Top 日用品 比較2024’ 歩き疲れない!シューズ27点の性能とおすすめ・選び方:ニューバランスのウォーキングシューズ (1)

2024年09月28日

比較2024’ 歩き疲れない!シューズ27点の性能とおすすめ・選び方:ニューバランスのウォーキングシューズ (1)

【今回紹介する内容】 2024年 歩き疲れにくいNBのスニーカー・ウォーキングシューズの性能とおすすめと選び方:NBのスニーカー:メンズ レディース 男女対応: 疲れない靴・違いとランキング・選び方や格安購入法 NB UK USAモデル対応

【比較する製品型番】NB MW880 WW880 MW880G WW880G GOA-TEX MW1880 WW1880 MW685 WW685 WW630 MW585 WW585 MW863 WW863 ML574 M1500UK M990 US W990 M1300 NB RCVRY RALAXA M RALAXA SLIP ON M Walking 880 v5 GTX M5 Walking Fresh Foam 880 v6 NB DynaSoft 800 v1 Walking Fresh Foam 880 v6 GTX ほか

今回のお題
疲れにくい!NBのウォーキングシューズのおすすめはどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2024年9月現在、最新のウォーキングシューズ(スニーカー)の比較をします。

 「歩き疲れない」という観点で、どのように選べば良いかを解説していきます。

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 今回は、Atlasが長年愛用するNB(ニューバランス)製品を中心とする話になります。

 普通のスニーカーほか、ビジネスシューズに代用できるブラックブラウンの靴も扱います。

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1・疲れないシューズの比較 (1)
 1-1選び方の基本の説明【導入】
 1-2NBのシューズの分類
  :ウォーキング(歩行)用
  :ライフスタイル(生活)用
  :ランニング(走行)用
 1-3NBのウォーキングシューズの比較
  :フィットネスウォーキング
  :タウンウォーキング
  :トラベルウォーキング
  :その他
 1-4NBの靴のサイズの決め方
2・疲れないシューズの比較 (2)
 =最終的なおすすめの提案【結論】

 記事では、はじめに、「疲れない」ウォーキングシューズの選び方の基本を説明します。

 その後、NBを選ぶ場合重要となる、シューズの分類(見分け方)の説明をしたあと、具体的に、同社のウォーキングシューズの機能性の違いを、シリーズごと細かく説明していきます。

クッション性 ★★★★★
防水性    ★★★★★
軽量性    ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を、いくつか、提案していきます。

 よろしくお願いします。

ーー

1・歩き疲れないスニーカー
2・歩き疲れないインソール

 なお、今回の記事は、「疲れない靴」の紹介シリーズの1回目記事として書きました。 

1-1・疲れないシューズの選び方の基本


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 高機能シューズは、各社から販売されています。

 各社とも良い製品を出しています。

 Atlas自身は、米国ニューバランス(NB)の製品を20年来愛用しています。

 クラシックなものだとM2040などUSモデル(左図)、普段用だとビジネスに使える MW585(右図)を、もう長いこと買換ながら使っています。

 NBは、1906年に創業のアメリカの老舗靴屋で、ナイキ・Adidasと並ぶ世界三大シューズメーカーの1つです。


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 ニューバランスの良い部分は、低価格なスニーカーから、軽量性と衝撃吸収性に配慮されたモデルが多い点です。

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 また、機能の違いを明示し、安い靴と高い靴との性能差が一般人にも分かりやすい点も評価できます。

 技術的にも、クッション系の技術がしっかりしており、他社モデルに較べても、「疲れにくいシューズ」が多いです。

 NB社は靴の専業メーカーとして、ジョギング用とウォーキングとを明確に分けるなど、歩行の快適さへのこだわりが高いです。

 仕事にも使えるビジネスシューズに近いモデルもあります。

ーーー

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 靴のサイズ(横幅)は、NBの場合、3つの選択肢があります。

 通常サイズ(Dサイズ)のほか、やや幅広と言える2Eサイズ、かなり幅広と言える4Eサイズです。

 日本人は、欧米人よりも幅広の足形の人が多いですので、幅広タイプの多い同社のスニーカーは安心です。

ーー   

 そこで、以下では、NBの「疲れにくいスニーカー」をどのように選ぶのかについて、Atlasの考えを紹介していきます。

 なお、他社モデルを選ぶ場合も、「疲れないスニーカーの選び方の基本」は、メーカー間で共通する部分が多いので、参考にはなるかと思います。

1-2・NBのシューズの分類

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 ニューバランスの靴は、ランニング用ウォーキング用と明確にラインナップが分かれます。

