【今回レビューする内容】2023年 高性能コーヒーメーカーの性能とおすすめ・選び方:人気の高級コーヒーメーカー エスプレッソメーカー カプチーノ:メーカー別の機能の違い 性能ランキング
【比較する製品型番】パナソニック 象印 タイガー ハリオ デロンギ ネスレ メリタ サーモス シロカ カリタ クイジナート SKT53-1B EVCM2-5TB ET-102 ECJ-700 ACE-S080KQ EC-RT40-BA NC-A57-K COX750J-BK SS-6BKJ SC-C121 SC-C122 ACQ-X020 SPM9639 EF1058RM F521SI EC235J-BK ECAM23120BN BALMUDA The Brew K06A-BK
今回のお題
香り高い!コーヒーメーカーのおすすめ機種とその選び方は?
どもAtlasです。
今日は、2023年1月現在、最新のコーヒーメーカーの比較です。
1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・ミル付きコーヒーメーカー
3・全自動コーヒーメーカー
4・ペーパーレスコーヒーメーカー
5・ネスレのエスプレッソメーカー
6・デロンギのエスプレッソメーカー
7・他社のエスプレッソメーカー
8・おすすめのコーヒーメーカー 【結論】
このブログでは、以上のコーヒーメーカー比較記事で多くのコーヒーメーカーを比較してきました。
今回は、これらの記事全体の「まとめ」(第8回目記事)です。
雑味の少なさ ★★★★★
油分の多さ ★★★★★
長時間保温 ★★★★★
お手入れ ★★★★★
味の調整力 ★★★★★
エスプレッソ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
今回は、「美味しいコーヒーメーカーの選び方の基本」を順番に解説します。
そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、予算や味の面から「具体的なオススメ機種」を提案します。
検索エンジンから来られた方も、この記事からご覧ければ、分かりやすいかと思います。
1・フィルタ式マシンの種類と味
コーヒーメーカーを選ぶ場合、最初に「決める」べきは、「どのような方式」のコーヒーメーカーを選ぶかです。
1・フィルター式
2・全自動式(ミル付)
3・インスタント式
4・加圧式(エスプレッソ式)
選択肢は5つありますので、以下では、その特長と欠点について順番に紹介していきます。
はじめに、「フィルター式コーヒーメーカー」の選び方です。
「コーヒーメーカーを探している!」という方の大半は、このタイプをお探しだと思います。
ただ、現行品だけで50種以上あります。
デンキヤの同じ場所にあっても、ペーパードリップ(紙)・金属フィルタ式など、タイプが色々あります。
選択肢が多すぎて、初心者でなくても店頭で「戸惑うレベル」です。
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1・コーヒー器具メーカー
=喫茶店のハンドドリップの忠実な再現!
2・家電や水筒メーカー
=技術力で、新しい味を提案!
3・イタリアのメーカー
=ストロングコーヒーの追求!
しかし、コーヒーメーカーを販売する各企業の成り立ちに注目すると、すこし整理ができます。
上表のように、3つのグループに分類してみました。
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以下では、それぞれの企業が「得意とする技術分野」から、各社が「目指す味の方向性」について、少し考えてみたいと思います。
皆さんの好みに合ったモデルを絞り込む際に「使える知識」となります。
【コーヒー器具メーカー】
1・メリタ(ドイツ)
2・ハリオ(日本)
3・カリタ(日本)
第1に、「コーヒー器具専門メーカー」のコーヒーメーカーです。
いずれも、昭和時代から家庭や個人向けの「ハンドドリッパー」を作っていたような老舗企業です。
こうした企業の製品は、コーヒーメーカーでも「ドリッパーの穴や溝」に独自の工夫があります。
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結論的にいえば、「コーヒー器具専門メーカー」は、本格的な「ハンドドリップの味の再現」を狙ったコーヒーメーカーを目指す傾向が強いです。
【家電・水筒メーカー】
4・パナソニック
5・象印
6・バルミューダ
7・サーモス
8・タイガー
第2に、日本の「家電・水筒メーカー」の作るコーヒーメーカーです。
これらの企業は、「コーヒー器具専門メーカー」ほど、ハンドドリッパーのノウハウを持っていません。
しかし、自社の技術を活かして、「抽出温度」の強化や、「マイコン制御」、または、水筒の断熱技術を活かした「保温技術」を伸ばすことで、十分対抗できています。
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結論的にいえば、「家電・水筒メーカー」は、自社の技術を動員しながら「新しい味や、使い方を提案する」傾向にあります。
【米国・イタリア系メーカー】
