Top Mac関連機器 比較2020'【解説】Mac対応プリンター85機のおすすめ・選び方:カラープリンタ複合機・AirPrint対応機種

2020年11月11日

比較2020'【解説】Mac対応プリンター85機のおすすめ・選び方:カラープリンタ複合機・AirPrint対応機種

【今回レビューする内容】2020年 Mac OSX用プリンターの選び方とおすすめ:アップルストアモデルなど:性能の違いや人気ランキング Air Printに対応するインクジェット複合機とレーザープリンター OSX10.14 10.13 10.12 10.15 macOS11 Big Sur 対応

【紹介する主な製品】 HP Officejet 7822 Tango X Printer ブラザー PRIVIO DCP-J987N-W MFC-J903N EPSON EW-052A EP-882AW Canon TS8330 TS8430など

今回のお題
Macユーザーに最適なプリンターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 2020年11月現在、最新のMac向けプリンターの比較をします。

  201803301833.jpg

 Macbook pro, Macbook air,iMac, Mac miniを含めて紹介します。

 2020年秋登場のmacOS 11(macOS 11.0 Big Sur)についても、自社製新CPUとなるM1チップ対応の部分を含めて、ドライバー対応に関して有効と思われる情報を加えて構成しました。

 201807221033.jpg

 また、紹介するプリンターはすべて「AirPrint対応機種」となります。

 iPhone, iPadユーザーで「Wi-Fi経由のダイレクトプリントを考えている方」にも対応できます。

ーー

 このブログ「家電批評モノマニア」では、各種プリンターの価格と性能の比較記事を、これまで10本書いていきました。

1・A4インクジェット複合機(4色)
2・A4インクジェット複合機(6色)
3・A3インクジェット複合機
4・ビジネスインクジェット
5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ
9・プリンターの基本的な選び方

 現行製品で、Macに対応する新型製品だけで、85種類レビューしているので、上のリンク記事全部で、「デンキヤにあるMacで使えるほぼ全てのプリンタ」を網羅できています。

 今回の記事は、これらの記事をふまえた、「Macユーザーに向けたまとめ記事」です。

 201803301824.jpg

 発売中の全プリンターから、Mac向けと言えるプリンターのおすすめ機種について「まとめ」ます。

1・インクコスト ★★★★★
2・画質(普通紙)★★★★★
3・画質(写真) ★★★★★
4・印刷スピード ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 また、記事の最後では、結論として、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種」を数台選定しようと思います。

 インクジェット複合機にも、レーザープリンターにも、対応するように書きました。

1・Appleストアで販売するプリンター

 201807221313.jpg

はじめに、アップルの公式ストア(直営店舗)で「直販」されているプリンターについて紹介しておきます。

 アップルストアでは、現在、次の2つのインクジェットプリンタを直販しています。


  202006090948.jpg

 Windows 7〜10   Mac 10.9〜10.15

 1・HP プリンター Officejet 7822
  ¥12,202 楽天市場 (11/11執筆時)

 1・HP プリンター Officejet 7822
  ¥14,080 APPLE Store (11/11執筆時)

インク種類:染料+顔料インク
カラーインク数:3色(一体型)
黒インク数: 1色
印刷速度:約15枚/分(A4普通紙/黒)
サイズ:高さ192×奥行410×横幅454mm  
自動両面印刷:対応

1・インクコスト ★★★★☆
2・画質(普通紙)★★★★☆
3・画質(写真) ★★★★☆
4・印刷スピード ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 202006090949.jpg

 Windows 7〜10   Mac 10.9〜10.15

 2・HP Tango X Printer
  ¥14,000 HPダイレクト(11/11執筆時)

 2・HP Tango X Printer
  ¥22,880 APPLE Store (11/11執筆時)

インク種類:染料+顔料インク
カラーインク数:3色(一体型)
黒インク数: 1色
印刷速度:約11枚/分(A4普通紙/黒)
サイズ:高191×奥行246×横幅389mm  
自動両面印刷:未対応

1・インクコスト ★★★★☆
2・画質(普通紙)★★★★☆
3・画質(写真) ★★★★☆
4・印刷スピード ★★★★☆
5・総合評価   ★★★★☆

 これらの機種は、プリンタースキャナコピーの機能が付属するカラーインクジェット複合機です。

 また、A4用紙サイズまで印刷できる機種です。

  201807221050.jpg

 ただ、アップルストアで、必ずしもプリンタを買う必要はありません。

 なぜなら、上で額面を示したように、アップルの販売価格は、アマゾンなどの販売価格よりも割高だからです。 

 (注:AppleとHPは税別表記なので税込に換算、Amazonは税込表記なのでそのまま)。

 また、Appleストアでは、デンキヤの「セット割引」のような値引きはない点が重要です。

2・AirPrintとは?

