比較2017’ 暖かい!全16機のオイルヒーターの性能とおすすめ【デロンギ中心】:ドラゴンデジタルスマート オイルラジエーターヒーター・マルチダイナミックヒーター・DBK・アイリスオーヤマ

2017年09月29日

比較2017’ 暖かい!全16機のオイルヒーターの性能とおすすめ【デロンギ中心】:ドラゴンデジタルスマート オイルラジエーターヒーター・マルチダイナミックヒーター・DBK・アイリスオーヤマ

今回レビューする製品:2017年:オイルヒーター・マルチダイナミックヒーター13機種の比較とおすすめ・デロンギなど:DeLonghi オイルラジエターヒーター・ドラゴンデジタルスマート DBK・NJ0505E H770812EFSN HJ0812 HJ0812-CR KHD410812-LG QSD0712-MB QSD0915-BL QSD0915-MB DDQ0915-WH HEZ13/10KBD HEZ13/10KBH HEZC13/10JBH HEZC13/10JTH NJM0505J RE0812ベルカルドオイルヒーター MDH15-BK MDH09-BK MDH15WIFI-BK アイリスオーヤマ ウェーブ メカ式 IWH-1210K-W IWH-1210M-W 山善 オイルヒーター DO-TL124(W) 各社の電気代の違い・選び方やランキング

今回のお題
デロンギの最新オイルヒーターのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今回は、オイルヒーターを比較します。また、同社の「上位機種」となるマルチダイナミックヒーターや、アイリスオーヤマ・DBK・山善など、他社から発売されている激安オイルヒーターも、あわせて紹介しようと思います。

 なお、本ブログ「モノマニア」では、最新の暖房器具について、以下のような記事があります。

1・セラミックファンヒーターの比較
2・遠赤外線ヒーターの比較
3・オイルヒーターの比較 →この記事
4・石油ファンヒーターの比較
5・ガスファンヒーターの比較
6・冬の暖房記事全体のまとめ記事 【結論】

 今回は、3番目の記事です。オイルヒーター以外の暖房器具については、上のリンクから別の記事を見ていただきたいと思います。

 いつものように、製品を個別に紹介し、最後にいつものように「Atlasのおすすめ機種」を紹介します。

オイルヒーターの特長と選び方

 オイルヒーターは、厳冬地域ではほぼ無用なで暖房器具です。また、すきま風の多いような和風建築だとあまり効果が発揮できないものでもあります。

 また、セラミックファンヒータなどと異なり、本体から風が出ないので、即効性の暖かさを期待できる家電でもありません。時間をかけて暖めていくタイプの家電です。床暖などと併用して使うのが基本です。

 しかし、マンションなどの耐熱構造の空間において、主に10畳以下の部屋を暖める場合、たくさんのメリット性があります

1・静音性
 
→ファンがないために作動音がほぼ皆無

2・空気が汚れない
 →石油などの燃料を燃やさないため

3・空気が乾燥しない
 →エアコンなどと異なり乾かない

4・日なたの暖かさ

 →「やわらかい」と形容される優しい暖か

5・安全性
 →高温を発しないため、子供にも安全

 こうした、他の暖房家電には見られないメリット性があるので、、オイルヒーターにはかなりの固定ファン」がいます。

 もちろん、暖房前と暖房後の気温差15度以上の暖かさを求めようとする場合、この家電の電気代は経済的とは言えません。しかし、限られた広さの部屋をじっくり暖めたい場合は、他の電気を使う暖房手段に較べて暖房効率がたいへん良い家電です。

 電気代は、目安として1500Wのものは20円/時1200Wのものは18円/時くらいです。ただフル出力しなければ、半額以下でしょう。

 オイルヒーターは、イタリアの有名家電メーカーである「デロンギ」が、ほぼ日本の市場を独占しています。しかし、同社だけでも多くの現行製品があり選ぶのは難しいです。

 そこで、今回、デロンギを中心に、日本で手に入るオイルヒーターを紹介し、また、最後に、予算別・目的別おすすめ機種を提案してみたいと思います。

デロンギのオイルヒーターの比較

 というわけで、ここからは機種ごと詳しい紹介をしていきたいと思います。

 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。



 

 【1〜3畳用】

 〈2016年モデル〉

 1・DeLonghi オイルヒーター NJM0505
  ¥14,200 Amazon.co.jp
(9/29執筆時)

 〈2015年モデル〉
 1・DeLonghi オイルヒーター NJ0505E
  ¥19,300 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):5
 適応面積:1〜3畳
 最大消費電力;500W
 電力切替:なし
 本体サイズ:345×175×380
 タイマー:
2・4・8時間ON/OFF
 リモコン; なし
 保証期間  :3年
 温度感知;バイメタル式  