9・デロンギ(イタリア)
10・クイジナート(米国)
第3に、外国の「米国・イタリア系メーカー」が作るコーヒーメーカーです。
こうした企業は、ストロングコーヒーの伝統が根強い地域にあります。そのため、油分がコーヒーに残る、「金属メッシュフィルター」を基本にする場合が多いです。
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結論的にいえば、喫茶店の味のような「スッキリ系」の多い日本企業に比べて、「コクで勝負!」という傾向です。
スペシャリティコーヒーなど、高級豆の個性を知りたい場合に向くと言えます。
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以上、「ざっくり」と、コーヒー器具メーカーの傾向を3つにまとめました。
もちろん、これに該当しない製品もありますし、より細かい特徴もあります。順番に詳しく説明していきます。
1-1・コーヒー器具メーカーの製品
1・メリタ オルフィプラス SKT53-1B
¥9,909 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:メリタ1つ穴式(紙フィルタ)
ミル:なし
基本容量:5杯
保温性能:真空二重ボトル
2・HARIO V60 珈琲王2 EVCM2-5TB
¥12,001 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:V60透過式(紙フィルタ)
ミル:なし
基本容量:5杯
保温性能:なし
3・Kalita ET-102
¥3,055 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方式:カリタ3つ穴ドリッパー
ミル:
基本容量:5杯
保温性能:なし
第1に、「コーヒー器具専門メーカー」のコーヒーメーカーです。
上に、ドイツのメリタ、日本のハリオとカリタの代表的な製品を出しました。
3社とも世界を代表するコーヒー器具メーカーです。自社のハンドドリッパーに絶大な自信があります。
細かくみてみましょう。
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メリタは、20世紀初頭に、初めてハンドドリッパーを作ったドイツの会社です。
同社は「1つだけの穴」と「垂直の溝(リブ)」が、最高のコクとアロマを引き出すという哲学があります。
この場合、コーヒーがお湯に浸漬しやすい構造ですから、初心者でも、コツ要らずにバランスの良い味が出ます。
したがって、メリタの発売するコーヒーメーカーは、どれも似た系統の味がします。
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ハリオは、日本のコーヒー器具メーカーです。
歴史は20世紀後半からですが、バリスタ選手権を総なめにするという偉業を達成し、一躍世界で知られました。
同社のドリッパーは、独特の「スパイラルリブ構造」に加えて、「底なし」と言って良いほど大きな穴がドリッパー中央下部にあります。
そのため、水が透過しやすく、雑味が少ない特性を持ちます。
したがって、ハリオの発売するコーヒーメーカーも、ドリッパーと同じ系統の味がします。
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カリタも、日本のコーヒー器具メーカーです。
同社も50年以上の老舗で、業務用に強みがある会社です。
ドリッパーは、メリタのような垂直のリブですが、穴が3点ある「3つ穴ドリッパー」です。
ハンドドリップと異なり、湯の注ぎ具合で調整ができないので、コーヒーメーカーでは、酸味が強調される「アメリカン(マイルド)」な味になります。
「ウェーブドリッパー」を含めて、同社製品に共通する傾向です。
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以上、メリタ・ハリオ・カリタのコーヒーメーカーについて簡単に紹介しました。
3社とも、最もこだわる部分は、自社の「ドリッパー」です。
上位機では、抽出温度や保温などその他の部分もこだわりを見せます。しかし、「根幹は我が社のドリッパーの性能!」という点では、一貫した哲学があります。
「喫茶店の味の再現」を目指す場合は、これらのメーカーは良い選択肢でしょう。
1-2・家電・水筒メーカーの製品
4・Panasonic NC-A57-K
¥17,400 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:ペーパーフィルター
ミル:改良プロペラ式(縦型)
基本容量:5杯
保温性能:
5・象印・珈琲通 EC-RT40-BA
¥17,227 Amazon.co.jp (1/8執筆時
抽出方法:メッシュフィルタ(紙も可)
ミル:改良プロペラ式(縦型)
基本容量:5杯
保温性能:真空二重ボトル
6・BALMUDA The Brew K06A-BK
¥59,400 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:ペーパーフィルター(円錐)
ミル:なし
