Top 自転車関係 比較2023’ 最新のサイコン39機の性能とおすすめ・選び方:サイクルコンピューター(1)

2023年02月21日

比較2023’ 最新のサイコン39機の性能とおすすめ・選び方:サイクルコンピューター(1)

【今回レビューする内容】2023年 新製品のサイクルコンピューターの性能とおすすめ・選び方:ロードバイク・マウンテンバイクなど自転車用の人気サイコン:キャットアイ ポラール ガーミン レザイン ブライトン:GPS搭載サイコン:地図の違いや「最強」ランキング

【比較する製品型番】CAT EYE CC-VT230W CC-VT235W CC-MC200W CC-RD310W CC-PA400B CC-RD500B CC-PA500B CC-SC100 AVVENTURA CC-GPS200 GARMIN ガーミン Edge Explore 2 010-02703-40 Power 010-02703-41  Edge130 Plus Edge 530 Edge 830 GARMIN Edge 1040 Solar POLAR M460 QUICK CC-RS100W LEZYNE SUPER GPS EZ MEGA C GPS MEGA XL GPS CYCLE COMPUTERS iGPSPORT GPS iGS618E iGS620 iGS630 Acer Xplova X5 Evo bryton Rider860E 860T 750E 420E 420C 320E 320E レザイン LEZYNE MEGA Color GPS LEZYNE SUPER GPS MEGA XL GPS Black MACRO PLUS GPS ブライトン bryton Rider 750E 750T 420E 420C 320E 420T iGPSPORT GPS iGS618E GPS iGS620 iGPSPORT GPS iGS630

今回のお題
最新のサイクルコンピューターのおすすめはどの製品?

 ども、Atlasです。

 今日は、2023年2月現在、最新の自転車用のサイクルコンピューターの比較です。

  201809111245.jpg

1・サイクルコンピュータの比較 (1)
 1-1:キャットアイ〈日本〉
 1-2:ガーミン〈米国〉
 1-3:ポラール〈北欧〉
2・サイクルコンピュータの比較 (2)
 2-1:レザイン〈米国〉
 2-2:ブライトン〈台湾〉
 2-3:ACER〈台湾〉
 2-4:iGPSPORT〈中国〉  
 2-5:最終的な「おすすめ」の提案

 今回は、2回連続の記事です。

 格安で購入できるサイコンから、パソコンやスマホに連動する高機能なGPSサイコンまで、広く紹介するつもりです。

軽量性     ★★★★★
画面のみやすさ ★★★★★
測れるデータ数 ★★★★★
地図とナビ   ★★★★★
スマホアプリ  ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 よろしくお願いします。

ーーー

1・自転車用LEDライトの比較
2・サイクルコンピューターの比較
3・自転車用フロアポンプの比較
4・自転車用ヘルメットの比較
5・電動アシスト自転車の比較
6・子ども乗せ電動自転車の比較

 なお、今回の記事は、このブログの「自転車用品シリーズ」の2回目記事として書きました。

1-1・キャットアイのサイコンの比較

 201805161338.jpg

 はじめに、日本のキャットアイのサイコンからです。

 同社は古くからある、日本の自転車パーツメーカーで、モノクロ液晶のサイコンの代表的ブランドとして知られます。

 実用性重視で、入門向けの「格安」なサイコンなら、基本同社の製品を選べばOKな感じのブランドです。

 一方、単独GPSを搭載するような上級機は展開しませんので、ナビ部分にこだわる上級者向きではないと言えます。

ーー

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを「赤字系」で、イマイチと思う部分を「青字系」で書いていきます。


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 【2015年発売】

 【ベロ ワイヤレス】

 1・キャットアイ CC-VT230W
  ¥3,818 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 【ベロ ワイヤレス・プラス】

 2・キャットアイ CC-VT235W
  ¥4,555 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

画面:1.3インチ
重さ:26g
GPS:
ナビ:
ケイデンス計:
心拍数計:
照明:搭載
ネットワーク:
変速機:
電池寿命:1年(ボタン電池)

  CC-VT230Wは、通称「ベロワイヤレス」とも呼ばれるキャットアイ入門用のサイコンです。

 類似機のCC-VT235Wも同時に紹介しますが、2機は、夜間用のバックライトの有無だけの違いです。

 201805161537.jpg

 本体の重さは、26gです。

 機能の割に軽くないです。

 小型にしては多少重さがある製品です。

 計測できるデータは、スピード系のみです。

 現在の速度、最高速度、移動距離は表示できます。

 しかしトレーニングに欠かせないケイデンス(自転車の回転数)は測定できません

 一方、下位機種としては例外的に「消費カロリー表示機能」があります。

 心拍数計測を伴わないので、あくまで「推定値」ですが、トレーニングのモチベーションにはなります。

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 バックライトは、上位機のベロワイヤレスプラスのみ、夜間用の照明(ナイトモード)を備えています。

 ただし、ライトが少ないので、見やすいわけではないです。

 202104151737.jpg

 一方、本機は、同社のサイコンの標準装備と言えるものが多く省略されています。

 例えば、クリックテックです。

 同社の一般的な製品は、ボタンが本体になく本体全体を押し込むことで、表示項目を変えられます。

 その代わりに、本機はボタンがありますが、走行中にデータ表示がうまく切替できないことが多いです。

 この点で、あまりオススメできない商品と言えます。

---

 以上、 CC-VT230Wの紹介でした。

 格安ですが、クリックテック非対応というのは、使い勝手における大きな弱点と言えそうです。

 できれば、上位機が良いでしょう。


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 【2012年発売】

 3・キャットアイ マイクロワイヤレス CC-MC200W
  ¥5,182 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

