【今回レビューする内容】2025年 高性能コーヒーメーカーの性能とおすすめ・選び方:人気の高級コーヒーメーカー エスプレッソメーカー カプチーノ:メーカー別の機能の違い 性能ランキング
【比較する製品型番】パナソニック 象印 タイガー ハリオ デロンギ ネスレ メリタ サーモス シロカ カリタ ティファール アラジン SKT53-1B EVCM2-5TB ET-102 ECJ-700 ACE-V080KM C-RT40-BA NC-A58 COX750J-BK SC-C271 (TD) ACQ-X020 SPM9639 EF1058RM F521SI EC235J-BK ECAM22020B BALMUDA The Brew K06A-BK ACO-D01A Siphonysta ADS-A020 K CM4905JP ADF-A060 ほか
今回のお題
香り高い!コーヒーメーカーのおすすめ機種とその選び方は?
どもAtlasです。
今日は、2025年8月現在、最新のコーヒーメーカーの比較です。
美味しいコーヒーを淹れられる製品を選びたい場合、注目するべきポイントを説明していきます。

1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・ペーパーレスコーヒーメーカー
3・全自動コーヒーメーカー
4・ネスレのエスプレッソメーカー
5・デロンギのエスプレッソメーカー
6・他社のエスプレッソメーカー
7・おすすめのコーヒーメーカー 【結論】
このブログでは、これまでの全6回の記事で、さまざまなコーヒーメーカーを比較してきました。
今回の記事は、その総まとめとなる第7回目です。
主に、美味しいコーヒーメーカーの「選び方の基本」といえるものを順番に解説していきます。
雑味の少なさ ★★★★★
油分の多さ ★★★★★
長時間保温 ★★★★★
お手入れ ★★★★★
味の調整力 ★★★★★
エスプレッソ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後の結論部では、予算や味の面から、改めてオススメを提案していきます。
よろしくお願いします。
1・フィルタ式マシンの種類と味
1・フィルター式
2・全自動式(ミル付)
3・インスタント式
4・加圧式(エスプレッソ式)
コーヒーメーカーを選ぶ際に、まず最初に決めるべきなのは「どの方式を選ぶか」です。
主な選択肢は上の4種類に整理できます。方式ごとに特長と欠点がありますので、以下で順番に解説していきます。

フィルター式は、もっとも普及しているコーヒーメーカーのジャンルです。
「コーヒーメーカーが欲しい」という方の大半は、このタイプを探しているでしょう。
現行品だけでも50種類以上が販売されています。
店頭では、同じ場所にあっても、ペーパードリップ(紙)や金属フィルタ式など、多様なモデルが並んでいます。
そのため、選択肢の多さに戸惑うこともあるかもしれません。
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コーヒーメーカー各社の特徴は、その企業の成り立ちや得意分野に強く影響されています。
大きく分けると、次の3つのグループに整理できます。
1・コーヒー器具メーカー
:喫茶店のハンドドリップを忠実に再現する方向性
2・家電・魔法瓶メーカー
:技術力を活かし、新しい味や抽出方法を提案
3・欧米系家電メーカー
:ストロングコーヒーを重視する傾向
この視点で整理すると、各社が「どのような味を目指しているか」が見えてきます。
自分の好みに合ったモデルを絞り込む際に有効な知識となるでしょうし、以下で、詳しく説明していきます。

