【今回レビューする製品】2026年 食器洗い乾燥機の性能とおすすめ・選び方:小型食洗機 中型食洗機 据置型 卓上型食器洗い洗浄機:工事不要の水タンク式・バケツ給水式ほか:機種の違いと性能ランキング
【比較する製品型番】 パナソニック プチ食洗 NP-TCR5 NP-TCR5-W Panasonic SOLOTA NP-TML1-W NP-TH3 NP-TSK1 NP-TSK2 NP-TSP1 NP-TA5-W NP-TH5-S NP-TH5-W NP-TZ500-S NP-TZ500-W アクア AQUA ADW-M28B ADW-L40B ADW-L4A SKジャパン Jaime SJM-DW6A SJM-DWM6UVC (W) シロカ siroca SS-M171 PDW-M151 S-M151 PDW-5D SS-MU251 SS-MA251 SS-LH451 SS-LA451 SS-MH351 SS-MA351 アイリスオーヤマ ISHT-5000-W 東芝 DWS-33A DWS-33B AINX AX-S7 AX-S7N サンコー ラクアmini Plus TK-STTDPSWH ラクア STTDWADW STTDWADB ラクア ファミリーワイド TKDWWDHWH ラクア ファミリースリム TKDWSLHWH モダンデコ AND・DECO bst01 ロイヤル SAPPHIRE by LOOZER SDW-5000 ほか
今回のお題
据置型の食器洗い乾燥機のおすすめはどの製品?
ども、Atlasです。
今日は、2026年5月現在、最新の据置型の食器洗い乾燥機の比較です。
ニオイ残りを出さないために重要なお湯の温度や乾燥方法の違いを重視して、各機を比較していきます。設置に必要なサイズの情報も示しました。
今回は、個人で設置できる据え置き型(卓上型)は、Atlasが知る限り全機種をみる予定です。
約6年ぶりの改変で、洗浄方式が変わったパナソニックのプチ食洗や、新形状のSOLOTAほか、各社の一人暮らし向けの水タンク式食洗機も多くみます。
中型・大型タイプを含めて、大手電器店に流通しているモデルは(だいたい)フォローしました。
1・食器洗い乾燥機の比較 (1)給水方式:
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
1-3:アクア
2・食器洗い乾燥機の比較 (2)
2-1:シロカ
2-2:東芝
2-3:サンコー
2-4:SKジャパン
2-5:他の企業
3・食器洗い乾燥機の比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、食洗機の「選び方の基本」をはじめに示します。
その上で、メーカーごとに順番に見ていきます。
なお、シロカ・アイリスオーヤマ・東芝は、製造元(OEM元)は同じ美的集団(ミデアグループ)同じで、仕様が似るので、まとめてみています。
庫内容量 ★★★★★
洗浄力 ★★★★★
ニオイ対策 ★★★★★
設置性 ★★★★★
水道光熱費 ★★★★★
静音性 ★★★★★
準備時間 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
また、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・価格別に「Atlasのおすすめ機種」を提案していきます。

結論では、ちょっとした「おまけ」として、食洗機の洗浄剤についても、おすすめを提案するつもりでいます。
よろしくお願いします。
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なお、「食器洗い機乾燥機(食洗機)」と「食器乾燥機」の違いに注意してください。
1・食器洗い乾燥機の比較
=食器の洗浄・乾燥
2・食器乾燥機の比較
=食器の乾燥のみ
食器の洗浄ではなく、手洗い後の乾燥に特化した機種をお探しの方は、上記2番の食器乾燥機の記事が対応します。
お手数ですが、そちらをご覧ください。
1-1・食洗機洗い機の選び方の基本
1・洗浄力
2・乾燥力
3・光熱費
4・洗える食器の量
5・設置に必要なスペース
具体的な製品紹介にはいる前に、食器洗い乾燥機を選ぶ場合の「ポイント」となる部分を、5点、順番に説明しておきます。

第1に、洗浄力の強さです。
洗浄力については、各社とも「水流」と「水温」の部分で独自の工夫を加えます。
水温70度以上で、縦横無尽に水流をしっかり回す仕組みがあれば「合格点」ですが、最近はどの機種も、ここは「クリア」できています。
ただ、プラスアルファの工夫は見られます。
アクアは、水流をかなり複雑化させて食器の重なった部分の汚れの落ちをよくしています(上図)。
パナソニックは、濃い洗剤濃度で「プレ洗浄」するほか、水温・室温をセンシングして、適切な洗浄を行っていきます。
今回の記事ではは、こうした部分に注目してみていきます。
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第2に、乾燥力の強さです。
現状、この部分に最もメーカー間の「差」がでます。
しっかり乾燥できないと、運転終了後、食器に水が残る問題と、残菜の臭い移りの問題が出るので、ここは重要です。
最も良い方式といえるのは、高温ヒーターを利用して除菌温度(90度)で乾燥するパナソニックの方式です。
他社の場合、風のみの乾燥、風と弱めのヒーター(約75度)の併用、あるいは、UV殺菌灯とヒーターの併用する方法のいずれかです。
これらの場合、先述の問題を完全に解決するのは少し難しいと言えます。
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今回の記事は、乾燥機能についても、こうした難点が生じにくい機種を評価してみていきます。
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第3に、光熱費の安さです。
電気代は、(大手家電メーカーの)パナソニックとアクア以外は、標準運転時の消費電力量を公表しません。
パナソニックの場合、小型機で1回15円強、大型機で20円弱です。
さらに、水温・温度センサーによる節電が行えるので、省エネです。
アクアは、風乾燥なので、1回約12円ほどと安いです。
他のメーカーは「不明」です。
ただ、同じサイズならば、両社より「落ちる」と考えて下さい。
水道代の部分は、一方、さほど差が出ません。
大型機でも手で洗うよりだいぶ節水になります。

