりました。
後ほど詳しく書きますが、Windowsのライセンス入力(ないし購入)も含めて「自動化」しているとも言えます。
なお、英語表示もできますが、ソフトは完全に「日本語化」されています。
OSやソフトは、MacOSのHDDに単なる「ファイル」として収納されます。
以前のBoot Campのようにパーティションを区切る必要もなく、安定性も高いです。
なお、インテル系CPUのMacの場合に限っては、BootCamp用にインストールしたOSを利用することもできます。
しかし、この場合、(マイクロソフトが別の2つのOSと認識するため)ライセンス認証が複雑化するので、おすすめしません。
CPUやメモリーは、「どの程度Windowsに貸すか」量的な設定もできます。
レンタル可能な最大値は、8GBのメモリー、4個の仮想CPUです。
よく分からない方は、いじらなくても最適化して貰えますし、複雑な設定は不要です。
なお、ご利用中のMacのグラフィックス性能次第ですが、DirectXを必要とするゲームも起動できます。
インストールに必要なスペックは、4GB以上(推奨16GB)のメモリです。
そのほか、600MBのストレージです。
CPU性能やグラフィックスの用件もありますが、実際的に2015年以降のMacならば、どれも対応です。
ようするに、近年発売のMacなら、どれも対応水準です。
インストール可能台数は、1ライセンス1台までです。
動作条件は、毎年変更になります。
最新機の場合、MacがmacOS 12 Monterey(12.6)以降であることです。
それ以降、2024年秋発表の macOS 15 Sequoia(15.x)まで、公式対応します。
MacOSは毎年秋に更新されます。
Parallelsもそれに合わせて毎年秋にバージョンが上がります。しかし、新OSには最新版しか対応しないという原則です。
ただし、(公式には)サポートしないという話です。Atlasの経験から言えば、新機能の一部が使えないだけで、数年間は(更新なしで)普通に利用可能です。。
インストール可能なOS(ゲストOS)は、多様です。
以下、順番にみていきます。
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第1に、Windowsです。
Windows10〜Windows11までメジャーなものは全て対応です。
正確には、WindowsXP〜Windows8.1も対応でさらに、Windows 3.11〜Windows 95,98 NT MS-DOS 6.22といった、「懐かしい」OSも起動します。ただ、サポートはない(自己責任)となります。
第2に、LinuxなどのOSです。
こちらは、Chrome OSやLinux Android OSも、仮想環境で動作します。
M系プロセッサ採用機は、Linux Mint・Androidなど一部対応できないOSがあります。
レアOSを含めた正確なリストは【Parallesのリソース情報】に記載があります。
第3に、Mac OSです。
Parallels自体に、現行、あるいは、旧版のMac OSをゲストOSとしてインストール可能です。
OS X Lion 10.7以降のMac OSが仮想環境で動かせます。
Macの場合、Mac購入時にインストールされているOSより古いバージョンは、ダウンコンバートできない仕組みです。そのため、最新OSでは移動しない古いソフトを利用したい場合、候補になります。
M系プロセッサ採用機は、ただし、macOS Monterey 12 以降のみ、ゲストOSに設定できるだけです。理由を含めて、詳しくは、M1プロセッサの項目で改めて後ほど説明します。
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以上、Parallesの基本的な部分を説明しました。
結論的にいえば、この手のソフトの中では最も一般的で、かなり快適にWindowsを動かせるソフトです。
説明書やソフト構造も分かりやすく、インストール時に完全に「迷子」になることは、ほとんどないでしょう。
Atlasが初心者に「おすすめ」する製品としては、イチオシです。
3-2・最新版と旧製品の違い
つづいて、買い換えユーザーのために、Parallels Desktop 19と過去バージョンの違いを説明しておきます。
はじめに、Parallels Desktop 20 を1年落ちのParallels Desktop 19と比べた場合の新機能についてです。
最も大きい違いは、2024年秋登場のmacOS Sequoia 15の公式サポートです。
合わせて、2024年にメジャーアップデートとなるWindows 11( 24H2版 )も新機種からの対応(サポート対応可)になります。
1・Parallels Toolsの改良(AI対応)
2・Windows Server 2025の対応(予定)
3・アプリ安定性の強化(excel Outlook ArcGIS Pro)
4・UIの一部変更(ゴミ箱の仕様など)
