比較2017’ 低燃費な石油ファンヒーター!全20機の性能とおすすめ・選び方:コロナ・ダイニチ・トヨトミ・アラジン(前編)小型〜中型石油ストーブ消費電力・電気代・燃費・静音性ランキングと燃費などの違い(2016年冬モデル)

2017年12月01日

比較2017’ 低燃費な石油ファンヒーター!全20機の性能とおすすめ・選び方:コロナ・ダイニチ・トヨトミ・アラジン(前編)小型〜中型石油ストーブ消費電力・電気代・燃費・静音性ランキングと燃費などの違い(2016年冬モデル)

今回レビューする製品:【2017年12月】 電気代の安いおすすめ省エネ石油ファンヒーターの価格と性能【コロナ・トヨトミ・ダイニチ・アラジン】 コロナ ミニ FH-M2517Y LC-33H LC-S33G FW-2517S-S FW-3217S-S FW-3717SDR FH-VG3317BY-P FH-ST3617BY-W FH-ST4617BY-W FH-ST5717BY-W FH-VX3617BY FH-VX4617BY FH-VX5717BY FW-4717SDR FW-5717SDR FH-WZ3617BY FH-WZ4617BY FH-WZ5717BY LC-SL37H-W LC-SL53H-W AJ-F38D AJ-F50E LC-SHB40F 機能の違い・口コミランキング

今回のお題
燃費の良い石油ファンヒーターのおすすめはどの製品?

 ども、Atlasです。今日は、石油ファンヒーターの話です。

 2017年-2018年冬シーズンに対応させるため、2017年冬モデルを加えた最新情報として紹介します。


 なお、このブログ「モノマニア」では、冬シーズン向けに発売されている最新の暖房器具について、以下のような記事があります。

1・セラミックファンヒーターの比較
2・遠赤外線ヒーターの比較
3・オイルヒーターの比較  
4・石油ファンヒーターの比較 →この記事
5・ガスファンヒーターの比較
6・冬の暖房記事全体のまとめ記事 【結論】

 今回は、これらのうち、4番の記事です。

 主に、1年以内に発売された石油(灯油)で暖房する石油ファンヒーターを比較する記事です。その他の暖房器具については、上のリンクから別の記事をみていただきたいと思います。

 いつものように製品を紹介した後で、最後に結論としてAtlasのオススメ石油ストーブを紹介します。時間のない人は、今回の記事の最後にある「おすすめ機種」だけ見ていってください。

石油ファンヒーターの比較基準

 さて、今回の比較において、重要視する機能は、以下の4点になります。

1・エコ機能
  =
光熱費(灯油代・電気代)の安さ
2・静音性
  =
運転音の静かさ
3・臭い対策
 =
石油臭の少なさ

 1番のエコ性能については、とくに重要視するつもりです。

 石油ファンヒーターの場合、意外に意識しませんが、燃焼に電気も使うので、灯油代のほかに電気代もかかっています。その他、最新のエコセンサーの搭載状況などをふまえて詳しく解説するつもりです。

9畳までの小型機種の比較  

 ここからは、具体的な石油ファンヒーターの比較に入りたいと思います。今回は紹介する機種が多いため、木造7畳・コンクリート9畳程度まで利用可能な小型機種と、リビング用の大きめ機種に分けて、順番に紹介したいと思います。

 なお、ここからの記事は、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記します。


  201711031726.jpg

 【木造〜7畳・コンクリート〜9畳】

 〈2017年モデル〉

 1・コロナ ミニ シェルホワイト FH-M2517Y-W
 1・コロナ ミニ ローズメタリック FH-M2517Y-R
    ¥15,700 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

サイズ: 高さ390×幅312×奥行307mm
暖房出力 :2.50〜0.66kW
消費電力:弱燃焼時8.5W(強燃焼時15W)
エコ性能:-------
消臭対策:ニオイカットメカ
静音: 弱燃焼時21dB・強燃焼時33dB
タンク:3.6リットル
保証期間:3年間   

 コロナのミニシリーズは、同社のストーブの中では最も小型のモデルです。子供部屋など限られたサイズの部屋に向いたストーブです。

 現在、2016年モデル2086年モデルが売られていますが、型番が異なるだけで、機能面で差はありません。安い方を買えば良いでしょう。

 

 本体色は、ホワイトのほか、ピンクが選べます。暖房器具としては温かみのある配色で人気です。

 適応畳数は、木造で7畳までです。ここで紹介する中では最もパワーが弱い機種と言えるでしょう。特売していることとも見られる機種ですが、8畳以上の木造和室では、多くの時間がフルパワー運転になってしまうので、光熱費を考えても不利です。

 タンクの容量は、3.6リッターしかない機種です。石油タンクとの往復を考えると、かなり小さい部屋以外は、この点でもあまりオススメできません。メーカもそのつもりで、子供部屋」に相応しい色目にしている気がしますね。

 着火までの時間は、秒速点火機能をONにした場合、7秒です。ただし、この機能をONにすると、着火までに余熱を入れ続けるので、100Wの待機電力が必要です。省エネを心がけるならば、この機能は使わない方が良いでしょう。