 「歩きやすいスニーカー」を探している方は、この部分をふまえて買う必要があります。

 具体的な製品を比較していく前に、「どのように区別するのか」について紹介しておきます。

1・ウォーキング

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1・MWからはじまる型番
 
男性用のウォーキングシューズ
2・WWからはじまる型番
 =
女性用のウォーキングシューズ

 第1に、NBウォーキング用シューズの見分け方です。

 同社のウォーキング用は、「WW880」とか「MW880」とかアルファベットではじまる型番が多いです。

 1文字目の「M」「W」は、「男・女」の区別です。

 2文字目の「」は、歩行用(Walking)を意味します。

 NBのウォーキング用を選ぶ場合、この区別が「基本」です。

 「NBの定番モデル」は、ほぼこの原則で選べます。

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 しかし、2022年頃から型番原則が一部変わってきました。

 例えば、同社の定番ウォーキングシューズである880シリーズは、従来のMW880WW880はなどの型番原則から、「Walking 880」「Walking Fresh Foam 880」などと、頭文字に「Walking」をつける形に変わりました

 現在は、併用状況で、ソールなどに技術改良があった場合のみ、換えています。

 先行して変更されたランニング用の状況をみると、他のシリーズも、しだいにこの命名規則に移行するかもしれません。

 新規則は、型番からは男・女・ユニセックスの見分けが付かないといえ、選び方がはややこしくなった感があります。 

 このほか、「RCVRY」などの「ユニセックス」用や、後ほど紹介するような「復刻版」も、この原則が通用しない場合もありますので、後ほどの製品紹介の際に、改めて詳しく書くつもりです。

2・ライフスタイル

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1・M+数字の型番
 
男性用のライフスタイルシューズ
2・W+数字の型番
 =
女性用のライフスタイルシューズ

 第2に、NBライフスタイルシューズの見分け方です。

 要するに、「機能面」だけでなく、「ファッション」としても楽しむ方が選ぶジャンルのスニーカーです。

 製品名は、「M」「W」からはじまります。

 ただし、「W」が続かず、「M1300」「M996」のように、数字がすぐ後ろに続きます。

 主な目的は、こちらも「歩行用」です。

 ただし、ニューバランスは「ライフスタイルシューズ」という、別の名前で分類しています。

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 ただ、「ライフスタイルシューズ」は、「昔からの定番」「復刻版」が多いので、21世紀段階の最新技術の一部が省略されているものも多いです。

 なかには、「USA・UK」の職人が作った限定モデルもありますが、現状は、基本的に「ファッション性」を重視したモデルが主です。

3・ランニング

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1・レーシング
 :FuelCell SuperComp
 :FuelCell SuperComp Elite
 :FuelCell 5280
 :NB Hanzo
 = 競技につかえるシューズ

2・パフォーマンスランニング
 :Fresh Foam X More
 :Fresh Foam X Vongo
 :Fresh Foam X 1080
 :Fresh Foam X More
 :Fresh Foam X Vongo
 :Fresh Foam X 880
 :Fresh Foam X 860    
 :FuelCell Rebel
 :FuelCell Propel
 = 中級用のジョギングシューズ

3・フィットネスランニング
 :Fresh Foam Garoe Mid-Cut
 :Fresh Foam Arishi
 :Fresh Foam X Evo
 :DynaSoft Beaya
 :DynaSoft Nitrel
 :DynaSoft Flash
 = 一般的なジョギングシューズ

4・トレイルランニング
 :Fresh Foam X Hierro
 :Fresh Foam X More Trail
 = 野道走行にも適したシューズ

 第3に、ランニング用シューズの見分け方です。

 今回は「ウォーキングシューズ」の話です。そのため、「ランニング用モデルを間違えて買わないように」という意味で説明します。

 型番は、NBのランニング用は、2018年頃までは、MR(mens Racing)WR(Womens Racing)という型番で区別できました。

 しかし、ウォーキングに先行して、このような区分はなくなっています。

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 現在だと「FuelCell」「Fresh Foam」など、ランニング向きのソール部分の機能性がそのまま名前になっています。(NB HANZOなど例外はあり)

 いずれにしても、「何かしら意味ありげな英単語」が、製品型番の頭に来るのは、ウォーキング専用ではない(=ランニング用)場合がほとんど、と言えます。

 加えて、男・女・ユニセックスの区別は、ランニング用だと型番で区別が付かないので、逐一確認が必要です。おそらく、ジェンダーフリーの関係なのかなとは思いますが、分かりにくいです。

 主な目的は、ランニング用です。

 軽量化や、走行時の安定性を重視した設計なので、普段履きにはいずれもあまり向きません

 「フィットネスランニング」は兼用にできますが、今回の比較にそって「疲れない」という目的、ならば、やはり、ウォーキング専用を選ぶべきです。

ーーー

 以上、ニューバランスのスニーカーの基本的な分類法を説明しました。

 このほか、各種競技に特化した製品や、スリッパ的な製品、ユニセックス製品など、別の型番もあります。

 ただ、「普段履きのシューズ」で「疲れにくい」ものを探す場合、「これだけの情報があれば十分」です。

 以下では、この区分をふまえて「歩くことに」向くモデルを詳しく紹介します。

1-3・NBのウォーキングシューズの比較

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1・フィットネスウォーキング
 
= 通気性を重視した作り
2・タウンウォーキング
 = 出勤などに向く、ビジネス系の外観
3・トラベルウォーキング
 = 旅行(出張)を想定した防水性・履きやすさ

