【今回レビューする製品】2023年 最新オイルヒーターの性能とおすすめ・選び方: オイルフリーヒーター対応:DeLonghi オイルラジエーターヒーター マルチダイナミックヒーター アミカルド ユニカルドベルカルドなど:各社の電気代の違い・選び方やランキング
【比較する製品型番】NJ0505E RHJ01A0505-DW KHD410812-GC RHJ10F1015-DG H771015EFSN-BK RHJ21F0812-WH RHJ21F0812-GY RHJ35M0812-DG RHJ35M1015-BK RHJ65L0712 RHJ65L0915 RHJ75V0915-GY PK GR RHJ11G0812-DG マルチダイナミックヒーター MDHAA15WIFI-BK MDHU15-BK MDHU15-PB MDHU12-BK MDHU12-PB MDHU09-BK MDHU09-PB MDHAA12WIFI-BK MDHAA09WIFI-BK MDHS12-BK MDHS12-PB DBK DRC121 HEZ13/10KBH HEZ13/10KBD DRM1009GM HEZC13/10JCH アイリスオーヤマ IWH2-1208D-W IWH2-1212D-W IWH2-1208M-W IWHD-1208M-B KIWHD-1210M-W KIWHD-1210M-B
今回のお題
デロンギなどの最新オイルヒーターのおすすめはどの機種?
どもAtlasです。
今回は、2023年1月現在、最新のオイルヒーターを比較します。
1・オイルヒーターの比較 (1)
1-1:デロンギ〈イタリア〉
1-2:DBK〈ドイツ〉
1-3:アイリスオーヤマ〈日本〉
2・オイルヒーターの比較 (2)
2-1:アイリスオーヤマ(続き)
2-2:MILL〈北欧〉
2-3:コロナ〈日本〉
2-4:ユーレックス〈日本〉
2-5:最終的なおすすめ機種の提案
デロンギの「オイルヒーター」のほか、その上位互換といえる「マルチダイナミックヒーター」まで紹介します。
そのほか、アイリスオーヤマ・DBK・山善(MILL)・ユーレックスの製品や、コロナのノイルヒーターも比較します。
暖かさ ★★★★★
省エネ機能 ★★★★★
室温センサー ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、いつものように各社の製品を一機ずつレビューします。
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、「Atlasのオススメ機種」をあげていきます。
よろしくお願いします。
---
1・セラミックファンヒーターの比較
2・遠赤外線ヒーターの比較
3・オイルヒーターの比較
4・石油ファンヒーターの比較
5・ガスファンヒーターの比較
6・冬の暖房記事全体のまとめ記事 【結論】
なお、今回の記事は、このブログの暖房器具比較シリーズの3回目記事として書きました。
0・オイルヒーターの選び方の基本!
具体的な製品紹介にはいる前に、「オイルヒーターの選び方の基本」について書いておきます。
他の暖房器具と比較した場合のオイルヒーターの特長と、後悔しないための選び方の基本について書きます。
0-1・オイルヒーターの利点と欠点
結論的にいえば、オイルヒーターは、優れた暖房器具です。
しかし決して「万能」ではなく、「くせもある」暖房器具です。
1 ・すきま風に「弱い」
=断熱性の低い和風建築に不向き
2 ・厳寒地に「弱い」
=暖房前後の気温差15度以上に非対応
3・暖房に時間がかかる
=ファン未搭載で速暖性がない
なぜなら、上記のような「3つの問題点」があるからです。
ーー
しかし、デメリットを上回るメリット性があります。
実際、断熱材を施したマンション・一軒家や、和風建築でもすきま風の入らない小部屋を「じっくり」暖めたい場合、オイルヒーターは、最も安全で、最も快適といえる暖房器具です。
なぜなら、以下のような、「5つの良い部分」があるからです。
−
1・静音性が高い
=ファンレスで作動音が静か。
2・空気が汚れない
=石油などの燃料を燃やさない。
3・空気が乾燥しない
=エアコンと異なり乾かない。
4・日なたの暖かさ
=「やわらかく」優しく暖まる。
5・安全性
=高熱を出さず、子供にも安全。
これらを兼ね備える部分は、他の暖房家電には見られないメリット性です。
そのため、こうした点を評価して、Atlasを含めて、オイルヒーターにはかなりの「固定ファン」がいます。0-2・オイルヒーターの賢い選び方!