なお、光熱費は、電気代の高騰で、2023年に係数が変わりました。今回は新基準に統一して記しておきます。
今回の記事では、(情報がない事情で)この部分については正確な比較は難しいです。しかし、分かる限りで書いていきます。
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第4に、洗える食器の量です。
食洗機は、各社とも、だいたい何点の食器が洗えるかの情報を出しています。
(信頼できる)メーカーは「日本電機工業会自主基準」を使った枚数の表示なので、メーカー間で比べても問題ありません。
簡潔に言えば、1人用は12点、1-2人世帯用で15点、世帯用で30点以上と記載があれば、便利に使えると言えます。
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第5に、設置に必要なスペースです。
意外と意識しない部分です。
しかし、格安機は断熱性に課題があるので、本体は小さくても、熱を逃がすために結構なスペースが必要です(上図)。
特に「カップ給水式」の機種は、どれもこの部分が課題となるので、気をつけるようにしてください。
今回の記事でも、この部分については、できる限り注意して説明するつもりです。
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以上、据置型の食器洗い乾燥機の「選び方の基本」を5点みました。
これ以外にも、静音性・運転時間など重要な部分はありますが、それらは各社の製品紹介の中で、おいおいみ説明することとします。
1・食器洗い乾燥機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
1-3:アクア
2・食器洗い乾燥機の比較 (2)
2-1:シロカ
2-2:東芝
2-3:サンコー
2-4:SKジャパン
2-5:他の企業
3・食器洗い乾燥機の比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
ここからは、冒頭書いたような企業順に各機をみていきます。
1-2・パナソニックの食洗機

はじめに、パナソニックの食洗機の比較からです。
20年以上、据置型の食洗機を展開している日本の家電企業で、歴史に裏打ちされた信頼性があります。
1人暮らし向けの小型機から、世帯用まで幅広いラインナップがあります。
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なお、以下の本文では、Atlasがおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチと思える部分を青字で書いていくことにします。

【2023年発売】【設置対応可】(一部)
1・パナソニック プチ食洗 NP-TCR5-W
¥45,680 楽天市場 (5/9執筆時)
対応人数:1-2人世帯
容量:食器18点
使用水量:約9リットル
運転時間:99分
乾燥:ヒーター乾燥
静音性能:44デシベル
給水方式:水道(分岐水栓)
NP-TCR5-Wは、パナソニックの小型の食洗機です。「プチ食洗」というシリーズ名で、1-2人暮らしの世帯をターゲットにしています。
2023年に、約6年ぶりに新機種になりました。
NP-TCR4をはじめとする以前の旧機の「バイオパワー除菌」が、今回、「ストリーム除菌洗浄」に変わりました。若干方式が変わりますので、後ほど詳しく説明する予定です。

利用方法は、分岐水栓式です。
水タンクに注水しての利用は不可です。
取水と排水のできる、シンク脇に置くのが基本です。
とはいえ、個人でもできる作業なので、記事の最後で「詳しい利用方法」については書くつもりです。

設置必要なサイズは、置き方で変わります。

第1に、正面に置く場合です。
この場合、幅47cm×奥行30cm×高さ52cmが必要です。
高さは廃熱スペースを加味した値です。このほか、コンロ熱源から15cm離せればOKです。
設置面積で言えば、(47cm×30cm)は、市販の水切りかごのサイズと同じほどで、そちらからの買換を狙ったものです。
第2に、シンク脇に置く場合です。
設置に必要なスペースは、正面設置の場合と大きくは変わりません。
ただ、開閉を考える場合、壁から60.3cmの出幅が生じます。
そのため、シンクの蛇口と干渉しないか注視が必要です。

なお、他社機の場合、ヒーター熱の関係で、上下左右でかなり壁からのマージンを要求する機種があります。
しかし、パナソニックは、本機を含めてヒーター効率を高めるため断熱の工夫があるため、設置に必要な壁とのマージンはかなり少なめです。
この点で、設置場所に限りがある場合、パナソニック機は良い選択肢になります。

庫内容量は、約24リットルです。
食器が18点、小物12点まで入ります。
庫内の有効寸法は、だいたい幅40cm×奥行20cm×高さ20cmほどです。
直径20センチほどの大きめの皿は普通に入ります。
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このブログの【T-Falのインジニオネオの比較記事】で紹介したようなハンドルが取り外せる製品ならば、直径26cmほどの大きなフライパンや鍋も洗浄可能です。
「高さと奥行が20センチなのになぜ入るか?」と言えば、斜めに鍋・フライパンを入れれば、庫内の対角が十分取れるからです。
そのため、2人暮らし(+子ども)程度ならば、どの食器類も十分対応できます。

使用水量は、9リットルです。
手洗いで同じ食器を洗う場合と比べると、1/3の水量で済むため経済的です。

電気代も、1回あたり約18.6円(600Wh)です。
ただ、本機は 水温・乾燥センサーを搭載して不要な電気代をカットする仕組みです(AIエコナビ)。
夏場の電気代は、より格安になると思います。以前発売があった未搭載の下位機種に比べて、最大で7%ほどの節電効果とされていました。