 NBのウォーキングシューズは、より細かく言えば、さらに3つのカテゴリーに分類できます。

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 第1に、フィットネスウォーキングです。

 こちらは一般的なデザインの「スニーカー」の外観をした製品が欲しいならば、第1候補です。

 また、見映え上、ファスナーがないタイプが良い場合は、このタイプになります。

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 第2に、タウンウォーキングです。

 こちらは、皮革を利用するなど、ビジネス寄りの落ち着いたデザインの製品、ということならば、目的に適ったシューズが多いでしょう。

 なお、このシリーズは、基本的にサイドファスナーがつきます。

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 第3に、トラベルウォーキングです。

 こちらは、防水性と、長時間歩行の疲れにくさに特化した製品です。

 通気性がやや悪いですが、雨の時期の長期外出には最適なラインです。

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 以下、このような分類をふまえながら、各製品を「機能性」に注目しながら、説明をしていきます。

1・フィットネスウォーキング

 はじめに、フィットネスウォーキングシリーズの比較です。

ーー

 ここからの記事では、Atlasのおすすポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【男性用】

 1・ニューバランス MW880
  ¥8,808〜 Amazon.co.jp
(9/28執筆時)

サイズ:24-30cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:なし

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 【女性用】

 2・ニューバランス WW880
  ¥9,096〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:22-26.5cm
靴幅:D 2E
ファスナー:なし  

 Walking 880シリーズは、「フィットネスウォーキング」に分類されるモデルは、ほぼ「真ん中」なグレードの製品です。

 外観色の変更などがあり第5世代の「Walking 880 V5」が最新です。

 価格は、ニューバランスの直営店では12,100円で売られるグレードです。

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・クッション性
 アブソーブ
 レブライトRC
・グリップ力
 WALKING STRIKE PATH
・耐久性
 Nデュランス

 搭載されるテクノロジーは、上表にある4機能です。

 ニューバランスは、体系だって「細かく」説明してしてくれており、親切です。

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 クッション性は、靴のミッドソールの部分の構造が重要です。

 本製品の場合、2つの機能が見られます。

 第1に、アブソーブです。

 これは、NBが昔から採用するクッション素材です。

 同社の使う素材としては少し重いのですが、反発力が高いので衝撃を吸収しやすい利点があります。

 第2に、レブライトRCです。

 こちらは、衝撃吸収よりも、軽量性をより重視したクッション素材です。

 ミッドソール(インソールと靴底の間)は、これら2つの素材で「2層構造」にして、重さと衝撃吸収性のバランスを取っています。

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 グリップ力は、ウォーキングストライドパスが採用です。

 これは、同社の歩行用のほぼ全てに採用されるアウトソール(靴底)構造です。

 運動生理学に基づく独特なうねりのある溝設計で、荒天時でも滑りにくくしています。  

 耐久性は、Nデュランスという機能が搭載です。

 これは、シューズの踵部など、痛みやすい場所をラバーコートすることで耐久性を増す仕組みです。

 防水性は、重要視しません。

 むしろメッシュ構造での通気性の良さに配慮しています。

 つまり、濡れたら乾かせ、ということです。

---

 以上、880シリーズの紹介でした。

 カジュアルなスニーカーの形状をしていますが、性能はこのタイプでは、クッション性と軽量性を兼ね備え、歩行性能が最も充実した製品と言えます。

 一方、メッシュ部分があるために、雨には弱いです。すぐ乾きますが、靴下を絶対濡らしたくない!という方には、向きません。

ーーー

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 【男性用】

 3・ Walking Fresh Foam 880 v6
  ¥8,800〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:24-30cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:なし

 【女性用】

 4・ Walking Fresh Foam 880 v6
  ¥9,096〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:22-26.5cm
靴幅:D 2E
ファスナー:なし  

 なお、冒頭の「選び方の基本」で少し書きましたが、880シリーズは、「第6世代」から、仕様と名称を少し変えました。

 価格は、ニューバランスの直営店では13,200円で売られるグレードです。

・クッション性
 Fresh Foam
・グリップ力
 Nグリップ
 WALKING STRIKE PATH
・耐久性
 Nデュランス

 ポイントは、クッション性の部分で「Fresh Foam」を利用している部分です。

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 Fresh Foamは、ランニング用だと従来からあったミッドソールの工夫です。