1・適応畳数
=部屋のサイズに合う機種
2 ・速暖性
=フィン(放熱板)面積の広い機種
3・温度調整
=センサー(サーモ)性能が良い機種
今回は、デロンギ製品を中心に、日本で手に入るオイルヒーターを紹介します。
その際に、機種の優劣をはかる際の主な「選び方」の基準としたいのは、以上の3点です。
とくに、格安製品を選ぶ場合は、こうした点には注意が必要です。

電気代(省エネ性能)も、気になる部分でしょう。
オイルヒーターは、リビング用の1500Wのものは20円/時、部屋用の1200Wのもので18円/時くらいです。
ただ、デロンギの上位機種などエコ機能が充実している場合、平均コストは、これより20%から最大25%ほど安くできます。
このあたりの部分も、今回は注意して比較します。
---
というわけで、具体的な比較をはじめます。
冒頭でも書きましたが、今回は、メーカー順に各機を比較していきます。
1-1・デロンギのオイルヒーターの比較
はじめに、イタリアのデロンギの製品からです。
1・オイルヒーター〈格安〉
予算:2万円〜
2・オイルヒーター〈中級〉
予算:3万円〜
3・マルチダイナミックヒーター
予算:6万円〜
日本で最も「売れている」だけに、同社の製品展開数は多いです。
羅列するだけだと分かりにくいので、2種類に区分して順番に説明します。
ーーー
なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。
1・デロンギの格安オイルヒーター
はじめに、デロンギでは「入門機」に相当する格安機からです。
【2017年発売】
【1畳〜3畳用】
1・DeLonghi NJ0505E
¥19,666 楽天市場 (1/6執筆時)
放熱板の数:5枚
電力切替:500W
温度感知:マイコン式
自動エコ運転: 対応(20%節電)
表面温度:最大80度
本体サイズ:長さ375×幅175×高さ38.5cm
保証期間:3年
NJM0505Eは、「ミニオイルヒーター 」と呼ばれるデロンギの製品です。
同社では最も小型で安い製品ですが、用途的には「特殊」です。
適応畳数は、1畳〜3畳です。
本体サイズは、長さ375×幅175×高さ38.5cmです。
ようするに、お風呂やトイレ、洗面所と言った狭いスペース専用の製品です。
フィン(放熱板)は、5つ装備します。
ミニL字型フィンという小型機専用設計のものです。
オイルヒーターは、基本的に、フィン(放熱板)の面積が多いほど強力です。
小型ながら面積を稼げる「L字型フィン」を採用するこの機種は、暖房効率はわりと良いです。
温度調整は、サーミスタを用いるマイコン式です。
つまり、サーミスタ(温度感知センサー)が検知した室温情報をもとに、マイコンが温度制御する方式です。
この場合、設定温度が「1度ごと」設定できます。
暖房器具として「当たり前」に思います。
しかし、オイルヒーターの場合、コタツのようなバイメタル式で、アバウトな温度調整しかできない製品が多いです。
その点で言えば、本機は「優秀」です。
エコ運転機能は、この機種のもうひとつの魅力です。
付属しない他機の場合、設定した温度に向かって「強運転」だけ続けるため、電気代がかかります(左図)。
しかし、本機は、一度強運転した後は「電気代の安い」弱運転でキープするように心がけます(右図)。そのため、約20%ほどは節電性が良いです。
タイマーは、ただし、物足りない仕様です。
2・4・8時間後にだけ設定できるON/OFFタイマーだけ装備です。
24時間対応の電子タイマーを採用する上位機とは異なります。
安全性は、高いです。
下位機種ながら転倒防止装置・過熱防止装置・チャイルドロックなどが一通り装備されます。
---
以上、NJM0505Eの紹介でした。
とても小型な機種ですが、それに応じて適応畳数が狭い点には注意が必要です。
オイルヒーターは、ファンがなく「ピンポイント暖房」はできないため、「足下だけだから小型で良い!」という選び方はできない点、注意しましょう。
−
【2021年発売】(旧型番 NJM0505)
2・DeLonghi RHJ01A0505-DW
¥11,700 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板の数:5枚
電力切替:500W
温度感知:バイメタル式
自動エコ運転:
表面温度:最大80度
本体サイズ:長さ375×幅175×高さ38.5cm
保証期間:3年
なお、この機種は、下位モデルがあります。
ただ、サーミスタを内蔵せず、(1点の温度しか検知できない)古典的なバイメタル式の温度感知しかできません。
したがって、エコ運転機能がないので、電気代は高めです。選ばずともよいでしょう。
【8畳〜10畳用】
【2021年発売】
3・DeLonghi RHJ10F0812-SG
¥15,800 楽天市場 (1/6執筆時)
【2015年発売】KHD410812-GC同型
4・DeLonghi HJ0812
4・DeLonghi HJ0812-CR
¥24,300 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
【ペット共生用】(2022年)
5・DeLonghi RHJ11G0812-DG
¥23,950 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板の数:8枚
電力切替:強1200 中700 弱500W
本体サイズ:長さ42×幅24.5×高さ64cm
【10畳〜13畳用】
【2021年販売】(在庫限り)