機能面では、主に4つの変更が目立ちます。
最も強調されるのは、Parallel Toolsの改良です。
具体的には、Windows利用通に、フリーのライティングアプリ(Writing Tools for Windows Apps)を通して、AppleのAI(Apple Intelligence )に依頼を出せる機能です。
Windows上で文書作業をしていても、ショートカット(Command + Shift + W)をツールを呼びさせ、要約・校正などのAI処理ができる感じです。
マイクロソフトのAI(Microsoft Copilot)はむろん使えると言えますので、特に文章系AIを利用される方は、便利になったと言えそうです。
あとは、ゲストOSでWindows Server 2025対応になったほか、主要アプリの安定性に関する修正が主眼です。
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結論的にいえば、今年は、機能面ではそこまで大きな変化とは言えないマイナーアップデートです。
ただ、2024-25年は、Mac OS 15も、Windows 11も、AI周りやUI周りが双方とも結構変わるため、信頼性の部分で更新する意味は大きいように思います。
先述のように、今年は、アップグレード版がAmazonでも取り扱われますし、値段面でも良いです。
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1・Touch ID(指紋認証)の対応
2・UIの変更(Sonoma準拠)
3・Open GL 4.1のサポート
4・プリント時の互換性強化(IPP対応)
5・仮想環境の一時停止・再開機能(M1系)
一方、 「2年落ち」となる、Parallel 18からの更新の場合、さらに以上が追加要素です。
一般ユーザー向けにはTouch ID対応が目立ちます(ログイン時のみ)。
上級者向けには、Open GL 4.1のフォローが大きいでしょう。
各種のWindows向けのCADソフトやGISソフトがフォローされるからです。
あとは、必要ながら、マイナーな変化と言えます
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1・Xbox ・PS用ゲームコントローラーの利用
2・USB3.0 サポート機器の増加(WEBカメラほか)
3・マウスの正確性の向上(ゲームモード)
4・メニューバーの改良(Paralles iconの廃止)
5・ファイル・フォルダ共有の最適化
「3年落ち」となるParallels Desktop 17比べた場合、次の部分も向上です。
詳しくは書きませんが、この世代で フォルダ共有に関わる部分で、制御ドライバ(Parallels Tools)が、M1 MaM向けに再設計されました。
Parallesの利点である、「シームレスな、ファイル・フォルダ共有」が得られるのは、この世代からなので、このあたりの世代を使っている方は、機種更新の意義は、結構大きいです。
3-3・プロ版のParallelsについて
【パッケージ版(1年版)】
4・Parallels Desktop Pro Edition
¥9,355 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
【ダウンロード版(1年版)】
5・Parallels Desktop Pro Edition
¥11,601 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
Parallels Desktop Mac Pro Editionは、Parallelsの上位機です。
この製品は、永続版ではなく「1年間の時限ライセンス」となります。
1年間に限り、その時の最新版が利用できるというサブスク型です。
通常版との違いは、【こちら 】に説明があります。
基本的には、開発者や、企業のIT管理者向けです。
アクセス制御や複数台のライセンス管理などに対応します。
開発環境としてMicrosoft Visual Studioを利用したい場合は、こちらのみの対応です。
機能面では、仮想マシン領域の圧縮に対応するほか、128 GBまでの仮想メモリと32コアまでのCPUに対応できる製品です。なお、通常品は、8GB・4コアです。
通常版と比べると、Parallels ToolboxとParallels Accessの利用権が付くのが違いです。
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結論的にいえば、こちらは、開発者・プログラマー以外はこちらを選ぶメリットはないでしょう。
ただ一点、このエディションのみ、電話・メールでの24時間無休のサポートが1年間受けられる(通常版は30日間)ので、その面でのサポートを期待するならば、こちらでも良いでしょう。
なお、さらに上位の製品として「Parallels Desktop for Mac Business Edition」があります。
