【今回レビューする製品】2023年 MacBook Air Pro iMac Mac mini対応の外付ポータブルブルーレイドライブの性能とおすすめ:USB-C(USB Type-C) Thunderbolt 3対応:機種の違いと性能ランキング OSX 10.15 macOS 11 Big Sur macOS 12 Monterey対応
【紹介する製品型番】パイオニア Mac用 BDR-XD08BK BDR-XD08LE BDR-XS07JL BDR-XD08MB-SBUFFALO BRXL-PTV6U3-BK/N BRXL-PTV6U3-BKB アイオーデータ BRP-UT6/MC2 EX-BD04K EX-BD04W BRP-UC6K BRP-UC6S Logitec LBDW-PUH6U3CMSV LBD-PVE6U3CMSV LBDW-PUG6U3CMSV LBD-PVD6UCMSV LBD-PVC6UCMSV LBDW-PUE6U3MSV LBDW-PUE6U3MSV LBD-PUD6U3MSV LBDW-PUD6U3MSV
今回のお題
Macで利用できる!ブルーレイドライブのおすすめはどの機種?
どもAtlasです。
今日は、2023年1月現在、最新のMacで使える外付ブルーレイドライブを比較します。
iMacも、Macbookも、Mac miniも最近は光学ドライブを付属させないため、ニーズがあるジャンルの周辺機器です。
今回は、従来のUSB-A端子はもちろん、最近のMacで標準装備となっているUSB Type-C端子(Thunderbolt 3)に対応するように書きました。
データ記録 ★★★★★
動画再生 ★★★★★
リッピング ★★★★★
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、いつものように、各製品を紹介していきます。
そして、記事の最後では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種!」をいくつか提案していきたいと思います。
よろしくお願いします。
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1・Mac用外付DVDドライブの比較
2・Mac用ブルーレイドライブの比較
3・Mac用ブルーレイ視聴ソフトの比較
4・Mac用ブルーレイ書込ソフトの比較
なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」の、Mac向け光学ドライブの比較記事の2回目記事として書きました。
1・Macでブルーレイを購入する場合の注意点
Appleは、Mac OS10やOS11において、ブルーレイの書込/再生や、市販のブルーレイ版の映画の視聴などには、公式に対応を表明していません。
しかし、これは、「公然の事実」ですが、実際は「対応」できます。
「基本」となる部分なので、具体的な機種の紹介の前に、順番に紹介しておきます。
1・BD-Rなどの読み/書き
第1に、BD-Rなどの読み/書きです。
OSX標準のDVD書き込み機能を使えば、50GBまでのブルーレイメディアの読み書きに対応します。
一方、4層のBD-R XLメディアは、現状で最大128GBまであります。
しかし、MacOS標準の書込機能では、100G 128GBのメディア対応は無理です。
【2022年発売】
コーレル Toast 20 Pro ブルーレイ対応
¥17,380 ソースネクスト直販 (10/20執筆時)
コーレル Toast 20 Pro ブルーレイ対応
¥16,691 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
1・BD-R XLの利用(100GB/128GB)
2・Windowsとの互換ディスクの作成
3・BDレコーダー互換ディスクの作成
そのため、50GBを超える書込をしたい場合など、以上の3点に対応させたい場合、Toastという他社製ソフトが必要です。
Toastは普通に買うと「高額」ですが、とても安く入手できる方法!を今回の記事で紹介するつもりです。
2・ブルーレイソフトの再生
・Mac go Mac Blu-ray Player PRO
¥10,120 Amazon.co.jp (10//20執筆時)
・gemsoft ZEUS PLAYER
¥2,473 Amazon.co.jp (10//20執筆時)
第2に、市販のブルーレイソフトの視聴です。
こちらについては、問題で、Mac OSXは、ブルーレイの再生に標準対応しません。
そのため、ブルーレイを再生するためにも別のソフトが必要です。必要に応じて購入しましょう。
なお、詳しくは、【Macで使えるブルーレイ視聴ソフトの比較記事 】で詳しく説明しています。
3・Mac用のブルーレイドライブ
なお、ブルーレイドライブは、一部のドライブを除いて、周辺機器メーカーは、Windows向けに生産・販売しています。
そのため、Macでは動かない「余計なWindowsソフト」が付いた割高な製品や、Macで「使える」にしても、万一の際にMacではサポートを受けられない製品もあります。