7・DeLonghi RHJ10F1015-DG
¥------ 楽天市場 (1/6執筆時)
【2015年発売】
7・DeLonghi H771015EFSN-BK
¥29,750 楽天市場 (1/6執筆時)
放熱板の数:9枚
本体サイズ:長さ49.5×幅24.5×高さ64cm
温度感知:バイメタル式
自動エコ運転:
表面温度:最大80度
保証期間:3年
これらは、 デロンギのオイルヒーターの、リビング向けの入門機です。
新旧機種がありますが、基本性能は同じです。
正確には幅が2cmほどスリム化し、前面の吸気口やダイヤル周りのデザインが新型は「すっきり」しました。
また、2022年に「ペット共生用」(デロンギ オイルヒーター with Pet)として追加発売された製品も同じグレードです。ただし、コード部分を強化(4層プロテクションコード)しています。
適応畳数は、8畳〜10畳用・10畳〜13畳用から選べます。
パワー以外は同じなので、同時に紹介したいと思います。
本体サイズは、長さ42×幅260×高さ64cmです。
13畳用は、奥行が少しでますが、それ以外は同じです。
いずれもクラスでは、普通のサイズです。
フィン(放熱板)は、8枚です(上位機は9枚)。
サーマルカットフィンという、昔からある温度抑制に優れたフィンです。
しかし、最近の高性能機に比べると表面温度は「最高80度まで」という水準なので、多少、熱くなりやすいとは言えます。また、面積的にも一般的です。
子供のいるご家庭は、熱の部分に配慮がある、もう少し上位機が良いでしょう。
温度調整は、バイメタル式サーモスタットです。
2つの金属の熱膨張の違いを利用して「1点の温度」だけを検知しスイッチを入れる仕組みです。
コタツとかアイロンとかに採用されている温度感知方式です。室温に応じた温度の設定ができません。スイッチを入れる場所を、6段階でアバウトな設定できるだけです。
また、ONとOFFでの通電温度差が広いため、温度変動幅も広いです。
エコ運転機能も、(センサーがアバウトな)バイメタル式ではできないため、(本体は安くても)電気代は高めな機種です。
パワー切替は、ただし、1200Wの強運転と、500Wの弱運転の2種類が選べます。
タイマーは、付属します。
24時間でONとOFFの時間を設定する方式です。
朝早くにONにしておいて、部屋をじっくり暖めることが可能です。
そのほか、この価格の製品からキャスターが付属します。暖房性能が良い分、本体サイズがやや大きいためでしょう。
安全性は、下位機種と同様に、安全装備がフル装備されます。
---
以上、デロンギの770812EFSNの紹介でした。
同社の製品としては相当安い機種です。ただ、バイメタル式で自動運転が実質不可能であり、利便性や電気代の面では「不利」な機種です。あまりオススメできません。
ーーー
【8畳〜10畳用】
【2021年発売】
8・デロンギ ヴェルティカルド RHJ21F0812-WH
8・デロンギ ヴェルティカルド RHJ21F0812-GY
¥18,527 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板の数:8枚
電力切替:強1200 中700 弱500W
温度感知:バイメタル式
自動エコ運転:
表面温度:最大80度
サイズ:長さ43×幅26×高さ65cm
保証期間:3年
なお、ヴェルティカルドというシリーズが、2021年から展開となりました。
基本的にここまで見た入門機の性能のまま、外観(特にフロント)を「格好良く」したと考えれば分かりやすい製品です。
利便性の面では、コードを前面全体で巻き付けられるようになったため、保管時に楽になっています。
ただ、バイメタル式の温度制御ですし、機能面で変わりがないので、やはり性能では上位機が良いかと思います。
【2018年発売】
【8畳〜10畳用】
9・DeLonghi アミカルド RHJ35M0812-DG
¥33,000 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
電力切替:強1200 中700 弱500W
サイズ:長さ43×幅26×高さ65cm
【10畳〜13畳用】(2021年追加)
10・DeLonghi アミカルド RHJ35M1015-BK
¥35,980 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
電力切替:強1500 中900 弱600W
サイズ:長さ52.5×幅26×高さ65cm
放熱板の数:7枚(新L字型)
温度感知:マイコン式
自動エコ運転: 対応(20%節電)
表面温度:最大70度
保証期間:3年
DeLonghi アミカルドは、デロンギのオイルヒーターでは、入門機に次ぐグレードの機種です。
サイズ的には2種類の展開で、それぞれ適応畳数が異なります。
適応畳数は、8畳〜10畳までと10畳〜13畳までです。
本体サイズは、幅26×奥行43×高さ65cmです。
13畳用は奥行だけ、10cmほど伸びます。
いずれもこのクラスでは、平均的なサイズです。
フィン(放熱板)は、下位機種に比べると、 面積部分で利がある、新L字型フラットフィンを採用します。
枚数は7枚ですが、面積は上位であり、暖房効率は良いです。
安全性も、表面温度も最高70度に制御されるため、より高いと言えます。
さらに、チャイルドロックの搭載もこの機種からです。
温度調整は、サーミスタを用いるマイコン制御式です。
正確な温度が把握できない低級のバイメタル式ではない点も「下位機種以上」です。
上図のようなデジタルディスプレイも搭載です。