 201803301915.jpg

 ここ数年間、アップルストアで販売されてきた各種プリンターは、共通の特長があります。

 それは、アップル社が推している「AirPrint」に対応している機種である点です。

 201709062239.jpg

 AirPrintとは、プリンタの純正ドライバーなしで、Apple製品(MacのOSX・iOS)からWi-Fi経由でダイレクトに印刷するための通信規格です。

 Appleでは、この規格に対応するプリンタを「AirPrint対応プリンタ」と呼んでいます。

 そして、アップルストアで売られるプリンターは、全てAirPrint規格に対応しています。

 しかし、だからといって、上で紹介した4機種に限定して選ぶ必要もありません

 201803301854.jpg

 なぜなら、HPのほか、エプソン・キヤノン・ブラザーのプリンターも、インクジェット複合機であり、かつ、WiFiが搭載されてさえいれば、全て「AirPrint対応」だからです。

 また、Wi-Fiを搭載する機種は、レーザープリンタなども「AirPrint対応」が多いです。

 そうした点をふまえると、アップルストアで売られているプリンタに、購入の選択肢を縛られる必要は全くありません!

3・新しいMacとの接続に関する注意点

1・AirPrint(Wi-Fi接続)
2・USBケーブルでの接続
3・有線LAN接続(ネットワーク)

 Macプリンタの接続は、AirPrint(Wi-Fi)だけではありません。

 以上の3種類の接続方法が選べます。


 202006090950.jpg

 Amazon USB2.0ケーブル 4.8m
  ¥786 Amazon.co.jp
(11/11執筆時)

 このうち、最もポピュラーなのは、USBケーブルによる接続でしょう。

 201908171605.jpg

 エレコム USB-Cオス USB2.0オスケーブル
  ¥664 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

 ただし、最近のMacBookは、Thunderbolt3 (USB-C)コネクタだけです。

 アダプターなしでも上記のようなケーブルならばつながるとはいえ、AirPrintを利用するWi-Fi接続が簡単なのは間違いないです。

 しかし、「とりあえずUSBケーブルのが楽でしょ?」と思う人も多いようです。そのため、USBでの接続もAppleやプリンターメーカー各社が動作保証しています。

 ただ、USB接続有線LAN接続を選ぶ場合、1つ注意するべき点があります。それは、MacbookやiMacのOSのバージョンです。

  202011111525.jpg

 MacはWindowsと異なり、毎年秋にOSのバージョンを1つあげます。

 最近Macを買われた方は、2010年秋のOSX10.15(Catalina )を搭載していると思います。

 そして、2020年秋には、macOS 11(macOS 11.0 Big Sur)に更新されることが決まっています。

  202009131617.jpg

 なお、11月登場のM1チップ採用の新Macは、基本的にBig Surのドライバーがある機種なら使えます。

 そのほか、AirPrintもいけるため、ドライバ周りの問題は少なそうです。

 201803301854.jpg

各社の対応情報
 1・エプソンこちら
 :現在確認中
 2・ブラザーこちら
 :2020年11月上旬〜
 3・キヤノンこちら
 :情報なし
 4・HPこちら
 :情報なし

 一方、執筆時現在の状況ですが、ブラザーは早々に提供見込みを発表しています。

 エプソンも、 Big Sur専用の情報がでており、「確認中」表記です。

 キヤノン・HPは、情報はないですが、通例に従えば、OS発表後に情報は出るでしょう。

 ただし、キヤノンは近年、多少ですが、他社よりタイムラグが生じていますが。

 --

 結論的にいえば、例年の傾向から、この4社は「マックフレンドリー」な企業と言えるでしょう。

 いずれにしても、メーカーがドライバーを更新しない限り、統一規格があるWi-Fi(AirPrint)はともかくとして、USBや有線LAN接続では正常に接続できない可能性もあります。