 従来との違いは、2種の素材の併用ではなく、樹脂を一体成形している点です。

 硬軟2つの性質を持つ合成樹脂を凹凸のハニカム構造で一体成形することで、クッション性・安定性双方を高めたとされます。

 ただ、従来の880シリーズと比べると、強化されたのはクッション性の部分です。ウォーキングシューズとしては、結構、反発します。

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 グリップは、Nグリップという、技術が使われます。

 アウトソールの素材的な工夫で、滑りにくくするものです。

 ソールのクッション性を高くした部分で、新たに採用された技術でしょう。

---

 結論的にいえば、MW880シリーズより、ランニング用に近い印象です。

 ランニング用よりは硬くしてありますが、クッション性は880シリーズとして強めで、沈み込む感じがありました。

 衝撃吸収は強いので、通学用などで、学校などで軽い運動にも使う場合には良さそうなタイプでしょう。ただ、長時間、平地を歩いて疲れにくい、という方向性とはズレるかと思います。

 そのあたりもあり、シリーズを統一せず、従来のシリーズとは「分けて」併売されているのだと思います。


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 【男性用】

 5・ニューバランス MW880G GORE-TEX
  ¥16,926〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:24-29cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:なし  

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 【女性用】

 6・ニューバランス WW880G GORE-TFX
  ¥15,5340〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:22-25.5cm
靴幅:D 2E
ファスナー:なし  

 Walking 880 v5 GTXシリーズは、フィットネスウォーキングシリーズでは やや例外的な製品で、荒天対応モデルです。

 価格は、ニューバランスの直営店では16,500円で売られるグレードです。

 後述するように、防水繊維を利用しているためです。

・防水性
 ゴアテックス
・クッション性

 アブソーブ
 アクティバ
・グリップ力
 WALKING STRIKE PATH
・耐久性
  Nデュランス

 搭載されるテクノロジーは、上表の通りです。

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 880シリーズと共通の部分も見られます。

 しかし、ミッドソールの2層の組み合わせが、アブソーブレブライトRCから、アブソーブアクティバの組み合わせになります。

 アクティバは、レブライトRCほど軽くないが、耐久性重視のクッション素材です。

 本製品は、ゴアテックス採用など、ハードに履く方を想定しており、この構成なのでしょう。

 クッション性は、カタログでは「TRUFUSE」との表記です。素材技術としては、アブソーブアクティバとなります。

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 防水性は、こちらも最も注目できる部分です。

 機能性レインウェアでお馴染みの防水繊維であるゴアテックスを使用しているからです。

 他社の靴を含めても、この製品は、防水性がとにかく強力です。

 その代わり、蒸れやすく、少し重いのが欠点ではあります。

---

 以上、MW880Gシリーズの紹介でした。

 Atlasも所有経験のある靴で、防水性は「十分以上」です。

 ただし、通気性はあまり期待できず、やや重く感じるという欠点もありました。

 とはいえ、最近は急な悪天候がおおいので、靴下濡れ!を効果的に防ぐには、良い製品です。

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 【男性用】

 7・ニューバランス Walking 880 v5 GTX M5
  ¥16,500〜 楽天市場 (9/28執筆時)

サイズ:24-29cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:なし

 【女性用】

 8・ニューバランス Walking 880 v5 GTX L5
  ¥16,500〜 楽天市場 (9/28執筆時)

サイズ:22-25.5cm
靴幅:D 2E
ファスナー:なし  

 なお、ゴアテックス系も、第5世代から型番が変わりました。

 価格は、こちらも、ニューバランスの直営店では16,500円で売られるグレードです。

・防水性
 ゴアテックス
・クッション性

 REVliteX
・グリップ力
 WALKING STRIKE PATH
 N GRIP
・耐久性
  Nデュランス

 搭載されるテクノロジーは、上表の通りです。

 大きな違いはやはりミッドソールで、REVliteX(レブライトX)が採用です。

 こちらもランニング用での採用があったものです。安定性より、弾性(クッション性)重視で、従来より、沈み込む感じが強めになります。

 グリップ力(Nグリップ)を強化することで、安定性を高めてバランスをとっているようです。

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 個人的には、長時間歩くには、もう少しかためのほうが好みですが、最近は、クッション性を重視したいユーザーが増えているための改良なのかと思いました。

ーー

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 【男性用】ゴアテックス仕様

 9・ Walking Fresh Foam 880 v6 GTX
  ¥16,296〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:24-30cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:なし

 【女性用】ゴアテックス仕様

 10・ Walking Fresh Foam 880 v6 GTX
  ¥18,700〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:22-26.5cm
靴幅:D 2E
ファスナー:なし  

 さらに、先ほどみた、ソールを一体成形にしたFresh Foam 採用の改良版となる「 第6世代」のWalking Fresh Foam 880 v6」も、ゴアテックス仕様が出ました。

・防水性
 ゴアテックス
・クッション性
 Fresh Foam
・グリップ力
 Nグリップ
 WALKING STRIKE PATH
・耐久性
 Nデュランス

 Fresh Foamは、先ほど書いたように、一体成形のソールで、沈み込みが従来より深くなるタイプです。クッション性重視の方は、こちらが良いでしょう。

 価格は、ニューバランスの直営店では18,700円で売られるグレードです。

 発売時期の関係もあるので、少し高めですが、必ずしも材料費が高いというわけでもなさそうです。

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 ソールは、独特の雨や雪でで滑りにくいような仕様にしています。