エコ運転機能も、したがって搭載し、賢い弱運転で、電気代を節約できます。
パワー切替は、強1200W・中700W・弱500Wの3種類が、手動では選べます。
13畳用は、強1500W 中900W 弱600Wですので、応じて高くなります。
1500Wは、日本の壁コンセントの限界なので、これ以上は無理という話になります。
タイマーは、付属します。
ON/OFFが簡単に設定できる24時間ON/OFFタイマーが採用されています。
L字型フラットフィン(R)用 TH-300R
¥2,500 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
また、「衣類乾燥」のためのトップハンガーも付属します。
---
以上、デロンギのアミカルドの紹介でした。
下位機種と比較する場合、サーミスタ式の温度センサー搭載で、自動運転・エコ運転の精度が高い点が「売り」です
比較的低予算で、安心安全なデロンギ製品を「指名買い」する場合、本機はよい選択肢でしょう。
2・デロンギの中級オイルヒーター
ここからは、デロンギの中級機種の紹介です。
ここまで見た機種とはフィンの形状などが変わっていて、同じパワー(消費電力)でも、暖房性能が下位機種に較べてパワーアップしています。
【2018年発売】
【8畳〜10畳用】
11・Delonghi ユニカルド RHJ65L0712
¥34,900 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板の数:7(X字型)
電力切替:強1200 中700 弱500W
サイズ:長さ47.5×幅30×高さ68cm
【10畳〜13畳】
12・Delonghi ユニカルド RHJ65L0915
¥38,773 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板の数:9(X字型)
電力切替:強1500 中800 弱800W
サイズ:長さ56×幅30×高さ68cm
温度感知:マイコン式
自動エコ運転: 対応(20%節電)
表面温度:最大60度
保証期間:3年
こちらは、「ユニカルド オイルヒーター」というシリーズで、デロンギのリビング用中級機の代表格です。
昔はドラゴンデジタルスマートとして展開していたシリーズですが、名前を変えました。
適応畳数は、8畳〜10畳までと10畳〜13畳までの2サイズ展開です。
広いリビング用ではなく、扉などで密閉できる部屋をベースにした数値です。
例えば小型の場合、8畳より狭い部屋で利用する分には、機能的に問題ありません。
以前は、4.5畳〜という表記でしたが、「日本電機工業会」の自主基準に合わせる形で「8畳から」と表記するようになりました。
本体サイズは、奥行47.5×幅30×高さ68cmです。
13畳用だと、奥行が56cmになります。
いずれも同じ畳数の下位モデルよりわずかに大きいですが、機能はより充実するので、マイナスとは言えません。
フィン(放熱板)は、7枚です(13畳用は9枚)。
一見すると、上位機にもかかわらず、少ないように思えます。
しかし、本機は、幅広X字型フラットフィンという上位構造のフィンを使っています。
L字フィンに較べて約50%の性能アップです。換算すれば、10.5枚・13.5枚のフィンをそれぞれ積んでいるようなものと言えます。
安全性も高いです。
なぜなら、X字型フラットフィンは、パネルの表面温度が最高60度だからです。
オイルヒーターは輻射熱で暖める方式のため、表面温度が低くても暖房性能は変わりません。
チャイルドロックも付属します。
温度調整は、下位機種同様に、サーミスタを用いるマイコン制御のセンサーです。
エコ運転機能も、もちろん搭載で、メーカー公表値で20%の節電性があります。
パワー切替は、強1200W・中700W・弱500Wです。
8畳〜10畳までですから、これで問題ないでしょう。
タイマーは、デジタル式で24時間タイマーです。
ダイヤルの操作性(回す・クリック)は良く、感覚的に操作できます。
幅広X字型フィン用 天板無し TM-9XM
¥6,980 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
なお、衣類乾燥や簡易的な加湿のためのトップハンガーは、別売です。
本機は、この型番が対応です。
−
以上、デロンギのユニカルド RHJ65L0712の紹介でした。
性能面では、表面積の広い幅広X字型フラットフィンの採用で、蓄熱性や速暖性の高さが期待できます。
こうした基本性能の部分で、下位機種との差がある点は「このグレードを買う動機」となります。
なお、オイルヒーターは暖まりが遅いため、ある程度パワーがあった方が使い勝手が良いです。エコ運転機能もあるため、暖まった後の電気代は下位機種と変わりません。
そういった面で、中位機種との価格差は十分に吸収しうる性能だと思います。
【2016年発売】
【10畳〜13畳用】
13・DeLonghi ベルカルド RHJ75V0915-GY
13・DeLonghi ベルカルド RHJ75V0915-PK
13・DeLonghi ベルカルド RHJ75V0915-GR
¥43,208〜 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板の数:9(X字型)
最大消費電力:1500W
電力切替:強1500 中900 弱600W
温度感知:マイコン式
自動エコ運転: 対応(20%節電)
表面温度:最大60度
サイズ:長さ53.5×幅30×高さ68cm