 デロンギ「オイルラジエーターヒーター」 NJM0505は、今回紹介するオイルヒーターの中ではかなり小型のモデルです。

 適応畳数は、3畳までの小型機です。

 201609171416.jpg

 お風呂やトイレ、洗面所と言った狭いスペースに適する製品です。なお、2015年度の旧製品が併売中です。性能は同じなのですが、新機種の方が既に安いですね。

 フィン(放熱板)は、こちらの機種は小型ですが、ミニL字型フィンという特殊な放熱板を5つ装備します。オイルヒーターは、基本的に、フィン(放熱板)の面積が多いほどオイルヒーターは強力です。その点、小型ながら「L字型フィン」を採用するこの機種は、採用しない機種にくらべて暖房効率は高いです。

 201310141816.jpg

 温度調整は、この機種は限定的です。サーミスタ方式という温度感知センサー性能を活かして、人間が暖かみを感じられる温度に自動的に運転をセーブする機能が付属しますが、500W固定ですので、自動・手動でパワーを切り替えることはできません

 タイマーは、2・4・8時間ON/OFFできる切タイマーのみ付属します。上位機種が24時間対応の電子タイマーを採用するのに比べると物足りないので、タイマー機能をよく使う方は気をつけてください

 安全性は、その方面で定評があるデロンギですから、下位機種から転倒防止装置・過熱防止装置・チャイルドロックなどが一通り装備されます。


 

 【4.5〜10畳用】

 〈2015年モデル〉

 2・DeLonghi オイルヒーター H770812EFSN
  
¥28,000 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):8
 適応面積:4.5
〜10畳
 最大消費電力;1200W
 電力切替:強1200/中700/弱500
 本体サイズ:415×245×660
 タイマー:24時間電子タイマー
 リモコン; なし
 保証期間  :3年
 温度感知;バイメタル式

  デロンギ「オイルラジエーターヒーター」 H770812EFSNは、中型タイプのオイルヒーターでは、デロンギ社で最も安い製品です。おそらく他のラインナップに較べても戦略的に安くしている機種であるために、最もお買い得感があります。

 適応畳数は、10畳までの機種です。デロンギ製品では格安と言えますが、リビングでも使えるでしょう。

 フィン(放熱板)は、8枚と多いため、下位機種よりもフィンの総面積が広くなり、暖房効率はこちらが上位です。

 温度調整も、この機種は可能です。こちらには、電力切り替えボタンがついており、強運転のほか、弱運転500Wでの暖房が可能です。長時間、あまり電気代をかけずにじっくり暖めることが可能ですね。

 ただし、温度感知方式は、サーミスタ式ではなく、バイメタル式です。バイメタル式は、コタツとかアイロンとかに採用されている温度感知方式で、金属の温度変化による熱膨張を利用してスイッチをオンオフする方式です。そのため、節電に役立つエコ運転モードは下位機種と異なり非搭載です。その分本体価格がかなり安いわけなので、仕方ないかもしれません。

 d02.jpeg

 タイマーは、付属します。24時間でONとOFFの時間を設定する方式です。朝早くにONにしておいて、部屋をじっくり暖めることが可能です。そのほか、この価格の製品からキャスターが付属します。暖房性能が良い分、本体サイズがやや大きいためでしょう。

 安全性は、下位機種と同様に、安全装備がフル装備されます。


 

 【4.5〜10畳

ブラック

 3・DeLonghi オイルヒーター HJ0812
   ¥21,394 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

クリーム
 3・DeLonghi オイルヒーター HJ0812-CR
 
 ¥21,384 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):8
 適応面積:
4.5〜10畳
 最大消費電力;1200W
 電力切替:強1200/中700/弱500
 本体サイズ:
420×260×640
 タイマー:24時間電子タイマー
 リモコン; なし
 保証期間  :3年
 温度感知;バイメタル式  

 デロンギ「オイルラジエーターヒーター」 HJ0812は、H770812EFSの後継品となる新型のオイルヒーターです。

 適応畳数は、こちらも10畳までの機種です。

 2番で紹介した H770812EFSとの違いは、本体の形状の他、待機電力がやや省電力化された程度で、性能面は変わりません。新型の分、こちらのほうが販売価格が高いため、この機種を選ぶメリットは低そうです。

デロンギの高性能オイルヒーターの比較

 さて、ここから紹介するのは、デロンギの中級グレードの商品です。デジタル・ベーシックというシリーズになります。



  