基本容量:3杯
保温性能:真空二重ボトル
7・サーモス 真空断熱ポット ECJ-700 BK
¥4,800 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:ペーパーフィルター
ミル:なし
基本容量:6杯
保温性能:真空二重ボトル
8・タイガー カフェブラック ACE-S080KQ
¥17,900 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:ペーパーフィルター
ミル:
基本容量:6杯
保温性能:真空二重ボトル
第2に、家電・水筒メーカー系のコーヒーメーカーです。
パナソニック(家電)、象印(水筒/家電)、バルミューダ(家電)、サーモス(水筒)、タイガー(水筒/家電)の4機種を並べてみました。
いずれのメーカーも、ドリッパーには、器具メーカーほどこだわりはありません。
あえて言えば、(特許が切れて久しい)メリタ式に近い構造をとる企業が多いです。
一方、彼らが「勝負」しているのは、総合力です。
例えば、水筒系の3社は、水筒で培った、冷めない「ステンレス二重構造ボトル」を採用しています。
「時間が経っても煮詰まらない」という利便性で勝負をしています。
家電系の3社は、家電で培ってきた、センサーやマイコン制御技術を活かします。
少し詳しく説明します。
コーヒーの味は、抽出温度で変わってきます。
しかし、コーヒーメーカーで高温を作り出すのは、相当な「技術」が必要です。
通説では、本格的なコーヒー豆は、高温抽出でないと、苦みほか良質な酸が抽出できないと言われます。
各社苦労しています。しかし、家電メーカーは諸分野で培ってきたヒーター技術や、センサー・マイコン技術を利用しつつ、この部分を「強化」してきました。
加えて、抽出時間(蒸らし時間)も味に関係します。
この部分も、マイコン制御技術で、色々な工夫が見られます。
例えば、バルミューダは、相当細かい制御で、抽出時間と抽出温度を考えつつ、「ストロングでクリアな」コーヒーを目指しています。
なお、(最近評判の)同社の製品は【ペーパーフィルタ用コーヒーメーカーの比較記事】で詳しく書いています。
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以上、、家電・水筒系メーカー各社の特長をみました。
ドリッパー部分については、老舗のコーヒー器具メーカーに敵わないと言わざるを得ません。実際、カタログでほぼ強調されません。
しかし、家電企業、水筒企業(金属加工企業)としての「総合力」で、老舗のコーヒー器具メーカーに追いつくことを目指してきた、と言えます。
1-3・海外のコーヒーメーカー
【2018年】
9・デロンギ ケーミックス COX750J-BK
¥10,555 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:メッシュフィルター
ミル:なし
基本容量:5杯
保温性能:
10・クイジナート SS-6BKJ
¥7,980 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:メッシュフィルター
ミル:なし
基本容量:5杯
保温性能:
第3に、アメリカやイタリア企業のコーヒーメーカーです。
エスプレッソマシンについては、後述しますが、これらの地域は、カフェインが強い「エスプレッソ」の愛飲者が多い地域です。
そのためか、コーヒーメーカーも金属のメッシュフィルタを採用する例が多いです。
ペーパーフィルタは、抽出温度やドリッパーの形にも影響されるものの、比較的雑味が少ないクリアな味です。
日本の「喫茶店の味」といえば、わかりやすいでしょう。
メッシュフィルターは、一方、目が粗いので、コーヒーの油分(オイル)が多く入り、コクのある濃い味になります。
豆の個性が強く出るので、豆を選ぶのが好きな人には良い方式です。ただ、コーヒーメーカーで抽出する場合、雑味もでやすいため、好みが分かれます。
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以上、デロンギ・クイジナートなど海外勢の紹介でした。
コクのある、重厚な味が好きな方は、メッシュフィルタ利用を前提として設計される、こうしたメーカーの製品が親和的と言えます。
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1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・全自動ミル付コーヒーメーカー
3・メッシュ式コーヒーメーカー
以上、ここまでは、フィルター式のコーヒーメーカーについて、各社の代表的な機種を1機だけあげて、説明しました。
ただし、これはあくまで「傾向」です。
最近は「企業文化」の境目が曖昧になっていて、「横断的なメリット性」を持つスペシャルで、素晴らしいコーヒーメーカーもあります。
「もう少し細かくみた方が良い」ので、以上のリンク記事では、もう少し細かい「選び方の基本」を書きました。
後ほどご覧ください。
2・全自動式メーカーの種類と味

4・Panasonic NC-A57-K