 エコ機能は、未付属です。後ほど紹介する、ほぼ価格の変わらない、コロナのSTシリーズと違って、「エコ運転」に関する機能が付きません。他に、細かいところでは「給油を促すメロディ」機能がなかったりします。

 iegdv2-11.png

 消臭対策は、ここから紹介するどの機種にも付いていますが「ニオイカットメカ」が付属します。これは、灯油の残りをポンプで吸引して残さないことで、臭いを抑える機能です。

 以上、コロナのミニシリーズの紹介でした。子供部屋などに向く、可愛らしい外観で、コンパクト性が「売り」な機種ですね。一方、エコ運転の未付属や、タンク容量の点は、注意するべきポイントと言えそうです。


  

 【木造〜9畳・コンクリート〜12畳】

 〈2017年モデル〉

 2・トヨトミ・石油ファンヒーター LC-33H
   ¥9,297 Amazon.co.jp
  (12/1執筆時)

   

 【木造〜9畳・コンクリート〜12畳】

 〈2016年モデル〉

 2・トヨトミ・石油ファンヒーター LC-S33G
   ¥12,212 Amazon.co.jp  (12/1執筆時)

サイズ: 高さ428×幅376×奥行296mm
消費電力:弱燃焼時11W
エコ性能:エコモード
消臭対策:W消臭・においません機構
静音: 弱燃焼時18dB・強燃焼時34dB
タンク:5リットル
保証期間:3年間

 続いて、名古屋の家電メーカーであるトヨトミ(トヨストーブ)LC-32Hと、その上位機種にあたるLC-S33Gの紹介です。

 本体色は、下位機種がシルバー、上位機種がホワイトの2色展開ですね。

 適応畳数は、この機種も小型と言えるサイズですが、木造で9畳までです。コロナのミニシリーズ機種と比べると、価格がやや安価な点も嬉しい部分でしょう。

 タンクの容量は、5リットルと比較的大きめです。寒冷地に暮らすと、給油の面倒くささに辟易することが多いですが、タンクの大きめのこの機種ならば、さほど頻繁な給油は不要ですね。

 着火までの時間は、基本的には150秒です。トヨトミの場合、着火時に石油臭さを防止するために長めに時間を取ります。ただし、消臭着火をオフにすると、他社並みの90秒着火も可能です。

 エコ機能は、充実しています。このストーブは、「自動消火」したり、「自動点火」したりしながら室温を調整していくのではなくて、緩やかにその温度を目指して温度を低くしていくような独自の仕組みになっているようです。

「点火」「消火」が一番電気を食いますから、これは良い機能だと思います。コロナのエコ運転が23℃以上で自動的に消火して温度を保つシステムであるのと比べれば、こちらの方が快適度が高いと思います。

 iegdv2-13.png

 また、別の意味で「エコ」と言えるのは、エコバーナーを採用している点です。耐久性を高めているため、シーズン前の灯油の残りをそのまま使っても不具合が生じにくい仕様です。消臭にも効果的で有り、炉の窒素酸化物を除去することで、消臭対策にもなります。

 消臭機能については、エコバーナーの採用に加えて、点火と着火時のダブル消臭機能のほか、灯油臭を軽減できる「においません機構」も装備されます。複数のニオイ対策をしている点で、省スペースモデルとしてこちらは優秀なモデルと言えるでしょう。

 201509231908.jpg

 センサーは、上位機種のLC-S33Gに限っては、人感センサーが搭載されます。そのため、エコモードを利用する場合、人影を感知して、5分間だれもいないと自動でセーブ運転をはじめ、25分間いないと自動で消火することが可能です。(使用しないことも選択できます)

 以上、トヨトミのLC-32GLC-S33Gの紹介でした。小型の、省スペースモデルとしては、タンクも大きめで、最も機能が充実しているため、実用性を重視して小型機種を選ぶならば良い選択肢だと思います。使用電力量についても、業界最小といえるモデルですし、灯油節約のためのエコモードも実用的と言えます。


 

 【木造〜7畳・コンクリート〜9畳】

 〈2017年モデル〉
 3・ダイニチ ブルーヒーター FW-2517S-S   
  ¥12,889 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

サイズ: 高さ391×幅321×奥行311mm
暖房出力 :2.50〜0.68
消費電力:弱燃焼時49W(強燃焼時82W)
エコ性能:-------
消臭対策:パワフル秒速消臭
静音: 弱燃焼時23dB・強燃焼時33dB
タンク:3.5リットル
保証期間:3年間   

   

 【木造〜9畳・コンクリート〜12畳】

 〈2017年モデル〉

 3・ダイニチ ブルーヒーター FW-3217S-S
  
¥10,659 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

 〈2016年モデル〉

 3・ダイニチ ブルーヒーター FW-3216S-S
  ¥10,541 Amazon.co.jp
(12/1執筆時)

サイズ: 高さ429×幅371×奥行299mm
暖房出力 :3.20〜0.74
消費電力:弱燃焼時52W(強燃焼時98W)
エコ性能:-------
消臭対策:パワフル秒速消臭
静音: 弱燃焼時24dB・強燃焼時35dB
タンク:5リットル
保証期間:3年間   
  つづいて、ダイニチ(ブルーヒーター)の石油ファンヒーターの紹介です。こちらは、小型石油ファンヒーターの中では例年かなり売れ筋になる人気モデルです。2機種同時に紹介します。なお、2017年新モデルの登場が予定されていますが、スペックは旧機種と同じで、型番のみの変更となります。