しかし、今回紹介するのは、メーカー公式に「Mac対応」を表明し、正規サポート対象の製品だけです。
また、「同じ製品」にもかかわらず、Windowsしか利用できないソフトが付いている「だけ」で割高な製品も(なるべく)除外して紹介します。
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また、Atlas自身も「おすすめ」機種については、MacbookとiMacで動くことを実際に確認しているので、この点については安心してください。
2・Mac対応のブルーレイドライブの比較
それでは、Mac対応のブルーレイドライブを具体的に紹介していきましょう。
なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で紹介します。
【2020年】
【書込ソフトのみ】
【通常型番】
1・BUFFALO BRXL-PTV6U3-BKB 【黒】
2・BUFFALO BRXL-PTV6U3-WHB 【白】
3・BUFFALO BRXL-PTV6U3-SVB 【銀】
4・BUFFALO BRXL-PTV6U3-RDB 【赤】
¥8,460 楽天市場 (10/20執筆時)
【Amazon限定型番】
5・BUFFALO BRXL-PTV6U3-BK/N【黒】
¥8,380 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A(直付)
エラー防止:
書込ソフト:
重さ:300グラム
データ記録 ★★★☆☆
動画再生 ★★★★☆
リッピング ★★★★☆
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
こちらは、日本の大手PC周辺機器メーカーであるバッファローのブルーレイドライブです。
同社のラインナップでは、価格が安いモデルです。
なお、本機には「Amazon型番」がありますが、
本体色は、黒色のほか、「キレイめ」の赤色など、4色から選択が可能です。
本体の開閉は、スイッチ式です。
故障した際の強制イジェクトボタンもあるため、電源故障などでレンタルCD・DVDなどが「詰まった」場合も、処理可能です。
Macへの対応は、メーカーによりMacへの公式対応を表明しています。
この点では、安心です。
接続端子は、この機種の場合、ドライブ側とケーブルが直付けとなります。
これは、いうまでもなく、収納性にはメリットとは言えます。
【2個セット】
Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプタ
¥999 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
しかし、新しいMacでUSB端子がUSB-C(type-C)の場合は、別売変換ケーブルを購入する必要があります。
本機は変換アダプタを含めて収納はできないですし、そもそも変換アダプタは、美観的に「野暮ったく見える」のが、Macユーザーにとって悩ましい部分です。
対応フォーマットは、BL-R BL-REなどのメディアの認識が可能です。
もちろん、DVDやCDの再生にも対応します。一方、容量は、Mac側の対応の問題で「50GBまで」となります。超大容量メディアはMacでは扱えない点は、注意しましょう。
ブルーレイ書込ソフトは、Mac用については、未付属です。
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以上、バッファローのブルーレイドライブの紹介でした。
価格的には安い水準の製品です。
ただし、新しいMacbookユーザーは、USB-C変換ケーブルを別に買う必要があるのがややネックでしょう。
一方、従来のUSB端子が本体にある、iMacやMacminiなどには、これでも良いでしょう。
【Type-Aケーブルのみ】
【Amazon限定型番】(黒欠品)
6・I-O DATA ブラック EX-BD04K
7・I-O DATA ホワイト EX-BD04W
¥7,980 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
【TypeA+Type-Cケーブル】
8・I-O DATA ブラック BRP-UC6K
9・I-O DATA ホワイト BRP-UC6S
¥9,890 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C
エラー防止:
書込ソフト:
重さ:250g/210g
データ記録 ★★★☆☆
動画再生 ★★★★☆
リッピング ★★★★☆
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
EX-BD04シリーズは、IODATAのブルーレイドライブです。
同社は、日本のPC周辺機器メーカーとして、バッファローと共に有名な企業です。
本体色は、黒系と白系の2色から選べます。
なお、2系統の機種がありますが、BRP-UC6の方が新しい筐体を利用する関係で、やや軽量・薄型になります。
流線型のバッファローと比べると、普通の四角形のフォルムです。ただ、シンプルな形状のほうが、デザイン的にはマックとマッチしやすいでしょう。