4.5〜10畳

 4・DeLonghi オイルヒーター KHD410812-LG
  ¥21,000 Amazon.co.jp
(9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):9
 適応面積:
4.5〜10畳
 最大消費電力;1200W
 電力切替:強1500/中900/弱600
 本体サイズ:415×245×630
 タイマー:デジタルタイマー(ON/OFF)
 リモコン; なし
 保証期間  :3年
 温度感知;サーミスタ式

 デロンギ「デジタルラディアント」 KHD410812-LGは、デロンギの中級機種になります。

 適応畳数は、こちらも10畳までの機種です。

 フィン(放熱板)は、下位機種に比べると、フィンの枚数が9枚と多く、暖房効率が良いほか、次の4点について、下位機種よりも優れます。

 201411071135.jpg

 第1に、この機種にはデジタルディスプレイが付きます。電源スイッチの他、温度調節などが行えます。タイマーもダイヤル式ではなく、デジタル式に設定できるON/OFFタイマーが採用されています。

 第2に、エコ運転モードが搭載されます。これは、サーミスタ式のセンサー性能を活かして、人間が暖かみを感じられる温度に自動的に運転をセーブする機能です。

 第3に、チャイルドロックの搭載です。オイルヒーターは表面温度が高くなる暖房機器ですから、小さなお子さんがいる家庭には欲しい機能といえます。

 一方、暖房性能面については、下位機種と性能差はさほど見られません。フィンの枚数こそ多いですが、同じ「サーマルカットフィン」技術のモデルだからです。

 以上、デロンギのデジタルラディアント・KHD410812-LGの紹介でした。下位機種に較べると、デジタルタイマーが付属する点、1℃刻みの正確な温度設定ができる点などが魅力ですね。一方、改善点は「使い勝手」の側面に限定され、暖房性能面は下位機種とあまり変わりません。性能を重視したいのならば、より上位機種が良いと思います。


   

 【4.5〜10畳

 5・DeLonghi オイルヒーター JRE0812
  ¥27,970 Amazon.co.jp
(9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):9
 適応面積:
4.5〜10畳
 最大消費電力;1200W
 電力切替:強1500/中900/弱600
 本体サイズ:425×260×650
 タイマー:デジタルタイマー(ON/OFF)
 リモコン; なし
 保証期間  :3年
 温度感知;サーミスタ式

  デロンギ「デジタルラディアント」KHD410812-LGは、1つ上で紹介したKHD410812-LG改良モデルです。

 適応畳数は、10畳までの機種です。

 機能はそのままで、フィンの表面温度を70度に抑え、火傷対策を強化したものです。さきほどの機種は80度ですので、10度は低い計算です。ただ、低温度設計にしたために、本体は下位機種に較べて1〜2センチ大きくなっています。 

 相違点は、これだけで、やはり、フィンの技術などは、今後紹介していく上位機種よりも劣ります。

デロンギの高級オイルヒーターの比較

 ここからは、デロンギの高級機種になります。基本性能が暖房性能が中級グレードの商品に較べて大きくパワーアップしています。


 

 【4.5〜10畳

 6Delonghi ドラゴンデジタルS QSD0712-MB
 ¥40,937 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):7(X字型フラットフィン)
 適応面積:
4.5〜10畳
 最大消費電力;1200W
 電力切替:強1200/中700/弱500
 本体サイズ:460×265×660
 タイマー:デジタルタイマー(ON/OFF)
 リモコン; なし
 保証期間  :3年
 温度感知;サーミスタ式  

 QSD0712-MBは、「ドラゴンデジタルスマート」というシリーズです。高性能機ですが、サイズはほとんど大型化していない機種です。

 適応畳数は、10畳までの機種です。

 Xfin.jpeg

 フィン(放熱板)は、こちらは7枚と少ないです。ただ、下位機種より高級機の方がフィンの枚数が少ないのは実は使っているフィンの種類が違うからです。

 こちらはX字型フラットフィンという新開発のフィンを使っています。L字に較べて大体50%の性能アップのため、旧品に比すると10.5枚のフィンを積んでいることになり、こちらのほうがだいぶ高性能です。

 安全性も高いです。なぜなら、X字型フラットフィンは、パネルの表面温度が最高60度です。つまり、下位機種に較べると安全性もより増しています。言うまでも無いですが、オイルヒーターは輻射熱で暖める方式のため、表面温度が低くても暖房性能は変わりません。

 201310141836.jpg

 温度調整も、能力が高いです。温度感知は、サーミスタ式(いわゆるマイコン制御)のセンサーだからです。また、下位機種と同じで、デジタルタイマーや、チャイルドロックも付属します。