保証期間:3年
ベルカルド RHJ75V0915は、デロンギのオイルヒーターの上位ラインです。
先ほど見た「ユニカルド」の1グレード上の製品です。
適応畳数は、10-13畳までです。
したがって、少し広いリビングにも対応できる製品です。
もちろん、(ある程度の)速暖性を求めたい場合は、部屋の気密性が心配な方は、それ以下の畳数でも選ぶ意味はあります。
本体サイズは、奥行53.5×幅30×高さ68cmです。
設置性は、ユニカルドに比べても良いです。
一方、その他の部分ですが、「ユニカルド オイルヒーター」シリーズとの相違点は、2つです。
第1に、タイマーが新24時間タイマーに変更された点です。
下位機も24時間タイマーです。
しかし、こちらは、「3モード」の温度設定ができるため、夜間の一定時刻まで、温度を「一段階下げる」というプログラムが可能です。
第2に、リモコンが付属する点です。
リモコンでは、オン・オフ・電力レベルの切り替え、温度設定の操作が可能です。
赤外線式なので、【スマート家電リモコンの比較記事】で書いたような製品を導入すれば、帰宅前の電源操作も可能でしょう。
その他の点では、収納式コードホルダーが付いているほどで、あとは下位機種(ユニカルド)と同じです。
トップハンガーは、下位機と同じものを利用します。
---
以上、デロンギの「ベルカルドオイルヒーター」の紹介でした。
夜間の温度調整は実用性があり、面白いと思います。ほぼ毎日付け続けるだろう方は、むしろこの機種が良いでしょう。
色目としても、暖かみのあるデザインですので、こちらのほうが部屋に合わせやすいかもしれません。
3・デロンギのマルチダイナミックヒーター
つづいても、デロンギの製品です。
ただし、「マルチダイナミックヒーター」と名前で、デロンギでは、オイルヒーターとは別ジャンルの家電としてで売っている製品となります。
ただ、通常のオイルヒーターと同じように使える上で、「上位互換」といえる製品です。
【2019年発売】
【10畳〜13畳用】
(Wi-Fiなし・リモコンあり)
14・デロンギ マルチダイナミック MDHU15-BK
14・デロンギ マルチダイナミック MDHU15-PB
¥72,600 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
(Wi-Fiあり・リモコンなし)(2022年追加)
15・デロンギ マルチダイナミック MDHAA15WIFI-BK
¥79,900 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板:5モジュール
電力切替:300/600/900/1200/1500W
温度感知:マイコン式(32通り)
自動エコ運転: 対応(20%節電)
表面温度:最大60度
サイズ:長さ49.4× 幅27.5×高さ66.5cm
保証期間:3年
MDHU15は、デロンギのヒーターの中では最上位機種になります。
「マルチダイナミックヒーター」という名前です。
なお、Wi-Fiの付属するモデルと付属しないモデルがあります。
できることの違いはあとで示しますが、主に外出先からの操作ができる点が魅力です。
マルチダイナミックヒーターは、正確には従来の「オイルヒーター」ではありません。
なぜなら、オイルが暖まるのではなく、内蔵する5つの金属モジュールを暖める新しい仕組みだからです。いわば、「オイルレスヒーター」です。
オイルヒーターの良い部分、つまり、「空気を汚さない」・「輻射熱によるやわらなかな暖房」・「静かに暖房できる」というメリット性はキープされます。
その上で、弱点であった速暖性を2倍に早めることに成功しています。もちろん「じんわり」暖まっていくというオイルヒーターの良い部分は、まったく変更していません。
適応畳数は、10畳から13畳までです。
割と広めのリビングでも利用できるサイズです。
先ほどの機種比べて金属モジュールが5個に増量しており、最大13畳までの暖房に対応する機種になります。
パワー切替も、最大1500Wのほか、300/600/900/1200Wに切り替えられます。
温度調整は、下位機種と同じで、サーミスタ式(マイコン制御電子式)です。
ただ、各モジュールを総計で32通りで動かせるため、快適温度からの逸脱がオイルヒーターに較べて少なくて済むというメリットがあります、
部屋の温度の均質性という点では、最も性能が良いと言えます。
エコ運転機能は、本機も、オイルヒーターと同じように、20%のエコ運転に対応です。
また、オイルヒーターに比べて、細かい運転制御ができるため、エコ運転自体の効率は、オイルヒーターより良いです。
こちらが、冒頭でも提示した、オイルヒーターの場合の1時間の電気代です。
オイルレスの本機と比較する場合、相当の節電効果が期待できます。
安全性は、オイルヒーターの良い部分を引き継いでおり、60度です。
チャイルドロックも付属です。
タイマーも、24時間設定できるタイマーです。
デロンギの場合、24時間で、3つの温度をプリセットし、設定温度を時刻によって自動で切り替えることも可能です(タイマープログラム)。
使い勝手が良いです。リモコンも付属します。
幅広X字型フィン用 天板無し TM-9XM
¥3,838 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
トップハンガーは、別売です。下位シリーズと同じものを利用します。
ネットワークは、先述のように上位構成のみWi-Fi搭載となります。
「デロンギ コンフォート」という専用アプリが、iOS/ Android双方に用意されています。