 適応畳数は、下位機種が木造7畳まで、上位機種が木造9畳までになります。しかし、ダイキンの場合は、そのパワフルさが評判であり、室温20度までの急速暖房力では、他社モデルに水をあけています。

 ただ、パワフルな分、暖房に灯油だけではなく、多くの電気を使います。小型機種でも、弱燃焼時に49W、強燃焼時には82Wも電気を消費します。他社の小型機種が、運転時の電気使用量が10W〜20W程度であることを考えても、電気については、運転時にほぼ5倍消費です。パワフルなのは嬉しい部分ですが、年間(冬季)で5000円程度、電気代が余分にかかる点は、注意した方が良いかもしれませんん。

 タンクの容量は、5リットルと十分なサイズです。この点で不満は感じないでしょう。

 201609181203.jpg

 着火までの時間は、40秒です。待機電力を利用しないで40秒で着火できるブンゼン気化式は、同社の「売り」の1つです。

 エコ機能は、「エコおまかせモード」が搭載されます。こちらは、設置した温度に向かって、強運転・弱運転を繰り返しつつ調整する方式です。一方、上がりすぎた場合の、一時消火機能はないのが、やや難点でしょう。人感センサーは、ダイキンの場合、大きめのSLXシリーズからの搭載で、こちらは未搭載です。

 消臭機能については、点火・消火時のニオイをカットするパワフル秒速消臭システムを装備します。

 以上、ダイニチ(ブルーヒーター)の小型の石油ファンヒーターの紹介でした。小型機種ですが、その速暖力は、どの機種よりも優秀な機種です。一方で、その性能は、電力の消費に依存する部分もあるため、ある程度の光熱費は考慮しないといけないでしょう。


 

 【木造〜10畳・コンクリート〜13畳】

 〈2017年モデル〉

 4・ダイニチ SDR FW-3717SDR 【各色】
  ¥25,001〜 Amazon.co.jp
(12/1執筆時)

 〈2016年モデル〉

 4・ダイニチ SDR FW-3716SDR 【各色】
  ¥24,574〜 Amazon.co.jp
(12/1執筆時)

サイズ: 高さ445×幅438×奥行349mm
暖房出力 :3.60〜0.74
消費電力:弱燃焼時62W(強燃焼時129W)
エコ性能:Wエコ
消臭対策:ニオイカットメカ
静音: 弱燃焼時25dB・強燃焼時37dB
タンク:9リットル
保証期間:3年間   

 つづいて、ダイニチ(ブルーヒーター)のSDRシリーズです。こちらは同社のハイエンドモデルです。写真から分かるように、同社のデザイン重視の最上位機となります。

 こちらも、旧製品がラインナップされていますが、型番のみの変更です。


 本体色は、ブランド色と言える赤色の他、白色と黒色のモデルが用意されます。

 適応畳数は、下位機種が木造10畳まで、上位機種が木造12畳までになります。同社の売りのパワフルさはより高度化しており、とくに運転直後のパワーは下位機種よりも10%ほど上回ります。

 一方、やはり光熱費の面では、多くの電気を使う点がネックで、パワフルな分、下位機種の弱燃焼時でも62Wを使います

 タンクの容量は、上位機種だけに9リットルと相当大きなタンクです。通常の倍ほどのサイズなので、日中も含めて常用する超寒冷地ならば、かなりのメリットです。とっても2カ所あるため、持ちはこびも容易でしょう。

 着火までの時間は、40秒です。こちらもブンゼン気化式です。

 201611111122.jpg

 エコ機能は、上位機種の注目するべき部分です。単に自動消火・点火を繰り返すだけではなく、温度センサーに連動して、燃焼をコントロールします。こちらは下位機種と異なり、一時消化機能も付属です。また、人センサーを搭載し、人影がない場合、セーブ運転する機能も付属します。

 消臭機能は、こちらも点火・消火時のニオイをカットするパワフル秒速消臭システムを装備します。

 以上、ダイニチ(ブルーヒーター)の石油ファンヒーターの紹介でした。デザイン性がとても高いパワフルな機種です。また、下位機種よりもエコ性能が高いのが「売り」ですが、やはり、パワフルさゆえに、電力の消費は多いですが、暖房出力は高いので、「超寒冷地」でパワーを重視するならば、こちらでしょう。


  

 【木造〜10畳・コンクリート〜13畳】

 〈2017年モデル〉

 5・コロナ VGシリーズ・白・ FH-VG3317BY-P
  ¥15,498 Amazon.co.jp
  (12/1執筆時)

サイズ: 高さ426×幅432×奥行334mm
消費電力:弱燃焼時10W(強燃焼時22W)
エコ性能:エコモード
消臭対策:ニオイカットメカ
静音: 弱燃焼時21dB・強燃焼時36dB
タンク:5リットル
保証期間:3年

 続いてコロナのVGシリーズを紹介します。

 適応畳数は、木造9畳までになります。この点では、これまで見てきた機種と同じです。

 タンクの容量は、5リットルと十分なサイズです。小型ならば、十分ですね。

 着火までの時間は、通常モードだと、ダイキンに比べると遅いです。ただし指定した時間の2時間前からあらかじめ電気でしておく機能が付属し、これを使えば7秒で着火します。電力を100W使用して予熱するので、1時間あたり約2.7円ほどの待機電力を常に消費しています。使わない場合は、平均2.5分の予熱時間が必要です。