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 【男性用】

 11・ニューバランス MW1880
  ¥11,831〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:24-30cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:なし  

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 【女性用】

 12・ニューバランス WW1880
  ¥13,412〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:22-26.5cm
靴幅:D 2E
ファスナー:なし

 1880シリーズは、2021年にでた新しいシリーズです。

 価格は、ニューバランスの直営店では16,500円前後で売られるグレードです。

 880Gシリーズと価格におけるランクは同じです。

・クッション性
 Fresh Foam
・グリップ力
 WALKING STRIKE PATH
 Nグリップ  
・耐久性
  Nデュランス
・安定性
 ASYMカウンター

 搭載されるテクノロジーは、上表の通りです。

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 クッション性は、注目点です。

 本製品は、ミッドソール(真ん中)が、軟性素材を使った分厚い1層構造です。

 「厚底」ランニングシューズ初の技術を歩行に最適化させた新技術でしょうか。

 いずれにせよ、着知事の衝撃吸収を最大限重視した構造で、独特の履き心地です。

 本製品は、「フィットネスウォーキング」ですが、このジャンルはある程度まで「アクティブな動き」も想定していているので、ランニング用の先端技術が早期に使われたのだと思います。

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 耐久性は、先述のNグリップとです。

 アウトソールの素材的な工夫で、滑りにくくするものです。

 ウォーキングストライドパスは、カタログには書いてないですが、画像を見ると搭載です。

 安定性は、アシンメトリーカウンターを搭載です。

 これも、ランニング用に使われる技術ですが、かかとの外側の部分にゴム素材を被せることで、靴のホールド感を高めています。

 防水性は、「そこそこ」です。

 完全に防水はしませんが、メッシュ部分は雨に濡れにくい部分に最低限のみ使われています。

 そのため、靴の重量は多少ありますが、雨に比較的強いシューズです。

---

 以上、1880シリーズの紹介でした。

 以前販売のあったMW1501・WW1501 の事実上の後継モデルでしょう。

 「フィットネスウォーキング」のなかでは、 より「ランニング用(運動用)によった」素材構成なので、例えば、運動のための(速めの)ウォーキング用などフィットする高級シューズには良いかと思います。

ーーー

 なお、ライフスタイルシリーズにはこのほか、以下のようなラインナップがあります。

 順番にみておきます。

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 【ユニセックス】

 13・NB FRESH FOAM RCVRY (リカバリー)
  ¥8,910〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:22-30cm
靴幅:D
ファスナー:なし  

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 【男性用】

 14・NB Fresh Foam Ralaxa v3(ララクサ)
  ¥7,769〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:25-30cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:なし

 【女性用】

 15・NB Fresh Foam Ralaxa v3(ララクサ)
  ¥8,810〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:22-26.5cm
靴幅:D 2E
ファスナー:なし

 第1に、RCVRY・Ralaxa系のシューズです。

 「リカバリー」「ララクサ」ともに紐が事実上の「飾り」で履きやすい「スリッポン」仕様です。

 価格は、ニューバランスの直営店では、それぞれ、8,800円・9900円で売られるグレードです。 

・クッション性
 Fresh Foam

 搭載されるテクノロジーは、Fresh Foamのみです。

 先述のように、一体成形で「柔らかめ」なミッドソールになります。 クッション性が強いため、好き嫌いは分かれます。長時間歩くのには向かないですが、軽めの町歩きまでなら良いでしょう。

 RCVRYは 洗濯機で丸洗いできますし、ここを含めて「普段履き」用といえる製品と言えます。

 ララクサを含めて高度の工夫はそこまでないので、疲れにくさというより「気楽さ」重視のシリーズといえます。

ーーー

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 【ユニセックス】

 16・NB DynaSoft 900 v1
  ¥7,700〜 楽天市場 (9/28執筆時)

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 【ユニセックス】(下位シリーズ)

 17・NB DynaSoft 800 v1
  ¥7,287〜 楽天市場 (9/28執筆時)

サイズ:22-30cm
靴幅:2E
ファスナー:なし

 DynaSoft 900も、この系統です。

 価格は、ニューバランスの直営店では、10,890円で売られるグレードです。 

・クッション性
 DYNASOFT
・グリップ力
 Nグリップ  
・耐久性
  Nデュランス

 搭載されるテクノロジーは、以上の3種です。

 初出の技術、DYNASOFTです。

 名前通り、沈み込みを重視し歩く際の衝撃の緩和に力点を置いた技術です。

 そのため、Nグリップ・Nデュランスを採用してバランスをとっている感じです。

 従来のUA900の後継シリーズで、そちらと同じ技術です。

 したがって、反発力はすこし強めです。長時間歩くというより、ちょっとした歩きで「歩き疲れない」タイプです。

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 DynaSoft 800は、その(プチ)下位製品で、Nグリップ未採用です。

