比較2019'【詳しく解説】Mac対応カラープリンタの種類とおすすめ・選び方:カラープリンタ複合機・AirPrint対応機種

2019年05月12日

比較2019'【詳しく解説】Mac対応カラープリンタの種類とおすすめ・選び方:カラープリンタ複合機・AirPrint対応機種

【今回レビューする内容】2019年 全100機からのMac OSX用プリンターの選び方とおすすめ:アップルストアモデルなど:性能の違いや人気ランキング Air Printに対応するインクジェット複合機とレーザープリンター OSX10.14 Mojave 10.13 10.12対応

【紹介する主な製品】 HP Photosmart 5521 A4カラー複合機 CX049C#ABJ-A HP ENVY5530 A4 インクジェット複合機 A9J40A#ABJ EPSON インクジェット複合機 Colorio EP-777A ホワイト EP-807AB ブラック

今回のお題
Macユーザーに最適なプリンターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 2019年5月現在、最新のMac OSX向けプリンターの比較をします。

  201803301833.jpg

 Macbook pro, Macbook air,iMac, Mac miniを含め、2018年秋登場のOSX10.14にも対応した記事です。

 201807221033.jpg

 また、紹介するプリンターはすべて「AirPrint対応機種」となるので、iPhone, iPadユーザーで「Wi-Fi経由のダイレクトプリントを考えている方」にも対応できます。

ーー

 このブログ「家電批評モノマニア」では、各種プリンターの価格と性能の比較記事を、これまで10本書いていきました。

1・A4インクジェット複合機(4色)
2・A4インクジェット複合機(6色)
3・A3インクジェット複合機
4・ビジネスインクジェット
5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ
9・プリンターの基本的な選び方

 現行製品だけでも、100種類以上レビューしているので、上のリンク記事全部で、「デンキヤにあるMacで使えるほぼ全てのプリンタ」を網羅できています。

 今回の記事は、これらの記事をふまえた、「Macユーザーに向けたまとめ記事」です。

 201803301824.jpg

 発売中の全プリンターから、Mac向けと言えるプリンターのおすすめ機種について「まとめ」ます。

 また、記事の最後では、結論として「Atlasのおすすめ機種」を数台選定しようと思います。

 インクジェット複合機にも、レーザープリンターにも、対応するように書きました。

1・Appleストアで販売するプリンター

 201807221313.jpg

はじめに、アップルの公式ストア(直営店舗)直販されているプリンターについて紹介しておきます。

 アップルストアでは、現在、次の2つのインクジェットプリンタを直販しています。


 

 Windows 7〜10対対応   Mac 10.9〜10.14対応

 1・HP プリンター Officejet 7822
  ¥10,160 Amazon.co.jp(5/12執筆時)

 1・HP プリンター Officejet 7822
  ¥13,824 APPLE Store(5/12執筆時)

 印字速度:モノクロ: 約 15枚/分、カラー: 約 10枚/分

 201903261648.jpg

 Windows 7〜10対応 Mac 10.9〜10.14対応

 2・HP Tango X Printer
  ¥20,304 HPダイレクト(5/12執筆時)

 2・HP Tango X Printer
  ¥22,464 APPLE Store (5/12執筆時)

 印字速度:モノクロ: 約 15枚/分、カラー: 約 8枚/分

 これらの機種は、プリンタースキャナコピーの機能が付属するカラーインクジェット複合機です。

 また、A4用紙サイズまで印刷できる機種です。

  201807221050.jpg

 ただ、アップルストアで、必ずしもプリンタを買う必要はありません。

 なぜなら、上で額面を示したように、アップルの販売価格は、アマゾンなどの販売価格よりも割高だからです。 

 (注:Appleは税別表記なので税込に換算、Amazonは税込表記なのでそのまま)。

 また、Appleストアでは、デンキヤの「セット割引」のような値引きはない点が重要です。

2・AirPrintとは?