画面:約1.3インチ(白黒)
重さ:26g
GPS:
ナビ:  
ケイデンス計:
心拍数計:
照明:搭載
ネットワーク:
変速システム:  
電池寿命:1年(ボタン電池)

 マイクロワイヤレス CC-MC200Wは、キャットアイのサイコンの入門機として、よく見かける製品です。

 201805161541.jpg

 本体の重さは、26gです。

 やはり小型機として十分には軽量化されていません。

 ただし、使い勝手の部分では、本機からクリックテック対応なので、表示の切替はしやすいです。

 計測できるデータは、スピードセンサーを利用して計測できるデータだけです。

 速度や距離に限定されます。

 また、下位機種に見られる「カロリー表示機能」もありません。

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 ただ、本機から、時計表示に対応します。

 また、ストップウォッチ機能でラップをとることもできます。表示項目のカスタマイズもできますし、サイコンとして、ある程度は「本格的」です。

ので

 バックライトは、夜間用の照明(ナイトモード)を備えています。

---

 以上、CC-MC200Wの紹介でした。

 ストップウォッチ機能など下位機種にない機能を搭載し、クリックテックに対応する製品です。

 競技用で安い入門機を探している方には候補となるでしょう。

 とはいえ、上位機種に比べると、液晶はかなり小さく視認性は低いです。


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 【2013年発売】

 4・キャットアイ ストラーダスリム CC-RD310W
  ¥5,327 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

画面:約1.3インチ(白黒)
重さ:12g
GPS:
ケイデンス計:
心拍数計:
照明:
ネットワーク:
変速システム:   
電池寿命:1年(ボタン電池)

 CC-RD310W も、キャットアイの入門機グレードのサイコンです。

 通称「ストラーダスリム」です。

 名前が表しているように、キャットアイの発売する無線式の軽量化モデルです。 

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 本体の重さは、12gです。

 液晶は1.3インチと同等ですから、視認性に犠牲なく軽量化できています。

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 ただし、センサーの小型化で、設置基準が厳しいですので、やや一般向きではないかもしれません。

 計測できるデータは、本機もスピード系のみです。

 距離や速度など、スピードセンサーで計測できるものだけ、分かります。

 なお、時計表示には対応できますが、ラップはとれません。

 バックライトは、非搭載です。

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 以上、ストラーダスリム CC-RD310W の紹介でした。

 小型で軽量な機種で、スポーツサイクルの邪魔にならない設計の良い機種です。

 設置基準はやや厳しいですが、そこをクリアできるならば、この価格帯では選択肢にできます。


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 【2018年発売】

 5・キャットアイ QUICK CC-RS100W
  ¥4,509 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

画面:
重さ:24g
GPS:
ナビ:  
ケイデンス計:
心拍数計:
照明:
ネットワーク:
変速システム:
電池寿命:1年(ボタン電池)

 クイック CC-RS100W は、2018年に発売された今までにない形状のサイコンです。

 201903311255.jpg

 本体の重さは、24gです。

 ユニークな形状ですが、クロスなどフラットバーのスポーツ自転車にフィットする製品です。

 液晶画面は小さめでですが、本体が目線に近くで、かつ黒いバックライトの液晶のため、見やすさについては問題ないです。

 計測できるデータは、この機種もスピード系のみです。

 バックライトは、非搭載です。

---

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 以上、クイック CC-RS100Wの紹介でした。

 本格的なロード向けに開発されたものというより、街乗りのクロスバイクなどに向くカジュアルな製品です。

 グッドデザイン賞受賞が示すように、デザイン性も良いため、気軽にスピード表示を試したい方に向くでしょう。センサーの設置も、ワイヤレスなので、自分で可能です。


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 【2018年発売】

 6・キャットアイ パドローネプラス CC-PA110W
  ¥5,073 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

画面:約2.0インチ(白黒)
重さ:30g
GPS:
ナビ:  
ケイデンス計:
心拍数計:
照明:
ネットワーク:
変速システム:  
電池寿命:1年(ボタン電池)

 パドローネプラス CC-PA110Wは、通称「PADRONE+」と呼ばれるキャットアイの製品です。

 同社の看板は「小型のストラーダ系」と「中型のパドローネ系」ですが、本機は後者の系列に属します。

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 本体の重さは、30gです。

 多少重いですが、「ストラーダスリム」に比べて、1.5倍となる、約2インチの大きな液晶パネルを採用します。そのため、視認性は高いです。

 Atlasもですが、視力のあまり良くない方は、実際、これくらいないと、実用性はないです。

 計測できるデータは、本機もスピード系のみです。

 速度ほかは、距離などしか計測できません。

 ただ、時計機能とストップウォッチ機能はあるため、実用度は「ストラーダスリム」に比べてもあります。

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 バックライトは、本機も搭載です。

 全面発光で、明るさも十分です。

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 以上、パドローネ+ CC-PA110Wの紹介でした。

 ケイデンス測定やスマホに対応する必要がない方で、格安な機種を探している方は候補にできます。

 とくに、視力に課題がある方は、2インチ以上でないと実用性が保てないので、本機は貴重でしょう。

 設置も楽です。


 201809111207.jpg

 【2018年発売】

 【スピードセンサーのみ】

 7・キャットアイ ストラーダスマート CC-RD500B
  ¥5,618 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 【SP+ケイデンス付】