重さは、210gと軽量です(EX-BD04は250g)。
BUFFALOと較べる場合場合、重さにケーブルが含まれるため単純に比較できません。
ただ、軽量性を重視する場合、(往々にして)制震性・静音性が犠牲になるので、持ち運ばないならば、あまり重視しなくて良いでしょう。
本体の開閉は、こちらも、スイッチ式です。
故障した際の強制イジェクトボタンもあり安心です。
スロットイン式と異なり、内部のクリーニングもしやすいので、Atlasは基本的に「スイッチ式」を「推し」ます。
Macへの対応は、メーカーがMacの動作確認しています。
接続端子は、本体側は、USB 3.0(micro-B)です。
下位機種は、USB-Aだけですが、上位機の場合、USB-Cケーブルも付属です。
対応フォーマットは、BL-R BL-REなどのメディアが利用可能です。
容量は、Mac側の対応の問題で「50GBまで」となります。
ブルーレイ書込ソフトは、未付属です。
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以上、アイオーデータのブルーレイドライブの紹介でした。
バッファローと性能部分の差は見られない機種です。
ただ、四角形のデザインは、Macとの調和性が高いです。また、Type-Cを利用する場合は、ケーブル全体を交換できるため、机の上の美観の面でもやや良いでしょう。
置きっぱなしにする場合は、やや価格が高いですが、このモデルを選んでもよいでしょう。
【2021年】
【Type-Aケーブルのみ】
10・ ロジテック LBD-LPWAWU3NDB
¥8,780 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
【TypeA+Type-Cケーブル】
11・ ロジテック LBD-LPWAWU3CNDB
¥9,180 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
ドライブ:Ultra HD BD
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD UHD-BD
エラー防止:なし
UHD再生ソフト:なし
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C
重さ:230g
データ記録 ★★★☆☆
動画再生 ★★★★☆
リッピング ★★★★☆
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
LBD-LPWAWU3CNDB は、日本のPC周辺機器メーカー、ロジテック(エレコム)が販売するドライブです。
本機は、4K画質のコンテンツの再生に対応するUHD-BD対応ブルーレイドライブです。
ようするに、ここまで見てきたブルーレイの「上位互換」です。
一方、Macの場合、UHD-BD対応ドライブを買ったとしても、それ用のMacOS用の再生ソフト(アプリ)が、純正でも、互換でもありせん。
この部分は、【Macでブルーレイを見る方法】の記事で詳しく書きました。
したがって、本機を、あえて導入する意味がないとも言えますが、価格が安いので、普通のブルーレイドライブとして、他機と比較する意味があります。
Macへの対応は、メーカーがMacの動作確認しています。
ようするに、UHD-BDを見る手段がないだけで、Macでも使えるドライブです。
重さは、230gと軽量です。
本体の開閉は、こちらも、スイッチ式です。
す。
一方、固定用にケンジントンロックがあるほか、付属ケーブルを収納するための溝があるのが特徴です。
これらの点で「ビジネス向き」と言えるでしょう。
接続端子は、本体側がUSB-mircoB端子です。
ただ、ケーブルは、USB-Cケーブルも付くバージョンが選択できます。
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以上、ロジテックのブルーレイドライブの紹介でした。
ここまで見た機種については、Macで使う分にはあまり性能差がないので、(USB端子形状だけ見て)値段で決めても良いかと思います。
ただ、細かく見る場合、本機については、バッファロー機と違い、(断線時にケーブルが換えられない)ケーブル直付式でない構造です。また、アイオーデータ機のように、美観をそこねる変換端子をかませずに、スマートにMacにつなげられる構造でもあります。
この2点をふまえると、格安機の中では、Macには結構良い選択肢である気がします。
3・専用書込ソフト付属モデルの比較
続いて、Macで利用できるだけでなく、専用書込ソフトが付属するモデルを紹介します。
以前はロジテックのみのラインナップでしたが、他社も参戦しました。
【2022年発売】(toast20付属)
【ダイレクト販売版】
12・Logitec LBDW-PUH6U3CMSV
¥17,480 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
【通常版】
13・Logitec LBD-PVE6U3CMSV
¥20,973 Amazon.co.jp (1/13執筆時)