 エコ運転は、この機種の場合、通常出力の60%に制限した軽めの運転するモードです。また、室温が20度以上にはならない仕組みです。ただ、トヨトミと異なり、その温度に向けて徐々に落としていくような温度の管理はできないため、快適度ではやや不利でしょうか。ただし、室温が23度になると自動的に消化する機能は付属します。その点では、ダイニチの下位機種よりは快適でしょう。

 消臭機能はついては、この機種も灯油の臭いを軽減できる「ニオイカットメカ」が付属します。消化時のニオイを軽減できるクリーン消化+においとり触媒も搭載しますが、点火時のニオイ対策はみられません。なお、静音性は、トヨトミの通常機種にくらべてほとんど同じレベルです。

 以上、コロナVGシリーズの紹介でした。スタンダードモデルとしては、おもしろみはないけど、価格と性能のバランスが取れた機種だと言えます。ただ、ライバル機と比べると、機能面で若干落ちる部分もあります。

リビング向けの大きめのファンヒーター

 続いて、ここからは10畳以上のリビングなどに向いたやや大きめの機種を紹介していきたいと思います。


  201711031730.jpg

 【木造〜10畳・コンクリート〜13畳】

 〈2017年モデル〉

 6・コロナ STシリーズ・白・ FH-ST3617BY-W
  ¥17,393 Amazon.co.jp
  (12/1執筆時)

サイズ: 高さ426×幅442×奥行334mm
消費電力:弱燃焼時10W(強燃焼時22W)
エコ性能:エコモード 消臭対策:ニオイカットメカ
静音: 弱燃焼時21dB・強燃焼時36dB
タンク:5リットル
保証期間:3年間

 【木造〜12畳・コンクリート〜17畳】

 〈2017年モデル〉

 7・コロナ STシリーズ・白・FH-ST4617BY-W
  
¥21,350 Amazon.co.jp  (12/1執筆時)

サイズ:高さ426×幅504×奥行334mm
暖房出力 :4.62〜0.9kW
消費電力:弱燃焼時13W(強燃焼時24W)
エコ性能:エコセーブ運転
消臭対策:ニオイカットメカ
静音: 弱燃焼時23dB・強燃焼時38dB
タンク:7.2リットル
保証期間:3年間

 【木造〜15畳・コンクリート〜20畳】

 〈2017年モデル〉

 8コロナ STシリーズ・白・ FH-ST5717BY-W
  
¥24,646 Amazon.co.jp  (12/1執筆時)

サイズ:高さ426×幅504×奥行334mm
暖房出力 :5.65〜1.00kW
消費電力:弱燃焼時13W(強燃焼時27W)
エコ性能:エコセーブ運転
消臭対策:ニオイカットメカ
静音: 弱燃焼時24dB・強燃焼時40dB
タンク:7.2リットル
保証期間:3年間

 最初に紹介するのは、コロナST(スタンダード)シリーズです。タンク容量の違いで、3サイズ展開です。

 適応畳数は、木造10畳・12畳・15畳までの3シリーズです。石油ストーブは、利用する部屋のサイズに合わせないと、寒いばかりか、光熱費も余分にかかります。迷ったら、1サイズ大きいのを買えば良いでしょう。

 タンクの容量は、木造10畳のみ5リットルですが、木造12畳・15畳までの機種については、7.2リットルの「でかタンク」を装備しています。ストーブの使用頻度が高い寒冷地用に向いています。電気代も燃焼時に最大27Wと経済的に運転できます。ただし、タンクが大きな分、横幅が50.4cmと、下位機種よりも6cmほどワイドサイズです。

 着火までの時間は、先ほど見たSRシリーズと同じで、7秒で着火に対応します。もちろん、電力で余熱をする機種ですので、1時間あたり約2.7円ほどの電気代が必要です。OFFにした場合は、2.5分程度の余熱が必要です。

 エコ運転は、先ほど紹介したVGシリーズと同じように、燃焼を60%、20℃以下に下げる簡易的なセーブ運転機能が付属します。こちらも、室温が23度になると自動的に消化する機能が付属し、使い勝手は良い方です。

  消臭機能は、一方で、この機種も灯油の臭いを軽減できる「ニオイカットメカ」とクリーン消化は搭載します。ただ、VGシリーズに見られたにおいとり触媒は未搭載です。

 以上、コロナの石油ファンヒーターSTシリーズの紹介でした。機能面ではあまり特徴が無い無個性のスタンダード機ですが、12畳モデル以上の大タンクの搭載はリビング用としては嬉しいところです。

 ニオイ対策など上位機能が省かれる部分もありますが、パワーも十分ありますし、燃焼時の消費電力量も少なめなので経済的です。格安で性能の良いリビング用の石油ファンヒーターを探しているならば候補としたい機種です。


 続いてはコロナのハイグレード(上級)ラインのVXシリーズの紹介になります。

  201711031731.jpg

 【木造〜10畳・コンクリート〜13畳】

 〈2017年モデル〉

 9コロナVX ブラウン FH-VX3617BY-T
 9・コロナVX ホワイト FH-VX3617BY-W
  ¥21,360 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