¥17,400 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:ペーパーフィルター
ミル:改良プロペラ式(縦型)
基本容量:5杯
保温性能:
5・象印・珈琲通 EC-RT40-BA
¥17,227 Amazon.co.jp (1/8執筆時
抽出方法:メッシュフィルタ(紙も可)
ミル:改良プロペラ式(縦型)
基本容量:5杯
保温性能:真空二重ボトル
続いて、「全自動コーヒーメーカー」についての解説です。
ようするに、「ミル」が付属し、豆から直でコーヒーができるコーヒーメーカーのことです。
先ほども出した、上記、パナソニックと象印の機種は、まさにそのタイプです。
ほかにも、多くのメーカーが出しています。
コーヒー抽出部分の選び方の基本は、ここまで見た(ミルのない)製品と同じです。
繰り返すと、ドリッパーの品質、抽出温度、蒸らしのマイコン制御技術などに注目すると、味の面で評価できる機種が選びやすいです。
ミルの部分については、追加の説明が必要です。
現在発売されている「全自動コーヒーメーカー」に搭載されるのは、以上の4タイプのミルのいずれかです。
昔は、プロペラ式の製品(左図)ばかりでした。
しかし、最近、一部のメーカーで、上位と言えるコーン式(左図)を採用するモデルもでました。
コーン式ミルは、コーヒー粉の味に関わる複数の部分で、プロペラ式より利点があります。
例えば、挽分(粒度調整)の多彩さ、挽きムラの少なさ、豆への熱の入りにくさ、微粉の少なさなどです。
ただ、本体価格が高いほか、ミルの構造が複雑で、掃除に手間がかかるなど、「家事の時短」を目指す「全自動化」の利点を削ぐ難点もあります。
そのため、象印やパナソニックは、コーン式ではなく、「改良プロペラ式」と呼びうる、プロペラ式の難点の一部を改良した方式を、最新機でも採用しています。
大手家電メーカーは、一般的に「ユーザー体験」を重視するためでしょう。
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【ペーパーフィルター式】
10・siroca コーン式 SC-C121
¥21,980 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
【メッシュフィルター式】
11・siroca コーン式 SC-C122
¥17,980 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:上記参照
ミル:コーン式
基本容量:5杯
保温性能:真空二重ボトル
そのため、(味の面で利点がある)コーン式ないし、同系統の臼式の「全自動コーヒーメーカー」は、新興メーカーのほうが「元気」です。
例えば、日本のシロカ・ツインバードなど、従来コーヒーメーカーを販売していなかった企業が、(すき間を付いて)プレゼンスを発揮しています。
伝統的な企業では、(コーヒー器具系の)メリタも出しています。
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結論的にいえば、コーン式よりも、パナソニックや象印の「改良プロペラ式」のほうが「全自動コーヒーメーカー」に向くと、Atlasは考えます。
Atlasも【電動コーヒーミルの比較記事】で書いたような、単品のミルは、「趣味性が強いコーヒー好き」が使うだろう部分で、コーン式を推しています。
しかし、「全自動コーヒーメーカー」は、「家事の時短」を目的とする方が多いでしょう。手間のかかるコーン式が必ずしも良いとは(今のところは)思えません。
ミル以外の部分の総合性能を見た場合も、昔から出している企業の製品の技術と安定感は、評価できます。
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3・全自動コーヒーメーカーの比較
4・電動コーヒーミルの比較
なお、この部分は、「マニアック」なので、それぞれの記事の冒頭に「選び方の基本」をもっと詳しく書きました。
3・インスタント式の種類と味

12・ネスカフェ バリスタ 50 SPM9639
¥6,480 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:インスタント式
ミル:なし
基本容量:4杯
保温性能:
つづいて、「インスタントコーヒーメーカー」です。
ネスレ(ネスカフェ)が独自に事業展開していて、「ネスカフェ・バリスタ」の名前で知られます。
ゴールドブレンド エコ&システムパック 95g×2
¥1,873 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
コーヒーの抽出方法は、専用のインスタントコーヒーのパックを使う方式です。
粉を上からタンクに詰めて、自動でコーヒーを作ります。
粉は、現在のところ、9種類から選択可能です。
コーヒーの味は、缶コーヒー以上のグレードを確保します。
普通のインスタントコーヒーは、コーヒー抽出液を乾燥させたものです。
しかし、こちらは、抽出液と生の焙煎豆を混ぜ合わした「レギュラーソリュブルコーヒー」です。
ある程度まで、焙煎コーヒーに準じるリッチな香りを感じることができます。