 201803301915.jpg

 ここ数年間、アップルストアで販売されてきた各種プリンターは、共通の特長があります。

 それは、アップル社が推している「AirPrint」に対応している機種である点です。

 201709062239.jpg

 AirPrintとは、プリンタの純正ドライバーなしで、Apple製品(MacのOSX・iOS)からWi-Fi経由でダイレクトに印刷するための通信規格です。

 Appleでは、この規格に対応するプリンタをAirPrint対応プリンタと呼んでいます。

 そして、アップルストアで売られるプリンターは、全てAirPrint規格に対応しています。

 しかし、だからといって、上で紹介した4機種に限定して選ぶ必要もありません

 201803301854.jpg

 なぜなら、HPのほか、エプソン・キヤノン・ブラザーのプリンターも、インクジェット複合機であり、かつ、WiFiが搭載されてさえいれば、全て「AirPrint対応」だからです。

 また、Wi-Fiを搭載する機種は、レーザープリンタなども「AirPrint対応」が多いです。

 そうした点をふまえると、アップルストアで売られているプリンタに、購入の選択肢を縛られる必要は全くありません!

3・新しいMacとの接続に関する注意点

1・AirPrint(Wi-Fi接続)
2・USBケーブルでの接続
3・有線LAN接続(ネットワーク)

 Macプリンタの接続は、AirPrint(Wi-Fi)だけではありません。

 以上の3種類の接続方法が選べます。


 

 Amazon USB2.0ケーブル 3.0m
  ¥590 Amazon.co.jp
(5/12執筆時)

 このうち、最もポピュラーなのは、USBケーブルによる接続でしょう。

 ただし、最近のMacBookは、Thunderbolt3 (USB-C)コネクタだけです。従来のUSBコネクタが廃止されているため、AirPrintを利用するWi-Fi接続が簡単なのは間違いないです。

 しかし、「とりあえずUSBケーブルのが楽でしょ?」と思う人も多いようです。そのため、USBでの接続もAppleやプリンターメーカー各社が動作保証しています。

 ただ、USB接続有線LAN接続を選ぶ場合、1つ注意するべき点があります。それは、MacbookやiMacのOSのバージョンです。

 201803301851.jpg

 MacはWindowsと異なり、毎年秋にOSのバージョンを1つあげます。

 例えば、最近Macを買われた方は、2017年10月に更新されたOSX10.14(High Sierra)か、2018年10月登場のOSX10.15(Mojave)を搭載しているでしょう。

 しかし、毎年更新される最新OSに対して、プリンタメーカー側が即日対応しない場合があります。

ーーーー

 201803301854.jpg

 現状を言えば、現行のプリンター(インクジェット)は、ほぼ全て、2018年発表のOS10.14に対応を果たしました。

 とくに、エプソン・ブラザー・HP・キヤノン各社については、2017年以降発売のインクジェットプリンターについては、OSX10.14について、即月で新しいドライバーを用意し、正式対応してくれています

 この4社は「マックフレンドリー」な企業と言えるでしょう。

 いずれにしても、メーカーがドライバーを更新しない限り、統一規格があるWi-Fi(AirPrint)はともかくとして、USBや有線LAN接続では正常に接続できない可能性もあります。

 そのため、新しいプリンターUSB接続・有線LAN接続で利用する場合、自分が使うOSにプリンターが対応しているかは、チェックが重要です。

 これをふまえて、このブログのプリンター紹介では、対応機種には、Mac 10.6〜10.14対応と情報を加えてきました。この点は安心してください。

ーーー

 201807212237.jpg

 皆さんを「心配させてしまう」ようなことを書きました。

 しかし、最新のMacと、同じく最新のエプソン・キャノン・ブラザー・HPの最新のインクジェットプリンター(=インクを使うプリンタ)という組み合わせならば、このドライバーの問題を過度に心配されなくても良いでしょう。

 十数年間、プリンター情報を見てきましたが、最新機が長期間、新OSに対応しない例はほぼありません。

 また、不具合があるようならば、Wi-Fi(AirPrint)を利用すれば良いだけです。AirPrintならば(まさかの場合)Apple Care保証によるAppleの窓口相談もできるでしょう。