 そのため、新しいプリンターUSB接続・有線LAN接続で利用する場合、自分が使うOSにプリンターが対応しているかは、チェックが重要です。

 これをふまえて、このブログのプリンター紹介では、対応機種には、Mac 10.6〜10.15対応など情報を加えてきました。この点は安心してください。

ーーー

 201807212237.jpg

 ・・・色々と、皆さんを「心配させてしまう」ようなことを書きました。

 しかし、最新のMacと、同じく最新のエプソン・キャノン・ブラザー・HPの最新のインクジェットプリンター(=インクを使うプリンタ)という組み合わせならば、このドライバーの問題を過度に心配されなくても良いでしょう。

 十数年間、プリンター情報を見てきましたが、これらのメーカーの最新機が長期間、新OSに対応しない例はほぼありません。

 また、不具合があるようならば、Wi-Fi(AirPrint)を利用すれば良いだけです。AirPrintならば(まさかの場合)Apple Care保証によるAppleの窓口相談もできるでしょう。

ーーー

 201807201258.jpg

 ただし、「型落ち製品」や「レーザープリンタ」は、新OSへのドライバ対応が遅い場合が多いです。

 そのため、初心者の方で、こだわりが無いのならば、Macユーザーの場合は、レーザープリンターよりもインクジェットプリンタ複合機を選んだ方が安心です。

 「インクジェットプリンタ」は、サイズがコンパクトで、年賀状その他の写真印刷にも対応するために、家庭向きです。

 また、「複合機」なので、プリントのほかに、スキャニングやコピーもできます。そして、何より「小型」です。

 インクジェットプリンターに満足のできない人は、レーザープリンタなどを選びましょう。

 ただし、その場合も、非常時にAirPrintが使える点で、Wi-Fiを搭載している機種が良いでしょう。なお、レーザープリンタなどの選び方ついては、後ほど紹介します。

ーーー

 201909151654.jpg

 なお、話は「さかさま」になりますが、古いiMacやMacbookを利用中で「何らかの事情で、最新バージョンのOSXに更新できない」方が、「最新のプリンタ」を買う場合は、逆の注意が必要です。

 なぜあら、主要メーカーのうち、ブラザー・キヤノンは、最近、純正ドライバーを「プリンタの発売時から4代前のOSまで」しか、用意していないからです。

 例えば、「OS10.11」など、古めのOSを利用している方は、注意が必要です。

 一方、エプソン・HPは、結構昔のOSまでフォローしています。とくに、エプソンは、新機種でも、今どきWindows XPをフォローするなど、全体的に「レトロに優しい」です。

4・家庭用インクジェット複合機の選び方

 201807191457.jpg

 家庭用のインクジェットプリンター複合機については、このブログ「モノマニア」では、以下の記事で特集しました。

1・A4インクジェット複合機(4色)
2・A4インクジェット複合機 (6色)
3・A3対応インクジェット複合機

 詳しいスペック機能OSXの各バージョンの対応状況については、それぞれ上のリンク先に詳しく紹介してあります。

 レーザープリンターについては、このあとで紹介します。 

 とりあえず、インクジェット複合機について、以上の記事をふまえて、Mac用としておすすめできる機種を4機種紹介します。


 第1に、1万円代半ばで入手できるプリンタで総合性能が高いプリンターは、

 202010261838.jpg

 Windows 7〜10 Mac 10.13〜10.15

 【下位機】(ADF・FAXなし)

 3・ブラザー PRIVIO DCP-J987N-W
  ¥18,711 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

 【上位機】(ADF・FAXあり)

 4・ブラザー PRIVIO MFC-J903N
  ¥24,800 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

インク種類:染料+顔料インク
カラーインク数:3色
黒インク数: 1色
印刷速度:約12枚/分(A4普通紙/黒)
サイズ:高さ172×奥行341×横幅400mm  
自動両面印刷:対応

1・インクコスト ★★★★★★
2・画質(普通紙)★★★★★
3・画質(写真) ★★★★☆ 
4・印刷スピード ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 予算的に1万円台半ばで考えるならば、ブラザーのDCP-J987Nが候補でしょう。

 同社は、古くなったOSのMacには少々冷たい部分がありますが、最新OSはほぼ即日にドライバを出すなど、「マックフレンドリー」と言える企業です。

 説明書などのMac対応も充実しています。

 設定も楽です。もちろん、AirPrint(Wi-Fi)に公式対応します。

 201807191555.jpg

 2機種ありますが、【上位機種】 は、さらに、コピー機のようなADF(複数の原稿の自動送り装置)FAX機能が搭載されます。

 テレワーク用には「便利」ですが、下位機種にも、スキャナ・コピー機能はあるので、必要に応じて選べば良いです。

 201809240811.jpg

 Brother 4色パック LC3111-4PK
  ¥3,650 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