 〈2016年モデル〉

 9コロナVX ブラウン FH-VX3616BY-T
 9・コロナVX ホワイト FH-VX3616BY-W
  ¥20,550 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

サイズ: 高さ466×幅458×奥行334mm
暖房出力 :3.60〜0.66kW
エコ性能:20℃エコセーブ運転
消臭対策:新消臭シャッター +新ニオイカットメカ
静音: 弱燃焼時21dB・強燃焼時36dB
消費電力:弱燃焼時12W(強燃焼時22W)
タンク:7.2リットル
保証期間:3年間

 【木造〜12畳・コンクリート〜17畳】

 〈2017年モデル〉

 10・コロナVX ブラウン FH-VX4617BY-T   
 10・コロナVX ホワイト FH-VX4617BY-W
  ¥26,979 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

 〈2016年モデル〉
 10・コロナVX ブラウン FH-VX4616BY-T
 10・コロナVX ホワイト FH-VX4616BY-W
  ¥25,425 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

サイズ: 高さ466×幅520×奥行334mm
暖房出力 : 4.62〜0.90kW
消費電力:弱燃焼時13W(強燃焼時24W)
エコ性能:20℃エコセーブ運転
消臭対策:消臭シャッター +ニオイカットメカ
静音: 弱燃焼時23dB・強燃焼時38dB
タンク:7.2リットル
保証期間:3年間

 【木造〜15畳・コンクリート〜20畳】

 〈2017年モデル〉

 11・コロナVX ブラウン FH-VX5717BY-T
 11・コロナVX ホワイト FH-VX5717BY-W
  ¥32,230 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

 〈2016年モデル〉

 11・コロナVX ブラウン FH-VX5716BY-T
 11・コロナVX ホワイト FH-VX5716BY-W
  ¥30,719 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

サイズ: 高さ466×幅520×奥行334mm
暖房出力 :5.65〜1.00kW
消費電力:弱燃焼時13W(強燃焼時27W)
エコ性能:20℃エコセーブ運転
消臭対策:消臭シャッター +ニオイカットメカ
静音: 弱燃焼時23dB・強燃焼時40dB
タンク:7.2リットル
保証期間:3年間

 VXシリーズはコロナのハイグレードモデルです。1つ上で紹介した同社のSTシリーズとは価格差はあるものの、コロナのストーブの中ではデンキヤで売れているシリーズです。

 これらは【在庫限り】ですが、昨年生産モデルが格安で売られています。基本性能は同様ですので、安い方を買われると良いでしょう。

 201711031731.jpg

 本体色は、暖色系で冬にマッチするエレガントブラウンのほか、清潔感のあるパールホワイトが用意されます。

 なお、これらの機種は、下位機種(STシリーズ)と多くの機能面が重なります。

 STシリーズと較べた場合の相違点は、次の3つです。

 201609181318.jpg

 第1に、送風機能です。こちらは「ダブルフロー」送風機能が付属します。石油ファンヒーターは、従来、足下を暖めるのが難しく、天井ばかりが暖かいという難点がありました。この機種は、2つの気流の温度を変えることで、部屋を均一的に暖める能力を備えています。

 201509231747.jpg

 第2に、消臭性能です。この機種は、消臭シャッターの搭載し、使用後に自動でシャッターが閉じることで石油臭の広がりを押さえます。これに加えて、下位機種にも搭載されるニオイカットメカを採用するほか、未燃焼ガスの臭いを浄化する「新においとり触媒」が採用されます。こうした結果、スタンダード機に比べて、消化後の石油臭が70%軽減できています。

 第3に、タンク容量です。この機種は、木造10畳用モデルも含めて、全機種で7.2リットルの「デカタンク」になっています。その割に、どれも横幅がスマートな形状ですね。

 このほかの点では、機能面では、STシリーズと同じです。

 201509231755.jpg

 以上、コロナのVXシリーズの紹介でした。機能面では、送風機能の改善や消臭シャッターの採用が目立つ部分です。また、本体のデザイン性が高く高級感があるため、リビングに違和感なく置ける「インテリア家電」を探している方に、この機種は向いていると言えます。


 続いて、コロナのWZシリーズです。こちらは、同社のストーブでは最も高級なラインです。

  201711031733.jpg

 【木造〜10畳・コンクリート〜13畳】

 〈2017年モデル〉

 12・コロナWZ ホワイト FH-WZ3617BY-W   
 12・コロナWZ バイオレット FH-WZ3617BY-V
 12・コロナWZ ブラウン FH-WZ3617BY-TU
  ¥25,288 Amazon.co.jp
(12/1執筆時)

 〈2016年モデル〉

 12・コロナWZ ブラウン FH-WZ3616BY-T   
 12・コロナWZ ホワイト FH-WZ3616BY-W   

 12・コロナWZ バイオレット FH-WZ3616BY
  ¥25,769 Amazon.co.jp
(12/1執筆時)

サイズ: 高さ466×幅458×奥行338mm
暖房出力 :3.60〜0.66kW
エコ性能:20℃エコセーブ運転
消臭対策:新消臭シャッター +新ニオイカットメカ
静音: 弱燃焼時21dB・強燃焼時36dB
消費電力:弱燃焼時12W(強燃焼時22W)
タンク:7.2リットル
保証期間:3年間