ーーー

 201807201258.jpg

 ただし、「型落ち製品」や「レーザープリンタ」は、新OSへのドライバ対応が遅い場合が多いです。

 そのため、初心者の方で、こだわりが無いのならば、Macユーザーの場合は、レーザープリンターよりもインクジェットプリンタ複合機を選んだ方が安心です。

 「インクジェットプリンタ」は、サイズがコンパクトで、年賀状その他の写真印刷にも対応するために、家庭向きです。

 また、「複合機」なので、プリントのほかに、スキャニングやコピーもできます。そして、何より「小型」です。

 インクジェットプリンターに満足のできない人は、レーザープリンタなどを選びましょう。

 ただし、その場合も、非常時にAirPrintが使える点で、Wi-Fiを搭載している機種が良いでしょう。なお、レーザープリンタなどの選び方ついては、後ほど紹介します。

4・家庭用インクジェット複合機の選び方

 201807191457.jpg

 家庭用のインクジェットプリンター複合機については、このブログ「モノマニア」では、以下の記事で特集しました。

1・A4インクジェット複合機(4色)
2・A4インクジェット複合機 (6色)
3・A3対応インクジェット複合機

 詳しいスペック機能OSXの各バージョンの対応状況については、それぞれ上のリンク先に詳しく紹介してあります。

 レーザープリンターについては、このあとで紹介します。 

 とりあえず、インクジェット複合機について、以上の記事をふまえて、Mac用としておすすめできる機種を4機種紹介します。


 第1に、1万円代の低予算で入手できるプリンタで総合性能が高いプリンターは

 201803301429.jpg

 Windows 7〜10 Mac 10.11〜10.14

 【2018年モデル】

 【下位機種】

 3・ブラザー PRIVIO DCP-J577N
  ¥8,807 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 【中位機種】

 4・ブラザー PRIVIO DCP-J978N-W
 5・ブラザー PRIVIO DCP-J978N-B
  ¥13,006 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 【上位機種】

 6・ブラザー PRIVIO MCF-J898N
  ¥20,240 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 インク価格:★★★★★★
 本体性能 :★★★★★★

 201809240811.jpg

 Brother 4色パック LC3111-4PK
  ¥3,498 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 Brother ブラック2個 LC3111BK-2PK
  ¥1,776 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 ブラザープリビオシリーズがオススメです。

 同社は、比較的「マックフレンドリー」と言える企業です。

 OS更新時のドライバーの更新が速いほか、説明書などのMac対応も充実しています。

 設定も楽です。もちろん、AirPrint(Wi-Fi)に公式対応します。プリンターの性能面でも、他機種に較べた場合、ンクコストがかなり安いです。

 201807191554.jpg

 なお、【下位機種】【中位機種】がありますが、後者にCDのレーベル印刷が付属するだけで、後は同じです。

201807191555.jpg

 【上位機種】 は、さらに、コピー機のようなADF(複数の原稿の自動送り装置)FAX機能が搭載されます。

メーカー公表印刷コスト
 L判光沢紙 約18.6円
 A4普通紙カラー 約8.4円
 A4モノクロ 約2.7円 
実際の印刷コスト
 L判光沢紙    約10.9円
 フォト年賀状印刷 約16.1円       
 A4Photoカラー 約60.3円