 Brother ブラック2個 LC3111BK-2PK
  ¥1,882 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

メーカー公表印刷コスト
  L判光沢紙 約18.6円
  A4普通紙カラー 約8.4円
  A4モノクロ 約2.7円 
実際の印刷コスト
  L判光沢紙    約11.2円
  フォト年賀状印刷 約16.5円       
  A4Photoカラー 約62.0円

 インクコストは、A4カラー印刷で普通紙に出した場合、A4用紙へのカラー印刷で、1枚あたり8.4円です。

 年賀状印刷などのコストもアマゾンでのインク実売価格から換算すると、上表のように、他社のインクジェット複合機と比べた場合、かなり安価です。

 もちろん、無線(Wi-Fi)も付属しており、Air Print対応機種です。

 書類の持ち運びの際や、年賀状印刷に便利な自動両面印刷機能も付属しますし、総合性能は非常に高いです。

 201807221110.jpg

 印字品質も、高いです。

 インクジェット方式は(スプレーのように)インクを吹き付ける方式ですから粒状感が粗いと見にくいです。

 その点では1.5ピコリットルと細かく吹き付けるので、4色インクモデルでは「例外的に」、写真に対応できる画質です。

 201807191555.jpg

 カラー3色は(発色が良い)「染料インク」、ブラックは、(文字がにじまない)「顔料インク」なので、「カラー/白黒のビジネス文書」にも強いです。

 印刷スピードは、1分間に12枚印刷が可能です。家庭でちょっと利用するには十分快適です。

 価格と性能を考えた場合、Macユーザー向けにオススメな機種と言えます。

 201503270916.jpg

 コクヨ PPC用紙 共用紙
  ¥1,084 Amazon.co.jp
(11/11執筆時)

 コクヨ 上質普通紙250枚 A4
  ¥426 Amazon.co.jp
(11/11執筆時)

 富士フイルム 画彩 写真仕上げ光沢紙
  ¥1,091 Amazon.co.jp
(11/11執筆時)

 利用する用紙はどれでも構いません。Atlasのオススメは以上の3種です。

 普通紙は普段の印刷用に、上質普通紙は大事なプレゼンなどの際に有用な白色度の高い用紙です。

 一方、写真印刷には富士フイルムの製品が格安で、サイズも充実しています。


 第2に、1万円以内の予算で考えている方にオススメと言える機種は、

  201908161021.jpg

 Windows XP〜10 Mac 10.6〜10.15

 【2019年8月発売】

 5・EPSON Colorio EW-052A
  ¥6,991 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

インク種類:染料+顔料インク
カラーインク数:3色
黒インク数: 1色
印刷速度:約4枚/分(A4普通紙/黒)
サイズ:高さ146×長さ390×奥行300mm
自動両面印刷:

 この価格帯のプリンターならば、EPSONの PX-052Aが良いと思います。

 EPSONは、最新ドライバーの更新は、そこそこの速さです。

 ただ、過去版のOSX対応の幅は、業界一だと思います。

 ネットワーク機能は、この機種も格安ながらWi-Fi(無線LAN)が搭載され、AirPrintにも対応です。

 201908160942.jpg

 EPSON 4色パック MUG-4CL
  ¥3,736 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

 EPSON ブラック RDH-BK-L
  ¥1,655 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

メーカー公表印刷コスト
 L判光沢紙 約25.7円
 A4普通紙カラー 約8.4円
実際の印刷コスト
  L判光沢紙 約17.1円
 フォト年賀状印刷 25.2円   
  A4Photoカラー 約94.3円

 インクコストは、ブラザーに較べるとやや割高です。

 ただ、あまり印刷しないならば「本体価格の安さ」を優先するべきでしょう。

 201908160956.jpg

 印字品質は、この機種も染料+顔料インクとバランスが良く、文字でも写真でも(最高ではないが)「そこそこキレイに」印字してくれます。

 印刷スピードは、一方、実測値で、A4カラー文書で毎分約4枚ほどなので ビジネス向きとも言いがたいです。

---

 とはいえ、値段は他社と比較しても「最安クラス」なので、新しいMacBookに投資しすぎた方などは、これが良いと思います。


 第3に、写真印刷のクオリティが必要と考えている方におすすめな機種は 

 201803301355.jpg

 Windows XP〜10 Mac 10.6〜10.15

【2019年】

 6・EPSON Colorio EP-882A【各色】
   ¥20,799 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