【コーヒー器具メーカー】
・メリタ(ドイツ)
・ハリオ(日本)
・カリタ(日本)
第1に、コーヒー器具専門メーカーの製品です。
これらは、昭和時代から喫茶店や家庭用のハンドドリッパーを手掛けてきた老舗ブランドです。
コーヒーメーカーにおいても、これまで培った「ドリッパーの穴や溝の形状」の工夫を活かした設計が見られます。
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結論的にいえば、器具メーカーは「本格的なハンドドリップの再現」を強く志向する傾向にあります。
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【家電・水筒メーカー】
・パナソニック
・象印
・バルミューダ
・サーモス
・タイガー
・アラジン
第2に、日本の家電・水筒メーカーの製品です。
これらの企業は、ハンドドリッパーの伝統的なノウハウは持っていません。
しかし、自社の技術を活かして、抽出温度の強化や、マイコン温度制御、または、魔法瓶技術を応用した断熱保温などで差別化を図っています。
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結論的にいえば、家電・魔法瓶メーカーは、コーヒーメーカーならではの「新しい味や使い方を提案する」方向性を示す傾向があります。
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【欧米メーカー】
・デロンギ(イタリア)
・ティファール(フランス)
第3に、欧米メーカーの製品です。
欧米はストロングコーヒーの文化が根強い地域です。
そのため、油分を残す金属メッシュフィルターを採用するケースが多く見られます。
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結論的にいえば、日本企業の「すっきり系」とは異なり、「コクを重視」する傾向があります。
スペシャリティコーヒーなど、豆の個性をしっかり味わいたい方に向いたアプローチです。ーーー
以上、各社の傾向を大きく3つに分けて整理しました。
もちろん例外は多く存在しますが、全体像を理解するための指針として有効でしょう。
1-1・コーヒー器具メーカーの製品
ここからは、先ほどの分類に基づき、各ジャンルごとに特徴的な製品を具体的に紹介していきます。
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1・メリタ オルフィプラス SKT53-1B
¥9,879 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:メリタ1つ穴式(紙フィルタ)
ミル:なし
基本容量:5杯
保温性能:真空二重ボトル
2・HARIO V60 珈琲王2 EVCM2-5TB
¥13,440 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:V60透過式(紙フィルタ)
ミル:なし
基本容量:5杯
保温性能:なし
3・Kalita ET-102
¥3,555 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方式:カリタ3つ穴ドリッパー
ミル:
基本容量:5杯
保温性能:なし
第1に、コーヒー器具専門メーカーの製品です。
いずれも、世界的に知られるコーヒー器具専門メーカーの代表機種です。
3社とも自社のハンドドリッパーに絶対の自信を持ち、その思想はコーヒーメーカーの設計にも強く反映されています。
細かく見ていきましょう。
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1・メリタ(ドイツ)
メリタは、20世紀初頭に世界で初めてハンドドリッパーを生み出した企業です。
「1つだけの穴」と「垂直のリブ」によって、コーヒーを浸漬させ、初心者でも安定したコクとアロマを抽出できる設計思想を持っています。
この方式は、複雑な調整が難しいコーヒーメーカーにも適しており、同社の製品はバランスの取れた味わいに仕上がる傾向があります。
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2・ハリオ(日本)
ハリオは、20世紀後半に登場した日本の器具メーカーで、バリスタ世界大会でも広く知られる存在になりました。
同社のV60ドリッパーは「スパイラルリブ構造」と「大きな透過穴」を備えており、これにより、湯抜けが速く、雑味の少ないクリアな抽出を実現します。
同社のコーヒーメーカーは、ほぼこの形を踏襲するので、同じようなすっきりした味わいが特徴です。
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2・カリタ(日本)
カリタも、日本のコーヒー器具メーカーです。
50年以上の歴史を持ち、特に業務用機器に強い日本メーカーです。
「3つ穴ドリッパー」を採用しており、お湯が比較的早く落ちる構造で、酸味がやや強調されたマイルドな風味になりやすい傾向があります。
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以上、3社のコーヒーメーカーについて簡単に紹介しました。
3社とも、最大のこだわりは自社開発のドリッパー構造にあります。
上位機種では抽出温度や保温性能に配慮する製品もありますが、「コーヒーメーカーの根幹はドリッパー性能」という点では一貫しているように思われます。
「喫茶店の味の家庭での再現」を最終的な目的にしたい方にとって、これらのメーカーは有力な選択肢といえるでしょう。。
1-2・家電・水筒メーカーの製品

【2025年4月発売予定】
4・Panasonic NC-A58-K
¥20,000 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:ペーパーフィルター
ミル:改良プロペラ式(縦型)
基本容量:4杯
保温性能:
5・象印・珈琲通 EC-RT40-BA
¥19,800 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:メッシュフィルタ(紙も可)
ミル:改良プロペラ式(縦型)
基本容量:5杯
保温性能:真空二重ボトル
6・サーモス 真空断熱ポット ECJ-700 BK
¥8,150 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:ペーパーフィルター
ミル:なし
基本容量:6杯
保温性能:真空二重ボトル
第2に、家電・水筒メーカー系のコーヒーメーカーの製品です。
パナソニック(家電)、象印(水筒兼家電)、サーモス(水筒)の代表機種を並べました。

パナソニックのNC-A58は2025年に約20年ぶりの完全新型モデルとして登場した最新機です。
詳しい仕様は【NC-A58-Kを含めた全自動コーヒーメーカーの比較記事】でいろいろ書きました。

ドリッパーは、これらのメーカーはいずれも大きなこだわりを見せるわけではありません。
むしろ、特許が切れて久しいメリタ式に近い構造をとることが多いのが実情です。

一方で、彼らが重視しているのは総合力です。
例えば、象印やサーモスといった水筒メーカーは、長年の魔法瓶技術を活かして真空二重構造のステンレスボトルを採用し、時間が経ってもコーヒーが煮詰まらない利便性で評価されています。

一方、パナソニック、象印などの家電メーカーは、センサーやマイコンの制御技術を武器にしています。
抽出温度や蒸らし時間といったコーヒーの味を左右する要素を緻密に管理し、本格的な豆の個性を引き出すために高温抽出を安定的に実現するヒーター技術を磨いてきました。
ここで少し詳しく見ていきましょう。

コーヒーの味は、抽出温度で変わってきます。
ただし、家庭用のコーヒーメーカーで安定して高温を作り出すのは容易ではなく、相応の技術が必要です。
通 説として、本格的なコーヒー豆は高温抽出でなければ十分な苦みや良質な酸を引き出せないとされており、この点は各社が長年苦心してきた課題です。
しかし、家電メーカーはヒーター技術の改良や、センサー・マイコン制御を組み合わせることで、この部分を強化し続けています。