 インクコストは、A4カラー印刷で普通紙に出した場合、A4用紙へのカラー印刷で、1枚あたり8.4円です。

 年賀状印刷などのコストもアマゾンでのインク実売価格から換算すると、上表のように、他社のインクジェット複合機と比べた場合、かなり安価です。

 もちろん、無線(Wi-Fi)も付属しており、Air Print対応機種です。

 書類の持ち運びの際や、年賀状印刷に便利な自動両面印刷機能も付属しますし、総合性能は非常に高いです。

 201807221110.jpg

 印字品質も、高いです。

 インクジェット方式は(スプレーのように)インクを吹き付ける方式ですから粒状感が粗いと見にくいです。

 その点では1.5ピコリットルと細かく吹き付けるので、4色インクモデルでは「例外的に」、写真に対応できる画質です。

 201807191555.jpg

 カラー3色は(発色が良い)「染料インク」、ブラックは、(文字がにじまない)「顔料インク」なので、「カラー/白黒のビジネス文書」にも強いです。

 印刷スピードは、1分間に12枚印刷が可能です。家庭でちょっと利用するには十分快適です。

 価格と性能を考えた場合、Macユーザー向けにオススメな機種と言えます。

 201503270916.jpg

 コクヨ PPC用紙 共用紙
  ¥755 Amazon.co.jp
(5/12執筆時)

 コクヨ 上質普通紙250枚 A4
  ¥406 Amazon.co.jp
(5/12執筆時)

 富士フイルム 画彩 写真仕上げ光沢紙
  ¥1,127 Amazon.co.jp
(5/12執筆時)

 利用する用紙はどれでも構いません。Atlasのオススメは以上の3種です。

 普通紙は普段の印刷用に、上質普通紙は大事なプレゼンなどの際に有用な白色度の高い用紙です。

 一方、写真印刷には富士フイルムの製品が格安で、サイズも充実しています。


第2に、5000円前後の予算で考えている方にオススメと言える機種は、

 201905122049.jpg

 Windows XP〜10   Mac 10.11〜10.14

 【2016】

 7・EPSON Colorio PX-049A
  ¥4,981 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 高さ145×長さ390×奥行300mm (収納時)  

 5000円前後のプリンターならば、EPSONの PX-049Aが良いと思います。

 ネットワーク機能は、この機種も格安ながらWi-Fi(無線LAN)が搭載され、AirPrintにも対応です。

 

 EPSON 4色パック RDH-4CL
  ¥3,724 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 EPSON 大容量ブラック RDH-BK-L
  ¥1,643 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

メーカー公表印刷コスト
 L判光沢紙 約27.5円  
実際の印刷コスト
  L判光沢紙 約20.6円
 フォト年賀状印刷 30.3円   
  A4Photoカラー 約113.6円

 インクコストは、ブラザーに較べるとやや割高です。ただ、あまり印刷しないならば「本体価格の安さ」を優先するべきでしょう。

 201807191539.jpg

 印字品質は、この機種は4色とも「顔料インク」です。

 速乾性があり文字がにじみにくいので、ビジネスカラー/モノクロ文書には強いです。

 一方で、カラーも「顔料インク」なので、専用紙への写真印刷については「苦手」とします。

 印刷スピードは、一方、実測値で、A4カラー文書で毎分約4枚ほどなので ビジネス向きとも言いがたいです。

---

 とはいえ、値段は他社と比較しても「最安クラス」なので、新しいMacBookに投資しすぎた方などは、これが良いと思います。


 第3に、写真印刷のクオリティが必要と考えている方におすすめな機種は 

 201803301355.jpg

 Windows XP〜10 Mac 10.6〜10.14

【2018】

 8・EPSON Colorio EP-881AW 【白】
 9・EPSON Colorio EP-881AB 【黒】
 10・EPSON Colorio EP-881AR 【赤】
 11・EPSON Colorio EP-881AN 【木調】
   ¥19,777 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 349mm×340mm×142mm (収納時)

 Epson6色インクモデルEP-881A が最適です。

 201809240956.jpg

 こちらも無線LANが搭載されたAir Print対応機種で、この点もMac向きです。

 201907191112.jpg

 EPSON 6色増量パック KAM-6CL-L
  ¥6,536 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 EPSON 大容量ブラック KAM-BK-L
  ¥1,080 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

メーカー公表印刷コスト
 L判光沢紙 約20.6円
実際の印刷コスト
  L判光沢紙 約13.8円
 フォト年賀状印刷 約20.4円
  A4Photoカラー 約76.4円