書込ソフト:Toast 20 Titanium +BD
【2021年発売】(toast19付属)
【ダイレクト販売版】
14・Logitec LBDW-PUG6U3CMSV
¥17,480 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
【通常版】
15・Logitec LBD-PVD6UCMSV
¥16,594 楽天市場 (10/20執筆時)
書込ソフト:Toast 19 Titanium +BD
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C
エラー防止:
重さ:230グラム
データ記録 ★★★★★★
動画再生 ★★★★☆
リッピング ★★★★☆
本体価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
LBDW-PUH6U3CMSVは、国内メーカーのロジテックから発売されているドライブです。
2020年旧モデルが残りますが、後ほど説明するToastのバージョンを除けば同じです。
また、それぞれ型番が2種類あります。
量販店用とAmazonで売られるメーカー直販版であり、性能面で違いはないです。「値段」で決めましょう。
なお、本機は、ELECOM(エレコム)製として売っている場合もありますが、現在は同会社であり、同じ製品です。
本体色は、シルバーです。
こちらは「マック専用設計」なので、シルバー基調のMacに合うようにデザインされています。
本体も薄型なので、モバイル用のMacbookにもデザイン的に調和します。
本体の開閉は、スイッチ式(トレー式)です。アクセスランプも付属し、稼働状況が確認できる使用です。
Macへの対応は、メーカーが公式に動作確認しています。
そのため、万一の故障の際には安心です。
接続端子は、この機種の場合、Mac専用設計ということで「豪華」です。
本機は、ドライブ本体側の端子がUSB-Cです。
その上で、新しいMacに使うUSB Type-Cケーブルと、以前のMacに使う、普通のUSBケーブル(TyoeC-to Aケーブル)の両方が付属します。
新しいMacと同時購入される場合は、とても「お買得」でしょう。
対応フォーマットは、こちらも、BD-R BD-REなどのメディアの認識が可能です。
ブルーレイ書込ソフトは、本機の場合、先ほど説明したRoxioの書込ソフトToastが無料で付属します。正確には、「ダウンロード権」です。
【2022年発売】【ブルーレイ非対応】
コーレル Toast 20 Titanium
¥13,530 ソースネクスト直販 (10/20執筆時)
コーレル Toast 20 Titanium
¥12,294 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
提供されるのは、フル機能のToast 20 Proではなく、下位版で、ブルーレイ非対応のToast 20 Titaniumです。
しかし、本製品の場合、Toast 19 Titaniumに、通常有料(2,160円)のBDプラグインを付属させています。
そのため、ブルーレイの書き込みに関する部分については、フル機能が使えます。
Toastは、毎年1バージョン上がるので、現在は、Toast 20 Titaniumが最新です。
ただ、今年は、UIのマイナーな変更であり、書込機能に変更はありません。その点で言えば、1バージョン古いToastが付属する旧モデルを選んでもOKです。
一方、2020年以降登場のM1・M2プロセッサ(Apple Silicon)搭載のMacについても、公式的に「対応」と書いたのは、「Toast 20 」からです。
実際は、旧バージョン(Toast 19 )でも使えます。メーカーが対応明記しない以上、19は「自己責任」とはなります。OS対応と同様です。
1・BD-R XLの利用(100GB/128GB)
2・Windowsとの互換ディスクの作成
3・BDレコーダー互換ディスクの作成
もちろん、冒頭示した「Mac OS標準でできないこと」は、全てクリアできています。
【2022年発売】
コーレル Toast 20 Pro
¥17,380 ソースネクスト直販 (10/20執筆時)
コーレル Toast 20 Pro
¥16,691 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
1・テンプレート集
2・圧縮ツール (win zip)
3・写真編集ツール
一方、Toast 20 Titanium+BDプラグインを、最新、最上位版のコーレル Toast 20 Proと比べた場合、省略されるのは、主に「オマケソフト部分」です。
あとは、UIや使い勝手の部分の差です。
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結論的にいえば、、Toast 20 or 19 Titanium+BDプラグインの構成で、実用上、全く問題ないと言えます。
ブルーレイを扱える単体版を製品版で購入すると、相当の値段差がありますし、バンドルはとてもお得です。