さらに、抽出時間、特に「蒸らし時間」も味に影響します。
この点についても、近年のコーヒーメーカーにはマイコン制御による工夫が多く取り入れられており、メーカーごとに味づくりの差別化が見られます。ーーー
一方、一方、日本の家電系・水筒系メーカーのなかには、やや挑戦的で個性的なコーヒーメーカーを展開している企業があります。その代表例がタイガーです。

7・タイガー HYBRID BREW ADF-A060
¥22,980 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:ペーパーフィルター+浸漬
ミル:
基本容量:6杯
保温性能:ガラス
第1に、タイガー(家電+水筒企業)です。
日本の大手では(抜けて)、個性的なコーヒーメーカー出し続ける日本企業です。
「総合力」よりも、むしろコーヒー抽出の基本そのものに注目し、ユニークな方式を積極的に採用している点に特徴があります。

本機では、透過式のペーパードリップと、粉を湯にためてから抽出する浸漬法を繰り返すという独自の「ハイブリッド抽出」を採用しています。
この方式は特に浅煎り豆のように、一般的なコーヒーメーカーでは味を引き出しにくい豆の風味をより豊かに表現できる点が特徴です。 
8・タイガー Siphonysta ADS-A020 K
¥57,800 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
ほかにも、【ペーパーレスコーヒーメーカーの比較】で書いた、サイフォン式を現代風にアレンジしたコーヒーメーカーなど、ユニークな製品を多く出すのが、同社の特徴です。
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9・BALMUDA The Brew K06A-BK
¥55,980 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:ペーパーフィルター(円錐)
ミル:なし
基本容量:3杯
保温性能:真空二重ボトル
第2に、日本のバルミューダ(家電系企業)です。
同社のコーヒーメーカーは、総合力というよりも独自性を前面に出したユニークな製品といえま

バルミューダが特に重視しているのは抽出時の湯温です。
マイコン制御によって抽出温度と時間を緻密にコントロールし、ストロングでありながらクリアな味わいを目指しています。
温度を徐々に下げる設計を採用しているのは、高温で長時間抽出すると雑味が出てしまうためです。もっとも、この点には諸説があり、他社の中には「高温状態を終盤まで維持した方が良い」とする設計思想も見られます。
いずれにせよ、マイコンによる細やかな温度管理技術は独自性が強いといえます。そのうえで、一部の喫茶店で見られるような、お湯の「バイパス注入」を再現する仕組みを備えている点も特徴的です。
本機は、似た方式のアラジンの製品と共に【ペーパードリップ式コーヒーメーカーの比較】で詳しく書いています。
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以上、国内の家電・水筒系メーカー各社の特長をみました。
ドリッパー部分のこだわりについては、老舗のコーヒー器具メーカーには及ばないのが実情で、実際にカタログでもほとんど強調されていません。
しかし、家電や金属加工の分野で培った「総合力」や「開発力」によって、老舗器具メーカーに追いつくべく工夫を重ねているといえるでしょう。
1-3・海外のコーヒーメーカー

10・デロンギ ケーミックス COX750J-RD
¥12,828 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
11・ティファール メゾン CM4905JP
¥5,545 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方式:メッシュフィルタ(Talは紙も可)
ミル:なし
基本容量:5杯
保温性能:
第3に、イタリアやフランス企業のコーヒーメーカーです。
これらの地域では、カフェインが強く濃厚な「エスプレッソ」を日常的に愛飲する文化が根付いています。
そのためか、金属メッシュフィルターを採用するコーヒーメーカーが比較的多く見られます。


ペーパーフィルターは、抽出温度やドリッパーの形状にも影響されますが、一般的に雑味の少ないクリアな味に仕上がります。日本の「喫茶店の味」をイメージすると分かりやすいでしょう。。
メッシュフィルターは、一方、目が粗いため、コーヒーの油分(オイル)が多く抽出されます。
その結果、コクのある重厚な味わいとなり、豆本来の個性が強く出やすくなります。抽出 豆の個性が強く出るので、豆を選ぶのが好きな人には良い方式です。
ただし、抽出条件によっては雑味も出やすくなるため、好みが分かれる部分でもあります。
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以上、デロンギ・ティファールなど海外勢の紹介でした。
コクのある濃い味を好む方にとって、メッシュフィルターを前提に設計されるこれらの製品は相性が良いといえるでしょう。
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以上、ここまではフィルター式のコーヒーメーカーについて、各社の代表的な機種を取り上げ、その特徴を説明しました。
ただし、ここで述べたのはあくまで「傾向」に過ぎません。
近年では、企業文化の境界が曖昧になりつつあり、従来の枠にとらわれない横断的な技術を取り入れた、非常に完成度の高いコーヒーメーカーも登場しています。
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1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・メッシュ式コーヒーメーカー
そうした製品、あるいは、より安価な製品も含めた基本的な選び方については、上記リンク記事で詳しく解説しています。
ぜひ、あわせてご覧ください。2・全自動式メーカーの種類と味
4・Panasonic NC-A58-K
¥20,000 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:ペーパーフィルター
ミル:改良プロペラ式(縦型)
基本容量:4杯
保温性能:
5・象印・珈琲通 EC-RT40-BA
¥21,833 Amazon.co.jp (8/17執筆時
抽出方法:メッシュフィルタ(紙も可)
ミル:改良プロペラ式(縦型)
基本容量:5杯
保温性能:真空二重ボトル
続いて、「全自動コーヒーメーカー」についての解説です。