 インクコストは、6色インクの機種は、カラーインクを多く使うため、印刷費用は4色インクよりは割高です。

 201709061246.jpg

 印刷スピードも、A4普通紙のビジネス文書を印刷する場合は、4.5枚/分程度です。

 ビジネス向きではありません。

 201807191138.jpg

 印字品質は、しかし、(写真に強い)染料インクが6色です。

 シアンイエローマゼンダブラックという、発色の基本となるCMYKカラーに、ライトシアンライトマゼンダなど「カラーの中間色」をいれて、発色を高めています。

 201609011232.jpg

 エプソンの「カラリオ」の場合、6色以上を「エプソンカラー」と呼んで、写真に高度に対応する機種と認定しています。

 この機種も、写真専用紙に印刷したときの「美しさ」は、4色以下のモデルを凌駕します。とくに、今回のモデルは、緑の発色がよりよくなっています。

 一方、「黒インクも染料インク」なので、文字印刷は、顔料インク採用のブラザーの4色機より劣ります。

--

 結論的にいえば、写真を重視して購入するならば、6色以上は「マスト」で、本体価格以上の、相当のクオリティが期待できます。

 普通紙へのワープロ印刷などのクオリティは「さほど」重視しなくて良いならば、こちらが良いです。


 第4に、ビジネスや大学レポート用として、文字印刷もカラーもクオリティ高く印刷したい人は、

 201807191313.jpg

 Windows XP〜10 Mac 10.10〜10.14

 【2018】

 12・Canon PIXUS TS8230 【各色】
  ¥18,209 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

  大きさ:約372×324×139mm (収納時)

 キヤノンの PIXUS TS8230が最適でしょう。

 201809241020.jpg

 なお、キヤノンの場合も2017年旧機種が売られています。

 新旧の相違点は、「ネイルシールの印刷に対応」した点と、LINEの写真をダイレクトで印刷できるようになった点です。画質にかかわる変更が全くないので、キヤノンの場合も旧機種で良いでしょう。

 こちらも、Wi-Fi搭載Air Print対応機種です。

 また、キヤノンも、(インクジェットについては)最近はMacドライバの展開が速いので、USB接続を考えている方も安心でしょう。

 201807191317.jpg

 印字品質は、キヤノンの場合、ブラックインクについて(文字に強い)顔料インクと、(写真に強い)染料インクを、ダブルで搭載します。

 その上で、写真の階調性を高めるため、染料系のグレーインクも採用します。

 201409282243.jpg

 この構成の場合、文字にも強いし、写真にも強いという、器用なプリンターにできます。

 写真については、(しかし)カラー自体の発色は、ライトシアンライトマゼンダなど「カラーの中間色」を加えるエプソンのほうが、発色は良いです。

 とはいえ、(エプソンが搭載しない)染料系のグレーインクが効いており、階調性の面は優秀です。最新の4Kテレビの場合もそうですが、黒が引き締まると、カラー部分の階調性・鮮やかさが際立つからです。

 印刷スピードはモノクロA4普通紙で15枚/分カラーA4普通紙でも10枚/分です。格安のレーザープリンターに比する速度を出せますし、この面での利便性も期待できます。

  201807191335.jpg

 BCI-381 +380 6色マルチパック
  ¥5,334 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 Canon BCI-380XLPGBK ブラック大
  ¥1,530 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

メーカー公表印刷コスト
 L判光沢紙 約19.4円
実際の印刷コスト
  L判光沢紙 約14.6円
 フォト年賀状印刷 約21.5円
  A4Photoカラー 約95.0円

 インクコストは、ブラザーには及びませんが、多色インクモデルとしては割と安いです。

 ただ、大事なビジネスに使うのならば、この機種で印刷するのはオススメです。

ーー

 以上、とくにオススメできる機種を4機種を紹介しました。

1・インクジェット複合機の比較(4色)
2・インクジェット複合機の比較 (6色)

3・A3インクジェット複合機の比較

  なお、もう少し詳しくインクジェット複合機について知りたい方は、以下の記事をごらんください。

  201509301028.jpg

 とくに、写真印刷に向いた「カラリオ」について言えば、上位機種は、インク構成からライトシアンライトマゼンダを廃して、レッドグレーなどの階調表現を重視した「高画質一眼レフ向け」の新機種を出しています。

