【今回レビューする製品】2025年 MacBook Air Pro iMac Mac mini対応の外付ポータブルブルーレイドライブの性能とおすすめ:USB-C(USB Type-C) Thunderbolt 3対応:機種の違いと性能ランキング macOS 15 14 13 12 11対応
【比較する製品型番】 バッファロー BUFFALO BRXL-PTV6U3-BK/N BRXL-PTV6U3-BKB BDR-XS08MB-S アイオーデータ BRP-UC6K BRP-UC6SBRP-UC6K/E BRP-UC6S/S ロジテック Logitec LBD-PWB6U3CMSV LBD-PWB6U3CMGY LBD-LPWBWU3CMDG LBD-LPVEWU3CMGY BD-PVE6U3CMSV LBD-PVC6UCMSV LBDW-PUE6U3MSV LBDW-PUE6U3MSV LBD-PUD6U3MSV LBDW-PUD6U3MSV
今回のお題
Mac向きのブルーレイドライブのおすすめはどの機種?
どもAtlasです。
今日は、2025年7月現在、最新のMacで使える外付けブルーレイドライブを比較します。
USB-C端子のみのMacが増えたので、その部分に対応しつつ書きました。
また、Windowsだけで使えるソフトが付く分「高い」ドライブも多いので、できるだけ「安い費用」Mac向けの環境を構築できる機種を優先して紹介します。
高性能なMac用の書込ソフトが添付されるMac専用モデルを含めて、色々見ていきます。
データ記録 ★★★★★
動画再生 ★★★★★
リッピング ★★★★★
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、いつものように各製品を紹介していきます。
そして、記事の最後では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種!」をいくつか提案していきたいと思います。
よろしくお願いします。
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1・Mac用外付DVDドライブの比較
2・Mac用ブルーレイドライブの比較
3・Mac用ブルーレイ視聴ソフトの比較
4・Mac用ブルーレイ書込ソフトの比較
なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」の、Mac向け光学ドライブの比較記事の2回目記事として書きました。
1・Mac向けBDドライブの選び方の基本
はじめに、Macで使えるブルーレイドライブを選ぶ場合の「注意点」の解説からです。
ご存じのかたも多いでしょうが、Appleはブルーレイの書込/再生や、市販のブルーレイ版の映画の視聴は、公式に対応を表明していません。
しかし、これは、「公然の事実」ですが、実際は「対応」できます。
「基本」となる部分なので、これらの部分を含めた、「選び方の基本」を3点紹介しておきます。
1-1・BD-Rなどの読み/書き
第1に、BD-Rなどの読み/書きについてです。
MacOSの標準のDVD書き込み機能を使う場合、50GBまでのブルーレイメディアならば、読み書きに対応できます。
一方、4層のBD-R XLメディアは、現状で最大128GBまであります。
しかし、MacOS標準の書込機能だと、ソフト的(OS的)な問題で100GB 128GBのメディアは非対応です。
【2022年8月発売】(通常価格:¥17,380)
コーレル Toast 20 Pro ブルーレイ対応
¥4,980 ソースネクスト直販 (7/3執筆時)
コーレル Toast 20 Pro ブルーレイ対応
¥17,380 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
1・BD-R XLの利用(100GB/128GB)
2・Windowsとの互換ディスクの作成
3・BDレコーダー互換ディスクの作成
そのため、50GBを超える書込をしたい場合ほか、以上の3点に対応させたい場合、カナダのコーレル社がだすToastというソフトが必要です。
Toastは普通に買うと「高額」です。しかし、とても安く入手できる方法!を今回の記事で紹介するつもりです。
1-2・ブルーレイソフトの再生
【ダウンロード版】
・Macgo Blu-ray Player Pro
¥11,000 AppStore (7/3執筆時)
【パッケージ版】
・gemsoft ZEUS PLAYER
¥2,655 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
第2に、市販のブルーレイソフトの視聴についてです。
Mac OSは、ブルーレイの再生に(非公式にも)標準対応しません。
ただ、こちらの場合も、他社のブルーレイを再生ソフトを利用する場合、対応できます。
正確には、4K解像度の「UHD-BD」は非対応で、フルHDの「BD」までの対応とはなります。
この部分ほか、このブログの【Macで使えるブルーレイ視聴ソフトの比較記事 】の方で説明しています。無料ソフトもいくつか紹介しています。
1-3・本体価格と付属ソフト
第3に、ブルーレイドライブの価格と付属ソフトについてです。
日本でブルーレイドライブを販売するのは、現状3社です(バッファロー・ロジテック・アイオーデータ)。