一方、Toastは「有名ソフト」なので、すでに過去バージョンをお持ちの方がいるかもしれません。
最近の大きな変化は、2018年登場の「Toast17」の時でした。従来の32bitアプリから64bitアプリに進化しています。
Mac OS 10.15から、32bitアプリの対応が「打ち切り」で動かないので、新しいMacでは昔のToastは使えません。この点は注意しましょう。
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以上、ロジテックのMac用ブルーレイドライブの紹介でした。
対応フォーマットは、高額な書込ソフトが付属する点が最大の魅力です。
先述のように、64bitアプリに進化しており、長いこと使えるのは間違いないでしょうから、ドライブと一緒に購入してしまうのがよいでしょう。
【Toast17付属】
14・I-O DATA BRP-UT6/MC2
¥16,800 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C
エラー防止:
書込ソフト:Toast 17
重さ:220グラム
データ記録 ★★★★★★
動画再生 ★★★☆☆
リッピング ★★★☆☆
本体価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
BRP-UT6/MC2は、アイオーデータが販売するMac向けブルーレイドライブです。
似た型番の製品が2つありますが、BRP-UT6/MC2のみ、Toastが付属します。
本体色は、シルバーです。
ロジテックより後発だったので、対抗して「より薄型」「より軽量」にしています。
ただ、自宅用として使うならば、過度に薄型にしても、一般的には、振動や静音性などの点で不利とは言えます。
本体の開閉は、スイッチ式(トレー式)です。。
Macへの対応は、メーカーが公式に動作確認しています。そのため、万一の故障の際には安心です。
接続端子は、本機は、本体側の端子はUSB 3.0(micro-B)です。
ただ、新しいMacに使うUSB Type-Cケーブルと、以前のMacに使う普通のUSBケーブル(TyoeC-to Aケーブル)がダブルで付属します。
そのため、実用上は、あまり問題ないでしょう。
対応フォーマットは、こちらも、BL-R BL-REなどのメディアの認識が可能です。
容量は、多層のBD-XLに対応できるため、BD-R XLならば、(Toastを使って)4層の128GBまで対応です。
M-diskにも対応です。
ブルーレイ書込ソフトは、ロジテックと同じで、「ダウンロード権」が付属します。
ただ、アイオーデータについては、2018年版の「Toast17」です。
「64bitアプリ」に対応しており現状でも使えます。ただ、新機種は、新しいUI(ユーザーインターフェース)を採用しているため、使い勝手は少し負ける部分はありそうです。
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以上、 BRP-UT6/MC2のMac用ブルーレイドライブの紹介でした。
本体自体には、ロジテックと差はない状況ですので、基本的に「価格」で選ぶことにとなるでしょう。
あえて言えば、本体側もUSB-C端子で、Toastのバージョンも新しいロジテックが少し優ります。
4・音質重視の高性能モデル
最後に、読み込みエラーを効果的に防止できる、高性能なブルーレイドライブを紹介します。
【2021年発売】
【再生・書込ソフトなし】
15・パイオニア BDR-XD08LE
¥10,500 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
【Win用再生・書込ソフトあり】
16・パイオニア BDR-XD08BK
17・パイオニア BDR-XD08GL
18・パイオニア BDR-XD08SV
¥15,568 楽天市場 (10/20執筆時)
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C(変換)
エラー防止:Pure Read 4+
書込ソフト:
重さ:280グラム
データ記録 ★★★☆☆
動画再生 ★★★★★
リッピング ★★★★★
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
BDR-XD08は、パイオニアの新製品です。
先ほどの製品とは違って、Windowsとの共用製品です。
大きく分けて2種類あります。
【再生・書込ソフトあり】とあるモデルは、Windows用の書込・読み込みソフトが付属します。しかし、Macの場合は関係ないので、値段と色だけ見て決めて良いでしょう。
本体の開閉は、スイッチ式です。イジェクトに関わるトラブルが生じにくいと言えます。
Macへの対応は、メーカーが公式に動作確認しています。
接続端子は、ドライブ側は(丸い)USB-C端子です。
一方、パソコン側は(四角い)USB-A形状になりますが、上述のような変換ケーブルが付属するため、USB-CのMacでも対応可能です。
対応フォーマットは、こちらも、BL-R BL-REなどのメディアの認識が可能です。