これはミルを搭載し、豆から直接コーヒーを抽出できる製品です。上に示したパナソニックや象印の機種がその代表例です。
現在では国内外の多くのメーカーも展開しています。
抽出部分は、ここまで解説したミル非搭載のモデルと同じです。
すなわち、ドリッパーの品質、抽出温度の高さ、蒸らし工程のマイコン制御といった点に注目すると、味の面で納得できる機種を見つけやすくなります。

ミルの方式は、追加の説明が必要です。
現在市販されている全自動コーヒーメーカーに搭載されるミルは、大きく4種類に分かれます。

従来はプロペラ刃の製品(左図)が一般的でした。しかし、最近では一部メーカーから、単品ミルでも上位とされる、コニカル刃をもちいたコーン式(右図)を採用するモデルも登場しています。
上表のように、コーン式は、粒度の均一性、挽きムラの少なさ、豆に熱がこもりにくい点などで有利です。
さらに、プロペラ式に比べて回転制御がしやすく、粒度を細かく調整でき、動作音も比較的静かという利点があります。
ただし、構造上の理由から掃除やメンテナンスが難しく、本体価格も高めになる傾向があります。結果として「時短」を求めるユーザーには必ずしも適さないという弱点があります。

こうした事情もあってか、象印やパナソニックはコーン式を採用せず、従来型のプロペラ刃を改良した「改良プロペラ式」と呼べる方式を採用しています。
これは、プロペラ式の弱点であった挽きムラをある程度抑制する設計で、コストやメンテナンス性といった利便性を維持しつつ、ユーザー体験を重視した選択といえるでしょう。
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12・シロカ カフェばこPRO SC-C271
¥32,450 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方式:ペーパーフィルター(メッシュ可)
ミル:コーン式
基本容量:4杯
サーバー:真空断熱
13・ツインバード工業 CM-D465B
¥39,800 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方式:メッシュフィルタ
ミル:コーン式
基本容量:6杯
サーバー:ガラス製
味の面で優位性を持つとされるコーン式、あるいは同系統の臼式ミルを搭載した全自動コーヒーメーカーは、むしろ新興メーカーの方が積極的です。
日本ではシロカやツインバードといった企業がこの分野で存在感を発揮しており、従来の大手が手を出しにくい部分をカバーしています。
また、伝統的な器具メーカーであるメリタも、この領域で製品を展開しています。
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結論的にいえば、Atlasは「全自動コーヒーメーカー」に限っていえば、コーン式よりもパナソニックや象印の改良プロペラ式の方が適していると考えます。
単品の電動ミルは、趣味性が強く、コーヒーの味を追求する愛好家が買い求めるだろう部分を含めて、コーン式を推す立場です。
しかし、全自動コーヒーメーカーは日常の家事の時短を目的に利用されることが多く、手入れの手間がかかるコーン式が必ずしもベストとは言えません。
総合性能で見た場合、改良プロペラ式が持つ安定感は十分評価に値します。
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1・全自動コーヒーメーカーの比較
2・電動コーヒーミルの比較
なお、この領域は比較的マニアックな部分です。
より詳しい「選び方の基本」については、上の2記事の冒頭に整理してありますので、あわせてご覧ください。3・インスタント式の種類と味
14・ネスカフェ バリスタ 50 SPM9639
¥9,200 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:インスタント式
ミル:なし
基本容量:4杯
保温性能:
つづいて、「インスタントコーヒーメーカー」です。
ネスレ(ネスカフェ)が独自展開していて、「ネスカフェバリスタ」の名前で知られます。

ゴールドブレンド エコ&システムパック 95g×2
¥2,325 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
コーヒーの抽出方法は、専用のインスタントコーヒーパックを利用する仕組みです。
粉を上部のタンクに充填し、自動でコーヒーを抽出します。
粉の種類は現状9種類がラインナップされており、ゴールドブレンドをはじめとする専用品が用意されています。

コーヒーの味は、通常のインスタントコーヒーよりも上位と評価できます
ブラックでもスチーム噴射によってクレマ(泡)を形成でき、香りが立ち、口当たりが滑らかになるためです。
対応するメニューはコーヒーだけでなく、カフェラテやカプチーノも可能です。
これは簡易的ながらスチーム噴射によるミルクの泡立て機能を備えているためです。また「エスプレッソタイプコーヒー」にも対応します。
実際には高圧抽出を行うわけではなく、クレマの生成によって「エスプレッソ風」に仕上げる方式です。
コーヒー1杯のコストは、1杯当たり20〜25円ほどです。
インスタントコーヒーや、安めのコーヒー粉(200円/100g)と同じほどです。
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以上、インスタントコーヒーメーカーを紹介しました。
これは、コーヒーの味を追求して楽しむという観点からは外れる製品といえます。
しかし、オフィスなどで「手軽に美味しいコーヒーを提供する」という目的においては有効な選択肢となるでしょう。
なお、このタイプの製品については、上の記事でも紹介しています。
興味のある方はそちらをご参照ください。
4・エスプレッソマシンの種類と味