 筐体のデザインもイタリア的なデザインでオシャレ、下位機種に較べて高級感が増しています。デザイン面では、スリム感(とくに厚み)が強調され、取り回しに便利そうです


  

 【8〜13畳】

 7・Delonghi ドラゴンデジタルS QSD0915-BL
  ¥39,250 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):9(X字型フラットフィン)
 適応面積:8〜13畳
 最大消費電力;1500W
 電力切替:強1500/中900/弱600
 本体サイズ:530×265×660
 タイマー:デジタルタイマー(ON/OFF)
 リモコン; なし
 保証期間  :3年
 温度感知;サーミスタ式

 QSD0915-BL は、「ドラゴンデジタルスマート」シリーズのオイルヒーターの上位機種です。

 適応畳数は、この機種から13畳までと伸びています。

 フィン(放熱板)は、この機種の場合、X字型フラットフィンが9枚と下位機種よりも多く、その効果で13畳までの暖房に対応しました

 性能面では、フィンの数が1枚多いことを除いてその他の点では同じです。

 先ほど書いたように、ドラゴンデジタルスマートは、新型フラットフィンを採用しているため、実質的には13.5枚のフィンと計算できます。デロンギの上位のオイルヒーターの中では、暖房性能が強いといえる機種です。

 なお、オイルヒーターは暖まりが遅いため、ある程度パワーがあった方が使い勝手が良いです。エコ運転機能もあるため、暖まった後の電気代は下位機種と変わりません。そういった面で、中位機種との価格差は十分に吸収しうる性能だと思います。


   

 【10〜13畳用

 8・DeLonghi ベルカルドH RHJ75V0915-GY
 8・DeLonghi ベルカルド RHJ75V0915-PK
 8・DeLonghi ベルカルド RHJ75V0915-GR   
  ¥53,784〜 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):9(X字型フラットフィン)
 適応面積:
8〜13畳
 最大消費電力;1500W
 電力切替:強1500/中900/弱600
 本体サイズ:535×300×680
 タイマー:新24時間デジタルタイマー
 リモコン; あり
 保証期間  :3年
 温度感知;サーミスタ式

 RHJ75V091は、「ベルカルドオイルヒーター」という、デロンギが、2016年から展開する新しい上位機です。

 適応畳数は、この機種も13畳までとなります。

  

 本体色は、3色構成です。ホワイトのほか、ピンクとグリーンがラインナップされています。

 一方、「ドラゴンデジタル」シリーズとの相違点は、2つです。

 201609171311.jpg

 第1に、タイマーが24時間タイマーに変更された点です。帰宅や就寝の時間に合わせて、自動でON・OFF設定をプログラムできます。

 第2に、リモコンが付属する点です。リモコンでは、オン・オフ・電力レベルの切り替え、温度設定の操作が可能です。

 その他の点では、フィン(放熱板)や、60度という表面温度など含めて、下位機種と同じです。そのため、プログラム運転が不要ならば格安モデルを選んでもいいでしょう。

 ただ、デザインは、「ドラゴンデジタルスマート」に較べると、暖かみのあるデザインですので、こちらのほうが、部屋に合わせやすいかもしれません。

マルチダイナミックヒーターの比較

 つづいても、デロンギのオイルヒーターです。ただし、「マルチダイナミックヒーター」と名前で、デロンギでも別ジャンル家電としてで売られている製品となります。通常のオイルヒーターの「上位互換」製品です。


   

 【ホワイト】

 9・マルチダイナミックヒーター MDH09-BK
  ¥44,431 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

   

 【ブラック】
 9・マルチダイナミックヒーター MDH09-PB
  ¥58,707 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 放熱板:(3モジュール)
 適応面積:
6〜8畳
 最大消費電力;900W
 電力切替:強1200/中700/弱500
 本体サイズ:355×275×665
 タイマー:
新24時間デジタルタイマー
 リモコン:
あり
 保証期間  :3年
 温度感知;サーミスタ方式

 MDH09は、「マルチダイナミックヒーター」という、デロンギのヒーターの中では最上位機種になります。

 適応畳数は、やや注意が必要で、こちらは最大8畳までとなります。

 本体色は、2色展開です。いずれも性能は同じです。

  201609171330.jpg

 ただ、たまに間違って理解している方もいるのですが、この機種は仕組みとしては、オイルヒーターではありません。オイルが暖まるのではなく、内蔵する3つの金属モジュールを暖める新しい仕組みだからです。いわば、「オイルレスヒーター」ですね。