 8・キャットアイ ストラーダスマート CC-RD500B
  ¥9,755 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 【SP+ケイデンス+心拍数計付】

 9・キャットアイ ストラーダスマートCC-RD500B
  ¥13,230 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

画面:約1.3インチ(白黒)
重さ:17g
GPS:対応(A-GPS)
ナビ:  
ケイデンス計:選択可
心拍数計:ベルト式
照明:
ネットワーク: Bluetooth
変速システム:  
電池寿命:5ヶ月(ボタン電池)

 CC-RD500Bは、「ストラーダスマート」とも呼ばれる、キャットアイの中級機です。

 同社の場合、このグレードから、ネットワーク面で「上位機」です。

 202108031230.jpg

 Bluetoothが標準搭載で、スマホ連携機能が標準装備となります。

 ただし、地図やナビ機能は、このクラスだと、まだ未搭載です。

  201805161602.jpg

 本体の重さは、17gと軽量です。

 ただし、「ストラーダ系列」なので、画面サイズは1.3インチと小さめです。

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 心拍センサー HR-12
  ¥5,700 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 計測できるデータは、付属品で異なります。

 ただ、上位機は、通常別売のケイデンスセンサー心拍数付属です。

 パワー計測を除けば、およそサイコンで採れるデータは全部とれるといえます。

 また、小型ですが、時計機能とストップウォッチ機能はあります。

 ただし、カロリー表示は非対応です。

 無線は、Bluetooth smart 採用です(Bluetooth4.0 CSCP/HRP)。

 そのため、ケイデンスや心拍数計をふくめ、他社のBluetooth採用センサーと互換性があります。

 ただ、動作保証はないので、基本的に、同社の製品で完結させるべきでしょう。Bluetooth式はトラブルも多いですから。

  バックライトは、非搭載です。

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 CATEYE Cycling
  ¥0 Apple App Store
 CATEYE Cycling
  ¥0 Google Play

 スマホとのデータ連係は、Bluetoothにて対応します。

 そのための純正アプリが用意されます。

 Stravaなどの他社アプリとも連携可能なほか、上述の純正アプリも用意されます。

 また、スマホにかかった電話やメールの通知機能も搭載です。

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 GPS情報(位置情報)は、本体のみでは取得できません。

 ただ、走行中にスマホをポケットやバッグなどにスリープモードにして(バッテリーを節約して)入れておき、スマホ基地局のGPSデータを転送させることはできます(A-GPS)。

 これによって、速度・高度の情報をサイクルコンピューターに表示させるという機能(ミラーモード)が利用できます。

 その場合、走行データの記録もできます。

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 トレーニング語のデータ管理は、計測したスピード、ケイデンス、心拍数などが管理できます。

 そのほか、スマホと連動させて利用した場合はGPSと連動するので、標高差も計測可能です。

 蓄積したデータでは、CATEYE AtlasというPCベースの走行データ記録サイトに記録保存させることも可能です。

 このほか、iPhone系については、歩いた歩数や体重などの健康データを管理しているApple純正の「ヘルスケア 」アプリに、アクティビティを送れます。ライフロガーには嬉しい部分です。

 バッテリーは、一方、無線を搭載することもあり、5ヶ月です。

 ただ、コンビニでも手に入るCR2032ボタン電池なので、入手には問題ありません。

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 以上、ストラーダスマートシリーズの紹介でした。

 スマートフォンと連携できるサイコンとして、最も手軽に導入できるサイコンだと思います。

ーーー

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 【2015年発売】(プラス以外は在庫限り)

 【スピードセンサーのみ】

 10・パドローネスマート CC-PA500B
  ¥8,200 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 10・パドローネ スマート+ CC-SC100B
  ¥17,700 キャットアイ (2/21執筆時)

 【スピード+ケイデンス】

 11・パドローネスマート CC-PA500B
  ¥12,137 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 11・パドローネ スマート+ CC-SC100B
  ¥24,720 キャットアイ (2/21執筆時)

 【スピード+ケイデンス+心拍数】

 12・パドローネ スマート CC-PA500B
  ¥17,508 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 12・パドローネ スマート+ CC-SC100B
  ¥29,700 キャットアイ (2/21執筆時)

画面:約2.0インチ(白黒)
重さ:30g
GPS:対応(A-GPS)
ナビ:   
ケイデンス計:選択可
心拍数計:ベルト式
照明:
ネットワーク: Bluetooth
変速システム:  
電池寿命:4ヶ月(ボタン電池)

 なお、同社の「スマホ対応」タイプとして、パドローネスマートの展開もありました。

 しかし「実店舗(特約店)限定モデル」となる「スマート+」を除いて展開が終わり、在庫限りです。すこし、割高感がでてきました。

 なお、特約店モデルの場合、画面構成がカスタマイズできる仕様で、かつ、シマノのDi2と接続連携できる仕様になります。

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 本体の重さは、30gです。

 サイズは、特約店モデルの場合で74 X 46 X 20mmです。

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 大きめですが、ハンドルバーやステムには問題なく付く大きさです。