容量は、多層のBD-XLに対応できるため、BD-XLならば4層の128GBまで対応となります。
ただし、Macの場合は先述のように(OS側の制限で)Toastを利用しないならば、50GBまでです。
【2022年発売】
コーレル Toast 20 Pro ブルーレイ対応
¥17,380 ソースネクスト直販 (10/20執筆時)
コーレル Toast 20 Pro ブルーレイ対応
¥16,691 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
ブルーレイ書込ソフトは、しかしながら、Mac用については、Toastなど未付属です。
OSX付属の書き込み機能では、Windows系やブルーレイレコーダーと互換のあるディスクの作成ができないので、その場合は、新しいToast 20 Proを別に買う必要があるでしょう。
エラー補正機能は、パイオニアの特色です。
この機種はPureRead3+という、CDの読み取り時に作用する最新かつ強力なリードエラーの訂正機能が付属します。
周辺機器が格安機器を多く出すなか、パイオニアの高級機がそれなりのシェアを占めているのは、この部分が圧倒的に強いからです。
そのため、リッピング時のエラーの低減や、オーディオCD再生時のノイズ低減効果も期待できます。リッピングを考えているならば、選択肢として候補になるでしょう。
そのほか、こちらのモデルは、4MBのバッファメモリが搭載されているため、映像再生時の遅延対策に非常に有効です。
なお、パイオニアは、PiureReadがあるので、他社と違ってドライバ(ユーティリティソフト)が必要で、準備されています(は「Pioneer BD Drive Utility Lite)。
これを利用し、エラー補間をするかなどの選択をなします。
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以上、パイオニアのBDR-XD08の紹介でした。
映像においては、バッファメモリが、音楽においては、エラー低減技術が見所の製品です。メディア再生に多用する場合は、Mac用としては有力な選択肢でしょう。
【2019年発売】
19・パイオニア ブルーレイ BDR-XS07JL
¥17,570 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
ドライブ:ブルーレイ
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-Cのみ
エラー防止:Pure Read 4+
書込ソフト:
重さ:280グラム
データ記録 ★★★☆☆
動画再生 ★★★★★★
リッピング ★★★★★★
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
BDR-XS07JLも、パイオニアの製品です。
ブルーレイドライブだけでみると本機がパイオニアの最上位機です。
こちらは下位機よりスリムですが、メディアの挿入にスロットローディング型を採用するからです。
リッピング時などのノイズ除去については、1バージョン上位のPureRead 4+です。
アルゴリズムの最適化で処理単位を細かくし、エラー部分について複数の方式の解析を行うように改良されています。
精度の面で、「上位」と言えます。
本体の設計面では、この機種も、振動・ノイズ対策などがなされているため、この点でも音質に寄与します。
こちらのモデルも、4MBのバッファメモリが搭載されているため、映像遅延対策に非常にも有効です。
Macへの対応は、メーカーが公式に動作確認しています。
ブルーレイ書込ソフトは、しかしながら、Mac用については、Toastなど未付属です。
接続端子は、ドライブ側は(丸い)USB-C端子です。
ただし、付属ケーブルのPC側は、写真のような(四角い)USB-A端子です。
本機については、変換ケーブルは未付属なので、必要に応じて購入することが必要です。
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以上、パイオニアのBDR-XS07JLの紹介でした。
PureReadの最新バージョンを試したいならばこちらでしょう。
ただそれなりの価格差がある点と、PureRead 4+も、前バージョンと画期的に違うわけではないため、下位機種で良い気もします。
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【2021年発売】
20・パイオニア BDR-XD08MB-S
¥15,299 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
ドライブ:Ultra HD BD
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD UHD-BD
エラー防止:PureRead4+
UHD再生ソフト: PowerDVD 14
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C(変換)
重さ:230g
データ記録 ★★★☆☆
動画再生 ★★★★★★