 そのため、オイルヒーターの良い部分、「空気を汚さない」・「輻射熱によるやわらなかな暖房」・「静かに暖房できる」というメリット性をキープしつつ、その弱点であった速暖性を2倍に早めることに成功しています。もちろん「じんわり」暖まっていくというオイルヒーターの良い部分は、まったく変更していません。

 201609171335.jpg

 温度調整も、各モジュールを総計で32通りで動かせるため、快適温度からの逸脱がオイルヒーターに較べて少なくて済むというメリットがあります。0.5度単位の温度設定が可能なので、部屋の温度の均質性という点では、最も性能が良いと言えます。

 安全性も、オイルヒーターの良い部分を引き継いでおり、60度です。タイマーも、下位機種と同じく、24時間設定できる新型タイマーであり、使い勝手が良いです。リモコンも付属します。

 以上、MDH09の紹介でした。デロンギが満を持して発売した「新世代オイルレスヒーター」です。従来のオイルヒーターの良い部分は残した上で、「設定温度の均一性」・「速暖性」というオイルヒーターの欠点を無くした点で、見所の多い機種だと思います。予算があれば、オイルヒーターに買えて選んでも良いでしょう。

 なお、仕組み上、電気代は、同じパワーのオイルヒーターと同様ですが、パワーの点で6-8畳用である点は注意してください。リビング用には、次に紹介する上位機種が良いでしょう。


 

 【10〜13畳】

 10・マルチダイナミックヒーター MDH15-BK
   ¥70,402 Amazon.co.jp  (9/29執筆時)

 放熱板:(5モジュール)
 適応面積:10
〜13畳
 最大消費電力;900W
 電力切替:強1500/中900/弱600
 本体サイズ:495×275×665
 タイマー:
新24時間デジタルタイマー
 リモコン:
あり
 保証期間  :3年
 温度感知;サーミスタ方式

 MDH15-BK は、マルチダイナミックヒーターの上位機種です。

 適応畳数は、この機種から13畳までと伸びています。先ほどの機種比べて金属モジュールが5個に増量しており、最大13畳までの暖房に対応する機種になります。

 このほかの機能面の差異はありません。多少大型化していますが、同じ適応畳数のデロンギのベルカルドオイルヒーターに較べれば小型です。

 価格が高いのがネックですが、リビング用として、オイルヒーターの特性に加えて、温度の均一性と、暖房の速さを求めるならば、こちが良いでしょう。


 

 【10〜13畳】

 【ブラック】

 11・マルチダイナミックH MDH15WIFI-BK
     ¥83,246 Amazon.co.jp  (9/29執筆時)

 【シルバー】
 11・マルチダイナミックH MDH15WIFI-SET
  
   ¥90,128 Amazon.co.jp  (9/29執筆時)

 放熱板:(5モジュール)
 適応面積:10
〜13畳
 最大消費電力;900W
 電力切替:1500/1200//900/600/300W
 本体サイズ:495×275×665
 タイマー:
新24時間デジタルタイマー
 リモコン:
あり
 保証期間  :3年
 温度感知;サーミスタ方式

 MDH15WIFI は、昨年冬に追加販売になった、マルチダイナミックヒーターの最上位機です。ヒーター本体の性能は、1つ上で紹介したMDH15と同じで、最大13畳までの暖房に対応する機種になります。

 一方、電力切替は、各パネルについて下位機種は3段階でしたが、こちらは5段階まで対応します。

 201709291406.jpg

 その上で、こちらはWi-Fiモデルとなりました。IOT家電としてスマホ(iOS/Android)アプリが用意され、リモコン操作ができます。また、外出先からも遠隔操作できるため「消し忘れ」の場合などに便利です。

 なお、こちらの機種はスマホ利用が前提になるため、リモコンは付属しません

 その他の部分は、下位機種と同じです。

 以上、MDH15WIFI-BKの紹介でした。10万円近い価格はネックですが、IOT家電化を目指している方にはおすすめできます。とくにAppleのHome kit対応なので、将来的に全ての家電をそれで管理することを目指す方にも良いでしょう。

DBK社のオイルヒーター

 つづいて、ドイツのDBKのオイルヒーターを紹介していきます。なお、デロンギはイタリアのメーカーですが、一部機種を除き、日本の多くの家電メーカーのようにアジアに生産拠点があります。

 一方、DBKは安心のドイツ製ということで、その辺の安心感はあるかもしれません。日本でも20年来売られ続けているメーカーなので、保証面でも安心です。ただし、デロンギが3年保証であるのに対して、DBKは1年保証です。