 あとの部分は、上で見た、ストラーダスマートと同じです。

 視認性の部分で目の悪い方には良さそうな展開でしたが、ロード用としては重すぎるのか、ストラーダスマートが「生き残った」感じでしょうか

ーーー

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 【2018年発売】

 【SP+ケイデンス付】

 13・キャットアイ パドローネデジタル CC-PA400B
  ¥9,488 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

画面:約2.0インチ(白黒)
重さ:30g
GPS:
ナビ:  
ケイデンス計:付属
心拍数計:別売
照明:
ネットワーク: Bluetooth
変速システム:  
電池寿命:4ヶ月(ボタン電池)

 ただし、パドローネ系統については、通称「パドローネ デジタル 」とも呼ばれるCC-PA400Bもあります。

 型番の数字が「若い」ことから分かるように、本機は、パドローネスマートの「下位機種」です。

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 無線は、Bluetooth機能はあり、スマホと連携できます。

 しかし、スマホのA-GPSの取得に未対応で、高度や傾斜などが確認できないほか、スマホ通知などの転送に非対応です。

 また、アプリ的に一部のAndroid機(Android10以降)が動作保証対象外となっているなど、現状で少し選びにくいです。

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 【2019年発売】

 14・キャットアイ AVVENTURA CC-GPS200
  (¥16,800)

画面:約2.4インチ(白黒)
重さ:94.5g
GPS:内蔵 (2衛星)
ナビ:
ケイデンス計:別売
心拍数計:別売
照明:対応
ネットワーク: Bluetooth ANT+
変速システム:
電池寿命:80時間(内蔵バッテリ)

 このほか、キャットアイはしばらく前まで、アベントゥーラはという、GPS内蔵型の最上位機のサイコンの販売がありました。

 ただ、GPS系は次に見るガーミンが部類の強さを見せる部分があるのと、得意な技術の方面がことなるためか、後継機がないまま現在「展開終了」です。

1-2・ガーミンのサイコンの比較

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 続いて、アメリカのガーミンのサイクルコンピューターです。

 同社は、スポーツ関係に強いGPS機器の会社なので、サイコンは全てGPS搭載です。

 モノクロ機種もありますが、多くの場合、カラー液晶地図表示の視認性は良いです。


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 【2020年発売】

 【本体のみ】010-02385-05

 15・GARMIN Edge130 Plus
  ¥28,800 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 【スピード・ケイデンスセット】010-02385-13

 16・GARMIN Edge130 Plus セット
  ¥35,800 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

画面:1.8インチ(白黒)
重さ:33g
GPS:内蔵 (4衛星)
ナビ: オンラインナビ
ケイデンス計:選択可
心拍数計:別売
照明:搭載
ネットワーク: Bluetooth ANT+
変速システム:
電池寿命:13時間(内蔵バッテリ)

  Edge130 Plusは、米国のガーミンの販売するモノクロのサイコンです。

 自転車関係の周辺機器では、日本でもシェア率が高い企業です。

 201903311317.jpg

 本体の重さは、33gです。

 軽くはないですが、GPSを内蔵する点を考えれば、優秀でしょう。

 電池の持ちは、最大約13時間です。

 この部分も、GPS搭載機としては優秀です。週末のツーリングに1日保ちそうです。

 計測できるデータは、内蔵される、GPSを使った速度・高度などの情報のみ対応です。

 本体だけだと、天気の悪い状況や、室内トレーニングなどの際は、基本的に「無力」となります。

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 SP・ケイデンスセンサーセット 1210401
  ¥12,650 楽天市場 (2/21執筆時)

 ハートレートセンサー 010-12883-01
  ¥7,855 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 そのため、ケイデンス・スピードセンサー・心拍数計が別売されています。

 最初からセットされたモデルも準備されていて、別に買うより少し安めです。

 無線は、Bluetooth smartほか、ANT+も対応なので、他社のセンサーでも使えるでしょう。

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 心拍数計は、体にまく「ベルト式」です。

 ただ、同社の腕時計タイプの活動量計を利用して、「心拍転送モード」を利用することも可能です。

 利用することで、VO2Max(最大酸素摂取量)からの推奨リカバリータイムも表示できます。

 詳しい機能については、【リストバンド型活動量計の比較記事】で詳しく書きました。

 バックライトは、搭載です。

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 GPS情報(位置情報)は、4衛星対応です。

 スマホに依存せず、本機だけで空の衛星からデータを取得します。

 アメリカのGPS衛星のほか、GLONASS(ロシア)と、みちびき(日本)EUのGalileo(ガリレオ)の4系統に対応できます。

 他国の衛星でも、日本の上空にもるので、多く対応することは意味があります。

 とくに、みちびきは東アジアの「GPS補間衛星」なので、対応する場合、GPS精度がかなり上がります。

 加えて、エフェメリス衛星予測にも対応します。

 本機をスマホアプリと同期したとき、数日間分の衛星位置の予測データも落とすので、測位にかかる時間が短くできます。

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 ナビゲーションは、限定的に対応です。

 同社の上位機は、本体搭載の地図を利用し、スマホに依存せずに、目的地などの変更ができる「オフラインナビゲーション」対応です。

 しかし、本機は、「オンラインナビゲーション」のみ対応です。

 つまり、あらかじめスマホで作ったルートデータのみを扱える道案内です。

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 Garmin Connect Mobile
  ¥0 Apple App Store
 Garmin Connect Mobile
  ¥0 Google Play