また、キッチンが図のような混合栓で、食器洗い乾燥機用の水を湯沸かし器側の「お湯」の取水口ほうから取れる場合は、光熱費の面でさらに有利になります。

洗浄力は、小型ながら、他社機に比べると、かなりしっかりしています。
2023年機からビルドイン型のような「ストリーム除菌洗浄」に変わりました。
洗い過程から、ヒーターで50度以上の高温・高圧のお湯を作り出し、それを吹き付けつつ、洗っていきます。最終すすぎの湯温は、標準で70℃と高めです。

先述のように旧機までは、バイオパワー除菌でした。
洗浄開始時に水温を50度まで上昇させ、洗剤を高濃度で溶かして食器に噴射させ、汚れを浮かせる方式です。洗濯機でよく使われる技術に似ている方式と言えます。
いずれの方式も、除菌力は同等といえますし、消費電力も運転時間も変わりません。したがって、どちらが上とも言えませんが、近年、ビルドイン型を含めて同社は方式を変えています。
最近は、食洗機用洗剤に複数の形状(サイズ)の製品が増えたので、新方式の方が、柔軟性が高いからかなと思います。
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結論的にいえば、いずれにしても、この部分はパナソニックの「売り」です。すすぎ行程では70度もだしますし、除菌(ニオイ残り)は、当機の場合、ほぼないと言えます。
コースも、「スピーディコース」のほか、プラスチック製品も洗える「低温ソフトコース」が搭載されます。
乾燥は、しっかりヒーターを伴う乾燥です。
風だけで乾燥するタイプより清潔です。庫内もしっかり乾燥するので。、清潔です。
先述の低温ソフトコースを持つため、耐熱60度程度のプラスチックにも、(一度に洗えないものの)対応は可能です。
標準運転時間は、洗浄から乾燥までに、約99分です。
ただ、流し台で水に浸けて「プレ洗浄」をしたような食器の場合、29分の「スピーディコース」でも十分です。

動作音は、最大で42デシベルです。
等級的には「日常生活に支障の無いレベル」です。よほど深夜でなければ、隣家に迷惑をかけないでしょう。
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以上、パナソニックのNP-TCR5の紹介でした。
ミデア系の輸入製品が増えたため、日本で手に入る小型食器洗い乾燥機は多くあります。
ただ、ヒーターのパワーを活かした本機の洗浄力は、他社機より確実に上です。
食器洗い機はしっかり乾燥できないと、雑菌によるニオイの問題も起きやすいため、ヒーター部分が強い本機は、その部分でもメリット性があります。
小型機種から選ぶならば、この機種は良い選択肢です。Atlasも(前モデルの)長い使用経験がありますが、10年近く壊れず、今でも使っています。

【2023年発売】(黒は26年)
2・パナソニック SOLOTA NP-TML1-W
¥37,373 楽天市場 (5/9執筆時)
2・パナソニック SOLOTA NP-TMK1-K
¥37,439 楽天市場 (5/9執筆時)
対応人数:1人(少量)
容量:食器6点
使用水量:約2.5リットル
運転時間:120分
乾燥:風のみ
静音性能:41db
給水方式:水タンク式
NP-TCR4は、パナソニックの新型の小型食洗機です。

「パーソナル食洗機SOLOTA」というブランド名です。
小型では、記憶にないくらい久しぶりに、パナソニックは完全な新型を出してきました。
本体サイズは、幅31cm×奥行22cm×高さ43.5cmです。
ここが本機最大の「セールスポイント」です。
設置に必要なスペースは、本機も、置き方で変わります。

第1に、正面に置く場合です。
この場合、幅31cm×奥行22.5cm×高さ49cmです。
今までになくコンパクトに配置できます。
あとはコンロの熱源部から15cm以上離せれば設置できます。
小型システムキッチン(180cm幅)でも、(だいたい)45cmほどは調理スペース開くはずです。
たしかに、単身者向けマンションでも設置できそうです。

第2に、シンク脇に置く場合です。
この場合、ホースのスペースを加味して、幅31cm×奥行22.5+1.7cm×高さ49cmです。
一方、扉の開閉時に、シンクの蛇口と引っかからないため50.2cm必要です。
シンクが小さめの方はここが難関でしょう。
ちなみに、この部分が問題の場合、次に見る1サイズ大きなモデルだと、36.7cmなので融通が利くので、比べて見てください。
利用方法は、水タンクによる給水です。
分岐水栓はつなげる仕組み自体がないです。
工事不要なタイプはパナソニックの小型機では初めてです。
下部の引き出しがそのままタンクで、写真のように水を差します。
1回の使用水量は約2.5Lです。

一方、他社だと上部からのカップ給水の場合が多いです(上図)。
どちらが便利かは論争的でしょう。
パナソニックの場合、タンク部が取り外せる点で雑菌(ニオイ)が発生してもメンテが容易なこと、カップで徐々に給水するより「ドバッと」蛇口から給水できたほうが、ストレスになりにくいこと、あるいは、食洗機に水をこぼしにくいこと、これらがメリット性です。
ただし、タンクの形状は、持ちにくそうです。
記事は発売前に書いていますが、この手のものは、「加湿器の経験」からだいたいは想像つきます。

庫内容量は、約10リットルです。
合計で食器6点というのは、便利なのかな?、とは正直なところ思いました。
Atlasなら、水タンクの準備をしている時間に「さっと洗えて」しまいますから。

直径23cmまでという縛りがあるので、例えば(取っ手が外せる)朝御飯用の22cmのパンでギリギリです。
使用水量は、2.5リットルです。
電気代は、1回あたり7.1円程です(230Wh)。