  

 12・DBK オイルヒーター HEZ13/10KBH
   ¥21,643 Amazon.co.jp
(9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):10
 適応面積:4〜9畳
 最大消費電力;1300W
 電力切替:強1300/中800/弱500
 本体サイズ:590×260×640
 タイマー:24時間タイマー
 リモコン; なし
 保証期間 ;1年
 温度感知;
サーミスタ式

 こちらは、ドイツのDBK社の製品です。2万円前後で購入できるオイルヒーターとして、2番で紹介したデロンギ社のH770812EFSNのライバル機種と言えます。

 適応畳数は、この機種は9畳までとなります。

 フィン(放熱板)は、デロンギの下位機種と比較すると10枚で、パワーも1300Wと若干こちらのほうが強力です

 タイマーも、24時間タイマーの採用など利便性の点では、両メーカーとも差は少ないですね。

 温度調整も、電力切替ボタンにて、強・中・弱の3通りから調整ができる仕様です。デロンギの下位機種は2通りでしたので、使い勝手はよいほうでしょう。

 安全性は、デロンギと比べると、転倒時電源OFFと温度加熱防止機能は付属です。その一方で、チャイルドロックのみ未付属ですね。

 201509231451.jpg

 なお、HEZ13/10KBHについては、取付式のタオルハンガーが付属します。洗濯ばさみが12個付いているハンガーで、洗濯物を干すことができます。オイルヒーターは高温にならないため、こうした使い方でも安全です。一方、デロンギの機種も最も小型の機種を除けば、トップハンガーは標準装備です。

 以上、ドイツのDBKのHEZ13/10KBHの紹介でした。9畳まで対応の小型機種としては、価格面で有利です。伝統的にオイルヒーターを生産しているメーカーの信頼性もあるため、とくに「低予算でなるべく良いもの」を選びたい方にはおすすめできます。


  

 【ハンガーなし】

 13・DBK オイルヒーター HEZC13/10JBH
   ¥30,589 Amazon.co.jp
(9/29執筆時)

 【ハンガー付】
 13・DBK オイルヒーター HEZC13/10JTH
   ¥34,990 Amazon.co.jp
(9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):10
 適応面積:4〜9畳
 最大消費電力;1300W
 電力切替:強1300/中800/弱500
 本体サイズ:590×260×640
 タイマー:24時間タイマー
 リモコン; なし
 保証期間 ;1年
 温度感知;バイメタル式式
 

 こちらは、ドイツのDBK社の上位機種です。

 適応畳数は、こちらも、9畳までの機種です。

 下位機種との相違点は、750Wの出力のセラミックファンヒーターが内蔵される点です。オイルヒーターのみ暖房として利用する場合、起動時だけ速く暖めたい時などに便利だと思います。ただ、多かれ少なかれ、この方式は空気を汚すため、オイルヒーターの利点を削いでいる気もします。

 その他、フィンの数や24時間タイマーなどが採用される点では、下位機種と同じです。

山善のオイルヒーター

 つづいて、山善のオイルヒーターを紹介していきます。


 

 14・山善 オイルヒーター DO-TL124(W)
 
¥14,322 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):8
 適応面積:〜8畳
 最大消費電力;1300W
 電力切替:強1200/中700/弱500
 本体サイズ:533×242×616
 タイマー:24時間タイマー
 リモコン; なし
 保証期間 ;1年
 温度感知;
サーミスタ式

 こちらは、日本の山善のオイルヒーターです。同社は、「ジェネリック」暖房家電を多く出している日本のメーカーになります。

 適応畳数は、8畳までの機種です。パワーが1200Wとやや弱めのためでしょう。

 フィン(放熱板)は、通常構造のフィンが8枚と、10畳用のデロンギ製品と同じですね。

 201610151951.jpg

 タイマーは、低価格ながら、デジタル表示タイマーの採用など利便性の点では健闘しています。

 温度調整も、電力切替ボタンにて、強・中・弱の3通りから調整ができる仕様です。デロンギの上位機同様のサーミスタ式である点も、この価格では魅力と言えます。

 安全性は、デロンギと比べると、転倒時電源OFFとチャイルドロックが付属です。温度加熱防止機能は、しかしながら搭載情報がありません。ただ、JET認証を取得した上で、1年間の国内保証も付属します。安全性は保証されるでしょう。