一部の「Mac専用モデル」を除けば、各社とも「Windows向け」の製品を「Macでも使える」という形で販売します。
ここが、購入を考える場合の大きな「注意点」になります。
なぜなら、Macでは動かない「余計なWindowsソフト」が付く部分で、割高な製品が多いからです。
この部分の区別は、本当に「面倒」です。
そのため、無駄なソフト代が「かからない」タイプを、今回は抜き出して紹介するつもりです。
ちなみにWindowsでも使うから、そちらのソフトも「必要」という場合は、【Windows向けブルーレイドライブの比較記事】の方で、各ソフトの違いを含めて比較しています。
必要に応じて、後ほどご覧ください。
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というわけで「選び方の基本」として、注意点を3点見てきました。
以下では、以上の注意点を重視しながら、各社が「Mac対応」とはっきりサポートを明言しているモデルに限定して、各社の製品を順番にみていきます。
2・Mac対応のブルーレイドライブの比較
はじめに、先述の主要3社の「格安」なブルーレイドライブを見ていきます。
いずれも、Macで使えますが、Mac用として売られているのではなく「Windowsとの共用モデル」として売られるものです。
専用モデルは、次の項目でまとめて見る予定です。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で紹介します。
【2021年発売】
【通常型番】(ケーブル直付)
【Win用書込ソフトあり】
1・BUFFALO BRXL-PTV6U3-BKB 【黒】
2・BUFFALO BRXL-PTV6U3-WHB 【白】
3・BUFFALO BRXL-PTV6U3-SVB 【銀】
4・BUFFALO BRXL-PTV6U3-RDB 【赤】
¥10,560 楽天市場 (7/3執筆時)
【Amazon限定型番】(ケーブル着脱式)
【Win用書込ソフトあり】
5・BUFFALO BRXL-PUV6U3-BK/N 【黒】
¥10,180 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
ドライブ:ブルーレイ
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A
エラー防止:
書込ソフト:
重さ:300g (260g)
こちらは、日本の大手PC周辺機器メーカーであるバッファローのブルーレイドライブです。
同社の場合、他にも多くのMac対応ドライブの発売があります。
しかし、本機はその中で最安モデルになります。
冒頭でふれたように「Windowsソフト付き」で高いだけなので、Macだけで使う場合、最も安いのがこちらということになります。
それでも、本機は「Mac専用」ではなくWindowsとの共用なので、Win専用の書込ソフトは付属にはなり、その部分の価格の「上乗せ」はあることにはなります。
なお、このシリーズには 「Amazon型番」があります。
違いは、後述するように、USB端子が直付けか、着脱式の部分が変わるだけになりますので、以下、同時に紹介していきます。
本体の開閉は、スイッチ式です。
故障した際の強制イジェクトボタンもあるため、電源故障などでレンタルCD・DVDなどが「詰まった」場合も、処理可能です。
Macへの対応は、メーカーによりMacへの公式対応を表明しています。
この点では、安心です。
接続端子は、通常タイプの場合、ドライブ側とケーブルが直付けの収納式です。
いうまでもなく、収納性にはメリットと言えますが、逆に、断線時に取替が効かないとも言えます。
一方、本機は(USBだけの給電で動かない場合に備え)補助電源がUSBで録れるようにケーブルが2系統あります。ただ、Macの場合(USBハブを介さない限り)この手の問題は起こらないため、不要とは言えます。
一方、Amazon限定モデルは、収納機構がなく着脱可能な形式になります。
補助電源ケーブルはやはり付属です。
【2個セット】
Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプタ
¥999 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
一方、両機とも、PC側の接続端子は(四角い)USB-Aのみです。
別に変換端子が必要な部分で、「Mac向き」とはあまり言えない仕様です。
対応フォーマットは、BL-R BL-REなどのメディアの認識が可能です。
もちろん、DVDやCDの再生にも対応します。
ブルーレイ書込ソフトは、Mac用は、未付属です。
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以上、バッファローのブルーレイドライブの紹介でした。
大手PC周辺機器メーカーですが、同種がMac対応機として発売するのは本機のみです。
USB-Cケーブルが付属しない点と、(Macには不要な)補助電源ケーブルが付属する点で、あまり「Macフレンドリー」でもないかと思います。
ケーブルやMacに使えないソフトの費用も含まれるため、他社機より価格はさほど安くないとも言えます。
【2021年発売】在庫限り(Win用書込ソフトあり)
6・I-O DATA ブラック BRP-UC6K