【2020年】

 7・EPSON Colorio EP-883A 【各色】
  ¥32,400 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

インク種類:染料インク
カラーインク数:5色
黒インク数: 1色
印刷速度:5.5枚/分(A4普通紙)
サイズ:349×340×142mm
自動両面印刷:対応  

1・インクコスト ★★★★★
2・画質(普通紙)★★★★☆
3・画質(写真) ★★★★★★
4・印刷スピード ★★★★☆
5・総合評価   ★★★★★★

 Epson6色インクモデルEP-882AW が最適です。

 新機種がでましたが、スマホ向けのスクエア型の用紙に対応しただけの改良でした。値段で決めて良いでしょう

 201809240956.jpg

 こちらも無線LANが搭載されたAir Print対応機種で、この点もMac向きです。

 201907191112.jpg

 【 EP-881AW用】(新機種は別インク)

 EPSON 6色増量パック KAM-6CL-L
  ¥6,718 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

 EPSON 大容量ブラック KAM-BK-L
  ¥1,182 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

メーカー公表印刷コスト
 L判光沢紙 約20.6円
実際の印刷コスト
  L判光沢紙 約12.6円
 フォト年賀状印刷 約18.5円
  A4Photoカラー 約69.4円

 インクコストは、6色インクの機種は、カラーインクを多く使うため、印刷費用は4色インクよりは割高です。

 201709061246.jpg

 印刷スピードも、A4普通紙のビジネス文書を印刷する場合は、4.5枚/分程度です。

 ビジネス向きではありません。

 201807191138.jpg

 印字品質は、しかし、(写真に強い)染料インクが6色です。

 シアンイエローマゼンダブラックという、発色の基本となるCMYKカラーに、ライトシアンライトマゼンダなど「カラーの中間色」をいれて、発色を高めています。

 201609011232.jpg

 エプソンの「カラリオ」の場合、6色以上を「エプソンカラー」と呼んで、写真に高度に対応する機種と認定しています。

 この機種も、写真専用紙に印刷したときの「美しさ」は、4色以下のモデルを凌駕します。とくに、今回のモデルは、緑の発色がよりよくなっています。

 一方、「黒インクも染料インク」なので、文字印刷は、顔料インク採用のブラザーの4色機より劣ります。

--

 結論的にいえば、写真を重視して購入するならば、6色以上は「マスト」で、本体価格以上の、相当のクオリティが期待できます。

 普通紙へのワープロ印刷などのクオリティは「さほど」重視しなくて良いならば、こちらが良いです。


 第4に、ビジネスや大学レポート用として、文字印刷もカラーもクオリティ高く印刷したい人は、

 202009120947.jpg

 Windows 7〜10 Mac 10.11〜10.15

 【2019年発売】【各色】

 8・Canon PIXUS TS8330  
  ¥23,650 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

 Windows 7〜10 Mac 10.12〜10.15

 【2020年発売】

 9・Canon PIXUS TS8430
  ¥30,200 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

インク種類:染料+顔料インク
カラーインク数:3色
黒インク数: 3色
印刷速度:5.5枚/分(A4普通紙)
サイズ:372×324×139mm
ふちなし印刷:対応

1・インクコスト ★★★★☆
2・画質(普通紙)★★★★★★
3・画質(写真) ★★★★☆
4・印刷スピード ★★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 キヤノンの PIXUS TS8330でしょう。

  202009120951.jpg

 新機種がでていますが、違いは、スマホとの通信接続設定がQRコードを介する方法で容易になった点くらいです。相当のマイナーチェンジなので、2019年機をを買ってOKです。

 いずれの機種も、Wi-Fi搭載Air Print対応機種です。

 また、キヤノンも、(インクジェットについては)最近はMacドライバの展開が速いので、USB接続を考えている方も安心でしょう。

 201807191317.jpg

 印字品質は、キヤノンの場合、ブラックインクについて(文字に強い)顔料インクと、(写真に強い)染料インクを、ダブルで搭載します。

 その上で、写真の階調性を高めるため、染料系のグレーインクも採用します。

 201409282243.jpg

 この構成の場合、文字にも強いし、写真にも強いという、器用なプリンターにできます。

 写真については、(しかし)カラー自体の発色は、ライトシアンライトマゼンダなど「カラーの中間色」を加えるエプソンのほうが、発色は良いです。

 とはいえ、(エプソンが搭載しない)染料系のグレーインクが効いており、階調性の面は優秀です。最新の4Kテレビの場合もそうですが、黒が引き締まると、カラー部分の階調性・鮮やかさが際立つからです。