アイリスオーヤマのオイルヒーター

 最後に、アイリスオーヤマのオイルヒーターを紹介していきます。



 15・アイリスオーヤマ メカ式 IWH-1210K-W
    ¥13,800 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):8
 適応面積:〜8畳
 最大消費電力;1300W
 電力切替:強1200/中700/弱500
 本体サイズ:533×256×635
 タイマー:
 リモコン; なし
 保証期間 ;1年
 温度感知;
サーミスタ式

  IWH-1210K-W は、日本のアイリスオーヤマ「ウェーブ」シリーズのオイルヒーターです。同社は、最近家電のラインナップを増やしていますが、オイルヒーターも2016年から自社ブランドの製品を売り出しています。

 適応畳数は、多少狭く、8畳までの機種です。山善同様にパワーが1200Wとなるためです。

 フィン(放熱板)は、一般的な8枚フィンですが、写真のようなウェーブ構造を採用しているため表面積が10%ほど広く、暖房効率は高い製品です。

 タイマーは、しかしながら未付属です。ON・OFF操作は自己責任で行う方式ですね。

 温度調整は、ダイヤル式の電力切替ボタンにて、強・中・弱の3通りから調整ができる仕様です。

 安全性は、転倒時電源OFFと温度加熱防止機能します。チャイルドロックのみ未付属ですので、この点は注意しましょう。

 201510062006.jpg

 簡単デジタルタイマー PT70DW
  \1,054 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 以上、 IWH-1210K-Wの紹介でした。1万円台の予算で買える「激安オイルヒーター」として確実にニーズはあるでしょう。タイマーがないのは残念ですが、必要ならば単純なダイヤル式の製品なので、デジタルタイマーを別に買えば良いでしょう。


 

 16・アイリスオーヤマ マイコン IWH-1210M-W  
    ¥16,094 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):8
 適応面積:〜8畳
 最大消費電力;1300W
 電力切替:強1200/中700/弱500
 本体サイズ:50.1×256×635
 タイマー:切タイマー
 リモコン; なし
 保証期間 ;1年
 温度感知;
サーミスタ式

  IWH-1210M-W は、アイリスオーヤマ「ウェーブ」シリーズのオイルヒーターの上位機種です。

 適応畳数は、この機種も8畳までの機種で、パワーも1200Wです。

 フィン(放熱板)も、下位機種同様のウェーブタイプの8枚フィンです。

 タイマーは、上位機種の場合、標準装備します。ただし、2/4/6/8時間の切タイマーのみの仕様です。入タイマーがないのは、朝方には不便です。

 温度調整は、操作パネルでで、強・中・弱の3通りから調整ができる仕様です。

 安全性は、転倒時電源OFFと温度加熱防止機能チャイルドロックが完全装備ですので、安心感はあります。

 その他、中・弱の交互運転を繰り返すエコ運転モードの搭載が目新しいですね。

 以上、 IWH-1210M-Wの紹介でした。タイマー搭載は嬉しいですが、入タイマーがないのは残念です。これならば、下位機種に外部タイマーの組み合わせの方が「高度」かなと感じます。

今回の結論!
電気代と暖房能力が高いオイルヒーターのオススメ機種はこれ!

 というわけで、今回は、オイルヒーターをレビューしました。

 最後にいつものようにおすすめを書いておきます。

 だいたい大きく分けて、8畳用と10畳用のモデルがあるわけですが、基本的に、あまり暖房効率の良い暖房器具ではないことをふまえると、4畳〜6畳については8畳モデルを、それ以上は10畳モデルを購入されるのが良いと思います。


 第1に、費用対効果を考えた場合、リビング用として最もおすすめできるモデルは、

  

 【8〜13畳】

 7・ドラゴンデジタルスマート QSD0915-BL
 7・ドラゴンデジタルスマート QSD0915-MB
  ¥38,780 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):9(X字型フラットフィン)
 適応面積:8〜13畳
 最大消費電力;1500W
 電力切替:強1500/中900/弱600
 本体サイズ:530×265×660
 タイマー:デジタルタイマー(ON/OFF)
 リモコン; なし
 保証期間  :3年
 温度感知;サーミスタ式

 デロンギのQSD0915を推します。X字型フラットフィンの採用で、速暖性能や、オイルの余熱の保温性能が優れていますから。

 リモコンが欲しい場合は上位機種でも良いでしょう。ただ、広い部屋で使うことが前提の暖房器具ではないので、リモコンはAtlasとしては付属しなくて良いがします。デザイン面でもこちらのモデルの方が好きです。

 色については好みで良いですが、一般的にはブルーモデルが良いと思います。レッド・オレンジについては、実物は写真よりもやや色が明るめです。


 第2に、部屋用で使う8畳用モデルのうち、性能・デザイン面からのおすすめできる機種は、

 