7・I-O DATA シルバー BRP-UC6S
¥11,800 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
【2021年発売】(書込・再生ソフト)
8・I-O DATA ブラック BRP-UC6VK
9・I-O DATA シルバー BRP-UC6VS
¥13,456 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
ドライブ:ブルーレイ
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C(変換)
エラー防止:
書込ソフト:
重さ:250g/210g
BRP-UC6シリーズは、IODATAのブルーレイドライブです。
同社は、日本のPC周辺機器メーカーとしてバッファローと共に有名な企業です。
アイオーデータの場合、(Win向け)書込ソフトが未付属のドライブ展開はないです。
加えて、書込ソフトだけの展開も「在庫限り」になっていて、Mac向けと考えると、おすすめモデルは少ないです。
ただ、「Windowsでも使うかも?」という場合は、結構よい編集ソフト付きの展開もあります。
記事の趣旨上、今回は見ないので、興味ある方は【Windows向けブルーレイドライブの比較記事】であとで見比べて見てさい。
重さは、210gと軽量です(EX-BD04は250g)。
BUFFALOと較べる場合場合、重さにケーブルが含まれるため単純に比較できません。
ただ、軽量性を重視する場合、(往々にして)制震性・静音性が犠牲になるので、持ち運ばないならば、あまり重視しなくて良いでしょう。
本体の開閉は、こちらも、スイッチ式です。
故障した際の強制イジェクトボタンもあり安心です。
スロットイン式と異なり、内部のクリーニングもしやすいので、Atlasは基本的に「スイッチ式」を「推し」ます。
Macへの対応は、メーカーがMacの動作確認しています。
付属するケーブルは、50cmのUSB-Aケーブルです。
新しいUSB-C端子向けに変換アダプタも付属します。
ただ、このタイプだと、つなげた際、見かけが不格好になります。
対応フォーマットは、BL-R BL-REなどのメディアが利用可能です。
容量は、冒頭で書いたようにMac側の対応の問題で「50GBまで」となります。
ブルーレイ書込ソフトは、Mac用は未付属です。
Windows用については、定番のB’s Recorder 17が付属します。
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以上、アイオーデータのブルーレイドライブの紹介でした。
最近のMacで使う場合、USB-Cケーブルが付属する上位機(通常機)が良いと思います。
一方、価格的には本機の場合も、Windows用ソフトが付属する関係もあり必ずしも割安ではないとは言えます。
【2025年発売】
(シルバー・グレー)
10・ ロジテック LBD-PWB6U3CMSV
11・ ロジテック LBD-PWB6U3CMGY
¥12,718 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
(グレー)
12・ ロジテック LBD-LPWBWU3CMDG
¥13,280 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
ケーブル:USB-C
【2021年発売】 (グレー)
13・ ロジテック LBD-LPWAWU3NDB
¥10,080 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
ケーブル:USB-A
【2021年発売】(グレー)
14・ ロジテック LBD-LPWAWU3CNDB
¥10,980 楽天市場 (7/3執筆時)
ケーブル:USB-A USB-C
ドライブ:Ultra HD BD
読出速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD UHD-BD
エラー防止:なし
UHD再生ソフト:なし
USB規格:USB 3.0
重さ:230g
LBD-PWB6U3CMシリーズは、日本のPC周辺機器メーカーのロジテック(エレコム)が販売するドライブです。
2025年機は、ブルーレイドライブ for Macとして、売られる製品です。
ただ、Winとの共用だった旧機(2021年機)とドライブは同じで、付属ケーブルの種類を変更しただけです。
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結論的にいえば、Mac側の端子さえ問題ないならば、旧機を選んでもOKです。
USB-Aもあるならば、そちらだけのモデルでも良いでしょう。
Macへの対応は、メーカーがMacの動作確認しています。
しかし、一点のみ注意が必要です。
本機は、「for Mac」の25年モデルも含めてですが、いずれも、4K画質のコンテンツの再生に対応するUHD-BD対応ブルーレイドライブです。
この部分だけで言えば、ここまで見てきたブルーレイの「上位互換」です。
ただし、Macの場合、UHD-BD対応ドライブを買ったとしても、それ用のMacOS用の再生ソフト(アプリ)が、純正でも、互換でもありせん。
この部分は、【Macでブルーレイを見る方法】の記事で詳しく書きました。したがって、UHD BDドライブであることは、Macだと無駄とも言えます。
