比較2017' MacでWindowsが動く仮想化ソフト3製品のおすすめと選び方:Parallels for Mac 12 Boot Camp VMware Fusion 8 CrossOver Mac 15

2017年05月22日

比較2017' MacでWindowsが動く仮想化ソフト3製品のおすすめと選び方:Parallels for Mac 12 Boot Camp VMware Fusion 8 CrossOver Mac 15

今回レビューする製品:2017年 Mac OSX用の仮想化ソフトのおすすめと選び方:Parallels Desktop 11 12 for MacとVMware Fusion 8・ BootCamp CrossOver Mac 15 の違いやメリット・選び方 OSX 10.10 yosemite対応:アクティベーション・ライセンス・バージョン・アップグレード・OSX10.11 10.10対応(パラレルズデスクトップ)

今回のお題
MacでWindows版のソフトを快適に動かすために必要な仮想化ソフトのおすすめはどれ?


 ども、Atlasです。

 今日は、Parallels Desktop 12など、Mac上でWindows 10やWindows用のソフトを動かすための仮想化ソフトの比較します。

費用かかからないBoot Camp

 さて、みなさんご存じだとは思いますが、Mac OSXでWindowsを動かしたい「だけ」ならば、仮想化ソフトを買う必要はありません

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 なぜなら、OSに標準搭載されているBootCampを利用すれば、WindowsソフトをMac本体にインストールできるからです。

 Boot Campを使いたい場合、Macのフォルダから、「アプリケーション」→「アクセサリー」と辿った先にある「Boot Campアシスタント」というアプリケーションを起動し、インストール手続きをはじめます。

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 ただ、Boot Campには無料で使える点にメリットがある反面で、「Windowsを起動するか、Macを起動するかをパソコンの電源を入れる前に決める必要」があります。

 また、WindowsとMacで時計が合わないという問題や、その仕組み上、WindowsOSのライセンス認証をたびたび求められるなど、幾つかの固有の難点を抱えます。

 そこで、Boot Campを使う方法以外に、MacでWindowsを動かす使う3つの方法について、今回は紹介していきます。

仮想化ソフトの比較

 現行製品の「仮想化ソフト」は、3種類あります。


 

 1・Parallels Desktop 12 for Mac 【ダウンロードコード】
  ¥6,813 Amazon.co.jp
(5/22執筆時)
 1・Parallels Desktop 12 for Mac   【乗換・アップグレード版】
  ¥5,242 Amazon.co.jp
(5/22執筆時)

 第1に、市販の仮想化ソフトであるParallels Desktop 12 for Macです。

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 Parallelsは写真のように、Windowsのアプリケーションを、Macのソフトと同じように使うことができるソフトです。

 例えば、ファイルやフォルダはマウスを動かすだけで移動できますし、プリンタや周辺機器の共有も簡単です。インターネット接続も設定が不要です。

 「Mac上でWindows10を動かせるソフト」なので、BootCampのようにいちいち起動し直す手間もなく快適です。ただし、このソフトは、MacOSX10.9〜10.11El CapitanまでのOSXでないと起動しません。

 インストールできるWindowsは多様です。WindowsXP〜Windows10までメジャーなものは全て対応です。その上、Windows 3.11〜Windows 95,98 NT MS-DOS 6.22といった過去のOSも起動します。またWindows以外にも、Chrome OSLinux Android OSにも対応します。

 なお、Parallels Desktop 12の 昨年バージョンのParallels 11と比較した場合、とくにサスペンドの速度の60%の向上と、Retinaへ完全対応が魅力です。また、例年のことですが、次期、10.12Eのサポートは、Parallels Desktop 12のみになるでしょう。

 このようにParallelsは、かなり快適にWindowsを動かせます。ただ、OSそれぞれに別にメモリーを別に使うため、インストールには、4GB以上のメモリーを搭載している必要があります。CPUの性能よりもこの点がボトルネックになっています。

 なお、製品は2種類ありますが、【乗換・アップグレード版】の条件は、過去バージョンのパラレルズ、VMwareのユーザーのほか、BootCampをインストールしているユーザーでもOKということです。4000本の限定です。


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 2・VMware Fusion 8.5
  ¥9,925 VMware直販
(5/22執筆時)