続いて、エスプレッソマシンの選び方です。
1・エスプレッソマシンの比較 (1)
:デロンギ〈イタリア〉
2・エスプレッソマシンの比較 (2)
:ネスレ〈スイス〉
3・エスプレッソマシンの比較 (3)
:イリー〈イタリア〉
:ガジア〈イタリア〉
:JURA〈スイス〉
:ソリス〈スイス〉
この章では、以上の別記事で詳しく紹介した内容の「ダイジェスト版」としてまとめます。
4-1・カプセル式のエスプレッソマシン

はじめにカプセル式のエスプレッソマシンです。
この方式はスイスのネスレが多く展開しており、「ドルチェグスト」シリーズは世界的にも知名度の高い製品群です。 
15・ドルチェグスト ジェニオ エス タッチ EF1058RM
¥16,280 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:カプセル式
気圧:15気圧
ドルチェグストシリーズは、ネスレのカプセル式エスプレッソマシンです。

抽出方式は、カプセル式です。
カプセルに充填されたコーヒー粉に高圧をかけて濃縮する仕組みです。
粉は真空密封されているため鮮度を保ちやすく、圧をかけて抽出する構造上、通常のエスプレッソ粉を使うマシンと比べても遜色のない味に仕上がります。

コストは、1杯75円ほどです。
カプセルの種類は、20種類以上あり、スターバックスとのコラボ製品も展開されています。
ただし、エスプレッソ用は、1つだけで味の選択はできません。
その代わり、カフェラテ、カプチーノ、アメリカーノなど、アレンジメニュー用のカプセルが豊富に用意されています。

さらに、大容量サイズに対応するカプセルもあり、飲み方の幅は広いです。
ラテ系は、カプセル内に粉ミルクを封入する仕組みです。
生乳を使うわけではありませんが、その分準備や片付けの手間が少なく、来客時に素早く提供できる点がメリットです。
一部のラテメニューではコーヒーカプセルとミルクカプセルの2つを使うため、コストは2杯分かかりますが、利便性を考えれば妥当といえるでしょう。
また、構造がシンプルなため使用後の後片付けが容易なのも、カプセル式の強みです。

16・ネスプレッソ オリジナル エッセンサ ミニ
¥18,000 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
17・ラティシマ・ワン プラス F121 WH
¥37,400 楽天市場 (8/17執筆時)
抽出方法:カプセル式
気圧:19気圧
ネスプレッソは、ネスレが展開する上級ラインです。
このうち、ラティシマ・ワンは、ミルクタンク搭載の上位機です。
いずれも、先に紹介した「ドルチェグスト」とは完全に別ブランドで、使用するカプセルも異なります。

ランニングコストは、1杯90円です。少し高めです。
しかし、エスプレッソ専用カプセルが豊富に揃っており、味や濃さを好みに応じて選択できます。

コーヒーは、抽出量は少なめす。
基本的にエスプレッソ専用機としての位置づけです。
そのぶん味わいは本格的で、カプセル品質の高さに加えて19気圧という高圧抽出によって、きめ細やかなクレマ(泡)が安定して生成されます。

カフェラテやカプチーノは、カプセル単体では対応できません。
別売りのミルクフォーマー(約1万円程度)を用意するか、あるいはラティシマ・ワンのようなミルクタンク付き上位モデルを選ぶことで対応可能です。
ただし、ドルチェグストのように粉ミルク入りカプセルを使う方式に比べると、準備や片付けに手間がかかります。
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結論的にいえば、ネスプレッソは「カジュアルに手軽さを楽しむドルチェグスト」とは異なり、エスプレッソの味に徹底的にこだわる層をターゲットにしています。
簡便性よりも「本格志向」で選びたい方には、ネスプレッソが適した選択肢となるでしょう。ーーー

18・ネスプレッソ ヴァーチュオ ネクスト GCV1-RE-W
¥23,100 楽天市場 (8/17執筆時)
抽出方法:遠心力抽出
気圧:19気圧
近年、ネスプレッソの系列で新たに「ヴァーチュオ」シリーズが展開され始めました。
従来のネスプレッソとはカプセルの形状が異なり、互換性はありません。 
カプセルは、量的な選択肢の幅は多いです。
エスプレッソだけでなくマグサイズやカラフェサイズの抽出が可能です。