 印刷スピードはモノクロA4普通紙で15枚/分カラーA4普通紙でも10枚/分です。

 格安のレーザープリンターに比する速度を出せますし、この面での利便性も期待できます。

  201807191335.jpg

 BCI-381 +380 6色マルチパック
  ¥6,073 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

 Canon BCI-380XLPGBK ブラック大
  ¥1,608 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

メーカー公表印刷コスト
 L判光沢紙 約19.4円
実際の印刷コスト
  L判光沢紙 約14.3円
 フォト年賀状印刷 約21.0円
  A4Photoカラー 約92.9円

 インクコストは、ブラザーには及びませんが、多色インクモデルとしては割と安いです。

 ただ、大事なビジネスに使うのならば、この機種で印刷するのはオススメです。

ーー

 以上、とくにオススメできる機種を4機種を紹介しました。

1・インクジェット複合機の比較(4色)
2・インクジェット複合機の比較 (6色)

3・A3インクジェット複合機の比較

  なお、もう少し詳しくインクジェット複合機について知りたい方は、以下の記事をごらんください。

  201509301028.jpg

 とくに、写真印刷に向いた「カラリオ」について言えば、上位機種は、インク構成からライトシアンライトマゼンダを廃して、レッドグレーなどの階調表現を重視した「高画質一眼レフ向け」の新機種を出しています。

 こうした「高性能機」をお探しの方は、上記2番の【6色インクジェット複合機の比較記事】をご覧ください。「文字にも強い」キャノンの多色機も紹介しました。

5・仕事用ビジネスプリンターの選び方

 180721-0075-16%.png

 つづいて、どちらかといえば、「仕事用」「書斎用」「オフィス用」として、お探しの方に向けた情報です。

4・ビジネスインクジェット
5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ

 このジャンルのプリンターについては、上記5つの記事で詳しく説明しました。

 201807181818.jpg

 このうち、「ビジネスインクジェット」は、解説が必要でしょう。

 これは、エプソン・キャノン・ブラザーが展開する「ビジネス向きに開発したインクジェット複合機の新ジャンル」です。

 大きさは、カラーレーザープリンターに比較して「小型」で、家庭の書斎にも設置できるモデルも多いです。

 201807182243.jpg

 印字品質は、ビジネスインクジェットの場合、家庭用と同じようにインクを利用します。

  しかし、カラーインクについても、速乾性があり(文字に強い)顔料インクを利用するという特長があります(ブラザーを除く)。普通紙(コピー用紙)へのビジネスカラー文書の印刷に向きます。

 印刷スピードも、20枚/分を超えるモデルを含めあるため、選択肢も豊富です。

ーー

 〈1000枚あたりの印刷コスト〉

家庭用4色インクジェット
 ・A4普通紙カラー 約8,400円
 ・A4モノクロ 約2,700円   

ビジネスインクジェット
 ・A4普通紙カラー 約6,100円
 ・A4モノクロ 約1,800円

カラーレーザープリンタ
 ・A4普通紙カラー 約10,000円
 ・A4モノクロ 約1,900円

モノクロレーザープリンタ
 ・A4モノクロ 約1,800円

 上表は、Atlasの「おすすめ」とした機種について、Amazonのインク/トナー売価から、1000枚あたりの印刷コストを算出したものです。

 インクコストは、ビジネスインクジェットの場合、家庭用機インクジェット複合機に比べても「安い」と言えます。また、カラーレーザーに比べても「安め」です。

 201807201258.jpg

 こうした点で言えば、家庭用として「写真は印刷しない!」という方は、ビジネスインクジェットを選んで良いでしょう。

 もちろん、業務用に耐えうるような、用紙トレイが多く、ADFが付属するようなモデルもあるので、カラーレーザープリンターの代替にも向きます。

 複合機としての機能も、こうした機種は、レーザープリンターの場合と同じで、スキャナが1200dpiの高画質に対応し、ADF(原稿自動送り装置)や、FAXが付属するなど、利便性を増しています。