 UA800のソール変更版です。

 ただ、どちらかといえば、「大きなNマーク」をフューチャーした、ファッション性重視の別注モデルのように捉えれば良いかなと思います。

2・タウンウォーキング

 続いて、タウンウォーキングシリーズの比較です。

 先述のように、「ビジネスシューズ」風のスニーカーを探している場合に有力な候補となります。


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 【男性用】

 18・ニューバランス MW685
  ¥11,000〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:24-28cm
靴幅:4E
ファスナー:あり

 685シリーズは、NBのタウンウォーキングシリーズでは、「定番」と言える製品です。

 アッパー素材が「合成皮革」なので、色によっては「ビジネスシューズ」のように使いやすいモデルの1つです。

 なお、このグレードの女性用(WW685 WW630)がNBのサイトからなくなっています。

 価格は、ニューバランスの直営店では、9,790円で売られるグレードです。

 靴の幅は、本製品は、わりと幅広タイプが充実します。

 靴べらなどなしでも「足入れしやすい」ことを売りにするシリーズだからでしょう。

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・クッション性
 CUSH+
・グリップ力
 WALKING STRIKE PATH

 搭載されるテクノロジーは、上表の2つです。

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 クッション性は、CUSH+という技術が使われます。

 これは、ミッドソール(白い部分)の素材の工夫です。

 「同社で最も柔らかい」軟性素材です。

 1層構造ですが、衝撃吸収力が高く、アスファルト舗装の道など、街中を歩くのに向く仕様です。

 ウォーキングストライドパスは、アウトソール(靴底)のグリップを高める工夫です。

 先ほども見ましたが、同社のウォーキング用では、だいたい採用です。

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 防水性は、ある程度高いです。

 アッパー素材が撥水性を持つ合成皮革となるため、荒天にはある程度強い製品です。

 もちろん、手入れは必要でしょう。

---

 以上、685シリーズの紹介でした。

 素材的にも合成皮革で軽量なので、割と長時間歩いても疲れにくいでしょう。

 ただし、通気性については、さほどの配慮はありません。両立はしにくい部分ですので、必要に応じて選びましょう。

ーーー

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【女性用】

 19・ニューバランス WW630
  ¥(6,999) Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:22-25cm
靴幅:2E
ファスナー:なし

 一方、女性用として、 WW630という製品があります。(現在在庫なし

 同グレードで、搭載技術も同じですが、脱ぎやすさに配慮した新形状であるほか、やや光沢を出して「ファッション性」を強化した仕様となります。

 ただし、このシリーズは、再度のファスナーは「なし」です。


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 【男性用】

 20・ニューバランス MW585
  ¥14,685〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:24-28cm
靴幅:4E
ファスナー:あり


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 【女性用】

 21・ニューバランス WW585
  ¥13,672〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:21.5-25cm
靴幅:D 2E 4E
ファスナー:あり

 585シリーズは、同社のウォーキングシューズでは最も高性能な製品と言えます。

 この製品は、アッパー素材がレザーです。

 ビジネスシューズとしてスーツで利用できるような無個性の靴色が多いのが特長です。

 価格は、ニューバランスの直営店では、男性用18,480円、女性用17,380円で売られるグレードです。

 201710151126.jpg

・クッション性
 ABZORB FL
・グリップ力
 WALKING STRIKE PATH
 N GRIP
・耐久性
 N durance
・安定性
 StrideBar
・防水性(通気性)
 N VENT