カプセルの種類は、抽出量で分かれる形です。
カラフェ用は1種ですが、エスプレッソ用・マグ用は比較的多く揃っています。
エスプレッソの味については、従来のポンプ圧方式とは異なるアプローチを取ります。
ヴァーチュオは約4000回転/分の高速回転による遠心力で抽出を行う仕組みで、結果としてクレマ(泡)は厚めに形成されます。
ただし、従来の19気圧ポンプ圧抽出に比べると泡のきめ細かさはやや劣り、どちらが優れているかは好みの分かれるところです。
ラテ系は、ミルクカプセルはないので、こちらも生ミルクを使います。
したがって、ドルチェグストに比べて準備や後片付けはやや手間ですが、その分自然なミルク感を楽しむことができます。
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1・ネスレのコーヒーマシンの比較
2・イリーなどのエスプレッソマシンの比較
なお、ネスレ機の詳しめの「選び方の基本」は、以上の記事で別にまとめています。
また、同じくカプセル式を展開する、イリー(illy)を含む他社製品をまとめた記事もあります。
よろしければ、ご覧ください。
4-2・粉式のエスプレッソマシン

続いて、コーヒー粉を使うタイプです。
代表的なイタリアのデロンギのエスプレッソマシンを例にします。
マニュアル式と、全自動式を1台ずつ取りあげて、違いをみていきます。

19・ デロンギ スティローザ EC235J-BK
¥20,691 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:コーヒー粉式
ミル:なし
基本容量:30杯(エスプレッソ)
保温性能:
気圧:15気圧
EC235J-は、デロンギのエスプレッソマシンの入門機です。

抽出方式は、コーヒー粉式(マニュアル式)です。
専用ホルダー(写真)にコーヒー粉を詰めてセットし、ポンプ圧をかけて抽出する方式を採用しています。
操作自体はシンプルで、特別な知識や技術がなくても扱いやすい構造です。
ランニングコストは、使用する粉によって変動します。
同社が薦めるMusettiの粉の場合、1杯あたり25円ほどです。
ネスレのように自社でコーヒー豆やカプセルを販売するのではなく、あくまで家電メーカーとしての立場にあるため、消耗品で利益を上げる必要がない点も低コストにつながっています。

カフェラテやカプチーノも、スチームノズルが搭載されているため、カフェラテやカプチーノといったミルクメニューにも対応可能です。
生乳を使ってフォームミルクを作れるので、仕上がりは本格的です。
使用後の片付けは、洗浄が必要な部品点数が多めです。
面倒とまでは言えませんが、準備や後片付けにかかる手間は、シンプルなカプセル式エスプレッソマシンと比べると劣ります。

20・マグニフィカ スタート ECAM22020B
¥80,880 楽天市場 (1/22執筆時)
抽出方法:コーヒー豆
ミル:コーン式
基本容量:30杯(エスプレッソ)
保温性能:
気圧:15気圧
マグニフィカ スタート は、デロンギの全自動型のエスプレッソマシンでは入門機にあたる機種です。

抽出方式は、コーン式グラインダーを搭載しており、コーヒー豆から直接抽出が可能です。
したがって、こちらは「全自動のエスプレッソマシン」です。

自動化できるメニュは、本機の場合、エスプレッソ(1種)とコーヒーとの中間の味となる、カフェジャポーネのみです。
同社の上位機になると、上表のようにレパートリが増えていきます。
ランニングコストは、1杯あたり25円以下です。
全自動機であっても高価なアラビカ豆を使えます。ただ、コクとカフェインの強さを持つロブスタ種を混ぜたブレンドの方がエスプレッソには適しており、一般的に、価格面でも有利になります。

カフェラテやカプチーノも、スチームノズルがあるので、生ミルクから対応できます。
二重構造のスチームノズルにより、カプチーノ向けのフォームミルク(フロスミルク)の仕上がりも良好です。
さらに上位機種ではフロス調整つまみが追加され、カプチーノ向けの泡立ちのフォームミルクと、カフェラテ向けのスチームミルクを切り替えられるようになります。
使用後の片付けは、抽出後のカス受けやトレイの掃除が必要です。
カプセル式に較べると手数は必要ですが、慣れてしまえば大きな負担とは言えないレベルです。
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以上、ネスレ・デロンギの代表的なエスプレッソマシンを紹介しました。
結論として整理すると、本体価格と1杯あたりのトータルコストではデロンギが有利です。
コーヒー豆から抽出する方式のため、豆の選択肢が広く、1杯あたり25円前後という低コストでエスプレッソを楽しむことができます。
一方で、片付けの容易さや手軽に安定した味を出せる点ではネスレが優位です。
カプセルをセットするだけでクレマのあるエスプレッソができるため、コーヒーを淹れる手間をかけたくない方に適しています。
1・デロンギのエスプレッソマシンの比較
2・他社のエスプレッソマシンの比較
なお、デロンギや他社の同タイプの機種は以上の記事で詳しく書いています。
よろしければ、後ほどご覧ください。
今回の結論
美味しい!コーヒーメーカーのおすすめはこの機種!
というわけで、今回は、各社のコーヒーメーカーの選び方を解説しました。
最後に、ここまでの記事内容から、目的別・用途別のAtlasのおすすめ機種を提案したいと思います。
第1に、フィルタ式コーヒーメーカーで最もおすすめなのは、