そのため、スマホをリモコン代わりにして、制御可能です。
また、外出先から、Wi-Fiとご自宅のルーターを介して、遠隔操作できます。
とくに、2020年機からは、デロンギが自社サーバーを用意したため、(ハブとして)AppleTVを購入する必要がなくなり、設置難易度が格段に下がりました。
外出先からの操作は、「消し忘れ」の場合などに便利です。
もちろん、帰宅前に、電源を入れることも可能です。先述のように、最大60度とモジュールが過熱しないので、ある程度安心して、電源を入れることが可能でしょう。
一方、スマホアプリでは、曜日と時間別に、設定温度がアプリで登録できます。
そのため、平日は深夜は温度設定を低く、朝にフルパワーになど、相当細かいタイマー設定が可能です。
加えて、【Apple Watchの比較記事】で紹介した端末をお持ちの場合、設定した起床時間・心拍数の低下にあわせて、温度を調整する「マイスリープ機能」も利用可能です。
なお、スマホをリモコンにする機種ですから、Wi-Fiモデルにはリモコンが付属しない点だけ、注意しましょう。
---
以上、デロンギのMDHU159の紹介でした。
デロンギが満を持して発売した「新世代オイルレスヒーター」の新機種です。
従来のオイルヒーターの良い部分は残した上で、「設定温度の均一性」・「速暖性」というオイルヒーターの欠点を無くした点で、見所の多い機種だと思います。とくにWi-Fiモデルはそのように言えます。
やはり、価格が高いのがネックです。
ただ、リビング用として、オイルヒーターの特性に加えて、温度の均一性と、暖房の速さを求めるならば、こらちが良いでしょう。
ーーー
【2020年発売】
【8畳〜10畳用】
(Wi-Fiなし・リモコンあり)
16・デロンギ マルチダイナミック MDHU12-BK
16・デロンギ マルチダイナミック MDHU12-PB
¥65,455 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
(Wi-Fiあり・リモコンなし)
17・デロンギ マルチダイナミック MDHAA12WIFI-BK
¥65,341 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
(リモコンなし・24時間タイマーなし)(廉価版)
18・デロンギ マルチダイナミック MDHS12-BK
18・デロンギ マルチダイナミック MDHS12-PB
¥53,212 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板:4モジュール
電力切替:300/600/900/1200W
サイズ:長さ44×幅27.5×高さ66.5cm
【6畳〜8畳用】
(Wi-Fiなし・リモコンあり)
19・デロンギ マルチダイナミック MDHU09-BK
19・デロンギ マルチダイナミック MDHU09-PB
¥57,000 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
(Wi-Fiあり・リモコンなし)
20・デロンギ マルチダイナミック MDHAA09WIFI-BK
¥66,182 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板:3モジュール
電力切替:弱300 中600 強900W
サイズ:長さ37×幅27.5×高さ66.5cm
温度感知:マイコン式(32通り)
自動エコ運転: 対応(20%節電)
表面温度:最大60度
保証期間:3年
なお、デロンギのマルチダイナミックヒーターには、適応畳数の狭い下位機種もラインナップされます。気密性が十分高い部屋や、小部屋の場合は、主に「本体価格の安さ」の部分で、本機を選んでもOKです。
一方、最大電力が、1200W・900Wとなり、モジュール数も減るため、速暖性については、同サイズのオイルヒーターよりは良いと言えますが、上位機に劣るでしょう。
この部分に期待して選ぶ場合は、適応畳数について、1サイズ余裕を持って購入しても良いでしょう。
なお、「廉価版」と書いた8-12畳までの製品は、リモコンがないほか、24時間タイマーが省略(入切タイマーのみ)になります。性能面は同等ですので、用途に合うようならば格安で選べます。
1-2・DBKのオイルヒーターの比較
つづいて、ドイツのDBKのオイルヒーターを紹介していきます。
なお、デロンギはイタリアのメーカーですが、一部機種を除き、日本の多くの家電メーカーのようにアジアに生産拠点があります。
一方、DBKは安心のドイツ製ということで、その辺の安心感はあるかもしれません。
日本では、日本ゼネラル・アプラィアンス正規代理店経由で、20年来売られ続けているメーカーです。保証面でも安心です。ただし、デロンギが3年保証であるのに対して、DBKは1年保証です。
【2020年】
【4.5畳〜8畳用】
21・DBK オイルヒーター DRC121
¥15,800 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板の数:11
電力切替:強1300 中800 弱500W
温度感知:マイコン式
サイズ:長さ54.5×幅29×高さ64cm
自動エコ運転:
表面温度: 非公開
保証期間:1年
DRC121は、ドイツのDBKの製品です。
デロンギほど販売網は広くないですが、日本では息の長い企業の最新機です。
適応畳数は、この機種は、4.5畳〜8畳までとなります。