できるコーヒーの種類は、普通のコーヒーのほか、カフェラテやカプチーノです。
簡易的なスチーム噴射で「ミルクの泡立て」ができるためです。
本格的な圧はかからないものの、「エスプレッソタイプコーヒー」の抽出に対応する機種もあります。
コーヒー1杯のコストは、1杯当たり18円ほどです。
紙フィルター式と比較しても、安い水準です。
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以上、「インスタントコーヒーメーカー」を紹介しました。
これは、「コーヒーの味を追求して楽しむ」という観点からは少し外れる機種でしょう。
しかし、職場などで不特定多数に「美味しいコーヒーを提供する」という観点では「あり」と言える機種です。
なお、このタイプの製品については、上の記事で紹介しました。
興味のある方は、上記リンク記事をご覧ください。
4・エスプレッソマシンの種類と味
続いて、エスプレッソマシンについてです。
1・エスプレッソマシンの比較 (1)
:デロンギ〈イタリア〉
2・エスプレッソマシンの比較 (2)
:ネスレ〈スイス〉
3・エスプレッソマシンの比較 (3)
:イリー〈イタリア〉
:ガジア〈イタリア〉
:ソリス〈スイス〉
このブログの、以上の専門記事で書いたことの「ダイジェスト版」となります。
4-1・ネスレのエスプレッソマシン
はじめに、ネスレのエスプレッソマシンです。
【2021年】
13・ドルチェグスト ジェニオ エス EF1058RM
¥18,639 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:カプセル式
ミル:なし
基本容量:20杯(エスプレッソ)
保温性能:
気圧:15気圧
ネスレのドルチェグストシリーズは、世界的に知名度のある、エスプレッソマシンです。
抽出方式は、カプセル式を採用します。
コーヒー粉に圧力をかけて、濃縮して抽出する方式です。
カプセルは真空で密封されているので、鮮度が高いです。
エスプレッソの味は、圧をかけて濃縮するという構造上、コーヒー粉式とさほどの味の差はなく優秀です。
カプセルのコストは、1杯60円ほどです。
スタバとのコラボ品を含めて、15種類以上のカプセルがあります。
カフェラテやカプチーノは、対応です。
全て「コーヒーカプセル」と「ミルクカプセル」が2つ付属する形式です。
したがって、1杯にかかるコストは、2倍の120円となります。
味については、生ミルクを利用しない点でイマイチです。
使用後の片付けは、カプセル式は構造が単純ですので楽です。
【2021年】
【カプセル14個付】
14・ラティシマ・ワン プラス F121
¥34,100 楽天市場 (1/8執筆時)
抽出方法:カプセル式
ミル:なし
基本容量:30杯(エスプレッソ)
保温性能:
気圧:19気圧
ネスレのネスプレッソ・オリジナルは、世界で最も普及しているネスレのエスプレッソマシンです。
このラティシマワン プラスは、その代表格です。
抽出方式は、こちらもカプセル式です。
しかし、利用するカプセルがドルチェグストとは異なります。
【純正カプセル各種】
ネスプレッソ・50カプセル
¥4,590〜 楽天市場(ネスレ公式) (1/8執筆時)
カプセルのランニングコストは、ネスレの直販(国内正規品)でも、1杯100円ほどです。
互換カプセルだと60円ほどです。
エスプレッソの味は、ドルチェグスト系と比べて、より美味しいです。
19気圧がかけられるため、エスプレッソのクレマ(泡)の質が良いからです。
カフェラテやカプチーノは、ミルクタンクから直接泡立てて淹れられるので、専門店の味の再現が可能です。
使用後のお手入れは、タンクについては、都度水洗いすることになります。
ただ、食器洗い乾燥機に対応します。このあたりは「欧米仕様」であり、好感が持てます。
ーー
結論的にいえば、ネスレから選ぶ場合、スペースが確保できるならば、エスプレッソ・カプチーノ系を問わず、「ネスプレッソ系列の本体」を選んだ方が良いです。
ただし、構造が単純なドルチェグストは、同社の訴求通り一般向けですので「まずはそちらから」というのは、ありです。
なお、上表は、同社のカプセル式のコストなどを比較したものです。
こうした部分を含め、詳しくは、上記の記事で色々書きました。
4-2・デロンギのエスプレッソマシン
続いて、デロンギのエスプレッソマシンです。
【2021年】
15・ デロンギ スティローザ EC235J-BK
¥26,700 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:コーヒー粉式
ミル:なし
基本容量:30杯(エスプレッソ)
保温性能:
気圧:15気圧
EC235J-は、デロンギのエスプレッソマシンの入門機です。
抽出方式は、コーヒー粉式(マニュアル式)です。
写真のようなホルダーに、コーヒー粉をセットして抽出します。
操作は簡単です。
ランニングコストは、割安です。
同社は、「コーヒー豆屋さん」でもあるネスレと違って「家電メーカー」です。
そのため、消耗品(カプセル)で稼がなくても良いという側面があるからです。