 スマホとのデータ連係は、Bluetoothで行います。

 リアルタイムでスマホにデータを配信し、友人に見て貰うなどが可能です。事後に、パソコンでも確認が可能です。

 201906291249.jpg

 人気のGarmin Connectセグメントに対応可能です。

 自分やチームであらかじめ設定した区間をGPSで検知し、タイムトライアル区間の開始と終了を通知する機能もあります。

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 以上、ガーミンの Edge130 Plusの紹介でした。

 ナビ対応のGPS搭載機とはいえ、モノクロ製品にしては、やや高額です。

 その点で言えば、機能面と言うより、サークル活動などでガーミン製品のほうが利便性が良いという方が選ぶべき製品に思えます。

 ガーミンは、上級者に愛用者が多く、コミュニティが発達しています。さほど高機能な製品は不要だが、ツーリングなどの際に、友人とデータをシェアできた方が便利、という方は、本機でしょう。


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【2019年発売】

【通常製品】010-02703-40

 17・ガーミン Edge Explore 2
  ¥52,800 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

【eバイク向け】‎010-02703-41

 18・ガーミン Edge Explore 2 Power
  ¥60,800 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

画面:3インチ(カラー)
重さ:104g
GPS:内蔵 (4衛星)
ナビ: オフラインナビ
ケイデンス計:別売
心拍数計:別売
照明:対応
ネットワーク: Bluetooth ANT+
変速システム:対応(Di2 etc)
電池寿命:16時間(内蔵バッテリ)

  Edge Explore 2 は、ガーミンのカラー液晶搭載のサイコンです。

 液晶搭載のサイコンは以下見ていきますが、こちらだけで少し毛色が違っていて、レースというより、サイクリングにむいた仕様です。なお、初代は日本未発売でした。

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 パワーマウントケーブル USB-A 010-13207-10
 パワーマウントケーブル SHIMANO 010-13206-10
 パワーマウントケーブル BOSCH 010-13205-10
  ¥5,911〜 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 2機種ありますが、Explore 2 Powerは「Edgeパワーマウント」が付属です。

 接続ユニットは付属ですが、ケーブルのみ別売です。

 一般的なUSB-Aほか、シマノ・ボッシュ用もあります。

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 本体の重さは、104gです。

 やや大きめの画面を採用しているので、同社の上位品より重いです。

 この部分で「サイクリング向け」といえます。

 画面のサイズは、3インチと大きいです。

 パネルもタッチパネルですので、小さなスマホのように操作できます。

 バッテリーは、最大16時間までです。

 充電は、通常モデルはUSBケーブルで行う仕組みです。

 計測できるデータは、基本的に内蔵GPSで補足する方式です。

 それと内蔵の気圧高度計・加速度計も併用しつつ、スピード・高度・移動距離を産出します。

 GPSは天候に左右される部分がありますので、上位機だとそれを補うセンサーが付属します。

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 【型番】010-12845-10

 SP・ケイデンスセンサーセット
  ¥10,500 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 ハートレートセンサー 010-12883-01
  ¥7,855 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 しかし、「サイクリング」はさほどシビアな環境を想定しないため、一般的なスピードセンサー・ 心拍数計・ケイデンスセンサーは、別売です。

 そのため、「安さ」が出せています。

 設置は昔と違って、ワイヤレスなので楽です。

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 ガーミンは【GPSランニングウォッチの比較記事】で書いたような腕時計式の心拍数計もだすので、そちらと機動的に使うことを想定してもいそうです。

 無線は、BluetoothとANT+に両対応です。

 そのため、他社のワイヤレスセンサー類も使えます。

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 GPS情報は、GPS衛星・GLONASS・みちびき・ガリレオの4衛星に対応です。

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 スマホとのデータ連係は、下位機種と同じアプリでBluetoothで行います。

 仲間や自分の過去の記録と「対戦」できる、Garmin Connectセグメントにも対応です。 人気アプリのStrava GPSにも対応できます。

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 一方、Bluetoothでスマホとリンクさせた状態で、スマホの通知を受け取れます。

 先述の周辺機器との連携でVO2 Maxの表示も可能です。 

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 地図表示は、かなり本格的に対応します。

 本機は、日本詳細道路地図( City navigator Plus)が内蔵されます。

 国土地理院の地図をベースに、自転車専用道などの情報を含めた本格的な地図です。

 20121年末あたりの道のデータを基にしたものが最新です。自転車道はさほど新設されないため、自動車用と違ってあまり陳腐化はしませんが、購入後更新は可能です(1.5万ほど)。

 ナビゲーションは、オフラインナビゲーションです。

 この場合、内蔵される地図で、スマホとリンクせずともルート設定(変更)ができます。自動車のナビのように、外出先で行き先を変更するなどが多い場合は便利でしょう。

 もちろん、(オンラインナビと同じく)出発前などにスマホでのルート設定もできます。

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 変速システムは、連動表示機能はないです。

 一方、独自機能としては、スマホではお馴染みですが、加速度計を利用した転倒検知、駐車中に振動を感じた場合警告音を発する「バイクアラーム」などを装備します。

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 以上、ガーミンのEdge Explore 2の紹介でした。