 搭載されるテクノロジーは、多彩です。

 クッション性は、ABZORB FLという技術名です。

 アブソーブは先ほど見ました。NBのウォーキング系では、衝撃吸収性が最も高い素材です。

 ただ、本製品は、2層ではなく全体に使っているため、「FL」と付けています。

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 安定性は、ストライドバーが目新しいです。

 これは、価格と部分のミッドソールの(見えない内側の)工夫です。

 履くと分かりますが、プラスチックぽい質感のプレートがかかと内側にあります。

 これで、内側への過度な倒れ込みを防いで、着地から蹴り出しの際の体重移動をスムースにしています。

 なお、言葉で書くと「かたくて履き心地が悪そう」なのですが、実際は、同社のウォーキングシューズの中では、かかと部分のあたりは「かなり優しい」です。

 逆に言えば、履きつぶすと、まず、肌触りの優しい素材のかかとの内側部分から「破けて」いくわけですが。

 201807110954.jpg  

 防水性は、人工皮革の採用で、(靴下が濡れないという意味で)本機は高いです。

 それに加えて、Nベント(防水性)の採用も見所です。

 要するに、こちらには、内部の空気をだす通気孔が(水の入らない)ミッドソール後ろの部分にあります。

 そのため、密封できつつ靴が蒸れにくい構造です。レザーなので、靴墨や防水スプレーでたまに手入れが必要ですが、怠らなければ、痛めず、長く快適に使えるでしょう。

---

 以上、585シリーズの紹介でした。

 結論的にいえば、NB製品では、最も「快適に歩行ができる」タウンスニーカーです。

 Atlasもこの靴の長年の愛用者で、常に2色保有しています。スーツ(ジャケット)にも違和感なく着れるので通勤に使っています。

3・トラベルウォーキング

 最後、トラベルウォーキングシリーズの比較です。

 タウンウォーキングとの「境目」が曖昧ですが、あえて言えば、防水性が高く、ビジネス出張で歩き回るひとに向くと言えます。

 デザイン的には、ドレッシーであり、一般的な「革靴」に近いのは、タウンスニーカーよりこちらです。


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 【男性用】

 22・ニューバランス MW863
  ¥11,000〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:24-28cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:あり

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 【女性用】(執筆時在庫なし) 

 23・ニューバランス WW863
  ¥(10,800〜) 楽天市場 (9/28執筆時)

サイズ:21.5-25cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:あり

 863シリーズは、トラベルウォーキングシリーズの代表的製品です。

 というより、最近は、このシリーズの唯一のラインナップになりつつあります。

 靴の色は、黒・茶のように、スーツで利用できるような無個性の靴が多いのが特長です。

 出張用が多い方に最適です。

 価格は、ニューバランスの直営店では、13,200円で売られるグレードです。

 201906171413.jpg

・クッション性
 ABZORB
 N ERGY
 ACTEVA LITE
・グリップ力
 WALKING STRIKE PATH
 N GRIP
・耐久性
 N durance
・安定性
 StrideBar

 搭載されるテクノロジーは、こちらも多いです。

 クッション性の部分は特殊です。

 こちらについては、3層構造です。

 衝撃吸収性が同社で最も高いアブソーブと、高反発なエナジー、軽さが自慢のACTEVA LITEを複合させます。

 ミッドソールは、素材が多いほど良いというわけではないですが、旅行に適した軽量性と、適度な衝撃吸収性を両立させるための工夫として評価できます。

 その他の機能面は、ストライドバーの部分を含めて、1つ上の585シリーズと似ています。

 防水性は、人工皮革の採用した上で、防水加工がなされます。

 完全防水ではないので、スプレー併用が前提ですが、配慮があります。

---

 以上、863シリーズの紹介でした。

 長時間歩行利用を想定し、ある程度の防水性と軽量性に配慮する点が、「売り」でしょう。

 また、同社の製品としては「革靴に最も見えやすい」といえるシューズなので、スーツ+スニーカーという点での上司の目線が「気になる」方にも良いかなと思います。

4・その他のシューズ

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 続いて、先ほど示した、上記の区分に入らないが、「ウォーキングシューズ」としても使える製品を紹介します。

 Mシリーズ・Wシリーズを含めての紹介となります。


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 【ユニセックス】

 24・ニューバランス ML574
  ¥11,900〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:22-32cm
靴幅:D
ファスナー:なし

 ML574は、1980年代からつづくクラシックモデルです。こちらはユニセックスです。

 価格は、ニューバランス直営店では、10,890円で売られます。

 もともとはランニングシューズでしたが、カジュアルなスニーカーとしてブランドが確立し、ロングセラー化しています。

 デザインは、時代に合わせて変化しています。近年は「南国」を一つのモチーフとしています。

 靴の幅は、D(狭い)のみの展開です。

 同社の靴としては、脱ぎにくい部類です。

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・クッション性
 ENCAP

 搭載されるテクノロジーは、1種類のみです。

 エンキャップは、ミッドソールのクッション性にかかわる素材技術です。

 アブソーブ同様、衝撃吸収性は評価できます。

 ただ、水に少し弱く、ソールが剥がれやすい(耐久性が悪い)のが難点です。

 壊れるならばソールから、と言えるかもしれません。

 防水性は、上部にメッシュ部分があるため、基本的に「靴下を濡らす」タイプです。

 そのぶん、通気性は良いです。

---

 以上、ML574の紹介でした。

 クラシックな外観で、「ファッション性」が高いほか、過去に「履き慣れた」人が多く、根強い人気があります。

 ただ、NB製品としては、過去の技術を用いたものですし、今回の趣旨からすると「選外」です。


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 【UK縫製モデル】

 【男性用・ユニセックス】

 25・ニューバランス M1500UK G
  ¥29,900〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:22-32cm
靴幅:D
ファスナー:なし