これは、大学などの法人などが、皆が使える複数のPCを管理するような場合に買うものですから、選択肢としては、除外できます。
3-4・M1プロセッサの対応方法
続いて、M1 M2 M3プロセッサ(Apple Silicon)で利用する場合の注意点です。
2020年11月から、iMac・Macbook・Macminiなど全てのApple製品が、Intel社のCPUから、ARM系のM系プロセッサに漸次変更されています。
Parallelsを含め、仮想化ソフトについて言えば、これは大問題でした。
なぜなら、これまで、「同じインテル系プロセッサ」だからこそ、Windowsがこれまで「動かせていた」と言えるからです。
先述のように、新Macでは、Appleが無料提供してきた、無料の仮想環境であるBootCampは、M1プロセッサ非対応になりました。
一方、マイクロソフトは、Windows10時代(2019年頃)から、ARM系プロセッサ用のWindowsOSの開発をはじめ、自社製のノートPCの一部に実際それを載せました。
その結果、現在では、Windows11は、インテル/AMD系CPU(x64)でも、ArmCPUでも、動かせるOSとなっています。
Parallelsも、この動きに合わせて、M系プロセッサのMacで、ArmCPU用のWindowsを動かすことに成功しました。
2021年9月発表のParallels Desktop 17以降ならば、Windows11は(全てのMacで)動きます。
インストール方法は、先ほども書いたように、現行世代だと、簡単です。
アプリを起動させたあと、フローに従って、OSのダウンロード・インストールを進めていくだけです。
新しいMacの場合も、しっかり「Windows 11 on ARM 64」がインストールされていきます。
数世代前のParallelsだと、Microsoftのβ版テスターに登録して、イメージファイルを落とす必要があり、中級者向きでしたので、手順は、大幅にシンプルになりました。
購入前に気になる方は、【Parallels公式サイトによる説明】を参考になさってください。
Windows11のライセンスは、OS起動語に、Windowsストアから買えば問題ないです。
また、市販ライセンスを使うこと、あるいは、既にお持ちのライセンスを利用することも可能です。
手順も、インストール後に「Windowsの設定」から、コードを入力するだけで、簡単です。
【パッケージ版】 HAV00213
・Windows 11 Pro 日本語版
¥24,101 楽天市場 (5/20執筆時)
利用できる市販ライセンスは、Microsoft側はしっかりした明言(規約)がないです。
Windows OSは、公式サイトで買いより、ネットで単品ライセンスを買った方が実際「安い」場合が圧倒的に多いので、ここは気になる部分です。
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結論的にいえば、Windows11のPro版の新品ライセンスならば、マイクロソフト側のポリシーと合致するため、市販ライセンスを買う方法でも利用可能です。
Microsoftは、Windows11のインテル系のライセンスと、Arm系のラインセンスは別立てには考えていませんので。実際、新規インストールならば、普通にパッケージ買った方が安いかと思います。
【正規版・パッケージ版】
・Windows 11 Home 日本語版
¥15,034 楽天市場 (5/20執筆時)
M系プロセッサのMacの場合、安いWindows11 homeだと、駄目(=無保証)です。
ARM系Windowsで、Home版というカテゴリはないからです。他のPCで使っていたような、既にお持ちのライセンスを使いたい場合も、ここは同じです。
パフォーマンスは、良いです。
2021年4月発表のParallels Desktop 16.5の段階で、すでに、2020年のインテルベースのMacBook Airに対して、Windows OSの起動やレジュームも20%の高速化し、250%の省電力化したとその効果を示していました。
Parallels Desktop 17以降は、(旧バージョンに対して)さらに、パフォーマンスをあげています。
Direct X11やOpen-GLも、Apple Metal を利用する形ですでに対応です。
CPUパワーの向上で、これらも従来よりも高速化しています。
各ソフトは、「Windows 11 on ARM 64」のOSで動く限りは、(原理上)どのソフトも動くと言えます。
マイクロソフトやAdobeのビジネス向けの基本アプリは、問題ないです。
なお、「Windows 10 on ARM 64」は2020年末に、Arm用に調整(コンパイル)されたアプリだけでなく、ネイティブなIntel系アプリの稼働(x64エミュレーション)に成功しています。
そして、Windows 11 on ARMでは、開発環境を共通化する、ARM64EC (Arm 64bit Emulation Compatible)を実装化されました。