 第2に、VMware Fusion 8 を利用する方法を紹介します。

 VMwareは、現行バージョンが「8」ですが、元々はParallelsよりも老舗の仮想化ソフトです。ただ、パッケージ版として市販するのをやめてしまい、日本ではやや知名度が劣ってしまったソフトです。

 こちらも、現バージョンの「VMware Fusion 8.5」だけがMacOS 10.12に対応になります。動作条件もParallelsと同じで、MacOSX10.9〜1でないと起動しません。

 インストールできるOSはWindowsXP〜Windows10までメジャーなものは全て対応です。

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 できる機能はほとんどParallelsと同様で実用上の差はほぼ感じません

 Parallelsは、【こちら】で同社のParallels Desktop 12 (前年度のバージョン)と、VMware Fusion 8.6に対する優秀性を比較し、こちらにに対する優秀性を強調しています。

 個人的には、Windows部分のハードディスクの圧縮や効果的な利用については、Parallelsのほうが上回ると思います。

 特に、VMware Fusion 8.5は、パッケージ版を売らなくなったこともあり、マニュアルの部分で、初心者向けの配慮にやや難があります。そういった部分も含めての「使い勝手」はやや劣りそうです。


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 3・CrossOver Mac 15
  $ 59.95 コードウィーバー(5/22執筆時)

 第3に、CrossOver Macを使うという方法です。

 ParallelsやVMwareなど他の仮想化ソフトの場合、Windowsのソフトを動かすためには、WindowsのOSを別途購入する必要があります。一方、CrossOver Macは、WindowsOSなしにWindowsソフトをMacで動かすためのソフトです。

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 挑戦的なソフトだと思いますが、利用できるソフトに限界があります。例えば、ライセンス認証が求められるソフトは未対応なので、Office2013は利用できず、Office2010までしか使えません。

 それでも、一太郎2015が使えますし、VOCALOIDや、日本ファルコムのゲームは稼働するようです(動作確認リストは【こちら 】)

 こうした点で、「安定して」使うのはやや難しいので、とくに初心者は注意が必要です。なお、こちらはOS X 10.7〜10.11までのMacにインストール可能です。

仮想化ソフトを利用する場合の注意点

 

 1・Parallels Desktop 12 for Mac 【ダウンロードコード】
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 1・Parallels Desktop 12 for Mac   【乗換・アップグレード版】
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 さて、Parallelsなどの仮想化ソフトを使う場合ですが、CrossOver Mac 14を除き、Windows10やWindows8.1のOSについては、別に購入する必要があります。

 その際に購入するWindowsのバージョンについてですが、幾つか注意点があります。

 第1に「アップグレード版」のWindowsですが、仮想化ソフトの場合、「XP・VISTA・WIN7」があらかじめインストールされていれば、原理的にはできるはずです。しかし、Parallelsはそれを推奨していません

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 アップグレードはやめた方が無難だと思います。マイクロソフト側も仮想環境へのアップグレード版の使用を認めていないようです。

 

 5・Microsoft Windows10 Home 32bit 【DSPバンドル版】
  ¥12,758 Amazon.co.jp (5/22執筆時)
 6・Microsoft Windows10 Home 64bit   【DSPバンドル版】
  ¥13.300 Amazon.co.jp
(5/22執筆時)

 仮想環境にインストールする場合は、クリーンインストールできる上記のような正規版のフルパッケージである必要があります。

 なお、Windows10については「64ビット」と「32ビット」が別ですが、どちらを選んでもParallels9もVMwareも対応します。

 「64ビット」は、処理速度的に勝るが、古い周辺機器やソフトが起動しない場合、または不安定な場合があります。

 「32ビット」は、安定性が抜群ですが、扱えるメモリーが4GBまでになっています。

 近年のMacは64ビットの作りなので、64ビットが良いと思います。Parallelsの公式でも、基本的には64bitで!と指示がありました。


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 なお、Windows10の場合、今年度から【USBドライブ版】【オンラインコード版】【DSPバンドル版(DVD版)】の3種類あります。基本的にはバンドル版で問題ありません。なお、Windows10についての詳しい情報は【こちら】で別に記事化しましたので、よろしければ後ほどご覧ください。

 Windows10 HomeProfessionalについては、家庭で使う場合は安いHomeを選んで良いです。なぜなら、企業ネットワークを前提にした機能しか追加されていないからです。ただし、購入後にWindows7やWindows8.1にダウングレードして使える権利がProfessional版だけに付属します。必要な方はProfessional版を選びましょう。