むろん、気密性の高いコンクリート製住宅の場合のスペックです。
本体サイズは、長さ54.5×幅29×高さ64cm
デロンギの同一畳数機と比較すると、多少ですが大きめです。
フィン(放熱板)は、11枚です。
枚数は多いですが、昔ながらのL型形状です。そのため、本体が大きいとも言えます。
パワー切替も、最大1200Wのほか、800/500Wに切り替えられます。
デロンギと構成は同じです。
温度調整は、、実温度が指定できるサーミスタを用いるマイコン式制御です。
値段からすると優秀で、周囲温度を元に強・中・弱を制御し、設定温度に近づけます。
コントローラー部分の日本語フォントの質が悪く高級感はイマイチですが、実用性は高いです。
エコ運転機能は、未搭載です。
タイマーは、24時間タイマーです。
入切とも24時間まで、同時に設定できますので、使い勝手は良いでしょう。
安全性は、基本的な機能(転倒時消火・過熱防止)などは網羅します。
チャイルドロックも搭載です。ただ、表面温度は非開示です。
なお、本機は、取付式のタオルウォーマーが「最初から」付属します。
---
以上、ドイツのDBKのDRC121の紹介でした。
温度センサー搭載で温度設定できる機種で、ハンガーも付いていて価格も安い機種です。
先述のように、文字盤のフォントなどの部分が「いかにも輸入品」で値段が出ている部分があります。
また、同社の他機と違って、本機だけは「ドイツ製造」ではないアジア製(中国)です。その点で、基本的には、アイリスオーヤマなどの格安機と競合する製品と言えます。
ーーー
【2014年発売】
【4.5畳〜9畳用】
【ハンガーあり】
22・DBK オイルヒーター HEZ13/10KBH
¥31,823 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
【ハンガーなし】
22・DBK オイルヒーター HEZ13/10KBD
¥25,800 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板の数:10
電力切替:強1300 中800 弱500W
温度感知:バイメタル式
サイズ:長さ59×幅26×高さ64cm
自動エコ運転:
表面温度: 非公開
保証期間:1年
なお、DBKからは、他にもいくつかオイルヒーターが出ています。
HEZ13/10KBHは、最大1300Wなので少しだけパワフルになります。
ただ、室温センサーがないバイメタル式の温度制御ですので、全体としては下位機種です。
取付式のタオルハンガーは、HEZ13/10KBHの未付属で、洗濯ばさみが付いているのがワンポイントです。
一方、性能から選ぶならば先ほどの機種で良いのですが、本機は「ドイツ製造」明記です。この点で信頼性は高いとも言えます。
ーーー
【4.5畳〜7畳用】
23・DBK オイルヒーター DRM1009GM
¥(14,381) Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板の数:9
電力切替:強1000 中600 弱400W
温度感知:バイメタル式
サイズ:長さ44.5×幅28×高さ69.5cm
自動エコ運転:
表面温度: 非公開
保証期間:1年
加えて、より下位の機種として、2018年からDRM1009GMの輸入がはじまりました。
適応畳数は、7畳までのモデルですが、パワーが1000Wと明らかに低くやや不安があります。
格安ですが、選ぶならばやはり上位機でしょう。
【2018年発売】【ハンガー付】
【4.5畳〜9畳用】
24・DBK オイルヒーター HEZC13/10JCH
¥35,640 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板の数:10
電力切替:強1300 中800 弱500W
温度感知:バイメタル式
サイズ:長さ59×幅26×高さ64cm
自動エコ運転:
表面温度: 非公開
保証期間:1年
こちらは、ドイツのDBK社の上位機種です。
適応畳数は、こちらも、9畳までの機種です。
基本的には、HEZ13/10KBHと同じパワーです。
しかし、750Wの出力のセラミックファンヒーターが内蔵されます。
オイルヒーターのみ暖房として利用する場合、起動時だけ速く暖めたい時などに便利だと思います。
ただ、多かれ少なかれ、この方式は空気を汚す点、静音性に欠ける点でオイルヒーターの利点を削いでいる気もします。
その他、フィンの数や24時間タイマーなどが採用される点では、下位機種と同じです。
1-3・アイリスオーヤマのオイルヒーター
続いて、アイリスオーヤマのオイルヒーターを紹介していきます。
ホームセンターでお馴染みのメーカーで、格安価格帯に強い日本企業です。
【2019年発売】
【〜8畳用】
【通常モデル】【白】
25・アイリスオーヤマ IWH2-1208M-W
¥16,421 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
26・アイリスオーヤマ KIWHD-1210M-W
¥14,800 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
【24時間タイマー付】【黒】
27・アイリスオーヤマ IWHD-1208M-B
¥16,840 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
28・アイリスオーヤマ KIWHD-1210M-B
¥10,780 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板の数:10(ウェーブ式)