その点で言えば、動かないソフトや動作不良のソフトは徐々に「少なくなっていく」という明るい見込みがあります。
先述のように、Microsoft Visual Studio プラグインの実行も、Parallels Desktop 17 Proは対応になりました。
利用できない機能は、ただ、M1プロセッサMacの場合、いくつかあります。
第1に、一部のゲストOSです。
Windows系は、Windows 11 Windows 10のARM版以外は「非対応」です。
Mac OSも、macOS 12以前は、ゲストOSへの設定は無理です。
例えば、2019年発売のMac OS 10.15で、AppleによりOS対応が「切られた」32bitアプリを使いたいというようなニーズの場合、(中古の)インテル系Macを探してきて使うしかない状況です。
Linuxも、制限があります。
第2に、機能面です。
ここは、現段階でM系プロセッサ機だけで使えない機能は少ないです。
周辺機器が関与しない部分で対応しないのは、通信技術(VirtIO)くらいでしょう。
「フル対応」と言えるかと思います。
1・Macbookの比較
2・iMacの比較
3・Mac miniの比較
4・Mac Studioの比較
結論的にいえば、「基本アプリが使えないと困る」というレベルのライトユーザーは、M1プロセッサを採用した、Parrallelsを導入して、M1プロセッサのMacを買ってOKだと思います。
これから買うという方は、以上のリンク記事で、最新機を比較しています。
4・VMWare Fusionについて
つづいて、Parallelsのオルタナティブとなる、VMware Fusion 13の紹介です。
【Mac対応】(無料)
6・VMware Fusion Pro 13
$ 0(1年間) VMware (5/20執筆時)
【Mac非対応】
7・VMware Workstation Pro 17
$0(1年間) VMware (5/20執筆時)
VMware Fusion Proは、元を辿れば、Parallelsよりも老舗の仮想化ソフトです。
パッケージ版として市販するのをやめてしまい、やや知名度が下がってしまったソフトです。
現行バージョンは「13」です。
Parallelsから数年遅れでしたが、Appleシリコン(M1系)対応になりました。
一方、買収で販社が変更(Broadcom)になっています。
また2024年に販売体制が大幅に変わり、従来あった永久ライセンスがなくなりました。
その上で、2024年11月から商用を含めて完全無料になりました。
ダウンロードは、以上のサイトにある、リンクからBroadcomサイトにアクセスしユーザー登録することで可能です。、
日本語サイトは執筆時未完成でした。必要に応じて翻訳サイトなどを利用してください。
【2022年発売】
【通常版】(販売終了)
8・VMware Fusion Player 13
¥(22,440) VMware直販 (5/20執筆時)
なお、これらは、以前からあった同社の「上位版」です。
無料化に伴い、一般ユーザー向けに安めで提供していたお馴染みの製品版は、全製品とも展開終了です。
既存ユーザーは自動で「無償版」に移行するとのアナウンスです(→こちら)。
サポートは(同社のワークステーション向きに続き)日本語サポートを切ります。
サポート水準も個人向けは「無料版」としてのものです。
画面表示は、現状では、Parallelsとほぼ同様です。
フルスクリーン表示も対応します。一方、今回からは、DirectX 11 OpenGL 4.2もフォローしました。
ただし、画面の解像度調整まわりの仕様は、Parallelsが秀でるといえます。
Parallelsとの違いは、気になる部分でしょう。
いずれのメーカーも、当然ですが「自社の製品がすごいこと」を宣伝します。
Parallelsは【こちら】で、VMwareに対する優秀性を示します(英語)。
VMwareも逆のことをしていましたが、先述の販社変更後のそれは消えています。
Atlasがこれらを見た限り、両ソフトの違いとして注意するべきは、以下の部分だと思います。
第1に、DirectX 11の対応です。
ここはゲームの起動ほかに関わる部分で、家庭用としては見逃せない部分です。
Parallesは、M1を含めて対応です。しかし、VMwareは、Intel プロセッサーのみ対象となる部分で違いがあります。
第2に、コピー&ペーストとファイル共有です。
Parallesは、M1を含めて対応です。しかし、VMwareは、AppleシリコンだとOSをまたいで実行できません。
第3に、ディスク領域の節約です。
Parallelsは、同じOS・ソフト・ファイルをインストールした場合、HDDを利用する量が節減されます。後からでも実行可能で、便利です。
VMwareは、しかしこの機能がありません。
第4に、Windowsのインストール方法です。
はじめて導入しようとするかたが最初に躓く部分でしょう。