 重さの部分でレース向きではないものの、サイクリング用途だと本機は考えられた作りであり、ナビが欲しい方には人気がでそうです。

 計測についても、【GPSランニングウォッチの比較記事】や【スマートウォッチの比較記事】で書いた同社の時計と連動させれば、一般向けに「やりたいことはほぼできる」という意味で、良い製品に思えます。


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【2019年発売】

【GPSのみ】010-02060-32

 19・GARMIN Edge 530
  ¥50,667 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

【SP+ケイデンス+心拍数】010-02060-42

 20・GARMIN Edge 530 セット
  ¥62,163 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

画面:2.6インチ(カラー)
重さ:75.8g
GPS:内蔵 (4衛星)
ナビ: オフラインナビ
ケイデンス計:選択可
心拍数計:ベルト式
照明:対応
ネットワーク: Bluetooth ANT+ Wi-Fi
変速システム:対応(Di2 etc)
電池寿命:20時間(内蔵バッテリ)

  Edge 530J は、ガーミンのカラー液晶搭載のサイコンです。

 Explore 2と同価格帯ですが、この製品は「競技向け」のスペックになります。

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 本体の重さは、75.8gです。

 ある程度軽さに配慮した製品です。

 モノクロ機よりは重いですが、多機能な上位機としてはこの程度は普通で、軽いほうです。

 画面のサイズは、4.0x5.2 cm(2.6インチ)と広めで視認性も良いです。

 ただし、タッチパネル式ではない点は注意点ですが、ここは好みでもあります。

 バッテリーは、最大20時間までと長持ちです。

 充電はUSBケーブルで行う仕組みです。

 計測できるデータは、本機も、内蔵されるGPSほかのセンサー、スピード・高度・移動距離を産出できます。

 こちらの場合、もとからスピードセンサー・ 心拍数計・ケイデンスセンサーが付属するセットが選べます。

 センサーは、Explore 2が装備する諸センサーに加えて、磁力計が備わります。

 GPSだけでも方角や速度は分かりますが、高級機だと、加速度計(ジャイロ)・磁力計(電子コンパス)・気圧高度計で補うことで、測定精度を高めます。

 そのほか、環境光センサーも装備ですが、これは日差し、照度による見えやすさを調整するためでしょう。

 無線は、本機も、BluetoothとANT+に両対応です。

 そのため、他社のワイヤレスセンサー類も使えます。

 GPS情報は、引き続き、GPS衛星・GLONASS・みちびき・ガリレオの4衛星に対応です。

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 Garmin Connect Mobile
  ¥0 Apple App Store
 Garmin Connect Mobile
  ¥0 Google Play

 スマホとのデータ連係は、本機も、以上のアプリで行います。

 一方、接続はBluetoothですが、Wi-Fiも装備します。

 この場合、スマホに依存せず、Garmin Connectに単体で直接データを自動転送できるほか、作成したプランも直接同期できます。

 下位機種同様、仲間や自分の過去の記録と「対戦」できる、Garmin Connectセグメントにも対応です。 人気アプリのStrava GPSにも対応できます。

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 地図表示は、本機も日本詳細道路地図( City navigator Plus)です。

 発売時期がことなるので、(入れ替えてくれていない限り)2019-20年あたりの道のデータになるかと思います。ただ、自転車道の新設はほとんどないので、問題ないかと思います。

 ナビゲーションは、本機もしっかり、オフラインナビゲーションです。

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 変速システムは、シマノのシマノDi2電子シフトほか、SRAM RED eTap・Campagnolo EPSにも対応です。ギアなどのデータの表示が可能です。

 そのほか、盗難防止のための「バイクアラーム」、スマホの通知機能などは、本機も装備となります。

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 以上、ガーミンのEdge 530 の紹介でした。

 先述のように、主に本体の重さの部分と、センサー精度の部分で「競技より」の中級機です。

 カラー液晶でオフラインナビ対応で、地図が見れる機種としては安めですので、その方面での利用を考える場合、選択肢にできます。

 ただ、次にみる上位機との価格差はさほどないので、性能面での比較は必要です。


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 【2019年発売】

 【SP+ケイデンス+心拍数】010-02061-42

  21・Garmin Edge 830 セット
  ¥71,778 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

画面:2.6インチ(カラータッチ)
重さ:79.1g
GPS:内蔵 (4衛星)
ナビ: オフラインナビ
ケイデンス計:搭載
心拍数計:ベルト式
照明:搭載
ネットワーク: Bluetooth ANT+ Wi-Fi
変速システム:対応(Di2 etc)
電池寿命:20時間(内蔵バッテリ)

 Garmin Edge 830は、Edge 530の上位機種です。

 本機はセット販売のみとなります。

 ただ、Edge 530が大幅にアップグレードされたので、下位機との違いはわずかです。

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 第1に、本体の液晶に、タッチパネル操作ができる点です。

 物理ボタンも残りますが、スマホのようにより感覚的に操作可能です。

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 第2に、サイコンの画面上で、目的地の検索・変更が可能になる点です。