 こうした「高性能機」をお探しの方は、上記2番の【6色インクジェット複合機の比較記事】をご覧ください。「文字にも強い」キャノンの多色機も紹介しました。

5・仕事用ビジネスプリンターの選び方

 180721-0075-16%.png

 つづいて、どちらかといえば、「仕事用」「書斎用」「オフィス用」として、お探しの方に向けた情報です。

4・ビジネスインクジェット
5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ

 このジャンルのプリンターについては、上記5つの記事で詳しく説明しました。

 201807181818.jpg

 このうち、「ビジネスインクジェット」は、解説が必要でしょう。

 これは、エプソン・キャノン・ブラザーが展開する「ビジネス向きに開発したインクジェット複合機の新ジャンル」です。

 大きさは、カラーレーザープリンターに比較して「小型」で、家庭の書斎にも設置できるモデルも多いです。

 201807182243.jpg

 印字品質は、ビジネスインクジェットの場合、家庭用と同じようにインクを利用します。

  しかし、カラーインクについても、速乾性があり(文字に強い)顔料インクを利用するという特長があります(ブラザーを除く)。普通紙(コピー用紙)へのビジネスカラー文書の印刷に向きます。

 印刷スピードも、20枚/分を超えるモデルを含めあるため、選択肢も豊富です。

ーー

 〈1000枚あたりの印刷コスト〉

家庭用4色インクジェット
 ・A4普通紙カラー 約8,400円
 ・A4モノクロ 約2,700円   

ビジネスインクジェット
 ・A4普通紙カラー 約6,100円
 ・A4モノクロ 約1,800円

カラーレーザープリンタ
 ・A4普通紙カラー 約10,000円
 ・A4モノクロ 約1,900円

モノクロレーザープリンタ
 ・A4モノクロ 約1,800円

 上表は、Atlasの「おすすめ」とした機種について、Amazonのインク/トナー売価から、1000枚あたりの印刷コストを算出したものです。

 インクコストは、ビジネスインクジェットの場合、家庭用機インクジェット複合機に比べても「安い」と言えます。また、カラーレーザーに比べても「安め」です。

 201807201258.jpg

 こうした点で言えば、家庭用として「写真は印刷しない!」という方は、ビジネスインクジェットを選んで良いでしょう。

 もちろん、業務用に耐えうるような、用紙トレイが多く、ADFが付属するようなモデルもあるので、カラーレーザープリンターの代替にも向きます。

 複合機としての機能も、こうした機種は、レーザープリンターの場合と同じで、スキャナが1200dpiの高画質に対応し、ADF(原稿自動送り装置)や、FAXが付属するなど、利便性を増しています。