電力切替:強1200 中700 弱500W
温度感知:マイコン式
自動エコ運転:対応
表面温度: 非公開
サイズ:長さ37.5×幅25.6×高さ63.0cm
保証期間:1年
IWH2-1208M-Wは、日本のアイリスオーヤマの「ウェーブ」シリーズのオイルヒーターです。
それぞれの色に2機種がありますが、流通ルートで型番を分けているだけです。
ただ、黒色モデルは24時間タイマーが付属し、形状もやや異なりますので、その部分はみてください。
適応畳数は、8畳までです。
もちろん、コンクリート製住宅で、十分に断熱性がある住宅の場合のスペックです。
本体サイズは、奥行39.5×幅25.6×高さ63.5cmです。
フィン(放熱板)は、多めの10枚フィンです。
本体の奥行が短く済んでいるのは、写真のようなウェーブ構造を採用しているためです。
デロンギのX字フィンのような発想で、表面積が10%ほど広くなります。
そのため、同サイズの製品と比較すると、暖房効率は高いと言えます。
温度調整は、実温度が指定できるサーミスタを用いるマイコン式制御です。
他社にもみられますが、この仕様は「上級」となります。
エコ運転機能は、サーミスタ式ですから搭載です。
室温を検知して、それに応じてパワーを調整する方式です。
パワー切替は、強・中・弱の3通りから調整ができる仕様です。
最大1200Wですが、8畳用として問題ないです。
タイマーは、標準装備します。
ただし、黒モデルは、24時間タイマーですが、白モデルは、2/4/6/8時間の切タイマーのみの仕様です。入タイマーがないのは、朝にはやや不便です。
安全性は、転倒時電源OFFと温度加熱防止機能のほか、チャイルドロックが装備です。
安心感があります。
---
以上、アイリスオーヤマの IWH-1210M-Wの紹介でした。
格安製品ながら、サーミスタ式(マイコン式)で、エコ運転機能が利用できる点が重要です。オイルヒーターは、電気を使う家電であるため、光熱費は重要です。
未搭載の機種に比べると、(本体価格も安いため)少なくとも3年で総経費が逆転します。しっかり節電したい場合は、こちらはオススメです。
ただし、8畳でギリギリのパワーですから、気密性の低い住宅ならば、デロンギの10畳用が良いでしょう。
ーーー
【2016年発売】
【〜8畳用】
【タオルハンガーなし】
29・アイリスオーヤマ メカ式 IWH2-1208D-W
¥15,444 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
30・アイリスオーヤマ メカ式 KIWH2-1210D-W
¥7,920 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
【タオルハンガーあり】
31・アイリスオーヤマ メカ式 IWH2-1212D-W
¥22,700 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
32・アイリスオーヤマ メカ式 KIWHH-1212D-W
¥10,480 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
放熱板の数:10(ウェーブ式)
電力切替:強1200 中700 弱500W
温度感知:バイメタル式
自動エコ運転:
表面温度: 非公開
サイズ:長さ39.5×幅25.6×高さ63.5cm
保証期間:1年
なお、ウェーブ式については、以上の下位機種もあります。
ただ、温度センサーがバイメタル方式で、温度設定ができない型式です。
もちろん、エコ運転機能もないです。
一方、下位機は、タオルハンガー付きもあります。
上図の様な一体型のタオルハンガーが付属します。
フィンは、12枚となりますが、タオルハンガーを掛ける構造上の問題で、パワーは同じです。本体サイズは、奥行57.0×幅29.0×高さ70.5cmと、かなり大きくとなります。
---
結論的にいえば、現在的な価格差からいえば、センサー部分が充実して、温度設定ができる上位機の方が利便性は高いです。
タオルハンガーが(どうしても)欲しい場合に限って、他社モデルと比べつつ、こちらを検討対象しても良いかと思います。
次回に続く!
オイルヒーターのおすすめ機種は結論的にこれ!
というわけで、今回は、オイルヒーターをレビューしました。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
2・オイルヒーターの比較 (2)
2-1:アイリスオーヤマ(続き)
2-2:MILL〈北欧〉
2-3:コロナ〈日本〉
2-4:ユーレックス〈日本〉
2-5:最終的なおすすめ機種の提案
暖かさ ★★★★★
省エネ機能 ★★★★★
室温センサー ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く2回目記事(こちら)では、アイリスオーヤマの残りの機種をみたあと、デロンギの「マルチダイナミックヒーター」のライバルとなる、コロナの「ノイルヒート」を紹介します。
その上で、ここまで紹介してきた全製品から、いつものように、予算別・価格別に、Atlasのオススメ機種を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
もし、この前半記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題をシェアしていただければ嬉しいです。