 【木造〜12畳・コンクリート〜17畳】

 〈2017年モデル〉

 13・コロナWZ ホワイト FH-WZ4617BY-W
 13・コロナWZ バイオレット FH-WZ4617BY-V  
  ¥33,397 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

 〈2016年モデル〉

 13・コロナWZ バイオレット FH-WZ4616BY-V  
 13・コロナWZ ホワイト FH-WZ4616BY-W

  ¥31,769 Amazon.co.jp
(12/1執筆時)

サイズ: 高さ466×幅520×奥行338mm
暖房出力 : 4.62〜0.90kW
消費電力:弱燃焼時13W(強燃焼時24W)
エコ性能:20℃エコセーブ運転
消臭対策:消臭シャッター +ニオイカットメカ
静音: 弱燃焼時23dB・強燃焼時38dB
タンク:7.2リットル
保証期間:3年間

 【木造〜15畳・コンクリート〜20畳】

 〈2017年モデル〉

 14・コロナWZ ホワイト FH-WZ5717BY-W  
 14・コロナWZ バイオレット FH-WZ5717BY-V   
  ¥37,852 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

 〈2016年モデル〉

 14・コロナWZ バイオレット FH-WZ5716BY-V
 14・コロナWZ ホワイト FH-WZ5716BY-W  
  ¥35,769 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

サイズ: 高さ466×幅520×奥行338mm
暖房出力 :5.65〜1.00kW
消費電力:弱燃焼時13W(強燃焼時27W)
エコ性能:20℃エコセーブ運転
消臭対策:消臭シャッター +ニオイカットメカ
静音: 弱燃焼時23dB・強燃焼時40dB
タンク:7.2リットル
保証期間:3年間

 WXシリーズは、コロナ最上位機種です。こちらは、1つ上で紹介したVXシリーズと本体の形はほとんど同じです。こちらも、両年度モデルとも性能は同じです。

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 本体色は、今年度から登場したアーバンブラウン色のほか、人気のエレガントホワイトと、青系のバイオレットがあります。ただ、ブラウンは10畳モデルのみの展開です。いずれも、都会的なデザインで、デザイナー系のマンションでもマッチしそうです。

 性能面では、下位機種にみられない新しい機能がいくつか追加されています。

 第1に、人感センサーです。石油ファンヒーターの前から10分人の気配がないと、自動でセーブ運転し、50分間いないと自動消火する仕組みが採用されました。

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 第2に、気流ルーパーの採用です。火力に応じて風向きを自動で上下に調節する機能が付属しました。下位機種に搭載されている低温風・温風機能とあわせて、「トリプルフロー」とコロナ社は名付けています。

 第3に、リモコンの採用です。停止・延長・温度直接などがリモコンで行えます。

 その他の点は、火力・消臭シャッター・消臭性能を含めてVXシリーズと同じになります。

 以上、コロナのWZシリーズの紹介でした。やや高級な石油ファンヒーターですが、省エネ性はダントツです。
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 メーカーによれば、人感センサー・気流ルーパー・省エネ運転を併用した場合、上表のような光熱費の節約効果が1シーズンで可能です。本体はやや高価ですが、節約できる光熱費を考えれば、数年で元が取れるでしょう。


  

 【木造〜10畳・コンクリート〜13畳】

 〈2017年モデル〉

 15・TOYOTOMI ホワイト LC-SL37H-W
  ¥22,289 Amazon.co.jp
(12/1執筆時)

 〈2016年モデル〉

 15・TOYOTOMI シルバー LC-SL36F-S
 15・TOYOTOMI ホワイト LC-SL36F-W
  ¥17,700 Amazon.co.jp
(12/1執筆時)


サイズ:437×435×315
暖房出力 :3.60kW〜1.02kW
エコ性能:人感センサー・20℃エコセーブ運転・エコバーナ
消臭対策: ダブル消臭機能+消臭点火
静音: 弱燃焼時23dB・強燃焼時37dB
消費電力:燃焼時20W
タンク:7リットル
保証期間:3年間

 【木造〜14畳・コンクリート〜19畳】

 〈2017年モデル〉

 16TOYOTOMI ホワイト LC-SL53H-W
  ¥30,950 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

 〈2016年モデル〉

 16・TOYOTOMI シルバー LC-SL53F-S
 16TOYOTOMI ホワイト LC-SL53F-W
  ¥32,176 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

サイズ:437×435×315
暖房出力 :5.25kW〜1.41kW
エコ性能:人感センサー・20℃エコセーブ運転・エコバーナ
消臭対策: ダブル消臭機能+消臭点火
静音: 弱燃焼時24dB・強燃焼時38dB
消費電力:燃焼時21W
タンク:7リットル
保証期間:3年間

 つづいて、トヨトミSLシリーズの紹介です。

 