【2021年】
1・メリタ オルフィプラス SKT53-1B
¥9,879 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:メリタ1つ穴式(紙)
ミル:なし
基本容量:5杯
保温性能:真空二重ボトル
雑味の少なさ ★★★★★
油分の多さ ★★★★☆
長時間保温 ★★★★★
お手入れ ★★★★★
味の調整力 ★★★★☆
エスプレッソ ☆☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
メリタの「オルフィプラス」をおすすめします。
タンク水量は、一度に5杯まで対応できる「家庭用」です。
コーヒーの味は、ペーパーフィルター方式です。
喫茶店風の「スッキリした味」のコーヒーが飲めます。

ペーパーフィルター式の機種は、かなり多いです。
しかし、本機は、ドイツにて100年の伝統がある「メリタ式1つ穴抽出」を採用する点で、機能面でも、伝統ほか、「面白み」を感じます。
喫茶店用のペーパードリップでも利用される独自の抽出方式ですが、(機械的に淹れる)コーヒーメーカーと相性が良いと言え、えぐみのないスッキリとした味が得やすいです。

コーヒーの保温も、「外見だけがステンレス」ではなく、しっかりと煮詰まらない断熱保温対応です。
その点で、長時間利用時の経済性がよく、味の劣化も抑えてくれます。
5杯まで対応できるので家庭用として向くでしょう。また、口が広いため、夏は氷をそのまま入れて、アイスコーヒーにもできます。
本体の掃除の点でも、水タンク部分も取り外して丸洗いできる仕様です。
清潔好きの多い日本人に向いた機種だとも思います。
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2・HARIO V60 珈琲王2 EVCM2-5TB
¥13,010 楽天市場 (8/17執筆時)
抽出方法:V60透過式(紙)
ミル:なし
基本容量:5杯
保温性能:
ただし、より味にこだわりたい場合は、ハリオの珈琲王 2がおすすめです。
ペーパードリップ式の日本の老舗メーカーがだした「高級」コーヒーメーカーです。Atlasも一台持っていて、友人などにもすすめている機種です。
タンク水量は、一度に5杯まで対応できる「家庭用」です。

コーヒーの味は、メリタに負けない独自性があります。
同社のスパイラルリブ構造と底抜けの下部が特徴の「ハリオV60ハンドドリッパー」と同じ構造を採用したコーヒーメーカーだからです。
「V60」は、「底抜け」なので、ハンドドリップでは、蒸らし時間にコツが必要で淹れ方に手を焼く機種です。
しかし、本機は、杯数ボタンがあり、蒸らし時間を制御してくれる点が優れます。
そういった意味で、「手で淹れた」喫茶店の味を再現してくれる高級機です。
5杯まで杯数に応じたスイッチを押すだけで、自動的に美味しいコーヒーを入れてくれます。
コーヒーの保温は、断熱保温機能がないので、作り置きには向きません。
忙しいご家庭というより、ゆっくりコーヒーを楽しみたい方向けとは言えます。
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なお、このカテゴリの機種は、人気があり、かなりたくさんのラインナップがあります。
詳しく知りたい方は、上記のリンク記事をご覧ください。5000円前後の機種も含めて、多数紹介しています。
第2に、ミル一体型の「全自動タイプ」のコーヒーメーカーのおすすめ機種は

4・Panasonic NC-A58
¥20,000 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:ペーパーフィルター
ミル:改良プロペラ式(縦型)
基本容量:4杯
保温性能:
雑味の少なさ ★★★★★
油分の多さ ★★★★☆
長時間保温 ★★★☆☆
お手入れ ★★★★★
味の調整力 ★★★★★★
エスプレッソ ☆☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★★
パナソニックのNC-A58がおすすめです。
2003年から続くロングセラー機ですが2025年に「フルモデルチェンジ」した製品です。
水とコーヒーと紙フィルタをセットして、ボタン一つでコーヒーができます。
タンク水量は、4杯分までのコーヒーに対応できる量です。

コーヒーの味は、全自動ながらペーパーフィルターを利用する方式です。
日本伝統の、「スッキリした味」のコーヒーです。
その上で、パナソニックは、「沸騰温度のお湯」「シャワー水流」「マイコン制御の蒸らし構造」を採用します。
ハンドドリップの場合、「湯温」と「水流の均一性」「蒸らし時間」は最も重要ですが、本機はこれらを高度に再現している点で優秀です。
また、豆の挽き方と抽出時間が選択できるため、味の変化も6通り付けれる点で面白いです。

コーヒーの保温は、ただし、ヒーター保温です。
煮詰まりを防止する機能はありますが、断熱保温機能はない機種です。
そのため、「飲みきり」か、残りは冷蔵庫が良いでしょう。