洗浄力は、ストリーム除菌洗浄です。
水温は50度以上との表記で、プチ食洗と同じです。
乾燥は、ただ、注意点で、ヒーターの熱を入れない送風乾燥です。
標準運転時間は、したがって、120分と時間を要します。
連続利用は難しいです。
また、乾燥時に庫内が高温にならないので、無理に多くの食器をかさねたり、油物をプレ洗いしないで使う場合、ニオイ残りが心配な部分があります。
食器量が少ないので平気な気もしますが、実使用者の長期レビューは注意してください。
動作音は、最大で41デシベルです。
問題ないです。
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以上、パナソニックのSOLOTA NP-TML1(W) の紹介でした。
サンコーが2022年小型をだしましたが、さらに小型をパナソニックが出した形です。
設置性は「さらに良い」のは、さすがパナソニックです。
しかし、このサイズが実際便利なのは、ほとんど料理を作らない、朝御飯に目玉焼きを作るくらい、といった一人暮らしだというのは注意してください。
2時間の運転時間なので、連続利用は事実上難しいでしょう。もし、ご自宅に置けるならば、先ほどみたプチ食洗のが圧倒的に便利です。

結論的にいえば、この程度の少量ならば、【食器乾燥機の比較記事】のほうで紹介した、ヒーター乾燥だけできるも小型機を買って、「食器洗いだけ自分で」やった方が、「家事の時短」になるでしょう。

【2025年発売】
3・パナソニック スリムタイプ NP-TSK2-W
3・パナソニック スリムタイプ NP-TSK2-C
¥70,000 Amazon.co.jp (5/9執筆時)
【2021年発売】
4・パナソニック スリムタイプ NP-TSK1-W
4・パナソニック スリムタイプ NP-TSK1-H
¥60,980 Amazon.co.jp (5/9執筆時)
対応人数:2-3人世帯
容量:食器24点
使用水量:約8リットル
運転時間:93分
乾燥:ヒーター乾燥
静音性能:39デシベル
給水方式:水道(分岐水栓)
NP-TSK2も、パナソニックの食器洗い乾燥機です。
「スリムタイプ」という別シリーズになります。
ここまで見た「プチ食洗」と、後ほど見る「レギュラータイプ」のちょうど真ん中のサイズで、2−3人世帯のキッチンにマッチするサイズと言えます。

一方、旧機種が残ります。
旧機は時間をかけて、熱に弱い食器などを洗う「低温ソフトコース」がありました。一方、新機種は、それが省略で、代わりに、後述する高温すすぎ(80度)と、スピーディコース(乾燥なし26分)が新設されました。

あとは、設置性に影響しない上部のわずかな形状変更と、マイボトルなどが収納しやすいよう着脱式の「タンブラー&ボトルホルダー」と下かごの形状改良がなされたのが目立つ違いです。
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結論的にいえば、甲乙ありますが、個人的には「時短重視」の世の中にあった良い改良に思います。低温ソフトは、時間がかかり結局使う人がいなかったので、省略かと思います。このサイズクラスは「現役世代」向きですし、新機種をおすすめします。
あとは、同じですので、同時にみていきます。

利用方法は、普通の分岐水栓式です。
中型機ですが、正面置きではなく、図のようにシンク脇に置く(置ける)ということを主眼に置いたモデルです。
後述するように、正面置きする場合は、1つ大型の「レギュラータイプ」と設置性の差はないので、洗える量が多いだけ、そちらがおすすめであるとも言えます。

設置に必要なスペースは、置き方で変わります。
第1に、シンク脇に置く場合です。
廃熱スペースと、扉を開けるのに必要な前方スペースを加味して、幅55×奥行36.7×高さ62cmです。
必要な床面積ででいえば、幅55cm×奥行29cmあれば置けます。

本機の場合、上下の二枚扉(リフトアップオープンドア)を採用します。
この場合、扉が前にあまり飛び出ないため、シンク脇に置いた場合、蛇口に引っかからず設置できると言えます。
繰り返しますが、この設置法を「狙った」製品です。

第2に、正面置きする場合です。
コンロとシンクに置く場合は、設置面で、あまりメリットがないです。
正面配置の場合、扉を開けた時、いくら前に出ても問題ないといえます。
その点をふまえると、次に見る(収納量が多い)レギュラータイプと、55cmという設置幅は変わらず、扉を閉めた際の、奥行29cmと、6cm程度短くなるなるだけです。
逆に、洗える容量が、レギュラータイプより6割ほどに減りますので、かなりの損です。
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結論的にいえば、本機は、シンク脇の狭いスペースを活かすために設計されたモデルです。
正面設置するならば、洗える量が多い次に見るレギュラーが良いでしょう。

庫内容量は、36リットル、使用水量は、8リットルです。
いずれも問題ない数字です。
2−3人世帯ならば、十分な量です(パナソニックによると最大4人)。

先述のように、プチ食洗でも(取っ手のない)鍋・フライパンは入りますが、取って付きは無理でした。こちらについては、サイズ的にいけます。
まな板も、35センチ前後の家庭用Mサイズまで対応できます。
これらの点では、下位機種と同じで、3人分の食器18点ほどが一度に洗えます。

洗浄力は、ストリーム除菌洗浄が搭載です。
先述のように、パナソニックはバイオパワー除菌(プレウォッシュ時に洗浄液を50度にして洗浄力を高める工夫)から、この方式に、だんだんと変えています。
繰り返しますが、この方式は洗い行程・すすぎ全行程において、50度以上の高圧水流で流す方式です。とくに、量が多くなる中型では、強力な洗浄力が確保できると言えます。
加えて、 通常は70度での仕上げですが、高温すすぎ(80度)ボタンを設定しておく場合、高温ですすぎを行います。ただ、この機能を使わずとも「除菌温度」ではあるので、それを目的とする機能ではないといえます。
むしろ、すすぎ温度を高くすることで、食材の張り付きを含むしつこい汚れをしっかり落とす目的ですので「念入りモード」と言いかえても良いでしょう。
乾燥は、本機も、ヒーターを伴う乾燥です。
しっかりした出力のヒーターですし、ニオイのこりは「まずない」でしょう。
コースも、耐熱60度のプラスチック製品も洗える「低温ソフトコース」が搭載されます。