 Wi-Fi対応機も多く、AirPrintにも対応します。

 201803301851.jpg

 新OSへの対応状況については、家庭用と比較すると「遅い」です。

 多くのメーカーが、家庭用のドライバーの開発を終えてから、業務用に取り組んでいる印象です。

  201807181900.jpg

 経験上、「早め」なのは、ブラザーです。

 キヤノン・エプソンはそれに続きます。ただし、販売が終了した古いプリンタへの対応は、遅めですので、ブラザーが優位です。

1・A4ビジネスインクジェット
2・A3ビジネスインクジェット
3・エコタンク搭載プリンタ

 なお、ビジネスインクジェットに興味のある方は、さしあたって、このブログの以上の記事をご覧ください。

 それぞれのOSに対応している場合は、Mac 10.6〜10.14対応という表記を加えてあります。対応未定のものは、現在の状況についても書いてあります。


 201807201118.jpg

5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ

 一方、レーザープリンターをお探しの方も多いでしょう。

 201807220046.jpg

 印字品質は、トナーを利用し、それを熱で定着させる方式のため、文字が滲まない美点があります。

 写真についても、オイルレストナーを利用しない沖電気キヤノンは、普通紙への印刷はキレイです。

 一方、こうした機種は、厚みなどの関係で「写真専用紙には非対応」です。あくまで、普通紙(コピー用紙)や官製はがきにキレイに印刷したい場合に利用します。

 印刷スピードも、20枚/分を超えるモデルを含めあるため、選択肢も豊富です。

家庭用4色インクジェット
 ・A4普通紙カラー 約8,400円
 ・A4モノクロ 約2700円

ビジネスインクジェット
 ・A4普通紙カラー 約6,100円
 ・A4モノクロ 約1,800円

カラーレーザー
 ・A4普通紙カラー 約10,000円
 ・A4モノクロ 約1,900円

モノクロレーザー
 ・A4モノクロ 約1,800円

 インクコストは、先ほどの図表の再掲となりますが、特にモノクロ印刷については「安い」です。

 カラーも、そのクオリティを考えると、さほど高くは感じません。

純正トナー
  ・A4普通紙カラー 約10,000円
  ・A4モノクロ 約1,900円

互換トナー
  ・A4普通紙カラー 約1,000円
  ・A4モノクロ 約400円

 一方、互換トナーリサイクルトナー)を利用する場合は、そのコストは「最大1/10」となります。

 保証やトラブルリスクはありますが、念頭に置いて良い部分です。

 201807210033.jpg

 本体の大きさは、カラーレーザーの場合は、大問題です。

 ブラザーの「最小サイズ」の製品の例を挙げると、

最小クラスのカラーレーザー
 =幅410×奥行465×高さ240mm

最小クラスのレーザー複合機
 =幅410×奥行483×高さ410mm

 いずれの場合も、学習机や事務机に置くのは「無謀」です。

 とはいえ、サイズさえ都合がつけば、これほどビジネス文書に向くプリンタは、他にありません。 

 201803301851.jpg

 新OSへの対応状況については、ビジネスプインクジェットと比較すると「遅い」です。

 また、キヤノンの上位機については、一部のドライバーにおいて、1200dpiへの高解像印刷(true1200)がMacのみ対応不可なので、この部分も注意しましょう。

4・ビジネスインクジェット
5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ

 以上、ビジネス用プリンタの紹介でした。

 より細かい機種の情報は、上記のリンク記事をご覧ください。

  201510031242.jpg

 なお設置スペースの点で言えば、モノクロレーザープリンタならば、家庭用のインクジェット複合機並の設置スペースで済みます。

 最小モデルでは、364×奥行249×高さ199mmと、家庭用インクジェットより小型と言える機種まであります。  

今回の結論
Macユーザーにおすすめなプリンターは結論的にこの機種!

 というわけで、今日は新Macbook向けのプリンターの紹介でした。

 とりあえず、「たくさん機種があり過ぎてわけわからない!」と言う方のために「とりあえずこれ買っとけばOK!」という機種を2つだけあげておきます。


 第1に、1万円代の予算で、コスパの高い機種としておすすめできるのは、

 202010261838.jpg

 Windows 7〜10 Mac 10.13〜10.15

 【下位機】(ADF・FAXなし)

 3・ブラザー PRIVIO DCP-J987N-W
  ¥18,711 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

 【上位機】(ADF・FAXあり)

 4・ブラザー PRIVIO MFC-J903N
  ¥24,800 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

インク種類:染料+顔料インク
カラーインク数:3色
黒インク数: 1色
印刷速度:約12枚/分(A4普通紙/黒)
サイズ:高さ172×奥行341×横幅400mm  
自動両面印刷:対応