 本体色は、シルバー系のほか、ホワイト系も用意されます。スッキリとしたクリアホワイトではなく、温かみを帯びた白ですね。石油ファンヒーターには良い配色です。

 適応畳数は、木造10畳と木造14畳までの2機種のラインナップですね。コロナのSTシリーズとサイズはほとんど同じで、設置性は良さそうです。

 タンクの容量は、いずれのサイズとも7リットルの大容量タンクです。特に、10畳モデルについては、7リットルクラスの採用は珍しく、寒冷地には有利そうです。電気代も、燃焼時に最大21Wと低消費電力のため、大型機としては経済的に運転できる機種ですね。

 着火までの時間は、木造10畳モデルが約150秒、14畳モデルが210秒です。あまり速くありませんが、時間をかけて、点火時の石油臭を抑制することにトヨトミは力を入れています。消臭点火を解除すれば、それぞれ、90秒・150秒と、他社並みの点か速度です。

 エコ運転は、トヨトミはかなり力を入れ、光熱費の節約効果面は高いです。コロナでは、最上位のWZシリーズにしか搭載されない人感センサーが付属するからです。余分な光熱費の節約効果は高いと言えます。

 人感センサーは、ストーブを正面にみて、80℃の角度に人間がいるかどうかセンサーがキャッチし、人がいなくなると自動的に弱運転します。また、50分間いないと自動的に消す機能になります。使用環境によっては、とても便利な機能だと思います。

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 快適性に関わる機能として、湿度センサーも搭載されています。

 湿度センサーは、文字通り湿度を監視するセンサーです。同じ気温でも湿度が高いと暑く感じ、低いと寒く感じます。湿度の状況に合わせて、運転を制御して快適さをアップさせる機能です。

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 湿度状況は、パネルに5段階で表示されます。また、湿度に対して最適な温度になっていると、快適マークが点灯します。その他、設定温度などを変更できるリモコンが付属するのも上位機種の特長です。

 以上、トヨトミのSLシリーズの紹介でした。コロナのWZシリーズが、性能面でライバル機種でしょう。火力や光熱費の節約効果は、どちらもレベルが高いです。

 一方、WZシリーズと異なり、気流ルーパーなどの風に関わる工夫は、トヨトミの場合されません。しかし、その分、コロナにはない湿度センサーが付属するため、快適性の点では、甲乙つけがたい機種だと思います。また、耐久性は、トヨトミは定評があり、エコバーナーは、シーズン前の灯油の残りをそのまま使っても不具合が生じにくい仕様です。

 一方、ニオイ対策については、トヨトミもシャットアウトのための工夫はありますが、消臭シャッターが付属するコロナのWZシリーズに優位性があるでしょう。

 最終的にどちらの機種が「おすすめ」かについては、難しい部分がありますので、最後に改めてまとめたいと思います。


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 【木造〜11畳・コンクリート〜14畳】

 〈2016年モデル〉

 17・トヨトミ ハイブリッド LC-SHB40F【各色】
  ¥21,702 Amazon.co.jp
(12/1執筆時)

サイズ:438×376×296
暖房出力 :3.2kW〜0.79kW
エコ性能:人感センサー・20℃エコセーブ運転・エコバーナ
消臭対策: ダブル消臭機能+消臭点火
静音: 弱燃焼時18dB・強燃焼時35dB
消費電力:燃焼時12W
タンク:5リットル
保証期間:3年間

 こちらは、トヨトミのSHBシリーズです。適応畳数木造11畳までのモデルだけの単一のラインナップですが、色の選択肢は多いという機種ですね。

 一方、この機種は、やや特殊な石油ファンヒーターです。というのも、灯油のほか、電気を併用した「電気・灯油」のハイブリッドファンヒーターだからです。

 灯油単体のモデルに較べて、能力が強いこと(併用時には4.0kwのパワー)立ち上がりが3秒と速いこと灯油が切れた場合でも電気だけで暖房が可能なことが、メリット性です。

 とくに夜中に灯油が切れて、外のタンクまで石油を補充しにいく場合は重宝しそうです。ただし、電気ヒーター単独運転時は800Wの電力が必要ですので、あくまで「補助」と考えてください。

 機能面では、人感センサーが搭載される点では、トヨトミのSLシリーズと同等です。しかし、湿度センサーとリモコンはこちらは未付属のため、純粋に上位機種とは言えない部分があるのは注意点でしょう。


  

 【木造〜12畳・コンクリート〜17畳】

 〈2017年モデル〉
  18・ダイニチ ブルーヒーター FW-4717SDR
    ¥35,299〜 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

 〈2016年モデル〉
  18・ダイニチ ブルーヒーター FW-4716SDR
    ¥26,566 Amazon.co.jp (12/1執筆時)

サイズ: 高さ445×幅466×奥行349mm
暖房出力 :4.70〜0.91
消費電力:弱燃焼時70W(強燃焼時153W)

 【木造〜15畳・コンクリート〜20畳】

 〈2017年モデル〉
  18・ダイニチ ブルーヒーター FW-5717SDR
    ¥39,725〜 Amazon.co.jp
(12/1執筆時)

サイズ: 高さ445×幅466×奥行349mm
暖房出力 :5.70〜1.23
消費電力:弱燃焼時80W(強燃焼時191W)
エコ性能:Wエコ
消臭対策:ニオイカット
静音: 弱燃焼時25dB・強燃焼時41dB
タンク:9リットル
保証期間:3年間   

 こちらは、ダイニチ(ブルーヒーター)の石油ファンヒーターのハイエンド機種、SDRシリーズです。

 