 Wi-Fi対応機も多く、AirPrintにも対応します。

 201803301851.jpg

 新OSへの対応状況については、家庭用と比較すると「遅い」です。

 多くのメーカーが、家庭用のドライバーの開発を終えてから、業務用に取り組んでいる印象です。

  201807181900.jpg

 経験上、「早め」なのは、ブラザーです。

 キヤノン・エプソンはそれに続きます。ただし、販売が終了した古いプリンタへの対応は、遅めですので、ブラザーが優位です。

1・A4ビジネスインクジェット
2・A3ビジネスインクジェット
3・エコタンク搭載プリンタ

 なお、ビジネスインクジェットに興味のある方は、さしあたって、このブログの以上の記事をご覧ください。

 それぞれのOSに対応している場合は、Mac 10.6〜10.14対応という表記を加えてあります。対応未定のものは、現在の状況についても書いてあります。


 201807201118.jpg

5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ

 一方、レーザープリンターをお探しの方も多いでしょう。

 201807220046.jpg

 印字品質は、トナーを利用し、それを熱で定着させる方式のため、文字が滲まない美点があります。

 写真についても、オイルレストナーを利用しない沖電気キヤノンは、普通紙への印刷はキレイです。

 一方、こうした機種は、厚みなどの関係で「写真専用紙には非対応」です。あくまで、普通紙(コピー用紙)や官製はがきにキレイに印刷したい場合に利用します。

 印刷スピードも、20枚/分を超えるモデルを含めあるため、選択肢も豊富です。

家庭用4色インクジェット
 ・A4普通紙カラー 約8,400円
 ・A4モノクロ 約2700円

ビジネスインクジェット
 ・A4普通紙カラー 約6,100円
 ・A4モノクロ 約1,800円

カラーレーザー
 ・A4普通紙カラー 約10,000円
 ・A4モノクロ 約1,900円

モノクロレーザー
 ・A4モノクロ 約1,800円

 インクコストは、先ほどの図表の再掲となりますが、特にモノクロ印刷については「安い」です。

 カラーも、そのクオリティを考えると、さほど高くは感じません。

純正トナー
  ・A4普通紙カラー 約10,000円
  ・A4モノクロ 約1,900円

互換トナー
  ・A4普通紙カラー 約1,000円
  ・A4モノクロ 約400円

 一方、互換トナーリサイクルトナー)を利用する場合は、そのコストは「最大1/10」となります。

 保証やトラブルリスクはありますが、念頭に置いて良い部分です。

 201807210033.jpg

 本体の大きさは、カラーレーザーの場合は、大問題です。

 ブラザーの「最小サイズ」の製品の例を挙げると、

最小クラスのカラーレーザー
 =幅410×奥行465×高さ240mm

最小クラスのレーザー複合機
 =幅410×奥行483×高さ410mm

 いずれの場合も、学習机や事務机に置くのは「無謀」です。

 とはいえ、サイズさえ都合がつけば、これほどビジネス文書に向くプリンタは、他にありません。 

 201803301851.jpg

 新OSへの対応状況については、ビジネスプインクジェットと比較すると「遅い」です。

 また、キヤノンの上位機については、一部のドライバーにおいて、1200dpiへの高解像印刷(true1200)がMacのみ対応不可なので、この部分も注意しましょう。

4・ビジネスインクジェット
5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ

 以上、ビジネス用プリンタの紹介でした。

 より細かい機種の情報は、上記のリンク記事をご覧ください。

  201510031242.jpg

 なお設置スペースの点で言えば、モノクロレーザープリンタならば、家庭用のインクジェット複合機並の設置スペースで済みます。

 最小モデルでは、364×奥行249×高さ199mmと、家庭用インクジェットより小型と言える機種まであります。  

今回の結論
Macユーザーにおすすめなプリンターは結論的にこの機種!

 というわけで、今日は新Macbook向けのプリンターの紹介でした。

 とりあえず、「たくさん機種があり過ぎてわけわからない!」と言う方のために「とりあえずこれ買っとけばOK!」という機種を2つだけあげておきます。


 第1に、1万円前後の予算で、コスパの高い機種としておすすめできるのは、

 201803301429.jpg

 Windows 7〜10 Mac 10.11〜10.14

【2018年モデル】【下位機種】

 3・ブラザー PRIVIO DCP-J577N
  ¥8,807 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

メーカー公表印刷コスト
  L判光沢紙 約18.6円
  A4普通紙カラー 約8.4円
  A4モノクロ 約2.7円 
実際の印刷コスト
  L判光沢紙    約10.9円
  フォト年賀状印刷 約16.1円       
  A4Photoカラー 約60.3円