標準運転時間は、食器量が少ない(汚れレベル1)場合、約78分です。
食後すぐ(汚れレベル2)93分、こびり付きや油汚れが多い場合(汚れレベル3)でも、118分です。なお、自動判定ではなく「汚れレベル」をあらかじめ自分で選択しておく仕組みです。
なお、ドライキープを設定しておくと、ヒーター乾燥終了後120分、間断的に送風乾燥も行えます。取り出し時は(原則)乾いていますが、その後の再結露を防ぐためです。
なお、ヒーター乾燥を使わないスピーディコースで使って「夏場に風で乾かす」というような機能性ではないです。

電気代は、1回あたり27.7円ほどです(670Wh)です。
AIエコナビ機能の搭載で、本機も安めです。
また、形状的な利点もあり、先述のように使用水量はプチ食洗と変わらない上、消費電力量も10%程度増えるだけです。
動作音は、最大で39デシベルです。
静かな方ですが、夜など気になる場合、4時間後に開始できる予約機能も本機は搭載です。
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以上、パナソニックのNP-TSK2の紹介でした。
世帯用にちょうど良い「真ん中のサイズ」です。設置性もかなり考えられているので、今までサイズ的に「プチ食洗」しか入らなかった方で、2回洗っていた方など中心に、買い換えニーズもあるでしょう。
洗浄力も庫内が広くなった分、後述する(大きめの)スタンダードタイプの中位機に比する機能ですし、文句はありません。使い勝手を考えた、とても良い機種です。
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【2021年発売】
【水タンク/分岐水栓用】
5・パナソニック スリムタイプ NP-TSP1-W
¥98,600 Amazon.co.jp (5/9執筆時)
対応人数:2-3人世帯
容量:食器24点
使用水量:約9リットル
運転時間:93分
乾燥:ヒーター乾燥
静音性能:39デシベル
給水方式:水道(分岐水栓)+カップ給水
なお、スリムタイプは、亜種として NP-TSP1という製品の販売があります。
こちらは、2021年仕様ですの。先ほどの製品で書いた「低温ソフト」がある変わりに「スピーディ・80度すすぎ」はない仕様です。

利用方法は、一方、先ほどの製品と変わります。
分岐水栓から給水もできますが、水タンク式としても使えます(上図)。
ただ、標準使用水量は9Lなので給水はかなりの手間です。
何かしら直接給水できる工夫をしないならば、この使い方で便利に使えるといえるかは微妙です。
ただ、混合栓などで(分岐水栓の工事無理だが)「蛇口にゴムホースは付けられるかも」という場合には、良いかもしれません。

設置に必要なスペースは、本機も、置き方で変わります。
シンク脇に置く場合の出幅は、本機も36.7cmですから、有利です。
一方、水タンクを前から入れる仕組みなので、床自体は34.1cmですので問題ないです。
タンクがある部分で、背の高さと廃熱スペースの合計で72cmの高さは必要ですが、多くの場合、ここは問題ないでしょう。
正面置きの場合が、さほど有利ではないのは、先ほどの機種と変わりません。
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結論的にいえば、事実上、水タンク式が設置上「マスト」でない方は、選択肢にしなくてよい製品です。メリットはないので。
ただ、次に見るレギュラー型に、水タンク方式に対応できる機種はないため、正面設置・シンク脇ににかかわらず、水タンク式でないと置けない場合は、本機が候補ではあります。

【設置対応可】(一部地域)
【2024年発売】
6・パナソニック NP-TH5-W
6・パナソニック NP-TH5-S
¥88,918 楽天ビック (5/9執筆時)
対応人数:3-5人世帯
容量:食器40点
使用水量:約9.9リットル
運転時間:88分
乾燥:ヒーター乾燥
静音性能:37デシベル
給水方式:水道(分岐水栓)
NP-THシリーズは、パナソニックの「レギュラータイプ」に属する製品です。
スリムタイプより1つサイズは大きめです。

利用方法は、分岐水栓式です。
本機も、2種類の設置法がありえます。

第1に、シンク脇に置く場合です。
廃熱スペースと扉を開けるのに必要なスペースを加味して、幅55cm×奥行58.4×高さ65cmです。
扉を開いた場合の出幅が、スリム型と約20cmほど長い58.4cmです。
かなり広めのシンクでないと、蛇口とぶつかるでしょう。
ただ、設置に必要な床面積は、35cm×55cmですので、さほどはスリム型と変わりません。

第2に、正面置きする場合です。
必要なスペースを加味して、幅58.4cm×奥行55×高さ65cmです。
この置き方ならば、閉じた際の奥行が6cmほど長くなるほどしか変わりません。
そのわりに、洗える容量(収納量)が2倍近く多いので、正面設置の場合はとくに、こちらが良いです。

庫内容量は、約50リットルで、食器が40点まで入ります。
先述のように、スリム型に比べて、1.6倍強の多くの食器が入ります。
こちらも、上段に、26センチの大型のフライパンが入りますし、広いです。