リッピング ★★★★★★
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
なお、そう遠くないうちに、先ほどの機種は終息し、4K対応のUHD BD(4K ULTRA HD)の最上位機となる本機が、後継機となると思われます。
Macの場合、Apple TVがあるので(今後も)Ultra HD BDの再生に対応する見込みはないです。
ただ、UHDブルーレイが再生できないだけで、光学ドライブ自体は、Macでも使えます。
Macユーザーの場合、現状で本機を選ぶ必要性はないですが、もし、BDR-XS07JLが売り切れていた場合は、同じくPureRead4+に対応する点で、本機を選ぶと良いでしょう。
今回の結論
Mac用ブルーレイドライブのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、Macで利用できるポータブルブルーレイドライブの紹介でした。
最後に、いつものように、価格別・用途別に「おすすめ機種」をあげておきましょう。
第1に、Mac用のブルーレイドライブとして最もおすすめできる機種は、
【2022年発売】(toast20付属)
【ダイレクト販売版】
12・Logitec LBDW-PUH6U3CMSV
¥17,480 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
【通常版】
13・Logitec LBD-PVE6U3CMSV
¥20,973 Amazon.co.jp (1/13執筆時)
書込ソフト:Toast 20 Titanium +BD
【2021年モデル】(toast19付属)
【ダイレクト販売版】
13・Logitec LBDW-PUG6U3CMSV
¥17,480 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
【通常版】
13・Logitec LBD-PVD6UCMSV
¥16,594 楽天市場 (10/20執筆時)
書込ソフト:Toast 19 Titanium +BD
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C
エラー防止:
重さ:230グラム
データ記録 ★★★★★★
動画再生 ★★★★☆
リッピング ★★★★☆
本体価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ロジテックの BDW-PUH6U3CMSVでしょう。
先述のように、旧モデルが現状「お買得」なので、選ぶならばそちらです。ネットならば、まだ在庫がありますから。
本体は、Macに調和するシルバーのデザインでMac向きです。
通常のケーブルの他、USB-C端子が付属する点も、新しいMacユーザーにも、従来のユーザーにも嬉しい部分です。
そして、言うまでもなく、ライティングソフトのtoast19 が無料でダウンロードできる点は相当の魅力です。
書込ソフトの値段を考えれば、「ドライブ自体は相当の激安価格」と言えます。とくに、Windowsユーザーとのデータの受け渡しが想定できる場合は、この機種が良いでしょう。
第2に、ブルーレイドライブ頻繁に動画を見るかたや、リッピングを行う方は、
【2021年】
【再生・書込ソフトなし】
15・パイオニア BDR-XD08LE
¥10,500 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
【Win用再生・書込ソフトあり】
16・パイオニア BDR-XD08BK
17・パイオニア BDR-XD08GL
18・パイオニア BDR-XD08SV
¥15,568 楽天市場 (10/20執筆時)
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C(変換)
エラー防止:Pure Read 4+
書込ソフト:
重さ:280グラム
データ記録 ★★★☆☆
動画再生 ★★★★★★
リッピング ★★★★★★★
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
こちらは、パイオニアのBDR-XD08シリーズが良いでしょう。
4種類ありますが、Macで使う分には、ソフト部分は関係ないので、買われる際の値段で決めて良いです。
エラー防止機能は、音楽再生に、バッファメモリは動画の遅延対策に有効ですから。
最近は、あまり「高度な」ドライブは売られていませんが、その中でもこちらの製品は、突出して技術水準が高いと言えます。
コモディティ化が激しい分野で、いつまで売ってくれるか分かりませんが、現在的に非常に貴重なのは確かです。ドライブの信頼性も高いため、多用するならば、こちらが良いでしょう。
新しいUSB Type-C搭載のMacユーザーのためには変換ケーブルが付属しますので、接続も問題ないでしょう。
【2022年発売】
コーレル Toast 20 Pro ブルーレイ対応
¥13,530 ソースネクスト直販 (10/20執筆時)
コーレル Toast 20 Pro ブルーレイ対応