 【4.5〜10畳

 6ドラゴンデジタルスマート QSD0712-MB
 ¥40,937 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):7(X字型フラットフィン)
 適応面積:
4.5〜10畳
 最大消費電力;1200W
 電力切替:強1200/中700/弱500
 本体サイズ:460×265×660
 タイマー:デジタルタイマー(ON/OFF)
 リモコン; なし
 保証期間  :3年
 温度感知;サーミスタ式

 同じく、ドラゴンデジタルスマートのQSD0712-MBになります。

 「ドラゴンデジタルスマート」は、近年モデルチェンジがなされより洗練されたデザインになっています。

 もちろん、フィンその他の性能もハイエンドクラスです。少し高いですが、3年の保証も付いていますし、長いシーズン使う前提でこの機種を選ぶと満足度が高いでしょう。


 第3に、価格面でもっとも値頃感があるリビング用オイルヒーターとしては、

  

 12・DBK オイルヒーター HEZ13/10KBH
   ¥21,643 Amazon.co.jp
(9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):10
 適応面積:4〜9畳
 最大消費電力;1300W
 電力切替:強1300/中800/弱500
 本体サイズ:590×260×640
 タイマー:24時間タイマー
 リモコン; なし
 保証期間 ;1年
 温度感知;
サーミスタ式

 DBK社の HEZ13でしょう。性能面ではフィンが10個とデロンギの 同価格帯の機種よりも優れます。とくに、ハンガー付きモデルHEZ13/10KBHは、洗濯物を干す場合に便利で、実用性が高いと思います。

ーーーー


 15・アイリスオーヤマ メカ式 IWH-1210K-W
    ¥13,800 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 放熱板(フィン数):8
 適応面積:〜8畳
 最大消費電力;1300W
 電力切替:強1200/中700/弱500
 本体サイズ:533×256×635
 タイマー:
 リモコン; なし
 保証期間 ;1年
 温度感知;
サーミスタ式

 ただ、予算を1万円台前半までと考えた場合は、アイリスオーヤマのIWH-1210K-Wは魅力です。

 ウェーブ型フィンという新機軸は、外観デザイン性が高いほか、発熱効率も高いです。安全面でも国内大手メーカー製として信頼できますし、低予算で選ぶなら、現在的にこちらでしょう。

 201510062006.jpg

 簡単デジタルタイマー PT70DW
  \1,054 Amazon.co.jp (9/29執筆時)

 タイマーの部分は、さほど予算をかけなくても対処できるでしょう。


 第4に、速暖性と温度の均一性が高い、最高性能のオイルヒーターとしては、

  

 【10〜13畳】

 10・マルチダイナミックヒーターMDH15-BK
   ¥70,402 Amazon.co.jp  (9/29執筆時)

 放熱板:(5モジュール)
 適応面積:10
〜13畳
 最大消費電力;900W
 電力切替:強1200/中700/弱500
 本体サイズ:495×275×665
 タイマー:
新24時間デジタルタイマー
 リモコン:
あり
 保証期間  :3年
 温度感知;サーミスタ方式

 マルチダイナミックヒーターのMDH15-BK でしょう。「第3の」新型シーズーヒーターを利用する「オイルレスヒーター」で、従来的なオイルヒーターの弱点を効果的に解消できている点で、他の機種よりも優れます。

 ネックは販売価格の高さです。普通のオイルヒーターでも、十分に「快適」ですが、予算面で余裕がある方は、この機種を選ぶのも良いと思います。

ーーー

 というわけで、今回はオイルヒーターの紹介でした。ちなみにアマゾンでは、デロンギ製品を量販店(町のデンキヤ)よりもかなり安く売っており、おすすめです。

6・冬の暖房記事全体のまとめ記事 【結論】

 なお、オイルヒーターにすべきか、別の暖房器具にすべきか迷っている方に、暖房器具全体のまとめ記事も書いてあります。よろしければ、そちらをご覧ください。

 もし、この記事がもしお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンなどから記事を共有していただければ幸いです!!(↓)

posted by Atlas at 15:15 | Comment(0) | 暖房器具

今回のモノマニアはいかがだったでしょうか?

このブログモノマニアでは家電や「モノ」を比較した記事が他に300ほどあります。

よろしけば、下部のリンク集もご覧ください。

<広告>

 この記事がお役に立てたようならば、右のリンクから「家電ブログランキング」にクリック投票お願いします。  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!

<PR>

約200記事の完全なリンク集は、【トップページ】の下部にあります。

今後の
記事は【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!
monomani31.png