ライセンス認証とライセンス数について

  

 つづいて、ライセンス認証(アクティベーション)とライセンス数についてです。仮想化ソフト側については、「1 ライセンスあたり 1 台の Mac のみで有効」という規約です。ただ、Parallelsはユーザーとパスワードだけの認証なので、ユーザーがインストールした台数をParallels側は実際管理していないようです。

 一方、Windows8.1Windows10のインストールパソコンの台数は、「パソコンないし仮想環境1台まで」です。とくに仮想環境の取り扱いが以前と違っています。

 つまり、Macで言えば、BootCampとParallelsを一台のMacで両方利用したい場合は2つのライセンスが必要となります。Parallelsの場合は、BootCampドライブを起動ドライブにもできますが、この場合も同じです。2つ別のライセンスキーがないと、BootCampとParallelsを起動するたびに、アクティベーションが求められます。結果、マイクロソフトのオペレーターに電話することになるでしょう。

 こうした点で、Atlasは、BootCamp環境に依存せず、ParallelsやVMwareだけで利用することをおすすめします。その方が便利ですし、ハードディスクの容量も圧縮できます(ParallelsはWindowsパーテションの量の圧縮が得意です!)

 なお、OSX 10.10 yosemite以降は、Boot Campで動かしたい場合、Windows8, 8.1以上の64bit版のみインストール可能である点を注意してください。

今回の結論!
MacでWindows版のソフトを快適に動かすために必要な仮想化ソフトのおすすめはこの機種!


 というわけで、Mac用の仮想化ソフトを3種類比較しました。

 最後にいつものようにAtlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。


 第1に、MacにWindows10の導入を考えている方は、

 

 1・Parallels Desktop 12 for Mac 【ダウンロードコード】
  ¥6,813 Amazon.co.jp
(5/22執筆時)
 1・Parallels Desktop 12 for Mac   【乗換・アップグレード版】

  ¥5,242 Amazon.co.jp (5/22執筆時)  最新版のParallelsと、Windows10のHomeエディションの組み合わせが良いでしょう。安定性を重視すればParallelsがイチオシです。

 選ぶべきWindowsのバージョンについては難しい部分もあります。ただ、(実際はできますが)アップグレードインストールやダウングレード権の行使をParallelsが推奨していないことを考えると、Windows 10 Homeを購入して64bitでインストールするのが現状最も良いでしょう。


 第2に、MacにWindows8.1やそれ以前のOSの導入を考えている方は、 

 

 1・Parallels Desktop 12 for Mac 【ダウンロードコード】
  ¥6,813 Amazon.co.jp
(5/22執筆時)
 1・Parallels Desktop 12 for Mac   【乗換・アップグレード版】
  ¥5,242 Amazon.co.jp
(5/22執筆時)

 最新版のParallelsと、手持ちのOSとの組み合わせが良いでしょう。


 第3に、果たしてインストールできるか相当不安がある初心者の方や、本格的に使いこなしたい上級者の方には、

 

 Parallels Desktop 12 for Macスタートアップガイド
 ¥1,500 Amazon.co.jp (5/22執筆時)

 2017年に、現行版の詳しいガイドが発売されました。パラレルスは1年ごとバージョンが代わりますが、都度ガイドが更新されるとは限りません。ガイドが発売されている現バージョンで導入してしまって、早めに基本的な概要を覚えてしまうのが良いと思います。


 なお、Widowsの導入に合わせて、Windows版のOffice2016の導入も考えている方、

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 Officeソフトのラインアップや、仮装ソフトを使う場合のライセンス数の状況を紹介した、このブログ「モノマニア」の【Office2016に関する記事 】をご参照ください。

ーー

 また、仮想空間でもWindowsを使う場合は、ウイルス対策ソフトが必須です。購入も考えている方は、【MacでもWindowsでも使えるウイルス対策ソフト】を選ぶと良いと思います。

 

 ESET ファミリー セキュリティ

 オススメは、キヤノンの対策ソフトです。なお、Mac用のセキュリティソフトについては、信頼性や年間経費などの観点から「比較記事」を書きました。よろしければ参考にしてください。→【Mac用ウイルス対策ソフトの比較記事

ーー

 というわけで、今回は仮想化ソフトについての話でした。

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