 タッチパネル対応により、操作系の向上によるものです。途中で目的地を変えることが多い場合は、この方がやりやすいでしょう。

 それ以外の点は、多少重さが変わる程度で、バッテリーの保ちを含めて、スペックは変わりません。

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 以上、ガーミンのEdge 830Jの紹介でした。

 下位機種と比較する場合、「タッチパネルの有無」が基本的な違いです。

 カラー液晶を導入する動機の多くは「地図とナビ」でしょう。

 タッチパネル対応の有無は、その部分の本来的な使い勝手を左右するので、できれば、本機が良いかと思います。


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 【2022年発売】

 【上位機種】

 【本体のみ】010-02503-26

 22・GARMIN Edge 1040 Solar
  ¥109,800 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 【下位機種】

 【SP+ケイデンス+心拍数】010-02503-16

 23・GARMIN Edge 1040 セット
  ¥99,800 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

画面:3.5インチ(カラータッチ)
重さ:124g
GPS:内蔵 (4衛星)+マルチGNSS
ナビ: オフラインナビ
ケイデンス計:搭載
心拍数計:ベルト式
照明:対応
ネットワーク: Bluetooth ANT+ Wi-Fi
変速システム:対応(Di2 etc)
電池寿命:25時間+10時間(バッテリ/ソーラー)

  Edge 1040 Solarも、ガーミンのサイコンの最上位機種です。

  EDGE 1030 Plusの後継機として、2年ぶりの新機種で、今回初めてソーラー充電に対応しました。詳しくは後述します。

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 【型番】010-12845-10

 SP・ケイデンスセンサーセット
  ¥10,500 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 ハートレートセンサー 010-12883-01
  ¥7,855 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 なお、Edge 1040という名前の下位機種も同時に出ました。

 こちらについては、センサー類(心拍・ケイデンス・スピード)が上位機と違って付属する一方、ソーラー充電に非対応になります。

 上位機にセットモデルがないのは、セットだと、売価が相当になるからでしょう。

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 GPS情報(位置情報)は、本機も、BeiDouを除く4衛星です。

 十分です。

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 加えて、注目して良いのは「マルチGNSS」への対応です。

 各衛星は、複数の周波数帯で位置情報を発信します。「マルチGNSS」は、複数の周波数帯を受信できる仕組みがあります。

 さらに、本機は両方から同時に受信できる仕様(マルチバンドGNSS)です。その分、電池は食うのですが、とくに、ビルの多い都会では精度が相当伸びます。

 下位機種で書いたように、本機も、スマホと同時してから数日間は、数日間の衛星の軌道情報もとっているので、この部分との「合わせ技」で、測位とその速度は、業界最高と言えます。

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 本体の重さは、133gの重さです(下位機は126g)。

 ただし、3.5インチの大型ディスプレイを搭載し、スマホに準じる視認性があります。

  電池の持ち時間は、25時間です。

 先述のように、上位機はソーラー充電に対応です。

 バッテリー部分で25時間、さらに、ソーラーで10時間を想定します。

 要件は、屋外で7.5万ルクスですので、晴天で太陽が上にある状況(10時頃から15時くらい)の値です。

 朝夕方や、日中の曇天だと1万ルクスくらいなので、全体としては「エコを楽しむ」オマケな感じではあります。

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 拡張バッテリーパック 010-12562-30
  ¥24,365 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 一方、拡張バッテリーパック(+20時間分)も別売されます。

 こちらは、Edge1040のほか、Edge830・530でも利用できます。

 単なるUSB給電なので他機でも利用できますが、その場合、防水性(IPX7等級)が担保されなくなります。

 計測できるデータは、下位機種と同じくGPSを用いる形です。

 付属品については、先述のように、下位機種のみフルセットです。

 無線は、本機も、BluetoothとANT+に対応です。

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 スマホとのデータ連係は、Bluetoothに加えて、本機もWi-Fiも搭載されます。

 また、Stravaとの連携はかなり高度に作られており、自動転送対応ほか、データの確認や、現地でのトレーニングの組み立ても楽です。

 スマホがなく、自宅のパソコンと直接同期したいと考えている方は、この機種が良いでしょう。

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 また、本機は画面が大きいこともあり、タッチパネルでのメッセージ送信機能は、グループライドにおいて便利そうです。

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 地図表示は、こちらも日本詳細道路地図(CityNavigator Plus)自転車道入りが内蔵されます。

 国土地理院の地図を基にガーミンが自転車用に編集したもので、全国144本の自転車道情報にも対応です。

 この部分は昭文社(Mapple)データのようです。

 地図は、2019-2020年度のデータが搭載のようです(確認中)。高速道路のように急激な変更はないので、これでも問題ありません。

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 変速システムは、シマノのシマノDi2電子シフトほか、SRAM RED eTapCampagnolo EPSにも対応です。

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 トレーニング分析も、本機は細かいです。

 ガーミンは、下位機種でも、事後にアプリベースで行うならば、相当細かくできます。

 しかし、オンスクリーンで直に確認できる部分では、これ以上の機種はないでしょう。

 パワーカーブ(左図)、パワーガイド表示(中央図)のほか、 同社のスマートウォッチ同様に、リアルタイムスタミナ(右図)の確認ができます。

 リアルタイムスタミナは、ゲームで言えばHPのような感じです。

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 分析についても、サイクリング能力の傾向表示と、トレーニングガイドがオンスクリーンで可能です。