1・インクコスト ★★★★★★
2・画質(普通紙)★★★★★
3・画質(写真) ★★★★☆ 
4・印刷スピード ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 ブラザープリビオシリーズがオススメです。

 202010261151.jpg

 テレワークなどで、FAXやADF(原稿自動送り装置)が必要というわけでないなら、基本的に下位機種J987N-Wで良いでしょう。

 本体サイズは、小型で、設置性も良いです。

 その上で、低価格機では、インクコストは最安水準、印刷速度も高速です。

 mymio_piezo2.jpeg

 印字品質については、本機より上と言える機種もあります。

 ただ、4色インクタンクに限定すれば、(高額な上位機でも)ブラザーは、4本というインク構成にこだわり、突き詰めて研究しているため、クオリティは最も高い水準です。

 ヘッドも1.5plと細かいため、インクの粒状感も少なめです

 染料カラーインク+顔料黒インクというインク構成は、写真にも、テキスト印刷にも汎用性が高いですし、このグレードでは「最もバランスが取れている」と思います。

−−

  201809240811.jpg

 Brother 4色パック LC3111-4PK
  ¥3,650 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

 Brother ブラック2個 LC3111BK-2PK
  ¥1,882 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

 なお、「インク」ですが、各メーカーは、プリンターに付属させる「スターターインク」の容量を標準容量以下の「お試しサイズ」にしています。

 ユーザーレビューで「すぐインクがなくなった!」という不評が多いのは、このせいでもあります。

 いずれにしても、Amazonで本体を買うならば、予備のインクを1セット買っておくと良いでしょう。消耗品は量販店よりかなり安いので。

 なお、これらの機種について、より詳しく知りたい方は4色インクジェットの記事にさらに、詳しく書きました。


 第2に、2万円前後で画質重視で選ぶ場合、Mac用としておすすめできる機種は、

 202009120947.jpg

 Windows 7〜10 Mac 10.11〜10.15

 【2019年発売】【各色】

 8・Canon PIXUS TS8330  
  ¥23,650 Amazon.co.jp (11/11執筆時)

 Windows 7〜10 Mac 10.12〜10.15

 【2020年発売】

 9・Canon PIXUS TS8430
  ¥30,200 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

インク種類:染料+顔料インク
カラーインク数:3色
黒インク数: 3色
印刷速度:5.5枚/分(A4普通紙)
サイズ:372×324×139mm
ふちなし印刷:対応

1・インクコスト ★★★★☆
2・画質(普通紙)★★★★★★
3・画質(写真) ★★★★☆
4・印刷スピード ★★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 「写真」・「文章」を一台でまかなうという点では、キヤノンでしょう。

 エプソンは、この価格帯の家庭用製品には、顔料黒インク採用しないため、「汎用性」を重視するならば、キヤノンとなります。

2・インクジェット複合機の比較 (6色)
3・A3インクジェット複合機の比較

 ただ、専用紙への「写真」については、染料インクのエプソンが有利ですので、この点は熟慮してください。

 また、「インク代がより安い高級機」もあるため、6色以上をお探しの方は、(やはり)上のリンク記事をお読み頂ければと思います。

補足:このブログのMac関連記事の紹介

 201807191457.jpg

9・プリンターの基本的な選び方

 というわけで、今回は、プリンタの基本的な選び方を解説しました。

 「Mac向け」に書きましたが、もう少し「かみ砕いた」解説が必要な場合、Windowsの事例を含めた上記の記事もご覧ください。

ーー

 201803301833.jpg

1・Macbookの比較
2・iMacの比較
3・Mac miniの比較

 そのほかMac系のパソコンについては、いくつか紹介記事があります。同時購入される方は、どうかご覧ください。 

4・Mac向きディスプレイの比較
5・Mac向きキーボードの比較
6・Mac向きのマウスの紹介
7・Mac向きDVDドライブの比較
8・Mac用テレビチューナー
9・Mac用Office2019の比較

 また、Mac関連製品についても、以上のような記事もあります。これらの記事もよろしくお願いいたします。

 最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマーク ボタンなどから記事を共有していただければ嬉しいです!

 ではでは。

posted by Atlas at 15:44 | Mac関連機器

このブログ家電批評モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

よろしければ、下部のリンク集もご覧ください。

<広告>

 この記事がお役に立てたようならば、右のリンクから「家電ブログランキング」にクリック投票お願いします。  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!

<PR>

約350記事の完全なリンク集は、【トップページ】の下部にあります。

今後の
記事は【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png