Parallesは、(分かりにくい)Windows OSのインストール部分について、ほぼ指示に従っていけばインストールできる仕様です。
VMwareは、しかし、こうした部分についての説明が甘く、ある程度自己解決できる上級者用と言えます。ただ、PDF版説明書は英語のみですが詳しい(こちら)ので、時間をかければ、中級者以下でも問題ないと思います。
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結論的にいえば、一般向きの機能の充実度は、やはりParallelsです。
ただ、じっくり取り組める方で、あまり凝ったことをしない場合は、無償版であることは魅力に思えます。
CPUやメモリーは、VMwareも、「どの程度Windowsに貸すか」量的な設定もできます。
レンタル可能な最大値は、128GBのメモリー・8GBのVRAM・32個コアCPUです。
この部分で、パラレルズプロ並なのは、やはり、法人をターゲットに開発されたと言えます。
インストール可能台数は、VMware Fusionの「売り」です。
製品版だと、3台分のライセンスが付与されるからです。
動作条件は、MacOS 12以降を搭載したのApple製品です。
それ以前のOSはサポート外なので、古いOSだと対応はやや厳しいです。
インストール可能なソフトは、Windows系は、Arm系のWindows 10 /11以降のみです。
過去のMac OSをゲスト起動することは、Appleシリコン(M1)だと不可です。
これができるのは、Intel系CPU搭載機のみで、ゲストOSとできるのは、OS X 10.7以降です。。
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以上、VMware Fusion Pro 13紹介でした。
Parallelsと比べると、開発者向けの要素が強い専門的なソフトです。
ニーズはあると思いますが、(普通の)Macユーザーが使う分には、Parallelsのほうが簡単であり、ユーザーフレンドリーで気が利く機能が多いと言えます。
ただし、(仕事に使わない)個人ならば「無料で試せる」という部分は本機の魅力です。
先述のように、Appleシリコン(M1)だと、機能的限界があるのですが、Intel系CPU搭載機をお持ちの方で、余っているWindowsライセンスと、余っている時間があるようならば、試しても良いでしょう。
ただ、無償版になったので、有償版のようなサポートは得られないと言えます。時間と自信がある上級者以外は、素直にParallelsをオススメします。
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9・Oracle VM VirtualBox 7
¥0 Oracle (5/20執筆時)
また、類似ソフトで、MacでWindows 10を動かす環境を作れるものとして、主に開発者向けとはなりますが、オラクルのVrtualBoxもあります。
ただ、先述のように、個人向けにカスタマイズされたVMware Fusion 13 Playerが出たので、(一般的には)試さなくても良いかと思います。
5・CrossOver Macについて
【1年版】(サポートあり)
10・CrossOver +
$74.00 コードウィーバー(5/20執筆時)
【永年版】
11・CrossOver Life
$494.00 コードウィーバー(5/20執筆時)
【トライアル版】(14日)
12・CrossOver Life
$0 コードウィーバー(5/20執筆時)
CrossOver+(Mac用としては、CrossOver Mac 21.1)は、やや知名度の劣る仮想化ソフトです。
ParallelsやVMwareなど他の仮想化ソフトの場合、Windowsのソフトを動かすためには、WindowsのOSを別途購入する必要があります。
CrossOver+(は、しかしながら、WindowsOSなしにWindowsソフトをMacで動かすためのソフトです。
挑戦的なソフトだと思います。
しかし、利用できるソフトに限界があります。
例えば、ライセンス認証が求められるソフトは未対応なので、Office2013は利用できず、Office2010までしか使えません。
それでも、一太郎は2015までは使えますし、VOCALOIDや、日本ファルコムのゲームや、STEAMの一部ゲームについては、稼働するようです。
公式な動作確認リストは【こちら 】から、アルファベットで検索すればでます。
かなり難易度の高いソフトなので、初心者は注意が必要です。
最新バージョン(CrossOver 21.1)は、Mac OSX11.12〜OS 12の動作確認済です。また、Appleシリコンにでも動くようになりました。
トライアル版があるので、事前に試せばOKです。
6・WindowsOSの選び方と注意点
Parallelsなどの「仮想化ソフト」を使う場合ですが、CrossOver Mac 14を除き、Windows10などのOSは、別に購入する必要があります。