お使いのコーヒー粉を使って構いませんが、デロンギは、Musetti社を推奨しています。豆の値段にもよりますが、1杯あたり25円ほどです。
カフェラテやカプチーノも、スチームノズルがあるので、ミルクから対応できます。
使用後の片付けは、カプセルを式に較べると、洗う部品の点数などにおいて手数が必要です。ただ、面倒と言うほどではありません。
【2020年】
16・マグニフィカ S ECAM22112B
¥54,227 Amazon.co.jp (8/25執筆時)
抽出方法:コーヒー豆
ミル:コーン式
基本容量:30杯(エスプレッソ)
保温性能:
気圧:15気圧
マグニフィカ S は、デロンギでは、最も人気があると言って良いエスプレッソマシンです。
抽出方式は、本機は、グラインダーを装備するため、コーヒー粉のほか、コーヒー豆に対応できます。
したがって、こちらは「全自動のエスプレッソマシン」です。
自動化できるコーヒーは、本機の場合、エスプレッソ(1種)とコーヒーとの中間の味となる、カフェジャポーネのみです。
ただ、上位機になると、上表のようにレパートリが増えていきます。
ランニングコストは、エスプレッソは、さほど良い豆を使っても意味があまりないです。
エスプレッソ用は、アラビカ種ではなく(格安で、カフェインが強い)以外のロブスタ種を使う場合も多いです。
コストは、1杯あたり25円以下でしょう。
カフェラテやカプチーノも、スチームノズルがあるので、生ミルクから対応できます。
二重スチームノズルなので、フロスの出来も良いです。
上位の機種は、さらにフロス調節つまみが搭載されます。
その場合、カプチーノ向けのフロスミルクとカフェラテ向きのスチームミルクをより簡単に作り分けられます。
使用後の片付けは、カス受けとトレイの掃除が必要です。
カプセル式に較べると手数は必要です。ただ、覚えれば、面倒と言うほどではありません。
なお、デロンギの製品は、他の機種を含めて、上の記事で詳しく書いています。
4-3・他社のエスプレッソマシン
以上、ネスレ・デロンギの代表的なエスプレッソマシンを紹介しました。
結論的に言えば、「本体価格と粉のトータルコスト」では、デロンギが有利です。
他方、「片付けの容易さ」と「コツ要らずに美味しくできる点」では、ネスレが有利でしょう。
一方、日本では、ネスレとデロンギで、家庭用エスプレッソ市場のほとんどを占めています。
あえて言えば、カプセル式ではイタリアのイリー、粉を利用するタイプでは、イタリアのガジア、及び、スイスのソリスに多少シェアがある程度です。
これらのメーカーの製品は、以上の記事で詳しく書いています。
機種間で結構な違いがあるため、上のリンク記事で、もう少し細かく見てから選ばれることをオススメします。
今回の結論
美味しい!コーヒーメーカーのおすすめはこの機種!
というわけで、今回は、各社のコーヒーメーカー・エスプレッソメーカーの選び方について解説しました。
最後に、ここまでの記事内容から、目的別・用途別のAtlasのおすすめ機種を提案したいと思います。
第1に、フィルタ式コーヒーメーカーで最もおすすめなのは、
【2021年】
1・メリタ オルフィプラス SKT53-1B
¥9,908 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:メリタ1つ穴式(紙)
ミル:なし
基本容量:5杯
保温性能:真空二重ボトル
雑味の少なさ ★★★★★
油分の多さ ★★★★☆
長時間保温 ★★★★★
お手入れ ★★★★★
味の調整力 ★★★★☆
エスプレッソ ☆☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
メリタの「オルフィプラス」をおすすめします。
タンク水量は、一度に5杯まで対応できる「家庭用」です。
コーヒーの味は、ペーパーフィルター方式です。
喫茶店風の「スッキリした味」のコーヒーが飲めます。
ペーパーフィルター式の機種は、かなり多いです。
しかし、本機は、ドイツにて100年の伝統がある「メリタ式1つ穴抽出」を採用する点で、機能面でも、伝統ほか、「面白み」を感じます。
喫茶店用のペーパードリップでも利用される独自の抽出方式ですが、(機械的に淹れる)コーヒーメーカーと相性が良いと言え、えぐみのないスッキリとした味が得やすいです。
コーヒーの保温も、「外見だけがステンレス」ではなく、しっかりと煮詰まらない断熱保温対応です。
その点で、長時間利用時の経済性がよく、味の劣化も抑えてくれます。
5杯まで対応できるので家庭用として向くでしょう。また、口が広いため、夏は氷をそのまま入れて、アイスコーヒーにもできます。
本体の掃除の点でも、水タンク部分も取り外して丸洗いできる仕様です。
清潔好きの多い日本人に向いた機種だとも思います。
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2・HARIO V60 珈琲王2 EVCM2-5TB
¥11,600 楽天市場 (1/8執筆時)
抽出方法:V60透過式(紙)
ミル:なし
基本容量:5杯
保温性能:
雑味の少なさ ★★★★★★
油分の多さ ★★★★☆
長時間保温 ★★★☆☆
お手入れ ★★★★★★
味の調整力 ★★★★★