¥16,691 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
ただ、書込ソフトは未付属です。
別に買うとややコスト高になりますが、100GB以上のブルーレイメディアに書き込みたい方は、正規版のtoast20 Proが必要です。
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【2019年発売】
19・パイオニア ブルーレイ BDR-XS07JL
¥17,570 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
ドライブ:ブルーレイ
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-Cのみ
エラー防止:Pure Read 4+
書込ソフト:
重さ:280グラム
データ記録 ★★★☆☆
動画再生 ★★★★★★
リッピング ★★★★★★
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
一方、少し価格差がありますが、エラー訂正を重視する場合は、最強のリードエラー訂正機能であるPure Read 4+が利用できる最上位機を視野に入れても良いかと思います。
なお、こちらは、USB-Cへの変換ケーブルがないです。
【2個セット】
Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプタ
¥999 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
そのため、必要に応じて、変換アダプタを用意しましょう。
第3に、BD-Rへのデータバックアップがメインのユーザーにおすすめなのは、
【2017年発売】
【Type-Cケーブルあり】
7・I-O DATA ブラック BRP-UT6CK
8・I-O DATA ホワイト BRP-UT6CW
9・I-O DATA レッド BRP-UT6CR
¥10,500 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
【2021年発売】
【TypeA+Type-Cケーブル】
11・ ロジテック LBD-LPWAWU3CNDB
¥9,180 Amazon.co.jp (10/20執筆時)
読込速度:6倍速 (BD-R)
書込速度:6倍速 (BD-R)
対応メディア:CD DVD BD BD-R XL
USB規格:USB 3.0
ケーブル:USB-A USB-C
エラー防止:
書込ソフト:
重さ:240グラム
データ記録 ★★★☆☆
動画再生 ★★★★☆
リッピング ★★★★☆
本体価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
高機能な製品は不要でしょう。
ロジテックかアイオーデータのUSB-Cケーブル付が良いかと思います。
USB-A接続だけのモデルや、変換アダプタを使う前提のモデルを加えると、もっと安い機種もあります。
ただ、変換アダプタを使うのは、やや不格好です。
また、50cmほどの長さで、手頃な太さのUSB-Cケーブルを買うとなると、本機を買うのと、総コストでさほどの差は出ないです。
それならば、最初から付いているこちらを買った方が、万一の初期不良があった際などの対応面でも楽だと思います。
両メーカーの製品については、基本的に値段で選んで良いかと思いますが、収納性の部分では、わずかにロジテックが有利かと思います。
また、本文で書いたように、現状ではMacでは意味がないUHD-BD対応の部分も、どこかの企業が完全対応の再生ソフトを出してくれる未来も(かすかに)あるかもしれません。
その際の保険にもなるかと思います。
補足:Mac関連の記事の紹介
というわけで、今日は、Mac向けのブルーレイドライブの紹介でした。
最後に、このブログのMac関連記事について補足しておきます。
1・Mac用外付DVDドライブの比較
2・Mac用ブルーレイ視聴ソフトの比較
3・Mac用ブルーレイ書込ソフトの比較
第1に、ブルーレイの視聴や書込に利用するソフトや、より格安なDVDドライブの情報をお探しの方は、上記のリンク記事も、よろしければご覧下さい。
4・Macbookの比較
5・iMacの比較
6・Mac miniの比較
7・Mac studioの比較
第2に、本体購入をお考えの方、Macの最新機種については、以上記事があります。
ドライブだけでなく、新しいMacの購入を検討している方は、ぜひご覧ください。
8・Mac向きディスプレイの比較
9・Mac向きキーボードの比較
10・Mac向きプリンターの比較
11・Mac用テレビチューナー
12・Mac用Office2021の比較
第3に、便利な周辺機器をお探しの方、Mac関連製品についても色々記事があります。お時間があれば、これらの記事もよろしくお願いいたします。
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また、最後になりますが、今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。