しかし、ロジテックの場合、【Windows向けUHD-BD ドライブの比較記事】で紹介したように、普通のBDドライブは展開廃止傾向で、基本的にUHD-BDで統一する方向のようです。
まあ、Macでは不要とは言え、価格的にBDとそこまで変わりません。また、Windowsでも利用する(かもしれない)場合は、少し意味は出てくるかと思います。
重さは、230gと軽量です。
本体の開閉は、こちらも、スイッチ式です。
す。
一方、固定用にケンジントンロックがあるほか、付属ケーブルを収納するための溝があるのが特徴です。
これらの点で「ビジネス向き」と言えるでしょう。
接続端子は、ドライブ側はUSB-mircoB端子です。
25年機は、Mac側がUSB-Cとなるケーブルが1本です。
過年度モデルだと、USB-Aのみのもの、あるいは、USB-A、USB-Cの2本のケーブルが付属するモデルの展開でした。
【2022年8月発売】(セール期間中割引あり)
(通常価格:¥17,380)
コーレル Toast 20 Pro ブルーレイ対応
¥4,980 ソースネクスト直販 (7/3執筆時)
コーレル Toast 20 Pro ブルーレイ対応
¥17,380 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
ブルーレイ書込ソフトは、Mac用は未付属です。
Windows向けのソフトもこちらは付きません。
高度な書込作業をする場合、必要に応じて購入すれば良いでしょう。
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以上、ロジテックのブルーレイドライブの紹介でした。
UHD-BDという部分が(Macでは現状無意味ながら)他社の最安機と較べた場合プラスαです。
正直なところ、ここまでみた主要3社の「最安機」については、Macで使う分にはあまり性能差がないので、(USB-C端子の有無だけみて)買われる際の値段で決めても良いかと思います。
3・専用書込ソフト付属モデルの比較
続いて、Macで利用できるだけでなく、Macで使える専用書込ソフトが付属するモデルを紹介します。
以前はロジテックのみのラインナップでしたが、他社も参戦しました。
【2023年発売】(toast20付属)
【通常版】
15・Logitec LBD-PVE6U3CMSV
¥17,651 Amazon.co.jp (1/13執筆時)
【ダイレクト販売版】LBDW-PUH6U3CMSV後継
16・Logitec LBD-LPVEWU3CMGY
¥---- Amazon.co.jp (7/3執筆時)
ドライブ:ブルーレイ
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C
エラー防止:
書込ソフト:Toast 20 Titanium +BD
重さ:230グラム
LBD-LPVEWU3CMGYは、国内メーカーのロジテックから発売されているドライブです。
流通ルートで型番が変わりますが、性能は同じです。
ただ、ダイレクト版は現状で「在庫切れ」でした。おそらく、復活しないでしょうが、念のため確認してください。
本体色は、シルバーです。
こちらは完全に「マック専用設計」なので、シルバー基調のMacに合うようにデザインされています。
本体も薄型なので、モバイル用のMacbookにもデザイン的に調和します。
本体の開閉は、スイッチ式(トレー式)です。アクセスランプも付属し、稼働状況が確認できる使用です。
Macへの対応は、メーカーが公式に動作確認しています。
そのため、万一の故障の際には安心です。
接続端子も、Mac専用設計ということでやはり「豪華」です。
本機は、ドライブ本体側の端子がUSB-Cです。
その上で、新しいMacに使うUSB Type-Cケーブルと、以前のMacに使う、普通のUSBケーブル(TyoeC-to Aケーブル)の両方が付属します。
対応フォーマットは、本機もBD-R BD-REなどのメディアの認識が可能です。
ブルーレイ書込ソフトは、先ほど説明したRoxioのToastが無料で付属します。
正確には、「ダウンロード権」です。
【2022年発売】【ブルーレイ非対応】
コーレル Toast 20 Titanium
¥13,530 ソースネクスト直販 (7/3執筆時)
提供されるのは、フル機能のToast 20 Proではなく、下位版で、ブルーレイ非対応のToast 20 Titaniumです。
しかし、本製品の場合、Toast 19 Titaniumに、通常有料(2,160円)のBDプラグインを付属させています。
そのため、ブルーレイの書き込みに関する部分については、フル機能が使えます。
Toastは、毎年1バージョン上がるので、現在は、Toast 20 Titaniumが最新です。
ただ、今年は、UIのマイナーな変更であり、1世代前と書込機能に変更はありません。
その点で言えば、1バージョン古いToastが付属する旧モデルを選んでもOKです。
なお、2020年以降登場のM1〜M4プロセッサ(Apple Silicon)搭載のMacについて公式的に「対応」と明記するのは、「Toast 20 」からです。
実際は、旧バージョン(Toast 19 )でも使えます。
とはいえ、メーカーが対応明記しない以上、19は「自己責任」とはなります。。