エスプレッソ ☆☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★★
ただし、より味にこだわりたい場合は、ハリオの珈琲王 2がおすすめです。
ペーパードリップ式の日本の老舗メーカーがだした「高級」コーヒーメーカーです。Atlasも一台持っていて、友人などにもすすめている機種です。
タンク水量は、一度に5杯まで対応できる「家庭用」です。
コーヒーの味は、メリタに負けない独自性があります。
同社のスパイラルリブ構造と底抜けの下部が特徴の「ハリオV60ハンドドリッパー」と同じ構造を採用したコーヒーメーカーだからです。
「V60」は、「底抜け」なので、ハンドドリップでは、蒸らし時間にコツが必要で淹れ方に手を焼く機種です。
しかし、本機は、杯数ボタンがあり、蒸らし時間を制御してくれる点が優れます。
そういった意味で、「手で淹れた」喫茶店の味を再現してくれる高級機です。
5杯まで杯数に応じたスイッチを押すだけで、自動的に美味しいコーヒーを入れてくれます。
コーヒーの保温は、断熱保温機能がないので、作り置きには向きません。
忙しいご家庭というより、ゆっくりコーヒーを楽しみたい方向けとは言えます。
なお、このカテゴリの機種は、人気があり、かなりたくさんのラインナップがあります。
より詳しく知りたい方は、上記のリンク記事をご覧ください。3000円ほどの機種も含めて、多数紹介しています。
第2に、ミル一体型の「全自動タイプ」のコーヒーメーカーのおすすめ機種は
4・Panasonic NC-A57-K
¥17,400 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:ペーパーフィルター
ミル:改良プロペラ式(縦型)
基本容量:5杯
保温性能:
雑味の少なさ ★★★★★
油分の多さ ★★★★☆
長時間保温 ★★★☆☆
お手入れ ★★★★★
味の調整力 ★★★★★★
エスプレッソ ☆☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★★
パナソニックのNC-A56-Kがおすすめです。
この分野では、20年以上の伝統ある機種です。
前モデルを含めて、常に「デンキヤの売上ランキング上位」を独占してきた全自動機種です。
水とコーヒーと紙フィルタをセットして、ボタン一つでコーヒーができます。
タンク水量は、5杯分までのコーヒーに対応できる量です。
コーヒーの味は、全自動ながらペーパーフィルターを利用する方式です。
日本伝統の、「スッキリした味」のコーヒーです。
その上で、パナソニックは、「沸騰温度のお湯」「シャワー水流」「マイコン制御の蒸らし構造」を採用します。
ハンドドリップの場合、「湯温」と「水流の均一性」「蒸らし時間」は最も重要ですが、本機はこれらを高度に再現している点で優秀です。
また、豆の挽き方と抽出時間が選択できるため、味の変化もある程度付けれる点で面白いです。
浄水フィルターも付きます。
コーヒーの保温は、ただし、ヒーター保温です。
煮詰まりを防止する機能はありますが、断熱保温機能はない機種です。
そのため、「飲みきり」か、残りは冷蔵庫が良いでしょう。
ミルは、本機は改良プロペラ式です。
海外勢の製品だと、コーン式など、挽きムラが少ない形式もあります。
ただ、ミル部分の手入れがかなり面倒です。
この方式の場合、挽きムラがプロペラ式より改善するほか、経路に水が通る構造で、ミルの掃除がかなり楽で、家事の時短効果が高いです。
ミル以外の部分の掃除も簡単で、水タンクも着脱して洗えますし、問題ないです。
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【2021年】
5・象印・珈琲通 EC-RT40-BA
¥17,227 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:メッシュフィルタ(紙も可)
ミル:改良プロペラ式(縦型)
基本容量:5杯
保温性能:真空二重ボトル
雑味の少なさ ★★★★☆
油分の多さ ★★★★★★
長時間保温 ★★★★★
お手入れ ★★★★☆
味の調整力 ★★★★★★
エスプレッソ ☆☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★★
ただ、ステンレス製の保温機能付きの機種が良い方は、象印の珈琲通が良いでしょう。
象印 ステンレスマグ 360ml SM-SD36-NM
¥1,980〜 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
タンク水量は、4杯分までとやや小さめです。
ただ、同社のステンレスマグに直接出せるなど、利便性は高いです。
コーヒーの保温は、パナソニックと違って、真空断熱ポットです。
煮詰まらずに保温できるというパナソニックにはないメリット性があります。
コーヒーの味は、パナソニック同様に、2種類の挽き加減、2種類の濃度を選べます。
象印の場合、2回の加熱とステンレス製バスケットの断熱構造で、抽出間際での95度での高温抽出に対応するため、「豆本来のコクと香り」を引き出しやすいとも言えます。
一方、象印はメッシュフィルターを採用します。