その際、購入するWindowsのバージョンや、インストール台数について、幾つか注意点があります。
6-1・WindowsOSの選び方
第1に、Windows 11についてです。
先述のように、Parallelsの場合、OSの自動インストールに対応します。
その後、指示に従って、お持ちのライセンス番号を入力します。ない場合は、ライセンス認証の過程で、マイクロソフトから、新ライセンスを直接購入することもできます。
【パッケージ版】
・Windows 11 Home 日本語版
¥17,034 楽天市場 (5/20執筆時)
・Windows 11 Pro 日本語版
¥24,101 楽天市場 (5/20執筆時)
ただ、パッケージ版のが安いので、そちらでもOKです。
上位のWindows11 Proもありますが、家庭で使う場合で、M1 M2 M3 Macユーザーでないならば、安いWindows11 Homeを選んで良いです。
OSのダウングレード権を除けば、企業ネットワークを前提にした機能しか追加されていないからです。
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【DSPバンドル版】
・Windows 11 Home 日本語版 DSP版
¥22,315 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
【DSPバンドル版】(注意)
・Windows 11 Pro 日本語版 DSP版
¥11,480 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
ただ、一点だけ「注意」です。
ハードとセット販売のみ許可される、自作PC用のライセンスとしてDSP版Windowsというものがある点です。
マイクロソフトはDSP版の仮想環境での利用を認めていて、ライセンス認証は通ります。ただ、無償サポートの対象外にはなってしまいます。
ただし、DSP版のうち、Windows 11 Proは少し注意してください。
一時期「駆逐」状態だった、正規ライセンスか疑わしい「海外版」のような製品がネットに出まわってきています。
そのため、「どこの誰が売っているか」は必ずチェックしてください。
認証時のトラブルになる可能性があるので、日本の電話番号と、(個人名ではなく)企業名が出ているか、加えて、その企業が(オフィスとして)存在するのかを、ネットで調べてください。
なお、執筆時、Windows 11 Homeは、Amazon本体が直販しているので、出所の問題はないです。
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結論的にいえば、Macで「仮想化ソフト」を利用する場合、正規版のフルパッケージ製品が良いかと思います。DSP版は、昔と違って安くないですし。
なお、Windows 11の詳しい買い方の情報は、このブログでは【Windouw11のライセンス数と購入法に関する記事】で別に執筆しています。
よろしければ、後ほどご覧ください。
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なお、ご家庭に(買ったPCに元から付属していたものではない)購入されたWindows 10のライセンスがある場合、Windows 11のライセンスは共通なので、そのままそれを使ってもOKです。
一方、もうおられないとは思いますが、(それ以前のWindowsからの)アップグレード版の利用は、Parallelsも推奨せず、Microsoftの側も仕様を公式に認めていません。
6-2・ライセンス認証とライセンス数
つづいて、ライセンス認証(アクティベーション)とライセンス数についてです。
仮想化ソフト側は、先ほど述べたようにライセンス数の制限があります。
例えば、Parallelsの場合「1 ライセンスあたり 1 台の Mac のみで有効」、VMWareは「1つのキーで3台の個人用Mac」という規約です。
Parallelsはユーザーとパスワードだけの認証なので、ユーザーがインストールした台数をParallels側は「実際は管理していない」ようです。
Windows10・Windows11のOSライセンス数は、どれも「パソコンないし、仮想環境1台まで」です。
言いかえれば、Macでは、BootCampとParallelsを1台のMacで両方利用したい場合、2つの別のライセンスが必要となります。
Parallelsは、(インテル系CPUのMacならば)BootCampドライブを起動ドライブにもできます。
しかしこの場合も同じです。
別のライセンスキーでないと、アクティベーションの確認が求められます。
最悪の場合マイクロソフトのオペレーターに電話することになるでしょう。
こうした点で、Atlasは、インテル系CPUでも、BootCamp環境に依存せず、ParallelsやVMwareだけで利用することをおすすめしています。
今回の結論!