 ただ、こうした部分は、面白みはありますが、必ずしもサイコンで確認できなくても良いので、やはり、本機の購入目的は、基本的には「ナビ部分の優秀性」だとは思います。

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 以上、EDGE 1040 solarの紹介でした。

 下位機種とは、位置づけがかなり異なる製品と言えます。

 本格的な競技者でないならば、重さの部分を含めて、「旅のロングライド」で利用するようなナビだと言えます。

 その部分で言えば、搭載地図や、GPSの精度は「群を抜く」ので、導入する価値はあるでしょう。それ以外での一般的な利用は、やはり重さが問題になるかと思います。

 もちろん、本格的な競技者ならば、即時的にトレーニングデータが検証できる部分で、また違った評価はあり得るでしょう。

1-3・ポラールのサイコンの比較

 202108031247.jpg

 続いて、北欧(フィンランド)のポラールのサイコンです。

 同社は、心拍数計などで有名なヘルスケア家電の大手メーカーで、サイクルコンピューターも健康器具の一つとして販売されてきました。

 ただ、最近やや「元気がない」状況で、サイコンの展開数が減っています。


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 【心拍数計なし】

 24・POLAR M460
  ¥23,562 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 【心拍数計付属】

 25・POLAR M460 OH1
  ¥31,791 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

画面:約1.9インチ(白黒)
重さ:50g
GPS:内蔵 (3衛星)
ナビ:
ケイデンス計:別売
心拍数計:腕時計式
照明:
ネットワーク:Bluetooth
変速システム:
電池寿命:16時間(内蔵バッテリ)

 M460は、フィンランドのポラールから販売されているサイコンです。

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 本体の重さは、50gです。

 軽量性を強く意識した作りではありません。

 ただ、液晶のサイズは、1.9インチの液晶であり、視認性は価格相応です。

 バッテリーは、実使用時間で、最大16時間の保ちです。

 本体は、USB充電式です。

 計測できるデータは、基本的に、GPSでのスピード・高度・移動距離などです。

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 スピード・ケイデンスセンサー 91053157
  ¥9,329 Amazon.co.jp (2/21執筆時)

 また、ガーミン同様に 悪天候に備える形でスピードセンサー・ケイデンスセンサーが、別に用意されます。

 ただ、ポラールは、ユーザーによるセンサーの電池交換ができない構造です。これは、防水性を硬度に担保するためです。

 内蔵電池は約1400時間と、保ちは短くはないのですが、カッターでこじ開けない限り、電池の交換は無理です。

 無線は、Bluetooth対応です。

 他社のセンサーとのリンクは可能です。

 ただ、ANT+ほど互換性が高くないので、自社製品内で完結させるのが普通です。

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 心拍数計は、上位機のみ同社の製品(OH1心拍センサー)が付属です。

 手軽な腕時計タイプのセンサーです。

 この方式は、胸ベルト式の場合と違って精度がかなり異なりますが、同社は、心拍数計に強みがある企業ですので、心配はないでしょう。

 バックライトは、非搭載です。

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 GPS情報(位置情報)は、GPS・GLONASS・みちびきの3衛星対応です。

 チームで活動する方には、人気アプリのSTRAVAと連携もできます。

 そのため、あらかじめ設定しておいたタイムトライアル区間をGPSで検知し、開始と終了を通知してくれます。

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 Polar Flow
 ¥0 Apple App Store
 Polar Flow
 ¥0 Google Play

 スマホとのデータ連係は、Bluetoothにて対応します。

 USBケーブルを使って、パソコン(Windows Mac)と直接データのやり取りもできます。

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 PCベースの管理は、同社の優れた部分です。

 同社のサイトで、トレーニング強度などを含めた細かい分析が可能です。

 ガーミンも分析力は高いです。同社の場合も、同じように、この部分に強みがあり、分析力では両社が「2強」と言えます。

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 以上、Polarのサイクルコンピューターの紹介でした。

 本格的にトレーニングに使う場合、同社のソフトの分析力は高く評価できます。

 ただ、サイコンの性能自体は、現状で価格に見合っておらず割高です。Atlasも同社のサイコンを持っていますが、今の状況だと、積極的にオススメしにくいです。

後編の予告!
サイクルコンピューターのおすすめは結論的にこれ!

 以上、今回は、各社のサイクルコンピューターを紹介してきました。

 しかし記事はもう少しだけ「続き」ます。

   201809111250.jpg

2・サイクルコンピュータの比較 (2)
 2-1:レザイン〈日本〉
 2-2:ブライトン〈台湾〉
 2-3:ACER〈台湾〉
 2-4:iGPSPORT〈中国〉  
 2-5:最終的な「おすすめ」の提案

 続く、2回目記事こちら】では、今回紹介できなかった、上記各社の製品を紹介します。

軽量性     ★★★★★
画面のみやすさ ★★★★★
測れるデータ数 ★★★★★
地図とナビ   ★★★★★
スマホアプリ  ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 その上で、ここまで紹介した全機種から、「結論」として、価格別・目的別にAtlasのおすすめ商品を提案していきます。

 引き続きもよろしくお願いいたします。

 2回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 15:15 | 自転車関係

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