ミルは、本機は改良プロペラ式です。
海外勢の製品だと、コーン式など、挽きムラが少ない形式もあります。
ただ、ミル部分の手入れがかなり面倒です。

この方式の場合、挽きムラがプロペラ式より改善するほか、経路に水が通る構造で、ミルの掃除がかなり楽で、家事の時短効果が高いです。
ミル以外の部分の掃除も簡単で、水タンクも着脱して洗えますし、問題ないです。
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5・象印・珈琲通 EC-RT40-BA
¥19,800 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:メッシュフィルタ(紙も可)
ミル:改良プロペラ式(縦型)
基本容量:5杯
保温性能:真空二重ボトル
ただ、ステンレス製の保温機能付きの機種が良い方は、象印の珈琲通が良いでしょう。

象印 ステンレスマグ SM-ZB36
¥3,163 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
タンク水量は、4杯分までとやや小さめです。
ただ、同社のステンレスマグに直接出せるなど、利便性は高いです。
コーヒーの保温は、パナソニックと違って、真空断熱ポットです。
煮詰まらずに保温できるというパナソニックにはないメリット性があります。
コーヒーの味は、パナソニック同様に、2種類の挽き加減、2種類の濃度を選べます。
象印の場合、2回の加熱とステンレス製バスケットの断熱構造で、抽出間際での95度での高温抽出に対応するため、「豆本来のコクと香り」を引き出しやすいとも言えます。

一方、象印はメッシュフィルターを採用します。
パナソニックの「喫茶店のようなクリアな味」に対して、象印は、油分が多いストロングコーヒーが得意です。
象印はペーパーフィルターも使えます。
しかし、基本設計はメッシュフィルターを基準としていて、浅煎りの豆やデカフェなどは、規定量を入れると溢れやすい欠点があります。
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結論的にいえば、象印は、油分が残るメッシュフィルターを主に利用したい、「ストロングコーヒー派」に向きます。
クリアな味の「ペーパーフィルター派」の方は、パナソニックのほうが良いでしょう。
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なお、本機については、以上の記事で紹介しました。
第4に、手軽な「カプセル方式」のエスプレッソメーカーとしておすすめできる機種は、

15・ドルチェグスト ジェニオ エス タッチ EF1058RM
¥16,280 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:カプセル式
ミル:なし
基本容量:20杯(エスプレッソ)
保温性能:
気圧:15気圧
雑味の少なさ ★★★★☆
油分の多さ ★★★★☆
長時間保温 ☆☆☆☆☆
お手入れ ★★★★★
味の調整力 ★★★★★
エスプレッソ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
ネスレのドルチェグストが良いと思います。
先述のように、「初心者向き」とするならば、こちらです。

同シリーズは何機種かラインナップがあります。
しかし、本体がタッチパネル式でデザイン性が良い点で、また、作れるレパートリーの数の多さなどから、本機が良いかと思います。
タンク水量は、6杯分まで対応できる十分な量です。
もちろん、同時に作れるのは1杯までです。
コーヒーの味は、カプセルに左右されます。
先述のように、エスプレッソは1種ですが、カフェオレ・カプチーノ系を含めて、カプセルのレパートリーは多彩です。
価格も、1杯75円にほぼ統一されています。
缶コーヒーの半額ほどの値段ですが、15気圧の高圧抽出で、美味しいエスプレッソができるでしょう。

普通のコーヒーは、抽出法的に、エスプレッソ的なものです。
ただ「クレマ(泡)」を楽しめるのは、この方式の美点です。
メンテナンスの点では、カプセルを利用しているので、準備や後片付けが楽です。
もうひとつの良い部分です。
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こちらについては、以上の記事で詳しく書きました。
第5に、お財布に優しい!エスプレッソメーカーとしておすすめできる機種は、

15・ デロンギ スティローザ EC235J-BK
¥20,601 Amazon.co.jp (8/17執筆時)
抽出方法:コーヒー粉式
ミル:なし
基本容量:30杯(エスプレッソ)
保温性能:
気圧:15気圧
雑味の少なさ ★★★★☆
油分の多さ ★★★★☆
長時間保温 ☆☆☆☆☆
お手入れ ★★★★☆
味の調整力 ★★★★★
エスプレッソ ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
デロンギのスティローザ EC235Jが良いでしょう。

デロンギは、高額な機種まで多くのラインナップがあります。
しかし、エスプレッソの部分の性能(15気圧)はどれも同じです。
本機は、フロスミルクの作成も対応するので、カプチーノも作れます。
コーヒーの味は、ネスレ同様に苦みに特徴があるエスプレッソが基本です。
ただ、コーヒー粉の種類や粒度で味の変化は付けやすいので、より本格的と言えます。

メンテナンスは、粉を使うため、カプセル式より行程がすこし多いです。
ただ、手間に感じるほどではないので、この点を心配する必要はないでしょう。
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より詳しくは 以上の記事をご覧ください。
補足:コーヒーメーカー関連記事の紹介
今回の記事はこれまでです。
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味により「こだわり」たいならば、電動ミルの購入は、「かなり」おすすめです。
2000円台の製品から高級機まで、【電動コーヒーミルの比較記事】で紹介しました。
よろしければご覧ください。
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そのほか、オススメできるコーヒー豆は、コモディティ中心ですが、産地別に以上の記事でまとめています。
こちらもよろしくお願いします。
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