 本体色は、ホワイトのほか、宇宙を思わせるコズミックブルーがラインナップされます。

 適用畳数は、大きい方が、木造でも15畳と広いです。火力はパワフルで、暖房の強さを表す暖房出力は5.7kW、他社を含めて最大です。

 ただ、やはり、電気代は高い機種であり、弱燃焼時に80W、強燃焼時には191W電気を消費します。他社の約10倍の電気を使います。なお、ダイニチの場合、今年度モデルの全機種がこの仕様であり、電気代を気にする場合は、注意を要します。

 着火までの時間は、40秒です。こちらもブンゼン気化式で、高速着火が自慢です。

 エコ運転機能は、しかし、人感センサー・湿度センサーが一通り搭載されるため、それを上手く使えば、燃費は抑えられます。

 以上、ダイニチのSDRシリーズの紹介でした。光熱費の点を度外視すれば、「一番速く暖まるのはこの機種」でしょう。着火までの時間も速く、快適に使える機種です。デザイン性も高いと思います。


  

 【木造〜10畳・コンクリート〜14畳】

 〈2016年モデル〉

 19・アラジン AJシリーズ ブラック AJ-F38D  
  ¥34,000 Amazon.co.jp
(12/1執筆時)

サイズ: 高さ455×幅420×奥行329mm
暖房出力 : 3.76〜0.81kW
消費電力:弱燃焼時14W(強燃焼時19W)
エコ性能:エコ運転機能
消臭対策:消臭バーナ+触媒+マイナスイオン
静音: 弱燃焼時23dB・強燃焼時39dB
タンク:7.0リットル
保証期間:1年間

 【木造〜13畳・コンクリート〜18畳】

 〈2017年モデル〉

 20・アラジン AJシリーズ ブラック AJ-F50E  
  ¥35,998 Amazon.co.jp
(12/1執筆時)

サイズ: 高さ539×幅506×奥行332mm
暖房出力 : 5.00〜0.81kW
消費電力:弱燃焼時16W(強燃焼時28W)
エコ性能:エコ運転機能
消臭対策:消臭バーナ+触媒+マイナスイオン
静音: 弱燃焼時24dB・強燃焼時41dB
タンク:7.0リットル
保証期間:1年間

 続いて、海外ブランドのイギリスの「アラジン」の石油ファンヒーターの紹介です。日本での歴史も古く、とくに北海道のデンキヤでは、同社の強力なストーブがよく見られます。

 AJシリーズは、アラジン最上位機種です。基本イギリス設計ということもあり、オリジナル機能が多く、面白い機種です。

 本体色は、1色構成です。ただ、日本製にはない、独特のデザインで、「およそ石油ファンヒーターには見えない」という点が、逆に「売り」でしょう。モダンなマンションにも合いそうです。

 適応畳数は、木造10畳と木造13畳までの2機種のラインナップですね。大きい方は、日本メーカーと異なり、縦方向に背が伸びた形状です。

 タンクの容量は、いずれのサイズとも7リットルの大容量タンクです。冬場の補給も少なくて済むでしょう。

 電気代も、大モデルでも最大28Wと、コロナの上位機と同じほどで、気にしなくてよい性能です。

 着火までの時間は、約2分です。消費電力が低いタイプの製品としては、平均的な速さでしょう。

 エコ運転は、設定温度より2度低くする簡易的なものです。

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 消臭性能は、一方この機種の見所で、消臭バーナーや消臭触媒という他社にもみられる機能に加えて、マイナスイオン発生装置が組み込まれます。マイナスイオンは、こと消臭については効果が科学的に検証されているため、石油ファンヒーターとの親和性が高いでしょう。高度だと思います。ただ、消化後のニオイ対策などを含めて考えると、コロナのが利便性は高そうです。

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 最大の見所といえるのは、遠赤ふく射モードの搭載です。部屋が一定温度に達した後、自動で風量を微風にして、遠赤パネルを使った暖房に切替わります。遠赤効果で体感温度が上がるため、静音性・燃費が向上するほか、総じて空気が汚れにくいという効果が期待できます。グラファイト技術が得意な同社ならではの機能で、魅力的です。

 また、自動運転時だけでなく、最初から遠赤ふく射モードを利用することも可能です。温風が苦手な方は、併用すると良いでしょう。なお、熱は石油から得るため、電気使用量はこのモード時の方が却って下なので、安心ですね。

 以上、アラジンの石油ファンヒーターの紹介でした。独特のデザインと、遠赤ふく射モードが最大の「売り」です。デンキヤでは目立たない機種ですが、実力は高いと思います。居間までとは違った石油ファンヒーターを試してみたい人には良いでしょう。ただ、保証は1年間と短めですので、その部分は注意しましょう。

後編の予告!!
燃費に優れた石油ファンヒーターは結論的にこの機種!

 というわけで、ここまでの前編では、コロナ・トヨトミ・ダイニチの石油ファンヒーターを紹介してきました。

 201310141503.jpg

 続く後編こちら】では、これまでの記事の「まとめ」として、全ての機種のうちから、部屋の大きさや、予算別に、Atlasのオススメ機種!を提案していきたいと思います!

 後編は→こちら

posted by Atlas at 11:28 | Comment(0) | 暖房器具

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