快適な仮想化ソフトのおすすめは、結論的にこの機種!
というわけで、今回は、ParallelsなどMac用の仮想化ソフトを比較しました。
最後にいつものようにAtlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。
第1に、初心者を含めて、最も簡単にWindows 11を導入できるソフトとしておすすめなのは、
【2024年10月発売】
【パッケージ版(永続版)】
1・Parallels Desktop 20 for Mac
¥12,573 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
【オンラインコード版(永続版)】
2・Parallels Desktop 20 for Mac
¥12,600 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
【バージョンアップグレード版(永続版)】
3・Parallels Desktop 20 for Mac
¥6,750 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
Parallels Desktopsの永続版ライセンスが良いでしょう。
既存ユーザーの方は、バージョンアップグレード版がでていますので、そちらでOKです。
インストールは、初心者でも簡単です。
仮想化ソフトの一番面倒な部分は、ゲストOS(Windows 11)をインストールして、起動し、ライセンス認証して使えるようにするまでの、導入時です。
この部分で、Parallelは、インテル系CPU、M1 M2 M3系CPUともに、用意されるフローに従って、薦めていくだけで、簡単にインストールできます。
マニュアルは、紙版のマニュアルは同梱されません。
ただ、メーカーにより、日本語のかなり詳しい説明書(こちら)が準備されます。
初心者でも、迷うことはないでしょう。
Parallels Desktop 12 for Macスタートアップガイド
¥1,100〜 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
なお、ガイドブックの類は、だいぶ前のバージョンものしかないです。
ただ、古本ならば安いですし、参考程度に思うならば、買っても良いでしょう。
使い勝手も、とくに、MacとWindowsの連携面が作り込まれます。
世代を課させるごと、Windows 11を利用する際の独自ツール(Parallel tools)が進化して、今だと、OSの違いを意識せずに使える水準になっています。
最もストレスになる、フォルダ・ファイルの移動関係の処理を含めて、完成度が高いです。
この部分で、安心して選べるのが、良い部分です。
ゲストOS利用時の安定性もたかく、トラブルを抱えたくない場合は、Parallelsがイチオシです。
【正規版・パッケージ版】
・Windows 11 Home 日本語版
¥17,034 楽天市場 (5/20執筆時)
・Windows 11 Pro 日本語版
¥24,101 楽天市場 (5/20執筆時)
ゲストOSは、あまり詳しくない方は、先述のフローに従って、Microsoftから直接買って使えば良いでしょう。簡単ですし。
しかし、節約したい場合は、お持ちのライセンス、あるいは、市販ライセンスを新しく買ってもOKです。
買われる場合、先述のように、昔と違って、DSP版は(ほぼ)安くないので、正規版のWindows 11のライセンスが良いでしょう。
M1 M2 M3系CPUを搭載した、近年のMacをお使いの場合、Windows 11 Homeは、(Arm版がないので)選べないので、かならず、Windows 11 Proを買ってください。
お持ちの既存ライセンスの場合も同じです。
第2に、専門家の方で、トラブル時の使用方法などを含めた公式サポートをメーカーから得たい場合は、
【パッケージ版(1年版)】
4・Parallels Desktop Pro Edition
¥9,355 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
【ダウンロード版(1年版)】
5・Parallels Desktop Pro Edition
¥11,601 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
サブスクリプション(1年契約)ですが、Parallels Desktop Proでしょう。