 ニューバランスM1500 UKモデルは、1989年に発売されて以来定番化しているクラシックモデルです。

 価格は、ニューバランス直営店では、30,800円で売られます。

 Made in U.K.(イギリス製)と職人縫製を「売り」にするため、この価格となります。

 202104171640.jpg

 防水性は、基本配慮がない機種です。

 ただ、時期によって、アッパー素材にレザーを使うものが登場します。

 むろん雨で傷みますが、靴の中に水が入らないという意味では「そこそこ」の防水性のモデルになります。

   201701071434.jpg

 搭載されるテクノロジーは、本製品もENCAPのみです。

 クッション性はありますが、ソールの耐久性に課題があります。

 現代でわざわざ採用するのは、伝統の再現というか「ファッション性」のためでしょう。

---

 以上、M1500UKの紹介でした。

 NB好きは「一度は履いてみたい」クラシックモデルになります。

 実際、定番の「履きやすい」スニーカーですが、性能面では過去の技術を「忠実に」再現しているため、今回の比較基準から言えば、あまり「高機能」とは言えないでしょう。


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 【US縫製モデル】

 【男性用】

 26・Mシリーズ M990
  ¥29,569〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:25-30cm
靴幅:D
ファスナー:なし

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 【女性用】

 27・Wシリーズ W990
  ¥32,990〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

サイズ:22-32cm
靴幅:D
ファスナー:なし

 ニューバランスM990は、1982年以来展開する990シリーズの復刻版となります。

 期間限定の復刻かと思いましたが、990v5として、2年連続で新色が出ています。

 価格は、直営店価格は、(税抜きで)30,800円と高価です。

 UKモデルと理由はおなじで、米国の工場での縫製となるためです。

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・クッション性
 ABZORB
 ENCAP
 ACTEVA LITE

 搭載されるテクノロジーは、上表の3種類です。

 いずれも、ミッドソールのクッション性に関わる工夫で、3つの複合素材ということです。

 990シリーズの復刻版ですが、こちらは素材は更新して、耐久性と軽量性に配慮した構成にしています。

 形状もやや代わり、今風に格好良いと思います。

 防水性は、配慮がない機種です。

---

 以上、M990の紹介でした。

 テクノロジーは、UK版よりも新しいものが採用されています。

 US・UK縫製モデルは、機能性に表示されない部分(袋縫いなどの縫い方など)を含めて評価すべきで、実際、値段なりの履き心地がすると(プラシーボを含めて)Atlasは思います。

 ただ、現実的に割高ではあるので、やはり、機能性より、「ファッション性」を重視したNBの製品と今では評価すべきでしょう。

ーーー

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 【US縫製モデル】

 【ユニセックス】

 25・Mシリーズ M1300
  ¥57,880〜 Amazon.co.jp (9/28執筆時)

 なお、先ほど見たM990は、原型モデルがあって、その欠点(耐久性)を向上させて進化させているモデルでした。

 一方、同じUS縫製モデルでも、 M1300などは、原型を大事に、そのまま構成した製品です。

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 そのため、ミッドソール素材もエンキャップ・Cキャップと元のままです。

 Cキャップを採用しているので、(UKモデルよりは)耐久性はあるでしょうが、やはり、趣味性が強い製品ではあります。

 今回の「疲れにくさ」という観点では、残念ながら割高と言えるでしょう。

1-4・靴のサイズと無料の試し履き

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 ニューバランスウォーキングシューズは、日本で販売されているモデルは、脚の横幅について比較的ゆったり作られているモデルが多いです。

 サイズは、普段履いているビジネスシューズと同じで良いでしょう。

 靴の横幅は、これまで靴の横幅がキツいと感じていない方については、2Eサイズがよいでしょう。

 そうでない方は、幅広の4Eを選ぶとよいでしょう。

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 なお、靴紐形式のモデルは、ヒモの調整で柔軟に対応できます。

 そのため、フィッティングをしなくても「緩すぎる」という自体は、発生しにくいと思います。

 スポーツブランドの他社の靴は、横幅に柔軟に対応できないモデルもあるため、ニューバランスはこの点で「フィッティングできない通販向き商品」とAtlasは思います。

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 フィッティングは、「Amazon Fashion」対応製品ならば、試着後の無料返品が可能です。詳しい条件は、【こちら】に公式の案内があるのでご覧ください。

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 さらに、Amazonプライム会員の場合、最大6点配送してもらい、サイズを選べます(Prime Try Before You Buy)。

 最大で7品まで対応できるため、「家で同時の試着」ができます。詳しくは【こちら】に案内があります。

 なお、対象となるのは、いずれもアマゾンが直接販売するシューズです。

 「プライムワードロープ」については、製品が対応していれば、上記のロゴが出るはずです。

 201806201227.jpg

 なお、Amazonプライム会員は、年会費が5,900円かかりますが、現在「30日間無料体験」キャンペーンを実施中です。

 【こちら】から申し込めますので、興味のある方は、この機会にぜひお試しください。試用期間中も「会員」なので会員特典を受けられます。

今回の結論
疲れにくいウォーキングシューズのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、疲れない!ウォーキングシューズの比較の1回目記事でした。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

 202312221343.jpg

2・疲れないシューズの比較 (2)
 =最終的なおすすめの提案【結論】

 続く、2回目記事こちら)は、「結論編」です。 

 いつものように、目的別に、Atlasのおすすめ商品を数点あげておきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

posted by Atlas at 10:59 | 日用品

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