パナソニックの「喫茶店のようなクリアな味」に対して、象印は、油分が多いストロングコーヒーが得意です。
象印はペーパーフィルターも使えます。
しかし、基本設計はメッシュフィルターを基準としていて、浅煎りの豆やデカフェなどは、規定量を入れると溢れやすい欠点があります。
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結論的にいえば、象印は、油分が残るメッシュフィルターを主に利用したい、「ストロングコーヒー派」に向きます。
クリアな味の「ペーパーフィルター派」の方は、パナソニックのほうが良いでしょう。
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なお、ミル付きのコーヒーメーカーは、(全自動でなくてOKなら)5000円以下からラインナップがあります。
より詳しく知りたい方は、リンク先の記事をご覧ください。
第4に、手軽な「カプセル方式」のエスプレッソメーカーとしておすすめできる機種は、
【2021年】
13・ドルチェグスト ジェニオ エス EF1058RM
¥18,639 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:カプセル式
ミル:なし
基本容量:20杯(エスプレッソ)
保温性能:
気圧:15気圧
雑味の少なさ ★★★★☆
油分の多さ ★★★★☆
長時間保温 ☆☆☆☆☆
お手入れ ★★★★★
味の調整力 ★★★★★
エスプレッソ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ネスレのドルチェグストが良いと思います。
先述のように、「初心者向き」とするならば、こちらです。
同シリーズは何機種かラインナップがあります。
しかし、本体がタッチパネル式でデザイン性が良い点で、また、作れるレパートリーの数の多さなどから、本機が良いかと思います。
タンク水量は、6杯分まで対応できる十分な量です。
もちろん、同時に作れるのは1杯までです。
コーヒーの味は、カプセルに左右されますが、基本的には「エスプレッソ」です。
ただし、15種類以上から選ぶことができ、価格も1杯50円余りと、缶コーヒーの半額以下です。15気圧の高圧抽出で、美味しいエスプレッソができるでしょう。
一方、普通の濃度のブラックコーヒーは得意とは言えません。
マイルドブレンド(ルンゴ)を利用すれば、それなりの味が楽しめるでしょうが、そこが本質ではないです。
むしろ、「クレマ(泡)」を楽しめるのは、この方式の美点です。
メンテナンスの点では、カプセルを利用しているので、準備や後片付けが楽です。
もうひとつの良い部分です。
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こちらについては、以上の記事で詳しく書きました。
第5に、お財布に優しい!エスプレッソメーカーとしておすすめできる機種は、
【2021年】
15・ デロンギ スティローザ EC235J-BK
¥26,700 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
抽出方法:コーヒー粉式
ミル:なし
基本容量:30杯(エスプレッソ)
保温性能:
気圧:15気圧
雑味の少なさ ★★★★☆
油分の多さ ★★★★☆
長時間保温 ☆☆☆☆☆
お手入れ ★★★★☆
味の調整力 ★★★★★
エスプレッソ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
デロンギのスティローザ EC235Jが良いでしょう。
デロンギは、高額な機種まで多くのラインナップがあります。
しかし、エスプレッソの部分の性能(15気圧)はどれも同じです。
本機は、フロスミルクの作成も対応するので、カプチーノも作れます。
コーヒーの味は、ネスレ同様に苦みに特徴があるエスプレッソが基本です。
ただ、コーヒー粉の種類や粒度で味の変化は付けやすいので、より本格的と言えます。
メンテナンスは、粉を使うため、カプセル式より行程がすこし多いです。
ただ、手間に感じるほどではないので、この点を心配する必要はないでしょう。水タンクも着脱式です。
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より詳しくは 以上の記事をご覧ください。
補足:コーヒーメーカー関連記事の紹介
今回の記事はこれまでです。
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味により「こだわり」たいならば、電動ミルの購入は、「かなり」おすすめです。
2000円台の製品から高級機まで、【電動コーヒーミルの比較記事】で紹介しました。
よろしければご覧ください。
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そのほか、オススメできるコーヒー豆は、コモディティ中心ですが、産地別に以上の記事でまとめています。
こちらもよろしくお願いします。
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