 インク価格:★★★★★★
 本体性能 :★★★★★★

 ブラザーのプリビオシリーズのDCP-J577N でしょう。

 先ほど紹介したように、本体の値段も手頃ですし、印刷コストは安いし、印刷スピードも十分です。

 特に印刷コストは、全メーカーでも最安水準で。そのため、例えば、5年間の総印刷費用で考えると、トータルコストは最も安上がりで済みます。

 mymio_piezo2.jpeg

 総合性能もかなり高いと思います。

 ビジネス文書の印刷から、カラー印刷まで及第点以上の性能を発揮します。また、スマホから直接印刷することもできる点も便利ですね。

 セットアップも簡単です。

 実際パソコンに詳しくない実家の両親(60代)でも苦労なくiMacと接続できてしまったレベルでした。

 説明書も初心者に分かりやすく書いてあります。

 ユーザーサポートも丁寧です。そういった点からも、あまりパソコンに詳しくない人が1台目に買うパソコンとしては、機能も十分だし、オススメできます。

 なにより、USBポートが少ないMacbookやiMacに無線LAN(Air Print)でケーブルレスでつなげられる点が大きいです。

 ケーブルがなければプリンタの配置も自由ですし、机周りもケーブルがないとスッキリします。無線設定も説明書を見ながらすれば、すぐ終わります。

−−

 

 Brother 4色パック LC3111-4PK
  ¥3,498 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 Brother ブラック2個 LC3111BK-2PK
  ¥1,767 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

 なお、「インク」ですが、ブラザーを含めたメーカーは、プリンターに付属させる「スターターインク」の容量を標準容量以下の「お試しサイズ」にしています。

 ユーザーレビューで「すぐインクがなくなった!」という不評が多いのは、このせいでもあります。

 いずれにしても、Amazonで本体を買うならば、予備のインクを1セット買っておくと良いでしょう。消耗品は量販店よりかなり安いので。

 なお、この機種について、より詳しく知りたい方は4色インクジェットの記事にさらに、詳しく書きました。


 第2に、2万円前後で画質重視で選ぶ場合、Mac用としておすすめできる機種は、

 201807191313.jpg

 Windows XP〜10 Mac 10.10〜10.14

 【2018】

 12・Canon PIXUS TS8230 【各色】
  ¥18,209 Amazon.co.jp (5/12執筆時)

  大きさ:約372×324×139mm (収納時)メーカー公表印刷コスト
 L判光沢紙 約19.4円
実際の印刷コスト
  L判光沢紙 約14.6円
 フォト年賀状印刷 約21.5円
  A4Photoカラー 約95.0円

 「写真」・「文章」を一台でまかなうという点では、キヤノンでしょう。

 エプソンは、顔料黒インク採用しないため、「汎用性」を重視するならば、キヤノンとなります。

2・インクジェット複合機の比較 (6色)
3・A3インクジェット複合機の比較

 ただ、専用紙への「写真」については、染料インクのエプソンが有利ですので、この点は熟慮してください。

 また、「インク代がより安い高級機」もあるため、6色以上をお探しの方は、(やはり)上のリンク記事をお読み頂ければと思います。

補足:このブログのMac関連記事の紹介

 201807191457.jpg

9・プリンターの基本的な選び方

 というわけで、今回は、プリンタの基本的な選び方を解説しました。

 「Mac向け」に書きましたが、もう少し「かみ砕いた」解説が必要な場合、Windowsの事例を含めた上記の記事もご覧ください。

ーー

 201803301833.jpg

1・Macbookの比較
2・iMacの比較
3・Mac miniの比較

 そのほかMac系のパソコンについては、いくつか紹介記事があります。同時購入される方は、どうかご覧ください。 

4・Mac向きディスプレイの比較
5・Mac向きキーボードの比較
6・Mac向きのマウスの紹介
7・Mac向きDVDドライブの比較
8・Mac用テレビチューナー
9・Mac用Office2019の比較

 また、Mac関連製品についても、以上のような記事もあります。これらの記事もよろしくお願いいたします。

 最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマーク ボタンなどから記事を共有していただければ嬉しいです!

 ではでは。

posted by Atlas at 21:04 | Mac関連機器

このブログ家電批評モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

よろしければ、下部のリンク集もご覧ください。

<広告>

 この記事がお役に立てたようならば、右のリンクから「家電ブログランキング」にクリック投票お願いします。  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!

<PR>

約350記事の完全なリンク集は、【トップページ】の下部にあります。

今後の
記事は【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png