1・BD-R XLの利用(100GB/128GB)
2・Windowsとの互換ディスクの作成
3・BDレコーダー互換ディスクの作成
もちろん、冒頭示した「Mac OS標準でできないこと」は、全てクリアできています。
【2022年8月発売】(セール期間中割引あり)
(通常価格:¥17,380)
コーレル Toast 20 Pro ブルーレイ対応
¥4,980 ソースネクスト直販 (7/3執筆時)
コーレル Toast 20 Pro ブルーレイ対応
¥17,380 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
1・テンプレート集
2・圧縮ツール (win zip)
3・写真編集ツール
一方、Toast 20 Titanium+BDプラグインを、最新、最上位版のコーレル Toast 20 Proと比べた場合、省略されるのは、主に「オマケソフト部分」です。
あとは、UIや使い勝手の部分の差です。
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結論的にいえば、、Toast 20 or 19 Titanium+BDプラグインの構成で、実用上、全く問題ないと言えます。
ブルーレイを扱える単体版を製品版で購入する場合の値段差を見ながらですが、一般的に、バンドル版がお得の場合が被いです。
一方、Toastは「有名ソフト」なので、すでに過去バージョンをお持ちの方がいるかもしれません。
最近の大きな変化は、2018年登場の「Toast17」の時でした。従来の32bitアプリから64bitアプリに進化しています。
Mac OS 10.15から、32bitアプリの対応が「打ち切り」で動かないので、新しいMacでは昔のToastは使えません。この点は注意しましょう。
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以上、ロジテックのMac用ブルーレイドライブの紹介でした。
対応フォーマットは、高額な書込ソフトが付属する点が最大の魅力です。
先述のように、64bitアプリに進化しており、長いこと使えるのは間違いないでしょうから、ドライブと一緒に購入してしまうのもよいでしょう。
【2018年発売】
【TOAST17付属】
17・I-O DATA BRP-UT6/MC2
¥12,800 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
ドライブ:ブルーレイ
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C
エラー防止:
書込ソフト:Toast 17
重さ:220グラム
BRP-UT6/MC2は、アイオーデータが販売するMac向けブルーレイドライブです。
本機もToastが付属します。
本体色は、シルバーです。
ロジテックより後発だったので、対抗して「より薄型」「より軽量」にしています。
ただ、自宅用として使うならば、過度に薄型にしても、一般的には、振動や静音性などの点で不利とは言えます。
本体の開閉は、スイッチ式(トレー式)です。。
Macへの対応は、メーカーが公式に動作確認しています。そのため、万一の故障の際には安心です。
接続端子は、ロジテックに比べると、本体側の端子はUSB 3.0(micro-B)です。
とはいえ、新しいMacに使うUSB Type-Cケーブルと、以前のMacに使う普通のUSBケーブル(TyoeC-to Aケーブル)がダブルで付属します。
対応フォーマットは、こちらも、BL-R BL-REなどのメディアの認識が可能です。
容量は、多層のBD-XLに対応できるため、BD-R XLならば、(Toastを使って)4層の128GBまで対応です。
M-diskにも対応です。
ブルーレイ書込ソフトは、ロジテックと同じで、「ダウンロード権」が付属します。
ただ、アイオーデータは、2018年版の「Toast17」です。
この世代でも「64bitアプリ」に対応しており現状でも使えます。
ただ、新機種は、新しいUI(ユーザーインターフェース)を採用しているため、使い勝手は少し負ける部分はありそうです。
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以上、 BRP-UT6/MC2のMac用ブルーレイドライブの紹介でした。
本体自体には、ロジテックと差はない状況ですので、基本的に「価格」で選ぶことにとなるでしょう。
あえて言えば、本体側もUSB-C端子で、Toastのバージョンも新しいロジテックが少し優ります。
今回の結論
Mac用ブルーレイドライブのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、Macで利用できるポータブルブルーレイドライブの紹介でした。
最後に、いつものように、価格別・用途別に「おすすめ機種」をあげておきましょう。
第1に、Mac用のブルーレイドライブとして最もおすすめできる機種は、
【2023年発売】(toast20付属)
【通常版】
15・Logitec LBD-PVE6U3CMSV
¥17,651 Amazon.co.jp (1/13執筆時)
【ダイレクト販売版】LBDW-PUH6U3CMSV後継
16・Logitec LBD-LPVEWU3CMGY