通常版(永続版)は、利用サポートはなく、こちらの場合のみ電話とメールでのサポートが有効ですので。
一方、先述のように、最もトラブルを抱えがちな、インストールまでの過程は現行バージョンでは、相当、簡単になったので、初心者を含めて、普通の用途で個人用に利用するならば、先ほどの機種で良いように思います。
第2に、「アフターフォロー不要」の上級者で、経費節減を考えたいならば、
【Mac対応】(無料)
6・VMware Fusion Pro 13
$ 0(1年間) VMware (5/20執筆時)
【Mac非対応】
7・VMware Workstation Pro 17
$0(1年間) VMware (5/20執筆時)
無料のVMware Fusion 13を利用する方法が良いでしょう。
途中で書いた方法で、現在だと、商用、私用を問わず、無償利用可能です。
ただし、日本語サポートがなく、個人的な部分でのアフターフォローがない点も注意点です。
とはいっても、節約できそうな部分はやはり魅力です。
なお、Parallelsからの「転籍」の場合は、仮想領域をそのまま移行できません。
有志の移行ソフトもありますが、Windows OSを最初からインストールし直したほうが、最終的には手っ取り早いでしょう。
ちなみに、「仮想化ソフト」は1台のPCとしてマイクロソフトに認識されています。
あちこちのソフトにライセンスを移動させまくっていると、Windowsライセンス(シリアル)が「ブラック」になり、特別な認証が必要になる可能性がある点には、十分に注意してください。
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【2024年10月発売】
【パッケージ版(永続版)】
1・Parallels Desktop 20 for Mac
¥12,573 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
【オンラインコード版(永続版)】
2・Parallels Desktop 20 for Mac
¥12,600 Amazon.co.jp (5/20執筆時)
ただ、初心者ほか、中級者でも、初めて仮想環境を構築する方は、(お金を出してでも)VMWareの有償版か、Parallels Desktopを導入する意味は、あると思います。
仮想化ソフトは、一般的なソフトと比較すると、システム(ハード)にも直結的に関わるので、問題が起きやすく難易度は高めですから。
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結論的にいえば、Atlasとしては、やはり、Parallels Desktopを「推奨」します。
企業向けだけでなく、個人向けにも利益を出している(=そちらを向いて開発している)上で、動作安定の部分で定評があり、かつ「ほぼ自動」で初期環境が構築できるといえるからです。
補足:Parallels関連記事の紹介
というわけで、今回は仮想化ソフトの比較でした。
最後におまけで、関連記事の紹介です。
第1に、ウイルス対策ソフトについてです。
また、仮想空間でもWindowsを使う場合は、ウイルス対策が必須です。
1・Windows向けウイルス対策ソフト
2・Mac向けウイルス対策ソフト
対策ソフト購入も考えている方は、上記のブログ記事もご覧ください。
なお、皆さんは基本的にMacユーザーなので、2番の記事を参考に、クロスライセンスで、【MacでもWindowsでも使えるウイルス対策ソフト】を選ぶと良いと思います。
第2に、Windows用のOfficeについてです。
仮想環境を構築する方で、Officeソフトの購入を考えのかた、Officeソフトのラインアップや、仮想ソフトを使う場合のライセンス数の考え方を紹介した記事があります。
1・Win版 Office 2024の選び方
2・Mac版 Office 2024の選び方
3・定額制 Office 365の選び方
興味のある方は、以上の記事をご覧ください。
そのほか、Mac Officeに関する記事や、定額制Officeについての記事もあります。
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というわけで、今回は仮想化ソフトについての話でした。
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