使用水量は、11リットルです。

電気代は、本機もAIエコナビ機能を搭載です。
消費電力量は、先ほどみたスリムタイプより、2割弱多い770Whですが、容量の大きさをふまえれば、順当です。1回あたり23.9円ほどでしょう。
実際、入りらなず2度洗いになると、よけいな光熱費もかかりますし、AIエコナビで時間も調整されるので、問題を感じません。

洗浄力は、本機も、ストリーム除菌洗浄です。
先述のように、約50度の温水を利用する同社の独自方式です。
操作も、汚れレベル(3段階)を設定し「80度すすぎ」「ドライキープ運転」の有無を選ぶ方式ですので、下位機種と変わりません。
乾燥は、ヒーター乾燥です。
しっかり除菌温度(90度)まで熱を加えます。

標準運転時間は、標準運転(汚れレベル3)で88分(西日本は85分です。
モードは、優しく低温で洗う「低温ソフト」も選べます。
動作音は、最大で36デシベル(50Hz)です。
4時間後に運転開始できる「予約機能」も搭載です。
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以上、パナソニックのNP-TH1シリーズの紹介でした。
個人的経験で言えば、(邪魔にならない限り)食器洗い機は大きければ大きい方が使い勝手が良いですし、二度洗いしなくて良い分、光熱費も安いです。
本機は、洗える量食器の点数が多い割にはスリムですし、洗浄力も十分な工夫があるため、その部分を含めてオススメできます。
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なお、「レギュラータイプ」は複数のラインナップがあります。
以下、順番に違いを見ておきます。
【2024年発売】
7・パナソニック NP-TA5-W
¥71,280 Amazon.co.jp (5/9執筆時)
対応人数:3-5人世帯
容量:食器40点
使用水量:19.9リットル
運転時間:88分
乾燥:ヒーター乾燥
静音性能:37.8デシベル
給水方式:水道(分岐水栓)
第1に、 NP-TA5です。
先ほどの機種の下位機にあたります。
上位機と比べるとAIエコナビが未搭載で、光熱費の節約ができない仕様です。洗える食器量や設置性は同等ですが、60度の低温ソフト洗浄、80度の高温すすぎも非搭載です。
あとは、、1つ上の機種と変わりません。
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結論的にいえば、AIエコナビがないのが痛いです。耐用年数期間の光熱費の差は、恐らく本体価格差を吸収するだろう点から、選ぶならば先ほどの機種です。

【2024年発売】
8・パナソニック NP-TZ500-W
8・パナソニック NP-TZ500-S
¥99,000 Amazon.co.jp (5/9執筆時)
対応人数:3-5人世帯
容量:食器40点
使用水量:9.9リットル
運転時間:88分
乾燥:ヒーター乾燥
静音性能:38デシベル
給水方式:水道(分岐水栓)
NP-TZ500は、パナソニックの「レギュラータイプ」の最上位機です。

一方、最上位機だけ持つ機能は、次の3点です。

第1に、ドアの自動オープン昨日です。
静電タッチセンサーよるものです。
この仕様にするため操作部のデザインも変わっています。利用時のみディスプレイが表示されるギミックは、「格好良い」と思いました。

第2に、ナノイーXの送風機能です。
ペルチェ素子を使う同社の「マイナスイオン」で、同社の多くの家電に搭載されます。本機の場合、庫内を継続的に消臭する目的での搭載です。
マイナスイオンの密閉空間における消臭効果は科学的に立証されており、一定の効果は期待できます。
ただ、同社の食洗機は、基本的に強力な洗剤とお湯で洗った上で、熱乾燥させている点で言えば、熱に弱い食器などについて、とくに有効な機能といえます。

第3に、液体洗剤自動投入です。
自動投入は、約30回分(汚れLV3)の洗剤を下部の洗剤タンクに詰められる仕様です。洗剤は残量が5回を切ると、ランプでのお知らせがありますので入れ忘れはないでしょう。

チャーミー クリスタジェル 詰め替え 840g
¥690 Amazon.co.jp (5/9執筆時)
洗剤は、ライオン(チャーミー)の「クリスタクリアジェル」を推奨しています。そのほか、花王の「キュキュット食洗機用ウルトラクリーン」も、公式にOKとされます。
なお、パナソニックが従来推していた、固形タブレット型(フィニッシュ)は、手動のコースならば利用できます。

第4に、おまかせコースです。
洗剤投入とともに新設された機能です。
センサーで着色汚れが多い場合は洗剤量を増やす、油脂汚れが多い場合は、洗剤を追加投入する「おまかせコース」が選択できるようになりました。
下位機の場合、「汚れレベル(運転強度)」は、マニュアル設定でした。このグレードだと、(マニュアル設定もできますが)完全おまかせの自動運転も選べるのがポイントです。
センシング方法は、詳しい説明はないです。
ただ、同社のビルドインだと、光学式濁度センサーで汚水の色を見分けて判定なので、本機もその方式でしょう。下位機種同様に「エコナビ」(温度センサー)対応ですので、水温もふまえた判定になるかもしれません。
ちなみに、このセンサーは洗濯機でもお馴染みです。同社もそちらでも使っています。