¥---- Amazon.co.jp (7/3執筆時)
ドライブ:ブルーレイ
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C
エラー防止:
書込ソフト:Toast 20 Titanium +BD
重さ:230グラム
データ記録 ★★★★★★
動画再生 ★★★★☆
リッピング ★★★★☆
本体価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ロジテックの BDW-PUH6U3CMSVでしょう。
買われる際に価格を見比べて安いほうを選べばOKです。
本体は、Macに調和するシルバーのデザインでMac向きです。
通常のケーブルの他、USB-C端子が付属する点も、新しいMacユーザーにも、従来のユーザーにも嬉しい部分です。
その上で、ライティングソフトのtoast19 が無料でダウンロードできる点は相当の魅力です。
【2022年8月発売】(通常価格:¥17,380)
コーレル Toast 20 Pro ブルーレイ対応
¥13,530 ソースネクスト直販 (7/3執筆時)
コーレル Toast 20 Pro ブルーレイ対応
¥5,680 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
ただ、単品ソフト(上位版)の販売価格は、セールなどで時期でだいぶ変わります。
一応、別のブルーレイドライブを買った場合との合計価格の値段差は見比べてください。
いずれにしても、Windowsユーザーとのデータの受け渡しが想定できる場合は、このソフトがあったほうが便利でしょう。
第2に、BD-Rへのデータバックアップがメインのユーザーにおすすめなのは、
【2025年発売】
(シルバー・グレー)
10・ ロジテック LBD-PWB6U3CMSV
11・ ロジテック LBD-PWB6U3CMGY
¥12,718 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
(グレー)
12・ ロジテック LBD-LPWBWU3CMDG
¥13,280 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
ケーブル:USB-C
【2021年発売】 (グレー)
13・ ロジテック LBD-LPWAWU3NDB
¥10,080 Amazon.co.jp (7/3執筆時)
ケーブル:USB-A
【2021年発売】(グレー)
14・ ロジテック LBD-LPWAWU3CNDB
¥10,980 楽天市場 (7/3執筆時)
ケーブル:USB-A USB-C
ドライブ:Ultra HD BD
読出速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD UHD-BD
エラー防止:なし
UHD再生ソフト:なし
USB規格:USB 3.0
重さ:230g
データ記録 ★★★☆☆
動画再生 ★★★★☆
リッピング ★★★★☆
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
ロジテック機が良いでしょう。
本編で書いたように、過年度モデルを含めて、付属端子以外は変わりません。
Macの場合、USB-C端子は今だと必ずあるので、そちらが付属するモデルならば、どれでも良いでしょう。USB-A端子でも問題ないがないらならば、最も安いもので良いです。
ドライブは、現状ではMacでは意味がないUHD-BD対応ドライブですが、普通のブルーレイドライブと互換しますし問題ないです。
非対応の他社機でも、これより十分に安いと感じるものはなかったので選んだ感じです。
Windowsでも使うならば意味もありますし、すっきりした外観がMacに合いやすそうな部分を含めて、こちらを選んだ感じです。
今回紹介した機種で、皆さんが買われる際に、より安い他社機があれば、そちらでも構いません。
補足:Mac関連の記事の紹介
というわけで、今日は、Mac向けのブルーレイドライブの紹介でした。
最後に、このブログのMac関連記事について補足しておきます。
1・Mac用外付DVDドライブの比較
2・Mac用ブルーレイ視聴ソフトの比較
3・Mac用ブルーレイ書込ソフトの比較
第1に、ブルーレイの視聴や書込に利用するソフトや、より格安なDVDドライブの情報をお探しの方は、上記のリンク記事も、よろしければご覧下さい。
4・Macbookの比較
5・iMacの比較
6・Mac miniの比較
7・Mac studioの比較
第2に、本体購入をお考えの方、Macの最新機種については、以上記事があります。
ドライブだけでなく、新しいMacの購入を検討している方は、ぜひご覧ください。
8・Mac向きディスプレイの比較
9・Mac向きキーボードの比較
10・Mac向きプリンターの比較
11・Mac用テレビチューナー
12・Mac用Office 2024の比較
第3に、便利な周辺機器をお探しの方、Mac関連製品についても色々記事があります。お時間があれば、これらの記事もよろしくお願いいたします。
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また、最後になりますが、今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。