メンテ性は、一方、自動投入式なので、その部分の追加メンテはあります。
タンクとフロートについて3ヶ月ごとに外してお湯で洗う必要があります。その上で、経路の詰まりを洗うため、約30分のお掃除運転が必要です。
記事の最後に「食洗機用の洗剤」はあらためてまとめますが、固形洗剤(フィニッシュ)を使えば、そこまで面倒ではないです。
その場合は、自動投入はOFFにできますが、先述のおまかせ運転が無効(=要手動設定)になります。
設置性は、レギュラータイプは、全て共通です。
先ほどの機種の説明をご覧ください。
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以上、パナソニックのNP-TZ500の紹介でした。
自動オープン機能とナノイー機能は、デザイン面・機能面で、確かに見どころです。
一方、自動投入機能とおまかせコースは、仕様通り「液体洗剤」を使う場合は便利ですが、人によっては、愛用中の洗剤からの「乗換」が必要になるのは、決断が必要そうです。
本機の方式はメンテ部分が若干手間には思うのですが、(入れすぎることが多いように思う)洗剤部分の経費節減につながりそうで、その部分は評価できます。
1-3・アクアの食洗機の比較

続いて、アクアの食洗機でです。
ハイアールグループの企業です。ただ、もともとは三洋電機の洗濯機・冷蔵庫事業がルーツで、日本に本社があります。

【2026年5月発売】ADW-M28B(W)
9・AQUA ADW-M28B-W
9・AQUA ADW-M28B-H
¥65,780 楽天市場 (5/9執筆時)
対応人数:2-4人世帯
容量:食器28点
使用水量:約6.0L(4.5L)
運転時間:118分
乾燥:ヒーター乾燥
静音性能:45dB
給水方式:カップ給水+分岐水栓
ADW-M28Bは、AQUAの食器洗い乾燥機です。

同社の現行機では小さめになるモデルです。
とはいえ、約4人まで対応できるサイズなので中型機です。 パナソニックではNP-TSK2あたりが競合機です。

設置に必要なスペースは、幅47cm×奥行144cm×高さ75.2cmです。
扉の開閉と廃熱に必要なデッドスペースを含めています。
見た目はスリムですが、側面の排気スペースのほか、天面には75.2cmまでの開放空間が必要です。また、扉を開けた際に奥行83cmほど必要になる点も、買う前の注意点です。

利用方法は、カップ給水(タンク式)と分岐水栓式と双方に対応します。
使用水量は、一方、分岐水栓で6L、カップ給水で4.5Lです。
ここは注意点で、つなげ方で運転コースが変わります。
分岐水栓だと、標準/念入り運転ですすぎは3回ですが、タンクだと2回です。
その分、洗い時間をやや延ばすコース設計ですが、タンクの場合、ひどい油汚れはあらかじめ拭き取り、詰め込みすぎないように気を払う必要はあるでしょう。もっとも、これはコンパクト設計のカップ給水型の場合、各社の製品に言えることです。

庫内容量は、約40Lです。
食器は業界基準で28点収納です。
パナソニックの中型機より、食器点数ベースでは少し多めです。ただし、上段カゴはややクセのある配置に思います。利用する食器の種類によっては非効率になりそうです。この上段カゴを外したまま運用してよいかは、マニュアルを含めて説明がありません。
動作音は、最大で45デシベルです。
約40dB前後のパナソニックの中型に比べると稼働音があります。

標準運転時間は、118分です。
同社の従来機より速くなりました。
比べればパナソニックよりは遅めですが、ここは問題ないです。先述のように、標準・念入りモードでは、カップ吸水の場合にすすぎ回数が少なくなりますが、総運転時間は同じです。
モードは、時短・低温コースのほか、念入り(138分)が選べます。
念入りはすすぎ回数を増やさず、洗いとすすぎの時間を延ばす方向です。
光熱費は、1回あたり、タンクで16.4円(530Wh)、分岐水栓で17.4円(560Wh)です。
使用水量も含めて、この部分は数字が良いです。

洗浄力は、上下ノズルから高圧水流を吹き付ける、一般的な回転ノズル方式です。
洗浄水温は、約50〜75度という記載です。
すすぎの最後は加熱すすぎですが、最終すすぎが何度になるかまでは非公開です。とはいえ、高温洗浄のため、ニオイ残りは抑えやすいでしょう。なお、乾燥時の庫内温度も情報開示はありません。
なお、先述の「低温モード」は水温約30度のコースです。油脂は溶けにくいでしょう。子ども用のプラスチック食器などに向くものです。
予約運転は、対応です。
最大で6時間です。ただ、先述のように稼働音はそれなりにあるので、深夜電力でより安く使う目的に向くかは、ご家庭の防音環境によるかと思います。
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以上、アクアのDW-M28Bの紹介でした。
スリムな中型機ですが、排気・放熱スペースは広く必要です。「すき間」に入れやすいというより、「キッチンの見た目をすっきりさせたい」方に向くでしょう。
設置は、カップ給水(タンク式)でも対応します。ただ、タンク式は使用水量が少ない一方で、標準・念入りではすすぎ回数も少なくなります。プレ洗いを前提にしないならば、分岐水栓で使えると安心です。
そのほか、特殊な「上段カゴ」配置であること、稼働音がやや大きめなことが気になる部分です。

【2026年5月発売】ADW-L40B(W)
10・AQUA ADW-L40B-W
10・AQUA ADW-L40B-H
¥76,780 楽天市場 (5/9執筆時)
対応人数:3-5人世帯
容量:食器40点
使用水量:約6.8L(5L)
運転時間:118分
乾燥:ヒーター乾燥
静音性能:45dB
給水方式:カップ給水+分岐水栓
ADW-L40Bも、AQUAの食器洗い機です。
先ほどの機種よりやや大きめになります。

約5人まで対応できるサイズで、本格的な世帯用です。

設置に必要なスペースは、幅65cm×奥行118.8cm×高さ80cmです。
こちらも扉の開閉と廃熱に必要なデッドスペースを含めています。
パナソニックの大型食洗機と比べると、開き戸形状に工夫がないので、取り出し時に必要なスペースの要求水準は高いです。
高さ方向の排気・放熱スペースも広めに必要ですので、空間に「ゆとり」があるキッチンに向く仕様でしょう。
利用方法は、本機もカップ給水(タンク式)と分岐水栓式と双方に対応します。
使用水量は、分岐水栓で6.8L、カップ給水で5Lです。
本機も分岐水栓の場合、標準・念入り運転のすすぎは3回ですが、タンクだと2回です。
カップ給水時で使う場合油汚れのプレ洗浄はしたほうがよいでしょう。

庫内容量は、約49.8Lです。
食器は業界基準で40点収納です。
この収納量で上段カゴがあるのは当然です。ただ、庫内右上にやや邪魔な出っ張りがあり、上段右奥の配置にはクセがあります。
利用する食器の種類によっては非効率になりそうです。
一方、下段手前にまな板を立てて入れられるスペースがあるのは良い部分です。
動作音は、最大で45デシベルです。
下位機と同じで、稼働音があります。

標準運転時間は、118分です。
庫内は下位機より広いですが、運転時間は同じです。
搭載モードも変わりません。
本機の場合も、パナソニックに比べると運転時間はやや長めです。
光熱費は、1回あたり、タンクで19.8円(640Wh)、分岐水栓で20.5円(660Wh)です。
使用水量も含めて、この部分はアクアは数字が良いです。

洗浄力は、上下ノズルから高圧水流を吹き付けるよくある回転ノズル方式です。
仕組みも、洗浄水温の目安(約50〜75度)の表記も下位機と同じです。
予約運転は、本機も対応です。
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以上、アクアのADW-L40Bの紹介でした。
本機の場合も、分岐水栓が設置できる環境ならば、すすぎ余裕を含めた仕上がり面では安心でしょう。
一方、設置性と騒音値は下位機と同じで課題です。また、クセのある庫内形状も少し気になる部分です。
いずれにしても、広めのキッチンで置き場所にあまり困らない方に向くと言えます。
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【2025年6月発売】
11・AQUA 食器洗い乾燥機 ADW-L4A-W
¥55,070 楽天市場 (5/9執筆時)
対応人数:3-5人世帯
容量:食器40点
使用水量:約10.5リットル
運転時間:170分
乾燥:ヒーター乾燥
静音性能:41/42dB
給水方式:水道(分岐水栓)
なお、このサイズの2025年機が残ります。

設置に必要なスペースは、幅60cm×奥行113cm×高さ70cmです。
扉の開閉と廃熱に必要なデッドスペースを含めています。
本機はヒーター乾燥なので、排気・放熱スペースが必要です。さらに、パナソニックの大型機と違い、ドアの張り出しを抑える開き方ではないので、前側に大きくスペースが必要な点は、買う前の注意点でしょう。
利用方法は、この世代は分岐水栓式です。
タンク利用はできませんでした。

庫内容量は、約49リットルです。
食器は40点までです。新機種と変わりません。庫内にまな板も入ります。
使用水量は、10.5リットルです。
新機種より多めですが、この程度使ってくれた方が安心感はあります。
動作音は、最大で41/42デシベル、標準運転時間は170分です。
この世代のほうが運転音はやや抑えられていましたが、乾燥時間は75分と結構長いです。
光熱費も、1回あたり30.4円(980Wh)です。
乾燥時間が長い関係で、現行機よりだいぶ悪いです。

洗浄力は、クワトロシャワーで強力な水流で洗う方法です。
水流の工夫は、むしろ旧機のほうが凝っていました。
なお、ニオイ残りについても、標準・念入りでは最後のすすぎが約75度なので、抑えやすいでしょう。

清潔面では、内装がステンレスである上で、UVライト照射の工夫(左図)があります。
乾燥時に5分照射されます。このほか、本機は「乾燥機能は使わない」運用も考えていて、写真(右図)のように、自動でドアが開いて、湿気を逃すような工夫も見られます。
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結論的にいえば、水道光熱費の水準は新機種より悪いですが、洗浄力は旧機のほうがむしろ安定していた感じはあります。
新機種はカップ給水に対応した一方で、すすぎ回数や庫内設計の部分に制約が出た面は感じます。その点で、AQUA機だけから選ぶなら、本機も「悪くない」ように思えます。
新機種は庫内に水タンクが必要な「カップ給水」に対応させるために、この部分が限られた側面は感じました。その点でAQUA機だけから選ぶなら本機も「悪くない」ように思えます。
ただ、後継機が出た点では、なにかしらの課題があった可能性はありますし、その点でやや選びにくさはあります。
次回に続く
食洗機のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今日は食器洗い機(食器洗浄乾燥機)の比較の1回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

2・食器洗い乾燥機の比較 (2)
2-1:シロカ
2-2:東芝
2-3:サンコー
2-4:SKジャパン
2-5:他の企業
3・食器洗い乾燥機の比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
続く2回目記事(こちら)では、シロカほか、今回紹介できなかった製品を追加で紹介します。
庫内容量 ★★★★★
洗浄力 ★★★★★
ニオイ対策 ★★★★★
設置性 ★★★★★
水道光熱費 ★★★★★
静音性 ★★★★★
準備時間 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回の3回目記事(こちら)では、紹介した全ての食器洗い洗浄機から、総合性能や価格などから考えて、オススメといえる機種を選んでいきます。

そのほか、 分岐水栓型を、個人設置する場合に必要な設置器具の説明と、おすすめの食器洗い器用洗剤の提案もしていきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
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